弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:音の裏返りについての当方の結論
投稿者:のぶりん 投稿日時:2006/05/24 22:25 ---39.41.40
あれから、また楽器は音が裏返りました。
もう一度主治医の所へ行き、経験値などからの様々な角度からの検証をしました。
疑った部分−−−−−−
駒及び、ナット
駒に関してですが、ボーイングを行った場合、どのように弦が振幅するかを原点に戻って考え、その振幅の場合に、じゃまをする部分を検証した結果、駒とナットに絞られた。
さらに、ウルフトーンが出やすい場所も書き出し、4弦のバランスも考え、魂柱は絶対数値上から移動させなかった。
その代わり、ジャストポジションにある駒を。約0.1mmずつ動かし検証。
同時に緒止めの長さを長くするのか短くするのか、調弦法を利用しながら検証。特性をつかんで、調整。
この時点で100%A線が復活!
そして、駒とナットの溝に関して、駒の角度を参考にした張力原理に基づいて、張ってある皮をはがして再度、棒ヤスリにて処理(自ら調節)。この時、弦の高さは変えずに(つまり掘らない)、駒上にある弦の左右バランスを目視にて調整。
本日一番勉強になったのが、ナットの調整。
何故ナットがあるのか、柔らかい音が出るときの状態はどのような状態か、図解にて説明の後、同じく棒ヤスリにて調整。
ぴったりついてりゃ良いという物ではないことを再確認しました。
経年変化による弦による彫り込みの現状を元に、調整を再度行い、ちょうど良い角度をつけながらヤスリにて処理。
ココまでやって裏返りは今までの2割に減少。
さて、残る2割は?と検証するにつれてウルフを疑う。
ウルフをとる為に試行錯誤。あまり弦に色々つけたくないので調整方法にて駒と魂柱のバランスを考えまずはセオリーへ。
弦長を短くすることで止まる事は多々あるので、要請。
ただ、駒からナットなのか、テールピースから駒の距離を縮めるのか作業中断。とりあえず、駒で微調整。
結果、9割のひっくり返りはなくなりました。
残る1割。私の才能か?モダンイタリーに良くある経年変化によるゆがみか?もう一度弦の検証か?
とにかく、良い製作者の楽器は数値から戻して見ても良い結果が出ることを実感しました。
ヨヨ馬のストラドに関する調整論は皆様ご承知と存知ますが、
完璧な楽器なんてないですね!
また弦による報告させて頂きます。
皆様のご意見、非常に勉強になりました。
Q:音の裏返りについて
投稿者:のぶりん 投稿日時:2006/05/20 00:25 ---39.41.40
いつも楽しく拝見させて頂いています。
私はヴィオラを演奏しています。
ここ数ヶ月、愛器の音の裏返りに悩まされています。
楽器は1938年のイタリア物です。それなりの名前の楽器ですのでここでは伏せておきます。
現象としては、とくにD線とA線が裏返ります。
当然の事ながら、駒と魂柱の距離が近すぎる裏返ると思いますので、それなりの距離を取っています。このスポットを探すのも毎度苦労しています。
駒の高さもベスト。指板の厚みも(最近削っていませんが)ベスト。現象は弦の新旧、種別にはあまり関係しないようです。
最近の対策として、ナットや駒の溝を疑い、駒には皮をはって、
ナットは溝調整といった形で修理しました。紙を挟んで現象が止まるかの実験の末、これにてかなり改善はされました。
しかし、やはりいざ該当の開放弦を不用意にならすと
裏返る確率が高く、演奏も気が散ってなりません。
楽器自体は良く鳴っています。当然ハガレは有りません。
また致命的な古傷も持っていません。
ちなみに、弦はシノクサA線、他すべてガットのゴールドです。
不本意でA線のみアジャスタをつけています。
サドルの状態は異常は感じられませんが、詳しく解りません。
さて、ここまでの状況で、他に疑わしき箇所はありませんか?
何卒貴重なご意見、ご鞭撻をお願い申し上げます。
投稿者:ほげげ 投稿日時:2006/05/21 01:03 ---4.41.119
調整の試行錯誤は大変ですね。
弓?
現象は弓を変えても同じことでしょうか?
毛の磨耗による裏返りでは無い?
松脂?
粘りがある松脂でもダメ?
魂柱?
突っ張りテンションを落としてもダメ?
