Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:bretonについて 教えて下さい!
投稿者:。     投稿日時:2006/04/30 21:33  ---145.14.151

私の、使用楽器なんですが 楽器に張られているのがダイアモンド方のタグで左上に BRETON 右上にはSRVETE 下には ERS.ARM Mの隣.その上にEの文字が書かれています!真中は台の上にパイナップル(見たいなのが)が2つ寄り添いその中に3つずつ模様が有ります!ネックの裏のボディーとの接続部分にもburetonの押し印があります!!1800年代製作と聞いていますが?何処で判断したらいいのですか?それと 何処の国で作られたものなのか解れば教えて下さい!! 宜しくお願いします!

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/05/01 00:04  ---6.34.126

まずは、左上の過去ログ検索にて
breton
をキーワードに、関連の書き込みをごらんください。

Q:ヴィオラ購入に関しまして
投稿者:末尾     投稿日時:2006/04/27 11:54  ---103.0.46

はじめまして末尾と申します。
近々ヴィオラを購入する予定なのですが、
音色を重視してターティスモデルのヴィオラを購入予定なのですが、
そういった幅広のヴィオラが無理なく収まるケースが欲しいのですが、なかなか見つからないためここに書き込みいたしました。
だれかここの掲示板を見ている方で、
ターティスモデルのヴィオラをお持ちの方、
または友人でターティスモデルのヴィオラをお使いの方に心当たりのある方は、メーカー名でもかまわないので、教えていただけませんでしょうか?どうかよろしくおねがいします。
 
ちなみに、購入予定のヴィオラはイーストマンのVA-905(40.5cm)です。

投稿者:Hiro     投稿日時:2006/04/27 17:52  ---234.4.1

BAMのハイテック(角型)なら入ると思います。

わたしのビオラは40.6cmストラディモデルですがケースの横幅、厚みともに余裕がある(持ち上げ式なので横は開いてます)のでターティスでも問題ないと思います。

40.6cmだと小物入れ(可動式)はネックの横側につけることになります。ちなみに最近角型でもツイードの模様のものが出るという宣伝をみました。(海外通販では既に売っているようですが)

投稿者:よが     投稿日時:2006/04/28 00:00  ---57.230.21

こんばんは.

イーストマンのVA-905のターティスモデルを持ってます.
ケースは手持ちの SuperLightオブロングですまそうと思ったのですが,おさまらなくてイーストマンのひょうたん型ケース(ターティスモデル用)を一緒に買いました. ちなみに楽器のローバウツは約26cmあります.

投稿者:末尾     投稿日時:2006/04/28 09:10  ---103.0.46

返信ありがとうございます。

>よがさん
イーストマンのターティス専用のケースはどこで手に入れたのか詳しくお願いできますか?

投稿者:よが     投稿日時:2006/04/29 20:33  ---57.230.21

こんばんは.

楽器を買ったお店でケースも買って,そのケースに楽器を入れて持って帰りました.

楽器(本体)を買うときに,ケースどうしますかと聞かれてはじめて手持ちのケースには入らないという事実に気づき,お店の人が出してくれたオブロングとひょうたん型のうち,安いほうということでひょうたん型ケースも同時に購入した次第です.

ちなみに,ケースには S.Eastman のタグがついていました. 一応,純正ケースということになるのでしょうか.

投稿者:末尾     投稿日時:2006/04/30 16:20  ---227.161.81

大変参考になりました。
お答えいただきありがとうございました。

Q:ヴァイオリンの弓の飾りについて教えてください
投稿者:健太     投稿日時:2006/04/23 22:54  ---131.161.19

いつも拝見しております。

ヴァイオリンの弓の装飾のことについて教えてください。
購入を考えている弓でちょっと気になっているものがあります。
銘はないのですが、弓の元の部分が鼈甲で真ん中に楕円形の銀板がはめ込んであり
そこに筆記体でT.Y.と彫られてあります。
これは、製作者のイニシャルなのでしょうか。
または、演奏者が自分の為に作らせて、そこに自分のイニシャルを
いれさせたものという可能性もあるのでしょうか。

ちなみにこの弓は長さはヴァイオリンの弓の長さなのですが、
重さが 71g あります。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2006/04/27 12:37  ---195.160.191

こんにちは、

T.Yの真意は解りかねますが
重さが 71g というのは、気になりますね。
通常ヴァイオリンの弓の場合は58g〜62gが一般的です。
71gですとビオラの弓でも非常に重いです。
もう一度ご確認された方が間違いないと思います。
それでは!

