弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:はじめまして
投稿者:ハジ 投稿日時:2005/11/22 22:11 ---165.28.111
こんにちは。初めて書き込みをします。
最近チェロを買ったのですが、なかなかうまくチューニングができません。
何かコツなどがあれば教えてください。
投稿者:CABIN 投稿日時:2005/11/23 03:51 ---226.230.249
チューニングがうまくいかない要因はいくつも考えられますし,要因によって対策が異なります。
チューニングについてはこのQ&Aで過去沢山の投稿がありますので,先ずはこの画面の左手にある「過去ログ検索」からチューニングというキーワードで検索されてみては如何でしょうか?
そのうえで,何がうまくいかないのかを少し詳しくお書きになるとコメントしやすくなるかと思います。
例えば...
大前提に
●現在どんなやり方でチューニングをしているのか?
●チューニングが最終的(時間がかかっても)にできるのか?できないのか?
少し詳しく
■できない→ペグを回しても,緩んでその音に固定できない
■できない→ADGCの合わせ方が分からない
■できない→A音は音叉・チューナーで合わせることができる,残りのDGCをどうやってあわせるのかが分からない
■できるけど→ペグが硬くて回しにくい
■できるけど→ADGCにぴったりあわせられない
など...
投稿者:そら 投稿日時:2005/12/02 18:42 ---38.26.148
ハジさんへ
CABINの親切な回答に対して何かおっしゃったほうがよろしいのでは?以前から気になっていましたが、質問のしておきながら放置なのか無視なのか、ややモラルに欠ける方も中にはおられるようです。質問に対して丁寧にお礼をおっしゃっている方は、周りから見ているほうも気持ちの良いものです。
投稿者:CABIN 投稿日時:2005/12/02 20:15 ---114.112.42
そらさま
お気遣い誠にありがとうございます。
本質問については,水向けをしただけですので,はじさんがそれで納得していただいたのなら,幸いだと思っておりますし,また,私のコメントは必ずしも親切ではありませんでしたので,恐縮致しております。
返答があると嬉しかったり,考えさせられたりも致しますが,私も言いっ放しで終わる事もあるので......まぁその〜ってことです。
投稿者:ドラ 投稿日時:2005/12/02 20:31 ---95.122.170
お礼もいえない人間は、人に質問する資格ありません。
自ら質問しておき、答えてくれた親切な人を自ら無視しているのですよ。他の人たちを、ただの便利屋程度にしか考えていないのでしょうか。
Q:バイオリンからビオラへの持ち替えを考えているのですが
投稿者:Hiro 投稿日時:2005/11/27 21:47 ---234.4.10
バイオリンを七年ほど弾いているのですが、今度ビオラに持ち替えようと思い予算20万ほどのものを探しています。(学生なものでこれ以上は難しいんです、すいません)
在庫表を拝見させて頂いたところ、バイオリンの場合、二十万円台から新作があるようですが、新作ビオラは45万円が一番低い値段となっています。二十万円ほどで手工芸のビオラの入手は難しいのでしょうか?
投稿者:いし 投稿日時:2005/11/28 04:48 ---159.83.122
20万円ほどのビオラで、中国製あるいは東欧製のものなら、かなり質の高いものも多いと思います(完全手工とまでいえるかどうかは断言できません)。こういったクラスの楽器を多く取り扱っている弦楽器専門店もありますので、そういったところで探せば、かなり良い楽器に出会えると思います。
投稿者:Hiro 投稿日時:2005/11/28 08:35 ---234.4.76
お答えありがとうございます。
具体的な話になってしまって申し訳ないのですが、
>こういったクラスの楽器を多く取り扱っている弦楽器専門店
というのはどうやって見分ければよいのでしょうか?
