Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:ひっくりかえる
投稿者:aoi     投稿日時:2005/12/08 14:38  ---159.220.88

「ひっくりかえる」 で検索をしたらみつからなかったので
質問をさせてください。

替えたばかりの毛、替えたばかりの弦(オイドクサ)で弾き始めたら
ひっくりかえってばかりです。
今までそんなことはなかったのですが
一般的に、ひっくりかえる原因はなんでしょうか?

バイオリンは長く弾いてますが
あまり専門的でなく、わかりやすく教えてくださる方がいらっしゃれば よろしくお願いいたします!

投稿者:のり     投稿日時:2005/12/08 19:27  ---56.199.35

http://silver-tone.com/
の、日記帳の、「05/01/14  E線選び」をご参照下さい。

投稿者:aoi     投稿日時:2005/12/08 20:01  ---159.220.88

ありがとうございます!
でもチョット難しかったです。

どうしてひっくりかえるのかな〜;;;

E線がゴールドブラカットでは毛替えをしてすぐにひっくりかえるようになったので
トマスティークのシルバーにしたらひっくりかえらなくなったかわりに
A線に新しく張ったオイドクサがひっくりかえるのです。

どうしてかな;;;

ちなみにカーボン弓(腰が強い)で
イタリアの新作楽器(強い音タイプの楽器)です。

でも 以前古い楽器(100年ぐらいまえの)で鈍い音色のものを持ってたときは もっとひっくりかえってましたので
新しい楽器になってひっくりかえるのははじめてなので
なんだか;;;; ブルーになっているところです!

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/12/08 23:29  ---6.35.160

学生の頃、オイドクサをずっと使っていましたが、A線に裏返るものと裏返らないものがありました。弦に当たりはずれがあるのだと納得してしまい、裏返るものを買ってしまった時には「はずれ」とあきらめ、再度購入したような覚えがあります。(昔のことなので、はっきりは覚えていません。) 
その辺の理由もあって、いつしか合成素材系の弦を使うようになりました。

このQ&Aでは、「裏返る」で検索すればいくつかヒットします。(直接の回答になるものはないかもしれません。)

投稿者:aoi     投稿日時:2005/12/09 08:20  ---159.220.88

弦喜さま こんにちは

検索してみました!
とくに 「開放弦の音が出ない」 と言うテーマのものはとてもわかりやすく
私自身も、深刻に悩まなくていいのだ とわかり
とてこ安心しました。

E線のひっくりかえりは、あれば取り替える ぐらいに思っていましたが
さすがにA線がひっくりかえるとなると 凹んでしまっていましたが
私の楽器ではすくなくとも 「ドミナント」 だとひっくりかえることはないので
そういうふうに考えればいいんだな と思うことができました

どうもありがとうございました★★★★!!

投稿者:もち     投稿日時:2005/12/09 23:00  ---28.148.74

 あご当てのネジをほんのわずかに動かすだけで左右のテンションのバランスが変わり、
ひっくり返らなくなることもありますので、よかったらやってみてください。
弓の食い付きや響きも激変するので、いろいろ試すとおもしろいですよ。

投稿者:もち     投稿日時:2005/12/09 23:06  ---28.148.74

 補足しますと、もちろん、楽器との相性や弦の当たり外れはありますが、たいていは調整で解決することが多いです。
弦の種類を変えたら、それまでと違うセッティングが必要です。
はずれだとか、この楽器にこの弦は合わないと思う前に、調整することをお勧めします。

投稿者:弓     投稿日時:2005/12/10 01:41  ---217.104.72

便乗させてください。

私のバイオリンもA線がひっくりかえるようになりました。
チューニングの時に弾くだけでひっくり返るので,かなりショックです。原因は「弦」か「楽器」にあると思い,何度も弦を交換しました。それでも,変わらず。別件で楽器を調整に出しました。その間にお借りした楽器もひっくり返るのです。調整後に返ってきた楽器もひっくり返ります。

そこで,原因を考えてみたのですが,どうも弓の毛替えをした後からこの症状が出るようになったようです。毛替えの後,弓の張りと言うか腰というか…が強くなった感じです。ビオラが普通に弾けるくらい…。

弓の毛替えはお金がかかるので,もう一度替えようか思案しております。このような経験がある方はいらっしゃるでしょうか?

