弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:
投稿者:あまてぃ 投稿日時:2007/05/03 01:31 ---6.46.14
楽器を布で拭いていたら、爪で表板を擦ってしまい、ニスをほんの少し削ってしまいました。
それ以来、楽器の機嫌が悪いです…たぶん精神的なものだと思うのですが、こんな体験したことありますか?
投稿者:Pajeot 投稿日時:2007/05/03 20:43 ---73.220.138
私にもそういう経験があります。楽器を掃除するときもとても注意が必要ですね。
話は変わりますが、マイスキーが彼のStradに魂柱割れを入れてしまった時すごくめいっていましたが、修理に行った何ヶ月後に道でばったり会うと修理してから音が前(魂柱割れが入っていなかった時)よりも音が良くなったと言っていました。本当にソウカイナ、嘘つくなと言い返すと、楽器に無駄に入っている余計なテンションが割れによってなくなり楽器がもっとフリーに鳴る事があるらしい、と言っていました。こういう事もあるらしいです。
投稿者:HIRO 投稿日時:2007/05/03 22:14 ---81.3.168
四日ほど前、バイオリンをふいていたら表板に爪で傷をつけてしまいました。
幅0.5mm 長さ3m程度ニスがはがれてしまいました。
とてもショックですが、音は変わりないように思います。
投稿者:大森 投稿日時:2007/05/03 23:12 ---206.85.239
これからも、その楽器と付き合うわけですから、どうしても
気になるようでしたら、修理された方が精神的に良いのでは
ないでしょうか?
爪が原因なら、そんなに修理箇所は大きくないと思います。
ストラッドさんでも修理していただけるようですよ。
(想像では、送料込みで1万円以内ではないでしょうか?)
投稿者:B・バック 投稿日時:2007/05/03 23:29 ---215.160.182
参考になるかどうか分かりませんが、その大きさのリタッチなら工房によって多少の差異はあるものの1万円未満だと思います。私の場合、ほとんど傷は気にしませんが、2度ほど知人のバイオリンのリタッチを工房に依頼しました。その際は数千円でした。もっとも状態は文面では分かりにくいので、見せていないと分かりません。あくまで自分の想像での話です。
投稿者:あまてぃ 投稿日時:2007/05/05 01:40 ---6.46.14
傷は浅いので気にならなくなりましたが、無料クリニックを近くの楽器屋さんでしていたので見てもらいました。
とりあえず、何も言わずにチェックしてもらいました。
傷のところをたたいて割れていないかチェックされていたので問題は無かったみたいです。
ですが、指板を削ったほうがいい、テールピースを締めたほうがいいと言われました。
演奏会が近いのですぐにはしませんが、そのうちいろいろ固めてしてもらうつもりです。そのときに、傷も塗ってもらう事にしました。
クリニックの際、弦もセール中だったのでラーセンツィガーヌをかいました。
少し、楽器の機嫌がよくなりました(笑)
投稿者:Pajeot 投稿日時:2007/05/05 03:58 ---9.173.60
あまてぃ様
楽器の機嫌がよくなってよかったですね。私の楽器は大体250歳ほどの婆さんなので、機嫌をとるのが大変です。今日は機嫌がよろしいのですが、明後日ちょっと大切な物があるので心配です。
では
投稿者:あまてぃ 投稿日時:2007/05/05 22:54 ---6.46.14
僕の楽器はニコロ・アマテイ作の16??のラベルが張ってあります。下二桁は消えています。
ラベルは偽物だとしても楽器店の職人さんは古い楽器だといわれましたので、古い楽器の機嫌を取るのは大変なのはよくわかります。
僕だけかと思ってました。
現在ボーイングを改良中なので、今度こそ楽器が喜ぶぐらい鳴らせるようになりたい!
Q:ポリッシュについて
投稿者:lemon tree 投稿日時:2007/05/05 12:46 ---81.3.168
はじめまして。国産メーカーの30万程度のチェロを購入して
弾き始めたビギナーですが、お店の人にメンテナンス用として
サービスされたポリッシュがレモンオイルなる柑橘臭のポリッシュ
でした。
でもフェルナンデス社って、おい!もしやギター用?
確かに大手総合楽器店で弦、金管、ギター、ドラム、楽譜
何でも扱ってる店ですがこれ使って大丈夫?
