弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:楽器購入にさし当って
投稿者:せつな 投稿日時:2007/02/02 15:05 ---151.205.69
始めまして、こんにちは。
去年の4月から先生についてヴァイオリンを習っているのですが、
今度自分の楽器(本体+弓)を購入しようと思っています。
因みに予算は楽器30万円+弓10万円です。
今使っている楽器は友人から借りた素性の知れないもので、
調整の際に工房に持ち込んだら恥ずかしながら「通販で1万円」と言われました(汗)
まだ楽器の良し悪しはよくわからないと思うので、
楽器を購入する際には信頼できる工房があるのでそちらの人に
ある程度は任せようと思っています。
そこでちょっと相談なのですが、
実際に目的の工房で楽器を買う前に何軒か楽器店をまわって
その価格帯の楽器を試奏して大体の感触(?)を掴んだ方が良いのでしょうか?
今まで触った事のある楽器がその友人から借りた楽器だけなので、
目的の工房へ出向く前に色々な楽器を弾いて慣れておいた方が良いかと
個人的には思うのですが、1年程度のキャリアではそんな事やっても
やらなくても変わらないでしょうか。
御助言いただけると光栄です、宜しくお願いいたします。
投稿者:ミッテンバルト 投稿日時:2007/02/02 18:26 ---73.103.30
フルサイズのバイオリンをお求めだと推察します。私も趣味でいくつかの国の工房を回ったことがあります。新作で30万円というのは、中国は別として聞いたことがありませんし、バイオリン製作にかかる工程を考慮すると、マエストロやお弟子さんに大変失礼な価格だと思います。
素性の分からないモダンバイオリンだと合う価格帯のものが見つかるかもしれませんが、工房がそれを求めるのに適切な場所かどうか?誰かがオークションで落札し、回りまわって工房にたまたま今ある、という偶然性が重ならないと満足のゆく良い物は見つからないと思います。
自己満足と懐具合によりますが、妥協して安価のいくら、で買うよりもその倍以上出して満足のゆくものを探されてはいかがかと思います。バイオリン歴3年の私の経験則です。30万の投資でがっかりするくらいなら今の1万円のものでいいのかもしれませんよ。
投稿者:CABIN 投稿日時:2007/02/02 19:07 ---203.199.33
まあ,○○工房といっても,楽器仕入販売をやっておられるところもありますので,工房製手工品をお求めというわけでもないと思いますよ。
投稿者:通りすがり 投稿日時:2007/02/02 19:25 ---49.120.10
この掲示板の過去スレを探していただければ、楽器の値段とグレードについて色々と情報がありますので、検索してみてください。
有る程度の知識を持ってから、楽器店を巡るのは面白いし、有意義だと思います。その際、事前に予約が必要だったりと敷居が高いですが、専門店の方がよいと思います。差し支えなければ先生に相談することも考えてください。信頼できる工房がお有りとのことですので、そこでも楽器の価格とグレードについてお聞きになられては如何ですか。
総合楽器店、弦楽器専門店、工房と店舗の種類によって取り扱っている楽器のカテゴリーが異なりますので、それを実感するために最初に総合楽器店などで話を聞いてから、弦楽器専門店にも行ってみるというのもよいでしょう。
予算としては、やはり30万と言うのは微妙な額です。総合楽器店に置いてあると思われる楽器の中では高額な方に入りますが、ちゃんとしたバイオリンと考えた場合は・・・過去スレを見てください。
とは言え「通販で1万円」と言われたことからお察ししますと、恐らく合板プレスものでしょう。これはバイオリンとしては余りにお粗末過ぎます。駄菓子屋で買った釣竿で釣りをするようなものです。魚が釣れないことはありませんが、ちょっと違います。
満足のいくものとなると大きな買い物になります(上限なし)ので、せめて数万円のもの(中国製含む)で妥協しておくというのもアリだと思います。その場合弓の方が高価になることもアリです。
投稿者:ヒロ 投稿日時:2007/02/02 19:29 ---104.77.35
半年ほど前に伊新作を購入しました。
私はヴァイオリンを始めて30年になりますが、楽器の価値など全くわかりません。
信頼する楽器屋に予算と好みを伝えてお任せしました。
