弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:弓のチップがなくなっている
投稿者:parko 投稿日時:2006/05/05 22:29 ---36.74.145
はじめまして。
ちょっと困惑している事がありまして。。。
3年ほど前よりバイオリンを再び始めて、某楽器店に2回弓の毛替えに出したのですが、確か先端に白い三角っぽいもの―チップって言うのでしょうか―がついていたはずなのに、いつの間にか無くなっているのです。
私は素人なのでよくわからないのですが、これは毛替え修理をすると普通の事なのでしょうか?
感じの悪くないお店だけにちょっと困惑しています。
どなたかお教えいただけないでしょうか。
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/05 22:45 ---6.35.252
状況をもう少し明確にするために質問です。
http://www.sasakivn.com/werkstatt/qa/beinchen.htm
毛替えを行い帰って来たときに、
上記ページでの写真のように、先端が欠けている状態になったのでしょうか。
それとも白い部分がすべてなくなって弓の木が剥き出しになっているのでしょうか。
いずれも、即クレーム&無償修理要請となる内容と思いますが、まず状況をはっきりさせたいと思います。
(交換修理自体は、それほど難しいものでも高価なものでもありません。)
投稿者:parko 投稿日時:2006/05/05 23:15 ---36.74.145
コメントありがとうございます。
まさに弓の木がむき出しなのですが、ずぼらなど素人で、お恥ずかしい事にいつその状態になったかが、把握できていないのです。
ただ、毛替えを行ったのはつい一昨日で、職人さんならその際チップがついていなければ、何かおっしゃってるはずなのでしょうか?
職人がチップを貼り忘れることって、あるのでしょうか?
チップという名前自体、さきほどこのHPで知り、弦喜さんの教えてくださったページで、いかに大切か知りました。
大変です!
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/05 23:42 ---6.35.252
・チップのついてない弓を楽器店が販売することは普通ありません。
・チップは真ん中に四角い切り抜きのある輪ですので、側面が割れ、かつ剥がれない限り、通常使用ではなくなってしまうことはありません。(剥がれても弓の毛にひっかかってブラブラするだけ)
・チップをついてない状態の弓を預かり、何も言わず毛替えだけを行って返す職人がいるとすれば、それは非常識な職人です。
間違いなく以前はあったという記憶があるのであれば、交換の際のトラブルを疑ってかかり、まず早いうちに楽器店にクレームをつけるべきでしょう。真相究明はそこからのスタートとなります。
投稿者:parko 投稿日時:2006/05/05 23:49 ---36.74.145
弦喜さん、大変ありがとうございました!
以前は絶対あったし、昨日見て、あれっと思ったので、やはり毛替えで忘れられたように思います。
早速楽器店に話してみたいと思います。
このHPに出会えて本当に助かりました。ありがとうございました。
Q:バイオリンの購入
投稿者:よくわからない母 投稿日時:2006/05/04 21:07 ---33.134.104
13歳の娘のバイオリン購入について悩んでいます
近所にはちゃんとした専門店がないので、ネットオークションを
のぞいてみたところ、Rudulf Fiedler GV3/Ernest Friedrich Reichel/Luthes Paris Prescoなど良さそうなバイオリンが
ずらりと8万ほどであり、写真で見たところ美しいものばかりです
しかしネットで購入することに不安も大きくあります
やはりバイオリンは対面販売で購入しないと危険は大きいのでしょうか 娘は学校のクラブ活動に使う予定で、期間はとりあえず5年ぐらいです 予算は10万ほどなのですがどのようにすれば
質の良いものを安く手に入れられるかアドバイスいただけないでしょうか
投稿者:rio 投稿日時:2006/05/04 23:28 ---29.242.228
バイオリンは購入後定期的(年に2〜3回)
工房などでの調整を必要とします
また、結果として調整を必要としなくても
健康状態をチェックしてもらうほうが良いです
そのことを考えると
調整に出せる贔屓のお店・工房をお持ちであるならば
ネットオークションで買った後の
調整など一切のフォローを贔屓のお店・工房で
実施できるので特に問題はないと思います
そうでない場合、購入後のアフターフォローを
考えながら購入を検討したほうがいいと思います
インターネットオークションでも
アフターフォローをする出品者もあるようですので
総じてネットオークションはダメとは言えないと思っています
でも私なら、実物を見て絶対買います
投稿者:杏 投稿日時:2006/05/05 00:01 ---24.177.160
オークションではなくて、まっとうな弦楽器店の通信販売をお勧めします。量産品は品質にばらつきがあります。経験者ならクレームつけられても、初心者さんでは善し悪しの判断もできないでしょうし、売っている人に十分な知識があるかどうかもわかりません。
出身大学のオケに行くと、10万クラスのヴァイオリンが5,6台ありますが、、駒が裏返しについていたり、駒位置がおかしかったり、指板下がりがひどかったりで、まともに音が出ている楽器は一台もありません。一見とてもきれいで、ペグも装飾つきだったりしますが、、木のあわせ面が雑だったり、ゆがんでいたりもします。初心者さんばかりなので、自分の楽器がおかしいことにも気づきません。たまに顔だすと、応急処置に追われる羽目になります。
音がちゃんと出ていないと、弾きにくいし、上達もしません。音色以前の問題です。
