Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:ヴィオラ
投稿者:アンダンテ     投稿日時:2003/11/22 18:40  ---19.246.204

まだまだヴィオラ初心者ですが、楽器について質問させていただきます。          私の今使っているヴィオラにはラベルがないのですが、Peg、Tail−pieceに、  ◎のようなものがあります。(デザイン??)これはどのような、どこで作られた楽器なのでしょうか。

投稿者:よが     投稿日時:2003/11/22 21:20  ---98.98.220

◎のようなデザインは parisian eye とよばれるものだとおもいますが,さすがにそれだけだとどこでつくったものかはわからないと思います. 直感だけなら,オランダとかいえますが...

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/11/25 11:56  ---205.147.181

いらっしゃいませ、
そうですね、ちょっとこの情報量だけではやはり解りません。
ただ楽器を見れば、少しは解る可能性もございますので、もし良かったら
楽器屋さん(当店を含む)に持ち込めば何らかの情報をえられすかもしれません。
それでは!

投稿者:アンダンテ     投稿日時:2003/11/26 19:59  ---19.244.169

ありがとうございます。楽器店で伺ってみようと思います。

Q:このバイオリンのことをしりたいのですが
投稿者:プロミネンス     投稿日時:2003/11/25 19:50  ---124.40.148

ひょっとしたら書き込み途中で送付してしまいましたので
用件だけお伝えします。

下のラベルのバイオリンをもっていますが
購入を頼んだ先生が詳しいことは聞いたけど忘れた
といっていたので、以後15年ずっと疑問になっています。
何かわかりましたら、お伝えいただければ幸いです。

●ラベル記載事項

To'th Ja'nos e's Tezi

mu"ve'szhegedu" - e'pito"k

Budapest, ., kossuth Lajos utca 8 sz.


以上の3行ですが
一行目のo,a,eの斜め上に ’ がついており
二行目のe,u,の斜め上に " がついていますが
性格には各アルファベットの真上についています。

ブタペストという文字がよみとれるのでハンガリーで
作られたのでしょうか。そのほか、作者名などが
かかれているようにも思えますが、全くわからない
です。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/11/26 11:07  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

上記を調べましたが解りませんでした。すいません。
どなたかご存知の方おりましたらお願いいたします。
それでは!

Q:カ−ボン bow
投稿者:brahms     投稿日時:2003/11/19 23:44  ---221.7.250

最近、カ-ボンの弓が出てきていますが、通常、フェルナンブコの弓は、いいものであれば、一世紀以上もつと聞いたことがありますが、耐久性の問題としてカ-ボンの弓は、どのくらいの寿命があるのかを知りたいのですが、お願いいたします。

投稿者:弦一郎     投稿日時:2003/11/20 12:02  ---214.187.247

生涯補償です。従って、弓が壊れても会社が倒産しない限り、新品に交換してくれます。カーボンファイバーの弓なんて、只の道具です。美術品とはかけ離れたものなので、寿命は考える必要はありません。子供のチャンバラ向けです。

投稿者:さるぞう     投稿日時:2003/11/20 20:56  ---132.146.56

カーボン弓は私も結構気になっているところです。

私の知り合いのバイオリニストは、C**B**社の弓などは10倍の価格のヘルナンブコ材の弓に匹敵するくらいの性能があるといってますが、どうなんでしょう?
私が試し弾きさせてもらったら、私の5万円くらいのヘルナンブコ材の弓よりはぜん全良かったです。(あたりまえですね。)

C**B**社の弓使用経験ある方のご意見を利かせてください。
ちなみに価格はいくらくらいなのか調べたけど分からないので、ご存知の方はそちらの情報も教えてください。大体30万円くらいではないかと思いますが。

投稿者:スチールラヴァー     投稿日時:2003/11/20 21:18  ---25.150.96

家を建てるときに大工さんが言ってた「木は切った後も、育ったのと同じ年数生きている。だから50年かけて育った木で作った家はすくなくても50年は住まないといけない。」そう考えるとpernambucoが育つのは100年くらいかかるんで、すくなくとも一世紀は使える。ちゃんとした職人さんが作ったものならね。

ただ弓については消耗品と考える人も多いみたい。

カーボン弓で生涯保障しているのはcodaくらいじゃないかな。それも最初の持ち主に対してのみ。買ってから100年は生きないでしょ。arcusで10年かな。カーボン弓はいつごろ製品化されたんでしょう?初期の製品が使えなくなってきているという話も聞かないんで、寿命は少なくても製品化せれてから〜現在くらいの期間はある。

C**B**社っていうのは*ar*ow社?*oda*ow社? 後者なら、ク**ワ楽器が日本の代理店じゃなかったっけ?

