弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:楽器の音量について
投稿者:ガット初心者 投稿日時:2007/10/09 12:48 ---151.7.196
楽器の音量を改善する方法はあるのでしょうか?
先日家内習い事の発表会にいきました。ヴァオリン2重奏でしたが、家内のヴァイオリンの音量がもう一人の方よりかなり小さく聞こえました。
家内も演奏中は自分の音が小さいとは思わなかったようですが、帰ってからビデオを見て落ち込んでいるようです。
家内もその方も始めて3年目なので大きく技量が変わるとは思えません。楽器はどちらもファクトリーメイドで50万円はしないものです。弦は分かりませんが、家内の弦は演奏会用に貼り替えたばかりなので、そう劣化はしていないと思います。
ビデオからは弓を使う量や、駒と弓があたる場所も変わらないように見えます。先生からも音量をもっと出してとしか言われていないようです。
クリスマスにまた発表会があるようなのですが、音量を出そうと躍起になっているように見えます。その結果音質が犠牲になっているように聞こえてなりません。
音量を改善するために何かよいアドバイスがございましたら、是非お願いいたします。家内を助けてやってください。
投稿者:ドンファン 投稿日時:2007/10/09 15:00 ---172.172.45
ご質問を拝見して一つ思ったこと・・・
楽器の音量が小さいことに対して悩んでいるご本人自身が直々にネットのこういったスレッドに書き込むことはされないのでしょうか?ご本人から依頼されたのでしょうか、または見かねて・・・?
レイトスタートながらファクトリーメイドで50万の楽器を使用しているとの事。かつ、3年目でヴァイオリン・デュオならば概ね第3ポジションをマスターした位でしょうか。
実際に弾き方を拝見出来ないので何とも言えませんが、まず根本的に鳴らない楽器は例外として(ファクトリーメイドならばまず並の音量は出ると思われます)、奏法に問題はありませんか?
ビデオから弓の使う量、駒との距離も適切でもう一人の方と変らないとのこと。
まず、、ヴァイオリンは決して力で弾くのではなくて、コツさえつかめば適度の脱力と圧力配分で音量のコントロールは出来ます。(以上は右手のボウイング)基本的なことですが、弦に対する圧力のかけ方はどうですか?毎日、自宅で各開放弦を駒寄りの位置でかつ弓をたっぷり使って大きく明瞭な音で弾くようなことはされてますか?(管楽器と同様、このロングトーンを練習前に行うことにより楽器が格段に鳴るようになってきます)
あと、考えられることはこの楽器に対する「情熱」の違いでしょうか?単なる憧れや高尚な趣味だからという理由でいくら先生に就いて通りいっぺんのことをやっていては何年経っても良い音は望めません。ましてレイトスタート。(すみません、キツい言い方で・・・)普段からCDや生の演奏会を聴いたりして目標とする音(好きな演奏家)を常に心の中でイメージしてて「あんな音を出したい」と思っている人は見ていて、目や取り組む姿勢が違います。自らも研究熱心で上達や音の変化が早いようです。
ところで先生はレッスンで当たり障りのない感じでしょうか?習う方も先生に距離を置いていませんか?大人の方に対してもある程度見込みがある人には多少キツくとられても熱心に指導される筈です。それに応えてがむしゃらに先生の奏法を盗むくらいの時には恥も外聞も捨てる位の貪欲な姿勢も必要です。大人だからといって遠慮は無用です。他人と比べてその都度、落ち込むようなヤワな意志では駄目ですよ。自分が一番!くらいの自意識過剰大いに結構。大きな気持ちで、どんどん積極的にいきましょう!
投稿者:QB 投稿日時:2007/10/09 15:20 ---145.236.138
変な癖つかないうちに、、、
先生についているなら、先生にその楽器を弾いてもらってみては?