まともな、お店をかまえている弦楽器専門店ならば、最低限、弾ける楽器を購入できると思います。私は10万のセット物で、普通に弾ける楽器を手に入れました。また、弓は定期的に張替える必要がありますが、それも宅配でお願いできるお店もあります。自分の店で張り替えるのなら、最低限、張り替えられる弓を売る、と思います。
投稿者:よくわからない母 投稿日時:2006/05/05 08:59 ---33.189.139
rio様杏様レスつけてくださってありがとうございました
やはり目利きでもない素人がオークションで買うのは危ないので
やめることにしました
stradさんでも10万円ぐらいでカールヘフナーや鈴木が購入できる
ようなのでどちらかにしようかと思います
最後にもうひとつだけ教えていただけないでしょうか
個人的なご意見でもちろん結構です
私は恥ずかしながら鈴木かカールヘフナーかと聞かれたら
単純に海外製品のほうがなんとなく良さそうとカールヘフナーを
選んでしまいますが、10万円クラスで13歳の初心者(昔3年間やっていてソルフェージュ2までやりました)がクラブ活動に使うにはどちらがお勧めでしょうか
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2006/05/05 16:31 ---110.26.109
左上の「過去ログ検索」で「カールヘフナーって?」
というスレをご覧になるといいと思います。
そこでも述べておられる方がいますが、
私は「よくわからない母」さんの予算だと、中国楽器がお勧めだと思います。
安い価格帯では、現在多くのメーカーが、途中まで中国で制作して、
仕上げのみ本国でしているそうです。
ヨーロッパ製といっても、実質中国製だったりするのです。
オークションには、確かに怪しげな商売をしているらしき人もいますが、
良心的な個人輸入の方もいます。
ここはストラッドさんの掲示板ですので、特定の名前は挙げられませんが。
まともなところは、必ず、試奏、返品(ただし送料などは負担せざるを得ませんが)
OKとなっていますし、オークション外でのコンタクトにも答えてくれます。
「よくわからない母」さんは予算の中で少しでもいいものを、
あわよくば予算以上にいいものを、とお思いですよね。
でも失敗したくない。私も親として気持ちはよくわかります。
失敗したくないなら、当たりはずれが少ないヘフナーや鈴木です。
当たりを引きたかったら、リスクを冒さなければならないと思います。
まあ変な出品者や業者にひっからないかぎり、大したリスクではないですが、
はじめて買う楽器は安心の方が優先になるのかもしれませんね。
投稿者:rio 投稿日時:2006/05/05 21:44 ---29.242.228
楽器本体で10万円台なら
私なら、2社のうちなら
鱸を選択すると思います
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/05 22:14 ---6.35.252
質問内容からは、フルセットで10万円くらい、と読み取りました。(なので答えが難しい...)
例えば、上のタグをたどってストラッドさん取り扱いのメーカー品のラインナップと価格を見れば、鈴木、カールヘフナーそれぞれがターゲットとしている価格ゾーンがわかると思います。10万円前後でセットを組む場合に品揃えが豊富なのは、鈴木であり、カールヘフナーの場合は一番下のモデルに、最低限の弓・ケースをつけてやっとその価格に届くか届かないかです。これは良い悪いではなく、カールヘフナーはもっと上の価格帯をターゲットとしているということです。
私見ですが、お店から購入しこれから5年間買い換えを行わず使い続けるのであれば、セットで20万程度まで予算の枠を増やした上でお店に相談するのがよいように思います。その予算であれば、普通のアマチュアであれば一生使えるような楽器を手にすることも可能であり、お店も自信をもって提案できるスペシャルセット(中国・東欧などの半手工品、ドイツの別のメーカーの量産品など)を用意していると思います。ただし、高校に行くくらいの時期に、よいものに買い替えるつもりがあるのであれば、今は10万円ですませておく、というのもよいかと思います。(そのようなものは基本的に下取りはききませんので、新たに一から投資は必要になります。)
投稿者:杏 投稿日時:2006/05/05 23:19 ---24.177.160
私の周りはスズキが多いので(私自身はスズキの中の下あたりのヴィオラをもう16年使っています)、スズキ派です。いろいろ言われることの多いメーカーさんのようですが、先生のお弟子さんにも、スズキの古い、一番下ランクの楽器(プレス品)を長年使って、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタをお勉強した方がいるそうなので、スズキのちゃんとしたのは、ちゃんと使えうると思います。
ヘフナーも良い楽器ですよね。あれが高いのは単に輸送コストな気もしますが、、スズキが元気な音、ヘフナーはやさしい音、という印象があります。5,6台の聞き比べですが。
ヴィオラを選んだとき、スズキとヘフナーが残って、スズキの元気よさに魅かれて購入しました。単に個体差だったかもしれませんが、、
ついでですが、、、自分で最終決断をするのは大事なことでした。なんせ、自分で選んだんだから、不都合を楽器のせいにできないし、、愛着もありますし、、ちょっと足を伸ばして、選ぶことが出来るのであれば、そちらをお勧めします。
自分のヴァイオリンはまた別の、日本の会社の中国製作品です。ちゃんとしたところで購入したら、ちゃんとした楽器でした。スズキとはまた違った明るさがある楽器ですが、同じ型番4台弾いて、4台とも色も音もかなり違いましたので、このメーカーさんのはなんとも言いがたい、、実物を確認して買わないと、想定外のものが来るかも。
Q:知っている人いませんか?
