Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:教えて下さい。
投稿者:yuriel     投稿日時:2006/09/06 23:14  ---225.59.205

バイオリンを買い替えようと思っています。
音や外観もまあまあ気に入り、お借りしてきました。ENZO LASSI という作者で1961年製、税別327万です。お値段は妥当でしょうか?どなたか教えて頂けませんか?

投稿者:かめ     投稿日時:2006/09/07 05:13  ---196.104.66

この掲示板は、他店の値札に意見するような掲示板ではないはず
です。
楽器が気に入って買える金額なら買えばいいし、その店の値札が信用できないのであれば、購入を控えればいいだけです。

投稿者:ヒポタマ     投稿日時:2006/09/07 08:07  ---97.16.137

まずは、自分で検索してみることです。
楽器の状態その他いろいろな条件によりことなりますので、参考になりませんが
http://www.tarisio.com/web/about_auction_records.php

投稿者:yuriel     投稿日時:2006/09/07 09:10  ---225.59.205

自分なりに検索し疑問が生じたので日本での常識的相場を知り
たかっただけなのですが・・・。
かめ様、ヒポタマ様、申し訳ありませんでした。

投稿者:ストラッド店員その2     投稿日時:2006/09/07 17:48  ---158.84.217

こんにちはyuriel様

<ENZO LASSI という作者で1961年製の相場についてですが、やはりここでお話するには問題が出る場合がございます。もしよろしければ弊社へ問い合わせとしてメールを頂ければわかる範囲でお答えします。

投稿者:アノニマス     投稿日時:2006/09/07 18:20  ---75.87.37

楽器の値段についての質問が時々ありますが、
高価な買い物の相談をネットでするのはいかがなものかと思います。
それに、ネットで相談しないと気が済まないような楽器
(つまり疑問を持っている楽器)なら買わない方が賢明でしょう。
それから本当に真剣に買う気があるならともかく、
単なる興味本位で質問するのも回答者に失礼なので慎むべきです。
先日も1000万円もする楽器について
「この値段は妥当でしょうか?」という質問がありましたが、
「ハイ、妥当ですよ」という回答があれば
質問者は本当に買っていたのか甚だ疑問です。

投稿者:鈴木 珍事     投稿日時:2006/09/07 21:49  ---1.142.67

購入する物の 値段が妥当か検討するのは 非常に重要なことです。

yurielさんは 低姿勢になる必要はまったくありません。

>楽器が気に入って買える金額なら買えばいいし 

このような行動をなさる お金持ちは 一般消費者にとって困りものです。Vnの不当な高価格が続くことにつながりかねないからです。

とはいってもyurielさんへの解答は 過去のオークション価格を提示するか その情報源を教えるしかありません。日本での価格はその3倍が予想されます。もちろんVnのコンディションで価格は変わります。

で、Enzo di Francesco Lassi (1925-1965)は
Francesco Lassi(1906-1966、$7875,$8798,$8825)の弟子らしく、Tarisioで2つのVnオークション価格記録がありました。$9200 と$7475 ヒポタマさんの紹介サイトです。maestronet http://www.maestronet.com/history/makers_list.cfm?ID=1には記録がありませんでした。

で、本物なら、ほぼ日本の価格で 普通の価格と思われます。

最後に 偽物である可能性もかなりあるということと オークションに参加すれば 上記くらいの価格プラス諸費用(30%くらい)で買える可能性があることを申し添えます。

投稿者:かめ     投稿日時:2006/09/07 22:06  ---196.104.66

>楽器が気に入って買える金額なら買えばいいし 

>このような行動をなさる お金持ちは 一般消費者にとって
>困りものです。Vnの不当な高価格が続くことにつながり
>かねないからです

そういう意味ではありません。
ヴァイオリンという高価な、そして今後のメンテナンスも必要な
ものを買うのに、自らが信用できないような店では買わない方が
良いと言うことです。それが技術であれ、値段であれ、同じです。

仮にその店の値付けが高かったとします。しかし、全く同じ物は
どこにも存在しませんし、家電量販店のように「他の店では
○○万円で売っていたのだからそれより安くしろ」とでも言うの
でしょうか。多少の値引きや部品のサービスなどはあったにせよ
その店にはその店なりの仕入れの方法、人件費、立地条件などの
経費を上乗せした値段であると思います。

ましてや、この掲示板は特定の店の掲示板ですから、他店の
値付けや商品や技術の質などの情報を(不特定だとしても)
書き込んで意見を求めるのは不適切ではないでしょうか。

ここが特定の店が設置した掲示板ではなく、弦楽器を楽しむ人が
個人で立ち上げた掲示板であるなら、特に問題はないように
思います。

投稿者:yuriel     投稿日時:2006/09/08 00:02  ---225.59.205

鈴木珍事様、ご親切に感謝いたします。先生を通してのお話なので相談も出来ずに悶々としておりました。
3倍なら納得できます。自分の価値観で購入すべきものなのですが、私にとっては高額ですし、つい調べたくなってしまいました。一週間ほどお借りして考えてみます。ありがとうございました。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2006/09/08 10:27  ---81.65.230

> 先生を通してのお話なので相談も出来ずに悶々としておりました。

 こういうことって、今でもよくあるはなしなんでしょうか。 かめさん理論に従うなら「疑問が渦巻いているなら買わないほうが良い」ということになりそうですが、先生と店は違う、ということなんでしょうね。
 先生に相談した結果なのか、一方的に言ってこられたのか判りませんが、困ったモンですね。

(すみません、独り言です)

投稿者:mimi     投稿日時:2006/09/09 04:15  ---98.182.25

はじめまして、失礼いたします。
もし、なにかお気にさわるようなことがありましたら、
お許し下さい。

どなたも書かれていらっしゃらないようなので、書かせて頂きたいと思います。

実は、購入した楽器の音をこれから一番真剣に聴くのは、レッスンをしてくださる先生である、という考え方もありますよね。

音色の良くない、バランスも悪いような楽器の音を聴くのは、プロの方にはなかなかつらいものではないでしょうか。

なるべく事情が許すかぎり、先生自身が納得できる楽器を生徒さんに持って欲しいと願うのは、自然な感情だと私は思います。

もし、先生に紹介してもらうことになにか抵抗を感じる時には、
先生の立場から考えてみるのも解決策が見つかる手がかりになることもあると私は思いますが、いかがでしょうか?

