弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:弦について
投稿者:K' 投稿日時:2007/01/10 12:46 ---138.18.59
初めて書き込みします。
よろしくお願いします。
今回、疑問に思うことがあり、皆さんの意見を聞きたく存じます。
バイオリンの弦についてなのですが、
いろいろな弦があるかと思います。
弦によっていろいろな音の雰囲気が出せるということも
伺っています。
ですが、雰囲気ばかりでは、よくわかりません。
もし、弦のテンション(巻き回数、長さは一定での張りの強度)
がどのくらいかわかるとありがたいのですが、
そのような観点でもし、調べた方がいらっしゃったら、
どのような差があるのか教えて頂きたく存じます。
よろしくお願いします。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/01/11 00:37 ---6.34.82
何度も出てきていますが、
ttp://www.sasakivn.com/werkstatt/report/saitenschpan.htm
Q:あごあてについて
投稿者:びわ 投稿日時:2007/01/10 22:53 ---77.188.19
今日は質問というか、いろいろなご意見を伺いたくて、書き込みいたしました。
子供がフルサイズになってから、フォームの調整につとめてきましたが、どうも首、肩あたりの違和感が抜けず、それが弾き方の不自然さの原因になっているようです。
もちろん、先生ともご相談の上、いろいろ試行錯誤しているのですが、 今回皆様にお伺いしたいのは、フレッシュ型のあごあてについてです。
フレッシュ型のあごあてが合う人、弾き方、気をつけないといけない点などがありましたら、ご教授いただけますでしょうか。
また、フレッシュ型というのは、基本の持ち方からは、外れてしまうのでしょうか?
投稿者:Vn1 投稿日時:2007/01/10 23:39 ---22.170.226
鼻筋から顎にかけての軸と言うか直線がヴァイオリン本体のテールピースの中心に一致する様な構え方には、確かにフレッシュ型が向いていると思います。
他のガルネリ(Hill)型でテールピースをまたぐタイプを付けていても実質、広い部分ではなくてテールピースの辺りではさんでいる人も多く見受けられます。
しかし、フォームに於いて顔を正面に向けて左斜め45度で楽器を構える分にはフレッシュ型は少々きついのではないでしょうか?
顔自体も楽器と同一線上に持っていく冒頭に述べた感じにはフレッシュ型は合っていると思います。
ただ、楽器をはさむというのは「力」で思いっきり顎と肩にはさむ(固定してしまう)のではありませんし(要領が分かってくると実はそんなに力は加えていないし、むしろ軽く肩に乗せているといった方が当てはまるかも)、弾いてる最中でも顔の向きを変えたり(あえて側耳立てるようなことをしたり、左手のポジションの位置やヴィブラートによっても)することは多々ありますので、そういったことを考えるとむしろ幅広い面積?のガルネリ型のほうがオールマイティでいいかも知れません。
投稿者:びわ 投稿日時:2007/01/11 00:25 ---77.188.19
Vn 1さま
早速のご回答、ありがとうございます。
ご指摘のとおり、完全に同一線上ではありませんが、顔自体が楽器と同じ方向に向いています。 それで、肩にバイオリンを乗せる意識で自然に構えようと思う場合に、現在のあごあて(ガルネリ型)の形と自分のあごの載せ方がうまくあわないようなのです。
その姿勢とフレッシュ型が合っていると伺って安心いたしました。早速、試して見たいと思います。その際は、肩当の高さなどもまたアジャストが必要なのかもしれませんね。
いったんあごあてを変えてみて、また何年後かに、それで不都合が感じられる場合は、もう一度、どんな構え、弾き方をしているかを見直して、あごあてなどもそれに最適なものを選んでいくようにすればいいのかな、と感じました。
Q:オブリガートの弦とオリーブの弦
投稿者:どっち? 投稿日時:2007/01/01 21:49 ---20.163.115
オールドイタリアンの楽器を弾いています。
ずっとオリーブを使っていたのですが、ちょっと音が小さいかな?と感じ始めてオブリガートに変えてみました。
音は大きくなったけど、一般的には聴衆にどう聞こえているでしょう?
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/01/04 01:46 ---6.34.91
どっち?さんが、どのような演奏レベルなのか、楽器の最弱音から最強音まで鳴らしきれるのか、ガット弦と人工弦のそれぞれの長所を活かす奏法を使い分けられるのか、またその楽器と弦の相性がどうなのか、どのような場所での演奏を意図しているのか、などがわからないので、回答不能、というところでしょうか。
どちらも、一流のソリスト達がフルオケバックの演奏会で使っている弦です。
切実な問題として知りたいなら、実際に大きなホールを短時間でも借りて、信頼できる耳を持った人に後部座席に座ってもらい、その2種類の弦を使って、交互に同じ曲を何度か弾いて、差を聴いてもらうことをおすすめします。
投稿者:GS 投稿日時:2007/01/09 22:51 ---28.200.89
<音は大きくなったけど、一般的には聴衆にどう聞こえているで<しょう?
正直な話音色に関しては聞いている側は
ほとんど変わらないと思います。
本人だけが分かる程度だと思います。
詳しいことは弦喜さんが言っておられますが、
どちらが御自分の好みかで選べば凡そ、よろしいかと思います。
Q:オリーブ弦の寿命って?
投稿者:P 投稿日時:2007/01/09 21:34 ---223.84.156
ガット弦オリーブは以外とすぐにへたってしまうような
気がするのですが、皆さんはどのくらいで交換していますか?
