Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:ヴィオラに穴が
投稿者:すみれ     投稿日時:2007/07/29 15:41  ---13.113.126

初めまして。修理についての質問なのですが、この前ものすごい不注意でヴィオラを落としてしまい、側面の木に直径1センチほどの穴が空いてしまいました。
本当にショックなんですけど、これは修理できるのでしょうか…?

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/07/29 18:52  ---6.111.139

 修理できるうんぬんじゃなくて、早く楽器屋さんに持って行ってください。
 修理はできたはず…楽器屋さんで判断してもらってください。

投稿者:ツァルゲ     投稿日時:2007/07/29 21:35  ---38.121.51

バイオリン族の楽器は、燃えて灰にでもならない限り修復は可能です。安心してください。
ただし、相応の料金はかかります。
状態や修理方法にもよりますが、まともに直そうと思えば5〜10万くらいは
覚悟しておいたほうがよさそうです。

投稿者:ぼこ     投稿日時:2007/07/30 08:37  ---151.218.196

割れた欠片も忘れずに持っていってください。
持って行くまで、弦を1音くらい緩めておいたほうがいいかもしれません。

投稿者:QB     投稿日時:2007/07/30 09:47  ---145.236.139

ちなみに、側板は殆どのケースで音に影響がないので、ご安心を。

投稿者:SP2     投稿日時:2007/07/30 20:06  ---196.138.157

>>ちなみに、側板は殆どのケースで音に影響がない

気になったので書きますが、こちらのご意見は全く不正確です。
それから、
先日自分の楽器の修復を信頼できる工房に依頼したのですが、フルにレストレーションして工期2年費用300万円ということでした。国内でも同じくらいかと思います。弦楽器の修復を馬鹿にしてはいけません、5万10万で直るのはそれなりの仕事のところでしょう。
あまり適当な意見が目立つのであえて書かせていただきました。

投稿者:QB     投稿日時:2007/07/30 20:24  ---145.236.139

SP2さん、
特に反論はしません。

自分の今までの経験上、側板の修復が原因で音に明らかな影響があった事が無いためそう書きました。
また、LAに居た頃、Hans Weisshaarの修理人との会話の中で、表板、側板、裏板のさらにどの部位のどのようなダメージが音に対する影響が大きいかというディスカッションをしていたとき、同じようなコメントがあったので、上記のように書きました。

とはいえ、SP2さんが「不正確」とおっしゃることも、ある意味正しいのだと思いますので、撤回いたします。失礼しました。

投稿者:かんがるう     投稿日時:2007/07/30 21:54  ---215.67.77

>先日自分の楽器の修復を信頼できる工房に依頼したのですが、フルにレストレーションして工期2年費用300万円ということでした。国内でも同じくらいかと思います。弦楽器の修復を馬鹿にしてはいけません、5万10万で直るのはそれなりの仕事のところでしょう。

ちょっと驚きました。
工期2年、費用300万円というのはどういった楽器に対しての話でしょうか???
5万10万がそれなりとおっしゃいますが、側板の修理の話です。楽器によってはそれなりの仕事とも言えないのでは???馬鹿にしているわけではないと思います。
楽器もいろいろなんですよ。すみれさんの楽器がどのようなものかは存じませんが。。

SP2さんのおっしゃることも、間違いではないのでしょうが、かなり話が混乱しますし、すみれさんも困ってしまうのでは?
まずは楽器屋さんに相談されるのが一番ですね。

投稿者:猫丸     投稿日時:2007/07/30 22:30  ---2.158.132

側板に穴が開いたときどうなるか、経験がありませんが、QBさんと同じ理解をしております。

さる、老舗楽器店の看板職人と話をしていた中で、ストラッドをオープンしたときの、内部から見たときの印象や、表面カーブのつながり具合や、デルジェスをオープンした時の、内部から見たときの違いを聞いていた中で、側板に穴が開いても、音に影響が無いと言っておりました。
また、友人で、制作者でもある職人は、デルジェスの裏板には、厚みを知るために、小穴が開けられているとも言っておりました。
複数の、ベテランが似たようなことを言っておりますので、おそらくそうなのでしょう。
側板を修理するためには、裏表、オープンしなければいけないのでそれなりに手間がかかると思います、現物の損傷具合を見ないで、言うのもなんですが、一流どころの職人さんなら5万、10万でも、ご予算に応じて、やってもらえると思いますがねえ。
適当な御意見とは感じません。
穴に、ガムテープを貼っておいても、とりあえず何とかなるのではなるのでは無いでしょうか、これはさすがに暴論ですね。

投稿者:ぶぶ     投稿日時:2007/07/30 22:32  ---180.244.17


すごいですね。

2年工期300万だと、何台かヴァイオリンが作れますね。

素朴な感想です・・・・  ヽ(´o`;lll

投稿者:猫丸     投稿日時:2007/07/30 22:52  ---2.158.132

すみれさんが困らないように少し追加します。

側板に穴が開いても、音に何ら関係なく、どこを修理したのか解らないくらいに修復可能です。

古名器を修理するので無ければ、リーズナブルな料金で修理してくれる職人さんはいます。

話は変わりますが、2年工期300万だと表板の歪んだ古名器をオープンして、石膏形を取り、蒸気で変形を直し、裏打ちして修復したという感じですが、2年は聞いたことありません。
別次元のお話しですので、頭が混乱しますね。

