Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:毛の良し悪し
投稿者:キャットガット トーチャー     投稿日時:2003/10/03 12:53  ---25.150.23

テールガットのスレッドで最上級の毛、という話が出ていたので質問させてください。
毛の良し悪しは何で決まるのか?(産地etc.)良し悪しをどうやって見分けるのか?値段はどのくらい変わるのか?よい毛を置いているお店をどうやって探すのか?などなど。よろしくお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/10/03 14:37  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

アメリカ産、カナダ産は強くて太くアジア産の細くしなやかな性質があります。
現代日本に入ってくる毛はアジア産が多いようです。(後者の方が優れていると考えています。)

弓毛の質は、上記産地のほかに健康な馬から取った毛であるかどうかというのも重要にななります。また毛が均一であるかどうかも良し悪しの判断材料ではないでしょうか。

値段はお店によって違うのでなんともいえませんが、最高級という事であれば、職人が一本一本毛を選ぶところから始めますので(普通はそこまで致しません)手間を考えると倍ぐらいになってもおかしくないと思います。(また毛よりも毛替えの技術というのが良し悪しに大きく影響いたします)

日本のお店では、問屋さん経由で入ってきますので品質は大体同じくらいだと思いますが、中には直接特別な馬の毛を輸入しているところもあるかもしれませんね。それでは!

投稿者:キャットガット トーチャー     投稿日時:2003/10/06 06:50  ---25.150.23

ストラッド店員さま、ありがとうございます。

>弓毛の質は、上記産地のほかに健康な馬から取った毛であるかどうか

というのは(素人でも)見た目でわかるものですか?

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/10/06 14:18  ---205.147.181

それとあと一つ大事な事を言うのを忘れていました。

毛の長さです。弓に使う毛の長さは決まっていますが、最初から長いほうが良質といえます。人間の毛と一緒で毛根の方が太く毛先の方が細くなります。
元の毛が短いと、この差が激しくなり芳しくありません。ただ長い馬の毛は非常に高価で、手に入れにくいです。当店では最近やっと手に入れました。

>見た目でわかるものですか?

極端な場合はわかると思います。太さがばらばらであったり、毛がねじれていたり(テンパーがかかったように)枝毛がひどい場合などです。それでは!

Q:ウルフの出ないチェロ
投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2003/10/01 18:51  ---17.63.236

STRAD様、

 世上、「よく鳴るチェロほどウルフも出る」と言われますね。
とすると論理学的(?)には「ウルフが出ないチェロは鳴らない」ということになりそうですが、実際の所どうなのでしょうか。
「例外のない規則はない」とも言いますが.....。
STRAD様は数多くの良い楽器に触れてこられた訳ですが、その中には例外(よく鳴るがウルフは出ないチェロ)はありませんでしたか?

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/10/03 11:00  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

店主に確認したところ、よく鳴るチェロでもウルフが気にならない楽器はたくさんあるそうです。また奏者側の技術でウルフが出ないように演奏する事も出来るそうです。

製作者は製作の際にわざとウルフが出るような演奏をして確認しながらウルフが出ないように板を削って生きますが、それでも出る時は出るみたいですね。それでは!

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2003/10/03 11:46  ---04.110.58

ストラッド店員さま、ありがとうございました。

実を言うと、小生のチェロは殆どウルフが出ないのです。
F#〜Gの辺りで微かに違和感があるのと、オクターブ下のC線のF#〜Gの発音がちょっと鈍いかなァ、という程度です。
(後者は多分に演奏技術の問題という気もしますが)

買うときには「よく鳴る」ことを最優先で選んだつもりですが、
ウルフが出ない、というのも最終的にこれに決めた大きな理由の一つだったのです。
なので、最近になって「よく鳴る楽器ほど〜云々」と聞いてちょっと居心地の悪い思いをしていたのですが、
例外も沢山あると聞いて安心しました。

現物を見て頂かずに「よく鳴る」と決め付けるのも愚かしい話ではありますが、
「ウルフの出ない良い楽器なんだ」と自分で納得して益々楽しく弾いていこうと思います。

Q:テールガットの長さと駒の距離の関係について
投稿者:あい     投稿日時:2003/09/24 02:17  ---205.60.52

変な質問しちゃいます。ごめんなさい。。。


 実は、テールガットの長さが質問です。

私はヴァイオリンを弾くのですが、テールピースと駒の関係とか全くわかりません。
適切な距離がどれくらいなのか、いろいろ調べたところ57[mm]±αが適切距離となり
ました。で、そこで質問があるのですが、テールピースと駒の距離を広く取るときと、
狭く取るときでは、弦の振動はどのような関係がたつのでしょうか。広くとれば、同じ
張力でも、弦の利用部分が長いために、弦が単振動するための時間が長くなるので、
やわらかい音になるのではないだろうか?!というのが、私の意見です。どなたか
どんな些細なことでも、教えていただける方がいらしたら、教えていただきたいです。
お願いいたします。あい *^0^*/~

投稿者:はろー     投稿日時:2003/09/24 07:24  ---110.157.66

便乗してしまいますが、音量の方も変わってくるのでしょうか?