”駒に皮”でも落ち着かない音が出るビオラの調整時、
ビニールパイプを使ったことがありました。
(要らなくなったイヤホンコードを切って
中の銅線を抜き、爪楊枝で穴を広げてパイプを作りました。)
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/21 11:51 ---6.34.110
まずは、左上の過去ログ検索から、下記のようなキーワードで過去の書き込みをご覧ください。
ひっくりかえる
裏返る
ヴァイオリンの例が中心ですが、対応策のヒントはいくつか入っていると思います。
解決の糸口を見つけるためのヒントとして確認をいくつかさせてください。
1. >ここ数ヶ月、愛器の音の裏返りに悩まされています
という状況において、
>現象は弦の新旧、種別にはあまり関係しないようです。
と書かれていますが、数ヶ月という短い間に具体的にはどのような弦を比較のために試されたのでしょうか。
2.時間軸での変化がわからないのですが、その楽器を入手した後どれくらいの期間問題なく弾けていたのでしょうか。また、裏返りに悩む前後で、ヴァイオリン・弓・弦・松脂・その他フィッティングなどの何かに大きな変化点はあったのでしょうか。
3.>D線とA線が裏返ります
というのは、解放弦限定での話でしょうか。また、それは弾いた瞬間に裏返る場合と裏返らない場合があって、裏返らない時は普通に鳴っているのでしょうか? (良く鳴る楽器によくあるウルフも疑う必要があるので)
投稿者:よが 投稿日時:2006/05/21 17:21 ---57.230.20
こんにちは.
試しに,弓のヘッド部分に両面テープで1円玉を一枚はりつけて弾いてみてもいっしょでしょうか? 改善するようなら毛換えしてみるといいかもしれません.
あとテールピースを重い物にするとか,駒の重心を低めにするなど,たいした根拠はないですがネタだけあげておきます.
投稿者:ギター弾き 投稿日時:2006/05/21 21:11 ---44.155.183
こんにちは。
バイオリン初心者です。裏返るという現象は、ギターでいうハーモニックスのような音が出るということでしょうか。上のほうの倍音が鳴るんですよね。
バイオリンは、弓の圧力が足りなくて、かつ、スピードが上げた場合に裏返るようで、てっきり、演奏の仕方によるものかと思っていました。もちろん、松脂が足りなくて引っかかりが悪いとか、そういう弓・楽器側の原因もあると思いますが、、
駒の高さがどうとか、指板がどうとか関係あるのでしょうか?? 非常に疑問です。
投稿者:のぶりん 投稿日時:2006/05/23 17:46 ---39.41.40
皆様、色々有り難うございます。
ほげげ様
(1)弓は変えても同じです。オールドボウと新作ボウ両方使っていますので。
(2)松ヤニですが、時期的に変えているから何ともいえませんが、今の時期はサラサラ系を使っています。試しに粘り系を
使ってみますが、期待は出来ません。
(3)魂柱のテンションは一般論ですが、きつくしていません。
ちなみにビニールパイプは使っていません。
弦喜様
(1)弦は、エヴァピラッツィ(当然ひっくり返る確率は高くなります)、オブリガート(テンション中、及び弱両方ためしました)、ドミナント、ガット弦色々を試しました。
使用期間はだいたい1ヶ月半。
現在はガットのゴールドです。
(2)入手は11年前です。そこから昨年初めまでは何事も無く?それまでの使用者にも先日会いまして、症状を伝えると首をかしげられて、「自分のテクニックの問題か・・・」と落胆中。
これまでの変化ですが、疑わしいか解りませんが、数年前にネック角度を上げました。また同時にテールピースを大きめの物に変えました。ヘルナンブコから、ローズウッドへの変更です。
緒止めの変更はありません。
(3)これが一番疑い深いのですが、開放弦のみでは有りません。特にD線はひどいですね。fとかhbだけでなく、aまでひっくり返ることが有ります。強いトレモロなんてしたくなくなる位です。
よが様
一応聞いておきます。毛替えはそれなりにしていますよ。
といった訳で、皆様の楽器の細部に対する知識に感服しております。
こんな状況で、また皆様のご指導を仰げればと思います。
投稿者:のぶりん 投稿日時:2006/05/23 23:35 ---39.41.40
弦喜様
>それは弾いた瞬間に裏返る場合と裏返らない場合があって、裏返らない時は普通に鳴っているのでしょうか?
そうです。
パーセンテージははっきりとは言えませんが、かなり気をつけて弾いている状態です。
まさにスクラッチの宝くじをこするがごとくの状態の日も有ります。バッハやモーツアルトなどをやるときはきついですね。
投稿者:ほげげ 投稿日時:2006/05/24 00:38 ---4.41.119
今更ネック下げをして実験する、というのが非現実的?という感もあり、
調整人でなく演奏者から聞いたウルフの取り方の応用、
「ひっくり返らない状態音をボーイングで継続して楽器を慣らしてゆく」、
「仕方が無いので馬毛と弦との接点を指板寄りにして確率を減らす」
・・・やはり作戦としてはあまりに消極的?
