Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:ゾルチについて教えてください。
投稿者:みのったん     投稿日時:2007/04/10 19:35  ---133.104.13

こんにちは
僕の愛用しているバイオリンは1900年製の
バレンチニウス・ディ・ゾルチ(ZORZI)フィレンツェです。
とても腕の良い製作者だと思っています。
この楽器について情報が極めて少なく、ご存知でしたら
価値等も含めて教えてください。

投稿者:翠     投稿日時:2007/04/11 20:31  ---216.197.242

VALENTINO DE ZORZI(1837〜1916)

FLORENCEで活躍したヴァイオリン製作者で、FLORENCEヴァイオリン製作学校を創設した人です。彼はイタリアで活躍したヴァイオリン製作者の中で、最も優れた48人の中に入ると言われている人です。フニョーラ・ハンニバル、ステファノ・スカランペラ、フェルディナンド・ガリムベルティ、ピエトロ・スガラボット、セスト・ロッキ、アウグスト・ポラストリ、レアンドロ・ビジアツキ、リカルド・アントニアッキ等々と肩を並べる製作者とも言われています。ヴァイオリンには、頭文字のV・D・Zの焼印が内外に押されています。

自分が見たのは、1907年で値段は500万でした。

Q:ヨーロッパにおいての弦楽器の保管について
投稿者:nekoneko     投稿日時:2007/03/03 22:32  ---.89.73

いつも楽しく読ませていただいております。
この度主人の転勤により、ヴァイオリンと共にロンドンに引っ越してきました。こちらは日本とは違い湿度が30%くらいしかありません。楽器はケースに入れていますので、ケースの中は40パーセントを保っていますが、万が一のためにケースについている加湿器を使ったほうがいいのでしょうか?
じめじめした日本よりは楽器のコンディションはよくなるのでは、とは思っていますが、まさかこんなに乾燥しているとはと驚いております。
なにかよい方法がございましたら、是非とも教えていただけますでしょうか。また、その加湿器の使い方もあわせて教えていただけると助かります。
宜しくお願いいたします。

投稿者:のり     投稿日時:2007/03/04 09:54  ---128.142.35

 直接の答えではありませんが、先日秋葉原を歩いていたらデジタル湿度計が有ったので買ってみました。購入の際、何台か有った物を比較し(指示値がバラバラだったら真ん中の物を選ぶため)たら、どれも15%でした。昨年同様の書き込みがあった際調べたら、その日東京は12%位だったと記憶しています。
 東京は年間を通した湿度の差が大きい都市です。それに比較すれば、ヨーロッパの都市は差が小さい様に聞いたことが有りますので、ご懸念は逆かも知れません。

 で、買った湿度計をVnケースに入れていますが、昨日は40〜45%位でした。昨日の東京の湿度は以下の通りですので、暖房を入れた分室内の方が少し乾燥していた様です。
http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/yesterday-44131.html?areaCode=000&groupCode=30

投稿者:ジュード     投稿日時:2007/03/05 23:31  ---229.165.144

フランスで約10年暮らしました。
冬の乾燥には気をつけたほうがいいと思います。

こちらに来てから
私の楽器にはこまかい縮緬皺のようなものがニス表面に現れました。
去年の冬にはさらに新たな亀裂が入りました(細かいものですが)。

楽器調整のかたに言わせると、これらは
冬の乾燥、および温度湿度の変化のせいで
しかたがないといわれました。
私個人のメンテナンスに問題があったわけではないようです。

私はケース内についている加湿器は使っていましたが
もっとしっかりした対策をしたほうがよかったかもしれません。

弓もきちんと緩めてあげる必要があるかと思います。

投稿者:nekoneko     投稿日時:2007/03/06 00:20  ---.84.252

情報ありがとうございます!
やはり冬対策はとったほうがよさそうですね。
私の楽器はオールドなので、とても心配でした。こまかい縮緬皺のようなものが極力はいらないように努力してみます。
またなにか秘策がありましたら、情報をいただけると嬉しいです。

投稿者:のり     投稿日時:2007/03/12 22:13  ---128.142.35

くどいようですが、本日東京の最低湿度は12%でした。明日の予報は10%だそうです。Vnの取り扱いに気を付けましょう。
http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/today-44131.html?groupCode=30&areaCode=000

投稿者:猫丸     投稿日時:2007/03/13 10:59  ---2.156.59

誤解を受けそうですね。

気象観測は、通常、百葉箱での計測値です。
従って、楽器を戸外につるしてあれば問題になります。
屋内で、人のいる環境であれば、人自体が加湿器ですので、問題にならないでしょう。