もちろん300万代の楽器でしたら、質の悪さの心配など、あまりしなくても良いことだと思いますが。

値段について「悶々としてしまう」のでは、先生としても、きっと残念に感じることでしょう。
でも、安い買い物ではないのですから、値段についての疑問はまず、先生に聞いてみてもいいのではないでしょうか。
逆に聞いてくれないことを寂しく感じる先生もいるかもしれません。聞いても、なにか納得いかない気分だったら、皆さんの意見を伺うのが心強いですね。

投稿者:かめ     投稿日時:2006/09/09 06:38  ---196.104.66

> 先生を通してのお話なので相談も出来ずに悶々としておりました。

なぜ先生に相談できないのでしょうか。
確かに楽器の事を知らない先生も多いのでしょうが、
先生が紹介してくれた楽器に疑問を持つと言うことは、イコール
先生に疑問を持つという事にも繋がると思います。

信頼できない先生なのですか?

もし、信頼できる先生であれば、仮に多少高めの値段設定だと
しても「レッスン料」と考えれば良いのではないでしょうか。

投稿者:yuriel     投稿日時:2006/09/09 17:52  ---225.59.205

皆様を混乱?させてしまう様な文章をはじめに書いてしまい、すみませんでした。
楽器を先生から手渡されたのではなく、ご紹介頂いたお店で私が勝手に選んできたのです。そしていつもの悪い癖でオークションでの値段などを調べてしまい、3倍は高すぎではないか、と思い込み、悶々としていたわけです。
 人それぞれ価値観は違います。私は先生を信頼し尊敬しています。その先生が懇意にしている楽器店の値段を疑い、先生にお聞きするなんて考えられません。嫌われてしまいます。笑われるかもしれませんが私はそういう感覚なのです。
 しかし日本では3倍は常識の範囲内とわかり納得しました。先生にも見ていただいて、まあまあ良いでしょう、という事ですので購入しようと思います。ありがとうございました。

Q:オールドチェロのことで
投稿者:Mark     投稿日時:2006/09/04 20:09  ---108.149.212

オールドチェロのことで伺いたいのですが、
楽器自体は音色がとても好きなチェロがあるのですが、
F字孔を覗くと裏板の内部に補修跡が2箇所。
結構大きいんですね・・・。
それから指板の下にあたる表板にも縦に。
補修しさえすれば大丈夫なものか、それとも致命的なものなのか・・・。

音色が今はいいので悩んでしまいます。

投稿者:CABIN     投稿日時:2006/09/06 18:24  ---114.112.42

もう少し詳しくお書きになるとコメントがあるかもしれませんね。
裏板の修理跡は,どの位置で,どの位の大きさか?
・2枚板の接合部の補強用のパッチ(10mm角程度)が貼られている場合もありますが,それではない?
・魂柱の部分であれば今後問題が出る可能性がある。
表板の縦のことは?
・割れているのか?(その部分を軽くノックしてビビリ音が出る等)
・古い楽器では,黒い筋になった割れ目も見られますが,本当に「割れ」まで進展していないものもあります。
・修理は可能でしょう,修理後音色が変わったような気がしますが恐らく慣れるでしょう。
私も結構古いチェロを持っていますが,上記の黒い筋は何本もあります。
お気にされておられるようですので,先ずは楽器店・工房等でチェックされてみてはいががですか?

Q:チューニングについて
投稿者:初心者     投稿日時:2006/09/04 02:00  ---136.161.139

過ってチューナーの設定ボタンに触れて、
Hzが変わってしまいました。
440ヘルツに合わせれば良いのでしょうか?
すみません、教えてください。

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/09/04 02:18  ---6.34.25

どこかの団体に所属していたり、バイオリン教室で習っていたりする場合は、その団体、教室で標準的に使われている基準A(ラ)のHzにあわせるべきでしょう。
アマチュアオーケストラなどは442Hzが多いです。国際標準のAは440Hzです。電子/電気楽器系の音楽では440Hzにあわせることが多いです。
近々にとりあえず合わせる場合は、どちらかお好きな方を選んでください(失礼ですが、上記質問をされる初心者の方でしたらその違いはよくわからないと思います)。なお電子チューナーの初期値は440Hzが一般的です。

Q:8/27の音のない音楽会で、
投稿者:nes     投稿日時:2006/08/30 13:49  ---153.81.38

はじめまして。教えてください。
8/27の音のない音楽会(間違っているかも知れません、羽田さんが司会でゲストがハカセ太郎さんでした)の後ろのオーケストラでチェロが映ったのですが、パフリングに彫刻(?)のような模様があり、横板にはタトゥのような(失礼!)ダイナミックな柄がありました。ああいう楽器をお持ちの方、おられますか?
バイオリンでもビオラでも結構です。ああいう装飾された楽器というのは新作に多い楽器なのでしょうか?楽器店に普通に置いてありますか?(私は目にした事がありません・・・)

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2006/08/30 15:50  ---211.244.53

