Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:Benedikt Lang再々論
投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2004/04/15 20:53  ---211.206.162

Ref. 過去ログ (1) Langのこと教えてください。/ふゆ【2002年05月23日(木) 13時39分】、
       (2) Benedikt Langのチェロ/セロ轢きのGosh【2003年07月02日(水) 12時48分】

 ベネディクト・ランク商会(ドイツ・ミッテンヴァルトの弦楽器メーカーでチェロとコントラバスが有名)は、どうやら1994年にゼムリンガー(商会?)に買収されたようですね(Web上ゼムリンガーの紹介文に書いてありました)。 ということは、今では「Benedikt Lang」ブランドのチェロは作られていないのでしょうか? ちなみにゼムリンガーの開祖Lother SemmlingerはAlbert Langの元で修行(apprenticeship)した時期がある由ですが、このAlbert LangってBenedikt Langの後継者だったのでしょうか?
 知ってどうするという訳でもないのですが、ランクのチェロは結構気に入っていたのでメーカーがどうなっているのか、ちょっと興味がります。

3/4チェロ太郎さま <== 個人指名はご法度だそうですが、貴見密かに期待しています。

投稿者:3/4チェロ太郎     投稿日時:2004/04/16 09:24  ---186.71.1

名前を覚えていていただき、光栄です。
ただし、現在Langのチェロが現在作られているかどうかは、わかりません m(_ _)m

私も、12年前にチェロをはじめたとき、最初に買ったのは、Benedikt Lang製でした。(たしか1991年製だったと思われる)価格は、定価、というか元値が40万円程度で、そこからいくらか値引してもらいました。
見た目は、板厚、ニスが薄く、木目も薄く、さっぱりした音色でしたが、品のよい外観で、不満はありませんでした。当時、卸の業者の紹介で買ったので,その当時としては、よく流通していたのかもしれません。
しばらくしてある楽団に顔を出すようになったとき、チェロの方が、同じメーカーの、一ケタ上のものを使われていて、結構有名なメーカーと知り、嬉しく思った経験があります。
(ちなみに、その楽器は、ニスがずっと濃く、板も厚めで、深い音がしていました。)

その後、数多くのチェロの方の楽器を見ましたが、Langの楽器を引いている人がいないところを見ると、Goshさんの言われるとおり、ブランドとして出まわっていないのでは?と思います。Semmlingerは、よく見かけるので、ブランドとしてそちらに統合されたかも知れませんね。正確なところは、ストラッドさんの見識を待ちたいところです。

参考にならず、恐縮ですが、私の意見は、以上のようなものです。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/04/16 14:19  ---107.96.175

いらっしゃいませ

Langのチェロですが、調べてみましたが10年前ごろからぱったり日本には入ってきていないようです。取り扱っていた卸業者さんに聞いてみたところ、会社の存在も今となって怪しいとの事なのでゼムリンガーに買収されたというのは事実のようです。
またそれに伴いLangのブランド名も消滅したようです。それでは!

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2004/04/16 18:27  ---211.206.162

3/4チェロ太郎さま、ストラッド店員さま、

 応答ありがとうございました。 やっぱりランクはなくなったのですね。 入門者として十余年世話になったブランドがなくなるのは残念な気もしますが、ゼムリンガーに引き継がれたものだと理解しておきましょう。
 (そういえば、製品ラインナップなんか何となく似ているような・・・・)

