弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:女性が作った楽器
投稿者:D. 投稿日時:2007/04/21 18:47 ---116.128.157
タイトルどおり、女性が作った楽器は男性が作った楽器と比べいかに異なるのでしょうか?確かにアマティ、ストラディヴァリウスなどの名工は男性でしたがあの時代は女性が楽器を作るということに問題があったわけですからあまり気にすることもないようにも思えます。むしろ女性がつくるわけですから男性が作るよりきめ細かく作られてるような気もします。どなたか女性が作られた楽器を持っている方いますか?
投稿者:あまてぃ 投稿日時:2007/04/22 23:51 ---6.46.14
女性が作った弓(結構いい作品)は使用しています!
楽器は知らないな〜。
投稿者:たま 投稿日時:2007/04/24 08:20 ---0.32.181
女性ヴァイオリニストの音を男性ヴァイオリニストの音と比べてみることと同様だと思います。女性だからと言ってきめ細かい繊細な音ばかりでしょうか? 女性ヴァイオリニストでも、力強い男性的な音を出す人もたくさんおりますよね。
女性ヴァイオリン製作者は少数ですが、一昔に比べると多くなってきております。人によって、きめ細かい人もおりますが、男性製作者より、荒々しい仕上げで男性的な音がする楽器を作る人もおります。逆に、もちろん男性であっても繊細で几帳面な仕事をする人もおります。
作りの特徴や性能は、男性であっても女性であっても、その人の能力や好みやセンスの問題で、性別の問題ではないと思いますよ。
楽器作りには多少は力仕事もありますので、力のある男性が有利かも知れませんが、それも重要なことではなく、多少時間をかければ力の弱い人でもできる仕事です。80歳の現役製作者もおりますしね!
少し豆知識を。ストラディヴァリと双璧と称される名工ガルネリ・デル・ジェズの作品は、少なからず彼の奥さんが手伝っていたと言われております。ガルネリの作品を見ると、見た目も音も男性的で荒々しいですよね。
投稿者:Daisuke 投稿日時:2007/04/24 19:05 ---116.128.157
たまさんー
まったくそのとおりですね。なんとなく「女性=繊細」というイメージがあるのでバイオリン製作者としてはそれなりに丁寧に作るようなのかなぁなんて思ってました。それでもコンテンポラリーのイタリアの女性が作った楽器の音は聞いてみたいです。
Q:Knopfについて
投稿者:SHO 投稿日時:2007/04/19 23:21 ---172.43.192
Christian Wilhelm Knopfについて、何か情報があれば教えてください。
投稿者:rio 投稿日時:2007/04/20 11:13 ---148.94.54
knopfl それとも knopf どちらでしょう?
弓の製作者ならば、後者の名前はよく聞くのですが…
knopf は、現在 40〜50歳のバヨリン弾きにとっては、懐かしい名前だと思います。 もともと knopf というドイツMarkneukirchen の弓メーカー家系の製作者の一人ですね。
当時、ノイドルファー、プレチナー、とともにドイツの有名な弓製作者家系であったと思います。
1960〜70年代にバヨリンを弾いていた人には所有している人も多いのではないでしょうか。
ヤフーでも、グーグルでも検索すれば、製作者の生い立ちなどは検索できます。
Knopfさんの弓(どのknopfさんかはわからない)は子供の頃、友人の弓を1週間借りた記憶がありますが、スティックがやや太く、腰はあるが自分の持っていたフランス製の弓(サルトリー)より弓の反応が鈍かった印象があります。
外観上どのような特徴があったかは、覚えていません。ごめんなさい。
150年以上前になくなった方なので、存在する弓がどの程度のコンディションかが気になりますね。
投稿者:rio 投稿日時:2007/04/20 12:53 ---148.94.54
>knopfl それとも knopf どちらでしょう?
すみません、はやとちりでした。(恥)
投稿者:SHO 投稿日時:2007/04/22 07:27 ---172.43.192
rioさん、情報ありがとうございました。
ドイツの弓はフレンチに比べ安価ですが、
実際、音色や操作性はどうなのか知りたかったのでした。
弓の製法や材料の使い方の違い(国別、オールド〜モダン〜コンテンポラリー)が分かる人、いらっしゃいますか?
