Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:大学入試で使うチェロ
投稿者:椛     投稿日時:2006/12/29 19:55  ---57.40.15

こんにちは!初めまして。
チェロを始めて7年になるものです。現在高校一年で、大学受験は音楽系で、と考えています。もちろんチェロで受験したいと考えているんですが、まだ自分の楽器をもっていません。
そこで質問なのですが、大学受験をするにあたってどのぐらいのレベル?の楽器を購入すればいいのでしょうか。最低レベルと言うものを知れればいいなと思っています。
よろしければ是非ともお教え下さい!

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2007/01/17 15:16  ---195.173.41

こんにちは、
この手のご質問は楽器店の立場とするとお答えにくいのですが・・

経済的なこともございますので、無理なくご購入できる範囲で、ご自分が気に入った(弾いてて楽しい、弾きやすい、パワーや音色等)の楽器を見つけるのがいいと思います。きちんと作られた楽器なら問題ないと思います。それでは!

投稿者:サムソン     投稿日時:2007/01/18 13:11  ---52.20.52

以下は若干の経験と、私見です。

バイオリンですが、ドイツ製の、ひょっとしたらファクトリーメイドではないかと思われる楽器で、音大に合格した人が身近にいます。
その人の先生は、試験は受験生の演奏技術、音楽性を採点するのであって、楽器を採点するわけではない。
楽器の善し悪しと、演奏技術音楽性の善し悪しを区別できないようだったら、音大の教師ではない。
という持論をお持ちの方だそうです。
今思い出しても腹が立つ程、レッスンは相当厳しかったそうです。

実際に音大に入学したら、なかにはウン千万という楽器を持っている学生もいたけれど、大半は7桁の下の方の楽器、7桁に届かないのではないかという楽器を使っている学生もいたそうです。

楽器はストラド店員さんの言われるとおりで良いのではないかと思います。
プレス楽器は論外だと思いますが、演奏技術習得に支障がない、バランスよく鳴る楽器と、無理な力を入れなくても使える弓があれば、後はご本人の練習次第ではないでしょうか。

アマチュアの私が言うのもなんですが、弓に関しては多少無理をしても良いものを求められた方がいいでしょう。楽器以上に弓の性能は重要だと思います。

良い先生につかれて、夢を叶えてください。

投稿者:いし     投稿日時:2007/01/18 17:52  ---210.1.208

定価でも50万円しないチェロで音大に合格した人を知っています。
きちんとした調整に耐える楽器でさえあれば、受験には差し支えないのではないでしょうか(合格後に手工品に買い換えていましたが)。
ついでにいえば、副科とはいえ、10万円台のヴィオラを使っている音大生も何人か知っています。

投稿者:rio     投稿日時:2007/01/19 15:57  ---160.129.172

私が思うに、進学する大学の環境によっても違うのではないでしょうか?

弦楽器だと、高額な楽器を持っている学生が多いのは、東京上野にある大学および東京調布にある大学に通う学生の一部の方だと思います。在学中に腕が認められ、パトロンがついて、プレセンダのバヨリンを無償貸与受けている人も知っています。所有している楽器も、買ったものもあれば、貸与を受けているものもあるとおもいます。

一番、現実的なのは現在チェロのご指導を受けている先生に進学について相談し、進路と楽器の選択について、自分の技量と予算を照らせ合わせながら決めるとよろしいのではないでしょうか?

噂はついつい派手な方に進みがちですから、あまり神経質にはならないほうがよろしいかと思います。

(参考になるかどうかわかりませんが)知人の子供が、最近バイオリンで音楽関係の大学に進学した例があります。
調布にある大学にバヨリンで入学した男の子は、所有していた道具は楽器70万円(日本人製作の新作)弓140万円(日本の量産メーカーの新作)でした。将来楽器は自分でお金を稼げるようになればランクアップしたいとおっしゃってます。

