Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:
投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/03/01 23:30  ---251.34.194

ラベルは偽物が多いとよく聞きますが、僕の楽器ではニコラス(?)アマティが作ったということになってます。
(ただ、ラベルもぼろぼろなので1600年代の作品でアマテイと書いてあるのが読めるため、そう思い込んでるだけかもしれませんが…)
 安く譲っていただけたのですが、売れば90万ぐらいするそうです。裏板はきれいです。ただ、表板と横板(?)には割れた後があります。でも、きれいに修繕してあります。
 特徴は、楽器のハイアーチ?楽器の膨らみは大きいです。
F字孔から根柱が見えるほどです。
 本物である可能性はあるとおもいますか?
他にアマティだと判断できる場所があれば教えてください。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/03/02 01:22  ---6.35.134

以下、私見です。
ニコロ・アマティの真作は、買えばその価格の40倍以上、売れば軽くその価格の20倍くらいはします。欲のない大富豪が何かよいことがあって気前よく振る舞った以外の理由で、価格の面でも希少価値の面でも美しさの面でも、宝物のような真作を安く手放すとは、思えません。
スクロールにしてもf字にしてもニスにしても、実に繊細で美しいのが、ニコロ・アマティの楽器だと思います。イタリアの古い楽器が多く掲載された書籍などには必ず載っていますので、各部がどのように美しく、またどのような特徴があるのか見られたら、ニコロ・アマティとはどのような雰囲気なのかは理解できると思います。
写真等で何点か見る限りでは、長い歳月の中で上塗りのニスが剥げて黄金色になっているものも多く、遠くから見ると薄い飴色のように見えるものが多いように思います。

本物であることを証明するのは難しいですが、明らかに本物でないことは、弦楽器を生業としているお店で確認すれば判断できるでしょう。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/03/07 01:28  ---6.46.14

ありがとうございました。
上塗りのニスが剥げてなっかたならどんな色ですか?
また、表板が割れると金銭的価値が大幅に下がり、裏板が割れると金銭的価値はほとんどなくなると聞いたのですが、表板が割れた痕があってもニコロ・アマティの作品なら40倍→90万×40=3600万もするのですか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/03/07 02:43  ---6.35.32

>上塗りのニスが剥げてなっかたならどんな色ですか?
出来た当時に生まれていなかったのでもとの状態は見た事がなくわかりません。例えば今のイタリアの新作で多く見られる色(明るいオレンジ/赤)をイメージしてはいかがでしょう。想像ですが、ドイツ系の濃い茶色や、フランス系の暗い赤・黄色っぽいオレンジとはかなり違っていたはずです。

>また、表板が割れると金銭的価値が大幅に下がり、
古い楽器で表板に割れがないものは皆無に近いと思います。明らかにダメージを受けて不自然に破損している場合や、上端から下端までつながる何本もの長い割れが走っている場合や、修復不能なヘタな修理が行われているような場合を除いては、ちょっとやそっとの割れではオールド楽器の価値は普通下がりません。

>裏板が割れると金銭的価値はほとんどなくなると聞いたのですが、
魂柱が立つ位置に割れがある場合は、人で言えば脊髄損傷といった状態ですので、大幅に値は下がると思いますが、エッジから自然に入る数センチのクラックなどでは、ほとんど値はさがりません。

>表板が割れた痕があってもニコロ・アマティの作品なら40倍→90万×40=3600万もするのですか?
はい。非常に状態がよいものなら、もっとすると思ってください。

Q:初心者のバイオリン選びについて
投稿者:ピ9ミン     投稿日時:2007/02/28 22:52  ---20.215.175

はじめまして。長年憧れだったバイオリンを習おうと思っている者です。
せっかくだからレンタルではなく自分のバイオリンを購入したいと思うのですが、何しろ初めての為、どういうものが良いのか迷っています。
カタログやネットで調べたり、弦楽器専門店(技術者常駐)も見ました。
その結果、ヤ○ハのブラビオールV20SG(バイオリン本体、弓、ケース、松脂セットで252,000円)を購入しようかと考えています。
オールドやもっと高額の物の方が音は良いかも知れませんが、予算が余り無く、正直出しても本体と弓セットで400,000円迄にしたいのです。
尚、その弦楽器専門店の個人レッスンを受けようと思い、先生に聞いたところ「ヤマ○のV20SGは明るい音が出る」とのことなのですが、どうなのでしょうか?
ちなみに(気の早い話ですが)いずれはアマチュアオーケストラで1stバイオリンをやりたいなぁと思っています。その楽器で通用しますか?
以上、長くてすみませんがよろしくお願い致します。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2007/03/01 12:10  ---198.68.110

こんにちは、ヤ○ハの商品は当店で取扱がないので「明るい音」というのは解りませんが、初心者の方には、十分な楽器だと思います。

>アマチュアオーケストラで1stバイオリンをやりたいなぁと思っています。

頑張って下さい。先生にしっかり教わり練習に励んでください。
楽器が通用するかどうかは解りませんが(非常に曖昧なのでお答えできませんが)アマチュアオーケストラで1stバイオリンになられた時にはご自分で判断できると思います。