Q:A線の読み方
投稿者:ハル2005 投稿日時:2007/04/14 10:23 ---150.143.69
いつも楽しみに拝見しています。かなりの年になってから、弦楽器を初めて、先生の出張レッスンで習っています。ほとんどが大人になってから弦楽器をはじめた方たちとご一緒しています。
そのレッスンで、A線の事を先生は「エーセン」と、話されます。
私の周りに子供の頃から弦楽器を習っていらっしゃる方がほとんどいないのですが、先日そういう方とお話ししたときに
「エーセン」は普通、E線のことで、A線は「アーセン」と言うものだとうかがいました。
私達が大人になってから始めた初心者だから、先生がそういわれるのであって、普通はドイツ語読みをする方が多いのでしょうか。
例えば、電話で弦を注文するとき、どちらでお話しするのが普通なのでしょうか。
教えて頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。
投稿者:ぶぶ 投稿日時:2007/04/14 12:39 ---180.244.17
この弦については間違えやすいですよね。
ま、普通はA線は『アーセン』E線は『エーセン』と共にドイツ語読みすると思います。
なかにはそれを知らない?先生もいたりするのが実際の話です。
ヴァイオリンのE線の場合には、テールピース側の処理がボールとかループかあるのでそちらで再確認出来たりもします。
投稿者:B・バック 投稿日時:2007/04/14 13:19 ---215.160.182
A線はアー線、E線はエー線です。
投稿者:rio 投稿日時:2007/04/14 15:43 ---148.94.54
>普通はA線は『アーセン』E線は『エーセン』と共に
>ドイツ語読みすると思います。
>なかにはそれを知らない?
>先生もいたりするのが実際の話です。
間違いではないと思います
日本では一般的に音楽において
英語とドイツ語とイタリー語と日本語が混在していると思います。
バヨリンでも音名を呼ぶときの言葉は
クラシック系の方はドイツ語
ポップス、ジャズ系の方は英語
で音名を呼ぶ傾向があると私は思います。
クラシック系バヨリンの先生でも、
現在40〜50歳ぐらいの人の中には、
小中学校の頃、バヨリンといえば「米国のジュリアードへの留学」
が憧れの時代があり、国内でも英語で音名を言う人が多く
それが残っている先生も結構いるとおもいます。
ドイツ語読みが、多いと思いますが
別に、たいしたことではないと思います。
楽器屋さんでも、混同することが多いので
電話のときは、私は「アルファベットの…」
という表現を使います
投稿者:ハル2005 投稿日時:2007/04/14 16:47 ---150.143.69
ぶぶ様、B・バック様、rio様
お返事頂きありがとうございました。
ドイツ語で呼ぶことが多い。
でも、英語で読んでも間違いではない。
注文するときは「アルファベットの・・・」と表現すれば問題ない。
・・・ということですね。
ありがとうございました。
投稿者:goett 投稿日時:2007/04/14 22:30 ---.146.144
英国・米国に留学した奏者は日本に帰っても「A(エー)」「E(イー)」と発音することが多いようです。間違いではない、というより、どちらもありだと思います。
「アルファベットの…」でもいいですが、「英語の」が、よりベターかと思います。前者だと、先方がドイツ語圏在住経験のある人だったら、一瞬混乱します。
まぁ、rioさんの言うとおり、たいした問題ではないですね。
投稿者:杏 投稿日時:2007/04/15 08:59 ---116.201.206
高い方から 一番線、二番線という呼び方もしますね。電話で注文するなら、こちらを使います(楽器の相談をするとき、とかも) 若い店員さんだと知らなかったりもしますが、高い方から、といえば通じますので。
投稿者:のんちゃん 投稿日時:2007/04/15 12:16 ---230.179.81
「エービーシーのエー」とか「イーエフジーのイー」といったり、米国風に「アップル(apple)のエー」とか「イーズィ(easy)のイー」とかいったりすると、間違えませんよ。日本で漢字の説明をするときに「伊豆の伊です」とか言うの同じですね。
投稿者:ハル2005 投稿日時:2007/04/16 08:26 ---150.143.69
goett様、杏様、のんちゃん様、ありがとうございます。
通じればどちらでも良いのだということがわかりました。確かにいろいろな表現の仕方がありますね。勉強になりました。
高い方から○番線、思いつきませんでしたが、数字ならわかりやすいかもしれません。
皆様、ありがとうございました。
投稿者:K.J 投稿日時:2007/04/16 09:53 ---187.85.181
私の知っているバイオリンの先生は
E線(イーせん)
A線(アーせん)
と発音しています。独英混合で間違いですが、両方にとられる可能性のある「エー」という発音を避けているのだと思われます。
投稿者:rio 投稿日時:2007/04/16 18:21 ---210.189.167
goettさん
>「アルファベットの…」でもいいですが、
>「英語の」が、よりベターかと思います。
>前者だと、先方がドイツ語圏在住経験のある人だったら、
>一瞬混乱します。
ありがとうございます
確かにそのとおりですね
これから気をつけようと思います
投稿者:ハル2005 投稿日時:2007/04/16 21:30 ---150.143.69
K.J様
>E線(イーせん)
>A線(アーせん)
なるほど・・・ですね。表現の仕方はいろいろあっても、要はわかりやすければ良いのですね。とても参考になりました。ありがとうございます。
投稿者:MK 投稿日時:2007/04/20 20:06 ---122.2.39
私も大人から始めた者なのですが,
バイオリンをはじめてからはじめて知った事が
「G線上のアリア」という変な名前は
バイオリンの弦の名前だったんだという事です。
ところで,クラシック系のバイオリンを引く人は
この曲を
「ゲー線上のアリア」と呼ぶのでしょうか?