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/24 01:01 ---6.35.228
そうであれば、ウルフではなく、いわゆる裏返る・ひっくり返るという状態ですね。
素人考えですが、いくつか解決に近づくヒントになるかもしれないことを書きます。
− 駒の厚みを変える。(薄い駒は、神経質で少し甲高い感じの音となる)
− 駒の高さを変える。(ネック上げの後、駒の高さも当然高くなっている)
*ガット弦を想定した駒設定では、合成弦、スチール弦より駒は高くなります。
*テンションが高いと、裏返る確率は高くなると想定しています。
*標準的な設定から、上2弦の位置での高さを少し低くする、など。
− 駒、ナットの溝を、使用弦に完全にあわせてつくってもらう。
− 駒、ナットの溝に、柔らかい鉛筆等を塗って、すべりやすくさせる。
− 駒、ナットの溝の間隔を変えてみる。まずは広めから。(*指の当たり方、弓の毛が触れる角度も若干変わります。)
− テールガットの長さを調整する。
− 魂柱の調整(少し中央寄りによせるなど。また駒足から離すことにとらわれず、いろいろ試すべきです。)
− 大掛かりだが、バスバーの交換含め、全体の力のバランスの再調整
− 顎当ての交換(中央留めでなく、左肩側止めにすると振動をおさえる方向に働く)
− 同じメーカーの同じ種類の弦でも、現象が起きにくいものと起きやすいものがあるので、選別して使う。
− 弓の毛の張り方の変更、右手の持ち方の変更=演奏スタイルの変更
以上、ご参考まで...
投稿者:ほげげ 投稿日時:2006/05/24 01:44 ---4.41.119
>> のぶりん さん
是非、試行錯誤とその結果のレポートをお待ちしています。
投稿者:のぶりん 投稿日時:2006/05/24 16:48 ---39.41.40
弦喜様、皆様
先ほど主治医の所に行き、試行錯誤をしていました。
>駒の厚みを変える。
僕自身、あまり薄い駒は好きではないので、もしかしたら人より厚いかもしれません。薄くすれば、うまくいけば反応が良くなりますが、足し算が出来ない加工ですので。
>駒の高さを変える。(ネック上げの後、駒の高さも当然高くなっている)
当然、ネック上げ時に駒は変えていますよ!
>駒、ナットの溝を、使用弦に完全にあわせてつくってもらう。
うーん!これだ!という弦が有れば是非ともやりたい修理ですよね!
>駒、ナットの溝に、柔らかい鉛筆等を塗って、すべりやすくさせる。
弦の交換時には必ずやっています。
>駒、ナットの溝の間隔を変えてみる。まずは広めから。(*指の当たり方、弓の毛が触れる角度も若干変わります。)
なるほど。ナットの溝の間隔を変えながら調整するには、かなりの労力と時間がいりますね。また、ナット一つは台無しになるし、接着してから乾くまでの繰り返しで恐ろしい時間が。
ただ、駒はやってみると面白いとは思います。
>テールガットの長さを調整する。
今日やってみました。
効果少しありました。
ただし、テールガットをいじると2週間近くは、
なじんで音が安定するまでに時間は掛かるとは思いますが
また書き込みます。
>魂柱の調整(少し中央寄りによせるなど。また駒足から離すことにとらわれず、いろいろ試すべきです。)
この10年、幾度となく試してきました。
今日は、ご教授通り、少しだけテンションをさらに弱めてみました。なり出すテンションとぼやけすぎるテンションの中間を探すのに約1時間!
>大掛かりだが、バスバーの交換含め、全体の力のバランスの再調整
かなり勘弁してください。
>顎当ての交換
これは良く言われますよね。現在は左側タイプです。
>右手の持ち方の変更=演奏スタイルの変更
今でもボーイングテクニックは修行の身です。
投稿者:のぶりんの続き 投稿日時:2006/05/24 16:48 ---39.41.40
さて結局、今日の「いじり」は
テールガットの調整と、D線にもシノクサ(シノ−シノ−ゴールド−ゴールド)、魂柱のテンションを少し弱める、
そして、面白かったのがアルミ?のオモリのテープを駒のカッティング内側に貼ってみたりしました。ツリザオやクラブの微調整のオモリテープです。
なんと、これだけでもかなり裏返りは止まりますね。
その分、響きも止めるとは思いますが、思ったほど音色に変化は有りません。
以上の結果から、楽器の状態としてD線の立ち上がりの反応が良すぎる−>魂柱調整->上2弦と下2弦のバランスが悪い->テールピースサイズが合っていないか、駒交換の必要性->どこから検証しよう?
といった感じでした。
初書き込みから裏返りは半減していますが、爆弾抱えています。
投稿者:よりとも 投稿日時:2006/05/24 17:37 ---44.6.2
釣用の微調整おもりをお持ちですから、裏返りを起の駒とテールピースの間にカットした重りを付けてみては如何でしょうか?
付ける位置と量を試しながら。
私の楽器(Va)ではG線でFを取るとウルフっぽ音が出た時、チェロのウルフキラーにヒントを得て試した結果うまく消すことが出来ました。
インターネット検索の結果「おもりの重さは、駒とテールピースの弦長分の1/5」との記事がありましたが。。。
ひっくり返りとウルフは別物かもしれませんが。。
投稿者:ほげげ 投稿日時:2006/05/24 17:55 ---4.41.119
> >顎当ての交換
> これは良く言われますよね。現在は左側タイプです。
顎当てを黒檀等の重い材のもので試す。
もし肩当てを使っている場合、色々試す。
重めでゴムの柔らかいのにしてみる。など。。
・・・やるだけやって駄目だったらストラッドさんに良いビオラを紹介して貰う。など。
投稿者:のぶりん 投稿日時:2006/05/24 18:32 ---39.41.40
よりとも様
僕も昔の楽器で、ウルフ対策で色々試しました。
よりともさんと同じ方法でウルフは消えました。
少し考えてやってみます。ミュートの関係も有るので。
ほげげ様
面白いコメント有り難うございます!