Q:いつも楽しませてくれます。
投稿者:りゅう     投稿日時:2004/04/15 23:06  ---131.10.156

いつもこのコーナーを欠かさず拝見しております。素晴らしい会話の場と思います。
弦楽器のなんと奥深い事かと と共に奏者の方々にはなんと悩み深い伴侶なんだろうと
も思います。なかなか満足が得られないがかといってすぐ取り替えられないし、選択肢が懐具合も含め広すぎるしネームバリュー、ブランドも欲しいだろうし、ほんとに困ったジャンルですね。御質問を見て感じるのは自分の楽器に満足していない方がたくさん
いらっしゃること、御自分で解決できないでいる方も多いのではと思うと孤独に悩み続けなお離れられない不思議な世界にかんじます。これがいいんでしょうが、、、
もう一つ感じるのは 製作者(日本にも素晴らしい製作家はたくさんいます。)に対する質問が見られない事です。また製作者からのお答えも見られないように感じます。
製作者や工房などかかりつけのお医者さんみたいな付き合いが希薄なんですね。
昨年製作者(アマチュアさん?)の展示会を覗く機会がありました。 とてもていねいな作りと素晴らしい音が響いていました。とかく古いもので名前の気になる世界ですが
現在日本の新作もいいものがたくさん在ると思いますが楽器店ではあまり見かけませんどうしてでしょうか?やたらな外国ものより信頼性あるとおもいますが、、、
ながめているだけでは申し訳なく感想を述べさせていただきました。活発なサイトに
してください。

投稿者:かめ     投稿日時:2004/04/16 07:12  ---196.104.75

>現在日本の新作もいいものがたくさん在ると思いますが楽器店ではあまり見かけません
>どうしてでしょうか?やたらな外国ものより信頼性あるとおもいますが、、、

それは、手工楽器が基本的には受注生産という形を取っているからだと思います。
現在、楽器店に並んでいるドイツやイタリアなどの手工楽器も、楽器店からのオーダー
によって作られているものが多いでしょう。

展示会などで日本の優秀な製作者の楽器を見ることができますが、あの楽器も、中にはは誰かに注文されて作ったものであったりします。それを展示会の時だけサンプルと
して出品し、新たな客を募集するのです。また、展示即売会の場でも合ったりします。
さすがに、その人がどういう楽器を作るのかも知らずに楽器の製作を依頼することは
できにくいですから・・・。

Q:表板の割れ
投稿者:Chizun     投稿日時:2004/04/14 05:26  ---188.139.41

たびたびお邪魔いたします。
以前も質問させていただいたChizunです。いまだバイオリンを探しております。
なかなかこれだと言うものが見つからず、決心がつかず、浮気心もおき、、、。バイオリン選びって本当に難しいですね。毎週違うバイオリンを持ってレッスンに通っているため、先生にもあきれられています。皆さんは何艇目くらいで決心がつくものなのでしょうか。探し初めてそろそろ2ヶ月、そろそろ決めないと、、と思っているのですが、ここでもうひとつ質問をさせていただいてもよろしいでしょうか。

この前楽器屋さんで弾いたモダン・フレンチ(Gustave Bazinと書いてありました)がなかなか素敵で、少し気になっています。しかし表板に割れの跡が見えます。(よーく見ないと分からないほどなのですが)バイオリンのボトムの部分からF字孔の先まで15cm近くの大きな割れ跡です。魂柱が立っているところから右に2cm程度です。表板の裏にはパッチ等貼っていないようなのですが、これは修理されている状態なのでしょうか。お店の人は「気づかなかった、、、」と言っているのですが、もちろん購入の際は無料で修理をしてから、とおっしゃってくれています。

このような場合値段にも影響があると思うのですが、割れ傷のないバイオリンとはどれほど違うものでしょうか。また、今後そこに新たな問題がでてくることがあった場合修理が必要になると終われますが、そのような可能性は大きいのでしょうか?

お答えいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

投稿者:かめ     投稿日時:2004/04/14 08:40  ---196.104.75

15センチほどというと、かなり大きな傷ですね。
本当に割れなのか、それとも木目の加減でそう見えるのか、心配な所でもあります。
ただ、魂柱から、2センチほどの所ということ。
もし、割れであったならば、購入は差し控えた方が良いと思います。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/04/14 14:21  ---205.81.160

いらっしゃいませ、

正確な事は見てみないと解りませんが、
まったく割れがない楽器に、実は割れが見つかったという場合ですね
お店や考え方にもよるので、一般的なお話ではないのですが
当店なら販売価格の2割から3割引きになると思います。(もともとのお値段も重要なポイントになると思いますが)

きちんと修理されるのであれば、今後はそれほど気にすることはないと思います。
それでは!

投稿者:Chizun     投稿日時:2004/04/15 07:55  ---190.83.12

かめ様、ストラッド様
ご回答をいただき、ありがとうございました。
どうも購入は控えた方が良いような気がします。
割れに気がつかなかったという楽器屋さんから購入するのが少し心配と申しますか、、、。考えすぎかもしれませんが。
いずれにしても、もう少し考えて見ます。ご助言ありがとうございました!!