上野にある大学にバヨリンで入学した男の子は、楽器は先生から無償で譲り受けた楽器(国内在住の製作家の10年ぐらいたった楽器)弓75万円(フランス製の新作)でした。

埼玉にある音大にバヨリンで入学したお嬢さんは、楽器40万円(中国製)、弓48万円(ベルギー製の新作)でした。

投稿者:椛     投稿日時:2007/01/21 20:53  ---57.40.36

ストラッド店員様、サムソン様、いし様、rio様、お返事ありがとうございます!
ストラッド店員様>>
まだ自分でお金を稼ぐことができないので、なるべく安いものを、と考えています!その中でも自分が気に入った楽器を購入したいとおもいます。回答しずらい質問をしてしまって申し訳ありませんでした…。アドバイス、どうもありがとうございました!
サムソン様>>
今まで弓にあまり考えをおいていなかったので、とても参考になりました!演奏技術、音楽性をつけていけるように、これからも練習を頑張っていきたいと思います。どうもありがとうございました!
いし様>>
私の周りの実際の音大生、という人が声楽の方で、楽器事情について全くの無知だったのでとても参考になりました。将来自分で働けるようになったら手工品に買い換えたいと思います!今は自分の貯金で買えるものにしたいと思います。ありがとうございました!
rio様>>
私は(お恥ずかしいのですが)未だに特定の先生についていないので、教わる先生のことも含め、楽器のことを考えていきたいと思います。本体、弓の細かい値段、とても参考になりました!ありがとうございました!

Q:梅沢バイオリン
投稿者:nounou     投稿日時:2007/01/21 02:26  ---51.234.141

初めまして。
あまり書き込みというものをしたことがなくて、ドキドキしながら書いています。
子供のバイオリン3/4を探しておりましたら、梅沢バイオリンと言う物を見つけました。バイオリンの知識に乏しく、スズキバイオリンくらいしか知りません。ネットで、梅沢バイオリンを検索したのですが、よくわかりませんでした。どなたかご存じの方がみえましたら、詳しい情報を教えていただけないでしょうか?(ラインナップ、価格、音など)現在子供はスズキのNo.280を使っていますので、それよりもう少し音のいい物を選びたいと思っています。よろしくお願いいたします。

投稿者:Vn1     投稿日時:2007/01/21 08:09  ---22.170.226

過去ログに梅沢バイオリンのことを書いてあるものがありました。

質問と回答をそのまま抜き出しました。

>umezawa violin no.u1 とラベルにあるバイオリンがありました。
ご存知の方は教えてください。
>10年〜15年くらい前まで新橋にありました梅沢楽器のU1というバイオリンです。
あやふやな記憶で申し訳ないのですが、当時確か10万円くらいだったと思います。

その他のことは残念ながら分かりません。
あと、現在S社No.280をお使いとの事ですがやはり予算が許せばもう少し材料にいいものを使った(500番台〜)ものをお奨めします。そして将来4/4に替えた際は出来れば最低でも20〜30万クラスのドイツ製(H社等)にされるといいかと思います。

投稿者:nounou     投稿日時:2007/01/21 12:47  ---51.234.141

早速のお返事ありがとうございました。

アドバイス、ありがとうございました。やはり、番号が大きい方がいいんですね。もう一度4/4に買い換えないといけないと思うと、なかなか予算を割けないと言ったところです。4/4になったらある程度値が張ってもなるべくいい物を、とは考えています。もう一度アドバイスを参考に、よく考えてみます。

わからないことだらけですので、またいろいろ教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

Q:Karl Hofner450について
投稿者:Akira     投稿日時:2007/01/20 18:23  ---115.117.71

お手数ですが、上記バイオリンについて教えてください、この番手のカールヘフナーは、現在のカタログには掲載されていませんが廃盤になつているのでしょうか、友人の話では同社の最高グレードでよく鳴る筈だともうしていました、このバイオリンの特徴性能、価格など判りましたら教えて下さい。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/01/20 22:19  ---6.35.29

まずは、Googleなどで、
Karl Hofner 450
をキーワードに検索して見てください。お知りになりたいことの8割方は一発で見つかります。
*期間限定の如く一時期のみ販売されていたモデルだと思います。

Q:スネークウッドの弓について
投稿者:サムソン     投稿日時:2007/01/18 20:35  ---52.20.52

最近スネークウッドの弓(フロッグではなく棹自体)が売られていると見聞しますが、その性能はどうなんでしょうか?
スネークウッドはバロック弓としては現在も使われているのだそうですが、モダン弓には性能的に向かないと聞いていました。
弓製造の技術革新があって、十分モダン弓として使える様になったのでしょうか?
それとも特殊な効果(音的あるいはその他)のために使われるものなのでしょうか?

