弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:ミュートについて
投稿者:キリコ 投稿日時:2004/02/29 15:12 ---1.182.126
ミュートについて、分からないことがあるので
ご質問させていただきたいと思います。
今、ゴム製の二つ穴タイプ(ブタの鼻みたいなもの)を
使用しているのですが、演奏中の取り付け、取り外し時、
注意していても、かなり雑音が出ます。
雑音を少なくするために、ヤスリ等で削ると良い、という話を
聞いたことがあるのですが、具体的にはどのようにすれば
いいのでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2004/03/03 11:46 ---205.147.34
いらっしゃいませ、
>ヤスリ等で削ると良い、という話を聞いたことがあるのですが
すいません、初めて聞きました。
やったことがないので解りません。
どなたか解る方いらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。
それでは!
投稿者:TAM 投稿日時:2004/03/03 11:56 ---9.46.177
大学時代に聴いたことがあります。
トルテの一つ穴とか二つ穴のミュートを外すときに、駒の上のほうにまっすぐ持ち上げて離すと音はしないんですが、ちょっと斜めに外したりするときに「キュ」って音がすることをおっしゃっているのではないでしょうか?
ミュートの駒の当たる部分をやすりで少しごしごしやると、確かに「キュ」って音はしなくなったのを思い出しました。(もちろん友達のミュートでやりました(笑))
それが原因かどうか、その駒はミュートの当たっている部分が黒くなるのが早かったような。。。
いずれにせよ「サク」っとかいう音だけは音の大小はともかく、どうやっても出ると思います。
Q:スクロールの仕上がり
投稿者:あきら 投稿日時:2004/03/01 23:01 ---247.77.245
こんばんわ。いつも勉強させてもらってます。。今手元に購入を検討中の楽器があるのですが、どうもスクロールの仕上がりが気になるのです。イタリア製の1995年制作のものなのですが(約65万)全体的にアンティーク加工がしてあって、それはいいのですが、スクロールがすごく粗削りなんです。はっきりと分るように削った後を残してあって(ごつごつしてます)、巻きの一番内側の部分もやすりをかけたりして滑らかにされることなく、がさがさのままニスがかけてあります。こういうのも味??なのでしょうか?そんな楽器を御存じの方いらっしゃいますか??
投稿者:弦喜 投稿日時:2004/03/03 01:09 ---115.112.194
グァルネリ・デル・ジェスのコピーかもしれません。
グァルネリ・デル・ジェスは、スクロールの細工については手抜きをしたものが多く、ごつごつとした、例えて言えば柔道家の耳のような感じ(失礼!)の荒削りのものもよく見かけます。
コピーでは、オリジナルの特徴を更にデフォルメする場合が多く、製作者は腕があるのにあえて荒削りにすることがあります。
グァルネリ・デル・ジェス コピーの場合、f字孔も少し縦長で鋭角的に刻まれますし、楽器の肩にあたる部分は丸みを帯びた”なで肩”で、ボディー中央両側のC字の部分は鋭角的ではない場合が多いです。(検索エンジン等で、本物のグァルネリ・デル・ジェスとストラディヴァリウスの写真を見つけて、見比べてみれば違いはわかります。)
Q:ケランジ・ボー(?)
投稿者:もーりん♂ 投稿日時:2004/03/01 13:18 ---17.53.118
こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいております。さて、今から10年ほど前だったでしょうか、某弦楽器専門雑誌にケランジ・ボー(名前をはっきり覚えていませんが)の広告が載っていたように記憶しています。たしか「現在枯渇しているペルナンブコ弓に取って代わる画期的な弓」という鳴り物入り?で広告されていたように思います。体験者の声もいくつか紹介されていました。
ところが、その後ケランジ・ボーのことについてはまったく聞かなくなりました。ネットで検索してもまったく有効な手がかりは見つかりませんでした。結局あの弓はどこへいってしまったのでしょうか。今でも使用している方はいらっしゃるのでしょうか?