そのフィードバックによっては、
・調整で解決?できれば先生と調整家を訪れる
・右手で解決?先生からきちんと教授してもらう
・弦で(気持ち)解決?これも調整家にアドバイスもらうかな。。
などなど、見えてくると思いますよ。
くれぐれも、勝手に右手でガシガシやらない事をお勧めします。
投稿者:maria 投稿日時:2007/10/09 16:48 ---86.76.229
こんにちわ。私もレイトスターターですが、遅く始めた方に概ね言える事はボウイングの不味さが多く見受けられます。発表会では殆どの方が弓を脱力出来ずに持っているので小指がたえず伸び切り力が入っているのがよくわかります。なのでアップとダウンのボウイングの時の弓を保持する手の形が変わらないのです。手首の返しも出来ていないと弓と弦が上手く密着出来ず本来の楽器の音が出ていない事が分かります。私の先生はそれを私に習い始めの頃何度も仰りました。なので、かなりマニアックですが最初の半年は曲には手をつけずただひたすらボウイングと音階の毎日でした。その後曲に入りレッスンの半分は相変わらず音階とボウイングのチェックに費やしておかしな癖がつかないように配慮して下さっているので曲の練習は表現をする事に集中出来ます。本当に研究しましたよ。諏訪内さんやメニュウインのボウイングを何度もDVDで見て(笑)。案外基礎練習を地道にする事が音量アップに繋がったり、音質?本来の楽器の音を引き出す事に繋がると思います。お互いがんばりましょう?!あと案外ボウイングに問題ないとしたら駒の位置とか傾いているとか魂柱の位置が不適切だったりします。私の場合バイオリンの魂柱が傾いてしまっていた時期があり、やはり処置した前と後では音も音量も当たり前の様に違いました。
投稿者:鈴木珍事 投稿日時:2007/10/09 23:44 ---13.42.231
お話からの想像でしか ものを言えませんが、
1.楽器が悪い。魂柱調整 駒位置の調整 テールピースの位置、弦 をドミナントにする
などで 音量が出るよう調整しましょう。駒が垂直に立ってない だけで音量が違います。直角定規や名刺で調弦のたびに確認しま しょう。
これでだめならファクトリーメードによくある音量の足りない楽 器ということになりますでしょうか?これは先生に弾いてもらう と分かります。
2.弓が悪い。音量の出ないやわな弓を使ってませんか?
とくに ダウンボウでのクレッシェンドが難しくなります。
共演された方と弓交換して 試し弾きしてみませんか?
3.ボーイングが悪い。これが最も疑わしい。
先生にあなたの楽器と弓で弾いてもらって 充分な音量が出れば
楽器についてはさほど問題ないでしょう。
投稿者:セイジ 投稿日時:2007/10/10 01:18 ---151.3.246
某大先生が仰ったお言葉だそうです・・・「音色は奏者が決め、音量は楽器が決める」
投稿者:ガット初心者 投稿日時:2007/10/10 12:32 ---151.7.196
短い時間の間にたくさんのレスを有難うございました。
家内はパソコン扱いが苦手なのに加えて、対処法ない中で焦っているようなので見かねて私が書きました。皆様のレスを印刷して読ませようと思います。
私自身はチェロなのですが、音量については録音しても自分のイメージどおりであり、録音してみたら音量が出ていなかったという経験がありません。バイオリンはやはり顎に挟んで弾くからなのでしょうね。
ボウイングの未熟さも、いわれる通りと思いますが同時に始めた共演者と音量差があまりにもあったので、技量や楽器レベル以外にもチェック項目があるのではと思い、Q&Aを起こさせていただいた次第です。
鈴木珍事様からのコメントにもあるように、状況が分かりにくい中ドンファン様からのロングトーンやQB様からの先生に楽器を弾いていただく事など参考になるレスを多く頂きました。
重ねて有難うございました。
Q:WARCHAL
投稿者:のんちゃん 投稿日時:2007/10/08 00:57 ---96.1.13
最近、バイオリン弦のWARCHALのbrillantを試してみました。実は私はずっとCorelli Aliance (Vivace)を音色の美しさ倍音の豊かさで気に入って使用してきましたが、それ以上の感触を得ています。しかも、レスポンスも素早い様です。びっくりしました。そこで、最近、娘の3/4のバイオリンの弦をオブリガートに変えたばっかりでその結果にかなり満足していたのですが、WARCHALの分数弦に変えようかと思い始めています。
WARCHALの分数弦はAmetysitしか出ていない様ですが、どなたか試された方はいらっしゃいますか。使用観をお聴かせいただければと思います。
投稿者:クロアシ 投稿日時:2007/10/08 06:28 ---4.232.67
Warchal Brillantを試したことがあります。レスポンスはともかく、低音まわりの音色に強い癖があって、あまりに酷いので、一時間もしないで張り替えました。他のヴァイオリンでも、同じ弦を張ったものを試奏したことがあるのですが、同じ音色がしました。楽器本来の音色を潰すタイプの、個性の強い弦と理解しています。