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2004/04/15 10:35  ---107.67.60

率直に申しまして、割れに気づかなかったというのはうそでしょう。
気づかなかったとしてもプロとして同罪です。

Bazin, GustaveはCollin Mezinのもとで働いた人。1889−1920年Mirecourtで働いた。 Splendid examples of French work.とHenleyの辞書にありました。

魂柱近くの割れは大きなマイナスポイントになると思います。たとえ修理後としても買ったあとずっとそれが気になりますよ。安いものにはそれなりの理由があります。

私 9台目のVn でやっと気に入ったものに出会いました。そのVnも買った後、こんなものかなと思いながら、調整をするうち半年位経て、こりゃいいVnだと思うようになった次第です。実に最初のVnから25年かかりました。

楽器選びには 根気、 慎重さ、 厚かましさが必要と思います。疑問あるとき、不満あるときは絶対買わないこと。 自分の耳さえ信用できなくなることがあります。このときは今までの3−5倍位の予算のVnを借りてくることが耳の勉強によいと思います。買うかもしれないという意志は店に示さないといけませんが、あとでことわればよろしい。割れを説明せず売る店よりかわいいもんです。ご健闘を祈ります。

投稿者:Chizun     投稿日時:2004/04/15 20:10  ---30.255.113

鈴木珍事様

心強いコメント、本当にありがとうございました。妥協せずにもう少しだけ試してみよう、と力がわきました。1挺目で自分が100%満足できるものをと考えることには、無理があるのだとは思いますが、それでも今の自分の力量で、できるかぎり弾きこなせて、愛せるバイオリンを手に入れたい、と思っています。

皆様の御親切なアドバイス、いつも感謝しております。

Q:ラーセンの弦
投稿者:千菜     投稿日時:2004/04/11 18:01  ---198.175.22

友達からラーセンの弦をもらったのですが、どの種類なのかわかりません。(A,D,G,Cのどれかわかりません。)
2本あって、1本は、上が青緑、下も青緑で、もう1本は上が青、下も青です。
ラーセンの弦は初めて見たので・・・。どなたか教えてください。

投稿者:teku     投稿日時:2004/04/12 13:06  ---12.30.77

誰か書くだろうと思ってましたが、
出て来ないので、また、しゃしゃり出てしまいました.すいません。
楽器はチェロでしょうか(多分)。
ラーセンはテールピース側が黄色に紺色の巻き線です。自分のを見ました。
(使ってないけど)。
と言うことで違うと思います。
http://www.sasakivn.jp/~sasakivn/report/saitenschpan.htm
ここに弦の張力データがあります。その中にぺグ側、テールピース側の色の表示が
有ります。参考にしてください。
べつのサイトにも、テールピースの色分け写真が載っていたと思いますが、
URL忘れたので、すいませんが自分で探してください。
では

投稿者:千菜     投稿日時:2004/04/12 23:45  ---217.91.74

レス、ありがとうございます。でも、袋は確かにラーセンなのです。(茶色で、手が書かれていますよね??)なんで中身が違うのでしょうか。気になってしかたがありません・・・。ちなみにチェロです。書かなくてすいません。どなたか知っている方いらしゃいませんか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/04/13 00:05  ---115.116.101

色分け写真のある、ホームページは下記でしょう。
http://www.shirakawaviolins.co.jp/strings/index.html

弦は、明確に新品でしたか?
ラーセンに張り替えた時に、それまで本体に張られていた弦をその袋に入れた可能性が高いように思います。

投稿者:teku     投稿日時:2004/04/13 16:41  ---12.30.77

またまたですが、
青―青で太さが0.76mm(細い)だったら鈴木の純正Aではないでしょうか。
張力データのところに弦の太さがありまして、色の組み合わせとで、推測します。
スチール弦だと、A線は0.7mm前後です(EVA-PIRAZZIは1mmで太めですが、
またガット弦のオリーブは1.1mmで非常に太いです)
D線はスチール弦だと0.9−1.1mm程度です。
G線は1mm−1.3mm程度
C線は1.4−1.6mm程度が多いです。ノギス、かマイクロメータがあれば簡単に
計れるのですが。
もうひとつはプリムのD線で深緑―深緑という想像をしました(直径が0.971mm)。
以上、あくまでも予測ですので、間違っていても恨まないでください。
それと張って調弦する時、1音半以上上げると切れる可能性が出てきますので、
気をつけてください。

