Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:駒にも寿命があるのでしょうかおしえてください
投稿者:ks     投稿日時:2004/12/28 10:48  ---20.253.143

駒にも寿命があってある期間たったら交換したほうが良いと聞いたことがあるのですがどうでしょうか、またある一方では駒もかれてくるのだから古いほうが良いと言う人がいますがどうでしょうか、見解を教えてください。もちろん駒が反っているようになったら駄目だとおもいますが。

投稿者:てつ     投稿日時:2004/12/28 14:10  ---123.159.74

5年、10年もつのでは?
チューニングでガギゴギやって、駒がガタガタにならないように大切に使えばいいのではないでしょうかね?

投稿者:よが     投稿日時:2004/12/28 22:07  ---250.9.158

こんばんは.

機能的に問題なければ使い続けていいのではないでしょうか.
Aubert の De-luxe とかは古い材を使ってるみたいですね.

投稿者:すでるち     投稿日時:2004/12/29 12:13  ---217.107.30

とくにオリーブなどのガット弦を使用していると
弦の伸び縮みが多く、チューニングをする回数も多くなります。

そうしますと、駒の溝にたいして弦がのこぎりのような作用をして
溝を削るかたちになり、どんどん深くなっていきます。

たとえば1mm溝が深くなると当然弦の高さが駒部分で1mm低くなりますので
弦の圧力が若干弱くなり、音質に張りが無くなってきます。
(響きがやわらかくもなるかもしれませんが。)

もし、駒の高さを低めに調整していたとしたら低すぎになり
G線で音程が不安定なったりする可能性もあります。

それと、駒の立ち方などによっては再現不可能なくらいに駒が反ってしまう
という事もあると思います。
しかし、反りはある程度戻すことが出来るので寿命に関してはそれほど重要な問題ではないかもしれませんね。

Q:峰沢峰三のバイオリンについて教えてください
投稿者:森     投稿日時:2004/12/26 19:20  ---17.40.167

峰沢峰三のバイオリンを購入したいのですが、価格の相場など
どうやって調べれば良いですか、また知っている方がいれば教えてください。
知人がゆずってくれるという事なのですが、年式1955年制作で毛筆で鳥居の
マークが書かれているということです、なにか分かる方いればどんな情報でも
良いので教えてください、宜しくお願いします。

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2004/12/28 18:37  ---222.72.51

 森さん、こんにちは。「峰沢」というキーワードでこの掲示板の過去ログを検索すると、まさにその作者についての情報が出てきますよ。なお、この方の名前の漢字はちょっと情報が混乱しているようです。
こちらのサイトでは「峯沢峰三」となっています。
http://godmuses.hp.infoseek.co.jp/hafuna-48-14.html
 なお、相場の方ですが、私の記憶に間違いなければ、3年ほど前に都内の某大手楽器店で売られていたのを見た記憶があります。20万?だったような・・・値段はちょっと良く覚えていません。また、その楽器のランクについては表示されていなかったと思います。また、ラベルもはっきり見ていません。ランクによっても価格が変わるのかも知れません。私の憶測ですが。。。

Q:弓の曲がりについておしえてください
投稿者:ks     投稿日時:2004/12/26 17:08  ---20.253.143

5万円ぐらいでかったゆみですが,締めこむと右に2mmぐらい曲がります。買ったときはきがつきませんでした。弓の毛換えに行った時指摘されましたそして毛換えもできないとしてもらえませんでした。理由もあまりはっきりききませんでした。この様な弓は基本的に不良なんでしょうね、直すことは材料うの問題で不可能なんでしょうね。いま2mmぐらいなので使っていますが弓の毛がえが出来ないといわれたのでなんの理由かわかりませんどんなことなのかおしえてください。

投稿者:ヒロ     投稿日時:2004/12/26 21:58  ---11.81.240

毛換えができない弓なんて聞いたことありません。
返却、買い替えなどの処置をオススメします。

投稿者:かめ     投稿日時:2004/12/27 10:55  ---196.107.138

弓を買ったのはお店からですか?それとも個人からでしょうか。
毛替えに持って行ったのは、買った店でしょうか?

