Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:ヴァイオリンの弦
投稿者:つばさ     投稿日時:2004/06/07 00:31  ---132.28.46

いつも、興味深く読ませて頂いております。
友人と話していて、E弦には、ボールとループがありますが
この違いはなんだろう?という話になりました。
初心者が良く使っているのはボールで
プロが使っているのはループが多い様に思います。
音色などで差があるのでしょうか?
先生に聞くと、使ってる弦にはループしかないから(^^:)
という言葉が帰って来ましたが・・・
あまり、納得できる答ではありませんでした。
アジャスターも変わりますから、音色や共鳴に
変化があるのでは?と思って試して見ましたが
ボクの耳では違いがわかりませんでした(T-T)。。。
この掲示板には、経験豊かな人が多くおられると
思いますので、御意見を聞かせて頂けますでしょうか?
よろしくお願いいたします。

投稿者:ゆきこ     投稿日時:2004/06/07 01:04  ---117.65.77

便乗させてください。
私もヴァイオリンが上手な人のE線はループが多いと思います。実際のところ、ループエンドかボールエンドかで音色や響きは変わるものなのでしょうか?
好奇心でループ用のアジャスタに変えたことがありますが、3日くらいでアジャスタに引っ掛ける、わっかの部分が切れてしまいました。それ以来、ずっとボールエンドです。

投稿者:rio     投稿日時:2004/06/07 11:28  ---188.70.156

アジャスターは、特殊なものを除くと、アジャスター内蔵式テールピース、FIX式、HILL式があり、アジャスター内蔵式テールピースはボールエンド、FIXはボールとループ、HILLはループ(ボールも使えるものもある)が使える世になっています。

一般に、アジャスター内蔵式テールピース<FIX式<HILL式 の順で上級者好みと一般にはされているようです。それゆえ、弦メーカーも上級者が使う弦にループを多く設定するのだと思います。
なお、LES BOIS 社からは、かなり高級なアジャスター内蔵式テールピースがあり、これは高価なので「上級者向け!」という感じがします。個人的には、LES BOIS社のEのみアジャスター内蔵のテールピースは使用してみたいです)

弦のメーカーもこのあたりの志向を踏まえて、ループ、ボールの区別をしているのかなぁと思います。だから、ループは上級者以上が選択する弦に多いのだと思います。

FIXとHILLでは私の楽器の場合、明らかに音色が変わりました。HILLのほうが好みでしたので、HILLを使っています。たぶん駒からテールピース間での距離が変わるのが
影響していると思います。

またループのほうが、Eの反応が幾分か早く感じます。

音色的にはループ&HILLが良いと思いますが、調弦しやすいのはFIXまたは内蔵式なので、初心者の方には私は廉価なテールピース内蔵式またはFIX式をお勧めしています。

HILLタイプは、ゆきこさんの御指摘のとおり、弦のあたる部分の仕上げ状態が悪く切れやすいものがあるので、私は、アジャスターを購入したら弦の当たる部分を、細かい水やすり(水の中で使う目の細かい金属用紙やすり)で軽く磨いてから使用しています。この簡単な処理をしているので、私は一度も弦がこの部分で切れたことはありません。たぶん、工房等専門家の方につけてもらえば、このような処理はやっているでしょうし、ゆきこさんの場合、「お店で買ってきたものをそのままつけたのでは?」と思います。FIXでもループをかけるときは、水やすりで弦の当たる面を処理したほうが良いと思います。

なお、ウイットナーのHILLタイプのアジャスター用に、別売りで弦切れを防ぐプラスチックのエッジガードを売っていますので、これを選択するのも簡便で良いと思います。

以上ご参考まで。

投稿者:みみ     投稿日時:2004/06/07 12:27  ---13.138.250

ご参考までに

  http://www.sasakivn.jp/~sasakivn/qa/ballroop.htm

にも解説があります。

投稿者:おんぼろ     投稿日時:2004/06/07 14:45  ---230.204.197

つばさ さん こんにちは。
私はかつて、A線についてくる駒の溝ガード用の黒いパイプをドライヤーであたためて、
その場所へはめたことがありました。
効果はありましたが、何度か使っていると食い込んで、見た目もボロボロで雑音の元に
なりそうでそれ以来やってません。時々取り替えれば結構良い方法と自我自賛してます・・・。

ところで、この件でストラドさんに質問です。(つばさ さん、皆さんすみません)
駒のE線部分に貼ってくれるあの「皮」?を張るとどうなんでしょうか。
また、別の質問になってしまいますが、A線の駒の部分にこの「皮」?を張ると音に影響
ありますか?。あの黒いパイプ使いたくないのですが・・。

投稿者:rio     投稿日時:2004/06/07 16:23  ---188.70.156

おんぼろさん こんにちわ

STRADさん 私が教えてもらったことと、STRADさんの意見が違っていたらごめんなさい。

私は、初めてHILLタイプを使ったとき、弦が切れてしまいました。
自己流の対策として、最初はそこに駒のE線に部分に食い込み防止に貼る革を工房から分けてもらい、自分で貼って使っていました。(工房の人には使用目的は教えていませんでした)
この加工では、最初はいいのですが、3〜4回弦を交換すると次第に革が切れてしまい用をなさなくなってしまいました。
あまりに短期間に切れてしまうので、工房の人に相談したところ、
「楽器の部品は、そのまま使うことはほとんどありません。アジャスターの場合、弦を引っ掛けるところは切れにくいように、滑らかに加工し、ねじ等の可動部分は鉛筆の粉や蝋や石鹸やペグコンポジション等の潤滑剤をつけて滑らかに動くようにするんだよ」と教えてもらいました。
工房の人にチェックしてもらって以降、E線が切れることは一度も経験していません。

投稿者:Renko     投稿日時:2004/06/07 16:29  ---186.18.5

私もアジャスターについて聞きたいことがあります。
HILLタイプのアジャスターに替えようと思いましたが、職人さんに黒檀のテールピースにはFIXのほうがいい言われました。
一般的にテールピースの材質によって向き不向きがあるものなのでしょうか?