投稿者:健太     投稿日時:2006/04/27 22:58  ---09.82.82

ありがとうございました。
やはりヴァイオリンに使うには少し重いです。
装飾を見ても誰か特別な人の為に作った弓かもしれません。

あと、私はヴァイオリンの弓の方がヴィオラの弓よりも長いと
ばかり思い込んでおりましたが、長さは同じなのですね。
失礼いたしました。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2006/04/28 22:07  ---211.244.32

個々の弓で多少の違いはあるかも知れませんが、ヴィオラ弓の方がヴァイオリン弓よりも少し(5mmくらいか)長いようです。

Q:ドライカーボンとウエットカーボン
投稿者:violin好き     投稿日時:2006/04/21 17:47  ---165.229.44

 カーボン弓に関する質問です。ドライカーボンとウエットカーボンの弓に関してどなたか詳しい方教えて下さい。
耐久性
性能
コストパフォーマンス

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2006/04/28 16:53  ---238.16.8

 放置状態なので「ぜんぜん詳しくない方」ですが、書き込みます。
 いずれフェルナンブーコが手に入らないようになるとカーボンのお世話になるしかないのかなあ、と関心はあります(それまで生きているかわかりませんが)。

 「カーボン弓購入について」2005年3月30日のスレッドにおよその情報はあるようです。私の理解したかぎりで、質問に答えるとすると……
ドライは劣化の原因と推測されるエポキシ樹脂を飛ばしてしまっているので、耐久性で勝る可能性があるが、ウェットでも耐久性について対策はしているらしい。
これは素材の問題だけでは片づかない。ドライのArcusの性能は設計のコンセプトから違いがある。
よって、現状ではドライ弓とウェット弓の比較にならず、既存の弓のコピーを目指す多くのカーボン弓とArcusの比較になってしまうのではないでしょうか。

Q:オールド化
投稿者:うっど     投稿日時:2006/04/28 01:06  ---41.69.27

6ヶ月前に、ドイツの1995年ヴァイオリンを縁あって70万で購入しました。よく音が鳴り音色も気に入ってます。しかしぴかぴかのいかにも新品で、音もかためです。これからどんどん変化すると思いますが、早くオールド化する方法は 何かないでしょうか。外見も、音も早く年をとらせたいのですが・・・ちょっと荒っぽい方法でもいいので教えてください。また、オールドっぽく聞こえる松脂や弦も、ご存知のかた、教えてください。

Q:ヴァイオリン購入についてご意見お願いします。
投稿者:つるさん     投稿日時:2006/04/23 01:32  ---46.127.125

クレモナのヴァイオリンMarcello Villaの新作 約130万と、フランスのPierre Helの1932年の130万のヴァイオリンと、ものすごく迷っています。音の深みはあきらかに フレンチオールドに思えますが、クレモナの新作を育ててみたい気もし・・・ヴァイオリン歴長い方でオールドよりも新作を選ぶ人の考え方をお聞きしてみたいです。今年発表会でドラマティックな曲を演奏するのでいっそう悩みます。あと、Atlier De Pierre Hel 1932 Lille作。 これは、工房で誰か無名の人が流れ作業でつくったのでしょうか・・だとすると60万円は妥当でしょうか。新作と60万の2種類買って使い分けるのどう思いますか?アドバイスお願いします。   

投稿者:クレーメル     投稿日時:2006/04/23 07:54  ---110.187.62

文面から、つるさん様は相当な技能の持ち主と察します。大勢の前での演奏など、もうとうに遠い彼方へいってしまった自分としては羨ましい限りです。楽器選びは誰もが迷う難しいところだと思います。ある意味でどんな楽器を持ってもどこかに不満と不安と期待があるのではないでしょうか。グァルネリやストラディバリなどを所有する一部の方以外は皆さんそういう意識がどこかにあるのではないかと密かに思っています。少なくとも私はそういう人間なので、こっちの楽器の方がいいかもしれないを繰り返して(不満なものは売っているので減ってもいます)、現在6台ほどになっています。前振りが長くなりましたが、私も僭越ながら新しい楽器を育ててみたいという思いを持ったことがあります。しかし、自分が生きてる間、しかも演奏をしている間と考えると、そうバイオリンが簡単に変化するとも思えず諦め、既に楽器として年期の入っているものを選びました。長い経年の楽器にはそれなりの価値があると考えていることもこの選択をする要因の1つです。しかし、実際のことを考えれば、好きな楽器、見た目も大事でしょうし、自分の手にどれだけフィッティングするかも大事でしょうし、イタリアという名前も大事?かもしれません。それは人によってでしょう。だとすると、やはり自分が現在気に入った1台を選ぶことが最も後悔のない選択だと私は思います。このように書いた上で更に矛盾することを加えてしまいますが、自分の経験として何度も試したことですが、知人の演奏者に隣の部屋で何台かを弾いてもらって、どれが新作かオールドかを当てる試み(メディアでよくやっているのと似た)をしても私も周囲もめったにあたりません。意外と音量も差をとらえにくいと私たちは言い合っています。このことから健康状態に不安を排除できないオールドに執着することはないと思ってしまいます。まったく答えになっていませんが、個人的な見解として私なら新作を選んだ方が間違いが少ないと思います。素敵な楽器を選べれる事を切に願っています。

