Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:マッハワンの肩当の足について
投稿者:肩     投稿日時:2011/04/22 19:33  ---47.207.141

おなじみのマッハワンの肩当ですが、オリジナルのレール式のものとKUNのようなL字式のものとどうちがうのでしょうか?
レール式はずれてくることが多いようですが、すでにマッハワンを
お使いのかた、感想を教えてください。

投稿者:ららら     投稿日時:2011/04/26 13:09  ---33.78.43

マッハワンは、あたしの肩にそもそも合いませんでした。
色々試したのですが・・・
マッハワンは結構高いので、残念です。

Q:ピグマリウス DX-118について
投稿者:きの     投稿日時:2011/04/26 04:22  ---163.16.116

こんばんは、はじめまして。お世話になります。
先日中古でヴァイオリンを購入しました。タイトル通り、ピグマリウスのものです。
この楽器について検索してみたところ、DX-118に関しましては全くと言っていいほど情報がなかったり、ピグマリウスの偽物が出回っているという情報を得たりしましたので、本物かどうかのご意見を皆様から頂きたく投稿させていただきました。

ラベルですが、右上に製造番号(英字と数字の羅列)?があり、中央にPygmaliusという表記、そして左下にDX-118、その横に英字で何かが書かれており、そしてその横に1996という数字がありました。

一度ご覧にならなければはっきりとはわからないとは思いますが、小さな情報でも宜しいのでどうかご助言をお願いします。

投稿者:かめ     投稿日時:2011/04/26 06:20  ---53.247.123

DX-118、ちゃんと存在していたモデルです。
製造番号もあるようですし、ここで質問するよりも文京楽器さんに
おたずねになる方が、きちんとした答えが出ると思いますよ。

投稿者:きの     投稿日時:2011/04/26 12:49  ---9.245.93

>かめ様
こんにちは。お早いお返事嬉しく思います。
文京楽器さんにお伺いするのが一番だということは分かっていたのですが、こちらで何となく本物であると自信を持ちたいということでお伺いしました・・笑
時間があえば是非訪ねようとは思っております。
ご助言ありがとうございました。

Q:バイオリンのニス
投稿者:Rui     投稿日時:2011/04/12 12:11  ---146.175.201

いつも楽しく拝見しています。

ニスの塗り立ての新作バイオリンを購入し弾いていたのですが、裏板に肩当ての痕がうっすらとついてしまいました。

比較的柔らかめのアルコールニスが塗られているそうなのですが、肩当ての痕がつかなくなる程度乾くのには、どれくらいの日数がかかるのでしょうか?

ニスの種類によって異なるとは思いますが、おおよそでよいのでお分かりになる方がみえましたらお教えください。よろしくお願いします。

投稿者:QB     投稿日時:2011/04/12 13:43  ---05.227.127

使われている樹脂の種類や配合にもよりますので、まったく一概には言えません。
半年で跡がつかない程度に硬化するものもあれば、1年以上かかるものもあります。
もちろん季節にも左右されます。

特に最初のうちは跡が付きやすいので、保管は(湿度・温度が適切である前提で)ケースから出し、スタンドに立てかけるか、吊るすかしているケースも珍しく有りません。
その場合特に最近は地震が心配ですが、、、

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2011/04/12 21:34  ---13.51.97

 私が新作を買ったときも、出来たてのほやほやだったため、おおよそ固まるまで1年はかかりました。ケースの内側の布地の跡が付くのを防止するために、シリコーン加工した剥離紙(お菓子を焼く際に使うものです。)をヴァイオリンの形状に切って入れて置きました。
 肩当ての脚の跡が付くのを気にされるなら、固まるまでの間、座布団型の肩当てを使う方がよいと思います。ただし、私の感じたところ、楽器の固定という点ではイマイチのように思います。

投稿者:Rui     投稿日時:2011/04/12 23:45  ---146.174.12

QB様、回答ありがとうございます。一概には言えないのですね。柔らかめのアルコールニスなので半年以上かかる可能性を念頭に置きたいと思います。まだかなりニスが柔らかい状態ですので、今は温湿度管理をした部屋に吊って保管しています。非常に気を使います…