投稿者:まみ     投稿日時:2004/06/07 20:37  ---148.146.57

私も一度、Hillタイプを使って切れた経験があります。
切れたのはHillタイプに替えてからだいたい三ヶ月後でした。
調整に出して、帰ってきた楽器を弾こうと思い、A線をチューニングしているときになぜかE線が切れてしまいました。
それでアジヤスターをよく見ると、やはり食い込みのキズありました。
やっぱり、みずやすりで滑らかにしました。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/07 22:11  ---115.115.226

もともとの質問からははずれてしまいますが、一言。

少し値段ははりますが、ゲッツのゴールドがおすすめです。
http://shop.fstrings.com/accessory.asp?inst=vn&id=181GO011

Hillタイプでは、回す部分が小さいために回しにくいものが多いのですが、ゲッツのゴールドは大きめで指に馴染みますので、スムーズにチューニングできます。
また、私はよく使う楽器数台にはすべてこのアジャスターを装着していますが、いままでアジャスターが原因でE線が切れたことはありません。

すべて、購入した状態のものをそのまま自分で装着しただけで問題なく快適に使えています。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/06/08 12:07  ---205.147.99

ループかボールか、当店店主は断然ループ派です。理由は軽い、見た目がすっきりだからです。
ただ当店のパートナーであるクラウディウ氏はボール派です。彼は物凄い力持ちなのでループだと切れやすい為、「本番中に切れるのが怖い」というのが理由です。

駒の皮を、引っ掛けるというのはやったことがないのでなんとも言えませんが、多少効果はあると思えます。

またA線に皮を貼るということはあまりありませんが、スチール弦などお使いで、駒が食い込むようですと、音色に影響が出ますので、付けた方がいいと思いますが、食い込まないのであればわざわざつける必要はないと思います。それでは!

投稿者:ばよりん中毒     投稿日時:2004/06/08 20:11  ---139.40.119

プロのソリストでもたまにFIX型&ボールエンドを使っている方がいらっしゃいますね。
F.P.ツィンマーマンさんなど。。。
「The Art of Violin」ではオイストラフが、E線とA線にFIX型をつけていました。
彼らはクラウディウさんと同じように力持ちだからなのでしょうかね?
なんとなくかっこいいな・・・などと思ってしまいます。

私もHILL型では、ゲッツのアジャスターが使いやすいと思います。またゲッツのアジャスターを使うと、多くのテールピースでE線もテールピースのサドル上に乗っかります。(つまり駒からテールピース側の弦の長さが他の線と同じになります。)
このため、知り合いの職人さんはゲッツの方が高い倍音が出やすい、と言っていました。(私にはそこまでの違いはわかりませんでした。)

ただ、ゲッツのアジャスターはツメの部分がタテに長く、一部のテールピースでは弦を通す切り込みの長さが足りずにうまく装着できなかったり、装着できても調弦できるピッチの範囲が狭くなりすぎたりします。このような場合には、ウィットナーのHILL型の方が向いていると思います。

投稿者:つばさ     投稿日時:2004/06/08 22:53  ---132.28.59

皆さん、コメントありがとうございました(^^)
途中で、はじめの質問から外れてしまいましたが・・・。
興味ある内容なので、参考になりました。
ループの方が反応が幾分か早く感じられる。
軽い、見た目がすっきり・・・
反面切れやすいという事がわかりました。
音色は、変わらないのでしょうか?
ボクも、まだまだ、初心者の域を出てませんし
アジャスターを替えて日が経ってませんので
もう少し様子を見て(聞いて)みたいとおもいます。
ありがとうございました(^^)

Q:夏に向けてのバイオリンの環境
投稿者:りん子     投稿日時:2004/06/05 23:56  ---23.4.4

いつもありがたくこちらの掲示板利用させて頂いています。
今回は、これからの季節のバイオリンの環境が気になり投稿しました。
外出時に窓を締め切った部屋にバイオリンを置いているせいか、
ある日仕事から帰ってきて弓を見ると
緩めていた弓がパンパンに張っていました。
その次の日はA線のペグがゆるんで弦がよれよれに緩んでいました。
そのうち楽器本体もどうにかなってしましそうで心配です。
暑い季節にはどんな環境でバイオリンを保管すればよいのでしょうか。
弓は普段より使用後は緩めておくとか…


どうぞよろしくお願いします。

投稿者:かめ     投稿日時:2004/06/06 07:03  ---196.104.75

もし、日中、家に誰もいないのなら、家の一番涼しい部屋(場所)へ楽器を移動して
下さい。また、直射日光に当たる可能性のあるような場所に楽器を置かないように。
なるべく風通しの良い部屋へ置いて下さい。

また、楽器をつり下げておくなんて言う人もいますが、ケースの中に入れておくの
なら、ケースを毛布などでくるんで熱の上昇を避けるのも良いでしょう。

弓は必要以上に緩める必要はありません。緩めておいた弓がぱんぱんに張ってしまった
ということは、熱で水分が蒸発してしまったのでしょうが、普段から緩めていらっ
しゃるようなので、楽器に熱が加わらないように考えれば大丈夫だと思います。

投稿者:杏     投稿日時:2004/06/06 09:21  ---209.208.163

関東の方でしょうか.