気になっていろいろ調べてもみましたが、練習後にとび散った松脂を
カラ拭きできれいにする程度でOKと書いてある本もあるし、、、、。
ボデイの正統的お手入れ情報を聞かせていただければ幸いです。
投稿者:セイジ 投稿日時:2007/05/05 13:59 ---151.3.246
ポリッシュのような薬品類はニスを痛める場合がありますので、使わない方が賢明です。柔らかい布で乾拭きするだけで十分です。
投稿者:モン太 投稿日時:2007/05/05 14:06 ---48.69.151
「国産メーカーの30万程度のチェロ」を20年使っている者です。
これまで、「柔らかい布でから拭き」のみです。何の問題もありません。修理や調整で楽器屋さんに持参したときも、なにも言われません。
投稿者:lemon tree 投稿日時:2007/05/05 18:55 ---81.3.168
セイジ様・モンタ様 ありがとうございます。
ご意見に従って実行したいと思います。
Q:夢見がち
投稿者:幕の内 投稿日時:2007/04/30 15:04 ---86.41.167
はじめまして
Antonius Stradiuarius Cremonenfis
Faciabat Anno 1713 ●
というラベルのバイオリンを持っています。どれくらいの価値があるのか教えていただけませんか?
投稿者:鈴木珍事 投稿日時:2007/04/30 18:34 ---13.42.231
すとらでぃうありうす ですか? うあー!
1億ぐらいするかもしれません。
過去ログを調べてみてください。
Strad・・のラベルは デラックスヴァイオリン
と書いてあるのと同じですから。
サニタリジャム(清潔ジャム、45年前の給食に付いてた)
世界一消える消しゴムと書いてある消しゴム
というようなロゴと同じですよ。
ただ、ストラドの外形(パターンと言いますか)だけ コピーしてあるというようなことはあります。
投稿者:幕ノ内 投稿日時:2007/05/01 00:17 ---83.159.142
コメントありがとうございます!
ほんとですか!どこに鑑定してもらいに行けばよいのでしょう(>_<)。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/05/01 01:03 ---6.35.98
1713の最初の1までが印刷で、残り713が手書きとなっていますか?
私が持っている書籍類に載っているストラディバリのラベルの記載では、1700年以降のラベルはすべてそのようになっています。
私見ですが、1600年代に166までや16まで版に彫ってしまった結果、使い回しができないことを悟り、1700年代になると6を版から削ってしまったか、あるいはずっと使えるように1だけを入れた版をおこしたかのいずれかのようです。
17まで印刷や、1713すべてが印刷というものは、まずはストラディヴァリの名前にあやかったラベルと思ってください。
なお、本物でない、ということは弦楽器専門店にもっていけばすぐわかります。そのラベルがついた楽器1万本のうち9999本は、一目みれば本物でないことがわかるでしょう。
普通は、そのラベルの楽器は、ラベル関係なしで、素直にその楽器の古さ、出来、材料、状態などだけで、いかほどの楽器か判断することになります。
投稿者:鈴木珍事 投稿日時:2007/05/01 22:18 ---13.42.231
<すとらでぃうありうす ですか? うあー!
