弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:チェロの駒の厚み
投稿者:マコ 投稿日時:2015/03/04 15:23 ---171.234.45
アマチュアのチェロです。
チェロの駒を新しくしました。
(低くて、弦がよく指板に当たったので。)
「駒が厚い」と、3人のプロの方に言われたので、削ってもらおうかと思ったのですが、「駒自体が柔らかい木なので、駒は厚くした」と楽器屋さんに言われていました。「希望するのなら削ります」とは言って頂きました。
しかし、削ることで、問題が出るのでしょうか? 曲がりやすくなったりするのでしょうか?
今の駒で、柔らかい音になったけど、Cのハイポジション(そんなに使わないですが)など、発音が悪くなった気がするので、削って解消できればとは思うのですが、不安なのでご相談させてください。
投稿者:かめ 投稿日時:2015/03/06 03:08 ---.218.133
「駒自体が柔らかい木なので、駒は厚くした」
この言葉が真実じゃないですか?
駒の材質によっても、強度が変わります。
(よく乾燥させた古い駒は、固いので薄く削っても強度が
ありますが、値段は高くなります。木の体積は少ないのに
こんなに高いの???!)となるくらいの金額になることも
あります。)
お使いの楽器本体の板の厚さや強さも影響するでしょう。
演奏者は弾くことに関してはプロですが、制作や調整に
関してはプロではない場合もあるので、信頼する技術者に
お任せしたほうがよろしいのでは。
Q:エンドピンのところの継ぎ木
投稿者:ame 投稿日時:2015/02/17 14:26 ---27.127.79
エンドピンのところの板の継ぎ目に、黒い板のようなものがついであります。
修理後の補強のためでしょうか。
自然に継ぎ目が開いてしまったのだとしたら、他でも不具合が出てくる可能性があるのでしょうか。
楽器は100年くらい前のもののようです。
投稿者:リゴレット 投稿日時:2015/02/19 23:20 ---186.195.70
個人的な発言で申し訳ないです。
見ないと分かりませんが、黒いのは可能性と
しては黒檀かも。
私の使用バイオリンにもエンドピンのジョイ
ントのところに黒いラインのように真っ直ぐ
に嵌めてあります。
私の場合はネットで調べたら、偶然ヒットし
て、どうやら製作者の意匠的なあしらいの可
能性がありました。
ですので、お手持ちの楽器、ひょっとしたら
修理痕かもしれませんが、私としてはデザイ
ンかなと思いますよ。
投稿者:リゴレット 投稿日時:2015/02/19 23:39 ---186.195.70
追記:これも調べた時にヒットした内容です
が、
そこの部分が製作時や、何らかの影響で隙間
が開いてしまった時に黒檀で埋め木するケー
スもあるそうです。なので修理痕と記載しま
した。
投稿者:ame 投稿日時:2015/03/02 23:39 ---92.93.205
リゴレットさん
意匠としてのものもあるのですね。
なかなか目につかないところなのに、そういうところまで凝る製作者の方もいるのですね。
はじめは、修理かなと思い、次に、あっ、ちょっと足りなくなっちゃったから継いでしまおう、というのかなとも思ったのですが。
修理の後だとしたら、この先も何か不具合が出るかなと少し心配です。
気をつけておこうと思います。
でも、意匠と思ったほうが楽しいですね。
ありがとうございました。
Q:イタリア新作について
投稿者:ゆっぴ 投稿日時:2015/03/01 03:59 ---211.141.163
製作者によっては晩年の作品は弟子の手による
ものがほとんど…とお聞きしました。
アルバネッリさんの楽器は若い頃と晩年のとで
はどちらが良いでしょうか、アドバイスをいた
だけたらと思います
投稿者:tetsu 投稿日時:2015/03/01 09:23 ---04.19.187
晩年の作品を見た事がありますが、
ヨレヨレ感があるものの味わいがあり、音も良くて好きでした。
お弟子さー
投稿者:QB 投稿日時:2015/03/01 22:34 ---65.200.47