投稿者:rio304     投稿日時:2006/04/23 18:02  ---29.242.228

楽器を1日借り出して、先生と一緒にホールで音をチェックすると判断しやすいともいます。東京だと三鷹市の600人ぐらい入るホールで土曜日午前中3時間で3万円、府中のウィーンホールで土曜日午前中2万円ぐらいでした。先生や友達と聴き比べができれば決して高くはないとおもいますが…。

投稿者:セイジ     投稿日時:2006/04/24 00:25  ---151.3.240

行きつけの楽器店主の話。
日本ではフレンチの古めの楽器は不人気で(イタリア製じゃないと
と思っている人が多いので)在庫が減らないとこぼしていました。
そのため値段は安めの設定だそうです。それでも売れないとか・・

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/04/24 01:38  ---6.34.238

W.Henleyの楽器製作者辞典では、Pierre Hel の工房では、熟練職人たちをかかえて本人作とは違うグレードの楽器を作っており、1930年当時で本人作3000フランに対し、工房製は800フラン、と書いてあります。

以下、私見です。
もし130万というのがHel本人の真作であれば掘り出しものと言えますが、オークション落札記録や価格の資料などからみて相場の半値以下なので、逆に本物かどうかよく見極める必要があると思います。また、Marcello Villaの新作 約130万も、イタリア(特にクレモナ)ヴァイオリンのバブルのような価格付けが普通になっている昨今としては、楽器店における価格としてはかなり安いように感じます。
そのお店が、ものすごく良心的、あるいは金策のため安売りしてでも売る必要がある、というのでなければ、双方とも真作(本人作)かどうか購入前にはっきりさせておいた方がよいように思います。
*ネット通販含め、Marcello Villaの工房製はかなり安い価格で流通していますので、最低そういうものでないことの確認は必要です。

なお、1932年作はオールドではありません(あと100年は古くないと...)。
モダンの中でも新しい方に入ると思いますので、ヴァイオリンとしてはどちらかと言えば若い部類に含まれます。

投稿者:つるさん     投稿日時:2006/04/24 02:20  ---139.178.45

皆様貴重なご意見ありがとうございました。わたしは、クラシックは幼少から家でいつも流れており、いろんな演奏家のまねなどもしていましたが、ピアノしか弾けれません。絶対音階になぜかかなり自信があったので子供たちにヴァイオリンを習わせている親ばか母です。中学生の娘が、ヴァイオリン歴12年ですが今は50万の日本製を使っています。しかしこれから人前で弾く機会も増え、小さなコンクールにも出たりするので練習時間も増えるし、もう少し深い音色のヴァイオリンか、新作のもうすこし良い楽器で心地よく練習させたいとおもって店周りをはじめました。
決められた予算で新作にするか 古い楽器ならこの予算の場合どのようなものがおすすめか改めてアドヴァイスをおねがいいたします。

投稿者:クッキー     投稿日時:2006/04/24 11:44  ---142.168.94

つるさんはじめまして♪
文面からするとご自分の楽器ではなく娘さんの楽器をお探しなのですね^^わたしは10年前にフレンチの新作を購入しました。(それまでは1899年のジャーマニーを使っておりました)
新作はやはり音の当りがつくまでに数年かかると思われます。実際私の場合10年経ってやっと思うように音が鳴るようになってきたなぁと感じています。中学生の子供さんですと新作よりは当りのついた楽器の方がお勧めのような気がしますが、新作でもバリっといい音のものもあると思いますのでここはご自分の耳を信じてお選びになってよろしいのではないでしょうか?私も2台楽器を持っていますが使い分けるのはなかなか難しいです。もし娘さんが音大に進む目標をすでに持っているのであれば更に買い替えが必要になることと思われるので、その辺りの予算なんかも考える必要がありそうですね(*^-^*) コンクールなどを視野に入れてお考えのようなのでホールの一番後ろまではっきり音が飛ぶような発音の良い楽器を選ぶのも良いのではないでしょうか。とにかく試奏、試聴、弾き手との相性が一番重要だと思われます。