投稿者:F男 投稿日時:2006/05/05 12:10 ---43.96.188
知り合いに聞かれまして、パガニーニのPerpetual Motionという曲の日本名はあるのでしょうか?知り合いはギターの譜面で34小節だそうです。そして元々どれくらいの長さなの?と聞かれましたが私には全くわからずここに書き込みさせていただきました。知っている方いましたら教えてもらいたいのですが。。。。
投稿者:かわせみ 投稿日時:2006/05/05 13:33 ---110.64.59
常動曲Moto perpetuo ハ長調Op.11,MS.72
↑
これでしょうか?
常動曲はヨハンシュトラウス2世のが有名ですね。
Q:Vn.フェッティング
投稿者:D.O. 投稿日時:2006/04/27 01:42 ---225.79.77
ヴァイオリンのフィッテイングについて質問させてください。
近々フィッテイングを替えられれば嬉しいと思い、どんなものが良いのかお聞きしたいのですが、過去ログや適当な検索などでどうも思うように上手くいかないので質問させていただきたいと思います。
有名なところでクローソンとかなのでしょうか。正直、何が良いのか具体的なところが解りかねます。合成アジャスター付のテールピース(何処のメーカーか名前が出てきません)とか色々あるようで、あまり高いと困るのですが、実際使っての「その何処が良いか」の様な意見が聞けると嬉しいです。ボガーロクレメンテの顎当ても独特の形で少し気になっています(スネークウッドには少々二の足を踏みますが)。
もし、なにかあれば(大方の値段なんかも)教えていただけると嬉しいです。
投稿者:ガチャピン 投稿日時:2006/04/27 08:22 ---119.0.159
今はオットーテンペルのツゲなんですが、コクタンよりも明るい音がします。見た目は杢目が出てて高級感あります。
自分は是非クローソンを試してみたいです。銘器にはクローソンがついている場合が多いし興味あります。
投稿者:セイジ 投稿日時:2006/04/27 13:52 ---151.3.240
>何が良いのか具体的なところが解りかねます
ぺグなどは自分で交換できるものではないので、
お店の方に聞きましょう。
ちなみにクローソン一式で15万ぐらいは
かかるでしょう。
投稿者:ノル 投稿日時:2006/04/27 18:40 ---109.81.125
フィッティングについては、音、見た目、感触、使い心地、価格などいろいろな要素があります。その要素のうち、どれを重視するかによって、選択することになります。
自分は、クローソンの柘植(ボックスウッド)のフィッティング一式を愛用しています。自分が考えるクローソンの柘植の良いと点は、肌触り=感触が良いこと、糸巻きの動きがスムーズで使い心地が良いこと、見た目が美しく高級感があること、です。自分の楽器は、1年を通じて、糸巻き(ペグ)がキコキコ鳴ったりすることは一切無く、非常にスムーズに動きます。また、あご当てにあごを当てたときの感触も格別です。見た目に関しては、1〜2ランク上の楽器に見えるぐらい高級感が漂います。
一式買って、加工・調整してもらうと高額になりますが、トータルでの満足度は抜群です。
せっかくクローソンを買っても、加工・調整がしょぼいとどうにもならないので、腕の良い職人さんがいる信頼できる楽器店、工房で購入して取り付け・セッティングしてもらうと良いでしょう。なお、あご当てについては、あごの形に合わせて削ってもらうなど微調整してもらうと良いですヨ。
「クローソンを知らぬは苦労損。」クローソン愛用者からのアドヴァイスでした。ではでは。
投稿者:D.O. 投稿日時:2006/04/28 10:23 ---225.79.77
皆さん有難う御座います。
やはりクローソンは良い物なのですね。今のフィッティングは最初から付いていた黒檀のもので、製作者がテールピースの裏彫り溝彫りや顎当ても削ってある?と言う感じで手が加えてあるようで、それはそれで気に入っていたのですが、どうも上手く行かずもしかするとフィッテイングの交換も或いは…と思い聞かせていただきました。
ペグや感触などを考えると特に音の方向性をフィッテイングでどうにかしたい訳でなければ柘植が良いのでしょうか?(圧倒的に多いですものね)
顎当ての加工は聞く割には自分の事として考えたときすっかり忘れてました。顎当ては(例えばガルネリモデルなどは)結構大ぶりに出来ている、と言うことは有りますか?(ちょっと言葉が変かもしれません)
それにしても、やはり結構高いなぁと思ってしまいます(汗)
失礼します。
投稿者:シェラ 投稿日時:2006/04/30 01:05 ---13.6.183
こんにちは
ちょうど、フィッティングを替えたばかりです
テールピースを黒檀からアジャスター内蔵の木製(柘植)のものに、顎あてを黒檀の左側についているタイプから、テールピースをまたぐグァルネリタイプ(柘植)に替えました。
感触としては、私の楽器では、基本的な音色の傾向はそのままですが、音の感触がかなり変わったように思いますし、レッスン時に先生もそう仰っていました。
よく、柘植にかえると音が明るくなるとか柔らかくなると言われますが、私の楽器の場合、柘植に替えた後は音の突出した感じがなくなり、まろみのあるきめ細やかな音質で各弦のバランスがよくなった感じです。音の芯の硬さがとれ、音としての密度は高いままでなめらかになったように聞こえます。ごくわずかですが響きがかろやかになり、音に甘みが加わった感じもします。
念のため、顎あてはもとの黒檀のものに替えて、テールピースだけの効果も見てみました。テールピースが黒檀(割と厚めで重め)の時は、基本的な音質は柔らかいものの音に強い芯があり、特にE線はポジションによっては甲高かったのですが、柘植の素材に替えた後では上記のような音の感触の変化が分かります。
