Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:
投稿者:ヒロ     投稿日時:2004/06/14 07:17  ---11.81.240

前に自分の演奏をどのように録音しているか、
という話題があったと思うのですが、
お金の無い学生が比較的容易に購入したり利用できるようなお勧めの方法はありますか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/14 22:27  ---115.115.226

以前、発表会の録音をどうしようか迷った挙げ句、CD−R書き込み可能なハードディスクレコーダーを買いましたが、結構大きいのと、使い方が少し難しいので、その後あまり使っていません。

少しましなメモという観点では、録音機能付きのMDが手軽でよいと思います。(音質を重視される方は眉をしかめるかもしれませんが、練習の確認用という点では手軽であるのが一番です。) オケの本番指揮者のレッスン等も毎回録音して、演奏を第三者的にきいてみるとともに、指揮者の指示等を聞き直したりもしています。(CDレコーダーも持っていますので、録音の保存は、MDからCD−Rにデジタルダビングして、MDの方は再利用しています。)

安く買うなら、Yah**オークションなどで録音機能付きMDの中古を探すのもよいでしょうし、新品でも結構安くなっています。マイクはついていない機種が多いので、ステレオマイクも別途オークションで中古を落札するのが安いです。
マイクとあわせて、2万円あればなんとかなるのでは...

演奏会をきちんと録音しようとすると、少し古い気はしますがDATか、24ビットのハードディスクレコーダーがよいように思います。さすがにオープンリールはすすめられません。

投稿者:のんちゃん     投稿日時:2004/06/15 10:58  ---223.144.130

比較的良好な音質で録音できるのは、DV(デジタルビデオ)です。もし、自宅にDVカメラがあるようでしたら数千円の外付けマイクでもかなり良い音質で録音できます。
また、DVでのレコーディングはあとでコンピュータとiLINKケーブルがあれば音データだけを取り出すことも可能です。ちょっと勉強する必要はありますが。

投稿者:teku     投稿日時:2004/06/15 12:19  ---12.30.77

いつも楽しく読まさせていただいております。
私は、Note−PCを使っています。最悪の音でよければ、そのまま、PCについている
マイクを使用、もう少しましな音をと思うときは、外部マイク、さらにはUSB−Audio_IF
を使って外部マイクで録音します。USB-Audio−Ifは安いものでは、秋葉原で3000円
ぐらいから、Rolandのまともな物だと10000円弱です。さらに上の音を求めるときは
UA-5というUSB-IFを使います。 弦一郎さんのコメントのようにヴァイオリンの録音は
高音域が大切で、難しいです。コストを考えるとMD,カセットテープ等になってしまうと
思いますが、それはそれで、いいのではと思います(自分では嫌ですが)。
出来るだけ良いマイクを使い、出来るだけON−MIC(マイクと楽器の距離を近く=2m以下)
で録音すると、意外と良い音で録音できると思います。あと、ヴァイオリンは斜め上方向
に音が出ますからその方向にマイクを置くとかです。
ストラッドさんの試聴用MP3は意外と良い音だと思います。録音機材を示して頂けたら
参考になるのでは。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/06/15 17:09  ---205.131.38

当店の録音は、デジタルビデオカメラ
キャノンのPV130(もうかなり年代物ですが)にマイク(キャノンのDM-50)をつけて録画したものの、音だけを取り出して使っています。
それでは!

投稿者:ヒロ     投稿日時:2004/06/15 21:57  ---11.81.240

貴重なご意見ありがとうございました。

携帯することを考えるとMDやDATになりそうですね。

投稿者:teku     投稿日時:2004/06/16 13:11  ---12.30.78

追加です。
あと、MTR(ハードディスクレコーダ)もあります。
最近は、コンパクトフラッシュカード(デジカメでよく使うメモリーです)を
記録媒体としたMTRもあります。Y***a,TAS**M等が発売しています。
記録時間が短いのが難点ですが、小型軽量(電池動作)だと思います。DATの後継か?
これもPCがないと不便ですが。DATより応用が利くと思います。

