Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:Boxwoodとは?
投稿者:弦喜     投稿日時:2006/09/30 01:29  ---6.34.234

フィッティングで用いられる、Boxwood(ボックスウッド)と言われる木が、日本の柘植(つげ)と同じ種類の木のみのことなのか、違うものなのか、はたまた日本の柘植も含むもっと広い範囲の木をさすのかがよくわかりません。
知識を広げたいという個人的な興味からのだけの質問ですが、もしBoxwoodという木材に関して詳しいことをご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授いただければ助かります。

投稿者:はりせん     投稿日時:2006/09/30 06:42  ---46.20.139

弦喜様

 詳しくはないですが、調べてみました。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Boxwood.html
でボックスウッド(西洋柘植)を見ると
原産地は地中海沿岸〜西アジア
学名はBuxus sempervirens

同じ学名で見ると
http://www.mokuzai.com/cybercatalog/information/speciesspec/species.asp?species=18
日本の柘植をJapaneseBoxwoodと呼ぶこともあるみたいです。

 柘植の原産地は関東以西の本州〜九州の暖地に自生し、伊豆七島や鹿児島が産地として有名。
 学名はBuxus microphylla var. japonica
http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/tsuge.htm

ということなので、違う木材のようです。しかし違うサイトで調べているから、と参考に両方のサイトで(なじみのある材でなんとなく品質が安定していそうだった)ヒノキの比重を調べましたところ、
www.mokuzai.comでは「比重 (12%) 440」
www.fuchu.or.jpでは「気乾比重 : 0.41」
とあったので、
上のボックスウッドの比重は910
下で柘植の比重は0.75
というのは相当違う印象です。

ところで黒檀の比重は
気乾比重 : 0.85〜1.09
エボニーも似たようなもの。

(ここから個人の感想)
以前からテールピースやペグを柘植にするのは「軽すぎやしないか」と懸念していたのですが、バイオリンで使うボックスウッドとは種類が(少なくとも密度が)違うということなら納得です。

投稿者:スチールラヴァー     投稿日時:2006/10/01 08:40  ---25.150.30

英語で言うmapleにしてもその種類は数限りなくありますよね。硬さや見た目の様々。日本語にすると楓ってなります。boxwoodにしても学名Buxus〜ってのは全部boxwoodってなるんでしょうね。日本語にすると柘植ってなります。
バイオリンの役物についてはdate(棗)でできたものもboxwoodって売られてたり。

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/10/07 21:32  ---6.35.66

情報ありがとうございました。

西洋黄楊と、日本の黄楊が異なることがわかりましたが、ヴァイオリンのフィッティングでいわれるBoxwoodが、常識的ににその範囲まで含んでいるのかは、その後Web等を調べても有用な情報は見つかりませんでした。
なお、西洋黄楊と同類の黄楊が、中国の太平洋側で採れるというのは、今回はじめて知りました。
(別件ですが、今まで私は柘植という漢字を使ってきましたが、黄楊の方が多いようですね。)

広義に解釈され、メーカー側・売り手側の都合のよいように使われ、結果価格も大きくばらついているのでしょうね。

Q:ガサガサ音について
投稿者:シゲ     投稿日時:2006/10/06 12:50  ---8.239.164

弦を張り替えて、3ヶ月ほど経って、最近、弓で弾いた時に、ガサガサ音が気になり始めました。松脂の付け過ぎか、弦にこびりついた松脂のせいかと思いますが、練習後は、毎回必ず布で拭いておりました。

そこで質問です。

練習後、布で拭くだけでは松脂は取れていないのでしょうか?皆さんのメンテナンス方法を教えてください。

弦に付いた松脂クリーナー用の専用オイルがあるようですが、効果はありますでしょうか?

弦に付いた松脂クリーナー用の専用オイルでなく、安いアルコールや他の代替品で良いものはありませんでしょうか?

以上、よろしくお願い致します。

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/10/07 13:50  ---6.34.233

>練習後、布で拭くだけでは松脂は取れていないのでしょうか?皆さんのメンテナンス方法を教えてください。

アマチュアプレーヤーのケースでにおけるあくまでも私の個人的な感覚(統計ととったものではありません)ですが、練習の後、弦を
1)布で入念に拭く人 2割
2)布で簡単に拭く人 6割(=左手の汗と油脂をとるのが重点で、松脂側はほんの軽く)
3)無頓着で拭かない人 2割
4)松脂クリーナーで磨く人 ほぼゼロ
練習後に拭く作業は、指板と本体の汚れをとるのが主で、ついでに弦も簡単に拭いているというのが、よくあるパターンではないでしょうか。

よって、毎回布で必ず意識して弦を拭いているのは優等生の部類に入り、それで問題が出ているのであれば、弦の劣化あるいは弦の異常による可能性の方が高いと思います。
3ヶ月経つと大抵のナイロン弦は当初の音色からかなりぼけた音になりますし、ガット弦の場合巻き線が緩む/ほつれるなどの異常が出る場合があるかもしれません。