私はだいたい1.5〜2ヶ月に1度です。
投稿者:GS 投稿日時:2007/01/09 22:42 ---28.200.89
私の場合大体10月〜6月くらいです。
ゲージは標準でAだけは緩め
まるまる9ヶ月ですかね。結構長いほうだと思います。
でも一番いい音がでるのは2月です。
7月からの3ヶ月間はヴィヴァーチェです。
流石に夏は難しいですよね。
Q:鑑定
投稿者:ちゃこ 投稿日時:2007/01/01 01:45 ---41.50.11
あけましておめでとうございます♪はじめまして。いつも勉強させていただいております。
気になるバイオリンがございまして鑑定を依頼したいと思っておりますが(そこの店は貸し出ししてくてるかな?)もしかしたら信頼のおける店じゃないかも?と言われた事があります。
セバスチャンクロッツなのですが偽者だったら嫌なので(高価な物だけに)。。。。鑑定って 気軽に購入もしない他のショップが引き受けてくれるものでしょうか?
何処のショップに行けばいいのかも分かりません。
ちなみに そのセバスチャンクロッツはいい音色で形が一目ぼれ♪ ノーラベルだったのですが その店の方は本物だと言われてました。
素人なので騙されないかと心配です! こうゆう場合 どうすればいいのでしょうご教授お願いいたします。
P。Sこの楽器を愛せば真贋なんて関係ないと言う価格ではないので(私にとって)真作をと考えたいです!
投稿者:Vn1 投稿日時:2007/01/02 19:23 ---22.170.226
まず、最初にご自身がぱっと見て一目ぼれするほど気に入った楽器で、かつ予算との折り合いがつけば買い求められるのがいいかと思いますが・・・
(仰せのセバスチャンクロッツについてはあまり存じないので)
楽器とは人生における大切な出会いだと思います。
仮に素敵な異性が現れて、気に入ったのだけれどその人の素性や付随的なものをきちんと調べた上で納得しなければ晴れてお付き合いやゴールインはしないのですか?確かにそういった確実な出会いもあるでしょう。が、もたもたしている間に他の人に持っていかれちゃいますよ!
特にヴァイオリン等はそれこそ最良のパートナーを探している輩がごまんといますので早い者勝ちです。(私の拙い経験からも)
さて、ご質問のようにあれもこれもと欲張る気持ちは分かりますが(失礼)、プロでもまたはソリストと言われる様な人でも妥協点を見つけながら自分に合う楽器を求めているのです。
真贋が定かでなく(定義が難しい)、鑑定(書)もなしで、楽器自体に納得され十分土地付きの家が軽く一軒建つくらい高価な楽器を買われる方もおられます。勿論、一見さんではなく長年の楽器店との信頼関係等があってのことです。でないと大枚はたいてまで買う人はいませんよ。
他で鑑定を依頼したいので貸し出しを希望する・・・高価なので絶対に偽者ではいけない・・・騙されたくない・・・等々お気持ちはわかりますが、そこまで完璧を求めるのであれば英国のヒル商会にでも行かれて世界的オーソリティの鑑定書付き「ストラド」か「デル・ジェス」これらに届かなければ(どうしてもネームが欲しければ)彼らの二世のものや、または「JBガダニーニ」「アマティ」「ロッカ」「プレッセンダ」「ゴフリラー」など。更に予算を落としてクレモナ派やミラノ派のモダン楽器等(1000万〜2000万位)をお求めになられれば一応はまず安心です。
投稿者:元 投稿日時:2007/01/02 20:28 ---102.81.220
ちゃこ様はじめまして。
久しぶりに掲示板にかきこみます。
言い方が失礼だったら先に謝っておきます。
楽器は自分の一目ぼれだけで買うべきではないと思っています。
そのセバスチャンクロッツが本物だろうと偽物だろうと自分だけで判断せず、信頼できる先生やプロの方に演奏してもらったり、自分で弾いているのを聴いてもらったりして、値段を教えてその値段が妥当かどうか、判断すべき(してもらう)でしょう。
アマチュアの人が、プロの楽器屋さんと駆け引きしても
無駄な闘いです。
そのお金を出してその楽器が欲しいかどうか判断する方法として、他の楽器屋さんにも行って同じ値段位の楽器を何本も試奏すべきです。
本物か偽物かは、さらに良い楽器に買いかえる予定の人は、大切ですが・・・。
そんなに重要なことでもありません。お金と音がつり合いがとれているかが重要だと思うからです。
記憶が曖昧ですが、その楽器はたぶんドイツの作家だと思いますが、何百万もする作家ではありません。楽器の市場の価値は、偽物も含めて20〜150万円位じゃないでしょうか?
ドイツ製の工場製品も含めた粗悪な偽物も多く出ています。
クロッツがドイツの有名な作家だからでしょうか?