好みについてはうるさいほどの長文メールを送りました。
その社長は仕入れ・調整・販売を一人でこなしますし、私の弾き方、好みを熟知してます。
おっしゃる価格帯では中国新作になることでしょう。
そこそこいいものがありますよ。
工房の方は調整する自信がないと売らないと思います。
モダンやオールドと違って、新作は音が出ません。
専門家でないと楽器の良し悪しはわからないというのが私の考えであります。
先生でもわからないと思います。
奏者の能力と調整技術で音が変わってきます。
工房におまかせが賢明な購入法だと思います。
投稿者:猫丸 投稿日時:2007/02/02 19:43 ---150.239.212
楽器を購入するというより、今後おつきあいする工房を選ぶというふうに考える方がベターです。
信頼できるとする工房がすでにおありのようですので、予算内での選定を任せた方がよいでしょう、最終的に勧められた物を購入しなければいけないと、考える必要はありません、気に入らなければ、別の物を探してくれるように依頼してください、それが出来なければ、信頼できる工房とは言えません。
探してくれている間に、あちこち見て回った方が最終的に自分が購入を決めた物に納得がいくと思います。
予算額は充分です、上を見たら切りがありませんので無理のない範囲で決めましょう。
ドイツ辺りの半手工品、中古の上級品、手工の中国製、等を勧められると思いますが、指版の状態、ペグのすりあわせ、顎当ての自分に合った選定まで気を使ってくれるのが良い工房です。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/02/03 08:35 ---6.34.60
以下、私見です。
今の状況は、免許をとってしばらくしてマイカーを購入するときと、同じようなものだと思います。
いろんなタイプの人がいますよね。
1)いろんなメーカーのディーラを訪ね、
1.現物を見て、一番気に入ったものを購入する人
2.さらには試乗してみないと気がすまない人
3.長い付き合い。ディーラの考え方、人柄で判断する人
4.自分には性能評価できないので、値段重視で値引きが大きくお買い得と思われるところで買う人
2)近所のディーラ決め打ち、あるいは知人の紹介によるディーラ決め打ちで、あるいはメーカ限定で、
4.ディーラとの話し合いで、一番よいと思われるものにする人
5.外観で気に入ったものにする人。(直感的に好きなものにする) 等々
すべて正解だと思いますが、大きな変化点でないとなかなかいろいろなディーラをまわるような動機・機会がありませんので、もし今まわってみようかと思っているのならやってみてはどうでしょうか。知識と経験の幅を広げることは、後々のためになると思います。それぞれのディーラの考え方や客扱い、いろいろなお店での楽器の状態、おぼろげながらも新品から古いものまでの音の出方の感じの理解、その予算で求めることができる楽器のグレードとレベルの理解、など全て勉強にはなり、ターゲットの工房で購入する際の基礎知識、あるいは将来買い換えをする際の参考、にもなります。ヴァイオリンに限らず、売り手側の態度・行動・話題も、よく知っている人に対するものと、何も知らない人に対するものは、一般的には異なります。
投稿者:せつな 投稿日時:2007/02/04 14:56 ---247.57.114
皆さん御助言本当にありがとうございますm(_ _)m
まさかこんなにもレスが頂けるとは思ってなかったので嬉しい限りです。
一部言葉足らずで誤解を生じた部分がありすいませんでした。
工房で楽器を購入するとは言ってもその工房は仕入れ・販売もやっているところで、
そちらの線で購入しようと思っていいます。
皆さんから御助言頂いて考えた結果、楽器自体は目的の工房で買うとして、
その前に色々と楽器店を見て回る事にしました。
順番的には敷居の低そうな総合楽器店を見てから弦楽器専門店に行ってみようかと思います。
この様な機会が無い限りそんな事も余り出来ないと思うので。
また何かあったら御質問したいと思うので、その時はまた宜しくお願いいたします。
Q:松脂 クロネコ ライト or ダーク
投稿者:tama 投稿日時:2007/01/30 14:53 ---253.190.230
松脂で悩んでいます。初歩的な質問ですみません。
クロネコの ライト と ダーク は、どのように
違うのでしょうか?
音色も変わりますか??