装飾楽器のことですね。
マイスター佐々木のページをどうぞ。裏板の彫刻された楽器の写真があります。

http://www.sasakivn.com/werkstatt/qa/soushoku.htm

「魔のヴァイオリン」として有名なダ・サロの「チェッリーニ」なんかが有名どころではないでしょうか。パーフリングの模様の他に、テールピースやスクロールの彫刻をみることができます(下記)。

http://www.cozio.com/Instrument.aspx?id=243

東京クヮルテットがスペイン(うろ覚え)にある一揃いの装飾楽器をつかった演奏会の番組を以前見たことがあります。
ヤフオクなどでも中国楽器でパーフリングに色とりどりを埋め込んだ装飾楽器が出ているのをしばしば見かけますので、現代でも依頼があれば、あるいは好事家の制作者はおられるのでしょうが、音を出す道具としての性能に対して、少なくともメリットはないでしょうね。

投稿者:nes     投稿日時:2006/08/30 16:02  ---153.81.38

ぶらっちぇさま、早速の回答ありがとう御座います!
マイスター佐々木さんのページを拝見しました。
これもタトゥっぽいですね・・・(失礼・・・)
装飾楽器というのですね、どう検索していいのかが判らず、
ココで聞いてしまいました。ありがとうございます。
このHPで見る限り+ぶらっちぇさまのご意見と併せて、音はあまり期待出来ない、ということですか・・・。
貴族相手に、という件で、なるほど、と理解できました。
そういえばピアノでも装飾されたものを見たような気がします。
調べてみます、ありがとうございます。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2006/08/30 16:50  ---211.244.53

音に期待できないのではなく、装飾と楽器の性能とは一義的な関係はないと理解すべきだと思います。
もちろん裏板などへの彫刻は共鳴に少なからぬ影響を及ぼす可能性は佐々木氏も指摘されています。
逆に装飾を施すような楽器は職人さんの思い入れも強いはずですから、会心の出来の楽器である可能性も高い、ともいえます。
装飾といってもパーフリングで模様を描いたものから、裏板・横板への全面的な彫刻までかなりの幅があります。
ダ・サロやマッジーニのダブルパーフリングなども、2つめのパーフリングは機能的にも不要ですから、装飾の一端ともいえますね。
楽器なんて生活必需品ではないですから、装飾は遊技的要素としてそう否定されるものではないと思っています。

投稿者:nekomaru     投稿日時:2006/08/30 18:08  ---150.239.200

これが一番近いでしょう

http://www.m-stringshop.com/martin-rib.html

投稿者:nes     投稿日時:2006/08/31 10:52  ---153.81.38

ぶらっちぇさま、nekomaruさま、レスありがとうございます。
nekomaruさま、このリンクの楽器、スゴイですね・・・。
作家さんが渾身を込めて、という言葉が浮かびます。
楽器を作成されるだけでも体力気力共に消耗されると思いますが
更にこの装飾・・・恐れ入ります。
ぶらっちぇさま、すみません、決め付けてしまっていました。
こういった装飾楽器を手に入れたとしたら、見せびらかせたくなるかも、です。
裏板前面の装飾は自分だけの楽しみ、といった意味合いでしょうか。でも横板やパフリングは見せる楽しみがありそうです。
色々判って嬉しかったです、ありがとうございました。

投稿者:猫丸     投稿日時:2006/08/31 17:47  ---150.239.102

nekomaru=猫丸

これが一番近い、ではなくて、そのものズバリだったようですね。
そう言えば、東京にいらっしゃった時はお会いした、お顔でした。

失礼しました。

投稿者:のんちゃん     投稿日時:2006/09/01 01:25  ---7.125.115

もしかして『音のない音楽会』ではなくて、『題名のない音楽会』ですか。

投稿者:nes     投稿日時:2006/09/01 09:13  ---153.81.38

のんちゃん さま。
すみません!うろ覚えで題名を間違っていました・・・。

猫丸さま。
そういえば!この楽器だったように思います。
二回くらいしか映らなかったのでハッキリ判らないのですが。

投稿者:ヒポタマ     投稿日時:2006/09/01 11:20  ---99.6.121

バイオリンではこんなのもあります。
ポスターも買えるみたいです。ttp://nihonartplaza.co.jp/main/index_j.htm

投稿者:雑草     投稿日時:2006/09/03 17:05  ---235.58.98

あの楽器、確か一昨年の北の丸公園の弦楽器フェアで展示されていました。製作者の方のお願いしたら、快く触らせてくださいました。素人の私が弾いても、バランスがよく、良い音色を備えた優れた楽器と思いました。

他のメーカーの作品もいろいろ試奏させていただきましたが、この作品の音とレスポンスが特に優れていると思ったので、もう一度と考えて再訪したら、現在の所有者の方(だと思いますが)の念入りな試奏の真っ最中でした。第一線のプロの方の本気の音を間近に聞くチャンスはめったにないので、得がたい経験でした。ギャラリーも多かったと記憶しています。

奥の深い重音の美しさが特に印象的でした。すぐ横で聞いた音量は爆発的なものではありませんが、恐らく遠音の効く楽器なのでしょう(想像ですが)。私は個人的には装飾は苦手ですが、音だけに絞っても、優れた楽器として今でも強い印象が残っています。

私も例の番組を見ていましたが、短時間でも自分の触ったことのあるチェロがプロの本番で活躍していることを知り、ちょっと嬉しかったです。

Q:パリで弓を購入する際に気をつけることは?
投稿者:ダフネ     投稿日時:2006/09/02 10:37  ---90.83.202

近いうちに、パリへ行きます。現地で、チェロ弓の購入を考えて
おりますが、ローム街に楽器店が集まっていることしか知りません。信用のおける店や購入時に、気をつけるべきことなど、ご存知の方は、ご意見をお聞かせください。