晩年まで、ご自身で製作されていたと思いますよ、中期と晩年の作を一時期保有していたことが有りますが、晩年もキャラクターは同じで、ボローニャやポラストリの筋の特徴がはっきりしていて、非常に好ましい感じでした。
tetsuさんの仰る通り、晩年は非常に人間味が表われていて、制作精度を気にする人(工業製品みたいな面や角を好む人)にはどうかわかりませんが、私は血が通った感じがして好きでした。
投稿者:tetsu 投稿日時:2015/03/02 01:13 ---108.159.42
文章が途切れたままですいませんでした。
続きですが、
お弟子さんがいらっしゃったのかは分かりません。
QBさんがおっしゃっる通り、
晩年の作品は製作精度を気にする人には好みが分かれると思われます。
好みの問題、選択肢として数は多くはないので、流行の製作者さんではないかもしれませんが、、
私は好きです。
Q:一生モノのチェロ探し のご質問のmika様へ
投稿者:Moiti 投稿日時:2015/02/01 23:24 ---8.162.14
私もチェロを嗜む者で、mika様と同様にキラキラし
た音を出し、且つ、音量も出るのを探し続けて参り
ました。
そして、先々週に大阪の楽器屋さんでStefano
Trabucchiさんの新作チェロを購入致しました。
決め手となったのはチェリストの西方さんが以前に
使っていらっしゃった時のビデオがYouTubeにアッ
プされていて、非常にいい音で迫力もあるし、綺麗
だったからです。
プリモンレベルのお値段ではない所も、良かった点
です。
弓は、ジャン・リュックという作家のを買いました
が、ダガンの金のモデルのが、もっと良かったの
で、近々買い直す予定です。(ダガンの金のは、結構
お値段がしますが、それだけの価値があると思いま
す。吸い付きも良く、そして、音量が半端ではあり
ません。)
トラブッキのチェロとダガンの弓(金バージョン)の
コンビネーションは、
キラキラした音で且つ音量を求める方には費用対効
果の上では良い選択になるように思います。
師匠のアントニアッツィの爆音を聞いて憧れ早15年
が経ちましたが、やっと一生モノの相棒と出会える
ことが出来ました。キラキラの音や大きな音を求め
ていらっしゃる方は、ご参考になさってください。
Q:ビソロッティとモラッシの今後の相場
投稿者:たか 投稿日時:2014/11/18 08:21 ---250.250.3
現在19◯◯年代のGBMとFBを所有し
ておりますが、どちらかを手放そうか
と思っています。
どちらも同じくらい気に入っておりま
すが、今後どちらの価格が上がるの
か、予想でかまいませんので、皆様の
ご意見をいただければ幸いです。
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio 投稿日時:2014/11/18 20:29 ---13.51.97
(口火を切る意味で。)
いずれも新作の最高峰だと思うヴァイオリン愛好者は多い筈。この二人が特に知られているのは宣伝のせいもあると思います。お値段は私が行くお店では確か400万円台、新作でこの値段は驚きます。
たまたま知った例では資産家のお宅でヴァイオリンを趣味とする子弟がGBMを持っていました。一流店で定評があると言われて買った結果と想像します。ブランド品を買うのと同様ですね。
専門家になる音大生がどのような楽器を買うのかは多くを知りませんが、実際にオールドを持っているのを見たし、先生がオールドを買うようすすめる話があると聞きますから、新作は少なくとも第一候補にはなりにくいように思います。
ではアマチュアはどうか、不肖私のメインは割安のモダン、現在のGBM、FBに匹敵する購入価格でした。新作も持っていますが、こちらはサブで産地はご両人と同じ、ただし安価なもの。
今後の相場を左右する点としては、クラシック音楽の凋落、人口の減少やヴァイオリン人口の減少があります。一時期高価な楽器を漁っていた中国も、幹部の贅沢禁止により売れなくなっているものと思います。恐らく長期的には価格は低迷するのではと思います。