ヴァイオリンとフルートのRio様、回答ありがとうございます。やはり1年かかるケースもあるのですね。座布団型の肩当ての使用も検討しようと思います。

回答いただいたお二方誠にありがとうございました。参考にいたします。

投稿者:りのきしん     投稿日時:2011/04/14 13:41  ---57.115.154

製作されてから7年ほど経過した新作ヴァイオリンでも、ニスがある程度の柔らかさを保っていて、布の跡がついたりするヴァイオリンを見たことがあります。

見た目が飴色でいかにも柔らかそうなニスの新作ヴァイオリンでした。ニスの表面に、手や弓など何らかの物が当たったような跡がついていましたが、ニスが柔らかいせいか、ニス表面にヒビ割れなどは生じておらず、物が当たった部分がちょっと凹んでいるような感じでした。

所有者によると、3年経過した頃から、それほどニスの柔らかさは変化していないとのことでしたので、今後も、しばらくの間、ある程度柔らかい状態を保つのではないかと思われます。

ご参考になれば。

投稿者:Rui     投稿日時:2011/04/14 15:12  ---216.163.63

りのきしん様、回答ありがとうございます。7年経過してもまだニスが柔らかさを保った状態の楽器があるとは、驚きました。柔らかいニスには、当て傷を付けたときに凹むことでひび割れを防ぐという効果もあるのですね。貴重な情報をありがとうございました。非常に参考になりました。

投稿者:元喜     投稿日時:2011/04/17 13:01  ---223.144.60

ニスや塗装は薄く塗つて何度も乾しては重ね塗りをするものだと − 常識的には − 思ひますが。そのヴァイオリン製作者がいい加減だつたのか?ぶ厚く塗りすぎたのか。それにしても人工的に乾かす方法はいくらでもあるだらうに。  

投稿者:QB     投稿日時:2011/04/17 20:57  ---15.142.4

樹脂と調合によっては、日本の気候ではなかなか落ち着いてくれない物もでてきますね。
例えば向こうの気候のつもりでマスティックとエレミを突っ込み過ぎたら、、、当分柔らかいままでしょうね。

Q:バイオリン協奏曲
投稿者:ららら     投稿日時:2011/04/09 17:12  ---235.254.193

いつも楽しく拝見しています。
最近、「オーケストラ」という映画がありまして、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲が映画の中で演奏されていました。
でも、この曲は、本物の短縮版の曲みたいですね。
しかし、私には、短縮版の曲どころか、全然違う曲に聞こえます・・・。本当に短縮版ですか?

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2011/04/10 21:09  ---7.229.70

メラニー・ロランがヴァイオリニスト役をやる「Concert!」のことですよね。
映画の尺に合わせて継ぎ接ぎされていますが、まぎれもなくチャイコフスキイの協奏曲だと思いますが、おかしな曲想でもあったでしょうか。
当然、かつて慣行の短縮とは違うはずです。
何を質問されているのか、今ひとつ不明確ですが。

Q:コントラバスについて
投稿者:じん     投稿日時:2011/04/07 16:46  ---20.197.123

はじめまして。コントラバスの買替えを考えている者です。
現在ルーマニア製の初心者向けとして売っていた楽器を使っています。ジャズで使用し、ピチカートが主で音階練習時に弓も使っています。
ハンガリー製「Akos Balazs」の楽器について教えてください。コントラバスに限らず、チェロ、ビオラ、バイオリンでも、使用されている方がいらっしゃれば、音や仕上げなどを教えていただければと思います。(ハンガリー製の楽器一般に関する特徴などでも結構です。)

投稿者:QB     投稿日時:2011/04/09 20:21  ---15.142.4

レスがつかないようですので、、
ハンガリーの製作者は、特にリスト音楽院の周辺に何人か存じていますが、非常に真面目かつ丁寧な仕事で、またロンドンやドイツの名の通った楽器商とも取引がある(つまり流通するに価する)製作家本人の作品でも、想定よりもかなり安い金額で店頭で売られていて、個人的に好感を持っています。
という前置きをさせていただいて、、
http://bainstruments.com/ こちらはもう少し趣が違うのかもしれませんが、量産的な手法よりリーズナブルに楽器を提供しようというポリシーのようですね。
小生、不勉強で存じ上げませんでした。メールをしてみてはいかがですか?