どなたかお教えください。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/01/18 20:58  ---6.35.160

>最近スネークウッドの弓(フロッグではなく棹自体)が売られていると見聞しますが

新しい弓(バロック弓は除く)では、某オークションに出品されている某中国メーカーのものくらいしか見た事がないのですが、一般に流通しているのでしょうか? ほかにご存知でしたら、いくつか教えてください。
他のメーカー・製作者が追随しないのであれば、単に見た目で目立つので使ってみた、くらいにとらえるべきかと思いますが...
コレクションの一つとしては、おもしろいかもしれません。

ブラジルウッド(あるいは質の悪いペルナンブーコ)の軟弱なものより、スネークウッドの良質のものの方が性能は上でしょうから、性能的にモダン弓として使えないとは思いません。一定水準以上のペルナンブーコには勝てないので、中級・上級弓には向かないということだと思います。

以上、私見です。

投稿者:サムソン     投稿日時:2007/01/19 00:34  ---52.20.52

>弦喜さま

ご回答ありがとうございました。

確かにコレクションとしては面白いかも知れませんね。

投稿者:QB     投稿日時:2007/01/19 14:31  ---9.46.184

一昨年、うっかり(!)eBayで買った事が有ります。
ちょっとバロックボウをもつのが流行ったりなんかしたもんで。。

印象としては、「重め」「固め」「有る程度以上では腰弱そう」でした。
とはいっても、モダンボウの形で試した訳ではないので、あまり参考にはならないと思います。

サンフランシスコ郊外の山にバロックボウばかり作っている人が居るんですが、モダンボウの新作(演奏家渡し)と同じくらいの金額でした。
ちなみに材料はペルナンブコです。
だからあくまで私見ですが、スネークウッド製は多分に趣味とかコレクションの意味合いが強いのかも。。。やっぱり



(私はちょっとした興味にまともな新作弓の金額払えないので、eBayで買っちゃったというわけです。)

投稿者:サムソン     投稿日時:2007/01/20 00:13  ---52.20.52

>QBさん

スネークウッドは、ステッキやペン軸の材としてとして珍重されているということですから、趣味生が強いということかも知れませんね。

Q:1830年製作のチェロについて
投稿者:ミミ     投稿日時:2007/01/18 02:11  ---62.126.23

Moitessier
というフランス人楽器製作者をご存知の方はいらっしゃいますか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/01/18 10:43  ---6.35.160

ラベルの表記を、正確に記載してみてはいかがでしょう。名字だけでなく名前も書かれているとおもいます。1830年製作と書かれているところから、ラベルはあると判断いたしました。

ストラッドさん所有の製作者事典には、多分その名字の人は2人載っていると思いますが、その特定のため、正確なラベル記載が必要でしょう。

投稿者:ミミ     投稿日時:2007/01/18 16:41  ---62.126.23

実はラベルはなくて、
前述したネームとParis、
という判子が押してあるだけです。
1830年というのは楽器屋さん(パリの)から直接聞きました。

投稿者:アノニマス     投稿日時:2007/01/19 20:37  ---88.125.9

それでしたら、そのパリの楽器屋さんに聞くほうが早いのでは?
ラベルがなくても1830年製と分かるぐらいですから
何か情報を持っておられるのかもしれません。
フランスの楽器なら日本よりもフランスの業者に聞いたほうが近道だと思います。

Q:弓について教えて
投稿者:マサ     投稿日時:2007/01/16 15:37  ---189.247.143

8年程前に、JEAN PASCAL NEHL A PARISと刻印された弓を購入しました。どなたか、この作者についてわかる方教えてください。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2007/01/17 15:02  ---195.173.41

こんにちは、JEAN PASCAL NEHL さん資料を調べて見ましたが解りませんでした。お役に立てず申し訳ございません。
どなたか情報お持ちの方いらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。

投稿者:マサ     投稿日時:2007/01/18 08:20  ---189.247.143

ストラッド店員さん、こんにちわ。わざわざありがとうございました。もうすこし、自分でも調べてみます。

投稿者:マサ     投稿日時:2007/01/18 08:24  ---189.247.143

JEAN PASCAL NEHLは間違いで正しくは、JEAN PASCAL NEHR
でした。申し訳ありません。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/01/18 10:50  ---6.35.160

