Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:バイオリンについて
投稿者:もも     投稿日時:2003/01/23 00:55  ---24.187.33

こんにちは。バイオリンについて教えていただきたくてメールしました。私は、3年ほど前に趣味でバイオリンを弾き始めました。現在使用している楽器は3年前に購入した練習用の楽器で価格は15〜20万円ほどでした。実は最近、楽器を買い換えたいなと考え始めました。というのは、今より良い音で演奏したいからです。いくらくらいの楽器を買えば、音が変わったなと感じることができるのでしょうか?100万円くらいでいい音のする楽器があればいいなぁと考えていたのですが、手工品は最低でも200万円はするよと聞いてどうしたらいいか迷っています。いろいろ教えて下さい。よろしくお願いします。

投稿者:弦一郎     投稿日時:2003/01/23 10:34  ---94.14.65

ストラッド店員さんの2003年01月20日(月) 11時33分の投稿によると、イタリア新作の大体の日本での相場が、1流製作者で100万〜 超一流製作者で150万〜特別な製作者200万〜で、特別な製作者以外は楽器そのものを見てみないと正確な評価は出来ません。なのだそうな。

200円万以上の楽器をヴァイオリンを弾き初めて3年の人に売りつけようとする楽器屋さんに行くのは止めましょう。

中国製なら、50万円以下でも充分に実用に耐えうる楽器も、探せばあります。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/01/23 11:50  ---227.117.78

いらっしゃいませ、ももさん、弦一郎さん。ストラッド店員です。

手工品が最低200万円するというのは明らかな認識の間違いです。
イタリアクレモナの巨匠の新作楽器というのが200という所だと思います。
中国のプロの製作者、日本のアマチュアの製作者(完全手工品)などは20万〜
日本のプロの方の作品でも探せば35万〜
ドイツ、フランス、イギリス、東欧などの製作者の楽器もクレモナの製作学校を卒業してキッチリした技術を持った楽器でも新作で100万以内で数あると思います。

100万円の予算があれば、かなりの選択肢があると思いますので、気に入った楽器に出会うまで、根気よく探してください。それでは!

投稿者:もも     投稿日時:2003/01/23 22:45  ---24.187.33

親切なご回答本当にありがとうございました。参考にさせて頂きます。

Q:バイオリン弓について
投稿者:たつろう     投稿日時:2003/01/22 12:29  ---28.34.83

バイオリン初心者です。
バイオリン弓について質問があります。
普通は、58g〜62gだと思うのですが、たまに、63g以上の物がありますし、オールドの物で、55gとか、まれに50gとかのものがあるようですが、それぞれ、音や、弾き具合にどのような違いが現れるのでしょうか。また、初心者が、50g位の軽い弓で、または、63g以上の重い弓で練習する事は良くないのでしょうか。やはり基準以内のもので練習したほうが良いのでしょうか。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/01/23 12:12  ---227.117.78

いらっしゃいませ、たつろうさん。ストラッド店員です。

オールドボウで55グラム以下というのは、まだピッチも低く大音量が必要とされていない時代の弓ですね、現代でも、ご自分で楽しむ弓ととしては十分使えますが、やはりオケなどで使うには軽すぎると思います。
軽い弓は軽いので扱いが楽ですが、音量という意味では重い弓より出しにくいですね。
重い弓は、大音量を出しやすいですが、あまりにも重過ぎると力や技術的に難しくなると思います。
力がある人、力が無い人、個人個人の技術やくせなどがありますので自分に合った弓をそれぞれ選択して使っていると思われます。
初心者の方はとりあえず、基準内の重さで練習する方がいいと思います。
それでは!