この2週間ほど,湿度変化が異常に激しいです.夕方湿度80%翌日昼には30%とか..弓が張るのもペグが緩むのも,温度よりは湿度のせいではないでしょうか.

弓は湿気っぽい日に弾いたら少し緩めすぎまで緩めています.ずーっと雨なときは気にしませんが,翌日晴れそう,であれば,すこほつれるくらいまで.ペグはこの時期仕方ないので,練習後にしっかり差込を確認します.もともと調子が悪い場合はテールピースの下薄い布(気休め.傷よけ)敷いておきます.アジャスタの下の出っ張りが少ないようにペグを中心にして調弦しています.

温度は,,量産なので気にしてません.ヴィオラを10年放置したときも,締め切ったマンションの北側の部屋で夏越ししていましたが,それで故障はなかったです.学生オケでエアコンなしで練習していましたし,,
 でも,オールドを持っている知り合いはクーラーかけっぱなしだと嘆いていました.

投稿者:りんこ     投稿日時:2004/06/06 13:36  ---23.4.4

かめさん 杏さんコメントありがとうございます。
私はバイオリンがいつでも、気軽に弾けるように本棚の空いている
スペースに置いています。
弓は長い押しピンをフックのようにつかい
そこにぶら下げていました。

これからはなるべくケースにしまいます。
ケースに仕舞うことは温度差から楽器を守れても
湿度からは守れないきがしますが・・・

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/06 18:27  ---115.115.226

日本の夏はきびしいので、お年寄りと赤ん坊に対しては、閉めきって暑くなる部屋では健康を害するので、風通しをよくするか、あるいはエアコンが必要です。楽器も同様で、オールド楽器と、新作手工品でニスの充分乾いていないものに対しては、温度・湿度管理を間違えると、ひどいことになります。

お持ちの楽器が上記のような新作の場合、ケースにいれた状態で温度があがると、ニスがとけた時に、ケースの布の模様がニスについたり、線維がニスに入り込んだりすることもありますので、ご注意ください。

かための速乾性アルコールニスで仕上げられた量産楽器は、温度に対して含め頑丈さが取り柄ですので、人が普通に耐えられる温度であればそれほど気をつかわないでよいのではないでしょうか。

私の住居は、マンションの最上階の角部屋のため、窓を閉めきった状態にすると建物からの熱で外気温よりも室温が上がり、また夜もなかなか温度が下がりません。ですから、夏に宿泊を伴う外出をする場合は、楽器類を一部屋に集め、エアコンをゆるめにかけつづける状態にしていきます。

投稿者:かめ     投稿日時:2004/06/06 19:01  ---196.104.75

>ケースに仕舞うことは温度差から楽器を守れても
>湿度からは守れないきがしますが・・・

いえいえ、十分に湿度からも守りますよ。
大切なのはケースの表面温度を上げないということです。
表面温度が上がると、熱がケース内にこもってしまい、
表面の温度が下がっても中は一度上がった温度が下がりにくくなりますので。

なので、ケースの上から毛布などの厚めの布をかけておくことをオススメしたのです。

もちろん、室内の温度上昇を防ぐことも必要ですが、一日中エアコンをかけっぱなしに
するのも大変ですから。

投稿者:セイジ     投稿日時:2004/06/07 00:24  ---143.61.6

楽器の保全に影響を及ぼす要素は、ニスが溶ける場合のように温度も関係しますが、自動車内に置くようなことでもなければ、注意すべきは湿度の急激な変化でしょう。

空気の流れが悪い空間で温度が上がった場合、
空気が膨張して相対的に湿度が下がり異常に乾燥する場合があります。
そのような湿度変化の繰り返しは木材に悪影響を与えます。
(緩慢な湿度の変化なら、それほど恐れる必要はないでしょう)

ケースに入れておくか否かは、一概にどちらがいいとも言えませんが
私はケースは楽器を持って移動する時の道具だと考えています。
そのため、持ち運びには不便なのを承知で、頑丈で重い木製のケース
(ヤーガー、ムサフィアなどの製品)を使用しています。

発砲スチロール製の軽量ケースの場合は、ケースに使用された木材が湿度調整を
するような機能は期待できません。

ケースを布でくるんだ場合、布に吸着された湿度がこもる場合があります。
断熱効果を期待するなら、吸湿性のない材料を使用した方が賢明です。

投稿者:QB     投稿日時:2004/06/07 11:00  ---9.46.177

私も楽器は普段はケースに入れていません。そして温度よりも湿度に気を使います。。
温度については、人間が不快に感じない程度の温度の範囲内であれば、楽器もそうそうダメージを受けることは無いと思います。

ぜひ、比較的正確な湿度計を買い、普段楽器を置いておく部屋につけることをお勧めします。
湿度計を買う という行為だけで、ずいぶんと気のつかい方が変わりますよ。ホント。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2004/06/08 11:58  ---162.189.191

1.乾燥、2.高温、3.湿潤の順に ヴァイオリンにとって悪条件です。

私はこうやってます。

秋〜冬〜初夏は壁につるして保存し、非常に空気が乾燥したときは 部屋に加湿器を使うか、
濡らしたティッシュなどを入れて木製ケースに保存します。エアコンは酷暑時に29度くらいの設定で
付けっぱなしにします。