投稿者:Nor     投稿日時:2004/06/17 01:48  ---13.18.96

お初にお眼にかかります。 Norと申します

 ビデオ制作業界で生業を立てて13年、バイオリンレッスン歴1年数ヶ月の新参者です。
こちらのHPでは、全てにおいて大変勉強させて頂いております。

 私、バイオリンの事は幼稚園レベルですが、録音に関しては、一応仕事人です。
本質のレコーディングを突き詰めるとお金幾ら有っても足りないのでそれは考えずに

 簡単に高音質ということであればやはりDVカメラ(民生)を使っての収録でしょう。
ただ、DVカメラ全般的に内臓マイクはカメラ自体のテープ走行音などのノイズを拾わないように
各メーカーカナリ余計なことをしています。
したがって本来のマイクの能力を無視してしょぼい音が録音されます。

 それでも大抵なんちゃってステレオでは収録できますが、
音的には少々悲しい結果になります。

 したがって、もう少し良い音を収録するためには使用するカメラの外付けマイクを購入し
(殆どの機種が外付けマイクをオプションで販売しています)
録音するのがベターと思われます。

 外部マイクにより、マイク位置をカメラから出来るだけ離し、収録すれば
カメラ内臓マイクに比べれば格段に良くなります。

 DVカメラは借りてマイクと延長コ−ドだけ購入し(外部マイクがあればラッキーですね)
意外と良いかと思われます。


 収録場所にもよりますが私が仕事で超安価に考えると、ゼンハイザーMKH4**
(普通はMKH416かな)のマイクを2本立設置、シグマのミキサーを返して
DATや直接DVなど(PD150,170)で収録と言いたい所でしょうか、ちょっと面倒ですね。

 出すぎたコメントでしたらお許しください。

投稿者:fiddlin' economist     投稿日時:2004/06/17 02:08  ---254.178.50

現在はDV+コンデンサマイク(安物)でやっております。お手軽録音用にハンディータイプのDATかMDを買おうと思っていたのですが、DV+外付けマイクで十分なのですね。
DVで44.6KHZか48KHZの録音ですと、DATと全く変わらない音質で録音できるのですか?使っているコンバーターの性能なども関係してくるように思いますが。

投稿者:nor     投稿日時:2004/06/17 12:36  ---107.10.1

ビデオ雑誌ビデオサロン 1月号(227ページ)で「マイクセット オーディオテクニカAT822を
使ってDVフォーマットで16ビット録音すればDATに肩を並べる(スペック上)」と
ありました。
ここでもDVカメラの問題はカメラ自体のメカノイズ(ヘッドから発生する電磁音とたたき音)
を指摘し、また、適度にカメラからマイクを離す事で音質向上が図れるとあります。

DVビデオカメラで出来る限り良い音を取る方法1つとして考え、DATで収録できるならば
DATが良いかと思います。

Q:ドイツ製ヴァイオリンについて教えてください。
投稿者:だっく     投稿日時:2004/06/16 20:44  ---147.57.58

ストラッド様、初めまして。いつも楽しく拝見させていただいております。
素晴らしい楽器を沢山揃えていらっしゃるこちらでドイツ製のヴァイオリンのことを
お尋ねするのは恥ずかしいことなのかも…とも思いましたが、どうしても知りたいこと
でしたので投稿させていただきました。

レイトスターターで、数年前にドイツ製のヴァイオリンを購入したのですが(購入する
際お店ではドイツ製以外の物も数点見せてもらいましたが、その中でいちばん気に入った
音でした)、かなりマイナーなメーカーなのか、他に持っているという人を聞かない
ヴァイオリンなのです。

ヴァイオリンの中のラベルには

Walter Mahr
Geigenbaumeister
Bubenreuth anno 2001
Workshop ID.Nr.201 (“201”は手書き)
Model  (“”は手書き)
Made in Germany


もしご存知でしたらこの製作者のことや楽器のこと(購入時の金額を考えても多分量産品
なのだと思いますが、それも判らずにいます)を教えて頂きたいと思いますので、
どうぞよろしくお願い致します。