敢えて譲歩する書き方をするなら、「人によって好みが別れる」というところでしょうか。私個人としては、あまり色々な人にお奨めできないです。
他の方の見解も伺いたいところです。
投稿者:のんちゃん 投稿日時:2007/10/08 10:45 ---96.1.13
なるほど。そうですか。弦の個性が強くてどの楽器に貼っても同じような音色がするのですか。確かに、かなり他の弦と違う違う強い個性があるようにも感じます。
私の楽器はあまり良いものではないので、あまり良くない楽器はそれなりに、良い楽器は持ち味をなくす方向に働いてしまうのでしょうか。いろんな方の使用観をお聴きしたいです。
また、D線はsilverとhydronariumがありますが、この違いはいかがでしたでしょうか。わたしはhydronariumを使用しましたが、かなり明るい音色でした。G線はCorelli Alianceと似ているかなと感じました。
また、分数弦のAmetystについてどなたかご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。
投稿者:kuro 投稿日時:2007/10/09 23:25 ---115.174.232
数年前、まだ出始めの頃にネットでの評判に誘われて一度だけ使ったことがあります。(確かKarneol スペル間違っていたらごめんなさい)
途端、楽器が鳴らなくなり落ち込みました。次のレッスンの際にその話を師匠にしたところ、「テンションの高い弦なので、楽器の振動を押さえてしまう。楽器を鳴らして弾こうとする人には不向きなタイプの弦だ」と言われました。
ですから、
>楽器本来の音色を潰すタイプの、個性の強い弦と理解しています。
この表現に同意です。
また、
>敢えて譲歩する書き方をするなら、「人によって好みが別れる」というところでしょうか。私個人としては、あまり色々な人にお奨めできないです。
私もこの弦がお気に入りの人に反論するつもりはありません。
ただ『使ってみようか』と迷っている方には、自分の体験から「止めておけば?」と言ったことがあります。
学習途上のお子様には、やはりあまりお薦めの弦ではないと思いますが…
投稿者:のんちゃん 投稿日時:2007/10/10 02:07 ---129.121.96
クロアシ様、kuro様
ありがとうございます。そうですか。お二人ともあまり良い印象がないのですね。娘の楽器に関してはしばらくオブリガートを使ってみることにします。
私の楽器についてはたまたま相性が良いのか、たまたまあたりだったのか。とりあえずしばらく様子を見てみることとします。Crelli Alianceほど寿命が長ければ良いのですが。
Q:弓のフロッグ
投稿者:k64 投稿日時:2007/10/08 23:13 ---109.119.11
素朴な質問ですが、
弓のフロッグの側面に丸いものが付いていますよね。
自分の弓は付いていないのですが、他の弓は付いているものが多いように感じます。
あれは、何か意味があるものなのでしょうか。教えていただければ幸いです。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/10/09 00:50 ---6.35.216
以下、私見です。
貝細工による単なる飾りで、機能的にはあってもなくても関係ありませんので、ないからといって気にする事はありません。
とだけ書くのも能がないので、Millant/Raffinが出した弓の本の名弓の写真を見ながら、貝細工が付加されるようになった経緯を考えてみました。(以下あくまでも想像ですが、素直な流れですので、このあたりの経緯が載っている本もあるかもしれません。)
? フランソワ・トルテ(/タート)が弓の毛をフラットに固定するための口輪(フェルール)を発明してとりつけたのが1782〜3年頃。(それまでは現在のバロック弓でよく見かけるように、毛の差し込み位置からフロッグ上をそのまま弓の毛が真っすぐ走っていた。)
? その後1785年頃までの間に、弓毛をフロッグへの差し込み位置から口輪までの間をカバーするスライドが付けられるようになった。
? 1790年頃までに、スライドの材料として、次第に美しさと軽さ?の点で、真珠貝の内側から切り出した板を主に使うようになった。
? スライドに装飾素材を使うだけでは物足りなくなり、スクリューの一番外側(弓の一番端の部分)にも丸い貝細工を貼付けるようになり、またフロッグにも何がしかの貝細工をはりつけるようになった。最初はその形については試行錯誤の状態だった。
? スクリューの貝細工の形状とのマッチング含め、フロッグには丸い形の貝細工が似合うことがわかった。
? さらにスクリューの貝細工とスクリューの外周が目のように見えることから、フロッグにも単なる円だけではなく、円の外側にもう一重丸い線を付加した貝細工を追加し、見た目のインパクトとトータルバランスの両方を実現した。
? 装飾としては、いろいろな形も試みられたが、フロッグの飾りとしては、200年強前に使われ始めた、その円と輪の組み合わせ(目のような模様)または単なる円が、ベストマッチングであり、定番としてはそのデザインに落ち着いた。(その他定番としては、Hillがよく使った紋章などがあるが、全体からみると少数。)