まずは、一般的な検索エンジンにて
JEAN PASCAL NEHR bow
あたりをキーワードに探してみてはどうでしょう。
今も活躍中の現代製作者のようで、結構、ひっかかりますよ。

投稿者:マサ     投稿日時:2007/01/19 08:25  ---189.245.200

弦喜さんありがとうございました。
外国語ではありますが、色々ありました。
がんばって、訳してみます。

Q:ヴァイオリンを収納するインナーバッグ
投稿者:どこ?     投稿日時:2007/01/17 19:13  ---223.84.132

楽器をケースの中にいれるときに袋に入れたいと思いますが、
どこで購入できますか?
どんな色がありますか?

投稿者:のんちゃん     投稿日時:2007/01/18 01:48  ---184.35.62

楽器用クロスでできたCREMONESE-IIのバッグがありますね。

Q:日本製 vs 中国製
投稿者:ゆうこ     投稿日時:2007/01/12 20:55  ---0.178.30

アメリカからこんばんは。

最近興味本意で7/8サイズのバイオリンを買ったのですが、正体不明なので詳しい方がいらっしゃいましたら簡単に教えて下さい。手が小さいので7/8なら楽かなと思って買った物で高額な楽器ではないです。サイズを試すことが一番の目的だったのでまず最低の修理で最少額の出資にとどめました。正式な鑑定にお金を出したくなかったのですが、いつも良くしてくれる職人さんなので以下のことを簡単に教えてくれました。

1.木材は中国の物であろう。
2.製作は日本人の可能性が大。中国かもしれない。
3.年代は1950−60あたり。当時、日本はバイオリンの木材を中国から輸入していた。
4.本体は綺麗に良く作られているがスクロールは弟子の可能性が高い。

この職人さん、ひょっとしてまだ30くらいかも?30代の職人さんが50−60年代の日本製のバイオリンを多数手にしたことはないんじゃないか、と主人が推理しました。だから日本製・中国製の区別は写真や修行で特徴を覚えて職人の勘での判断ではないかと。一生職人しててもストラディヴァリやガルネリを手にする機会のある職人さんって滅多にいないですよね。世界各地で無数にあるバイオリンの製作国や年数を鑑定するのって想像もできないことです。単純な質問だとは夢にも思いませんが、なんせバイオリンは2台しか所有したことがないので変な質問かもしれません。日本で多分この頃製作されたバイオリンって決定的な特徴があるものなんでしょうか?普段使ってるバイオリン(アメリカ製)と比べてみても大きさはともかくとしてスクロール以外は「ここが違う!」って指摘できません。

ちなみに小さいと弾きやすいので面白いですが4/4の方は特に大きな音が出る楽器なのでサイズダウンすると音量がいまいち。職人さんに「そりゃそうだよ」と笑われてしまいました(汗)。決してチープなジャンクの音ではないので弾きこんでもう少し調整してもらったら気に入る音になるかもしれませんがどうしてもサイズの音量ハンディはクリア出来ないから今使っているバイオリンの指板を可能な限り短くした方が良策だよ、とのことでした。たとえ2ミリかもしれないけどかなり楽になるだろう、と。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2007/01/17 15:09  ---195.173.41

こんにちは、

>日本で多分この頃製作されたバイオリンって決定的な特徴があるものなんでしょうか?

日本特有の特徴というのはあまり聞いた事がございません。あるとすればやはり材料で日本材を使用しているケースが多いと思います。
形などの特徴は特別ないと思います。
それでは!

Q:ヴィオラのC線がよく鳴りません
投稿者:みっちゃん     投稿日時:2007/01/16 20:58  ---41.79.233

ヴィオラのC線がよく鳴りません。
どんな解決方法があるでしょうか?
弦はオブリガードを使っています。
楽器やさんで根柱を治してもらえばよくなるでしょうか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/01/17 02:01  ---6.34.17

以下、私見です。(少し断定的すぎるかもしれませんので、話半分にて...)

