Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:弓の毛替え
投稿者:Terry     投稿日時:2003/09/15 00:36  ---110.157.66

どこで最高な毛替えができるのでしょうか? 私の弓(19世紀中半の名工です) なのですが、チップがオリジナルなので恐くて毛替えができない状態です。FranceのMillantは退職したという話を聞いたのですがどうなのでしょうか?できればこの弓の鑑定人のMillantに毛替えしてもらったらいいのかなと、、、ちなみに私は今ヨーロッパにいます。

投稿者:ヒロ     投稿日時:2003/09/15 04:20  ---11.81.86

ヨーロッパと一口に言っても様々な場所があるので
アドバイスし難いと思いますよ。
足を伸ばせる国の範囲を述べた方がよいのでは?

投稿者:Terry     投稿日時:2003/09/16 00:32  ---110.157.66

ヨーロッパであればどこにでも行く覚悟です。国名を述べれば、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、イギリス、スイス、オーストリア、スペイン、それこそ西ヨーロッパ各国どこでもよろしいです、もし最高な弓の毛替えを行えるならば、、、

Q:Vnの内側
投稿者:TAKA     投稿日時:2003/09/14 18:18  ---10.61.247

Vnの内側は、ニスを塗らないのでしょうか?
最初から、よく乾燥した材料を使えば、日本みたいな気候だと
湿気を吸わないでよさそうな気もするのですが・・・・
変な質問ですみません。

投稿者:かめ     投稿日時:2003/09/14 22:29  ---196.104.75

基本的には内側にはニスを塗りませんが、製作者によっては独自の考えで薄く
ニスを塗る人もいるようです。
どちらにしても、表側のような分厚いニスを塗ることは、木の振動を妨げてしまうので
行いません。

投稿者:TAKA     投稿日時:2003/09/15 19:41  ---10.61.247

かめさん、ありがとうございます。
塗る人がいないわけでは、ないのですね。

下塗りに塗るような、(目止め?)ニスを内側に塗ったらと
いう、イメージだったのですが・・・・・
ホワイトVnに下塗り状態で、製作中のVnを少し弾かせて
もらったのですが、音が響いて拡散していくようなイメージで、
これなら内側の保護にも、つかえるのかなあなんて勝手に
思っていたもので。
手間の割りに、効果がないのかしら?

Q:オークションについて
投稿者:Terry     投稿日時:2003/09/15 00:24  ---110.157.66

サザビース他の オークションカタログを見ていたのですが、Fine、Good、Mintとかいう表記されていますが、いったいFine と Good の違いはどこにあるのでしょうか? GoodでもFineに限りなく近いGoodであったりFineでもGoodに限りなく近いFineであるのではないのでしょうか? 一体どういうふうにオークション側は表記できるのでしょうか? (というのも私の現在の楽器に疑問があったもので、、、)

Q:チェロの駒にA線が深く入り込んでいますが
投稿者:ゆりあ     投稿日時:2003/09/10 18:42  ---158.153.81

こんにちは。
チェロの駒を新しくしたのですが、A線がくいこんでしまって心配しています。
木の辺縁から完全に埋もれた状態です。
他の弦はそんなことはないのですが。
これ以上深くなるとまずいのではないかと思い相談させていただきます。
放っておいて良いのでしょうか。?
パッチのようなものは自分でも貼れるのでしょうか?
また、音に変化が起きる可能性があるのでしょうか?
駒の質というのもこの様な現象に何か関連があるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

投稿者:ヒロ     投稿日時:2003/09/10 22:01  ---11.81.86

すみやかに楽器店にいきましょう。

投稿者:KS     投稿日時:2003/09/11 12:13  ---209.68.3

齣革を貼りましょう。自分でも貼れますが、其の前に楽器屋さんに齣を調整して貰いましょう。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/09/11 15:07  ---205.147.181

状況的にはあまりよくない状況ですね

放っておいてはいけません。
駒を新しくしたところに持ち込み直してもらったほうがいいですね。
恐らく変えてすぐならクレームで対処してもらえると思います。
革貼りもやってもらった方がいいと思います。それでは!