投稿者:弦喜     投稿日時:2003/11/20 21:45  ---115.112.194

6〜7年前、楽器フェアにて、*ar*ow社の海外代理店が、*ar*ow社の人とともに、弓を参考出品していました。ちょうどパワフルなヴィオラ弓が欲しいと思っていたころで、試し弾きしてコストパフォーマンス含め一目惚れしましたので、サンプル品を譲ってほしいと交渉して確か7万円ほどで入手いたしました。(その値段ではなかなか買えないしっかりした音でしたので、迷わず即お金をおろしにいき、支払いをすませて紙につつんだ弓をかかえて帰ったのを覚えています。)

サンプル品のせいか、演奏の上では気にならない程度の、若干曲がりがあります。木製ですと曲げ直しなどできますが、これはできないであろうと諦めています。
また、ニッケルシルバーの巻き線などがどうしても経年でさびてきますが、これが普通の弓のように交換できるかは???です。
加えて、棹のみカーボンファイバーですが、普通の弓と同じく職人が仕上げ、フロッグ他の残りのパーツはクラシカルな弓と同じですので、それらのパーツは普通の弓と同じ寿命あるいは、木材とカーボンファイバーでは湿度、温度などによる膨張率が違うためその影響で負荷をうけて普通の弓より短命になるかもしれません。
(前記弓は、なぜかわかりませんが、スクリューの勘合がかなりきつくなってきました。)

フェルナンブコの名弓は使い込めば風格がでてきますが、カーボン弓は使い込んだら中古品のような風貌となっていくのは避けられないように感じます。
もっとも、金属部を純銀や純金で構成し、フロッグはカーボン棹とベストフィットし続ける合成素材でできているようなカーボン弓ができれば別ですが。

投稿者:佐野     投稿日時:2003/11/20 22:18  ---119.172.36

カーボンの弓の値段が高いのは、材料費もありますが、技術料が高いのでしょう。職人が一枚一枚型に合わせて重ねて(丸めるなどの工程も含む)いくのですから。一本一本職人が技術を振るって作った代物です。木の弓が美術品なら、カーボンの弓も美術品です。まさか木の弓の職人よりカーボンの職人のほうがランクが下だと思っている人はいないと思いますが。カーボンファイバーとカーボングラファイトでは、又いろいろと変わってきますが。

投稿者:弦喜     投稿日時:2003/11/21 00:19  ---115.112.194

質問内容からは横道にそれますが、お許し下さい。
テニスラケットしかり、釣り竿しかり、ヴァイオリンの弦しかり、昔は天然素材がよくて人工素材はまがい物といわれていたのが、いつの間にか人工素材が主流となっています。これは、人工素材の品質・性能向上の結果、プロにも認められ、当たり前のものとして広まっていったということでしょう。

トルテが現在弓の神様扱いされているのは、1)彼の技術が大したものだった 2)ペルナンブコという素材が弓に最適であることを発見した(=新素材発見) 3)ヴァイオリンの進化にふさわしい形状の弓を発明した 4)ヴィオッティという一流演奏家に認められ支持・協力?を得られた という条件がそろったからです。また、当時は現在より上質なペルナンブコが豊富にありました。

カーボン弓も、工場での安く沢山を目的としたものと、まじめに今の弓を凌ぐものをつくってやろうというアプローチで手工作品としてつくられているものがあるように思います。
昔の弓が今よりよいといわれる一つの大きな理由は、現在ペルナンブコが枯渇して密度の高い木材がとれず、細くて強い弓ができなくなったことです。
そのような状況の中で、今後カーボン弓が他の製品での事例のように品質・性能を向上させて(細くて密度が高く、かつ強度と弾力を兼ね備え、音の損失も軽減し、放射特性もよくなり)、またカーボン弓製作者・製造工場の腕が向上して、バランス、演奏性も理想的なものになれば、必ずその良さをみとめて使い始める一流プロが現れ、いずれ大きく普及するポテンシャルはもっていると思います。なんとなく、その大きな波の兆候が現れてきているのではないかと、個人的には感じています。

投稿者:さるぞう     投稿日時:2003/11/21 00:34  ---132.146.149

流石皆さんの知識の深さにうなりました。もう少しじっくり考えて見ます。
ただ言えるのはカーボン弓についての最終的な評価はこの先30年くらい経たないと結局はわからないということですね。未知数である以上、今はまだ消耗品と割り切って使う方が間違いなさそうですね。

投稿者:なかじん     投稿日時:2003/11/21 10:58  ---228.77.132

 こういう工業的な代物は大量生産向きなため、ローコスト化しやすいでしょうね。品質的に安定化もしやすいと予想はされます。
 ただ、量産品なら買い替え寿命ですから何年かすればもっといいのがでますよね?そういう可能性もあるのでしょうか?需要がそんなにあるとは思えないですが・・・。
 買い替え前提なら保障もあまり意味がなくなりますね。

 保障に意味があるとして、保障範囲が気になるところです。弓の不具合でもいろいろありますし。
 どうしようもないものはまるごと交換してくれるのでしょうか?
 またどういう保障なんでしょう?通常使用で折れたとか言うのならそんな保障はいりませんよね。(ちゃんばらでつかうひともいるかもしれないが・・・)
 音がよくないとか、張りが弱くなったとか、弓先までもたないとか音楽的なレベルで保証がないとこれもまた意味がないとおもうんですが。どうなんでしょう?

 本質的にはエレクトリックバイオリンの部品ではという気がしますが・・・。

 

投稿者:シルヴィアス     投稿日時:2003/11/21 12:32  ---44.6.2

>音がよくないとか、張りが弱くなったとか、弓先までもたないとか音楽的なレベルで保証がないとこれもまた意味がないとおもうんですが。どうなんでしょう?