和楽器の奏者がニューヨークで公演した祭に、乾燥で困ったようで、濡れタオルを入れるわけにもいかず、白菜を楽器ケースに入れて対処したと言うことです。

異常事態の乾燥には、野菜を入れておくのも緊急用には参考になりそうです、出し忘れて腐らせると問題ですが。

投稿者:ビルシャハム     投稿日時:2007/03/13 12:38  ---246.252.97

移動の際に良くやるのが、ハンカチを1/4程度ぬらしてよく絞り、

ぬらした部分を内側に折り込んで、ケースにいれておきます。

表面はぬれていないので問題なく、保湿の効果も十分ありますよ。

投稿者:のり     投稿日時:2007/03/13 21:41  ---128.142.35

2007年3月12日の東京都心での温度と湿度は17時現在 11.4℃ 12% でした。
http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/yesterday-44131.html?areaCode=000&groupCode=30
ここで言う湿度とは相対湿度であり、温度が上昇すれば湿度が下がります。気温11度の部屋でVnを弾くの辛いので、仮に室内の気温を23℃とするとその気温における同じ空気の湿度は、5.8%になります。ちなみにこの時の空気1立方メートル当たりの水分は1.6gです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%BD%E5%92%8C%E6%B0%B4%E8%92%B8%E6%B0%97%E9%87%8F
 一方、人体から空気中に発散される水分蒸発量は1日当たり
http://kanpou-yaku.com/kouza/sindan06.html
の表の肺と汗と皮膚を足した1000ml=1000gになります。1時間当たりではおよそ41.7gです。6畳間で1時間弾いたと仮定し41.7gの水分が蒸発し、その水分が6畳間(2.7m×3.6m×2.5m=24.3立方メートル)に拡散したとすると、1立方メートル当たりの水分は1.7g増加します(換気無しと仮定)。これは、23℃の空気の相対湿度を6.1%上げることになり、先程の計算と合わせ13.9%になります。
 活動中(Vn演奏中)の蒸発量はもう少し大きいと考えられますが、リビングで演奏するとしたら6畳間よりも広い空間でしょうから人体からの蒸発の寄与は小さくなります。いずれにせよ、外気の乾燥状態が大幅に改善されることは期待できないでしょう。東京の室内もかなり危険です。

投稿者:猫丸     投稿日時:2007/03/13 22:25  ---2.156.97

乾燥によほどご心配なようですね。

生木の場合と違って、用材は少なくても数年以上乾燥させてあり、乾燥して収縮しないだけ、するめのように水分を飛ばしてあるわけです。

人がおかしくなるような異常乾燥状態が継続するような所でなければ、そう神経質になる事はありません。

ここまで気を遣ってくれているのを、楽器制作者が聞いたら、なみだを流して喜ぶでしょう。

投稿者:rio     投稿日時:2007/03/14 14:52  ---148.49.182

>人がおかしくなるような異常乾燥状態が
>継続するような所でなければ、
>そう神経質になる事はありません。

私は
1980年代のまだ新しいイタリー製コンテンポラリー楽器を
湿度30〜40%のところに楽器を保管しながら
「乾燥しているから良く鳴るなぁ」と無神経に保管していたら
乾燥しすぎて、裏板(2枚板)の合わせ目が開きはじめてきた
という不幸な経験があります。

湿度の計算方法などは良くわかりませんが

以降 工房のアドバイスを守り ダンピッド等も使いながら
ケース内に廉価な(あまり精度の高くない)電子湿度計を入れ
なるべく50〜60%で管理するようにしています。
それ以降何のトラブルもありません。

これは楽器による個体差もあるとおもいますが
大事な楽器は、なるべく良い環境においてあげる
必要があろうかと思いますので、
ある程度の湿度管理はしてあげたほうがいいと思います。

投稿者:猫丸     投稿日時:2007/03/14 23:17  ---2.156.181

>裏板(2枚板)の合わせ目が開きはじめてきた
という不幸な経験があります。

ずいぶんひどい目に会われたようですね。
しかし、この原因は乾燥では無いと考えられます。

ヨーロッパの楽器のまま日本に持ってくると、夏場の湿気でニカワが剥がれてしまいます、日本に持ってきたときは裏板、表板をオープンしてニカワを濃くして張り合わせ直さないともたないようです。
ハイフェツもデルジェスと、ストラッド(ドルフィン)を日本にもつて来て2台ともやられてしまったようですし、エルマンもストラッドのフタが空いてしまったようです。
欧州製の新作楽器は要注意で、本来は日本に持ってきた時点で、ニカワをやり換えないといけないのですが、そこまでやってくれないのが現状のようです、開いた時点でニカワを濃くして張り直しと考えているようで、取扱店で当然無料でやらせるべきものなんでしょう。

猫丸の相棒は、鑑定書から計算すると来日後60年になりますが、剥がれた事はありません、その昔職人さんに尋ねたことがありますが、そりゃ当然ニカワはやり変えてありますとのことでした。

若いイタリー美人には日本では、湿気の方に気付けてあげる方がよろしいようです。

フタが開いてしまうと、あわてますが、職人さんに言わせれば張り合わせれば良いだけで、フタが開くから壊れないのであるとの事です。

最初のご質問、ヨーロッパにおける乾燥対策からずいぶんそれてしまいましたが、7月にルガーノカルテットが来ますので、連中はどうしているか聞いておきます。

投稿者:rio     投稿日時:2007/03/14 23:56  ---210.189.167

猫丸様

確かに湿気が原因で、指板が外れた例は見たことがあります。

ただ、私の楽器の原因は乾燥であったのは、
世話になっている工房主および他の製作者の見立て
ともに同じ意見でした。
2年続けて冬の時期に同じトラブルに受けましたが
加湿することで、この2年は問題なく過ごしています。

楽器って、色々な例があるものですね。

投稿者:猫丸     投稿日時:2007/03/15 21:54  ---150.237.153

指板はがっちり接着してしまうと、あの面積ですので、修理で剥がさなければならないときやっかいですので、ニカワを薄くするか、一部接着で工夫するようで、これが災いする事があると聞いております。

乾燥で2回も剥がれに会われましたか、夏場の湿気で弛んでいたのが冬場で剥がれたとものと思われますが、ニカワを濃くしてがっちり止めてしまうと、楽器が一時的に鳴らなくなってしまいますので、おそらく職人さんが用心したのだと推測するのが妥当だと思います。
剥がれる寸前が一番鳴りがよいとも言います、接着するのは楽器を痛めることもなく、割と簡単ですが、開けるのはたいへんです。

鳴りをそこなわないように、慎重に対処してくれたと解釈したいですが、いかがでしょう。

投稿者:rio     投稿日時:2007/03/16 07:58  ---210.189.167

猫丸様
>鳴りをそこなわないように、
>慎重に対処してくれたと解釈したいですが、いかがでしょう。


正直いってそこまで突き詰めて聞いていません
猫丸様は、楽器についてお詳しいようですので
おそらくそうなのかも知れませんね


現在の私がお世話になっている修理工房のコメントと
前オーナーおよび前々オーナーが依頼していた工房(製作者)(20年以上私の楽器を扱ってきた工房)
師匠が行く工房(製作者)(1年ぐらい私の楽器の調整をしていた)

