Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:質問ですが・・・
投稿者:yuki     投稿日時:2003/05/02 00:40  ---1.200.222

はじめまして。突然の質問で失礼します。
今回、バイオリンの弓を購入しようと思っています。候補のうちの一つにオールドの弓で、alexanderとのスタンプのものがあります。初めて聞く名前でネット、本などで私が調べた限りでは情報が得られませんでした。何か情報、また相場などが分かれば教えてくだされば幸いです。
また、現在もっているバイオリンはクレモナ・1994年製のでラベルの名前が筆記体で書かれていてよく読めないのですが、おそらくMarine Kronaと書かれていると思うのですが・・・。正しい綴り、またどんな評価の楽器なのかご存知でしたら教えて下さい。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/05/06 12:53  ---205.147.110

いらっしゃいませ、ストラッド店員です。

alexanderha,何名か製作者がおりまして、ちょっと絞りきれません。
弓の場合、トルテは別格として、有名な方の作品でも駄目なものは駄目で、無名な製作者でもいいものは高く評価されるので、あまり相場などは気にせず自分にあった弓を納得のいく金額で選んでください。

Marine Kronaですが、これに関しては調べましたが解りませんでした。
申し訳ございません。それでは!

Q:フランス製のヴァイオリン
投稿者:feaju     投稿日時:2003/05/01 23:24  ---45.44.191

こんばんは。先日はお世話になりました。
また、質問させてください。お願いします。

現在使っているヴァイオリンは、フランス製の「ブレトン」という70年位前の
ものです。(2分の1サイズ)
どのような特徴なものなのか…おわかりでしたら、お教えください。
また、フランス製のヴァイオリンの特徴も、お教えください。
以前、肩当てを購入したときに、お店の方は、「これはフランス製ですね」と
すぐわかりました。見た目の特徴もあるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/05/06 12:37  ---205.147.110

いらっしゃいませ、

スペルはBretonで宜しいでしょうか?
ラベルにBreton Paris とシンプルに書かれているでしょうか?

Bretonという製作者は何名かいるのですが、上記のような内容でしたらファクトリーオーダーメイドのヴァイオリンだと思います。フランシスBretonの形を模倣したファクトリーメードになります。初心者向けもしくは学生向けとして大変評判のヴァイオリンと資料にあります。

フレンチの特徴はニスや形などにありますが、上手く言葉では説明できません何十本も見ているうちに、瞬時でこれは「フレンチ」と解るようになります。
フルサイズの楽器ですと、サイズが大きめの物が比較的多いです。
それでは!

Q:下取りについて
投稿者:のぶお     投稿日時:2003/05/05 18:51  ---138.184.57

カールヘフナーの上位モデルの手工品は下取り対象になりますか?

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/05/06 12:11  ---205.147.110

いらっしゃいませ、ストラッド店員です。

この内容は「当店に対するご意見・ご質問等」になりますので直接メールでお願いいたします。それではご連絡お待ちしております。

Q:航空機とチェロ
投稿者:Geertz     投稿日時:2003/05/01 12:47  ---221.18.2

いつも楽しく拝見しております。久々ですが、質問させてください。
私は今度海外に行くことになったのですが、ぜひチェロを持って行きたいと思っています。
チェロ用の座席を購入すればそれでいいのですが、学生の身にはちょっときついものがあります。自分の楽器が本当に大切なら、迷わずそうするべきなのですが、それがなかなか・・・。
チェロのハードケースをソフトケースに包んでケース内部にも適度に詰め物をして荷物預けにした場合、どうなのでしょうか。それでもやはり気温や気圧の関係でかなりのリスクが伴いますでしょうか。インターネットでこれに関することはほとんどすべて調べたのですが、このことについてはあまり情報がありませんでした。
このことについて皆さんのご経験、または聞いた話しなどありましたらぜひ教えてください。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/05/01 14:19  ---205.147.110

いらっしゃいませ、Geertzさん。

気圧よりはやはり気温の問題が大きそうですね。
外国から当店に楽器が空輸で送られる時は、密閉した発泡スチロールの箱で送られてきます。

>チェロのハードケースをソフトケースに包んでケース内部にも適度に詰め物をして荷物預けにした場合

これはやった事がないのでわかりませんが、断熱材などを使うとよりリスクを軽減できると思います。
しかし一番いいのはやはり座席を購入することだと思います。それでは!