これはカーボン弓だけに要求するものではなく、木製の弓に対しても同様と思います。
音楽的レベル保障は御自分の腕によるものと考えます。

投稿者:brahms     投稿日時:2003/11/21 23:19  ---41.184.16

いろいろ参考になるレスありがとうございました。私は今バイオリンを趣味で続けている者です。カ-ボンファイバ-であろうが、フェルナンブコの弓であろうがどちらでもいいのです。自分の持っている楽器が、如何に自分の理想とする音を奏でてくれるものであれば、。。。。。子供のチャンバラ向けの美術品の価値がなくてもそれはどうでもいいことなのです。楽器は美術品として価値があるという価値観も分かりますが。。。。。、

投稿者:YE     投稿日時:2003/11/22 04:15  ---232.97.206

皆さん,こんにちは.
弓の話に関連して,私も一言.

ヴァイオリンには道具である側面と,美術品である側面があります.
本来,ヴァイオリンや弓は,道具であることが第一義のはずですが,
長い歴史の中で,ある程度の楽器や弓には,美術的な価値も付加されていますし,
それを今更否定することは出来ません.
私自身,ヴァイオリンには道具以上のものを感じます.

しかし,どちらの面を重視するかは,各人の価値観によるものなので,
「美術品でないからだめだ」ということにはならないでしょう.
実際,高価なヴァイオリンの価格の大半は美術的なものですし,
極端な話,値段ほどには音に違いはないのですから,
安いヴァイオリンや弓がということにはなりません.

カーボンの弓は確かに美術品とは呼べないかもしれません.
それに,道具としてみた時,猫丸さんのご指摘にあるように,
これからまだ改善されるべき点も多々ありますが,
弦喜さんが書いておられるように,私もかなりのポテンシャルを感じます.
実際,著名なソリストでも,練習には高価な弓ではなく,
カーボンの弓を使っている人がいると聞きます.

brahmsさんはたぶん,フェルナンブコとカーボンのどちらを購入されるかで
悩んでおられるのだろうと推察いたしますが,
道具で見たときのカーボンの弓は,決して無視できない存在だと思います.
耐久性については,猫丸さんのご指摘が本質を突いているのではないでしょうか.
また,カーボンの弓は,フェルナンブコに比べて毛の交換が難しいこと,
そのため,毛の交換時に弓を痛めやすい事も勘案すべきでしょう.

いずれにせよ,正当な評価が下されるようになる為には,もう少し長い時間が必要でしょう.
今購入されるのならば,その点を割り切って考え,
5年から10年で性能が落ちるかもしれないという覚悟を持つ必要があると思います.

投稿者:なかじん     投稿日時:2003/11/22 23:01  ---6.145.235

 どうも質問されていることの答えになっていなかったり、質問についての疑問の答えになっていなかったりする投稿が多いようですね。
 brahmsさんの聞いておられることの答えは、弦一郎さんがとても的確にされているのではとおもいます。
 ただ寿命というのがもうひとつ解かりにくいのです。
 折れれば交換というのはとてもわかりやすいですが、そんなことは見たことがありません。
 むしろ最初いい弓でも使っているうちに劣化してひどい弓なるとしたらどうなるんでしょう。

 すくなくともフェルナンブコの弓では買ったときからそんなに悪くなると言うのはきいたことがないですし、そんな経験はありません。ただ見ている限り大事にしない人のはそれなりの報いがあるようです。
 ききたいのは新素材としてどうなるのかということです。弘法は筆を選んだそうですし、ひどい弓では上達は望めません。(自分の腕でカバーできるのなら一番安いのを使います。)
 寿命というのは、ある程度の性能が維持できている期間だと思うのですが、それがどうかということです。使い物にならなくなった弓なら買い換えますよ。

投稿者:かんがるぅ     投稿日時:2003/11/23 20:59  ---94.219.18

「子供のチャンバラ向け」の子供のチャンバラって具体的にどういうこと(もの)をさすのでしょう?教えて欲しいものです。

カーボン製はフェルナンブーコ製のような歴史がないのでまだ不明な点もあるという程度なのでは?私は弓にあてられる予算内でカーボン製がもっとも弾きやすいのであればデメリット等も考慮の上使うことでしょう。50万、100万、それ以上の弓は無理なものですから。

投稿者:よっぷ     投稿日時:2003/11/23 21:44  ---125.30.68

わたしは国内最大手の楽器メーカー製を試奏したことがありますが・・・
性能だけを見れば、同じ価格帯の木の弓で同等程度の性能を有するものを探すのは
かなり難しいのではないかと思うほど良く出来ていると感じました。
ただ、そのメーカーが出している全てのランクの弓を試してみましたが、最高級ランクの
弓以外に関しては、あえて木でなくカーボンを選ぶほどの魅力は感じませんでした。
最高級のものだけズバぬけている印象を持ちました。

前にも同じ様な話題があり、その時も投稿させていただいたのですが、
思わず衝動買いしそうになったのですが、毛替えに関しての不安や経年変化による
性能の変化などが気になり購入は至りませんでした。
特に毛替えや修理・補修に関して、メーカーの店舗や直売店以外の一般の楽器店でも
対応してもらえるものなのか気になるところです。
(毛替え以外にも皮巻きや巻き線の劣化、チップの破損など弓を補修する機会は意外と
多いですし。)
あとは「見た目」の問題ですが、こだわる人には辛いものがあるでしょうね。

そのあたりのデメリットをふまえた上で、現時点で「消耗品」として割り切れるようなら
カーボンは立派な選択肢だと思います。

投稿者:のんちゃん     投稿日時:2003/11/24 10:52  ---205.60.183

このようなホームページもありました。
http://www.sasakivn.jp/〜sasakivn/qa/fiberbogen.htm

arcus bowはほとんど接着剤を使用していないと謳っていますが。

Q:チェロ:カール・ヘフナーのAnfenger1.1について
投稿者:アンダンテ     投稿日時:2003/11/19 15:21  ---106.144.254