のコメントが
みなさん「乾燥が原因」「冬場はダンピット使うべし」でして…
とりあえず、専門家の言う事を聴いておこうと思います


所有する楽器の製作後の修理履歴はある程度残っており

前オーナーでも裏板2枚張り合わせ部分の修理のため
2回表板をあけており(工房と楽器製作者とが連絡を取り合っていたようです)
私のときも、別の修理(落として壊した)のため、1回表板をあけたことがあります。

修理履歴を見ると
ずいぶんと手のかかる楽器だと思っております

年に4回は工房で楽器を見てもらう機会があるので
湿気で剥れかけていたとすれば
「いったい、なにみていたんだよ!」と文句のひとつでも
いいたくなりますが…(笑)

ではこのへんで

投稿者:nekoneko     投稿日時:2007/04/10 06:30  ---.77.152

皆様、情報ありがとうございます!
私の楽器は1920年のドイツ製ですので、生まれた土地に近い環境に戻ってきたから状態が万全なのかと思っていましたが、この一ヶ月間弦がよく緩み、ケースを開けるたびにどきどきしています。
やはり乾燥してますね。。
表板がはがれてきた、というお話は大変恐ろしいです。
なるべく加湿できるような状態にしようと心がけていますが、人間もこの乾燥した土地に慣れるために調子を狂わせています。ご老体のバイオリンに負担をかけないように、現地の楽器店でも一度相談してみようかと考えています。

Q:バイオリン選びの謝礼
投稿者:naop     投稿日時:2007/04/03 13:09  ---5.182.64

教室の先生に業者から5本のVnを借りて頂き,レッスン時に選んで購入しました。このような場合,先生に謝礼をするのが通常でしょうか? この辺、よく分からないのでご意見頂ければ助かります.

それと、購入時に感じたことなど,今後買う方のためにも記させてください。
4ヶ月間以上も教室の3万円以下のVnをレンタルしていました.当たり前ですが,購入したVnはそれに比べれば格段に弾きやすいものです.購入前に借りてきたほとんどが倍音が明瞭で,音程が取りやすいのです.また,弓も適度な重みを感じて操作性が良いのです.突然技量が上がりました.あまり音を外さなくなり,聞いている家人に迷惑をかけなくなった(笑).こんなことなら,もっと早く購入すればよかった.

初心者だから試奏しても意味がない,なんてことはありませんでした.私は簡単な音階だけを弾いていましたが,倍音の違いはよく分かり,弾きやすさの順序はある程度決められました(13〜28万の範囲でしたが,値段順も当てました!変な自慢).良いもの2本の甲乙が付けがたかったので,先生に弾いてもらいましたが,大して代わらないということでしたし,演奏を聴いても変わらないので,予算内の方に決定しました.
初心者は聞かせることよりも,出る音を聞いてきちんとした音で弾くことの方が大切なはずなので,そういった基準で選ぶことが大切なのかな,と初心者なりに納得しました.ただ,聞かせる(評価の高い)Vnを弾いてみたいという心は強くなりましたが,これは良いモチベーションとなって,今も維持されています.貯金するモチベーションまではつながっていませんが.
謝礼の件とは別に,この辺に関しても何かコメント頂ければ,今後役にたつものかと思っております.

投稿者:元     投稿日時:2007/04/03 16:47  ---26.9.187

はじめまして。
何人かの生徒を持っている立場のものですが、謝礼はいらないと思いますよ。言葉のお礼だけで良いのではないでしょうか?先生は、貴方を上達させるために仕事して、レッスン代という報酬を得ているわけですから。
貴方がより練習され、上達することが先生の喜びにかわります。

先生が貴方の楽器を選ぶために、例えば楽器屋さんまで何往復かされているなら、気持ちを込めて交通費ということでお礼をあげてはどうですか?それも高額ではなく、お中元とかお歳暮レベルで。

投稿者:にゃん     投稿日時:2007/04/03 22:27  ---205.90.125

その楽器を買った業者の人が先生と馴染みのある楽器店だった場合は、ほぼ確実に楽器店から先生サイドに「紹介料」が行ってるはずです。
多分先生に聞いてももらってないと言うかもしれませんが、ほぼ確実にもらっていると思います。
なのでその場合は言葉だけの御礼と貴方のこれからの頑張りで良いと思います。

もしその楽器店が先生と馴染みの無い所であったり、先生を楽器選びのために色々な楽器店を連れまわしたりしたのであれば1レッスン分ぐらいの謝礼をお渡ししても良いかもしれません。

また楽器選びの点においては自分ひとりだけでも、慣れればある程度のランク分けは出きると思います。
ですが、その楽器の真の音色と言うのは熟練者でなくては引き出す事が出来ず、また、ヴァイオリンやヴィオラの様な骨伝導で音が直接響く様な楽器は皆が聞いている音と奏者が聞いている音は違うはずなので、楽器を買いに行く時は誰か上手い人と行った方が良いと言われていますよ。

投稿者:naop     投稿日時:2007/04/04 07:47  ---5.182.64

元さん、にゃんさん、謝礼の件、お返事ありがとうございました。助かります.定価より割り引いて店頭の割引価格と同じ金額で売ってもらったので,紹介料が入っているのかは分かりませんでした.そういうものなのですね.先生と楽器店はなじみですので,特に謝礼は要らないものと了解しました.

にゃんさんの書かれたように,確かに直接響いた音と第三者が聞く音では違いますね.ただ,音程が取れているときの響きがはっきりしていると,初心奏者には弾きやすいと思いました.第三者として聞く音も大切なのでしょうが.と書いていて疑問ができましたので,項を改めて質問しなおします.