投稿者:たつろう     投稿日時:2003/01/23 12:40  ---28.34.83

お答え有難う御座います。弓の買い替えの参考にさせていただきます。

Q:ヴィオラの弓
投稿者:もこ     投稿日時:2003/01/21 14:50  ---122.44.167

ヴィオラの弓についてご教授ください。ヴィオリストによってはヴィオラの弓にヴァイオリンの弓を使う方もおられるそうですが、チェロの弓を使うという方はおられるのでしょうか。低弦の発音はよくなりそうですが、高音はつぶれそうな気がします。よろしくお願いいたします。

投稿者:ぼこ     投稿日時:2003/01/21 18:57  ---209.68.3

回答になっていないかもしれませんが、聞いた話をここに書きます。(嘘かもしれませんが)

弓には木目の向きがあってそれを斜めに傾けて弓を作っているそうです。
つまりバイオリンやビオラは、弓の先を上にして木の方向から見ると右側の毛に力が加わるように弾きますので(弾いている状態から見ると、弓の毛の向こう側)、弓の木に対して直角ではなく斜め(右45度くらい)に力が加わります。
これに対して、チェロは弓の先を上にして木の方向から見ると左側の毛に力が加わるように弾きますので(弾いている状態から見ると弓の毛のこちら側)、バイオリン、ビオラとは木の向きが逆で、左45度くらいになります。
木の弾力を十分に得るためには、その加わる方向に直角の木目の方が強いはずなので、その向きで木を削るそうです。
木目を確認するには、弓の先端の内側(すなわち弓の先で、毛と細い棒の間のところ、うまく表現できないんですが、理解した方は助けてください)に木目が見えます。その木目がバイオリン、ビオラでは「右下、下がりに」、チェロでは「左下、下がりに」なっているはずです。(すいません、今手元に弓がないので確認していませんが、たしか自分の記憶ではそうだったと思います。逆なら今晩確かめてすく訂正します)

ですから、基本的にはバイオリンとビオラの弓はその性能が弓のねじれに対して同じなので使うことが可能なのですが、チェロとビオラは違うので無理なのかな、なんて思いました。

PS でも僕の持っているバイオリンの弓は50万のは「右下下がりに」なのですが、7万のは「左下下がりに」なんです。

投稿者:Erick     投稿日時:2003/01/21 20:27  ---119.172.126

あくまで私個人の考えなので、さらりと読んでいただければと思います。率直に書かせて頂けば、「よい結果は決して生まれない」と思います。なぜならヴィオラの弓はヴィオラのために存在し、チェロの弓はチェロのために存在するからです。たとえば、ヴァイオリンをコントラバスの弓で弾くのを想像してみてください。大きな音は出るでしょうが、ヴァイオリンの輝かしい、あの高音は出ないと思います。また逆に、コントラバスをヴァイオリンの弓で弾くのを想像してみてください。繊細な音は出るかもしれませんが、コントラバス特有の、力強い重低音は決して出ません。かくのごとしです。手工品であろうと、大量生産であろうと、その楽器に見合った寸法・重さでできています。特に、弓に愛情を注ぎ、日々奏者の持つ楽器の性能を最大限引き出す事の出来る、最高の弓を作り出そうと切磋琢磨しているマイスターたちは尚更です。にもかかわらず、違う楽器に使うというのは、マイスター作であろうと、工場製であろうと、冒涜に値するといったら言いすぎでしょうか・・・。とは言いつつも、ひょっとしたらヴァイオリンとヴィオラの弓くらいの差だったら人によっては許容範囲かもしれません。たとえば、どうしても軽い音を出したいとか・・・。長さが違うのさえ気にしなければ無きにしもあらずかも知れません(それでも私は感心しませんが)。説教めいた口調になってしまったことを、お許しください。私の意見が少しでももこさんのお役に立てれば、幸いに存じます。

投稿者:よが     投稿日時:2003/01/21 22:54  ---98.149.90

こんにちは,とあるビオラ弾きです.
ベルリン・フィルの主席のひとはチェロの弓を使っている
という噂を聞いたことがあります. 昔の話ですしいつも
使っているわけではないでしょうが.

チェロの弓でビオラを弾いたことがありますが,
ビオラの弓のつもりでゴリっと弾くと弓にパワーがありすぎて
楽器(弦)が負けてしまいます. 具体的にはC線が指板に
当たってビリビリ言うぐらい鳴るには鳴りますが音色としては
飽和していてあまりステキではありません.
高音の音のつぶれについては楽器を傾けて(A線側を下げてC線側をあげる)
弓の重さを逃がせばある程度回避できます.