投稿者:ピ9ミン     投稿日時:2007/03/01 22:07  ---20.215.175

ストラッド店員様 お忙しい中ご返答下さりありがとうございました。
身近にバイオリンに詳しい人がいない為、一人で悶々と悩んでいましたが参考にさせて頂きます。
まだ音の良し悪しさえわかりませんが、練習を積み重ねるうちに自分に合ったバイオリンがわかるようになるかもしれませんね。

投稿者:のり     投稿日時:2007/03/02 00:40  ---128.142.35

コンサートマスターでソロパートを弾くのでなければ、アマオケ用の楽器よりはヴァイオリン教室のおさらい会で使う楽器の方が高い性能が必要だと思います。
ヤマ○のV20SGは、アマオケで十分通用する楽器だと思いますが、それ以前にもっと良い楽器が欲しくなるでしょう。でも更に良い楽器が欲しくなるまでの練習用としては十分な性能を備えていると思います。

投稿者:kuro     投稿日時:2007/03/02 22:00  ---92.71.36

>「ヤマ○のV20SGは明るい音が出る」とのことなのですが、どうなのでしょうか?

この表現を否定はしません。初心者が扱っても擦過音(雑音)が少ないよう設計されているからです。

ただ、
>いずれはアマチュアオーケストラで1stバイオリンをやりたいなぁと思っています。その楽器で通用しますか?

きれいな音を出しやすい様に設計された代償なのか、一方で「響き」の乏しい楽器でもあります。
少人数で弾くならともかく、オケに入った場合には「自分の音が埋もれてしまう」状態になると思います。
『練習用』(もしくは修行時代用)と割り切るなら、その楽器でもいいでしょうけれども・・・

一応、自身の経験から書きました。
私は弦のみのオケに所属していますが、V30から工房製の楽器に持ち替えた時には音量、響きの差に驚きました。
それこそ、音の明るさが気に入って購入し愛用していたのですが。

投稿者:YM56     投稿日時:2007/03/03 00:59  ---122.55.4

簡潔に結論から申し上げます。

以前にも同様の投稿しましたが、V−60を強くお勧めします。
毎日V−60を弾いていますが、弾けば弾くほど音色に磨きがかかり満足します。調整次第かもしれませんが、どちらかというとソリスティックな音色だと思います。

たぶんV−20とは、それほど絶対的な品質は違わないかもしれませんが、最高グレードのものに対しては言い訳が通用しません。

6台ほどいろいろコレクションを持っていますが、V−60の板は木目が見えないほど肌が細かく、他のものとは全く違います。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/03/03 10:02  ---6.34.190

以下、私見です。
ここはストラッドさんのQ&Aです。せっかくですから、予算30万程度のセットであればストラッドさんのオリジナルブランド楽器(弦楽器店監修の半手工製?)とおすすめ弓の組み合わせが該当しますので、もし首都圏にお住まいでしたら一度試奏にいかれてはどうでしょう。そちらはある程度長く使い続けることが期待できますし、長期にわたってアフターサービスも万全でしょうし、もしかしたらグレードアップの際には下取り対象となるかもしれません。
今ご検討中の楽器も、ストラッドさんオリジナルモデルの安いグレードのいずれもMade in Chinaだと思いますが、弦楽器専門店のオリジナルブランドモデルもそれなりのこだわりを持って製作・監修されているはずですので、大量生産型のY社とはまた異なった特徴は備えていると思います。

投稿者:ピ9ミン     投稿日時:2007/03/03 12:00  ---20.215.175

皆様 貴重なご意見ありがとうございます。

又質問があるのですが・・・。
1、バイオリンの品質(グレード?)についてですが、あえてランクをつけるとしたら、「品質高:レッスン用→品質低:アマオケ」ということですか?だとしたら、私は逆に思っていました。

2、よく「バイオリンは年月が経ち、腕の良い演奏者が引き込んだもの程、音色が良くなる」と言われていますが、それはどのバイオリンについても同じことではないのですか?又、過去ログにあった「ピークが来る」とは?・・・もしかして、音色が向上し続けるのはごく一部だけで、ほとんどはある程度向上しピークを過ぎたら劣化(?)してしまうのですか?

3、私は性格的に気に入って購入したものは、それを余程嫌いになるか、壊れるまで大事に使いたい性分なのですが、初心者時代に買ってアマオケに入っても十分弾けるバイオリンは無理な望みなのでしょうか?