詳しい方どうぞ宜しくお願いいたします。
今アルシュ201を使っています。
アルシュ201ソロに乗り換えようか、クロネコにしようか
悩んでいます。
Bernardel ベルナーデルの特徴も詳しい方いましたら、
是非合わせて教えて下さいませ。
投稿者:ジュード 投稿日時:2007/02/01 02:12 ---219.169.184
いわゆるクロネコのライトとアルシェ201を使っています
(ライトはヴァイオリン用、ダークはチェロ用といいますね)。
私が私の楽器を使っての経験上の印象としては
クロネコはしっとりとした音色(暗めの色調、情緒的、内向的?)
アルシェ201は輝かしい音色(明るく澄んだ色調、細かい肌理、外交的?)
を作ります。
アルシェ201ソロにも興味がありますが、機を逸してしまいまだ試していません。
クロネコの現在のフランス販売元と松やにのことで話したことがありますが
クロネコとアルシェなら交互に試してみても問題ないと言われました
(松やにによっては他の松やにと交互につかうと
弓の使用上良くない影響を与えるものがある、
その場合毛替えしてから新たに松やにを試すべき、とその方はお考えでした)。
興味があるようでしたら実際に試してみてはいかがでしょうか。
投稿者:tama 投稿日時:2007/02/01 11:07 ---253.190.230
ジュード様
初めまして。こんにちは!
早速のご回答ありがとうございます。
クロネコのライトは、バイオリン用
クロネコのダークは、チェロ用
と言う認識で宜しかったでしょうか??
バイオリン用でも、ダークは有りますか?
分からない事だらけで申し訳ございません(汗)
クロネコとアルシェは、相性が良いみたいですね。
ありがとうございます。
フランスの販売元さんとお話したんですか。
ジュード様は、フランス語出来るんですね!!
羨ましいです(^^)
私もいつか販売元と直接お話出来るようになりたいです。
ありがとうございました。
投稿者:みみ 投稿日時:2007/02/01 12:39 ---13.138.250
便乗させてください。
むかしからクロネコを使っています。昔は、アルミのケースで、フタに猫がチェロを弾く絵というか型押しがありました。
それで、その頃は今のダークしかありませんでした。ダークはチェロに限らず、私のようにバイオリンでも使っている人が多いと思いますが。
あるいは、ライトが販売されるようになってダークの成分などが変更されたのでしょうか。
ご存知のかた教えてください。
投稿者:ジュード 投稿日時:2007/02/02 01:49 ---219.169.184
気になって確認しましたが
クロネコのライトがバイオリン、ダークがチェロというのは
違うようですね。
失礼しました。
販売元にいろいろ聞きたいところですが
私はもう日本に帰国してしまったのでそれもなりません。
お役にたてず残念です。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/02/03 08:46 ---6.34.60
個人的には、松脂の種類には無頓着なのですが、
色の薄いもの(琥珀色というのか、飴色というのか)はサラサラ系、色の濃いものはベタベタ系、チェロやコンバスなどの太い弦に対してはベタベタ系が必須、夏場はベタベタ系はさらにベタベタ度が増す、と勝手に思い込んで使っています(何かで読んだ気もしますが、あくまでもこれは私個人の一解釈です。)
現在、Bernardel を使っていますが、これは色の薄いものに属する松脂です。
投稿者:ぶぶ 投稿日時:2007/02/03 10:55 ---180.244.17
ベルナルデルですが、自分は愛用しています。
学生時代はクロネコを使っていましたが、これに替えてから、弓の毛の吸い付きが良くなったと思います。
一旦塗ったら、一週間くらいはそのままで大丈夫です。
もちろん、塗りすぎなければ粉が飛ぶこともありません。。。
投稿者:BWV 投稿日時:2007/02/03 14:44 ---109.81.11
以前アルシェ201を使っていましたが、最近アルシェ201Soloに変えてみました。
新製品は従来品よりも、「喰いつき(弦への噛み付き)」やレスポンスが向上しています。特にE線への喰いつきがかなりUPしているように感じます。
同時に、弦に強い圧をかけ過ぎたときの音の濁り(音のつまり、ノイズ)は少なくなっています。
これらの特性により、従来品よりも幅の広い表現が可能になっているように感じます。
アルシェ201Soloは、サラサラ系の松脂で明るく抜けの良い音が出せますが、しっとりとした落ち着いた音色も出せるあたりが素晴らしいと思います。
粉の飛び散りも少ないので、松脂アレルギーの自分のような奏者には大変ありがたい松脂です。
値段はちょっと高めですが、量もたっぷりで塗り易い形状ですし、箱のケースも高級感があってお洒落なので、満足度は高いと思います。ではでは。
Q:バイオリンが・・・・
投稿者: 投稿日時:2007/02/03 10:51 ---4.223.132
バイオリンの音ってどうやって出すんですか????
