Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:
投稿者:一郎     投稿日時:2005/01/31 08:37  ---36.27.225

チェロを弾き三年になります。基礎はある程度弾けるようになったのですが〜いろんな曲を弾いてみたいと思ってます。最近、テレビで使われた曲やチェロのテクニックが書かれたような楽譜を売っているお店を知っておりませんか?

投稿者:ヒロ     投稿日時:2005/01/31 09:27  ---165.122.162

どこにお住まいですか?

「アカデミア」で検索すると通販できるサイトがひっかかりますよ。

投稿者:かわせみ     投稿日時:2005/01/31 11:19  ---110.64.12

銀座の山野楽器か銀座ヤマハかなあ??

投稿者:teku     投稿日時:2005/01/31 12:27  ---12.30.78

今年も,1月たってしまいそうですが、よろしくお願います。
チェロ暦4年(進歩速度=牛歩)ですが、簡単な曲の本は沢山あります。
チェロ31選とか、あとへ音記号だけで、弾ける曲集(編曲)など、、、
20冊や30冊出てます。こういうものはどちらかというと近くの楽器屋さんで
購入してます。(吉祥寺山野など)。意外とこの手は沢山あります。国内の著名な
チェリストの方が監修していることが多いです。
ゆっくりとお探しください。

投稿者:一郎     投稿日時:2005/01/31 16:08  ---36.27.225

レスありがとうございます。
ヒロさん>
私は富山県に住んでおります。
かわせみさん>
銀座のヤマハですか〜分かりました。インターネットで見てみます。
tekuさん>
久石譲氏のジブリのチェロの楽譜や情熱大陸や美女と野獣、星に願いをなどといったような楽譜はもっています。tekuさんのお勧めの店はどこなのでしょうか?

投稿者:teku     投稿日時:2005/01/31 19:40  ---12.30.77

すいません、つい東京のような気がして。
山羽音楽教室(チェロを開講している所)のある楽器屋さん
を見つけると多分譜面もあるのでは?
後は、タイトルを見つけたらAMAZON,COMなんてどうでしょうか。
やったことはないので無責任ですが。
また神戸楽譜からはメールで取り寄せられます。

Q:
投稿者:アンダンテ     投稿日時:2005/01/30 23:08  ---110.179.61

 こんにちは。
 私の使用しているヴァイオリンはフランス製の8歳の若いヴァイオリンです。ラベルには、「Alain Moinier a Mirecourt」と書かれていて、楽器の裏側に女の人(女神??)らしき人物がリュートを弾いているシールが熱で貼り付けられてます。値段は高価ではありませんが、買う当時の私の実力からいうと十分なものだと勝手に思い込んでいます。ところで、この楽器の製作者のことをご存知の方がいらっしゃったら教えてください。そんなに高価ではないので、恥ずかしいのですが・・・
 あと、このヴァイオリン、自分としては気に入っているのですが、4/4にしては少し大きい?気がします。私の手が小さいのか(確かに小さい)、フォームが悪いのか、分かりませんが・・・ 友人の楽器と交換で弾いたら「楽器大きくない?」と言われてしまいました。また、佐々木 朗さんのHPを拝見したところ、「フランス製は比較的大き目」と書いてありました。本当にそうなのでしょうか??                 脈絡のない内容ですみません。どなたかお告げをください。

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/01/30 23:48  ---6.35.211

まずは、上の過去ログ検索で、モアニエ をキーワードに検索してみてください。
過去何度か話題に出ています。

私の認識では、Alain Moinierは経営者の名前で、Alain Moinier a Mirecourt は、フランスのミルクールにあるモアニエのアトリエ(工房/工場)で製作された楽器です。
マスター作品ではなく、精度の高い機械でかなりの部分を加工した後に残りを手で仕上げる、出来の良い半手工製品のように記憶しています。いくつかのグレード/タイプの楽器を作っています。
人の名前とメーカーブランドの関係で言えば、鈴木政吉が作ったのでSUZUKIヴァイオリンというのと近いですね。