投稿者:理系人     投稿日時:2003/09/24 12:31  ---1.90.39

共鳴現象が重要な役割をしていると思います。
ハーモニクス(フラジオレット)を考えて下さい。
弦の簡単な整数比の部分に触れて弾くと特定の共鳴振動が起きます。
少し指が外ずれただけで そのような振動はうまく起こりません。

今度はナットとサドルで弦が固定されていて駒が弦に触れている
というモデルを考えてみて下さい。
特定の位置で共鳴が起きると思います。
弦の張力が駒の上と下で違うでしょうしテールピースも振動するので
距離はきれいな整数比にならないでしょう。

共鳴が起きない方がいいのか、起きた方がいいのか?
起こすとしたらどんな共鳴がいいのか?が不明ですが いずれにせよ
問題は4本の弦のそれぞれについて微調整する必要があるということです。
テールガットの長さの長短だけでは 共鳴を狙った調整はできないでしょう。

投稿者:文系人     投稿日時:2003/10/01 02:22  ---100.252.82

素人の勝手な推測ですが、

駒からナットまでの距離をx、駒からテールピースまでの距離をyとすると、駒を動かすことでxとyの比が変りますから、音の波形つまり音色が変わるのではないでしょうか。

xとyが簡単な整数比になれば比較的低い周波数の倍音が強められるので、結構いい音になるような気がするんですが、どうでしょうね?

投稿者:KS     投稿日時:2003/10/01 09:45  ---107.224.120

御存知かとは思いますが。
トマスティックでは、HP だか何処か忘れましたが、推奨の長さが記載されていましたね。

投稿者:Emile Germain     投稿日時:2003/10/02 03:37  ---221.206.217

私もこの問題にはかなりハマッたので経験則と言う事で、僭越ながら書き込みをさせて頂きます。
私のバイオリンは、弦はドミナントのミッテルを使っており、初めはテールピースと駒の間を計ると53ミリ(個人によって計測の仕方で誤差が出るので大凡の目安にして下さい)で、A線の同部分をつま弾くとE音より若干低いかも?という感じでした。音色は気に入っていたのですが、もう少し張りのある大きな音が欲しくて、テールピースを後退させればもっと張りと音量が出るのではと考えたんです。そこで1ミリずつ後退させてテストしました。54ミリから56ミリまでは音色、音量、響きのどれを取っても中途半端で満足できず、発音も弦やポジションによってムラが多かったです。57〜58ミリにすると弾いているときの音量と張りは満足できる状態となりました(この時A線の同部分はほぼDになっていました)が、一方で音は硬質になり音色変化も乏しく響きが浅くなってしまいました。特にG線の音が以前より痩せて聞こえるため、今度は魂柱を調整してみるとだいぶ良くなり、楽器が朗々と鳴っている感じになったのです。ところがそれは演奏している姿勢の場合に感じるもので、胸の辺りで昔のバロックスタイルのように楽器を持ち弾いてみると、最初の53ミリの頃とあまり変わっていない、むしろ音量が増したと思ったのは傍鳴りが強くなっただけだったんです。そこで初心に返ってA線の同部分を、かなり正確なピッチになるまでE音に調整してみたところ、それまでの苦労はなんだったのか、音色、響き、音量共々満足できる状態になったのです。また耳元の音と耳から離れた音のギャップも最小限になりました。この時、同部分は約52ミリです。結局57〜58ミリにしたときに移動した魂柱の方がポイントであった訳で、テールピースを移動する事によって好結果を得たものはあまり無かったという事です。ただし演奏者にとって音に明らかな変化が現れる事は解りましたし、この経験則から耳元の音と外に響く音のすり合わせがある程度可能だという事は解りました。またテールピースが離れているときは弦が鳴っている感じが強く、元に戻す(厳密には元より約1ミリ短い)と楽器全体から音が出ている感じが強かったという事も付け加えておきます。楽器によってこのあたりは違うのでしょうけども、少なくとも私の楽器ではこのような結果になったという事で、ご参考になれば幸いです。

投稿者:弦喜     投稿日時:2003/10/03 00:46  ---115.112.194

受け売りになりますが、「ヴァイオリンの見方・選び方 基礎編」レッスンの友社 という本の49ぺージに駒とテールピースの距離関係に関する記載があります。

厳密にはどこからどこまでかはわかりませんが、多分駒からテールのカラーまでの弦長が58mm、さらにはA線を正しく調弦したとき、指板側がA(ラ)で鳴るのに対し、テールピース側を弾いてE(ミ)がなる位置が標準と書いてます。

今読み返してみると、なるほどAとEではハモる関係で共鳴も少し起こるんだろうな、と納得させられました。

投稿者:あい     投稿日時:2003/10/03 01:00  ---205.61.157

はろーさん
理系人さん
文系人さん
KSさん
Emile Germainさん

 皆さん、ほんとうにありがとうございます。どなたも非常に参考になる教えで非常に
助かりました。実は、今日調整がちゃんと行き届き、工房の方に取りに行きました。
見違えるほど音質や音量、弾きやすさが得られ、大変満足しています。私が使っているのは
イタリアのコンテンポラリーのとある作家のものですが、モダンイタリアンにも負けず
劣らずのいい音のする楽器です。調整と弓の毛を最上級のモノにしましたが、毛は
よいものを使うべきですね。全然、全く違った弓という認識になってしまいました。