大学生の私には、手工芸専門のお店は超高級品ばかりで入りにくい印象があるのです。
HPのカタログで在庫を調べるくらいしか思いつかなかったのですが、何かコツがありましたらお教えください。
(ちなみに私は神奈川県在住です。)
投稿者:パピ丸 投稿日時:2005/12/01 12:29 ---15.198.130
中国製の手工芸品という前提で書かせていただきます。
一番簡単なのは、某大手オークションで中国製ヴァイオリンを扱っている出品者に連絡をとると、ビオラも紹介してもらえるかもしれません。オークション業者でも、試奏はさせてもらった方がいいですね。
あとは、検索エンジンで、「ビオラ 中国製」というキーワードで検索すれば、扱っているお店がヒットします。
それと、「調整済み」とうたっていても、中国製の場合、他の工房に持っていくと、あーだこーだ調整が必要だと言われることが多いですから、さらに3〜5万円の調整費も考えておいた方がいいかもしれません。あーだこーだ言う工房が悪いのではなく、中国製は、出荷時点での調整が雑だったり、扱っている業者が、工房の職人ほどの知識や技術がなかったりすることが多いですからそうした事態が発生します。
投稿者:いし 投稿日時:2005/12/01 17:14 ---159.84.125
Hiro様へ
>こういったクラスの楽器を多く取り扱っている弦楽器専門店
>というのはどうやって見分ければよいのでしょうか?
弦楽器専門店は「来店前にご連絡下さい」としているお店が多いので(ストラッドさんも)、事前に予約する際に電話なりメールで予算なども併せて伝えれば良いのです。「中国製か東欧製」などと言う必要はありません。(この価格帯のヴィオラを何挺も置いてあるお店なら、そういった製品を多く取り扱っている可能性が高いです)
予算の範囲内の楽器の在庫があれば後は日程を調整して試奏に行ってください。
よけいなお節介ですが、そのお店にある予算内の楽器は全部試すぐらいの方が良いでしょう。中には胴長40cm以下のヴィオラだと最初から見向きもしない人もいるのですが、ただでさえ選択肢の少ない楽器ですから、変な先入観にとらわれて良い楽器を排除してしまわないように気をつけてください。
投稿者:Hiro 投稿日時:2005/12/01 19:28 ---234.4.76
バビ丸さま、いし様、ご丁寧にどうもありがとうございます。
早速近隣の弦楽器店に連絡をとってみます。
この掲示板で相談できたことを大変有難く思っています。
これからもよろしくお願いします。
投稿者:yamada 投稿日時:2005/12/01 20:48 ---9.26.41
JSIMAの弦楽器フェアーにてバイオリンを
試奏させて頂きましたが相当の力量とお見受けしました。
バイオリン18万〜
ビオラ20万〜
チェロ30万〜
だったと思います。
まだ若い作者さんですが
ご相談されてみては如何でしょう?
http://blog.goo.ne.jp/kengbo/m/200506
投稿者:Hiro 投稿日時:2005/12/01 21:40 ---234.4.10
yamada様、お返事どうもありがとうございます。
もう少しこの作家さんについてなにか情報をお持ちでしたら教えていただけますか?
どういったところで弦楽器つくりを学ばれたのかや、また工房の場所なども。(埼玉とありますが、どのあたりなのかHPでは見つけられませんでした・・・見落としただけかもしれませんが)
よろしくお願いします。
投稿者:セイジ 投稿日時:2005/12/01 22:16 ---151.3.240
>もう少しこの作家さんについてなにか情報をお持ちでしたら教えていただけますか?
件の作家さんは埼玉県といっても東京に近い三郷市に住んでおられます。まだお若い方なので材料費のみの値段で自作の楽器を販売されています。楽器作りを学んでいる学生とかがよくやる方法ですね。
この方のバイオリンを3本弾いてみましたが、どれも結構よく鳴りました。私が試した楽器にかぎってかもしれませんが、高音域に少々金属的な鋭さがあって、板厚が薄い印象を受けました(本人は十分に厚みを取っていると言ってました)。私の主観ですが、こういう音を出す楽器は弾き疲れするかもしれません。しかし、10万円台の価格であることを考慮すれば、コストパフォーマンスは悪くないように思います。
投稿者:yamada 投稿日時:2005/12/01 22:35 ---9.26.41
以前、都内某楽器店の工房長を任されていたようです
製作はクレモナで学ばれ材もクレモナから取寄せているようです。
楽器フェアーの折、多少お話させて頂きましたが
去年末に専業製作家として工房(自宅兼)で独立されたとの事
今後、40〜50年は製作に携れそうなくらいお若い方です。
今は利益よりも製作経験を優先させている為、製作を重ねる程に
赤字が深まっていくとの弁でした。
ご興味が在りましたら直接、ご本人に連絡を取られて
見ることをお勧めします。
投稿者:Hiro 投稿日時:2005/12/01 23:02 ---234.4.76
セイジさま、yamadaさまどうもありがとうございます。
皆さんいろいろな事をご存知なのでほんとうに感心するばかりです。
HPには私が見る限り連絡先のようなものが出ていないのですが、どうやったら作家のかたに連絡をとることができますか?