投稿者:Emile Germain 投稿日時:2004/03/02 01:44 ---110.164.179
もーりん♂様はじめまして。
ケランジボウについての詳しい経緯は、生前の杉藤武氏の口述が「楽器の事典.弓」に記載されております。もう絶版となってしまった本なので入手は難しいのですが、図書館等でご覧になれるかと思います。私も手元には持っていないものですから、以前調べたときの記憶で大変恐縮ですがざっと書かせて頂きます。
ケランジボウは一時期の野球で流行ったバットと同じように木材を圧縮させて製作されたようです。性能的には大変良かったらしいのですが、不良率が大変高く同じ箇所に亀裂を生じやすかったとか。その原因は圧縮時の行程にあるという事が判ったらしいのですが、当時ケランジボウの材料圧縮は外注業者が行っており、その業者側から作業工程が値上げされてしまった為、割に合わなくなり止めてしまったという事でした。
投稿者:もーりん♂ 投稿日時:2004/03/02 19:08 ---3.84.46
Emile Germainさん、ご回答ありがとうございます。機械で木を圧縮したとはとても興味深いですね。あの当時の広告ではかなり大々的に宣伝されていたように思います。それなのにすぐに姿を消してしまったので、性能に問題があったのだろうか・・・、いや、あの老舗メーカーがそんな失敗作を売るわけがない、などと考えていましたが、結局は採算の問題だったのですね。これで謎が解けました。
投稿者:弦喜 投稿日時:2004/03/02 23:53 ---115.112.194
私がケランジ・ボーで知っていることは、
1)2〜3年前に、Yah**オークションにかなり長い間レア品としてケランジ・ボーが出品されていた。(当然中古で10万円くらいでしたので、なかなか手を出す人はいませんでした。)
2)ケランジは、床材などにも使われる木の名前。先ほど検索エンジンで探してみると、ブラジルウッドと親戚にあたるような木です。加工性には優れるけれど、耐久性には難があるようです。
楽器の事典 弓 を持っていますので見てみましたが、残念ながらケランジという表現のものは見つかりませんでした。記載によれば、杉藤氏は、ペルネンブーコやブラジルウッドの他に、浅田材(桜の仲間)・花梨・紫檀・PH材(赤樫をホットプレスしたもの)・粗悪なペルナンブコに樹脂注入したもの・グラスファイバー・カーボングラファイトなどを試みたようです。その本が平成4年発行のもののせいか記載はありませんが、ケランジもそのように試みられた中の一つではないでしょうか。
加工賃で断念したものとしては樹脂浸透方式・グラファイトが、また不良多発で断念したものとしてPH材・グラスファイバーのものが記載されています。
ケランジは加工に苦労すると思えないので、耐久性に問題があったのではないかと個人的には思っています。(あくまでも想像です。)
Q:バイオリン、ド初心者です。 教えてください。
投稿者:ヨッシー 投稿日時:2004/02/28 17:51 ---5.224.190
先日、バイオリンと教本を買ったのですが、松脂はどうやって使うの
でしょうか?固体のままで塗っていいのでしょうか?そこのところがわかりません。
「固体のままで塗ると弦が痛むんじゃないかな?」って思ってお湯の中につけて
溶かして使おうかなとも思ったんですが、それもなんかやばそうだし・・・
どなたか教えてください。お願いします。
初歩すぎる質問ですみません。
投稿者:ぼこ 投稿日時:2004/02/28 18:31 ---209.68.3
バイオリンが弾けるようになるととても楽しいですよ。がんばってください。
松脂は固形のまま、弓の毛にこするものです。もし新品の弓で全く松脂がついていない状態ならば、結構こすって弓の毛に松脂の粒子(粉)をつけないと音が出ません。通常ならば2〜3回くらい往復させるくらいで十分ですが、人によっては、20〜30回位こすってつけている人もいます。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/7005/acce1.htm
などや、大人からはじめたバイオリンのホームページなどで探すと、結構見つかると思います。
くれぐれも、松脂はバイオリンの絃にはつけませんし、溶かしても使いません。
あと、丸い松脂の場合、いつも同じところをこすっていると、そこだけ溝ができてしまうので、少しずつまわしながら表面が平らになるように使うと良いですよ。
でも、最初は先生についた方がいいと僕も思います。2〜3ヶ月で習うのをやめても良いですから。
投稿者:ヨッシー 投稿日時:2004/03/02 17:54 ---5.224.190
この前、松脂をつけずに弾いてみると、スースーとしか
音が出なくてむなしくなってしまいました。
やっぱり習いに行ったほうがいいですかね。姿勢とか持ち方とか
試してみたんですが、どうも変らしく、ヴァイオリンを弾く姿勢を
とるだけで疲れてしまいました(笑)
でもせっかく8万円もだして買ったので、ちゃんと基礎だけでも
習いに行こうかと思います。まず最初に弾きたい曲は、加古 隆さん
の「黄昏のワルツ」です。難しいかなぁー?
弾きたい曲がたくさんあるので、がんばって練習にはげもうと思います。
アドバイスありがとうございました。
Q:チェロの弓の購入について
投稿者:ど素人 投稿日時:2004/02/29 23:01 ---220.244.127
はじめまして、いつも楽しく拝見しております。
私はチェロを始めてから、1年もたたない初心者です。
楽器は、通信販売で弓とセット(3万円)で買った物を使っております。
最近、弓の購入を考えております。
一般的にどのくらいの価格のものを買えばよいか分かりません。
何かお勧めのものがあれば教えてください。
よろしくお願いします。
投稿者:ヒロ 投稿日時:2004/03/01 04:01 ---11.81.86
まずご自身の予算を考えてください。
収入からどれだけ割けるか、その最大値を払うことが望ましいと思います。
その最大値を決める要素には、今後続けるのか、楽器との兼ね合いはどうか、
また色んな人と演奏する機会がある場合には「見栄」などもあると思います。
ここではセットで3万ということなので、
10万以下くらいを大体所望しておられると仮定して、
いくつか選択肢を提示いたします。
1 ストラッド様に問い合わせてみること。
懇切丁寧に対応してくださることでしょう。
値段、パフォーマンス、産地など総合的に満足できる品が手に入ると存じます。
2 http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f16003698
ここの業者に問い合わせてみる。
中国製の比較的良質な商品を扱っています。
値段も3万程度のものだと思います。
中国製、というブランドを気にしなければよい選択と存じます。
3 http://maedagakki.com/cello/cello.htm
ここのYAMAHAのカーボン弓はハズレがなく、
しかも安価です。多分これも3万程度。
カーボン弓、というものに抵抗がなければこれもよい選択と存じます。
投稿者:teku 投稿日時:2004/03/01 13:01 ---32.215.87
いつも読んで参考にしています(有難うございます<−ーたまには感謝の言葉)。
私も、チェロのど素人です(始めて3年)。
ヒロさんの説に(大)賛成です。
チェロを買ったとき、弓を買うなら、国産の場合5万円ぐらいから
まともな弓になると言われました。すぎ**とかです。
いまでも妥当だったと思っています。当時YAMAHAは無かったです。
実際に買ったのは、中国製で4万円強でした。
3年過ぎて、いまは2本目になりました。
YAMAHAにも興味はありますがそのうちにと思ってます。
参考になるかどうかわかりませんが、一言。
投稿者:ど素人 投稿日時:2004/03/01 17:20 ---220.244.192
早速のご返答ありがとうございます。
予算ですが、20万円で考えております。
国産と外国産がありますが、どちらがよろしいでしょうか?
