Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:Massimo Semiani と Riccardo Bergonzi
投稿者:もも     投稿日時:2004/11/10 18:32  ---228.207.151

そろそろ新しい楽器が欲しくなり、いろいろと見せてもらっています。
その中でMassimo Semiani と Riccardo Bergonziのものが
いいかな(バイオリンです)と思っているところですが
bergonziのほうは、2台あって、ラベルが2台とも違っていたのです。
一つは名前や制作年などを桃のような模様で囲ってあるもの、
もう一つはシンプルで何の囲いもないもの。
2台とも違うお店で見たのですが、このように同じ制作者のもので
ラベルが違うことがあるのでしょうか?

また、このお二人はまだ生きておられるのでしょうか?

あまり知識がないので教えてください。
よろしくお願いします。

投稿者:中国バイオリン改めバイオリンマニア     投稿日時:2004/11/10 21:21  ---2.36.239

 お二人ともクレモナの製作者ですね。ベルゴンチさんは2台有ったと言いますが製作年度は一緒ですか?同じ製作年度でラベルが違ったとしたら少し気をつけたほうがいいかもしれません。(弟子の作品だったら違ってもおかしくは無いですが!)初期の段階ではラベルを変える事も多々有りますが、ある程度中堅作者以上になったらラベルを変える事は余り無いと思います。
 
 ベルゴンチは有名なようですが余り存じ上げません。なぜかマッシモさんは良く知ってます。綺麗な楽器を作られますね。何度か色々とお話をさせていただいた事がありますが、音へのこだわりがひしひしと感じられました。1986年にクレモナの学校を卒業しています。その後色々な工房で勉強して現在は独立して工房を構えています。クレモナに一つ大きめの劇場 テアトロ・ポンキエッリという所がありますがその近くに工房はあります。バイオリンも素晴らしいですが、マッシモさんご自身も本当に親切素晴らしい方です。

投稿者:すでるち     投稿日時:2004/11/11 00:25  ---19.50.78

ベルゴンツィさんに関しましては、この掲示板の過去ログを見ると
結構何度か話題になってます。
それらも参考にされるといいのではないでしょうか?

投稿者:もも     投稿日時:2004/11/13 14:39  ---251.53.144

Semianiさんと、実際お会いした方がいらしたのですね。
とても綺麗な楽器で、丁寧な作りだと思いました。
やはりお人柄も良いのですね。

Bergonziさんのバイオリンは、1台が1998年、もう1台が2003年
でした。2003年のほうが、桃の形のような模様で囲まれたほうです。
過去ログ、検索してみました。
Bergonziさんも、お会いされた方がいたようですね。
好きな人は好き、好みは別れるというように書かれていましたね。
真偽はやはり楽器屋さんを信じるしかないのでしょうね。

皆さん、どうもありがとうございました。

Q:お教えください。
投稿者:よし     投稿日時:2004/11/12 05:13  ---12.128.14

VUILLAUME PARISと裏側の板の上部に刻印されているバイオリンを購入しました。購入した際に70年ほど前のフランス製バイオリンだとお聞きしました。ただ、少々痛んでおりますので、価値のあるものでしたら、修理して使いたいのですが、いかがなものなのでしょうか?価値がわからないものですので、知識のある方がいらっしゃいましたらお教えください。ラベルはなく、楽器の素材は高いものには見えません。どちらかといえば安価なものが年数が経ったという感じがするのですが。

投稿者:ほげげ     投稿日時:2004/11/13 01:14  ---150.184.101

ウチにも1台あるのですが比べっこしてみましょうか?(笑)

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/11/13 08:29  ---115.116.164

購入の際の「フランスの...」との説明根拠は何でしょう?

