Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:新作のバイオリン
投稿者:ヒロ     投稿日時:2007/12/14 16:32  ---245.43.149

初めまして。バイオリンを始めて12年になります。3ヶ月前まで11年ちょっと鈴木バイオリンのセット#200を使っておりました。現在は中国製のダンテジョルダーノというバイオリンを使っています。横浜にある楽器店で3万で購入しました。店主は鈴木バイオリンクラスと比べれば30万円ほどのものと同等の価値があると言われており3万だから良いか?という事で購入しました。しかし購入後にバイオリンのペグの当たりやf字孔の穴から表板の裏を見ると黒い墨で塗られており、渦巻きの部分はニスが完全に塗られていない、バイオリンの渕をかたどる墨入れが途切れているなど散々なものでした。全く使えないものではないですが。3万円で完璧を求めるのも駄目ですがやはりキチンと作って欲しいものです。今度は思い切ってイタリア製のものを買おうかと思っているのですがお店選びが重要となってきます。本人がしっかりとした眼力とバイオリンの知識があれば大丈夫とは思いますが信頼のあるお店とか知っていたら教えていただけないでしょうか?イタリアの新作だと200万から見たいですし。あと色んな製作家がいますがお勧めの製作家とかはありますか?

投稿者:non     投稿日時:2007/12/14 18:33  ---70.76.237

> ヒロさん
>信頼のあるお店

紹介できる信頼のあるお店はヒロさんが行かない店だと思うのです。

<理由>たとえ200万円以上の楽器買っても1年後はその店を潰す発言をどうせここでするんだろうから。

こういった話は叩かれに出てきたイタ売り店主さんの発言みたいで嫌です。

どうか御自分の足を信じて幸せになって下さい。

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2007/12/14 23:38  ---155.12.70

 失礼ですが、ヒロさんは本当に200万円の楽器をお買いになる予算をお持ちでしょうか? それならば、なぜ3万円の楽器をお買いになったのかそれが不思議なのですが。。。
 それから、お勧めの製作家ですが、「この製作家の楽器を持てば人気者になれる!」という有名製作家は何人かいますよ。しかし、その名前をここに挙げたところで、ヒロさんは本当にお買いになります?

投稿者:psd     投稿日時:2007/12/15 07:06  ---187.71.234

せっかく質問をされてきたのですから。皆さん、暖かいご指導をお願いします(笑)。
と言っても上記お二人の書き込みはその通りだと思います。まず、自分の指導を受けている先生に相談されたらどうですか。ただ、12年あまり鈴木バイオリンを持ち続けていたということから察するに、楽器そのものをまったく勉強してこなかったんでしょうね。自分の足で、自分の目で学習し、いろんな本で学ぶ。こういう過程は結構楽しいものですから、お店を恨むのではなく、初心に戻って学習しなおしてはいかがでしょうか。私は、12年も習っていながら、その程度の楽器に満足していることがとても信じられないです。こういう人っているんですねって感じです。でも「モノを大切にする」という姿勢は立派です。

投稿者:セイジ     投稿日時:2007/12/15 11:43  ---151.3.246

イタリアのラベルにこだわると割高になります。
イタリアの楽器の音色がお好きなら、イタリアで勉強してきた
日本人作家の楽器が狙い目です。
材料も手法もイタリアと同等で、200万の半額程度で買えます。

投稿者:小町     投稿日時:2007/12/20 09:17  ---7.176.195

私もpsdさんと同意見です。
値段がいくらであろうと、自分の楽器が好き(私は愛してますけど)でないと、そういう演奏も出来ないはずです。
でも、どうしても楽器の価値が値段だけにあったり、または、値段が価値の基準なら、それなりのお金をだすべきでようね。
ちなみに私はチェコ製の愛器を5000ユーロで購入しました。

投稿者:ブランド志向     投稿日時:2007/12/20 12:19  ---2.150.102

>信頼のあるお店とか知っていたら教えていただけないでしょうか?

ここはストラッドさんの掲示板ですよね。
仮にその情報をヒロさんに教えてあげようという人がいたとしても、良識のある人ならばこの場所でそれを公表することができるはずがないではありませんか。
まずはご自分のアドレスを公開されたらどうでしょうか?