ちなみに,ベースの弓でビオラを弾くのはかなり難しいです.
重心が弦から離れすぎて弓が倒れないようにするだけで指が
つりそうになります. また,ヴァイオリンの弓でビオラを弾いた場合は
弓が弱すぎて早い弓ではねてしまうことが多かったです.


なお,低い弦の発音に問題を抱えているなら,
(既にチェロの弓をお持ちでない限り)
松脂を変えてみる,顎あてのネジをしっかり締める,
弓の毛の量を5%ぐらい増やしてみる,魂柱を交換する
といった方向で改善策を模索したほうが,
楽しいし安上がりだと思います.

投稿者:もこ     投稿日時:2003/01/22 20:29  ---122.44.167

みなさま、ありがとうございます。否定的な意見が多いみたいなのであえて反論しますが、お気を悪くなさらないでくださいね。
そのままチェロの弓を使ったらいい結果が得られないのは百も承知です。例えば、ヴァイオリン弓をそのままビオラに使っても同様でしょう。私が想像するに、ヴァイオリン弓を使っている方はおそらく弦、駒の高さ、も普通と違うと思うのです。楽器のサイズも小さめなのでしょう。しかるに、それはフィッティングの問題なのではないのかということです。
チェロ弓を使うというのは、逆に大きいビオラを弾く事を考えてみてください。もしかしたら、フィッティングによってはチェロ弓のほうが総合的にいい結果が生まれることもあるのではないのかということなのです。
ご存知のようにヴァイオリンはすでに300年ほど前に完成された楽器とされていますが、実際は改良されてきているわけです。とくに、パガニーニが大きな変革をもたらしました。
一方、ビオラはまだまだ未完成の楽器といっても過言ではないのでしょうか?そのような状況であらゆる可能性を頭だけの思考によって否定することはナンセンスであり、創造性の余地はなくなってしまいます。できれば、プロのビオリスト、弦楽器製作者方のご意見をたまわりたいと思っております。
ビオラの可能性の限界、チェロ弓でビオラを弾くと想定したときのフィッティングの可能性などお願いいたします。

投稿者:山田     投稿日時:2003/01/23 01:25  ---97.136.167

ビオラが未完成な点と言うのはサイズの話です。ほかの点はバイオリンが完成されているのだと言えばビオラもすでに完成された楽器です。ビオラはバイオリンよりも歴史ある楽器です。チェロの弓で弾くと言うのに一体何の利点があるのでしょうか?音の張り?弾きやすさ?わかりません。張りが欲しいというならビオラの弓にもいくらでもチェロの弓に勝る腰のある弓が存在します。ビオラにチェロの弓を使うのはますますビオラのビオラとしての可能性を狭めてしまうのではないでしょうか?もしチェロの弓で素晴らしい音、音楽が可能であれば今の新作弓の製作者はビオラ弓を製作しないのでは?と思います。ちなみにバイオリンをビオラ弓で弾くとか逆にバイオリン弓でビオラを弾くというのは実はありえることなのです。ビオラ弓というのは昔は存在しませんでした。ただ単にバイオリン、ビオラに使える重い弓、軽い弓として生まれているのです。
しかし近代になってはっきり50〜65グラムはバイオリン、65〜75グラムはビオラの弓として制定されたのです。バイオリン弓を使っている人の楽器についても普通のビオラです。なにも特別な事はやっていません。というかやる人はいないです。製作者の方も困るのではないでしょうか?そんな改良をしてはビオラではなくなってしまいますし。先初の話と矛盾してしまうかもしれませんがチェロ弓を使用するビオラ奏者は確かにいます。しかしその人は自分の経験上自分にはチェロの弓が合っていると判断した訳で別にそれがすべてにおいて勝っているとは思っていません。腕の長さや右手のコントロールの仕方によってはチェロの弓を使ったほうが良い結果が得られる場合もあると思います。しかし音色や音量が不満でチェロの弓を試すというのはどうかと思います。素人がビオラの弓を使おうがチェロの弓を使おうが恐らく似たような音色しか出ないでしょう。現時点での道具の可能性をもっと研究なされてはどうでしょうか?批判的な文で申し訳ありませんでした。