投稿者:ツァルゲ     投稿日時:2007/07/30 23:07  ---38.121.51

300万かけても修復する価値が有るような楽器を、300万かけて修復しなければいけないような状態にしてしまうなんて、
なかなか剛毅な方もいらっしゃるようですね。
普通に演奏できる状態の楽器であったなら、車に轢かれて粉砕でもされない限り、
数百万の修理費用を請求されることはまずありませんので、心配せずに楽器店に持ち込まれることをお勧めします。

Q:バイオリン用ニス&クリーナについて
投稿者:string     投稿日時:2007/07/30 18:39  ---240.72.251

以前楽器の購入について書かせていただいた者です。

今回はクリーナ&ニスについて皆様のご意見を聞かせていただけたらと思います。

まず基本的なことをお伝えしますと,私の使用している楽器は1800年代前半に作られたフレンチバイオリンで今まで使用してきたクリーナは,Hill Vanish Cleanerというものです。もっともスタンダード?なものなので皆様一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか。

最近私は違うものを使用してみたいと思うようになったのですが,理由としてはもっと楽器にツヤを出したいと思ったためです。

できたらクリーナとニスの両方の機能を兼ね備えているようなもので上記よりもさらに汚れ取り,ツヤ出しといった面でクオリティの高いものをご存知でしたら教えていただけませんでしょうか。

もしくは両方の機能を兼ねていなくても,クリーナとして,またニスとして上質なものも教えていただけたらと思います。

どちらを行うにしても私のような素人では限界があるとは思うのですが,素人が自宅でできる範囲というのを前提に皆様のご意見を頂戴したく思いますので宜しくお願い致します。

投稿者:QB     投稿日時:2007/07/30 19:28  ---145.236.139

まずは、
何もお勧めしません。むしろ、お止めになることを検討下さい。

もし、どうしてもということであれば、お近くの製作家・修復家に楽器を持ち込んで相談してください。

1800年代でニスが完全に落ち着いているといっても、何かしらニスに特定の影響が有るかもしれませんし、場所によっては木肌が露出している部分もあり、Hillのクリーナーの成分が浸透してしまっているかもしれません。

どうしても楽器につやを出したいのであれば、それも製作家・修復家にご相談下さい。自宅でクリーナーでキュッキュッするよりもいい方法があるかもしれません。

これをご覧の方で、比較的新作でニスが落ち着いていない楽器をお使いの方、ご自身の判断でのクリーナーの使用は絶対に避けてください。真剣なご忠告を差し上げています。

投稿者:猫丸     投稿日時:2007/07/30 19:35  ---2.158.174

HILLで正解です。

これ以外は、どのような物も使用してはいけない。
使う時は、以前いつだったか忘れたくらいに、時間をあけるべし。
できれば、柔らかい汚れていない布で空拭きするだけ、HILL OILも使用しない。

これが一般的だと思いますが、Hill OIL には研磨剤は入っていないと聞いております、ニスには影響を与えないとも聞いておりますが、どうでしょう?

投稿者:string     投稿日時:2007/07/30 19:55  ---240.72.251

さっそくのご返信をどうもありがとうございます。

基本的には何も使わないほうがよいのですね。ましてや今まで使用していたものと別のものを使用するなどもってのほかのようですね。

大変参考になりますどうもありがとうございます。

Q:モーッアルトの演奏法
投稿者:ボウイング     投稿日時:2007/07/26 15:57  ---46.127.116

ヴァイオリン協奏曲5番を練習中です。モーッアルトはボウイングがよほどきちんとできていないと、きれいにひけないと聞きますが、一見できているつもりでひいていても、先生に、粒がそろってない、弓を沢山使いすぎてるとか毎回注意をうけます。モーッアルトだから・・・と、ことあるごとにいわれます。モーツアルトのボウイングについてどなたかわかりやすく教えてくださるか、解説書の紹介をおねがいいたします。

投稿者:ボウイング     投稿日時:2007/07/27 06:52  ---46.127.116

質問をかえさせてください。演奏法のことについてアドヴァイスいただけるサイトがあればおしえていただけませんか?

投稿者:通りすがり     投稿日時:2007/07/27 08:00  ---147.222.75

役に立たないレスで申し訳ないのですが、ボウイングの問題をサイトで解決というのは難しいと思います。

というよりも、なぜ先生に相談しないのでしょうか。
先生によって、指導方法も違うでしょうし、先生が一番あなたのボウイングの欠点や長所を伸ばす術をご存知のはずです。

「モーツァルトだから」で理解できないのであれば、具体的にどう弾けばよいのか、しっかりと質問しないと!なんのための「先生」なのでしょうか?

