Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:小学生のチェロ選び
投稿者:BEAT     投稿日時:2011/02/26 13:44  ---110.55.146

小学校の部活でチェロを始めて一年が経ち、チェロにすっかりハマってしまいマイ楽器を検討中です。

SUZUKI NO72
カルロジョルダーノ SC-200
YAMAHA VC5S

上記のチェロで検討中です。
低価格チェロで良きアドバイスを頂けたらと思っております。

 

投稿者:マコ     投稿日時:2011/02/27 07:59  ---143.245.129

どなたも解答がありませんね。
小生も表記の楽器は弾いたことがないので、
お答えが難しいところです。
月並みなことですが、
部活の先生か地元のチェロの先生にお尋ねになってみられたらいかがでしょうか。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/02/28 02:12  ---102.165.237

私もチェロ弾きではないので、一般論を少し..

お子様の身長は何センチですか。チェロもヴァイオリン等と同様に身体の大きさに合わせて分数楽器と呼ばれる小型の楽器を使い、身長が高くなると買い替えるということはご存知ですか。
身長と楽器のサイズとのおおよその関係は、例えば、このページの一番上の”チェロ”というタグを押し、次のページの左側のスズキバイオリンを選べば、一番下に表がありわかります。

身体がまだ小さく、分数楽器を使うのであれば、中古の安いものを弓等含めて譲り受けるあるいは購入するのがよいと思います。あるいは、次にもっと大きな楽器に乗り換える時に、下取りしてくれたり、委託販売してくれたりする楽器店があれば、そういうところで扱っている商品を購入するのがよいと思います。また、楽器はメンテナンスが必要ですので、気軽に行ける範囲で、購入楽器は無料調整してくれるような楽器店があれば、そのお店のおすすめにするのがよいでしょう。

Q:Paolo de Barbieriの楽器は?
投稿者:アマチュア音楽家     投稿日時:2011/02/23 12:15  ---139.48.71

先日、ひょんな機会からPaolo de Barbieri という人の作った
ヴァイオリンを弾く機会があったのですが、とても良い印象でした。
インターネットで調べてもあまり出てこない名前なので、どなたかご存知の方がいらしたら、どんな方なのか、また相場(年代等でも変わるでしょうから幅があって結構ですので)教えていただけたらと思います

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2011/02/23 13:55  ---13.51.97

「Paolo de Barbieri violin maker」で検索すると「Paolo de Barbieri - Wikipedia, the free encyclopedia」という項目がヒットします。

 一般的に、人名を検索する場合、同姓同名が多いので、よほど有名な人は別にして、何か他のキーワードをかけ合わせないと見つかりません。ヴァイオリン製作者の場合には、violin maker、luthier、あるいはliuteriaなどの職業名をかけ合わせると良いと思います。

投稿者:アマチュア音楽家     投稿日時:2011/02/23 17:11  ---139.48.71

ヴァイオリンとフルートのRio様

ありがとうございます。さっそく調べてみます。

投稿者:ゴマゾウ     投稿日時:2011/02/23 21:42  ---156.112.8

今から遡ること30年前、1980年代初頭にBruno Barbieriというイタリアの製作家のヴァイオリンが同じく当時はまだコンテンポラリー・メーカーであったG.B.Morassi, Mario Gadda, Aldo Capelli, Stefano Coniaといった今をときめく製作家の楽器と一緒に展示・即売・試奏出来る機会があり、その風貌・音色が良くて特に印象に残っている。

赤っぽく柔らかいニスがのった美しい楽器でその豊潤な音に惹かれ正直、欲しかったね。当時価格で確か120万位だったかなぁ?まあ、結果的には買えなかったけれど。(何せG.Ornatiの相場が150〜200万の時代!)

で、Paolo de Barbieri・・・GENOAの製作家だね。 
Bruno BarbieriはMANTOVA(マントヴァ派?)の製作家で1922年生まれ。その下にENZO(1935〜)がいる。どうもバルビエリは製作家の家系だね。Paoloは彼らの息子かな?そしてここが重要なのだけれど評価はPaoloが一番高い。質問者さんはいい楽器に巡り会ったわけだ。Brunoよりもいいとなれば音は弾かなくても大体想像できるよ。きっと、お値段もいいのでは?所有できるといいねぇ(笑)

投稿者:アマチュア音楽家     投稿日時:2011/02/24 08:21  ---139.48.71

ゴマゾウ様

色々なことをよくご存じですね!