J.B.VUILLAUME(ヴィヨーム)は、19世紀のフランスのディーラー&楽器製作者&楽器工房経営者で、ヴァイオリンの歴史を語る時には必ず登場する有名な人物です。
多くの優秀な職人(一人立ちして各人有名になっている)を抱え、VUILLAUMEによりラベルと管理ナンバーが振られた真作は、職人の作品でも1千万円前後、特にVUILLAUME本人の作品は1千万円ではなかなかありません。
なお、それらの本物のVUILLAUME製品には、裏板への刻印はされていないと思います。

このように有名故に、VUILLAUMEの偽ラベルのヴァイオリンは非常にたくさん存在します。
また、19世紀〜戦前の独、チェコ、仏あたりの量産品メーカーが、価値観を上げるために、裏板のネック付け根あたりに VUILLAUME A PARIS (真ん中のAには、多くはアクセントマークがあったように思います。)の刻印を行ったものを大量に作っています。

eBay, Yahooなどの出品をある程度の期間見た上での経験則ですが、ラベル・刻印にて他の製作者の名前を借りた楽器としては、
ストラディヴァリウス>ヨゼフ・グァルネリウス(デルジェス)>ヴィヨーム>・・・
の順で多いのかな、と個人的には思っています。
ラベルまでコピーした品であるという意味で使った場合と、深い考えはなく銘をつけるなら有名な人のものといった軽い気持ちで使われることがあり、近年まで常識として悪意・罪の意識はなく一般的に使われました。

ということで、刻印ではまったく楽器の出来・製作国・年代・価値は判断できず、その楽器そのものの作り・状態・古さで判断すべきでしょう。手工含む量産品がほとんどと思いますが、その中でもかなり価格は幅を持ちます。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/11/13 08:57  ---115.116.164

↑(訂正です。忘れてました。)

ストラディヴァリウス>スタイナー>ヨゼフ・グァルネリウス(デルジェス)またはマジーニ>ヴィヨーム>・・・

Q:突然A,E弦が不調になった!
投稿者:haru     投稿日時:2004/10/29 21:44  ---109.63.102

初めて質問させていただきます。2週間まえにアメリカから購入した2003年製'GLIGA' Maestro ですが、レッスンを終え帰宅しおさらいをしようとチューニングしたところ、急にA,E弦が響かなくなりました。耳につく金属音みたいです。駒は問題なしです。魂柱ももちろん立っています。どのような原因が考えられ、どう対処したらよろしいでしょう?

投稿者:QB     投稿日時:2004/10/29 22:48  ---9.46.177

1) 絃の寿命(ほつれ等も含む)
2) 湿度の変化
3) 気づかない程度だが、魂柱の位置がずれた
4) 駒もしくは本体のどこかにクラックが入った
5) 顎当て等がテールピースに接触している等、なにかのパーツ同士が接触している

など、いろいろ想像は出来ますが、、、現物見てみないとわかりません。

対処としては、お近くの調整人や工房に持ち込んで診てもらうことです。

投稿者:teku     投稿日時:2004/10/30 14:40  ---132.136.24

最近はROMしてます。わたしだったら、最初に駒の傾きを疑います。
よく出来た駒は、密着度がよいので、少しでも傾くと、急激に当たり音がでます(事があります)。
調弦で駒はどちらかの方向に引っ張られよく傾きますので、時々直します。

投稿者:haru     投稿日時:2004/10/30 18:07  ---109.63.102

QBさん,tekuさん丁寧な回答ありがとうございました。
先生に診てもらい試奏してもらったらやや回復しました。
が、元には戻っていません。考えられる原因をすべて試しました不明です。
しかたないので、先生から調律士を紹介していただき、後日持ち込むことにしました。ありがとうございました。

投稿者:2nd fiddler     投稿日時:2004/11/10 11:24  ---139.140.41

個人的な理由ですが、こちらの書込みにとても興味があります。
すみませんが、原因がわかりましたら結果を報告していただけないでしょうか。

投稿者:QB     投稿日時:2004/11/11 17:10  ---9.46.177

私も興味有ります。後日談お聞かせください。
d,gは、ほぼ変わらず鳴っているんですよね??

その後、思いついた点は
6) 表板もしくは裏板のニカワが剥がれてどこか隙間が出来た。(突然ならなくなって、金属音という意味では、一番怪しい?)
7) F字孔の上もしくは下の一番狭いところが埃と松脂で埋まってしまった(あまり影響ないか、、、)
8) やはり駒のテールピース側から見て右側の足もしくはハートの右側に異常が起きた

かな、、、表板とか裏板コンコンして、ビビリ音があるかどうかはもう先生がやっておられるでしょうから、6)って事は無いでしょうけど、、

投稿者:haru     投稿日時:2004/11/11 19:21  ---109.63.102

もしかして、顎あて固定ねじの強さの左右のちがいは関係しますか?