<1億ぐらいするかもしれません。
これは冗談です。紹介されてる綴りが正しいなら、そのラベルはストラディバリが書いた物ではないようです。
人間は自分に都合のいい情報だけ信じるという傾向がありますね。
それでないと楽しく暮らせませんから。
サニタリジャムのたとえがわかりにくかったと思います。ジャムに清潔のロゴを付ければ 印象が改善すると、製品に自信のないジャム業者は思ったのでしょうが 食べる側はほんとは不潔なんじゃないのと思ってしまいます。
ヴァイオリンにStradのラベルを付けなきゃ売れないと思った作者(業者)
Stradのラベルが付いてるのでこりゃあやしい三流品と思ってしまう消費者の関係と同じです。
投稿者:YE 投稿日時:2007/05/02 15:59 ---158.103.212
最初から贋物とは決め付けられませんが、
本物である可能性よりははるかに高いでしょう。
ちなみに本物の綴りは、鈴木珍事さんご指摘のように若干違い、
Antonius Stradiuarius Cremonenfis
Faciebat Anno 1713 ●
です。
彼の本物のラベルも「Stradivarius」ではなく、
「Stradiuarius」となっていますね。
それから、彼のラベルは羊皮紙を使っていると思います。
普通の紙であれば、ラベルは贋物です。
ただし、ラベルの真贋と楽器自体の真贋はあまり関係ありません。
投稿者:パスツール 投稿日時:2007/05/04 16:08 ---253.180.196
アドバイスされている皆さんは、真っ当なことを書いておられますが、バイオリンに詳しくない人が見ると、ちんぷんかんぷんだと思います。
要は、ストラド(ストラディバリウス)製作のバイオリンは、ゴッホやルノワールの油絵と同じくらいの価値があり、それが自分の家から見つかる可能性は、自分の家からゴッホやルノワールの本物が見つかる可能性にほぼ等しいこと。
世の中にはストラドの名前にあやかって、昔からストラドのラベルを貼った量産楽器が大量に供給されており、これは本物、贋物以前の話であること。例えて言えば、カローラにロールスロイスのエンブレムをつけて、大量に販売しているようなものです。ちょっと詳しい人が見れば、カローラなのかロールスロイスなのか、一目でわかります。
投稿者:幕の内 投稿日時:2007/05/04 17:21 ---86.41.167
様々なアドバイスありがとうございます。
参考にさせていただきます。
ちなみにもう一度よく見てみるとスペルはこうでした。
Antonius Stradiuarius Cremonenfis
Faciebat Anno 1713 ●
普通紙ではないようです。
専門家の方に見せにいってみようと思います。
ありがとうございました。
Q:初めまして。
投稿者:チェリー 投稿日時:2007/05/02 09:22 ---5.112.41
初めまして。
最近、ストリングベースをやり始めたのですが、指番号が分からず困っています。
もし、良ければ教えていただけると嬉しいです。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/05/02 13:14 ---6.34.203
Googleなどの検索エンジンで、
コントラバス 指番号
をキーワードに検索するとたくさんヒットしますので、まずはそちらを眺めてみてください。
*独り言:ストリングベースという言葉は聞き慣れないが、それに相対する言葉はシンセベースになるのであろうか。
投稿者:いし 投稿日時:2007/05/02 22:28 ---106.63.48
弦喜様へ
>ストリングベースという言葉は聞き慣れないが、それに相対する言葉はシンセベースになるのであろうか。
吹奏楽の世界ではコントラバスを「弦バス」と言うことが多く、最近は「ストリングベース」と呼ぶ人もいます。
ですから、相対するのは「ファゴット」「チューバ」「バスクラリネット」等の低音管楽器全般と考えて良いのではないでしょうか。
(暇なのでついレスしてしまいました・・)
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/05/02 22:56 ---6.34.203
>>いしさん
説明ありがとうございます。
”弦バス”は知っていましたが、”ストリングベース”と呼ぶようになっているとは知りませんでした。
投稿者:teku 投稿日時:2007/05/03 16:30 ---132.136.24
楽しく拝見してます(最近はROMしてますが)。
こんなHOME_PAGEもあります。
http://www.contrabass.net/
試しに覗いてみたら如何でしょうか。
では
投稿者:K.J Tyler 投稿日時:2007/05/03 22:19 ---118.209.107
米英の吹奏楽の楽譜がStringBassとなっています。日本の吹奏楽譜も楽器名は英語で書かれていることが多いので同様です。
おそらく弦バスという言い方自体がストリングベースを訳したものだと思われます。
StringBassという言い方はアメリカのジャズ界などでも使う場合もあるようです。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/05/04 00:12 ---6.35.98
>>K.J Tylerさん
またまた、為になる情報ありがとうございます。
吹奏楽については門外漢なので、その中での常識がわかりませんでした。
Q:情報お願いします
投稿者:YUZ 投稿日時:2007/05/02 12:12 ---148.141.19
人づてに譲っていただいたバイオリンについての質問です。比較的安価であり、音も良いため今まであまり気にしていなかったのですが、もう7年も使っている自分のバイオリンに関して全くの無知というのも・・・・と思い、Googleなどで検索してみましたが、情報が得られませんでした。どなたか詳しい方、情報がありましたらお願いいたします。
私の知る限りでは、
フランス製、裏板は一枚板、ラベルはついていない、C.Chevrier
という手書きのような文字がある。
1800年代に作られたもの。
よろしくお願いします。
投稿者:CABIN 投稿日時:2007/05/02 12:38 ---31.126.120
この掲示板の過去ログ検索でキーワードを Chevrier と入れると,過去のChevrierに関連する投稿が出てきました。先ずはそれで....