以上のように考えると、改めてフランソワ・トルテの偉大さを実感しました。
(上記仮説は本当かどうかはわかりませんので、単なる素人の一意見として受け止めてください。)
投稿者:もくもく 投稿日時:2007/10/09 01:35 ---170.176.168
弓のグレードを示している場合があります。
丸なし→低グレード
小さな丸→中グレード
大きな丸→高グレード
もちろんこうしていないメーカーも多数あります。
投稿者:ドンファン 投稿日時:2007/10/09 08:43 ---172.172.45
フロッグ側面の丸い装飾はアイといいます。
白蝶貝、アワビ、トコブシ、真珠などの貝が用いられます。フロッグ下部のスライドやアジャスターの装飾にも同様に貝を用います。
尚、あくまで装飾部品の類で特別な意味はありませんが私がVnを習った先生(師匠)からは弓を持つとき、右手の薬指の位置(目印)としてアイのあたりにもっていくようにと習いました。
Q:エンドピンを外しての比較
投稿者:モンタニ 投稿日時:2007/10/07 10:04 ---85.170.136
この掲示板だったと思いますが、チェロのエンドピンを外して弾くとそのチェロの本来の音がする と読んだ記憶があります。そこで楽器選びをする時に同じ場所、同じメーカーの弦で比較をすれば素晴らしい比較の仕方になるのでは?と思いました。(音が大きい、バランスがいい、反応がいい)など。ただヴァイオリンのように立奏など出来ませんから床に一部接触するとは思いますが(私はどうやって弾くのか解りませんが)…どなたが書いてたか忘れましたが、新しい比較(選び方)の方法になるのではと思います。
投稿者:弦喜 投稿日時:2007/10/07 11:07 ---6.34.138
以下、私見です。(この投稿が、質問なのか単なる感想なのか判断できませんでしたが、一応、反応させていただきます。)
極論となりますが、「本来の姿を見せあうために、すっぴん・裸で行うというのが、お見合いや面接の素晴らしい新しいスタイルだと思います。」というのに近い気がします。ある意味、真実ではありますが、ほとんどあるいはすべての時間を身なりは整えた相手と過ごす事を考えると、通常接する姿ではない状態で行うことに対して個人的には必要性を感じません。(どちらかと言えば、マニアの世界の話のような気がします。)
バロック奏法(足で挟んで、宙に浮かせて弾く)で主に弾くことを想定している場合は、その演奏方法に最も合ったセッティングでベストの音が得られるものを選びたい、という要求は理解できます。しかし、床に棒を刺して(床も振動体の一部に含まれる)現在のスタイルでの演奏を普段行うなら、金属の棒込みのエンドピンまで含めたものがその楽器だと考えた方が素直だと思います。
エンドピンを外す(テールガットを留めるものは必要なので、理想的には昔そうであったようにヴァイオリンのようなエンドピンに置き換えることを意味するのでしょう)ことは、ヴァイオリンで言うと顎当てを外すことに近い気がします。ヴァイオリンにおいても、顎当てを外しての試奏をやりたいとは思う人はほとんどいませんし、お店も基本的にはそのような試奏は歓迎しません。
なお、お店の楽器の弦については、想像ですが、その楽器にあうものを選んで張っているお店と、比較されることを考えてドミナントあたりに統一しているお店、があるのではないでしょうか。同じ弦で比較したいという点については、前者のお店でも、本当に購入の意志があり比較に必須とお店も判断した場合は、お店側の負担で弦を張り替えてくれる可能性はありますし、その時自分で弦を持って行けば張って試させてもらうことは可能だと思います。お店として人・物・金が必要ですので、興味本位だけでのわがままでは、お店は動きませんので、真剣に購入の意志があるときの話です。
投稿者:モンタニ 投稿日時:2007/10/08 06:33 ---85.170.136
いろいろな方々有り難うございました。結局エンドピンを外しての演奏をしないので、あまり意味なかったですね。失礼しました。
Q:新作のチェロ弓について
投稿者:オハ 投稿日時:2007/10/06 21:18 ---217.198.16
現在、予算150万円以内でフランス製の新作チェロ弓を探しています。
そこで大変漠然とした質問で申し訳ないのですが、
現代の著名な弓作家を教えていただけませんか?
ブランドで選択するわけではないのですが、
弓を選ぶ上での参考にさせていただきたく思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
投稿者:オハ 投稿日時:2007/10/07 22:14 ---217.198.16
テノール様、コメントありがとうございます。
中国の弓も一度試してみたいと思います。
Q:松脂の併用について
投稿者:零華 投稿日時:2007/09/29 21:20 ---210.10.149
皆さんこんにちは。
明日、弓の張替えついでに、松脂を新しく購入しようかと思っています。
そこで質問なのですが、「季節によって松脂を使い分ける」という方っていらっしゃいますよね?