投稿者:ほげげ     投稿日時:2005/12/10 03:36  ---150.180.89

新品の毛は松脂が馴染まなくて違和感を感じますよね。
2〜3日ボーイングしてやると性質も安定するのではないでしょうか?
冬場は特に松脂が馴染みませんね。
私は松脂を温めたりして塗ったり10cm程の前後運動で摩擦熱の効果を利用して塗ります。
また、最初にアルコールを少しティッシュに吹きかけ、それで毛を拭いて
汚れや油成分の付着を取ってやりますと松脂が馴染む感じが増します。
棹にアルコールをつけないように気配りして行います。

楽器本体では魂柱の突っ張りテンションが高過ぎると可能性が高いかな?と感じます。

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/12/10 09:58  ---6.34.171

>>aoiさん

もちさんのご意見をみて、2点確認したくなりました。
いままでもオイドクサを使っていて、今回新しいオイドクサに張り替えた時に問題が発生したのでしょうか。それとも別の種類の弦を張っていて、今回オイドクサに変えようとしたのでしょうか。
(私は、前者であると思って、自分の経験を書きました。)
また、E線も交換されているようですが、問題発生の経緯が今イチわかりません。
1)弓の毛を交換し、弦も新しいオイドクサとE線ゴールドブラカットに交換して弾こうとしたら、まずE線が裏返った。
2)そのため、E線をトマスティークのシルバーに交換したらE線は裏返らなくなったけれど、こんどはA線が裏返るようになった。
この理解でいいですか?
変化要素が複数あるので、なかなか問題の特定と、原因に基づく根本解決は難しそうですね。結局はカット&トライで落としどころを探すしかないのでしょう。(あるいは弦楽器工房に実物を持ち込み相談したり、弓の影響度を排除するため、別の弓をいくつか貸してもらって弾いてみたり...)

投稿者:aoi     投稿日時:2005/12/10 13:16  ---159.220.88

たくさんのレス、ありがとうございます

そして 弦喜さま

オイドクサは永年愛用していましたが
今の楽器を購入してからは その楽器のオイドクサをはじめてつけました。
ドミナントと相性のよい楽器なので
それまで愛用していたオイドクサは この楽器にどうかな?という
軽い気持ちでしたが、わたしにとってオイドクサは
安全な弦のひとつ ととらえていたのでびっくりしました。

ゴールドブラカットはそれまで張っていたもので、
毛替えによってこちらも張り替えた というものではありません。
でも ゴールドブラカットはよくひっくりかえるので
「またひっくりかえったわ!」ぐらいの気持ちで
たまたま持っていたトマスティーク―インフェルドのシルバーに替えた という軽い気持ちのものです。
こちらでひっくりかえらなくなりましたが
代わりに、A線のオイドクサがひっくりかえるようになったので困惑している というわけです。
そもそも A線がひっくりかえる ということはなかったので
びっくりしているのですよ。