 テールピースと駒の長さは、ドイツ基準の53[mm]にお願いしました。以前は
60[mm]ぐらい空いていましたが、やはり距離を広げると”ソバ鳴り”が強くなり
過剰に弓の圧力を上げることになることがわかりました。かといって、その距離を
短くしすぎると、その反対で近くできつい音になりますね。

 また、一応理系的なコメントもしておきます。理論上は確かに共鳴するように
セッティングするのがいいですが、ヴァイオリンやチェロといった弦楽器は
音の振動(波)が一般の物理学でいう定常波(←滑らかでかつ連続な曲線・微分可能な曲線)
ではありません。”ぎざぎざ波”です。例え、共鳴する位置を調べても、材質が木である
ゆえに共鳴Pointの位置が毎日多少の変化が生じるのが自然です。さらに、弦の長さにして
は、一般的に物理的な張力は意外と弱いので、共鳴するPointよりも、弦の利用距離(ヘッド部のナットからテールピースのナットまで)の方が影響が強いのだと思います。また、弦の振動は
弦の線密度が高ければ伝わる音の速度が速まりますが、それ自体が弦長との2次元的な
コンビネーションでありますから、どちらか(どの弦を使うかを決定した上でか、調整を
した後で)を固定してから再考しなくてはならないと思います。

 って理系的なコメントですが、職人さんに任せて正解でした。わたし個人としては
非常に興味がある所なのですけれど、弓の毛という予期せぬ要素が入り、かなりアバウトな
気持ちに変わりつつあります。でも、距離を開けると近くで聞いて良い音にはなります。
Emile Germainさんのお書きになったコメントが的を得たものだ私は思います。

Q:なぜない各国の新作
投稿者:IM生     投稿日時:2003/09/15 17:49  ---96.25.21

イタリア、というよりクレモナブームです。クレモナの新作楽器をどこでも展示して宣伝しているようですね。クレモナ市のトリエンナーレでは外国勢が上位を総なめして話題になったのに日本ではクレモナに関心が集まりすぎかと思います。
かつてはドイツやチェコの新作が日本にも入っていました。ブリュックナー、シャーデなど記憶に残っています。最近はこうしたドイツ系の新作は輸入されないのでしょうか。輸入されているなら是非試奏したいと思っているのですが。

投稿者:佐野     投稿日時:2003/09/15 19:06  ---119.172.36

初めましてこんにちは。あまり答えにはなっていないのですが、IM生さんの質問にものすごく共感できるので、私の思っていることを書かせていただきたいと思い、書き込ませていただきました。日本になかなかイタリア(特にクレモナ)以外の完全手工品が入ってこないのは、まず第一にユーザーそして次に楽器屋(全てではありませんが)に責任があると思います。日本人は世界が認める「ブランド好き」です。特に服なんかそうですね。それと一緒でバイオリンもアマティやストラドやガルネリを生んだ地、「クレモナ製」が好きなのではないでしょうか?楽器屋も商売です。どうせ売るならより高額で売れるイタリア製を売ったほうが利益が上がります。需要があるから供給があるのです。ドイツやチェコなどから輸入されている楽器の大半は半手工や工場生産です。楽器屋としても、これらは初心者・中級社用というカテゴリーで輸入しているのだと思います。ドイツの完全手工品でもバイオリンで100万前後、チェロで150万前後はします。イタリア製に比べて需要が低いのに、これらを仕入れて在庫を抱えたらそれこそ大損です。そんなリスクは背負いたくないのが、商売人の心情だと思います。そんな理由で、日本にはイタリア以外、特にドイツやチェコの新作は入ってこないのではないでしょうか。あくまで私の推測の域を出ませんが。日本にはイタリア製専門店すら存在します。以下に需要が高いかを如実にあらわしています。ちなみに、イタリア製にこだわる人はそろって「音が違う」といいます。滑稽な話です。彼らは1万本ある楽器の中から目隠しして、1本だけあるイタリア製を当てることが出来るのでしょうか?
 なにやら少しグチまで入ってしまいました。お許しください。的確な答えが出来ず、申し訳ございません。ドイツの素晴らしい新作は、代官山のM.Pにありますよ。 

投稿者:ヒロ     投稿日時:2003/09/16 13:39  ---11.81.86

私も同感です。
しかもメジャーなお店においてあるイタリア新作は大抵割高な気がします。
他の国(フランス・ドイツ・チェコ・アメリカなど)の新作が多くおいてある
お店を知りたいです。