ブログのコメントの欄に書き込んでしまってもよいのでしょうか?
投稿者:セイジ 投稿日時:2005/12/02 00:33 ---151.3.240
>製作はクレモナで学ばれ・・
私がご本人から聞いた話では楽器製作は日本で学んだと
おっしゃっておられましたので、クレモナの製作学校の卒業生
ではないようです。
クレモナには行った事があるし、モラッシに会って話を聞いた
こともあるとのことでした(学んだことに違いはありませんが)。
ご本人への連絡方法ですが、ご希望なら直接メールでお知らせ
することも可能です。
投稿者:Hiro 投稿日時:2005/12/02 00:54 ---234.4.10
セイジさま、お返事ありがとうございます。
作家のかたのお名前とメルアド、連絡先等をe-mailで教えていただければ幸いです。(私のメルアドは chihirom3chs@hotmail.com です)
三郷市なら電車で行けそうなので、まずは試奏にお伺いしたいと思っています。
どうもありがとうございます。
ストラッドさまにも直接商売にはならないであろう私の質問に長々と付き合っていただいて本当にありがとうございます。
Q:バイオリンの値段
投稿者:失礼します 投稿日時:2005/11/22 20:05 ---12.30.77
初めて書き込みさせていただきます。
バイオリンを始めるに当たり、知人からバイオリンを頂きました。
中に貼ってあるシールには、確認できるかぎり
William Lewis & Son
Gustave August Ficker
paganini
No.225
anno 1973
model STRADIVARIUS
という文字が書いて有りました。
値段がどうこうという話ではないということはもちろん承知しているのですが、
バイオリンとい楽器自体、決して安いものではないようなので、
正直どうお礼したらよいものか困っています。
ご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか?
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2005/11/24 15:51 ---192.34.227
こんにちは、
William Lewis & Sonですが検索したら下記ページが出てきました。
http://www.williamlewis.com/index.php
お調べの型番はございませんでしたが、こちらのページで尋ねれば詳しいことは解ると思います。それでは!
投稿者:失礼します 投稿日時:2005/12/01 21:06 ---12.30.77
ストラッド店員 様
遅くなりましてすいません。
参考にさせて頂きます。
どうもありがとうございました。
Q:ミルクールのヴァイオリンについて
投稿者:オケ人 投稿日時:2005/11/24 00:44 ---177.152.20
A.Darte というミルクールの作家、製作楽器について教えてください。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2005/12/01 15:32 ---192.33.199
こんにちは、
Antoine Darteさん。資料にありましたが、あまりいい事が書かれていませんね。簡単に直訳すると
芸術性に高い仕事振りやデザインのリクエストは受けていない。
コマーシャルヴァイオリンを作成とあります。
それでは!
Q:調弦しやすいようにするためのペグの角度調整について
投稿者:ロマネスク 投稿日時:2005/11/30 11:37 ---227.0.250
いつも大変勉強になっています。ありがとうございます。
昔から悩んでいることがありますので教えてください。
楽器を構えたまま調弦しやすいように、ペグを調整し易い
(回し易い)角度でチューニングが合うように、ペグの穴に
差し込む弦の長さを長くしたり、短くしたりしても、
また調整し難い位置でチューニングが合ってしまいます。
皆さんはどのように調整されているのか、何か良いアイディアが
ありましたら、教えていただきたいのですが。
投稿者:yoritomo 投稿日時:2005/11/30 15:17 ---44.6.2
丁度微調整し易いペグの位置になるように、角度を調整するしかありません。目安としては現在位置より角度を45度変更する。秘訣はしつこくやるのみ!
投稿者:Hiro 投稿日時:2005/11/30 18:46 ---66.159.132
ペグの傾きにはそれ程気を使うことはないのではないでしょうか?