Q:イギリスの楽器について教えてください
投稿者:こま     投稿日時:2003/01/22 09:14  ---6.73.74

はじめまして!
大人になってからバイオリンを始めた、こまと申します。
5年ほど前に手に入れた私の楽器の事について教えてください。
「J.F.lott LONDOM」というラベルが付いてます。
丁寧な作りではないように見えますが、音がとても気に入ってます。
ただ、制作年が書かれてないので、何年たったものなのかがわかりませんので
この楽器の素性を、どんなことでもいいので教えてください。
市場相場なども教えていだたけたらと思います。
よろしくお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/01/22 11:00  ---227.117.78

いらっしゃいませ、こまさん。ストラッド店員です。

J.F.lottさんは二人いますが、J.F.lott LONDOMというラベルならジョン・フレデリックlott2世の方ですね。
1805年生まれで、1871年亡くなっています。楽器商を開きながら、自ら製作もして、演奏家でもありました。ビヨームが時々彼を修理の一部の委託したという記録もございます。楽器マニアで古い楽器などの知識が非常に優れていた人とあります。ニスの加工が上手。赤いニスのガルネリモデルのヴァイオリンは有名です。チェロも作っていた。
ただ修理などにに時間をとられて、また自分のラベルではない楽器などの製作で自分のラベルの付いた楽器は極端に少ない。
以上資料の抜粋です。

昭和61年の客観的な評価の書かれた資料では、この方の真作は200と書かれています。
それでは!

投稿者:こま     投稿日時:2003/01/22 13:17  ---6.73.73

丁寧なご回答をありがとうございました!
ニスの加工が上手な人だったんですね。
しかし、私の楽器は「ニスを塗り直してるかもしれないので」ということで
安くなってたものなのです(笑)
それにイギリスの楽器はあまり人気がないようで、
誰にも買われずに長いこと弾かれてない楽器でした。
では、真作であったら130年以上は経っている楽器ということでしょうか?
それとも、その後名前を引き継いだ人がいるのでしょうか・・・?

Q:CAROLUS JOSEPH DVORAK
投稿者:テツ     投稿日時:2003/01/21 21:17  ---153.188.115

はじめまして。いつも楽しく拝見しております。
早速ですが、チェコの製作者について教えて頂きたいことがあります。

先日、このようなラベルが貼られたVnを弾かせてもらいました。

CAROLUS JOSEPH DVORAK
AD FORMAM ANT.STRADIVARIUS
PRAGAE 1930

チェコの楽器は初めて弾いたのですが、なかなかいい音がしたため、
少し気になって、自分なりに調べてみたのですが、
この製作者についての記述は見つかりませんでした。
プラハには、Jan Baptista Dvorak (1825-1890)、
Jarslav Anton Dvorak (1861-1921)、
Carel Josef Dvorak (1887-?)といった方々がいたそうなのですが、
この“CAROLUS JOSEPH DVORAK”は彼らの一族なのでしょうか?

お忙しいところ大変恐縮ですが、この製作者や市場での評価等につきまして
何かご存知でしたら教えて頂けると嬉しいです。

よろしくお願い致します。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/01/22 10:34  ---227.117.78

いらっしゃいませ、テツさん。ストラッド店員です。

CAROLUS JOSEPH DVORAKはずばりCarel Josef Dvorakさんのことではないでしょうか?
もしくは息子さん、弟さんなど可能性もございますが、赤の他人という可能性もあります。正確にはわかりませんでした。
年代的には1973年製のこの方の楽器がネット上で確認できました。
Carel Josef Dvorakさんは1887年生まれですので86歳の作品となります。もしそうなら長生きされた方だと推測出来ます。

Carel Josef Dvorakはチェコでは大変評価が高い製作者でサイズや作りが正しく作られていたと資料にありました。日本やその他の国での評価というのは調べて見ましたが解りません。いずれにしろ手にしてみないと正確な評価というのは解らないと思います。それでは!

投稿者:テツ     投稿日時:2003/01/22 12:48  ---214.33.2

早速のご回答、ありがとうございました!