投稿者:IM生     投稿日時:2003/09/16 14:48  ---205.110.243

佐野さん、ヒロさん
レス有難うございます。
クレモナに知り合いが住んでいます。
彼はヴァイオリン学校で学んでいる優秀な人です。
「クレモナは8割を日本に輸出している」と彼は証言してくれました。
クレモナの製作家は30前後の人が多く、大概たいへんに綺麗な仕上げです。
楽器店の招きでガールフレンド同伴で続々来日し、愛想が極めてよい。

楽器の出来(音の出力やキャラクター)は千差万別であることは心有るひとなら気づいている。
才能のある人は数人います。それより多くはない。

M.P.ですか。最大手のゆとりですね。
情報ありがとうございます。今度見学してみます。
KG弦楽器もインタネットで見ると少しいれていますね。

たしかに需要と供給の原理から言うと、日本人のブランド志向のある限り…ですね。
いっそ日本人の新作開拓しますか。けっこう優秀な人もいますし。
でも彼ら、モダン楽器の修理に追いまくられているんで注文しても時間が…。

投稿者:佐野     投稿日時:2003/09/16 18:58  ---119.172.36

日本人の作品を使うのは大賛成です!!世界的に見れば日本人や、その他のアジアの製作家は非常に高く評価されています。主要コンクールの入賞者を見れば一目瞭然です。IM生さんのおっしゃる通り、日本の製作家は製作の他に修理や店頭での販売も手がけているため、製作にかかる日数が少し多い傾向もあるみたいです。しかし、自分好みの楽器(パターンやニスの色など)をオーダーできること、気軽に作者自身に調整や修理をやってもらえるメリットはかなり大きいと思います。11月に弦楽器フェアがあります。日本中の製作家の楽器が集まってきますので,自分好みの作品を作る作者・作品に出会えるかもしれませんよ。弾き放題ですし。私も毎年このフェアが楽しみです。

投稿者:癖になりそう     投稿日時:2003/09/22 14:00  ---6.140.246

 そうなんですね、楽器屋さんでもそういう話をききました。いい楽器とは直接は関係ないですから、買うほうとしては選択の幅が少なくなり残念です。
 イタリアならなんでも売れる、という風になりかねないですし、それっていまだに日本人はどんな楽器でも買う?ということですから。
 いままでにも何度となくブームがありそのときはかなり量産されていますね。
 19〜20世紀のドイツのはものすごく目に付きます。でも当然いいのもあります。
 最近中国もそんな感じがします。

 20年前に新作の展示会のパンフをもらったのが保管してあったのでみますと、シャーデほその頃から入手困難ということです。出品国と製作者は以下のとうりです。
 イタリア(12)ドイツ(7)ポーランド(2)フランス(1)ポルトガル(1)カナダ(1)ジャパン!(5)ハンガリー(1)アメリカ(1)チェコ(3)チャイナ(1)
 かたよりはあるかもしれませんが、そこそこでてたんですね。
 モラッシーも普通に買えたんだなあ!!クレモナの再起を目指してるとかいてます!!
 当時は、イタリアが昔ほど(ストラドの頃!)の人気はないといわれていたと記憶していますが一番多いですね。〜気にしてなかったんですが最近聞くとドイツが一番人気だったそうです。

 これは大阪の楽器屋さんのもので、当時から個性的なところです。やはりいろんな楽器屋さんを探せば扱っているところはあると思います。ぼくは自分でそういうところを探すのも楽しみの一つです。ブームなんてほんの一瞬でしかない位バイオリンは長生きするものですから。

投稿者:かめ     投稿日時:2003/09/22 20:43  ---196.104.75

イタリア物にこだわらず、各国の良い楽器を手に入れようという考えは大いに
賛成できます。
ただ、自分の楽器をオーダーで作ってもらおう・・・というのはちょっと慎重に
なっても良いように思います。
楽器をオーダーすると、やはりある程度の製作日数がかかります。また、いくら
こまめに作者と連絡を取ったとしても、最終的に自分の好みに合う楽器かどうかは
保証できません。しかし、オーダーという形である以上、出来上がった楽器は自分が
引き取らなければならないんです。
弦楽器フェアなどで、いろいろな作者の作品を見ることができますが、それとまったく
同じ楽器は当然作ることはできません。また、フェアに出品すると言うことで気合いが
入り特に良い材料を使っていたりすることもあります。

一番良い方法は、実物を見て、引き比べて現物を購入することです。

オーダーで楽器を作ってもらうと言うことは、ある意味、その製作者のパトロンになる
という事でもあると言うことを念頭に入れて注文してください。

ちなみに、かくいう自分の楽器もイタリアの製作者に直接オーダーして作って
もらいました。ちなみに納期は2年かかりました。結果として非常に良い買い物を
したと思いますが、他の人に同じ方法をお勧めできるかと言えば正直言ってお勧め
できません。