私は、今回のケースでは松脂クリーナーでの改善はほとんど期待できないとふんでいますが、実験するのは大切なので、一度試されてはいかがでしょう。もし試されたら参考のため、ぜひご報告ください。(ご自分で効果が確認できれば、次に廉価な代用品を探すフェーズに移ればよいのでは...)
それで改善されず、弦交換を行ってまた3ヶ月後あたりで同じような現象がでるなら、シゲさんがその弦の劣化を許容できるのが張り替えて3ヶ月未満ということに なります。(その人の感度と好みの問題ですので、このあたりの許容範囲は人によりまったく違います。また弦の種類により当然異なります。)

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2006/10/07 14:23  ---81.65.230

 小生はチェロで、スチール弦で、ベタベタ系の松脂をたっぷりつけて弾くのであまり参考にならないかも知れませんが:

 弾いた後は最優先で弦についた松脂を拭き取ります。 が、タオルで軽く拭いても表面の粉々が取れるだけで、その下の(多分)一旦熔けて弦の上に固まった松脂の層は取れません。 時々爪でこそぎ落とします。 それでも薄い層は残るようで、触るとベタベタ。 長年弾き込んだ(?!)弦だと、毛替えしたばかりの弓でも音が出てしまいます。

 先日、薬用アルコールを試してみました。 松脂はかなりきれいに取れたと思います。 ベタベタはなくなりました。 それで音が変わったか、というと「?」ですが。 アルコールはニスを傷めるので要注意、と言われますが、チェロは駒周りの空間もたっぷりあるので作業は楽でした。 ただこれは、出先で使い捨て覚悟の激安楽器を使っているからできた話でして、本物の楽器ではちょと躊躇しますね。 ましてや小さいヴァイオリンの場合どうでしょう。 弦を変える方が手っ取り早いかも。(チェロの弦は恐ろしく高価なので、松脂だけのために張り替えるのは何だな〜、と思って試したものですが)

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2006/10/07 16:49  ---211.244.226

見当違いならすみませんが。
先日、3年張りっぱなしの方が、「ガサガサ音」があるということで相談があり、結局、肩当ての金具の緩みによる異音だったという話でした。アジャスターの取り付け金具が緩んで異音が出るときもありますし、弦以外の金属音の可能性はないのでしょうか。

Q:MICHAEL PLATNER
投稿者:南 律志     投稿日時:2006/10/01 11:20  ---53.54.159

このかたの評価はどうなんでしょうか?
ある方は、ローマ派なので評価は低いと言っています。
でも、経年としては、ストラドとやく同じだと思います。
何の差なのでしょうか。
価格、及び楽器としての違いは?

投稿者:CABIN     投稿日時:2006/10/04 18:03  ---114.112.42

MICHAEL PLATNERの42cmのヴィオラが我が家に有ります。
私見ですが,何かの足しにでもなればと情報まで。
但し真作かどうかは分かりませんし,この1台のヴィオラを見た限りでの事です。
・MICHAEL PLATNERはチロル地方出身でローマで活躍した方と聞いた。(ラベルはローマ)
・このヴィオラはチロリアンだと云われた。
 (実はチロリアンというものが具体的にどのような形状?を示すのか知りません)
・表板のアーチはかなりのハイアーチ,大げさですが,アーチというより隆起していると...
・全体的な形はまったり(妥当な表現が思いつかないスミマセン)とした感じ。
・現在の色はくすんだ黄色〜黄土色,表板は一部黄土色を塗ったのではないかと思えるほど

チロリアンの定義があやふやなのと,PLATNERの他の楽器および,ローマの他の作者は知らないので申し訳ないのですが,PLATNER=ローマというより,ローマかつチロリアンで評価されるのじゃなかろうかと個人的には思ってます。

投稿者:CABIN     投稿日時:2006/10/04 19:25  ---203.196.116

誤解を招きそうな表現をしてしまいましたので訂正です。
PLATNERはローマ製作(派?)だからこう,とは一概に云えないのでは?といいたかったのでした。
しかしローマ派がどういう理由で評価が低いと云われているんでしょうかね?

Q:製作者について
投稿者:シゲ     投稿日時:2006/09/29 12:59  ---8.239.164

Nadia Mantovaniという方のヴァイオリンが、とある店にありました。クレモナ製グアルネリ・モデルで、鑑定書には、Giorgio Grisales工房と書かれています。ネットで調べると、1978年にどこかのヴァイオリン学校を卒業して、1981年にヴィエニアフスキー・製作コンクールで2位、パルマなどで、いろいろな製作者の指導をしているらしい情報がありました。また、どこかのページには、何かで逮捕されたという記事もありました。同じ人か、同姓同名の人か不明です。

ぜひ、どのような方なのか教えて頂けませんでしょうか?また、作っているヴァイオリンはどのような音色でしょうか?(弾いたのですが、自分ではよくわかりませんでした)

よろしくお願い致します。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2006/10/02 01:03  ---135.133.25

 弾いて判らないものをweb掲示板の限られた文字情報で解ろうというのはちょっと相当に難しいのではないでしょうか?
 ただ、ブランド物(或いはいわく因縁付きの逸品)を持つ喜び・人に見せる喜びを求めるなら、或いは投機目的であれば話は別でしょうから、質問の角度を変えてみると良いかも知れませんね。(小生自身は、そっち方面は全く知見ないので何も言えませんが。)

投稿者:シゲ     投稿日時:2006/10/02 08:19  ---8.239.164

> 弾いて判らないものをweb掲示板の限られた文字情報で解ろうと> いうのはちょっと相当に難しいのではないでしょうか?