室温が高くなく雨が降っている位ならあまり気にしません。除湿は酷暑時のエアコン以外
する必要ないと思います。

持ち歩きだけ 発砲スチロールのケースを使いますが、暑い環境に楽器を取り出す
とき楽器が冷えてないよう注意します。寒い部屋に取り出すときは大丈夫。

職場に持っていくことがありますが、異様に乾燥してますので ロッカーに水を含ま
せたスポンジを置いて ケースのままロッカーに入れてます。

たしか、ヴァイオリン用保管ロッカーみたいなものも売ってたと思います。

投稿者:ばよりん中毒     投稿日時:2004/06/08 20:25  ---139.40.119

空気が乾燥するとペグが緩みやすくなったり、逆に湿度が上がるとペグが固くなったりするのはよく体験しますね。

あと空気が乾燥している時期と湿度が高い時期で、弓の毛が張りすぎたり伸びすぎたりというのは悩みのタネですね。古い弓を持っている知人は必ず乾燥期仕様と湿潤期仕様で毛替えをするそうです。

ところで楽器にもよるようですが、主に湿度の影響で楽器の表板や裏板が微妙に変形して魂柱のきつさが最適でなくなることがあるようです。行きつけの工房の職人さんによれば、こうした場合には季節の変化に応じて魂柱の調整をしたほうが良いとのことでした。

みなさんの楽器はいかがですか?

Q:弓の箱について
投稿者:ヒロ     投稿日時:2004/06/07 19:53  ---11.81.240

 弓元にくっついている箱の取替えって可能ですか?

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/06/08 11:36  ---205.147.99

いらっしゃいませ、

可能です。それでは!

Q:このヴァイオリンについて
投稿者:Curious     投稿日時:2004/06/06 23:33  ---8.13.117

はじめまして

昨年から15年ぶりに再びヴァイオリンを弾き始めました。
とても楽しく、なぜこんなに長い間離れていたのかと悔やまれます。

ところで、20年前くらいに何もわからずに買ったヴァイオリンを今
でも使っていますが、自分の楽器のことなので是非知りたいと
思って、お尋ねします。

ラベルにはEmile Germain a Paris Faubourg Montnartre 1886(1896?)
とあります。
この楽器について小さなお話でもいいので聞かせていただければ嬉しいです。

よろしくお願いします。

投稿者:Emile Germain     投稿日時:2004/06/07 00:46  ---111.189.185

Curious様はじめまして。
私も同じ製作家のヴァイオリンを所有しています。私も随分調べて、このBBSでも質問しましたので、過去ログ検索で「Emile」あるいは「Emile Germain」と入力すればご覧になれると思います。
また、ユニヴァーサル・ディクショナリーの記載内容を書き出しておきます。

Born at Paris ,1853.Son on Joseph Louis. Apprenticed to the trade at Mirecourt,
1865.Succeeded to father's business at Paris, 1870. Went into partnership with
Dehommais until 1882.Worked alone,1882. Died 1933. Produced about 50
instruments yearly entirety parsonal.Modelling and workmanship worthy of
analysis and comparison with any French examples.At no point do we see any
desire for eccentric distinction.£30(1925).Dehommais was an amateur who
experimented in varnish. This being laid on the inner side and practically served to merely alcoholise and impregnate the wood for premature ageing,etc. About 100 instruments were made during the partnership of ten years. Awarded
Exhibition medals and diplomas. £80,1959.

Q:よい楽器の探し方
投稿者:はる     投稿日時:2004/06/06 22:17  ---47.221.242

初めまして。はると申します。
高1になり部活(管弦楽部)で、violaを始めました。うまくなりたい一心で、楽器の購入を考えています。しかし、どのようなものがよいか分かりません。近い楽器店となると、ヤマハなどのお店になってしまいます。(群馬在住です)そのようなところの楽器は、どうなのでしょうか。自身の購入方法、お勧めのもの、また購入に当たってのアドバイスがありましたら、お願いします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/06 22:49  ---115.115.226

ヴァイオリン族の楽器は、数千円のオモチャのようなものから、数億円のストラディヴァイウスまで、ほんとうにピンからキリまでの楽器が存在します。

購入にあたって最低決めておかねばならないことは、下記の通りです。
1)予算の上限
2)楽器、弓、ケース、その他肩当てなど付属品のうち、どれだけをその予算で購入するのか
3)近い将来、うまくなったらもっとよいものに買い換えるつもりなのか、最初からかなりの腕になるまで使えるものを買うつもりなのか

これらがはっきりしないと、選択肢が広すぎて、アドバイスも難しいと思います。
少なくとも、上記1)2)がはっきりすれば、いろいろな人からアドバイスも出るでしょう。(ヴィオラとなると、ヴァイオリンほど選択肢はないかもしれませんが...)