投稿者:KS     投稿日時:2003/09/24 14:22  ---07.89.166

以前 Suske さんの Schade を触らせて頂いて感動して、自分も日本の楽器屋さん経由で Schade を order して 2 年半待ってやっと手に入れたことが有ります。
でも個体差が有るので 1 本 1 本が当然違い、自分の楽器には満足出来ずに(悪くは有りませんでしたが)、数ヵ月後に泣く泣く売ってしまいました(高く売れたので少し儲かってしまいました)。
アマチュアが自分の楽器を order で求めるのは余りにも risky です。
Germann が好きで探していましたが、結局は数多い Italian の中に好きなドイツ美人(Vn)が見つかって結ばれて、今の所大満足です。
以前から格安は良く見掛けましたが、近頃は有名所の新作の German, made in USA, East-Europe 等もボチボチ見受けられる様に成って来て、嬉しい限りです。
でも まだまだ ですね。

投稿者:TAKA     投稿日時:2003/09/24 19:26  ---10.61.247

現在、Vnを製作してもらっている最中です(ニス塗り途中)。1年待ちです。
確かに、注文して作ってもらう場合、出来上がった楽器をいろいろ試してみないと満足
できない場合もあったりして、リスキーなことは承知です。
ただ、41歳ころから、Vnを習い始めて5年ちょっと、量産お稽古楽器からステップアッ
プしたいと思っていたけれど、楽器屋さん巡りをする時間的な余裕もないし、楽器の良し悪
しを見抜くような見識もないので、変な欲を出さないように、予算枠に上限を設定して検討
しました。結局、クレモナにこだわると、中途半端な価格帯になるので、半分、授業料を払
うつもりで、ある楽器のCopyを昨秋に注文しました。
注文に際して、
好きな楽器のモデルを指定できること
(工房の在庫からでしたが)材料になる板を選べたこと 杢の模様やエージングなど。
要は、楽器のデザインの概略を自分の好みに近くできること・・・思い入れというか・・・
ネックの太さなど、自分の希望で調整してもらった。・・・自分用・・・
(お稽古楽器、ハイポジでちょっと気に入らないところがある)
音は、個体差(本当は、弾き手の違いの方が大きいかもしれないけれど)があるとはいえ、
1年ほど前に作った、同じモデルの楽器を使っている演奏家の実演を聞かせてもらって、
こんな感じならいいなと思いましたけど・・・
時々、工房をのぞきに行って、ホワイトVn状態で弾かせてもらったり、楽器のことを教え
てもらったり・・・作ってもらっている途中も楽しめます。どんなこと考えながら職人さん
が作ったのか、多少なりとも伝わってくる感じ。
完成したあとも、音もいろいろ変化していくだろうし、点検・調整・修理などでいろいろ楽器のことを教えてもらうつもり。
次のステップアップは、オールドか?
楽器屋さんで選んで買うのも、作ってもらうのも、それぞれメリット、デメリットがありそ
う。

投稿者:IM生     投稿日時:2003/09/27 11:58  ---96.25.21

注文して作ってもらう件ですが:
佐々木朗さん、園田信博さん、山田聖さん あたりですと大変むらのない出来だと
思っています。それでも7〜8台つくると1台くらい「まぁまぁ」水準のがあります。
(試奏してそう思った)
神様じゃありませんから無理ないでしょう……
イタリア有名作家はもっと(よいのにあたる)率が悪いという印象がありますね。
それを "risky" と言えば、そうでしょう。
第2線クラス(というかバックオーダー抱えていない作者)でも
「会心の作」が弦楽器フェアに出ることは割合に多いです。
そういうのを貰うのは絶好です。札幌のXさん、秋田のYさん etc.etc.

それと「格安イタリアン」について、業界情報:
中国製の白木のバイオリンがクレモナに大量に安く持ち込まれ、クレモナの「メーカー」がそれらしくニスを塗り売っているそうです。クレモナ製で35万円くらいのものは中国製と思ってよいとのこと。
中国製も以前と違って製作レベルが上がりました。だからこんな小細工せず、いい材質で中国人名で堂々と売ってほしいですよね。

投稿者:mouche     投稿日時:2003/10/01 01:43  ---100.252.82

>中国製も以前と違って製作レベルが上がりました。だからこんな小細工せず、いい材質で中国人名で堂々と売ってほしいですよね。

日本人が「イタリア製だ」といって有難がって買っているうちは、変わらないでしょう。
中国で作られたものがイタリア経由で大量に日本に入ってくるなんて、面白いですよね。
事情を知るイタリアの人たちは、我々東アジアの人間のこうしたおこないをどんな目で見ているのでしょうか…。

投稿者:よっぷ     投稿日時:2003/10/01 02:10  ---125.28.231

>moucheさん

>事情を知るイタリアの人たちは、我々東アジアの人間のこうしたおこないをどんな目で
>見ているのでしょうか…。

何も気にしなくて良いんじゃ無いでしょうか。
私からすれば、安価な中国製でもイタリア製としてまかり通っている現状があるならば、
むしろイタリア側が恥じるべきでは無いかと。
それだけ中国製の質が高いということでしょうし、それでイタリア製で通じているならば
一体、値段の高い本物のイタリア製って何?って感じですね。
それと、そういう詐欺紛いの商売で食っているような連中には何と思われようが
痛くも痒くもない。
我々の価値観以前に、彼らはものづくりの精神を冒涜する単なる愚か者です。
我々は自分で本当に良いと感じた品を予算内で買えれば、それで良いのです。