すいません、書き方が悪かったですね。もちろん、自分で弾いた時の印象はあるのですが、それは抜きにして、他の人がどんな印象を抱いたか客観的に知りたかったので、自分はわからないという書き方をしてしまいました。

製作者情報ですが、どうやら、聞いたところによると、昔はすごい人だったらしく、80年代に数々の賞を受賞し、当時はかなり高値で取引されていたようです。その後は、いろいろな問題で精神不安定になり、あまり製作をせず、近年ようやく再開したのですが、昔に比べたら、作りはあまり良くないそうです。1960年生まれでまだまだ若いですから、これから頑張って頂きたいものです。

投稿者:VN     投稿日時:2006/10/02 14:17  ---5.115.25

Nadia Mantovaniという人の作品については残念ながら存じ上げませんが、ただ>鑑定書には、Giorgio Grisales工房と書かれています。 とありますので、クレモナのグリザレス(この様に名前をカタカナ書きすると必ず違う!という人がいますのであまり書きたくはないのですが・・)の作品は評価も高くコンテンポラリー分野ではかなり有名です。その工房のお弟子さんの作かと思われます。

ただ、近年復興したクレモナではこういった有名工房下でのものや一匹狼的な人の作など、それこそ世界中から製作者が学びに来ていますのでちょっとしたコンクール受賞暦をもつ若手や中堅作家は大勢います。彼らの中には商才の長けた人もいて個人で売り込んだり、ディーラーやバイヤーにコネクションを作り幅広く売っている人もいます。
個人的な評価を知りたいのであればコンテンポラリー作家の年鑑等(洋書)でその人の評価や相場価格を知ることも出来ます。
往時の「クレモナ」黄金時代はすでに時のかなたで、もはや伝説的な存在。が、クレモナ・ブランド信仰は今でも世界的ですからクレモナに居を置いているというだけで飛びつく人は大勢います。また、パルマなどの有名な製作学校や工房も同様で20〜30年前のここを拠点としていた作家の作品には確かに良いものが多くありました。ただ、現在はその弟子の代が教鞭・製作していますので。

オールド楽器がそろそろ寿命を向えはじめ、モダン楽器の年々の高騰ぶりには呆れるばかり・・・そういった状況下で新作楽器に対する需要は製作地と値段をセールスポイントにしてこれからも当分は安定しているかと。但し、その中には価値あるものもあれば才能の無い製作者によるつまらないものも多々あります。
要は評判に惑わされるのではなくして実際にじっくりと弾かれた上で(ご自身でなくても弾ける人に同行してもらうのも方法です)決められることが最善だと思います。

投稿者:シゲ     投稿日時:2006/10/02 18:14  ---8.239.164

いろいろと、ご意見ありがとうございます。

> 個人的な評価を知りたいのであればコンテンポラリー作家の年鑑> 等(洋書)でその人の評価や相場価格を知ることも出来ます。

今度、楽器店か紀伊国屋あたりで本を探してみたいと思います。ところで、そういう本の英語版はありますでしょうか?とある工房で製作者の本を見せて頂いたのですが、イタリア語のため、訳して頂かないとよくわかりませんでした。英語なら何とか一人でも読めるので、英語版が欲しいです。

> 要は評判に惑わされるのではなくして実際にじっくりと弾かれた> 上で(ご自身でなくても弾ける人に同行してもらうのも方法で > す)決められることが最善だと思います。

仰る通りですね。

最近、私は、50-150万円クラスの楽器(19世紀末頃の作品から新作まで、主にヨーロッパ系)を30台以上、いろいろなお店で弾き比べました。(東京と大阪の有名店)

100万円前後を出すのであれば、19-20世紀頃の古い楽器も良いのですが、イタリアの新作の音の方が、明るく華やかで好みなのと、楽器の健康状態が良いためか、完成度も高く感じられました。また、今後弾きこむことによって、どんな音に変わって行くのか楽しみであるという点で、新作イタリアに方向性を決めました。

そして、かなり安く買えたのが、Nadia Mantovaniという人のでした。作りは???なのと、少し弾き辛いのですが、音は割と良いように思います。後は演奏者の腕次第という気がします。

一応自己満足ではありますが、自分の耳や同行した人の耳に自信がないので、他の人のご意見をお聞きした次第です。

何か情報ありましたら、よろしくお願い致します。

投稿者:vinti     投稿日時:2006/10/02 23:34  ---126.175.123

1994年作の彼女のバイオリンを持っています。ラベルとバイオリン内部の焼印にはCREMONAとあります。(株)ショパン1995年発行の「楽器の辞典 ヴァイオリン」には彼女はDesenzano del Garda 1960の出と書かれています。現在では100万円以下で買えるようですが、私が購入した1999年では180万円の値がついていました。当時ペソルドの150万円の楽器と弾き比べて全く違う音色に魅せられて購入しました。実際の購入価格は割引をしてもらいましたが。例のクレモナの有名な製作学校を卒業し、その後ニスの先生的な存在であると言って、イタリア語で書かれた写真入りの本の一ページのコピーを楽器屋さんがくれました。音色は言葉で表現できませんが、何かとてつもなく鈴の音がはいったような、やかましくはないのですが甲高いような感じです。
ヴィバルディの四季の夏の第1曲目のAllegroなどですごく音色が合っているように思っています。
手に入れたときは少し弾きにくかったのでナット部を少し調整しました。ただし、ピアニッシモでは上で記したような特徴が出ません。多分腕のせい。G線はやや乾いたような音。購入時にはドミナントが張ってありました。今でもニスが乾ききっていないようで夏の季節は困り者です。