とても参考になりました。
どうもありがとうございました。

投稿者:羊羹     投稿日時:2011/02/26 01:39  ---180.106.151

欧州では一般的に、de (da, von, van)がつく家系とつかない家系を簡単にくっつけない方が良いと思いますよ。
deがつく方は出自が貴族であることが多いですね。

投稿者:SP2     投稿日時:2011/02/26 09:13  ---108.71.62

Paolo de Barbieriは1889年5月5日Genova生、1962年5月7日没。
ヴァイオリン製作を名匠Cesare Candiに師事。一部の書物にはCandiの甥と書かれていますが、彼の奥さんが師匠Candiの妻の従姉妹であるためと思われます。ストラドとガルネリパターンの楽器を製作、黄色から赤オレンジの素晴らしく美しいニス。アッパーブロックと裏板の下の方、エンドピン下にP DE BARBIERI-GENOVAの焼き印。

以前、知人がこの製作家のヴァイオリンを購入した事がありますが、素晴らしい物でした。値段は国内では500万円程では無いかと思われます。何かご参考になれば幸いです。

投稿者:アマチュア音楽家     投稿日時:2011/02/26 21:55  ---139.48.71

羊羹様
de がつく方は貴族出身の方が多いのですね。教えていただきありがとうございます。ただ最初の文は理解できませんでした。ごめんなさい。

SP2様
大変詳しい情報をありがとうございました。とても参考になりました。

投稿者:羊羹     投稿日時:2011/02/27 01:45  ---180.106.151

de Barbieri家とBarbieri家はたぶん違うから、親戚関係を求めるのはちょっと難しいかな、という程度の話です。混乱させて申し訳ない。

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2011/02/27 06:43  ---13.51.97

 「Paolo de Barbieri 弦楽器サラサーテ」で検索すると楽器の写真が見つかります。モダンのなかなかの楽器のようです。

 同じ弦楽器サラサーテさんのホームページ中、「新着楽器ご案内」の項目を開くと「ヴァイオリン販売価格表」中にBruno Barbieriがあり、お値打ち品として紹介されています。昨年売れたようですが、価格は315万円でした。まだ存命中の作家のようです。ご参考まで。

投稿者:アマチュア音楽家     投稿日時:2011/02/27 13:42  ---139.48.71

羊羹様
御丁寧にありがとうございます。分かりました!

ヴァイオリンとフルートのRio様
二度も教えていただきありがとうございます。

それにしても皆さま博識ですね!!
質問した甲斐がありました。

Q:カーボン製のバイオリンケース
投稿者:あいうえお     投稿日時:2011/02/04 18:26  ---47.154.58

カーボン製のバイオリンケースの購入を考えています。

気になるのが、細かいキズがどの程度つくかという点です。

カーボン製といっても、ピンキリですが、差し支えなければ、ご使用のカーボンケースの価格帯と共に、キズの状況と使用感(カーボンにしてよかっと思える点など)を教えてくださればと思います。

投稿者:Yama     投稿日時:2011/02/11 21:43  ---42.113.129

Bamハイテックを使っています。
価格は12万くらいだったような。アメリカから購入すれば円高の折、日本国内より安く買えると思います。
傷は金具の所が擦れてカーボンに少し傷がついているのと、どこでこすったのか少しケースのフタの部分にちょっとだけ傷がついています。
良かった所は、密封性が高い。木のケースくらい楽器を保護してくれる(たぶん)割には重さが木のケースほどは重くはない事。
デザインも嫌いではありません。