投稿者:もち     投稿日時:2005/12/10 18:46  ---222.65.9

 これは私の個人的な考えですので、読み流してくださっても結構なのですが、少々意見を述べさせてください。
「ひっくり返る」「ひっくり返らない」というのはON、OFFの関係では無いと思います。こもった音から倍音成分の豊かな音への連続的な音の変化の中で考えると理解や対処がしやすいのではないでしょうか。
まったくひっくり返らない音は、響きに乏しく楽器に音が吸い込まれるような感じがします。ハイポジションでは詰まったような音になります。逆に、倍音成分が豊かすぎても雑音が感じられたり、ひっくり返ったり、全体にギスギスした感じになったりします。
ベストのポジションはその連続した変化の中間にあるとおもいます。
駒と魂柱の位置を調整する、テールピースの材質を楽器との相性を考えて選ぶ、テールガットの長さを微調整する、
あご当てのタイプを選び、位置や締め方の微調整をする、弓の毛の量や張り方を調整する、このようなプロセスの中で、4本の鳴り方のバランスや倍音成分の豊かさ、弓への食いつき、発音の良さなどが調整できると思います。まさにトライアンドエラーの繰り返しです。
なお、弓の棹はある程度強い方が表現の幅が広くなるような気がします。
楽器や弦の潜在能力を引き出す努力をしていると、おのずとその道具自体の性能の限界が見えてきます。交換はそれからでも遅くはあないと考えます。まあ、理想論で、気の長い話ですが。

投稿者:もち     投稿日時:2005/12/10 21:59  ---02.10.177

aoiさんへの直接の回答ではありませんが、初心者の方もたくさん読んでいらっしゃると思うので、蛇足かもしれませんが少々補足します。

 楽器を変えても同じように裏返るという場合は、弓に原因があると思われます。弓の毛がすべると、どんなにがんばっても音は裏返りますので、張り替えた後はかなり多めに松脂をつける必要があります。目安としては、弾いたとき白い粉が少し舞う程度です。
また、駒に近い部分を弾くときは、しっかり弓を立て、弓の速度は遅め、左手もしっかり押さえないと音がかすれます。そして右手の重さが弓に乗るように、右ひじを若干上げて弾くことも効果があります。ただしこれは力を入れて弾くとか、弓圧を強くするという意味ではありません。

 いずれにせよ、楽器の音がきついのだろうかとか、相性が悪いのだろうかとか、深刻に悩む前に、信頼できる職人に見てもらって駒と魂柱などの調整をしてもらうことがおすすめです。

 

投稿者:aoi     投稿日時:2005/12/11 16:25  ---159.220.88

いろいろありがとうございます。

たしかにびっくりはしましたが
冒頭にも
どうしてかな? ぐらいの気持ちでおりますので
ひっくりかえることがどういうことかわかればそれで充分です。
皆様ありがとうございました。

Q:ペグのゆるみ
投稿者:aru     投稿日時:2005/12/09 10:56  ---164.170.238

借り物の10年ぐらい使い込まれた中古チェロなのですが、
しっかりペグを巻いておいても2日後には弦が弾けてしまうほど
ベグが緩みます。夜中にキリキリキリキリ・・・パチン!と、
(ちょっとホラーです)
よくチョークで、と云う話を聞きますが、こんなに弾けるほど
緩むペグは修理ものでしょうか?
また、これまた中古の杉藤さんの弓(型番などは見られません)
があるのですが、使えるようにするまでに弦の張替え
銀線及び皮の巻直しなどが必要なようです。
金具の部分も木から少し浮いていて不審です。
15万前後で初心者用の弓が買えると聞きますので、このような
修理にお金かけるのはどうのようなものかと思ってしまいます。
皆さんのご意見お聞かせください。

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/12/10 09:36  ---6.34.171

自分で調整・修理ができなくて、演奏する上あるいは楽器の健康状態を維持する上で問題を感じているのであれば、専門家の調整・修理は必要でしょう。

上の調整・修理のタグから、ストラッドさんのところの修理・調整費がわかります。
そこで、まずはどれくらいの費用がかかるか確認してください。
それをもとにご自分で判断できると思います。

投稿者:teku     投稿日時:2005/12/11 12:58  ---132.136.24

またまた、でてきてしまいました。万年初心者です。
初心者ということで、コメントしますが、今年も11月ごろから、温度が
下がってきて、また湿度も下がって、そのため、自然にぺグが緩むようになってます。すでに3、4回ぺグらゆるみきってしまい朝起きてみるとテンションが無い状態になっていたりします。
この気候の変化が原因の場合でしたら、しばらくまめにぺグを調節するしかないと思います。朝起きたら弦が3本緩んでいて、慌てたことがあります。
もちろん構造上の問題がある場合はこの限りではあるません、
ーえらそうに書いてしまいましたーでは