最近、スクール(個人レッスン)に通い始めたチェロ初心者の中年男性です。
ここ数日のNet上の耳知識だけで、何も判ってはいない初心者からの、レベルの低い質問ですが、よろしくお願いします。

予算30万円前後で、チェロを一揃い購入したいと考えています。
カール・ヘフナーに掲題のセットがあり、例えば#4/2の単体と比較するとかなり安めです。

○少し長く使いたいと思っていますが、このクラス(掲題のセット)はどうなんでしょうね。
○例えば#4/2-シリーズとAnfengerの価格の違いは、どこから来ているのでしょうか。
○貴社では、このセットは取り扱っておられないのですか。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/11/20 11:28  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

Geertzさん。貴重な書き込みありがとうございます。
ただ内容がメーカーからクレームかきそうなので今日中に削除させていただきます。
ご理解ください。

本題ですが
Anfenger1.1は新商品ですね。
本体、弓とも既存のものではなく、セットでのみの販売となります。

中国製も当店はお勧めですが、いずれを選ぶにしてもご自分で試して判断した方がいいと思います。当店でも取り寄せになりますが扱っております。それでは!

Q:弓の見分け方
投稿者:masa     投稿日時:2003/11/17 22:51  ---166.4.132

これで何回か質問させて頂いておりますが、弓の材質の見分け方について教えて下さい。
アマチュアオケでチェロを弾いております。新たに弓を購入するにあたって少し知りたいのですが、まず弓のバランスや重さ、発音性、音色感などは実際に試して見るとして、これ以外に
材質的なこと、つまりフェルナンブコ材であることの外観上の証拠、材質の木目や模様での良し悪しなどについてどなたか教えて下さい。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/11/19 10:46  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

フェルナンブーコとブラジルウッドは本来同じもので、上質なブラジルウッドをフェルナンブーコーと呼びます。

この二つを見た目だけで区別するのは大変難しく、やはり太さとこしの強さで見分けるのが簡単です。外見上の証拠はというのはないと思います。(スネークウッドの弓は別物ですが)

木目などについては
木目が正確に柾目で白太が少なく傷がない事
材質が緻密で木目も繊細であること
色が輝かしくて美しい事
などが一般的に良いとされています。

ただ、やはり実際には手にとって試さないと本当にいい弓であるかどうかは解らないと思います。それでは!

投稿者:masa     投稿日時:2003/11/19 21:24  ---166.4.142

ストラッドさん有難うございました。フェルナンブーコとブラジルウッドが同一の物であるとは恥ずかしながら、今知りました。何十年もの間全く別の材料と思っていました。ところで弓の製作家でVlado Tilevという方について何か情報があれば教えて頂きたいのですが。(多分
東欧だと思いますが)

投稿者:スチールラヴァー     投稿日時:2003/11/20 11:02  ---25.150.96

>フェルナンブーコとブラジルウッドは本来同じもので、上質なブラジルウッドをフェルナンブーコーと呼びます。

これについては別の見解もあるようです。
ブラジルウッドとはCaesalpinia echinata、Caesalpinia sappan、Caesalpinia spinosa、Caesalpinia vesicaria、Haematoxylon brasilettoなどなど、ブラジルに生息する赤身の木の総称で、その中でPernambucoと呼べるのはCaesalpinia echinataです。

Q:子供の分数チェロについて
投稿者:Jnko     投稿日時:2003/11/13 16:06  ---131.42.63

はじめまして。小学3年生の娘にチェロを習わせたくて、こちらの掲示板を拝見させていただきました。ただ、私自身、弦楽器に関して知識が無くどの程度の楽器を購入するのが良いのか検討つきませんので、アドバイスをいただけますでしょうか。
1,娘は弦楽器は、まるっきりの初心者です。
2.親の希望としましてはある程度弾けるようになりましたら、Jr.オーケストラに入って欲しいと思っております。(中学生の姉が既に管楽器で所属しているため、本人も希望しております)
分数楽器ですので、中古でも・・・と、思っておりましたが、バイオリンと違って見つけるのはかなり難しそうです。
本体、弓、ケース等でお値段はどの程度のものが適当と思われますか。
また、中国製のハンドメイドのチェロがお値段がお手ごろの割には良いと伺った事がありますが、どうでしょうか。お勧めのチェロなどございましたら、教えていただけませんでしょうか。

投稿者:弦喜     投稿日時:2003/11/13 21:03  ---115.112.194

3年生だと、身長125cm〜145cmでしょうから、1/2サイズのチェロになると思います。今後少なくとも3/4サイズに買い換えた後、7/8サイズあるいは4/4に移行できます。
従って、今回購入したものはあと2〜3年で買い換え、その後も少なくとも1回は買い換えが発生します。

ですから、良心的なお店を見つけ、そのお店で買い続けるとして、買い換えの際にある程度の金額で下取りをしてもらえることは重要だと思います。
信頼できる一番下のグレードの量産楽器はSuzukiの一番下のモデルか、カールヘフナーのものが定番です。これで弓・ケースを入れて20万円前後ではないでしょうか。
そのような量産品を下取りしてくれるかは、お店の方針によるでしょうから、できればいくつかお店をまわって、そのお店の方針と、おすすめの楽器を聞くのがやはり正解だと思います。30〜40万円クラスのものを購入した方が、下取り等を考えると、結局安くついたということもありますので、長期スパンで考えることも重要です。

継続的なお店とのお付き合いを、子供用の楽器(特にチェロはヴァイオリンなどに比べ高価)を購入するときには重視すべきでしょう。
これが、最初から大人用の楽器を購入する場合は、話がかわりますが...