でも、「松脂の併用はよくない」と言われています。
実際のところどうなのでしょうか?
ちなみに、今私はピラストロを使っています。クロネコを購入したいと思っているのですが、その二つの相性(?)についての意見もお聞きしたいです。
文才がない為にわかり難い質問になってしまい、申し訳ないです。
コメントおねがいします。
投稿者:あべ 投稿日時:2007/10/03 07:42 ---215.57.143
併用は良くないって言いますけど、
実際に併用している方も居ますから、
あまり神経質にならなくても良いと思います。
ちなみに黒猫には二種類あって、ダークとライトがあります。
ダークの方が引っかかりは強めです。
これからの季節ですとダークの方が良いと思いますが、
まぁ、好みですね。
ダークは塗りすぎると、指板が真っ白になりますのでご注意を。
ところで、ピラストロの何をお使いですか?
ちなみに参考までに、
僕の場合、湿気の多いときピラストロのオイドクサ
乾燥気味〜普通程度のとき、JADEです。
投稿者:QB 投稿日時:2007/10/03 16:42 ---145.236.138
下塗りにBernardel、その上で、ダーク系やライト系を使うというポリシーの人を10人以上は知っています。
ひょっとしたら、そう薦めている人(か、お店)が居るのかな?
投稿者:猫丸 投稿日時:2007/10/04 10:38 ---2.155.87
少し、どこかを変えても、微妙に変化したように感じますが、些細な変化は無視してかまわないと思います。
松ヤニは安い物で、弦交換1回分の出費で、数個買えます、10個位買いそろえて、あれやこれや悩むのも楽しみの内かもしれません。
猫丸の愛用の松ヤニは、もちろんクロネコです。
別に、大した理由はありませんが、あれこれ変えてみても大した違いは見いだせなかったからで、短時間で変化を求めるときは、弓ごと交換するのが効果的です、その時、松ヤニは同じです。
投稿者:縋る男 投稿日時:2007/10/04 12:43 ---11.40.64
4-5種持ってますが そのとき近くにあるものを取って使ってます。
食い付きがいいので ピラストロのPIRASTRO Oliv Rosin Evahが(弦はドミナントです。)好みです。http://www.violin-art.co.jp/products/pirastrorosin.htm
http://page.freett.com/suzukivs/01_newpage2%20rosin.html
丸いヤニはなんども取り落として バラバラに壊してしまたこと数度あります。上記ヤニは丸のなかでも 持ちやすい方です。
四角いヤニが持ちやすく、塗りやすいですよ。
http://www.stringsmagazine.com/issues/Strings115/yourinstrument.html
の図の上に載ってるようなやつです。または
HIDERSINE VIOLIN ROSIN Junior Made in England 同じページですが
http://page.freett.com/suzukivs/01_newpage2%20rosin.html
>少し、どこかを変えても、微妙に変化したように感じますが、些細な変化は無視してかまわないと思います。 賛成!
>あれこれ変えてみても大した違いは見いだせない 賛同します。
投稿者:縋る男 投稿日時:2007/10/04 14:29 ---11.40.64
黒い松脂 柔らかい 冬用(低音乾燥地) 低域が弾きやすい
琥珀色の松脂 固い 夏用(高音多湿地) 高域が弾きやすい
低価格のもの(boxed rosin)は割れにくく最後まで使えるが、ざらざら感が混じる
高価格のもの(cake rosin)はより純粋のヤニでできており、パウダー感のあるなめらかな音が得られる。
と書いてありますが 黒も琥珀も、夏冬とも使えると書いてあります。
そのほか 金 銀 銅 鉛などを混ぜた 松脂について少し述べてあります。柔らかい音になるようです。
string magazine のサイトからの抜粋。
金属入りの松脂の使用感を ご存じのかた 教えていただけませんでしょうか?