しかしこれが重量によるものか、材質の差によるものかは定かではありません。
ただ、G線が楽に響きやすくなったこと、E線の音が柔らかめになったことに関しては、テールピースよりも顎あての位置の変化による表板の圧力の変化の方が大きかったかもしれません。テールピースが柘植でも、顎あてを黒檀の左側でとめるタイプにすると音が硬くなり、特にG線の響きが弱ります。
顎あてをテールピースをまたぐタイプにすると、低音に張りが出て響きが通りやすくなり、E線が柔らかめの音になって時々キーンと甲高い音のしていたポジションが丁度よい音になりました。
D.O.さんの楽器がどのような楽器で、フィッティングによってどのように音に変化があるか、あるいは変化させたいかを考慮してフィッティングの素材や形を選ばれるのも面白いかと思います。
ただ、やはりフィッティングの素材や型で音の感触は変わりますが、基本的な傾向が劇的に変わるということはないのではないかと思われます。
投稿者:シェラ 投稿日時:2006/04/30 01:27 ---13.6.183
連続ですみません。
音の変化はあまり望んでいらっしゃらない(?)ようで、
音のことばかりに言及して申し訳ありません。
>どうも上手く行かずもしかするとフィッテイングの交換も或いは…と思い聞かせていただきました。
どのあたりが上手くなく、どのようになったらよいなとご希望なのでしょうか?
ちなみに、アジャスター内蔵のテールピースは金属製になさるとかなり音も変わりますので、木製の方がよいかと思われます。こちらでも既出のフランス製のBois DharmonieはHPがあります(日本語で読めます)し、日本で買えますよ。お値段は普通のテールピースの少し高めのものくらいで、クローソンの顎あて一つで二つ買っておつりがくるくらいです。
顎あてに関しては、素材や音よりもフィット感を優先なさる場合は、実際にご自分の楽器でいろいろ試着して一番フィットするものを選ばれるのがよいと思います。
一つ一つ厚みや材質、感触が違いますので……
投稿者:D.O. 投稿日時:2006/04/30 13:04 ---225.79.77
シェラさん、有難う御座います。
お使いのテールピースはボア・ダルモニのアジャスター内蔵型ですか。それは魅力的に見えて気になっていたのですが、凄く高い!というイメージが有りました。実際はべらぼうに高いと言うことは無いのですね。
替えるならオール柘植で良い物を使いたい、と思います(当たり前ですが)。音に関しては、もう少し繊細と言うか綿密な、或いは輪郭のある(少し矛盾しているかもしれません)物になると嬉しいですがパーツによる大きな変化は望みません。少し望む方向によってくれれば嬉しいなという程度に考えています(変化は有るでしょうから、まぁその程度で(?)と言う感じで考えています)。
替えたいと思う一番の原因は、単純に体に今ひとつフィットしないと言うところです。肩当も少し試しましたが、顎当てもどうだろう?と言う次第です。
クローソンはまさにフィッテイングの最高峰!と考えて良いでしょうか(最高峰の一つ、ではなく)。すぐには無理ですが、真剣に考えに入れようかと思っています。
投稿者:セイジ 投稿日時:2006/04/30 14:08 ---151.3.240
>クローソンはまさにフィッテイングの最高峰!と考えて良いでしょうか(最高峰の一つ、ではなく)。
クローソンを装着すると音色が若干暗めになる傾向があることはお忘れなきよう。好みの問題なので良品の一つと見るべきでしょう。
投稿者:シェラ 投稿日時:2006/04/30 20:50 ---13.6.196
こんにちは。
たしかに、クローソンは、私が見た範囲では良質の(肌理の詰まった)素材のよい部分をたっぷり目に(厚みがある)使ってあるような気がします。特に顎あては。
このため、セイジさんがおっしゃるように、素材が柘植でも重みで音が少し暗めになるのかもしれません。
しかし、お値段ははりますが、顎あてやテールピースはバイオリン本体を替えても使えるので、まあ、ある意味では一生もの(?)として自分が一番満足のいくものを手に入れたい、というお気持ちはとてもわかります。
クローソンよりも高価なフィッティングはありますが(顎あて一つに20万〜)、それだけの効果があるかは、付けてみないとわからないと思います。
コストパフオーマンス(値段に値する良さがある)+持っていることの満足感 という点ではクローソンはよいものだと聞きます。
テールピースとちがって顎あては試着可能なので、実際にいろいろお試しになってみるとよいと思います。
ちなみに、私はクローソンはいくつかのお店でためしたのですがどれも今ひとつ合わず、ちょっと無理がありました。削ってもらおうかな、とも考えたのですが、それより安価で自分の顎によく合う柘植のテールピースがあったので、そちらにしました。
ただ、D.Oさんの場合は
>替えたいと思う一番の原因は、単純に体に今ひとつフィットしないと言うところです。
ということなので、例えば顎あても購入後にご自分の構えに合わせて削っていただくと、軽くなることも合わせて、よりよいかもしれないですね。
投稿者:シェラ 投稿日時:2006/04/30 20:53 ---13.6.196
すみません。
上記のコメント、訂正いたします。
>それより安価で自分の顎によく合う柘植のテールピースがあったので、そちらにしました。
→自分の顎によく合う顎あて
とんでもない弾き方をしていることになってますね(笑)
投稿者:Pajeot 投稿日時:2006/05/02 04:02 ---73.241.149