また、ストラッド様へ相談してみるとありましたが、メールでも大丈夫でしょうか?
よろしくお願いします。
投稿者:ストラッド 投稿日時:2004/03/01 17:29 ---10.148.5
ど素人さん いらっしゃいませ。
メールでの御問い合わせは、歓迎です。
お待ちしています。
投稿者:3/4 チェロ太郎 投稿日時:2004/03/01 23:42 ---179.58.87
ど素人さん、こんばんは。
ようやく最近「ど」が取れて、素人になったモノです(笑)
弓の購入を考えておられるようで。
予算が20万とのことなので、まあまあのものが選べると思います。
国産・外国産というよりも、やはり自分の手で持ってみて、シックリするものを選ぶのがよいと思います。
その価格帯なら、やはりドイツものが選択肢が広いですね。
僕は、中古のドイツチェロを買ったときについていた弓を使っています。
割と有名なW○NK○という工房の製品で、多分新品の時には15万前後だったろうと思われるものです。すこしズッシリしていますが、太めのしっかりした音が出ます。
合奏のレッスンを受けている、かなりレベルの高いチェロの先生に見てもらったら、
「なかなかいい弓ですよ」といってもらえました。
20万クラスだと、さすがに軽やかで、吸い付くような上品な弓まではなかなかいかないですが、丹念に探せば、10万位でも、なかなか弾きやすい弓が結構あります。
ストラッドさんにでも、いろいろ紹介していただけると思いますよ。
なお、楽器+弓で3万円との事ですが、20万クラスの弓だと、楽器に買ってしまって、もっとランクが上のチェロが欲しくなるかもしれません。そういう意味では、続けられるのであれば、チェロの法を将来どうするかも考えながら、弓を買われるのがよいのかも知れません。(値段のバランス、楽器と弓の相性など)
投稿者:セロ轢きのGosh 投稿日時:2004/03/02 10:03 ---211.206.162
ど素人 さま、
3/4 チェロ太郎 さんの仰るとおりだと思いますヨ。
> もっとランクが上のチェロが欲しくなるかもしれません。そういう意味では、続けられるのであれば、
>チェロの方を将来どうするかも考えながら、弓を買われるのがよいのかも知れません。
20万円も出せばアマチュアにとっては十分に良い弓が手に入るでしょう(楽器屋さんに恵まれることも条件ですが)。 セットで3万円の楽器とはまるで別世界です。
かく申す小生も、学生のころ買った楽器は量産品ながら大変よく鳴る『当り』の楽器でしたが弓は平凡で、卒業後何年か経った頃、当の楽器屋さんから「弓が力不足。この楽器ならこれくらいの弓で」と20万位の弓を渡され、1週間も弾いたら手放せなくなって買ってしまいました。 その上、「弓だけでこんなに変るなら、楽器を変えたらどうなることか?!」と、半年もしないうちに貯金をはたいて手工品の楽器を買ってしまいました。 (見事に乗せられた?)
ちなみに手工品を買おうとしたとき、その楽器屋さんからは、「売った楽器には責任持つつもりだが、自分はもう高齢で、これまで売ってきた楽器の面倒を見るのが精一杯なので」と断られ(こういう楽器屋さんからこそ買いたかったのですが)、泣く泣く他所で買いました。
結果的には、さすが高かっただけのことはあり、全然音が違います。 買ってよかった。
ど素人さんが小生ほど無鉄砲かどうかは判りませんが、早晩いい楽器が欲しくなるのはまず間違いないです。 楽しみですネ〜。
投稿者:ど素人 投稿日時:2004/03/02 10:31 ---220.244.192
3/4 チェロ太郎様・セロ轢きのGosh様、コメントほうありがとうございます。楽器屋さもどこに頼めばいいかもわからないので、ストラッド様にお願いしてみようかと思います。弓が20万・楽器が3万ではつりあわないと思いますが、将来的にも楽器のほうも買いたいと思ってますが、まずは弓をと思います。ヒロ 様・teku 様のコメントも大変参考になりました。ありがとうございます。
Q:開放弦の響き具合
投稿者:まこと 投稿日時:2004/02/29 00:20 ---117.76.100
いつもは読ませていただいていますが、私の楽器について謎が少々ありますので、投稿させていただきます。
バイオリンですが、私の楽器は開放弦とても響きます。
G線、D線なんかはとくに響きます。
例えば、D線でGを鳴らす、おとなりのG線は勿論鳴るのですが、
G線の振動幅がかなり広いのです。
かなり広いといえるのは、友人の楽器でも同じことをしてみたのですが、
友人の楽器は私の楽器ほどは振動しませんでしたからです。
また、D線、G線の開放弦を用いた和音、例えばト調の主和音を弾いたとき、
G線、D線が鳴りすぎてしまいます。
私の腕も問題があるのかとは思いますが、やはり友人の楽器でまた、
同じことをしても友人楽器は私の楽器ほど響きません。
むしろ、友人の楽器のほうがちょうどいいくらいです。
そこで、原因は楽器の違いかどうか伺いたいのです。
私の楽器と友人の楽器の違いは以下のとおりです。
私の楽器
・弦 全弦インフェルト赤
・弦高 指板の駒に近い先端で4mm
・弦幅 指板の駒に近い先端で10mm
友人の楽器
・弦 全弦オブリガート
・弦高 指板の駒に近い先端で3mm
・弦幅 指板の駒に近い先端で10.5mm
もし、弦、弦幅、弦高が関係ないのならば、
楽器の性格ということで観念します。
ただ、私はオブリガートを使ったことはありません。
インフェルトの弦の特徴のひとつが影響しているかと思いますが、
第三者の意見を伺いたいものです。
投稿者:あい 投稿日時:2004/02/29 02:52 ---5.172.61
まこと さん
はじめまして。いろいろと考えられる要因があります。
とりあえず、使用されている楽器がいつごろ作られたもの