投稿者:スガラボット 投稿日時:2007/10/04 14:42 ---255.65.238
季節による塗り分けではないのですが、最近出てきたギヨームの松脂を一度お試しになってはいかがでしょう。丸い木の箱に入って5000円程度と値段には吃驚しますがなかなか良いですよ。ぼくは前から使っていたJADEの上から塗っています。音が少しキラびやかになって弓のグレードが上がったような感じがします。あと、白い松ヤニが楽器や指板に殆ど飛び散らないのが良いです。
行きつけの楽器屋さんが「さすが弓屋さんが作っているだけのことがある。」と言っていましたっけ。
投稿者:猫丸 投稿日時:2007/10/04 21:11 ---2.155.87
木の箱が、4000円、中身が1000円だと記憶していますが、違っていたらゴメン。
松ヤニは、MILANTで普通のハズです。
MILANTは以前生産されていた小さいアルミ缶入りの物が好評だったが、製造者が亡くなったので、ブランドだけが継承されており、昔の小アルミ缶入りの物が高値で取り引きされているようです。
使用経験者が、おられましたら、是非うんちくをお聞かせ下さい。
ギョームもケースに凝ったのだから、せめて金粉、銀粉、入りくらいにしてくれたら、さらに豪華で、楽器店のギョーム用には最適なのに中途半端です、ケースだけ売らないのかと聞いたら、中身は安いので、丸ごと買え、とのお言葉でした。
ちなみに、一般的に、色の濃い松ヤニは高温で処理した時で、透明感のある物は低温で処理と伺っております。
投稿者:ドンファン 投稿日時:2007/10/04 23:06 ---172.172.45
P.GUILLAUMEの松脂の話、思わず笑ってしまいました(失礼)。
そうかぁ、中身はそんなものかぁ。(正直、ちょっと意外)
確かに弓のゴールド、シルバーに合わせて金粉、銀粉入りは良かったです!(天下のP.GUILLAUMEならせめてその位は)
ブランドで思わず盲信的に買っちゃう人って確かにいるのかも?それで操作性が良くなったとしたら一体何なのでしょうね・・・もともと腕が良いのかも?・・・微妙・・・。
ちなみに私のも「黒猫」。かれこれ20年以上前からこれのみです。あ、季節も全く関係ありませんよ。猛暑だったこの夏も全然平気でした。
投稿者:クロアシ 投稿日時:2007/10/07 19:24 ---4.232.67
少ない経験のなかでの素朴な印象ですが、摩擦に由来する雑音に比して、楽音が効率よく出るような松脂がよい松脂なのでは、と思っています。それなら、試奏することで琥珀色も黒色も関係無く客観的/主観的な一直線のランク付けが可能でしょう。
松脂によってどこまで音色が変るのかについては、私はやや懐疑的ですが、無視できないほどの要素であるなら併用は意味があると思います。
ただし、いずれにせよ聞き手がはっきり認識できるほどの差は出ないと思います。せいぜい、奏者が弾いていて快適に感じるかどうかのレヴェルでしょう。もちろん、奏者に与える心理的な効果は重要です。
黒猫はよく使われますが、良くも悪くも標準的な弾き味だと記憶しています。もっと品質の高い松脂を使っていたことがありますが、ブランドは忘れました。今私が使っているPirastro GOLDは、黒猫よりやや落ちる気がします。ちなみに、私も季節によって使い分けはしません。
少しスレッドの主旨から外れますが、私も金属入りの松脂の使用感について知りたく思います。多分研磨剤のような役割を果たしているものと思われますが、いかがでしょう。弾き味に何らかの効果が期待されてのことで、豪華さ云々といったイメージの問題ではない、と考えたいですね。弾き味、弦へのダメージの有無についても知りたいです。
ギヨームの「白い松ヤニが楽器や指板に殆ど飛び散らない」という特色は、意外とメリットあると思います。指板のある所は原則全部フィンガリングの対象で、あまり酷く飛び散ると指に付着したりして鬱陶しい思いをします。
投稿者:セイジ 投稿日時:2007/10/07 21:19 ---151.3.246
>猫丸さん
>MILANTは以前生産されていた小さいアルミ缶入りの物が好評だったが、製造者が亡くなったので、ブランドだけが継承されており、昔の小アルミ缶入りの物が高値で取り引きされているようです。
使用経験者が、おられましたら、是非うんちくをお聞かせ下さい。
ミランのクロネコのケースがアルミ缶からプラスティックケースに変わったのは30年ぐらい前のことですね。アルミ缶の松脂は磨り減った状態で手元にありますが、赤い蓋のプラケースのものと比べて大差ない印象です。クロネコは多少ザラツキ感があるので、私は絹ごし感のするアルシェのアルミ缶入り松脂を愛用してます。
Q:この弦はヤーガーですか?
投稿者:fpz 投稿日時:2007/10/07 11:10 ---190.100.191
ヴァイオリンのA線、テールピース側が赤、ペグ側が水色です。
どなたかご存知ですか?