Crowsonの顎当ての事ですが、彼は顎当ては残念ながら作ってはおりません。もちろんHillスタイルの金具にはCrowsonとスタンプがありますが、AAとも押してあるはずです。 AAはAlexander Accessoriesという会社のスタンプでCrowson,Beare,McHoldその他少数のDealerや職人が其処にオーダーしているものです。この事実は結構誰も知らないらしいですが、、、この事はCrowsonに確認済みですし、彼もAAに直接頼んだら良いじゃないか、そうすると彼もわざわざ頼む手間が省ける、なんて言ってました。(実は個人ではAAに頼めないのですが、、、)
又、Hillスタイルの金具は銀無垢では決してありません。ただのSilver Platedであり、銀無垢であったら弱くて使い物にならないと、AAの知り合いは言っておりました。
テールピースはOtto Tempelの物も素晴らしいですよ。Crowsonに比べて明るい色です。 木の質は最高のものです。天然ダイヤモンドが埋め込んであるテールピースと4本ペグセットでも直接頼めば10万ぐらいですしCrowsonは4−5万ぐらいで替えます。
投稿者:ガチャピン 投稿日時:2006/05/02 22:07 ---221.162.152
本題からずれますが・・・
この前、楽器を滑って落としてしまったんです。
その際に本体のエッジが少し削れて、ついでに顎当てがずれてしまった状況でした。軽傷だったので、ひと安心して、、、一端、顎当てをはずしてはめ直す際に、顎当てなしで弾いてみると、なんとすばらしい響きではありませんか!!
今まで、顎当ての固定(ガルネリ型の2股)で表板、裏板の振動を妨げていたことに気づきました。これは肩当てについても同じことが言えるかもしれません。要はバイオリンが「鳴る」ことを邪魔しなければいいのです。
とはいえ、「鳴らせる」ためには顎当ては必須ですので、それ以来動かない最小の力で顎当てを固定するようにして、さらに、自分の楽器はE線が締め付けられるような音で鳴っていたので、2股のE線側をゆるめに固定するとさらに効果的でした。
以上、ちょっとした怪我の功名でした。
投稿者:シェラ 投稿日時:2006/05/03 02:07 ---13.4.217
Pajeot さん
Crowsonさんは顎当てはお作りになっていないのですか。
それは知りませんでした。ある種のブランド名みたいになっているわけですね。
ところで、Crowsonさんのところのメインの職人さんが退職なさるとかで流通量や質が変わるかも、と伺ったのですが、それってCrowsonさんご本人のことなのでしょうか?
ガチャピンさん
私も、前の顎当てが左側につけるタイプで、かつか非常にきつくとめてあり、G線の響きが阻害されていました。今のテールピースをまたぐタイプに替えた後は、ガチャピンさんと同じように、動かないぎりぎりくらいの圧力でしめています。素材もあるのでしょうが、特にG線が別物のように響きやすくなったと思います。私のバイオリンはE線が元気なので、ガチャピンさんと逆に、E線側をG線側に比べて少し強めにしめて音のバランスをとっています。また、金具の上下ともなるべくパーフリンクの外側よりにつけると、板の振動を阻害しにくくなるためか、また少し響きがよくなるような気がします。
顎当てをはずして弾くと、なんというか楽器が解放感で喜んで響いているように聞こえますよね。
顎当てや肩当ては、人間でいうところの中世のコルセットみたいなものかもしれないですね〜
投稿者:Pajeot 投稿日時:2006/05/03 06:53 ---73.208.77
シェラ様
Crowsonは彼と彼の奥さんで作っているはずでしたが、、、(まだHill商会があった頃ですが、、、)質は確かにこの2−3年で落ちました。アルコール中毒気味で仕事が安定してないようです。また仕事が大変遅いです。
テールピースまた顎当てを裏彫りして適度に(これが難しいのです)軽量化すれば楽器はよくなる事(音が明るくなります)が多いですが、私のアバズレ楽器(古い名器なのですが、借り物です)は重くすれば鳴るようです(顎当てをつけたほうが物にもよりますが、無しよりもいいのです!)。不思議な楽器です。金具はOtto Tempelからチタンの物が出ており、素晴らしいと思います。音が劇的に変化します。私は残念ながら肩当と顎当てが一体になる物(したがって肩当は楽器に触りません)を使っておりそのため特別な金具が必要なので、現在は使っておりません。この肩当を使うと普通の楽器は面白みのない音になってしまいますが、偶然私の楽器だけ(ストラドにもデルジェズにも合いませんでした)には合っておりましたので格安で譲ってもらい、手を加えた後使用しております。
投稿者:D.O. 投稿日時:2006/05/03 13:20 ---225.79.77
みなさん、有難う御座います。
クローソンは良品の一つと認識し直しておこうと思います。
メーカー名などは幾らか聞くのですが、いったいどういうメーカーが同じような水準、または高水準の物を作っているのか今一解らず、ちょっと勉強した方が良さそうです(焦)。
Otto Tempelのものは良いと訊くのですが本当に名前しか知らないので調べてみようと思います。
Pajeotさんは一本足の肩当をお使いですか!!(違っていたら申し訳ありません) 前初めて見て、面白いものがあるんだなぁと思っていたのですが、そういう特性もあるのですね。
Q:弓に松やにがついた気がしません
投稿者:L 投稿日時:2006/05/03 08:43 ---199.110.134
バイオリン始めて、セットでついてた松やにを弓につけようとしたのですが、松やに自体が表面が乾ききっててツルツルで触ってもただの石ころの感じで、一応弓につけたと言うよりただ滑ってる感じでした。松やにも全然ツルツルで光沢が残るままです。弓にもついている気がまったくしません。その後バイオリンで弾こうとしたのですが、弦の上で滑って音が出ません。どうやって松やにをつければいいでしょうか?