投稿者:YUZ 投稿日時:2007/05/02 17:07 ---148.141.19
CABINさん、ありがとうございます。
ここの過去ログ検索で、C.Chevrierで入れてみて何もヒットしなかったので、投稿させて頂いたのですが、そうですね、Chevrier
だけですと関連投稿が出てきますね。
どうやらClaude Chevrier氏というのが私の楽器の製作者っぽいですね。ファーストネームがわかっただけでもなんだか嬉しいです。
どなたか詳しい資料をお持ちの方、他にも情報がありましたらぜひお教え願います。よろしくお願いします。
Q:バイオリンの購入
投稿者:koteko 投稿日時:2007/04/30 17:44 ---1.15.221
バイオリン専門店のない地方都市に住む者です。バイオリン暦6年の中3の娘の楽器の買い替えを信頼できる先生からの勧められました。 イタリアの新作で130万くらいのものを、譲りたい人がいて、85万で買えるの。お勧めよ! 娘が弾かせてもらうと、たしかに以前の20万の楽器とは、全くちがうすばらしい音色でした。
楽器には、 Mario Zirbetti fece in cremona anno 1996
とありました。両親とも弦楽器には無知なのですが、このサイトを読みクレモナ製がブランド 知りおどろきました。
この価格はお勧めなのしょうか? 他の50万位の楽器から選ぶなら、このイタリア製のほうがずっと良いのでしょうか??
投稿者:鈴木珍事 投稿日時:2007/04/30 18:49 ---13.42.231
Mario Zirbetti という人は私の資料では出てこず、
Googleでも出ませんでした。架空の人物かもしれません。
綴りが違ってませんか?
間違ってたらごめんなさい。
楽器店ではその130万円で買ったヴァイオリンが30万円くらいでしか
下取りしてくれないので 85万円で知人に売りたいということなのでしょう。間違ってたらこれもごめんなさい。
なんども過去ログに出てきてますが イタリア製は割高ですが(ほんとにイタリア製なら)売りたいときなんとか売れるのがよいところです。
先生が薦める楽器ならよろしんじゃないでしょうか。
文章をもうちょっと校正して投稿して下さいね。
投稿者:koteko 投稿日時:2007/04/30 21:11 ---1.15.221
誤字脱字すみませんでした。校正前に、何故か送信になってしまいました。
早速、調べていただきありがとうございました。架空の名前というのは、よくあることなのですか? 高価な物なので、あれこれ迷っていますが、おっしゃるとおり先生を信じるしかないのでしょうね。
投稿者:みみ 投稿日時:2007/05/01 19:05 ---13.138.250
まったくの独断ですが参考になればと思い、記します。
クレモナの楽器製作者に特別詳しいわけではありません。でも、この楽器の作者を検索してもヒットしないこと、かなり詳しい方のホームページにも紹介がないことを考えますと、私であれば購入を見送ります。
クレモナの作者としてラベルをつけると売りやすいという1点でそうしたことが行われているのでしょう。先生自身もご存じないのかもしれません。
バイオリンでは、ラベルはまったくの飾りとして割り切って楽器を購入すること自体、珍しくもなんともありません。しかし、新しいものは別だと思います。新作楽器のメリットとしては、作者がはっきりとわかるということもあるはずですから。
難しいのは先生との関係かもしれませんが、予算超過ということでどうですか。
投稿者:koteko 投稿日時:2007/05/02 13:35 ---1.15.221
ご意見ありがとうございました。 事実、予算としては50万前後と思っていました。じっくり検討して、結論を出したいと思います。
Q:マンドリンの修理
投稿者:A 投稿日時:2007/05/01 17:49 ---216.197.239
先日マンドリンを落としてヘッドを割ってしまいました。粉々ではなく、きれいにボディと分断されています。ボディに目立った傷はありませんし、音質にも変化はありません。
購入したお店に修理費について問い合わせましたが、返事がありません。折れたヘッドをくっつけるには、修理費がいくらぐらいかかるでしょうか?どなたか知っている方は教えて頂けますか?