投稿者:ヨーゼフ 投稿日時:2007/10/07 17:42 ---159.144.68
fpzさんへ。そのヴァイオリン弦はヤーガーのA線のフォルテ(太)です。ミディアムだとテールピース側もペグ側も水色です。
ちなみにヤーガーのフォルテの使い心地がいかがでしょうか?有名なソリストの中には、ヤーガーのA線のミディアムやフォルテを愛用している人がいます。
あと、E線にもヤーガーを張っておられますか?(E線がミディアムかフォルテかは、A線と同じ方法で見分けられます)
ご回答いただけると幸いです。
Q:響きが良くなるアクセサリー
投稿者:スガラボット 投稿日時:2007/10/04 15:45 ---255.65.238
先のスレッドで「接点復活材」で響きが良くなる云々の話題が出てきました。僕もアジャスターのグリスやこの接点復活材で音が変わるとは思いませんが、実はこういう謳い文句の弦楽器アクセサリーが市販されています。この話、アジャスターとはトピックスが異なるため新しいスレッドを立てました。
その実態は実は「ウルフキラー」なのです。チェロやビオラの人はG線のE〜F〜Fisあたりに出るウルフ(ヴォルフとも言います)音を消すため、従来から駒と緒留めの間に装着する1mm厚ほどの真鍮チューブとゴム材をネジ留めするウルフキラーを使っていました。今回ご紹介するのは10〜20mmほどの無垢の真鍮棒に弦を通す曲線のスリットを入れたもので、弦の張力だけで駒と緒留めの間に保持されるというコンセプトのアクセサリーです。
ネットで「バイオリン 響き ウルフキラー」とでも入れてキーワード検索すると直ぐ見つかります。このウルフキラーはチェロやビオラばかりではなくバイオリン用のものも大・中・小と3種類発売されています。バイオリンでVcやVaのようにウルフ消しを必要とすることは殆どないと思いますが、このアクセサリー、実はウルフ消しよりは響き改善の目的でヴァイオリンに使うユーザも多いようです。
これの効果は、普通のウルフ消しに比べて大きめのマスが弦の縦方向の振動を吸収するのではないかと思いますが、楽音の倍音以外の周波数成分の発生を抑えるようで、新しい楽器でも弾き手に耳障りなノイズが少ないスッキリした感じの音になるのです。これを僕のVaや仲間のチェリストはG線ではなくC線につけています。
僕も単なるおまじない以上の効果を実感しました。研究心旺盛な方は一度お試しになってはいかがでしょうか。
投稿者:トンツー 投稿日時:2007/10/05 04:43 ---215.14.206
私はチェロで使ったことあります。ウルフはDでC線につけてました。
他のウルフキラーと比べると、響きへの影響が少なく感じました。
満足していましたが、本来のパワーが抑えられているな、と。ふとはずしたときに感じたので、今は外して、なんとかスキルでウルフを目立たなくさせるようにしています。
投稿者:スガラボット 投稿日時:2007/10/05 12:18 ---255.65.238
<テノールさん>
> これは、商品の宣伝ですか? 何かの問いですか?
僕はこのスレッドの最初でお断りしたように「接点復活剤の効用について」スレッドの中にある「…を塗ると響きが良くなる、という話」についてのコメントを書くつもりだったのですがアジャスターの話題とはテーマが異なるため別のスレッドを立てた訳です。僕の書き込みは商品の紹介には違いありませんが別に宣伝するつもりはありませんでした。
ここがstradさんの掲示板で、この書き込みが利用規約にある、
> ・具体的な名前(お店・商品等)を出してのマイナスイメージの書き込みはしないで下さい。
> ・Q&Aを使って、楽器の売り込みをしないで下さい。
という以上の事項に抵触することはないと判断した上で書き込みました。
ご指摘の後半については、掲示板のタイトルが「「弦楽器Q&A」であり新しい質問スレッドのタイトルが「Q:」で始まることは承知しておりますが、最初の寄稿は「問い」でなければいけないとは認識しておりません。ただ僕の発言に宣伝臭があって不快に思われたのであればお詫びします。
また、別スレッド「松脂の並用について」では僕の発言に対して、
> ブランドで思わず盲信的に買っちゃう人って確かにいるのかも?