投稿者:あまてぃ 投稿日時:2007/04/21 00:46 ---6.46.14
ゲー線、ジー線どちらもよく聞くよ!
Q:ケースのオーダーメイド
投稿者:エモト 投稿日時:2007/04/09 12:27 ---92.82.84
いつもお世話になっております。
ひょうたん型で軽くてお洒落なバイオリンケースを探している者です。
海外等もかなり調べたのですが、1.3kg程度だと
Toyo Super Shell 1.2kg
Toyo UL Shell R 1.3kg
Gewa WetterStein 1.35kg
Gewa Concerto 1.5kg
Gewa Strato 1.45kg
という物がありました。
しかし、どれもカラーが地味なものしかなく(外装)
ムサフィア社のようなお洒落な配色のものは見つかりませんでした。
確かに価格は違いますが、カラーくらいはあっても良いと思いました。
個人的な配色としては、
http://www.rakuten.co.jp/merry-net/773428/773431/828600/#828164
黒ケースに縁取り茶色
http://shop.fstrings.com/case.asp?id=141AL021
ネイビーケースに縁取り黒
くらいで良いのですが、こちらは重量が2kg近くあるのがネックです・・
なので、特注で「縁取りだけ茶色に変更可能」などがあれば理想的なのですが、
お店の特注?等で別のカラーを扱ってる場所を知っている方はいませんか?
投稿者:rio 投稿日時:2007/04/09 13:23 ---146.166.237
TOYOさんは
特注も受け付けていたと記憶していますが…。
投稿者:phtalocyanine 投稿日時:2007/04/09 15:38 ---244.210.205
ムサフィアのひょうたん型は、現在は、特注で受けてもらえるようですよ。
私が問い合わせたときには、15万円ぐらいかかるといわれましたが・・・・。
投稿者:エモト 投稿日時:2007/04/10 03:14 ---92.82.84
>rio様
そうだったのですか!情報が見当たらなかったもので;
一度問い合わせてみますね!
>phtalocyanine様
推測ですが、重量がありそうですね。
それに15万はちょっと・・
しかし、ムサフィアのクオリティで2kgくらいなら欲しいですね♪
また調べてみて情報があれば追記致しますので、よろしくお願いします。
投稿者:エモト 投稿日時:2007/04/11 00:18 ---92.82.84
東洋楽器のサイトに「特注可能」と書いてあったので問い合わせたところ、定価の+5000円で可能なようでした。また、生地の持ち込みも可能なようです。防水性も考えると、素人の私では何を持ち込めば良いかが思いつきませんが・・
投稿者:杏 投稿日時:2007/04/11 22:37 ---116.201.206
東洋さんで作ってもらいました。東洋さんの機械で縫えるものなら何でも可、といわれて、ラミネートコート生地(手提げバッグとか作る布。綿のビニールコーティング生地)を送って試してもらってから、必要量を送りました。
東洋さんでも希望を言えば探してくれるようですが、、営業さん次第かな。
ラミネートコート生地は汚れたら雑巾で拭くとすっきり落ちて便利です。
基本的に本体が防水なので(ファスナー以外は)生地自体は何でも平気みたいです。ぬれてしまう生地だと、生地が乾かないのが不便なので、撥水or防水ナイロンの少し厚手のものがいいみたいです(あまり薄いと裁断、縫製でトラブルかも)
投稿者:もん 投稿日時:2007/04/20 20:56 ---48.148.46
チェロケースもオーダーできました。
チェロのハードケースを購入する際に、
東洋楽器さんに相談して、
持ち手を余分に1個、肩口につけていただきました。
持ちやすいです。
色のオーダーも受けていただけるそうです。
ただし、まず、ケースに自分の楽器が入るか、確認が注意です。
Q:弓について
投稿者:しゅう 投稿日時:2007/04/19 22:49 ---1.124.44
A.KRMLINGの弓について教えてください。
投稿者:しゅう 投稿日時:2007/04/20 13:03 ---1.124.44
すみません。訂正します。
A.KRAMLINGです。
ドイツ製だそうです。
Q:ありがとうございます
投稿者:購入検討中☆ 投稿日時:2007/04/19 23:51 ---3.94.107
質問ではない書き込みで申し訳ございませんが、どうしても、申し上げたくて書かせていただきます。
皆様の書き込みを見ていて思ったのですが、楽器の値段・価値についてのものが多いですね。
そして、値段・価値は、いろんな観点・要素によって、異なってくるようですね。
チェロを始めたばかりの初心者の私には、どなたかがつけた値段・価値が適切なものなのか、全然わからないのですが、チェロを購入するにあたって一つだけ、心に決めました。
音・姿・値段・・・いろんなものをひっくるめて、納得したものを、納得して買うことにしました。
あまりお金も無いので、高いものはきっと買えないですが、値段の如何に関わらず、自分が納得することが、なによりも後悔もしないし、楽器と友達になる第一歩かしらと思いました。
皆様の書き込みを見ていて、とてもステキなことに気づきました。ありがとうございます!(^^)
MYパートナーとなるチェロと、楽しく楽しく演奏していきたいと思います!!