と〜っても意味不明です
あと何日くらいでひけるようになるんですか????
投稿者:サムソン 投稿日時:2007/02/03 11:28 ---52.20.52
バイオリンを通販等でお求めになったのでしょうか?
梢さんは、おそらく先生についていないとか、周りに相談する先輩がいないとかなのだろうと、お見受けします。
だとすると音が出ない原因は、弓に松ヤニがきちんとついていないんだと思います。
弓に松ヤニをたっぷりつけましたか?
新しい弓には松ヤニが全然ついていませんから、これでもかというくらい松ヤニをつけましょう。
新しい松ヤニは、表面がつるつるしていますから、紙やスリなどで軽くこすって、ざらざらにしてやると、使いやすくなります。
音が出ないそれ以外の理由は、残念ながら私には分かりません。
Q:Fr.simonについて
投稿者:bow man 投稿日時:2007/02/02 09:08 ---99.113.103
Fr.simonの評価を教えて下さい。
先日、素晴らしいFr.simonを見ました。
FuchsのTaxeでは、あまり高い評価ではありませんが、
年代的にも材料の質でも製作技術でもP.simonあたりと
遜色が無いように思えました。
Fr.については、どの流れを汲む作者か良く分かっていないことや、彼のものとして市場に出回っているものが少ないこともあり、評価が
低くなっているのかもしれません。
私が知る限りでは、オークション記録にもほとんど載っていませんし、ディーラーでも、今回を含めて2本しか見た事がありません。
どなたか、この作者についてご存知の方、あるいは評価についてご意見をお持ちの方がおられたらぜひ教えてください。
Q:低価格なチェロの弓について
投稿者:グレード 投稿日時:2007/01/28 06:22 ---19.26.140
はじめまして。さっそく質問なのですが、現在チェロを始めて半年程度なのですが始めるとき中国の11万程度の楽器につけてもらった価格不明の安っぽい弓の毛がそろそろ代えなくてはならないようなので毛替えするくらいなら弓自体を代えようと思いまして。なにぶん初心者なので今持っている弓のレベルもわからずどうしていいやらさっぱりです。貧乏なので、頑張っても5~6万くらいまでしか出せません。おすすめチェロの弓ってないでしょうか?よろしくお願いします。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/01/28 11:53 ---6.35.150
いっしょに弦楽器店に行ってくれるベテランのチェロ弾き(先生も含め)がいる場合は、馴染みのお店あるいは複数のお店に行って、予算範囲でいちばんよかったものを購入するのがよいでしょう。
自分一人で選ぶ場合は、多分まだ良し悪しを判断できないと思いますので、数多くの中から選んで割安で買うには、ヤフオクなどでの3〜5万円くらいのもので気に入った新品弓を求めてみてどうでしょう。
*棹がペルナンブーコ材のものについては、フロッグが鼈甲や象牙などのものは黒檀のものに比べ高い値段がつきますので、同じ金額での演奏性でみたコストパフォーマンスという点では、フロッグが黒檀のものをおすすめします。
*カーボン弓もおすすめの選択肢の一つです。最近品数も増えていますが、実売3〜5万円くらいのものになると、かなり使えると思います。
投稿者:いし 投稿日時:2007/01/30 07:21 ---106.63.48
基本的には弦喜さんのおっしゃるとおりです。
今の弓の価格自体は購入したところで確認されるのが一番ですが、11万円前後のチェロだと、セットでも良くて3万程度の弓でしょうし、おまけにもらったのであれば1万円以下でしょうか(文章から察するに後者では?)