投稿者:teku     投稿日時:2004/04/13 16:49  ---12.30.77

teku  投稿日:2004年04月13日(火) 16時47分 ---.12.30.77

一部勘違いしてました。
青―青はA,D,G,Cのどれかの鈴木かも(A,D,G,Cは太さで想像するしかないと思います)
青緑―青緑 プリムD?
だんだん自信がなくなってきましたが、やはり太さで想像するのが一番では!

投稿者:千菜     投稿日時:2004/04/15 17:19  ---4.78.218

こんにちは。みなさんレスありがとうございました。
細さを測ってみたら、A線とD線でした。今度、友達にどうなっているのか聞いてみようと思います。
演奏会が近いので、楽器の状態には気をつけようと思います。(チェロを置いている部室が、高温でとんでもないことになっているので。)
本当にありがとうございました。

Q:Carlo Vettoriについて
投稿者:山の上     投稿日時:2004/04/12 16:33  ---32.175.138

Carlo Vettoriというバイオリン製作者について教えてください。
コンテンポラリーのイタリアの人らしいのですが。
また、相場としてはどれくらいになるのでしょうか?

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/04/13 16:57  ---205.147.178

いらっしゃいませ、

Carlo Vettoriさんですが、過去に私が調べた記述がございますのでお読みください。
過去ログ検索で「Vettori」と入力すると出てきます。
相場は、コンテンポラリーの相場は難しいのですが小売価格では100〜150万位だと思います。それでは!

投稿者:momo     投稿日時:2004/04/15 14:25  ---32.175.138

先日あるお店でCarlo Vettoriのバイオリンを弾きました。
どういう人か私も知らないのですが、
オールドっぽい仕上げで、音も新作っぽくなく、
やわらかく、よく響く感じでした。

ただ・・・お値段が250万円以上していたように記憶しています。

同じ作者が作った楽器でも、オールド仕上げで良い音が出るために
(作者が差をつけるのか、お店が差をつけるのかわかりませんが)
高くなっていたりすることもあるのでしょうか?

作者の情報も含めて、どなたか教えていただけると助かります。
よろしくおねがいします。

Q:背もたれ型のチェロスタンドの長期的な使用で悪影響は無いでしょうか?
投稿者:教授     投稿日時:2004/04/14 16:11  ---53.248.253

初めて質問させていただきます。(既存Q&Aに同種Qが有るかもしれませんが不明です)
いつも誠心誠意にご回答される姿勢に、敬意を持って回答拝見させていただいております。

チェロビギナーで、最近、背もたれ(T字形)式チェロスタンドを使用する事としましたが、
長期間のスタンド使用は、チェロの形状その他に悪影響を与えることは無いのでしょうか?

また、エンドピンを伸ばしての立ち置き保管で使用したほうが良いのでしょうか、あるいは、
少しはエンドピンに負荷がかかることを考えると、エンドピンは内包したままのほうが良いのでしょうか?

スタンドに立てかけるだけと考え、ぜんぜん気にしなくて良いのでしょうか?

ちなみに、楽器はJ.F.Shuster 330 ですので、それほどまで保管に気を使わなければいけないグレードではないものと認識していますが、考え方として間違っているでしょうか?