投稿者:クロアシ     投稿日時:2007/07/27 16:26  ---4.232.68

何となく気になって、私も久し振りに第5番をさらってみました。気づいたことは、平凡ですが、基礎的な訓練が不充分だと、ご指摘のように、音の粒をそろえるのが難しく、ボウイングもうまく調節しにくいだろうということです。
モーツァルトは、上級者にとっても、完全に弾きこなすのは困難です。小野アンナやカールフレッシュのA-durの単音の音階をみっちりやって、実際、協奏曲を練習するときも、はやいパッセージはテンポを落として繰り返し繰り返し練習されると良いと思います。何となく弾けるからといって、すぐにテンポを上げたりして完成を焦らないこと。自分の演奏を客観的に見るためには、自分の演奏を録音して、聴いてチェックするのが良いでしょう。モーツァルトはそうしたチェックが特に必要だと思います。
結局、根性論になってすみません。でも、私は、多分それしかないと思います。辛抱が肝心です。

あとは、通りすがりさんが仰るように、先生によく聞いて、実際に具体的な指導を受けてください。

他に補足訂正などありましたら、他の方宜しくお願いします。

投稿者:ボウイング     投稿日時:2007/07/27 17:16  ---46.127.116

モーツアルトだから・・とか、モーツアルトは難しい・・とか、天上からの神の声・・など、よくきくセリフが抽象的なので、理系人間の私はもう少しモーツアルトの音を具体的に調べてみたいと思い参考文献など質問させていただきましたが、皆様おっしゃるとおり今は基本練習に励むときなのですね。

投稿者:SHO     投稿日時:2007/07/27 19:29  ---218.79.216

圧力と速度のコントロールすること!
に尽きるのでしょう。

ただし、これはモーツアルトに限った話ではありません。
ただモーツアルトの楽曲はボーイングの巧拙がたちどころに分かってしまうほど、純粋でシンプルで素晴らしい音楽だから、特に気をつける必要がある、というだけのことです。

>ボウイングさん
まず自分の演奏を録音or撮影して、自分が出そうとしている音と一致しているかどうか確認する作業が必要に思います。

課題はボーイングだけではないかもしれません。
左手の指の押さえ方や楽器の構え方もBowingに影響するからです。

それから、仮に「解説書」があったとしても、演奏上の障害を抱えている場合は、書いてあることを誤って受け取ってしまうおそれがあり、それが最も危険です。

自分の演奏を観察/分析することで、何が課題なのかを自分なりにバラし、その結果自分で解決できない問題があった場合は、先生に相談してみてはどうでしょうか?

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/07/27 21:06  ---6.111.139

 SHOさんのおっしゃる通り、弓の圧力(僕は腕+弓の重さだと考えていますが)とスピードをコントロールすることだと僕もおもいます。
 弓のスピードですが速度は一定で弾き続けてください!よくやってしまうのが、初速が速い、弓を返すときに速くなることです。
 解放弦で出来ればゆっくり、しかも、速度は一定で返すときも一定(どちらかと言うと速度を緩めるぐらいのイメージ)でやってみて下さい!相当難しいですよ!  
 さらにこれは言葉だけでは説明しにくいのですが、弓がしなっていますから、弓のしなりに沿って弓を動かすことをやってみて下さい! 
 これができたら、曲でもテンポを緩めて上記のことを意識しながら弾いてください、きっと変わると思います!

投稿者:パスツール     投稿日時:2007/07/27 23:12  ---253.180.196

やはりモーツァルトの弾き方という核心には、誰も触れませんね(笑)。いくら神聖な音楽でも、演奏自体は具体的な作業です。例外も沢山ありますが、自分が弾く場合の意識の一例です。ご参考までに。

弓は軽めの圧力で、やや多め、そして速めに使う。ビブラートは細かく速め。発音は最初をはっきり。古楽器の場合はどうか知りませんが、後膨らましはやらない、ビブラートを後からかけたりしない。弾き始めがスラーの場合は、最初の音を少し長め(重め)に。スタカートは軽く、常にレジェロの意識が大切。フレーズの語尾は強調せずに軽くおさめ、5番に多い弓先半分のデタッシェは、弓が曲がらないように。弓が曲がると滑って吸い付きません。あとはA-durの明るい音程を心がけます(Cis高めに、D高すぎないように)。 

投稿者:the merry fiddler     投稿日時:2007/07/28 08:29  ---96.33.133

ご存じかと思いますが、ムターのDVDも参考になるのではないでしょうか。

投稿者:渡辺@名古屋     投稿日時:2007/07/28 23:48  ---18.47.198

この春にネットオークションでバイオリンを捨て値で入手して以来、ネット上のノウハウを基に弾いて遊んでます。
ギターには慣れているので、調弦の違いに慣れてしまえば、単にメロディーを鳴らすことは難しくは無かったですが、やはりギターとは違うだろうなぁと思える左手の指使いとボーイングで試行錯誤してます。
例えばチゴイネルワイゼンの冒頭の、3cから5cへ駆けあがるところ、私は弓を一気に弾いてしまいますが、弦ごとにアップダウンしたほうがよいのでしょうかね。
他の情報ではギターでいえば6フレットを基点にして弾くのが基本なんて有りましたが、曲のベースを基にフレットを上下する(ギターの弾き方)バイオリンではダメなのかな。
以上、ウルトラ初心者のたわごとでした。
ちなみに普段触っているバイオリンはネットで捨て値で購入したHallstatt V10、最も弦と弓はすぐさま買い替えました。
いま使っている弦は(格安中国製最高級ナイロン弦FOR-TUNE)なるもので、音色は私のバッタモン・バイオリンでは正当な評価は出来ないが、弓の引っかかりがやたらよく、すんごく鳴ります。

投稿者:ボウイング     投稿日時:2007/07/29 05:00  ---46.127.116

このサイトにふさわしくない質問をしてしまった、と思っておりましたら、思いがけず皆様の貴重なご意見を伺うことができ、感激しております。今後も、まじめにこつこつ練習していきたいと思っております。、皆様、本当にありがとうございます。