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/09/02 17:50  ---6.34.25

パリは詳しくありませんんが、以下弓製作者(+その他弓販売?)のサイトです。
http://www.lecanu-millant.com/index.html
http://www.jfraffin.fr/main.php?languageId=en
http://msasano.club.fr/index.html

投稿者:ダフネ     投稿日時:2006/09/02 20:37  ---75.219.109

早速、サイトを調べてくださって、有難うございました。
また、伺いたいことがあれば、投稿しますので、よろしく
お願いします。

投稿者:ほげげ     投稿日時:2006/09/03 00:36  ---150.183.211

ラファンの所でしたら日本人女性の島○さんが居るかも知れません。
昨年楽しくお話をさせて頂きました。
日本語で丁寧に色々紹介してくれると思います。
有名な笹野さんは中心部の反対側に居ます。

Q:御意見を!
投稿者:TOMO     投稿日時:2006/09/02 01:08  ---225.174.85

とても高度な内容が続くところにこんな質問をしていいのか分らないのですが。。 
今度子供がヴァイオリンを始める事になったのですが、楽器をどうするか悩んでいます。 先生には中国製のよりはスズキの方が、といわれましたが、色々読むと勧めないとしているところも多く、知人のヴァイオリン教師も勧めないといいます。知人いわく最初は鳴るけどすぐ鳴らなくなる、中国製の方が同レベル以上でなおかつ価格も安いと。
スズキでも上位機種は違うのでしょうが、子供の入門楽器だしそんなに高いものを求めるつもりはありません。5、6万程度、もしそれ以下であるなら中古でも良いと思っています。
安いにこした事はないですが安かろう悪かろうでは困るし、音が出にくいとか鳴らない、弾きづらいといわれるとちょっと考えてしまいます。
一体どうするのがベストなのか。。途方にくれている状態です。

色々御意見いただけると嬉しいです。

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/09/02 03:32  ---6.34.61

比較する基準があいまいになっていませんか?
日本メーカーであるS社のヴァイオリンと比較するなら、中国メーカーの**社のヴァイオリンであるべきです。かついろいろなグレードがあるので、ターゲットとする価格帯の具体的な型番同士で比較すべきです。
また、S社の入門用ヴァイオリンが”made in どこか”は調べられましたか?

以下私見です。
S社のヴァイオリンの入門用ヴァイオリンがどこで作られているかは私は知りませんが、他の日本メーカーの下のグレードの多くは中国製ですので、生産地で悩まれるのはナンセンスに思います。
また中国メーカーの楽器もそれくらいの価格のものは玉石混合、かつ同じメーカーの同じグレードでも当たり外れの幅の大きいのが中国メーカーの楽器のひとつの特徴のです。

またお子様は、いま身長どれくらいなのでしょう。
ヴァイオリンは、身体の大きさにあわせて、分数楽器と呼ばれる小型のものを使い、成長につれて大きなものに買い替えていきます。分数楽器は、ほとんどが大量生産を行うメーカーの量産品です。

日本のメーカーで、もし5、6万円出して安かろう悪かろうという状況なら、そのメーカーはつぶれます。長年商売が続き、主に入門楽器の定番として今も非常に知名度が高いということは、価格に見合うだけの品質・性能を備えているととらえ、師事しようとしている先生の言葉を信じて選べばよいのではないでしょうか。
ストラッドさんのところではS社のヴァイオリンは25%引きですので、5万円の予算で、230番のセットが手に入りますよ(上のヴァイオリンのタグからたどれます)。それが日本での低価格入門用のひとつの定番だと思います。

投稿者:rio     投稿日時:2006/09/02 07:01  ---210.189.167

分数楽器に5〜6万円
という予算なら、量産メーカーで安定した品質の会社
がいいと思います

また、私は、信頼できるお店やルートでない限りは
新品をお勧めします

上達の早道は、きちんと作られた楽器であるほうがよく
中古は手入れが悪いと指板さがりやペグの不調、おかしな改造
などの可能性があるからです

楽器の良し悪しの見極めができる人が同行してくれるなら
ノンブランドのバイオリンの中から
良いのを選んでくれるでしょうが

そうでないなら、国内メーカー国外メーカーにこだわらず
量産メーカーが無難なような気がします

また、お子さんに良いコンディションで分数楽器を
使ってもらうには
年3〜4回の調整をしたほうがいいので
工房併設の楽器店、あるいは弦楽器工房で購入するのが
良いと思います

私の息子と娘の分数楽器(1/16〜1/2)は、
鈴木(名古屋)の200番台300番台500番台ですが
分数としては不満はまったくありませんでした
ただ、調整だけは年4回必ずかけました
また、駒やフィッティングは必要に応じ
交換しましたので、やはりそれなりに
お金はかかりました
また、練習すればするほど
弓毛の交換頻度や弦の交換頻度も
増えますので、心に留めておいたほうが
よろしいかと思います

投稿者:TOMO     投稿日時:2006/09/02 18:46  ---199.39.25

弦喜さん、rioさん、貴重な御意見頂きどうもありがとうございました。何ぶんヴァイオリンに関して全く知識がないので、すごく参考になりました。
買った後もそんなに手入れが必要というのも初耳でした。。
多分先生の方から指示もされるのでしょうが。

そうですね、やはり最初は冒険をしないで定番のところが安心ですね。

本当に色々詳しく教えていただきありがとうございました!