投稿者:じん     投稿日時:2011/04/10 08:27  ---20.197.123

QB様、ご回答ありがとうございます。
コストパフォーマンスに優れた楽器を製作している製作者が何人かいるということですね。
貴重な情報をいただき、大変感謝しております。
ご紹介いただきましたHPにも製作者の考えが書かれていますね。
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

Q:楽器の本
投稿者:ふらんく     投稿日時:2011/04/10 03:47  ---211.53.170

こんにちは。

弦楽器の製作者について解説した本として下記の(1)、(2)を所有しているのですが、一般的にどちらの本の方がその評価について信憑性があると思われますか?


(1)Universal Dictionary of Violin & Bow makers
By Willam Henley

(2)Die Geigen- und Lautenmacher vom Mittelalter bis zur Gegenwart von Willibald L. Frhr. Lutgendorff

Q:ヴァイオリンの重量
投稿者:蓮長     投稿日時:2011/04/08 23:17  ---237.61.75

最近、ヴァイオリン教室に通い始めた者です。
私が持って行った楽器は、ノーラベルの中国製楽器でした。
先生に楽器を渡すと「あら、この楽器は重たいですね」と言われました。
確かにフィッティング類は黒檀でしたから、それでかなと思ったのですが、帰ってからフィッティング類を外して計ってみると520g程ありました。
以前、何かの本で読んだのですが、古い名器と言われる楽器は400g台でとても軽いと読んだ記憶があります。
私の楽器は板が厚いのでしょうか?
それとも新作は大概重いのでしょうか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/04/09 00:30  ---115.121.177

少ない経験からですが、新作は黒檀フィッティング(顎当てはグァルネリタイプ)込みで500gくらいが丁度よい重さに思います。それでもどちらかと言えば板は厚めでしっかりしているものです。それより軽いものの方が多い気がします。逆にフィッティング込みでも520gを超えるものは、あまりありません。裏彫りなどしていない黒檀の顎当てはそれだけで60g以上ありますので、本体の重さはそれから逆算すると類推できるでしょう。

指板もある程度削ったもので50gくらいあり、ほとんど削っていないものは90gということもあってかなり重量に影響がありますし、”ネック+スクロール”もそれと同じくらいの重さでかなりばらつきがあります。表板がそれらと同じくらいの重さで、裏板はその1.5倍くらいです。
全体に板が厚く、指板があまり削られておらず、ネックが太く、スクロールが立派ということはないでしょうか。

投稿者:ゴマゾウ     投稿日時:2011/04/09 08:48  ---156.112.8

まず、オールドは軽いというのは本当。理由は年月を経て木が乾燥しきっているから。

特に名器と呼ばれているものは小ぶりで軽い。けれど、弾くとそこから信じられないような大きな音や深くて味わいのある素晴らしい音が出る。(これは名器の最高峰のひとつデル・ジェスを実際に弾いた印象)

お訊ねの楽器は、量産品の中国製かい?
新作でも100万〜の手工品ならば結構いい材料を使っているし、板厚も薄くて軽いものもある。

また、フィッティングも廉価な楽器にはエボニーもどき?(メイプルを黒く着色したもの)が使われていたりするからね。

まあ、安い楽器=重いと一概には言えないけれど得てしてそういった傾向は強いかもね。

投稿者:蓮長     投稿日時:2011/04/09 09:52  ---237.61.75

弦喜さま>
御回答有難う御座います。
改めて私の楽器を良く調べてみました。
弦喜さんの仰るとおり、本に載っている楽器などと比べ、指板(黒檀)がかなり厚く、ネックも太いでした。
実際に楽器を構えた時、どうもスクロールの方に楽器が傾くというか引っ張られるような気がしていました。(顎あて・肩あてに問題があるかもしれませんが)
細工は、安い楽器にしてはとても丁寧だったので購入したのですが、まさか重量が問題になるとは思いませんでした。
実際に楽器を作る時には、構えた時の重量のバランスとかも大事になるのでしょうね、有難う御座います。

ゴマゾウさま>
御回答有難う御座います。
量産品かどうかは分かりませんが、安価でしたし、中国製のノーブランドですから量産品でしょう。
購入時には、15年寝かせた木材で作っていますと聞いたので、それなりに考えて作られていると思ってしまいました。
予算があまりなく、選択肢も少なかったのですが、メーカー品よりもノーブランドにしては細工が丁寧だったので、良い楽器なのだろうと思って購入しました。
やはり古くて良い楽器は、長年に渡って水分が抜け切っているので軽いのでしょうね・・・。
そんな楽器にはとても手が出ないので、買い替えも考えて、次は重さにも気をつけて購入しようと思います。
有難う御座います。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/04/09 13:02  ---115.121.177