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/05/01 22:25 ---6.35.98
>>Aさん
私はマンドリンの修理については知識・経験がありませんので、以下ご質問に対する感想と受け取ってください。
上記説明では、マンドリンがどのように壊れたかがイメージできません。糸巻きのある部分(ヘッド?)とボディーの間にあるべきネックという存在も書かれておらず、壊れた姿と壊れた部分が想像できないのです。また、マンドリンも入門用から高級品まで存在し、さらには軽音楽で使うようなもの含めると実に様々な形状のものがあります。
やはり、まずは購入したお店に現物を持ち込んで、修理見積もりをとられることをおすすめします。現物を見せることが必須です。あるいは、もしそのお店が話にならないようでしたら、とりあえずマンドリンも扱っている大手の楽器店に持ちこんで見積もりをとるべきでしょう。
「事故で足の骨がポキンと折れました。手術代はいくらでしょう。」と聞かれて、素人ではわからないのは当然として、医者であっても患部を見ないと(あるいは最低詳細に状況を聞かないと)その処置と費用については答えようがないと思います。
投稿者:A 投稿日時:2007/05/02 00:11 ---216.197.239
説明不足でした。すみません。
割れたのは弦を巻くところの上の部分です。私のマンドリンはその部分がかたつむりみたいな渦巻き型になっていて、渦巻き部分がまるまる取れてしまっています。
アドバイスありがとうございます。おっしゃる通りです(>_<)
投稿者:かわせみ 投稿日時:2007/05/02 09:24 ---71.60.180
カラーチェのマンドリンみたいに、スクロールが付いていて、そこがとれたのではないでしょうか。
それほどお金はかからないのでは?
無くても音は出ますね!
投稿者:A 投稿日時:2007/05/02 11:07 ---216.197.239
>>かわせみさん
まさにそういう状態です!音はちゃんと出ますし、飾りが取れただけっていう感じです。
私は学生で、親に借金して買ったので、申し訳なくて壊してしまったことを親に言えないんです。それで、親に内緒で修理できるぐらいの金額(一万円程度)じゃないとって思ってるんです。
自分で接着剤で直せないこともないですが、やはりプロに任せた方が綺麗に修理できると思いまして…。
Q:鈴木バイオリン
投稿者:渡辺雅俊 投稿日時:2007/05/01 20:21 ---142.253.45
はじめまして。
ネットオークションでジャンク扱いの古い鈴木バイオリンを
捨て値で入手しました。
ケースも本体も年期を充分感じさせてくれます。
ラベルには、
ESTABLISHED 1887
SUZUKI VIOLIN CO.LTD
NAGOYA JAPAN
No.11 1951
とあります。
サイズは3/4です(ケースは4/4も納められるサイズ)。
私はバイオリンに詳しく無くて、これがどういうものなのか
よくわからないのですが。
ジャンク扱いということで、弦が無いのはもちろん、
弓に毛は無いし、駒も無ければ魂柱も無い。
やむなくネットの情報を頼りに、魂柱を立て、
駒を調整し、弦を張り、使えるようにしたけれど、
これらをプロの方に頼めば、購入価格の
数十倍にはなるのでしょうねぇ。
投稿者:CABIN 投稿日時:2007/05/01 21:45 ---135.248.150
該当の楽器は
ttp://www.suzukiviolin.co.jp/products.html
で「過去の商品 品番・価格表」(Excelのデータ)
というのがあります。
Excelのデータなんですが...ご覧になれるなら。
但し4/4サイズの価格だと思います。
修理価格はストラッドさんの「調整・修理」のページでご覧になれますよ。
ご想像のとおりと思います。
Q:新作ヴァイオリンに合う弓
投稿者:クロアシ 投稿日時:2007/04/28 16:00 ---4.232.54
師匠から譲リ受けた銘不詳の古い弓を使い続けて15年になります。完全にへたってしまっているので、これから少しづつお金を積みたてて、2‐3年くらいを目処に新しく弓を購入しようと考えています。価格帯は60‐250万。新作が良いのかオールドが良いのか、などと一般論として考え出すとキリがないので、敢えて限定せずどちらの可能性も考えつつ、今使っている楽器と相性のいいボウを選ぼうと思っています。
特にコンテンポラリーの楽器を使われている方からお話を伺いたいのですが、皆さんは、どのようなボウをお使いでしょうか。今お使いの弓を選ばれるに至った理由・経緯・演奏した時の音色・操作性等々、経験談と持論を聞かせて下さい。