どちらが値上がりするか? 年月が経過すると、当時は有名な作家だったと言う事になってしまい、人気が下がる可能性もあります。たとえば以前FBと並んで人気があったズガラボット、最近はあまり聞きません。
投稿者:ありがとうございます。 投稿日時:2014/11/19 08:16 ---250.250.5
さすが、Rioさん。
素晴らしいご意見ありがとうございま
す。
投稿者:QB 投稿日時:2014/11/26 23:30 ---12.104.34
ここ何年かのChristies、Sotherby's、Tarisio等のオークションの記録を見ると、ある程度この先について見当が付くと思いますよ。
どちらがどうとはこの場では控えますので、ぜひ調べてみてください。
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio 投稿日時:2014/12/07 19:43 ---13.51.97
ある楽器店の弦楽器サロンに、モラッシー親子、ビソロッティ親子と並んで、最近あまり聞きませんなどと書いてしまったズガラボット親子の楽器がありました。父親はガエターノ、息子はピエトロです。値段はGBM500万円、FB350万円、ピエトロ・ズガラボット1300万円だったと思います。
投稿者:Piko 投稿日時:2014/12/27 18:30 ---11.130.132
ビソロッティはオールドクレモナ・マナーでバイオリンを制作されてる方ですからこれから評価が上がる可能性を秘めてると個人的に感じてます。
一方のモラッシは外枠でも制作されており、オークションでも価格のばらつきが大きいように思います。某楽器店では1985年以前と以降で価格が200万円程度差があったりしますし、妬みややっかみだとは思いますがおかしな噂話があったりするので(真偽云々ではなく、関係したくないって事で)個人的には嫌ですね。 ただ投機目的でバイオリンを扱われるのであれば好きにされたら良いと思います。ビソロッティとモラッシ両方所有された理由が、例えば性格の違うバイオリンが欲しかったっていう事であれば気に入った方を残せば良いんじゃないですか?
投稿者:ponte 投稿日時:2015/01/06 21:26 ---58.249.75
楽器の制作方法で値段が変わるというのは在り得ないと思います。もし、そんなことだけで値段が上がるのならば皆オールドクレモナの方法で作るはずです。外枠だろうが内枠だろうが値段には影響ないし、出来も値段も変わりません。多くのモダン・コンテンポラリーイタリアンメーカーは外枠を使っています。
それにビソロッティが完全にオールドクレモナの作り方でそのまま作っているなどと思ったら大間違いでしょう。雑誌とかお店の宣伝に影響受けすぎですね。
あと、オークションは偽物もある程度混じっているので、値段は参考程度に考えておいた方がいいでしょう。
投稿者:hm 投稿日時:2015/01/07 18:53 ---199.98.59
外からごめんなさい。外枠、内枠とい
う作り方の違いがオールドクレモナ・
マナーか、大量生産品の違いと言われ
た時代もあったのですが、単純に今で
は楽器そのものが問われるので問題な
い、ということですね。
外枠より内枠の方が製作に手間がかか
るのは事実ですが、外枠で作られた素
晴らしいM派の製作楽器を見ていると
技術は進化していると感じます。
最後は自分の好みですね。
投稿者:A 投稿日時:2015/01/08 11:43 ---255.198.191
内枠、内枠と騒いでる輩は、きっと製作工程
で一切電気を使う道具は使用しないんでしょ
うね。
投稿者:たか 投稿日時:2015/01/27 19:20 ---232.182.70
みなさま
たくさんのレスありがとうございます。
結局、ビソロッティーを売りとばしてしまいました。
世界的な評価でみると、モラッシのほうが著名で、
ビソロッティーは日本国内のみで人気がある
と傾向を読んだからです。
その代わりに1967年のカントーシャをミュンヘンの楽器屋で
買ってしまいました。。。
投稿者:お! 投稿日時:2015/01/27 20:28 ---253.77.249
ナイス判断です!