Q:
投稿者:ks     投稿日時:2005/12/11 11:49  ---98.106.243

ラベルはバイオリンの真がんにはなんにもやくだたないと理解していますが、わからないのはラベルを剥がされた名器はノンラベルでどうなってしまうのでしょうか。それともラベルそのものが偽物なのでしょうか。ラベルを剥がすのもそうとうなテクニックです、表板を剥がさないとできないとおもいます。過去一般にやられていることはプロにとっては簡単ことでしょうか。ご意見をご教授ください。

投稿者:クレーメル     投稿日時:2005/12/11 12:18  ---110.59.12

ラベルを剥がすことは必ずしも表板を剥がさなくとも可能です。綿棒を熱湯につけてラベルの上で擦りつけると、古い物はバラバラに崩れるように剥離しますし、新しい物も浮き上がってくる場合が多いです。もちろん全てがそうであるなどと言い切れる訳ではありません。所謂、名器と呼ばれるバイオリンで、作った時のオリジナルラベルがそのまま貼られているケースは珍しいと、バイオリン・オークション関係者の著書で読んだことがあります。彼らにとっては真偽の見極めのミスで職業生命を失うことになるので、そのあたりは極めてシビアであり、信じていいのではないかと思っています。

Q:
投稿者:いーちゃん     投稿日時:2005/12/08 21:08  ---125.210.167

私の弟が,チェロの4/4サイズになり,ソフトケースから,ハードケースになりました。身長は152ほどなので,ケースを持つ事で精一杯です。でも,習っている教室には,当然,楽譜や財布なども持っていかなければなりません。そういう場合どうすればいいのでしょうか?ちなみに,弟は,楽器を背負って運んでいます。

投稿者:ダンキチ     投稿日時:2005/12/08 22:09  ---2.10.217

>そういう場合どうすればいいのでしょうか?

財布一つ分でも軽量されたいのであれば、電車にしろバスにしろ、回数券で持ち歩かれる事をお勧めします。また、非常時用のお金は千円札一枚あれば十分でしょう。

楽譜は使っているページだけカッターで切って持っていけばこれも軽量化に繋がりますね。

回数券も千円札はポケットに入りますし、楽譜も畳めばポケットに入るではありませんか☆

これで楽器以外の荷物はなくなりました!!問題解決ですね☆


もしくは・・・

努力して持っていくしかないのではないでしょうか。あるいはケースをソフトケースにするとか。

投稿者:Hiro     投稿日時:2005/12/09 05:35  ---234.4.1

私の友人も身長154cmでチェロをオーケストラで弾いているのですが、彼女はグラスファイバー製の軽量ハードケースをリュックのように二本ストラップで背負っています。楽譜、譜面立てなどは斜め肩掛けのA4カバンに入れていて演奏会の打ち上げなどにもそのままきています。

ハードケースにも色々な種類があるようなのでその中で軽いものを選ばれたらいかがですか?

ちなみにヤ0−オークションなどでは5.8kgのハードケースが三万弱からでています。(強度、安全性などは知りませんが)

投稿者:ほげげ     投稿日時:2005/12/10 03:01  ---150.180.89

昔ABSケースを使ったことがあって見事に真上からケースが凹んで
表板を割ったことがあります。グラスファイバ製にしてからは楽器破損は皆無になりました。
重さ比較ではカーボンファイバで2.8kgと3.5kgの2種?グラスファイバで6kg弱、FPRで7kg程でしょうか。

Q:ドイツの製作者について
投稿者:Ryo     投稿日時:2005/12/09 10:51  ---114.105.242

どなたかお教えいただければと思います。ドイツのKarl Herrmannという製作者(私の所有するチェロの作者です)なのですが、WEBで調べてみますと、Herrmannは同年代(1900年代前半)のErnst Heinrich Rothと比較して語られることも多いとのことですが、日本ではほとんど情報がありません。また1900年代後半にはAndreas Morelliという名前でも製作しており(こちらの方が有名のよう)、但し上級グレードにはKarl Herrmannのラベルを付けるなどということも出ていました。この製作者についてその他の情報をお知りの方、実際に楽器をお持ちの方等居られましたら情報いただければと思います。一番知りたいのはHerrmannラベルの楽器が完全手工品レベルのものなのか量産品レベルかというあたりなのですが。