投稿者:Gezi     投稿日時:2007/04/08 19:23  ---98.197.150

にゃん様の「馴染みのある楽器店だった場合は、ほぼ確実に楽器店から先生サイドに紹介料が行ってるはずです」は誤解を招きます。私の場合、信頼できる行きつけの楽器店に連れて行きますが、1円でも安くなる様に交渉してあげています。確かにリベートを貰っている人もいるようですが、皆ではありませんよ!

Q:音程(弾き手と聞き手)
投稿者:naop     投稿日時:2007/04/04 07:51  ---5.182.64

Vn奏者が倍音などから判断して音程が合っていると思っているのに、聞いてみると音程がずれている,ということはあるのでしょうか? 音色が違うというのは納得できますが,音程もはずれる可能性はあるのでしょうか? 直ぐ前に書き込んだ際に骨伝導という単語が出て,音色だけでなく,音程も?と気になりました。もちろん,半音・全音ずれているというのは除外します.

投稿者:B・バッハ     投稿日時:2007/04/04 16:28  ---215.160.182

レイト・スターターの方のほうがそのような疑問を持ちやすいのではないかと考えます。私は子どもの頃からやっているので、そのような経験はありませんが、それは別の面から見れば、マヒしていると言えないこともありません。大事なことは、自分の耳や感覚がいつズレを生じるか分からないということ、そして決して過信してはいけないということだと思います。そこで私はデジタル・チューナーは常に携帯しています。調弦にも有効です。人間の感性は鋭さと鈍さを持っています。これは確実です。だから naop様のように、「不安を持つことはとても大事」なのではないでしょうか。このご質問を拝見して、むしろ自分ももう1度確かめなくては!と思いました。参考にさせて頂きます。ありがとうございました。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/04/05 01:14  ---6.46.14

 チューナーは平均律を示します。倍音で判断する場合は純正調に近い形の音だといえます。
 音の定義の仕方の違いで、よくチューナーは信じすぎるなといわれるのは平均律が全て正しいわけではないと言うことです。

投稿者:パスツール     投稿日時:2007/04/05 02:17  ---253.180.196

アンサンブルの中で、自分が良かれと思って細心の注意でもって出していた音程が、後で録音を聞いてみたら思ったより低かったという経験があります。 以後演奏中は自分の音を出来るだけ客観的に聴くように気をつけています。 自分でコントロールしていた音がそれでもズレていた場合は、大抵音程の勘違いによるものなので、気がついた時に意識的に修正する必要があります。 でないと同じ間違いを繰り返すし、他人に指摘されて初めて気がつく場合もあります。 また共鳴を利用して音程を取るとよく言いますが、特定の音がやたら良く響く楽器があり、その場合は危険です。 多少音色が地味でも、スケールの各音が均等に鳴る楽器を選ぶのが無難です。

投稿者:naop     投稿日時:2007/04/05 12:24  ---5.182.64

ご意見ありがとうございました。やはり、音程の勘違いは初心者でなくとも,(もしかすると特定の楽器でも)ありうるのですね.またまたバイオリンの奥深さに触れさせられました.といっても耳学問ばかりです.そして,耳学問よりもさらに深いのがバイオリンの刺激的なところです.

Q:
投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/04/01 11:18  ---6.46.14

2台のヴァイオリンのための二重奏曲≪鏡≫
の楽譜は、どこで手に入るかわかりますか?

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/04/01 11:19  ---6.46.14

上記はモーツアルト作曲です。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2007/04/02 16:10  ---158.116.154

そんな曲あるんですか。
モーツァルトの曲なら現在モーツァルテウムからダウンロードできるんじゃないでしょうか。

http://dme.mozarteum.at/mambo/index.php

投稿者:CABIN     投稿日時:2007/04/02 17:25  ---114.112.42

これでしょうか。
http://orchestre.pc.free.fr/extras/Canon-Inversus-1.pdf

投稿者:CABIN     投稿日時:2007/04/02 17:36  ---114.112.42

こっちかも。
http://orchestre.pc.free.fr/extras/Canon-Inversus-2.pdf

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2007/04/02 20:45  ---13.42.231

楽譜を挟んで 対面した プレーヤーが 譜面の上と下から弾いていくと 一曲になる という 遊びですね。

おもしろいですし うまく作ったなーと感じますが、けど 曲としてはものたりないです。

恋人と楽しんでみるのにいいかも。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/04/03 00:52  ---6.46.14

 CABIN様ありがとうございました。さがしていた物でした。
他の皆様も情報提供ありがとうございました。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/04/05 01:49  ---6.46.14

ファースト、セカンドと下の段から右から左へ読むパートをファースト、セカンドのそれぞれで行うとヴァイオリン4重奏になりました。

Q:雨の日のバイオリンの移動について
投稿者:ちさこ     投稿日時:2007/03/31 11:49  ---206.85.239

車以外の移動で、教室に通う場合、雨の日のバイオリンの移動はみなさんどのようになさていらっしゃいますか?
右手に傘、左手にバイオリンケースでしょうか?
(ケースがずぶぬれになってしまうような気がするのですが?)
専用のレインカバーとかをお使いでしょうか?