また、過去初心者の方の楽器購入相談は、かなりの数、このQ&Aには投稿され、回答もされています。過去ログ検索にて、いろいろなキーワードを入れてみて、参考にされてはどうでしょうか。

Q:とても気になります
投稿者:はが     投稿日時:2004/06/01 14:24  ---46.220.41

カーボン弓について過去ログを検索したところ

弦一郎 投稿日:2003年11月20日(木) 12時02分

生涯補償です。従って、弓が壊れても会社が倒産しない限り、新品に交換してくれます。カーボンファイバーの弓なんて、只の道具です。美術品とはかけ離れたものなので、寿命は考える必要はありません。子供のチャンバラ向けです。

というレスがついてましたが、感想を述べてあるだけなので参考になりません。(後半部分)

なぜ弦一郎さんがそのようにお考えなのか、理由をお聞きしたいです。
まだこの掲示板にいらっしゃるならぜひ回答お願いいたします。

投稿者:シルヴィアス     投稿日時:2004/06/02 16:19  ---44.6.2

はがサマ
私はカーボン弓に変えてから1年半経ちました。大変満足しています。
ここではカーボン弓は楽弓と認めている人は殆どいません。
カーボン弓を否定される理由は多々あると思われますが、短時間の試奏のみで
結論を出しているが主と思います。
差し支えなければアドレスを記入して再投稿して下さい。
経験他の情報をメイルいたします。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2004/06/02 17:44  ---105.100.147

シルヴァイス様

どんなカーボン弓を使っていらっしゃるのか教えていただけないでしょうか。

私はヤマハを3年位使ったことがあります。弾きやすくパワーもありました。

Arcus concertoも試奏したことがありますが、非常に軽くて 毛が多く そりがなく すぐなじめそうになかったので買うところまでは行きませんでした。パワーはありました。1ヶ月ぐらい貸してくれるとよいのですが。なじんだらよさそうな弓です。

投稿者:よしこ     投稿日時:2004/06/02 21:51  ---45.1.242

「道具」という言葉に「道」という字が入っているのは素敵だと思いませんか?カーボン弓は素晴らしい道具である可能性が高いと思います。私は道具を使って美しい音を出したいんです。

投稿者:KY     投稿日時:2004/06/03 00:26  ---137.236.222

便乗質問で大変恐縮です。
鈴木珍事様の使用されていたYAMAHAの弓はどれくらいのグレードだったのでしょうか?また、シルヴィアス様の使用されている弓はどの様な弓でしょうか、差し支えなければ教えていただけますか?私もカーボン弓には大変興味があります。

投稿者:cello     投稿日時:2004/06/03 01:36  ---177.83.222

ALC社製の弓(Classsiqueモデル)を使っております。
コストパフォーマンスに優れた製品と思います。
それはそれとして、カーボン弓の目隠しテストが実施されていたとしたらその結果に大いに興味があります。
どなたかご存知の方いらっしゃいませんか?

投稿者:cello     投稿日時:2004/06/03 05:21  ---177.83.222

ALCはミスタイプ、ALGが正です。
失礼致しました。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2004/06/03 08:17  ---162.110.76

ヤマハのボウは旧型で最高グレード(二十数万円定価)のものでした。音色に関しては25万円以上のペルナンブーコボウにかなわないと思います。

投稿者:与謝バソン     投稿日時:2004/06/03 21:50  ---140.196.60

Charles Peccatte をメインに使っている知人(一応、弦のxxと云われる某音大の学生)がサブに Arcus Cadenza を使っていますが、Charles Peccatte とまったく違和感なく持ち換えできる素晴らしい弓だと言っております。強さの点では Arcus Cadenza の方が上だそうです。
まあ、傍で注意深く聴けば音色の差はあるにせよ、価格差を考慮すると立派なもの。
なお、Arcus はオーストリアのメーカーから直接取り寄せると 1 ヶ月のお試し期間が付いています。

投稿者:アシオ     投稿日時:2004/06/04 01:12  ---254.153.9

私もずっと気になっています。ですが一度も使った事がありません。
そして試奏もしたことがありません。
最近、サラサーテという雑誌を読んだら、表紙をめくってすぐのところに、
Coda bow(だったでしょうか)を使っているというプロの方のお勧め記事が載っていました。ライブイマージュ等で使っていたとの事でしたが。
そこで、同価格帯の木弓と比べても、とても良い、というような書き方をされていましたが、私の知る限り、カーボンの弓ってそんなに高くないですよね。
例えば20万くらいのカーボン弓をお使いだとして、それと比べるとして、木弓の20万をプロはいい弓だと言って仕事で使う事はないですよね・・・。
その20万くらいの木弓と比べて、「良い」という事は、例えば100万の木弓には負けるということなのでしょうか??

投稿者:アシオ     投稿日時:2004/06/04 01:16  ---254.153.9

すみません、追記させてください。

もし、100万くらいの木弓よりも使いやすく、優れているのなら、私も買ってみようかと思ったりするのですが、お使いの方、いかがでしょう。
人それぞれでしょうか?
プロの方がお勧めされている記事を読むと、かなり良い物に思えて。
私、広告に踊らされています?(笑)

投稿者:rio     投稿日時:2004/06/04 11:05  ---188.70.156

私もカーボンの弓が気になり、半年ぐらい米国のC**A社のC**A c*****c(買値700ドルぐらい)、国産Y****A社の定価20万の弓を購入し使っていましたが、現在使っている3本の木製弓(フランス、中国、日本の各1本)の方が使いやすかったので、2本とも小学生の甥にあげました。

楽器を弾く道具として良いか悪いか。コストパフォーマンスが良いか悪いか、結局は使う人が気に入るか気に入らないかだと思います。

また、弓に資産価値を求め、いずれ売却しようと思っている人には、カーボン弓は不適だと思います。カーボン弓の耐久性は未知な部分が多いので、購入した人の代だけで使い切る覚悟で持つ必要があるのではないかと思います。