そもそも弦は次第に伸びてくるものですし、弦には一旦緩めると品質が落ちてしまうものが多いです。音質も劣化しますし、弦も切れやすくなります。
むしろ、調弦しやすいようにペグの滑りを調整する方が大事だと思いますよ。ペグがちゃんと調整されているものなら、変な角度でもそれ程気になりません。
市販のペグコンポジションも確か1000円位でありますが、(ペグソープとも言うように)石鹸でも代用できます。滑り過ぎる場合は拭えばば良いです。ペグが角度によって変に滑ったりする場合など、ペグとペグ穴が合っていない場合は工房で調整してもらう必要があります。
投稿者:のり 投稿日時:2005/12/01 10:09 ---56.199.35
最悪の場合、D線のペグとG線のペグが一直線になってしまうとD線のペグが回せませんし、E線のペグが水平に近いとE線の下の方の音ではヴィブラートがかけにくくなりますので、私の場合、ペグの向きはとても重要です。
弦の種類にもよりますが、E線は1〜数日、それ以外も1〜2週間で大体伸びが安定してきて、その先1ヶ月程度の伸びが予想できるようになりますので、それまで待って調整しています。
伸びが安定するまでの間は、上記のD線の状態になってしまった場合、楽器を構えて弓で5度の音程をとるのはあきらめ、膝の上に置いて、右手の親指ではじいて5度の音程をとって調弦しています。
Q:ラベルを剥がすってあり?!
投稿者:秋茜 投稿日時:2005/11/30 20:19 ---110.60.166
下手に「made in China」と書たラベルが貼ってあるよりも、むしろノンラベルの方が出所不明で「もしや?」と思わせる効果があると聞きました。こういうことはあるのでしょうか。特にインターネット・オークションなどであれば確かにそのような偽りの効果はありそうに思えます。例えば量産ブランドの●ールへフナーあたりでも、ラベルを剥がして騙すことがなされそうな気がします。私のような楽器について無知な人間は、インターネット・オークションではない店頭の販売でも判別がつきそうにありません。このようなことって、本当に行われているのでしょうか。
投稿者:rio 投稿日時:2005/11/30 21:40 ---165.13.24
わたしの知っている限りでは「アリ」です。
でも昔から、ラベルの張り替えや
偽造ラベルは横行していますので
バヨリン好きは、だんだんラベルを信用しなくなります。
真贋の見分けは経験が必要です。
ブランドにこだわるならば
買うときには、信頼の置けるお店で買うのが肝要ですね。
最近、ラベルよりも
楽器そのものの質を見て欲しいという
楽器店が増えてきました。
車を買うぐらいの値段で、良い楽器を
というストラッドさんのポリシーは
私はとても好きです
投稿者:猫丸 投稿日時:2005/12/01 09:42 ---2.156.114
>ラベルを剥がして騙すことがーー
あります。
この場合、だましている事になりません。
偽ラベルを貼り替えると、ニセモノになります。
ラベルを剥がしてしまうと、無名になりますので、無名評価となり、そのものをいくらの商品価値として評価するかと言うことになります。
ラベルが有っても、ラベルを見ないで評価して、作者は最後と言うのが騙されないコツです。
たとえニセモノであっても、現物評価値段が妥当で有れば正当と判断します。
Q:テールピース・あご当て・糸巻きの材質について
投稿者:弦語 投稿日時:2005/11/28 23:27 ---27.98.235
テールピース・あご当て・糸巻きが「Jujube Wood」(ナツメ木)というバイオリンがありますが
これは「エボニ−(黒壇)」や「ローズウッド(紫壇)」と比較して、どのような違いがあるのでしょうか?
(ツゲというのは聞いたことがあるのですが、「Jujube Wood」というのは、あまり聞いたことがないのですが...)