毛替えができないということは通常考えにくいのですが、
もしかすると、毛を瞬間接着剤などで取り付けてあり、毛穴を
削らないと毛替えができないのかもしれません。

その店で毛替えができない(職人がいない)という可能性もありますが、
ちょっと最初の情報だけだとそこまで読み取れないので、もう少し詳しく
書いていただけると、まだわかるかもしれません。

投稿者:ks     投稿日時:2004/12/27 14:47  ---20.253.143

アドバイスありがとうございます。買ったのは某オークションです。毛換えに持っていったのは御茶ノ水の有名楽器店です。他に曲がっていない2本の弓を持っていきましたがそれは換えてもらいました。そのとき毛が揃わないとか何とか言っていましたが、曲がっている弓は毛換えが出来ないとおもってしまいました。しかし後で考えて何故か疑問に思って質問したしだいです。

投稿者:かめ     投稿日時:2004/12/27 23:48  ---196.107.138

>そのとき毛が揃わないとか何とか言っていましたが、曲がっている弓は
>毛換えが出来ないとおもってしまいました。

それでは、はっきりと毛替えできないと言われたわけではないんですね。
恐らく、「毛が揃わない」というのは、スティックが曲がってしまっているために
真っ直ぐに毛を張ってしまうと張力がアンバランスになり余計にスティックが
曲がってしまうと言うことなのでしょう。
弓のそり直しをするか、もしくは毛の張り方の調節で片側だけ少し短めに張ることで
なるべく木を真っ直ぐにしようとすることが考えられますが、個人的には弓毛の
張り方で調節をすることはやめた方がいいと思います。

場合によってはヘッドの部分やフロッグの部分の穴の掘り方に原因があることも
考えられますが、それは職人が実際にみて判断することだと思います。

問題は、その弓がそり直しをしてまで使うような弓かどうかということですね。
きちんと職人さんと話をして、必要ならば修理をしてもらえばいいと思います。

Q:教えてください
投稿者:ロキ     投稿日時:2004/12/27 14:20  ---17.156.202

初めて書き込みをします。チェロの事でわからないことがあるので教えてください。
今年の3月に今まで使っていたチェロ(量産のセットで10万のやつです)の音が嫌になり買い替えを決心し「Ferenc Bela Vaci 2004 Budapest」というチェロに出会い一目惚れし、定価56万のを値引きさせてもらい39万で購入しました。そして今現在専門学校に通いそれを使って猛練習しています。
最近になりFerenc Bela Vaciとはよい作品を作っているのか、ランクはどれくらいなのか、など自分の楽器について知りたくなってきました。
どうかFerenc Bela Vaciについて教えてください。

Q:チェロのTナットというものについて
投稿者:Yoko     投稿日時:2004/12/27 14:15  ---60.188.121

はじめまして、現在米ボストンに住んでいる者ですが
娘のチェロに Tナットというものを取り付けたらどうかと先生から言われております。 信頼できる職人さんなので是非つけてみる事を薦められていますがあまり聞いたことがなく 4月には日本に帰国予定なので非常に迷っています。
娘は中3で去年からフルサイズを弾いています。 指の長さはまあまあですが身体は小さめなので本来はやはり 7/8サイズが適当なのかもしれません。しかし数も少ない上に値段も上等なので躊躇しています。そこで 気に入っている今のチェロにTナットなるものを付けると言う案が出たのですが 日本ではこういう事は 一般的なのでしょうか?

Q:チェロ弦
投稿者:はせ     投稿日時:2004/12/25 09:05  ---57.137.80

今、上2本のチェロの弦について悩んでいるのですがラーセンはちょっと金属系の音がきつく、ヤーガーは華やかさにかける感じがします。ヘリコアなども試してみたのですがいまいちぱっとしません。なるべく線の太い音が欲しいのですがスチール弦だと後どのような選択肢があるのでしょうか?オススメの弦などありましたら教えて下さい。

投稿者:ゆうな     投稿日時:2004/12/25 14:19  ---109.16.130

 はじめましてこんにちは。ヤーガーのフォルテや、フレクソコアなどいかがでしょうか?