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2006/05/03 09:02 ---110.89.128
よがさんのホームページをご参照のほど。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/yoga/viola/2.html#yani
ヤスリでざらざらにするんですが。
私は半田ごてで凸凹つけてみたことがあります。
投稿者:L 投稿日時:2006/05/03 10:38 ---199.110.134
コメントありがとうございます。早速この上のホームページを参考にして見たいと思います。わざわざ朝早くからお手数お掛けしました。
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/03 11:48 ---6.34.119
以前、毛替えの後の松脂の塗り方を書きました。松脂が新品でも特に問題なく(加工することなく)塗れると思います。
左上の過去ログ検索にて、
弓 小刻み
をキーワードに書き込みを参照してください。
Q:
投稿者:調整ミス 投稿日時:2006/05/03 01:22 ---221.249.56
調整ミスの楽器についてどなたか教えてください。
お気に入りのヴァイオリン。それが、調整ミスにより、音の鳴りがわるくなり、放置すること1年。以前の店はなくなり苦情もいえません。どうしたらいいでしょうか?別の場所にもう一度調整に出して、それなりのお金を出せば、もとの状態か、もっとよくなる期待はできるのでしょうか?何もわからないのでどなたかこのような経験をされた方、教えてください。
投稿者:シェラ 投稿日時:2006/05/03 02:29 ---13.4.217
こんにちは
お気に入りのヴァイオリンの音がそうでなくなってしまったというのは、悲しいですよね。
どのような調整ミスだったのでしょうか?
また、どのように音が悪くなりましたか?
状況がよく分からないのではっきりとは言えませんが、表板などを薄く削ったような場合ではなく、魂柱の位置を動かしたりしただけならば、元の位置にもどして弾き込んであげればまた元の音に近くすることも可能ではないかと思いますが……。
まずはその楽器やあなたにとってベストの状態(音も含めて)と調整後の現在の状態がどのくらい離れているのか、以前どのような調整がなされたのか、それは戻せるものなのか、信頼できそうな職人さんに一度現状を見ていただいてはいかがでしょうか。
その職人さんに調整をお願いするかどうかは別として、現在どのような状態にあるのかが分かれば、あなたの望んでいる音にするためにどうしたらよいか方法も考えられるのではないかと思います。
部品交換や削ったりしない場合の、現状チェックや魂位置の調整だけでしたら、初めての工房や職人さんでもそれほど費用はかかりません(私の場合、魂柱調整や弦長調整で、約一時間として500円〜3000円くらいでした)。
お住まいの地域の事情でそういった職人さんを探すのが難しいかもしれませんが、実際に職人さんと会って話しができるような(できれは話しをしながらその場で調整していただけるような)工房やお店をお探しになって、そのヴァイオリンをお見せになってみてはいかがでしょうか。
投稿者:調整ミス 投稿日時:2006/05/03 05:12 ---221.249.56
シェラさん、早速ありがとうございました。 表板を削ったのか、魂柱をずらしてあるのか、どのような調整でこのようになったのか今の段階ではわかりません。いつも信頼していた職人さんが体調の優れないときに調整してくださり、そして、その後長期入院されたらしく、詳しいことが聞けれないのです。調整前は、よく音が鳴っていたのが、もどってくると音の響きがわるく、音が小さくなったのです。頼まないのにけずられることもあるのか、また、もし削られてしまっていても他の職人さんがみてそのことがわかるものなのか、それでも直す事は可能なのか、とりあえず、新しい職人さん探しをして、1つずつ相談したほうがよさそうですね。
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/03 06:56 ---6.34.119
前回の調整費用はいくらだったのでしょうか。(突然10万円程度の請求があり驚かれた記憶がありますか?)