Alain Moinierは、Aubert a Mirecourt の駒を製作しているところとしても有名です。

楽器の大きさは、20世紀初頭のフランスの楽器のようにボディー長が360ミリを超えるようなものはなく、標準よりほんの少し大きいくらいでしょう。

楽器の事典ヴァイオリン(ショパン)に3ページほど紙面をさいてアラン・モアニエのアトリエと楽器の事が説明されています。受け売りになりますが、それによれば、指板のアーチの付け方、駒の削り方が独特で、指板を少し傾けることで、駒の高音弦側と低音弦側の高さを同じくらいにしてあり、結果E線を弾いた時に弓がボディーに当たりにくい、とのことです。(私はまだ、実物がそうなっているか確かめた事はありませんので、本当かどうかは確証はありませんが...)

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/01/31 00:19  ---6.35.211

先ほど書き忘れましたが、一度サイズをご自身で計ってみてはどうでしょう。
ストラッドさんのコラム
http://www.strad.co.jp/column/col_08.html
にどこをはかればよいかが書いてあります。

A:ボディー長については、楽器の裏板のボタン(ネックを接合するための突起部)やエンドピンは含まない長さです。

投稿者:アンダンテ     投稿日時:2005/01/31 11:04  ---110.179.61

 楽器は本当に色々なものがあるんですね。オーケストラなど、弦楽器がたくさん終結するところにいるとその十人十色がわかって楽しいです。本当に色とりどりでそのような意味でもオーケストラも音楽も大好きです。
 参考になりました!ありがとうございました。。。

Q:練習のことで
投稿者:MOMO     投稿日時:2005/01/30 20:38  ---21.252.128

教えていただきたい事があります。
バイオリンをはじめて、まだ、3ヶ月ほどです。昼間、働いているので夜ですと、音をだして練習するのに気がひけます。休みのひの昼も金属のミュートをつけて遠慮して練習しています。
で、以前、雑誌でタレントの橋本志穂さんが、バイオリンの練習について、夜なんかは弓を使わず右手で弦を爪弾くようにして、左手の練習をしているとおっしゃっていました。私も、それならご近所に迷惑をかけずに少しは練習になるかなと思ってやってたんですけど、この前、レッスンの時、なにかの折りに弦を手でさわったところ、弓で弾くところは絶対手で触れないように注意をうけました。
手(指)の油とか、何か、理由があるんでしょうか。弓に悪影響とかでるんですか?もし、そんなに、悪影響がでないんだったら、夜はこうやってせめて左手の練習だけでもしたいなあって思ってるんですけど、同じようにしている方、いらっしゃいますか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/01/30 21:11  ---6.35.211

>手(指)の油とか、何か、理由が
その通り。手、指の油が悪さをします。
弓の毛に松脂を塗り付け、摩擦力をあげて、弦をこすることで弦は振動します。
その接点に油がつくと、上滑りをして理想的な摩擦力が得られません。
弓の毛と、先生がおっしゃった場所を、指や手で触るのは、基本的には御法度です。

一方、指ではじくこと奏法を行うことには問題ありません。
ヴァイオリンで弓で弾かずに指ではじくピチカートという奏法がありますが、普通弓で弾く、指板が途切れたところから駒までの間でははじかずに、指板の途切れたところよりも5センチくらいはスクロールよりをはじきます。
私見ですが、駒から、指で押さえているところ(解放弦の場合は上ナットの溝)までの実際に振動している弦長の、丁度真ん中あたりをはじくのが基本の位置で、あとは場合に応じて音色を固くするためにもっと駒よりをはじくようにすると思っています。

初心者の方でしたら低いボジションで弾いているでしょうから、指板の駒側の切れ目から、スクロール側に5〜10センチくらい入った指板の上をはじけばよいと思います。

投稿者:MOMO     投稿日時:2005/01/30 22:10  ---21.252.128

早速、教えていただいてありがとうございます。
そうなんですか。やっぱり、よくなかったんですね。
教えていただいたように、ずらしてみます。
毎日、バイオリンていいなあって思いながら練習しています。早く、うまくなりたい、、、。
あるがとうございました。

Q:テールガットの新素材
投稿者:みか     投稿日時:2005/01/24 16:19  ---244.57.146

最近、一般的に使用されているナイロン製のテールガットの他に、チタン製の製品も出ているようですが、それは音がよくなるなどの効果は期待できるものなのでしょうか?