なのか(出来れば作者も)教えていただきたいです。
あい
投稿者:まこと 投稿日時:2004/02/29 09:44 ---117.77.128
そうですね、
私の楽器はこれです。↓
http://www.sarasate.net/vn/samione.html
96年のものです。
また、友人の楽器は1930年イタリア製です。
楽器にCandyと刻印されています。
私の楽器は一人の製作者によってつくられた楽器ではないため、
楽器に関して質問して、製作者は?と聞かれるとうまく返事ができないため、
画像にてしました。
ただ、実際、弾いてみないとなんとも言えないような質問ですみませんが、
いろいろと考えられる要因を教えていただけないでしょうか。
投稿者:弦喜 投稿日時:2004/02/29 10:52 ---115.112.194
まだ具体的なアイデアはないのですが、条件を絞るために、私だったら確かめるであろうと思う内容をいくつか質問させていただきます。
・G線、D線が良く響くというのは、開放弦に限定した話なのか、それとも指で押さえた時にもしっかり押さえた状態では同じようによく響くのか? ←弦間の音量バランス(下がよく出る楽器?)の問題ではないのか
・例えば調弦を1音ほど下げたり上げたりしてあわせた状態でも、同じようにG線、D線の開放だけが響くのか? ←その高さのG,D音程に対する楽器の共振ではないのか
・重音については、指で押さえる方の音を意識して指を立て気味にしっかりと押さえた上で弾いても、同じく開放が鳴りすぎるのか。 ←指でしっかり押さえるのに力がいる状態であり、押さえにくいために軟弱な音になってしまっていないか
同時に、弦高は4弦で変えてあるのが普通なので、4弦の弦高がどうなっているか確かめることと、指板が正しく(=センター部で1mmほど下がる滑らかな逆アーチで)削られているかのチェックは必要でしょう。
・魂柱・駒等の調整、交換は、一番最近でいつ行ったのか ←もともと悪いものがついている、あるいは数年の間未調整でよい状態ではない、ということはないか
・ちゃんとした弦楽器工房で、現状を説明し楽器を見せた上で、その職人さんは何といっているのか。 ← 百聞は一見にしかず。これが問題解決の基本です。
ヴァイオリンの場合、響きを殺すようするためのパーツはありません。もし響いているG,Dの音質がよいものであれば、その音がその楽器の本来の響きであり、現状は指で押さえたときに同等の音が出にくい(=楽器本来の音がまだでていない)状態にあるのではないか、という可能性が一番高いように感じましたが、条件を絞っていかないとそうであるとは言えません。
投稿者:まこと 投稿日時:2004/02/29 19:10 ---106.212.44
>弦喜方
・G線、D線が良く響くというのは、開放弦に限定した話なのか、それとも指で押さえた時にもしっかり押さえた状態では同じようによく響くのか?
→私は「私の楽器は開放弦とても響きます。」と申しておりますが、なにか問題でもおありでしょうか?
・例えば調弦を1音ほど下げたり上げたりしてあわせた状態でも、同じようにG線、D線の開放だけが響くのか?
→調弦を変えて演奏することはないのでそのようなことを調べる必要はありませんが、
なにか問題でもおありでしょうか?
・重音については、指で押さえる方の音を意識して指を立て気味にしっかりと押さえた上で弾いても、同じく開放が鳴りすぎるのか。
→私はト調の主和音と申しましたが、はじめに、開放弦がなると申していますので
G,Dは押さえる必要などありませんがなにか問題でもおありでしょうか。
・魂柱・駒等の調整、交換は、一番最近でいつ行ったのか ←もともと悪いものがついている、あるいは数年の間未調整でよい状態ではない、ということはないか
・ちゃんとした弦楽器工房で、現状を説明し楽器を見せた上で、その職人さんは何といっているのか。 ← 百聞は一見にしかず。これが問題解決の基本です。
→私は調整にはなかなか出せるほど裕福ではないので出していません。
それに、調整に出したところで楽器をコンコンと叩かれるのに抵抗があるので出しません。
語弊がございましたので訂正いたします。
弦高はすべてG線のものです。
質問の内容なのですが、少々曖昧すぎたのでもう一度確認させていただきます。
・弦、弦高、弦幅の三つの要素のうち、どれかが要因でG,Dの開放弦の振動時間、振動幅が前後するのか否か。
・投稿者は上のことが当てはまらないのならば楽器の性格上、このようなことが生じると認識する。
ということです。あまりそれた話は避けたいですね。
投稿者:セイジ 投稿日時:2004/02/29 21:39 ---143.61.6
低音がよく鳴る楽器をお持ちのようですね。
響きすぎるのがお好みに合わないなら魂柱の位置を
少しE線よりにずらす調整をしたみたらいかがですか。
調整に出すと楽器を叩かれるとお思いのようですが、
まともな職人なら楽器が傷むような扱いはしないでしょう。
インフェルド赤は私も愛用していますが、オブリガートを
張った場合よりは、派手な傾向の音が出ると感じています。
投稿者:弦喜 投稿日時:2004/02/29 21:46 ---115.112.194
演奏時の楽器の響き・共振・バランスに与える影響を考える場合、「弦、弦高、弦幅」は、他の要素(魂柱、駒、ナット、指板、バスバーの状態、板厚など)に比べると、1%にも満たない要因だと経験的に感じましたので、真の問題解決のための情報を掴むために重要なポイントとなるところを質問させていただきましたが、ご理解いただけず残念です。
興味ある題材でしたので、いろんな可能性をディスカッションしたかったのですが、そうであれば「弦、弦高、弦幅」に絞った上で話題をお進めください。
もうこのスレッドには書き込みはしませんのでご安心を...