又教えて下されば幸いです。よろしくお願い致します。
 

投稿者:猫丸     投稿日時:2007/03/03 13:21  ---2.157.237

>1、オケは団体戦になるので、極端な事を言うと何を使っても大勢に影響しません、腕が一番になります。
単独、ソロの場合楽器の占める割合が急増して影響します、従ってレッスン用では良いものほど、気持ちよく弾けます。

>2.年月が過ぎた物ほど良くなるのは事実です。
木は古くなるほど硬化していき響きが良くなります。
弦楽器専門の工房に行く機会があれば、古材で作った魂柱と、普通の材(古くない)を机の上に同じ高さから落としてどんな音がするか比較してみてください。

>腕の良い演奏者が引き込んだもの程、音色が良くなる」と言われていますが、
根拠は希薄です。腕の良い演奏者に使用され続けられている物は(それが良い物だからです)、平凡な物を腕の良い奏者が長年弾き続けてどのようになったかの比較実験は不可能ですので分かりません、しかし、広い音域に渡ってバリバリ弾いた方が、鳴りが良くなるという経験則がありますので、そのように一般的に言われていますが、コンチェルト練習のため、約三が月バリバリ鳴らした物は、良く鳴るようになります、しかし、三日ぐらいで元に戻ります。

>ピークが来る
根拠不明です。

>3.初心者時代に買ってアマオケに入っても十分弾けるバイオリンは無理な望みなのでしょうか?

上達してくると、道具に不満が出て来るのが何に限らず普通です。
最初から、それなりの物を購入しておけば、足りない物は自分の腕だけということになります。

V10のセットは中国製でお買い得だと思いました。
それ以上は、ストラッドさんにお願いした方が賢明だと思います。
ダテに専門店をやっておられないであろう事は容易に推測出来ますし、ホームページの御店主の言を拝見すると、納得いたします。

Y社のVシリーズはすべて試奏したことがあります、このお値段だと選択肢が他にもっとたくさんあるなという感じがします。

良い、楽器に巡り会えますように。

投稿者:kuro     投稿日時:2007/03/03 19:43  ---92.71.36

>3、私は性格的に気に入って購入したものは、それを余程嫌いになるか、壊れるまで大事に使いたい性分なのですが

お気持ちは本当によくわかります。私もそのつもりで自分の楽器と付き合ってきましたから。

>初心者時代に買ってアマオケに入っても十分弾けるバイオリンは無理な望みなのでしょうか?

初期投資をどれくらいにするかにもよりますが、なかなか難しいと思います。ある程度腕が上がってくる(弾き方が変わってくる)と、楽器への要求も変わってきます。その時に、その要求に応えられる楽器なら問題はないのでしょうが。

他の方が既にコメントされているように、ストラッドさんに相談されてはいかがでしょうか。
以前にも書き込んだことですが、Vシリーズは『あとで楽器を買い替えたいと思うようになった時に下取りをして貰えない』ことが決定的に不利です。
ストラッドさんなら、将来の下取りも含めた相談に応じて下さると思います。

投稿者:みや     投稿日時:2007/03/03 22:41  ---81.78.33

ヤマハのV60を使ってますが、正直なところ値段の割りにパワー不足を感じております。決してカタログの説明の様に明るいイタリアントーンとは思いませんし、遠鳴りしません。ところでV20は弾いた事がございませんので分かりませんがV60より鳴らないと思うのでやめた方が無難です。もっと安いハンドメードの中国製ハイエンドを選んだ方がより明るくイアリアンな感じだと思います。このお店のクラウディさんのサンプルを聴いても中国製は悪くないと感じましたよ。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/03/03 23:26  ---6.35.133

以下、私見です。
ご予算内で、十分オケでも使えまた普通のアマチュアなら一生使える楽器は入手できるますので安心してください。そのためには、まず親身になってくれ、また一生おつきあいできる、よい弦楽器店を見つけてください。

経験上、オケで使う際に困る楽器は
1)p、ppの音色・音量が出ないもの (ダミ声の賛美歌とでも言えばイメージできますか...)
2)音色に幅がなく、まわりの音に対し異質な音しかだせないもの
3)音に力がなく、金管楽器や打楽器が盛大に音を出すと、自分の弾く音がぜんぜん聴こえなくなるもの
でした。
ソロ楽器の様に、飛び抜けた音量と音の輝きはなくてよいですが、音色の幅が広い(一般に音がよいと言われるもの)ことと、全体が大音量でも自分の音が聴こえるだけのパワーを持っていることは、オケで使う上には必要だと思います。とくに、小さい音量での演奏のしやすさと表現力は重要かと思います。(かといって、アマオケのヴァイオリン奏者がすべてそのような楽器を持っているわけではなく、S社の入門用楽器でずっとオケを続けているような人もいます。)
オケで使いやすい楽器は、普通のアマチュアなら、通常のレッスンや発表会では十分に使えるものだと思います。オケバックの本格的なソロの場合は、オケで求められるピアノの音量や音色の領域は、あまり使わないので、フォルテ側の圧倒的な音量と、もっと大柄な表現力が求められるように思いますが、普通の人には縁のない世界です。