御予算の5〜6万であれば、定価で7万円台の弓が購入できると思います。このクラスなら、当分は問題ないでしょう。
この価格帯ならカーボン弓もおすすめですが、カーボン弓禁止という先生も多いので、事前に相談しておくと良いでしょう。
投稿者:teku 投稿日時:2007/01/31 22:30 ---12.30.77
こんばんわ、つい書いてしまいました。5万円ぐらいの弓だと、
中国製、CODA-BOWなどが候補に挙がると思います。
STRADさんでも中国製のBOWを扱っていると思いますが、少し予算OVERのようですね。度胸をつけて、どこかのお店を回ってみては(STRADさんを含みますが)いかがでしょうか。店の人と話し込んで見ると意外といろいろのことを教えてくれます。数軒まわってその日は買わずに、また時間をあけて回ると落ち着いて考えられるのでは。こちらが初心者だとしても、それを最初から知らせおけば、無茶なことは言いません。その中でそこそこ相談に乗ってくれるのでは。話半分ぐらいで聞いていれば気楽です。その上でゆっくり判断すればいいのでは。楽器は自動車より足の長いものですから売るほうも、そんなにすぐ買ってくれれとは思っていないと思います。
また、このSITEの過去LOGを検索すれば耳学問を強化できます。
私の判断基準は”大体まっとうなメーカーのものは30万までは価格に比例してよくなる”です。ここのQAで聞いた話だと思ってます。
Q:ヴァイオリンの弦
投稿者:キク 投稿日時:2007/01/30 00:26 ---0.51.227
ヴァイオリンのA線に鉄クズのようなものがでてきたので
A線のみを買い替えようと思っているのですが、
調べてみると色々な素材の弦があるようで、どれを買えば
良いか困っています。
A線のみ他の弦と違う素材だと弾いたとき違和感があるでしょうか?
同じ素材でそろえたいのですが、今使っているのが何の素材で
できているのかわからないので。。。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2007/01/30 17:03 ---195.175.128
こんにちは、
>A線のみ他の弦と違う素材だと弾いたとき違和感があるでしょうか?
ヴァイオリンの場合E線はスチール、下3本がいわゆるナイロン弦(ナイロン弦でも色々種類はございますが)のパターンが大半ですね。
E線以外は、基本的に見た目の問題もございますので、同じ種類で揃える場合が多いですが、必ずしも揃えないといけないというわけでもございません。ご自分の気に入った組み合わせでも問題はございません。弦の種類を判別するページがございますのでご紹介いたします。
http://www.shirakawaviolins.co.jp/strings/index.html
投稿者:teku 投稿日時:2007/01/31 21:55 ---12.30.78
御久しぶりですいつも楽しく拝見しています。
バイオリンのA線との事ですが、鉄くず風ですか?
よくあるバイオリンのA線は合成繊維にアルミを巻いた物だと
おもいますが。芯線に鉄線のロープを使ったものもあるようです(分数楽器は鉄のロープ?単芯?が多い)。
というわけで、見てみないとはっきりしないのですが、もし巻き線(芯線も)がホツレテまたは切れているなら交換の時期をとっくに過ぎていると思います。他の弦も同時に張っているならばそれも交換時期かもしれません。いつ交換なさったゆっくり考えて検討してください。
4本の弦に違う銘柄のものを使うのは、プロでもやっているようです。耳がいいなら自分の判断でなにをやってもいいのでは。
同じ銘柄の弦を張って、違和感を感じるから違う銘柄の組み合わせを使うのでしょうか。ゲージを変えて逃げるてもあるかもしれませんが。
Q:Karl Hofnerのチェロ
投稿者:西の大宮 投稿日時:2006/12/21 11:00 ---168.79.91
8年ほど前にあるショップからKarl Hofnerのチェロを
中古で譲っていただきました。
調整費・本体・弓で30万でした。
今、私の楽器のラベルを見たところ
「Karl Hofner Master Violin Bubenreuth 1991」
と書いてありました。
あと製品番号のような「1035353」といった数字。
4/2とかは書いてなかったですが・・・
これでグレードが判りますでしょうか?#1から#12くらいまで
グレードがあるようですが、どれになるのでしょうか?