黒檀、本ツゲ、ナツメ、ローズ、ヘルナンブコ
すべて試し済み。しかもすべて自前!
肩当て、おっしゃるとおり。
これって結構やっかいなのが多いんですよね。
高さを縮めると音が急に堅くなる木製の音速1号とか。
>・・・やるだけやって駄目だったらストラッドさんに良いビオラを紹介して貰う。など
お金があれば、実は欲しい楽器はあります。ただ高い!!
お恥ずかしい話、私、オケが本職なんです。
現在の楽器もかなりの思いをして購入したので、手放すのは
もう少しあとかと。
プレーヤーって結構無頓着な人が多く、私もその一人でした。
最近になってやっとこ引き出しが増えましたが・・
Q:松脂の落とし方
投稿者:リヴァ 投稿日時:2006/05/23 14:08 ---28.168.84
弦や弓に付いた松脂を落とし、音の出ない状態にしようと思っています。何かいい方法はありますか・・・?
よろしくお願いします。
投稿者:ほげげ 投稿日時:2006/05/23 14:30 ---4.41.119
歯ブラシに石鹸水をつけて馬毛の松脂を落とすことが出来ます。
但し、棹、弓先と弓元は水分が浸透しないようにする工夫が必要です。
また、乾燥したあと毛の長さが不均一になる場合がありますので
毛の長さを微調整する技も必要です。(要経験)
個人的見解ですが高額の弓の場合、毛替えをお勧めします。
特に棹が無垢材仕上げの場合、慣れない挑戦はお勧めしません。
アルコールでふき取りますと毛どうしがくっついたり
運弓で滑るような感覚になることがあります。
なので仕上げで毛と弦の摩擦を大きくする工夫が必要と思います。
投稿者:リヴァ 投稿日時:2006/05/23 17:12 ---28.168.84
ほげげ様
ご回答ありがとうございます。
弦や毛そのものを替えるのが無難ですね。
ありがとうございました(^-^)
投稿者:rio 投稿日時:2006/05/23 17:14 ---104.160.139
弦についた松脂は
以前はアルコールで拭いていましたが
ピラストロ社に相談したところ
弦の劣化が早くなるというので
同社のストリングクリーナーを
勧められたので使用しています
でも日本で売っているのだろうか??
アメリカワシントンDCのそこらへんの楽器屋で買いました
投稿者:リヴァ 投稿日時:2006/05/23 17:55 ---28.168.84
rio様
ご回答ありがとうございます。
ストリングクリーナーですか、早速調べてみますね。
毛用のクリーナーもあるといいですね。
ありがとうございました(^-^)
投稿者:まぐ 投稿日時:2006/05/23 23:16 ---159.149.77
ほげげ様、
>毛の長さを微調整する技も必要です。(要経験)
とのことですが、参考までによろしければどのような
方法か教えていただけないでしょうか。
そろそろ毛を替えようかと思っていた安い弓があるので
可能なら試してみたいと思います。
毛を止めている部分をいったん外さなければならないのでしょうか?
投稿者:ほげげ 投稿日時:2006/05/24 00:04 ---4.41.119
毛を少し張った状態でまばらに長過ぎる毛が弛んだとして、
毛を軽くしごいて弛みを一箇所に集中させ、
そこだけアルコールランプやガスの火で部分的にササッと縮めてやります。
棹に熱を伝える方法にもなりますので注意が必要です。
投稿者:まぐ 投稿日時:2006/05/24 07:21 ---159.149.77
ほげげ様
ご回答どうもありがとうございます。
だいたい理解できました。毛替えをするつもりだったので
試してみます。
Q:気になっているバイオリンについて教えてください。
投稿者:匿名係長 投稿日時:2006/05/21 09:57 ---6.178.144
楽器店で気になるヴァイオリンあったんですが
詳しいことわからないので何かご存知でしたら
ご教授ください。
フランス産で見た目アンティーク調
ラベル LUTHERIE ARTISTIQUE BERGONZI
となってました。
投稿者:Cello 投稿日時:2006/05/23 20:10 ---177.83.221
Carlo Bergonziなら、17世紀から18世紀に活躍した名工で、パガニーニも愛用したと聞いたことがあります。
投稿者:Cello 投稿日時:2006/05/23 21:18 ---177.83.221
でもラベルを見ると、BERGONZIモデルとも、
美術弦楽器工房BERGONZIとも解釈できますよね。。。。
Q:指版の長さについて
投稿者:yakimoki 投稿日時:2006/05/21 21:54 ---124.255.138
先日、新しい楽器を手にしたのですが、指版が少し短いような感じがしたので、計ったところ260mmしかありません。
今まで使っていた物は270mmあり、友人の楽器の長さを聞いたところ265mmとのことです。駒を基本どおり(内側F孔)にセットすると、駒から上(ネック側)と下(テールピース側)の長さが約1センチ違います。指の基本的な長さは決まっているもんなんでしょうか?