投稿者:鈴木 珍事 投稿日時:2007/01/02 21:49 ---13.42.231
まず、Vnを買うことは 人生における大切な出会い とは思いません。 あまりにもロマンチックに擬人化した言葉です。こんな思いに浸っていると 詐欺に合いますよ。合理的な見極めが肝心です。
Sebastian Klotz は二人 いたようです。1725-1765 と1792-1823。
私の資料では前者は12000ドルから40000ドルのオークション価格が付いており、Klotz familyでは最も優れたひとのようです。後者は4500ドルのオークション価格がついてました。どちらの作品か分かりますか?真性 S Klotz(1) ならラベルが付いているはずです。わからないならやめといたほうがよいでしょう。Klotz Family には特に現代にまで通ずる名工として名高いひとはいなかったようです。
この年代のジャーマンだと スタイナーモデル(2流品)の可能性があります。よく ふくらみやf字孔を見てください。
一目惚れするとき 売り手の話術と 思いこみ 幻想 が含まれています。姿も ただの古ぼけた板なのではありませんか?
自宅で弾いてみる、ホールで弾いてみる、師の前で弾いてみる、師に弾いてもらう、晴れの日と雨の日に弾いてみる、Klotzについて調べてみる、値段が妥当か調べる、他のVnをたくさん弾いてみる ことをお薦めします。
投稿者:サムソン 投稿日時:2007/01/02 21:55 ---52.20.52
チャコさんのお気持ちはよく分かります。
いくら気に入った楽器でも、年には念を入れたいと思うのは当然だと思います。
日本での市場価値は元さんの言われるあたりが妥当なところではないかと思います。
多くの楽器屋さんでは、試奏のために1週間くらいは楽器を貸してくれるはずですから、じっくりと納得のいくまで試奏をされると良いと思います。
そして出来るだけ多くの人の意見を求めるべきでしょう。
当初気にならなかった問題点に気づいたり、あるいは何らかの問題点を他人に指摘してもらうことは大事なことです。
一度その楽器を気に入ってしまうと、客観的な見方をするのは難しいですから、他人の意見は重要だと思います。
チャコさん自身が真贋等を気にされている以上、その心配を持ちながら楽器を購入されては、後々まで不安が残ります。
100パーセントは無理だとしても、99パーセント間違いないという気持ちで購入されるべきだと思います。
日本には権威ある鑑定人はいませんが、経験豊かな楽器店、工房ならある程度の意見は言ってくれるでしょう。チャコさんの検討されている楽器店も、おそらく経験豊かな方だとは思いますが、セカンドオピニヨン、サードオピニヨンは大事です。
セカンドオピニヨンを求める場所はあるか?というのがチャコさんの主要な質問だと思いますが、ことの性質上、またこの掲示板の性質上、あるとも、ないとも私は答えられません。
ちゃこさん自身で、トライしてみてください。
恋愛は一目惚れでも良いですが、結婚となるとそうはいかないというのが私の持論です。良い出会いであることを祈ります。
投稿者:チャコ 投稿日時:2007/01/02 23:20 ---41.50.11
みなさんコメントありがとうございました。
色々と参考になりました!人目ぼれはやはり危険ですよね。
もっと見極める力と演奏力が欲しいところです。
一人で決めるのも難しいので 力(?)のある人のお世話になりたいです。
20万〜30万なら コピーでもレプリカでもいいのですが 市場では聞くところによると350万くらいするそうです。
>鈴木さん
Sebastian Klotz は二人いたのですね。知りませんでした。ラベルがなかったので S Klotz ではないかもしれません。
もっともっと勉強して長い目で良き伴侶を見つけたいと思います!
ありがとうございました。
弦楽器店も初売り バーゲンやってくれないかな(笑)
投稿者:Vn1 投稿日時:2007/01/03 00:49 ---22.170.226
セバスチャンクロッツの市場価格は独楽器として妥当な線です。
ならば、おそらくご質問者さんにとって(文面から)、
気になる楽器がある=高額な出費には違いない=人生(注:プロ・アマ・コレクターを問わずその人の人生の中で音楽のしかもヴァイオリンに関わることという狭義的意味合い)に於いては確かに大切な買い物=それには出会い巡り合いといったものが確かにある=出来る限り失敗はしたくない(真正が欲しい)という図式が成り立ちます。(擬人化?良き結婚とか伴侶とか、それこそ過去数え切れない人が言ってますがね・笑)
廉価や掘り出し物の中にはまず、本物はないと考えましょう。
高価で偽物を掴まされる場合もありますが、居を構える楽器店の場合は存続の危機にも関わるので真っ赤な偽物はまず無くて、微妙な感じで真贋を問われる様な物が多いかと(コンポジット等)
一目ぼれとは、プロ、アマ問わず様々な楽器遍歴を繰り返してきた中でその人なりに直感的にピンとくるものがある筈。音然り、外見然り、ネーム然り・・・それなら財布とも相談して少々無理をしてでも欲求(所有欲)とロマンを満足させる為にご購入されては?と申し上げたまでです。
ヴァイオリンのあの形や色合い、そして音色を聴くと心の中で楽器に対するイメージや限りないロマンといったものが広がり始めるのでは?事実、私はそうです。
ご質問者さんの場合、合理的・客観的な見きわめが自身や他に頼ろうとも出来ないから(貸し出しや他店での鑑定等も)このスレッドを頼ってきてるのでは?