早く楽器を手に入れて親子で二人三脚、がんばっていきたいと思います。

Q:ビオラの弓
投稿者:AINIV     投稿日時:2006/09/02 11:11  ---.229.35

はじめまして。
さっそくですが、質問です。
今日、車にビオラの弓を乗せてたら、弓の木の部分が折れてしまいました。
毛の部分だけは無事ですから、折れてしまった木の部分だけ交換とかは無理でしょうか?
よろしくお願いします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/09/02 13:20  ---6.34.25

弓は折れ方、折れた箇所により、修理して以前とあまり変わらず使えるか、以前の腰の強さからほど遠い状態にしか復帰しないかが決まります。まずは弦楽器工房に持って行き、修理するか修理をあきらめるか判断すべきでしょう。

普通は、棹の部分(木の部分)の交換 =弓の買い換え を意味します。
フロッグが象牙などの高価なもので、どうしても再利用したい場合は、弓製作者に棹のオーダーは可能でしょうが、何十万円かします。
量産品の非常に安い弓で、出来合いのパーツを単に組み合わせたようなものの場合は、棹だけの交換の方が安くなる可能性はありますが、それはメーカーへ問い合わせないとわかりません。その場合はメーカーに送ると、いまのパーツと噛み合わせの相性のよいものが選ばれ、交換されて帰ってくるのだと思います。

弓の毛は消耗品であり、かつその弓にあわせて一番よい長さになるよう束ねられています。基本的には再利用はしないものであり、弦楽器工房に無理をいって再利用を頼んでも、新しく毛替えをする料金と大差ない、あるいは手間の分高くなる、という状況でしょう。

Q:Leandro Bisiachの楽器??
投稿者:美音     投稿日時:2006/08/31 22:09  ---135.196.84

初めまして。
私は、1896年にイタリアの工房でLeandro Bisiachが作った楽器を持っています。バイオリンの先生に選んでもらったもので、200万で買ったのですが、去年、メンテナンスをするために、買ったところとは違う楽器屋さんに行きました。すると、スタッフの方に『ラベルが正しければ500から1000万』はしますね、と言われたので両親と共にかなり驚いていました。

もし、この楽器が、本物だとしたら、やはり普通500〜1000万はするのでしょうか?するとすれば、200万まで値段が下がってたのは実際にラベルが違うのか、それとも状態が悪かったからなのでしょうか?

投稿者:かめ     投稿日時:2006/08/31 22:29  ---196.104.66

Bisiachは非常に贋作が多い製作者でもあるので、200万という
価格だとすると別の楽器にラベルだけ貼られたか、ラベルを
含めて贋作という可能性が高いかもしれません。

投稿者:美音     投稿日時:2006/09/01 22:10  ---135.196.216

かめ様、早速お答えいただいてありがとうございます。

やはり贋作の可能性が高いですよね。
そのスタッフの方が『ラベルが正しければ』と言われたのが、どうも頭に残っていて、ずっと疑問には思っていました。


できれば、何かBisiachの事でご存知のことがあれば、なんでも教えてください。

Q:左手人指し指の痛みがひどいんです!
投稿者:ゆうたん     投稿日時:2006/08/21 17:05  ---117.176.253

ヴァイオリンは、学生時代に数年間、習い、その後40年間は年に数回、弾く程度で、2年前から、アマ・オケに入り、毎日2時間、練習中。最近、左手の人指し指の付け根が痛くなり、ヴァイオリンの弦を押さえるのが苦痛です。使用している楽器は4/4ですが、ネックの太さが24ー33mmと少し太い感じがします。このような経験された方がおりましたら、その対処方法を教えて下さい。

投稿者:元     投稿日時:2006/08/21 22:12  ---102.81.87

ネックの太さより、もしかしたら左手のフォームや力の入れ具合で痛くなっている可能性があります。
練習を熱心にやって手を痛めている可能性も否定できません。
その時は休み休みやるしかないですね。腱鞘炎ならえらいことになってしまいます。
フォームといっても手の大きさなど個人差もありますが、私の経験(弟子などをみてきて)からすると親指をネックのしたにおいて他の四指と挟み込むように持つ人に痛みが襲ってくるパターンが多いようです。力の入れすぎとか・・・。
親指の位置は意外に左手には重要ですが、押さえない指なので軽視されていることが多いです。
なにか疑問などありましたらまたどうぞ。

投稿者:ゆうたん     投稿日時:2006/08/22 10:30  ---117.176.253

元さま、
早速、暖かいアドヴァイスいただき、ありがとうございます。

今は特に、先生にはついておりませんが、アマ・オケの2ndパート
指導員に分奏指導は受けています。指摘はされませんが、どうも左手の肘の入り方が浅いみたいで、ネックを親指と人指し指で支え、1stポジションのG,D線1、を押さえる際に、人指し指の付け根部分がネックの右側面に強く当たるようです。

元様のお話しにありましたが、親指がネックの裏側に来るなんて考えられないです。私の場合、やはり、左肘の入りが浅いのが一番の欠点かも知れません。それから、ネック(指板)幅の狭い楽器(22ー31mm)に変更した方がいいのではと思っています。

10月のオケ発表会が近付いてくるので、あせってきます。10分毎に指を休めて、揉むようにしてますが、左人指し指は現在のところ、90度くらいしか曲がらなくなっています。(右指は180度曲がる)若い頃からの夢が、ようやく実現しつつあるだけに、何とか克服したいと願っています。

投稿者:杏     投稿日時:2006/08/22 22:52  ---145.127.88

痛むときには、痛くなくなるまで休ませるのが基本です。痛むときに揉んでしまうと、余計炎症が酷くなります。痛いときはそっと、使わないのが一番です。(痛くはないけど強張っている場合、お湯につけてストレッチする、などは良いかもしれませんが、何もしなくて痛い場合はそっとしておくのがいいです。マッサージは練習前の準備運動として取り入れる方が安全です。)