宜しくお願いします。
投稿者:yakimoki 投稿日時:2006/05/21 21:56 ---124.255.138
申し訳ありません。指の長さではなくて指版の長さです。
宜しくお願いします。
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/22 00:40 ---6.34.110
製作・調整での指板の長さの常識は知らないので事実だけ記載します。
とりあえず、4/4サイズの楽器を20本ほど計ってみましたが、1本だけ266mmで、残りは270mm±2mmにおさまっていました。
裁縫用メジャーにて、上ナットに接続される指板上端から駒側端面までを指板中央で計った該寸です。
また、市販の指板(削る前のもの)を2種類見てみましたが、270mmと272mmでした。
これからみると270mmが一つの目安となっているようですね。
その楽器のネック長(指板上端から、ボディー端面までの距離)、ストップ(ボディー上端からf字孔の内側中央の切れ込みまでの距離)、ボディー長(ネックの接合部のボタンを含まない裏板の上端から下端までの距離)は、標準と言われる130mm、195mm、355mmからどれくらい差があるのでしょうか。
指板だけ1センチも短いとなると、前の使用者が指板の端を切り落としてバロック用として使っていたのかもしれませんね。
投稿者:ストラッド店員その2 投稿日時:2006/05/22 14:50 ---102.24.82
こんにちは。yakimoki さん
基準の長さに関しては、弦喜のお話でいいのではないかと思います。指板を作るメーカーも何かの基準にのっとって作っていると
思います。実際の使用前の在庫も、本体につけてあるものを上記のサイズの範囲ないでした。260mmの指板に関しては、修理なのか製作なのかは解かりませんが、作った人間が基準を無視して又は知らないで取り付けたと想像します。音色などには影響は出ますが使用にはあまり影響がないのであまり気にしないほうが良いと思います。
投稿者:ストラッドその2 投稿日時:2006/05/22 15:11 ---102.24.82
再度すいません。読み直しましたら、上記コメントで弦喜さんの事が、『さん』抜きで呼び捨てですね。ペーストでやってしまったので『さん』をつけるのを忘れました。すいません訂正します。
投稿者:yakimoki 投稿日時:2006/05/23 11:40 ---124.255.138
弦喜さん、ストラッドその2さんありがとう御座います。
楽器のサイズは130mm、195mm、355mmなんですが、指版が短いので正面から見た感じ駒が凄く下についてるように見えます。
いろんな楽器を見てみると、駒の位置(f字孔の内側中央の切れ込み)が指版とテールピースの真ん中になってるんで・・・
音に関係ないようなら、そのままでもいいんですが、指版の交換も検討してみます。
色々とありがとう御座いました。
Q:VIVA Diamondについて
投稿者:パピ丸 投稿日時:2006/05/22 12:29 ---15.198.130
VIVA Diamondという肩当てを購入しました。見た目は、とても美しくて気に入っているのですが、その肩当てで弾くと、肩が痛くなるんです。肩というか上腕部の筋肉がふっくらしたところです。高さや、楽器にどんな向きで取り付けるか、いろいろ調整の余地はあると思うのですが・・・。体型にあわないということで、早々に諦めた方がいいのかなとも思っています。
ちなみに、それまでは、オーソドックスなKUNを使用していました。KUNのように楽器に対する肩当ての水平面の角度調整が自由な木製肩当てのお勧めがあれば、教えてください。木製ではないですが、KUN VOCEは、水平角度の調整が可能ですか?
Q:弓製作者の楽器
投稿者:アオイ 投稿日時:2006/05/12 11:28 ---95.173.107
約5年前購入したオールド楽器について知りたいのですが、私は今まで、Francois LOTTE無名の楽器職人だと思っていました。
先日、楽器の調整に持っていったら、職人さんが、
「珍しい楽器だね。彼の弓はとても有名だけど、楽器は始めてみたよ。」とおっしゃいました。
インターネットで調べると、かなり有名な方だと分かり、本当に驚きました。
中のラベルには、殴り書きで、
Francois LOTTE
MICICCUII anno 1927
とあります。買った当時は、300万の値段でした。本当に名器だと耳の肥えた何人もの先生に絶賛された楽器だったのですが、約一年ほどで音が鳴らなくなりました。
本当に、LOTTEの作った楽器なのでしょうか。
それとも、後になって誰かが書き換えたのでしょうか?
