Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:ト音記号の刻印がある弓
投稿者:ゆう     投稿日時:2007/10/13 19:01  ---216.54.74

以前、ト音記号の刻印があるビオラの弓を借りたことがあり、
とても気に入ったのですが、製作者の名前を忘れてしまいました。
ご存知の方がいましたら教えてください。

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2007/10/14 15:51  ---5.116.171

 ト音記号の刻印とありますが、どの部分のことでしょうか? フロッグの側面にト音記号の貝細工の埋め込みがあるヴァイオリンの弓なら見たことがあります。

投稿者:クロアシ     投稿日時:2007/10/14 16:29  ---4.232.67

Michael Moennig(oeはo umlaut)の弓でそのようなものを見たことがあります。他所の楽器点のリンクで恐縮ですが、以下のサイトの画像でお探しのものか確認して見てください。
ただし、他のメーカーも同じデザインのものを作っている可能性もありますし、また、たとえこのメーカーであったとしても個体差があるはずですので、ゆうさんのご希望の弾き味の弓を入手できるかどうかは、試奏してみないと分からないと思います。

http://www.musicplaza.co.jp/r_main/3f/bows/f_german.html

投稿者:ゆう     投稿日時:2007/11/08 00:59  ---98.170.52

もーりん♂ さん、クロアシさんご回答ありがとうございました。
残念ながら違うものでした。
刻印は通常弓の製作者の名前が入っているところです。ト音記号 製作者名 ト音記号という刻印でした。大きさも製作者名と同じ大きさです。

Q:Originalのベルナーデルを入手したのですが
投稿者:horn103gb     投稿日時:2007/11/06 19:51  ---74.26.196

Originalと言われるベルナーデルの松脂を手に入れたのですが、Φ40mm高さ約46mmボール紙でできた青色と黄色の線が入った物で重量約43g、Φ34mm高さ35mmのアルミ缶で、32g、廃業されると言われる楽器店より譲りうけました。勿論パッケージには間違いなくGUSUTAVE BERNARDELと銘が印刷、および刻印がしてあります。ボール紙の物がVa用で、アルミ缶がVc用ということでしたが、私のVaの先生に聞いたところ(ちなみに先生はガルネリのジェルデス、N響OBです)、両方とも中身は同じとのことですが、何かご存知でしょうか、ちなみに丸一商店という問屋からずっと仕入れられておられた様で、まちがいない品物と聞いております。夏季は冷蔵庫に保管されていたそうです。全てVa〜Vcまで使用できるのでしょうか?何かご存知であればご教示願います。ついでに約25年前のVa,VnのAubert Deluxeの駒も入手したのですが、私のVaは408mmです足の長さが46mmですが、使用可能でしょうか?アドヴァイス頂ければ幸いです。

投稿者:松脂     投稿日時:2007/11/06 19:58  ---187.71.234

Vaでもdel Gesu作ってあるんですか。初めて知りました。もしかしてAndreaじゃないんですか。聞いたことないです。珍品か掘り出し物かも?

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/11/06 21:19  ---6.35.64

喜ばれているのはわかりますが、枝葉の部分が多すぎて、質問の内容がよくわかりません。
1)昔のベルナーデルのヴィオラ用松脂は、チェロ用と兼用だったのか?
2)足の長さ(駒足の幅のことだと想像します)が46mmの駒は、ボディー長408mmのヴィオラに使えるか?
という質問2つでしょうか。
また、駒については、新品でこれから一から削るものなのか、もしかして他の楽器で使われていた中古のものなのかが、よくわかりませんので、それも記載してはいかがでしょうか。

投稿者:Horn103g     投稿日時:2007/11/06 21:34  ---74.26.196

すみません、色々書きすぎました。デルジェスはVn,でVaはジュゼッペ・ルッチです。
質問の内容は弦喜さんのご指摘の通りです。
1.昔のベルナーデル(30年前位の物と判明しました)Vn用、Vc用と分かれていたのか? 又、パッケージが異なって中身が同じなのかという事です。
2.408mmのVa(ストラドバリCOPY)に駒足46mmが使用できるか?ということです。勿論未加工です。
3.後、付け加えるのであれば、缶ベルはボール紙のパッケージより大きいと聞いていたのですが、実際はアルミ缶の方が小さいのです。その様なベルナーデルがかつて存在し、それがVc用なのか?という点です。 ちょっと順番が行き違いましたが、どなたかご存知でしたら、ご教示願います。 

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2007/11/06 23:13  ---13.42.231

2.に対する 意見です。新品の駒なら

左右のf字孔の上(upper)の丸い穴の内側どうしの距離が駒足の幅に合えば使えます。駒をf字孔の上の方の穴の間にに置いてみると分かります。

または、駒の左足(G線側の足)がバスバーの真上にくるようにして、かつf字孔の2つの内側の切り欠きを結ぶ線上に駒を置き、左右のf字孔から駒への距離がそれぞれ同じなら 使えます。

中古の駒は 表板のふくらみが違う他の楽器には普通使えません。
またユニバーサルの駒もありますので、この場合は使えるでしょう。


解答にならないかもしれませんが
 松ヤニは Vn用で Vn,Vla,Celloのどれも使えると思いますが、好みの問題と思います。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/11/07 00:36  ---6.35.64

私も2.に対する回答のみ行います(私見です。)

− 海外のアクセサリ・パーツを扱うメーカのカタログを見ると、ヴィオラの駒の足幅の標準は48mmとなっており、ヴァリエーションとして46,50,52mmなどがあります。ヴィオラとしてはボディー長の標準を405mm〜410mm程度と考えると、足幅46mmの駒は小さめの楽器用と考えるべきでしょう。
− 家にあるヴィオラをみると、ボディー長399mmの楽器で駒は46mm、ボディー長410mmの楽器では48mm、420mmの楽器では48mm(少し小さい感じに見える)という結果でした。
− 鈴木珍事さんが、f字の孔で判断する方法と、バスバーで判断する方法をすでに回答していますが、私は直接的にはバスバーの位置との関係が重要だと思います。ボディー長が同じでも横幅はかなり個体差があり、バスバーの位置も一様ではありませんので、やはり弦楽器工房で実物を前に相談された方がよいと思います。
ボディー長408mmの楽器であれば、46mmの駒でも使う事はできます。が、どの程度音に影響があるかは、その楽器次第ということです。

参考のため、楽器製作者のブログ、ホームページから、間接的に関連する内容を紹介します。
下記ブログの2ページ目(一番下に行き”次のページ”に移動する)に、バスバー取り付けの説明と写真がありますが、その写真でバスバーと駒足の端との関係がイメージできます。(それから考えると、私見ですが、駒足の端面がバスバーの外側端面よりも内側にこない方がよいように思います。)
http://violino45.exblog.jp/

また、下記で、振動の伝わり方からみた、バスバーと魂柱と駒の関係がわかります。
http://www.sasakivn.com/werkstatt/report/stegbebe.htm

