Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:GEWAの角ケースについて
投稿者:Y'     投稿日時:2003/11/29 21:48  ---47.224.210

初めまして、自分で調べている内に情報が混乱してしまい、ここで質問させて下さい。
現在、ヴァイオリンケースにエスプリの軽量角ケースを使っているのですが、強度を考えて木の角ケースに変えたいと思っています。

工房で「木製のを」と言ってGEWAの8万円くらいのを見せて貰い、気に入ったので保留にしておいたんですが、別に見た楽器屋では同じものが「ベニヤ板だから強度はない」と言われました。
ネットで調べていると、某サイトでは多分同じと思われるものがGEWA「ミッテンバルド」と紹介されていましたが、そこでは樹脂製、となっています。

このミッテンバルドと「ベニヤ板」と言われたものは同じモデルでしょうか?
そして、強度等はどのレベルなのでしょうか。
お分かりでしたら、教えて頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/12/01 15:43  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

木製ケースのほとんどが合板の(ベニア)で作られています。
一枚板などを使用すると逆に木目などで割れる事があり強度的には弱くなってしまいます。

ミッテンバルドはベニア板で作られていますが、普通に使う上での強度は十分あると思います。
強度といってもピンからキリからありますので難しいのですが、値段が高い割には強度がないという意味で言ったのだと思います。確かに車に踏まれても大丈夫な強度ではないと思います。それでは!

投稿者:Y'     投稿日時:2003/12/01 23:59  ---47.224.210

店員様、ありがとうございました。
大分クリアになりました。購入した時は、車にだけは気を付けるようにします……?

私もカーボン弓や各部品の工夫に凝ってしまう性質なので、こちらの過去ログも色々参考になりました。
また何かありました際には質問や意見で書き込みに寄せて貰います。

ありがとうございました。

Q:リサイズされた楽器について(その1)
投稿者:オールドファン     投稿日時:2003/11/30 21:55  ---219.164.29

リサイズされたヴァイオリンを選択するかどうか
非常に迷っております。
リペアに携わっておられる方やこうした楽器をお持ちの
(持っておられた)方、またその他いろいろな方々の
ご意見をお聞きしたく投稿いたしました。

1600年代後期のヴァイオリン、幅はセンターで、
長さはロウヤーバーツに別の木が約1センチほど
入れられ拡張されています。
縮小と違って拡張は楽器の性能を損なう例が多いと聞い
ていますが、この楽器は成功しており、音量や音色は、
同メーカー、同サイズのものと比較して全く遜色ありません。
拡張されて200年以上経過していると思われます。
35年ほど前にイギリスの有名な工房でリペアされていますが、
ロウヤーバーツの拡張部分、裏板センターの拡張部分は全く
触られていないようです。
*ちなみに、ロウヤーバーツの拡張は、表裏板とも拡張部分と
 これに接するオリジナル部分1センチほどにわたって厚めの
 パッチ(パッチと言っていいかどうか分かりませんが)が貼り込
 んであります。裏板センターの拡張は上から下まで1.5センチほどの
 幅の長い1本のクリーツがセンターに沿ってあてられており、
 拡張部分をスッポリと覆った形になっています。
表板センターの拡張部はこのリペアで補強がされていると思われます。
上部、下部からそれぞれ10センチに渡ってセンターをまたぐ形で5個程度
のクリーツがあててあります。(中央部はクリーツがありません)
なお、拡張されていること以外では極めて良い状態です。

投稿者:オールドファン     投稿日時:2003/11/30 22:02  ---219.164.29

1000文字なので続きです。

お聞きしたいことは2つあります。
まず、強度や修理の頻度の問題です。
センター部分の拡張は、別の木が入ることにより接合が通常1個所であるもの
が2個所になっているわけですし、ロウヤーバーツ部分での拡張は、表裏板とも
横に割れた部分を修復したような形になっているわけですから、強度に問題が
あったり修理の頻度が高まるように思われてなりません。
なお、リペア後35年を経て現在のところは全く問題がないことは事実です。

2つめは楽器の財産的価値の問題です。
拡張された楽器は、40%以上価値が下がると言われていますが、
こうした楽器は、実際に国際マーケット上ではどのような評価を
受けているのでしょうか。

これらのことについては、自分でもそれなりに検証しているつもりですが、
このように幅と長さ両方が拡張された楽器自体少なく私の周りにも例がな
いことから、正直いって判断しかねています。

皆さんのお考えを是非お聞きしたいのでお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/12/01 16:51  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