使用されている方がいらしゃいましたら教えてください。

ちなみに興味を持っているのはバイオリンのテールガットです。

投稿者:CABIN     投稿日時:2005/01/25 17:53  ---114.112.42

埋もれてしまいそうなので,少しコメントしておきます。
このQ&Aの「過去ログ検索」で テールガット チタン で検索すると少し書いてあります。
また,Google等の検索エンジンで テールガット チタン でもある程度出てきます。
また他の素材としてタングステン製も出てますので テールガット タングステン でもある程度出てきます。

ちなみに既出の事ですが,タングステン製のテールガットは「エクセレントーン」という商品名で販売されてますが,残念ながらWEBサイト検索では出てこないようです。
値段はかなりのものだったかと思います,また開発・販売元は福岡のとあるヴァイオリン工房とタングステン加工会社ですがもしかすると各地の楽器店で購入できるのかもしれません。
チタン製はWEBサイトでお目にかかれますね。

またまた,既出の事ではありますが,音色・音量など記事から傾向はつかめるものの,実際にはご自分の楽器に取り付けてみてしか判断できないかなと思います。 少々乱暴な言い方ですがリスク付き投資かと....
でも,テールガットというより,チタン製のテールストリングとでも呼んだ方がいいんでしょうか。 まあ,ナイロンガットという呼称もあるのでテールチタンガットやテールタングステンガットでしょうかね。余談でした!

投稿者:ター坊     投稿日時:2005/01/25 20:58  ---1.30.98

私も試してみたいのですが、いかんせんバイオリン用で8000円は高いですね。
試しに、普通の20年使っていたテールガットを先日新品にしたところ、音がクリアになり、特にE線は少しうるさいぐらいに鳴るようになりました。新品のテールガットはしなやかですが、古いほうは経年劣化でガチガチになっており、この差が出たのではないかと考えます。触ってみるとまるで違います。最初の2週間ほどはテールガットが伸びますので、1mm程度短めに調整してください。
全く同一素材ですら音が変わるのですから、チタンにすればどのような方向に音が行くかは別にして、相当な変化があることは容易に想像できます。

投稿者:あい     投稿日時:2005/01/26 02:17  ---5.172.92

 北野のチタン・テールガットを使ってます。


 これなしには考えられません。ナイロンのものは決して悪い物ではありませんが、
チタン製のものは、音に自然な伸びが出ます。それは、弦を新しくしたり、高級なものに
したりすることでは得られないもので、実際やってみればわかると思います。
また、ルボアにもテールガットがあるらしいのですが、詳しくご存知のかた
おられますか?教えてください。



あい

投稿者:かめ     投稿日時:2005/01/26 19:09  ---196.107.138

チェロやコントラバスでは金属製のテールガットは一般的?なので
少し参考になるかもしれません。

テールガットを金属製にすると確かに音は変わります。
ただ、変わるというだけでそれが良い方向に変わるかどうかは
楽器や弾き手の感覚によるところが大きいでしょう。

ただ一つ思うのは、金属製のテールガットにした場合、楽器の箱の鳴りが
変わるのではなく、弦の音がかなり反映されるように思います。
あと、ヴァイオリンなどで金属のテールガットを使った場合、どうしても
ナイロン製に比べると重い部品になるので多少の影響があることが考えられます。
もちろん、利点もあることでしょう。それは「伸びにくい」ということだと思います。

そもそもテールガットの役割は何なのでしょうか。
弓からの振動をなるべく損なうことなく箱へ伝える役目を持つと考えるのなら
なるべくしなやかで軽い材料の方がいいような気がします。
それなら、昔ながらの裸ガットのテールガットが一番いいんでしょうね。

投稿者:みか     投稿日時:2005/01/27 11:42  ---108.219.40

みなさん、いろいろなご意見ありがとうございました!
8000円という金額、会社員の私にはイタイですが、ちょっと賭けにでてみようかな?と感じています。  ダメだったら 泣くしか・・・・