Q:楽器ケース
投稿者:星くず     投稿日時:2007/12/05 18:32  ---196.63.28

はじめまして、僕はヴァイオリンとヴィオラを弾いています。
ケースが別々なので、レッスンに行くときなどにはいいのですが、調整にだすときなど、車を持っていなく電車なので、一度に持っていけたらなぁと思っています。
そこで、ヴァイオリンとヴィオラが一緒に入るケースを探しているのですが、これだ!というケースがなかなかありません。
いっそのこと自分で作ってしまおうと思っているのですが、出来るものでしょうか?
もちろん時間と労力などがとてつもなくかかることは承知しています。
今は、キーボードのハードケースをベース作ろうと考えているのですが、注意しないといけないことや、必要なことってありますか?
奇抜な質問を長々とすいません。

投稿者:もくもく     投稿日時:2007/12/05 23:51  ---159.239.16

これだ!というものがどういうものか分かりませんが、
ヴァイオリンとヴィオラ用のダブルケースはそれほど
珍しくないようですが。

ttp://fuji-san.txt-nifty.com/osusume/2005/09/post_6cf3.html
ttp://www.rakuten.co.jp/personal-juston/505408/539564/

投稿者:星くず     投稿日時:2007/12/06 14:28  ---153.84.41

いくつか販売されているのは知っているのですが、どれも似たような感じで、僕としてはもっと個性的なケースがいいなと思っています。   メタルケース(?)に入れて持って歩きたいと考えているのですが、どうでしょうか?

投稿者:rio     投稿日時:2007/12/07 21:24  ---95.2.121

>メタルケース(?)に入れて
>持って歩きたいと考えているのですが、
>どうでしょうか?

アメリカ製のジュラルミン製バイオリンケース(1本用の四角いケース)を所有しています。一応軽量版(内装が軽く出来ている)なのですが6.7Kg あります。標準内装のケースは8Kg近い重さだったと思います。それを思うと、ダブルケースのメタル(金属製)はおそらくケースだけで10Kgを超えるので、持ち歩くのは大変かと思うのですが…


国内でも、楽器専門ではありませんが
オーダーケースを作っている会社はあります。
ttp://www.ichikawa-wt.co.jp/
ttp://www.toranku.co.jp/alumi_am.html
ttp://www.actec1972.co.jp/index.html

バイオリンケースで有名なTOYOさんも
オーダーを受けていたと思います

お尋ねになってはいかがでしょうか?

投稿者:星くず     投稿日時:2007/12/08 20:46  ---196.63.28

お返事ありがとうございます。
ちなみに、アメリカ製のジュラルミン製バイオリンケースというのはどこのメーカーのものでしょうか?
ダブルケースについては一度見積もりをしてもらおうと思います。
いろいろとありがとうございました。

投稿者:rio     投稿日時:2007/12/08 22:58  ---95.2.121

星くず様

>ちなみに、
>アメリカ製のジュラルミン製バイオリンケースというのは
>どこのメーカーのものでしょうか?

ZERO HALLIBURTON 社です
昔、期限定生産で製作され
現在はレギュラーでは製作していないと思います

私は、友人が持っているのが羨ましく
アメリカの代理店を通じて
特注で作ってもらいました

投稿者:星くず     投稿日時:2007/12/09 09:27  ---196.63.28

いろいろと考えた結果、コンビケースをハードにするのはやめて、ヴィオラケースだけハードにしようと考えています。
やはり費用的にも厳しいかと。
どちらにしても、オーダーになると思いますけど。
ZERO HALLIBURTON 社、調べてみたところやはり製作していなかったです。
いろいろとありがとうございました。

投稿者:K2のバヨリンおじさん     投稿日時:2007/12/19 22:09  ---114.116.176

星くず様へ
第一人称を「僕」は対等、若しくはそれ以下との会話にのみ用いる言葉、「車を持っていなく〜」から察するに小学生ではないと思いますが、まさか会社での上司との会話でも「僕は〜」使っているのでは?(学生さん?)日本語をキッチリと勉強した上でヴァイオリン、ヴィオラを勉強なさって下さい。