 曲がらないのが痛くて曲げたくないならまだいいですが(良くないけど!)、痛いのを我慢しても曲がらない、まで行っていると、後遺症が残って、ずーっと曲がらなくなりますよ!!指はデリケートなものです。一度駄目にしてしまうと、元には戻りません。残念ですが、、年取ると、子供のような回復力はなくなってしまいます。
 来年も、再来年も、オケの演奏会はあります。今、無理して未来を駄目にされませんように。

 肘の入りが甘くても、普通に支えていれば、人差し指が当たった時に楽器が逃げるはずです。だから、自然に肘をいれよう、という方へ意識が向くのですが。また、あごだけでいくらがんばっても、手の動きの方が力があるので、やはり楽器が動いてしまいます。
 人差し指の付け根が痛むくらい楽器に押しつけることが出来るのは、親指だけです。肘の位置が悪いのは、もちろん原因のひとつでしょうけれど、まずは親指で押さえつけずに指を置くにはどうしたらいいか、に意識を持ってはどうでしょうか。そこを改善しなければ、いくら棹を細くしても、細い状態で押さえつけるだけ、です(棹が太いと、指が開き難いのですが、棹を親指で押さえる癖は棹が細い方が強く出ます。私はヴィオラ弾くときには親指は支えにしませんが、ヴァイオリンは棹が細いので握りやすいらしく、ついつい握り締めてあちこち赤くなってしまいます)

 アマオケの分奏指導の先生は、フォームも含めて、基本についてはおっしゃらないのが普通です。できれば、個人レッスンについて、基本から見直されたほうがいいですよ。その方が、長くたくさん楽しめると思います。
 

投稿者:ハッチ     投稿日時:2006/08/23 09:07  ---6.71.106

こんにちは!ゆうたんさん。
私も過去にゆうたんさんと同じ経験をしました。原因は、駒が高く、弦を押さえるときに力が入り(特にハイポジションで)、筋を痛めたことによるものでした。駒を適切な高さにして練習を再開しましたが、やはり痛みは三週間程続きました。
ゆうたんさんも、私のように駒の高さに問題があるわけではないかもしれませんが、おそらく筋を痛めてるのだと思います。
まずは医者に行って炎症止めをもらってください。それから演奏するときに余分な力が入っていないか考えるといいと思います。
私の場合は、指だけではなく肩もカチカチになってしまうようなので、練習する前や休憩時間に、肩や腕を軽く回して体操しています。
早く治って練習に集中できるといいですね!

投稿者:ゆうたん     投稿日時:2006/08/23 14:00  ---117.176.253

杏さま、
夜おそく、お疲れのところ、メールいただき、恐縮です。
痛む時は、痛みが無くなるまで練習を止めて、指を休ませるのが基本とのこと、おっしゃる通りですね、私はプロではなく、趣味でやっておりますから・・思い切って、10月の発表会は断念して、指の回復に専念したいと思います。そして、左手の使い方について、勉強しておきます。

ハッチさま、
同じ指痛を経験された貴重な体験をいただき、ありがとうございました。ヴァイオリンの駒の高さも何らかの影響があるとのこと、現在、指に一寸、力を入れてだけで、鈍痛を感じますので、きちんとした病院で診てもらおうと思っています。60才過ぎてからの夢の実現にはきびしいものがありますね・・

元さま、杏さま、ハッチさま、それぞれお忙しいところ、道楽者のゆうたんへ、暖かいアドヴァイス、ご示唆をいただき、ほんとうにありがとうございました。半年後にはカムバックするつもりでがんばってみます・・

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/08/23 22:25  ---6.35.49

楽器の側から左手の負担軽減のことを考えてみました。以下、ジャストアイデアを列挙します。何かご参考にでもなれば...
・指板の削り方が適正(ほんの少し逆アーチになるよう削られている)で、駒の高さが適正あるいは若干低め、また指板上の上ナットも高すぎず、結果として指板と弦の距離が適正あるいはテンション軽減のため少し短めになっていること。
また、下記の情報などを参考に、弦も張力の弱い目の弦を選ぶのも左手には優しい?
http://www.sasakivn.com/werkstatt/report/saitenschpan.htm
・指板が下がると上記指板と弦の距離が広くなるので、必要があればネック上げをする。
・今の指の状態からすると、指板はE線側がG線側より下がっている方が望ましい。くれぐれもその逆にならないこと。
・指板の表面のE線側、G線側両エッジが角ばらず、指の付け根に線ではなく面で当たる事。また上ナットの角も削って手にやさしく当たるよう少し丸めること。角ばっていると人差し指の付け根が痛くなりやすい。
・自分に合う顎当てと肩当てを吟味して、しっかりとしかし柔らかく楽器をきちんと顎と肩で支えられる状態を作り、親指と人差し指の付け根で楽器を支える状況から脱却すること。(楽器を顎と肩で強く保持することは一般にはあまりすすめられないが、今回のようなケースではそれにより左の手の負担を自由にするのも必要かも..)
・肩当ての選び方、付け方、加えて身体の正面に対して楽器の角度を左にどれだけ振るか、を再度検討し、楽器の表面が地面に対し水平ではなく例えば30度程度傾いたような状態を作り、結果肘をあまり入れなくても楽に押さえられる演奏状態を作る。
・24ー33mmというのが、もし上ナットの部分とネックのボディー側端でのそれぞれ真上から見た指板の幅であるなら、確かに普通の楽器より1〜2mm太めなので、指板の幅とネックの厚み・形状が標準的になるように削ってもらうと、もう少し楽に弾ける可能性はあり。