投稿者:アマチェロ     投稿日時:2003/05/01 16:06  ---7.203.60

米国からチェロを持って帰るとき、預けるためにハードケースを使いました。航空会社はUNITEDでした。チェックインカウンターで弦を緩めたかと聞かれました。(どうやらよくあることのようですよ)。荷物室の気温を聞きましたが、零下にはならないように覚えています。チェロはイタリアンですが持ち帰ってからも問題なく使えました。

投稿者:Vn弾き     投稿日時:2003/05/01 17:13  ---145.200.118

学生時代にカナダから来た高校生と一緒に演奏する機会がありました。
そのときチェロの子は来日するときにチェロが壊れてしまったので日本に来て借りたと言っていました。
保険に入るとか、現地で借りることも検討してはいかがでしょうか。

投稿者:YE     投稿日時:2003/05/01 18:28  ---158.124.208

学生時代,大学オケで海外に行きました.
チェロパートの場合,高価なチェロを持っている人は持って行かず,
降り番の人の楽器を借りることにしていましたが,
案の定,複数の団員のチェロに,割れやひびといった何らかの影響が出ました.
何もなければラッキーなので,何かあると思った方がいいでしょう.
もしも御自身の楽器を大切にお思いなのであれば,
高くとも保険と思って機内に持ち込んだ方が賢明だと思います.
また,チェックインカウンターで,裕福でない学生であること,何が何でも
機内持ち込みにしたいということを訴えれば,しばしば持ち込むことが出来ます.
その場合は,客席ではなく,客室乗務員が他の客に邪魔にならないように
保管することになりますが,預けるよりはるかにいいと思います.
とりあえず訴えるだけ訴えてみればいかがですか?

投稿者:Geertz     投稿日時:2003/05/01 22:36  ---221.18.2

皆さん、ありがとうございます。大変参考になりました。
もう一度、よく考えてみます。大切な楽器ですので、後悔しないように決めようと思います。

投稿者:ふみくん     投稿日時:2003/05/02 00:32  ---219.247.210

チェロではなくVn弾きなのですが、夏ごろに海外出張の予定があり
Vn持って飛行機に乗ろうと思っているんですが、Vnと一緒に飛行機に乗った方
いらっしゃいます?

角型ケースなので、飛行機の上の荷物入れみたいなところに入れてしまって
大丈夫なものなんでしょうか?(貨物室だと気温の変化が激しいんで楽器に良くないと
聞いたことはありますが)。

投稿者:イサ     投稿日時:2003/05/02 00:58  ---15.88.141

私の経験からもチェロは持っていかないで、現地でレンタルするか、
チェロのための座席を1つ確保するかどっちかだと思います。

私は大学でオーストラリアに行く際にイタリア製のチェロを預けました。
パック旅行だったので1つ分の座席を確保するのは割高だったからです・・・。
でもこれが大失敗。
ハードケースに入れてましたが、弓のスティック先端(チップのほぼ真上)にヒビが入り、
楽器にも縦にヒビが入ってました。
楽器店で見てもらった結果、弓の留め金が外れ、ケースの中で暴れた弓のフロッグ部分が
楽器の表板を叩いたためヒビが入ったそうです。