投稿者:ゆりか     投稿日時:2003/09/11 21:02  ---158.153.81

皆様ありがとうございました。
なんとなく糸でゆで卵を切る、あるいはデンタルフロスにより歯茎から血が出るというイメージで(変な例えですみません)駒が痛がっているようでしたので、ご指示どうり工房に相談することにいたします。
それにしても稀にみる質の高い掲示板ですね。
毎日拝見しています。

では

Q:Vuillaumeの焼印のある楽器
投稿者:Yoshi     投稿日時:2003/09/11 15:02  ---24.30.100

何時も楽しく拝見させていただいております。
 さて、私の手持ち楽器について質問いたします。ヴァイオリンですが、謎の楽器です。
なかなか古そうで、ニスは赤ブドウ色、裏板1枚板、板の表面が板目に沿ってかなり
波打っています。問題は本来ラベルが貼ってある位置に「Vuillaume」と焼印が押して
あることです。
 楽器は宝塚歌劇場付オーケストラを引退した方から譲っていただきました。その人が
購入したのは戦後すぐとのことですから、戦前に日本へ入ってきた物だと思います。
弓も一緒に買いましたが*Albert Nurnberger*とこれまた焼印があります。私のヴァイ
オリンの先生が言うには、楽器より弓の方が価値があるそうです。
この楽器についてもしご存じでしたら、どうか教えてください。

投稿者:あーくん     投稿日時:2003/09/11 16:36  ---249.200.11

こんにちは。バイオリン弾き&チェロ初心者のあーくんと申します。

遊びに参りましたら「僕のVuillaume!」についてのカキコでしたので、
ついカキコさせていただきます。何の参考にもならないと思いますがお許しください。

 僕のプロオケの友人・知人では、いわゆる巨匠クラスの楽器を使っている一般の奏者
はいません。彼らは生活がかかっているので、むしろ通常に購入可能で「使える楽器」を
購入します。一番仲の良いプロオケの友人は知名度のあまりないモダンイタリーを使って
いますが、楽器自体はかなりいいです。220で譲ってもらったと言ってましたが、
買い得だと思います。僕の知り合いの中では、むしろアマチュアの方が「高い楽器」
を持っています。ですから、劇団付きオケの方が使っていたからといって、「本物」である
などということは全くありません。ただ、本当にお使いになっておられたものであれば、
「使える楽器」であると想像できます。
Vuillaume刻印?の真贋については、ここで申し上げるまでもなく、少しまともな楽器店
に調整等で持ち込みになられたらわかります。いずれにしても、「使える楽器」であれば
それなりの価格でしたら十分にすばらしいことですネ。

Vuillaumeのラベルが貼ってある楽器はいくらでもありますが、面白かったのは、
Vuillaume a parisの刻印が丁寧に施されている弓を見た(弾いた)ことです。
なかなか渋い感じでしたので「もしや??」と思いましたが、弾いた瞬間、誰でも
わかる駄作でした(もちろんVuillaumeメーカーではありえません)。

本題ではなく、大変失礼いたしました。

投稿者:Yoshi     投稿日時:2003/09/11 19:12  ---124.76.159

あーくんさん、ご意見ありがとうございます。

 個人的にはこのVuillaumeはJBではないと思っています。ただ、物の本でVuillaume
(工房)には「蒸し焼き楽器」なる失敗作があると聞いていたので、そういう類もあり得る
のかなと少しは思っています。

 この楽器は買った時より右肩の部分(左手の平がふれる部分)がよく開くので、東京の
ある音楽大学と親しい修理屋さんに修理してもらいましたが、その折も真贋は分かりません
でした。その後長年疑問に思っていたので、ここで質問させていただきました。修理により
楽器はとても良い状態になりましたが、書いたとおり板は波打っているし、元々の造りも
Vuillaume!と言えるほど美しくありません。ただ、音色は独特でほの暗く味があり、その
音色を楽しんでいます。

 実はNurnbergerの弓だけほしかったのですが、楽器もいっしょに買ってほしいと言われた
ので、楽器はおまけという感覚でした。元々はGeorge Craskeというイギリスのヒル商会の
楽器をずっと使っています。こちらは健康的で澄んだ音色です。

Q:Klaus Schlegelについて
投稿者:S.Falbo     投稿日時:2003/09/10 18:19  ---15.27.224

私はバイオリン歴5年+αの者です。
私が持っているバイオリンについて教えてください。
ラベルには、Klaus Schlegel、Erlbach i.V.1978とありますが、
どこの国のどのような作者なのでしょう。
また、量産品でしょうか、それとも手工品でしょうか。
よろしくお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/09/11 15:04  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

Klaus Schlegelですがネットで検索すると出てきます。
情報によればドイツの手工品との事です。それでは!