楽譜入れが少し小さいのが少々気になります。

細かい使用感で悪いと思った事はありませんが、弓を収納する所がフロッグと弓先の向きが反対だった方が良かったかもしれないと少し感じました。

投稿者:あいうえお     投稿日時:2011/02/12 00:22  ---47.154.58

Yama様

レスをありがとうございました。

愛用しておられるご様子が伝わってきました。

気になっていた傷が、大したことなさそうで安心
しました。

カーボンのケースはスタイリッシュでいいですよね。
Bamと最近出たGEWAで検討していましたが、前向きに
進めてみたいと思います。

投稿者:Yama     投稿日時:2011/02/12 15:37  ---171.141.252

傷ですね。
傷はやはり背負うベルトの金具の所についてます。そこの所は例えばテープでも貼れば傷はつかないかもしれません。
後は1,2箇所小さな傷があります。
一度ついた傷は消せそうにはありませんから、気をつける以外にはありません。
知り合いがbamハイテックオブロングの黒いのを所有して、5・6年になるそうですが、私(シルバーのオブロング)よりも細かい傷がついてます。
また、背負う所の金具がポキッと折れ、そこだけ取り替えたと言ってました。
私は今のところ、以外に重く感じる以外は不便は感じず、良いケースだとは思ってます。
ただ、gewaのケースもネットでしかみてませんがbamより値段が安そうですが、性能はbamより良さそうに感じました。
実物をみてないので確信は持てませんが。

投稿者:スティールラヴァー     投稿日時:2011/02/12 21:23  ---164.31.98

揚げ足取るようで申し訳ないんですが、BAMハイテックの素材はカーボンファイバーじゃないですよ。

投稿者:Yama     投稿日時:2011/02/12 22:42  ---205.197.79

失礼しました。
実はgewaのケースの事を調べていましたら、bamはカーボンファイバーではないとの記事がありました。
今までは漠然とカーボンだと思っていたのですが、今のところ素材の違いなどの知識はなくよくわかりません。

投稿者:あいうえお     投稿日時:2011/02/13 21:32  ---47.154.58

Yama様、スティールラヴァー様

補足をありがとうございます。
小傷はつきもののようで割り切るしかないですね。

Bamはカーボンではないのですね。
GEWAも3つあるクラスのうち、一番したのクラスはカーボン
ではないようですね。Bamは、カーボンではないにしろ、
これだけの価格ですから、カーボンのような新素材が
使われているのでしょうね。カーボンとカーボンでない
素材のどちらがどう優れているという知識もないので
こだわりはないですが、どういうものなのか、一応は知って
おきたいですよね。メーカーに問い合わせてみようと
思います。

投稿者:ガット初心者     投稿日時:2011/02/14 21:21  ---104.156.88

チェロですがGEWAのカーボンファイバーケースを持っています。
少し当てた位では大きく傷がつくことはない感じです。
ただ摩擦部分は、最表面の塗装膜が小さな擦り傷がつき光沢がなくなってくるように思えます(チェロケースを背中に担ぐ部分の一部がすれて、なんとなく光沢が無くなってきています)。
チェロなので参考にならないかもしれませんが・・・

投稿者:あいうえお     投稿日時:2011/02/15 18:58  ---47.154.58

ガット初心者様

ありがとうございました。

おっしゃるような小傷を心配していました。
チェロだと大きいので、あちこちぶつけやすいという
こともあるでしょうね。バイオリンも、一般的な荷物
より大きいのでぶつけやすいのは変わらないかもしれない
ですね・・・。

雑に物を扱うタチなので、大事に使うように心がけないと
いけないですね。

投稿者:たか     投稿日時:2011/02/16 15:25  ---254.78.91

Bamハイテックのチェロケースを使っています。

Bamの素材はエアレックスというもので、発泡素材を中層にした3層構造です。 メーカーによれば耐衝撃性、温度変化に強く、且つ軽量という事になっています。  実際カーボンより厚みがあり(5mmくらい)、確かに温度変化には強そうです(発泡層のおかげ?)。
キズが目立つかどうかは色にも関係すると思います。 私のはツイード柄で、遠めにはシルバーグレーですが、よく見ると布のような細かなラインが入っています。 この柄のせいか、多少のキズはほとんど目立たず、2年以上使用していますが古びてはいません。 たぶんブラックまどの濃い色だと、キズが白く目立ってしまうのではないでしょうか。 