投稿者:あ     投稿日時:2004/06/16 21:04  ---23.216.40

http://www.mahr-geigenbau.de/indexd.html

当たり前といわれれば当たり前ですがドイツ語です。
がんばって訳してください。

値段は2300EURだそうです。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/16 22:13  ---115.115.226

米国のeBayオークションで時々出品されているのをみかけます。
バロックタイプのヴァイオリンやヴィオラも作っている製作者のようです。
もちろんモダンの楽器もあります。

ヴィオラ・ダ・ガンバも最近出品されていました。きれいな楽器だったので安ければ買おうと思いましたが、想定より高くなったので断念しました。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/16 22:31  ---115.115.226


誤:ヴィオラ・ダ・ガンバ   正:ヴィオラ・ダ・モーレ
(失礼しました。)

投稿者:ばよりん中毒     投稿日時:2004/06/17 00:20  ---139.103.229

http://www.geige24.com/geige24hauptportal/stringinstrumentsframe.htm
ここのお店がよく取り扱ってますね。

Q:Gaibisso,Gio,Batta のことで
投稿者:悠     投稿日時:2004/06/15 09:39  ---32.175.138

ストラッド様の在庫の中で、
va-0094 Gaibisso,Gio,Batta イタリア 1904
というのに興味を持ったのですが、どのような製作者なのでしょうか?
インターネットで検索してもよくわからなったので・・・

よろしくお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/06/15 11:46  ---205.131.38

いらっしゃいませ

Gaibisso Gio,Batta
1876年生まれModenaでBerardiの弟子 Genoaで工房を開く
ストラディヴァリ、ガルネリ ロッカ モデルを作成
重々しい感じもなく印象的で卓越したモデルを作成。
イエローとオレンジレッドのニスが特徴

コンサート用のギターの製作にも力を入れる

とあります。それでは!

投稿者:悠     投稿日時:2004/06/15 15:21  ---32.175.138

ありがとうございます。

1904年製ということは、28歳の時の作品になるのですね。
けっこう若い時に作った楽器ということになりますね。
この時代だと充分に一人前なのでしょうか。
同じ作者の楽器で、若い頃の作品と年をとってからの作品とか
比較してみると面白そうですね・・・
だんだん上手になったり・・・突然開眼したり・・・
マンネリ化?していいかげんになったり・・・衰えてきたり・・・
きっと製作者によってもいろいろなパターン(人生?)があるのでしょうね。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2004/06/16 13:23  ---105.100.74

オークション価格1600−9500ドル位で
最高オークション価格23650ドルが記録されています。

Genoa に近いAlassio(イタリア リヴィエラ)で製作活動をした名工と資料にありました。

投稿者:ばよりん中毒     投稿日時:2004/06/17 00:17  ---139.103.229

http://www.maestronet.com/history/instruments.cfm?ID=1&first_name=Giovanni&middle_name=Battista&last_name=Gaibisso
に出ていますね。
頑丈だが重くない楽器を作ったそうで、約200台のバイオリンを作ったそうですね。1959年当時で100ポンドだそうです。

Q:ヴァイオリンのあご当ての布
投稿者:あづさ     投稿日時:2004/06/16 09:19  ---117.28.187

 こんにちは。いつも大変興味深く読ませていただいております。
 初歩的な質問で恐縮ですが、皆さん、あご当ての上にハンカチのような布をお使いではありませんか。私は、お化粧があご当てに付くのが嫌で使っていますが、先日、ハンカチを当てて弾いていたところ、布がすべって、ヴァイオリンが動いてしまいました。この布に関して何か皆さんご存知のことがありましたら教えてください。先日見たテレビでは諏訪内晶子さんは大判のハンカチのようなものをお使いでしたが、、、。

投稿者:ば     投稿日時:2004/06/16 13:03  ---139.103.229

私の先生はハンカチをつかっています。私は冬は殆ど使わないのですが、夏は汗をかくのでタオルハンカチを使っています。適度に汗がしみこむと楽器は滑りません。^^;