サッコーニの七光りが元々なんで、日本で言
われるほど、、、ね
日本人はころっとウンチクを散りばめた宣伝
文句に乗っちゃうからね。枠の話なんかまさ
にそう。
Q:製作者の方を教えて下さい。
投稿者:ミズノ 投稿日時:2015/01/16 23:40 ---204.76.209
こんにちは、初めまして。 ラベルに
ER.Gfretzschnerと記入されております
が、どんな人なのか全く分かりませ
ん。ぜひ知りたいです。ドイツのミッ
テンバルドのバイオリンです。よろし
くお願いいたします。
投稿者:検索好き 投稿日時:2015/01/18 17:18 ---13.51.97
検索好き(=ヴァイオリンとフルートのRio)です。
この弦楽器Q&Aにおいて「Gfretzschner」で検索すると、過去のご質問と回答が見つかります。関連するのではないかと思います。
なお、ネット上で検索するとGfretzschnerではなく、Pfretzschnerと言う名前が出てきます。GかPか、現物を見てないのでどちらなのか分かりません。
ERに似たErichという名前も出てきます。Erich Pfretzschnerなら個人名のようにも思えますが、ER.Pfretzschnerと言うtrademark(商標)も存在したようです。
投稿者:ミズノ 投稿日時:2015/01/18 20:35 ---204.228.137
Rio 様
こんにちは。ドイツのミッテンバルド
のバイオリン製作者なんですね。
検索しましたら、他にもお持ちの方が
いました。私の物は、いつ製作された
かは不明ですが、直しは1926年、1934
年にOHIOでされております。量産品で
お安い物と思われますが、大変な時代
を生き抜き、ニスが剥げるくらい磨か
れて、以前に使われていた方は、とて
も大切にされていたと想像いたしま
す。
私も良い音が出せるように、努力した
いと思います。
どうもありがとうございました。
Q:カールヘフナー#341について
投稿者:つくん 投稿日時:2014/11/18 21:08 ---42.187.186
オークションにてヘフナー#341を落札しましたが、他の#341のラベルと比較すると、若干印字が異なっている可能性があります。
他のヘフナー#341では、ラベル右側の〇い図形の中にKHと印字されている#341がありました。
しかし、私の#341はその記号がありませんので、やはり偽物なのでしょうか?
また、指板のエボニーも真っ黒ではなく、少し茶色が混じっています。
詳しい情報をいただけたら幸いです。宜しくお願いいたします。
投稿者:ponte 投稿日時:2014/12/06 22:56 ---223.1.218
製作地はブーベンロイトと書いてありますか?。
投稿者:つくん 投稿日時:2015/01/17 21:36 ---42.187.186
ponte様
投稿有難うございました。
残念ですが、ブーベンロイトとは書かれていません。
やはり・・・・・ですね。
投稿者:ponte 投稿日時:2015/01/18 00:53 ---222.243.204
残念ですね。
カールヘフナーの偽物は実際に流通しています。特にネットオークションで散見されます。
>ヘフナアのニセモノなど作る馬鹿はゐない。
こういう風に思う人が沢山居ると詐欺師も喜びます。最初から在り得ないと思うところを突いてくるんです。
驚くことに鈴木の偽物も流通しています。
お気をつけ下さい。
投稿者:つくん 投稿日時:2015/01/18 18:31 ---42.187.186
ponte様、あがるま様
有難うございました。
今後の参考とさせていただき、気をつけます。
Q:J.V.C TOKYO ラベルのヴァイオリン
投稿者:すーたん 投稿日時:2015/01/02 10:11 ---174.224.220
こんにちは。
娘がだいぶ大きくなって1/2から3/4サイズのヴァイオリンをそろそろ、、、となりました。配偶者が昔使っていた3/4があるので、先日引っ張りだして見た所ラベルに
Antonius Stradivarius
3/4 size No. 090 copied by
J.V.C TOKYO anno 19XX
とありました。
このヴァイオリン、どこのメーカーのものか解る方いらっしゃいますでしょうか。
ちょっとネットで調べたんですが情報がなかったもので。
知って何がどうなる訳でも、何となく来歴が気になりまして。
配偶者は才能教育の先生についていて、出入りの楽器屋さんがもってきた楽器から勧められて購入したようです。(40年以上前の事で良くおぼえていない)
弓はw.siefeltのものがついていました。
しようもない質問で申し訳無いのですがよろしくお願い致します。
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio 投稿日時:2015/01/03 17:15 ---13.51.97
検索好き(=ヴァイオリンとフルートのRio)です。在職中に検索の真似事をしていました。音楽情報ではありませんけれど。