投稿者:あいうえお     投稿日時:2011/02/21 00:46  ---47.154.58

たか様

レスをありがとうございました。

Bamの素材についてご説明ありがとうございました。
エアレックスなんですね。初耳でした。
お値段のことだけあって、工夫がこらされた素材なの
ですね。

傷が目立つかは色が重要という点、確かにおっしゃる
とおりだと思います。明るい色も傷が目立ちそうな
イメージがあります。傷の色にもよるのでしょうね。
傷は使ってみないと出てこないので、色のあたりはずれが
分からないところが悩ましいですね。

GEWAのケースに3クラスあって、それぞれの違いを
知りたいところですが、リリースされて間もないので
情報があまりないでしょうね。GEWAに問い合わせてみます。

投稿者:QB     投稿日時:2011/02/21 10:09  ---05.227.127

Ideaには1.8, 2, 2.3 があり、カーボンの含有率が違います。
1.8は100%で一番軽い(1.8Kg)ものとなっています。

投稿者:あいうえお     投稿日時:2011/02/23 23:11  ---47.154.58

QB様

ありがとうございました!
苦手な英語を駆使してGEWAに問い合わせせずにすみ、
助かりました。

Q:製作者について
投稿者:バイオリン弾き     投稿日時:2011/02/23 20:39  ---51.84.7


 こんばんは。最近 Pierre Claudot というラベルの貼られたバイオリンを譲りうけました。ただネットで調べてもこの作者の情報があまり有りません。
 
 どなたか詳しい方、どんな製作者か教えて下さればと思います。

Q:カーボン弓について(Coda Bow ”PRODIGY ”)
投稿者:ブラックボックス     投稿日時:2011/02/11 18:53  ---206.85.213

お世話になります。
カーボン弓についてネット検索したのですが、Coda Bow ”PRODIGY ”の使い心地(評価、感想等)がヒットしません。
比較的新しい弓だからでしょうけど。
どなたかご使用になられていらっしゃる方がおられましたら、感想をお聞かせください。

また、お安い木製の弓なら、カーボン弓の方がお勧めというご意見をよく目にするのですが、

木製の弓=10万円 < カーボン弓=3〜4万円

という比較結果と解釈してよろしいでしょうか?
(勿論個体差はあるでしょうが)

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2011/02/21 19:42  ---158.5.88

  木製の弓=10万円 < カーボン弓=3〜4万円 ・・・・ ? ? ?

そうでない意見も(web上)たくさん見つかりますよ。
音色の好みと用途と財力に依ると思います。

投稿者:会社員     投稿日時:2011/02/22 16:08  ---15.200.186

ご参考までに、K沢でチェロ弓を試してみましたが、以前のAspire(持ってます、現在ほとんど使ってませんが)とほぼおなじ使い心地⇒重めのウエットカーボン弓でした。
購入に関しては言及しませんが、木製の10万円台でも、根気よくよく探せば、この商品より発音の良い、操作のしやすい弓は確実にあると考えます。

投稿者:ブラックボックス     投稿日時:2011/02/22 22:55  ---206.85.213

以前に購入を検討した時は、弓先が重くて、バランスが悪く感じたので、試奏しただけでした。
今回のは、価格も下がっていますので、あまり期待していなかったのですが、さらに進化していました。
なかなかのすぐれものでした。
確かに、木製の弓=10万円 で、カーボン弓よりすぐれているものもあると思います。
ただ、それが試奏10本目で出会えるのか、100本目でも出会えないのかが問題です。
超レイトスターターとしては、探す時間があったら、レッスン、練習に使いたいです。
というわけで、とりあえずゲットとあいなりました。
これからも、バイオリン楽しみたいと思います。
(決して、頑張りません。)
ご回答くださいました皆様、ありがとうございました。

