弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:大きなヴィオラは弦が切れやすい?
投稿者:もーりん♂ 投稿日時:2003/10/16 21:27 ---155.10.167
こんにちは。少し前にここでヴィオラのサイズについて話題になりましたが、私の使っている43センチの楽器でちょっと困ったことがあります。それはどうも弦が切れやすい(?)ということです。
この楽器を買った当初は銘柄不明のスチール弦が張ってありました。ところがその2〜3週間後にD線が切れてしまいました。次に全弦をドミナントに張り替えたのですが、これも10日ほどでA線が切れてしまいました。
その後、スチール弦のヘリコアに替えて数ヶ月ほど使っていましたが、アマオケの定演の2日前にスピロコア・クロムに張り替えました。ところがその定演の2日後にケースを開けたら今度はG線が切れていたのです。わずか4日しか持たなかったことになります。もし本番中に切れていたらと思うと・・・・。
この楽器を買うまでは40センチの楽器を使っていました。弦はドミナントだったのですが、10年間まったく張り替えないで使ってきました。もっとも、この当時はオケではヴァイオリンを弾いていたのでヴィオラはあまり弾かなかったのですが、ともかくヴィオラの弦は丈夫にできているものだとばかり思っていました。
しかし43センチの楽器を買ってからは弦の寿命が極端に短いような気がします。もしかして市販されている弦は40センチの楽器用に設計されていて、43センチだと張力が強すぎて負担が大きいのでしょうか?
ストラッドさんのお店には42センチのSgarabotto Gaetanoのヴィオラがありますね。張ってある弦は何なのでしょうか? この楽器もサイズが大きいがゆえにやはり弦が切れやすいのでしょうか?
投稿者:弦喜 投稿日時:2003/10/16 21:56 ---115.112.194
43.8cmのヴィオラを持っています。
ドミナントを張って一年間、時々弾く程度でしたが、切れませんでした。
(ドミナントだと、C線の先の布を巻いている部分が上ナットを超え、指板の方まできていました。)
その後ヘリコア(普通の長さのヘビー)に張り替えましたが、これも切れません。
42のものもありますが、これも特に切れやすいとは思いません。
切れる場所は決まっていませんか?
D線がGのペグにあたって切れることがよくありますし、ナットへの切れ込みの入れ方、駒への切れ込みの入れ方などで切れやすくなることもあります。
なお、ヘリコアは大きなサイズ用にロングスケールが出ているようですので、一度試されてはどうでしょうか。
投稿者:もーりん♂ 投稿日時:2003/10/18 22:18 ---04.107.208
最初の2回切れたときはどこで切れたか覚えていません。しかしこのあいだ切れたのはちょうど弦が駒に当たるところでした。もしかして駒にも原因があるのかも知れません。今のところ弦が切れるたびに全弦を違う種類に変えていろいろ試しているところですので、今度はロングスケール用も考えたいと思います。それから近々ストラッドさんのお店にお邪魔して42センチのSgarabotto Gaetanoを拝見してみたいですね。
Q:Jan SpidlenとDavide Sora
投稿者:マリオアロイジオ 投稿日時:2003/10/17 13:18 ---226.66.116
いつも大変お世話になっております。今回のトリエンナーレで1, 2位を独占し、5つも賞を受賞したJan Spidlenと3位入賞したDavide Soraの楽器についてお分かりの方いらっしゃいましたら御教示いただければ幸いです。
投稿者:かめ 投稿日時:2003/10/17 17:15 ---196.104.75
1982年にクレモナの国際ヴァイオリン製作学校をモラッシの指導のもとで卒業。その後2年間専門コースに在学。伝統的なクレモナのモデルの流れをくむ。良質のニス。修理やギターの製作も行う。
という紹介がありました。
知り合いがヴァイオリンを持っていますが、確かに良く鳴る楽器でした。
投稿者:かめ 投稿日時:2003/10/17 17:18 ---196.104.75
上の書き込みはDavide Soraのほうですね。
Jan Spidlenの方は、紹介されているホームページがありました。
http://spidlen.housle.cz/Jan/Jan_angl.html
投稿者:Ive 投稿日時:2003/10/18 01:16 ---205.62.181