今まで気にしなかった私も悪いのですが
新しいチェロを購入する予定で
一体今使用しているのが どの程度の価格のものなのかと
思った次第です。
今度のチェロは 本体60万くらいを予定しています。
買い替えの理由は このチェロが、あまり響かない印象で
四重奏などのときに ちょっと物足りないからです。
ご多忙中誠に申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。
投稿者:noeknu 投稿日時:2006/12/30 14:28 ---205.27.73
ヘフナーの代理店にお問い合わせすべきだとおもいます。
投稿者:西の大宮 投稿日時:2007/01/30 00:47 ---168.99.163
どうも#3のようでした。
御報告まで・・・
投稿者:通りすがり 投稿日時:2007/01/30 02:25 ---31.36.107
Q:バイオリンの価値を教えて下さい。
という過去スレを見てください。
Q:肩当について
投稿者:ヒロ 投稿日時:2007/01/28 10:06 ---24.23.46
ヴァイオリンをやっております。
私は個人的に力強く、芯のある太い音、クリアーな音、華やかな響きを目指しております。
その様に意識して練習し、調整でもその様にお願いします。
ところが所属するアマオケの仲間は柔らかい音がお好きな方がほとんどで、私の音は浮いております。
さて、最近思うことは肩当で響きを落とすことはできないだろうか?ということなんです。オケに参加するときにそんな肩当があったら音が浮かなくていいかなと思うのです。
皆様のご経験で、楽器の鳴りが悪くなるような肩当ってご存知ないでしょうか?
ちなみに、私は普段は肩当は使用しておりません。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/01/28 11:35 ---6.35.150
以下私見です。
顎当による音量・音質の差というのは、その楽器の今のコンディションで出る音を100とすれば、多くても2か3くらいの差でしかないと思いますので、そこをさわっても大きな期待はできないでしょう。(肩当てメーカーも、できるだけ響きを落とさないことを目指して作っているはずです。)
アンサンブルで弾く場合、いろいろな音色が必要となります。金管楽器と対決する時や、ロシアものなどでffでメロディを弾く場合などは、ヒロさんの目指している音は必要です。その逆は完全な脇役で、モノトーンの背景になったり、他のパートの音に溶け合う必要がありますから、それなりの柔らかい音、薄い音が必要になります。曲の部分部分で、その役割に相応しい音色を出すことが重要で、そのような様々な音色・音量が出る楽器がよい楽器であり、そのような音色・音量を適切に使い分けられるのがよい奏者です。(音量は小さいけれど固めでカッチリした音、大きめに弾くけれど柔らかな音、弓を大きく早く使っての薄い音など、音量と音色は常に別物としてコントロールします。)
まず、曲の部分部分で自分は相応しい音色・音量が出せているのか(一流のオケの演奏をいろいろ聴き込めばイメージができると思います)をじっくりと研究した上で、もし出せていない場合は自分の音色の引き出しを増やすための努力が必要となりますし、結論としてうまく出せているけれども周りから浮いてしまう場合はそのオケの音を変えるか、自分のイメージの音を出すオケに変わるかが必要となります。
何かを装着して楽器の鳴りを抑えるという点では、駒に対して響きを抑えるものを取り付けるのが一番効くと思います。ミュートはその一例ですが、ミュートがやり過ぎであれば、もっと質量の小さい柔らかいもので駒にその時だけ取り付けてはいかがでしょうか。
次に効果があるのは、響板である表板にダンパー効果のあるものをつけることかもしれません。私は、チューニングのためのAを他の人に対し出すときには、楽器の左肩の部分を手全体で覆うようにして持ちますが、そうやって響きを抑えると音量だけでなく倍音成分も出にくくなります。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/01/28 11:39 ---6.35.150
↑ 訂正します。
誤:顎当による音量・音質の差
正:肩当による音量・音質の差
投稿者:杏 投稿日時:2007/01/28 21:28 ---226.144.238
弦と駒の間にシリコンチューブの切れ端はさむと曇った音になります(実用的じゃないですね、、)
発泡ゴムとかシリコンゴムなどを肩当て代わりに裏板に密着させると、音量は下がりますが、弦喜さんが書かれているように鋭い音は表板から出やすいので、柔らかい音にはならないかもしれません。
顎当てと表板の間の隙間に細いゴムをかけただけで表板の鳴りを抑えるので、その辺りに何かはさめば変わるかも
でも、そうやって変えた音は決して良い音ではないと思いますよ。柔らかければいいってモンじゃないような気が、、やっぱり聞こえなければ弾いている価値がない!ですし、、
私の楽器はビンビン響くような明るい鋭い音を出しやすく、ヴィオラとしては異質な音で嫌なんですけど、先生に言わせると、「厳密に音程が合っていれば、他の楽器と共鳴するので、一台だけ突出するわけがない」のだそうです。また、明るい音を出す楽器を使っていると、自分の感覚も「明るい=鳴っている=正しい=高めの音がいい」となってしまうので、音を高めに取りやすいのだそうです。高めに音を取って鳴らしこんだ楽器はどんどん音が明るく、うるさい響きになるそうです。というような話をしながら、高めに外していた音程を補正してもらって数分弾くと、それだけで音色が丸く変わりました。
柔らかい音が欲しいときには、ちょっと低めで、という裏技もありかも・・
投稿者:ヒロ 投稿日時:2007/01/29 09:17 ---145.64.130
ご指導ありがとうございました。
そうですか、裏板よりも駒、表板になんかしたほうが効果があるのですね。
肩当で音量、音質を調整するのは考えるのやめときます。
音程については心当たりがあります。
私は少し高めでした。
興奮するとうわずってくるのです。
音色を技術で変えることもできますね。
左手の使い方で、指を寝かせて腹で弦を押さえ、音色をやわらかくするとかですが、音色が多彩になると芸風が広がって楽しくなりそうです。
そっちの路線でいきます。
投稿者:QB 投稿日時:2007/01/29 17:35 ---9.46.184
「柔らかい音」って、純粋に音色の事でしょうか?