ちなみに、その楽器は、サイズ、スクロール、パーフリングなど
どれをとってもとてもきれいな作りをしていました。
私が、Carel Josef Dvorakという名前を見つけたのは
最近出版された文献の中だったのですが、
その資料にはお亡くなりになられた年が空欄になっておりましたので、
ということは、少なくても最近までご存命であったということなのかも知れませんね。

では、これからもこのサイトを楽しく拝見させて頂きます!

Q:Enrico Piretti
投稿者:Hana     投稿日時:2003/01/19 02:47  ---44.20.119

はじめまして。
Enrico Pirettiという作者のヴァイオリンについて 自分なりに必死で調べて
やっとこちらの信頼のおけるページにたどり着きました。。。

b,Bologna1911,d,Bologna1995
ENRICO PIRETTI

と、書かれてあり 写真に割り印のされた証明書がついていました。

何かの辞書には ギターやマンドリン マンドラも作っていた。と 書かれていました。


市場価格と 楽器の評価など教えていただけないでしょうか。
お忙しいと思いますが よろしくお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/01/20 11:33  ---227.63.238

いらっしゃいませ、Hanaさん。ストラッド店員です。

Enrico Piretti 1911年生まれですので1995年ですと、84歳の時の作品になります。
この方の1870年頃の作品の評価はイタリアの中でもかなり上の評価で売買されていたみたいですが、1995年製となると評価がどのようになっているのかは調べてみましたが解りませんでした。

イタリア新作の大体の日本での相場が、1流製作者で100万〜 超一流製作者で150万〜
特別な製作者200万〜で、特別な製作者以外は楽器そのものを見てみないと正確な評価は出来ません。それでは!

投稿者:Hana     投稿日時:2003/01/21 00:32  ---44.64.132

お返事ありがとうございました。
書きこみした後に気付いたのですが メールではなく こちらで質問してすみませんでした。
これからは気を付けます。

またお聞きしたいことがあるのですが・・・・。
楽器のラベルにはには 1989と書いてありました。
価格などわかりますでしょうか?
1970年代のものは いくらぐらいで取り引きされてたか教えていただけますか?
それと Pirettiは 何流製作者でしょうか?

何度もすみません・・・。
よろしくおねがいします。Hana

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/01/21 10:45  ---227.63.238

>楽器のラベルにはには 1989と書いてありました。
>価格などわかりますでしょうか?

解りませんが、イタリアのコンテンポラリーでよく出来ているものは100万〜が日本の相場です。取引されていたのも当時でこの位です。

>何流製作者でしょうか?

見た事もございませんし、評価する資料もありませんのでわかりません。

楽器は名前だけでは正確な評価は出来ません。実際手にとってサイズを測り材料をて、作りを見て、板の厚さ、見た目、そして弾き易さや出てくる音などを確認しないと難しいですね。それでは!

投稿者:Hana     投稿日時:2003/01/21 20:41  ---44.64.102

お忙しいところ お返事ありがとうございました。
やはり 楽器は音をだして ナンボ だと思います。
 
これからもよろしくお願いします。Hana

Q:バイオリンとチェロの二重奏
投稿者:KAZU     投稿日時:2003/01/08 13:44  ---05.88.216

こんにちは.今回は,楽器よりも,曲について教えてください.子供たちが,バイオリン(6ヶ月)とチェロ(1ヶ月)を習っています.一人での練習の後,二人で遊びながらの合奏をとても楽しんでいますが,そのための楽譜探しに苦労しています.今までは,簡単なピアノ曲の右手のパートをバイオリン,左手をチェロで弾かせてきましたが,うちにある楽譜では出尽くしてしまいました.初心者のレベルで弾ける二重奏曲集はないでしょうか?宜しくお願いいたします.

投稿者:runa     投稿日時:2003/01/08 16:43  ---50.99.109

同じ意味で、昔、平均率クラヴィーア曲集やインヴェンションなど、バッハの鍵盤曲を楽しんでました。和音のところは適当に音を拾って。(笑)
平均率は飽きないですが、もう試されました?