投稿者:シゲ     投稿日時:2006/10/03 12:56  ---8.239.164

情報ありがとうございます。同志に会えて、うれしく思います。

> 現在では100万円以下で買えるようですが、私が購入した1999年では180万円の値がついていました。

そうですか、残念ながら、段々評価が下がっているんですね。

> やかましくはないのですが甲高いような感じです

確かにそうかもしれませんね。音量が結構出て、全体的に明るい気がします。G線、D線の深みはあまりないかもしれません。でも、30年後にはそれが渋く枯れた音になるのでしょう。そうなるまで持っていたいですね。

> 今でもニスが乾ききっていないようで夏の季節は困り者です。

ニスはアルコールでしょうか?私のはオイルだそうです。とある工房に置いてある2004年作のはアルコールニスで、楽器によって異なるようです。ところで、夏はどのように保管していますでしょうか?上にカバーをかぶせたら、全部くっついてしまうのでしょうか?

アドバイス、よろしくお願い致します。

投稿者:vinti     投稿日時:2006/10/03 23:20  ---126.175.123

通年でガラス戸付きの書棚の中に立てかけています。常に室温調整しています。冬は湿度も。今でも夏の室温の中でケースに入れたままですと、多分裏板に布目が写ると思います。私の持っている個体はまるで飴で固めたような表面に見えます。特に裏板は非常に厚く塗られている。全体に厚ぼったく塗られています。その割には、ハイポジで左手の当たるところは殆ど木地が出てしまいました。

シゲ様の持つ個体と私の持つ個体では音色が同じだとは思えませんが、古くなるまで待たなくとも非常に気に入った音のヴァイオリンがあっても良いのではありませんか。主観ですから。私の個体は出会った時に非常に気に入ったので購入しました。彼女のバイオリンは日本ではマイナーのようですので他人の評価が気になるかもしれませんが、自分で気に入ったなら自分に対して自信を持って良いのではないでしょうか。他人に薦められて納得する人もいますが。
私の個体の音色は非常にユニークだと思っています。他人の評価では基準が違うかもしれませんが私は私の好みで選択しました。

投稿者:シゲ     投稿日時:2006/10/04 08:18  ---8.239.164

ご返答ありがとうございます。

> 今でも夏の室温の中でケースに入れたままですと、多分裏板に布目が写ると思います。

そうですか。それでは、夏は特に注意しないといけませんね。

> 全体に厚ぼったく塗られています。

私のは、見た感じ、あまり厚くなく、薄く塗っているように見えます。ニスの種類によって、違って見えるのかもしれません。私のは、ほのかにニスの良い香りがします。

> 古くなるまで待たなくとも非常に気に入った音のヴァイオリンがあっても良いのではありませんか

もちろん、弾かずに置いておいて、なんてことはしませんよ。今の音がどんな風に変化していくのかを実感していきたいと思います。2、3年でも結構印象変わってくると思いますので、しばらく弾き込んでみて、再度、他の楽器などと比較して、評価したいと思います。

> 自分で気に入ったなら自分に対して自信を持って良いのではないでしょうか

仰る通りですね。もっと自分の腕や耳に自信があれば、人にも堂々と自慢出来るのですが、…。

Q:トリエンナーレ開催中のクレモナで
投稿者:Bergonzi     投稿日時:2006/10/02 18:01  ---166.126.154

トリエンナーレ開催中のクレモナでベルゴンツィのヘリエを買いました。3倍の手間がかかったとのことで3倍の値段がしましたが、1890年の材料を使っていて、音も気に入ったので購入しました。他にもクレモナの新作を2台持っていますが、その内の1台とダブルケースに入れて持ってクレモナを歩いているといきなり台湾人のFranck Leeと言うVn製作者が話しかけてきて、ヴァイオリンを見せて欲しいと言ってきたので見せたところ、『自分のVnはこの二人よりも絶対良い。自分のvnを日本に持って帰って他の人の前で他の2台と弾き比べて欲しい。気に入らなければ、とある日本の楽器屋さんに送り返して欲しい』と言ってきました。これからクレモナにアパートを借りてイタリア人製作者に挑戦すると言って、クレモナの製作者達をぼろぼろに酷評しておりました。結局、自分の楽器を持ってきませんでしたが。この製作者について御存知の方がいらっしゃいましたら是非教えて下さい。

投稿者:rio     投稿日時:2006/10/03 17:15  ---104.164.164

Frank Lee さんでは??

グーグルなどで検索するとHITします
アメリカの楽器屋も扱ってます
値段は900〜2500米ドルのレンジのようです
台湾生まれ、上海で修行したようですね

製作者のかたもいろいろな方がおられるので
自信過剰な方、謙虚な方、調子のいい方 もろもろ

もし興味があれば、WEB検索して
販売しているお店に問い合わせてみることをお勧めします。

Q:アルシェの弓
投稿者:ぶぶ     投稿日時:2006/10/03 00:29  ---180.244.30


現在、アルシェの弓を持っています。

刻印のところには『ARCHET SONORE』と書かれていますが、現在のカタログには載っていません。

金額的にはどのくらいのグレードなんでしょうか?