Q:上駒(ナット)の長さについて
投稿者:ピグレット     投稿日時:2007/12/16 21:26  ---170.210.108

ヴァイオリンの上駒(ナット)についての質問です。
上駒の「幅」というのは、どのヴァイオリンでもほとんど同じですが、上駒の「長さ」はヴァイオリンによって微妙に違います。私が見た限りでは長いものと短いものでは、1.5mm程度違います。
上駒はミゾが掘ってあって弦が乗る部分なので、音にも影響するパーツだと思いますが、この上駒が長いのと短いのでは、どのような違いがあるのでしょうか?
どなたかご存知でしたら教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。

投稿者:もくもく     投稿日時:2007/12/17 00:47  ---170.176.20

ナットが音に影響するという話は聞いたことがありません。
溝が広すぎて雑音が出るなど調整不足という話はありますが。

投稿者:ピグレット     投稿日時:2007/12/17 19:09  ---170.210.112

ナット(上駒)と駒に弦が接しているのに、ナットが音に影響しないということは無いと思いますが・・・。
ナットが長いと、弦がこすれる長さが長くなるので、弦が傷みやすくなる、とか、弦がスムースに動きにくくて調弦がしにくくなるとか、何か問題が無いものでしょうか?
そもそもナット(上駒)の適正な「長さ」って何ミリなのでしょうか?
このあたりについて詳しい方、ぜひ教えて下さい。よろしくお願いします。

投稿者:もくもく     投稿日時:2007/12/17 23:00  ---170.176.20

ヴァイオリンの音が鳴る原理を考えてみてください。
チェロやコントラバスはずいぶん大きなナットを使っている
と思いますが、そのせいで音が悪いと思いますか?

投稿者:ジュード     投稿日時:2007/12/18 01:15  ---203.112.153

ナットの角度の違いによって
音にかなりの違いがでると聞いた事があります。

投稿者:ピグレット     投稿日時:2007/12/18 08:02  ---170.210.207

チェロはヴァイオリンの2倍の長さがありますが、ナットの「長さ」はヴァイオリンの2倍も無いどころかヴァイオリンとそれほど違いません。楽器の大きさを考慮すると、チェロは大きい楽器の割にはナットの「長さ」は結構短いという気がしますが・・・。
たしかにナットの「角度」という要素もありますね。ナットの角度は、音にも影響すると思いますが、どちらかと言うと、弦の滑りの良さや調弦のし易さに影響するという面が大きいような気がします。ナットの角度がユルイ場合とキツイ場合で音にどのような違いが出るのか興味深いところです。

Q:テールピース
投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/12/05 00:58  ---0.28.32

テールピースと駒の間が(テールピースが緩んでるのか)狭いです。狭くなると問題は生じますか?

もしその幅を広げるとどういう効果が出ますか?

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/12/06 01:02  ---0.28.32

すみません、ヴァイオリンです。

投稿者:なおなお     投稿日時:2007/12/06 17:22  ---96.231.210

4/4のヴァイオリンでしたら、駒とテールピースの間の長さは52〜55mm程度が標準値になると思います。(駒が垂直に立っていることが条件)
しかし、テールピースの全長や、テールガットを取り付ける穴の位置もまちまちですので、一概には言えないと思います。

狭くなると生じる問題としては、「狭くなる=テールガットが伸びている」ので、テールピースという重量物がエンドピンから離れていき、より振動しやすい状態になることがあると思います。
テールピースが振動する=駒から表板に伝わるエネルギーのロス
になると思われます。

ちなみにテールピースの取り付け方には、私の知っている限り2通りの考え方があるようです。
1.上記の振動によるエネルギーロスを最小限とする様に、できるだけエンドピン側に寄せて取り付ける

2.指板側とテールピース側の音がオクターブとなるように調整する。上手く調整すると下記の関係が得られます。
 1)指板側のEとテールピース側のAがオクターブとなる
 2)指板側のAとテールピース側のDがオクターブとなる
 3)指板側のDとテールピース側のGがオクターブとなる

但し、テールピースの形状にもより、ヒル型では3)の関係は得られません。
この様に調整すると、よりオープンなサウンドが得られると教わりました。
だからといって、3弦ともオクターブピッタリに合わせることは相当難しい(無理がある)と思われます。無理に駒をねじったりしてまで調整する必要はないと思います。
私は2.の方法で、1)と2)が大体得られるように調整しています。

この方法を知ってから、敢えて長くしたり短くしたりして違いを確認したことが無いので、具体的な実験結果の報告はできませんが、ご参考までに。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2007/12/16 23:28  ---6.74.127

>なおなおさん
ありがとうございました。


ちなみに計ってみると40mmでした。
楽器にもよると思いますが、やはり狭すぎますよね?