古い楽器には古い楽器特有の良さがあります。経年変化(10年一単位くらいで、だれでもはっきり差がわかるのは100年くらいの単位)は、倍音成分の豊富さと特に基音の立ち上がりの早さ(=反応性の良さ)を与えてくれると感じています。ただし、きちんと作られていない楽器の場合は、経年変化で傷みや狂いが生じて淘汰されていきます。寿命という点では、バロック仕様からモダン仕様に改造され、強いテンションでガンガン弾かれる古い名器の場合、300年近く経つと木自体がくたびれてきて音が出にくくなり寿命といわれても仕方ない状態になることはあるでしょうが、比較的新しい楽器購入の場合、人の一生の中でピークを超え寿命がつきることはまずないと思ってよいでしょう。
弾き込みの効用は感じていますが、理論やデータの裏付けがないので特には回答しません。

投稿者:のり     投稿日時:2007/03/04 09:16  ---128.142.35

先の書き込みで混乱されたようですので私見を。

 Vnのグレードというか値段の要素は骨董的価値を除けば、あらっぽく分けて音質と音量になります。両方低い物は安く、両方高い物は当然高くなります。ではどちらかだけだったらどうなるかと言うと、音質だけの物は割と安い値段でも手に入りますが、音量はかなり値段が張ります。

 次に演奏者からの要求ですが、オケバックでコンチェルトを弾く場合はどうしても音量が必要です。私には縁のない世界です。
 ピアノが伴奏でもかなりの音量は必要です。おさらい会を引き合いに出したのはこの状況です。
 オケで弾く場合は、弦喜さんの書かれたとおりです。

 音質への要求ですが、音質の良い楽器の方が楽しく弾けます。重要なことです。
 それよりも重要なのは、倍音がはっきりしていると、音程が正しく取りやすくなるのです。ストラディバリで数回練習しましたが、音程が少しでも外れると音量が極端に小さくなるので、私が弾いた楽器の中ではストラディバリが最高の音階練習用の楽器です。正しい音程で何百年も弾き続けられるとその音程だけ共鳴しやすくなるのでしょう。

 音程は共鳴している開放弦の響きを聞きながらとるもので、正しく弾き込まれた楽器の方がとりやすくなりますが、新作でも出来によりとりやすい楽器とそうでない楽器があります。練習用にはこの点がしっかりした楽器を先生なり楽器屋に選んで貰うのが良いでしょう。

投稿者:ピ9ミン     投稿日時:2007/03/04 15:54  ---20.215.175

早速のご回答 ありがとうございます。
 うーん、段々難しくなってきました。確かに、まだ良い音・悪い(いまいちな?)音の区別もつかない段階(そもそもバイオリンの持ち方も知りません・・・)で将来的に満足出来る楽器を選ぶというのは、無理なのかも・・・と思い始めています。
 初めは入門用のそこそこの楽器にして、アマオケに入る時に「これは!」というものに買い換えた方が間違いがないのかな?と思いました。(その頃には聞き分けられるようになっていたい)
 しかし、バイオリンって構造は単純なようで複雑なのですね。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2007/03/04 17:20  ---81.65.230

のり様、

 すみません、小生の誤解だったらいいのですが、ちょっと気になりますので:

> 正しい音程で何百年も弾き続けられるとその音程だけ共鳴しやすくなるのでしょう。

 これは反論も検証も難しいと思います。 少なくとも言えることは「正しい音程は一つではない」ということです。 音律・表現的音程云々は言うに及ばず、そもそも基準のA自体、百年単位で見れば半音以上ズレてきている訳ですから、「正しい音程で何百年も弾き続けられ」た楽器など、この世には存在しないのではないかと思いますが・・・?

> 音程が少しでも外れると音量が極端に小さくなる

 開放弦の共鳴をうまく使うといい音が出るのはなんとなく解りますし、初心者が標準的な音程を覚えるためにそれを利用するのは良いのかも知れません。 但しそのピークがあまりに狭く鋭いと、音程による表現が制限されてしまい、上級者にとっては弾きにくい(使い物にならない)ということにはならないでしょうか?
 いつもウルフで苦しんでいるチェロ弾きとして、特定の音に共鳴のピークを持つ楽器が如何に弾き難いか、よく解っているつもりです。


 のりさんは上級者(もしかしてプロ?)としての豊富な経験に基づいて発言なさっているとお見受けします。 なので仰っていることは一面の真実だとは思うのですが、素人としてちょっと腑に落ちないのでコメントさせて頂きました。 どうかお気を悪くなさらないで、「こういう風に誤解(曲解?)する素人も居るんだ」とご参考にしてください。

投稿者:ピ9ミン     投稿日時:2007/03/04 21:41  ---20.215.175

 またまた失礼します。
 新たに気になったバイオリンについてご存知の方に教えて頂きたいのですが・・・。
 一つ目はグロー○ルのアウトフィットN300(J.キュンストラーTHN200・弓アトリエ・サルド13V・ケース・松脂セット)で315,000円。
 二つ目はバイオリンはHEINRICH GILLの56番の262,500円。
 三つ目は同上(H GILL)の58番の315,000円。
 また、キルシュネックというバイオリンは「低音が素晴らしい」とどこかのサイトで出ていたのですが、どなたかご存知ではありませんか?
 すみませんがよろしくお願い致します。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/03/04 22:22  ---6.34.190