またどれくらいの期間預けたのでしょうか。
表板を一旦あけて(取り外して)、中をさわり、もとに戻す、といった修理の場合、5万円でやってくれる工房は少ないと思います。(一旦あけるというのは、バスバー交換、割れの修理のケースがほとんどです。)
音質にも楽器の健康状態にも大きな影響を与え費用もかかるので、開腹手術を持ち主の許可なく行うことはまず考えられませんので、これについては心配しなくてよいと思います。
2万円程度までの調整(あるいは無料)であれば、駒・魂柱の交換/位置調整と指板削りなどであり、音質にもっとも影響を与えるのは魂柱、つぎに駒です。
調整ミス さんの演奏レベルがどの程度であり、またどれくらい多くの楽器を触ってきているか不明なので、以下あくまでも可能性ですが、音が小さくなった、というのが、”それまで調整不十分で単に耳元だけでやかましく鳴っていただけのものが、音・バランスを整えかつ遠くに音が届くように調整されたため、そのように感じる”場合もあります。
いずれにせよ、好みの音に戻すには、まず駒・魂柱の位置の再調整(必要があれば交換)を最初に行うべきでしょうから、書かれている通りまず新しい職人さん(主治医)を探し、得たい音のイメージを伝えながら調整してもらってください。(交換がなければ1万円以下、交換があっても2万円までだと思います。)
Q:弓の買い替え
投稿者:たこちゅう 投稿日時:2006/04/29 22:57 ---148.137.224
現在使っている弓(日本人の方の作品、20万円)を、そろそろ
買い替えようと思っているのですが、皆さんはどのような弓をお使いですか?なにかお勧めの弓はありますか? ギョームの弓が評判がいいというのは聞いたことがありますが、他にも何かお勧めの弓がありましたら、おしえてください。
一応、予算は、100万〜150万を考えております。
宜しくお願いします。
投稿者:かめ 投稿日時:2006/04/29 23:19 ---168.209.168
それだけのご予算があるのなら、オールドも考える事が出来ますね。
きっと楽器もとても良いものをお持ちなのでしょう.
1900年代の初期のものなら充分に手が届くと思います.
良い弓に出会えると良いですね。
投稿者:セイジ 投稿日時:2006/04/30 01:20 ---151.3.240
良心的な楽器屋さんなら新作弓に100万〜150万も出すことは
勧めないでしょう。この意味がわからないようなら、もっと勉強してから選んだ方が無難です。
投稿者:たこちゅう 投稿日時:2006/04/30 23:49 ---148.137.224
かめ様、セイジ様、ありがとうございました。
今の弓も、特別悪くはないのですが、先日先生の弓を
使わせてもらったところ、あまりにも使いやすくて
驚きました。特に弓を飛ばすところなど、格段の差が
感じられました。
先生の弓は、200万円とのことで、
「本当に使いやすい弓は、やはり100万くらい出さないと
手に入らないですよ。」とのこと。「楽器よりも弓の方に
お金をかけてもいいくらい。」とも言っていました。
私の楽器はそれほどいいものではありませんが、今のところ
買い替えるつもりはないので、弓をアップグレードしたいと
思っています。
できれば、50万くらいで満足ゆく弓に出会えればラッキーなのですが・・・。インターネットでも色々調べていますが、皆様のアドバイスも伺いたいと思い、相談させて頂きました。
セイジ様のおっしゃるように、もうすこし勉強しながら、じっくりと選ぼうと思っています。
ありがとうございました。
投稿者:ペカットの 投稿日時:2006/05/01 00:19 ---67.24.14
たこちゅうさま
勉強されてから、とおっしゃっているので心配しませんが、新作のよい弓は100万円することはない、と私も理解します。
やや古い弓でもButhodなどよいものでやはり60万円くらいからあります。フェティクも100万前後(モダンの銘柄弓です)からあります。
新作弓とオールド弓は弾き方がやや違います。
ボウイングが上達してくると、オールド弓でなくてはいけない、と感じるようになる人もいらっしゃるのは事実です。私も150年以上前の弓を1本もっていて、好んで使います。しかし一般化はできません。
弓は「お好み」なので自分に合う弓でなくては駄目でしょう。値段ではありません。幾ら高価でも自分の弾き方としっくりこない弓は価値がありません。
色々な工房(弓をたくさん置いている工房もあります)に行って試してみると、どんな弓が自分に合うのか、段々と判断力が身につきます。
投稿者:ペカットの仲間 投稿日時:2006/05/01 00:20 ---67.24.14
たこちゅうさま
勉強されてから、とおっしゃっているので心配しませんが、新作のよい弓は100万円することはない、と私も理解します。
やや古い弓でもButhodなどよいものでやはり60万円くらいからあります。フェティクも100万前後(モダンの銘柄弓です)からあります。
新作弓とオールド弓は弾き方がやや違います。
ボウイングが上達してくると、オールド弓でなくてはいけない、と感じるようになる人もいらっしゃるのは事実です。私も150年以上前の弓を1本もっていて、好んで使います。しかし一般化はできません。
弓は「お好み」なので自分に合う弓でなくては駄目でしょう。値段ではありません。幾ら高価でも自分の弾き方としっくりこない弓は価値がありません。
色々な工房(弓をたくさん置いている工房もあります)に行って試してみると、どんな弓が自分に合うのか、段々と判断力が身につきます。
投稿者:てつ 投稿日時:2006/05/01 12:24 ---218.159.173