弓を楽器を弾く道具の一つと考えることができ、将来にわたり売却も考えず、純粋に弾く道具として検討するならカーボン弓も検討すべきだと思います。

弓の良し悪しは、使い人により異なるので、100万の弓とカーボン弓を単純に比べるのはどうかと思います。

弓の良し悪しがまだわからない方(初心者〜中級者)には、カーボン弓は良い選択肢の一つだといえるとおもいます。

投稿者:Sprungli     投稿日時:2004/06/04 11:26  ---82.251.225

カーボン製の弓の耐久性については
http://www.sasakivn.jp/〜sasakivn/qa/fiberbogen.htm
に記述があります。
生涯補償といっても意外に耐久性に乏しいものかもしれません。
少なくとも経年変化による音質の向上は期待できないと良いと思います。

投稿者:rio     投稿日時:2004/06/04 11:51  ---188.70.156

私のVnの先生は、演奏会が主な収入源のプロです。腕前は学生の頃、毎コンにでて3位になりましたが、華々しくレコードデビューして、アイドルしているわけではないので、超1流とはいえませんが、そこそこの方だと私は思っています。
その先生のメインの弓はぺカットでサブの弓には、学生時代から使っているフィンケルの弓(金・象牙フロッグ)とビヨーム(銀・黒檀)の2本がありましたが、最近手に入れた5〜6万円の中国製の弓の相性が良く、演奏会でも使っています。本人曰く「私は、こんな安い弓でも弾けてしまうなんて、安い弓が合う、安い腕なのかしら〜」とおどけていますが、一緒に弾く、プロオケコンマスにまったく劣らない音色で弾いてます。極端な例かもしれませんが、相性のいい弓であれば、プロは値段に関係なく使うと思います。
ちなみに、私のメイン弓については、先生が使うより私のほうが良い音を出すことができます。これは、弓の音色は弾き手との相性に左右されるということが実証されていることだと思います。
先生のぺカットは、私が弾くと自分の腕が上がったかのような錯覚に陥ります。ビヨームは私が弾くとへたくそに聞こえます。安い弓は、先生は大事にしているので貸してくれませんでした。

投稿者:てつ     投稿日時:2004/06/04 12:51  ---123.159.74

私の知り合いのプロは、カーボン弓を使うのを辞めたそうです。やぜなら「コル・レーニョの音が悪い」からだそうです。
と言う冗談はさておき、結構プロオケの奏者も使ってるみたいですね。それだけ「道具」として使えるものが増えたのでしょう。以前は太さの割りに軽いモノばかりだった気がしますが、懇意にしている楽器屋でみた、フランスのカーボンは12万という値段でしたが、意外と使えるものでした。
例えば200万円以上の高い弓を持っている人が20〜30万円の弓をサブで持っているとしたら、カーボンでもあまり問題はないのかな?と言う気もします。ただ、やはり音質については比べればカーボンは劣るでしょうが。
予算のない人が考える時、あくまでもパーフォーマンスをする「道具」という点を最優先するとしたら、悪くない選択だと思います。安い木の弓も何れにしろへたってしまいますし。

投稿者:アシオ     投稿日時:2004/06/05 02:30  ---254.153.9

なるほど!皆様の意見、大変参考になりました。カーボンだからダメ、という考えは捨てます。なにより、腕ですよね。技術があれば、安い弓だとか関係なかったりするのかも。まず練習。そして、考えているより、試奏させてもらえる楽器店に行ってみたいと思います。
とりあえずは今の弓で使い慣れているのですが、セカンドボウがあってもいいよね、と言う話を最近先生としていて、ちょっと気になったものですから。
ありがとうございます。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/05 08:13  ---115.115.226

弦楽器専門の季刊誌である、サラサーテのVol.4にて、名教師として有名なブロン氏が、Y社のカーボン弓の最上位モデルにあたる、ブロン・シグネーチャーモデルの紹介をしています。
Y社とのタイアップ記事でしょうが、演奏家として間違った表現はしないでしょうから、個人的には結構期待をさせられてしまいました。
定価で30万を超えるものですが、試奏するなら、それも選択肢に入れられてはいかがでしょう。

上質のペルナンブコが枯渇している現在、それにかわる代替え素材の創出は急務です。
ペルナンブコの欠乏、高騰の中で、別の木材を様々な人が探してきましたが、結果発見できていません。
テニスラケット、釣り竿なども、木、竹がよいと言われながらも、技術革新の結果今はカーボン系が主流となったように、弓もこれからの10年ほどで大きく変わるように思います。プロに本場で使いたいと思わせる弓が現れ、それが評判になればそこから大きな変革が始まります。
弦についても、「ガットじゃないと」という人もいますが、ドミナントほかの出現で市民権を得た合成弦は、今や一流演奏家含め普通に使われながら、さらに進化し拡大しています。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/05 09:52  ---115.115.226


誤:プロに本場で  正:プロに本番で

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/06 10:26  ---115.115.226


誤:サラサーテのVol.4にて  正:サラサーテのVol.3にて
(度々すみません。)

投稿者:河内音頭     投稿日時:2004/06/06 11:29  ---140.196.60

一昨年でしたでしょうか、N 響の定期で Christian Tetzlaff がシベリウスのコンチェルトを弾いたときに Arcus のカーボン弓を使っていましたよ。
テレビ中継のアップ画面では、よく見えていましたが、会場で聴いている方はカーボンとは気が付いていなかったのではないでしょうか。
これを音だけでカーボンと見抜いた人はエライ。

Q:32分の1サイズのvバイオリンについて
投稿者:サフラン     投稿日時:2004/06/04 17:04  ---198.180.21

16分の1サイズの下に、32分の1サイズがあると聞いた記憶があります。

投稿者:サフラン     投稿日時:2004/06/04 17:09  ---198.180.21

すみません。間違えてキーに触れて、途中で送信させてしまいました。

その32分の1サイズのヴァイオリンについて教えて下さい。
種類としては、どのくらい選択の余地があるのでしょうか?
(取り扱いメーカーなど)

また、この場合、弓はどのようになっているのでしょうか?
セット販売のみでしょうか?
フルサイズのように、楽器と弓、別々に探さなくてはいけないでしょうか?