投稿者:ほげげ     投稿日時:2004/11/12 02:03  ---150.176.64

調弦するとき一気に弦を全部緩めたり
弦を張ったまま駒足の位置を変えたりしますと
魂柱位置がずれる場合があり、音に影響する場合があります。
板厚が結構ある楽器の場合、雨天や湿度が高い時に音が今一になる場合ありです。
腰弓でガリガリ弾けば弾くほど声枯れします。
急激に音が変わったりビリビリしたり直ったりする場合、
ニカワ系も疑います。力木の接着が部分的に外れて起こる場合もあり得ますね。

本当にバイオリン族はデリケートですね。

投稿者:QB     投稿日時:2004/11/12 14:57  ---9.46.177

haruさん、
顎当ての調整ねじの左右の強さの違いは、どちらかが明らかに緩んでいないのだとすると、あまり影響は大きくないと思います。
顎当てで疑うとすると、テールピースその他への接触、および楽器接触面のコルクの剥がれ、顎当てそのものの割れやヒビ等です。
A,E線のみの不調(響かない+金属音)というのが、どうにも、、、です。
金属音というのが明らかに何かに当たったビビリ音だとすると、上ナットの溝が深すぎでA,E線が指板に当たっているということも考えられますが、それは開放絃に限ったことでしょうし、2003年の新しい楽器ですしねぇ。。
調整人の方のところに行かれても直らなかったのでしょうか?

調整人の方が実物見てわからないとすると、掲示板上ではお手上げです。。。

Q:トニカ弦の使用感と寿命
投稿者:サッチー     投稿日時:2004/11/11 01:01  ---143.58.221

ビオラの弦をいろいろと試しています。しばらくドミナントを使っていましたが、寿命の短さからオブリガートなどを試しました。オブリガートの音は悪くはないのですが、その分発音が犠牲になっているようで、他の弦をためそうかと考えています。少し気分を変えて、トニカを使ってみようと思いますが、どなたかビオラにトニカを張っているかたがいらっしゃったら、使用感と寿命を教えていただけると助かります。ちなみに、ビオラ奏者のキム・カシュカシアンはトニカを使用しているそうですね(ピラストロ社のホームページによると)。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2004/11/11 16:29  ---107.69.73

アリアンス>ドミナント=トニカ>ヘリコア の4種使ったことがありますが、好みから言ったらこんな順です。ヘリコアは音色がかなり悪いです。
アリアンスが最も大きな音が出ると思います。今はこれ一本やりです。
ごりごりと豊かな音が出ると言ったらよいでしょうか。

パワーがなくなってきたとはっきり分かってきたら交換していますので、寿命はよくわかりませんが、アリアンスは週15時間くらいの練習で3−4ヶ月と思います。トニカはもう少し短いように思います。

投稿者:サッチー     投稿日時:2004/11/11 23:06  ---143.58.30

ありがとうございます。参考になりました。

Q:教えてください
投稿者:よし     投稿日時:2004/11/10 21:26  ---185.140.180

バイオリンを始めて約20年くらいです。15年くらい前に買ったものですが、フランスの楽器で約200万くらいで買ったのですが、ラベルに
frederic hugues chaudiere luthier Montpellierと書いてあります。
どれくらい前のものか、作者のこととかもしわかれば教えてください。
最近になってとてもよく音が出るしすみきった音がでます。

投稿者:すでるち     投稿日時:2004/11/11 00:15  ---19.50.78

勝手なリンクばかりで、恐縮ですが。。。

こんなCDがあります。リッチが弾いてる録音ということでしょうかねえ?
http://www.sarasate.net/cd/ricci.html

投稿者:みみ     投稿日時:2004/11/11 12:30  ---13.138.250

 モンペリエの製作者の紹介したHPがありました。

  http://www.chez.com/luthiers/chaudiere.html

フランス語に続いて英語の紹介がありますね。

投稿者:よし     投稿日時:2004/11/11 21:04  ---185.140.180

ありがとうございました。大変参考になりました。今後とも宜しくお願いします。

Q:メトロノームとチューナーの両機能をもつもので使い勝手のいいもの
投稿者:初心者     投稿日時:2004/11/10 12:39  ---71.190.125

 初心者なので,メトロノームとチューナーを頻繁に使います。
 今は,この2つを譜面台の上に置いて使用していますが楽譜が隠れます。
 両方の機能をもつもので使い勝手(性能を含めて)のよいものはありますか?