Q:製作者についてのお尋ね
投稿者:Bach     投稿日時:2005/12/06 19:19  ---7.182.161

Vn.製作者で、ドイツ Mittenwaldの Paul Rieger 氏と フランスの Arthur Parisot氏について、どなたかささやかなことでも結構ですので情報をお持ちでしたら教えてください。

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/12/07 00:29  ---6.35.10

Riegerというのは、Mittenwaldで古くからヴァイオリン製作を行っている一族です。Paulですが、ヤフオクでの記載通り1976年であれば残念ながら当然著名な製作者事典には名前はなく、検索エンジンでもひっかからないということは、昔ながらに慎ましやかに製作している製作者ということになるのでしょうか。

一方Parisotは、フランスでヴァイオリン製作を行っていた一族のようです。ヤロベックの製作者百科事典では5人ほどのっています。Arthur Parisotも書かれていますが、「パリ、1920頃、ミレクールスタイルの楽器と弓を製作・販売していた」という簡単なものです。ラベル表記は、ヤフオクでの記載と一致しています。

ヤフオクでの写真はそれぞれ、Mittenwald、Paris(フレンチ)と言われると、確かにそのように見えますし、あくまで私見ですがそこそこは使えそうに思います。あとは外観に惚れ込めて、清水の舞台から飛び降りられるか、というところでしょうか。
(いつも書き込んでいるように「ラベルは飾り」と考えた上で、その楽器に写真を見るだけで恋できるかが重要だと思います。)

投稿者:Bach     投稿日時:2005/12/07 12:43  ---17.199.86

弦喜様、早速のご回答ありがとうございます。時々Q&Aを拝見しては色々と勉強させていただいておりますが、本当に博学でいらっしゃり、また適切なコメントをなされるお方で、いつも感心致しております。色々と参考にさせていただきたいと存じます。
重ねて御礼申し上げます。

Q:古いフレンチの弓について
投稿者:アマチュア     投稿日時:2005/12/06 10:18  ---114.105.242

最近知り合いからオールドフレンチだと言われ、譲っていただいた弓があります。刻印はないのですが非常にあたりが柔らかく細身の弓です。音も良いのですが、フロッグのエンド側角に通常ついている金属プレート(下部の貝の部分ではなく後ろの角です。何と呼ぶか忘れてしまいました。)が無く、黒檀の木のままの状態です。最近では安物の弓では良く見かけますが、古いフレンチの弓(に限らずかもしれませんが)では良くあることなのでしょうか。やはりグレードによって下のレベルということになるのでしょうか。そもそも装飾以外の目的(バランス等)があるのかどうかなど、弓について無知なものですから、お教えいただければ幸いです。

投稿者:ほげげ     投稿日時:2005/12/06 11:30  ---150.180.89

フロッグは交換されてしまう場合があるので真偽はともかくとして、
御指摘の形状のフロッグはかなり古くから見られるようで1770年にはもう現れていたようです。
その後、現代で良く見かける構造の物も使われる中、トルテですと1785年 -1790年、
1800年 - 1805年に製作した弓の中にも見られ、ペルソアも1840年 - 1845年の製作弓の一部で使っていたようです。

投稿者:アマチュア     投稿日時:2005/12/06 17:08  ---114.105.242

早速のご教授ありがとうございました。グレードというよりも何かの意図があってのことなのでしょうね。単純に考えると木よりも金属の方が比重が大きいわけですからバランスが変わるような気もしますが、それを考慮して全体のバランスをとればよいということですね。