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/13 11:02 ---6.34.116
− MICICCUIは、Mirecourt だと思います。楽器製作の家系であるLOTTE一族はそこで製作していました。基本的には弓だけでなく、弦楽器一般を作っていた一族ですので、Francois LOTTEがヴァイオリンを作れなかった/作らなかったかどうかはわかりません。私見ですが、ヴァイオリン作りからはじめて、弓作りが評価された結果、弓作りに集中していったと考える方が素直と思います。
− 1927製作の楽器であれば、オールドではありません(あと100年は古い楽器でないとオールドとは言わない)。モダン楽器のどちらかと言えば新しい部類に入ります。
− Mirecourtの楽器には、Mirecourtらしい特徴があると思いますので、見る目のある楽器専門店・職人さんなら、本人作かどうかは別として、そのあたりでかつその時代に作られたものかは特定できると思います。
− 数を作った製作者ではないでしょうし、ヴァイオリン作りとしては有名ではありませんので、本人作だと断定できる人は、いない、あるいは極めて少ないと思います。
− まず5年前に購入されたところに確認するのが基本だと思います。何も知らずに75才程度のフランス製の楽器に対し300万の値段をつけるとは常識的には考えられませんので。値段からすれば、名のある製作者が製作した真作でなければならないと思います。
− 普通は、それだけのお金を支払い、1年で音が出なくなってきたと感じたのであれば、すぐに買ったところに持ちこんで調整を依頼しますが、それを行わず5年が経過しているのであれば、何か事情はあるのでしょうね。
投稿者:アオイ 投稿日時:2006/05/16 04:12 ---95.173.107
ご説明ありがとうございます!
自分の楽器について知らないことばかりだったので驚きました。
値段は、ヴァイオリンの音色に対してだと思います。
当時、同じ門下の1000万の楽器より響く、パワーのある楽器だったので。
無名の楽器でこれだけの名器があるのかと、何人もの先生に驚かれました。
楽器を買ったお店は、東京に本社のある地方の小さな弦楽器専門店ですが、このお店の系列には、腕のいい職人さんがいらっしゃらないようです。
何度か足を運んだのですが、駒と魂柱を変えたために音質ががらりと変わってしまいました。
知人の紹介で、腕のいい楽器を作る職人さんに、修理もかねて調整をお願いしたときも、音の大きさは戻ったのですが、以前の深い響きは出てきませんでした。
海外の講習会でもいい職人さんを探したりしたのですが、これも無理でした。。
今でもオケバックに対応できる音量はありますが、以前の深い響きは失われたままです。。
どうにかして失われた音を取り戻したいのですが、もうこのまま以前の深い音は出ないのでしょうか・・・?
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/16 23:52 ---6.35.126
魂柱・駒を変えたその前後で明確に音質・音量が変わったのであれば、魂柱・駒の調整がうまくいけば以前の状態は再現できるのではないでしょうか。ただし、調整の名人を探すことと、自分がイメージする音を言葉で具体的に伝える必要があります。
海外から入って来た楽器は、来た当時は良く鳴っているけれど、湿度や気温の変化が激しく特に夏に高温多湿となる日本の気候の中で鳴りにくくなることはあるようです。
また、弦の種類は気に入っていた音色の時と同じでしょうか。弦により鳴り方はかなり変わります。
投稿者:アオイ 投稿日時:2006/05/22 01:28 ---95.173.107
いろいろとご親切にありがとうございました!!
Q:オベール工房
投稿者:マイス 投稿日時:2006/05/20 09:33 ---02.14.106
AUBERT LUTHERIEの
VUILLAUMEかGEORGES MICHELモデルを探しています。
ネットで検索したところ、日本ではクレSコ楽器という
楽器屋で扱ってるのをみつけました。
国内ではそれ以外に見つけられませんでした。
そもそもフランスの新作があまり見受けられないのは、
なぜでしょうか?
また、これらのモデルについて、なにか情報があれば
よろしくお願いします。
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/20 09:57 ---6.34.110
とりあえず、
http://www.aubertbridges.com/
Q:弓のラッピングや巻き皮の耐久性について
投稿者:ノル 投稿日時:2006/05/17 00:27 ---109.81.54
弓のラッピングや巻き皮の耐久性について質問いたします。
自分は、手触りの点で、本クジラのヒゲ巻きや絹糸巻きのラッピングが好きなのですが、それらの耐久性はどうなのでしょうか?10年とか20年とかノントラブル(無交換)で使えますでしょうか?
耐久性重視であれば、銀線巻きが最も優れているのだと思いますが、自分は銀線巻きの感触が苦手なもので・・・。
あと、巻き皮についてですが、ヤギ皮の耐久性はいかがでしょうか?10年ぐらいは無交換で使えますでしょうか?