見つかった情報を掲げておきます。
南米コロンビアにJVCを名乗る弦楽器ブランドがあります。これは多分無関係でしょうね。中国製品を扱っているようです。
普通にJVCと言うと日本ビクターの会社名を思い浮かべます。
sawacelloさんと言う方のホームページに、愛器の一つとしてJ.V.C.DARCOのチェロが挙げられています。同じヴァイオリン属ですし、ブランド名の付け方が近そうです。
投稿者:すーたん 投稿日時:2015/01/16 00:42 ---174.235.120
Rioさま
わざわざ書き込みありがとうございました。
コロンビアのは私もみつけたのですが、仰る通
り関係なさそうです。
J.V.C.DARCO の情報は初めて接しました。コ
レもヒントとして引き続き探索トライしようと
思います。
半年程で、調整の為工房に持ってく予定ですの
で、マイスターにも聞いてみるつもりです。
Q:ボロディンSQNo.2のVC.のピチカート
投稿者:ぼろぼろでぃん 投稿日時:2015/01/12 17:33 ---6.149.251
ボロディンの弦楽四重奏曲第2番の第1楽章224小節目から235小節目までのチェロパートの奏法についてお教えください。
そこはヴィオラが主旋律をカンタービレで歌うところですが、そこのチェロパートは、オイレンブルク版スコア(日本楽譜出版社版も同様)では、特段ピチカートの指示はありません。
また、使用している外国版のパート譜でも同様です。
しかし、実際の演奏では、CDでの確認ではありますが、ボロディンSQはそこをピチカートで演奏しています。
一方、プラハSQやショスタコーヴィチSQでは、アルコでスピッカートで弾いています。
オケ仲間によると主流はピチカートのようですが、ネットでいろいろ調べてもその部分に触れている記事はヒットしませんでした。
因みに228小節目から235小節目までのファーストヴァイオリンパートはピチカート指示がありますので、そことの関係でピチカートにしているのでしょうか。
何か御存知のかたがいらっしゃいましたら、お教えいただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
投稿者:横ですが、 投稿日時:2015/01/14 23:06 ---36.206.69
質問とは離れますが、私はプラハ弦楽
四重奏の大ファンです!個人的にはス
メタナSQよりずっと凄いと思っていま
す。1ヴァイオリンを始めメンバー全
員が元々ソリストだし、力量が素晴ら
しいです。音楽性も音色もあの4人の
音程は凄いです。
Q:Nicola Vuilaume Stentorのコピー品
投稿者:FIENST 投稿日時:2015/03/04 01:54 ---111.254.207
ご存知でしたら教えて頂けると幸いです。
Jérôme THIBOUVILLE LAMY社製の、Nicola Vuilaume Stentorのコピー品の作られた年代とフランス内での製作場所を知りたく思っています。
F字孔の中には”Jérôme THIBOUVILLE LAMY”の文字と住所の書かれたシールと”Stentor”と書かれたシールが貼られていました。住所はパリのレミュール通り沿いでしたが、こちらで製作されたものと考えて良さそうでしょうか。
お手数ですが、ご存知でしたら、教えて頂けると助かります。
投稿者:rio(昔の名前で出ています) 投稿日時:2015/03/08 17:21 ---4.154.206
Nicola Vuil( l ?)aume Stentorのコピー品として製造販売していた記録は見たことがありませんが、「STENTOR」という名前のシリーズ(品名)としては存在していた記録があります
JTLは最初のころはミルクールの自社工房で製作をしていたようですが、規模が大きくなるにつれパリにも工房を設け、更に必要に応じてOEMで国内外の製作者から楽弓を調達するようになったようです。
「STENTOR」シリーズは、カタログで確認する限り、JTLの中で比較的廉価なモデルでしたので、規模の大きくなった1800年代後期以降は、OEMであった可能性が高いと考えられます。
JTLのコピーモデルとしては、ALFRED ACOULONが製作したExpositionが有名です。「A ACOULON」の署名があれば、パリの彼の工房で作られたと考えられると思います。
投稿者:FIENST 投稿日時:2015/03/09 22:05 ---227.132.32
ご回答ありがとうございました。大変助かります。お言葉頂いて、私もJTLのカタログを探して見ましたが、STENTORというシリーズはⅠ~Ⅳまで出ているようですね。
しかし、私のヴァイオリンはただStentorと書かれているだけでⅠ~Ⅳのどれなのか不明でした。
ヴァイオリンのルーツは迷宮入りかもしれませんが、大切にしようと思います。
色々と教えて頂き、本当にありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。