ご存知のかた、いらっしゃいましたら教えてくださいませ。

よろしくお願いいたします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/10/03 00:49  ---6.34.8

インターネットの検索エンジンで
ARCHET SONORE
をキーワードに検索すれば、価格が書かれたサイトがありますので、そちらをご覧ください。

投稿者:VN     投稿日時:2006/10/03 00:58  ---5.115.25

『ARCHET SONORE』・・・Trad-S、Gモデルに刻印されてると思います。価格はSが25万、Gが38万。古フェルナンブコを使った同社中級モデルで吸い付きとバランスのとれた弾きやすいいい弓です。

Q:ノン・ラベルの楽器はどんな素性のものですか
投稿者:ks     投稿日時:2006/09/22 22:51  ---98.106.197

昔からノンラベルの楽器はたくさんありますが、音も、作りも、材質もそんなに悪くないのに何故作者は名前をいれないのでしょうか、最近コンテンポラリのビオラを音も、作りもいいので購入しましたが何故名前をいれないのか不思議です。いろいろな見方考えがあるとはおもいますがご見解をご教示ください。

投稿者:teku     投稿日時:2006/09/24 14:37  ---132.136.24

これは、楽器の専門家=STRADさんから答えていただくのが
よろしいのでは!
(埋もれてしまいそうなので、コメントしました)

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2006/09/24 15:38  ---5.115.50

 便乗して発言させてください。私もこのことについてはずっと疑問に思っていました。私はアマオケに入っていて、いろんな方の楽器を見ていますが、ノンラベルだったりストラドなどのニセラベルが貼られているものを何度か見ました。それも「Antonio Stradivari Made in Romania」とか、「同 Made in Czechoslovakia」といった、あからさまなニセラベルでした。中には明らかにオリジナルのラベルをはがしてアマティのラベルが貼られているものも見ました。
 ノンラベル、またはニセラベルだと、確かにブランド名に惑わされずに楽器の性能を評価することが出来るでしょうが、せっかく世に生まれてきたのに名無しの権兵衛というのはさびしいような気がします。なぜこのような習慣が今も残っているのでしょうか?

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2006/09/25 10:25  ---238.16.8

「Antonio Stradivari Made in Romania」とかは偽ラベルとは言わないのではないかと思います。ルーマニア製のストラッド・モデルという意味ですから。
職人でもない者の推測ですが、ラベルは職人が自分の仕事に標す「銘」だと思います。満足する域に達しなければ「銘」をいれないかも知れません。優れた制作者は「そんなに悪くない」楽器では「銘」をいれないとか。
また、修行中の身で免許皆伝していなければ「銘」をいれることはできません。しかし、将来有望な制作者は修行中でも「そんなに悪くない」作品を作るかも知れません。
この辺が基本線じゃないでしょうか。
ところがそこに現在の経済的な理由がからんでくることが推測されます。第三国の下請け工房によって製作され、有名国のラベルが貼られるはずだったものが、横流しされたとか、その類。経済問題がからんでラベルにまつわる魑魅魍魎が跋扈することになるのでしょうけれど。

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2006/10/01 21:59  ---13.222.19

 もう少し多くのレスがあるのではと思っておりましたが、あまりこのことについては関心が持たれないようですね。やはりぶらっちぇさんのおっしゃるとおり、ノンラベルの楽器は、職人が出来栄えに満足できなかった楽器、まはた修行中の人が作った楽器と解釈してよろしいでしょうか? 

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/10/02 01:07  ---6.34.8

以下、私見です。
・ラベルのない楽器の多くは、一部?の売り手側の思惑により、オリジナルのラベルを剥がされたと考えた方がよいのではないでしょうか。思惑とは「その方が、説明(話術)次第で、売りやすい、あるいは高く売れる」ということです。
・昔?には、名器のラベルのコレクターがいましたので、その目的でラベルが剥がされた名器もあります。(ラベルがなくとも楽器本体自体の真贋が明確であれば、楽器の価値は減じません。) また剥がした名器のラベルを別の楽器に貼り2重に儲けた輩もいるようです。
・ラベルはニカワで接着しただけのものですので、経年の中で自然に剥がれることもあるでしょう。(お湯で濡らせばたやすく剥がせる程度のものです。)
・修行中の人が、ラベルを付けて販売することがルールで許されない場合に、お金を得るためにラベルなしで売る場合はあるでしょうが、ノーラベルの楽器総数に比べると微々たるものだと思います。
・アマチュアが作った楽器もたくさんありますが、逆にこだわりがあるのでなにがしかのラベルが貼られるのが普通です。
・楽器製作者は製作過程の各段階でその楽器の出来については都度分かりますので、最終出来上がりを見て満足できないから自分のラベルは貼らずラベルなしで世に出す、という仕事の仕方をする人は稀と想定します(焼き物などの世界とは違うと思います)。また、最高を目指しながら、ほとんどの場合出来栄えに満足しないのがその道のプロでしょう。しかし、一方一定水準以上のものをきちんとつくるのもプロです。
・大量生産の輸出用楽器で、大手楽器メーカーや楽器店に納められるものには、相手方がラベルを貼るため意図的にラベルを貼ってないものがあるでしょうが、普通は市場に出る時は何らかのラベルが付加されると考えた方がよいでしょう。同様に昔から手工品でも下請けで作られ発注側の工房のラベルが貼られた楽器がたくさんあります。
・ストラディバリ名のラベルなどは、個人製作者/工房中心のイタリア以外では、慣習的に悪意なく大量生産品などに日常的に貼られてきました。その場合、ストラディヴァリなどの名前がヴァイオリンを代表するものとして使われているだけと受け止めるべきです。(例えば、電子オルガンを日本ではよくエレクトーンといいますが、これも特定メーカーの登録商標だと認識して使っている人は少ないと思います。)