投稿者:すでるち     投稿日時:2004/11/10 16:37  ---217.107.30

たとえばですが、メトロノームをこれにして
http://store.yahoo.co.jp/e-gakkinet/a5e4a5dea5-72.html

チューナーをこれにすると、場所を取らないと思います。
http://www.gakkido.jp/online-shop-main/enter.html?target=ykMykyayizxyixcykxyizxykXzsbrzuywxzxcxvyiEykfykWykyaykysxevxyvxvytwgyjwyykyrykYykyhyjvpyuywyjvxzsbrzuykyiykgykyuykmyizxykyh.html

投稿者:すでるち     投稿日時:2004/11/11 00:09  ---19.50.78

↑すみません。
チューナーとメトロノーム逆でしたね。
あと、メトロノームの方はうまく貼り付けないと見れないので
http://www.kuramainst.com/metoro/MM-1.html
こんな感じでお願いします。。。
「両機能を持つもの」と言われているのに何度も、ほんとすみません。

Q:教えて下さい
投稿者:すずらん     投稿日時:2004/11/07 23:11  ---18.207.29

最近、ヴァイオリンを習い始めた初心者です。
先生おすすめの弦楽器専門店でヴァイオリンを28万円で購入しました。
お店の方は「ドイツ製かな」と言われていましたが、
はっきり断言してくれませんでした。
ラベルには"Walter Opel" "Welmar" "anno feclf"
"gerigen baumeister"と印刷されています。
読み取り違いだったらすみません。
だんだんと愛着がわいてきて、どうしてもどこで生産されたか
知りたいのです。
ちなみに50年〜100年位の楽器だそうで、製作年はありません。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/11/09 15:28  ---171.127.150

いらっしゃいませ、

Walter Opelですが、資料にございますので抜粋いたします。

1897年Saxony生まれ。ドイツのいろいろな所で働き1925年Stettinで独立。
ヴァイオリンチェロはストラディヴァリウスのデザイン。ゴールデンイエローの綺麗な色が特徴!

とあります。それでは!

投稿者:サラさー     投稿日時:2004/11/09 15:55  ---82.251.225

28万で50年代から100年代までとなると28万では買えないと思います
ドイツ製となるともう少し高いはずです

投稿者:すでるち     投稿日時:2004/11/09 17:59  ---217.107.30

私の知り合いも、海外のオークションでそういうオールド楽器を仕入れては
修理、調整後、20万〜50万で販売しています。

そういう楽器には掘り出し物が結構あるんですよね。

気に入ったのであれば、是非大事にしてください。
すばらしい出会いだと思います。

投稿者:スチールラバー     投稿日時:2004/11/09 18:18  ---25.150.96

バイオリン界の常識として「ラベルは無意味」というのがあります。
プロが見ればパッと見ただけで大体の生産国と年代を言い当てます。素人には驚きです。
楽器屋さんがはっきり言わなかったということは、Walter Opelの本物とは思っていない。しかし戦前のドイツ製量産品(量産品といってもそれぞれのパーツを専門の人が手作りしたもの)とみたのでしょう。そのようなものならドイツ製で28万はあり得ます。
このような楽器は、すでるちさんがお書きのように、「あたればでかい」。たとえば表板の名人が作ったものと裏板の名人が作ったものとスクロール彫の名人が作ったものを組み立ての名人が作った可能性もあるわけです。

投稿者:すずらん     投稿日時:2004/11/09 23:11  ---18.207.29

色々と親切にありがとうございました!
やはりドイツ製だったんですね。
大切に使っていきます。

Q:チェロ弓について
投稿者:銭-リ-     投稿日時:2004/11/05 20:49  ---03.173.199

いつも楽しく拝見させて頂いてます。私が所有している弓について教えていただきたいのです。
Dollingというスタンプのついたチェロ弓ですが,この制作者について知りたいのです。
フロッグ部が白色(象牙ではないと思います)でト音記号の細工がしてあります。
わかりましたら,教えていただけますか?