楽器としては、機能しないことは重々承知の上です。
宜しくお願いします。

投稿者:ばよりん中毒     投稿日時:2004/06/04 20:03  ---139.40.221

たしかルーマニアのGligaというメーカーが出していたと思います。
http://www.violinslover.com/violins1_32.html
日本では弦楽器フェアに出展しているのを見たことがありますが、どちらで取り扱われているかは存じ上げません。
「Gliga」で検索をかけるとみつかるかも知れません。

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2004/06/05 03:50  ---1.129.181

かの五嶋みどりさんは、最初は32分の1のヴァイオリンで始めたと某音楽雑誌のインタビューで答えていました。インタビュアーの「その楽器、ちゃんと音が出るの?」の質問に、みどりさんは「今は弟の龍が使っています。この間私の弓で弾いてみましたが音は出ますよ」と答えていました。まあ、音が出るとはいっても「32分の1」ですからね・・。機会があったら実物を見てみたいものです。

投稿者:サフラン     投稿日時:2004/06/05 12:59  ---198.180.21

ばよりん中毒さま もーりん♂さま 
貴重な情報をどうもありがとうございました。

ルーマニアのページも見てまいりました。いろいろありますね。
とはいえ海外事情に詳しくないもので(言葉の壁もありますし)、
日本国内で取り扱いのあるところが、どこかないものかと
探しております。過去に弦楽器フェアにあったということは
きっとどこか日本でもある可能性がありそうですね。


ストラッドさんでは、扱っていらっしゃいますか?


みどりさんのお話、興味深かったです。
みどりさん自身が32分の1で初められたということは、
その当時のみどりさんは、日本ですものね。
日本でもありそうな希望がわいてきました。

投稿者:ばよりん中毒     投稿日時:2004/06/05 14:33  ---165.124.97

http://www.kurosawagakki.com/violin.html
のように取り扱っているお店はあると思います。
ただ、こうしたお店では相当割高で売られていますね。
アメリカから取り寄せて工房で2万円くらいかけて調整してもらっても、国内のお店で買うよりも安いかもしれません。

1/32というと2歳とか3歳のお子様用のバイオリンということになるとおもいますが、たぶんはじめて持つバイオリンで、しかも使う時期は1年がいいところでしょう。我が家の娘は4歳ではじめましたが、最初の楽器は1/10でした。
2歳か3歳の最初の1年間ですから、おそらくあまり高度なレベルまで進むことは普通はありえないと思います。その期間にどの程度の投資をしてどの程度の効果を望むか、というのは難しいところですね。

ただ、いずれにせよ1/32ともなると専用の部品(駒、アジャスター、テールピース、ペグなど、弦は1/16用を使うのでしょう)が殆ど出回っていないのではないかと思います。このため充分な調整をするのは困難かもしれません。

御参考になれば幸いです。

投稿者:ばよりん中毒     投稿日時:2004/06/05 14:47  ---165.124.97

蛇足ですが、みどりさんが小さいころ日本でお使いだったのであれば、ダメモトでみどりさんのオフィスにメールを出して伺ってみるのも手かもしれませんね。(何しろ超人的に御多忙な方ですから、ダメモトということで・・・)
http://www.gotomidori.com/japan/link.html
にメールアドレスが載っています。

投稿者:プレリュード     投稿日時:2004/06/05 18:31  ---175.93.115

中国製Vnならば、1/32だと、こんなものもあります。
真面目な、信頼できる業者さんですし、telでもメールでも気軽に質問に答えていただけますよ!
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b52121981

ご参考まで。

Q:弓のチップについて
投稿者:えでぃ     投稿日時:2004/06/05 01:51  ---93.65.11

はじめまして。弓のチップについて お尋ねしたいのですが。
私の先生から譲ってもらった弓を使用しています。それは 先生が20〜30年前に80〜100万円で 購入したもので フランス製。作製者の名前がついてたはずなのですが 古い弓なので 消えてしまい 素人には分かりません。チップがメタル製で 裏に作製者番号が刻みこまれています。とても価値のある弓らしいのですが このチップが 毛と接触する部分が割れて もう3〜4回 弾いているうちに とれて 床に落ちていたりしました。前述の通り 良い弓らしいので なるべくそのチップをつけておいた方が良いと言われ はじめは楽器やさんにくっつけてもらっていたのですが それも 3か月と持たなかったりして 別の楽器やさんに頼んでみたり 接着剤でくっつけるという荒治療もしましたが とれてしまい(でも まだ長持ちした)今は 外国製の瞬間接着剤でなんとかくっついていますが(毛替えのとき 問題はないのか ちょっと気になってますが)こんな対処で このまま放治して良いのか?また 再度とれた場合はどうしたら良いのでしょうか?
最後にとれたのは 5〜6か月前です。
  
  

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/05 08:32  ---115.115.226

弓は道具です。道具としてベストの状態で機能させることが、最優先でしょう。

ですから、飾っておくのではなくメインの弓として演奏に使うのなら、チップは新しいものに正しい方法で取り替えるのが正解です。
合成接着剤を使われたとのことですが、そちらの方が致命傷にならないことを祈ります。
(木に悪影響を与えず、かついつでも取り替えがすぐできる接着方法が、ヴァイオリン、弓ともに基本ですので。)
また、チップは弓の木の部分を破損から守るのが役目ですので、その役目を果たせないものが飾りについているとすると、トラブル時に弓自身が破損するかもしれません。