投稿者:かんがるぅ     投稿日時:2003/11/15 19:25  ---94.219.18

私の娘も小学校低学年からチェロを習い始めたのでご参考になればと思い書き込みます。
娘のチェロの先生は、チェロを小さい子供が始めるときは、やはり楽器の値段がネックになるといわれていました。分数楽器で使える期間は短いのに高価だということです。初めてみてやっぱり続けられないとなると損失が大きいからとのことでした。娘の時は先生のところにも予備の楽器はなく、購入するしかありませんでした。(習う先生のところで別の生徒さんのお下がりをかしてもらえる可能性はありますよ。)

娘は1/4チェロからでしたが、定番の日本やドイツ製の楽器はちょっと手がでませんでしたので、中国製を試してみました。情報は某オークションを通じてでしたが、オークションで落札する前に楽器を見せていただき納得の上で購入できました。(扱いの方も楽器に対して全く素人ではなくアフターケアも任せられる方でしたので。)その楽器は弓、ケース付きで6万円くらいのものでしたが楽器を先生にみていただいたところ手始めに使う楽器としては全く問題ないとのことでした。いまレッスンをはじめて1年半くらい経過していますが特に支障はないようです。

まずは先生をお決めになり相談されることをおすすめします。
やはり鈴木などが安全といわれるかもしれません。いろいろな考え方、購入の仕方があるのでしょうが、偏見を持たずに選べるといいと思いました。楽器の基本的な寸法、設計がいい加減な楽器があるかもしれませんのでそこだけは注意された方がいいでしょう。

長くなりましたがご参考まで。

投稿者:るん♪     投稿日時:2003/11/16 16:20  ---43.170.6

こんにちは!Jnkoさんのお子さんはもうどちらで教えて頂くか決まっているのですか?
子どもがスズキメソードでチェロを教えていただいています。スズキメソードは3歳位
から習われているお子さんがたくさんいますので、楽器はほとんど先生がお教室の中で
回して下さいます。初心者でしたら数万円くらいから用意して下さることが多いと思いますし、その子の力がついて廉価で回るチェロではちょっとと思われれば、ランクアップした楽器も紹介下さいます。

スズキは幼児教育が確立されていますので、ソリストでなく、Jr.オケを目指されて
いるのであれば選択肢の一つに入れられても良いのではと思います。
スズキメソードのHPを覗かれるとお近くの教室も分かると思います。

投稿者:Junko     投稿日時:2003/11/18 17:47  ---131.42.8

こんにちわ。Jnko改め、Junkoです。
(質問の際に名前をJnkoと間違えて入力してしまいました。ごめんなさい。)
弦喜さん、かんがるぅさん、るん♪さん、とても貴重なご意見ありがとうございました。
弦喜さんに教えていただいた事を参考に、弦楽器の専門店にも行って参りました。
1/2から始めて・・・楽器だけでも20-30万との事で少々めげておりました。
何と言っても買い換えがこの先2回あるかと思うと・・・・
でも、皆さんのご経験やご意見を伺って再起できそうです。
早速スズキのお教室に伺ってみたいと思います。
子供には大人になっても音楽に親しんでほしいと思っております。
音楽が支えや、癒しになる事が大人になったらきっとあると思って...
ピアノは弾けますが、持ち運びの可能な楽器をもう一つ習わせたいと思い、娘にチェロを
すすめてみました。
娘もその気になってしまいましたので、なんとか習わせてあげたいと思っております。また、皆さんにお伺いさせていただく事もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2003/11/18 22:10  ---115.112.194

ヴァイオリンは、不自然な姿勢で演奏を強いられることもあり、早いうちから始める必要がありますが、チェロは自然な姿勢で演奏できるので、ある程度大きくなって始めてもハンディがありません。
また、チェロは子供から始める人が少ないこともあり、良い意味でヴァイオリンに比べてライバルが少ないです。(今後選抜試験等があっても競争率は低くなります。)

楽しみだけでやられるのか、好きになったら音楽の道に進まれるのかはわかりませんが、子供さんが始める気になっているのであれば、ぜひ思い切って第一歩を踏み出してください。3年生ですと、親の言いなりではなく自分の意志をもって選択できますので...