投稿者:mouche     投稿日時:2003/10/01 23:47  ---100.252.102

>よっぷさん

なるほど、そういう考え方もあるのですね。

あるいは、一種のブランドビジネス、OEMとしてドライに捉えておいても良いのかも知れませんね。

Q:ペルナンブッコの弓について
投稿者:どらねこたま     投稿日時:2003/10/01 12:33  ---71.190.125

ご無沙汰しております。
今日は,弓についての質問です。

弓の購入を考えていますが,基本的な部分で分かっていないところがあります。
1つめは,弓の試奏についてなのですが,購入する際,皆様は試奏期間をどのくらいとっておられますか?
2つめは,弓の性能についてです。ヴァイオリンは弾き込むと音がよくなると言われていますが,弓は使用することで性能のあがることがあるのでしょうか?逆に休養が必要なのでしょうか?
3つめは,ペルナンプッコ材についてです。弓に最も適した材のようですが,この木は,節の多い木なのでしょうか?よく節のある弓を見かけます。音質に影響はないのでしょうか?

投稿者:ヒロ     投稿日時:2003/10/01 16:13  ---11.81.86

1つめは,弓の試奏についてなのですが,購入する際,皆様は試奏期間をどのくらいとっておられますか?

大体二日三日くらいです。真剣に迷ってしまうときは。
ただ、迷う余地の無い弓に出会ってしまったときは即決でした。
あまりにそれまで使っていたものと違ったので。

2つめは,弓の性能についてです。ヴァイオリンは弾き込むと音がよくなると言われていますが,弓は使用することで性能のあがることがあるのでしょうか?逆に休養が必要なのでしょうか?

弾きこむとその楽器(本体&弓)の扱いになれて上達する→音がよくなる
という説が私は好きです。

3つめは,ペルナンプッコ材についてです。弓に最も適した材のようですが,この木は,節の多い木なのでしょうか?よく節のある弓を見かけます。音質に影響はないのでしょうか?

節は無ければ無いほうがよいと思います。

投稿者:かめ     投稿日時:2003/10/01 18:00  ---196.104.75

本当に気に入った物があれば即決です。
逆に、今までの経験では、迷って購入に至った物はすべてその後に買い換えることに
なっています。

新作の弓の場合、ある程度弾き込むことで固さが抜けてしなやかになり、扱いやすく
なることはあると思います。ただ、それが音が良くなるかと言えば・・・そうとも
言い切れない部分はあるでしょう。最初から固い弾き心地ながら素晴らし音色の弓も
ありますから

Q:チェロのサイズについて
投稿者:emine     投稿日時:2003/10/01 08:19  ---125.177.123

私のチェロは中国製手工品(新作)の7/8ですが、テールピースがアジャスター内蔵の金属製なので、木製にしたいと思い、ツゲとローズウッドを試しました。でも、どちらも響きの厚みや甘さ、しっとり感が無くなって、かさかさした薄っぺらな軽い音になってしまい、結局もとの金属製に戻しました。テールピースは軽ければいいというものでもない、と職人さんに言われましたが、そうなんでしょうか?
実はその後、ある人からローズウッドのをもらって、また再燃しているんですが・・・弦を変えたらもしかして変わるということは

投稿者:かめ     投稿日時:2003/10/01 17:56  ---196.104.75

確かに部品が軽ければよい・・・という物ではありません。
楽器によって、また、求める音によっていろいろな選択肢が生まれてきます。

もしかしたら、重いテールピースの方がしっかりした音が出ていたと言うことで
板が薄いのかも知れませんね。

Q:各弦の特性とその特徴
投稿者:あい     投稿日時:2003/09/27 01:29  ---205.62.87


 変な質問なのですが、極基本的な性質として各メーカーの弦の特徴とその性質
を質問します。もちろん、自分が使ってみて、○○○な感じだったとかでも
かまいません。一般的には自分の感覚を信用すればいいだけですが、あまりそう
いったハッタリでいるよりも、はずかしながら質問してしまいました。ちなみに
ヴァイオリンの弦についてです。是非よろしくお願いします。あい (*^0^*)

投稿者:TAKA     投稿日時:2003/09/27 20:34  ---11.14.227

http://www.fukuhara.net/koufuku/index.html

投稿者:TAKA     投稿日時:2003/09/27 20:38  ---11.14.227

途中で送信されてしまいました。
先のほかに、
http://silver-tone.com/
 の藤田さんの、日記帳に ナイロン弦を斬る という項目があります。
参考まで。

投稿者:あい     投稿日時:2003/09/29 01:15  ---205.62.19

TAKAさん


 非常に参考になるサイトを紹介していただき、ありがとうございます。
勉強したいとおもいます。弦の性質は、もちろん楽器・弓・駒・その他のパーツ
とその調整が肝心だとわかっているのですが、弦だけで違う感じになるので
むずかしいなぁ〜って思います。魂柱の位置とか、テールピースの位置とか
いろんな事象・セッティングで試すと、弾いてる感じがちがうけど、録音には
あまり差がないということもあれば、その逆で同じようなサウンドだけど、録音
してみると(ときには自分の演奏を聞いて頂いてくれている方の感想でも)全然
音が違うとなったりします。