少し前に、イタリアの新作についてのスレッドでスピードレンについて
のコメントを書こうか迷いましたが、結局書きませんでした。理由があって
書くのをやめました。そのことを書きたくて、今日は書くことにします。
ちょっと前に書かなかった理由は簡単です。OLD楽器が良いか、新作楽器が良いか
はたまた、イタリア製が良いのか、その他の国の楽器が良いのかという愚問を万延させ
たく無かったからです。「だれだれの楽器」となるとその楽器だけが正義のような
感じにはしてはだめです。がしかし「だれだれの楽器」はすべてとはいかないが、かなり
の頻度で非常に良い楽器が多いということなら賛成です。OLDも新作もです。
チェコには前々から、知る人は知っている作家がいました。スピードレン一家です。
この作家の作る楽器は世界的なプロの演奏家の評価が高く、アッカルドやムター、
ドルヴァン、ヨセフ・スーク等数え切れないほどのユーザーがいます。今回、トリエンナーレ
に出品し、受賞したと聞いたときは、さほど驚きませんでした。そんな感じの作家で、
日本ではイタリア製の影に完全に隠れています。さらに、スピードレン以外にも優れた作家は
います。フランスのB・ヴァトロなんかはさらに有名です。日本ではほとんど知られていま
せん。
最後に、イタリア製の楽器がどうだこうだというのは、本当に愚問で、イタリア製
の中に優れた楽器を作る巨匠は事実いるわけです。今回たまたまイタリア人が出品した
楽器が1位でなかっただけ。名前は伏せますが、イタリアのクレモナやボローニャの
作家で、出品していたら1位になれる実力者は少なくとも5人はいますね。スピードレン
もすごいし、私のいう5人もすごいし、このレヴェルでは順位つきませんね。
ps
日本でスピードレンの作った楽器が手に入るところは少なく、私もいままで3台しか
弾いた事がりません。弾いてみて、かなり将来性のある楽器と思いました。
投稿者:マリオアロイジオ 投稿日時:2003/10/18 08:39 ---108.76.54
かめさん、Iveさん御返答ありがとうございました。いつもお二方の情報量の多さに驚かされております。ところで、高橋明ヴァイオリン工房のホームページに今回のトリエンナーレの様子が詳しく(上位入賞作品の写真入り)書いてありました。
"Iveさんのコメントの中にイタリアのクレモナやボローニャの作家で、出品していたら1位になれる実力者は少なくとも5人はいますね。"とありました。誰の事かは明らかにはなっておりませんでしたが、最近、Marcello Ive 1995年の楽器を使用したCDとボローニャのRoberto Regazziの楽器を使用したCDを聞きました。どちらも絶品でプロが新作をしばしば録音に使うのも理解できるような気がしました。特にMarcello Iveの楽器を使ったCDは、新作に興味のある人なら一度は聞くべきと思います。演奏自体(島根恵演奏)も私個人の意見では、同曲(バッハの無伴奏)の中でベストです。まあ、今上げた人達は、むしろ審査の側に立つべき人達と思いますが。実際、Marcello Iveは、今回のトリエンナーレの審査員だったようですね!
Q:チェロ弓について
投稿者:emine 投稿日時:2003/10/15 09:13 ---108.83.8
チェロを始めて4年のヒヨッ子です。
ヴィヴァルディやバッハが好きで練習しています。
1000人のチェロコンサートにも2度出演しました。
最初に使った弓は中国製の48000円ので、発音が良く初心者には弾きやすかったのですが、音色があまりにがさつで雑音が多かったので、最近コンサートの前に、先生を通して信頼のある工房の紹介で何本か試して、26万のフィンケルの弓を買いました。楽器の持ち味を良く出してくれて、音色がとても気に入ったのと、腰が強くヘタらないと聞いたからです。装飾も綺麗で、いつも練習のたびに惚れ惚れと眺めていました。ただ心なしか、前の弓のときと比べて、フラフラするというか、他の弦に触れて雑音が出る、というようなことが多くなった気がしていました。
そんなある日、前の中国産の弓と同じメーカーで、ランクが下の、19800円(フェルナンブコ)という弓を借りて弾いてみたら、なんと、とても弾き易いのです!持った感じは重くて、見ると棹がかなり太く、先の方など、私のより2ミリくらい弓の毛の幅が太いのです。でも弾くと、先がどっしりしているためか、ふらふらせず、重さの乗ったしっかりした音が出て、しかも音の立ち上がりが抜群にいいうえ音色もそれほど悪くなく(もちろんフィンケルには劣りますが)、つまりすっきりした我ながら小気味のよい演奏ができてしまったのです!!