なお、楽器店での下取りの目処がたたず、また教室で借用または安価な中古の購入もできない場合は、中国製や東欧製で10万円程度でそこそこのものが入手できますし、またレンタルしてくれるところをさがすのも手かもしれません。具体的にそちらのお近くで分数楽器をレンタルするお店は知りませんが、教室を備えているような楽器店でもレンタルをしているケースがよくありますし、インターネットの検索エンジンで検索すればある程度の数、レンタルしてくれるところが見つかるのではないでしょうか。

投稿者:ガオウ     投稿日時:2003/11/19 08:02  ---03.228.131

楽器を購入するときに高くついたとしても、お子さんが成長して、新しく楽器を持ち帰るときに下取りしてもらえるような楽器を購入されれば、結果的にそんなに高くはつきません。
一般的に量産型の安めの楽器は、後々下取りをしてもらえない場合が多いので、逆に高くついてしまうことがあるので、注意しましょう。(一概には言えませんが。)

弦喜さんがおっしゃっているとおり、下取りなどの目どが立たない場合は、私も中国製がお勧めです。最近では、良質な中国製の楽器が増えてきています。(すべてが良質というわけではありませんが。)

まず大事なのは、信頼できる楽器屋さんを見つけることではないでしょうか。

Q:教えて下さい
投稿者:ぽっちん     投稿日時:2003/11/12 22:23  ---6.44.226

はじめまして、ぽっちんと申します。
最近私の先生からバイオリンの買い替えを勧められているんです。
先生はイタリアモダンの「ENRICO MARCHETTI」という1920年頃のバイオリンを所有しているのですが、それを譲ってもいいと言ってるのですが私にはそのバイオリンの相場がわからないのです。あつかましい質問で申し訳ないですが、そのバイオリンの相場と作者の評価などがわかれば教えていただければありがたいのですが。

投稿者:弦喜     投稿日時:2003/11/12 23:04  ---115.112.194

情報を二つ。

1)過去の販売記録が、マエストロネットの下記のURLからご覧になれます。

http://www.maestronet.com/history/instruments.cfm?ID=1&first_name=Enrico&middle_name=&last_name=Marchetti

オークションでの扱いは"By"になっていますので、どれも本人の作品でしょう。
なお、オークションでの落札価格はお店で売られる価格ではなく、まずその価格の15%程がオークション手数料として支払われ、それにさらにお店の調整費用・利益等がのりますので、倍にはならないとしても1.5倍くらいになるのではないでしょうか。

2)楽器の辞典「ヴァイオリン」増補版(第2版1998発行)での記載

ここでは150万円〜300万円の価格帯の楽器として記載されています。
記載された時から少し時間がたっているので、もう少し上がっているかもしれません。

投稿者:ぽっちん     投稿日時:2003/11/13 23:24  ---6.44.226

弦喜様

ありがとうございます。とても助かりました。
こんな情報があるんですね!
すごいです。
他にもいろんな製作者の方のも見てみました。
バイオリンの値段って奥が深いのですね。
同じ作者の物でもオークション年度によって、すっごく落札価格に幅があるんですね。
これって良い出来の物やそうでないもの、その時代の人気度、等などいろんな理由で落札幅があるんでしょうね。
弦喜様、本当にありがとうございました。

投稿者:弦一郎     投稿日時:2003/11/17 15:47  ---214.187.247

Dealer Sale と Auction Sale は、値段が全く違います。
この手の楽器は、オークションセールの約2.5倍が日本の小売り価格だと考えて良いと思います。
これは、何度も言いますが、他人の受け売りです。
従って、日本で販売されている私の予想価格は約500万円です。
良心的なストラッドさんなら、300万円位で出すかも知れません。

投稿者:YE     投稿日時:2003/11/17 16:20  ---158.124.208

ぽっちんさん,こんにちは.
他の日本のディーラーのHPを見ていたら,

Enrico Marchetti Torino \8,000,000 SOLD

という情報を見つけました.
楽器の状態や仕入れ値に依存しますが,この位で販売されても不思議ではない
メーカーということですね.

投稿者:ぽっちん     投稿日時:2003/11/17 22:25  ---6.44.226

弦一郎さんYEさん、ありがとうございます。
バイオリンの値段(オールドやモダン)って同じ製作者の物でもずいぶん違うものなんですね。
他の楽器(ギター等)ではここまで値段が変わるなんて考えれないものなんですが。
歴史が深いバイオリンには奥が深いですね。
この質問に対して皆さんから教えていただいたことがキッカケで、ほんの少しですがいろんな巨匠の名前を覚えれましたよ。
なんか歴史の勉強を久しぶりにしたような感じです。
もっとバイオリンが好きになりましたし、歴史的なものにも興味が湧いてきました。早速今日、ヴァイオリンの歴史的なことを書いた本を買っちゃいました。
バイオリンについて面白い読み物等があれば、また是非教えて下さい。
宜しくお願いします。

Q:音を大きくしたい!
投稿者:ピカツー☆     投稿日時:2003/11/11 16:14  ---117.20.59

こんにちは!私は大学のオケでビオラを始めて約1年半になる初心者です。
ところで、最近自分の楽器の音が他の人のより小さいのでは?と感じるようになりました。私の弾き方(弓の圧力?)のせいかと思ったのですが、そうではありませんでした。
私の楽器はセットで買った10数万のものですが、楽器を買い替えるお金もないので、弦を変えてみようと思います。
そこで、音が大きくなるような、そして私の楽器の下記の問題が解決できたりするおすすめの弦などがあれば、教えて下さると、とってもありがたいです。