投稿者:あべ     投稿日時:2007/12/17 10:26  ---215.58.132

狭いと思いますよ。
工房に持っていって言ったら、調整してくれると思います。
テールピースが駒に近くなってくると、
E線の色のついている部分が駒にかかりやすくなります。
それによって、テールピース側に駒が引っ張られ
駒がねじれやすくなりやすいといった弊害も
起こらないとは言い切れないので調整に出されてみてはどうですか?

Q:松脂
投稿者:ぴさま     投稿日時:2007/12/14 22:59  ---95.57.191

現在、スーパーセンシティブ社の「クラリティ ロージン」(?)という松脂を使っています。いわゆる人工松脂で、透明なのでみんなに驚かれています。アレルギーのある人のために刺激の少ない物質でできているようで、一般的な松脂とは成分が違うようです。

しかし私はアレルギーというわけでもなく、チェロを買ったときに楽器店の方がサービスか何かでつけてくれたもので今までこれを使い続けています。

しかし最近になってやはり天然素材の「普通」の松脂のほうがよいのではないかと思うようになってきました。
うまく言葉ではあらわせないのですが、どうも弾いていて(他人の松脂を使わせてもらった時と比べ)弦の引っかかりが弱いというか、何と言うかいろいろと気になる部分があります。


やはり意味も無く人工松脂を使い続けているのはあまりよくないのでしょうか?

投稿者:ぶぶ     投稿日時:2007/12/15 00:06  ---180.244.17


わたしも一時期、使ってみましたが、やはりひっかかり?が弱いという感じを受けました。

そもそも、松脂が飛ぶほど付けるのは付けすぎだと思います。

投稿者:psd     投稿日時:2007/12/15 06:54  ---187.71.234

カーボンですから、ひっかかりが弱いのは仕方ないですね。いろいろと試されたらいかがでしょうか。松脂自体そんなに高いものでもないですし。よいかよくないかは、ご自身の判断で、人がとやかく言えないと思います。回りの方々に直接相談されたほうがいいですね。

投稿者:ぴさま     投稿日時:2007/12/15 18:39  ---95.57.191

そうですね。
今まで弦についてはいろいろと調べていたのですが、松脂についてはほとんど知識がなかったので・・・

今日、楽器店の方に相談してみたところ、やはり変えたほうがいいといわれました。黒猫を勧められたのですが、まだいろいろと調べたいので購入は現在は見送っています。

松脂も演奏上、大変重要なものなのでこれからいろいろと勉強したいと思います。
ありがとうございました。

投稿者:ばらーど     投稿日時:2007/12/15 21:02  ---0.91.77

ひっかかりが強くて、喰い付きの良い松脂が欲しいということであれば、アンドレア・ロージンがお薦めです。
http://www.cremonaintokyo.com/new_html/new/
東京都交響楽団の矢部達哉先生(ストラディヴァリウス使用)も愛用されているとのことです。実際、とても喰い付きが良く、レスポンスも俊敏で、音色も音量も満足度が高いです。ご参考になれば。

投稿者:ぴさま     投稿日時:2007/12/16 13:50  ---95.57.191

こんなものもあるんですか!

少し調べてみると、とても評価の高い松脂のようですね。
候補に加えさせていただきます。

ばらーどさん、ありがとうございます。

Q:楽器の圧迫について
投稿者:ぶんた     投稿日時:2007/12/12 22:54  ---217.219.16

先日、チェロのエンドピンを交換してみました所、
前のものより飛び出している部分が長いせいか、
ハードケースにおさめる時、軽く押し込める感じに
なってしましました。
この状態では、多少なりとも楽器に対して
それなりのストレスがかかっているかと思われます。
やはりこのままでは良くないのでしょうか?