Q:ニスの色。
投稿者:Pressenda     投稿日時:2003/09/10 10:29  ---240.51.89

ストラド教授に質問です!今日オケ仲間と話してたら同じ作家でもニスの色によって価値が違うと聞いて極端に慎重になってる私です・・・・。実は1828年と1830年のニスの色が極端に違うのです!(Pressendaについてです。)私が某楽器店から貸し出されている1828は焼け付けたような赤茶色でベタベタした感じで正直言ってそれほど綺麗な作品とは思えませんが音が素晴らしいので購入検討していますが同僚の1830は透き通るような黄色で美しいのです。
音はもちろん素晴らしいですが。値段の差などはあるものなのでしょうか?怖くて聞けなかったしデリケートな問題ですし・・・^^;率直な御意見お待ちしております。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/09/10 15:37  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

価値という言葉はいろいろな意味が含みますので、今回は単純に小売価格と解釈させていただきます。
手工品の楽器は工芸品という意味合いが強いので定価というものは存在いたしません。
Pressendaの真作であれば、Pressendaの真作としての「価値」はもちろん2本ともあリますが、同じPressendaでも小売価格では当然差が出てきます。

一昔前のドイツの資料ですが、Pressendaの相場の内容で日本円で1800万円〜3000万円とあります。現在ではもっと上がっていますが、当時でも同じPressendaで1200万円の差があるわけです。
この差は作り(ニスも含みます)、状態(傷や割れの度合い)、そして音などが影響しているものだと思います。
同じ作者でもニスに限らず総合的評価で小売価格に差が出る事はおかしい事ではないと思います。それでは!

Q:分数バイオリンについて
投稿者:FOREST     投稿日時:2003/09/06 14:52  ---81.3.138

子供の3/4サイズのバイオリンを現在選んでいるものなのですが、
もしよろしかったらアドバイスをいただけないでしょうか。
今悩んでいる楽器は、どちらもフランス製の楽器です。
1本目は、音色がとても明るくよく響く楽器で
BREVETE 1890 と記されていました。 
もう1本は、ストラデイバリウスのコピーで、Facieo at anno 1781 とあります。
こちらの方がお値段的にも前者よりも15万ほどお高くなるのですが、
音色はやや落ち着いて、深い音色がでます。
もし製作者に関することを何かご存知でしたら、教えていただけないでしょうか?
娘は、高音がよく響く前者が気になる様子です。
どうぞ宜しくお願いいたします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/09/08 14:43  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

BREVETEですが、これはちょっと前のご質問のBreton Breveteと同じだと思います。
もともとの製作者がBreton Francois(1780〜1830)という方で、もっとよく調べたところレベルごとにラベルが違っています。その中の一つにBREVETEというラベル表記があるようです。

ストラディヴァリのコピーですが、これは非常にいいものから、非常にそうでないものまで様々なコピーがございますのでこれは見てみないとどのレベルの物だかはわかりません。

いずれにしろ、道具として選ばれるのであれば、作者云々より、道具として、気に入った方を選ばれる方が間違いないと思います。それでは!

投稿者:弦喜     投稿日時:2003/09/08 23:51  ---115.112.149

いずれも手工量産品ではないでしょうか。Breton Breveteはフランスの楽器ですが、人の名前ではなくグレード等を示す名前でしょう。一方疑問なのは、ストラディヴァリのコピーの記載が普段目にしない表現&年代(Facieo at anno 1781)になっていることです。Faciebat anno 1731 と書かれているのではないですか。ストラディヴァリのコピーは、世界中に十万本以上もあり、ラベルだけではどのようなものかは判断できません。

ある程度の価格以上の分数ヴァイオリンを選ぶ時に気をつけるポイントとして、購入しようと思うお店が今後も長くお付き合いするのにふさわしいお店かということと、そのお店において、次回4/4の楽器を購入する際に今回購入される楽器を購入価格の8割程度以上で下取りしてくれる保証をもらえるか、があげられます。
身長145cmくらいになれば4/4のヴァイオリンに買い換える必要が出ますので、3/4の楽器を使う期間は3年程度ではないでしょうか。