よろしくご教示ください。

投稿者:まみ     投稿日時:2004/04/14 18:23  ---126.104.62

せめてソフトケースにでも保管しないと湿潤や乾燥による影響が激しすぎると思います。
知り合いの学校のチェロで、ケースが買えなくて仕方なしにむき出しにしていたら
冬のある日、チューニング中にチェロが真っ二つになったと聞きます。

投稿者:ゆりか     投稿日時:2004/04/14 18:51  ---158.158.81

たまに、裏板の真ん中あたりに4x3cm程度の四角いニスの不整な部分があるチェロを見ます。私の古いのもそうなのですが、これはスタンドのもたれる部分のゴムが溶けるか、ニスが溶けるかしてついたものです。ニスが軟らかい場合はそうなる可能性があるので気をつけた方がいいと思います。私は、背もたれの部分のゴムには乾いたタオルでカバーしています。これも、ニスが軟らかすぎた場合には意味は少ないでしょう。確かにケースにしまう方がいいかもしれませんが、出し入れが面倒ですし、頻繁に出し入れするのであれば、湿度はケースの中も外も変わらないにではないかと思っていますがどうでしょう。私は2台のチェロを数年間出しっぱなしにしていますが、明かな変化には気づきません。乾燥にはもちろん注意しています。しかし、真っ二つは怖いですね。
それから、或る会社のスタンドはチェロを挟む幅がチェロの厚みと同じくらいしかないので、金具で表板に傷を付けてしまうことがあります。某オークションで購入した私の失敗談です。

投稿者:教授     投稿日時:2004/04/15 14:02  ---53.248.253

まみさん、ゆりかさん コメント有難うございました。

楽器真っ二つにはビックリですが、温湿度管理がある程度必要ということは
理解できます。

背もたれ部ゴムとニスの相互作用で溶ける事については知りませんでしたので、
ご教示のタオル利用を早速取り入れさせていただきます。

で、お二人のご意見からすると、スタンドに保管する場合も(ソフト)ケースに
入れてという事と理解しておりますが、その理解で間違い有りませんでしょうか?

温湿度管理については、通常の家庭での室内保管の場合は、どのように管理すれば
真夏も真冬も問題無く保管できるのか、ノウハウのようなものが有れば教えていた
だけませんか? ハードケースに入れておけば、特段の管理は不要なのでしょうか?

エアコンに加え、室内用の除湿器、加湿器が必ず必要ということでしょうか、
エアコンのコントロール範囲で十分という事でしょうか、ご経験から、これは
やってはいけない、などの知見等があれば教えていただけると有難いです。

Q:練習時間について
投稿者:考える人     投稿日時:2004/04/12 12:07  ---216.2.217

僕は今年中学生になりました。バイオリンをやってます。
今までは練習もいい加減でした。
音高や音大はいくつもりはありません。教育学部の大学に行くつもりです。
この3年間自分に挑戦しようと思います。基礎練習から逃げていました。
毎日、普通に家で練習すれば最低でも1時間くらいのメニューです。
バイオリンを専攻し音高や音大を目指す人はもっとやるんでしょうね。
先輩の皆さんの経験談聞かせてください。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/04/12 16:18  ---205.147.178

いらっしゃいませ、

私は大人になってから始めました。自己流で何年か練習しましたが上達しないので、今年から近所の教室に通っています。レベルがまったく違うので参考にならないと思いますが、仕事の関係上やはり一日1時間練習するのが精一杯ですね。それでは!

投稿者:rio     投稿日時:2004/04/12 19:23  ---225.25.226

私の場合ですが、4歳〜小学生の間(事情があって一時Vnをやめるまで)は、
平日は、朝起きて1時間、夕食前に1〜2時間、夕食後1〜2時間。レッスンのあるときは、夕食前の練習はなし。Vnの他にピアノを毎日1時間。
日曜日は、朝起きて1時間、朝食後2〜3時間+ピアノ1時間、夕食後1〜2時間程度の時間を割いていました。
一生懸命していましたが、親としてはお稽古のひとつという位置付けでした。(私自身は音大に行くのを夢みていましたが、当時の先生からプロとしての大成は難しいと言われていたようです)
社会人になり30過ぎで、再開した私は、「できるときにやる」というだけで、マイペースで楽しみながら楽器と戯れています。(ちなみに今年の正月に怪我をしたので、年内は楽器を弾けそうにありません)

なお、音楽家を目指し、最終的には渡米した友人は私より2〜3時間多く練習の時間に割いていました。また、Vn、ピアノだけではなく発声も学んでいて日曜日も忙しそうだったと記憶しています。