強度の問題ですが、まったく同じもので比較すればもちろん拡張しているものより拡張していないものの方が強いといえると思います。
それを行った職人さんの気持ちと技術が全てだと思います。
きちんと行われたものは、普通に使う分には強度的にはなんら問題はないと思います。
強度テストなどを行えば、多少数値が落ちる事もあると思いますが、実際に楽器の強度テストなどは行わないのでこれはナンセンスですね。
修理の頻度というもの上記と同じで、可能製としては頻度は高くなるといえると思います。ただもしかしたらあと100年修理無しでつかえるかもしれませんし、80年使えるかも知れないしなんともいえません。
ただいえることは心を込めて技術のある職人さんがきちんと手を掛けたものはそう簡単には壊れないと思います。

もともと財産的な価値のある楽器(オールドやモダンの有名作家の真作楽器)は40%の価値軽減と一般的には言われていますが、道具として素晴らしいものであれば、そこまでいかないかもしれません。これは個人の価値観で大きく変わると思います。

逆に名のない作家やコピーなどの楽器でしたら、道具としての純粋な価格となると思います。現時点の道具として評価されますので、それほど変わらないと思います。
逆にそこまで手を掛けてリサイズするのだからもともと素晴らしい楽器に違いないと
裏読みしてしまいます。それでは!

投稿者:アンジェパパ     投稿日時:2003/12/01 20:50  ---120.94.4

 リサイズされた楽器の価値について

 私自身、具体的な知識はありませんが、2001年6月のサザビーズのオークションにリサイズされた楽器が出品されていました。

 その楽器は、1675年のFrancesco Ruggieri で1965年のベアーのレターが付いています。それによりますと、1800年頃にBettsによってリサイズされたようです。肝心のエスティメートですが、£25、000〜£35、000です。(実際の落札価格は分かりません。調べれば、多分分かるでしょうが。)ですから、真正のルジエリの三分の一位の値段ではないでしょうか。
 
 カタログの写真では、表板は何箇所か割れていますが、ほぼ完璧に修復されています。ただ、ヘッドが後から作られたように見えましたが。(表板はルジエリそのもののように見えます。)

 楽器としてはかなり好感がもてる素晴らしいもののようです。

Q:テールピースの位置
投稿者:ゆりか     投稿日時:2003/11/28 20:26  ---158.164.241

チェロのテールピースの位置について教えて下さい。

わたしのチェロでは購入時にテールピースの末端(細い部分)が楽器の一番下の部分に合わせてありました。でも、周囲を見ますと少し駒寄りになっていて2-3CM距離があったり、様々です。
楽器屋さんに問い合わせたら、弦の張力を高めると強い音が出るから、テールピースは駒から遠い方がいい、と仰います。
一方で別の工房では、テールピースの位置は駒からの距離で決まっていると言われ、それだと現在より2cm駒よりになります。

楽器によって違ったり、実際に試してみないと分からないとは思いますが、テールピースの位置に原則はあるのでしょうか?
また実際にどんな効果を期待して実際に皆さんは位置をかえておられるのでしょうか?

宜しくお願いします。

投稿者:チェロ弾き     投稿日時:2003/11/30 19:14  ---231.72.177

弦の張力は駒の位置で決まります。テールピースの位置と弦の張力とは無関係です。
テールピースの位置が音にどのように影響するかはどちらが余韻が豊かかと言うことで決まると思います。恐らく位置が低いほうが良く振動すると思うのですが、いかがでしょう。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/12/01 16:29  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

一応駒からテールピースの郷里は標準があります。120ミリです。
ちゃんと調整された楽器は、弦長ネックから駒までが690ミリに調整されているはずです。しかしボディーサイズは結構ばらつきがあります。そしてボディーサイズにばらつきがある程度このテールピースと駒までの距離にも影響いたします。

良くあることなのですが、テールペースのテールガットが伸びて音がだらしなく事がありますが、このような時は明らかに距離が短くなっていると思われます。

そういう意味では長めに取った方が張りのある音になるというのが経験値で解りますがやりすぎるのもいけません。実際にやってみないとどの長さが一番いいかという事は解りません。それでは!