Q:分数の弓について教えてください
投稿者:kona     投稿日時:2007/07/07 22:52  ---24.125.116

小学3年生の娘がバイオリンを習っています、バイオリンは約25万円でサイズは1/2を使っています。  それで相談ですが、弓はどのようなものを選ぶのがいいですか? 先日 楽器店に行きましたら、杉藤の1万5千円の物を勧められました。 もう少し高いものかと思っていましたので そんなものでいいのかなぁと 取りあえず買わずに帰ってきました。 分数の間はあまり弓にこだわらなくてもいいのでしょうか、教えてください。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2007/07/08 09:08  ---110.26.112

先日も話題に出ていました。
いろんな考えがあるかと思いますが(1/2でそれだけ高価なものをお使いなところからして、わが家とは状況が違うのかも知れません)、1万円程度のもので十分じゃないでしょうか。分数弓は消耗品くらいに考えていいように思います。チャンバラして折ってしまう(女の子はしないでしょうが)なんて話もありましたね。そりゃ、いいものを使うにこしたことはないでしょうが、短い分数弓では限界があるし、弓に投資した分で上達するとは思えないのです。
むしろフルサイズのために貯金をお勧めします。

投稿者:rio     投稿日時:2007/07/09 19:51  ---160.132.217

分数楽器の購入にあたっては、我家の息子の場合、指導を受けていた先生から

分数を使用しているときの弓も出来ればよいものを購入したほうがいいです。特に1/4サイズから、弓を使うことを覚えるので、予算内でなるべく良質の弓を準備してあげてください。ただ、4/4になると「一生もの」の楽器を買うので、かなり高額な予算を準備してもらうことになりますから、分数であまり無理しなくてもいいです。楽器は某社の280番や300番台で新品でネックなどが下がっていない健康な楽器で丁寧に駒と魂柱を新調すれば結構使えます。浮いた予算で弓にお金をかける方が技術的な上達は阻害されません。古い楽器の分数で程度の良い者は何十万円もします。古い楽器のほうが良い音がしますが、少々楽器の音が悪くても我慢して、分数のうちは技術の習得に力を注ぐ方が得策です。男の子は小4で4/4になるでしょうからあっという間ですよ。

と言われておりました

弓は実売7〜9万円ぐらいの国産弓を使っていました。

分数と言えども、1/4以降の弓では、弾きやすさも変わるようです。進度が速いお子様であれば、バイオリンコンチェルト(メンコン、チャイコン)を弾くでしょうから、ある程度弓の性能があったほうが弾く本人が楽だと思います。

あくまで、我家の私見です。 ご参考になれば幸いです

投稿者:kona     投稿日時:2007/07/23 01:01  ---24.125.116

ぶらっちぇさん、rioさん ありがとうございます。
確かに、
>弓に投資した分で上達するとは思えないのです

そうなんですよねぇ 高価な弓を使う前に 直さないといけない弓使いの癖とかあって・・そっちを直すのが先だろう!と自分に突っ込みつつ、でも親としてのバイオリンの指導力(素人)のなさに つい お金で解決できるならと考えてしまって。

少し冷静になって、娘と地道に練習します。

娘のバイオリンが上達して 高〜い弓が必要になることを 楽しみにがんばります。

投稿者:QB     投稿日時:2007/07/23 10:19  ---145.236.138

家の子供も1/2ですが、Codaの1/2の弓をメインに使わせています。
木<>カーボンの性格の違いは、面白いほど1/2でも当てはまりますが、今は密度の高く、能率の高い右手の使い方を子供に求めていますので、10万以下の選択肢の中で、余計な癖の無い、ヘタらないCodaが(私の持っていた選択肢の中では)最適解でした。

投稿者:kona     投稿日時:2007/07/29 01:12  ---18.17.119

カーボンの分数弓もあるんですね、使ってみたくなりました。
QBさん 情報ありがとうございます、探してみます。

Q:飛行機への持込
投稿者:miuuim     投稿日時:2007/07/26 21:50  ---131.153.209

はじめまして。
私の家族からの質問です。現在チェコに旅行中で今まで欲しかったバイオリンが安いので購入して日本に持って帰りたいとの事なのですが

・飛行機への持込は可能か
・その場合かかる料金等はあるか
・その他気をつける事
を教えていただけますか?

私は海外にほとんど行った事がないので入国審査だったり税金に関する事もよく分かりません。

まったく初歩的な質問かもしれませんが
過去の質問、返答を見てもいまいち結論が定まらないため
質問させていただきました。

ご返答よろしくお願いします。

投稿者:rio     投稿日時:2007/07/27 11:04  ---188.33.52

機内への楽器の持込については

過去の質問など見てお分かりになるように、航空会社で考え方が異なります。

ただ私の経験では、楽器を抱えての離陸着陸時は許可されたことはありません。

(対応の例:自分が経験した例、これ以外にもパターンがあるかもしれません。)

?機内への持ち込み不可。荷物室へ。航空会社の損害賠償額より高額なものは保険料を払い付保する。
?機内持ち込み可。有償。座席をひとつ確保し、そこに楽器を置く。
?機内持ち込み可。無償。座席を確保し、そこへ楽器を置く。
?機内持ち込み可。無償。前の座席の下に置く。
?機内持ち込み可。無償。CAが上着とともに預かってくれる。(上着をしまうスペースに保管してくれる)
?機内持ち込み可。無償。上の荷物入れに入れる。
?機内持ち込み可。無償。離陸着陸時はCaが預かってくれ、それ以外の航行中はバシネット(壁面に取り付ける乳児用ベッド)の上