投稿者:なかじん 投稿日時:2004/03/01 00:22 ---6.159.124
バイオリンですが、私の楽器は開放弦とても響きます。
G線、D線なんかはとくに響きます。
例えば、D線でGを鳴らす、おとなりのG線は勿論鳴るのですが、
G線の振動幅がかなり広いのです。
ということですが、わたしのもひとつは振動幅がかなり広いです。オリーブ、オイドクサ、ドミナントどれでも同じでした。スチール弦でもやったことがありますが変わりませんでした。
もうひとつの楽器はあまり振動しませんが弾く人が弾くと良く鳴ります。これは腕のせいで実際はもっと大きな音が出せる楽器だと思っているものです。
私の場合の振動幅が広いほうは第10ポジションくらいあたりから人並みの鳴りになりますのでオケ向きかなあと思っています。
投稿者:まこと 投稿日時:2004/03/01 17:59 ---117.77.55
>弦喜方
言い過ぎましたこと、申し訳ございません。
「ヴァイオリンの場合、響きを殺すようするためのパーツはありません。」
この文、少々、見下された表現に見えてカッとなりすぎてしまいした。
すみませんでした。
みなさん、ありがとうございました。
私の楽器は低音が響きやすい楽器のようですね。
謎が解けました。
投稿者:ヴァイオリン下手の横好き 投稿日時:2004/03/01 19:43 ---115.104.99
皆さんがほとんどおっしゃっていることなので私の書き込みは余計かもしれませんが。楽器の調整はとても大切だと思います。魂柱の位置、駒の位置をほんの少し動かすだけでも、響きのバランスは劇的に変わる場合があると思います。私の新作楽器も少し手を加えただけで、あまり響いていなかったD,Gがよく鳴るようになりました。その逆もありうると思いますので、一度調整に出されて、職人さんに鳴りのアンバランスを言ってみてはどうですか。新作楽器だと音も変化してゆきますので、必ずしも楽器の性格といえない部分もあるように思えますが。
投稿者:ぼこ 投稿日時:2004/03/01 22:43 ---209.68.3
弦喜さんの回答にどうして?
と思って、書くのはよそうと思っていましたが、「言い過ぎましたこと、申し訳ございません。」と書かれていたので、少し書かせてください。
自分も新作楽器を使っていますが、すごく苦労します。
まことさんの1996年作では大分ニスの状態が落ち着いてきた頃かと思いますが、製作して10年くらいまではさまざまな問題点が出てくるものと思います。
自分の楽器では絃を張り替えるといつも音が鳴りづらくなり、1年くらい経ったところで調整に出したところ、知らないうちに駒が指板よりにずれていました。それだけでなく、ずれた場所で駒のあとのニスがはがれてしまいました。修理してもらいましたが、4年経った現在、再び駒の位置がずれて同じ状態になってしまっています。現在また修理中です。
ヴァイオリン下手の横好きさんと全く同意見ですが、特に新作楽器は、調整は必要不可欠だと思います。お買いになった楽器屋さんがどうかわかりませんが、自分の楽器は調整に出してこれまで一度もお金はとられていません。(ストラッドさんではないんですが)
ただ、絃の交換と弓の張替えをその際に頼むようにはしていますので、そのお金はかかります。年に1〜2回くらいですので、それはバイオリンを気持ちよく鳴らすためには最低必要な出費だと考えていますが、いかがでしょうか?
投稿者:まこと 投稿日時:2004/03/01 23:59 ---126.104.63
>ぼこ方
ただ、絃の交換と弓の張替えをその際に頼むようにはしていますので、そのお金はかかります。年に1〜2回くらいですので、それはバイオリンを気持ちよく鳴らすためには最低必要な出費だと考えていますが、いかがでしょうか?