投稿者:つるさん     投稿日時:2006/04/24 15:49  ---41.69.27

クッキーさん早速ありがとうございました。音大に関しては意識しながらも周囲の反対などで(娘はいい音をだせるが性格的に温厚で競争を好まない性格なので、ヴァイオリンのソリストには向いていないそうです。)まだどうなるかわかりません。しかし、後に続く兄弟たちがヴァイオリンを習っているので、いずれにしても複数必要になります。発音のよい楽器というのはお店で視聴しても私にはよくわかりませんが何か視聴のポイントはあるのでしょうか。古いよく響く楽器は、40万のチェコ製でも200万の新作イタリーよりうっとりしてしまいます。そんな私がホールの一番後ろに立つとまた違う発見があるのでしょうか。。高いお買い物なのに1つ1つの評価が耳にかかってくるなんて怖くって・・・

投稿者:あい     投稿日時:2006/04/25 02:14  ---5.172.21

>Marcello Villaの新作 約130万

安いですね。現地で買うならまだしも、現在のユーロ高に
おいて、安すぎます。なんか怪しい。いやいや、かなり怪しい。
どの楽器屋さんか気になりますが。。

ちなみに、Marcello Villaはかなり優れた現代の製作者です。
わたしはVillaのユーザーではありませんが、購入しようか迷う
ことが多いです。どうして130万円なのか。微妙に安すぎる。
売主に聞くべきです。ちなみに、現在の価格は165万〜185万程度します。当然、日本での価格です。130万と言えば、
10年前のポルタンティの値段です。いまやかなり高騰した
製作者になりましたね。

投稿者:クッキー     投稿日時:2006/04/25 09:46  ---142.168.94

つるさんこんにちわ♪いろいろお悩みのようですね。確かに安い買い物ではないので慎重になるのは当たり前だと思います。私の>ホールの一番後ろまではっきり音が飛ぶような発音の良い楽器、と発言ですがこれは比喩表現したもので実際つるさんがホールの一番後ろに立って。という意味ではありません(紛らわしくてごめんなさいm(u_u)m)実際ホールで弾いたとすると音響が良く響いてしまうのでどんな楽器も「いい音」に聞こえてしまうマジックがあります。逆に響きの悪い部屋で試奏すると楽器本来の音色が確認できると私は考えます。あと私の経験から有名なラベルが貼ってある楽器を過信してしまうのはよくありません。車と同じで当たり外れが必ずあると思います(これらは悪魔でも私個人の見解ですのでご了承下さい)私が思うのは決められた予算があるのならその中で娘さんが弾いてみて一番気に入った楽器を選ぶのがよいのではないかなぁと思います。中学生とはいえ12年も楽器を弾いているのですから言葉で選べなくても体で感じて選ぶことが出来るのではないかと思います。でもそれは怖すぎる・・とお考えならやはりレッスンを受けている先生、若しくはその先生の師匠経由で楽器を紹介してもらうという手もあります(ちなみに私の今使っている楽器は自分の先生の楽器を製作した同じ製作者にオーダーで頼みました。ものすごく気に入っています^^)あまりアドバイスになっていませんが私の考えを述べさせてもらいました。
つるさんの「子供さんにいい楽器を」という考えを聞くと、今の私があるのは両親が一生懸命音楽を学べる環境を作ってくれたんだなぁと再び感謝の気持ちでいっぱいになりました(*^-^*)

投稿者:yajiuma     投稿日時:2006/04/26 00:11  ---2.8.136

楽器どうこう言うよりも先ずはその楽器屋さんで買っていいのかを見極めるべきではないでしょうか?
 取り敢えず http://www.violini-villa.com/ で
本人に確認するのが一番だと思います。