投稿者:スチールラバー 投稿日時:2005/11/29 08:08 ---25.150.62
ツゲの代用品。中国の南のほうで採れる材料ですね。見た目も性質も似てます。エボニ−やローズウッドより軽い、やわらかい。ヴァイオリンのフィッティングでは「ツゲ」として売られていることもままあるとか。
投稿者:弦語 投稿日時:2005/11/29 21:38 ---27.98.235
スチールラバーさん、ご回答有難うございました。
やはり「エボニ−(黒壇)」か「ローズウッド(紫壇)」を使用しているバイオリンにスペックをUPしようと思います。
投稿者:スチールラヴァー 投稿日時:2005/11/30 08:57 ---25.150.62
ナツメのフィッティングがついている楽器自体が、黒檀、ローズウッド・ツゲがついている楽器より劣っている、とは限りません。誤解なきよう。また楽器によっては重い黒檀より軽いナツメのほうが良く響くこともあるでしょうし。
投稿者:ブーフーウー 投稿日時:2005/11/30 16:30 ---110.59.120
楽器本体に満足がいっているなら、フィッティングだけどエボニーやつげなどに換えればいいのでは?フィッティング素材が満足できない=バイオリンを選び直すは、ある意味もったいないと思いますが、いかがでしょうか。
Q:Celloについて
投稿者:yanamoto Hiroyuki 投稿日時:2005/11/29 22:16 ---159.117.112
もう4,5年前から’ストッラド’のチェロ在庫を見続けています。新しい楽器が入れば、と期待していますがなかなかです。いま、K楽器社でS・スカランペラがセールの目玉になっていますが、自分には真贋を判別する力がありません。これは100%この製作者のオリジナル、という判断はプロの目から見て可能なのでしょうか。楽器の真贋の判定に「科学」は通用しないのでしょうか。11.29 YAMAMOTO
投稿者:かめ 投稿日時:2005/11/29 22:37 ---168.209.168
スカランペラはチェロをほとんど作っていません。確か10台もなかった
と思います。
現在、スカランペラの名前で流通しているチェロのほとんどは、
スカランペラの弟子のガエタノ・ガッダが作った物のようです。
真作のスカランペラのチェロなら、現在3000万近くの値が付くよう
です。セールとはいえ、あまりに安い値が付くようなら、疑ったほうが
良いでしょう。
>これは100%この製作者のオリジナル、という判断はプロの目から
>見て可能なのでしょうか。
十分に可能だと思います。
私も真作のスカランペラを2台と、弟子がスカランペラのラベルで
制作した楽器を3台見たことがありますが、比べると全く別物でした。
投稿者:クレモナ2号 投稿日時:2005/11/30 07:27 ---2.8.55
かめさんの仰るとおりスカランぺラの贋物は沢山流通しているようです。ガッダ以外にも作られている人は多く居ると聞きます。 鑑定はちゃんとしたプロなら(自称でなく)鑑定は出来ますが、100パーセントではないようです。
科学はある程度鑑定に使えますが、楽器で使用できるのは年輪年代学ぐらいでしょう。考古学においては炭素14法等も用いられているようですが、楽器においては使われていないようです。ただ、年輪年代学という学問は未だ完璧ではないようですので完全に信頼することは出来ないかと思われます。つい最近見かけた2つのあるストラディバリに対する年輪年代学の結果は異なるものでした。おそらく基礎データーが異なっていたり計算方法が異なるのでしょうね。
Q:ナットソースライト
投稿者:フルトM 投稿日時:2005/11/28 01:52 ---211.86.110
ナットに塗るテフロン粒子のジェリー状のものですが、4Bの鉛筆を塗ったりニベアクリーム塗ったりするよりよほど、ピッチが合わせ易いように実感します。アコギではかなりのユーザーが多いようですが、どうも周りでは評価するどころか初めから懐疑的な反応です。科学的な物質を塗る事に危機感があるようですが、所詮、上駒などは消耗品と割り切って使っています。現状ではなんら問題はないようですが、今後何らかの影響が出易くなるのでっしょうかご意見ありましたらお教え下さい。
投稿者:Coco 投稿日時:2005/11/28 10:06 ---73.208.52
そんなものを使うのはやめましょう。楽器には出来るだけ自然のものを使うのが常識です。楽器は生きています。そういうものを使う前に自分の体にお試しください。
投稿者:hill 投稿日時:2005/11/28 10:33 ---171.209.232
自然のものを使うのが一番です。
合成繊維にアルミニウムを巻いた弦など使ってはいけません。
テールビースもガットで留めましょう。
カーボンの弓や肩当などもっての他です。
脚も合成ゴムでできていてはいけませんよ、天然ゴムならば問題ありません。
投稿者:hill 投稿日時:2005/11/28 10:44 ---171.209.232
という感じでしょうか。
実際にここまで言われる方もいらっしゃるかも知れません。
でも実際にバッハの時代にはそれらは使われていません。
ナイロン弦などを使うようになったのはそれらのデメリットに比べてメリットが大きかったからでしょう。
変化に対して頭ごなしに否定的なのはどうでしょう?