→私は調整にはなかなか出せるほど裕福ではないので出していません。
と申しています。
お金があればいいですけどね、弦を半年に一回替えるが精一杯ってとこでしょうか。
楽器だけにお金は使っていられないので。
駒は大丈夫です。弦を張り替えるときにしっかりと立てています。左右のずれも目立つとこはありません。
Q:裏板にある黒い点
投稿者:ゆみ 投稿日時:2004/02/27 16:01 ---42.51.33
はじめまして。
最近、2台目のチェロを購入しました。
購入前には気付かなかったのですが、このチェロの裏板の上下に、直径3〜4ミリ程度の「黒い点」があります。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/4683/01.jpg
http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/4683/02.jpg
その写真です。
これは一体、何なんでしょうか?詳しく教えていただけると嬉しいです。
ちなみに、楽器はHermann Bachle 1999年製です。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2004/02/27 16:52 ---205.147.34
いらっしゃいませ、
この点は昔の楽器にはよく付けられていました。名前はちょっと解りません。
ブロックと裏板の位置ガイドの役目をします。
ストラディヴァリなどにも付いていますね。
現代では付けなくても製作できるのですが、やはり昔への憧れというのがございまして付ける方をいます。それでは!
投稿者:脱初心者 投稿日時:2004/02/28 18:09 ---106.222.34
私のチェロの裏板にも写真のようにあります。「木釘」というそうです。
マイスター佐々木さんのホームページのQA123番に載っています。
実は私の楽器には表板にも 同じ色で目立たないのですが あります。
ゆみさんの楽器の表板にもひょっとしてあるかもしれません。
Q:チェロのレッスンについて
投稿者:くり 投稿日時:2004/02/22 16:42 ---04.188.222
はじめまして。
最近、チェロをやりたいな…と思い始めた
全くの初心者です。
そこで質問ですが、レッスンの頻度はどのくらいがいいのか?
と悩んでいます。
実際見つけた教室は月二回のところがほとんどで、
初心者にとって、この間隔でレッスンを進めても大丈夫かな?
と心配なところもあります。
初心者は詰めてレッスンしたほうがいいとも聞きますし、
一ヶ月に二回ということを決めかねている状態でもあります。
アドバイスをいただけたらうれしいです。
投稿者:かめ 投稿日時:2004/02/23 18:31 ---196.104.75
全くの初心者でこれから始められるのなら、なるべく間隔が短い方が
良いと思います。
変な癖が付いてしまうと直すのが大変です。へんな癖が付く前に
次のレッスンがあって常に修正して行ければベストだと思います。
見つけられた所に毎週のレッスンが可能かどうか、聞いてみてはいかがでしょうか。
投稿者:くり 投稿日時:2004/02/23 21:40 ---04.189.180
回答ありがとうございました。
変な癖がつく前にレッスンをということでは
毎週がベストでしょうね。
やはり、その点では2週間に一度だと
間隔が長いということになるのかな…?
今度聞いてみようと思います。
投稿者:りら 投稿日時:2004/02/24 16:25 ---233.108.114
こんにちは。チェロのレッスンとのことですが、他人事ながら、友人が最近、チェロを習い始めました(個人レッスン)。彼女のところの先生は、先生ご自身の都合と習う人の都合で、レッスン日や回数を決めておられるそうです。私自身はバイオリンなのですが、通っているところは、やはり色々なスケジュールの生徒さんがいる様です。
くりさんも、お目当てのお教室の先生とよくご相談されるのがいいかもしれませんね。実際に始めたら、また色々気持ちも変わってくるかもしれませんし、変更など臨機応変にできるのが一番いいのでしょうけれど。
きっと楽しいですよー♪
投稿者:くり 投稿日時:2004/02/24 21:34 ---04.191.240
りらさんの友人の方が始められたとか…。
結構チェロも人気なのかな?
先日、早速連絡を取ってみると、
自分の都合で合わせられるということでした。
でも、金銭的には月二回くらいになってしまうのかも
しれないお値段でしたが…。
一時間で月二回というところか、
30分でも毎週レッスンか…というところでは
どうなんでしょうね?
投稿者:かんがるぅ 投稿日時:2004/02/24 21:35 ---117.204.19
個人的には2週間に1回レッスンで修正できれば十分なように思いますが。まずは始められて、それから考えてもよいのではないでしょうか?くりさんがどういう環境かはわかりませんが、仕事している身ですと2週間に1回でも結構大変ですよ。
投稿者:かんがるぅ 投稿日時:2004/02/24 21:37 ---117.204.19
追加ですが1回30分のレッスン時間では短い(不十分)ように思います。
投稿者:くり 投稿日時:2004/02/24 21:56 ---04.191.240
すばやい回答ありがとうございます!
私は社会人で、仕事も忙しいけどチェロをやりたいと思っている身です。
なので、練習時間自体は長く取りにくいこともあるのですが、
レッスンは詰めたほうが…と考えると30分でも毎週の方がいいのかな?