投稿者:horn103gb     投稿日時:2007/11/07 12:29  ---150.54.90

駒についての詳細な御説明、アドヴァイス、誠にありがとうございました。大変に参考になりましたし、皆様の博識には舌を巻くばかりです。

投稿者:horn103gb     投稿日時:2007/11/07 15:06  ---150.54.90

アキヒサ様、実はそのN響OBの先生がORIGINALのベルナーデルは缶の方が大きいと言われて混乱しているのです。 駒の件はセカンドオピニオンということで、誠にありがたく氷解しておりますので、感謝しております。

投稿者:horn103gb     投稿日時:2007/11/07 21:12  ---74.26.196

皆様大変お騒がせしました、友人のROSINコレクターと連絡が取れ、所謂缶ベルと呼ばれている松脂は 初代 アルミ缶 大、2代目 ボール紙 大、3代目 アルミ缶 小、4代目 ボール紙 小 で生産終了したとの事でした。 私の先生は初代と4代目を持っている為に、アルミ缶の方が大きいと言われたのだと思います。 お騒がせしまして大変申し訳ございませんでした。 しかし、このストラドのQ&Aは熱いですね。とても皆様の博学さにはかないません。次回は弦の悩みでも聞いてもらおうと思っています。今回は有難うございました。

Q:弦の保存期間について
投稿者:Raugisu Va     投稿日時:2007/10/14 13:19  ---40.133.80

初めて投稿します。まだ、1年程度しかたたないVa弾きですが、(Hornは20年ほどのキャリアがあります)弦の選定に悩む毎日です。
ところで、何らかのアクシデント、あるいはチューニングの間違え等で弦を切ってしまい。同一ブランドでの弦の交換をしようとする場合、よく弦は保存しておくものではないと聞いておりますが(従って新品の弦は保有しておりません)、何ヶ月?何年程度?であれば弦が劣化しないのでしょうか?現在、主にナイロン弦を使用しておりますが、スチール弦もたまに使用しております。ガット弦は死ぬまで手が出ないと思いますので関係ないと思いますが、もし、芯材の素材によって差が有る場合があるのなら、併せてご教示頂ければ幸いです。

投稿者:いし     投稿日時:2007/10/14 14:09  ---106.63.48

 ガット弦はともかく、ナイロン弦やスチール弦はきちんと保存すればかんたんには劣化しません。弦に巻いてある金属に錆が出ないような状態で保存していれば問題はないでしょう。
 なお、ダダリオ社のヘリコアやザイエックスは密封包装していますから保存も楽です。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/10/14 23:27  ---6.35.213

以下、私見です。
出来上がった瞬間から、弦の劣化は始まります。次第に劣化は進みますので、張っている途中に切れるという使い物にならないところを終着点として、使い手がどこまで我慢するか、ということだけかと思います。
いしさんが書かれているように、金属部分にさびが出てくるのが、見るだけでわかる最初の劣化のシグナルです。でも冷暗所においていれば、1年たってもさびる事はまれのように思います。
ドミナントを3〜4年特に乾燥剤を入れずに室内に放置していたら、低音弦が真っ黒になりました。E線もそれくらい放置すると、スチール弦にはさびが見えると思います。ただ、それで演奏できないかというとそういう訳でもなく、見た目の悪さを我慢すれば使い古した弦よりもずっとましな音がします。多分目をつぶって弾けば、千人に一人、1万人に一人といった地獄耳の人を除いては、通常の新品弦の音と区別はつかないと思います。

店をたたんだ昔からある楽器屋の弦の残りを入手したことがあります。見た事がないような弦がいろいろありましたが、数十年はたっている弦でもちゃんと袋に入っているものは意外につかえるものだな、というのが素直な感想です。ただし、裸ガット弦は乾燥のため固く・もろくなっていたので、そのまま張るとすぐに切れました。

ということで、ヴィオラを初めて1年でありながら、
>主にナイロン弦を使用しておりますが、スチール弦もたまに使用しております。
というRaugisu Vaさんは、結構よく交換されている方だと思いますので、常に次に交換するための弦を1セット予備として持たれてはいかがでしょうか。弦楽器奏者は、多くの場合、1セットは予備の弦を楽器ケースの中に入れています。半年、1年といったサイクルで必ず弦を交換するなら、それがよいと思います。
気になるようでしたら、乾燥剤を一緒にいれて密封包装しておけば、さらに劣化は抑えられます。

投稿者:Horn103g     投稿日時:2007/11/06 21:41  ---74.26.196

皆様、アドヴァイス有難うございました良く分かりました。

Q:残響が残る楽器は…
投稿者:urarakokoro     投稿日時:2007/11/01 14:54  ---9.24.112

子供のVnの買い替えを予定しています。 先日楽器店から2挺を試奏に借りてきて先生に見てもらいました。 弾いてもらった後、「音色はいいけどどちらの楽器もとても残響が残る」、といわれました。
 これまでこんな音の楽器は見たことがないそうです。 2挺ともです。 楽器は  Mario GaddaとGaetano Gadda(こちらは真作ではないと思います)です。 返却するとき、楽器屋さんに聞いてみると ごく普通の程度で残響が大きいといわれたこと自体が不思議そうな感じでした。  どちらの楽器もかなり音量があります。 特にD線が響くように思います。 先生いわく、調整をそのようにしているのか、この作家の作風というか音の特徴がこうなのか、ということでした。  音量がかなりあるので練習で飽きてこないかなとも言われました。 
なによりも 残響(お風呂場で弾いているような感じです)がよいことなのか悪いのかがわかりません。 先生もわからないそうです。  
支離滅裂な書き込みですが、 Gaddaの音の特徴なのか、こういう音色の楽器がどうなのか、ご存知のことを教えていただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。   

投稿者:もくもく     投稿日時:2007/11/01 17:13  ---159.232.217

残響の長さはある程度に魂柱の調整で変えられます。
ホールで弾くならともかく、そうでなければ自分で
弾いて気持ち良い残響に調整してもらうのがよいのでは
ないでしょうか。私自身は残響があるほうが好きです。

投稿者:urarakokoro     投稿日時:2007/11/02 09:28  ---9.24.112

教えていただいてありがとうございます! 

では魂柱の調整で残響の調整(わかりにくいですね)が出来るということですか? 
つまりそういう風に調整されているということですね。 
楽器自体の音色や妙な音というわけではないのでしょうか…?