投稿者:通りすがり     投稿日時:2007/03/31 12:28  ---49.120.10

 私は傘を持たない方の腕でだき抱えていました。その昔レインカバーを使ったこともありましたが、耐久性が低く直ぐに使い物にならなくなりました。最近のものは違うかもしれません。
 それにレインカバーも豪雨のときは隙間から雨水が入り込んできますし、屋内に入ってからも雨水をふき取る必要があり意外に不便でした。疲れますけど、レインコートを着用してその下に抱えるのが良いかと思います。
 最近は車での移動が多いので特に困っていないので、新型のレインカバー事情に詳しくありません。御存知の方レスお願いします。

投稿者:杏     投稿日時:2007/03/31 20:56  ---145.129.81

親骨70センチ の傘使っています。背中に背負うまたは肩からかけて背中に回す、で、普通の雨なら平気です。
(ケースカバーの生地が撥水または防水だし、本体は発泡スチロールだったり、防水加工されているのが普通)
 ぬれたら、拭いて、それだけ、です・・
 普段はひょうたん型使ってますが、大雨のときには、ファスナー部分に覆いのある角ケースに変えるか、40Lゴミ袋二枚かぶせてしまいます。体裁悪いけど。。ビニールの携帯雨合羽をかぶせる人もいますね。
 抱えるときには、傘をさす腕で抱えると傘の中心に楽器が来ます(必然的に人間がハジかれて、濡れます・)
 
 車のワイパーが効かないくらいの土砂振りのときに、玄関の鍵開ける1分ほどの間縦置きにしたら、ファスナーの覆いのない部分から浸水したので、角ケースの方はカバーを作り変えて、3方向すべて覆いをつけてあります。

 

 

投稿者:2nd fiddler     投稿日時:2007/04/02 09:01  ---.76.67

パラパラ程度の雨なら、そのままで肩にかけ前方向に抱え、反対の手で傘を持ちます。
ザーザー降りならば、十数年使い続けているレインカバーをかけ、傘と反対側の手で提げています。レインカバーは底の部分を止めるマジックテープの部分は早々に取れてしまっていますが、風がひどくなければそれでも支障はありません。持ち手の部分は少しは濡れますが少々なので気にしません。屋内に入っても、内側はほとんど濡れないのでそのまま傘といっしょにどこかにかけておくだけです。混んだ電車に乗るときにはレインカバーは濡れたまま畳んでビニール袋に入れます。
暴風を伴う時や、強い雨で荷物が多い時には、山登り用のサックカバーというものをかぶせて背中に背負います。年に一度使うかどうかくらいですが。

一雨来そうなときは折畳傘と一緒にレインカバーを持って行きます。使うたびに乾かして元の通りに畳んでおけばずっと使えますよ。私が使っているのはごく一般的な物で、当時で1500円位だったと思います。

投稿者:ちさこ     投稿日時:2007/04/02 21:09  ---206.85.239

みなさん、回答ありがとうございました。
とりあえず、レインカバーもそんなに高価でななさそうなので、購入してみようと
思います。
それまでは、40Lゴミ袋二枚かぶせで対応しようと思います。

Q:価格
投稿者:Broken Jars     投稿日時:2007/04/02 16:51  ---116.128.157

私はイタリア製のバイオリン(1994年)を持っていますが手放そうと考えています。そもそもバイオリン暦は20年ほどで半年ほどこの新しいバイオリンで弾いていましたがやはり長く弾いていたドイツ製の楽器(1923年)のほうが音がしっくり奥深さがありますし、楽器2個持っていてもしかたがないのでイタリア製のバイオリンを手放そうと考えています。子供ができたらこのバイオリンを託そうとも思いますが、正直それほど金銭的にも余裕もなくなってきましたので手放す以外にあまり方法がありません。このモダンイタリアンは1994年にRoberto Delfantiによって製作されました。無論、売買価格には上下があると思いますが大体のクレモナのモダンの楽器の価格を教えてくれたら本当にありがたいです。それを基準に売却をしたいと思いますから。返答お願いします。

投稿者:YE     投稿日時:2007/04/02 17:24  ---226.93.244

まず、楽器の売却価格、下取り価格、販売価格は全く異なります。

販売価格は楽器商が仕入れ値に消費税、手数料、儲けを
上乗せしたもので、エンドユーザが支払う金額です。
下取り価格は、楽器商から楽器を購入するとき、
楽器を下取りに出すことによって購入金額を減らすことの
出来る金額です。
売却価格は、文字通り、楽器商に引き取ってもらうときの
金額です。

個人的な一つの目安ですが、楽器商の仕入れ値をxとすると、
良心的な楽器商の販売価格yは1.5x、そうでない場合は2x以上。
下取り価格は、良心的な楽器商やその楽器を購入した
楽器商の場合、0.7y〜y、そうでない場合は0.5y以下。
売却価格は、良心的な楽器商やその楽器を購入した楽器商の場合、
0.5y前後、そうでない場合は0.3以下。
また、店によっては、クレモナ製というだけで売却に応じない
所もあります。

現在、クレモナの新作の相場が120万とすると、
売却価格は30〜50万、というところでしょうか。
それでも売れたら御の字かもしれません。
ただし、これは楽器商によってかなり幅のある話ですので、
その点ご了承ください。

投稿者:Broken Jars     投稿日時:2007/04/02 17:44  ---116.128.157

YEさんー

返答ありがとうございます。確かに購入した額は95万程度だと認識しておりますがその半分ぐらいで売却できたら十分だと思いますので完全に売却を決めたら即売ろうと思っています。

バイオリンの先生が言う値段と楽器商が値段がかなり異なるのでここに投稿しましたがそもそもバイオリンの先生は音とどこで作られたかをメインに値段を判定しますがこの楽器を買った楽器商は作りと国、製作者をメインに値段をきめていました。

自分はイタリア製に目がくれてこのバイオリンを購入しましたが実際音がでません。引き込まなければならないのは承知でしたがE線はそれなりの音が出てくれます。しかしながらG線は大量生産された100年程度前のドイツ製のに比べると比べ物にならないぐらい悪いです。

本当に人間って言葉にだまされやすいですね。

投稿者:QB     投稿日時:2007/04/02 18:40  ---145.236.138

少しだけ気になったので、、もし違ってたらごめんなさい。
eBayで散発的にDelfantiの楽器を見かけます。
以前、興味があったので(たいした金額でないので)一つ買ってみました。
材からして、中国製ではなさそうなんですが、なんとも興味深いもので、安っぽい馬鹿鳴りがします。。
なぜこの製作者に目をつけてeBayに出しているのか理解できないんですが。。