ですので繰り返しますが、その楽器が気に入ってるならあれこれ躊躇している間に売れてしまいます。後悔先に立たずです!それならば買ってしまうことです。ストラドやデルジェスを買うわけではありませんからね。失礼ながら件の楽器の価格帯はこのご時世でも後は何とかなるかと。買ってみて始めてオーナーとして(実感が湧き)分かることもあるのです。そういった意味で机上の論理(理屈)はこの際無用です。
最後にいちいち他の回答者のスレに対して正月早々おせち料理?でもあるまいし重箱の隅をつつくのは如何かと・・・笑
それと特定の回答者の言葉を引用かつ否定し、それにより詐欺に合う云々・・とか仰せられるのは甚だ大変失礼に思います。
私のスレも含め、管理者様のご判断にお任せ致します。
投稿者:鈴木珍事 投稿日時:2007/01/03 09:11 ---13.42.231
私自身 ムードで買い物して 詐欺にあったので (複数回)
申し上げているのです。
350万もの買い物ですよ、 できるだけ冷静に、情報を仕入れて 買い物されてください。
偽物を売る場合、妥当な価格 (たとえば S.Klotzが350万)だと 非常に本物らしく見え、100万だと こりゃ偽物らしいや となります。私が悪者の売り手だったら 350を付けますね。ほんとは380で売りたいのだが350でなんとか勉強します てな具合です。
楽器購入を恋愛結婚のように言うのは 購入者に対し得策ではありませんし、なんのためにもなりません。
重ねて申しますがラベルがないのは S.Klotz(I)ではないと言っているようなものだと私は判断します。
投稿者:yama 投稿日時:2007/01/03 19:22 ---147.225.101
私も基本的には鈴木んの意見と同見解です。やはり(難しいかもしれませんが)理想論かもしれませんが、たとえ、お客さんが素人だとしても楽器屋さんが誠実に本物、贋物、価格を親切に提示することが理想だと思います。しかしながら、人間というものは性悪説に基ずくいているように思われることが多いような気がします。だから、消費者の方が賢く勉強しなければならないのではないでしょうか?広く情報交換が行われることでこの業界の健全化が少しは進むような気がします。贋物をつかまされたり、大金を浪費した等の話はもう聞きたくありません。生意気なこと書いてすみません。
Q:ヴァイオリン生産について・・・!
投稿者:愛 投稿日時:2006/12/26 13:50 ---117.176.253
今私はヴァイオリンについて色々調べています。
調べていくなかで、"ヴァイオリン生産第一位 中国"ということを知りました。そして、生産国や生産量をもっと知りたいのです。第二位はイタリアでしょうか?ドイツでしょうか?
出来れば詳しい生産の割合等知りたいのですが、分かる方お願いします(_ _(--(_ _(--;
もしそういう資料があるHPなどあれば教えていただきたいです。ヴァイオリンに限らず、弦楽器としてでも結構です。
投稿者:もくもく 投稿日時:2006/12/27 12:45 ---159.209.140
どなたもコメントされないようなので、私の認識を書かせて頂きます。
恐らく、ヴァイオリンの生産数については楽器関係のリサーチを行う
企業が調査しレポートを販売しているとは思いますが、具体的なデー
タは入手困難と思います。
その理由はヴァイオリンはいわゆる大規模生産をしているのはすでに
中国くらいになってしまい、他の国には中小の工房レベル(最大でも
数十人以下)しかないからです。このような場合、生産量の把握は困
難です。中国以外ではイタリア、ドイツ、ルーマニア、チェコ、日本
などである程度生産していますが、生産量では中国が圧倒的に多いと
思います。
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/12/28 00:24 ---6.35.171
以前は、楽器商報、ミュージックトレードのどちらかの業界月刊誌に、通産省の輸出入統計データが載っていたのを記憶しています。国内の楽器で中国製がどのくらいの割合かはそこである程度はわかっていました。
(個人的にその世界から離れたため、最近はそれらの月刊誌を見る機会がなくなったので、今の状況はわかりませんが,後者はまだ発刊されているように思いますので、確認された上で有用な情報が掲載されているようでしたら、購読されてはいかがでしょうか。
また、毎年年明けにある米国のNAMMショーなどに行くと、統計データが冊子として販売されているように思います。ネットでそれが購入できるかどうかは知りません。
国内で言えば、多分通産省にデータがあるので、某かの方法でデータ入手を試みられてはいかがでしょう。
投稿者:fiddlin' economist 投稿日時:2006/12/28 07:47 ---44.54.3
日本の輸入に関しては通関統計があてになると思います。
財務省の貿易統計で「弓でひく楽器」ということで
データがとれます。
http://www.customs.go.jp/toukei/srch/index.htm?M=01&P=1,2,,,2,2000,2006,0,0,0,1,920210000,,,,,,,,,,1,105,,,,,20
これによると、中国からの輸入額は2005年で2.6億円、
単価9,500円っていうところですね。
投稿者:もくもく 投稿日時:2006/12/30 11:32 ---159.209.140
通関統計は良いですね。
http://www.customs.go.jp/tariff/2005_4/data2005_4/92.htm
920210000 弓で弾くもの
この中には二胡やチェロも含まれると思われます。
だいたい予想通りの輸入単価です。イギリスが多いのはオークション
経由でしょうか。
中国約1万円・チェコ、ルーマニア約5万円、ドイツ約10万円、