投稿者:うに     投稿日時:2003/01/09 01:05  ---221.62.147

私が試したものは以下のとおりです。

1.ハイドン デュエット ニ長調 Hob.VI:DI
2.バッハ 4つのデュエット S.802-805
3.ベートーベン 3つのデュエット Wo0 27
4.グリエール 8つの小品 Op.39

2.は平均律クラヴィアからの編曲、3.はクラとファゴットが原曲です。
おそらく全て本郷のアカデミアミュージックで手に入るでしょう。

難易度ですが初心者にはきついかもしれません。ですが所々飛ばしながらなら十分たのしめると思います。

ご参考までに。

投稿者:KAZU     投稿日時:2003/01/09 13:34  ---05.88.173

runaさま,うにさま,有難うございます.バッハの簡単なメヌエット(ピアノ譜)などはやらせました.インベンションや平均率は超初心者の彼女たちには,今は無理ですが,将来弾いて聴かせてくれるのを楽しみにしています.バロックの鍵盤曲をいろいろ探してみます.吹奏楽用の曲というのは思いつきませんでした.ご紹介くださった曲すべて試してみます.やはり,バイオリン&チェロ用の曲はあまり無く,皆様も工夫なさっておられるのですね.こうなると,ちょっとした編曲の勉強も必要かも,と思いました.本当に有難うございました.

投稿者:KS     投稿日時:2003/01/10 12:35  ---209.68.3

初学者の為のヴァイオリンとチェロのデュオの小品集でナンバーが Z.8733 と言うのが有ります。
自分の子供をレッスンした(して貰った)時に使ったものですが、ぼろぼろで表紙も何処かに行ってしまって本(小品集/練習曲集?)の題が解りません。
勤務先の音大の図書館へ行って調べてみたらずっと前から貸出中で良く調べたら犯人は自分でした。
急いで謝って来ましたが、図書館でも題名が控えて有りませんでした。
記載は
Fuggerintanz; Newsidler---Ecossaise; Schubert(40曲)
てなもんです。
弁償しようと思って今 YAMAHA さんに探して貰っていますので、解りましたら又御連絡します。

投稿者:KS     投稿日時:2003/01/20 10:33  ---209.68.3

Y 楽器さんが親切に探して下さいました。
出版社: Editio Musica Budapest
タイトル: Duos for Violin & Violoncello for Bebinners
価格: 2900 円
です。
挿絵が在って、種々アレンジが在って、綺麗で楽しい楽譜です。
(Y 楽器銀座店さん有難う御座いました。近々、楽器を見に行くついでに買いに行きます。)

投稿者:KAZU     投稿日時:2003/01/21 13:30  ---05.88.155

KS様,ご親切に有難うございました.ご自身が犯人だったというところ,思わず大笑いしてしまいました.埋もれた過去を掘り返させてしまって,すみません.私も行きつけのY楽器で,早速購入します.

子供たちは,弓で叩き合いのけんかをしながらも一緒に弾くのが好きで,昨日は自分で下のパートを即興で創って合わせていました.ピアノだけ習わせていたときには,考えられなかった楽しみ方です.皆様に教えていただいたいろいろな曲を弾かせながら,どんどん自分たちの音楽の幅を広げてほしいなと思います.

皆様,本当に有難うございました.このような情報交換の場を提供してくださっているSTRADさんにも感謝しています.

Q:チェロの表板について
投稿者:ケイ     投稿日時:2003/01/19 18:40  ---46.225.90

こんにちは。初めて質問させていただきます。
昨年からチェロのレッスンを始めまして、そろそろ自分の楽器が欲しいなと思っているものです。
先日、近くの楽器店に行きまして、なかなか良い音がしてるなという楽器があったのですが、ただそのチェロは表板の木目があまりまっすぐに走ってなくて、あちこちビリビリと歪んでいるのが気になったのです。(新作で70万程度のものです)
「表板の木目は、できるだけ細く等間隔でまっすぐ走っているものが良い」と聞いたことがあるのですが、これは本当でしょうか?
表板の品質は、チェロの音質にかなり影響すると思いますので、どのようなところをチェックして購入すれば良いのか、アドバイスいただければ助かります。
よろしくお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/01/20 11:42  ---227.63.238

いらっしゃいませ、ケイさん。ストラッド店員です。

>「表板の木目は、できるだけ細く等間隔でまっすぐ走っているものが良い」と聞いたことがあるのですが、これは本当でしょうか?