弓の先端は細いので些細なショックにも弱いそうです。
保険も何も掛けていなかった為、保証は受けられませんでした。

持っていく場合は絶対畿内に持ち込むべきです。
ベルトコンベアにのせるときなんて、正直言って投げてますよ。

投稿者:なおと     投稿日時:2003/05/02 02:32  ---136.20.99

3年前にカナダで航空機用のハードケースを買いました。私のは棺おけみたいなジュラルミン製のものです(上から人が乗っても平気です。中はがたがた動かないようなっています。)。これでこれまで数度飛行機のあずけ荷物としてチェックインして利用しましたが、これまではチェロは壊れたことはありません。荷物を引き取るときは、通常のぐるぐる回るところから出てくることはなく(大きすぎることもあるでしょう)、空港の職員が別に運んできてくれています。
 ちなみに航空機用ハードケースは、私のもの以外にも数種類あり、米国のstring誌にその特集が昨年あたりあったと思います。私のもstring誌に広告がでています。

投稿者:steel lover     投稿日時:2003/05/02 09:09  ---25.150.53

ふみくん
 9・11以降、ヴァイオリンの機内持ち込みが難しくなったという話もちらほら聞きます。厳密に言えば、vnケースは手荷物の大きさの範囲を超えてます。しかし私の経験では問題なしです。頭上のコンパートメントに入れてます。ただし飛行中はコンパートメント内で飛んだりはねたりすることもあるでしょうから、しっかりしたケースに入れていったほうが良いでしょうね。

 アメリカのミュージシャン組合が、楽器の機内持ち込みについて権利を獲得しています。
http://www.local1000.com/carryon.pdf
 まあアメリカの国内だけで有効なのかもしれませんが、飛行機に乗るときはこのページを印刷してお守り代わりに持ってます。

 あっ、それとケースの中に魂柱立てとか小型ナイフだとか爪切りだとかの金属製品をいつも入れてる人は取り出してチェックインする荷物に入れておいてね。念のために換えの弦も出しときましょうね。

投稿者:Geertz     投稿日時:2003/05/02 12:27  ---221.18.2

なおと様
航空輸送のためのチェロケースについてもう少し教えてください。そのジェラルミンケースは中に普通のチェロのハードケースを入れて運ぶものですか?また、お値段はいくらくらいされましたか?多少高くても、これから先チェロを航空機で運搬することを考えると購入する価値はあると思います。
もし覚えておいででしたら、昨年のstradの何月号だったかも教えていただけると幸いです。strad,購読しようかな・・・。

投稿者:AS     投稿日時:2003/05/02 23:56  ---125.78.233

それはきっとこのケースだと思います.
以前,サマーセミナーに来られたアメリカのチェロの先生が持っていましたよ.

http://www.axess.com/var/his_eng.html

投稿者:なおと     投稿日時:2003/05/03 05:17  ---00.204.144

私のはASさんのとおりのところです。注文生産ですので、私は英語ですが、電話で注文し、チェロのサイズをFAXで知らせました(ずれたり、がたがたしないようにサイズに合わせた型をつくるためだと思います)。1,2週間で出来上がったところで宅配で送ってきました。ただしカナダの話ですが。
 いずれにしても、一般のハードケースは、見た目はともかく航空輸送用にできていませんので、ネックが折れるなど壊れる可能性があるので、私のにするかどうかはともかく、航空輸送専用のハードケースを買うことが重要だとおもいます。
 なお、米国のString誌(英国のstrad誌ではありません)の昨年3月号に航空輸送用ハードケースの特集がのっていますので、参考になると思います。
 私はいまのケースが気に入っています。本当に西洋の映画にでてくるような棺おけみたいな格好なので、空港ではいつも注目のまとになりますので、まず行方不明になることもないと期待しています。
 

投稿者:Geertz     投稿日時:2003/05/03 10:53  ---221.18.2

ありがとうございます。よくわかりました。問い合わせてみて、納期が僕の出発に(7月末)間に合うようでしたら注文を検討してみたいと思います。
stradではなく、stringと書いてありましたね・・・、すいません。
stringのバックナンバーも探してみようと思います。
皆さん、貴重な情報本当にありがとうございました。