Q:アンティーク加工について
投稿者:ナオ     投稿日時:2011/02/20 04:28  ---6.102.19

アンティーク加工のバイオリンのことで質問させてください。
先日マンションの一室でバイオリンを販売されているような業者の方からバイオリンを買いました。
フランスの製作者で1930年代製作とのラベルが貼ってあり、f字孔から裏板を覗くと板やバスパーも日焼けしていて、やや薄茶色になっており埃や古い松脂なども少し堆積していたので、ラベルの真贋はともかく古いものなのだろうなと信じたことと、低弦の響きが深すぎずA・E線とのバランスが良いことが気に入り購入を決意しました。価格は20万円ほどでした。

その後ナットやペグなどの整備をお願いしに地元の弦楽器店に持っていったところ、一目見ただけで「古いラベルを貼った新しいバイオリンだ」と言われてしまいました。
ペグボックス内側の側面に弦の端が擦れてできるキズが無いというのがその理由で、東欧や中国で古っぽく作った楽器に偽ラベルを貼ったものがよく作られるとのことでした。

音が好きで購入した楽器ではありますが、古い楽器というところにもロマンを感じていた部分もあったので、ラベルは偽ラベルで構わないとしても、古くもない新しい楽器だったという事は正直ショックです。

買った業者の所には、ペグなど動きが固かったり駒の角度もおかしいような、ろくに整備されてない楽器ばかり置いてあったことからebayなんかで仕入れて転売しているだけの業者じゃないかと思います。そんな怪しいところで購入したのだから自業自得といわれればそれまでなのですが…

家に帰ってからもバイオリンを眺めていたのですが、何度見てもf字孔から見える裏板は上に書いたような古びた感じなので楽器屋さんがよく使うと云われる「他店批判の一手法」というだけで、本当は古いバイオリンなんじゃないかと信じたい気持ちです。
ペグボックス側面のキズにしても、私が以前から使用しているバイオリンにもキズはないので「古くともキズがついていないバイオリンだってあるんじゃないか」と思いたいです。

ここから質問なのですが、アンティーク加工でニスなどを剥がすだけではなく、裏板の内側に日焼け処理や埃や松脂をつけてまでして古く見せる新作バイオリンというのは実際にあることなのでしょうか。

もしあるなら、そういったバイオリンと本当に古いバイオリンを見分ける方法など今後のためにも教えていただけないでしょうか。

投稿者:会社員     投稿日時:2011/02/20 09:29  ---112.213.30

私はチェロですが、一言。
20万そこそこで仏製、1930年代真正のモダンバイオリンが購入できる点ですでに怪しい気がしますが。いかがでしょうか。
神田氏著、ヴァイオリンの見方・選び方をまず読んでください。
ラベルや塗装だけで判断するのが、いかに危険がが記載されています。マズヴァイオリンの基本の方の種類、F孔、スクロール形、パフリング、正しい経年変化の見方など学習されてはいかがでしょうか。読むのは(基礎編)だけで十分だと思います。3000円投資の価値はあると思います。
ちなみに、私は、古色仕上げの中国製の楽器をもっていますが、それと知って買えばHappyな気持ちで演奏をたのしめますよ。私はebayで買ったヨーヨーマ所持の楽器とそっくりに作ったモンタ型チェロを買って楽しんでいます。そこには、ヨーヨーマ気分でチェロを弾けるロマンもありますよ。

投稿者:dkar     投稿日時:2011/02/20 10:31  ---146.174.6

音が気に入られたのでしたら、それでよいのではないでしょうか?

私がいつも利用している工房のバイオリン職人の方から聞いた話ですが、現在世界で出回っているバイオリンのおよそ70%は中国製だそうです。さらに、20〜30万円の低価格帯のバイオリンではおよそ90%が中国製らしいです。

私の経験上ですが、フレンチ・モダンが20万円で購入できることはごく稀ですので,オールド仕上げの新作の可能性が高いと思います。最近、特に日本ではオールド仕上げが人気ですから、楽器内部まで経年変化を経たように巧みに細工する可能性は大いにあると考えます。

ですが、上述しましたように「音」が最も大切な要素なのですから、あまり考えなくてもよいと思います。私もたくさんの楽器を試奏してきましたが、100万円までの価格帯のバイオリンで音色が気に入ったものはありませんでした。その点、ナオさんは気に入った音色の楽器が手頃な価格で購入できて幸運だと思います。

新作であったとしても、しっかりとした造りのバイオリンであれば、10年程弾き込めばよりよい音色になっていきます。ぜひ大切に使っていっていただきたいと思います。

投稿者:猫丸     投稿日時:2011/02/20 11:03  ---201.175.161

購入された楽器は、どのような説明だったのですか?