買い取り保証があることが確認できたら、数年のうちには買い換える楽器ですので、まずは好きだと思った楽器を選ぶべきでしょう。側鳴りといって耳元では大きな音がするけれど、遠くに音が飛ばない楽器もありますので、できれば先生や上級者の方に弾いてもらって客観的に判断するのも重要かと思います。

Q:ふるえ
投稿者:よしこ     投稿日時:2003/09/05 17:53  ---45.11.220

楽器そのものに関する質問ではないのですが、楽器を弾く方々への質問です。私はアマチュアのオーケストラでチェロを弾いていますが、この間の練習の時、1人でソロのメロディーを弾く部分があって、緊張して、他の人からも聴こえるくらい震えてしまいました。「あがってしまった」ということなのですが、皆様はこういうことをどう乗り越えていらっしゃいますか?よろしく!

投稿者:3/4 チェロ太郎     投稿日時:2003/09/05 22:16  ---179.58.87

ふるえてしまったんですね。
それは、たぶんほとんどの人が経験しているでしょうね。
僕も、結構震えるほうです。そのわりに、ビブラートはヘタです。(笑)

あがりやすいタイプの人は、まったく緊張しないというのは、ムリだと思います。
また、緊張する人は、感受性が豊かな人が多いので、音に対して敏感で、上手になる素地があると思います。

僕の場合、最近はすこしマシになりましたが、だいたい以下の理由によります。

1.本番や、人前で弾く経験を、集中的に数多く行ったこと。(料理屋などでも弾きました)

2.40歳を過ぎて、いろんな意味で鈍感になったこと(よろこんでいいのだよろうか?)


3.所詮アマチュアなので、自分の実力に合わせて、何割かうまく弾ければよしとすること。(まちがえるのがあたりまえですから)そして、おちても、なにごともなかったような顔をして弾く事です。

カラオケなどでも、調子っぱずれでも、気分欲歌う人がいますが、そんな感覚でいいんじゃないでしょうか?
ただ、個人のカラオケとちがうのは、オケはやはり他人に聞いてもらうので、精一杯努力して、少しでもうまくなろう、という熱意は、やはり不可欠でしょう。その上で、おおらかに楽しめば、いいんじゃないでしょうか?

投稿者:ぼこ     投稿日時:2003/09/06 14:33  ---209.68.3

人前でかっこよく弾こうと思えば思うほど、緊張するものです。
でも、その緊張感ある場面を経験できることが楽しいので、いつになっても、人はオケの演奏会やレッスンの発表会で弾くんだと思います。緊張できる演奏をできなければつまらないと思いますが。

緊張しないコツはある程度は慣れるしかありませんが、何よりもできる限りの練習をすることです。普段の練習がおろそかで、もうちょっと練習すればうまくできるのになんて思うときには、他の人にうまく弾けないことがばれてしまうかもなんて思い余計に緊張します。レッスンのときでも練習しないでいくと、異常に緊張します。

オケのソロでも、自分に自信が持てるくらいに練習していれば、あとは仲間なんですから(普段の実力をみんなが知っているのですから)、緊張感も少なくなるのではないでしょうか?

投稿者:よしこ     投稿日時:2003/09/08 18:15  ---45.5.69

皆様ありがとうございます。心がホッとしました。日本人って優しいな〜。ちなみに、ここはドイツです。

投稿者:3/4 チェロ太郎     投稿日時:2003/09/08 23:05  ---179.58.87

ドイツのアマオケにいるんですか?すごいですね。
以前聞いた話では、本場ドイツでは、日本ほどクラシック音楽に興味を持つ若者が多くない、と聞いた事があります。それと、マイスター制度の本場なので、アマチュアの演奏は差何なのかどうか、よく知りませんでしたが、やはりアマオケがあるんですね。タメになりました。

投稿者:3/4 チェロ太郎     投稿日時:2003/09/08 23:07  ---179.58.87

「差何」ではなく、「盛ん」が正しいです。細かいですが、念のため。

Q:Mario Gadda の弟子
投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2003/09/02 11:45  ---98.192.67