投稿者:ゆりか     投稿日時:2003/12/01 18:51  ---158.158.81

チェロ弾き様、ストラッド店員様
アドバイス有り難うございました。
一度、基準値に戻してから、いろいろ調整を考えてみたいと思います。
どんな音になるか楽しみです。

Q:ウルフキラー
投稿者:ちろ     投稿日時:2003/11/30 13:35  ---207.136.88

 さきほど書き込みしたものですが、もうひとつ気になることがあります。
 バイオリン用のウルフキラーなるものを見かけたのですが、ウルフが気になる場合こういったものをつけるのもありなんでしょうか?
 あまりバイオリンにつけているのは見かけないのですが・・・。
 ちなみに楽器は以前職人さんにも一応見ていただいたのですが、楽器の持つ固有振動の為、思い切ってバスバーをいじるとか、表板の裏にパッチのようなもの?をつける以外仕方ないかなぁ?といったようなコメントをいただいてしまいました。
 ウルフキラーという話は全くしなかったのですが、やはりなにか訳でもあるのでしょうか?
 また、仮につける場合もやはり職人さん(楽器店さん)などにお願いした方がよいのでしょうか?

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/12/01 16:01  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

>ウルフが気になる場合こういったものをつけるのもありなんでしょうか?

ご使用する方がありだと思えばありだと思いますし、逆なら無しだと思います。

基本的にチェロなどと比べるとヴァイオリンのウルフは少なくまた調整によって改善できる事が多いので、あまり見かけないのだと思います。

>仮につける場合もやはり職人さん(楽器店さん)などにお願いした方がよいのでしょうか?

出来れば職人さんに付けて頂いたほうが安心は安心ですが、ご自分で出来るのであればご自分でなさっても問題はないと思います。
それでは!

Q:チェロの買い替えについて
投稿者:だんけ     投稿日時:2003/11/22 23:47  ---220.28.145

 私は現在、ドイツか東欧(ボヘミア?)製と思われるノーラベルの、製作後数十年と思われるチェロを所有し弾いています。楽器歴は3年半です。この楽器は自分にとっての初めての楽器として、まだ初心者同然だった2年ほど前に先生を通じて購入しました。
 しかし最近、この楽器の個性に違和感を感じるようになりました。というのも、この楽器は確かに音色はいいのですが、鳴らすときの抵抗感が強いので音が「上滑り」しやすく、オーケストラの仲間が言うには音量もあまり無いようなのです。何軒もの弦楽器専門店に調整を依頼しましたがこうした特性は変わらず、購入先と別の楽器店では、「確かに古い楽器だが、作りは粗雑だ」「板が厚い上、ニスも板の振動を妨げるほど厚く塗り固められている」と言った評価を受け、購入金額については、「この楽器に見合う値段としては高すぎる」と言われました。(ちなみに購入価格は90万円です)他の楽器店でも同様な評価を受け、まさか「ぼったくられ」てしまったのではないかとショックを受けました。かといって、楽器を買い換えるあてはなく、また思い入れも強い楽器なのでその後しばらくは弾いていましたが、やはりその特性には違和感を感じていました。
 ところが最近購入した楽器店を訪れた際に、店主から「うちは、販売した楽器はいつでも販売価格で買い取る」と言われ、急に「買い替え」に具体的なめどがついたのです。他の楽器店では一様に評価の低かったこの楽器が販売価格で買い取られるのは不思議に感じますが、思い切って買い取ってもらって別の楽器を探してみるべきなのでしょうか?
 しかしそうすれば当然、購入先の楽器店との間には溝を作ってしまいそうで考えてしまいます。また、この予算(90万)で考えられる買い替えの選択肢としては、ドイツの工房製(レオンハルト、イルナー、ペゾルトなど)、あるいは中国の手工品などが考えられますが、これらの楽器の場合どこの楽器店で買うにせよ購入した値段で買い取ってもらえる可能性はまずなく、その点に少し躊躇します。というのは、例えば将来もっと高価な楽器に買い換えたいと思った場合、現在弾いている楽器が90万円で買い取ってもらえるのはメリットだからです。

 非常に込み入った話で申し訳ありませんが、込み入りすぎて周りに相談できる相手外無い状態です。様々な意見をお聞かせいただければ幸いです。

投稿者:3/4 チェロ太郎     投稿日時:2003/11/23 00:23  ---179.58.87

だんけさん、こんばんは。

チェロの買い替えでお悩みのようですね。その気持ち、よく分かります。

僕の時は、最初に30万円ほどのドイツチェロをかって、個人で2年ほど習っていました。個人の時はさほど感じなかったのですが、ある楽団で弾くようになり、他のチェロと響きの違いが分かるようになり、やはり楽器の物足りなさを感じ、買い替えを考えるようになりました。