Q:楽器の音量について
投稿者:コム     投稿日時:2003/05/02 11:20  ---149.148.212

こんにちは、チェロのことについて教えて下さい。
チェロの音量は新作楽器でも大、中、小と別れるとすればはっきりとそれぐらいの違いは
あるのですか?時々色々なお店で試奏させていただいているのですが弾いている自分にはあまり違いがよくわからないもので、そのあたりも教えていただけませんか?また新作でできるだけ音量のあるものを探すとすれば最低でもこのくらいのクラスというのはありますか?
以上ですが宜しくお願いいたします。

投稿者:店員     投稿日時:2003/05/02 18:41  ---42.69.236

コムさん いらっしゃいませ。
チェロに限らず弦楽器では、音量の他に音質やパワーなど他の要素も
重要とされています。新作であればあまり大きな差がないと感じています。
選ぶ際には、予算の上限を決めていろいろなところで試奏し
自分が弾いていて美しい音色だなと感じる物を選ばれる事をお勧めします。
やはり弾いている本人が気に入る物が名器なのではないでしょうか。

Q:オールドの見方について
投稿者:チェロ弾きまま     投稿日時:2003/05/02 13:39  ---251.28.138

こんにちは、最近このホームページを発見し、楽しく勉強させていただいております。
チェロを買い換えようと思い、師匠を通してvuillaumeの弟(?)Nicolas Vuillaumeの
楽器でStentorというブランドで製作された1862位のチェロを取り寄せてもらい、待っている
ところです。こちらの過去のログで紹介していたprice historyというホームページをみると
Vuillaume,Nicolasという楽器が770万円位で落札されていました。今回は250万円ということで、あまりにも金額に差があるのがきになりました。同じ作者でも金額にこのように、差があるのはよくあることなのでしょうか?また、オールドを購入の場合、どのような点に注意をして楽器を見るとよいのでしょうか?

投稿者:ストラッド     投稿日時:2003/05/02 18:32  ---42.69.236

チェロ弾ままさん いらっしゃいませ。店員が休みなので代わりにお答えします。
Nicolas Vuillaumeを文献及び店主に聞いたところ相場では、店頭売りで1000万以上
で売られていておかしくないそうです。オークション価格は、適正な水準と考えます。
今回は、250万円と言う事なので、何か理由があると推測します。老舗オークションで本物に近い者として扱われた物は、あまり大きな価格差が出ることはありません。
オールドの場合、ブランドを買うのか、古くていいものを買うのかを決められて
探されるといいと思います。古い物は、やはり傷や痛みがあり修理を施してあるのが多いです。
購入後のアフターケアーがしっかりしているお店で買うと後々も安心ですね。
当然、ブランドを必要ならばやはり高額になりますし、古くていいものは探されるならば、
安くとてもよいものに出会える可能性があると考えます。

Q:入門用楽器の変化
投稿者:こむぎ     投稿日時:2003/05/01 17:15  ---94.39.114

はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いています。
私は中学〜高校の間、学校のオケでバイオリンを弾いていて、
学校の薦めで1988年西独製カールヘフナー(#208)を購入しました。
その後、進学・就職して楽器になかなか触れなかったのですが
一昨年、結婚を機に約10年ぶりにレッスンを再開しました。
そして思ったのですが、学生の頃よりも楽器がよく「鳴っている」気がするのです。
へフナーの208番は入門者向けの楽器だと思うのですが、
このクラスの楽器でも、新品から15年経って、「熟成」されているのでしょうか?
弓は買い換えて、弦の銘柄も変えましたが、
それだけのせいではないような気がするのです。
・・・単に私の思いこみでしょうか?