同じくこの弓を試した師匠は、これは値段は安いがある意味価値がある、音色に多少目をつむっても、その安い弓の方が君はきっと上達が早くなる、と言いました。
私は頭をガーンと殴られたような気がしました。
こんなことって、あるんでしょうか??
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/10/15 11:21 ---205.147.181
いらっしゃいませ、
結論を率直に申し上げますと、あります。
道具としてのみ考えた場合は、使う人にとって必ずしも値段が低価格なものより高価格なものがいいとは限りません。(それでもある一定の金額を超えると非常に少なくなるとは思いますが)
中国製の弓は、定価が付いていても、品質にばらつきがあり、中には素晴らしい弓を見つける事が出来ます。それでは!
投稿者:YE 投稿日時:2003/10/15 16:19 ---158.124.208
emineさんのことではなく,一般論としてお読み下さい.
弦楽器,特に弓の場合,奏者との相性ははっきりとあります.
アマチュアの場合は,音の好き嫌い以前に技術に大きな隔たりがあるので,
全てのプロが弾き易いと言っても,アマチュアには使えない弓があります.
アマの中でも楽器を始めたばかりの方の場合は,ボーイングが安定していないので,
重い弓の方が安定感があり,弾き易いと感じる場合が多々あります.
ここで言う重さは感覚的な意味で,実際の質量ではありません.
私はヴァイオリンですが,始めて数年経った時,弓を買い替える機会がありました.
まだ小さかったのですが,とりあえず何本か弾いて,これと思う弓を手に取ったら,
当時の先生に「その弓は重いので弾き易く感じるかもしれないけれど,
もう少し軽い弓の方が君の上達にはいいと思う.」
と言われ,軽めの弓を選びました.
ちなみに,ヴァイオリンは弦と弓の位置関係から,
チェロよりも重力の影響をもろに受けます.
その弓でも,今手に取ると重く感じます.
emineさんの状況は私には全く分かりませんが,もしかすると将来,
FINKELの方が弾き易いとお感じになる時が来るかもしれませんね.
投稿者:3/4 チェロ太郎 投稿日時:2003/10/15 23:29 ---179.58.87
チェロ弾きの、ヒヨッ子にすこし毛の生えた若どりです(笑)
持った感覚が、弾き手に合っているか?という事は、非常に重要だと思います。
僕の弓の遍歴は、最初が杉藤の入門クラスで、どちらかというと軽めの、さっぱりした弓で、物足りなさを感じました。それからドイツのH.WANKA(20万くらい)を買いましたが、これは、ズシリと手ごたえのある、ドイツ弓らしい強弓で、僕には少々取り回しが悪かったのですが、腕の重みが乗りやすく、固めの、安定した音が出やすいです。(ちなみに、もとプロオケの先生が、とてもいいとほめてくれました)
それから、Dorflerという弓のゴールド金具のものを買いました。これは、非常に柔軟な弓で、バランスがよく、弦の振動が、弓にもビンビン伝わるほど弾力があり、また弓先でppで弾いても、はっきりした音がでる、良い弓です。
さまざまな弓を見て感じるのは、店員さんのおっしゃるとおり、ある程度以上のレベル
(経験上では、価格なら40万以上、ゴールド金具使用のもの)なら、ほぼ例外なく、良い出来の弓が多いように思います。それから価格が下がるにつれて、価格の割りにシックリしない弓が存在するようになります。
なお、emineさんも言われているように、10万以下でも、妙に持ちやすい弓もあります。
だいたい、少々重めで、サオの太めのものは、持った印象が良いようです。
持ちやすくても、しなりがなく響かない弓もあります。だんだん腕があがって、右手の使い方が良くなると、持ちやすさだけでなく、響き方にこだわるようになると思うので、そうなると、低価格の弓では物足りなくなるかもしれません。
まあ、金額が許せば、いくつかの弓を手元に置いてみて、上達とともに、弓の印象が変わるのを確かめる事も、一つの試みとして、面白いかもしれませんね。
投稿者:ちぇろりん 投稿日時:2003/10/16 13:32 ---149.148.212
新しく購入した弓は自分の経験したことのない領域があるわけですから
(一定以上の物の場合)使っていくとまた意図しない領域が開発されるのではないでしょうか?
どうでしょうか?