工芸品としての骨董的側面に関しては、オリジナルの部品をきちんと保存しておけばよいのではないでしょうか。チップでしたら必要なときに、いつでも復帰できるでしょう。
フロッグについても、痛んできたオリジナルは保存し、新しいものをつける(可能ならば、オリジナルのコピーを作ってもらう)ことは、一般に行われていると思います。

Q:一人合宿
投稿者:みも     投稿日時:2004/06/03 14:34  ---161.197.12

たまには気候のいい環境で楽器の練習などできたらいいなと思うのですが、
部屋で消音器をつけずにバイオリンなど楽器の練習ができる、よい宿泊施設はないでしょうか。
個人なので集団合宿に利用される大ホールを持つ宿でなく、
部屋でそのまま練習できたり、小さな防音スタジオを持つ安価な宿を探しています。

投稿者:みかん     投稿日時:2004/06/03 17:06  ---122.174.62

この時期だったら山間のペンションに聞いてみると
良いのでは?
特に、ピアノおいてあります、といったペンションは
オーナーさんが音楽好きだったりもしますよ。
これが夏休みになると無理かもしれませんが
この時期ならいけるような気がします。

投稿者:みも     投稿日時:2004/06/05 01:15  ---230.8.73

ありがとうございます。
そういえばペンションにピアノ置いてるところ多いですね。
気がつきませんでした。
調べてみようと思います。

Q:教えてください。
投稿者:ヴィオラー     投稿日時:2004/05/31 22:35  ---136.180.121

ストラッド様初めまして。現在のイギリスの楽器製作者で、David Rattrayという方について、何でもいいので情報を頂きたいと思います。 それと、ヴァイオリンの弦で、エヴァピラッツイという、個人的に非常に気に入っている弦があるのですが、ヴィオラ用は販売されているのかも知りとうございます。 よろしくお願いいたします。

投稿者:シルヴィアス     投稿日時:2004/06/01 08:23  ---44.6.2

>エヴァピラッツイという、個人的に非常に気に入っている弦があるのですが、ヴィオラ用は販売されているのかも知りとうございます。

発売されています。私は先日購入してオブリガートからエヴァピラッツイに張り替えました。
一弾きですが音色はドミナントよりシャリシャリ感が少なく、オブリガートより音量は大きいようです。
弦の伸びは日曜の夕方に張替え月曜の夜に調弦したところ約1/4音程度の伸びでした。
土日しか弾けませんので今度のアンサンブルが楽しみです。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/06/01 10:28  ---107.45.223

いらっしゃいませ、

エヴァピラッツイのビオラ弦ですが、やっと全てリリースいたしましたね。
まだ使ってないので使用感は解りません。すいません。

David Rattrayさんは
Masterpieces of Italian Violin Making (1620-1850): Important Stringed Instruments from the Collection at the Royal Academy of Music
という本が有名です。

彼の紹介も英文ですが載っていましたのでご参照下さい。
David Rattray trained as an engineer in Scotland before moving to London in 1982 to study violin-making at the London College of Furniture (now Guildhall University). In 1988 he was appointed Instrument Custodian at The Royal Academy of Music, where in 1994 he was made an Honorary Associate. Rattray is also known as a maker of violins and violas, and his instruments are played by a number of prominent musicians as far afield as Australia and Japan.

それでは!

投稿者:バイオ リン平     投稿日時:2004/06/01 16:57  ---186.71.1

Rattrayさんは、ストラッドさんの言われた本の著者として有名ですね。
彼の作品を使用しているプロの方の演奏家いを聞きに行ったことがありますが、オールド仕上げということもあり、新作とは思えないシブい外見と音色で、なかなか好感が持てました。
バロックのソロなどに使うのにピッタリ、という印象でした。
イタリア、ドイツとはちがい、イギリス風の、地味ながら暖かい風情の楽器でした。

現在は、イギリスの楽器製作コンクールでの審査員などもされていると聞いたことがあります。

投稿者:みかん     投稿日時:2004/06/01 20:32  ---122.232.238

私もヴィオラのエヴァピラッティは気になっています。
ただ、バイオリンのほかの掲示板で華やかな音という
書き込みを見たことがあるので、ヴィオラに華やかって
どうなのだろう・・・と思って、買うのをためらっています。

もしヴィオラに使用されている方が他にもいましたら
感想を教えてください。

投稿者:杏     投稿日時:2004/06/03 23:25  ---209.205.145

上3本トニカ(の駄目になりかかった奴)でC線だけいろいろ変えて試してます.(楽器が量産で,C線の鳴りが悪いんです.)

エヴァピラもC線だけ,なんですが,これはトニカの新品のC線と大差なかったです.トニカより少し華やか(高い倍音が多いような,よく響くような感じ)でした.トニカの新品が金属音がするのに対して,もう少し上品に華やか.オブリガートのC線よりは派手でした.でも,浮いた感じとか軽い感じ,というわけじゃなくて,目立つ,って感じでしょうか.

C線が鳴る,きちんとした楽器だともっと個性が出るかもしれません.アリアンス,ザイエックスでは上3本の音色を変えたのですが,エヴァピラは変えなかったので,性質的にはおとなしく,楽器に左右される度合いが高いように感じました.私の楽器ではトニカとそっくりになりそうで,コストパフォーマンスが・・・