投稿者:YE     投稿日時:2007/04/02 18:49  ---226.93.244

半額で十分とお考えなら、売却に応じてくれるところが
あるかもしれませんね。
ヴァイオリンの価値は、製作者、場所、年代、保存状態、音の
順で決まりますが、演奏者は音を最初に持ってくるので、
しばしば判断が異なります。
高い楽器にも悪い音はありますし、
安い楽器にも素晴らしい音はあります。
ヴァイオリンの師匠は楽器演奏のプロではありますが、
楽器の目利きではありませんので、その点注意が必要です。

ヴァイオリンは基本的にE線が鳴るようにできている楽器なので、
楽器の音の良し悪しは、かなりラフに言うと、
D線とG線の鳴りで判断されます。
G線が悪いというのは、楽器の性能としては…でしょう。

残念ながら、日本の特にアマチュアは、猫も杓子もイタリア、
クレモナ、というところがあり、それに便乗されて、
たいした楽器でもないのにかなりの高額を払うケースを
しばしば目撃しました。
良心的でない売り手にとっては美味しい状況なのでしょうね。
クレモナが素晴らしい楽器を作っていたのは、L.Storioniと
Cerutiファミリーの活躍した1800初頭〜中頃まででしょう。

Q:c.bazinの弓について
投稿者:ジュリエッティ     投稿日時:2007/04/02 13:08  ---41.99.244

 とあるヴァイオリン専門店で、今まで使用していた楽器を弓と交換してもらいました。ちなみに値段は110万相当の弓で刻印がC.BAZINとあります。しかし、鑑定書も発行してもらえず、本当に110万のものなのかどうか不安です。
本当の値段を知りたいのですが・・・。

投稿者:aki     投稿日時:2007/04/02 13:35  ---19.143.83

>本当の値段を知りたいのですが・・・。

あなたが納得して購入(交換)したのであれば、その値が「本当の値段」なのではないでしょうか?
また、このような書き込みをしなければならないほど信頼感のないお店から購入するのは…やめたほうがいいですよ。

楽器も弓も決して安いものではありませんし、思い入れもありますよね。
自分が「この人にまかせたい」と思える店と取引しましょうよ。

刻印の文字だけを書き込んで「いくらなのか」と言われて答えられる人は皆無です。

刻印があっても真贋は分かりませんし、
同じ作者であっても作品の個体差も大きい、
同じ弓でもヘタリや過去の大きな故障(修理)の有無
等によって性能は全く違いますよね?

また同じ弓でも、店によって、いくらで売るかは違います。

Q:オールド楽器が欲しいのですが…
投稿者:オールド欲しい     投稿日時:2007/03/30 00:45  ---0.55.188

みなさんはじめまして。
予算50万円で楽器購入を考えてます。
先生の持つオールド楽器の音を聞いて、
私も柔らかい音のオールドが欲しいのですが、
「この値段なら新作の楽器のほうが良い。その値段で、
コンディションの良い楽器は中々ない」といわれました。
この予算でコンディションの良いオールドを
手に入れようというのは無謀なのでしょうか?

投稿者:Pajeot     投稿日時:2007/03/30 02:12  ---73.236.13

50万で購入ですか、、、 無理ではありませんが、イタリアンは無理です。又、日本では無謀でしょうね。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/03/30 03:01  ---6.46.14

先生のを譲ってもらう、もしくは先生に仲介を頼んでみればよいのでは?著名な先生であれば値切ることも可能かも…

投稿者:まあ2     投稿日時:2007/03/30 12:01  ---224.218.130

同名の方がおられたので「2」にしました。

音量を求めなければ、根気よく探せばあるんじゃないかなぁ。
こんなところで質問するより、楽器店まわりした方がいいと思います。
50万のオールドなら無名の楽器でしょうから、有名な名前があっても偽物でしょうから、真贋の心配も必要ないので、健康状態に気をつけて、いい音のを選べばいいと思います。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/03/31 00:57  ---6.34.252

オールド欲しいさんの言う、オールド楽器とは何を意味していますか?
量産品(手工量産含む)の100歳ほどの楽器であれば、数も多いし、ある程度音もこなれてきていますので、気持ちよく柔らかく鳴る、状態のよい楽器は、さがせばあると思います。
が、オールド楽器というと、名人が作った1800年代初頭以前の手工楽器を主に指しますので、それは手には入りません。

投稿者:オールド欲しい     投稿日時:2007/03/31 20:30  ---0.73.184

>>弦喜 様

「気持ちよく柔らかく鳴る、状態のよい楽器」

まさしく、こういう楽器を探してます!
愛着の持てる佇まい・音色を感じさせてくれる楽器ならば、
ラベルとか国、量産品・手工品にコダワリはありません。

旧い100歳くらいの楽器=オールドと思っていたのですが、
オールド楽器が「名人が作った1800年代初頭以前の手工楽器を
主に指す」とは知りませんでした、また一つ勉強になりました。

投稿者:100万円でも・・・     投稿日時:2007/04/01 03:51  ---.75.165

50万円というと、「オールド」の定義は、「単に古い、コンディションのよくない、量産品」ということだと思います。

というのは、私、100万円の予算で探したときに、こう言われたのです。そして、100万円で買えるオールドなら、100万円で買える新作の方がコスト・パフォマンスからいって断然お得だし、よい買物といえる、と。

実際弾いてみましたが、確かにその通りでした。新作の方がほぼすべてにおいて、よかったですね、ただ1点、やはりオールドは軽いな、と思いました。軽い=透明感のある音、という訳でもないですが。

あとで再販する場合、新作はあまり値がつかないといいますが、オールドでも量産品で大したことのない場合は、同じく大した値が付きません。

オールドのハンドメード、いいですよね、ほしいですね。0が一つ少なかったら・・・って思いながら値札睨んでます!