フランス約20万円、イタリア約80万円、イギリス約30万円。
2005年度合計(弓で弾くもの)輸入
全体 35459個 1994017000円 平均56234円
中国 24599個 289848000円 平均11783円
ドイツ 5600個 566679000円 平均101193円
チェコ 1220個 61051000円 平均50042円
フランス 827個 159150000円 平均192443円
イタリア 776個 611748000円 平均788335円
ルーマニア 763個 35697000円 平均46785円
イギリス 461個 129049000円 平均279932円
投稿者:愛 投稿日時:2006/12/30 12:50 ---117.176.253
皆さん、調べていただき本当にありがとうございます。
お蔭様で学校のレポートで資料が記載出来ます。
さすが、大国中国ですね。しかし調べたところ、ひどい楽器は中国製が多く、良いものはすばらしく、驚くような安値で手に入れることができるそうです。全体的に、細部の仕上げが丁寧でないことが欠点だと;きっとフルサイズでないのが多いでしょうね^^
私のバイオリンはアメリカ製なのですが、結構貴重なのでしょうか??笑 音は、弾き込むほどいい音が出るのでこれからが楽しみです。
本当にありがとうございました。
投稿者:もくもく 投稿日時:2006/12/30 13:31 ---159.209.140
念のためコメントしますが、ドイツやアメリカのメーカーが「部品」(白木のヴァイオリンなど)を中国から輸入し、ドイツやアメリカで完成させてから日本が輸入したものも「ドイツ製」や「アメリカ製」としてカウントされていると思います。現実には数字で現れる以上に中国製は多いと思われます。
投稿者:Vn1 投稿日時:2006/12/30 14:50 ---22.170.200
ご質問者さんのスレッドに便乗させて頂きます。
fiddlin' economistさん、もくもくさん、通関統計データとても参考になりました。
特に独、米が中国製の白木ヴァイオリンを輸入して国内で完成後、自国ブランドとして輸出しているのにはびっくりです。
コストと手間を省く量産メーカーならではです。
しかしながら、音質的にはやはりその国の音の特徴が出るものなのでしょうかね?私的には十分、独、米の「音」が出ると思いますが。(要は最終的には材料をもとに作り手の感性や技次第?)
投稿者:もくもく 投稿日時:2007/01/01 20:03 ---159.209.140
ほとんどのメーカーは中国製の部品を使っていても公開していないようです。イーストマンは公開している数少ないメーカーです。公開していることに非常に好感が持てます。一部モデルは北京の工房で製作しアメリカで完成させているということです。
http://www.eastmanstrings.com/eastmanstrings/violins/sebastiankunchen.htm
Q:ヴィオラカーボン弓
投稿者:もも 投稿日時:2006/12/26 23:16 ---228.153.141
ヤマハのヴィオラカーボン弓が出ているようですが、使用したことのある方、感想など教えてください。
投稿者:通りすがり 投稿日時:2006/12/27 05:18 ---49.120.10
この掲示板は特定のメーカーの製品の論評はタブーのはずですので、はっきりとは記載できませんが、試奏した事があります。値段相応とだけ言っておきます。
投稿者:もも 投稿日時:2006/12/29 13:40 ---228.153.141
そうでしたか。
過去検索したら他のメーカーのものの感想はでてきたので良いのかと思ってました。掲示板の規程が変わったのですね。
すいませんでした。
投稿者:ぶぶ 投稿日時:2006/12/29 13:51 ---180.244.17
感想なのですから、客観的事実に基づく『感想』はいいのかな?とも読めますが。。。
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/12/30 00:26 ---6.35.171
ご利用規約には、
>具体的な名前(お店・商品等)を出してのマイナスイメージの書き込みはしないで下さい。
となっていますので、素直にとれば、
褒めればOKです。ネガティブな発言はNGです。
よいと思う人はひたすらベタ褒めしましょう。
投稿者:鈴木珍事 投稿日時:2006/12/30 21:42 ---13.42.231
はーい
世の中の女性は 凄い美人と美人のどちらかです と言うのとおなじですね。
Q:グラスファイバーのケースについて
投稿者:がった 投稿日時:2006/12/17 22:39 ---87.1.155
はじめまして。
ヴァイオリンケースを購入しようとネットで探しているうちに、ストラッドさんのHPにたどり着きました。
グラスファイバーのケースについて質問させていただきます。
(過去にすでに質問されているかとも思いましたが、ざっと見たところ見当たらなかったので…)
私は今まで、15年ほどヴァイオリン型ケースを使っていて、
その後5年ほど角型ケースを使っているのですが、
角型ケースが移動のときにあまりに邪魔なので、
またヴァイオリン型に戻そうと思っているのです。
BAM のグラスファイバー素材のヴァイオリンケースが欲しい
と思っているのですが、使い心地はどうなのでしょうか?
あまりにヴァイオリンにぴったりサイズですが、
熱や衝撃などは大丈夫なのでしょか?
楽器屋で BAM は在庫無しと言われ、
似たようなのが EASTMAN から出ていると教えられたので、
ネットで検索してみたのですが、
値段が安いこともあり、内装が安っぽい気もします。
実際はどうなのでしょうか?
こちらの品質についてもどなたかご存知なら教えていただけますか?