指板は削れますので、ある程度軽量化は図れます。ただし、大きく削ると、駒の調整も必要となります。ネックも削ることは可能です。
それなりの費用はかかりますが、よい状態で弾くために何が必要か、弦楽器店/工房に持ち込んで確認されてはいかがでしょう。

費用の参考として、上の”修理、調整”のタグから入ると、ストラッドさんの場合の費用がわかります。(ネック削りはありませんが)

投稿者:てつ     投稿日時:2011/04/09 15:14  ---171.9.243

今、手元の楽器の重さを計ったところ、
ビソロッテイ1987年が450g。
フィッティングは柘植材。
国内新作2008年製が470gでした。
フィッティングは紫檀。

私も始めて楽器の重さを測りました。
参考までに。

投稿者:蓮長     投稿日時:2011/04/09 16:15  ---237.61.75

弦喜さま>

調整価格表を見てみましたが、私の安楽器に出す費用でもなさそうです^^;
フィティング類を柘植などの軽いものに変えるか(それでもかなり費用がかかりますが・・・)買い替えか、その前に一度地元の工房で見てもらい、それから考えてみます。
有難う御座います。

てつさま>

良い楽器をお持ちですね!
やはり良い楽器は、重量も考えて作られているのでしょうね。
新作でも500gを切っているところは、とても参考になりました。
やはり、私の楽器はかなり重いようです;_;
有難う御座います。

Q:ビオラはビオラ専門の先生に習うべきか?
投稿者:viola     投稿日時:2011/04/04 07:05  ---97.203.206

私は、3才からバイオリンをやっています。とはいっても、一日10分ちょっとくらいしか弾いてなかったので、ほんとにあまりうまくありません。最近、アマオケにはじめていったときに、ガシガシ弾いているビオラを見てかっこいいと思ってしまいました。
そこで、これから一年間ビオラを本気でやってみたいと思うようになりまして、ビオラを習いたいと思っています。お遊びで一年間だけビオラを数年前にひいてはいましたが、ビオラパートがいないときの助っ人としてだったので、本格的にはやっておりません。

やはりビオラは、ビオラ専攻の先生に習った方が良いでしょうか?バイオリン専攻の先生とでは、雲泥の差がありますか?

投稿者:てつ     投稿日時:2011/04/04 17:02  ---218.159.173

基本的な音の出し方はどちらも同じとも言えますが、ビオラはバイオリンよりも弓の圧力も高かったり、ビブラートの幅も違うでしょうから、そういう意味では、普段から鳴らし方に慣れていて、所謂ビオラらしい音を作れるかどうか、というところは大きなポイントですね。ただ、私の身近でもバイオリンとビオラ両方教える先生も複数いらっしゃいますね。

ビオラを全くお弾きにならない先生は、ビオラを教えないでしょうが、専攻云々より実際どのような演奏活動をされていた、またはされているか、というところが、ポイントではないでしょうかねえ?
音大でビオラを専攻されなかった、立派なビオラ奏者も結構おられますよね。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/04/06 00:17  ---115.121.177

ある程度ヴァイオリンが弾ける場合、ヴィオラの先生に習いたいとすれば、それは「どうすればヴィオラらしい音が出せるか」に尽きると思います。

左手は、ヴァイオリンよりも楽器を低く構え、大きな楽器の場合少し外側に振り、必要に応じて楽器の傾きを変え、ネックまでの距離が遠いのでヴァイオリンほど手首を立てずに構え、ポジションは手の小さい人や楽器が大きい人は小指をできるだけ使わないよう工夫し、ビブラートはゆったりと深いものも使うなど、ヴァイオリンとは違う部分が結構あり、それを理論と体得両面で伝えられることが、ヴィオラの先生には必要でしょう。
右手は、腕、肘の重さをズンとかける方法や、最初の引っかけ以外は早すぎない弓使いなど、大きな楽器を鳴らし切るための方法論を、やはり理論と実践で体得している方がよいでしょう。

ヴァイオリンが本職の人よりも、やはりヴィオラが本職、あるいはヴィオラの教育を受けてきた人の方が、上記に当てはまる確率は高いと思います。

Q:バイオリンの魂柱・駒調整
投稿者:AT     投稿日時:2011/04/03 11:59  ---229.178.150

はじめて投稿します。

バイオリンの弦(E線)を張力の高いものから低いものへ交換したいと考えています。具体的には、インフェルド赤からピラストロゴールドに変えるつもりです。

この場合、魂柱および駒の調整は行ったほうがよいでしょうか?