投稿者:YE 投稿日時:2003/10/16 17:57 ---158.124.208
ちぇろりんさん
それは十分あると思います.
数ヵ月前に購入した弓を使っていますが,
今でも,力の入れ方や弓の使い方に,新しい発見があります.
また,それが楽しくて,練習をする気になりますね.
投稿者:3/4 チェロ太郎 投稿日時:2003/10/16 21:54 ---179.58.87
もうすこし書きます。
>使っていくとまた意図しない領域が開発されるのではないでしょうか?
これはそうですね。
領域が開発されるというより、ミクロ単位でみた場合の、弓の構造上の違い、たとえば、弓の材質、曲げ角度の違い、太さによるバランスの違いなど、弓という道具の繊細さ、またその違いを、敏感に感じ取る人間の手の繊細さに驚かされます。外見だけでは決してわからないその微妙な違いを、手が感じ取り、また音の違いとして現れることを実感できるのが、弦楽器の弓選びの醍醐味であり、また難しいところでもあると思います。
ある意味、楽器本体より、奥が深いかも知れませんね。
投稿者:emine 投稿日時:2003/10/17 00:23 ---125.177.8
皆様に教えていただいてとても勉強になりました。
私の先生も、「まだ弓選びは始まったばかりだから、一つに決めないでいろんなタイプの弓を経験してみると、自分に合う弓が体でわかってくる。弓は出会いだ、一つとして同じ物はないから。」と言います。
その間には腕も上がって今とは違う発見ができるのかも知れませんね。とりあえずじっくり楽しみながら、いい出会いを待ちたいと思う今日この頃です。
Q:Edgar RussさんとBergonzi Riccardoさん
投稿者:Alice 投稿日時:2003/10/08 00:43 ---243.201.3
こんにちは。
最近楽器を探しています。
OLD、NEWあるいは作られた国などには全然こだわりはないのですが、
わたし自身に古い楽器の保存状態を見る力がないので、新しい楽器ほうが安心かなあ、という気はしています。
最近何点か楽器店を回って、実際に弾かせていただいて音が気に入ったのが
クレモナの作家、Edgar RussさんとBergonzi Riccardoさんの楽器です。
新作の割には響きがバランスよくて、深みのあるOLDに近い音が出るように感じました。
Edgar Russさんの楽器は120万円、
Bergonzi Riccardoさんの楽器は180万円で(この後の交渉で150万円になりましたが)売られていました。
(二つの楽器は違う店で売られています)
過去ログを見たり、いろいろなホームページで検索していると、
お二人ともクレモナの若手のある程度有名な方のようですね。
この方について、あるいはこの値段の妥当性などわかる方がいらっしゃいましたら教えてください。
もしもっていらっしゃる方がおられましたらよりうれしいです。
よろしくお願いいたします。
投稿者:ヒロ 投稿日時:2003/10/08 09:40 ---11.81.86
たまごさん、名前を変えられたのは何か意味がおありですか?
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/10/08 12:28 ---205.147.181
いらっしゃいませ、
Russさんについては、前の話題でお話したように150万でも日本の販売価格では妥当だと思います。
Bergonzi Riccardoさんは、さらに一回り有名な作家さんなので日本の販売価格では十分妥当だと思います。
同じ作者が作ったものでも楽器は一本一本違いますので、最終的にはご自分がほれ込んだ楽器を選ぶ事が一番いいと思いますよ。それでは!