余談ですが、私は、先週、フレンチボウのフェアをやっている楽器店へ伺って、色々試奏させてもらいました。新作では、Guillaume金黒檀・銀黒檀、Tauziedeの金黒檀、オールドではA. Lamy、Sartory、Fetique二本、Thomassinなどを出して頂きました。私の楽器を使った結果としての、私個人の印象ですが、Guillaume、Tauziedeは明るいしっかりした音がする反面表情がなく平板な印象を持ちました。Fetiqueは明るく少し紗のかかったような音、Sartoryは明るくクリアかつ陰影に富んだ彫りの深い音で、これがいちばん楽器の良さを引き出しているように思えました。最初は操作性の方を気にしていたのですが、むしろ弓によって音がまるで変わるのでびっくりしました。むろん一回の試奏で全てが分かるわけではないので、しばらくあちこちの楽器店にお世話になりながら、経験を積んで行きたいと思っています。
なお、私の使用楽器はIvano Coratti2000、弓は、上述の楽器店に見て頂いたところ、1920年代のジャーマンボウとのことでした。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/04/29 10:29 ---6.35.98
質問を否定するわけではありませんが、
「2〜3年後に結婚したいと思います。相手については、家柄がそこそこよいのであれば年齢等ほかのことは特に気にせず選ぼうと思っています。年齢の若い方から話を聞きたいのですが、今のお相手はどのような方で、なぜその人を選んだのでしょう。,,,,。私は**大学を出た22歳で今までは30代の方とお付き合いしていました。」
といった質問とほぼ等価の質問に受け取れました。
結局は、各人それぞれの制限条件の中で、選ぶ時点で「この相手なら」「これしかない」と直感的に感じたものを選んでいる、ということではないですか。
余談に書かれてように、ご自分の感じたことを大事にして、ご自分が「これしかない」というものを時間をかけて足を使って探されたらよいと思います。
投稿者:クロアシ 投稿日時:2007/04/29 16:35 ---4.232.54
仰る通り、こうした事柄は、結局、各人それぞれが主体的に決めるべきことです。ただ、私は、そうした主観的な経緯であっても、経験者に色々語って頂くことで、気付かされること、参考になることなどあるのでは、と思ったのです。
本掲示板の利用規約には、「弦楽器に関する疑問や不思議な事・奥深さなどについて、店主を始め皆様で意見を出し合い」とあります。もしかしたら散発的な雑談の集積になってしまうかもしれませんが、それでも、楽器の不思議さ、奥深さなどを知る意味では、有意義なやり取りになるのではと思い、このスレッドを立てさせて頂きました。それとも必ず、誰かが質問し、誰かがが答え、疑問が氷解した時点でスレッドが収束するという形を厳密に取らなくてはいけないのでしょうか。もしそうでしたら、私の非常識をお許し下さい。無視して下さって結構ですので、そのままレス無しで放置あるいはスレッド全体を削除して頂ければと思います。
よく楽器との出会いや相性などを結婚やお見合いに例えられることがいらっしゃいますが、今回のスレッドの話題に限らず一般的な問題として、私は、当てはまる部分と当てはまらない部分があるように思えます。ヴァイオリンに限らず、音楽の演奏は、聴いてくれる人が居て、音楽の経験を共有して人たちの存在があってはじめて成立する部分があると思うのです(もちろん独りで弾いて独りで満足するという側面もあります)。楽器選びも、その延長には、自分を表現し、それを誰かに聞いてもらい、同じ悦びを共有するというところまで繋がっているのではないでしょうか。
カントの有名な定義「結婚は夫婦が互いに性器を使用させあうための契約である」がありますが、弦喜さんは、ご自分の結婚に際して、いつかは自分たちの夫婦生活を皆に見てもらおうなどと思いますか? なかにはそういう性癖の方もいらっしゃるようですが。
下品な喩えを持ち出してすみません。私はしばらくROMにまわって様子を見させて頂きます。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/04/29 18:58 ---6.35.98
私はこのQ&Aの管理者ではありません。
単に過去のQ&Aの流れからみて、このスレは発散するであろうと思い、一意見として先の発言をさせていただきました。
個人的には「なれ初めと相方とのことを、どれだけ見知らぬ第三者に積極的に語ろうと思うだろうか」という観点にて、ROMにまわって興味深くこのスレの様子を見させて頂きます。