投稿者:ks     投稿日時:2006/10/02 04:28  ---06.66.104

皆様のご教示大変ありがとうございました。ノンラベル楽器でもなかなか物もあり不思議に思っておりました。誰が作ったかわからない楽器でも良いものは夢がありますね。

Q:弦の張り替え
投稿者:エルモ     投稿日時:2006/09/23 12:40  ---213.2.161

初めまして、
バイオリンを買って3年になるのですが、E線以外の弦は張り替えたことがなく、弓も張り替えたことがありません。
最近バイオリンを弾くとガサガサと言う音がするのですが、そのせいなのでしょうか?
また弦を張り替えると音がずれやすくなると言うことを聞いたのですが、2週間後に文化祭で発表会があって、曲を何曲か続けて弾く場合、今は張り替えない方がいいのでしょうか?
初歩的な質問で申し訳ありません(>_<)
よろしくお願いします。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2006/09/23 15:10  ---111.166.74

3年! 素晴らしい。3年切れないところをみるとお使いなのはスチール弦でしょうか。
合成弦ですと半年に1回は張り替えろというのが趨勢です。使用頻度によってはさらに頻回に。
弓は少なくとも1年に1回はといわれます。

よほど調弦に自信がないのでなければ、2週間もあれば合成弦もかなり安定しますので、本番中にどんどん伸びてどうしようもないほどピッチが下がるという心配はないと思います。曲の間にチューニングするでしょう? スチールだったら、もっと安定しています。

がさがさが古い弦のせいなのかよくわかりませんが、新しいのに張り替えてみると、いかに弾きにくかったかわかりますよ、きっと。

投稿者:2nd fiddler     投稿日時:2006/09/23 16:16  ---92.138.111

弦は2週間あればどんな種類の弦でも十分安定すると思いますが、張り替えに慣れていないのなら、3本とも替えるとしばらくはどの弦が狂っているのか混乱して練習にならないような気もするので、まず見た目または音で一番問題のありそうな弦を交換し、2・3日様子をみられて、安定してきてから次の弦を替えられてはいかがでしょうか。

弓の毛がえは、初めての場合、張り替えた後の松脂の付け方に納得できるまで時間がかかると思うので、しない方が安全だと思います。

投稿者:モモ     投稿日時:2006/09/23 16:25  ---227.84.181

はじめまして 私もぶらっちぇさんと同意見ですが、2週間後の発表ならまだ間に合いますよ♪私も発表会の一週まえに弦がさびて大急ぎで楽器屋さんに駆け込んだ所、急遽ナイロン弦より弦の伸びが良い?(音の狂いがすくない)スチール弦にかえてもらいました(^_^;) がさがさいう音も、楽器屋さんでみてもらったほうが安心ですし、是非弓も張り替えてすてきな演奏なさってください(*^_^*)

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2006/09/23 16:35  ---81.65.230

 小生なら、速攻で楽器屋さんに行きます。
弓の毛換えは早いところで1〜2時間。かかっても1泊2日。 それ以上かかる店は職人さんが居ない店(宅急便で工房に送って云々)ということが多いので避けた方がいいでしょう。
松脂の塗り方も教わって、一週間もガシガシ練習すれば新しい毛は落ち着くと思います。
 ついでに弦の張替えも頼んでしまいましょう。 駒のチェックくらいは黙っていてもしてくれる筈。

P.S. 1〜2時間で毛換えしてもらうと、受け取った時点で未だ毛が湿っているので暫く乾かす必要があります。で結局その日は弾けなかったりする。 ま、その辺り具体的には楽器屋さんに訊けば教えてくれるでしょう。

投稿者:モモ     投稿日時:2006/09/23 16:48  ---227.84.181

私も同意見です♪発表がせまってくると一寸のことでも気になるし、そういうときは楽器屋さんに速攻かけこむのが一番な気がします(*^_^*)いろいろ楽器の微調整もその場でしてくれるでしょうし、、なにより気になる所をなくした安堵感で演奏前もおちつきますし♪

投稿者:エルモ     投稿日時:2006/10/01 22:45  ---225.146.43

お返事遅くなってしまってすみません(>_<)
みなさん沢山のアドバイスありがとうございます!
みなさんのアドバイスを聞いて
楽器屋さんに行って楽器を見てもらい、
弦を全部張り替えました☆
ガサガサ言うのは肩当てのネジがゆるんでだからだそうでした。
それも直してもらい、今は音がとても良く出ます♪
みなさんありがとうございました☆