投稿者:ほげげ     投稿日時:2005/12/06 18:12  ---150.180.89

バロック式の弓のフロッグを見ますと貝スライドさえ無く、貝スライドが入って御指摘の形状になり、
さらにスライドの後部にも金属板を入れる、というように変遷していったのではないでしょうか?
フロッグの重さの実際の測定比較をどなたか回答頂けましたら幸いです。

投稿者:アマチュア     投稿日時:2005/12/06 22:54  ---2.70.34

しかし改めて考えると、弓とは本当に不思議な代物だとつくづく感じます。木の棒を削って火であぶって曲げただけものが、時には楽器以上に音色の違いを生み出す。単純過ぎる程単純な構造でありながら、名人の神技により命を吹き込まれた木辺は、数十万円、時には数百万円の価値を得る。しかもヴァイオリンよりも耐用年数は短く、ポキッと折れたら一貫の終わり。儚く、か弱く、しかし頼もしい、魅惑的な道具です。いや道具というより正に魔法の杖ですね。

Q:初めまして。
投稿者:aki     投稿日時:2005/12/03 23:59  ---226.216.201

私はバイオリン暦5年の中学2年生です。
2年ほど前にStefano Trabucchiという
ラベルのバイオリンを買ってもらいました。(2000年製作。)
かなりまけてもらって買ったので実際どれくらいなのか知りたいのですが。
大体Stefano Trabucchiはいくらぐらいなのですか?

投稿者:ほげげ     投稿日時:2005/12/04 01:25  ---150.180.89

有名店のK楽器さんで130万円以上でお出しになられているのを見ました。
他のお店では見ていませんので別価格のがありましたらすみません。

投稿者:aki     投稿日時:2005/12/04 17:28  ---226.216.201

ほげげさん。
情報提供ありがとうございます。
130万ですか!?ビックリしました。

投稿者:aki     投稿日時:2005/12/04 18:04  ---226.216.201

(途中で送信してしまいました。)
これからもバイオリンの稽古に専念したいと思います。
ありがとうございました。

投稿者:フォーレ     投稿日時:2005/12/05 01:38  ---15.47.37

http://www.trabucchi.com/curriculum_vitae.htm
この方ですね。
地図も載っていますから、いつかクレモナにいらっしゃる機会があったら
お会いできる楽しみがありますね。

投稿者:かめ     投稿日時:2005/12/05 06:51  ---196.107.130

Stefano Trabucchiはここ数年、弦楽器フェア
に毎年来日しています。来年も来るかもしれませんので、日本で
会えるかもしれませんよ。

投稿者:aki     投稿日時:2005/12/06 22:37  ---226.216.201

フォーレさん。
わざわざサイトまで・・・。ありがとうございます。
どういう方なのかわかりました。
いつか会ってみたいです。

かめさん。
弦楽器フェアですか?初めて知りました。
来年まで楽しみにしてます。


ありがとうございました。

Q:楽器に対しての弓の値段について
投稿者:アルマジロ     投稿日時:2005/12/06 12:18  ---103.20.25

バイオリンを始めて1年も満たない素人ですが、現在6万くらいのセット品を使っております。今使っている弓を買い替えるとしたらどれくらいの値段の弓がよいのでしょうか。
今後のために、楽器に対してみなさんは、どれくらいの値段の弓を購入していますか?

投稿者:元     投稿日時:2005/12/06 14:25  ---229.205.125

はじめまして。
もちろん高い弓にこしたことはないですが、6万円くらいのセット
ということになると、今後ヴァイオリンを買い換えなども行われていくと思われますので、高い弓は必要ないでしょう。
弓は値段より楽器との相性というものが必要だと思うからです。
実際わたしも弓を買いかえるとき、一度失敗しています。
凄く良い弓だと思ってたら、楽器をかえた時すごく相性が悪くて手放したことがあります。今持っている弓も何十本と試した中で、候補をきめじっくり見定めました。値段より操作性や音、相性を重要視して。
もし今の弓で満足行っていなかったらカーボンの弓などどうでしょう??値段が安いわりに操作性はよかったりします。5〜10万円の弓より断然良い気がします。たぶん2万円前後で買えると思います。