と考えていたのです。
でも、やってみて考えるという手もありますね。
レッスン回数で踏ん切りがつかない状態が続いているので、
やってどうか…と考えるのもひとつですね。
投稿者:Tutti 投稿日時:2004/02/25 00:37 ---42.239.98
9年前に、社会人でバイオリンを始めた者です。
楽器は違いますが、何か参考になればと思います。
私の場合は、レッスンが1ヶ月2時間と決まっていましたので、先生と相談して
変な癖がついてもすぐ直せる、疑問に思ったことはすぐ聞ける、
ということ考えて毎週30分ということにしました。
最初は、楽器の構え方、弓の持ち方、指の置き方、ボーイングなどですので
30分で十分だったと思います。
それから曲に入り、だんだん長い曲を弾くようになると、30分では短すぎるし
毎週となると、練習する時間が足りなくなってきたので、月2回1時間に
変えてもらいました。
その教室の先生が変わったりして、月3回40分という変則的なものも
ありましたが。。。
現在では、月2回1時間で落ち着いています。
くりさんが無理せず、気楽に始められる方法で決めてくださいね。
投稿者:ゆりか 投稿日時:2004/02/25 06:33 ---170.24.22
先生が一緒にチェロを弾きながら教えてくれるのと、ピアノの前に座って口で説明するやり方などレッスン方法にはいろいろあると思います。後者では、お喋りになってしまい30分はあっという間でもの足らなくなります。お喋りに謝礼を払っているという気になってしまうとやる気を無くします。また、自宅で十分に練習する時間が無いlate starterの私の場合は、レッスン場で練習するという面がありました。その場合は30分では短いと感じていました。
いずれにしても、どのようなレッスン方式なのか事前に他の生徒さんなどに聞いてみて、ご自分に合うようなレッスンをしてもらえるよう先生と話し合いをされた方がいいと思います。言いにくでしょうが最初が肝心です。
投稿者:3/4チェロ太郎 投稿日時:2004/02/25 09:51 ---186.71.1
くりさん
レッスンをはじめられるそうですね。
やはり最初が肝心ですからね。
自分の経験から言うと、やはり基本的に最低1時間は必要だと思います。
仕事、その他の関係から言うと、月2回、1回1時間当りが妥当だと思います。
それ以上に、レッスン以外に、個人的にどれだけ練習時間がかけられるか、ということが重要だと思います。十分に練習していければ、レッスンもスムーズに流れるし、先生に聞きたいことなども、短時間で済みます。
(自分の場合、月1回、2時間でしたが、結構一夜漬けばっかりでした(^^;)
個人練習をやっていないと、ひととおり通すだけで結構時間を使ってしまい、プラスαの指導が受けられなくなってしまいます。その意味では、くりさんがどれだけ個人で準備できるかによって、回数や時間を決められるとよいと思います。
Tuttiさんの言われるように、できれば最初は30分、月4回で、徐々に1回当りの時間を増やし、その分回数を減らして、個人練習の時間を取って、練習曲の準備をするように出来ると、理想だと思います。
投稿者:ひろこま 投稿日時:2004/02/28 16:13 ---140.112.47
まさに最近、チェロを始めました。
レッスンは個人の先生のお宅で、月に2回、1時間ずつです。
支払える月謝に限界があったので、私もはじめる前は、毎週30分ずつか、あるいは月3度で40分ずつか・・、などと悩みました。
1時間を月2回に決めたのは、先生が「30分だと何もできないで時間になってしまう」とおっしゃったからです。
実際、レッスンを受けていると、1時間でもあっという間です。
毎日忙しいと、1週間で課題をちゃんと練習しておくのはなかなか大変ですよ(私は、毎日30〜1時間くらい練習しております)。
先生のレッスン方法にもよるので、先生に相談してみてはいかがでしょう。
いっしょにがんばりましょう!
投稿者:くり 投稿日時:2004/02/28 16:51 ---04.188.81
たくさんアドバイスが届いていてとても嬉しいです!
周りにチェロなど、弦楽器のレッスンをしている人がいないもので、
一人で悩んでいたので…。とても有難く思います。
先生との相談の中で、レッスン時間は一回1時間の固定で、
レッスン料はレッスン一回ごとに払って、
都合がつけば月に何回でもOKということでした。
私自身、ここ数日で急に仕事が増えてしまい、
遅くに帰宅したり…ということがあり、
それを考えると、一週間に一回はきついときもあるのかな
と感じることがありました…。
なので、二週に一回のほうが無理のないように思えてきたところです。
ただ、変な癖がつくということだけがすごく心配ですけど…。
皆さん、チェロやバイオリンにとレッスンをしている方、
また、知識のある方々の意見なので大変参考になります。
私は超初心者でわからないことだらけで不安もあります。
これから楽器も手にいれるので…。
また色々な質問に答えていただければと思います!
Q:楽器の購入について
投稿者:ロンドンブリッジ 投稿日時:2004/02/25 23:57 ---211.227.93
予算30万円程度でバイオリンを買い換えようと思っているのですが、
ある楽器点ではコストパフォーマンスがいいということで、25万円の中国製のものを勧められました。
またある工房では、古いが良いものを(100万年くらい前)修理して安く販売できると30万円程度のドイツ製・フランス製を勧められました。
どちらも僕の見て聞いた感じでは甲乙つけがたく非常に迷っているのですが、アドバイスはありますか。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2004/02/26 11:06 ---227.118.68
いらっしゃいませ、
まず最初にアドヴァイスとしてはやはり「サイズ」です。
当店コラムをお読みください。↓
http://www.strad.co.jp/column/col_08.html
かなりシビアに書いてありますが、この数値より大きく狂っているものは避けた方が懸命です。
サイズがオーケーなのであれば、古いものであれば修理の状態を細かくチェックしてください。割れの状態やニカワのハガレなどです。
特に問題がなければ、弾きやすさやご自分の好みの音、好みの外見で選んで問題はないと思います。
それでは!