その後、だんけさんが候補にあげているドイツの工房のチェロを、運良く中古で格安で買う事が出来、最初は物足りない音だったのが、調整ですばらしい音になり、今に至っています。

ノーブランドで90万円のチェロだと、決して安い買い物ではありませんね。
その価格なら、著名なドイツチェロでもかなりのものが買える価格帯です。
実物の見た目や音がわからないので、コメントから想像しますが、やはり、板の厚みなどが原因で、響きにくい、ややこもった音の楽器ではないかと推測します。
数十年たった楽器というのは、なかなか見極めが難しく、初心者では、結構いいものを買うのは困難だと思います。

実際に弾いて不満があるのなら、やはり買い替えを想定して、いろいろな楽器を見てみることでしょう。

購入した楽器屋で、元値で買い取ってもらえるというのは、すごい話だと思います。
(いまはなき、宝石のココ山岡みたいですね(^^;) そんなところはあまりないと思います。その場合、次の楽器を、そこで買う、というような条件はついていないのでしょうか?(つまり下取り)

もしそうなら、その楽器屋で、同価格ぐらいの楽器を、何本でも納得のいくまで紹介してもらうのが良いのではないでしょうか?候補のドイツ工房のものでも、その価格なら結構いいものが見つかるはずです。
もし、買取だけしてもらえるなら、もっと幅広く楽器屋で探してみる事が良いでしょう。
新作が無難ですが、すこし古いもので、ドイツやハンガリーなどで、いいものもたまにあります。

どちらにしても、経験上思うことは、決してあせって買わない事です。
よっぽど気に入ればともかく、すこしいいような気がしてなんとなく買い換えると、どこな物足りなさを感じてしまい、なんとなく練習にも身が入らないものです。

良いめぐり合わせがあって、いい楽器を買われると良いですね。

投稿者:なかじん     投稿日時:2003/11/23 12:29  ---6.145.235

様様な意見ということですので、Vnですが少しは参考になれば。あくまで参考程度に。
 楽器をはじめて買ったときは楽団でVnが40人くらいはいました。あと知り合いなどいれるともう少し多い楽器をほぼ毎日みててやはり音が小さいという悩みは多かったです。新作から古いの(オールドとは言えないでしょう?)までいろいろあり、資金的に買える範囲ですから価格帯もまあ似たようなもんでしたから比べやすかったです。
 当時50万くらいまでだと音量か音色どちらか選択という状況でした。
 その中で見ていると、先生を通じて買う場合、教えるほうからすると音色を選択することが通常みたいでした。レッスンで課題を弾くのには、オケとは違い音色がよくないと聞かせられないですし。 
 道具はいいものを使わないと苦労が多いです。同じことが出来るようになるのにかかる労力や時間がちがいます。限られた時間内で練習するんですから、いいのを買われたほうが良いと思います。オケで弾くなら音量も必要ですよね。

 たぶん購入店でのみの買い替え下取り価格だとは思いますが、よりいいものに買えるチャンスですから、これ!というのがあれば変えたほうがいいでしょう。前に比べれば楽器に対する見方もはるかに上がっていると思いますし。
 それで今度はよそでもそこそこの評価がしてもらえるのを買えばいいのではないでしょうか。
 選択は、それに必要な投資次第です。10万出せたとして100万の楽器がそこそこなら全然いいでしょう。(楽器屋さんにすれば10万の儲け?ですね)

 値段ですが、楽器屋さんの商売のやり方ですので他の店とは一概に比べられないとおもいます。買った値段で買い取るというのなら、よそより割高で当然ですよね。逆に非常に安くしか買取してくれないなら買い替えはたいへんですよね。
 だんけさんの買われたところは買い替えがしやすいところみたいですから、そのメリットをうまく使われたらいいのではという気がします。
 

投稿者:だんけ     投稿日時:2003/12/01 12:06  ---220.28.156

お二人の方、コメントをどうもありがとうございました。

「下取り」の場合なら購入金額相当を支払い、「買取り」の場合は話は別という可能性もありそうです。もう一度、当の楽器屋さんに確認してみたいと思います。

しばらく、今の楽器を弾いて考えていましたが、なかじんさんがおっしゃっていた、
「同じことが出来るようになるまでの時間と労力が違う」ということが身にしみるようになり、やはり買い替えを検討したいと思います。