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/11/09 15:19  ---171.127.150

いらっしゃいませ、

Dollingはドイツで有名な弓製作一家ですね。特に有名なのが
HeinzとBerndです。ドイツ弓の評価では10段階で7の評価です。

検索ページなので「Dolling bow」と検索するとたくさん情報が見れます。
それでは!

投稿者:チャ−リ−     投稿日時:2004/11/09 18:35  ---150.146.211

ありがとうございます。
早速、検索してみます。

Q:教えてください。。。
投稿者:MAS     投稿日時:2004/11/05 15:33  ---40.2.47

楽器専門店ではなく、いわゆる「音楽教室」絡みで
楽器を購入しました。明るく気に入って120万はたいて
買いました。でも、友人いわく、「何で楽器専門店(弦楽器店)で
買わないんだよ、知らないぞ」といわれました。
・・・大枚はたいたので、ちょっとショックです。
ラベルは
ROBERTO DEL GRATTA
FECE IN LUCCA Ad2001
とあります。ちゃんと保証書もついてます。
でも、マージンをがっぽり取られてたら
それはそれでショックです。。。
反面、逆に、安くして頂いてたら
申し訳ないし。。。
妥当な値段ってどれくらいなんでしょうか?
すいません、ご存知なら教えてください。

投稿者:MAS     投稿日時:2004/11/05 15:39  ---40.2.47

↑すいません、鑑定書(?)でした。
でも、すごくシンプルなもので。。。そういうもんなんでしょうか。

投稿者:QB     投稿日時:2004/11/05 16:39  ---9.46.177

その作者は、A.L.Iのメンバーです。
http://www.associazioneali.it/soci.asp#

真作であれば、ちゃんとした素性のものだと思います。
値段についてはコメントしませんが、別にボッたくられてはいないように思います。
東京近郊でしたら弦楽器フェアのA.L.I.のブースにでも行かれて、どんな作者か聞いてみられるのもどうでしょうか?
http://park10.wakwak.com/~jsima/fairinfo/fairinfojp2004.htm

投稿者:MAS     投稿日時:2004/11/05 21:07  ---40.2.47

ありがとうございました(^^)ホッとしました。
残念ながら西日本の者で少し都合がつきそうにありません。。。
これからも楽器を大事にします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/11/07 09:28  ---115.116.164

保証書・鑑定書ではなく、製作者による製作証明書ではないですか。最近のマスター作品・工房作品には、写真と楽器の簡単な説明&製作者のサイン(写真にも日本で言う割り印代わりに端の方にサイン/刻印があることが多い)が書かれた製作証明書がたいていついています。

まずその作者が、できるだけ自分1人で作るという職人気質の人か、親方として工房を興して商売的に成功したいという事業家指向の人かが重要になります。
そして、お持ちの楽器が、その製作者自身がほぼ100%を作った楽器であるかどうかが重要です。

以下、あくまでも素人の私見ですが、
・国内で、プロとして協会に登録された個人製作者に、お店を通さずに直接製作を依頼すると、安い人を探しても60万円以下では難しいでしょう。材料費・製作に要した工数見合い・工房の維持費等にほんのわずかな利益を加えて、それくらいの価格が最低ラインとなるのでしょう。
・イタリアの工房の名前のラベルが貼られたワークショップ品(一般には弟子による製作)は日本で60万円くらいから売られています。工房出し値を逆算すると最高でも20〜30万円までですから、いかに人件費が日本よりも安いイタリアであっても、また弟子を使っても、1人の人が一本一本手作りしていてはこの値付けは困難です。従って、下請けでのパーツ製作含め流れ作業で作ったものか、工賃の安い下請け(どの国かも不明)でほぼ全部を作ったものである可能性大です。
・イタリアでの工房出し値が60万円のイタリア新作は、日本で店頭に並ぶと150万円〜180万円くらいの希望販売価格がつくのでしょう。工房出し50万円で120〜150万くらい。
従って、120万円というと、分業/外注による工房作品ならぼったくり、弟子が1人で作り若干親方が手を入れた工房作品なら少し高いまたは妥当、親方作品なら妥当またはお買得という印象を持ちます。
その音楽教室では、買い換えの際には、当然そこそこの値では下取りはしてもらえるのでしょうね。(お店であれば、売った品の買い換えであれば、楽器の状態によりますが、上記工房出し価格程度で下取りをするところが多いように思います。)