投稿者:まあ2     投稿日時:2007/04/01 11:41  ---2.38.213

100万円でも・・・さんのされた経験は、そのような楽器を取り扱って商売にしている店に行かれた「から」ではないですか?

50万くらいなら量産品を薦めるのが普通で、100万円なら手工品の新作を薦める。非常に楽な商売です。

50年以上の歳月が経った、ヴァイオリンの楽器としての性能がでだした楽器を、真剣に仕入れて、100万円以下で売ろうという手間とリスクのかかる商売をしようとしないだけなのではないですか。

地元に、そういう楽器を一生懸命に取り扱っておられる楽器店を知っています。
そういう楽器店に試奏に行き、すぐに気に入る楽器が無くても、絶えず連絡を取って、いい楽器が入ったとの情報があれば試奏に行くぐらいの気持ちでいると、いい楽器が見つかると思います。

まずは、楽器店選びからじゃないかと思います。

とまあ、余談として、話しはかわりますが、、、、
>私も柔らかい音のオールドが欲しいのですが、
本当に、いいヴァイオリン選びの一番の条件が「柔らかい音」かどうかは、疑問に思っています。
ヴァイオリンは、強い音、やさしい音、きつい音、明るい音、暗い音、などなどいろいろ出なければ、ヴァイオリンの美しさはないように思います。
「柔らかい音」しか出ない楽器を買って失敗をされませんように、、、と思います。

投稿者:さくら     投稿日時:2007/04/01 16:30  ---174.20.123

新作といっても、数万円の中国製から鈴木楽器、イタリア製の100万円程度のものなど色々ありますが、やはり新作楽器は新作楽器独特の音がします。耳にキツイというか、どうしても耳障りな高周波があります。逆に新作楽器なのに新作楽器らしくない音のものは弱い楽器であることが多く、どうかと思います。

製作されてから50年から100年くらい経過すると、木材が変質して柔らかな耳に心地よい音がする楽器になります。古い楽器は探せば楽器店でも30万円くらいからありますが、やはり楽器店では最低80万円くらいは用意しないと、見るからに造りも悪い、ただの古い楽器しか目にしません。

もし予算が50万円で耳に心地よい音色の古い楽器をお探しでしたら、もともと80万円〜100万円程度出して買った個人から直接譲り受けるのが良いと思います。

たとえば80万円で買った人は、つぎに楽器店に引き取ってもらおうとしても20万か30万にしかなりません。そういう人をみつけて、楽器店で引き取ってもらえる金額より少しだけ高めで買ってあげると、自分もずいぶん安く買えますし、売る人も喜びます。

ただし、本人とコンタクトをとって実際弾いてみる事はとても大切だと思います。もしあいにく知り合いでそういう楽器を手放したい人がみつからなければ、ネットオークションなどでも色々出品されていますが、その場合でも直接弾いてみる事は大切で、遠方の場合は返品可能かどうか確かめてからの方が良いでしょう。

個人売買なら、50万の予算で十分に納得のいく古い音色の楽器が手に入るでしょう。

投稿者:B・バッハ     投稿日時:2007/04/01 17:36  ---215.160.182

オールドに固執されることはないと個人的には思います。古い楽器ほど確率的に不健全なケースが多いことは容易に想像できるでしょう。オールドという概念については、改めて述べるのは僭越と考え避けることにしますが、良い楽器は新しいうちからしっかりとした良い音が出ます。新しいうちは全然ダメだったのが、古くなったら良くなったということはほとんどないそうです。これは経験を積んだ製作者の方のお話です。オールドの語る数少ないアドバンテージは、言いにくいですが「見栄」ではないでしょうか。50万円は決して安い買い物ではありません。私なら迷わず個人作家の新作をお薦めします。

投稿者:さくら     投稿日時:2007/04/01 21:40  ---174.20.123

Bバッハさんのおっしゃりたい事もよくわかります。ただ、私は楽器選びというのは弾く人の用途によって変わってくると思うのです。

もし音高や音大に行って、コンクールなどもめざし、ヴァイオリンを本格的にやりたいけど、予算が50万くらいまでというなら、新作で探す方がしっかりした音が出る良い楽器を探せるかも知れません。

しかし、もし趣味で練習し、高々学生オケやアマオケで楽しむ程度のひとが、やわらかく甘い音のする楽器を探しているなら(ソロやコンクールで弾く事を想定していないなら)、古い楽器を手にした方が練習していて心地よい気分になれると思います。製作されて100年以上経った楽器などは、新作楽器とはまた違う魅力がありますし、選択肢としてはあっても良いと思います。

「良い楽器は新しいうちからしっかりした良い音がでる」も全く同意します。ただ古いだけの楽器はたくさんあります。「古くて」かつ「良い」楽器を楽器店で50万円の予算で見つけるのは結構難しいでしょう。ですので、もともと80〜100万くらいの古い楽器を個人売買で買うのがベストでは、と思った次第です。某オークションでもただ古いだけの程度の悪い楽器が多数出品されているようですので注意が必要です。試し弾きは大事だと思います。

投稿者:まあ2     投稿日時:2007/04/01 21:56  ---2.38.213

B・バッハさんのお考えも、さくらさんのお考えも、全くそのとおりだと思います。

けっきょく、オールド欲しいさんが、どのような楽器で楽しみたいか。さらに言うと、どの程度苦労してでも、楽しみたいかによるのではないでしょうか。

ただ、楽器の成熟は、どうしても30年から50年かかると聞きますし、当方の数少ない経験からもそのように感じています。それ以前の楽器は、何かに苦労するか、何かを犠牲にする必要があります。
ただ、ある程度成熟した楽器は、それはそれで、その楽器自身の出来不出来によって、善し悪しがあります。(健康状態もありますし)

一番安く(50万くらい?で)、いい楽器を手に入れるのは、100年以上前の量産楽器の当たり品を探すのがいいように思いますが、流通している数はわずかでしょうから、探すのに苦労すると思います。