会社や便機材によっても対応が異なりますので、該当する航空会社に確認していただいた方がよろしいかと思います。

日本に入国時の税金などの取り扱いについては、税関のHPに書いてます。必ず領収書は持っておきましょう。
http://www.customs.go.jp/

現地で楽器購入時の免税手続きは、同行している添乗員、あるいは旅行会社に聴けば判ります。


回答らしい回答にならずすみません。

投稿者:miuuim     投稿日時:2007/07/28 12:54  ---131.153.209

rioサン、とても丁寧なご回答ありがとうございます。

さっそく家族に伝えます。

感謝いたします。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2007/07/29 00:52  ---13.42.231

骨董価値のあるようなVnはチェコからの持ち出しはかなり
難しいと聞きました。
新しいVnならOKのようです。

Q:お勧めの弦を教えてください
投稿者:エリカ     投稿日時:2007/07/19 10:24  ---5.32.145

バイオリン4分の3を使っています。
今まではドミナントでしたが、音量がほしくてエヴァにしました。
確かによく鳴っているように思えるのですが、A線が4日ほどで
弦のネックの溝あたり。ナット?(ペグ手前の弦があたる部分を掘ってある黒いところ)と駒にあたる部分が裂けてきます。
他のEDG線に比べ、巻きが弱い感じです。途中で弦が切れることを恐れ、早めに交換してしまうのですが、4日というのはあまりにも早いと思うのです。
日々の練習は2時間ぐらいです。

A線だけ他の弦にする、または全部取り替えようと思うのですが何かお勧めの弦はないでしょうか?

投稿者:palmer     投稿日時:2007/07/19 12:02  ---153.81.38

私は指板の枕の所でそうなります。
でもエヴァの柔らかさを捨てがたく諦めてました。
すみません 全然答えではなく 便乗です。

投稿者:うっどぺっかー     投稿日時:2007/07/19 12:27  ---159.144.35

エヴァのA線の巻き線って弱いですよね。工房で弦の通る溝を完全に調整してもらっても、多少巻きがほつれてくるので、それが嫌で使うのをやめてしまいました。
巻き線がほつれにくくて、音が良い弦として、エヴァを製造しているピラストロ社のパッシオーネを強く推薦します。
パッシオーネは、エヴァよりも早くチューニングが安定しますし、巻き線も緻密かつ柔軟で非常に耐久性があるので、自信を持ってお薦めできます。ガット弦ならではの音の良さ・自然なタッチも魅力的です。
ナイロン弦だと、ドミナントやヴィジョン・チタニウムも巻き線が丈夫です。
エヴァの音が好きであれば、パッシオーネに大いに満足されるのではないかと思います。それでは。

投稿者:エリカ     投稿日時:2007/07/19 12:43  ---5.32.145

エヴァのA線は、皆さん感じられていることだったのですね。
今弾いている曲が、E・A線にかなり負担がかかるので、そのせいだと思っていました。

うっどぺっかー様
分数にフルサイズをはっても大丈夫なのですか?
まだ試したことがないので不安です・・・

投稿者:palmer     投稿日時:2007/07/19 13:23  ---153.81.38

パッシオーネ 試してみます!
ありがとうございます。

投稿者:ゆうこ     投稿日時:2007/07/19 20:58  ---122.65.68

いつも楽しみに読ませていただいています。私も便乗させてください。オリーブ使ったみましたが、音程が狂いまくるので、断念しました。特にA線が私の楽器ではどんどんピッチが上がっていくので合奏では迷惑掛けまくりで使うのをあきらめました。エヴァも大好きな弦ですがA線の巻き巻き弱くてエリカさんやpalmerさんのように上ナットでほつれてきます。A線パッシオーネ他線エヴァって作戦で試したいのですが、パッシオーネのA線も使っているうちに音程上がってきますか?ガット特有の狂いってあるのでしょうか?

投稿者:うっどぺっかー     投稿日時:2007/07/19 23:24  ---159.144.124

オリーヴは汗や湿気などの水分の影響を受け易いガット弦でしたので、部屋の気温や湿度によってピッチが上がったり下がったりします。
新製品パッシオーネはガット弦特有の弱点がだいぶ改善されており、湿気の影響を受けにくくなっています。また、弦が伸びにくくくなった(弦の伸びが少なくなった)ので、さらにピッチの安定性が高まっています。ドミナントやエヴァなどのナイロン弦とほぼ同等の安定性と言って良いと思います。
パッシオーネの巻き線の丈夫さはかなりのもので、長期間使ってもほつれませんし、激しいプレイにも十分に耐えます。
パッシオーネについては、手にかなり汗をかく人でも、高温多湿の日本の夏でも、安心して使えるガット弦がようやく発売された!やったー!という感じで、5月の日本での発売開始以来、大変好評なようです。
パッシオーネを使用される場合は、他の弦と組み合わせたりせずに、セットで使用されることをお薦めします。やはり、A・D・G線にガット弦を張ると、ふくよかな心地良い響きが得られますので、弾いていて大変気持ち良いものです。パッシオーネの銀メッキのE線も秀逸で、満足度は高いです。
参考になれば幸いです。