(自己満足的な書き込みですみません・・・)。
投稿者:あまてぃ 投稿日時:2007/04/20 01:25 ---6.46.14
納得のいくものが一番ですよ!自分のお気に入りの楽器が世界で一番よい楽器だと僕は思いたい(笑)。
Q:弦についての質問です
投稿者:おにぎり 投稿日時:2007/04/17 23:19 ---114.173.108
先日サラサーテという雑誌を見たときに新作のガット弦についての記事があったんですが製品名を忘れてしまいネットで調べてもさっぱりわからないので皆様の力添えをいただきたく質問します。
私は今C,G線をオリーブ、D,A線をパーマネントを使っているのですが(チェリストです)もう古くて(オリーブは2年、パーマネントは1年半使っています)変えようと思っていますが、ガット弦がものすごく気に入っているのでガットにしようと思っています。
値段など情報のわかる方、また使ったことがある方がいらっしゃったら教えてください。うろ覚えですが特殊加工がしてあって日本でも使いやすいと書いてあったような気がします。
またストラッドの方、もしほかに需要があるようでしたら仕入れてくださいませんか?
投稿者:D.O. 投稿日時:2007/04/18 12:17 ---225.147.101
失礼します
私も記憶が曖昧で間違っていたらごめんなさいなのですが、きっとイタリアのTORO社のものではないでしょうか。…でも、バロック用の裸ガットの様ですので仰る物と違うかもしれませんね(汗
私はモダン楽器しか持っておりませんがチャンスがあれば一度張ってみたいと思っています。
もし参考になれば幸いです。
投稿者:スチールラヴァー 投稿日時:2007/04/18 12:45 ---25.150.63
ピラストロの新製品もありますよ。
http://www.shirakawaviolins.co.jp/newstopics/2007/04/_the_new_gut_violin_strings_fr.html
これなら発売後には、どこでも手に入るでしょう。
投稿者:おにぎり 投稿日時:2007/04/19 22:54 ---114.173.108
D.O.さんスチールラヴァーさんありがとうございます。
D.O.さん私もモダン楽器しかもっていませんがガット弦はいいですよ^^
ちょっと高いですけど(笑)
スチールラヴァーさん新しい情報ありがとうございます。面白そうな弦ですね。よかったら試してみたいと思います。
Q:Emanuele Bausch とは?
投稿者:教えてください 投稿日時:2007/04/16 19:23 ---215.160.182
先日、遊び半分で某オークションの「Emanuele Bausch という人が製作したというバイオリン」を落札しました。ヘンリーの事典の記録としてこの人物の名前を見ることはできましたが、1800年代後半〜1900年代前半のフィレンツェ出身以外に情報がありません。もし、この人物についてご存知の方がいらっしゃいましたら、何でも結構ですのでお教えくださるとありがたいです。
投稿者:教えてください 投稿日時:2007/04/16 19:35 ---215.160.182
「遊び半分で」という言葉は不遜でした。もちろん興味があってのアクションに間違いありません。お詫びして訂正させて頂きます。申し訳ありません。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2007/04/17 16:04 ---133.179.164
こんにちは、
Emanuele Bausch 資料にございましたが、仰るとおり非常に情報が少ないですね。
フィレンツェで働く。フラットなストラディヴァリモデル。オレンジブラウンの二ス。普通の音。とだけあります。
それでは!