投稿者:Alice 投稿日時:2003/10/08 12:56 ---158.74.2
ヒロさん、ストラッドさんご返答ありがとうございました。
名前を変えさせていただいたのは、個人的に楽器のこと等でお世話になっている方への
配慮からで、全くこちらの個人的な理由でございます。
ただ、いろいろとご返答いただいている方には、よくわからず
失礼なことをしてしまったかもしれません。
申し訳ございませんでした。
今後はAliceのペンネームで書かせていただきますので
よろしくお願いいたします。
投稿者:IM生 投稿日時:2003/10/08 16:31 ---205.110.243
Russさんのことは他の方が触れておられますので、リッカルド・ベルゴンジ
(ベルゴンツィとも発音できる?)に就いてです。
彼は若手というより、既に有名作家です。
日本には10年以上前からちょくちょく輸入されます。
オールド風の概観の楽器を作る人です。
あるときはストラディヴァリ型、あるときはデルジェス型という融通無碍な作り方です。
色々な業者が扱っていて、固定した「特約店」のようなものを持たないようです。
私は彼のヴァイオリンを6-7台試奏しました。柔らかい音で耳元でよく鳴ります。
全部ではないがやや板が薄いという印象をもっています。
彼の作ったチェロも現物を見たことがあります(弾けないが)。
オールド仕上げという点、たとえばモラッシファミリーなどとはまるで方向性が違います。
好みが分かれるように思います。ただ日本では人気が高いと聞いています。
日本人でオールド仕上げの名手は例えば番場純さんでしたね。
なお150万に値下げしてくれたのは破格でしょうね。
180万でも彼の評価からは妥当でしょう。
投稿者:Alice 投稿日時:2003/10/08 19:31 ---158.74.2
ありがとうございます。
ところでひとつ追加で質問です。
Bergonzi Riccardoさんの楽器のラベルに「Duet」(もしかしたらスペル違ったかも)と手書きで書かれていました。
楽器屋さんに意味を聞いたところ、
「意味はわからない。もしかしたら二人で作ったということだろうか。工房に弟子を
もっているので」ということでした。
少し気になったので質問させていただきます。
このラベルの意味のことで何かご存知の方いらっしゃいますでしょうか。
投稿者:rio 投稿日時:2003/10/09 01:47 ---10.38.43
R.Bergonziさんは楽器に愛称をつけることもある方なので、楽器の愛称だと思います。
投稿者:なかじん 投稿日時:2003/10/09 09:48 ---228.77.132
メルアドがあれば直接質問されるのもいいとおもいます。(新作のいいとこですね)
最近はPCがつかえるかたが多いそうなので、返事をもらえるかもしれないです。
(英語で出すことになりそうです。だしてみないとわからないので提案です)
ちなみにぼくのは他のかたですがサインです。
投稿者:Alice 投稿日時:2003/10/09 12:58 ---158.74.2
たくさんのご返答をいただきありがとうございました。
ご提案いただきましたとおり、直接ご本人に質問してみようと思います。
「返事が来たらラッキー」ぐらいの感じで・・。
投稿者:KS 投稿日時:2003/10/15 11:13 ---107.224.120
いつもの遅 Res 申し訳有りません。R.Bergonzi ファンです。
一度目黒の S 楽器へ行って見て下さい。 R.Bergonzi の日本総本山みたいな感じで(失礼)、良心的で親切な御店です。Bergonzi 情報が豊富で、本人とも会えるかも知れません。今買い付けで出かけている最中の筈ですから、もう少ししたら一杯楽器(Bergonzi さんだけでも 5-6 台?は入って来るでしょう)が揃っているでしょう。
S 楽器さん(店長 F さん)を信頼して贔屓にさせて頂いてますが、御店の関係者では有りませんので御安心下さい。
ストラッドさん他の御店の宣伝をしてしまって申し訳有りません。専門が違うから宜しいですよね。オールドはストラッドさん、新作は他のお店へもどうぞ,,,!
投稿者:KS 投稿日時:2003/10/15 11:33 ---107.224.120
Bergonzi さんには愛称有り、無し、工房作が在り、夫々で値段が違います。自信の有り無し、手の入り具合が違うのかも知れません。愛称有りでパッとしない物も有りますし、愛称無しでもとても良い物が在ります。1980 年代のは値上がり始めています。2000 年代で 150 万でしたらまあまあの値段だと思います。年代で作風が可也違います。1台1台のばらつきも多いので注意が必要です。どちらかと言うとドイツ的な芯の有る音色が本来?の個性だと思います。ヴァイオリンも素晴らしいですがビオラが最も得意(良いのが多い)と感じます。チェロは幅厚で少し弾き辛いです。本当に蒸し返し失礼しました。
投稿者:Alice 投稿日時:2003/10/15 23:15 ---243.201.3
KSさま、ありがとうございました。R.Bergonziさんの楽器は一台一台違う、っていうのはそこの楽器屋さんの方もおっしゃっていました。
私の見つけた楽器は、裏板の木目がおもしろく(筋状ではなかった)、表板にはわざと傷がつけてあったりして、オールドっぽく見えるようにつくられていました。
年代は1991年か1993年だったと思います。
また何かご存知のことがありましたらお教えください。
投稿者:弦一郎 投稿日時:2003/10/16 12:32 ---17.114.143
全く関係ない所謂横レスですが、
KSさん、
> オールドはストラッドさん、新作は他のお店へもどうぞ,,,!