状況が良くわかりませんが、楽器に弓を合わせる、という発想を優先させるべきだと思いますね。例えば楽器より高い弓を合わせるのは、相性としては微妙な気もします。
発音が敏感でない楽器に、発音の早い弓を合わせると、音がうるさい感じになったりもしますね。
ただ、少しでも操作性の高い弓が欲しいというお気持ちはよくわかります。よく考えてみてください。
投稿者:たこちゅう 投稿日時:2006/05/02 01:04 ---148.137.224
ぺカットの仲間様、てつ様、アドバイス大変参考になりました。
楽器にしても、弓にしても、慌てて買うと必ず後悔することになるので、じっくり時間をかけるつもりでいます。
この掲示板のおかげで、色々な方々の経験に基づく貴重なアドバイスを頂けて本当に感謝しています。
何軒かの工房を回り、たくさんの弓を試してみたいと思います。
楽器と、自分の手にしっくりする弓が見つかるまで気長に
「Bow hunting」してみます(^^)
Q:チェロのメーカーについて教えてください。
投稿者:おっ君 投稿日時:2006/04/29 20:46 ---220.211.219
Bicl Geshard というメーカーの楽器なのですが、どちらの国もものかわかりますか?また値段はいくらぐらいですか?中古品なのですが、いちお手工品だと聞いております。ご返答よろしくお願いします。
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2006/05/01 18:27 ---238.16.8
余計なお世話という感じですみませんが、「Bicl Geshard」で検索して出てくるのは、とある楽器店の中古リストですね。おそらくおっ君さんがご覧になったのもそれではないですか。「Bicl」なんていかにも綴り間違いのようですので、その楽器店に問い合わせてきちんとしたメーカー名、さらにはその他の情報を聞いてみるのが早道ではありますまいか。一緒に載っているヴァイオリンなんか駒が立ってない写真つきで「調整済み」と書いてあるあたり、なかなか怪しげです。
Q:velvetのチェロ弦
投稿者:インパクト 投稿日時:2006/04/30 23:56 ---156.6.53
初めて参加させて頂きます。いつも楽しく拝見させて頂いています。
さて、小生海外在住の者ですが、たまたま当地の弦楽器店を訪問してチェロ弦の話をしたところ、Velvetというスイスの会社の弦を推奨されました。コントラバスの弦のメーカーだったはずです。
売値は、例えばヤーガーやスピロコアのクロムよりはずっと高かったような。新素材でできていて、非常に深い音が出ると、ドイツ人の職人さんは言っていましたが、誰か試された方はおられますか。
ちなみに、私はADがラーセンソリストでCGがスピロコアのタングステン巻きを使用中で、良く鳴って気持ちいいですが、多少音が硬いと思っています。
いつも、弦で悩んでいますが、PermanentのADとスピロコアのタングステン巻きのCGとの組み合わせも試してみても、と思っていますが、試された方はいらっしゃいますか。
チェロの弦は「ちょっと試す」には高すぎるので、困ったものです。
投稿者:絹弦ユーザー 投稿日時:2006/05/01 00:24 ---144.107.224
私はvelvetのチェロ弦のAD線を半年くらい使っています。芯線は絹とのことです。以下に、雑多ですが使用感を記します。
音は、非常に太くて暖かい本格的な音がします。また、澄んだ音がするので高い倍音まで奇麗に出ているのではないかと感じています。
楽器本体の鳴り出しがガット弦なみに速く、レスポンスは極めて良いです。また音量は有りますが、派手にバリバリ鳴る感じでは有りません。音は良く溶けるので、室内楽向きだと感じています。
張りが強いせいか、ガット弦程には音色のコントロールが出来ません。また、温度や湿度が変わってもピッチはあまり変わりません。
下の2弦は張りが強すぎる上に太すぎて、私には手に負えませんでした。という事で、下2弦はオブリガートと合わせています(バランスは大体取れていると思います)。
もう少し値段と、張力が下がれば色々な人にお勧めできる弦です。
Q:肩当のゴムですれませんか?
投稿者:ぶぶ 投稿日時:2006/05/05 15:23 ---180.244.89
こんにちは!
ヴィオラにて、木製の肩当を使用しているのですが、これに限らず、ゴムの部分と楽器がすれてギシギシ言い、ニスがはげてきてしまいます。
このような場合、どうしたらよいでしょうか?
ゴムに何か施すのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
投稿者:杏 投稿日時:2006/05/06 08:26 ---24.177.160
多少はすれて剥げるものだと思います。知り合いの職人さんは気にするな、と言います。
足のゴムは定期的に交換するものです。劣化すると滑りやすくなって、ガタガタはずれては楽器を傷つけます。1,2年、夏場、高温の部屋においたり、タバコ吸う場合はもっと短いと思います(自分が吸うのではなくて、煙のあるところに置けば、です)
天然ゴムより、シリコンチューブの方が長持ちします。
楽器と足がしっかり密着することも大事です。剥げないように、とゆるくつけると、結局動いて、ヤスリで擦っているのと同じになりますから。ぴったりくっついていれば、取り外し以外ではこすれることはない。足全体がぴったり楽器に添うよう、幅や位置を考えてください。楽器と体型の関係で、どうやっても取り付けられない場合もあります。
あとは、、あんまりがっちり押さえつけないほうがいいですよ。押さえるとしなって外れますし、顎関節症になったりしますから。ヴィオラを顎だけで押さえようとすると、肩当にものすごい力がかかりますので。