これとて、音量、ダイナミックレンジの不足は覚悟の上でしょう。
オケなら問題ないでしょうが、発表会でかっこよく弾くには、努力が必要でしょうねぇ。

投稿者:オールド欲しい     投稿日時:2007/04/02 00:07  ---251.31.207

みなさん貴重な意見、本当にありがとうございます。
この掲示板で相談して、本当に良かったと思います。

私はバイオリンを始めて一年程度のただの中年です。
この年で一生の趣味に出会えて喜んでいます。

人前で弾く機会もありませんし、もちろんへたっぴーで
人に聞かせられるものでありません(笑)先生も大変だと思います(泣)
周りにも秘密で、私個人で密かに楽しむだけの趣味だったりします。

一生の趣味としてずっと真剣に続けるつもりですが、我が家の大蔵省に内緒で
出せる限界が50万なのです。
家族を説得して予算をなんとかすれば、と言われそうですが、
へそくりの存在を知られたら全て没収される事間違いありません。

何とか予算で収めたいのですが、きつそうですね…

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2007/04/02 01:06  ---13.42.231

ほんとにVnて あきれるぐらい高価ですね。

50万円ではオールドは無理ですが、
少し古い物が お薦めです。
サザビー ボナム タリシオのオークションから 捜してください。
こつは immediatly playing condition などと表示された健康な楽器を選ぶこと、
  353-358mmのbody length の楽器を選ぶこと
 ストラドまたはガルネリタイプのものを選ぶこと(1800年以前のジャーマンヴァイオリンは避ける。オールドで安いのは たいていジャーマンの荒っぽいスタイナーモデル。)
  諸費用がかかるので、落札価格は35-40万円くらいですね。

大蔵省には自分で書いた領収書を見せる。50万で買っても5万円だったと言い通す ぐらいの覚悟で!理解のないひとに 精神安らかに居てもらうために、私もこれくらいやってます。弓が20万円だなんて言ったら卒倒しますよ。

Q:
投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/03/28 00:49  ---6.46.14

弦は何を張っておられますか?
出来れば、理由も含めて教えてほしいです。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/03/29 00:12  ---6.46.14

 何を基準に弦を選ばれていますか?と言うほうが正確だったでしょうか?
 それとも、皆さん弦にはそれほどこだわっておられないのでしょうか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/03/29 08:30  ---6.34.52

価格・性能・楽器との相性。それと、弾いて気持ちがよいこと。
あまてぃさん自身はどうなのでしょう。
また、なぜ上記を知りたいのでしょう。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/03/29 11:43  ---6.46.14

 いろいろな弦を試しているのですが、気に入る弦が見つからないんです。
 同じ弦を張っても楽器によって、また実力によって音は変わるのはわかっていますが、見つかる手がかりになればと…そんな感じです(笑)
 

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/03/29 23:34  ---6.35.76

色々な弦って具体的には何ですか。
それぞれが、求めるイメージと、どのように乖離しているのですか。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/03/30 00:55  ---6.46.14

 ドミナント、ヴィジョンチタンニウム、ワーシャルカルネオル・ブリリアント、コレルリクリスタル、ロイヤルオークファイバー、ダダリオザイエックスは張りました。
 E線にゴールドブラカット、カプランソリューションズを張ったことがあります。E線に関しては評判の悪くない弦であれば、伸びのある音がなりました。いくつか気に入る弦があります。
 問題はA線で大抵の弦がへ〜へ〜と鳴る感じがします。D、G線に関しては悪くないなという印象は持つもののこれがという弦に出会えてない感じです。
 イメージと乖離と言うよりはこの弦は楽器との愛称がばっちりだと思える弦と出会えた気がしないだけです。
 当然、楽器の腕が最も重要な要素ですが、お気に入りの弦があるのはかっこいいと言うか自分の楽器の特徴を把握しているみたいでうらやましいいです。

投稿者:QB     投稿日時:2007/03/30 09:24  ---145.236.138

比較が難しいトライアルをされているようにお見受けしますね。
ジャストアイデアですが

エヴァとオブリ
Infeld赤と青

のような比較をして、まず楽器やご自身の奏法との相性や好みを見てみてはいかがでしょうか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/03/31 00:40  ---6.34.252

同じようなゾーンの弦を試されているように思います。また老舗のピラストロの弦がありませんね。もっと思い切って振ってみてはいかがでしょう。
− ガットの横綱 オリーブ(やはりこれしかない、という人は多いようです。)
− オリーブを目指したオブリガート
− その対極かもしれない、ヘリコア
− トマスティークだったら、変な癖をもたないインフェルドのレッド
− 残響の多いコレルリ・アリアンス
あたりを試されてはいかがでしょう。
E線は、別途いろいろ試されたらいいと思います。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/03/31 01:47  ---6.46.14

 次はすでにラーセンを買っていますのでそれを張ります。
そのあと、オブリガード、エヴァピラツェ、インフェルドを張ってみようと考えているところでした。
 比較が難しいトライアルと言われてしまいましたが、やはり相対的な判断をした方がよいのですか?
 イメージとしては弦を張って安定しだしたときに「これは!!」
みたいな感じでしたから絶対的な判断かと思っていました…
 欲を言えば、楽器に合う弦が余り知られてない弦の組み合わせだと人と違うことをしてるみたいでうれしいのですが…
 D、Gドミナント、Aヘリコア、Eゴールドブラカットや、Gオリーブ、D、Aオブリガード、Eゴールドブラカットというバラバラの弦を張っている人を知っていますがそんな感じで面白い組み合わせ例えば→D、Gロイヤルオークファイバー、A線ラーセン、Eカプランソリューションズだとあまり使われていない上にバラバラで独創的かなと(笑)
 最後になりましたがいろいろなご意見ありがとうございました。いろいろ、ためしてみます!