イタリア新作なら、ストラッドさんにも2本、在庫があります。
Giorgio Scolariが150万円で、本人の真作なら日本国内ではお買い得間違いなしです。もう販売済みでしょうか?
実際に弾いてみないと良し悪しは解りません。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/10/16 12:50 ---205.147.181
弦一郎さん。フォローありがとうございます。
Giorgio Scolariですが、まだ販売中です。
先日ダヌーツさんに弾いていただいた音をアップいたしましたので、もしよければ聞いてください。
http://www.strad.co.jp/cgi/stock.cgi?mode=detail&no=va-0218
当店の自慢の新作です。それでは!
投稿者:弦一郎 投稿日時:2003/10/16 15:32 ---108.185.105
以下、私自身の引用
弦一郎 投稿日:2002年07月07日(日) 17時02分
伊太利新作は、日本で良く売れていますが、お薦めしません。値段が高すぎます。10年ほどたった中古が手に入るのなら、弾いてみて気に入ったらお買い得かもしれません。
伊太利新作をあんまり悪く言うと語弊が有るので、
Giorgio Scolari氏の楽器をしばらく使ったことがあります。15年ほどたっていたので、素晴らしいものでした。値段は12年前US$8,000。甘く、深く、輝かしい。と申し上げておきましょう。
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この楽器は、Giorgio Scolari氏が特別に作った(らしい)楽器なので、値段が高かったのです。無理に売ってくれと言われたので、売った値段は吃驚するくらい高価です。
好き嫌いは個人的なものですが、名前だけで言うとBergonzi Riccardo氏とGiorgio Scolari氏では、作家の格が違います。Giorgio Scolari氏なら、名前だけで海外に持っていってもそこそこの値段で売れます。有名作家の作品の場合、本人の真作で無いかも知れない事を疑わなければなりません。
奏者としての楽器は名前では決まりませんから、自分で弾いてみないと良し悪しは解りません。ダヌーツ氏の演奏はMP3ですから、音色は目安にしかなりません。
私が伊太利新作を良く言わないのは、私が弾いていたGiorgio Scolari氏の楽器と較べてしまうからです。
ストラッドさんのフォローにならないフォローでした。
Q:チェロの弓について
投稿者:akiwo 投稿日時:2003/10/16 11:23 ---18.192.2
はじめて質問致します。
5,6年前に購入した弓をとても気に入って弾いているのですが、今頃になっていったいどういう弓なんだろう・・・と疑問を持ちはじめました。
「BENOIT ROLLAND paris」と書かれています。ネットでいろいろ調べてみたのですが、「Spiccato」というサイトにたどり着きました。「BENOIT ROLLAND」というのは会社名(職人の名前?)で、Spiccatoというのが品名?(全く逆?)などわからなくて、ご存知であれば教えて下さい。
今、この1本しか持っていないので、もう1本考えていて、Spiccatoという弓が日本でも取り扱いがあるようなのですが、この件についても何かわかれば教えて下さい。
宜しくお願い致します。
投稿者:理系人 投稿日時:2003/10/16 12:32 ---1.90.39
ブノワ ロランはホームページを持っています。
http://www.rollandbows.com
彼の経歴などが詳しく書かれています。
弓本体に番号が刻まれていて 記録されているそうですから
調べて直接問い合わせれば 製作年等 教えてもらえるみたいですよ。
投稿者:理系人 投稿日時:2003/10/16 12:51 ---1.90.39
追加です
「Spiccato」はカーボン弓の商品名で
日本では ヤマハ ミュージック トレード(YMT)が代理店です。
数年前、チェロ弓について問い合わせたところ
大阪のヤマハ直営店で試奏できました。
Q:質問
投稿者:国津 投稿日時:2003/10/15 02:34 ---49.20.98
はじめまして。
私はバイオリンを弾いているですが、自分のバイオリンの事をよく知りません。中のラベルには ”Vladimir Pilar Hradec Kralove
Faciebat Anno 1987
op375"
というよくわからん文字が書いてあります。 このバイオリンがチェコスロバキアで作られたと、いうことは聞いたことがあるのですが、その情報も本当なのか。。。
ご存知の方、お返事ください。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/10/15 11:13 ---205.147.181
いらっしゃいませ、
Hradec Kraloveというのはチェコの知名なのでチェコスロバキアで作られたというのは間違いないと思います。Vladimir Pilarというのが製作者の名前かメーカー名だと思いますが、解りませんでした。すいません。
どなたかわかる方おりましたらよろしくお願いいたします。
それでは!