投稿者:ヒロ     投稿日時:2007/11/02 09:48  ---14.13.174

いい楽器の条件の一つが
「いろんな音色・要素を持っているということです。」
弦やら駒・魂柱調整、松やに、弓、奏者の技術、指先の肉付き、骨格、気候などに敏感に反応するのです。

ストラドがもっともいろんな音を持ってるそうです。
多彩な表現を望む奏者はストラドを欲しがります。

弦はなんでしょう?
エヴァ・ピラッチとかはすごい残響ですね。



いい楽器ならば、響き、音の芯、音の丸さ、音の芯などは魂柱の調整で簡単に変えられます。
楽器は固有の音を持ってますが、調整の個性、奏者の個性、弓の個性、弦の個性など様々な要因、条件の結果が出てくる音です。

「ヴァイオリンは音で選んではいけない」らしいですよ。

私はお付き合いしてる職人さんが「この楽器ならいかようにも調整できますよ。」といわれた楽器を購入しました。

投稿者:urarakokoro     投稿日時:2007/11/03 06:41  ---9.24.112

Gaddaありき…のように読めましたでしょうか?  
楽器を弾いてみて音色だけで選んだ楽器が2台ともなぜかたまたまGadda の作品だったのです。 本当に偶然に。
 
Gadda の名前もそのときに楽器屋さんに教えていただいて初めて知ったような具合で、製作者や国にこだわる気もなく音で選びに行ったつもりです。 

とても気に入りましたし、楽器屋さんも信用できると思いましたので先生に見てもらってどちらかに決めようかと思っていたのですが、音色はいいが残響が…といわれたので迷っています。 調整でそうなっているのなら 調整で残響をコントロールできるなら…と思うのですけれど…  

弦は1台はエヴァピラッツィ、もう一台はオブリガードが張ってありました。  

投稿者:クロアシ     投稿日時:2007/11/03 08:20  ---4.232.67

過去ログにGaetano Gaddaを弾かれた方の書き込みがあります。
Q:教えてください。投稿者:かりん投稿日:2005年12月01日(木) 02時29分”
http://www.strad.co.jp/log/qalog133.html

これによると、投稿された方は、結局、Gaetanoの持つ大音量に気分が悪くなって購入を断念したそうです。耳元で大きく鳴る、といった類の話を、別のサイトでも聞いた記憶があります。
私はMarioもGaetanoも弾いたことがないので確言はできませんが、この親子の作品はある程度の調整で変わることがあっても、基本的にこういった作風なのだと予想しています。

ヴァイオリンの選び方は、操作性に優れていることに尽きます。倍音が豊富で音程が取りやすく、あらゆるボウイングテクニックに適切な反応し、全体として各弦のバランスが取れていて、弾いていて不満が出てこないのが良い楽器です。全ての面で不満が出なければ、それはトップクラスの名器です。
まだ過去ログに上がっていませんので繰り返しますが、操作性の簡単な確認として、単音、3度6度の重音スケールが容易か(倍音関係の確認)、8度、フィンガード・オクターヴ、10度の重音スケールが容易か(指板の形状・傾斜が演奏に適切かどうかの確認)、アーティフィシャル・ハーモニクスが3点ハ音まできちんと出るか(工作精度の確認)あたりを見るとよいでしょう。特に一番最後に挙げた項目は、レヴェルの高い楽器でも満たしていないことが時折あります。ある作家の作品が一本しかなく、それが当たりかどうかどうしても確認したいときは、この項目だけでもおおよそ見当が付きます。

Gaetano Marioの作品で、いつも気になっているのは、音の伸びがどうかということです。手前で豊富に鳴っても、距離を取って聴くと音が詰まっているように感じるのでは困ります。音が伸びているかどうかは、弾いている本人にはなかなか分かりません。先生の楽器と比較する形で先生に聴いてもらうか、先生が弾いているのをご自分で聴き比べるかすると良いのではないでしょうか。比較するものがあれば、場所は家でも楽器店でも構わないと思います。

投稿者:縋る男     投稿日時:2007/11/05 10:53  ---11.40.64

残響とは どういうものでしょうか?
教えていただけませんでしょうか。

そば鳴りのことでしょうか?

投稿者:urarakokoro     投稿日時:2007/11/05 15:58  ---9.24.112

コメントくださった方々 ありがとうございます。 

クロアシさま

 大変参考になりました。 以前の書き込みも検索して読んでいましたが もう一度読んでみました。 おっしゃるようにGadda親子の特徴なのかもしれません。  試奏の際、ハーモニクスも出してみましたが 出ることは出ました。
 Gのハイポジションや移弦のバランスや単音のスケールや3度、6度、8度、10度などを先生はずっと弾いてくださいました。

音の伸びについて… そうです!!先生はそれを心配されています。 そば鳴りはすごいけど 果たしてホールでも鳴るのか?ということです。  音の伸び、ですね。 おっしゃることがよくわかりました。 先生が言われたときは 音が伸びないなんてことがあるの??と不思議でしたが音が詰まって聞こえることがあるのですね。  他のGaetanoの楽器でもそういうことを聞かれたことはありますか? よかったら教えてください。 

昨日、他の楽器店○際楽器で先生がされてたように Gのハイポジションを店で弾いていると今は出ない、2年ほど弾きこむと出るようになるから、と嫌な顔をされてしまいました(@_@;)  どの楽器も出ませんでした。  

はじめからGのハイポジションは出ないのでしょうか… Gaddaの楽器は出たのですが…。 私は自分で弾きませんので 素っ頓狂な書き込みになっているのかもしれません、が、素直に不思議に思いました。

 アキヒサさま
  
ありがとうございます。 私も中国のマスターメイドや国内の新作で十分だと思います、が 今回 先生の指示で楽器選びをしています。 いろいろとみなさまにご意見やお考えはあるでしょうが(親である私もおかしいと思います) 今の先生に師事している以上 楽器の価格帯に関して意見することは恐ろしくて出来ません。  子供が一生続けられ、そして一生を共に過ごす相棒を見つけるつもりです。 後悔のないように…でも怖いです(@_@;) なぜにこんなに高いのか…覚悟していたので必死で貯金してきました

縋る男さま

残響が残る…という表現がもしかするとおかしいのでしょうか?? 弾いているとなんていうかお風呂場で弾いているみたいにお腹に響くというか… 耳が痛いくらい鳴ります。
何かご存知のこと、思い当たることがあられましたら 教えてください。 

投稿者:urarakokoro     投稿日時:2007/11/05 18:21  ---9.24.112

アキヒサさま

わたしでは表現にも耳にも限界があって よくわからないものをどうにもうまく説明ができなくて…わかりにくい表現で本当にすみません。 お付き合いいただいて恐縮です。

どなたか関西の方(大阪・京都くらいです)いらっしゃったら一緒に選びに行っていただきたいくらいです。

 先生は一緒に選びに行ってはくださいませんから いちいち借りては返して、借りては返して… 本当に困ってます… でも見れば見るほど悩むばかりです 

投稿者:クロアシ     投稿日時:2007/11/06 06:34  ---4.232.67

おおよその精度は分かりました。Mario GaddaとGaetano Gaddaは、urarakokoroさんの選択肢のなかではいちばん良いように思えます。
G線のハイポジは確かにどのヴァイオリンでも出にくいものですが、「二年弾き込まないと鳴らない」などという楽器は、やっぱり良くないと思います。くどいようですが、ヴァイオリンの選択はまず精度です。中国製もイタリア製も関係ありません。出にくい音があるヴァイオリンは、高度な技術の修得に支障が出ます。それは能力のある奏者にとって大変な不利益です。

ところで、Gaddaについては、やはり音の伸びが気になります。私はこれについての情報を持っていません。経験的に、良く音が伸びる楽器は、耳元では小さく鳴っていることが多いです。でも、耳元で大きく鳴るからといって、音が詰まるとは限らないのです。Carlo Bergonziは耳元でもうるさいですが、音も良く伸びます。