他の多くのヴィオラならC線は問題なく鳴らせる?
 Yes -> お持ちの楽器の問題です(相性も含めます)。
   案1)楽器を買い替えましょう。
   案2)弦楽器工房にもちこんで出来る限りのことをやってもらいましょう。
      うまくいけばラッキー、だめなら買い換えです。
 No -> 他の多くの弓では問題なく鳴らせる?
   Yes -> お持ちの弓の問題です。
    案1)まずは毛替えでしょう。
    案2)弓を買い替えましょう。(軽めのチェロ弓もいいかもしれません。)
    No ->演奏技術の問題です。
    ひたすらCの開放ロングトーンで感覚をつかみます。
     弦がきれいに孤を描いて振動するのを目で確認しながら弾きます。
     できるようになれば、こんどは弓を弦にのせて、少し圧力を掛けた後
     少し早いスピードで弾き始め、一瞬の内に弦が弧を描くのを目視確認
     します。(まさに弓に矢をつがえて引きしぼり、放つ感じです。)
     できるようになったら、弓の速度、圧力、弓を使う場所、駒と指板の
     間の弾く場所などをいろいろ変えて、鳴らせる範囲を広げていきます。

Q:G.&L.BISIACHのラベル
投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2007/01/05 23:22  ---81.65.230

 知人が弾かなくなったヴァイオリンを(子供用に)くれると言います。 ラベルは以下のとおりです。

    FATTO NEL LABORATORIO DI
   GIACOMO & LEANDRO  BISIACH
      IN MILAN lANNO 1950   (50は手書き)

 Webで検索かけてみると、G.&L.BISIACHのヴァイオリンって結構評価高いんですね。 どうも分数楽器のお下がりのノリで「あげます」「ありがとう」と菓子折り一つで軽く譲ってもらえるような代物ではなさそうな・・・・。 ただ、署名もないし、素直に読めば「ミラノのビジャッキ兄弟工房にて1950年製作」ですから雇い職人たちによる手工量産品といったところか、それなら菓子折りでいいかな、と判断に苦しんでいます。

 そこで質問ですが、G.&L.BISIACHのラベルは一般にどうなっているのでしょうか? 署名が無かったり、「工房製」なんて書いてあるのでしょうか? お判りでしたらどうぞご教示ください。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/01/06 10:02  ---6.34.231

あくまでも1サンプルですが、手持ちの本にありました(2冊に同じ内容の掲載)。

手書き、または手書き風の文字で、
Giacomo e Leandro Bisiach
Fecero in Milano I'A. 1947

となっています。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2007/01/06 13:56  ---81.65.230

弦喜様、

 早速の回答、ありがとうございます。
 ある楽器屋さんのHPによると、「兄弟で共通のラベルを使用、時々紙の色や表記が変わったらしい」とのことですが、年代的に近いし、やはり、自分たちの作品と工房製品とでラベルを使い分けていた可能性が高そうですね。
 半世紀を経て多少は枯れてきているでしょうし、モノとしては悪くなさそうなので、値の付くブランド物でないならありがたく貰っておこうかな。

 ただ、念のため(弦喜さん曰く「あくまでも1サンプル」とのことですので)、他にも情報ありましたらよろしくお願いします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/01/06 17:30  ---6.34.231

Bisiachの偽ラベルをつけたドイツ手工量産品などが、eBayオークションでは毎週のように見られます。兄弟の代よりも古いBisiach一族のラベルが多いので有効な情報となるかどうかはわかりませんが、ラベルの研究の参考にはなると思います。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2007/01/06 21:06  ---81.65.230

 eBayに出ているのは偽物ですか。 楽器屋さんのHPや専門のオークション情報に比べて桁違いに安いので、不思議に思っていました。
 件のヴァイオリンは'50年代初頭に新品で購入した由なので、偽ラベルということは多分無いだろうと思っていますが、成程、偽物から逆に推測する手もありますね。 もう暫く眺めてみます。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2007/01/16 21:25  ---81.65.230

弦喜さんの奨めに従って改めてeBayを覗いてみたところ・・・・あるある。 全く同じ(と思われる)表記もあれば、「工房製」がなくてちゃんと署名の入ったのも。
 ということで、件のヴァイオリンはビジャッキ兄弟その人や名のある高弟(?)ではなく、所謂「工房製」というものかな、と思えてきました。 とは言え、偽者が出廻るということは工房製ながらある程度は商品価値が認められているということですよね。 どうも、猫の仔を貰うような訳には行かなそうな・・・・・。
 ちゃんとした専門店に持ち込むよう奨めてみます。

皆様、お騒がせしました。