Q:材質の差について
投稿者:ロン     投稿日時:2006/09/29 21:01  ---178.86.79

先ごろ、お店の人に薦められテールピースを黒檀からつげに替えました。最初は音が篭りとてもストレスの溜まる音でしたが、弦も張り替え弾き込んでいったら段々と響きのある通る音に変わっていきました。そこで、次にぺグを同じつげに替えたいと思うのですが、お値段が全部で6万位かかるといわれ躊躇しています。 しかし、ネットで捜してみたら安いものだと一つ4千円位。 同じつげで更にすぐに大体の楽器には大丈夫なような穴も開けてあるとの内容です。 どうしてこんなに値段の差があるのか、やはりそれなりかな…とか色々考えるとこちらもすぐに手が出せない感じです。 やはりお店の薦めに従った方がいいのでしょうか?

投稿者:柘植マニア     投稿日時:2006/09/30 00:37  ---81.3.168

テールピースとペグを柘植に交換して25000円でした。これは安すぎですか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/09/30 00:39  ---6.34.234

比較的柔らかい楓材のスクロールにテーパーのついた穴を開け、それとぴったり合う太さ・角度に長さも合わせながらペグを削り、適切な位置に弦を通す穴をあけ、ある程度の湿度変化の範囲内での木材双方の膨張/収縮があってスムーズにペグが回転するように仕上げる、には熟練の技が必要です。

ペグの交換は素人ではまずできませんので、ペグの値段とは別に、交換のための技術料が必要となります。ストラッドさんのところでの料金が上の”調整・修理”のタグからたどるとわかりますので、まずは確認ください。そこに書かれた工賃は、かなり良心的な価格であり、一般的な楽器店での下限値ととらえればよいでしょう。

パーツ代としては、名器によく使われるCrowson(クローソン)というメーカーの標準仕様のもの4本:5万円ほどがもっとも高価なもので、4本数千円のつげかどうかわからないような中国・インド製安売り品が下限ではないでしょうか。

また、テールピースとペグを交換するなら、デザイン的に多分エンドピンも交換したくなるでしょうから、そのパーツ代と加工費用も、計算に入れていた方がよいです。

ですから、
 ペグ&エンドピンの加工調整技術料 2万円〜
 ペグ&エンドピンの材料代 数千円〜6万円ほど
の合計が実際の費用となります。
個人的には、ペグ取り替え6万円は相当高級なお店でかなり良いパーツを使った場合の費用のように感じます。まずはお店で費用の内訳を確認されてはいかがでしょう。

なお、ペグ穴が大きくなり過ぎている場合は、ブッシングといって、ペグ穴を一旦埋めニス塗りした後に再度穴を開け直すという作業が必要となります。(その費用も一例としてストラッドさんの費用を見てください。)

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/09/30 01:22  ---6.34.234

>4本数千円のつげかどうかわからないような
は、少し言い過ぎだったかもしれません。
(Boxwoodと言われる木が、日本でいう柘植と同じ物をさすのか、違うものなのか、はたまたもっと広い範囲をさすのかがよくわかっていませんので、別スレッドで質問してみます。)

投稿者:つげお     投稿日時:2006/10/01 09:16  ---6.151.116

ペグを交換とのことですが,自身の経験から申し上げます。

まずは,材質の良し悪しを見てください。

ツゲ(Boxwoood)は,黒檀に比べてかなり柔らかいので,とくにE線などは結構くい込んできます。黒檀に比較して傷みが早いです。

ツゲの場合,色や質感は千差万別です。安価なもの(中国製等)は,まるでプラスチックのような見栄えのひどいものもありますので,要注意です。これらは,安いこと以外に特徴はありません。購入しても必ずイヤになりますよ!

出来れば,テールピースやエンドピンと同質のもので揃えたいですが,同時購入でないなら,できるだけ色や質感が近似しているものを選ぶのがベターでしょう。

最後に,必ず現物を確認することをお勧めします(通信販売はやめたほうが良いです)。そして,確かな技術でフィットさせることが重要です。では。

Q:HILL E線の付属のゴムは?
投稿者:koji     投稿日時:2006/09/27 00:07  ---36.204.228

STRADさんで購入してないので心苦しい上にものすごーく小さい質問で恐縮です。
購入した某弦通販サイトに質問のメールを出しても返事がこないので
いつも閲覧させていただいてるこちらで質問させていただくことにしました。
厚かましいですがよろしくお願いいたします。
はじめてHILLのE線を購入しました。
弦の袋の中に一緒に直径5ミリのゴムのリングが入っていました。
このゴムは何に使うものでしょうか?
ま、とりあえず弦は張り替えました。
これは良い弦ですね、ゴムは謎のままですけど(^_^;)

投稿者:パピヨット     投稿日時:2006/09/27 12:26  ---246.252.129

厚さ1ミリ程度のものですよね。

私も、別の弦についていたことがあります。

使わずに放置でしたが。

投稿者:かわせみ     投稿日時:2006/09/27 13:01  ---71.56.132

あれは駒に弦が食い込むのを防ぐために、弦が駒にあたる部分に通して、駒にまたがらせるようにするのですが、普通は使わない人が多いです。抜いてしまうか、カッタで切ります。

ただ雑誌で、プロが使っている楽器の写真が掲載されていて、これを装着したものがあったので、まあ使う場合もあるのだなあ、と思いました。

投稿者:シチールラヴァー     投稿日時:2006/09/27 13:56  ---25.150.30

かわせみさんがお書きのものは普通の弦についているプラスチックのチューブのことですよね。HILLのやつは抜く必要も、切る必要もありません。なにしろ別についているんですから。用途は同じだと思うのですが、どうやって使うのかわかりません。

投稿者:かわせみ     投稿日時:2006/09/27 14:46  ---71.56.132

ああ、五円玉みたいな形状のスポンジみたいなものですね!