弾いている側には、音が伸びているかどうかは、あまりよく分かりません。少なくとも私は分かった試しがありません。この確認は、弾く人・聴く人の二人一組で行うのが安全です。
場所はどこでも良いです。ある程度広い楽器店の店内でもいいし、お家の狭い部屋なら、ドアを空けて廊下や隣の部屋で聞いてみるとか、2階に上がって聞いてみるとかすれば良いと思います。要は10数メートル、あるいはもっと距離をとって聞いたときにどう聞えるかを確認するのです。
このとき比較対象がないとダメです。先生は恐らくソロ用の良い楽器をお使いでしょうから、先生の楽器と比較するのが良いと思います。それほど遜色なければ決断してもいいと思います。著しく劣るようなら、全ての選択肢をいったん白紙にして、新たに楽器を開拓した方がいいと思います。

音の伸びが確認できたら、ぜひ教えてください。

投稿者:phthalocyanine     投稿日時:2007/11/06 08:34  ---244.210.206

urarakokoro様

Gadda親子ですから、店頭価格で最低300万以上の買い物かと思います。
(それ以下でしたら、何か問題があると思います。以前、某オークションにサザビーズで落札されたMario Gaddaが100万円程度で落札されましたが、それは例外だと思います。)

私の楽器選びの経験から思い返すと、迷ったら、やめています。
これだ!!・・・と思う楽器が必ず出てくるはずです。

関東に来れば、Gaddaと扱っているお店が、数件インターネットでも見つかると思います。同価格帯の楽器、それよりも高い楽器、など、色々と試してみてはいかがでしょうか?
交通費を払ってでも、損は無いと思います。

私は、最近、新作を二挺買いましたが、5年かけて、やっと、二挺見つけた・・・という感じです。
(多分その間に、とんでもない数のバイオリンを試奏しております。)
じっくり、じっくりと気に入った楽器を探すべきだと思います。

投稿者:phthalocyanine     投稿日時:2007/11/06 09:02  ---244.210.206

(続き)
お子様の楽器をお探しだったのですね・・・。
そうすると、5年かけてなんていうことは無理ですね。

以前、このホームページでもクロアシに楽器の精度が奏者の成長に大きな影響を及ぼす。。。というような趣旨の議論をさせていただきましたが、本当にそのとおりだと思います。

最近ですと、私自身は銀座のど真ん中にある楽器店のSandro Asinariが非常に精度が高く、驚いた経験があります。
(値段もGaddaの半額程度かと。。。。)

方向性としては、その様な楽器を探すべきなのかと思います。


私見ばかりで参考になるのかわかりませんが、思うところを書かせていただきました。

失礼します。

投稿者:Phthalocyanine     投稿日時:2007/11/06 09:05  ---244.210.206

(誤)
以前、このホームページでもクロアシに楽器の精度が奏者の成長に大きな影響を及ぼす。。。
(訂正)
以前、このホームページでクロアシさんと楽器の精度が奏者の成長に大きな影響を及ぼす。。。

何度もすいません。

Q:チェロの弦
投稿者:シケ     投稿日時:2007/11/05 15:37  ---110.129.11

A線が調弦中にバッツンと切れました。
A線を切るのはこれで二度目で
前回と同じく張った弦とペグの接線上の点のあたりで切れてます。
自分の巻き方などがまずいのでしょうか?
A線はテンションが高くて力加減などがよくわからないのです。
助言よろしくお願いします。

投稿者:テノル     投稿日時:2007/11/05 18:57  ---136.208.227

接線上の点と言うのが解かりづらいのですが、上駒のことですか?。 よくやる対応は、駒や上駒の弦が接する部分に濃い鉛筆でなぞり滑り易いようにしますよ。 鉛筆が安上がりでお勧めです。 もちろん正確に駒や上駒に溝が彫られてることが条件ですが。 弦の巻きかたは文章では表記しにくいですが、私の場合は1回転目にペグの先端の方向へ巻き、2回転目からは逆の普通の方向へ巻きますよ。 2回転目の最初は1回転目の弦の上をまたぎます。 またぐ(クロスする)が嫌いであれば、弦の先を少し切り長さを合わせるという神経質な方もおります。

投稿者:フルビオ     投稿日時:2007/11/05 20:09  ---33.76.10

私も以前チェロで同じように良く弦が切れたことがあり、工房で見てもらったところ、ナットの角度が急なためとのことで、ナットの角度を調整してもらいました。
一度工房で見てもらった方が良いのでは。

投稿者:シケ     投稿日時:2007/11/05 21:11  ---110.129.11

返信ありがとうございます。

接線上の点というのは
指板側から伸びた弦がペグに巻かれ始める角の部分のことです。
妙な言い回しですいません。

巻き方は大体同じだと思います。
ただ巻き終わりの点が溝よりチェロの中心よりにあるので
ペグを押し込んだときに角度がついてしまうのですが
巻く間隔を空けてでも直線上に合わせるべきでしょうか?


ナットの角度ですか。
素人目では十分浅いように見えますね。
これ以上削ったら弦が指板に当たってしまうかも?

Q:ガスパロ・ダ・サロ
投稿者:カンタービレ     投稿日時:2007/10/30 20:48  ---16.136.131

20年ほど前にある楽器店で買ったヴァイオリンについての
質問です。買ったときは気にしていなかったのですが、
最近になって、楽器の中に文字が記入してあり、それが

「Gafparo da Salò」

となっていることに気がつきました。しかし調べてみると
ヴァイオリン製作者で有名なのは

「Gasparo da Salò」

ということを今頃になって知り、あっ、これは偽者を買わされた
のか、と今になって非常にくやしく思っています。しかし、その
楽器店が偽者を売るとも思えないので、Gafparoと書く場合もある
のだろうか、などとも思ったりします。

でも、これはやはり、偽者でしょうか。

投稿者:偽物好き?     投稿日時:2007/10/30 20:58  ---187.71.234

くやしい気持ちはよくわかります。
ただ、冷静に考えてみましょう。

まず、
(1)おいくらで購入されたのでしょうか?
(2)お店の店主・店員に「本物」といわれて購入したのでしょうか。
(3)証明書は付いていますか?

普通の財力であれば、本物を購入するのは難しいでしょう。数千万円、億単位のお金で購入されたのであれば、怒る気持ちもよく分かります。しかも「本物」とうそをつかれて購入されたのであればなおのことです。

でも、それだけ投資して購入されたのでしょうか。まさか数十万円、数百万円の楽器じゃないでしょうね。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2007/10/30 22:21  ---158.117.153

数千万円、億単位のお金で購入された楽器でしたら、私のたわごとなど聞かないでください。

GasparoならぬGafparoというバッタもんをつかまされたとお思いのようですが、装飾的な字体だとsがfに見えたりすることはありそうですので、たぶんそれはGasparo da Salo`と書いてあります。そう書いてあっても、da Salo`が製作したのではなく、da Salo`の楽器の型紙で作った「da Salo`モデル」という意味でしょうから、「偽物」ではなく「コピー」です。わたしは同様に「Stradivarius」を持っています。チェコ製のよろしくない楽器ですが。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2007/10/31 00:17  ---13.42.231

高い物を買うにもかかわらず、楽器店の説明は十分でないと思います。 これは昔も今も どの店でもあまり変わりませんね。

カンタービレさんのような経験を昔した とある楽器店に グチを言うと、「昔は知識がなかったからです。」と開き直ってきました。
店側に知識がなかったから 昔はda SaloのラベルのVnをda Salo
として大安売したというわけです。