 結局バイオリンの修理とか製作とか専門に勉強していない限り本当に良い楽器を見極めるのは無理だと思います。鳴りが良くても裏板の魂柱付近に割れがあったり(リタッチで見えなくしている)、板厚薄かったり・・・というトラブルを本当によく聞きます。
 音楽家に出来ることは音色、音量、そして楽器を見た感じ(ニスも)で選ぶことで、その楽器の将来的な価値(下取りを考えて)とか価格の妥当性、健康状態は結局はお店に頼らざるを得ないと思います。

 

投稿者:つるさん     投稿日時:2006/04/26 06:25  ---41.69.27

ありがとうございます。皆様のいろいろなご意見、本当に参考になりました。数日でこれだけのことがわかったので、娘のヴァイオリン練習時間分だけ、いままでに勉強しておけばよかったです。土地の購入に3年、設計に1年かかり、ブランド物も車も
直営店でしか買えない、マイペースな買い物べたです。先生に泣きついてみます。かなり詳しいはずの先生で、少し前までは、生徒の楽器の面倒を見てくださっていたのに、今はいっさいノータッチみたいです。私にもわかりませんとおっしゃってました。でももう一度お願いしてみます。皆様ありがとうございました。

Q:帰国前にするべきことは?
投稿者:SU     投稿日時:2006/04/23 16:48  ---53.85.8

ドイツでヴァイオリンを始めた初心者です。
数ヶ月先に帰国する予定ですが、皆様のご経験から、こちらにいる間にしておいたほうがよいこと、帰国後するべきこと、日本では高いからこちらで調達しておいた方がよいというお薦めなどありましたらお教えください。
ちなみに楽器と弓は、こちらで購入しました。高価なものではありませんが、楽器は40年ほど前のもの、弓は新しいものです。
よろしくお願いします。

投稿者:goett     投稿日時:2006/04/24 06:50  ---13.72.228

はじめまして。
同じく、ドイツ留学中にヴァイオリンを購入したことがあります。

そちらにいる間にしておいたほうがよいことは、特にないと思います。
東京で都市部にお住まいの予定でしたら、修理工房はたくさんあり、その技術に関しては、ドイツに劣ることはまったくありません。

弦や付属品について、通販など購入先を選べば、日本にいてもいまやドイツとあまり変わらない価格で購入できます。
ただしユーロ高のため若干値上げの傾向があるので、弦ワンセットくらいは買っておいた方がいいかもしれません。

帰国後するべきことは、信頼できる工房を探すことと思います。
気候がまったく異なるので、鳴りが著しく悪くなることがあるのです。
(もっとも、建築物の条件の違いによる場合と見極めが難しいのですが。ドイツの家は石造りなのでよく鳴るのです…)
なお、日本の工房のほうが緻密な調整をする傾向がありますし、職人さんによる考え方の違いもあるので、再調整を勧められる可能性が大です。

あともうひとつ、飛行機による移動の際の取り扱いが重要と思います。
機内持ち込みできるのはヴァイオリン弾きの僥倖ですが、わたしはいつも、席に備え付けられた毛布で包んで格納するようにしています。それゆえ衣服は一枚多く客席に持ち込みます。

投稿者:SU     投稿日時:2006/04/25 18:51  ---53.121.57

goettさん、ありがとうございました。お返事が遅くなり申し訳ありません。
一番の問題は、日本に帰ると楽器が鳴らなくなるかもしれないということなのですね。
音にほれ込んで買った楽器ですので心配です。職人さんにも良い音についての感覚の違いはあるでしょうし、調整で音が変わってしまう可能性もあるのではないかと思うと、ただ調整してくださいというのも不安に思います。よい調整をしてくださる工房の選び方あるいは上手な依頼の仕方があるのでしょうか。

Q:バイオリンの機内持ち込みについて
投稿者:かえで     投稿日時:2006/04/25 13:09  ---17.21.164

初めまして。私は今度カナダにワーキングホリデーで1年間滞在する予定です。私がチケットを購入した航空会社にバイオリンの機内持ち込みについて問い合わせてみたところ、手荷物扱いは出来ません。スーツケース等と一緒に預けてもらうしかないです。との返答でした。預けた場合、楽器である事を伝えても万が一は損する場合があるので持ち込まない方が宜しいかと思われます。との事でした。ですが、やはりバイオリンも連れて行きたいと思っております。どうにかして持ち込める案はないでしょうか?もしご存知の方がいらっしゃいましたら、アドバイスをお願い致します。
また、もし持ち込む事が出来なかったらカナダにて楽器の貸し出し等はあるのでしょうか?
皆様のご助言をお待ちしております。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2006/04/25 14:14  ---238.16.8