考える人さんは中学生とのこと
本業のお勉強の支障にならない程度に、Vnの時間を割くといいと思います。また、できればVn一辺倒ではなく、ソルフェージュも一緒にお勉強した方がいいと思います。
そして、Vnの技術向上も重要ですが、弦楽器に限らずにまたジャンルにとらわれず、たくさんの音楽に親しみ刺激を受け、自分自身の知識の幅を広げることが、個性(キャラクター)を伸ばす基礎になると思います。

楽しみながらがんばってください。

ではでは

投稿者:ぼこ     投稿日時:2004/04/12 22:49  ---189.147.123

考える人さん
今年中学生になったばかりというのに、しっかりした考えをお持ちで、すばらしいですね。
自分の息子も今年中学に入りましたが、受験のため1年半バイオリンから遠ざかっており、1ヶ月前からレッスンを再開しましたが、本当にバイオリンを続けたいのか、本当はやめたいんだけど親に悪くて続けているのはわかりません。

自分の中学時代は、クラブ活動以外に室内楽団が学校にあり、バロックの弦楽合奏を弾いていました。普段の練習は1日1時間程度でしたが、中学3年頃よりクラシック音楽に目覚め、学校から帰ってくると夕食まで1〜2時間、夕食後宿題が大変でなければさらに2時間ぐらい弾いていました。
自分もrioさんと同じで,音大に行くのを一瞬夢みましたが、当時のバイオリンの先生からプロとしての大成は難しいと言われ、あきらめました。でも今ではバイオリンを仕事としないで,趣味で続けられていることに感謝しています.

音大以外の大学に進むならば,やはり目指すは大学オケのコンマスやトップかと思います。受験の偏差値と大学のオーケストラのレベルはわりと一致するような気がします。(医学部などの単科大学は違いますが) レベルの高いオケで弾けると、自分の音楽がさらに深くなります。勉強も頑張ってレベルの高い大学オケに入ってください。

投稿者:goett     投稿日時:2004/04/13 07:09  ---113.44.235

rioさんのおっしゃる最後の数行、大切と私も思います。
まずは楽しむこと。
そして、音楽ももちろんですが、これだけにとらわれずいろいろな体験をして、
自分自身の幅を拡げて欲しいなあと思います。
偏差値とか、大学で何をとか、そういうことはもっと先でもいいですね。

投稿者:勉強中     投稿日時:2004/04/15 00:57  ---134.124.148

便乗投稿ですみません。
皆様の投稿を読んで、その通りだな・・・と思いました。
私も今楽しみながら楽器と戯れていますが、今まで楽器の練習をしてきた結果として今があること、音楽を心から楽しめること、教えてくれた色々な人や、なによりも物心つかなかったころ私に音楽のすばらしさを教えてくれた両親に心から感謝しています。
rioさんのおっしゃるコメント、勉強になりました。

投稿者:rio     投稿日時:2004/04/15 01:19  ---132.183.143

考える人さんへ

私が中1のとき、中学校の音楽の先生から紹介してもらい、良い意味でショックを受けた本を紹介します。それまで触れる事のできなかった音楽をこの本で知り、音楽の奥深さを幼いながら感じた本です。それほど難しくないので、もし機会があれば読んでみてください。

書名:東洋の音楽 − 比較音楽学的研究
著者:ロベルト・ラッハマン
訳 :岸辺 成雄
出版社:音楽之友社


ついでに今読んでいる音楽関係の本は以下の本で、なかなか読みごたえがあり、「ほほう」と感心しながら読んでいます。

書名:16世紀の実作に学ぶ 古典純粋対位法
著者:サルヴァトーレ・ニコローシ
訳 :幣原 映智
出版社:音楽之友社

Q:バイオリンの製作者について
投稿者:春菜     投稿日時:2004/04/13 07:56  ---110.61.13

はじめまして。
いつもこちらで勉強させていただいております。
良い掲示板を提供していただきありがとうございます。

投稿ははじめてなのですが、
バイオリンの製作者についてご存知でしたらお教えください。

ラベルには Josef Metzner Sachsen 1920 とあります。

調べてみて今までに判ったことは、
Sachsen はドイツのザクセン州であること、
スペルは少し違いますが
Joseph Metzger というハンガリーの製作者が
1918-1936年までGroyというところで働いていたこと。

私は思うには、ハンガリーの方がザクセン滞在中に製作した楽器に、
ドイツ語表記のラベルをつけたのではないかと思うのですが、
phをドイツ語でf、gをドイツ語でnと表記することはあるのでしょうか?