投稿者:セイジ     投稿日時:2005/01/29 22:40  ---151.3.240

炭素繊維系の素材を使っていると思われる「テールコード」
という名称のフランス製の新素材があります。

見た目はただの黒い紐ですが、これを装着すると
音色が非常にブリリアントに変わります。

どのくらいの変化かというと、くたびれた
ドミナント弦を新品に交換した時ぐらいの
相違が実感できます。

本当にただの紐なので素人には交換が
難しいようです。
お値段は交換の手間賃込みで
1500円とお安いですが、かなりの優れものですよ。

投稿者:よが     投稿日時:2005/01/30 02:55  ---109.222.208

こんばんは. ご参考です.

Bios d'Harmonie の Tailcord の結び方でしたら
http://www.minehara.com/showcase/celloshop/carbonspike.htm#tailpiecerope
に結び方の簡単な説明が載っています. 私は昔,同じ結び方で
ペグボックスの部分で切れた弦を結んでもう一度使っていました.
長さの微調整は難しいかもしれないですね.

エクセルトーンは福岡の石田ヴァイオリンさんがやってる
やつだったと思います. 弦楽器フェアでチラシを配っていた気がします.

Q:弓の価格帯について
投稿者:たかだ     投稿日時:2005/01/27 20:21  ---83.151.7

現在、VIGNERONを使用していますが買い替えを考えています。
価格の大体の幅を調べるにはどうすればよいのでしょう。
現物を見なければなんとも言えないのは理解していますが、製作者ごとの流通価格帯を目安として把握したいのです。
日本とヨーロッパのそういったサイトなどがありましたら教えていただけませんか?
VIGNERONはどのくらいの価値があるのでしょうか?

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2005/01/28 11:26  ---36.102.128

いらっしゃいませ、客観的な資料としては

東京音楽者の楽器の辞典 弓にのって降ります。
200万円とありますが、現在ではもう少し上がっているかもしれません。
また状態によっては、これより低い場合もあると思います。それでは!

投稿者:たかだ     投稿日時:2005/01/28 20:46  ---83.150.124

ストラッド店員さま

ありがとうございます。
とても親切なページで、これからもこのHP読ませていただきます!

投稿者:中国の・・・     投稿日時:2005/01/28 22:24  ---2.13.135

 vigneron は andre と joseph arthur がいるので一概には言えないと思います。
日本での価格は知りませんが、ヨーロッパではandre は平均90万前後、josephは110万前後ぐらいだと思います。日本での価格だと店員さんの価格になるかもしれませんね。

投稿者:たかだ     投稿日時:2005/01/29 22:20  ---83.151.55

中国の・さん 
ありがとうございます。ヨーロッパのお値段は円でということですよね?
 私の弓は A.VIGNERON でHammaのサイン入り保証書が付いています。

Q:新しいヴァイオリンケースが欲しくて・・・。
投稿者:カバノキ     投稿日時:2005/01/26 17:28  ---147.202.56

 はじめまして。カバノキと申します。新しいヴァイオリンケースが欲しくて悩んでいます。そこでみなさんの意見も伺いたく、投稿いたしました。
 候補はBAMのhightechかaccordのオーダーメイドかなぁと思っているのですが、今一歩踏み切れません。どなたかこれらのケースを使っている方がおりましたら、使い心地などを教えてくださりませんか?またこの他のケースでお勧めのケースなどがありましたらどうぞ教えてください。

投稿者:rio     投稿日時:2005/01/27 02:26  ---132.181.81

カバノキさん こんばんわ

どちらも、先進的なデザインでかっこいいですよね。

多分、ほぼ確定のはずですが、TOYOから、年内には貴殿が検討しているような素材のケースが出るようです。もし我慢できるなら、年末まで待ってみてはいかがでしょうか?