以上のようなことは、信頼できる弦楽器工房を見つけ、相談してみてください。

なお、無理のない左手のフォームの研究、左指の押さえた後の脱力、練習前のウォーミングアップと最後のクールダウンのやり方などは、演奏の専門家に相談されることをおすすめします。

投稿者:杏     投稿日時:2006/08/23 23:04  ---145.127.88

私もよく怪我をする方です。肘のビブラート習ったときにも肘の腱2本ほど切りましたし、今も、2−4で重音取ろうとして変に腕をねじったおかげで、お鍋持てません(変なフォームにして痛めたので、ちゃんと楽器を弾く分にはまったく影響ありませんが、、)いつもなら届く範囲なのに、ちょっと体がねじれてたら、もう対応できないんですよね。

 若い頃のように、明らかに無理して怪我する、のではなくて、何気なくひょいと動いて、おおごと!になってしまいます。おまけに治りも遅いし、、(今、40半ば、ですが、、)
 でも、、フォームや姿勢は40過ぎてから直して、ちゃんと?でもないけど、まあ、普通の状態になってきました。大学に入ってから始めたので、若い頃はフォームも悪かったし、かなり無理な状態で弾いていたんですが、今はずっと楽に、若い頃できなかったことも出来るようになりました。もっと年配の方でも補正できるそうで、何ごとも遅いっていうことはないんだと思います。

 いい機会ですので、楽器の持ち方や姿勢も見直しては如何でしょうか。背中から、とか横から写真とって見て、楽譜の位置や高さ、椅子の座り方などもチェックしてみては?無意識に体をねじっていると、あちこちに余計な力が入って怪我の元になります。
 また、練習前に肩を回したり、肩こり対策のストレッチするだけで、楽に、上手に弾けるという人は多いです。

 一生懸命、楽譜を追いかけて、たくさん弾くことだけが上達への道ではないです。左手が使えなくても、いろんな練習ができるし、手の痛みさえ取れてくれば、10月の演奏会も完全に諦めてしまう必要もないかもしれませんよ。

投稿者:ゆうたん     投稿日時:2006/08/24 23:42  ---117.176.253

弦喜さま、

大変、楽器にお詳しいのにびっくりしました。そして、理にかなったお話し、分かり易くご説明いただき、ありがとうございました。まず、第一に、指の養生してから、楽器の調整を考えてゆきたいと思っています。

杏さま、

やはり、上達のために、かなり苦労されたんですね・・ゆうたんはもう、60代に入りました。今回のことで、あまり無理はしない方がいい、って、自分でも気がつきました。でも、バイオリンに対する情熱は変わりません。いろいろなアドヴァイス、いただきありがとうございました。ゆっくり、音楽を楽しみます・・

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/08/25 01:18  ---6.34.142

・オーケストラに参加することの効用は、自分が演奏して楽しむたり技術を高めたりすることのほかに、
− 同じ趣味の人が集う場所であり、仲間がそこにいる。
− 指導者(指揮者やトレーナー)から、音楽のいろいろな事について学べる。
− 他の人の弾き方、音、メロディーの作り方などを聴いて、また見て、良い点/悪い点を学べる。
− アンサンブルの中で、曲の組み立てを理解するとともに、自分のパートの曲の中での役割がわかる。また他のパートが何をやっているか知り、毎回新たな発見がある。
などがあげられます。もしも曲の演奏をしばらくお休みする場合もオケを完全に休むのではなく、定期的の上記のようなことができる場として、スコアなどを片手に弾かずに参加するのも、アマオケでの演奏を長期的な趣味として考えた場合には大切であり、また楽しみに思えるのではないでしょうか。
(医者に行った結果、運良く左手の状態が思ったよりも良い場合は、全曲は無理としても一番負担にならない曲だけのる、という選択肢も残っているかもしれません。)

・また、自分の家での演奏という点では、左手の人差し指が使えない/指の根元でネックを支えると負担になる場合でも、
− 右手の練習はできます。じっくりと右手の弓使いを鍛えるよい機会と考えてはどうでしょう。
− 逆に人差し指の付け根を付けずに楽器を持つ事を覚えるチャンスです。人差し指は自然に伸ばしたまま、肩と顎でしっかりと楽器をホールドし、親指でネックを支える感覚をマスターしてはどうでしょう。1の指を使わないのは若干苦痛かもしれませんが、その状態で、2.3.4の指を使って、音階の一部を弾いたり、ゆったりとしたきれいなヴィブラートのかけかたを研究するなど、曲が弾きにくい分、きれいでよい音を自然なフォームで弾くことを心掛けて、基礎固めのよい機会と考えるのもまた楽しいことではないでしょうか。発想の転換で、逆境をチャンスにしてはどうですか。

・もちろん、上手な人の演奏の映像を見たり、CDを聴いたりするのも、弾けない時にこそすべき勉強の一つです。(例えば忙しい会社勤めをしていると週に1日くらいしか弾けない状況となりますが、耳や目や頭を使った勉強は通勤の電車の中でもできるものです。)

勝手なことを書きましたが、一言でいうと「前向きに音楽を楽しみましょう。」ということです。

投稿者:ゆうたん     投稿日時:2006/08/26 18:33  ---117.176.253

弦喜さま、

またまた、弦喜さまから、励ましのお話しいただき、ゆうたんは元気が出てきました。
毎日、練習をしないといけないんだ、と罪悪感にとらわれていましたが・・まだ、お医者さんには行ってませんが、3日ほど休んだためか、指は少し、痛みがとれて、何となく楽になった感じがします・・
そうですね、これで音楽と縁切りになる訳ではないですから、お話しいただいたようなことは、出来るだけ、やってみようと思います。本当に、暖かいアドヴァイス、ありがとうございました。

投稿者:通りすがり     投稿日時:2006/08/28 20:35  ---101.227.37

針治療等で克服された方の経験談などはありませんか?