ラベルどおりの真性のフレンチで、古いものですという説明だったのでしょうか。
壊れた古い楽器を修復して、再調整後、販売している職人さんも沢山います。
販売価格が妥当なら、良心的な楽器店ということが出来ます。
調整されていないものが、大量に置いてあったというのなら、その可能性が大きいように思います。
ラベルは、有名作家のコピーが貼られたものという可能性があり、ラベルそのものは、楽器本体と関係がないと考えるのが普通です。
(1)ふるい楽器の部品寄せ集め(コンポジット)
(2)新しい楽器を古く見せたもの

解体後、割れヒビなどを修復再調整して20万程度で販売されてて、しかも、音が気に入られたのなら問題ないと思います。

その購入楽器店、職人さんにアフターサービスを受けられるのがよろしいでしょう。

投稿者:猫丸     投稿日時:2011/02/20 11:22  ---201.175.161

>もしあるなら、そういったバイオリンと本当に古いバイオリンを見分ける方法など今後のためにも教えていただけないでしょうか

追加します。

良くできた、オールドフィニッシュなど、外観から判断するのは非常に難しいと思います、ベテランの職人さん、楽器店の店主でも無理と言うことです。

表板をオープンして内部を見る必要があると言うことで、逆に外観で分からないと言うのは、レベルが高いということです。

また、(真性のオールドフィニッシュ)、変な表現ですが。
普通に作るより、(フルバーニッシュ)手間が2倍かかるとのことです。

投稿者:セイジ     投稿日時:2011/02/20 14:25  ---151.3.247

>アンティーク加工でニスなどを剥がすだけではなく、裏板の内側に日焼け処理や埃や松脂をつけてまでして古く見せる新作バイオリンというのは実際にあることなのでしょうか。

  ↑

あります。

白木に着色したり、外紫線を照射して木肌を茶褐色に変色させ、経年変化のように見せる場合があります。骨董の世界では古色付は珍しくありません。


本当に古いバイオリンを見分ける方法は、音を聞き分けるのが一番です。本物の古い楽器を弾いて、新作との音の出方や音質の違いを覚えると、違いが分かってきます。特に古い楽器の低音の鳴り方は、新作では容易に真似が出来ない部分です。


上記のことはプロの楽器商なら経験でわかります。内視鏡のような機材を使って内部を調べることはありますが、コストがかかることなので、簡単に表板を開けたりはしません。


楽器を購入された店の評価に関しては、実際に見に行ったならともかくも、あて推量で他人がとやかく言及できることではないでしょうね。

投稿者:ナオ     投稿日時:2011/02/20 14:42  ---6.102.19

会社員様、ありがとうございます。私も20万円でフレンチが買えるとは思っておらずラベルは偽物だと初めから思っていました。私は今まで古色仕上げのバイオリンを持っていたことがあり、それはニスだけであり、内部は普通に日焼けしていない綺麗な状態だったので、アンティーク加工というのは内部まではできないものなのだと思っていました。また100年前のE.Martin工房の量産品を所持していたことがあり、その裏板内部と今回の件のバイオリンの裏板内の雰囲気が近似していたこともあり古いものなのだと信じてしまったのです。オススメいただいた神田氏著「ヴァイオリンの見方・選び方」ぜひ読んでみようと思います。ありがとうございます。私も初めから古色仕上げと知っている楽器を持っていた時は確かにハッピーでした。知らずに買うのとは全然違いますよね。今は不勉強を反省してます…。

dkar様、ありがとうございます。温かいお言葉が身にしみます。音は気に入っているので弾くと楽しいのと、造りはしっかりしているようなので愛用して成長させたいと思います。