投稿者:いし     投稿日時:2007/07/20 00:14  ---106.63.48

議論を振り出しに戻すことになってしまいますが、念のため。
 3/4サイズについては確認していませんが、少なくともフルサイズのA線についてであれば、ドミナントよりエヴァの方がやや太くなっているので、ドミナントの太さに合わせて溝が切ってあると、エヴァにしたときにその部分の巻きが非常に痛みやすくなります。
 弦を新しくするのであれば、楽器ごとお店に持って行って「新しい弦に合わせて調整してください」と頼むのが良いでしょう。
 もし調整済みでしたら、失礼いたしました。
 

投稿者:ゆうこ     投稿日時:2007/07/20 06:04  ---122.65.75

うっどぺっかーさんご教示ありがとうございます。私の場合、調弦が狂いまくってオリーブで相当懲りていたのですが、やはりガットのふくよかな響きと音量と音質が好きで捨てがたいのでパッシオーネに期待してしまいます!

>ガット弦特有の弱点がだいぶ改善されており、湿気の影響を受けにくくなっています。また、弦が伸びにくくくなった(弦の伸びが少なくなった)ので、さらにピッチの安定性が高まっています。

そうですか!嬉しいですね!セットで使ってみます。

いしさんご教示ありがとうございます。書き忘れた私がいけないのですが、弓の購入にのついでに上ナットの溝は調整して頂いたのです。Aが微妙に低い時、上ナットの上のA線をツンツンして調弦する私のクセがいけないのです(汗)ヴィジョンではどうってことないのですが、エヴァだと一発です(涙)

皆様、真摯に教えていただいてありがとうございました。エリカさん、便乗してごめんなさいね。

投稿者:エリカ     投稿日時:2007/07/26 12:32  ---5.32.145

皆さんのご意見参考にさせていただきました。
エヴァの買い置きがあるため、まだエヴァを使っています。
A線の弱さは諦めました。とりあえず、練習用に使い切るつもりです。

ところで今回はエヴァの
?E線 ?ホールでの音の通りについてお聞きしたいのです。

今、テンポがかなり速い曲を弾いています。
いつも同じパッセージで弓がすべって音が出ないのです。
弓のせいかと思い毛替えもしましたが、変わりません。
本人の技術もあると思うのですが、他のサイトでエヴァは
「裏返りやすい」との表現を使っていました。こういう状況をいうのでしょうか?

先日同じ曲を文化会館のホールで弾きました。
私は後方の席にいたのですが、響きがもやもやしていて音の通りが悪い印象でした。これもエヴァの特徴でしょうか?

ご意見頂ければうれしいです。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/07/27 01:35  ---6.34.72

>>エリカさん

>響きがもやもやしていて音の通りが悪い印象でした
は、同じ場所で同じ曲を演奏した時の、もともとの弦(ドミナント)との比較によるものでしょうか。

以下、私見です。
弦による音質の変化は、聴き手側で明確にわかるほどはないと思います。
比較的新しい弦において音の通りが悪いとしたら、弦を疑う前に
1)そのような楽器である。
2)楽器の調整が不十分。
3)演奏者がそのような音の出し方をして演奏をしている。
ということをまず考えるべきかと思います。

弓が滑って音が出ないのが、どの弦のどの音かはよくわかりませんが、それは
1.楽器の癖である
2,その弦と楽器の相性
3.弾き方による(指を押さえる/離すタイミングと、隣の弦に触れるかどうか、あるいは移弦のタイミングの癖)
の可能性が高いと思います。

なお以上は、4/4の時の話であり、3/4の場合はどれだけ違うかはよく分かりませんんが、基本的には同じだと思っています。。
(なお、当然、分数専用の弦を張っていると想定しています。)

巻き線のほつれについては、どの部分でほつれるかで原因がわかると思います。駒の溝なら溝の削り方、上ナットの溝なら上ナットの溝の削り方、と弦(の太さ)との相性をまず疑うべきでしょう。

Evaは一流のプロも使う弦ですので、一般論で言えばよい弦と言えると思います。

Q:バイオリンの制作者について
投稿者:マダムヨーコ     投稿日時:2007/07/25 01:32  ---5.246.161

イタリアの制作者で aquilino についてご存知の方教えてください。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2007/07/25 15:34  ---158.116.154

存じませんが、この方でしょうか。

http://www.associazioneali.it/index.php?option=content&task=view&id=4&Itemid=27

投稿者:通り縋りの女     投稿日時:2007/07/25 21:00  ---11.40.64

よろしければ 質問の由来を教えてくれませんか。
その楽器を弾いてよかったとか、楽器店から薦められている
とか・・

Q:お勧めの弦を教えてください
投稿者:文鳥     投稿日時:2007/07/19 22:08  ---98.13.168

最近ビオラの弦をストラッドさんからの購入で今までのオブリガートからエヴァに替えたところです。発音がよく音も明るくなったと思っていました。まだ巻きの甘さは出ていません。バッツオーネという弦はビオラ用には無いのでしょうか。

投稿者:ジントニック     投稿日時:2007/07/20 15:57  ---0.77.152

 現在Passione=パッシオーネ(ぱっしおーね)はヴァイオリン用のみが発売されています。ヴィオラ、チェロ用は今後発売されるかも知れない、とのことです。
 ヴァイオリン用の売れ行きが好調なようなので次はヴィオラ用が発売されるのではと私も楽しみにしているところです。
 エヴァもヴァイオリン用に続いて、ヴィオラ用、チェロ用が発売されましたので、パッシオーネもそういう流れになってくれるといいですね。