選択肢は多いほうが良いと思います。

では。

投稿者:カバノキ     投稿日時:2005/01/29 19:07  ---93.126.53

rioさま

 アドヴァイスありがとうございました。

もう少し検討してみようと思います☆

Q:教えて下さいませ
投稿者:るな     投稿日時:2005/01/28 19:39  ---87.1.155

いつも楽しく拝見してます。
教えて頂きたいコトがあります。

楽器に貼ってあるラベルは偽物が多く、楽器の真贋の判断にはなりにくい、と承知しておりますが、「楽器内部やボタン、リブなどに押してある焼き印」、或いは「内部から見えるブロックに書かれたサイン」などは真贋の判断になるのでしょうか?
その印があれば本物!、とか。
ご教授頂けますと幸いです。

どうぞよろしくお願い致します。

投稿者:ヒロ     投稿日時:2005/01/29 09:31  ---165.122.162

どれも後から加工可能なものですよね。(つまり複製可能)
判断材料の一つにはなるでしょうけど。

Q:チェロのラベルについて
投稿者:恵理奈     投稿日時:2005/01/27 23:52  ---179.25.216

2年前に買ったチェロで製造者を調べて欲しいです。

 Bernd Dimbath  Made in Germany Buhen reuth anno 200


    です。   70万ぐらいで買いました。
  

    よろしくお願いします

投稿者:かわせみ     投稿日時:2005/01/28 06:16  ---110.62.48

ここのようですね↓
http://www.gakki.com/shop3/violin_dimbath.html

投稿者:恵理奈     投稿日時:2005/01/28 22:16  ---179.25.216

かわせみさんありがとうございます。

Q:教えてください!
投稿者:くま     投稿日時:2005/01/28 08:42  ---24.253.63

今、楽器を買うか迷っています。
といっても、まだ実物を見ても弾いてもいないんですが
エンリコ ロッカ、1902年作で、1千万円くらいだそうです。
(まだ詳しい値段は分かっていません。)
アメリカのメーニックという楽器屋さんの鑑定書がついているそうです。
質問は、
1,エンリコ ロッカのこの年代の作は相場的にいくらくらいですか?
2,このメーニックという楽器屋さんは信頼できますか?
(ある人から、ロッカは偽物が沢山あると聞いたので)
よろしくお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2005/01/28 11:49  ---36.102.128

いらっしゃいませ、

みてみないとわかりませんが、相場的にはあっていると思います。若干安いかなと思いますが・・・

他店のお店の事は、ここでは申し上げる事は出来ません。(いい評価でもです)

申し訳ございません。それでは!

投稿者:てつ     投稿日時:2005/01/28 12:59  ---123.159.74

ロッカの偽者みたことありますよ。
その人は1500万で買って、ずっと本物だと信じ込んでおるようですが、誰も言えません。。。
私がとある楽器屋で見たものも1500万ぐらいでした。今は少し円高が進行していますが、それでも1,000万ということにはならないかもしれません。

Q:F字孔の部分の段差
投稿者:みけ     投稿日時:2005/01/25 00:53  ---4.129.171

はじめまして。いつも楽しく拝見しています。
今回、自分の楽器について教えていただきたいことがあって初めてご質問させていただきます。

最近100年近く前のドイツ製のヴァイオリンに買い換えました。(すみません、ストラッドさんの所でではないんですが・・・)見た目も音もとても気に入っているのですが、最近楽器をまじまじと眺めていたら、F字孔の部分が左右で少し違っていることに気づきました。

具体的には片方のF字孔のカーブの内側の部分が、少し下に落ち込んでいるという感じなのです。触るとカーブの内側と外側で2ミリくらいの段差があるというか・・うまく説明できないのですが、そんな感じです。もう片方は触っても特に段差はありません。

これは今後何か悪い影響が出てくるようなものなのでしょうか?それともこのままにしておいても特に問題ないのでしょうか。

投稿者:のり     投稿日時:2005/01/25 01:03  ---158.57.117

いつも佐々木さん頼りになってしまうんですけど
http://www.sasakivn.jp/~sasakivn/qa/floch_decke.htm
をどうぞ。

投稿者:中国の     投稿日時:2005/01/25 02:27  ---5.135.122

 ちなみに上にリンクの張ってるページを見ましたが、4の場合はわざとそうしている場合もありますので一概に不健康とは言えません。通常は右だけを下げる人が多いいようですが、左も同時に下げる人もいます。ただ100年前のドイツ製ですからひょっとしたら表板が歪んできているのかもしれません。ただ4だけの下がりなら問題は無いとは思います。でも2ミリはちょっと下がりすぎかなあ・・・