「いまさら聞けない初歩的な悩み」のタイトルで検索をどうぞ。

Q:弦楽器店でヴァイオリン
投稿者:まり     投稿日時:2006/04/24 19:51  ---41.69.27

ここで質問するのはどうかと思いますが、弦楽器ストラッドさんのお店まで遠くて行けれません。展示会などされているのでしょうか。関西在住で名古屋くらいが足を運ぶ限界です。

投稿者:ストラッド店員その2     投稿日時:2006/04/25 09:51  ---36.101.241

おはようございます。まり様
お店に関しての質問になりますので、メールをいただけければ
詳細をお答えできます。商品を検討するための貸し出しはバイオリン、ビオラに関しては全国に配送しておりますのでご心配なく、条件等をやり取りしてご指定頂き例外を除いてほとんどのものは貸し出しております。チェロは申し訳ありませんがこちらで運べる範囲に限られてしまいます。

Q:弦の発売年度
投稿者:弦喜     投稿日時:2006/04/18 02:12  ---6.34.123

以前、D.O.さんから下記の質問がありました。
>質問なのですが、現在ヴァイオリンで主流の弦というのは何年ごろ(何年程前)に
>発売されたのでしょうか? 
>発売された大方の年と、なにより発売された順番が知りたいです。
主要メーカーであるPirastroとTomastik-Infeldの2社に、ほぼ同内容のメールを出して問い合わせてみました。結果、Pirastroは2度出して返信なしですが、Tomastik-Infeldはすぐに連絡がありカタログやTomastik-Infeldの歴史を書いた専門誌のコピー等の資料を郵送してくれました。結果、その他Webの情報も加えてTomastik-Infeldの弦についてはだいたい明確になりましたので、下記に記載します。
-----
1920(19?) "Praezision" (aeはaにウムラウト) :(solid) steel core
1950 "Superflexible" :rope core
1958 "Spirocore" : spiral-rope core
1970 "Dominant" : multi-strand nylon core
1999(2000?)" Infeld Red/Blue" : composite core
2004 "Vision" : synthetic core
-----
*コアだけでなく巻き線やE線の素材・加工もずいぶん変わりました。

私は主にはTomastik-Infeldの弦のユーザなので、上記がわかればほぼ満足なのですが、Pirastroファンの方からのPirastro弦の歴史(年表)情報がいただければ知識が広がりますので、分かる方からの書き込みを期待いたします。

なお付加情報として、Webを調べているとヴィオラ用の"Vision"がこの4月に米国で発売されたという記事を見つけました(弦の袋の、鳩と熊の図案がユニークです)。
。個人的にはヴィオラではお手頃価格のドミナントとヘリコアを使い分けているのに対し、その中間くらいの性格と想定できる弦なので、入手できるようになったら試してみるのが楽しみです。(日本においてお手頃価格で発売されることを祈りたいものです。)*この件は、このスレッドではあくまでも情報と感想としてのみ書きます。

投稿者:杏     投稿日時:2006/04/18 07:03  ---24.177.160

きちんとした情報じゃないですが、トニカが1990年頃だそうです。1992年と聞いています。シノクサはその前。他のナイロン弦の類はその後。オブリガート、エヴァピラは最近だから正確な年を覚えていらっしゃる方も多いかと。
ピラストロじゃないですが、ダダリオのプロアルテのヴィオラ用は1993年です。回転の悪いとこで買ったら、新発売記念懸賞、申込締切1994年という葉書が入っていたので。

ヴィオラ用ヴィジョンは日本にも入ってますよ。老舗の通販さんで取り扱っています。現在、お試し価格中。私もちょっと手をだしたいと思ってたけど、、価格設定は今ひとつ、、使用感でお得に思えるかどうか微妙なところです。

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/04/18 18:36  ---6.35.68

1998 "OBLIGATO"
2000 "EVAH PIRAZZI"
2001 "VIOLINO"

は、わかりましたが、肝心のガット弦がわからない...