 Claudio Testoniについて教えて頂けないでしょうか。

 Web上で調べて判った所では:
 Scarampellaのただ一人の直系の後継者(Scarampella 〜 Gaetano Gadda 〜 Mario Gadda 〜 Testoni)で、Mario Gaddaの下で12年修行してから独立し、Mantova郊外の工房を一人で経営。年間10〜12丁を製作している、
とのことです。

 上記に加えて特に知りたいのは、何歳くらいの方か、独立したのがいつ頃か、といったことです。(あと、勿論、楽器の評価についても)

 実は1989年製作のチェロを持ってまして、弟子時代の作品なのか親方としての作品なのか一寸気になっています。小生にとっては分不相応に良い楽器で大変気に入っていますので、楽器の由来など本質的な問題では無いのですが、評価の高い楽器なら友達に自慢してやろうかな.....と思いまして。
 「動機不純」と顰蹙を買いそうですが、技術的に覚柄ないアマチュアにとっては、(弾けもしない純正律を論じたり、とか)こういう蘊蓄を傾けるのも「楽器の楽しみ」の範疇、ということで御理解頂けると幸いです。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/09/03 10:53  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

Claudio Testoniさんですが、よく名前を聞く方なのですが、当店の資料及びWeb上でもセロ轢きのGoshさん以上の情報は手に入れることが出来ませんでした。すいません。
わかる方おりましたらよろしくお願いいたします。
また扱っているお店などに聞くと、直接仕入れていれば詳しい事が聞けるかもしれません。それでは!

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2003/09/03 14:10  ---98.192.67

ストラッド店員さま、

 早速のご回答おそれいります。
 元々買った店に訊けばいいのですが、暫く(10年ほど!)楽器から離れている内に
連絡が取れなくなりまして(引越したのか廃業したのか?)。
他に、Testoni氏のヴァイオリンを扱っている店も確かにweb上で何軒か見受けますね。
(ちょっと敷居が高いような気もしますが....)
少し前に「rio」さんがMario Gaddaのヴァイオリンを買われたとのことでしたので、
この流派(?)のこと何か御存じではないかと密かに期待していたのですが、
何しろ不要不急の話ですので気長に情報集めてみます。
 ありがとうございました。

投稿者:rio     投稿日時:2003/09/04 01:57  ---132.221.172

Goshさんこんばんわ

Claudio Testoniさんの件、私も調べてみましたが、
Goshさん以上の情報はわかりませんでした。

Stradさんのリンクで、Claudio TestoniさんのVnを扱っているお店があります。
弦楽器販売店の左側上から2番目のお店と
弦楽器工房の右側一番下のお店は、
直接Claudio Testoniさんから仕入れているはずです。
特に弦楽器工房の工房主は、Claudio Testoniさんのファンですので、
もし、Goshさんが都内または近郊にお住まいでしたら、楽器を持って調整に行ってみると情報を得られるかもしれません。

Mario Gadda さんの楽器は偶然に出会ったので、まだ流派云々まで研究できておりません。ご期待にお答えできず申し訳ありません。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2003/09/04 09:46  ---98.192.67

rioさま,

早速のresponse恐れ入ります。(勝手にお名前を出して済みませんでした)
件の工房は小生もWebで気付いてはいましたが,Q&Aみたいなコーナーもないので
ちょっと躊躇していました。
今度訪ねてみようと思います。ありがとうございました。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2003/09/04 11:51  ---98.192.67

P.S. rioさま、
 「弦楽器販売店」の方は以前メールで問い合せをしたことがあります。
というか、小生の持っている情報の半分はここのHPに出ていたことです。
 もともと製作者のことは全く知らずに購入したのですが、同HPの記事を見て
「とんでもなく分不相応な楽器を買ってしまったのでは?(小生のウデでは楽器がかわいそう)」
と空恐ろしくなり、思わずメールしてしまったものです。
 果して、いきなりのメールにもかかわらす大変丁寧に対応して頂き、感謝感激、
「やはり弦楽器を愛する人とは自ずから通じるモノがあるなァ」と嬉しくなりました。
 ただ、残念ながらHPに書いてある以上のことはあまり御存じないとのこと。
「製作者に関する情報は、肝心の楽器選びに邪魔になることもあるので」
というご指摘も頂きました。(ごもっとも。耳が痛いです。)