投稿者:rio     投稿日時:2004/06/16 18:18  ---148.108.52

前にも書きましたが

私は人工セーム革を使ってます
滑りにくいです、汗を良く吸います、洗えます。
値段は300円ぐらいです

ホームセンターや自動車用品店の洗車用品コーナーにあります。
個人的には、小さな穴の開いているやつがやわらかくて
使い心地が良いです

でも見た目をきにするならば

布のほうが良いかもしれません

布も素材や織り方ですべり具合が違います

私の先生は、レースの鍋敷きの様な太い綿糸を織った物を使っています。
たぶん手作りだとおもいます。

見た目も大切であり
ファンデーションが付かないように
するだけならば
個人的には綿のレース布がかっこいいと思います
ただいいものはスワトーのように
1万円するのもざらにありますので…

安く上げるのならば、鹿の子織りのような
滑りにくい布を購入して
自作するのもいいと思います

ご参考になれば

投稿者:あづさ     投稿日時:2004/06/16 19:11  ---117.28.187

 ばさま、rioさま、早速お返事いただきありがとうございます。タオルハンカチ、人工セーム皮、いろいろと使ってみたいと思います。それから、レースの鍋敷きとのお話で思いついたのですが、レースの花瓶敷きで使わなくなったものがありますので、それも使ってみようと思っています。
 ありがとうございました。

Q:イギリスのバイオリンについて
投稿者:3/4チェロ太郎     投稿日時:2004/06/14 13:16  ---186.71.1

ひさしぶりに一つ質問します。
先日、イギリス製のチェロを買いました。
1988年製の、「Basford Brothers」という作者の楽器です。
中央部の隆起が高く、パフリングの当りは,逆に隆起のない、平面的な作りです。
音は、軽快で良く響きますが、表板は、f字孔の厚みは3〜4ミリぐらいです。
知り合いの職人さんに言わせると、クレモナの作り方に似ているところもあるが,少し荒削りだ、ということでした。
ネットで調べたところ、この作者は、イギリスで楽器商を営んでいる方と書いてありました。
他に、この作者の楽器を使っている方、または修理などをしたことがある方が見えましたら,
作者について、もしくは使っている楽器について、なにか知っていることがあったら,教えてください。

また、一般的に、イギリスの楽器というのは,イタリアや、フランスなど、ヨーロッパ大陸の楽器製作の流れからいうと、どのような系譜につながっているのでしょうか?
この件についても、なにかコメントを期待しています。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/06/15 11:59  ---205.131.38

いらっしゃいませ、

イギリスはイタリア、ドイツ、フランスなどと比べると弦楽器の歴史は少し浅いです。これはヴィオールの伝統が根強く残っていた為と思われます。
18世紀になるとプニャーニなどの大ヴァイオリニストがイギリスでクレモナの楽器を使用して、その素晴らしさに感銘を受け、クレモナパターンの楽器が製作されるようになりました。

当店店主は、イギリスの楽器というのは非常に高く評価しております。
イギリスは木が少なく、地元で木が取らなかったため、恐らくイタリアからイタリア材を船で輸送をしたと考えられます。フランスやドイツは地元に木があるために、イタリア材をわざわざ輸入しなかった、と考えるとイギリスの楽器はイタリア材を使っているものが多い、すなわちいい楽器である。という論法です。
証拠はございませんが、当店店主はそのように考えております。それでは!

投稿者:3/4チェロ太郎     投稿日時:2004/06/15 13:52  ---186.71.1

店員さま

早速ご回答いただき、ありがとうございました。
イギリスも、日本と同じで,大陸から離れた島国のため、大陸諸国から物や技術などを輸入しながらも、少し違った文化の発展があることがわかりました。確かに、イギリスのモダン、オールドの楽器は、イタリアのものと、材質的に似ている気がします。