それとも、発音の事でしょうか?
持続音そのものが、浮いてますか?それとも何かを弾くと浮きますか?
たぶん、右手と左手だけでも、そのオケにとけ込むような奏法は可能だと思いますよ。(いいか悪いか、、わかりませんが)
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/01/29 23:10 ---6.35.76
音色は、まずは右手からだと思います。
・弓の先から元までのどこを使うか
・弦の、駒から、指板端面から少し指板に入ったあたりまでの間のどこを弾くのか
・弓の毛と弦の当たりの圧力を、掘り込むところをから、持ち上げて浮かせた状態までの間のどれくらいにするのか
・弓の毛の傾きを、ほとんど弓の毛全面を使う立てたところから、毛一本で弾く寝かせたところまでの間のどれくらいにするのか
・弓を動かすスピードをどれくらいにするのか
などを意識して使い分けることで、いろんな音色が出せます。
もちろん、上記は大抵は一定の状態を保つのではなく、音のニュアンスによって瞬間瞬間で変えて行きます。
当然左指での押さえ方、たたき方、離し方、ビブラート等も重要ですが、まずは右手で意識して音作りを行うことが重要です。
以上、素人の私見です。
投稿者:あべ 投稿日時:2007/01/29 23:48 ---107.172.113
プレイオンエアーなどは、裏板の広範囲にわたって接触するので、
音量、響きも低下すると思います。
Q:ArtonusのVnケース
投稿者:モンブラン 投稿日時:2007/01/22 02:30 ---110.187.108
こんにちは。皆様の博識ぶりに驚きつつ、
楽しく勉強させてもらっています。
さて、ヴァイオリンケースについてのお尋ねです。
ポーランドの「Artonus」というメーカーのケースを
入手したいと思っているのですが…
(ストラッドさんへ)御社でのお取り扱いはありますか?
(どなたかご存知の方へ)日本で取り扱っているお店は
ありますでしょうか?