投稿者:ぶんた     投稿日時:2007/12/14 23:52  ---217.219.16

アキヒサ様
ご回答ありがとうございます。
やはり、気の持ちようの部分も大きいですね。
神経質になりすぎていたかもしれません。
これからあまりにも気になるようだったら
今のものより寸法の大きいケースを購入しようと思います。

Q:オランダのバイオリン職人
投稿者:QP     投稿日時:2007/12/07 15:40  ---245.43.150

オランダのバイオリン職人で有名なマックス・メーラという製作家がいるという話を聞いたことがありますがネットで探しても全く情報が得られません。どなたかお分かりになる方がいらっしゃれば教えてください。

投稿者:猫丸     投稿日時:2007/12/07 18:44  ---2.159.112

レッスンの友社 バイオリンの見方選び方 基礎編120P
をご覧になっては。

英文ですが、Mのところをご参考になってはいかがですか。

http://users.bart.nl/~bstreet/bouwers.html#M

投稿者:フルビオ     投稿日時:2007/12/07 19:20  ---33.76.10

Max Möllerでしょうか。
CozioではViolin Dealerとして扱われていますね。

http://www.antiqbook.nl/boox/hof/4616.shtml
http://www.cozio.com/Owner.aspx?id=1111

投稿者:SP2     投稿日時:2007/12/07 20:21  ---197.55.88

私の楽器にもここんちの紙が付いていますが、確かもう廃業してると思いますヨ。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2007/12/08 00:28  ---13.42.231

Moller A.1880 Denmark Fredericia
Moller Cornelie&Max 1997 Holland Amsterdam
Moller Frid (Frederik) Vilhelm 1930 Sweden Orebro
Moller Max (1) (Paul) 1875-1948 Holland Amsterdam$6,325.00 Moller Max (2) (Guillaume)Sacconiの弟子1915-1960 Holland Amsterdam
Moller Richard1875 Germany Bamberg
Moller Valentin 1834 1844 Germany Zeigenhain
Moller & Zoon
Mollerと名の付く製作家は8人見つかりました。

Moller Max (1) (2)とも名工で オークション価格は2000−6300米ドルくらいです。

投稿者:Pajeot     投稿日時:2007/12/14 11:16  ---3.88.139

Max Möllerは、まだオランダ、アムステルダムに在りますが、何年前になりますでしょうか、Mr.Mollerは自宅で泥棒から殺害されたらしく、今はその娘さんがしております。楽器職人ではないので、日本人の方がその仕事についております。そこが持っているLadySizeの楽器(非売品)を弾かせてもらった事がありますが素晴らしかったです。

Q:困っています
投稿者:YUZ     投稿日時:2007/12/07 12:04  ---18.193.25

気に入った楽器が見つかり購入を考えているのですが、新作にもかかわらず、駒が立っている部分のニスが剥げている(というより、駒を付け替えたときに擦ったのか、駒の足の形に長方形にニスがとれている状態です。顎あてにも同じくニスがとれた跡があります。このまま購入していいものか迷っています。

投稿者:なおなお     投稿日時:2007/12/07 16:52  ---96.231.210

柔らかいニスが塗ってある楽器では、圧力がかかる部分のニスが薄くなっている(剥げている)のは普通のことだと思っています。
駒も顎あても普段は付けているので、その部分が特に見えることもありませんし、私としては問題としません。

但し、現在駒が立っている位置が正しくない場合は、調整により駒位置を動かした場合に剥げている部分が露出することになります。
程度にもよりますが、人によっては露出するのがイヤで、多少の誤差(1〜2mm)なら我慢する場合もあるようです。
しかし、ひどい場合は駒足ひとつ分くらいずれている場合もあり、さすがに正しい位置に動かさざるを得ず、こうなると思いっきり露出することとなります。
また、顎あてのタイプを、例えばドレスデンからガルネリに変える等した場合も同様です。
このような場合にはさすがに悩むことになるとは思いますが、、、
もちろんニスのリタッチもできますが、完全に分からなくはならないと思われます。<職人さん次第

YUZさんが見つけられた楽器の駒位置が現状で正しく、顎あてのタイプ変更が無いのであれば、さほど気にする問題ではないと思います。

投稿者:フルビオ     投稿日時:2007/12/07 21:23  ---33.76.10

ニスの塗り直しは、上手な職人さんなら、色あわせをしてほとんど目立たないようにやってもらえます。乾くまで何日かぶら下げておく必要はありますが。

わたしの場合、少し古い楽器の顎当ての種類を換えたところ、顎当ての跡が露出したので、工房で塗り直しを依頼したところ、ふつうは塗りませんといわれたので、やめておきました。
また、最近購入した新作は、ニスが柔らかすぎて駒がずれ、広い範囲でニスが剥げてしまったのですが、駒の下はまた剥げるといわれました。