また、ご意見をお伺いすることがあるかもしれませんがよろしくお願いします。

Q:LUPOTのヴァイオリン
投稿者:ひかる     投稿日時:2003/11/22 22:43  ---227.25.1

先日ハンガリーに行った時に、ふと寄った楽器店で中古のヴァイオリンを12000円で買いました。
初心者なのでよく分からなかったのですが調弦がうまく出来ないので楽器屋さんに持っていったら解体して結局6万円の修理代がかかってしまいました。
でも音はすごく良くなった気がするので満足しています。

その時の結果書みたいなものに、中にLUPOTとのサインが2箇所あったということと、表板が板目取りであるから習作品でないかという事が書いてありました。

このLUPOTというヴァイオリンはまだ作られているのでしょうか?
もしご存知でいたら教えてください。勝手な質問ですみません。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/11/25 14:34  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

LUPOTはフランスで一番有名で、高価なヴァイオリンを作った製作者です。
ファミリーNicolas(1758〜1824)が一番有名で通常LUPOTといえばNicolasを指します。
日本での市場価格は最低でも1000万円というのが彼の相場です。

フランスに良くある特長なのですが、ラベルの他に表板などにサインを入れることが多いです。ビヨームがよくやっています。(ビヨームは自分でラベルの張替えなどを行っていましたので、自分の楽器もラベルの張替えをされる事を事前に察して、表板の裏側によくサインを入れていました。)

いずれにしろ夢のあるお話ですね。それでは!

投稿者:ひかる     投稿日時:2003/11/30 22:46  ---227.25.1

お返事ありがとうございました!
なんだか夢のある話ですね。

今度弓を買いに行こうと思っているのでまたよろしくお願いします。

Q:ウルフトーンについて・・・
投稿者:ちろ     投稿日時:2003/11/30 08:39  ---207.136.88

 バイオリンについてのウルフについての質問です。
 完璧な解決というのは難しいと思うのですが、最近弦の種類によってもかなり出方が違うと思い始めた今日このごろです(きのせい!?)
 もしウルフを低減させるのに参考になる意見等をお持ちの方、なんでもよいので情報を下さい!
 なんだか身の回りでは弦張が強い方が!いや細いのが!など色々な話を聞くのですが、何から試してよいやらで・・・
 よろしくお願いします。

投稿者:ちろ     投稿日時:2003/11/30 09:26  ---207.136.88

以前の質問にほぼ同じものがありますね・・・
おさわがせしました。。。

Q:シュスター チェロ
投稿者:齋藤 久美子     投稿日時:2003/11/26 01:51  ---144.161.170

私の持っているチェロなのですが、中古で手に入れたためどの程度の楽器なのかわかりません。
メーカーはドイツのシュスターで1985年製ですが、どこを見ても型番が書いていないのです。
ラベルの隣にシュスターの刻印が押してあります。もしお分かりになれば、教えていただきたいのですが。よろしくお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/11/26 11:20  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

シュスターは見た事がないのでなんとも言えませんが
何ランクかありますね。
表板、裏板の材料のランクで分かれていたと思います。見分けるのは難しいと思います。
ちなみにカールヘフナーなどはラベルが見れる別の孔から除くと型番が書いてあったりします。それでは!

投稿者:佳子     投稿日時:2003/11/27 07:57  ---45.10.140

シュスターさんの工房のすぐ近くに住んでいたことがあって、2度くらい訪問したことがあります。ヨゼフ・シュスターとルドルフ・シュスターという兄弟で、2人ともすごく優しいおじさんでした。自分たちの仕事に誇りを持っているらしいことが伝わってきました。「楽器の価値」って、そういうものだと思うのです。あなたのチェロはきっと素晴らしいチェロだと思います。

投稿者:ミツ     投稿日時:2003/11/28 19:20  ---228.32.238

こんにちは。わたしのチェロもシュスターなのですが、品番は書いてありません。新品で買ったのでハッキリしていますが、定価70万円(売価50万程)のものです。シュスターの楽器で、同じランクの楽器をいくつかみましたが、表板は目のそろった上質そうなもので、裏や横板の虎目がそんなにくっきりは出ていないけれどそこそこ、というようなのが多かったです。
て、あまり参考にならないかもしれませんが、もし、木目がかなり美しい(ネックや横板の虎目がハッキリしている等)ものでしたら、それよりもランクの上のものでしょう。