投稿者:QB     投稿日時:2004/11/07 10:56  ---37.164.70

追記
弦楽器フェアのA.L.I.のブースにROBERTO DEL GRATTAの楽器が一本展示してありましたよ。
Webサイトにもあったように、Morassiのところに時々出入りしたりしているらしく、Morassi系の特徴も出ていました。
MASさんのが真作だとして、MASさんが満足されているのであれば、良いと思いますよ。

弦喜さんのおっしゃるように、製作者証明書はありますか?
その方の証明書は見たことありませんが、一般的に表・裏・スクロールの写真と、各部の寸法、エチケットの情報、コメント、モデルとなった楽器、、などは最低限記載されていると思います。

Q:指板裏から表板までの距離
投稿者:あき     投稿日時:2004/11/01 11:55  ---7.170.239

はじめまして。いつも、たくさんの投稿をみて勉強させてもらっています。

投稿者:あき     投稿日時:2004/11/01 12:00  ---7.170.239

すみません。。。上の文章はまだ途中なのですが、間違ってクリックしてしまいました。

新しくヴァイオリンを購入したのですが、まだ製作されてから10年程度のもので、
ひとつ気になるのが、指板裏から表板までの距離なのですが、今までは
ある程度離れてたのですが、どうみてもくっつきそうなほどなんです。数ミリしか
離れていません。
指板が下がってるからだと思い、調整に出そうと考えているのですが、初めから
そのような楽器はあるのでしょうか?
100萬程度で購入しました。

投稿者:製作もしてる暇人     投稿日時:2004/11/01 14:58  ---104.201.5

製作後10年ぐらいならばまだ新作ですね。 普通の使用状態ではネック下がり(指板下がり)
は起きないと思います。ネック下がりかどうかは指板表面の駒側先端と表板との間隔が
18ミリ〜21ミリの間なら正常値と捉えてください。
一方で指板と弦との間隔が広がりすぎているなら下がりですが、、、。
楽器の表板のふくらみのラインのとりかたによって、その間隔は異なりますし、ネックの仕込み
(本体への組み込み)による表板からの出っ張り具合にも関係しますのでハイアーチの楽器では
向こうが見えないなんてのも有るようです。  そうであっても指板裏は丸く削ってあるので
簡単には接触しないものです。

投稿者:製作もする暇人     投稿日時:2004/11/01 15:10  ---104.201.5

あ!10年お弾きになってたということでしょうね。うっかりしました。
当初より隙間が小さくなってきた?ということは下がりかも知れません
読み方が浅かったと思いますごめんなさい。

投稿者:弦喜     投稿日時:2004/11/01 22:00  ---115.116.164

10年くらい前に製作された楽器とのことですが、
1)どれくらい前に楽器店から購入されましたか(数日、一ヶ月、半年など..)
2)購入直後には、指板と表板の距離はちゃんとあったのが、短期間でなくなったのでしょうか。
3)指板から弦までの距離がかなり大きくなり、弾きにくくなっていませんか。(駒はそのままでしょうから..)
4)現在の指板のテールピース側端面において、真ん中付近で表板から指板の上面までの距離は何ミリありますか。

100万もする楽器を購入して、瞬く間に指板が下がってくる、という事例はめったにないように思います。
(一見鳴るように見せるため表板を限界以上に薄く削った楽器や、木材の乾燥の不十分な楽器なら、有り得るかもしれません。)

まずは、購入元に持ち込んで状態を確認してもらい、明らかにおかしい状態であれば、無料修理を行ってもらう(購入直後なら返品も考える)ことをおすすめします。
まっとうな楽器店なら、アフターケア分も購入金額に含まれていますので、強気で購入元に疑問を投げかけるべきでしょう。

投稿者:あき     投稿日時:2004/11/05 10:55  ---7.170.239

たくさんのご意見を、ありがとうございました。
参考にさせていただきます。