ということで余り気にしなくても良いのでは。

投稿者:YUZ     投稿日時:2007/12/08 00:29  ---18.3.139

なおなおさん、フルビオさん、
どうもありがとうございました!
おかげで安心することができました。

楽器屋さんに問い合わせたところ、その楽器が入ってきたときの
駒の位置がずれていたので、正しい位置に直したときにニスがこすれてとれたとのことでした。今立っている位置は、二つのf字孔の切れ目を線でつなげたところに乗っている感じです。(この説明ではわからないですね・・・(^^;)
ずれは駒足一つ分くらいでけっこう目立ちます。一週間ほどで直してくださるとのことなので、やってもらおうと思います。
ニスを塗りなおしても音には影響しませんよね??

あと、この楽器、音量がすごいのですが、それっていいことですか?音量はないよりあるほうがいいですが、大きすぎるってことはありますか??

投稿者:B・バッハ     投稿日時:2007/12/08 07:29  ---215.160.181

音量が大きいことのアドバンテージは甚大で、そういう楽器が欲しいと常に願っている私には羨ましい限りです。ただし耳元でだけ大きいのではなく、遠鳴りが前提での話ですが。

投稿者:B・バッハ       投稿日時:2007/12/08 08:47  ---215.160.181

学生時代に指導してくださった教授は、枝葉を抜きに言えば、
「音色は技能、音量は楽器」と言っていました。

投稿者:YUZ     投稿日時:2007/12/09 22:44  ---18.45.82

B.バッハ様、
ありがとうございます。
「音色は技能、音量は楽器」
同じ楽器でも音色は弾き手でずいぶん変わるのは
経験上わかります。
音量は楽器の性能による、ということですね。
音量は、たとえば魂柱の長さを調節したり、
駒を薄めにしたりとかで少しは変わるものなのでしょうか??
(同じ楽器でも調整により、音量を変えることは可能なのでしょうか??)

質問ばかりですみません(^^;)

投稿者:B.バッハ     投稿日時:2007/12/11 07:54  ---215.160.181

駒は材質、指板との感覚、表板との接触面などが、確実に音に影響します。また、魂柱も同様です。これらをいかにして調整し、バイオリンのパフォーマンスをどこまで引き出せるか、これは職人の技にかかっていると思います。良い工房、信頼できる工房を見つければ、楽器に対する不安がなくなり、自らの技能の習熟に専念できるでしょう。参考になれば幸いです。

投稿者:YUZ     投稿日時:2007/12/11 09:26  ---48.15.119

B・バッハ様、
重ね重ねありがとうございます!!
正しい調整って楽器の力を最大限に引き出すのに
不可欠なのですね。
良い工房探しもこれからの課題です。
新しい楽器を手にして、やる気が沸々と出てきました!
コメントをくださった皆様、ありがとうございました。

Q:新作のバイオリン
投稿者:なお     投稿日時:2007/12/05 09:24  ---245.49.150

ロベルトレガッツイのバイオリンを探しています。彼の楽器は新作の中でも一番高いクラスでで500万ぐらいすると聞いていますが注文してから10年ほど待たされるようです。どうやって入手するか分かる人がいれば教えてください。

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2007/12/05 20:06  ---155.13.217

製作者本人に問い合わせるのが一番ではないでしょうか。

投稿者:何とも・・・     投稿日時:2007/12/05 20:14  ---215.160.181

何とも摩訶不思議なご質問に思います。もーりん♂ 様もおっしゃっているように、ご本人に分からないものがどうして他人が分かりましょう。どこのどういう方に注文したかを知らない第三者が、その仲介業者への交渉の仕方を示唆するなどあり得ないこと。また、どのようなやり取りをされたかを誰も存じ上げません。この状態で何かを進言する方はおそらくいないと思いますが、もしもいたとしても、ありきたりな一般論に終始するはずです。どうしてもというのであれば、例え回答があったとしても、あまりあてにしないという前提で、まずは詳細な状況の伝達が不可欠と思われます。

投稿者:あがるま     投稿日時:2007/12/05 20:32  ---6.187.91

専門の楽器屋なら制作者のことは一般人より知つてゐると誰でも思ふでせう。
見ず知らずの仲介者への交渉の仕方ぐらい分らないでどうやつて楽器を仕入れるのでせうか?