投稿者:かめ     投稿日時:2003/05/01 18:15  ---196.104.75

おっしゃる通り、木材の経年変化も考えられると思います。

それ以外に、弓や弦の違い、そして、現在レッスンに付かれていると言うことで
楽器を鳴らす技術の向上、成長に伴う体格や筋力の変化も考えられるのでは
ないでしょうか。

投稿者:こむぎ     投稿日時:2003/05/02 09:33  ---94.39.114

かめさん、ありがとうございます。
当然私も15歳年をとったので、私自身も熟成された(?!)のでしょうね。
入門者向けの楽器が、今ようやく鳴らせるようになったのだと思います。
この先しばらくは、この楽器と一緒に頑張ります。

Q:弓について
投稿者:にこれっと     投稿日時:2003/05/01 08:57  ---100.26.61

はじめまして。
私は、弓のレベルアップを考えてまして、最近とある楽器屋さんで、実売額40万円程度のフランス製手工品の弓を薦められました。確かに極めて細くてきれいな反りをしていて試奏したのですが、今まで10万円以下の弓で市民オケでしか弾いていない私にとっては何かしっくりきません。
軽くてしなやかとは思いますが、何か芯というか強さが感じられなくて・・・。心配で思いっきり弾けない気がするのです。これは私のボウイング技術が未熟だからなのか、そういうふにゃふにゃの弓もあるのか、ぜひ弓の選び方でアドバイス頂ければ幸せです。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/05/01 14:12  ---205.147.110

こんにちは、にこれっとさん。

弓の選定方法には鉄則があります。
1、とにかく自分の気に入ったものを選ぶ
2、個人的な嗜好を最優先とする
3、自分で演奏して一番気に入ったものを選ぶ
4、個人個人に対して最適なものを選ぶ
5、ブランド、銘柄にほれ込んではいけない、

などですね。

弓の強さは、さまざまあると思いますが、個人個人に好きな強さがあると思います。
ソフトな弓が好きな人もいれば、強弓が好きな人もいます。(もちろん極端すぎるものは問題外とします)

弓は腕の延長みたいなものですから、最終的にはご自分の満足のいく弓を選んでください。それでは!

投稿者:YE     投稿日時:2003/05/01 18:36  ---158.124.208

私も先日,弓を,中学時代から使っていたドイツの Johannes O. Paulus から
フランスの Alfred Josef .Lamy に換えました.初めは Lamy は腰が軽く,バリバリとは弾けない気がしたのですが,
しばらく弾いているうちに,力まなくても自然な音が出ることに気付きました.
その時,今までいかに無駄な力をいれていたかがよく分かりました.
個人差はあると思いますが,ばりばり弾かなくてもいい音が出ているのかもしれません.

投稿者:にこれっと     投稿日時:2003/05/01 22:58  ---228.39.121

アドバイスありがとうございました。私もボウイング技術の問題のような気がしていますが、
自分の懐と相談してよく考えてみます。今日も眠れない。。。

Q:ライブについて
投稿者:マッサン     投稿日時:2003/04/29 23:11  ---04.145.2

こんにちは。マッサンと申します。
私はヴァイオリンを10年程弾いています。
今度、弦楽器の仲間11人とエレクトリック・バンドで、
少し大きな所でライブをやることになったのですが、
バンドの音に対抗するためには、マイクを何本、
どのように立てればよいのか、全く分かりません。
ピンマイクは誰も持っていないので、
今回使用するのは、普通のマイクの予定です。
楽器のことではないので、恐縮なのですが、
何か教えていただけないでしょうか。

投稿者:Germain     投稿日時:2003/04/30 02:25  ---221.168.245

マッサンさんこんにちは。
エレクトリック・バンドの音量にアコースティック楽器がマイク録りで対抗するにはかなり苦労します。やはり本来ならピンマイクやピックアップで広う方法が一番なので、この方法は駄目で元々というつもりでお試し下さい。またバイオリンそのものがソリスト仕様の音量を持っていないとやはり難しいという前提もありますのでどうかご了承下さい。