また付加情報ですが、Pirastroのホームページで、今年の新製品として Wondertone Solo という弦(合成弦)がのっていました。最初は5本セット(A線が、合成系のものとスチールのもの、2本)で供給されるようです。

ガットの歴史はわかりませんが、上記結果からこの10年が合成系弦の新製品ラッシュという状況であることがわかります。今後10年でどの弦が生き残って行くのか見つめていきたいと思います。

投稿者:おんぼろ     投稿日時:2006/04/18 23:56  ---108.145.199

こんばんは。
少し話がずれてしまうかもしれませんが、最近の "Dominant" にはsynthetic と印刷してあるんですよね。いつの間にって感じですが、どうも6ヵ月以上前にはそうなっていたように思います。気付いたのは昨年末でした。なんか最近やけに張りたてがバリバリでやかましい??なあ〜と感じていたら・・・。そう言えばすぐ使用を止めちゃいましたが、Visionの音と同じ傾向に感じます。core(コラー)〜いつ変えたんだ〜!!??わかる方教えてくださいな。と言ってもナイロンは都内の店には多分ないし、特段”Dominant命〜派”でもないから最近の流行に添った改良ととらえて諦めるしかありませんが・・・。

投稿者:ノル     投稿日時:2006/04/20 00:32  ---109.80.75

弦喜様へ。弦の発売年度というのは興味深いスレですね。それにしても、ピラストロ社は2回メール出しても返事が来ないとはタカビー(高飛車)ですね。
ピラストロ社からWondertone Soloのセットが発売されるんですね。A線が、シンセティック系とスチール系から選択できるというのはいまどき珍しいですね。
スチール弦というとアレルギー反応を示す方もいますが、騙されたと思って使ってみると、意外というか想像以上に良いものです。
ガット弦でもナイロン弦でも、A線だけはピッチの安定感がイマイチで耐久性が弱いことがありますが、そういう場合はスチールのA線を使うといいですね。
Wondertone SoloのスチールのA線を、オリーヴやオイドクサといったガット弦のD線・G線と組み合わせるというのも1つのアイデアですね。発売が楽しみです。ではでは。

投稿者:ノル     投稿日時:2006/04/20 22:32  ---109.81.249

弦喜さんの書き込みを拝見して強い興味を抱いたので、早速、ピラストロ社のホームページを見てみました。
http://www.pirastro.com/homeset.html
A線のスチールのテンションが、5.5kgというのは、オリーヴに組み合わせるには絶妙なテンションだと思います。ヘリコア(ミディアム)A線のテンションは5.8kgですので、それよりも少し低いということになります。
ピラストロ社のホームページの中から非常に印象深い文章を引用させていただきます。A線にスチールを張るなんて今時古臭い、とおっしゃる方もいますが、ピラストロ社の見解はそうではないようです。
The steel core A has a brilliant and very focused tone and allows a smooth transition to the E string. The string combo follows the string choice in the Russian tradition of great soloists such as David Oistrach who used to play on his Strad Pirastro G and D gut strings combined with steel A and E strings.
日本国内での発売が楽しみですね。ではでは。

投稿者:D.O.     投稿日時:2006/04/21 23:24  ---225.79.77

これは嬉しいスレですね。ありがたいです。
とは言え、弦に興味を持ち出して1年経ってないんじゃ…という感じなので、トマスティークの昔の弦とか聞くのが初めてと言うのもあります(汗)。
スピロコアってこんなに古かったんですね。ドミナントも35年強経っているのですか。奏者から考えると「なるほど」と思いますが、単純に年数に驚きました。
オブリガートが98年ですか。もっと新しいのかと思ってしまいました(焦)。本当に色々変わっているんですね、勉強になります。
ワンダートーンソロのA~Gは面白そうですね。出たらぜひ試したいと思います。
+、オリーブのGのテンションの低さにちょっと驚きました。皆さんGだけ少し強めにするとかリジットを使うとか有るでしょうか。ガットの低弦はそうなのだ、と考える方が妥当でしょうか。…とどうでも良い事を少し聞いてみたくも有ります。

投稿者:杏     投稿日時:2006/04/22 09:20  ---24.177.160

現在の平線巻きガット弦は産業革命の頃から普及したそうですので、そこまで遡るかもしれませんね。創業1798年ですから。オイドクサはクラシカル、オリーブはモダンだとメーカーさんの説明書にあるので、オイドクサの方が古いのかも。 stiffは近年の奏法変化、ホールやオケの巨大化に対応するために作られたとも聞いているので、stiffの方が新しい、、けど1978年時点で別に新しくもなかったので、奏法変化とはクライスラーとかパガニーニの頃の話かも。憶測です。
 