>>ピ9ミンさん
このQ&Aは、弦楽器店であるストラッドさんのホームページ内にあり、ストラッドさんによって運営されているものです。
従って日本で販売されているメーカーの製品に対し批判的な意見が書き込まれると、ストラッドさんにメーカーよりクレームが寄せられ、ストラッドさんが迷惑することになり、最悪このQ&Aが閉鎖になることもあり得ます。
管理規約では、
>具体的な名前(お店・商品等)を出してのマイナスイメージの書き込みはしないで下さい。
となっているので、どのメーカー・商品に対しても良い点しか書けないことになりますので、客観的な評価はできません。
できれば、上記のような質問は避けた方がよいと思います。

弦楽器店は大抵自分のところでメインで取り扱う量産系メーカーは決めており、予算に合わせてそれをすすめます。同じ価格帯であれば、ドイツ・チェコあたりの量産品はそんなに大きな差異・当たり外れはなく、それよりもお店がその楽器をきちんと調整して販売するのか、また購入後のアフターサービスをきちんとしてくれるのか、あるいは買い換えの際に下取りをしてくれるのか、などが、自分で音の判断ができない現時点としては重要だと思います。

投稿者:ピ9ミン     投稿日時:2007/03/05 20:58  ---20.215.175

 ストラッド様 ご好意に甘えていろいろ書き込みしてすみませんでした。
 そして弦喜様 確かにおっしゃる通りです。配慮が足りませんでしたね。ご指摘ありがとうございます。今後は気をつけます。

投稿者:のり     投稿日時:2007/03/05 21:33  ---128.142.35

セロ轢きのGosh様ご指摘ありがとうございます。

 自分の書き込みを読み返すと、

>> 正しい音程で何百年も弾き続けられるとその音程だけ共鳴しやすくなるのでしょう。

の部分は思いこみから書いた文で根拠がありませんでした。もしかしたら、そのストラディバリは出来たばかりの時からそうだったのかも知れませんが、当時の録音がある訳でもありませんので、何とも言えません。

>> そもそも基準のA自体、百年単位で見れば半音以上ズレてきている訳ですから

については、最初私も不思議に思いました。現在の解釈は、楽器そのもの(木部)の共鳴ではなく、開放弦の共鳴をどれだけ大きくするか、多分弾いている音の倍音がどれだけ出るかが効いているのではないかと考えています。

>>いつもウルフで苦しんでいるチェロ弾きとして、特定の音に共鳴のピークを持つ楽器が如何に弾き難いか、よく解っているつもりです。

正直なところ、私はVnしか弾かないのでウルフ音がどのようなものか実感がありません。想像ですが、ウルフ音は楽器そのもの(木部)の持つ固有振動数に共鳴する現象ではないかと思います。だとすると、開放弦の共鳴とは別物ではないでしょうか。

 私はプロでも上級者でもありません。1/8のVnで習い始め、何回か中断、再開を繰り返し、最近は3年ほど前からレッスンを続けています。
 この3年間で、初めて頭でっかちヴァイオリニストになりました。「音程は共鳴している開放弦の響きを聞きながらとる」と言うことも今回初めて耳にしましたが、それがどのようなことなのか実感できずに居ました。それを実感させてくれたのがストラディバリでした。一度実感してみると、他のVnでも聞き取れるようになり、音程がだいぶ良くなってきた気がします。全くの初心者では無理でしょうが、ある程度弾いているのに開放弦の共鳴がどれなのかよく分からないと言う人は、一度良い楽器で実感してみると良いでしょう。
 開放弦の共鳴には楽器ごとに共鳴の大小があることがわかり、名器ほど大きいというのが現在の感じです。ただし、弦楽器フェア等で名器を試奏する時は音階ばかり弾く訳では無いので、音階練習をやったストラディバリほど強い実感がある訳ではありません。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2007/03/05 23:56  ---13.42.231

複雑な話を 単純化しませう。

http://www.stringsmagazine.com/issues/strings96/coverstory.html
に初心者向けヴァイオリンの評価があります。
Gill はよさそうです。私、いちど買いそうになりました。

ヴァイオリンの音色は演奏者の技量で90%決まります。たとえば 音程が練習につれ正確になっていくと 音色はどんどん良くなっていきます。だから 思い詰めないで、
Vnに詳しいと一緒に行って、Gillを弾いてもらって良ければ思い切って買ったらどうでしょう。