投稿者:みけ     投稿日時:2005/01/26 00:09  ---4.129.171

のり 様、中国の 様 
早速コメントいただき、どうもありがとうございます。

のり様のリンク先のホームページの方を拝見しました。私の楽器は4の部分が少し下がっています。他の部分は下がっていません。2ミリ下がっていると書きましたが、触った感じの凸凹感で何となくそのくらいと思ったものでしたので、定規を当てて測ってみたところ、実際は1ミリ強の下がりでした。

ところで、中国の 様のおっしゃる、わざと4の部分を下げる場合、というのはどういった理由によるものなのでしょうか。音響的に何か意味があることなのでしょうか。

投稿者:中国     投稿日時:2005/01/26 02:17  ---2.39.136

 御指名されてしまったので、一言。
まずオールドのバイオリンはこの部分が下がってくるのが一般的で、それと同時に3の部分が上がってきます。これは長年の弦の張力による影響による物です。
 新作を作るときにここまでコピーすると言う意味あいで同様に新作にもこの様なことを施します。音響的な面ですが・・・・ む・む・・・・
 調べてことないなあ。ここが厚すぎると鳴りが良くないのは確かだけれど、下げル事によって音響上のメリットがあるとは思えないですね。

 冷静に考えてみけさんのバイオリンは音響上の効果を狙って下げられた物ではないことは確かです。ドイツの100年ぐらい前の楽器はまず音響効果などは全く考えられていません。私も小さい頃に100年ぐらい前のドイツ(欧米の鑑定家に見せたらフランス製と言われましたが)の楽器を購入したのですが、先日表板を開けてみたら中央が5,5ミリもありました。現代の手工製バイオリンの平均は3ミリから3、2ミリ前後で古いイタリアのものは2ミリの半ばぐらいですから当時のドイツやフランス製においては音響などと言うものは考えられていなかったと思います。

 分かったらいずれ書き込みします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/01/26 18:02  ---115.112.247

正面から見て、右側のf字において中央側が持ち上がっているものを結構見かけます。
その結果、4の部分が下がって見えます。
そうなる原因としては、魂柱が長過ぎて強い圧力で表板が押し上げられている、あるいは過去長い間押し上げられて表板にそのような癖がついてしまった、ことが最も多いように思います。
まず、現時点で確認すべきは、魂柱が適切な長さで適切な位置にたてられているかでしょう。

なお、これはドイツの楽器に限ったことではありません。
また、現在は中国が圧倒的に生産数は多いですが、100年ほど前は、ドイツ(&フランス)が世界の主たるヴァイオリン生産国でしたので、本当にピンからキリまで様々なグレードの楽器が作られていました。内職のような方法で作られた本当に安い手抜きのもの、プレスにラッカー仕上げのもの、町をあげて分業で生産されたもの、工場の流れ作業で作られたもの、工房で職人が作ったもの、マイスターと呼ばれる親方がまじめに作ったもの、など多種多様なグレードの楽器が作られています。
当然、時間をかけずに安く販売する楽器は、削りも甘くなり、またすぐ壊れないように厚めの板のものが多くなりますが、そうでないものもたくさんあります。

投稿者:みけ     投稿日時:2005/01/27 23:59  ---4.129.171

中国の 様、弦喜 様、コメントありがとうございます。

私の楽器はドイツ製ですが、いわゆるドイツ産によくあるプレスの大量生産品ではなく、工房の手作りのものと聞いています。表板には不自然な隆起はなく、F字孔のところだけ下がっているような感じです。(素人目なので怪しいといえば怪しいのですが)

それにしても、やはり古い楽器なので、弱い部分があればそこに影響が出てくるのは仕方ないのでしょうね。一度購入した楽器屋さんに何らかの手当てが必要であるか相談してみようと思います。

どうもありがとうございました。