 1978年ではドミナントは新参者で、、格下に見られていました。ドミナントはその利点を認められながらも市民権を得るのに10年近くかかったわけですから、、最近の新しい弦への飛びつき方は異常なのかも、、情報が速いからでしょうか。それとも、、どれも満足できないから??これだけ新商品がでても、音色の優位はガットだ、とほとんどの人が認めていますよね。

20世紀初め、ガットからスチール弦へ移行したのは、戦争で職人が居なくなって、ガット弦の品質が落ちたからだ、と聞いたこともあります。ドミナント:1970年といったら、エアコンが普及しはじめた頃。エアコンのおかげで室内は快適?になって、屋外との差が大きくなって、ガット弦が使い難い環境になった気もします。1980年頃、アマの演奏会などは、舞台袖とか通路と舞台上の温度湿度差が激しかったので、リハの後、楽器を舞台上に出しておいたりしてました。去年、20年振りにオリーブでアマオケの演奏会3つやりましたけど、どこのホールも、会館内での気温湿度差はほとんどなくて、本番中のライトの熱も少なくて、ガットはほとんど影響受けませんでした。  
 エアコンの進化が進めば、日本でもガット弦の時代になるかも。

投稿者:ノル     投稿日時:2006/04/22 17:22  ---109.81.38

D.O.様へ。オリーヴ(リジッドでない普通のもの)のG線ですが、たしかにテンションは低めですが、けして音量的に最新ナイロン弦に劣ることはありません。鳴らし方のコツさえつかめば、太くたくましい音が出せます。自分の楽器で(ウィルヘルミ編曲のG線1本で弾く)G線上のアリアを弾くと、ヴィオラやチェロのような太く温かい音が出せます。どうやったら大きくて太い音が出せるか、ボウイングを工夫してコツを覚えて下さい。
あと、今、自分は、海外出張中の友人の楽器(ヴィジョン・チタニウムが張ってある)を預かっているのですが、ナイロン弦はやはりガット弦よりもテンションが高いな〜と思います。ただし、それによって、明らかに音が大きいというわけではないので、楽器と手(指)の負担が大きい割りには得るところが少ないように感じます。テンションが高いと、部屋が極度に乾燥したときに、糸巻きが緩んで弦がほどけてしまう現象が起きるリスクが高いですね。実際、自分の楽器は、この冬、一度も糸巻きが緩みませんでしたが、友人の楽器は、G線とA線がそれぞれ1回ずつ緩んで弦がほどけました。友人の楽器を預かっているため、友人の楽器を優先的に弾いていて、自分の楽器はしばらくほったらかしにしていたときもありますが、自分の楽器は全く糸巻きが緩むことはありませんでした。弦のテンションだけが要因ではないと思いますが、多少は影響しているように思います。

投稿者:D.O.     投稿日時:2006/04/23 12:36  ---225.79.77

ノル様、有難う御座います。
私も、オリーブGの音量・音質に不満はありません。ナイロンとは全く別の音ですが、とても魅力的に聴こえます。確かにまだ弦を掴みきれていないと思います(焦)。ただ、オイドクサ同様、Dに比べてもGのテンションは非常に低いようなので、どうなのかな?と思いました。
最初の内容とずれる質問失礼致しました。
今一よく解らないのが金メッキ線の登場なのですが、何時ごろなのでしょう?(凄く此処最近という気がするのですが、オリーブの金メッキ線など少し前からあったのかな、と言う気もします

投稿者:ノル     投稿日時:2006/04/24 00:19  ---109.80.160

D.O.様へ。オリーヴの金メッキE線についてですが、自分が持っている1993年頃のカタログにはオリーヴの金メッキE線が定価1,500円と掲載されています。さらにその前からあったのではないかと推測されます。
ヴァイオリン弦のオリーヴとオリーヴの金メッキE線のデビュー時期をご存知の方はいらっしゃらないものですかね〜?

投稿者:ノル     投稿日時:2006/04/24 18:26  ---109.80.146

昨年発売されて話題になったワンダートーン・ソロのE線ですが、今年は、銀メッキのE線が発売されるようですね。金メッキスズメッキ、クロームメッキあるいはチタンメッキのE線はありますが、銀メッキのE線というのは初めてではないですかね〜。金メッキに比べると銀メッキは錆び易いように思いますが・・・。金メッキE線はひっくり返り易いという方も時々いらっしゃいますが、銀メッキだとそのあたりが改善されるのかも知れませんね。最近発売された各種E線と比べると若干低めのテンションが設定されてますので、オリーヴなどのガット弦と組み合わせるのも一考ですね。ではでは。