猫丸様ありがとうございます。業者の方は「ラベルは信用できないが古いものではある」と説明されていました。業者の方は職人でもなく楽器も弾けないようで海外の取引先から修理されたバイオリンを仕入れていると話していましたのでアフターサービスはできません。「そんなところで購入するな」と突っ込まれてしまいそうですが…
クラックが入ったものをニカワで修理したバイオリンもいくつかありましたので、私の楽器も古いものではあるんじゃないかと今でも信じたい気持ちです。
真性のオールドフィニッシュは手間がかかるということでしたら、ある意味がんばって作られた楽器と思って、弾いてあげるのも精神衛生上は良いかもしれませんね。
しかし整備をお願いした弦楽器店の方には「一目で最近作られたものだと分かる」と言われました…。私が見る分にはそこまで酷くないと思うんですけども。以前持っていた中国製の古色仕上げより全然本物っぽいんです。

ひとまず神田氏著「ヴァイオリンの見方・選び方」に記載されている「正しい経年変化の見方」を勉強して自分の楽器と見比べてみないとこの気持ちは解決しないのかもしれませんね。

投稿者:QB     投稿日時:2011/02/20 14:48  ---15.157.42

人の楽器に
>一目見ただけで「古いラベルを貼った新しいバイオリンだ」
なんて言うのもどうかと思いますが、その根拠が
>ペグボックス内側の側面に弦の端が擦れてできるキズが無い
だけというのも微妙な感じはします。
まぁ、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれませんが、ナオさんが愛着持って接しているのであれば、それでいいと思います。

アンティークっぽく仕上げる手法についてはセイジさんのおっしゃるように、それこそいくらでも有ります。
売り込みの連絡をしてくる中国の工房なんか、それこそ上手です。
(オールドコピーを製作できるという意味で上手なのではなく、古く見せるのが上手という意味です)
彼らにしてみれば、ちょっと手間をかけただけで、何割増しかで売れる可能性があるわけですから。。

投稿者:ナオ     投稿日時:2011/02/20 21:39  ---6.102.19

セイジ様、コメント投稿のタイミングが行き違ったようでお礼もなしでスイマセンでした。ご回答ありがとうございます。
紫外線を当てたり着色して古く見せるものがあるのですね。

新作との音の違いはたくさん弾かないと分からない部分なのでしょうが楽器店でお願いできるチャンスがあれば弾いてみたいものです。

QB様、ありがとうございます。
そうですね楽器店で言われた時はショックで「本当だとしても、そんな事いちいち言わなくても…」と少し思いました。
少しへこむところでもありますが、内部まで処理するアンティーク加工があると知ることができ、諦めが付いたというか少しスッキリしました。
確かに音はとても気に入っていますし、今まで使用していたメーカー品と音の個性もかなり違うので永く愛用しようと思います。

皆様ありがとうございました。

投稿者:ナオ     投稿日時:2011/02/20 22:48  ---6.102.19

追記ですが、以前こちらで弓の買い替えについてご相談させていただきました。
当時は16分音符が連続して移弦も含む曲が上手く弾けず、弓の操作性が悪いと考え弓の買い替えについて悩んでいたのです。
色々アドバイスいただいた結果、楽器店で低価格のカーボン弓を弾かせていただいたところ、すごく弾きやすく結局それを購入しました。
その後練習をつづけ問題の曲も上達し弾けるようになったあと木の弓で弾いてみたら、何故か木の弓でも弾けるようになっていました。
色々アドバイスいただいた結果、今の少ない経験値で高価な弓を選ぶのは難しいと思って買ったカーボン弓でしたがとても満足できました。その節はアドバイスいただいた皆様ありがとうございました。

Q:
投稿者:なまこ     投稿日時:2011/02/18 21:00  ---214.156.137

こんにちは。
C線をスピロコアタングステンにしようと思うのですが、
太さが、細い・標準・太い とあります
それぞれ音の響きや発音、音量などは変わってくるのでしょうか?