そう、でも、佳子さんがおっしゃられる様に、楽器の価値は値段やランクだけではありません。あくまで参考までに、書き込みさせていただきました。。。

Q:分数バイオリンと弓の長さ
投稿者:yumiko     投稿日時:2003/11/25 22:17  ---151.16.22

初めて、質問します。質問の前に一応検索はしたのですが、もし以前に似たような投稿がありましたらすみません。
子供が使っている、バイオリンと弓の長さがあっているかどうか知りたいのですが。バイオリンは7/8?(全長58cm)、弓68cm、身長150cmです。今のバイオリンを気に入っているのですが、弓が少し短いのでは?と思うのですが、奏者とバイオリンと弓の長さの関係がよくわからないので、教えていただければ助かります。(セットではなく、バラバラに譲っていただいたので)
初心者の質問で申しわけありませんが、よろしくお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2003/11/26 10:55  ---205.147.181

いらっしゃいませ、

分数の弓ですが標準値があります。全てミリです。
4/4が740 3/4が680 1/2が615 1/4が567 1/8が515 1/10が460 1/16が420
上記数値は量産品の基準値です。手工品だと多少のばらつきがあります。

7/8の弓はなく、一般的にはフルサイズの弓を使います。

yumikoさんは現在3/4の弓を使っていますので、それで短いと感じているのであればフルサイズの弓に持ち替えた方がいいと思います。それでは!

投稿者:yumiko     投稿日時:2003/11/27 10:00  ---151.16.22

すばやい対応ありがとうございました。
子供が、弓をもう少したっぷり使えたらいいのになーと言っていたのは、3/4用の弓だったからなんですね。フルサイズ用の弓を考えたいと思います。購入の時は、また、お願いするようになるかもしれません。よろしくお願い致します。どうもありがとうございました。

Q:子供に7/8
投稿者:ひろし     投稿日時:2003/11/26 22:41  ---37.48.161

バイオリンを始めて3年目になる息子に新しいバイオリンを買おうと思っています。身長が138cmなのですが7/8というサイズはどう思われますか?インターネットで身長とバイオリン・サイズとの比較表を見ると普通3/4の次ぎが4/4になっています。子供に7/8が適していない理由などあるのでしょうか?ちなみに入手性は確認済みです。ご教授頂けると幸いです。

投稿者:佐野     投稿日時:2003/11/26 23:39  ---119.172.36

 以下に、私の考えを述べさせていただきます。
 8分の7というサイズは、子供の為にあるというよりも手や体の小さい女性のために用意されている意味合いのほうが強いと思います(もちろん子供がフルサイズへのつなぎとして使うこともありますが)。フルサイズと8分の7はそこまでの大きさの差はありません。そこで、たいていの人はもう少し成長するまで4分の3で我慢してもらう。もしくは手などに多少負担がかかるかもしれないがフルサイズにしてしまう。のどちらかをとっているように思われます(ビオラを考えればそこまでの負担ではないと思います)。8分の7を使う期間は大変短いので、そこに出費しても良いと思うか、出費を抑えたいと思うかの問題だと思います。もちろん、8分の7を使わせてからフルサイズに移ったほうが理想的だと思います。しかし、そこを少し子供さんに我慢してもらって、8分の7にかかるお金を取っておいて、より良いフルサイズの楽器を買うのも選択肢として間違いではないと思います。
 私の意見が少しでもひろしさんのお役に立てれば幸いに存じます。

投稿者:fiddlin' economist     投稿日時:2003/11/26 23:48  ---254.178.50

私の子供もほとんど同じ身長です。3/4を9ヶ月ほど使って9月にフルサイズに換えました。フルサイズはこの身長の子供が構えると、少し大きめの印象がありますが大丈夫なようです。手の長さのほうが決定要素になるかもしれません。私も検討したので、7/8に異議をはさむつもりは毛頭ありませんが、フルサイズも実際にあわせて試奏なさって決めてもよろしいのではないでしょうか?

投稿者:ひろし     投稿日時:2003/11/27 03:45  ---37.48.161

佐野さま、fiddling economist さま、貴重なご意見を有難うございます。「8分の7を使わせてからフルサイズに移ったほうが理想的」⇒ 「バイオリンのサイズを変更する回数が1回多くても、変更するサイズ差が小さい方が理想的」と理解しました。「フルサイズはこの身長の子供が構えると、少し大きめの印象がありますが大丈夫なようです」⇒ うちの子の場合、身長が133cmの時に1/2を勧められた経緯があるので、もしかしたら腕が短いのかもしれません。138cmで4/4を使われる方もいらっしゃるとのこと、非常に参考になります。有難うございました。