交換して音色・鳴り等に問題を感じたら調整を依頼するという考え方でよいでしょうか?あるいは、音色・鳴りに問題を感じたらその弦と楽器の相性が悪いと考えて、他の弦を選択するべきでしょうか?

ご回答よろしくお願い申し上げます。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/04/03 15:08  ---115.121.177

E線ということを考えると、コスト的には大きなものではありませんので、考えるよりも、まず交換してみて、ご自分の楽器でどうなるかを実感として確認されてはいかがでしょう。

その結果、良くなったところと悪くなったところが出たら、それを明確にした上で、どの方向にどのような手段で向かうのがよいかを、次のステップで判断すればよいと思います。

幸いE線は、そんなに太さに差がないので、駒の溝の調整なども普通は必要がありません。従って、現状のまま試すことができます。

E線を変えると全弦の張力バランスが変わり、他の弦の鳴り方も変わります。その変化は楽器により異なりますので、一つの明確な解があるというものではありません。

投稿者:AT     投稿日時:2011/04/03 18:54  ---146.174.67

弦喜様、ご回答ありがとうございます。おっしゃる通りまず、試してみて、それから方法を検討しようと思います。他の弦のバランスの変化なども慎重に考慮して嗜好に合う弦を探してみます。ありがとうございました。

Q:良い調整状態と弦の振動
投稿者:ナオ     投稿日時:2011/04/01 23:29  ---6.102.19

フィッティングを交換したところ弦の振動が押さえている左指にまで伝わってくるようになり、この状態をどう判断して良いのか教えていただきたく投稿いたしました。
どうかお教えいただけますと助かります。
所持しているバイオリンのあご当て、テールピース、ペグをこれまでの黒檀からツゲにし、ナイロンテールロープも新しいものに交換しました。木工は好きなのでペグ含めて全て自分で削って取り付けています。
交換後に弾いてみると倍音が豊かになったのか耳あたりの柔らかい音になりました。

その後、ペグの長さが突き出し過ぎのように感じましたのでペグ4本を少し短くして、また駒からテールピースカラーまでの弦の長さがA線で45mmしかありませんでしたので、こちらもテールロープを調節して48mmになるように2度目の作業をしました。

すると弦を押さえる指にビリビリと振動が伝わるようになりました。楽器が良く鳴っていると裏板がビリビリと振動して鎖骨のあたりに響く感じがありますが、あれに似た感じの振動です。

弦の振動が大きいため意識して強めに指で押さえないときっちりした音が出にくくなっています。
また一度目の交換作業後よりもレスポンスも少し悪くなりました。
再度テールロープを調節し件の長さを47mmにしたところ振動は少なくなりレスポンスも戻りましたが音が少し地味になりました。
過去ログや他ネット検索で調べた結果、メーカー情報では57mm推奨であることや54mmが標準とする情報、A線を正しくAの音程に合わせた時にテールピース側の弦がEになる長さにする情報など色々のようです。
テールピース後端(エンドピン側)からサドルまでまだ5mmほど隙間があるので件の長さはあと1〜2mmくらいしか伸ばせないようです。
ここからがお聞きしたい本題なのですが、バイオリンで押さえた弦に強い振動(ビリビリ)が伝わる状態というのは、それが無い状態より良い調整状態(楽器がよく鳴る状態)と言えるのでしょうか。もしそうであるなら指の力の入れ方や発音を良くする弾き方など工夫して弾きこなせるようにしたいと思いますし、逆に弦を押さえた指に振動が伝わる事は良い状態ではないということでしたら音は少し地味ですが、素直に弾きやすい今の状態にしておこうと考えています。
どうぞよろしくアドバイスお願いいたします。

投稿者:ナオ     投稿日時:2011/04/01 23:29  ---6.102.19

ちなみにテールピースを加工すれば標準と言われる54mm以上の長さにもできそうですが、それを試さないのは以前別のバイオリンでそれを試した時に50mm以上の長さにすると音がどんどん張りの無い飾り気のない音になっていくように感じたためです。その時はテールピースは加工の必要が無かったのですぐに戻せましたが、ヘリコアの弦に近いような淡白な音だと感じました。使用している弦はヴィジョンです。