投稿者:Terry 投稿日時:2003/10/16 06:38 ---110.157.66
Pilarはなかなか有名なバイオリンメーカーですが、残念ながらあまり日本ではしられてないようです。100年以上の歴史を持っている家系です。
Q:弦について
投稿者:kenji 投稿日時:2003/10/15 15:29 ---175.155.141
こんにちは。
僕はアマチュアのビオラ弾きです。僕の楽器は非常に小さい楽器(378ミリ)なのですが、出来るだけ深みのある良い音が出るような弦を探していろいろ試しています。オブリガードにすると
極端に張りのない音になってしまい(大きい楽器に比べ弦長が短いからでしょうか?)ドミナントにするとかなり安っぽい音になってしまいます。あまり高価な楽器ではないので限界はあると
思いますが、小さい楽器にあう弦はあるでしょうか?教えて下さい。よろしくお願いします。
投稿者:のんちゃん 投稿日時:2003/10/15 18:15 ---205.7.89
弦長が短いので、比較的張りの強い弦が良いと思います。
私自身が使ってみて最も良かったのはヘリコアのヘビーテンションです。私の楽器は395mmできわめて安い楽器ですが、この現に変えてから「すごくビオラらしいいい音ですね。」と言われるようになりました。
ご参考までに。
投稿者:よが 投稿日時:2003/10/16 02:28 ---98.113.37
発音が悪くて小さい音が出しにくいですが,トマスティックのスピロコアは小さめの楽器でもわりと太い音が出ると思います. 調弦はかなり大変ですが...
Q:教えてください
投稿者:かいぴー 投稿日時:2003/10/14 15:10 ---138.221.100
昨日、Vaの駒を調節しようとしたら倒れてしまい、おもいっきりバーンという大きな音がして、よく見るとA線のアジャスターとC線のボールエンドで楽器が傷ついてしまいまた。傷がつくというより、少々削れてしまったという表現のほうがあっています。かなりショックで涙しました。
自分の不注意だし、傷ついてしまったものはどうしようもないかと思うのですが、この傷をこのままにしておいて二次災害のようなことが起こるのでしょうか?楽器屋さんで見てもらったほうが良いのでしょうか?
アドヴァイスお願い致します。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/10/15 10:27 ---205.147.181
いらっしゃいませ、
正確には見てみないと解りませんが、やはり一度調整に出した方がいいと思います。
傷が思ったより深い場合などは強度に問題が出る場合もございますし
恐ニスも剥げてしまっていると思いますので、板の強度的に問題ないとしてもニスの調整をしたほうがいいと思います。それでは!
Q:製作年について
投稿者:ぽろ 投稿日時:2003/10/13 21:33 ---05.14.196
はじめまして。ある工房に、製作年の違うバイオリンがいくつかあります。
実際に弾いてみればいいのですが、ネットで購入しようとしているので情報が
限られているのですが、たとえば2000年製と、今年の作品とでは、どちらが
いいとかは、ありますか。工房なので、一応きちんとした条件で保管されているとは思いますが。
投稿者:ヒロ 投稿日時:2003/10/14 06:08 ---11.81.86
そういうことは考えないほうがいいとおもいます。
30年(適当ですが)くらい違うのなら何かあるんでしょうけど。
ニスの乾きが進んでるかどうか、みたいのはあるかもしれません。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/10/14 12:21 ---205.147.181
手作りの場合、作者の熟練度により、より年を取った方がいい音がする、ただし目や手先などの衰えにより作りなどは雑になる、と店主はよく言います。全てが全て当てはまるとは限らないのですが、そう感じる場合が多いようです。
今回のご質問は1.2年なので上記のことはあまり関係ないと思います。
どちらがどれだけ心を込めて作られているかで差が出ると思います。
ヒロさんの言うとおりニスに関しては1年経った方が落ち着いていると思います。
それでは!