長くなってしまいましたが、よろしくお願いします。
投稿者:おぎ 投稿日時:2006/12/19 23:19 ---203.158.74
僕はイーストマンの赤を使っています。
今までに通常のひょうたん、角ともに使ってきましたが、グラスのケースはなかなかいいですよ。
もちろんインパクトは大です。奏者でない一般の人でも話しのきっかけになります(笑)
質問の内装についてですが、なかなかいいと思います。生地も貧相なものでもないし、クッションもふかふかです。ネックを支える部分のクッション性もいいです。
ただ、構造上生地が薄い部分(裏板が接触する部分)もあるので不安に感じることもあるかもしれません。
また、今までに無い構造をしているので、これでいいのかな??と思うところもあると思います。これはBAMでも同じですが。
それから結構重いです。これが形こそ似ていてもBAMとは違うところかと思いますし、弓を保持する部分が一般的なバイオリンケースにあるものではなく、チェロケースのようなマジックテープのようなつくりですので気になるかもしれません。
最後になりましたが、今までのケースとは結構感覚が違うものです(使い勝手、安全性への設計等)
あとはどれだけ新しいものを受け入れるかと、デザイン性の追及だと思います。
投稿者:rio 投稿日時:2006/12/20 12:40 ---160.129.172
今年の弦楽器フェアーでは TOYOさんも試作品を出してました。
待てるなら、TOYOさんのがでてから検討してはいかがでしょうか?
投稿者:サムソン 投稿日時:2006/12/20 17:24 ---52.20.10
シルバーを持っています。
BAMとの値段差を考えれば、材質的には妥当なところではないでしょうか。
現物をごらんになって、またrioさんの言われるように、他メーカーの製品が出てから検討されるのも良いかと思います。
投稿者:みかん 投稿日時:2006/12/21 00:16 ---255.123.224
BAMに1票です。
見た目はかわらないように感じますが、止め金具や閉め口の隙間などがイーストマンはいまいちに不安に感じます。またグラスファイバーはかなり重いので、値段は張りますがカーボン素材の方がいいと思います。そうなるとBAMとお値段もかわらなくなりますのでやはりBAMがいいですね。ある楽器屋さんで販売されていたものは、ケースを開けたとたんに接着剤の刺激臭がして目もちかちかになりました。十分に乾燥させないまま出荷されてました。
投稿者:ふにゃ 投稿日時:2006/12/27 12:43 ---223.144.130
イー○○マンのシルバーを使用しています。
昨日の雨の中、持ち歩いていました。
蓋を閉めている状態では大丈夫かもしれませんが、
開けると、ふちのくぼんでいる側に水が溜まっていて、
楽器に雨水が若干落ちてしまいました。
長い間、雨に打たれていると、蓋を閉めていても
完全に防水になるとは限らないかも知れません。
そこらへんを確認せずに買ってしまった・・・
木製と違って、水を吸収してくれる材料が使われていない為、
雨の時にはケースカバーをかけておく必要はあるのかもしれません。
楽器自体を覆う袋や、弓用の袋(あるのかな?)も同時に使用すれば、
さらに安全かもしれませんね。
自分はカバーも作るか、買うかしようかなと思っています。
投稿者:ミッテンバルト 投稿日時:2006/12/29 22:16 ---73.103.30
BAM製のグラスファイバー見栄えのケースを最近買いました。フレンチメークで見た目、カーボンブラックです。メーカー説明にもありますが、本物のグラスファイバーではありませんのであしからず。
造りはしっかり、重量は2kg、外枠の平面サイズは一般流通のケースよりも若干(5cmくらい)短いですが、厚みは若干太いです。
外見がかっこいいので、気に入っています。
当地欧州でも品薄なので、なかなか日本にまでは入ってこないかもしれません。楽器商に聞くと、当地でも1月末まで納品に時間がかかるとのこと。私の購入品は、定価500ユーロ後半のものを490ユーロで買いました。日本では10万円以上するかもしれませんが、その価値は十分にあると思います。ちなみに角型で、楽譜ケースが付いています。
投稿者:のんちゃん 投稿日時:2006/12/29 23:35 ---230.180.100
日本でも5万円台で売られていることが多いですよ。
わたしもCARBON BRACKをかいました。
私は、もちあるかないので使い心地はと言われてもわかりませんが、楽器の上にかけるブランケットがないので、弓の松やにがつくのを防ぐため布をかぶせています。あと、小物入れはチャック式なので頻繁に開ける人には少し使い勝手が悪いかもしれません。
Q:楽器を売る方法が知りたい
投稿者:ととろ 投稿日時:2006/12/15 14:53 ---41.116.185
はじめまして。
ヨーロッパで購入したベルナーデル、カレッサなどの
フランスの楽器を持っています。
新しい楽器を購入するための資金を作りたいので売りたいのですが、どうすればよいのでしょうか?
やはり購入したお店でしか引取りはしてくれないのでしょうか?
日本のお店では無理でしょうか?
投稿者:鈴木珍事 投稿日時:2006/12/16 20:30 ---13.42.231
Gustav Adolphe Bernardelや Caressa, Albert & Francais, Henriならば最高峰の楽器ではないでしょうか?
もっとよい楽器を見つけたのですか。それならば どういう風によいのでしょうか教えてくれませんか?
質問の答えとしては ヨーロッパのオークションか 楽器商に掛け合うのがよろしいかと思います。
日本ではゴミのように扱われます。フレンチは売れないというのが 日本の楽器商の常套文句です。事実かもしれませんが。
楽器によっては 私に 買い気が起こるかもしれません。紹介してくれますか?
投稿者:フレンチバイオリン好き 投稿日時:2006/12/17 11:22 ---14.242.123
ととろさんのお持ちのカレッサの状態を教えて頂けませんか?