今は知識は付いてきたけど、da Saloが作ったのですかと聞かれない限り、da Saloではないと言わないで売っています。価格から言って全くそういうこと(まさかda Saloの本物だと買う方が思っているなど)念頭にないのかもしれません。
こういうVnはda Salo型のVnである場合と、全くda Saloと関係ないVnである場合があります。後者の場合DELUXと書いてあるのと同じです。


買う側がこの特異な商習慣をよく認知してかかることが大事です。

STRADさんも 超有名な名工のラベルの付いたVnをいくつも販売しておられます。

投稿者:カンタービレ     投稿日時:2007/10/31 14:15  ---16.136.131

みなさん、貴重なコメントありがとうございます。

正直に言います。なにしろ大学を出たばかりの頃のことで
何も知らないで買いました。価格は50万程度でした・・
(なーんだ、という声が聞こえてきそうで恥ずかしいの
ですが・・)。

お店の人は、わたしがあれこれ迷っていましたら
「いい中古があるんですよ」と言って奥の方から1台の
古そうなヴァイオリンを出してこられたのですが、音色
よりもその姿に惹かれて、これにします! と即座に
決めました。ですから本物かどうか、言われもしません
でしたし、聞きもしませんでした(当時知っていたのば
ストラディバリウスのみでしたから)。もちろん
証明書などついていません。

最近になって「ガスパロ・ダ・サロ」の名前を知り、
自分の楽器名をみたら、そっくりな名前なので、あ、
これは!!と一瞬思ったのですが、スペルがちょっと
違うし、そんな有名なものを50万でうることが
あるのだろうか、やっぱり偽者だろうなあ・・
と思いながらも、でももしかしたら、という思い、
それと、やはりだまされたような気分が残り、
恥じをしのんでここで質問したしだいです。

お話をきいて、なんとなくすっきりしました。
本物であるわけはないですよね。でも、どうせなら
そんな紛らわしい名前などつけて欲しくなかった、
というのが正直な気持ちです。

投稿者:みみ     投稿日時:2007/10/31 17:51  ---13.138.251

20年以上前に、ガスパロ・ダ・サロのコピーをある楽器商に下取りで出したことがあります。
当時も今もその楽器がオリジナルとどの程度似たものなのかわかっていませんが、かなり黄色のニス、巻き方が少ない渦巻き、そして何より裏板のパフリング(もちろん二重)が幾何学模様とでもいうようなデザインでもって上下(ネック側とエンドピン側)に入っておりとてもきれいなものでした。
私が使っていたときは何のラベルもなかったのですが、その楽器商はラベルをつけることくらいやりますから、あるいはと思ってしまいました。

もちろんその楽器である確率はかなり低いと思います。つい、思い出したものですから書き込みました。

お気づきのように偽物というものではありません。むしろユニークなモデルをお持ちなわけですから、どうぞいやにならずにこれまでと同様に使われますことを願っています。

投稿者:カンタービレ     投稿日時:2007/11/01 09:18  ---16.136.131

みみ様、コメントありがとうございます。

20年前に出されたガスパロ・ダ・サロのコピーの特徴、
なんだか私が購入した楽器に似ているような気がします。
そうであると嬉しいことです。ちなみに購入したのは
東京都内にある楽器店です(場所まで言うとたぶん店名が
わかってしまうと思いますのであえて書きませんが)。
でも、その楽器である可能性は低いのでしょうね・・

これまで「コピー」という概念がなかったのですが、
みなさんのお話を聞いて、たとえ本物でなくても優れた
ユニークな楽器なんだと思えるようになりました。
愛着も以前にまして増えて来たようにさえ感じます。
どうもありがとうございました。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/11/01 16:17  ---6.35.47

ラベル表記についてですが、私の持っている資料のラベル写真では、筆記体で、
Gafparo da Salo`, in Brefcia
というふうにも読める表記で書かれています。(, in Brefcia はないこともあり)
最初のfは少し汚れていて、横棒があるような、ないような、という感じに読め、後のfは横棒のない単に一本の棒の上半分が右に傾いたような形です。
ですから、ラベルが筆記体でそのように書かれているのであれば、ラベルにも凝ったコピー品となります。
なお、本物がそうであるということではないのですが、コピー品として特徴を出す時のパターンとしては、
1)個性的なf字孔の形状
2)ダブルパーフリング
3)裏板側の装飾的なパーフリング
が比較的多いような気がします。

投稿者:taka     投稿日時:2007/11/02 07:34  ---38.26.148

偽物好き?さんへ

書き込みの内容(金額にこだわる点)、言い回しなどから
Q:長期間弾かない楽器の保管
で書き込んだユーロさんと同一人物では?と感じました。
そこでも不適確な旨指摘されていましたね。
 さて、偽物好き?さん名前の横にある3組の数字の意味はおわかりですか?ご利用規約にありますよう名前の使い分けは禁止されています。
 ともすると本来の目的から逸れ、荒れる原因となります。猛省と自粛をよろしくお願い致します。

投稿者:みみ     投稿日時:2007/11/05 12:48  ---13.138.251

カンタービレ様

私が使っていた楽器についてもう少し書きますと、裏のパフリングで覚えていることとして、上のデザインとしては小さなひし形を3つか4つ組み合わせたような記憶があり、下のデザインとしては曲線を使ったハート型のような記憶です。10数年使いましたが、写真も残さなかったため記憶のみです。
さすがにこのモデルは多くないでしょうし、ネットで検索するとすぐにヒットする中国の方のモデルとはまったく違いますので、やはり私が使っていたものであるような気がしています。
下取りは東京の楽器商で、今は当時と違う場所で名前も変えて営業されています。下取りに出したときは、マッジーニ・コピーだねと言われ、私がガスパロ・ダ・サロのコピーですと言ったこと、ドイツのものかな?と言われたことを覚えています。
60年代後半に、大阪の老舗オケ(これじゃわかりますね)の方が楽器を売りたいと私の先生の同僚に持ちかけたことがきっかけで、個人売買で買いました。そのときにガスパロ・ダ・サロのコピーと言われました。
これまで何度も今頃どなたが使われているのかと懐かしく思ったことがあります。たとえ違う楽器だとしましても、カンタービレ様と出会えてこうしたコメントが書けて幸せです。

ストラッドさんのこの場にはふさわしくないコメントかもしれませんが、バイオリンを愛するものの気持ちとしてご容赦ください。

Q:ニコラスドゥチェーンのバイオリン
投稿者:鴨 長明     投稿日時:2007/11/01 23:12  ---44.103.14

私の甥が持っているものですが、f字孔の中の文字が次のように書いてあるのです。
DEPOSE Eの上に´があります。
Nicolas
DucHENE
En 1848,il succede eの上に´があります。
a Nicolas DucHene

さて、このバイオリンは、竪琴にバイオリンのトレイドマークがあり、北イタリアの職人が作ったようなことが書いてあります。フランス製かと思いますが、長年の疑問をこの際、教えてください。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/11/03 14:16  ---6.34.197