投稿者:杏     投稿日時:2006/08/30 22:44  ---145.127.88

肩こりからフォームを崩して無理がかかっている場合には、肩こり治療としての鍼灸は効果ありました。別件で鍼灸治療に通っていたんですが、治療後は格段に弾き易く、もともと弱くて無理が出る左親指や、肘、手首の痛みは取れました。姿勢もフォームも自然にきれいに収まります。肩が凝ったら、元に戻りますけど

ですが、、腱鞘炎で、ばね指になってしまうと、鍼灸では無理だそうです。鞘の中を腱が通るときに、擦れて腫れている、最初の段階だと、血行を良くする、筋肉の緊張を和らげて鞘に無理がかからなくする、などの効果があるそうです。けれど、擦れ傷からケロイド状になってしまうと、鍼灸ではケロイドを元に戻すためにはとても時間がかかり、実用的ではないそうです。お話を伺った先生は鍼灸師さんの指導を長年している方ですが、どうしても、と頼まれてやってはみたけれど、手術した方がよっぽど早くて痛みもなくて楽だろう、とのことでした。いちお、治ったそうですが、1年かかったとか。(指は敏感なので、鍼は痛いんだそーです)

Q:ガット弦(Kaplan Golden SpiralとSoloバージョン)について
投稿者:シェラ     投稿日時:2006/08/25 20:38  ---13.5.91

こんにちは
 いつも皆様のためになるお話を参考にさせていただいております。

 ガット弦の音が好きなのですが、何分オリーヴはかなり高価で、オイドクサは私のヴァイオリンでは音が柔らかくなりすぎました。
 そこで、オリーヴよりより安価でオイドクサより音が強そうなダダリオ社の、Kaplan Golden SpiralとそのSoloバージョンのガット弦はどうかと思ったのですが、A線以外のDADGにこの弦を使っている人が周りにおらず、ネット上でも使用者の方の音についてのコメントもほとんど聞きません
 また、A線はよく売られていますが、その他の弦をあまり見かけないのは、何か難点があるのでしょうか?

 弦に関してはヴァイオリンに合う合わないや音の好みの違いなど一概には言えないと思いますが、オリーヴと比較してどのような感じなのか、音や弾いた時の手応えなど、ご使用になられた方のお話をお伺いできれば、ありがたいです。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 
 
 
 
 

投稿者:シェラ     投稿日時:2006/08/25 20:42  ---13.5.91

申し訳ありません。
上記の記述、一部訂正いたします。

よく売られているのは、A線ではなく、E線でした。
E線以外のADG線に関して、Kaplan Golden SpiralとそのSoloバージョンであるKaplan Golden Spiral Soloのご感想をお伺いできますと、嬉しいです。

投稿者:Pajeot     投稿日時:2006/08/26 01:22  ---73.207.42

シェラ様 今日は。
Golden Spieral Solo は 素晴らしい弦だと思いますが(個人的には、A、D SilberはOlivよりも良いと思います)当たり外れがOlivよりもありますので、気をつけてください。Gは Olivが宜しいでしょう。では

投稿者:シェラ     投稿日時:2006/08/26 23:45  ---13.5.103

Pajeot様
 弦の情報をお教えいただき、ありがとうございます。
 A,DはOliveよりも良いと思われるとのこと、是非ためしてみようと思いました。
 
 当たりはずれが大きいというのは、音がでしょうか、それとも、弦としての強度でしょうか? 
 また、寿命という点では、Oliveと比べていかがでしょうか?
 質問ばかりですいませんが、お答えいただければ幸いです。
 
 

投稿者:シェラ     投稿日時:2006/08/29 22:21  ---13.5.215

 こんにちは。
 この弦を扱っていらっしゃる何軒かのお店で伺ったところ、
音はオリーヴより少し明るめで、よく響く良い弦とのことでした。以前は、この弦の音にかなり惚れ込む人もけっこういらっしゃた、とのこと。
 ただ、Pajeot様が当たり外れがあるとおっしゃていたように、季節によってあまりにも弦の質に問題がある頻度が高く、実用的ではないため、日本ではあまり扱いがないとのことでした。(夏期に作られた弦のときには、使えるものが20本に一本くらいのこともあるとか……)
 この価格と音で、オリーヴと同じくらい安定した品質で作ってくれればもっと使用者も増えるだろうに……とのことでした。

 私もこの弦に関しては、今回は見送ろうかと思います。
 冬場に一度は試してみようかとも思いますが、もしそれでものすごく気に入ってしまった場合、使える一本を求めて20本買うのはさすがにちょっと……と考えてしまった次第です。
 ガットが芯にある弦を安定した品質で作るというのは大変なことなのですね……勉強になりました。

 お答えくださったPajeot様、ありがとうございます。
 
 

投稿者:Pajeot     投稿日時:2006/08/30 04:58  ---73.252.140

今日は。
私はガット弦の寿命は巻線がほつれるか、切れるまでは大丈夫だと考えております。Golden Spiralはかの有名なZino Francescatti氏もつかっていましたし、H.Szyeringも使っていたこともある弦です。この弦の欠点は巻線がゆるく巻いているらしく、ゆるすぎるのか新しいのに雑音が出ることがしばしばです。日本は湿気があるときはありすぎますので、問題があるでしょう。欧州ではそういう問題は余りありません。では