A線・D線→うすっぺらい音がする。特にA線はか細い、弱い感じの音がします。音が小さい。

G線・C線→個人的にはやさしい響きで好きな音ですが、音が小さい。


ちなみに、楽器を買ってから一回も弦を張り替えていません(すべてドミナント)。

少しでもアドバイスいただければ幸いです。

投稿者:弦一郎     投稿日時:2003/11/11 17:08  ---125.17.95

ヘリコアが大きな音が出ます。私は音色が嫌いです。

投稿者:ぼこ     投稿日時:2003/11/11 18:42  ---209.68.3

種類よりも、まず、ドミナントでもいいと思いますので、一度弦を交換することをお勧めします。少なくとも今よりは、はるかに響きが良くなり、音が大きく感じるはずです。倍音が増える感じで、響きが残るようになります。
ただ弦が落ち着くまでに3〜4日かかりますので、演奏会の前日とかはやめた方がいいと思います。
自分も学生時代は、貧乏学生でしたから(というより弦を替えるお金があるくらいなら、酒代に代わっていたので)、そんなに頻回に代えられず、弦が切れたときに交換していました。(ガット弦を使っていたので、1年半ももつことはなかったと思います)
ナイロン弦ですと切れることが少ないので、ついそのままにしがちですが、演奏会の1週間くらい前に、全部の弦を交換することをお勧めします。(最低でも年に2回くらいかな?)
ビオラの弦は、ドミナントしか使ったことがないので、どの種類がいいかはすみませんが、わかりません。(ビオラは遊び程度にしか使っていないので)

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2003/11/11 21:00  ---155.9.107

 ピカツー☆さんの楽器のサイズは何センチでしょうか? 国内の楽器店の店頭で売られているものはほとんどが40cm前後です。しかしそのサイズではどうしても音色、音量に限度があるようです。私も以前は40cmの量産楽器を使っていましたが、その印象はまさにピカツー☆さんのおっしゃるとおり、高音域はか細く、低音域は温かい音がするものの音が小さい、といった具合でした。
 しかし今年の4月に43cmの楽器を買ったのですが、これが音量が全然違うのです。音が非常に力強く、ぞっこんほれ込んでしまいました。それまで使っていた40cmの楽器の音がとても貧弱に感じられ、まったく弾く気がしなくなり、すぐに人に譲ってしまいました。
 と言うわけでもし予算と体格(?)に余裕がおありでしたら、将来は少し大きめの楽器を購入することを視野に入れるのもいいかと思います。
 ちなみに弦は、スチール弦(銘柄不明)→ドミナント→ヘリコア→スピロコアと変えてきましたが、個人的にはヘリコアが好きですね。スチール弦なのに温かみのある音色が好きです。ただ、こればっかりは楽器との相性や人の好みによる部分が大きいと思うので、なるべくご自分の楽器に張ってみて音色を実際に体験し、好みの弦を見つけるのが最良かと思います。

投稿者:弦一郎     投稿日時:2003/11/11 21:03  ---125.17.95

ぼこさんに同意します。

Vlaはピンチヒッターでしか弾きませんから、良く解りませんが、Vnの場合、ドミナントの寿命は、1日4時間弾いたら最長2ヶ月です。1ヶ月で音の輝きが無くなります。徐々に悪くなるから認識しにくいのです。3ヶ月以上は使わないで下さい。

ヘリコアは、ビオラでも大きな音が出ます。寿命もながく、少なくとも1日4時間弾いて3ヶ月は持ちます。音色のコントロールは殆ど出来ません。音色を気にせず、絃を滅多に替えない人向けです。

古い絃を新しい絃に替えるだけで自分の楽器はこんなに良く鳴るのだと感動すると思います。

「弦が落ち着くまでに3〜4日かかります」との事ですが、まだ落ち着かないドミナントの音が好きだという人もいて、何とも言えません。約1年半になる初心者の方なら、ぽこさんの御意見が正しいと思います。

投稿者:弦喜     投稿日時:2003/11/11 21:03  ---115.112.194

私は、楽器を入手したときに音量・音色に問題があると思った場合、まず魂柱・駒について最適な状態になっているかを、弦楽器工房で見てもらいます。
20〜30万円くらいの楽器でも、細い魂柱が正しくない位置に立てられていたり、削り方の雑な材質のよくない駒がついていることがよくあります。良心的なお店は、メーカーから入手した後、自分のお店で交換・調整しますが、多くの場合は手間を省いてそのままの状態で売られることが多いと思います。
弦楽器工房で両方とも交換しても、新調・調整であわせて1万円くらいですみますので、費用対効果という点では、まずおさえておくべきポイントです。
音量がない、音がこもっている、各弦のバランスが悪い、といった問題が、その楽器の本当の実力でそうなのか、単に大事なパーツの質と調整状態が悪いせいなのか、をまず見極めるべきでしょう。
その上で、音量が小さい、というのがその楽器のもって生まれた特性であるなら、あとは楽器本体としては1)弦交換 2)楽器の響きを阻害しにくい顎当て・テールピースへの交換、などで若干の色づけをするしかない、と思います。あと、弓をしっかりしたものに変えると、音量感や音質はかなり変わります。究極の選択はバシュメットのようにチェロ弓を使うことでしょう。

弦についてですが、ドミナント自身はどちらかと言えば大きな音の出る弦です。ただ音が周囲に分散する感じがあり、ヘリコアの芯のある音が飛んでいくという感じとは異なります。
弦の交換については、大学オケであれば、年2回くらい定期的な演奏会があるでしょうから、私もその1週間ほど前に交換することをおすすめします。(ドミナントは3ヶ月もたないと言われますが、学生の身では経済的にはきついので、半年に1回くらいの頻度で、本番を一番いい音で演奏できるタイミングがよいと思います。長い間、弦や弓の毛を変えないのは、底のすり減った靴やゴムの伸びきったパンツを履いているようなものです。)