弓の選び方は
http://www.stringsmagazine.com/issues/strings87/Longmkt.shtml
にあります。この要点は あなたがしなやかな弓が合ってるのか、強い弓が合ってるのか を知り、全弓でゆっくり弾いてみる、とばしてみる、てことのようです。
 全く初心者なら、カーボンファイバーのボウ(私はArcusが好きですが、Musicary やCoda bowも評判良いようですね)を買って 将来 オールドペルナンブーコボウ(予算的にはジャーマンボウ)に買い換えるのがよいかと思います。
http://www.wps.pwp.blueyonder.co.uk/bows_makers.htm

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2007/03/06 10:07  ---81.65.230

のり様、
 応答ありがとうございました。
 ストラディバリ弾いたことがあるなんて羨ましい。 やっぱりいいものに触れた実体験って大事ですよね。 疑問に感じた2行以外はえらく説得力のあるご発言だったので、「もしやプロだった?」と思ってしまいました。
 特に、「レッスンでは(発表会でのソロを想定して)アマオケで使うよりも良い楽器が望ましい」とは卓見だと、目から鱗の思いでした。

> ウルフ音は楽器そのもの(木部)の持つ固有振動数に共鳴する現象ではないかと

 はい、そういう感じがします。

投稿者:ピ9ミン     投稿日時:2007/03/06 22:36  ---20.215.175

鈴木珍事様 色々教えて下さりありがとうございます。

 「音色は演奏者の技量で90%決まる」との事ですが、確かにいくら良い楽器でもそれを弾きこなせるだけの技量が無ければもったいないですよね。
 そこで、私は初・中級者用の楽器を購入して練習に励もうと思いました。それに、後々上達してから自分に合った楽器に買い換えるか、弓をいい物に換えてみるという方法もあるのですね。
 なんとなく方向が見えてきたような気がします。
ありがとうございました。

Q:分数チェロのアジャスターについて
投稿者:リトルチェリスト     投稿日時:2007/02/28 23:00  ---159.166.62

初めて質問させていただきます。
私自身アマチュアですが、チェロ歴は約20年なります。
もうすぐ4歳になる子供がチェロを弾きたがるので、子供用にと
遠い遠い知人から1/8のチェロを譲り受けました。
子供にはもしやる気があるなら味程度に弾いてもらえればと思っています。本人の希望がない限り教室に通わせたりという気は今のところなく、今は遊びながらチェロを触っているという状況です。

ところが、そのチェロのテールピースにはアジャスターがついておらず、練習のたびにチューニングに手を焼いてしまいます。

そこで、
分数チェロには分数バイオリンにつけるような、外付けのアジャスターはないのでしょうか?

この際、アジャスター付きのテールピースに交換するしか手はないのでしょうか?

ご存知でしたら、ご教授願います。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2007/03/01 12:19  ---198.68.110

こんにちは、

チェロの外付けアジャスターですが、ドイツのウイットナー社から出ています。ただ1/4サイズまでで、1/8サイズですと付かない可能性もございます。ゆえにお勧めできません。

上記アジャスターが定価で\1300
同じくウイットナー社から出ているアジャスター付きテールピースが定価で\3,900なので、予算的にもテールピースごとの方がお勧めです。

投稿者: リトルチェリスト     投稿日時:2007/03/06 16:01  ---159.166.62

ご回答ありがとうございました。
テールピース交換で検討したいと思います。

Q:具体的にはどのような弓が相性が良いでしょうか?(補足)
投稿者:MR2     投稿日時:2007/03/06 02:48  ---7.11.85

度々恐れ入ります。
先程の楽器は、ヴァイオリンです。お手数をお掛けいたします。

Q:指先のタコのため指が弦上を滑って困っています。
投稿者:ヨークン     投稿日時:2007/03/04 21:31  ---225.78.85

ヴァイオリンを始めて1年2ヶ月の初心者(66歳)。左手指先に出来たタコ(特に1指、2指)がトシのせいか乾燥していて、弦を抑えても微妙に指先が弦上を滑って不快です。特にヴィブラートの時は、滑って不快です。踵に塗る尿素入りクリームを擦り込むとしばらくは指先がしっとりとして具合が良くなりますが、他に良い対処法をどなたかご教示頂けましたら大変有難く存じます。

投稿者:ぶぶ     投稿日時:2007/03/04 23:02  ---180.244.17


自分の場合には、紙やすり(耐水ペーパー)で削っていました。

少しずつ削りながら、様子を見てください。

投稿者:ヨークン     投稿日時:2007/03/05 14:37  ---225.78.85

ぶぶ様、どうも有難うございました。私のタコはあまり厚みはないのですが、試みて見ます。

投稿者:はにほへと     投稿日時:2007/03/05 19:54  ---3.3.99

外側からの栄養よりも、皮膚の組成結合再生に必要なカルシウム、肌に潤いを与える成分等々を摂取する事も効果的ですよ。私はそれで殆ど問題なくなりました。驚くほど皮膚の再生能力があがった為です。紙ヤスリも昔は必須でしたが、今は殆ど使う必要がなくなりました。