投稿者:CABIN     投稿日時:2004/12/25 23:41  ---40.237.234

はせさんこんばんはCABINと申します。
私のチェロ弦は華やかな音指向ということでいろいろ試したあげく、AD線には最近までピラストロ社の「パーマネント」を使用しておりました。
つい先日、ものは試しにとAD線に同社の最新弦である「エバピラツィ」を付けてみましたがこれもなかなか華やかながら深み・渋みのある音になっております。
共に線が細いというものでは無いと思います。
まあ、楽器との相性もあるかと思いますが、ご参考ということで..

投稿者:CABIN     投稿日時:2004/12/25 23:51  ---40.237.234

ついでに紹介しておきますが、以下のサイトでチェロ弦の使用感に関するアンケートが行われております。
かえって弦の選択に迷われることになりかねませんが、以外と面白いのでご覧になっては?

http://homepage1.nifty.com/yoshiken/music/vlc/enq/vlcenqa.htm#kansou

投稿者:はせ     投稿日時:2004/12/27 06:45  ---57.137.80

みなさんありがとうございます。早速ためしてみようとおもいます。

Q:メンテナンス
投稿者:GRAP     投稿日時:2004/12/26 14:12  ---122.242.22

中古のバイオリンを買い、2年間使っているのですが、
鈴木のNo.280程度と比べてもあまり鳴りがよくありません。

中古の3万円で買ったスズキ1961年製No.11です。買ったときからずっと調整を受けていませんが、このレベルの楽器を調整に出しても大きな効果はあるのでしょうか?

投稿者:ヒロ     投稿日時:2004/12/26 22:00  ---11.81.240

きちんとしたメーカー品なので、
調整によって本来の性能をとりもどすことは可能だと思います。

Q:製作者とH.P.について
投稿者:もんも     投稿日時:2004/12/26 00:28  ---135.208.67

製作者及びこの製作者についてのH.P.についてお尋ねいたします。
・若手で人気のあるクレモナの男性製作者
・3人で一緒に工房を開いている
・ペグボックスの中まで綺麗に作る

半年くらい前、どこかのH.P.で見かけたのですが、
それがどこだったのか、誰だったのか、どうしても思い出せません。
画像では、2人で同じ部屋で製作していたりしているのがありました。

これだけしか覚えておりませんが、ご存知の方がいらっしゃいましたらお教えくださいませ。よろしくお願いいたします。

投稿者:IO     投稿日時:2004/12/26 00:52  ---136.50.49

Dario Occhipintiで検索してみてください。

投稿者:maria     投稿日時:2004/12/26 08:56  ---216.121.180

Marcello Ive, Dante Fulvio Lazzari, Dario Occhipintiの3人のことでは?その内、2台持っています。本人達にも今年秋に会ってきました。

投稿者:maria     投稿日時:2004/12/26 09:23  ---216.121.180

更に、付け加えますと、彼等は所謂、芸術家タイプでworkshopには電話もファックスもありません。ましてはホームページは、ないはずです。というのは、メールアドレスがあるかどうか本人に直接確認したところ、自分は古いタイプの職人なのでそういうものはないと仰っていたからです。ただひたすら、仕事をしているだけでした。商業主義とは、正反対のマエストロ達だと思います。仕事場は、非常に清潔で、一本の十字架が掲げられてあるだけで非常にシンプルでした。職人の鏡といえるのではないでしょうか。その一方で、突然の訪問にも嫌な顔一つせずに、親切に応対してくれるという優しい面もありました。印象としては、Marcello Ive氏はプロフェッサー風、Dante Fulvio Lazzari氏はアシスタントプロフェッサー、Dario Occhipinti氏は誠実で気の優しい寡黙なマエストロと言った感じでした。しかし、3人の作品は、それぞれに完成度が高く、優劣はないと思います。Dante Fulvio Lazzari氏は結構多弁だったのが、少し意外でした。いずれにしても尊敬すべき偉大なマエストロ達だと思います。