このあたりのことについて、ご存知の方がいらしたら教えて下さい。ではでは。
投稿者:rio 投稿日時:2006/05/17 08:28 ---121.79.116
一日に弾く時間によって違いますのでなんとも…
ラッピングは銀糸巻きで15年はもってます
革は、爬虫類系は10年でみすぼらしくなるので私は換えてしまいます
ヤギ革は使ったことがないのでわかりません。ごめんなさい
投稿者:ノル 投稿日時:2006/05/18 19:49 ---109.80.150
rio様、お返事ありがとうございます。銀線ではなくて「銀糸」でも15年持っているとのことですね。意外と長持ちするんですね。あと、爬虫類系の皮はせいぜい10年ぐらいとのことですね。人づてに聞いた話ですが、爬虫類系の皮よりもヤギ皮の方が長持ちするらしいです。rio様がおっしゃるように、1日に弾く時間、あるいは1週間に演奏する頻度によっても、持ちは全然違うでしょうけど・・・。
Q:バロック
投稿者:D.O. 投稿日時:2006/05/18 00:20 ---225.79.77
先日、欲しかったビーバーのロザリオのソナタの譜面を手に入れたのですが、こういうバロックの譜面は初めてで、さらに使う楽器もバッチリモダンなので、少々混乱&困っています。
そも音が良く解らないと言うのが有るのですが、これは譜面の頭に書いてある4音で調弦せよという事なのでしょうか?
楽器はモダンに裸ガットを張ってまぁしのいでおこうと思うのですが、とにかく最初の調弦から違う気がしています。
どなたかご存知の方いらっしゃいましたら、どの様に弾くのか(?)教えていただけると嬉しいです
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2006/05/18 09:04 ---238.16.8
ビーバーを聴くのは好きです。
譜面を見たことはありません。
でも、スコルダトゥーラで有名な曲ですよね。
譜面の頭の音で調弦せよということだと思います。
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2006/05/18 10:41 ---238.16.8
追記。
私はバッハの無伴奏チェロ組曲のヴィオラ版の楽譜を持っています。
第5番のオリジナルはA線を1音低くGに調弦します。
記譜上は、例えば、B♭が書いてあるとします。
A線を1の指で押さえると、実際は1音低いA♭が発音される、
という記譜になっています。
モーツァルトの協奏交響曲のヴィオラ・ソロも
オリジナルは同様に全弦を半音高く調弦して、
かつあたかも調弦が違っていることを知らないかのように、
ニ長調で書かれた譜面を弾くと、実際は変ホ長調になる
という記譜だったはずです。
恐らくビーバーも指示の調弦を施した上で、
しかもあたかも調弦が異なっていることを知らないかのように
楽譜通りの指使いで弾くと意図された音楽になるのではないでしょうか。
投稿者:よりとも 投稿日時:2006/05/18 15:48 ---44.6.2
ぶらっちぇさんお書きのとおり、モーツアルトのVnとVaのコンチェルタンテではVaの全ての弦を半音高く(A→Ais、D→Dis、G→Gis、C→Cis)に調弦します。「スコルダトゥーラにより張力が増し、Vaの音色をより華やかにする」目的とのことらしいです。
数年前リリースされたCD(Vn後藤みどりVa今井信子)では、Vaはこの調弦で演奏されています。
この曲のベーレンラーター版のVaパートは変ホ長調とニ長調の2種類となっています。前述のCDジャケットの写真からVaの弦はヘリコアのように見えます。恐らく通常のガット弦では張力が大きくなり切れてしまうのでスチールを張ったのではないかと推察しております。
どなたかスコルダトゥーラを試されたVa弾きはいらっしゃらないでしょうか?
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2006/05/18 18:07 ---8.60.92
話がぶれますが、今井信子さんはどこかのサイトでObligatoの広告に写真が載っていたような。Obligatoをご愛用なのかと。
投稿者:よりとも 投稿日時:2006/05/18 20:53 ---43.24.221
再度CDジャケットで確認しましたが、駒とテールピース間の弦の色は金色に見えます。
投稿者:チェロ弾き 投稿日時:2006/05/18 21:57 ---87.119.61
昔、モダン楽器で知人がこの曲を調弦を変えて弾くのを聞いた事が有ります。またAndrew Mnaze氏のCDでは、最後のトラックでスコルダトゥーラの解説をされています。
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/19 01:08 ---6.35.190
面白い曲の楽譜を手に入れられましたね。勘違いかもしれませんが、全曲調弦が違う曲集と認識しています。(私もいつか楽譜を手に入れて弾いてみたいと思っています。)
調弦を変える演奏で私が過去経験したのは、
・バロックの曲で低音弦だけ半音か全音下げて、譜面は指の位置を示す(出てくる実音とは違う)ものとして弾く。(10年近く前のことで曲名等は記憶なし。)慣れないバロックピッチでそれをやったものだから、違和感から自然な演奏は難しかったです。
・ブランデンブルグのピッコロヴァイオリンで、確か普通のヴァイオリンに比べ3度高く調弦し、譜面は普通の調弦のつもりで弾く=記譜のAが実音Cとなる。これも楽器は小さいし、記譜からイメージする音とは違う音が出るので最後まで違和感が残りました。
・ヴィオラ・ダモーレの譜面は、最初に調弦が指示されますが、上記とは違い記譜=実音となっていると思います。