ありがとうございました。

Q:裏板の二枚板
投稿者:Taurini     投稿日時:2004/06/13 19:24  ---240.52.21

ストラド様こんにちわ、いつも楽しく拝見させて頂いてます。今日は購入を検討してる楽器の事で御相談して頂きたくメールを書かせて頂いてます。TauriniはTurinと解釈してよろしいのでしょうか?Turinはイタリア語でTorinoだと思うのですが?コピーの贋作なのでしょうか?
それから裏板が二枚板なのですが同じ作家の中でも模様が合ってないような気もするのです。
もう亡くなった方の鑑定書を見ると32年前の物で名前はFridrich Bohm(Berlin)という方です。もし情報などがあれば教えて頂きたく存じます。前の持ち主が、ドイツの銀行から借り入れして購入した32年前でDM60000で購入されてる楽器を、そのままユーロに換算してくれてるので何か曰くのある楽器かも知れませんが。。。
よろしくお願いします。
                  

投稿者:アンジェパパ     投稿日時:2004/06/13 23:14  ---120.94.86

 私の楽器もラベルは 
 
 fecit Taurini anno Domini 1926 
です。もちろん、Taurini はトリノをさしています。 
 Tauriniという記載だから贋作ということはありません。

投稿者:Cello     投稿日時:2004/06/14 17:29  ---177.83.222

Tauriniはトリノの位格で(ラテン語の)綴り格変化にに間違いはありません。
直訳すれば
「キリスト紀元1926年トリノ製」となります。

投稿者:Taurini     投稿日時:2004/06/14 19:56  ---240.68.177

ありがとうございました。もう一方のFriedrich Bohm という方をご存知の方居りますでしょうか?Berlinに住んでいてもう亡くなられた方なのですが?御教授頂けましたら幸いです。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/06/15 13:07  ---205.131.38

いらっしゃいませ、

ラベルは同じ作者でもラテン語やイタリア語で書いたりしますね。
Friedrich Bohmさん調べましたが解りませんでした。すいません。
どなたか解る方いらっしゃいましたらお願いいたします。
それでは!

Q:チェロの弓
投稿者:のんのんばぁ     投稿日時:2004/06/15 01:18  ---218.202.54

いつも楽しく拝見しています。
チェロの弓についての質問なのですが,ストラッド様の在庫のceb-0714は,フロッグが変わった形をしていますね(親指をあてる部分が少し尖っています)。
これは,この弓特有の形なのですか?それとも,「○○形」というような,一定の形の弓に共通する特徴なのですか?親指に引っ掛からなくて,弾きづらいようにも見えるのですが,実際はいかがでしょうか。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/06/15 11:41  ---205.131.38

いらっしゃいませ、

この弓はオリジナリティーを尊重してそのままにしてあります。
製作者がそのような形にしたのか、後に奏者がそうしたのかはわかりません。
「○○形」と言うのはありません。

お客様のご要望があれば、販売する際に正規のものに替えることも可能です。
それでは!

Q:バイオリンの弓の製作者について
投稿者:西谷ともえ     投稿日時:2004/06/12 22:22  ---221.58.117

バイオリンの先生から譲っていただいた弓なのですが良くわかりません。どなたかお教えください。E.L.HERRMANN 1835 紋章のようなものも入っています。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/06/14 16:28  ---205.131.167

いらっしゃいませ、

HERRMANNという製作者は何名かいるのですが、E.L.HERRMANNは資料で見つける事が出来ませんんでした。申し訳ございません。

どなたかわかる方いらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。それでは!

Q:ヴァイオリンのアジャスターについて
投稿者:ブタのしっぽ     投稿日時:2004/06/06 22:58  ---118.252.17

 最近ヴァイオリンは始めました。チューニングが苦手なのでアジャスターを購入したのですが、ヴァイオリン用を購入したつもりがヴィオラ用を購入してしまいました。ヴィオラ用のアジャスターをヴァイオリンに使用してもいいのでしょうか?教えてください。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/06 23:37  ---115.115.226

後付のアジャスターということは、A、D、G線にもアジャスターをつけようとしているのでしょうね。

そのようなアジャスタをつけると、音質の点では損をします。アジャスタ3個分だけテールピースが重くなり、また駒からテールピースまでの弦長がアジャスタが飛び出した分だけ短くなりますので、鳴りにくくなります。(テールピースの重さも、駒からテールピースの弦指示部までの距離も、もともとノウハウによって最適に決められた状態になっていたはずです。)
ですから、私は後付で(それも自分で)A,D,G線にアジャスターをつけるのは賛成しません。
ヴィオラのアジャスタをヴァイオリンにつけると上記がさらに強調されますので、さらにおすすめできません。
(取り付けることはできると思いますので、取りあえず使うことはできるでしょうが..)