投稿者:アルマジロ     投稿日時:2005/12/06 18:53  ---216.37.15

確かに操作性や音が悪かったりしたら、悲しい思いをするのは自分ですからね。
もう少し検討してみたいと思います。
元さん、ありがとうございました。

投稿者:teku     投稿日時:2005/12/06 21:01  ---12.30.78

また出てきてしまいましたが、万年初心者の者です。
ここの、過去ログをご覧になると良いと思います。このような話題が
何回となくあがっています。
楽器が悪いと良い音が出ませんが、弓が良くない弾けないパッセージが出てきたりで、技術的向上が止まる、、なんてことが言われていたような気がします。ここらへんの判断は過去ログをごらんになって、ご自分でしてくださればよいでしょう。
また、弓は30万円程度までは価格に比例した性能と書いている人もいたような気がします。
私が、楽器を買ったとき言われたのは、5万円以上の弓(フェルナンブコ)を使いなさい。それ以下は、ダメだといわれました。個人的には、これを信じてます。

Q:弓について
投稿者:dapo     投稿日時:2005/12/04 15:23  ---230.11.191

ヴァイオリンを始めて約1年の初級者です。
レベルはリーディングのコンチェルト(h-moll)を、2楽章まで終わらせました。

先月、弓の毛替えをした際に勧められた事がきっかけで、買い替えを検討しております。
しかし、ヴァイオリンとの相性もありますし、
値段的にも釣り合わない物を買うのはいかがなものか?と、
各方面から、ご意見を頂きました。

ところが私の楽器と弓は、セットで中古品を譲っていただいたもので、楽器自体のレベルが分かりません。
音自体は、重く固めながらも良く鳴ってくれると思うのですが、
譲っていただいた方にも、不明との事でした。

楽器の中の表示には
「KARL HOFNER BUBENREUTH NEAR ELRANGEN GERMANY 8746」
付属のカードには
「CERTIFICATE No.820」
「This24th of ??(Lyのよう?読めない)1961」
「サイン…読めない)」

調べたところ、カール・ヘフナーの今の品番には、
820という物は無いのです。

もし何かお分かりになるようでしたら、お教えいただけますか?

投稿者:dapo     投稿日時:2005/12/04 15:26  ---230.11.191

重ねて申し訳ございません。
言葉足らずでしたので、補足いたします。

この楽器の事についてと、釣り合う弓のお勧めがありましたら、
お教えいただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2005/12/04 18:07  ---6.34.239

以下、私見です。

過去、何度かこの掲示板にそのメーカーの番号を含むラベル表記をもとに、値段を質問された方がいますが、分かったケースは無いように思います。
通し番号(この楽器でいえば8746)が付けられているので、輸入代理店に問い合わせれば、いつ頃のものかはわかるかもしれません。(私も過去、懇意にしている楽器店経由でいつ頃に製作された楽器であるかは確認したことがあります。)
その楽器が日本で販売されていたものであれば、1961年という製作年は納得できるもののように思います。また、もし当時販売されていた価格が分かっても「何万円」という答えが返ってくるだけでしょう。(当時の平均的な月給は、数万円でした)
一方、日本以外で販売されていた楽器であれば、品番体系も違うかもしれません。

まずは、楽器店(弦楽器工房)にその楽器を持って行き、素直にその楽器のグレードとおすすめの弓を聞くのが正解だと思います。楽器そのものをみれば、専門店であればどれくらいのグレードのものかは大体わかりますし、それに見合う弓も常識的な範囲ですすめてくれます。そこですぐ購入するもよし、第一次情報としてそれを持ち帰り再検討するのもよしでしょう。

投稿者:dapo     投稿日時:2005/12/06 19:01  ---230.11.191

弦喜様、
丁寧なアドヴァイス、どうも有り難うございました。
今度、都会に出た時にでも、楽器屋さんに行って訊いて見ます。