投稿者:なかじん 投稿日時:2004/02/27 01:04 ---6.159.124
このクラスの楽器だと将来買い換えたいと思うことになりそうですね。
どちらか迷うようなら買い替えのとき下取りのいいほうにしたらと思います。
私の場合は思い出深いものがありましたので買い換えず、新しいのを買いましたが。
投稿者:弦喜 投稿日時:2004/02/27 23:36 ---115.112.194
●中国製の25万円
限られた経験の中ですが、中国製のそれくらいの価格のものは本体は丁寧に作られているけれど、ペグ・指板・駒・魂柱などが材質・加工・調整ともにボディーにそぐわない雑な状態のことが結構あります。日本の職人さんに比べ調整の技術が劣る、あるいはそれらを軽視しているのかもしれません。
購入される日本の楽器店できちんと検品&必要に応じて交換調整がなされ、ベストの状態になっているか確認した方がよいでしょう。
●100年前のもの
「修理して安く」と直接言われたのでしたら、その修理内容はきちんと掴んでおくべきだと思います。大抵の箇所は修理で直りますが、裏板の魂柱傷(魂柱位置の割れ)または大きな割れは絶対に避けてください。
これも、上記と同じく、ペグが調子よくまわるか、指板が正しく削られているか、駒と魂柱はきちんと調整された状態か、についてはお店の人に確認しておくべきです。
●共通
(1)そのお店が今後、無料または実費で購入した楽器を調整してくれるか
(2)なかじんさんが書き込まれているように、次回同じお店で楽器を買い換える
ときに、その楽器をストラッドさんのように8割程度で下取りしてくれるか
は、おさえておくべきです。これしかない、という楽器がない場合、(1)(2)を満たすお店から購入した方が、信頼度・ランニングコスト・将来的なコストメリットの点で安心です。それが少し値段が高くても弦楽器専門店で買うことのメリットです。
Q:初めてメールします。
投稿者:あや 投稿日時:2004/03/01 13:16 ---17.55.241
今まで、叔父にもらった古いバイオリンを弾いていましたが、
本当のじぶんのバイオリンを欲しくなりました。
Giuseppe Lecchi
と言うラベルのバイオリン(多分本人ではなく、お弟子さんかな・・・)
というバイオリンがオークションに載っていました。
手を出すのに慎重になっています。
どうかな・・・?
って
この方の詳細が分かればお教えください。
投稿者:あや 投稿日時:2004/03/01 13:53 ---17.55.241
すみません
追加書き込みです。
Giuseppe Lecchi
Allievo di Cesare Candi
Fece in Genova 1957
ラベルはこれでした。
宜しくお願いします。
現在、東京に住んでいるのですが、いずれは関西に帰る予定なんです。
こちらで良心的な楽器店に出会っても、その後引っ越してしまったらメンテナンスは・・・・もし買い換えるとしたら下取りは・・・。
どうしよう・・・と不安なので、購入は関西にした方がいいのかかなり悩んでいます。
バイオリン購入初心者の私ですが、
皆様のご意見を宜しくお願いします。
投稿者:ちえ 投稿日時:2004/03/01 22:46 ---131.80.144
初めまして。
Giuseppe Lecchi でネット検索すると、簡単な経歴のわかるページが
いくつかありました。ただ、別の楽器店さんのようなので、
申し訳ありませんが、アドレスはちょっと・・・
たくさん出てくると思いますが、日本語タイトルのものを選んでみてください。
クレモナのストラディヴァリ博物館にも、彼の作品が保存されているそうですね。
状態や諸々の条件にもよるのでしょうが、600万円弱での販売を見たことがあります。
私も楽器購入を検討しているのですが、こちらでアドバイスいただいたような
楽器店さんを、行動範囲になかなか探せずにいます。
関西在住なのでそれなりに楽器店さんの数もあるのですが、
一時期の「どうしても欲しい」熱が落ち着いたので、
の〜んびり探しております。
投稿者:弦吉 投稿日時:2004/03/02 01:47 ---143.61.6
ヤ○ーに出ているやつですね。
本物なら500万はする楽器ですから
あの値段では到底手に入る代物ではないでしょう。
出品者(個人の方ですからアフターサービスなし)
も、偽作の可能性を否定してませんので、ラベルの
作者名とか製造年代は、まったく信用できません。
売り手は弟子の作とかいってますが、それは全く無責任な推測でしょ。
悪意があるわけではないかもしれませんが。
近年では、中国製の安楽器にイタリア人作家のラベルを貼って
高く売る輩もいるようですから、ご注意を。
投稿者:なかじん 投稿日時:2004/03/02 22:12 ---6.159.124
Vn製作者のかたなら見れば材質などがわかり、それから大体わかるそうですからそういう知識があればとおもいます。
そうでない私などのネットのオークションでの購入は、あてもんだと思います。それにはちょっと高すぎないでしょうか?(ただ当たったときはよい買い物ですね)
あと信頼できるところからの入手(ストラドさんのような店)でない以上証明書のあるなしにかかわらず、本物かどうかよくわからないのではとおもいます。
銘記の伝説をきくと購入意欲をそそられるところです。
その点、本人が気に入っていればいいのでは・・・というところはそのとうりでしょう。
投稿者:あや 投稿日時:2004/03/03 12:46 ---17.55.241
皆様の書き込みを拝見して、やはり信用のおけるところが一番!と感じました。
こちらには知り合いがいないので、1人でバイオリンを買いに行くというのもかなり抵抗があり、かなり迷っていました。
でも、皆さんの書き込みを見て、そしてストラッドさんの私が別件でお願いした苦情に対しても(ストラッドさんへではありません)、迅速に対応していただけ、こちらの誠意ある対応にとても好印象を受けました。
近いうちに一度お伺いしようかなあ・・・と考え始めています。
皆さんどうもありがとうございました。
もし、「こうしたらいいよ!」って言うアドバイスがあれば、提供をお願いします。
あや