投稿者:もんも     投稿日時:2004/12/26 15:40  ---40.238.166

IOさま、mariaさま、ありがとうございました。
そうです、このお三方です。
H.P.も見つけることが出来ました。
綺麗なヴァイオリンを見ることが出来ます、うれしい。。。

本当にありがとうございました。

Q:社会人の練習時間
投稿者:Bryant     投稿日時:2004/12/05 17:16  ---171.66.137

初めて書き込ませていただきます。
私社会人4年目でビオラをやっている者です。大学時代にオーケストラに所属して音楽活動をしておりました。社会人になってからは忙しくてほとんど練習できていないので、楽器経験は4年ちょうどです。
仕事はかなり忙しく、平日帰宅するのはほぼ日付が変わってからになります。朝も早いので週末はかなり疲れがたまり、土曜日はほぼ一日中ぐったりとしている状態です。最近は仕事も覚えてきたので、日曜日には楽器を触る時間を確保できるようになりました。これから市民オーケストラなどに入ってまた合奏の楽しみを味わおうと思うのですが、私の経験年数では週一回の練習では譜読みについていくのにすら不安を覚えます。
また、普段忙しくて使う暇がないのでお金は結構たまっており、いい楽器を買いたいな、という気持ちもあるのですが、週一回しか触れないのなら買っても楽器がかわいそうだな、と思います。
社会人で音楽活動を続けられている方にお聞きしたいのですが、一週間にどれくらい練習されていますか?オーケストラに入られている方は、練習時間が取れなくてもついていけるくらい経験年数が長い場合が多いのでしょうか?それとも私のように労働時間が長い人はそもそもメンバーにいないのでしょうか?
皆さんの状況を教えていただけると幸いです。

投稿者:zukerman大好き     投稿日時:2004/12/05 23:30  ---3.49.205

はじめまして、ヴァイオリン弾きです。
Bryantさんと同じく社会人です。私の住んでいるマンションは結構防音性は良いのですが、残業があったりすると根性が無くて1週間楽器に触れない時もあります。結局、レッスンのある休みの日に朝から練習して出かけることになってしまいます。先生には申し訳ないのですが。友人はオケに所属しているので、職場環境が許してくれることもあって仕事場で早朝出勤して鳴らしているそうです。まあ、仕事第一なので疲れている時や気分の乗らない日は「お休み」と割り切っているのが現状です。悲しいかな3日以上休むと指が回らなくなります。勘を取り戻すために午前一杯、音階とエチュードで終わってしまいま(笑)
楽器の件ですが、確かに週一回しか触れないと新作の楽器は鳴らすのに時間がかかるかもしれませんね。でも、やっぱ良い楽器はいい音がしますよ。私的には素敵な出会いがあったら購入してもよいと思います。
こんな程度ですが、ご参考になれば。

投稿者:びおらんて     投稿日時:2004/12/06 17:55  ---24.97.233

はじめまして!アマオケびよら弾きです。
Bryantさんのお悩み分かります。私も学生オケでどっぷり浸かっていたのが社会人となり、楽器を弾く時間が全くなくなった時期がありました。私の場合、仕事の忙しさよりも楽器を弾けないことがストレスになりつつあったので、思い切って新しい楽器を買ってしまいました。楽器屋さんをまわっていたら「出会ってしまった」からなんですけど。それを機に時間を見つけては楽器をさわるようになり(但し夜なので金属ミュート付き)、アマオケにも入りました。
市民オケも、オーディションをするようなところから、(決して悪い意味でなく)のんびりペースなところまで様々ですから、ご自身に似合う団体はきっと見つかると思います。学生オケの経験があるのなら、少々のブランクは心配ないですよ。個人的には「技術<参加率」かと。
長々と的確な回答でなくてすみません。まずはどこか気になる団体を覗いてみてはいかがでしょうか。びよら弾きはまず歓迎されますよ。頑張って下さい!