もちろん重大なデメリットがをもつ可能性はありますから使用をお勧めする訳ではありませんが…
投稿者:Coco 投稿日時:2005/11/28 12:14 ---73.208.52
自然ものが使える場所にわざわざケミカルを使う必要はないと思いますが。Kunの足も10年ほどちゃんといろいろなテストされてから、マーケットに売り出されています。それでもニスを傷めてしまうケースもあります。(今までに何台も見てきました)
このナットソースも市場に出てから随分経っておりますが、ヴァイオリンその他の弦楽器に使われていないのは、又その存在を知っている楽器店、職人さん達が使っていないのは理由があるように思います。
投稿者:弦喜 投稿日時:2005/11/29 01:25 ---6.34.102
どのようなものか興味があったので入手しましたが、説明書に下記の記載があったので、使うにいたっていません。
・弦が響く部分に本品が付着するとミュートされたようになる場合があります。その場合はペーパーナプキン等できれいに拭き取ってください。
・本体は注入器タイプのため、強く押すと多量に噴出する場合がございます。
また、滴りはしなくとも粘り気のある液体ですので、調弦することで弦がペグ側に引っ張られ、駒の溝位置から指板側に移動することを考えると、その液体が弓の毛に付着して毛の摩擦力を台無しにすることが怖くて、駒の溝には使う気にはなれません。
弦が台無しになると4千円〜1万円、弓の毛に少しでも付着すると5千円〜1万円、もし液が噴出し本体のニスをいためるようなことがあれば心理的ショック含め大きな被害、ということを覚悟しながら、大事な楽器に対しては使う気になれないのが今の気持ちです。一番末席のヴァイオリンで効果を確かめることはできると思いますが、メインの楽器で使いたい気になれないのでは意味がありません。
上ナットに対してさほど危険なく使える可能性は否定しませんが、私がなんとかしたいのは駒の溝の滑りの方なのです。
意図と方向性は否定しませんが、ヴァイオリン族で使うためには、まだまだ問題解決のための大幅改良が必要であると思います。
なお、Webでのお店の説明なども見てみましたが、謳い文句で「ヴァイオリンやチェロなどにも」とは書かれていても、実際の使用シーン、使用例、使い方説明、写真説明、などでヴァイオリンやチェロに使っているところは見た事がありません。
以上、個人的な感想です。
投稿者:もぐたん 投稿日時:2005/11/29 21:31 ---109.81.250
ライト・ナットソースは、上駒(黒檀)においても大きな効果を発揮しますが、自分が特に効果を実感するのは、駒においてです。シリアスに演奏している人ほど日ごろから駒の角度に敏感になっている(時々自分で駒の角度を微調整する)と思いますが、そういう微調整の際に、ライト・ナットソースの効果を強く実感します。何も塗らない状態だと、ほんの少しひっかかりを感じるわけですが、ライト・ナットソースを塗ると、もちろん、駒の角度を調整するにはそれなりの力が必要ではありますが、極めてスムーズに(リニアに)動くので、望みどおりに駒の角度が微調整できるのです。あと、駒の角度を微調整する際に、不意に駒の足が動いてしまうという経験をした人がいると思いますが、ライト・ナットソースを塗ると、弦と溝の抵抗が減るために、そうした困った事態が起きなくなります。ライト・ナットソースが弓の毛についたら、毛が滑って音に悪影響するのではと懸念される方がいますが、その心配は要りません。なぜなら、ライト・ナットソースは、駒の溝に塗るので、弦の弓の毛が当たる面にはライト・ナットソースがはみ出ることはありません。ライト・ナットソースを塗った直後に、はみ出た分を綺麗にふき取りさえすれば、何の問題も起きません。塗るときにつけ過ぎないように注意すれば、なお良いでしょう。こんな便利な商品を使わないのはすごく損ですヨ。じゃーのぇ。
投稿者:フルトM 投稿日時:2005/11/29 21:38 ---221.179.231