・マスターメイドか工房製か
・ラベル:Caressa & Francaisのラベルか、ストラドのlabelledか
・鑑定書の有無
ちなみに日本ではマスターメイドなら200〜300万円あたりで
販売されていると思います。
ベルナルデルならもう1クラス上です。
投稿者:フレンチ一筋 投稿日時:2006/12/22 14:49 ---167.57.64
フレンチバイオリン好きさん。また、フレンチバイオリンに詳しい方、分かりましたら教えてください。
私は約25年ほど前に某楽器店でCaressa&Francaisのラベルを持った楽器を100万円ほどで購入しました。メリハリの利いた明るい音でそこそこに音の深みもあり、現在も室内楽中心に弾き続けていますが、製作された年が表示されてなく、フレンチバイオリンであること以外はなかなか楽器のルーツがわかりませんでした。
色は黄色系で裏板は一枚、ニスは若干厚めでつやを持っています。
楽器屋さんによれば、丁寧な作りこみがされている楽器ですとのことでした。
ある本によれば、カレッサはマスターメイドとステューデント向けの工房製(量産品)があると書いてありました。
そこでお伺いしますが、
・大体何年頃に作られたものなのでしょうか
・マスターメイドと工房製はどのようにして見分けるのですか
・マスターメイドであるとした場合、一般的にカレッサはどのよう な評価になっているのでしょうか
よろしくおねがいします
投稿者:フレンチバイオリン好き 投稿日時:2006/12/23 12:23 ---4.252.136
C&Fのラベルはいくつか知っていますが、他に文字は書いてありませんか?鑑定書がなく、ラベルに記載がないとすると製作年は素人には分かりません。カレッサの格付ですが「マスターメイドとスチューデントバイオリンがある」とかかれている本の別巻のグラフ内に記載されていますよ。
投稿者:セロ轢きのGosh 投稿日時:2006/12/23 14:23 ---81.65.230
ととろ様、
本題に戻って; STRADさんでも条件次第では引き取って貰えるようですよ。 ご覧になりましたか?
このページの上の端のメニューから、
販売品について
→ 保証
と手繰ると、
「他社でご購入された物とのトレードも条件や商品の価値によって受け賜りますのでお気軽にご相談下さい」
との記述があります。
ここから先は取引の話なので直接メールされるのが良いと思います。
投稿者:セロ轢きのGosh 投稿日時:2006/12/23 17:32 ---81.65.230
ちなみに、STRADさんに限らず、「ヴァイオリン&買取」をキィワードにWeb検索かけたら、買取やっている楽器屋さんのページがゴマンと引っ掛かります。 試されましたか?
それとも別の意図があっての質問なんでしょうか?
投稿者:ボニシモ 投稿日時:2006/12/23 18:23 ---114.116.86
私も検索してみました。アウトフィットヴァイオリンを 数千円で買い取るというのが現実のように思いますが?
名工のヴァイオリンが買取ができるということは 鑑定ができるということなので、そういうお店は日本にはほとんどないかないと思ってましたが?・・
ととろさんは話題づくりのために 質問を書き込んだようですね。
投稿者:フレンチ一筋 投稿日時:2006/12/24 20:49 ---47.184.108
フレンチバイオリン好きさん。
アドヴァイス有難うございます。
私の楽器のラベルは次のとおりです。
FAIT SOUS LA DIRECTION DE
CARESSA & FRANCAIS
LUTHIERS DU CONSERVATOIRE
12 RUE DE MADRID A PARIS
以上のとおりですので、何かわかりましたらよろしくお願いします。
投稿者:ジュ―ド 投稿日時:2006/12/24 22:50 ---219.170.222
単純にフランス語訳をすると
カレッサとフランセの監督のもとにつくられた(楽器)
となりますね。
投稿者:フレンチバイオリン好き 投稿日時:2006/12/25 08:20 ---239.52.136
ジュ‐‐ドさんにフォロー頂きましたがラベルは「カレッサとフランセの指示の下製作された/コンセルバトワール(音楽院指定)の弦楽器製作者/パリ、マドリッド通り12」という意味です。ですのでラベルを読む限りではお弟子さんが作った「工房製」となります。ですがそんなことは気になさらずに最大限音を引き出してあげて下さい。カレッサはトラッドな製法にこだわっていたと聞いており、作りはしっかりとしていると思います。また年数的には十分健康な筈ですし、持ち前の明るいトーンを外に引き出せればに室内楽で力を発揮することと思います。
#しかしととろさんの反応無いですね('_')
投稿者:taka 投稿日時:2006/12/27 21:27 ---38.26.148
とろろ様にはあまり好意をもてませんね。単なる小遣い稼ぎで聞いた通りすがりでしょう。これだけの方が答えてくれても知らん顔。というか金にならんと感じたんでしょうね。私も適切な答えではないですが、模倣犯の出現を防ぐためにも質問者の意図も適切ではないので削除したほうがいいでしょう。
投稿者:ひのきち 投稿日時:2006/12/27 22:40 ---15.30.1
横で見ていた者として若干弁護しますと、
とろろ様がネット上でどの程度の経験があるか存じませんが、
この板への初めての書き込みというところにもって、
・所有の楽器と比較し、もっとよい楽器とはどういう風によいのか
・個人売買
など、この世界では大変興味の尽きぬ部分なのかもしれませんが、
答えるにも微妙な問いが最初のレスについたことによる
こともあるのではないかと思います。
ととろ様の真意がどこにあるかはもちろん知るよしもないですが、
ついたレスを聞き流すスキルがある・ないによっては、本件のように