投稿者:ぼこ     投稿日時:2004/12/07 07:55  ---3.82.224

Bryantさま
楽器やオーケストラは楽しいですよ。是非再開してください! 
少し自分を振り返ってみると・・・

自分も社会人になってからの10年間は、毎日が仕事で忙しく(帰れた日でも11時過ぎ、土日もほとんど仕事、たまに早く帰れても寝るかたまった洗濯:学生時代は親がやってくれたのですが)バイオリンに触れることがなく、たまに友人の結婚式で弾いたりするくらいでした。それでも、小さいときからやっていたことと、大学オケでの蓄積があって、なんとか弾けていましたが、どんどん下手になるばかり。

10年目頃になると少し自分の時間がとれるようになったことと、こんなことでは下手になるばかりか弾けなくなるのではと心配になり、月に1〜2回の練習でもよいオケに入りました。オケに入れば、本番や練習日のために遅く家に帰ってきても、消音器をつけ30分でも練習をするようになりました(毎日ではなく、週に2回くらい)。

15年目くらいに子供のバイオリンを探して楽器屋さんめぐりをしていましたが(その際にはストラッドさんにもお世話になりましたが)、探しているうちに自分が良い楽器を欲しくなり、自分用にいい楽器を購入し、子供には自分が今まで使っていた楽器を与えました。
そうなると、練習量もさらに増え、子供が習っている先生にレッスンを受けるようにもなりました。今では週にトータルで4〜5時間くらいは弾いているかな。

新しい楽器を買うことも、オケに入ることも、先生にレッスンにつくことも、趣味としてずっとビオラを弾き続けるきっかけになると思います。10年以上経つと、元に戻るのにかなりの時間と労力がかかると思いますので、再開するには良い時期ではないでしょうか。きっかけはなんでもいいと思います。
子供にお金がかかるようになると楽器を買う余裕もなくなりますし、独身(?)のうちかもしれませんね。

投稿者:Bryant     投稿日時:2004/12/12 10:34  ---208.123

皆様、レスありがとうございます。仕事が立て込んでおりまして、返信が遅れて申し訳ありませんでした。
やはり、忙しさに負けて先延ばししているとあっという間に時間がたち、さらに始めにくくなってしまいそうですね。自分に合った団体を探して、最初は負担を感じてでも思い切って再開するべきだと思い直しました。いい楽器を買うのも、自分に「弾いてあげなくちゃ」と義務感を与える点でいいのかもしれません。
アドバイスありがとうございました。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2004/12/20 11:58  ---190.124.132

私は、時間に縛られる業種に従事し、練習時間不足、オケへの遅刻,欠席はしょっちゅうです。
オケの方針、習慣によって欠席や遅刻に厳しい、厳しくないがありますので、厳しくないオケに入りましょう。

楽器や弓はすぐ取れるよう肩当てをつけたまま ひもで壁につるしときましょう。チューナーはすぐ使えるようにし、譜面台は立てたまま譜面も広げたままにしておきましょう。立ったまま練習しましょう。弦はヴィオラでしたらヘリコア(スチール)にするとチューニングの時間がとられません。テールピースも4弦アジャスタつきを使いチューニングの面倒をなるべく避けます。寝る前の練習は熟睡を阻害しますので、朝練のほうがよいです。

楽器は出来るだけ良いものを買いましょう。将来どこに持っていっても売れるもの、(必然的に有名作家の手工品になりますが)を買いましょう。10-20万円の楽器を買っても、もしやめるときにくず同然になってしまいます。良い楽器だったら友人に売ってもよろこんでもらえるでしょう。

良い楽器だと弾きやすく軽々と音が出て練習が楽しくなりますので長続きします。

投稿者:チェロ実     投稿日時:2004/12/21 12:53  ---255.184.226

便乗質問すみません・・・
サイレンとはあえて避けたかったため、ボックス式の防音室を購入しようか考えていましたが、てつさんのコメントによると反響がないためあまり使用したくない、とのこと。

やはり、防音室&アコースティック楽器でもあまり意味がないのでしょうか?