STRADさま、
 他店のことをこんな風に書いて宜しかったでしょうか?
 問題あればどうぞ削除下さるようお願い致します。

投稿者:”PUCCINI”     投稿日時:2003/09/05 01:11  ---225.57.62

 今晩は。rioさんへの投稿に引き続き、投稿させていただきます。
 ゴーシュさんの必要とする情報について、噂を耳にしたことがあります。
 確かに Claudio Testoni は Mario Gadda の弟子でありましたが、同時に噂によれば娘婿でもあったそうです。(聞き伝えなので私自身、全く確信は有りません。)
 しかし、現在は独立して工房を構えており、また、その理由についてもいろいろな説がある様です。
 暖簾分け説、破門説(イタリア人男性が故の)、etc.

 もし、この件で真相をご存知の方がいらっしゃいましたら、私もゴーシュさん同様、非常に興味がありますので、是非教えて下さい。

 

投稿者:yukutake     投稿日時:2003/09/05 09:18  ---94.243.169

Claudio Testoniについて

pucciniさんのおっしゃるとおり、Mario Gaddaの弟子で娘婿だったようですが、僕の聞いた話では離婚・破門になったようです。
ちなみに、Mario Gaddaは現在は引退(病気・年齢にため)しており、牧場を購入して悠々自適な生活を送っているそうです。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2003/09/05 09:33  ---98.192.67

PUCCINIさま、yukutakeさま、
 新情報ありがとうございます。やっぱり御存じの方っているものですね。

 なお、小生の楽器(のラベル)には「Mario Gaddaの弟子」と書いてあります。上記の楽器屋さんによれば、独立した後でも「だれそれの弟子」と名乗ることは不自然ではないだろう、とのことでしたが、「破門」となるとどうでしょうね?
 下手で破門された、となると一寸なさけないですが、「イタリア人男性が故の」であれば仕方ないか ^_^;

投稿者:かめ     投稿日時:2003/09/05 09:57  ---196.104.75

>なお、小生の楽器(のラベル)には「Mario Gaddaの弟子」と書いてあります。

ということは、弟子時代の作品ではないでしょうか。
通常、独立すれば皆、自分のラベルで製作する物だと思います。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2003/09/05 17:48  ---98.192.67

かめさま,

済みません,小生の書き方が中途半端でした。
ラベルは Testoni 本人のものです(少なくとも「Mario Gadd工房」ではないと思います)。
具体的には,割とシンプルな枠の中に3行の印刷で,
「CLAUDIO TESTONI(太文字)
 LIUTAIO ALLIEVO DI MARIO GADDA(少し小さな活字で「マリオ・ガッダの弟子」)
 FECE IN MANTOVA ANNO 1990」 (最後の90は手書き)
で,この下に本人の署名があります。

また,ラベルの他にネックの付け根(ボタン)と表板の下枕のすぐ上(テールピースで隠れていますが)
更に,駒にも,頭文字「CT」をデザインしたらしい焼印が入っています(自己主張強そう)。

とは言え,破門されたのなら「弟子」は無いですね。
やっぱり弟子時代のもの(習作?)でしょうか。それならそれで,気楽に弾けます。

ちなみに、'97年に引退したMario Gaddaはその後,無聊を慰めるために年間3〜4丁,過去の名作のコピーを作っているそうです。
(Source: http://www.wichitaband.com/violin.html 2002年11月現在)
日本でも出回っているようです。

投稿者:“PUCCINI”     投稿日時:2003/09/06 00:08  ---15.76.5

 Goshさんは『破門』という言葉に少し落胆されている様子ですが、私が考えるに、破門とは社会的な人間関係の清算にしか過ぎず、実際に技の伝承という意味では、Testoniこそが、Mantovaにおけるスカランペラ直系の技を伝授した唯一の人物であるこは紛れもない事実であると思います。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2003/09/08 16:54  ---98.192.67

PUCCINIさま、

フォローして頂いてありがとうございます。
話がちょっと「ゴシップ探偵団」みたいな方向に行ってしまい反省していますが、由来に関わらず楽器自体にはとても満足しています。孫子の代まで楽しむつもりです。