上記、質問ですが、
>長年の疑問
というのが何かわかりません。

Henleyの楽器製作者事典によると、
DUCHENE NICOLAUS は仏(ミルクール)の楽器製作者(1745-1780)です。工房のマークは"A la Ville de Padoue"だそうです。
後の時代には、Thibouville-Lamy(JTL)という大量生産工房のレッドブラウンの楽器でその名前が使われたとのこと。
また、DUCHENE NICOLAUS 2世 は弓製作者(1783-1790)です。

以下、私見です。
ラベルと上記情報を見る限り、
− 1848に作られた、DUCHENE NICOLAUS のコピー
である可能性が高いと思います。
また、DEPOSE が商標という意味なのか、解体されたということなのか、判断できませんでしたので、
− 1848に修理された、DUCHENE NICOLAUS
の可能性もゼロではないと思いますが、これはフランス語に詳しい方にお任せします。

投稿者:クロアシ     投稿日時:2007/11/03 15:36  ---4.232.67

アクサンの位置が以下のようであるなら、次のように直訳できます。

DE'POSE'
Nicolas
DucHENE
En 1848,il succe'de
a Nicolas DucHene

(商標)登録としてのNicolas DucHENE
1848年製、この楽器は/"Nicolas DucHENE"は、Nicolas DucHene(のモデル)を継承している。

ilは、”violon”とも”商標としてのNicolas DucHENE”とも取れます。おそらく後者だと思います。succe'derは「跡を継ぐ・後継者になる」という意味もありますので、弟子がモデルを継承して作ったとも取れます。
いずれにせよ、これは業界で通用している定型表現でしょう。楽器店の方のほうが、こういうことはお詳しいと思います。

Ducheneは本当に「ドゥチェーン」と読むのですか? フランス語なら「ドゥシェーン」になると思うのですが。

投稿者:Cello     投稿日時:2007/11/03 19:53  ---75.44.144

En 1834, Charles BUTHOD, élève de VUILLAUME, est de retour à Mirecourt; il sera à l’origine de la première grande fabrique industrielle.
中略
En 1848, il succède a Nicolas DUCHENE , comme associe de Claude-Charles HUSSON, marchand d’instruments dont il a épouse la soeur en 1839.
中略
La nouvelle maison s’appellera HUSSON - BUTHOD.

であるならばラベルの意味するところは

「1848年にNicolas DUCHENEの後を継いだCharles BUTHODの工房(小規模工場?)で製作されたNicolas DUCHENE商標のバイオリン」となりましょう。

但しラベルの一部が欠けているような印象があります。鴨 長明さんご確認願えますか

Q:アジャスターについて
投稿者:あいうえお     投稿日時:2007/10/30 23:07  ---178.228.117

自分のビオラのペグの動きがイマイチなので、全部の
弦にアジャスターをつけようと思います。

ビオラのアジャスターは、バイオリンのアジャスター
と共通でしょうか?

バイオリンでもボールエンド付近の糸が太過ぎて、
アジャスターにうまくはまらない弦がありますが、
そのような場合、皆さんは、どうやって対処して
らっしゃるでしょうか?

つまらない質問ですが、宜しくお願い致します。

投稿者:のんの     投稿日時:2007/10/31 02:32  ---97.203.207

ヴィオラにはヴィオラ用のアジャスターがありますが、
ヴィオラのサイズによってはヴァイオリンのものを使用した方が
よい場合もあるようです。

またヴァイオリン用のアジャスターですと「ガット弦用」として、
溝の広いアジャスターが販売されています。
ヴィオラ用のアジャスターに「ガット弦用」が
販売されているかは分からないです。
大きな楽器店などで注文すれば手に入るかもしれません。

また全ての弦にアジャスターを付けるのなら
アジャスター埋め込み型のテールピースに換えるという
方法もあると思います。

ただペグの調子が悪いのでしたらペグソープやチョークで
動きを調節したり、工房に持ち込んでペグ周りの調整をして
もらったりすることで問題解消するかもしれません。

長々と失礼いたしました。ご参考となれば幸いです。

投稿者:フルビオ     投稿日時:2007/10/31 06:57  ---33.76.10

ビオラ用のアジャスタは、ヴァイオリン用と比べて長くなっています。ヴァイオリン用をつけることはできますが、長さの面で使いにくくなります。
弦の太さまで考慮されているかはわかりませんが。

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2007/10/31 20:23  ---5.110.219

 私のヴィオラには、買ったときから4弦ともアジャスターが付いています。アジャスターがないほうが音質のためにはいいのでしょうが、楽器のサイズが大きいのとペグが固いのとで、結局はアジャスターのみで調弦しております。音質はややキンキンした感じがありますが、オケで弾く時などはアッという間に調弦できてしまうので便利ですね。
 さて、弦の種類によっては太くてアジャスターの溝にはまらないことがありますが、そんなときはマイナスドライバーで少しこじ開ければ解決します。
 でも、やっぱりペグの固さが気になるようでしたら、楽器店に調整に出された方がいいかもしれませんね。ま、人には言えませんけど。。。

投稿者:あいうえお     投稿日時:2007/11/01 23:31  ---178.228.117

皆さん、アドバイスをありがとうございました。

ビオラ用のアジャスターって、あるんですね。
バイオリン用のアジャスターが一つ余っていたので
それを使いまわそうかと思案していたところでした。
アジャスターをつけることになれば、ちゃんとビオラ
用のものを購入しようと思います。

アジャスター埋め込み式テールピースは、材質が
プラスチックじゃないかと勘ぐってます。ネジも黒で
目立たないのはいいのですが。

何はともあれ、多数意見のペグの調整を優先して
対処したいと思います。

ありがとうございました。

投稿者:のんちゃん     投稿日時:2007/11/03 09:49  ---9.45.198

アジャスター組み込み式テールピースは木製のものもありますよ。アジャスター テールピースで検索するといくつか出てきます。わたしは、分数バイオリンの金属製のものしか使ったことはありませんが。

Q:長期間弾かない楽器の保管
投稿者:一学生     投稿日時:2007/10/20 23:02  ---132.168.100

現在、新作イタリアンの楽器(100万円台で購入)と、新作ジャーマンボウ(30万)を使っているアマチュアの大学生です。弦はドミナントです。
今度の春に就職するのですが、そこの先輩の話では、仕事が忙しくて楽器を弾く時間はほとんど取れず、楽器は数年間しまいこんでしまうことになりそうです。
このような場合、保管にどのようなことを気をつければ良いのでしょうか?(個人的には、虫やカビが心配になります。)
良い知恵をお持ちの方、ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

投稿者:クロアシ     投稿日時:2007/10/21 17:47  ---4.232.67

私の場合、長い間弾かないときは、弦を半音〜全音緩め、温度を一定に保つようにしていました。ヴァイオリンは、木が乾いているので、虫食いやカビは過度に心配しなくてもいいと思います。ダニ・南京虫の話はしばしば聞きますけど。

お忙しいとは思いますが、せっかく良い楽器をお持ちのようですから、1週間に一度でも弾くようにしたらいかがでしょう。5分10分でも普段から触っているだけで、大分違うと思いますよ。