それから、
− CD等で曲を知っているのであれば、記譜=実音であるかどうかはすぐわかるでしょう。そうでないなら、記譜=指を押さえる位置を示すもの、でしょうから、まずは曲の最初で指定された調弦を行い、通常の調弦のつもりで指を押さえて結果耳慣れた曲に聴こえるか確かめれば、正解はわかります。
− モダン楽器でも演奏という点ではまったく問題はないと思います。
− ヘリコアは引っぱりに弱いので、無理矢理調弦を高くすると簡単に切れる弦だと思います。(過去、ヴィオラの調弦をしていて、弾き慣れたヴァイオリンの音まで引っぱり上げようとして切ったことが何度かあります。)。スチールは許容点を超えると弾力なく簡単に切れます。
投稿者:D.O. 投稿日時:2006/05/19 11:10 ---225.79.77
みなさん、有難う御座います。
CDは有ります。それで、これは一度どうにかして弾いてみたいと思い、譜面を手に入れました(予想よりかなり高かったのが辛いところでした(焦)
「スコルダトゥーラ」というのはそういう事なのですね。全く知らなかったのでとても助かります。
確かに調弦がバラバラで、3度だとかがあるので本当にこれであわせて弦が上手くいくのかいまだに不安です(弦は手に入れましたが、まだ張っていません。今から張ります
弦はとりあえずコルダを用意したのですが(他に思いつきませんでした)、この弦は大方どれ位の音(ピッチ)まで耐えられるのでしょうか?折角なので鍵盤も欲しいのですが、生憎オルガンもチェンバロもありませんし、ピアノがやってくれる程度なので、442Hzで持つものならそれで調弦したいのですが、GをCで合わせる譜面など見るとかなり怖いです。…弦が切れるのも嫌ですが、楽器にどれ位負担が掛かっているのかも気になります。宜しければ、その辺も聞かせて頂けると嬉しいです。
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/05/20 00:33 ---6.34.176
>− モダン楽器でも演奏という点ではまったく問題はないと思います。
と書きましたが、
>GをCで合わせる譜面など見ると
という情報から、前言を撤回します。
そこまで調弦を上げる必要があるのであれば、まず半音下げたバロックピッチを基本とし、また駒もバロックまではいかなくとも低めで比較的フラットなものに替えて、テンションを極力おさえるようにした方がよいと思います。
E線は普通はスチールしかなく引っぱりにより切れやすいので、これはガットの方が切れにくいのではないでしょうか。(前に書いたピッコロヴァイオリンをどのサイズの楽器で代用するか迷った時、3/4のサイズでやってみましたが、3度上げようとすると見事にE線スチールは切れました。結果的には1/4サイズの楽器にしたと記憶しています。)
低い方の弦は、まずはナイロン弦などでいろいろ試して感触をつかんでから、ガット弦にトライしてみてはどうでしょう。
ガット弦を使う際にオイルで前処理をする、というスレッドがあったように記憶しています(別のBBSかもしれません)。それにより柔軟性と引っぱり方向の強度が増すかもしれません。
あまり参考になる情報ではなく、すみません。
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2006/05/20 13:45 ---110.89.119
確かに、ビーバーの録音はオリジナル楽器奏者のものばかりです。
あらゆる録音を知っているわけではないですが。
モダン楽器奏者のビーバー録音があったと思い、
CDを探してみましたが、ヴァイオリンとコントラバスのデュオ集で
20世紀音楽とともに描写的なソナタを演奏しているものがありました。
ところが、この曲はスコルダトゥーラではないんですね。
無益なお喋りですみません。
投稿者:D.O. 投稿日時:2006/05/21 21:11 ---225.79.77
有難う御座います
とりあえず、全弦コルダを張ってみました。全弦張るとかなりの感触の違いは戸惑います。バロックチューニングがどれくらいか良く解らなかったのですが、415Hzであわせてみました。恐ろしくあわせ難かったのにはかなり驚きました。415にも戸惑いますし、3度4度のチューニングがあんなにやりにくいとは思いませんでした(442なら少しはやり易かったでしょう(一つでもモダンと同じ音があれば…とも思いますが、単純に慣れません
しかし、とりあえず弾ける状態にはなりました(苦笑)。有難う御座いました。
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2006/05/22 16:31 ---238.16.8
ちょっとギタリストと話をしていて出てきた話です。
彼らは変則調弦といってやるらしいですが、
張る弦を変えたりもするらしいです。
GをCに調弦するなんて場合は、D線を張るという手がありますよね。
そんなことくらい、もう考えていらっしゃるかも知れませんが。
いずれにしてもヴァイオリン1挺はビーバー用になってしまいますね。
投稿者:D.O. 投稿日時:2006/05/24 23:23 ---225.79.77
ふらっちぇさん、有難う御座います
此処に質問させてもらう前に知人に譜面を見せたときにもしかするとそういう事もあったりしてね、と話してました。…実際、あるんでしょうかねぇ?
裸ガットの耐久性の低さに泣いてしまいそうです。もはやガットギター用のナイロン弦でも張れないものかとすら考えてしまいます(焦)。本当に1台ビーバー用(?)になってしまいました(依然使っていた楽器で現在使っていなかったのですが、それを充てました