投稿者:弦喜     投稿日時:2003/11/11 22:38  ---115.112.194

補足です。
弦を本番一週間前に換える理由は、音色が落ち着くというよりも、音程が落ち着くのにそれくらいかかるということです。
張り換えた直後は弦が伸びるため数分おきに調弦が必要です。昼間張り換えて、その夜オケの練習があったとすると、その練習中に何度か調弦をする必要が出てきます。
大体一週間程度たつと、伸びるのが落ち着き、1ステージで最初と途中に調弦各1回でも気にならないくらいになります。
(ただし、その1週間の間にある程度弾くことが前提です。)

パールマンは本番直前に弦を張り換え、演奏中に調弦が狂っても指で正しい音程にあわせるとのことですが、普通の人はなかなかそのようなことはできません。

投稿者:よが     投稿日時:2003/11/12 01:55  ---221.164.200

駒はちゃんと(背中が表板に垂直に)立ってますか?

弦の話では発音と pp を犠牲にしてもいいならトマスティックのスピロコアがドミナントよりも数段音量があるように思いますが調弦にはアジャスターが必須です. 小さい楽器ならドミナントにしても Mittel より Stark のほうがよいかもしれません.

投稿者:ピカツー☆     投稿日時:2003/11/13 21:16  ---117.18.177

皆さん、いろいろなご意見ありがとうございました。

とりあえず、12月中旬に定期演奏会があるので、それに一番いい状態で臨めるよう、弦を張り替えようと思います。まずは、音を大きくしたいので、ヘリコアという弦に変えてみようかなと思っています。

本当にありがとうございました。

投稿者:弦喜     投稿日時:2003/11/13 22:13  ---115.112.194

楽器を購入してから、楽器の状態を点検してもらっていないなら、是非とも弦を買いに行く時に楽器を持っていって、楽器店でみてもらってください。
普通は、購入した店にもっていけば、無料で点検・調整してくれます(交換等発生した場合は実費)。
魂柱の位置一つで音はビックリするくらい変わります。

投稿者:あい     投稿日時:2003/11/16 19:04  ---205.62.220

1つの可能性の話ですが、一般論的に



>A線・D線→うすっぺらい音がする

これは、テールピースが軽く薄すぎると思われます。


>G線・C線→個人的にはやさしい響きで好きな音ですが、音が小さい。


これは、テールピースと駒の距離が長すぎると思われます。



調整をこまめにしないと、普通テールガットが伸びてしまうので、距離が
広がり弦が大きい音で鳴らない可能性がでてきます。弦が古いのは最も
顕著な原因だと思うですが。。。

Q:久しぶりに。
投稿者:Kuwa     投稿日時:2003/11/15 18:48  ---14.43.106

久しぶりに投稿致します。
前から気になっていたのですが、オーケストラで時々見かける
「フォアシュピーラー」の役目について何かご存知ないでしょうか?

投稿者:ヴィヨーム     投稿日時:2003/11/16 00:38  ---42.84.172

ドイツ語を翻訳しますと確か「見本演奏家」で、日本では「次席奏者」という身分です。弦楽器の1プルト内側で演奏している奏者がそれにあたるようです。

投稿者:ヴィヨーム     投稿日時:2003/11/16 00:43  ---42.84.172

具体的職務内容がお知りになりたいのであれば、本日、某国営放送のオーケストラのフォアシュピーラーの方にお会いしますので伺っておきたいと思います。

Q:楽器の値段?
投稿者:弓子     投稿日時:2003/11/11 13:28  ---8.220.90

はじめまして。いつも「ほお〜」「へえ〜」と新しく知ることに感動しながら拝見しています。
今回は自分が長年使っている楽器のことをもっと知りたくて、質問させていただきます。
30年ほど前に 私の先生が「音」を気に入って持ってきた楽器を今も使っています。子供でしたし、楽器購入にかかわった親も亡くなり くわしいことはわかりません。当時、楽器が30万円ほどで、弓が7万円程だと聞いていました。

楽器には August Wunderlich
Murkneukirchen (薄くなっていてはっきり見えませんでしたが、多分こうだろうと              思われます。)

弓には JOHS.O.PAULUS* 

とあります。何度か買い替えを考えましたが、愛着があり手放せず、手入れをしながら使っています。これから先もずっと弾いていくだろうと思うので、少し詳しいことを知ることができたらうれしいと思っております。もしなにかご存知でしたらよろしくお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/11/12 11:16  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

August Wunderlichですが、調べてみましたが解りませんでした。
Murkneukirchen は地名で、ドイツ最大の弦楽器製作地域です。

JOHS.O.PAULUSですが、これもMurkneukirchenの弓作りの一族で、弓製作学校の先生などをしております。それでは!

投稿者:響子     投稿日時:2003/11/12 19:35  ---20.164.209

Web上の情報で恐縮ですが、 August, Wunderlich, Markneukirchenで検索したところ、
August Wilhem Wunderlichという名のバイオリン製作者を見つけました。
(Wilhelmのスペルミスでしょうか。)
1863年マルクノイキルヒェン生まれで、1925に亡くなっているそうです。
この方である可能性が高いのではと思い一言お邪魔しました。

投稿者:弓子     投稿日時:2003/11/12 22:29  ---8.220.90

ストラッド様、響子様、さっそく情報をありがとうございました。
楽器にまた新たな愛着を持てそうです♪