返答がないこともあるのかなと今回は思いました。
もちろん、レスに対して謝意を表するのは基本という立場です。
#管理人様、不適切でしたら当発言について削除をお願いいたします。
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/12/28 00:31 ---6.35.171
このQ&Aでは最近 IPアドレスの下3組が表示されますので、一番最後はプロバイダーにより自動で振られるとして、上2つの組の値により、複数の名前を使っても、その2組の情報からある程度質問者をグルーピングできます。あとは記載の文体・癖も特定のキーをなります。
投稿者:弦喜 投稿日時:2006/12/28 00:35 ---6.35.171
↑
誤:特定のキーをなります。
正;特定のためのキーポイントとなります。
投稿者:フレンチ一筋 投稿日時:2006/12/28 11:34 ---167.57.64
フレンチバイオリン好きさん、ジュードさん
フランス語に疎い私にとっては、いただいた情報は大変ありがたく感謝しています。
ととろさんへのご意見はともかくとして、日頃あまり話題となることの少ないフレンチバイオリンのルーツ解明のきっかけを与えていただいたことにはなったのかなと思っています。
今後も(死ぬまで?)カレッサ一筋で、バイオリンを楽しんでいくつもりです。
投稿者:ひのきち 投稿日時:2006/12/28 23:47 ---15.30.1
>弦喜様
最近類するものが非常に多いなとは感じておりましたが、やはり。。
炯眼恐れ入ります_o_
Q:弦について
投稿者:ミドルスターター 投稿日時:2007/01/14 00:52 ---225.246.134
初めまして、バイオリンを始めて3ヶ月の弾く事が楽しい盛りの者です。
バイオリンを習い始めたと同時に、練習用にVallente VN-30という
かなり安いバイオリンを買いました。
最初から張ってあったスチール弦をすぐにインフェルノ赤に交換し
練習してきたのですが、(インフェルノ赤にしたのは「落ち着いた」音
という紹介文をどこかで見て)あまりにキンキンするというか、うるさいというか、という感じでトニカに交換してみました。
ここで先輩方の書き込みを読ませていただいた感じでは
インフェルノ赤の方が落ち着いていて、トニカの方が張りがある
という印象でしたが、私のバイオリンではトニカの方が丸く、やわらかい音になりました。(トニカの方が裏返り?も少なくなりました)
楽器によってはそういった印象的なものが逆転する事もあるのでしょうか?
また、角が無くやさしい雰囲気の弦を使いたのですが
ガット弦以外ではありますでしょうか。
まったくの経験値不足で恐縮ですが、よろしくお願いします。
投稿者:ミドルスターター 投稿日時:2007/01/14 01:01 ---225.246.134
すみません、誤記がありました。
vallente→valenteです。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/01/14 01:51 ---6.35.230
2つほど前に、弦について という質問がありましたが、そこでも書いた通り、下記で弦の張力のデータが載っています。
ttp://www.sasakivn.com/werkstatt/report/saitenschpan.htm
以下、私見です。
G,D,A,Eの各弦で比較すると、トニカがA線やE線では他の弦に比べ張力が弱い弦であり、D線、G線では他の弦に比べ張力が強い弦であることがわかります。
従って、きんきんする感じをA線やE線で感じている場合は、トニカに柔らかさを感じるのは理にかなっていると思います。
また低い弦をしっかり鳴らすことができないうちは、A,E線の方が大きくなりがちであることを考えると、初心者にとってはバランスが取りやすい弦なのかもしれません。
従って、ご希望の他の弦を探す場合は、まずは張力の低い弦をまず試せばいかがでしょう。
また、トニカのE線はスチール弦であり、インフェルドの赤のE線は金メッキ線です。
裏返りがどの弦でのことを指すのかわかりませんが、個人的には金メッキ線は裏返りやすいと感じていますので、E線についてはインフェルドの赤の方が裏返りやすいと思います。(これについては、奏法に依存するところがあり、そのように思わない人もいます。)
私は現在、G,D,Aはインフェルドの赤を使っていますが、E線は別のものを使っています。インフェルドの赤を使っている理由は、加える力・スピードに対して、弱音から強音まで、広いダイナミックレンジで直線的に反応してくれる(少し強く弾いただけで強音が出るような作為的な音作りではなく、非常にストレートで素直な反応をする)と感じているからです。
初心者は強弱のメリハリがあまり出せない(メゾフォルテ前後しか使わない)事を考えると、ご希望とは逆の結果になるかもしれませんが、メゾフォルテあたりでの音量・音色の変化が大きい弦(例えば、トマスティークでいうとヴィジョンチタニウムのA,D,G線など)を使うのがよいかもしれません。
投稿者:ミドルスターター 投稿日時:2007/01/14 12:35 ---225.246.134
弦喜様、ご返信有難うございます。
おっしゃる通り、D線とG線(特にG線)がうまく鳴らせずに
上ずったり裏返ったりする事が多々ありました。
これは弦の問題よりも未熟さに起因していたのですね。
強弱をつけて弾く事が出来ない私がインフェルド(赤)で弾くと
うるさく汚い感じになっていたのが、先生に弾いてもらうと弱音から強音まで
それはもう表情豊かでした。
うまく低音が鳴らせない内は、E・AよりもD・Gの張りが(バランス的に)強い弦を基本に、金属的な響きがないものを探していこうと思います。
(勿体無いので3〜6ヶ月間隔で交換しますが^^;)
丁寧なアドバイス、有難うございました。