投稿者:セイジ     投稿日時:2007/10/21 18:23  ---151.3.246

新作イタリアンのニスは柔らかいので、ケースに入れっぱなしにしておくと内装の布地の跡が付くことがあります。ケースには入れず、乾燥した室内の直射日光が当たらない壁に吊るしておくのが無難でしょう。

それが出来ない場合は、時々ケースから楽器を出して、湿気がこもらないように注意しましょう。ケースは床からなるべく離れた高い場所に置きましょう。一般に天井に近い場所ほど湿度は低めです。梅雨時の高温多湿は楽器の部材を接着しているニカワにダメージを与え、ネック下がりなどを招く場合がありますので要注意です。

投稿者:もくもく     投稿日時:2007/10/21 19:43  ---159.239.123

どなたが書かれていたか失念しましたが、製作者か楽器店で
出来上がった楽器をスクロールに引っ掛けて保管するのは
止めてほしいという話を見かけました。
落下の危険というより、楽器に不自然な力が加わることを
懸念されていたような記憶があります。

投稿者:一学生     投稿日時:2007/10/22 00:11  ---132.168.100

早速いろいろ教えてくださってありがとうございます。

>セイジ様、もくもく様
壁に掛けるという保管方法もあるのですね!自分の家では住宅環境上難しそうですが‥ 高温多湿には気をつけようと思います。

>ケースに入れっぱなしにしておくと内装の布地の跡が付くことがあります

そのリスクには気づきませんでした。ありがとうございます。
佐○木さんのサイト(http://www.sasakivn.com/werkstatt/qa/etui.htm)にあるような、高級なケース(8万円以上!?)にすると、湿度変化防止の意味でも効果は期待できないかご存知ないでしょうか。
今のケースは、ダルマ型の中級品相当だと思います。

>クロアシ様
南京虫!こんなのですか!?嫌ですね〜!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%A9%E3%83%9F

土日出勤もある予定なので心配ですが、できれば休日にはケースを開けてあげたいです。

投稿者:セイジ     投稿日時:2007/10/22 00:37  ---151.3.246

>一学生さん

高級ケースでも密封しておくと湿気がこもりますので、時々開いて換気してやりましょう。私は気候がいい時に、ケースの虫干しもやってます。ケースは保管用というより移動用と考えています。

>もくもくさん

楽器に不自然な力が加わるとは初耳です。ストラッドさんの店内でも楽器を吊り下げていらっしゃいます。

投稿者:ユーロ     投稿日時:2007/10/22 06:19  ---187.71.234

確かに楽器屋さんによっては高額な楽器が、「寝かして」います。しかも「常温」「常湿」管理で。でもそんなことをするには鑑定証・証明書付きの名器だけで、100万円程度の楽器にそんなに気遣いする必要はないと思います。100万円程度の楽器なぞこの業界では「心配するほど」の部類ではありません。
質問者の方も、社会人となる前にいろいろと不安な気持ちは分かりますが、「なってから」考えればいいわけで、今から「空想」をめぐらせて仕方ないですよ。学生の時のように「気楽な」気持ちでいられたら会社も困るでしょうが、自分で「時間」は捻出するものです。もっとおおらかに考えたらどうですか。仕事中心に考えたいのであれば、楽器を売ってしまうということもできると思いますが。その方が仕事に専念できますよ。いたずらに所有しているから心配になるわけですから。

投稿者:もくもく     投稿日時:2007/10/22 08:10  ---159.239.123

大抵の弦楽器店で、多くの楽器を展示する必要もあって
スクロールで吊るしてあるのを私も見ております。
ですから健康な楽器ではまず問題はないのでしょう。

ただ、非常にレアなケースではネック外れという現象
も起きるので、地震などの危険も含めて長期保存時は
ケースに保管したほうがよいと思います。

投稿者:セイジ     投稿日時:2007/10/22 14:40  ---151.3.246

>ユーロさん

>100万円程度の楽器にそんなに気遣いする必要はない
>心配なら楽器を売ってしまえ


あなたにとっては「たかが100万の楽器」でも、持ち主にとっては大切な楽器。値段は関係ないでしょう。


>もくもくさん

地震対策はなるほど必要で、私も上から物が落ちて楽器に当たらない場所を選んでおります。地震の揺れでネックが吊り紐から外れて落下する可能性は否定できませんが、よほどの大地震でなければ、ネックの形状を考慮すると、そういう事態にはならないように感じます。

スクロールで吊る方法の注意点については、実践されているストラッドさんのご意見も伺いたいものです。


ちなみに、まだニスが不安定な楽器の場合、楽器屋さんが使うような細い金属棒で吊るなら心配ないですが、細紐で吊るすと、紐と接触するスクロールの両側部分のニスが、擦れなどで少しはげてくる場合があります。私は過去にそういう経験をしてスクロールのニスを一部塗り直す修理をしました。


ケースにしまう場合も、いれっぱなしは駄目ということに注意なされば過剰に心配する必要はないでしょう。ニスと内装材との接触については、トレーシングペーパーを楽器の形状に合わせて切って、ケース内部に敷く対策を勧める楽器屋さんもいらっしゃいます。

投稿者:ぼこ     投稿日時:2007/10/22 20:21  ---18.25.181

一学生さん
新作イタリアンとのことですが、何年製作の楽器でしょうか?
製作者にもよりますが、柔らかいニスを使っている楽器では、5年くらい経過しても、日本の夏は楽器に厳しく、ケースの内装の布地の跡が付いたり、駒がずれて駒が立っている部分のニスがはげたりします。僕の1999年の楽器はまだ暑い夏にはニスがヌルヌルする感じがします。

楽器の心配も最もですが、一番の心配は、練習しないとドンドン下手になることです。自分も社会人になり、ほとんど家に帰れない生活をしていて、7〜8年くらい練習できませんでした。たまに友人の結婚式で弾くくらいでした。
あまり下手になっていないと勝手に思っていたのですが、相当下手になっていて、元に戻るのに大変な苦労でした。まだ戻っているかまだわからないです。

楽器のため、腕の維持のためにも週に2〜3回でもいいですし、10分程度でもいいですから、是非楽器をいじって下さい。
仕事に余裕が出来たときに、市民オケに入ったり、大学時代の仲間とOBオケを作って一緒に弾いたりするのはとても楽しいものです。気のあった仲間とお互いの家で室内楽やお酒を飲むのも楽しいです。その時がくるまで、ほんのちょっとだけでも楽器を触って、下手になるのを少しでもゆっくりなるように努力してください。
その時に仲間にしてもらえないくらい下手になっているとさびしいですよ。

投稿者:クロアシ     投稿日時:2007/10/23 15:12  ---4.232.67

私も、前のヴァイオリンは非常にニスが柔らかく、10年経ってもまだべた付くといった状態で、苦労しました。そういった経験も含めて、私なりにまとめてみます。

まず、一学生さんのお持ちの楽器のニスが柔らかいものなのかどうか、確認する必要があると思います。新作イタリア楽器が全て同様の性質を有している訳ではないからです。完成から1?2年ならともかく、5年くらい経っている状態ならある程度ニスが固まって来ていると考えます。
普段使っていても一日の大半はケースに入れている状態です。例えば、今年の夏、ケースの内装の布地の跡が付いた等のトラブルが全くなかったのであれば、この問題についてそれほど神経質になる必要はないでしょう。ケースに入れたまま夏場30℃くらいまではしのげるはずです。もちろん、なるべく部屋は一定の温度湿度に保ち、時々は開けて中の状態をチェックして下さい。
もし、上記のトラブルが実際あったようでしたら、私も、少なくとも夏場はどこか安全な場所に吊り下げておくことをお奨めします。実際私も実行していました。吊り下げ方を紹介したサイトがあります。他店のHPで恐縮ですが、参考になりましたら。
http://www.sarasate.net/mente/index.html#nisu