 自分が演奏や音楽の趣向やサウンドを、どの方向にしていこうかを基準に
弦選びや調整があるので、仏教ではありませんが、辛抱しながら探っていく
ことが苦労ですが、楽しみでもあります。。^0^ あい


ps あまり高額でなくて、十分使える弦はやはりインフェルドの赤あたりなのでしょうか。。
   (愚問でしたらごめんなさいー0−)

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/09/29 15:29  ---205.147.181

そうですね、店主はよく言うのですが「最初に楽器ありき」と、いい楽器だとどの弦を張っても素晴らしいし(弦の個性でもちろんカラーは変わりますが)音を奏でることが出来る。その逆もまた真なり。

実際プロのソリストでドミナントとブラカットのセットを使ってコンサートをしている方もおりますので、ドミナントでも十分使えるといっていいと思いますよ。

それでは!

投稿者:よっぷ     投稿日時:2003/09/29 16:36  ---125.28.245

店員さんのおっしゃるように、ドミナントでも実際のところ十分使えるんですよね。
弦の種類よりも楽器、弓の質の方がはるかに重要なのは良く分かります。
ただ、楽器に余りお金をかけてばかりもいられない私のようなアマチュアにとっては、
それほどお金をかけなくて済む弦等を思考錯誤することで、少しでも良い音に近づければ、
というのも本音です。
ところで、ドミナントについてはE線にブロカットを合わせる方が多いと思いますが、
0,26と0,27、みなさんはどちらを使っておられますか?
また、他にドミナントと相性の良いE線がありましたら是非教えてください。

>あいさん

インフェルトに関しては、青より赤の方が一般的に評価が高いようですね。
自分のつたない経験で言えば、青は音が金属的で、やかましいくらいに良く鳴る弦という
感じがしました。 元々丸い音質を持った楽器だけどパワーが無い、というような楽器に
張ると良いかもしれません。
赤に関しては青よりも幾分大人しい印象があります、その分、音質は青に比べると
まろやかな感じがします。 めちゃくちゃ鳴る音の硬い楽器に良いと感じました、
こういう楽器に青を張ると最悪かもしれません。

投稿者:弦喜     投稿日時:2003/09/29 21:14  ---115.112.149

以前はどんな弦でも個性の違いだけで問題なく使えると思っていましたが、ヘリコアのヘビーを使ってみて、考えが変わりました。
パワーはあるけれど、固い?(例えて言えば棒のよう)ので、力のない楽器に張ると、まともに基本振動をしてくれないのです。特に低い弦で顕著です。
メインで使っている楽器では、楽には鳴ってくれませんが、少し強い目に弾くと図太い音で裏板までドライブしてくれるため、そのパワー故に使っています。しかし他の何本かの楽器に張ってみたところ、弦をはじいてみるだけでも振動しにくいのがよくわかり、弾いてみても弦を鳴らしきれませんでした。

その楽器によって、素直に鳴る相性のいい弦、あるいは相性の悪い弦というのは、存在すると思います。

>>よっぷさん

ゴールドブラカットですが、以前は強い方がよいと思って0.27ばかり使っていましたが、試しに0.26に替えてみてからは、0.26を基本に考えるようになりました。理由は、0.26の方が素直な音で楽に鳴るからです。0.27は無理矢理鳴らす感じが少しあり、音質も少しあばれているように感じますので、今はE線がかなり弱い楽器のみに使うようにしています。ドミナントの相性というよりも、楽器の全体バランスで判断すべきだろうと思います。

投稿者:よっぷ     投稿日時:2003/09/30 01:10  ---125.30.47

>弦喜さん

レスありがとうございます。
私もドミナントに0,26を使っている(た)のですが、どうもE線だけ浮き気味の
感じがして0,27を張ってみようか検討中です。
単音や普通の重音では良い感じなのですが、E線が開放弦の重音で顕著なんですよね・・
(Eが強すぎる感じ)
腕前の問題も当然あるのでしょうが、E線にもう少し発音の大人しい弦が欲しいところです。

今は全弦インフェルトの赤を張ってますが、音のバランスは良いもののドミナント+0,26の
時に比べると少々迫力不足の感じです。

投稿者:あい     投稿日時:2003/09/30 01:32  ---205.62.143


ストラッド店員さん   
よっぷさん


 返信ありがとうございます。わたしの音楽上の方針で必要以上にお金をかける
音楽はしない!!という前提があるために、かなり不躾・無知な質問になってしまいま
した。。。よい弦(高額なという意味で)は確かにいいと思います。楽器の違った一面
を発見できるチャンスだと思いますが、あまりにそればかり考えると、演奏の方がおろそか
になってしまう自分がいたりします(お恥ずかしいことです。。)で、ここでちゃんと
基本セッティングをキッカリ決めよう!!となり、今日楽器の調整をしてもらえるよう
に準備したところです。


 