投稿者:QB     投稿日時:2004/12/21 13:11  ---9.46.177

一番よろしいのは、両隣と上下の階の人と話しをして、事情を説明することです。
で、実際に一度まわりの住人の方にお願いして、夜9時なら9時に自分の部屋で弾いてみて、どれくらい伝わっているのか確認させてもらうことです。

ポイントは、あくまでも「みなさんのメイワクにならないようにしたいが、自分もなるべく練習時間を割きたい、で、メイワクにならないようにどれくらい音が漏れるのか確認したい」と相手の立場を尊重した進め方をすることです。

それで、通常の練習の音量で、何時くらいまでなら上下両隣から容認してもらえそうか、決めたらどうでしょう?
かなり心の持ち方が違いますよ。

あと、「もし早く就寝される時とか、気になるようでしたら、いつでも声かけるか、電話でもかまわないのでおっしゃってください」 といっておいたほうが良いです。

そうやってコミュニケーションが成立した相手に対しては、多少は寛容になるし、またもしうるさい場合も、文句言いやすくなると思いますよ。(たまりにたまって、突然包丁持ってこられるようなケースは避けられると思います)

投稿者:てつ     投稿日時:2004/12/22 11:02  ---123.159.74

防音室が意味がないのかどうかは価値観によりますが、基本的に楽器はその物自体を鳴らすというよりは、反響を利用して、空間を響かせるもののように思いますよね。
運動機能は高まりますが、音色を大切にしている人は防音室を嫌う傾向があるように思います。私の周囲だけかもしませんが。弾いていれば運動機能は保てますね。
実際に使っている人をじっくり観察してみるといいかもしれません。私の周りでは何となく、ある傾向を感じたので、書きました。

投稿者:squash     投稿日時:2004/12/24 18:23  ---223.116.5

チェロ実さんへ

質問から少し時間があいてしまいましたが、「防音室には反響がない」というのは、誤解があるように思い、ちょっと書き足すことにしました。

防音は、外に音が漏れないようにすることが目的ですから、理想は、真空の空間に練習室を浮かべてしまうことになると思います(重力があるので、現実には不可能ですが。)いずれにしても、部屋の中の振動(空気振動=音に限らず)を、「部外」に伝わらなくすることです。このため、窓などの開放部をなくしたり(少なくしたり)部屋自体をダンプしたり、壁(の吸音材)を厚くしたりします。

これに対して、反響は「部屋の中」の問題であり、反響の有無と防音は直接の関係はないと考えていいと思います。楽器を広いホールで弾く場合と狭い部屋(例えば浴室)で弾く場合との違いを想像してみればいいと思いますが、反響は部屋の広さや壁の材質等によって全く違ってきます。防音室を既存の部屋の中に入れれば、空間はその分狭くなりますから、防音室に何の工夫もされていなければ、むしろ反響は大きくなると考えておいた方がいいと思います。

音色や響きは、楽器だけで作られるものではなく、楽器が弾かれる場が影響するのは言うまでもないことですが、残響などをしっかり設計してくれる防音室もありますから、一概に防音室がいいとか悪いか言うのは乱暴だと思います。チェロ実さんの考えているボックス式も、使い方次第だと思いますので、実物を試してみて決めたらよいのではないでしょうか(楽器の試し弾きと同じです。)。ただ、私個人としては、あまりに狭い空間は、音響の問題よりも、精神上の問題があるように思いますが。