私自身は、今メインで使っている弓の購入の際には、出費できる予算前後で懇意にしていた楽器店に10数本用意してもらい、楽器店で弾き比べた上で、一番気に入ったものとして、演奏性と音色のバランスのとれたものを買い求めました。自分自身の感覚として、弾きやすく、表現しやすく、また好きな音色、という点で、どれもある程度以上満足できるものの中から、最終一番好きだと思ったものを選んだということです。メインで使う楽器本体はコンテンポラリーです。加えて、現在その弓に100%満足しているかという点についてはNOですが、資金の点で買い換えは今の所考えていません。
以上、少し書き過ぎた感はありますが、当たり障りの無い範囲での回答をさせていただきました。
投稿者:セイジ 投稿日時:2007/04/29 21:43 ---151.3.246
楽器はG.B.M.1983、メインの弓はヴィネロン(父)です。この組み合わせだと、モラッシのきらびやかさが際立ち、非常に透明感の強い音が出ます。音の相乗効果が選択のポイントで、楽器本来の持ち味を強調するキャラクターの弓を探した結果、ヴィネロンになりました。
サブでモリゾとかP.クニノも持っていますが、楽器の個性が強いので、おとなしい弓だと、どれでも大差はなく同じような音に聞こえてきます。
ギヨーム金黒檀もサブで使いますが、新作弓の音が平板というご指摘は私も納得できます。所詮、新作弓は音色のデリケートさでは古い弓にかないません。しかし、音量面では十分な性能があるので、オーケストラで使うには何の不足も感じていません。逆にヴィネロンはオケで使うのには不都合な場合もあります。
投稿者:YE 投稿日時:2007/04/30 01:46 ---24.228.237
弓は、A.Lamy pereとドイツの現代の弓です。
以前使っていたモダンイタリーの場合、
Lamyは音質は素晴らしいが若干弱いと思っていました。
しかし、今使っているオールドは、下手にゴリゴリ弾くと
まともに鳴ってくれません。
そういう楽器の場合はLamyの絹のような感覚の弓がぴったりですし、音質のよさもよく引き出してくれます。
ただし、オケのtuttiで弾く場合はドイツ弓の方を使っています。
一つにはLamyを休ませるためですね。
Q:肩当WOLFのprimoとsecondについて
投稿者:ララ子 投稿日時:2007/05/03 03:56 ---215.160.40
いつも楽しく拝読し、勉強させて頂いております。
肩当について質問致します。
今までKUNを3年ほど使用していたのですが、
首が長いので、高さの出るWOLFを購入しようと思っています。
今日お店でprimo/second 両方試してみたのですが、
鈍感なのか使用感に大きな違いはなく…
双方OKという感じで、最終的にどちらにしようか迷っています。
そこで、参考までに、わざわざ形状の違う二種類を
出している作り手側の意図が知りたいと思いました。
パット部分が直線的なprimo、なだらかな曲線のsecondはそれぞれ、どのような体型の奏者向けに作られたものなのでしょうか。
お手数でございますが、どなたかお詳しい方、
教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。
投稿者:大森 投稿日時:2007/05/07 06:38 ---206.85.239
>>>どのような体型の奏者向けに作られたものなのでしょうか。
具体的にこの体型というふうに回答できないのですが
secondはprimo?より軽く、個人的には「Mach One」を意識しているのかなと思います。
私も首が若干長いのとなで肩なのでwolfを選択しました。
ボンムジカもよさそうでしたが、どのケースにも入らないようでした。使ってみたいとは思っていますが...
ララ子さんの好きな方を選択されれば良いと思います。
もし、どちらでも良いのでしたら、安い方がよろしいのでは!
投稿者:スティールラヴァー 投稿日時:2007/05/07 15:37 ---25.150.25
ん〜ん、鎖骨が飛び出てる痩せ型はsecondoかな?違ってるかもしれません。
primoとsecondoの大きな違いは形状よりも、secondoのほうは幅も調整できるという点ではないでしょうか。
うちにあるprimoとsecondo、重さ比べたらわずかにprimoのほうが軽かったですよ。といっても個体差あるかもしれません。なししろおんなじ4/4ヴァイオリン用secondo、なんか使い心地が違うと思って比べたら、肩当部分の長さが違ってたくらいですから。