わたしは、E銭について

ピラストロのゴールド
ゴールドブラカット(0.27)
ゴールドブラカット (0.26)
コレルリのアリアンス

がいいと思っています。E線は安価な弦ですから、そのレポート(←おおげさ!)を
作ったぐらいです。特にコレルリがよく響く(音量があるという意味でなくて)とおもい
ます。ゴールドブラカット(ゴールドブロカット?!)は0.26の方が確かに弾きやすい
と思いますが、弾いてる感じがしないのも確かですが、これは楽器にもよりますね。。
また、金メッキされている弦は確かにさびにくいですが、同じ金額で演奏のことも
考えると、ゴールドブラカットのような性能の良いスチール弦を頻繁に変えるほうが音が
良いとおもいます(なにか”せこい”コメントですみません)。

Q:楽器のキャッチコピーについて
投稿者:ちぇろ     投稿日時:2003/09/27 22:15  ---107.45.236

私はチェロをやっています。よく楽器店のチェロのコピーに
ソリスト向けの楽器です。とかソロ演奏に耐えられますなどありますが、
どういう意味なのでしょうか?文面のとうりの意味なのでしょうか?

投稿者:3/4 チェロ太郎     投稿日時:2003/09/27 22:47  ---179.58.87

僕の意見ですが、さまざまなレベルの楽器の中で、その楽器屋が、ある程度以上のチェロ
(材料や製作者などのレベル)の事を、ソロ向けと名づけているんだと思います。
特に、決まったソロ向けという基準があるのではないと思います。

ただ、ドイツの工房では、ソリストモデルという呼び方がある場合があります。

投稿者:ちぇろ     投稿日時:2003/09/29 13:20  ---149.148.212

その楽器の音がソロ演奏に耐えられる物というよりは、ものとして良い物ですよ、というような意味としてとらえたほうがよいのですよね。

Q:suzuki violin特No.2について教えてください
投稿者:新米母さん     投稿日時:2003/09/23 03:04  ---209.100.148

1971年製作のsuzukiのバイオリン3/4をオークションで購入しようと思ってます。
以前の投稿の中に特No.は現在のNo.500辺りに相当するとあったのですが、そう考えてもよろしいのでしょうか?
娘のサイズアップには少しいい物をかんがえていたのですが、それぞれの価値観があリますし物を見ないと判断も難しいとは思いますが、4万円くらいまでならと考えてますが、それなら新しい物を用意した方がいいのでしょうか?すみません なにぶんにも全くの素人ではじめてすぐにサイズが変わることになってしまったものですから。少しでも教えていただけたらと思います。
お願いします。 

投稿者:rio     投稿日時:2003/09/23 22:55  ---132.221.230

新米母さん さま こんばんわ


現在suzuki No.540を使っている、鈴木愛用者です

以前鈴木の特5の購入を検討した時に
名古屋鈴木の本社に問い合わせたところ
名古屋鈴木のVnは
年代によっては「特」番の
4番未満にはプレス加工品があるそうです
詳細は、メーカーに問い合わせれば教えてもらえます


検討されているのは30年以上前の楽器ですね
事前に現物を見ることのできるオークションの場合は問題はないですが
ネットオークションのように、現物を見ることができない取引の場合、
購入後調整に苦労する可能性があることを承知の上ご検討した方がよろしいかと思います

個人的には、ネットオークションならば避けて、実際に手にとって検討できるもののほうがリスクが少ないと思います。上達するには、きちんとしたサイズ・つくりの楽器で
ないと弊害が出てしまうと思いますので

投稿者:新米母さん     投稿日時:2003/09/24 17:13  ---209.101.38

rioさん ありがとうございます。鈴木本社に一度問い合わせて聞いてみますね。
思い切って投稿して教えていただいてよかったです。

投稿者:ヒロ     投稿日時:2003/09/28 08:12  ---11.81.86

オークションの出品者に試奏をお願いしてみるのはいかがでしょうか?
また、
ここ
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/mymy_2000?
に予算を告げて仕入れてもらうのも手ですよ。

Q:カビの臭いがします
投稿者:voices     投稿日時:2003/09/26 08:15  ---146.90.237

先日ネットオークションでヴァイオリンを購入しましたが、
少しカビの臭いがします。(見た目には分かりません。)
これはどうすることも出来ないのでしょうか?
また、これは楽器にどう影響するのでしょうか?
(楽器自体の寿命が終わっているとか、良い音色は望めないとか・・・)
これからどう扱ってよいのか分からずに困っています。
ご存知の方がいらっしゃればご回答よろしく願います。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/09/26 16:25  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

楽器自体がカビ臭いとの事なので、恐らく長い間ジメジメした所に置かれていたと考えられます。
現時点ではジメジメした後遺症で多少音の出が悪くなると考えられますが、寿命が終わっているわけではないと思います。
よく弾いてあげて、使用してないときは風通しのいい場所で、吊るしておくといいと思います。

昔、海に沈んだ船から楽器を引上げて、丹念に修理を施し楽器を復活させたという話を本で読んだことがあります。ヴァイオリンは意外と復元力の強いです。それでは!