アジャスタ4つがテールピースに一体に組み込まれたものが販売されています(数千円)。このようなテールピースは軽量設計されていますし、また弦をとめる位置がテールピースから飛びだすことはありませんので、自然な調整が可能です。
楽器の能力を損なわないためには、そのようなアジャスタ一体型テールピースに交換されることをおすすめします。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2004/06/13 01:16  ---113.55.155

ヴィオラ用のアジャスターはヴァイオリン用のテールピースに入らないんじゃないでしょうか? 合ったとしても重たくなるし・・・ 良心的な店なら使う前なら 交換してくれますよ。

アジャスター4個付きのテールピースをお薦めします。とくに、木製のものをお薦めします。

Push Model というもので 柘植 黒檀 ローウッドとそろっています。私はヴィオラに使ってますが軽量になるようよく考えてあり、音色音量の低下も認められず、非常に微妙な音程の調整が可能です。ただし、調整範囲は狭く、たとえば442ヘルツに合わせるなら441−443ぐらいの間にペグであわせとかないといけません。

35ドルから50ドルくらいです。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2004/06/13 10:25  ---45.167.190

失礼しました。$50-100(Vn−Cello)くらいです。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/13 21:13  ---115.115.226

>>ストラッドさん
この質問に対する私のコメントが消えていますが、何か記載に問題がありましたか?
そうであれば、メールでも結構ですので、今後のために理由をお知らせ下さい。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/06/14 11:12  ---205.131.167

>弦喜さん

当掲示板のシステムで最初のご質問以外、100件のご投稿しか表示できません。
スレッドの上下に関わらず古い順から自動的に削除されていくシステムになります。
過去ログとして表示されるまでには少しお時間を頂いております。

内容的にはなんら問題がございません。
それでは!

Q:弦の選択
投稿者:てつ     投稿日時:2004/06/11 15:16  ---123.159.74

いつも楽しく拝見させていただいております。
さて、このところカーボン弓等の話も出ていますが、あれは、材料の枯渇している現状の中での代替品、という見方が大勢を占めていますね。
では、弦の場合はどうでしょう?ナイロン弦はガット弦の代替品で、本来ガットを使うべきだとお考えでしょうか?私は必ずしもそうだとも思わないのですが。。。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/06/11 23:12  ---115.115.226

ナイロン弦も、出た当時はガットの代用品という評価だったと思います。試行錯誤の中で、使えるものができたので、状況は一変しました。
今は、ガットにはない長所が公知となり、ガットと同じ価格で充分流通しています。
さらには、ナイロンだけではなく、別の新素材のコアのものも増えてきています。
結果、自分としてしっくりくる弦をいろいろな選択肢の中から選ぶようになっているのが、現状です。

演奏をするための道具としては、カーボン弓も今後そうならないとは言えないだけのポテンシャルを備えています。(骨董品、工芸品的価値では、オールドのフレンチボーには勝てないのはしかたありません。)

投稿者:てつ     投稿日時:2004/06/14 08:28  ---123.159.74

好き嫌いはあれ、弦の場合ナイロンはやはりカーボン弓に比較して、地位を得ていますね。弓はまだ本当の意味での演奏効果や質感を生み出していない気はしますが、使えるものが出てきた、というところかな?と感じています。
テツラフが新作の楽器をカーボンの弓で弾くと言うのは、やはりストラドなどの銘器から教わった感覚をベースにしているような気がします。
しかし、ガットで感覚を知ってから、ナイロンを使う、という方向は必ずしも必要ではないと思うので、やはり、弦と弓では試行錯誤の歴史が違うのかな?とも感じますね。