投稿者:なまこ     投稿日時:2011/02/18 21:01  ---214.156.137

すみません
チェロ弦です。

Q:
投稿者:mani     投稿日時:2011/02/17 15:49  ---17.48.29

春にバイオリンの発表会があり練習中です。
フラジオレット(ハーモニクス)が弾けず苦戦しています。
弾くコツがあれば教えてください。
音が、うまく響かずかすれたりでなかったり・・・
第7ポジです。

投稿者:大熊猫     投稿日時:2011/02/17 19:38  ---111.131.239

ボウイングは、弦の駒寄りを圧力軽く速めの弓で弾きます。
左指は伸ばして、指の腹を弦に軽く触れるようにします。

投稿者:mani     投稿日時:2011/02/18 21:00  ---17.48.29

大熊猫様
 早速ありがとうございました。
その通り弾いたら、いい音色が出ました。
今まで指が曲がっていたし、指の腹を使っていませんでした。
目から鱗です。

Q:ワーシャル チェロ弦
投稿者:たか     投稿日時:2011/01/28 16:37  ---254.78.91

失礼致します。
私はアマチュアチェロ弾き(主にオケ弾き)で、現在は全弦ラーセンを使用していますが、テンションの低い弦へ変えようかと考えています。  最近発売になったワーシャル・ブリリアントはテンションが低めときいたのですが、どなたか使用された方がおられたら感想をおきかせください。 また他の弦でテンションが低めのものお勧めがあったらおきかせ下さい。

投稿者:なまこ     投稿日時:2011/02/18 20:57  ---214.156.137

D線にワーシャルを張って、A線はヤーガースペシャルGCはガットを張っていました。
ワーシャルは柔らかいですがだんだんと張りが出てきました。
ナイロンのおかげかガット弦とマッチしていました
しかし、GC線を金属弦に替えるとワーシャルが曇った音になってしまいました。
私の意見ですが、張るのであれば全部ワーシャルで揃えたほうが良いかと思います。

Q:Pirastro Passione SOLO
投稿者:Pajeot     投稿日時:2011/02/01 05:31  ---16.211.74

こんにちは。急に質問ですみません。パッションのソロを使用した方は居りますでしょうか?で普通のパッションに比べてどういう風に違うのでしょうか?また、オリーブと比べてどうでしょうか。弦が高いので簡単に試すことを躊躇しております。よろしくお願いします。

投稿者:Pajeot     投稿日時:2011/02/08 00:57  ---.139.31

あまり使用している方が居ないのでしょうか?矢張り値段が高いのでしょうね。残念です、、、

投稿者:Yama     投稿日時:2011/02/08 01:15  ---147.224.1

100年ほどたったフレンチに張ってます。
まだ張って3日くらいです。
音はやや硬いですが、今のところ好印象です。

投稿者:Pajeot     投稿日時:2011/02/10 04:32  ---16.247.105

Yamaさまレス有難う御座います。硬いと仰っていますがどういう硬さでしょうか?何か進展がありましたら教えていただきたいです。よろしくお願いします。

投稿者:Yama     投稿日時:2011/02/11 17:25  ---205.197.120

いままでガット弦はオリーブとパッショーネを一回ずつ張った事があるだけですので、上手くは比較し表現する事は難しく感じます。
音の硬さは最初に感じました。
おそらくオリーブの高貴な音色と比較して少し物足りなさを感じたのかもしれません。
張って一週間経ちました所、ピッチは安定していると思います。
ただし、温度、湿度はそれなりに安定させている自分の練習部屋だけでのデータです。
音色はオリーブがやはり軍杯があがるように思い、ピッチはオリーブよりは安定しています。
弾きやすさに関してはさほど変わらないと思います。

今の弦が劣化しましたら、次はオリーブを張って違いを感じてみたいとは思いますが、張ってみて、すぐに合わない、ダメだと感じる弦はすぐに張り替えますが、パッショーネ、ソロは今のところ大丈夫です。
あまり参考にならない事と思いますが、以上です。
他の方の意見をうかがいたい所ですが、ウェブ上ではあまり見かけませんね。

投稿者:Pajeot     投稿日時:2011/02/14 04:16  ---32.165.249

おととい買って昨日張ってみました。悪くないですね。G、D線は普通ですが、A線がすばらしいと思いました。ちょっとオイドクサの音色を思い出します。どれくらい持つでしょうね。1ヶ月はもってもらいたいものですが、、、