投稿者:スカル     投稿日時:2007/03/06 00:35  ---207.206.246

はじめて書き込みさせていただきます。
実は私も同じ指先の滑りで困っていました。
私は子供の頃アトピーだったこともあり、内側からの栄養摂取だけでは追いつかないほどの指先の乾燥があります。そこで今のところ一番良いと思って使っているのが「カモミール化粧水」です。自分で作って、練習の前に手につけています。私の場合左手だけでなく、弓を持つ手も乾燥のため滑って弓を落としてしまうほどですが、これを指先につけると指紋が自分にもあったんだぁ!と思うほど指先がしっとりしますよ。
作り方はこちら。
http://www.nammy-net.com/koikoubou/camomil.html
水で手を洗うとすぐとれてしまいますので、そこだけは要注意ですね。

あと、日本酒をつかっている化粧水なので、その手で楽器をベタベタ触ると手垢がつきますし、アルコール分なので楽器のニスとかには良くないのでは?と心配はあります。
そこのところどなたか、問題点があるようでしたら、教えて頂きたいです。
念のため楽器本体に触らないように注意しつつ(弦を押さえるのは仕方ないですけど)使っています。
よかったら試してみてください。

Q:バイオリンの価格
投稿者:VT     投稿日時:2007/03/02 06:34  ---62.126.23

先日、ニューヨークに行ったとき
Georges Mougenotの楽器を薦められました。
楽器が健康な状態であった場合、
日本ではだいたいおいくらくらいするものなのでしょうか??
もし可能であれば教えてください。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2007/03/05 23:08  ---13.42.231

オークションで1000-9000ドル と落札価格に幅があります。 
アメリカでは小売りでこの2-2.5倍 日本で良心的な店で3倍。
健康な状態だと このなかで高い方と思います。
ベルギーの名工だそうです。1843生まれ-1937

Q:お奨めの欧州旅行先
投稿者:ミッテンバルト     投稿日時:2007/03/05 21:31  ---73.103.30

皆様のコメントが好きで、いつもこのサイトを拝見しています。
仕事の関係で一時的な欧州勤務となり、早10年近く経過しました。

伊のクレモナには3度ほど家族旅行で足を運びました。伊料理の味はちと期待外れですが、趣のある町です。車での移動であれば、半径100Km以内に、風光明媚な観光地も散在します。

例えばザルツブルクもそうでしょうが、クラッシック好きに欧州内でお奨めの旅行先があれば教えてください。クレモナなぞは駐在していないとなかなか訪問しにくい場所にありますよね。日本に帰国する前に、見聞を広げておきたいので、また、当地に長期旅行される方のご参考にもなるでしょうから。

投稿者:のり     投稿日時:2007/03/05 22:01  ---128.142.35

 ハンドルネームから推察するとドイツにお住まいでしょうか。10年とは羨ましい限りですが、現地の生活も大変でしょうね。

 私が行った場所でぱっと思いつくところ。
1.ヴェローナで夏、円形競技場で開催されるオペラ
2.大作曲家の住んでいた家や墓
3.古い楽器のコレクション。覚えているのはミュンヘンの博物館かな。
4.ヘルシンキの公園にあるシベリウスの頭の彫刻
5.プラハのあちこちの教会で聞けるちょっとしたコンサート
6.本場のフラメンコ
7.ちょっと足を伸ばして、トルコやモロッコの音楽
8.ポンペイの遺跡の中にある円形競技場の舞台で大声で歌う、曲は「城ヶ島の雨」できまり
9.まだクラシックではないかも知れませんが、アビーロードのジャケットに写っている交差点(同じポーズで写真を撮ること)
10.でもやはり、本場で見る(聞く)オペラに足繁く通うのが一番かと思います。

Q:弦と松脂の相性
投稿者:MIN     投稿日時:2007/03/03 01:07  ---1.182.119

子供のバイオリンを 1/10→1/8→1/4→1/2 と買い換えてきましたが、松脂は最初に先生からいただいたものをずっと使っています。
今になって、ふとよくよく見たら、松脂のラベルが
PIRASTRO Eudoxa Rosin
となっているのに気づきました。
これは、オイドクサに合った松脂なのですよね。。。

しかしこれまで、楽器にはピラストロのクロムコアや、ドミナント以外、張ったことがないのです。
オイドクサ(ガット弦)向きの松脂をスチール弦やナイロン弦に使っても問題ない(なかった)のでしょうか。
松脂を買い換えたほうがよいでしょうか。

投稿者:猫丸     投稿日時:2007/03/03 14:55  ---2.159.138

ご不満が無ければそのままでもかまいません。

1度買えば一生持ちますので、この際買い換えるのも良いでしょう。
古くなると良くないと言う、著名楽器工房の店主もいますが、関係ありません。

金粉入りというのもありますし、値段の高い物はケース代で、中身は他社メーカーで、1000円前後の物ですので、数種類購入して松ヤニ、マニアになっても大した出費にはならないでしょう。