というレスがありますが、こういう発言は利用規約第3項と第10項に該当するのではないでしょうか。
繰り返しますが、僕の発言に不適切な部分があったとすれば申し訳ありません。僕もこうした公共の場はお互い気持ちよく利用できればと思っていますのでよろしくお願い致します。
投稿者:モンタニ 投稿日時:2007/10/05 15:16 ---85.170.136
テノールさんに賛成!紹介+宣伝です どう見ても。
投稿者:スガラボット 投稿日時:2007/10/05 17:21 ---255.65.238
<モンタニさん>
> テノールさんに賛成!紹介+宣伝です どう見ても。
僕の発言、どうも形勢は良くないようですね。
確かに商品を紹介してその使用感が良かったと書けば宣伝になることは理解しています。でも僕はこの商品の発売元とはなんの関係もないし、自由な評論のつもりで書いただけです。この掲示板の規約では「マイナスイメージの書き込み」は禁じていますがプラスイメージもダメということですか? 一方では弦に関してはあれが良い、これがどうだと皆さん書いておられますよね。
先にも書いたようにここは弦楽器のお店の掲示板ですから、礼儀上からも競争相手のお店について云々することは控えた方がよいと思っています。でもお店で扱っている(或いはまだ扱っていないかも知れませんが)アクセサリーについて、その使用感を書き込むことが不適切だとは思いませんでした。
これに不快感をお持ちになったのなら誤ります。ただ自由な評論活動まで制限するのは本意ではないと思っているので、僕とは水が会わないのかも知れませんね。
投稿者:のんちゃん 投稿日時:2007/10/05 19:02 ---223.144.130
読み返してみました。
最初に読んだときは、宣伝臭いなとも感じましたが、読み返してみるとそれほどでもありません。わたしは、スガラボットさんの意見に嘘がないように感じます。ぎりぎり許容範囲課とも思いますが、スガラボットさん書き込みって難しいですね。
投稿者:フルビオ 投稿日時:2007/10/05 19:03 ---33.76.10
Q&Aといっても意見を出し合うという位置付けなので、売り込みでなく紹介ならよいのでは。
ところで、バイオリンでも弦長が標準よりも長かったり板が薄い楽器は、G線のハイポジションだけでなくA線あたりまでも音が詰まることがあり、これも一種のウルフのようですが、このような場合も件のアクセサリーを使うと効果があるのでしょうか。
ちなみに私が所有していた弦長が長く板の薄い楽器は、弦長の調整では鳴らなくなったので、結局表板の薄いところに裏からパッチを当ててもらいました。
Q:馬毛
投稿者:縋る男 投稿日時:2007/10/05 15:04 ---11.40.64
雌馬の毛と 雄馬の毛は 別束ね で販売しているようですが、
ヴァイオリン弓に 使用した場合 どう違うのでしょうか?
雌馬毛のほうが ほんの少し安くなっているようですが。
Q:ヴァイオリンの弓の曲がりについて
投稿者:coco 投稿日時:2007/09/29 21:55 ---178.85.101
今晩は。ヴァイオリンを習い始めて1年半になる初心者です。自分の楽器を買って1年たち初めて弦を新しくし、弓の毛替をしました。
ところがいつものように弓をピンと張ると、少し右側に湾曲して見えるのです。しまう際に緩める程度にすると気になりません。これはきつくしすぎるのかあたらしく毛替したからなのか?毛を替える以前は気にならなかっただけなのか…
弓はペルナンブコで定価で10万円ほどのものです。このような初歩の質問で申し訳ありません。楽器屋さんに見せに行ったほうがよいのか。先生に聞こうにも次のレッスンまでにはまだまだ日があるし。どうしたものでしょうか。
投稿者:かめ 投稿日時:2007/09/30 10:24 ---196.104.66
弓の毛を張ったときだけ気になるのであれば、毛替えが均一に
されていないことが原因だと思います。
もしくは、弓の竿が弱すぎて、毛の張力に耐えきれないという
場合もありますが、竿の反りがなくなるくらい強く毛を張って
いないのであれば、定価10万程度の弓では考えにくい原因です。
投稿者:coco 投稿日時:2007/10/05 21:14 ---43.26.207
かめ様
コメントをありがとうございました。ここ2週間ほど気にしながら使っていたのですが、日によっても違うような…弓毛も新しいと落ち着くのに時間がかかるものなのでしょうか。でも弓本体のせいでなさそうとの事なのでしばらく様子をみることにします。少し安心しました。
投稿者:鈴木珍事 投稿日時:2007/10/06 23:27 ---13.42.231
毛を張ったとき、棹はフロッグ側を下にして 棹側から見たとき(毛が向こう側) 右に凸なのですか(毛が左にはみ出す)? この場合 問題ありです。
棹の調整や毛替えのときの毛の張りかたで弓が真っ直ぐなるようにある程度調整出来ると思います。
少し 棹が左側に凸な場合(毛が右にはみ出す)は 毛が弦に押されて棹に近づいても 余裕のある曲がり方なので 問題なく、弓の価値としても真っ直ぐな棹と同様に評価されるようです。
投稿者:coco 投稿日時:2007/10/10 22:37 ---255.147.182
鈴木珍事様 コメントありがとうございます。毛が左にはみ出して見えます。ただ練習している最中に気にして確認すると凸がより多く感じられ、しまうときに少し緩めると、まいいか、と言う程度になるように思います。先生にも相談し見ていただいたのですが、弾く前だったからか、曲がってるようには見えない、との事でした。