投稿者:文鳥     投稿日時:2007/07/23 17:49  ---98.13.168

ジントニックさんありがとうございました。パッシオーネのビオラ用が発売されたらストラッドさん取り扱ってください。わたしのビオラは小さいので弦選びも大変です。

Q:violinについて
投稿者:tronchini     投稿日時:2007/07/07 22:19  ---83.31.114

使って5〜6年のイタリア製の楽器なんですが,表面にしわが入ってたり,かさかさしている部分が多く見られて,楽器屋さんに行って見てもらったら,何か塗るやつを買うように勧められて買ったのですが,一向に改善されません。
先生に聞いてみたところイタリア製はしわが入りやすいと言われたのですが,他の方に聞いたところ見てもらったほうがいいと言われました。
実際のところどうなのでしょうか?相当やばいのでしょうか?教えて下さい!!

投稿者:クロアシ     投稿日時:2007/07/09 06:23  ---4.232.68

「表面にしわが入って」いる、「かさかさしている部分が多く見られ」るといった表現がどういう状況を指しているのか分かりませんが、一応、表面のニスがひび割れているのだと解釈します。極度の高温・乾燥状態に置かれたり、あるいはニスの調合ミスによって引き起こされます。ひびは、表面だけなら音に直接の影響は無いと思います。ニスの塗り直しは可能ですが、通常、この手の修復はあまり引き受けてもらえません。どうしても気になるようなら、楽器店で詳しく説明を受けることをお奨めします。
「何か塗るやつ」とは、「Viol」かそれに類似のクリーニングオイルではないでしょうか。こびりついた松脂を落とし、ニス傷を目立たなくする効用があります。弦に付くと弓が滑って演奏にならないので、取り扱いには充分注意しましょう。

投稿者:QB     投稿日時:2007/07/10 07:54  ---105.30.45

文章からだけ判断するに、、、その楽器屋さん、本当の弦楽器の専門家がいらっしゃらないようです。
ちゃんとした人に見てもらうのをお勧めします。

「仮に」表面に多少「仕事」をして、薄くアルコール系でカバーしたとしても、楽器全体だと養生に最低でも1〜3日かけるのが普通ですから、もしお近くに専門家がいらっしゃらない場合、ちょっと大変かもしれませんが、放置するよりは楽器のためです。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2007/07/13 23:46  ---13.42.231

オイルニスは ひび割れしやすいです。最初は艶やかで深みのある光沢がしていますが 年月で亀の甲羅のようになることがあります。

気候条件や調合ミス(調合の初心者)のほか厚く塗りすぎている
のが原因と考えられます。

厚く塗りすぎだと Vnの完成当初から 発音が抑制されている可能性があります。
この場合私なら ひびが目立たなくなるまで ニスをはぎ取ってしまいます。

ニスのヒビはヴァイオリンが傷んでいるとは 私個人は考えません。

投稿者:もくもく     投稿日時:2007/07/14 10:46  ---170.196.22

ニスの目的は木材表面の保護ですから、ニスがひび
割れている状態が望ましくないことは事実でしょう。

投稿者:東     投稿日時:2007/07/18 13:46  ---227.0.250

 参考になるかどうか分かりませんが…
 以前、ある量産メーカーのバイオリンが、色が魅力的な茶褐色だったので欲しくなり、多くの在庫を引き比べしてから購入しようと考え、代理店となっている会社に行ったことがありました。そこには安いグレードのバイオリンも、ちょっと高いグレードのバイオリンも何十挺も在庫がありました。
 高いグレードのバイオリンの方は、安い方のグレードではないということを主張したいのか、いわゆるオールド仕上げがされており、すべての楽器のニスに亀甲状のひびが入っていました。つまり、ニスの亀甲状のひびはオールド・フィニッシュの一種だということです。
 帰ってからある製作家にこの話をすると、「オールドのバイオリンでそのようになっているものがあるから、真似たんでしょうね。」という話でした。

投稿者:通り縋りの女     投稿日時:2007/07/19 17:04  ---11.40.64

便乗質問で 申し訳ありませんが

人為的に オイルニスの ひびを作るにはどのようにするのでしょう。ご存じのかた よろしく教えてくださいませんか?

投稿者:QB     投稿日時:2007/07/19 18:00  ---145.236.138

・樹脂
・熱
・収縮の差
(ハイ、コレイジョウハ イイマセン)

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2007/07/20 00:24  ---13.42.231

ということは 樹脂の選び方
 塗る 時間的手順 
 熱で乾かす ってことですね。

QBさんはもったいぶって言いませんが、私がなんとか調べてみます。ひび割れしないオイルニスの塗り方の 逆を行けば
よいわけでしょう。

投稿者:クロアシ     投稿日時:2007/07/20 06:28  ---4.232.68

>東さん
オールドフィニッシュの一種として、亀甲状のひびですか。一部に、ヒビの入るニスの方が良いニスだ、という考え方が根強くあるみたいですが、これもそういったものの延長線上にあるのでしょうかね。

うろ覚えで申し訳ありませんが、ひびの入りやすいニスの配合について、K社長の二巻本のどこかにちらりと触れられていたのを見かけたことがあります。本が手許に無いので、いい加減な情報で申し訳ありませんが、何かご参考になりましたら。