メーカーHP
http://www.artonus.com/
によると、日本の正規ディーラーはないようです。
欧州で探すか、直接オーダーしようかなとも思うのですが…。
ネットで検索してみると、日本で手に入れた方が
いらっしゃるようでしたので、こちらで質問させて頂きました。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2007/01/22 10:49 ---238.16.8
写真で見るとなかなかよさそうなケースですね。
軽くて値段もお手頃というのが売りでしょうか。
ヴァイオリニストの牛山玲名さんという方のページに買ったというレポートがあります。
http://homepage.mac.com/le_na/troyes2.html
投稿者:QB 投稿日時:2007/01/22 12:54 ---9.46.184
USで結構学生向けに売られています。
LAのW辺K三さんのお店でいろいろ見せてもらいました。
高級感とか(まあ、意味が有るかどうかとは思うけど)は別にして、軽量の割に楽器保護は(この価格帯では)申し分ないかなと思いました。
雨にご注意
投稿者:情報ありがとうございました。 投稿日時:2007/01/22 18:04 ---110.187.108
ぶらっちぇさん、QBさん、情報をありがとうございました。
とにかく軽くてコンパクトな角型ケースが欲しくて、
このメーカーの情報を集めていました。
…やはり、日本で入手するのは困難なようですね。
近く米国に行く機会がありますので、探してこようと思います。
本当にありがとうございました。
投稿者:モンブラン 投稿日時:2007/01/22 18:07 ---110.187.108
申し訳ございません、名前をかくべきところに
タイトルのようなものを書いてしまいました。
上記お礼コメントは質問者=モンブラン発信でした。
投稿者:QB 投稿日時:2007/01/22 18:26 ---9.46.184
USで普通に楽器屋さんにふらりと行っても、ないかもしれません。
あらかじめ、商品確認してからご訪問されることをお薦めします。
(W辺さんのお店には確かに現物がありました、昨年10月時点でしたが)
投稿者:モンブラン 投稿日時:2007/01/22 22:13 ---110.187.108
QBさん、更なるメッセージをありがとうございます。
確かに…海外まで行って現物が見つからないと淋しいので(笑)、メールなりで問い合わせてみたいと思います。
ご親切なフォローに感謝いたします。
投稿者:わたしも 投稿日時:2007/01/29 06:05 ---.74.123
私もこれ使っています(フランス在住です)。結構いいですよ、何より軽くて、リュックタイプで背中にフィットして背負えるのです。
弓は2本しか入りません。でも十分ですよね。
肩当を入れるのもちょっとコツが要りますが、ちゃんと入ります。
楽譜はそんなに沢山は入らないけど、オケ譜を入れるくらいは大丈夫。
よくコンサート会場などのクロークで、このケースの楽器を預けている人を見ますので、こちらではポピュラーなのではないでしょうか。
ただ、色はそんなにバリエーションがないです、黒と緑と青(群青色)くらいだったと思います。
Q:駒への食い込みについて
投稿者:ミドルスターター 投稿日時:2007/02/04 20:42 ---95.10.247
こんばんは、私はヴァイオリンを始めて満3ヶ月の者です。
今使っているのは中国製の安いバイオリンなのですが、
A線が駒に食い込んでしまって(弦が駒と同じ高さになるくらい埋まってます)、A線を弾く時にE線やD線に当たってしまいます。
うまくやれば当たらないのですが、
「当たりやすいだけで完全に当たるわけではない」ならば
腕が悪いだけと言う事で、交換する必要は無いでしょうか?
あと、A線でファーストポジション4番だけ異常に抜けの悪い音になるのですが、駒の食い込みも関係するでしょうか?
駒はDESPIAUというものです。
完全には当たらないんだから腕が悪いだけ・・・
or
替えたほうがいい・・・・
先輩方のご意見をいただければと思います。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/02/04 21:18 ---6.34.60
以下、私見です。
・なぜA線だけが食い込んでいるのかわからない(A線が食い込むなら、E線は当然食いこんでいてもおかしくない。)
・スチール弦なのか、ガットまたはナイロン弦なのかがわからない。
・購入時点で、駒の削り方含め問題なかったかどうかがわからない。
・DESPIAUにもいろんなグレードがあり、どのようなグレードなのかわからない。また本当にDESPIAUなのかもわからない。
・他の楽器を弾く時には、今の問題が発生しないのかどうか(=腕の問題かどうか)がわからない。
という具合に、わからないことだらけであり、まずは弦楽器専門店に持ちこんで現物を目の前に相談することをおすすめします。
その楽器が安いとはいっても数万円はしてそれを楽器店で購入したのであれば、3ヶ月で本当に不具合が発生した場合、購入店にクレームをつけて、無償修理を要望すべきでしょう。(数千円のおもちゃのようなものではクレームのつけようもありませんが。)
正しい角度で駒が削られ、正しく溝が切られ、駒が本物のDESPIAUで、弦がナイロン弦またはガット弦の場合、3ヶ月でそのような状態にはなりませんし、なったとしてもその場合は多分他の弦も若干食い込み気味となっているでしょうから、今発生しているような問題はおこらないと思います。スチール弦は弦が細いので言われる程度食い込んでも、隣との高さ関係はほとんどかわりません。
また、弦の高さという点では、駒だけでなく、糸巻き側のナットの溝の深さについても見てもらったほうがよいと思います。