一般的にそういわれています。(ただ細すぎる物はあまりよくないとも言われています)そのような表板の材料は他の材料より高く取引されますので、楽器の値段も高くなります。ただ、出てくる音に関しては可能性としては良い音が多いと思いますが絶対的なことではないと思ったほうが間違いはないと思います。

購入前のチェックですが、サイズ、弦長などが、正しいか?欠損がないか?厚みは厚すぎないか、また薄すぎないか?出てくる音が好きか嫌いか?弾き易いかどうか?などだと思います。それでは!

投稿者:ケイ     投稿日時:2003/01/20 18:11  ---46.225.90

早速のアドバイス誠にありがとうございました。

その後、この楽器を取り扱っている輸入業者さんにも問い合わせてみたところ、この蝶(?)のような木目の入っている表板は、むしろ貴重でお薦めとの説明を受けました。
もう少し慎重に考えてみたいと思います。

Q:Carlos Robertsのチェロについて
投稿者:Erick     投稿日時:2003/01/20 02:02  ---119.172.126

 先日はお返事ありがとうございました。早く貴社に伺いたいとは思っておりますがなかなか時間が・・・。今回またまた質問させていただいて誠に恐縮なのですが、私の友人が先日イタリアに行ってまいりまして、現地の楽器屋さんでCarlos Robertsという作者のチェロに出会ったとのことでした(新作です)。本人はとても気に入ったようなのですが、旅行中のためお金が足りなくて諦めたとのことです。この作者のチェロは日本でも手に入りますでしょうか?また、日本での価格はいくらぐらいになりますでしょうか?お返事いただけたら幸いに存じます。本来ならばその本人が投稿するのが筋なのですが、本人はパソコンを持っていないため、代筆させていただきました。誠に申し訳ございません。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/01/20 11:54  ---227.63.238

いらっしゃいませ、Erickさん。ストラッド店員です。

Carlos Robertsさんは クレモナの製作者のようですね、
2001年のクレモナ現代製作者展示会にビオラを出展している記録が見つかりました。

価格は、クレモナの一流製作者のチェロですと相場的には200万〜とされていますが実際に見てみないと適正な評価は出来ません。
日本で入手可能かどうかというのは、扱っているお店があるか地道に探すほかないと思います。それでは!

投稿者:Erick     投稿日時:2003/01/20 14:11  ---119.172.126

お忙しい中調べてくださり、大変ありがとうございました。早速友人に教えてあげたいと思います。これからも宜しくお願い致します。

Q:Banks Benjaminのチェロについて。
投稿者:Erick     投稿日時:2003/01/18 04:40  ---119.172.126

いつも楽しく拝見させていただいております。早速お尋ねしたいのですが、貴社の在庫表に載っているBanks Benjaminのチェロですが、弦長は何センチでしょうか?また、Banks Benjyaminとはどのような人だったのでしょうか?専門家の間での評価などを、教えていただけたらと思います。また、メールでこのようなことを伺うのも失礼で大変不躾ではございますが、よく弦楽器やさんで行っている割引サービスは貴社でもやってらっしゃいますでしょうか?是非お教え願えたらと思います。よろしくお願い致します。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/01/18 13:26  ---42.69.254

いらっしゃいませ、Erickさん。ストラッド店員です。

>弦長は何センチでしょうか?
690mmです。
評価ですが、昭和61年の客観的なヴァイオリンの評価で1世が300 2世が200とあります。
当店の楽器の評価は当店の価格です。

割引サービスなどは基本的に行って降りません。行っているお店の割引後の価格が
当店の販売価格だとご理解ください。

なお、このような当店に関する個人的なお問い合わせについては、Q&Aではなくメールでお願いいたします。それでは!

投稿者:Erick     投稿日時:2003/01/18 14:59  ---119.172.126

お忙しい中大変ありがとうございました。近いうちに貴社へ伺ってみたいと思います。その際には是非、よろしくお願いいたします。