投稿者:QB     投稿日時:2007/07/21 14:50  ---37.164.13

鈴木珍事さま、
すいません、、、もったいぶっている訳ではないのですが、、ちょっと諸般の事情を鑑みて自粛してみました。。
ちなみに、ホワイトから塗ってひび割れさせるより、既に塗られている上からの処理でひび割れさせる方が(比較的)容易だと私は感じています。
個人的にはそういう「演出」は(オールドっぽくするためのお絵描きも含めて)好きではないです。
アメリカにはそればっかり追い求めている人が異常に多いですが。。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2007/07/22 21:39  ---13.42.231

QBさん
失礼しました。

私は 強度のひび割れは醜いと思います。
ひび割れがアンティークに見えるというのは
理解できにくいですが、わずかのひび割れなら
オイルニスを使ったように見え、(オイルニスのほうが、
アルコールニスより音が良いという噂もあることだし)
好感が持てるのかもしれません。

ニスは楽器を保護すると言いながら 音を抑制することは
ほとんどのVnで否めませんので、やはりわたしなら 強くヒビ割れた場合、ニスを薄く残して 取ってしまうでしょう。

投稿者:東     投稿日時:2007/07/23 15:58  ---227.0.250

私がオールドフィニッシュとして見た「ひび」とは、ガラスに入るようなひびではなく、表現するのが難しいのですが、例えるならばヘビの皮のようなものでした。ひびといっても、ニスが収縮してしわが寄ったようになってできた「ひび」と、ニスがガラスのように割れてできた「ひび」があると思います。
いずれにしろ、見た目が別にして、ひびが音色や音量に関係があるのか、私には興味深いです。

Q:
投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/07/15 00:54  ---6.111.139

ヨーロッパと日本では鉋(かんな)のかけ方が違うのをご存知ですか?
ヴァイオリンにおいても影響が出ているそうなんですが、伝聞情報ですので何か知っていらっしゃったらお返事ください。

投稿者:Pajeot     投稿日時:2007/07/15 08:06  ---7.233.212

押すのと引くの違いですね。影響が出るとは知りませんでした。私は引くほうが好きです。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/07/15 16:35  ---6.111.139

 ヨーロッパの職人さんに見せたら、驚かれて…引くほうでも挑戦することにされたとか…
 専門家でないとわからない領域なので、どんな影響なのかわかりませんが日本のかけ方の方が良いといわれたそうですよ。
 伝聞ですし、ひとつの事例ですから情報はうすいです…(笑)

投稿者:高橋 明     投稿日時:2007/07/22 04:21  ---.103.36

日本と西洋では鉋のかける方向が逆なのは有名な話ですよね。

)ヴァイオリンにおいても影響が出ているそうなんですが、

えっ、そうなのですか!? 知りませんでした。というか、なぜ違いが出るのかが、考えてもわかりません。ただ、有能な職人さんは常に何らかの新しい情報を得ようとしておりますし、ヨーロッパの職人さんは使用方法が正反対の日本式の鉋をもの珍しげに興味をもったということは大いにあると思います。
日本式の鉋は引いて削り、西洋のものは押して削ります。しかし下に押す(つまり削る木材に鉋を押し付ける)力は常に鉋の手前側(使っている本人側)にあります。つまり、日本式の引いて使う鉋は「削る前の平面が基準になる」のに対して、西洋式の押して使う鉋は「削った後の平面が基準になる」ということです。しかし、それでどう影響が出るのか結論は出ないと思います。
大きな違いは、日本式の鉋台は木製(白樫・赤樫など)で、西洋式は金属製(軟鋼・真鍮など)でネジで調整しやすいということです。ヴァイオリン製作では、日本で言う「四方反り」というカーブがついた小さな鉋を使うことが多いですが、日本製の鉋は木製のため「刃がついた削れる部分」以外の側面の厚みが大きくてロスが大きいということです。その分、金属製は側面の厚みを薄くできて、小さな凹みの奥までロスが少なく削れます。
西洋式金属鉋は、ネジで調整できて初心者にはわかりやすくて使い安いですが、一旦鉋の平面が狂ってしまうと金属なので微調整はしにくいです。その分、日本製の鉋は素人向けではないですが、調整ができる使用者であるならば、木材なので簡単に鉋の平面修正できます。
マニアックでわかりにくい説明になりましたが、結論から言えば、使用する職人がどちらに慣れているかという問題で、どちらの道具が優秀かという問題ではないと思うのですが・・・。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/07/22 20:32  ---6.111.139

 高橋明様お返事ありがとうございました。
 影響がでるというのは語弊があったかもしれません、失礼いたしました。
 ヨーロッパの職人が日本で修理された楽器を見て、日本の鉋のかけ方にトライされたという事例を聞いて鉋のかけ方が楽器に影響を与えてることについては、
 その事例の話をされた方は某プロオケの首席ビオラ奏者を務められた方で、その方から詳しく聞くとそのヨーロッパの職人さんが日本の鉋のかけ方が素晴らしいと評価されたという話でした。
 プロ同士が話されたということもあり、それだけの評価をされたのだから、外見か音響かはわからないけれども、何かしら良い影響が出ていると判断されたのだと推測しました。というのが正確な表現です。
 
 >有能な職人さんは常に何らかの新しい情報を得ようとしておりますし、ヨーロッパの職人さんは使用方法が正反対の日本式の鉋をもの珍しげに興味をもったということは大いにあると思います。
 というだけだったかもしれませね…