皆様、ご意見有り難う御座いました。うーんやはり否定的な意見が多いようですね。ただ上駒(NUT)には使用しているものの当然の事ですが駒(Bridge)には使用していませんね。おっしゃる通り塗った後でペグを廻せば塗った箇所が移動して弓に触れることもあるかもしれません。これじゃ何のために松脂塗ってるのか分かりませんからね。それに弦の振動が駒(Bridge)を通じて表板に伝わる前に滑ってしまい確かにミュートした音になるでしょうね。実際の塗布に関しては一度パレットの様なものに出して付属の小筆で上駒(NUT)だけに塗り、多少弦を前後させた後でふき取っています。また屋外用などのセカンド(サードかな)のバイオリンにしか使ってません。NUTの溝の切り方がいい加減でピッチが狂ってくるのを低減してくれる効果は確かに有りますから。言葉足らずで申し訳なかったですが、個人的な意見としては、まあなんと言うか普及品でNUTだけに塗る場合は効果があるようです。
投稿者:Coco 投稿日時:2005/11/29 22:05 ---73.226.241
名前を変えて、この変なソースを推薦する人が見えるように思いますが(無責任な)、いい加減に止めたらどうでしょうか。 何日か前にもこの製品のことで問題がありましたが(削除されましたね)、、、
大人気ないですよ。
自分がストラドを持っているならば、そういうものは使いません。 ストラド又、オールドイタリアンを痛めつけるということは、私にとっては犯罪ですから。
Q:MachOneの肩当
投稿者:Ryo 投稿日時:2005/11/26 22:39 ---109.209.138
こんばんは
先日は弓の件でお世話になりました
おかげさまで無事解決しまして
現在はとても弾きやすいです^^
今回の質問は肩当についてです
私は肩当は今までKUN/Originalを使用していたのですが
何だかずっと鎖骨が当たるというかどうもしっくりこないので
先日お店で色々試して一番ピッタリくる
MachOne(メイプル)を購入しました
ところが MachOneの肩当、とっても楽器から外れやすいんです
(これは私のつけ方が悪いのでしょうか??)
しょうがないので無理矢理Kunの方のフォークメンバーを
ねじ込んで使っているのですが
穴の大きさが違うし大丈夫なのかなと思いまして・・・
あと楽器に取り付けたとき
長い方のネジが少し傾くというか
斜めに曲がるんです
Kunは元々ネジを取り付ける部分が
ネジが傾くようになってるんですけど
MachOneは穴があけてあるだけだし
不安になりまして(汗)
文が拙くてご免なさい。
何かアドバイスいただければ幸いです
投稿者:ほげげ 投稿日時:2005/11/26 23:14 ---4.41.213
製品の個体差もあるのでしょう。私の場合、KUNで似た経験をしました。買う前のチェックは脚を装着する格好にして脚を下にして机の上に置いてみる。全体的に大きく捩れがある場合、その肩当は外れ易い肩当です。
投稿者:teku 投稿日時:2005/11/28 13:10 ---12.30.77
いつも楽しく読まさせて頂いています(書くより読むほうが楽しいです)。
某S工房のQAにこの件出ています。
MACH-ONEとKUNのねじのピッチは同じではないでしょうか。
入れ替えて使ってます。
VIVA-MUSICAはピッチが違いました。
2年ほど前に試して使っているので現在変わっているかも知れませんのでその節はご容赦ください。
では
投稿者:Ryo 投稿日時:2005/12/03 02:17 ---109.209.138
こんばんは
テスト期間中につき返信が遅れて申し訳ありませんでした
>ほげげさん
アドバイスありがとうございます
やってみましたがとりあえず問題は無いようです。
またいずれ他の肩当を見るときに
参考にさせて頂きますね
ありがとうございます!!
>tekuさん
某S工房のQA、見ました(笑)
KUNのねじが同じように使われているので
ホッとしました(^^;
色々高さや穴の選択を変えてみて
とりあえず今の所は落ち着いてきましたので
これでいこうと思います
返信ありがとうございました(^v^)