バス弦についていたことがありますが、やはりおなじ用途で駒の上に挟んで使うもののようです。

やはり、あまり実用的なものではないようです。

投稿者:ヒポタマ     投稿日時:2006/09/27 18:23  ---96.75.37

Hillの弦を使ったことがないので、わかりませんが、以前購入したバイオリンで、ボールエンドのところにわっかのクッションが付いていたのがありました。

投稿者:かめ     投稿日時:2006/09/27 20:50  ---196.104.66

>ああ、五円玉みたいな形状のスポンジみたいなものですね!

これは弦を輪っかの中に通してテールピースと弦の接点の所で
使います。
チェロなどでアジャスターが別付けの場合などでは、
アジャスターとの接点の所で使います。

ボールエンドの弦の場合、そのボールがアジャスターや
テールピースと接触し、弾いている時に異音がする場合があります。
それを防ぐためのクッションの役目を果たします。

必要ない場合は使わないで下さい。

投稿者:のり     投稿日時:2006/09/27 23:56  ---128.142.35

 書き込みを見て、昨年購入したHILLのE線を探したら、同じ物が付いていました。
 約40年前、同じような物が弦に付いてきた時は、「新発明の便利な小物」と言った感じで説明書が付いていて、その時の説明では駒と弦の間に挟むように書かれていました。今回目にしてみて、ずっと前に死んだ曾祖母に会ったような懐かしさを感じました。

 最近どのような使われ方をしてるのか正確なことは分かりませんが、内径が弦の直径の10倍くらいあるので、弦を通して使うのには無理があるように感じます。

投稿者:のり     投稿日時:2006/09/27 23:57  ---128.142.35

 追加です。
 くだんのHILLのE線はループエンドです。

投稿者:koji     投稿日時:2006/09/28 00:39  ---36.204.228

今仕事から帰って来てのぞきに来たらなんともたくさんの方からのコメントがあり、
あまりのうれしさでニヤニヤと読ませていただいております。
まずは書き込んで下さった皆様ありがとうございます。
使ってないとか、何かわからなとか書いてあると
「あー、ボクだけじゃなくってよかったぁ」と
ちょっとうれしかったりしております・・・。
ヒポタマさん、かめさんがおしえてくださった「ボールエンド弦のテールピースのクッション」
なるほど、そういうことか!胸のつかえがとれた気がいたします。
スッとしました。でも私が購入したのはループエンドなんですよね・・・。
ほな、いらんがな!なんで付いてんねん!と、つい突っ込んでしまいました。
かわせみさんやのりさんの「コマに挟んで・・・」というのも、
最初わたしもそう思ったんですが形状的に若干無理を感じます・・・よね。
こんな話をしてるのはほんと楽しいです。
みなさんホントありがとうございました!

投稿者:弦楽ファン     投稿日時:2006/09/28 00:59  ---31.36.93

あれは自分の推測ですが、
穴に弦を通すのではなく、穴を「上」に向けて弦とこまとの間に挟むのだと思います。一度そうしてみたことがあります。何の意味があるのかは分かりませんが。穴に弦を通すより装着が簡単でしたので。

二胡の上駒というか紐なんですけど、そこと弦との間にはさんでみたこともあります。そのときは二胡独特の雑音が消えると言う効果がありました。

間違っていたらごめんなさい。

投稿者:かわせみ     投稿日時:2006/09/28 01:07  ---110.29.141

>穴に弦を通すのではなく、穴を「上」に向けて弦とこまとの間に挟むのだと

そうそう!たしか弦楽器の○本さんに、そううかがった覚えがあります。でも使わなくていいんだよというような感じでした。

魚の目を治療するダンパーのようなかたちの物ですよね!

投稿者:hill     投稿日時:2006/09/28 04:58  ---1.240.40

私も名前のとおりhillをよく使うのですがこのゴムは使いませんね。
というより私も使い方がいまいちわからず、使わなくて困るものでもないので無視していました。
かといって捨ててしまうのも忍びないのでなぜかまとめてとって置いてありますが。

ところでhill…いい弦ですよね。

投稿者:のり     投稿日時:2006/09/28 07:44  ---128.142.35

 前の書き込みがわかりにくかったようで済みません。
 使い方(40年前の図入りの説明書では)は、弦楽ファンさんがおっしゃるように、穴を「上」に向けて弦と駒との間に挟む様にします。
 わっかの円周の0度と180度と部分が弦に押されて沈み、90度と270度の部分が駒に押されて浮き上がった状態になります。

 最近は、駒に羊皮紙を貼り付ける(E線)のが正しく、弦パイプ等は邪道とされている様なので、私は使っていません。
http://www.sasakivn.com/werkstatt/qa/saitenschutz.htm