投稿者:クロアシ     投稿日時:2007/10/23 15:13  ---4.232.67

(続き)
ただ、私個人としては、地震やホコリ、料理やタバコのヤニや煤煙等の問題から、楽器を長期間外気に晒すのはお奨めしたくありません。長期間弾かないのであればなおさらです。一般家庭の部屋と楽器店ショーケースは環境が全く違います。きちんと作られたケースは外気を遮断し、楽器を温度や湿度の急激な変化から守ってくれますので、入れておいたほうが却って扱いが楽になると思います。
ケースに入れるにしろ吊り下げるにしろ、ヴァイオリンの保存で許容できる環境は気温30?10℃、湿度70-45%くらいと考えています。ある程度の変動は仕方ありませんが、エアコンを使うなどしてできるだけ一定に保つよう心がけてみて下さい。

ぼこさんも言われていますが、楽器は少しでもいじる習慣を付けておいた方がいいと思います。腕はすぐ落ちますし、また楽器も鳴らなくなります。一度鳴らなくなると、元に戻すのに結構な時間を費やすことになります。楽器を保存するにあたりコンディションを保つ最良の方法は、やはり定期的に弾くことでしょう。

訂正補足等ありましたら、他の方宜しくお願いします。私自身、楽器の保存の問題は試行錯誤の段階で、まだ決まった答えが出ていません。

そうそう、南京虫とダニの件ですが、何もないところから突然涌くことはありませんのでご安心を。楽器に棲みつく前に自分が先に喰われるでしょうから、すぐ対処できると思います(笑)。普段から部屋を掃除して、風通しを良くしておいて下さい。

投稿者:rio     投稿日時:2007/10/23 17:18  ---8.38.34

過去ログを検索しますと

2003年3月31日 ストラッド店員さんのコメントがありました。

当店では、長い間使用しない楽器でも、弦を緩めて保管し、たまに弦を張って弾くという保管方法がベストだと考えています。(理由は弾く事によって、虫などが付かない、楽器の中の空気も新鮮なものに入れ替わるため、湿度やカビ対策になるためです)それでは!




ちなみに私(我家)は、弾かない楽器は

弦と駒とテールピースを外し、中の魂柱を工房で動かしてもらい、丸裸(?)にしてケースに保管しています。そして、使い始めるときにはまた工房に持っていき、使えるように準備してもらいます。この方法が保管中楽器が疲れないのだと聞いており、30年以上前から我家では採用しています。
でも、ケースに入れっぱなしなので、虫・湿度(カビ)対策は何もしていませんので、ストラッドさんの方法が現実的かと思います。


(独り言)
弾いていないと、下手になるというのは今回質問とは関係ないのではないかなぁ〜

投稿者:もくもく     投稿日時:2007/10/23 18:34  ---159.239.123

過去ログを検索するとストラッド店主さまから以下のコメントが
あります。ご参考まで。

Q:ニスについた布の跡について

当店に限って言えば、ニスが布にへばりつくのは、完全にクレーム扱いとさせていただいております。ですので、そういう恐れのある楽器は販売しないように注意しております。

投稿者:一学生     投稿日時:2007/10/24 23:53  ---132.168.100

2002年製の楽器です。布の跡がついて困ったことは今までにはありません。
下手になるのは正直怖いです。受験生のときですら戻るのには時間がかかりました。
やはりときどき弾くのがいいんですね。

投稿者:縋る男     投稿日時:2007/10/25 13:47  ---11.40.64

南京虫は吸血する虫
木(ヴァイオリン)を食う虫は キクイムシだと思います。
新築家屋の押し入れなんかに入れっぱなしにしておくと危ない。

ニスがやわらかい場合 紫外線で早く硬化するようですので、
直射が入らない明るい窓辺に表裏返しながら、2週間ほど置いておきます。

弦を1音ほどゆるめます。
スタンドや壁掛けに掛けておきます。密閉度の高くないケースに保存でも可。たまに弾くにも便利です。
http://www.violinvaluations.com/trolleyed/99/index.htm
真夏は一日中エアコンを入れておきます。(7,8,9月3ヶ月間は入れっぱなしでした)29度にしておくと 我が家で月2500円くらいのエアコンの電気代でした。夜間は微送風だけ作動していて、電気代はたいしたことはないです。

一番良くないのは 押し入れに入れっぱなしと、真夏のかんかん照りの日 木造住宅のエアコンのない2階に放置することです。

投稿者:もくもく     投稿日時:2007/11/01 21:20  ---159.232.217

こういうこともまれに起きるようです。

http://pics.livedoor.com/u/liutaio_ken/2859805

Q:教えてください。。。
投稿者:ちぇろちぇろ     投稿日時:2007/10/21 21:44  ---147.129.6

教えてください。
2週間ぶりにチェロを弾いたところ、Dの開放弦を弾くとAが共鳴してしまいます。同様にDとGの開放弦をを重音で弾いてもAが共鳴してしまいます。
これはどこがおかしくなっていると考えられますでしょうか?
ただいま自己流にてレッスン中のため誰にも聞けず…
おわかりになる方ご教授ください。

投稿者:ちぇろちぇろ     投稿日時:2007/10/22 22:04  ---81.136.184

一応、基本的なチェックはしました。A線が振幅しているのは見た目では分からないのですが、音が響いてしまいます。DとともにAが後ろで鳴って(響いて)しまうという感じです。今までそのようなことがなかったので異変に気づきました。

投稿者:ちぇろちぇろ     投稿日時:2007/10/23 23:12  ---94.207.222

アキヒサさま
ありがとうございました。
やはり一度弦楽器専門店で見ていただくことにします。。。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2007/10/29 01:39  ---195.3.210

 誰もコメントしないので一寸不安になってきました:

 D線開放弦の音は倍音成分としてA(線開放弦のオクターブ上)の音を含んでいますから、A線(のハーモニクス)が共鳴します。 ハーモニクスですから弦の振幅は小さくて見ただけでは判り難いですが、注意すればA音が聞こえます。 D線上で弓を止めるとA線のハーモニクスだけが残っているのがはっきり判ります。 アキヒサさんの仰る「ある程度(極少)は響きます」もこれだと思います。
 同様のことはG線とD線、C線とG線でも起こります。 同じ原理で、C線の1ポジのDを弾くとD線と一緒にA線の開放弦が盛大に共鳴します。

(これ、当然のことと思ってきたのですが違うのでしょうか? ==> 識者のみなさま)

 掲示板の文字情報だけでは限界がありますが、ちぇろちぇろさんの仰っているのはこの現象ではないかと。 もし未だ読まれていたら、専門店で見てもらった結果をフィードバックして頂けるとありがたいです。