投稿者:てつ     投稿日時:2004/12/24 18:42  ---123.159.74

そうですね。狭さの問題も大きいですね。そこで反響があっても、その広さで鳴らすことを考えると、広い場所で音を聞かせる意識はどこかへいってしまいますね。気持ちも技術もそうでしょうね。
一時期、防音室は見て回りましたけど、なかなか手頃な値段では響きうんぬんは難しいなと思いました。もちろんお金を掛ければ反響を考慮したものもあるのでしょうが、やっぱり狭さがそこでも問題になるかもしれませんね。何れにしろ、個人的にはその分道具に投資したいと考えましたが、ご自分で見てみるのが一番です。

squashさん、よいご指摘でした。

投稿者:squash     投稿日時:2004/12/25 22:00  ---133.162.109

私も、てつさんのおっしゃるとおり、楽器に投資するのが正解だと思います。

ちょっと、話題から逸れてしまいましたね。ごめんなさい。

Q:製作者について教えてください
投稿者:シン     投稿日時:2004/12/21 23:59  ---135.32.20

Marcucci Custode という製作者(といっても、現代の人ではないですが)について、情報がありましたら教えてください。生存された時代等が知りたいです。
また、恥ずかしながら、私はイタリア語が読めませんので、読み方を教えてください。
宜しくお願いいたします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2004/12/22 11:34  ---144.180.235

いらっしゃいませ、

Marcucci Custodeさん。資料にございますので簡単に抜粋いたします。

1865年、Romagna生まれ、15年間農業を営み、木を削る仕事などもしていた。
19世紀にはいって本格的に弦楽器製作を始める。
Att,Bottajoに習う。
300のヴァイオリンと、10のビオラ、その他チェロ(特に指導)コンバスなども作成
さまざまなモデルの楽器を作った。ニスは暗め。

とあります。読みは私も自信がないので控えます。
それでは!

投稿者:シン     投稿日時:2004/12/22 20:24  ---135.32.20

早速のご回答、ありがとうございました。
腑に落ちないのが、1865年(19世紀)に生まれながら、19世紀に入って本格的にバイオリン製作を始めた、というところではありますが。1865年生まれなのですね。
また、是非、どなたか Marcucci Custode の読み方が分かる方がおられましたら、ご教示ください。宜しくお願いいたします。

投稿者:おせっかい     投稿日時:2004/12/22 22:32  ---228.197.176

 こんにちは。
少し補足をさせて頂きます。

 出生地ですが、資料にはlugo di romagna と書いてあります。romagna だけだと
他の地名になってしまいます。地図が手元に無いので分かりませんが、名前から
勝手に予測するとエミリア・ロマーニャの一都市ではないかと思います。(ここには
ロマーニャがついている地名が多いので)
 また、15年間に農業従事していたと書いていますが、これはおそらく
15歳までということだと思います。それと19世紀ではなく19歳の時にバイオリン製作
を始めたということだと思います。
 さらに Att,Bottajoに習う。と書かれていますが、Bottajo という学校に通っていた
ということでしょう。att ではなくart と書かれています。

 初めて聞く名前なのではっきりと断言は出来ませんが、イタリア式に読むと
マルクッチ・クストーデと読めます。

投稿者:さらにおせっかい     投稿日時:2004/12/24 14:26  ---48.220.22

引用されている文献さえ知らないで書きます。
luogo di romagnaはRavenna県の一集落(規模がわからないですが)の地名だと思います。
art. bottajoは art=artigiano(職人) bottajo=bottaio(樽など木の入れ物を作る職業)
だと思います。
文献の全文を知らないのですが憶測で 楽器製作を知っていた樽職人に習う
って事じゃないかな

投稿者:さらにおせっかい     投稿日時:2004/12/24 14:33  ---48.220.22

訂正します。
文献を確認しました。
学校で正しいです。artの前にinstituteとありました

投稿者:シン     投稿日時:2004/12/24 18:51  ---32.178.36

皆様、貴重なご回答をいただき、ありがとうございました。
無事「19世紀」の謎も解明され、納得いたしました。
重ね重ね、お礼申し上げます。