投稿者:弦一郎 投稿日時:2003/10/14 15:13 ---17.112.146
御自分で弾いて確かめることをお勧めします。
方法としては、両方買って、クーリングオフ制度を使って一本を返品することです。クレジットカードを使えば金銭的に何の問題もありません。
ネットであっても先方の工房にその旨始めから言ったほうが良いと思います。それが嫌だという工房からは買わない方が良いとおもいます。
投稿者:弦喜 投稿日時:2003/10/15 01:21 ---115.112.194
数年の間に、工房の営業方針、製作方針が変わり、楽器の作りが変化する場合があります。
例えば、ここでも時々話題に出るGligaの工房は2000年頃に数を作るタイプの工房(工場?)に変わったのか、1999年以前とは作りが変わったという話を聞きます。そのような場合、1998年と2000年ではかなり違ったものになっている可能性があります。
また工房職人が変わる場合もあるでしょう。優秀な職人が独立して離れることもありますし、将来有望な新人が最近入ってきているかもしれません。
ストラディヴァリでも毎回新しい試みを行っています。2〜3年違うと、ロングパターンのモデルが、黄金期のものになっているかもしれません。
工房という言葉をいろいろと拡大解釈し答えてしまいましたが、結局見てみないと、弾いてみないと、わからないですね。
一般には新しいものよりも、ある程度時間が立った(5年くらい?)ものの方がよく鳴るといいますが、弾かれない状態でニスが硬化した結果鳴りが今ひとつで、鳴るように弾きこむのに一苦労、というものもありました。
ネットで買うときに迷ったら、見た目で惚れ込んだほうにするというのも一つの考え方です。
答えらしい答えにならず、済みません。
Q:バイオリンの弓について教えてください
投稿者:HIROMI 投稿日時:2003/10/09 09:43 ---145.228.11
初めまして。近々、弓の購入を考えております。
タブスという弓なのですが、どのような製作者で現在の市場価格はどれくらいのものなのでしょうか。
あまり知識がなく、どのように調べたらいいのかわかりません。
何かわかることがありましたら教えていただけませんでしょうか。
宜しくお願いします。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/10/09 10:56 ---205.147.181
いらっしゃいませ、
タブスの弓ですが、これはイギリスで5代続いた弓作りの家系です。
有名なのが、ジェームスでその他ウィリアム、トーマス、アルフレッドがついで有名です。あまり有名でないのはシーイーとエドワードなどがいます。
全ての特徴ですが、8角形の弓がほとんどとあります。
市場価格ですが、上記のようにたくさんの製作者がおり、数も物凄く多いので、非常に価格差があります。名弓から駄弓まで様々な弓があるのがタブスです。
ゆえに物を見てみないと判断できないのですが、タブスで最高級のものが150〜200位で販売されていると思います。具体的な資料はないのですが・・それでは!
投稿者:HIROMI 投稿日時:2003/10/11 19:56 ---93.56.2
ストラッド店員さん、ありがとうございました。
実はもうひとつ教えていただきたいのですが、その購入を考えているタブスには、フロッグに白い丸い模様(?なんて言うのかわかりません)がないのですが、そういう弓も製作していたのでしょうか?
とても信用できる方から購入するのであまり心配はしてないのですが、私にとっては高い買い物なので、よく考えたく、教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/10/14 11:54 ---205.147.181
フロッグのアイの部分だと思いますが、タブスの資料を調べてみますと
前にも書きましたがタブス一家は膨大な数の弓を作成している為、その全ての記録がほとんど残っていないというのが現状です。
ただ、ジェームスに関しては1894年〜1895年までの真珠貝の丸い飾は入ってないと記述されています。それでは!
投稿者:ポン 投稿日時:2003/10/19 05:17 ---110.212.3
実は私もかなり前からタブスの弓を探しています!その経験から言わせて頂きますがタブスは何人かいるので誰の作かを確かめないといけないと思います。さらに独特の音のする弓なので人気がある為、数があるにもかかわらず健康状態(主にさおのへたり具合)の良い物や完全なオリジナル(フロッグがだめになったので後から違う物をつけるなど)が非常に少なくなっています。こういった物は安いです。この点でストラッドの方がおっしゃっている値段は正しいと思います。信頼できる人と言っても楽器屋の目から見た良い物と実際演奏する人間からみた良い物は往々にして違うことがありますので師事している先生などに相談されることを進めます。ただし先生によってはひいきにしている楽器屋以外から買うことを嫌う(色々な事情があるようです。)方もいるのでその際は・・・どうしましょうか?最終的には自己責任ですよね。情けない終わり方ですみません。