通常アンプから音を出すエレクトリック楽器やドラムセットに用いるPA用マイクはお互いの楽器の音を拾ってしまわないように非常に指向性が強いものを選んでおり、殆どくっついてしまうくらいアンプやドラムの各太鼓に近づけていますので、それと同じタイプのマイクはバイオリン用には不向きでしょう。弓の動きを妨げない範囲でも音が拾える指向性の広い物が良いと思います。AKGのマイクなどは指向性をある程度の範囲で設定できる物があり、私自身使ってみて好感が持てました。そのような指向性のある程度確保が出来るタイプのマイクを、ご自分の弓使いの妨げにならないギリギリの範囲で、できるだけF字孔に近く向けてセッティングしてください。ブームスタンドを使って頭上から狙えば大分良いと思います。ライブならマイクは1本で充分です。本数を増やすとPAでの処理が難しくなりハウリングの原因にもなりかねません。また舞台での配置を考えると良いでしょう。特にドラムセットとベースアンプの近くにはいない方が無難です。また舞台上でアンプから音を出す楽器の個々のスピーカーの向きに気を付けて直接音の飛んでこないデッドスペースを見つけましょう。
以上、多少なりともご参考になれば幸いです。

投稿者:steel lover     投稿日時:2003/05/01 11:08  ---25.150.53

それとモニターにも気をつけてね。できれば別系統のラインで専用のモニターを用意してもらって、自分の音をしっかり聞けるように。電気楽器の人たちって、モニターから帰って来る自分の音を大きくしがちだからねぇ。

 あれえ〜、質問を読みかえしてみました。弦が11人?となると経験ないなあ。一人一本ずつマイクをもらうか、スタジオのように横に壁を作ってもらい、指向性の広いマイクで全体の音を拾うか。
 いずれにせよ事前にPAの人との打ち合わせと本番前の音だしをしっかり時間をとってもらうことでしょうね。

投稿者:マッサン     投稿日時:2003/05/01 22:36  ---14.53.164

Germainさん、steel loverさん、ありがとうございました。
とてもわかりやすくて、大変参考になりました。
直接音の来ない場所をみつけて、上からなるべく近づけて拾うことにします。
モニターについては考えていませんでした。相談してみます。
難しそうですね。うまくいくか、ちょっと不安です。
でも、相談にのっていただけて、とってもうれしかったです。

Q:このラベルのヴァイオリンは…
投稿者:みかん     投稿日時:2003/04/26 23:08  ---46.252.195

こんにちは。私の友人が持っているバイオリンについて質問なのですが、

MAESTRO LIUTAIO
VAIA ERNESTO
FECE NELL'ANNO 1998
CREMONA
というラベルのバイオリンらしいのですが、製作者について知りたいということなので、質問いたします。
このバイオリンの製作者について何か知っている方がいらっしゃったら教えて下さい。
1998という年代だし、まだご存命の方だと思うのですが、何しろラベルの見方もわかりませんので教えてください。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/04/28 11:24  ---205.131.218

こんにちは、みかんさん。

MAESTRO LIUTAIOは弦楽器製作師匠という意味でクレモナあるいはパルマの弦楽器製作学校の卒業生で構成された、「団体名?」のような感じです。イタリア人に限らず、いろいろな国籍の方が参加しているようですね。日本人の製作者も参加しております。

VAIA ERNESTOですが、これが製作者名で資料で調べてみました。1958年クレモナ生まれ、1977年クレモナ学校を卒業です。1998年にクレモナで製作という意味ですね。
それでは!

投稿者:みかん     投稿日時:2003/05/01 02:00  ---46.252.114

ラベルからは色々な事がわかるのですね。
団体名だとは、驚きました。団体なんかが存在するとは知りませんでした。
自分のバイオリンのラベルももう一度よくみてみます。
さっそく友人に伝えます。
ご丁寧にありがとうございました!