投稿者:教えてください 投稿日時:2007/04/17 18:07 ---215.160.182
わざわざお調べ頂き、ありがとうございます。情報が少ないということは・・・それなりのものと考えた方が良いのでしょうか。秀逸な楽器を作るなら、相応の資料があるはずですね。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/04/19 02:17 ---6.35.102
ラベルの記載=その楽器の製作者のこと、と思わない方がよいですよ。
新作、比較的新しい量産品を除き、ほとんどの場合ラベルの記載と楽器本体の出所は一致しません。
偽ラベルとして多いのは、下記の通りだと思います。
− ストラド、ガルネリ、スタイナー、マジーニなどの超有名製作者のラベルを慣習的に模倣した、悪意のないもの
− ラベルの写真が掲載されている書籍から、ラベルのコピーを取り、それを写しとったものをラベルとして貼った確信犯
− Henleyの辞書などに載っているが、あまり知られておらず数行以下の説明で詳しい事がわからない製作者の名前のラベルを貼った確信犯
投稿者:rio 投稿日時:2007/04/19 07:21 ---210.189.167
楽器の真贋は、オークションの場合 楽器の出品者と落札者との問題なので…
私見ですが
情報が多い=商業的な成功(死後も含む)をした製作者
情報が多く、情報の中で評判が良い=良い楽器を作る製作者
だと思います。
情報が少ない製作者
と
評判の良い情報が多い製作者
とでは、私は「評判の良い情報が多い製作者」の方が
魅力的な楽器の可能性が高いと判断します。
また、Henleyの辞書に名前が載っている人は
それなりにメジャーな方 との判断をしています。
Q:Joseph Delaglio のヴァイオリンにつきまして
投稿者:梨乃 投稿日時:2007/04/14 23:38 ---9.56.129
ヴァイオリンの試奏中ですが、Joseph Delaglio の1825年というラベルが貼ってあります。
楽器屋さんの展示会にあったものです。
英国のヴァイオリンサイトでは、その作家の1825年のヴァイオリンはひとつあるのですが、1995年から所持している人がいます。
それに、写真とは微妙につくりが違う気がします。
このヴァイオリンについてどなたかご存知の方がいましたら、よろしくお願いいたします。
投稿者:梨乃 投稿日時:2007/04/14 23:40 ---9.56.129
すみません。名前を間違えました。
Dalaglio です。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2007/04/17 15:53 ---133.179.164
こんにちは、
Joseph Delaglio 資料を簡単に訳します。
Manturで1795年〜1840年まで働く。Camill or Peter ガルネリのモデリング。フラットな作り。よく作ってあるが個性がない。スクロールは大きめのものが多く。ボディーも35.8ミリのものが多い。
表板の木目は幅広のものが多い。ニスは色々。
それでは!
投稿者:梨乃 投稿日時:2007/04/18 21:05 ---25.145.85
お返事ありがとうございました。
約200年も昔のものと思うと、とても不思議な感じがします。
ありがとうございました。
Q:フランス製ミルクール
投稿者:クレア 投稿日時:2007/04/24 15:30 ---107.216.46
フランス産ミルクールと言う楽器について教えてもらえますか?!
PARI産と違いがあると聞いた事があるのですが本当ですか?
ラベル
J.Didelot
Lutherie Lorraine
は lorraine氏ってどなたか製作者か弟子ですか?
J.Didelot の意味が分かりません・・・。
あと、ラベルを張り替えた偽物か、どう分かるのでしょうか?!
投稿者:パスツール 投稿日時:2007/04/24 17:43 ---253.180.196
ミルクールというのは地名で、フランス東部のロレーヌ地方にあり、パリからは結構遠いです。昔からフランスの弦楽器製作の中心地として有名です。ラベルは、ロレーヌのバイオリン職人であるJ.Didelot氏作ということになると思います。 ただ、この作者がどういう作者であるか、ラベルや楽器が本物であるかどうかは、私にはわかりません。
投稿者:パスツール 投稿日時:2007/04/24 17:51 ---253.180.196
すみません。J.DidelotはLutierではなくLutherieですから、職人ではなく工房か、お店の名前かもしれません。
投稿者:SP2 投稿日時:2007/04/24 20:01 ---132.78.27
パスツール氏に補足です。
J.Didelotはミラクールの製作者(或いはブランド)、生没年不詳、ヘンリーは「三流の製作者」と云っています。
ラベル張り替え過どうかはフレンチのエキスパートに聞くしかないでしょう、例えばエティエンヌ・バトロー氏とか。
それから、クレアさんに。
質問するにしても、もう少し聞き方というものが有るのではないでしょうか。