どの弦に、どの松ヤニが合うというのも聞いたことがありません。

ドミナントは良い弦です、お好みで他の弦を選定されるのもよろしいかと思いますが、名器にも良くわれますので、ご不満が無ければそのままでよいかと思います。
クロムコアもガットで大きいホールで寝ぼけた音になるより効果的です。
弦の切れたときの非常用に、用意してありますが、人工素材になってから切れることも無くなりました。

投稿者:MIN     投稿日時:2007/03/05 01:38  ---1.182.119

猫丸様
コメントありがとうございました。
とりあえず問題はないということで安心しました。
そのうち機会があれば他の松脂も試してみたいと思います。

Q:バイオリンの調整
投稿者:あおいママ     投稿日時:2007/02/25 00:23  ---221.234.98

はじめまして!
かれこれ20年前に購入したバイオリンの調整をしようかと思っているのですが、あまり価値のない楽器であれば調整をせずに新たにバイオリンを購入しようと思っています。
そこで製作者などのラベルを見てみたのですが、全然読めないし分からなかったので是非教えて頂きたくメール致しました!
Petrus Schulz Chittar−und Gel
genmacher in Regensburg
anno 1845
と書いてあります。
もし、わかる方がいらっしゃいましたら教えてください!

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2007/03/01 11:57  ---198.68.110

こんにちは、

Petrus Schulz Chittar
調べて見ましたが、解りませんでした。申し訳ございません。
どなたか解る方いらっしゃいましたら情報よろしくお願いいたします。

投稿者:いし     投稿日時:2007/03/03 07:07  ---106.63.48

ヘンリーの事典によれば、 Petrus Schulz(1808-1871)はもっとも評判の良いドイツの製作家の一人とのことです。
1830年にRegensburgに移り住んだことから、以後のラベルには、
Petrus Schulz, Chittar und
Gelgenmacher in Regensburg
    anno 18..
と表記されているとのことです。
ただし、楽器やラベルが本物であるかどうかはわかりません。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/03/03 09:34  ---6.34.190

Gelgenmacher は綴りの間違いで、Geigenmacher(ドイツ語)=Violin Maker(英語)が正しいと思います。und は and(&)ですのでChittarとヴァイオリンのメーカーとも読めるのですが、Chittarがドイツ付近で見られるチターかどうかが判断できず、少し調べただけではわかりませんでした。

ラベルに関係なく、よい楽器はよい楽器ですので、一度専門の弦楽器工房にもちこまれることをおすすめします。その楽器の価格は別として、ヴァイオリンの作りと性能がどのようなものなのかはすぐにわかりますし、どのような調整が必要で、どれくらいの費用が必要かはその場である程度は見積もれますので、調整を行う価値があるかどうかは工房の人と総合的に判断すればよいと思います。また、購入元がまだ営業しているなら、そこに持ち込むと、運が良ければタダで、あるいは安く調整・修理を行ってもらえる可能性はあります。

投稿者:あおいママ     投稿日時:2007/03/03 14:32  ---221.234.98

〜ストラッドの店員さん〜
調べていただきましてありがとうございました。


〜 いしさんへ 〜
詳しく調べていただきありがとうございました。
本物かとうかは別として「Petrus Schulz」が
存在していた人物だとわかっただけでうれしいです。
ありがとうございました。


〜 弦喜さんへ 〜
詳しく調べていただきありがとうございました。
最近、子育ての合間をみて、いろいろな曲を演奏してみるんですが
以前と比べて音の響きが悪くなったように感じたので
今回このようなコメントを書かせていただきました。

やはり、愛着ある楽器なので、1度近くのバイオリン工房へ持ちこんで
楽器をみていただこうと思います。

お忙しい中、いろいろとアドバイスしていただてありがとうございました。

Q:どなたか知ってるかたいますか?
投稿者:りか     投稿日時:2007/03/02 15:13  ---253.190.230

私の大好きな、バイオリニストが、1874年に作られたフランス製J.B.Vuillaume。を、使っています。
まったく同じ作品は有るのでしょうか?
音がすごくいいんです!!!

投稿者:rio     投稿日時:2007/03/02 16:44  ---148.49.182

>まったく同じ作品は…

弦楽器は1本1本に個性があるのが普通で、「まったく同じ」はありません。

ただ、有名な製作者ですので、丹念に探せば素敵な楽器がみつかるかもしれません。値段は楽器屋さんに直接聞いてみてください。安くても数百万円だとおもいますので…

投稿者:猫丸     投稿日時:2007/03/02 16:54  ---150.237.238

1874年製だと、ビヨームナンバーは2944〜3000番となる様です。
1875年の3001で終わりのようですので、J.B.Vuillaumeの作ではないと考えるのが順当です。
若い番号がJBビヨームと、ニコラフランシスビヨームということになるのでしょう。
フランスの複数の名工たちのビヨーム工房製が3000台生産されたということですので、全部残っていると、多数あるということになります。同じ物は2台無いというのは他の制作者でも当てはまります。