あるいはまったく別の、ドイツ・ザクセン在住の製作者のものなのでしょうか?

なにか判ることがあれば教えていただけると幸いです。

投稿者:友人     投稿日時:2004/04/13 14:38  ---97.124.249

一応、William Henley の Universal Dictionary of Violin & Bow Makers と、
Karel Jalovec の German & Austrian Violin-Makers は調べたのですが、
どちらにも載っていませんでした。
20世紀のドイツ近辺の詳しい資料をお持ちの方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。

投稿者:ヴァイオリン下手の横好き     投稿日時:2004/04/13 17:57  ---115.109.122

作者については何の知識もないのでお役に立てないと思いますが、ドイツ語でJosephのphはドイツ語ではfと音価が同じなのでありえます。FotoともPhoto(いずれも写真)とも綴りますから。またMetzgerはハンガリーの言葉で同じものがあるかどうか分かりませんが、本来ドイツ語でしょう。「肉屋」という職業名に由来する名前ですね。名前から言ったらドイツ人の名前ですね。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/04/13 23:07  ---115.116.101

Metzner という姓のドイツの製作者(ヴァイオリン工場のオーナー含む)は、Karel Jalovecの楽器製作者辞典に3人ほどのっていましたが、残念ながらJosef という名前の人はのっていません。

Josef という表記は結構見かけるように思います。(私にとっては、Josephよりも見慣れた感じがします。)

有用な情報ではありませんが、ご参考まで...

投稿者:春菜     投稿日時:2004/04/14 21:19  ---110.61.13

下手の横好き様、弦喜様、レスありがとうございます。
上記以外の製作者辞典があるようでしたら、
Josef,Joseph,両方のスペルで、ドイツ・ザクセンの製作者を
あたらめて調べてみることにします。
参考になる情報をありがとうございました。

Q:楽器の作者についてお尋ねしたいのですが。。。
投稿者:あた     投稿日時:2004/04/12 17:36  ---19.126.4

ビオラを始めて2年目の初心者なのですが、最近イタリア製のクレモナで2002年に作られた楽器を購入しました。値段は80万円弱ぐらいでした。作者名は、F.Gandolfiと書かれています。私はこの楽器を気に入っているのですが、自分で作者について調べてみても、情報が得られなかったので、誰かご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけると、とっても嬉しいです。よろしくお願いいたしします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/04/13 17:02  ---205.147.178

いらっしゃいませ、

クレモナの製作学校卒業名簿にFilippo Gandolfiの名前がありました。卒業は1995年のようです。それ以上の情報は今のところ見つけることは出来ませんでした。
それでは!

Q:ヴァイオリン弓の長さについて
投稿者:ku-     投稿日時:2004/04/11 21:49  ---197.216.180

はじめまして。
いつも、いろいろと勉強させて頂いています。

弓の長さには1センチほど物によって差があると思うのですが、弓を選ぶ基準として、体が小さい自分としては、長めのものを選ばない方がよいのでしょうか?
自分の持っている本体は少し大きめのため、(小さめの楽器を弾いてみて気づいたのですが)弾きにくいような気がします。
基本的には、バランスが大切なのは分かっているのですが、もし、そのようなことがあるようでしたら教えていただけると嬉しいです。宜しくお願い致します。

投稿者:ku-     投稿日時:2004/04/11 21:56  ---197.216.180

ちなみに、気になっている弓の長さが75センチでした。

投稿者:素人     投稿日時:2004/04/12 12:25  ---97.176.221

こんにちは。
腕が短くても、楽器の構え方をちょっと変えること(例えば体の中心側に近づけて構える等の工夫をすること)で、弓先まで使えるのではないでしょうか。
弓の長さはあまり気にされなくてもいいと思います。
あくまでも素人の意見ですが。

投稿者:いちこ     投稿日時:2004/04/13 02:31  ---197.216.180

素人様。
ご丁寧に有難うございます。
いろいろと工夫してみます。参考になりました。