『摩訶不思議な質問』とはどう云ふ意味でせうか?
『私はは知らないと』仰れば済むことではないのでせうか?
これでは楽器店に行つたり店員に相談する人間は居なくなりさうです。

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2007/12/05 21:23  ---155.13.217

http://www.sarasate.net/italy/regazzi.html
 検索してみたらこちらのHPが見つかりましたので、こちらの管理人さんに問い合わせてみてはいかがでしょうか? 500万円もの楽器をお買いになりたいという情熱をお持ちなのですから、そういう努力も惜しまないで行動を起こしてみませんか?
 だた、私が個人的に思うのは、500万円のご予算をお持ちでいたら、オールドを買うことも視野に入れてみてはどうかと・・・。

投稿者:鈴木珍事     投稿日時:2007/12/05 23:42  ---13.42.231

500万円の値段を聞いて すごいVnだとの妄想が心を巣くっているのではないでしょうか。それとも
300万円ぐらいで売りたいRoberto Regazziを在庫してる楽器屋さんの作戦でしょうか?

投稿者:クロアシ     投稿日時:2007/12/06 00:14  ---4.232.67

ご本人のHPがあるようです。
http://www.regazzi.net/

知らない作家ですので、あくまで無責任な私見ですが、画像をざっと見る限り、精度は充分ありそうに思えます。でも、複数挺試奏した方がいいと思います。いくら時間をかけて作られた楽器でも、個体差がある筈です。相性もあるでしょう。

500万という価格について色々意見が出ていますが、私も正直高価に過ぎると思います。参考までに、最高峰のコンテンポラリーの店頭小売価格の相場は、現在300‐330万です。物故された方の2-30年前の作品でも、最高峰のものは600万前後と認識しています。

投稿者:OPTICA     投稿日時:2007/12/06 22:56  ---13.196.118

一番手っ取り早いのは、本人にコンタクトをとって購入したい意思を伝え、ウェイティングリスとの最後にのせてもらうことだと思います。ただし、年に数本しか作らない方のようで、何年先かとなると気が遠くなりますね。

お値段からすると クロアシさんが仰るように新作楽器でその値段はいくらなんでもないのではないかと思いますが、名前についている値段だと思うしかないのでしょう。

千駄ヶ谷某店(新宿御苑の入り口の真ん前のお店の方です)のHPに非売品として写真が出ております。ここの社長さんはRegazzi工房で修行をしたというお話を以前されていましたので、何かいいお話が聞けるかもしれません。

投稿者:ボウマン     投稿日時:2007/12/07 00:26  ---241.99.39

8年ほど前に、本人と直接連絡を取ったことがあります。

regazzi氏のHPにあるメールアドレスにバイオリンのオーダーのことで連絡を入れたところ、レターで返事を出すので住所を書いてほしいといったメールがありました。

その後、3週間ほどして彼から直接レターが来ましたが、とても丁寧な内容でした。
概要は、
世界中のソリストなどからとても多くの注文をもらっているのでいつになるかわからないが、必ず順番は来るので、ウエイティングリストにあなたの名前を入れることを希望するなら再度連絡がほしい。値段は日本円で300万円、米ドルで26000ドルといった内容でした。

その後、東京の弦楽器フェアに来日するのでというメールをいただきましたが、仕事の都合で会えなかったことや私の興味がオールドに傾いてしまったことから、結局、リストに入れてもらうことはありませんでした。

現在のHPでもメルアドが貼られていますので、時間がかかってもどうしてもという熱意があるのであれば、直接連絡を取られることをお勧めします。

だいぶ年月がたっていますのでプライスも変わっているし、ウエイティングリストの長さも変わっているとは思いますが、500万などという法外な値付けはありえないと思いますし誠実な対応をしていただけると思います。

ちなみに私はregazzi氏のヴァイオリンを2丁弾いたことがりますが、いずれも非常に良い印象が残っています。コンテンポラリーというより上質のモダンというイメージでした。

投稿者:ユーロ高     投稿日時:2007/12/07 10:26  ---2.150.17

> 値段は日本円で300万円、米ドルで26000ドルといった
> 内容でした。
> だいぶ年月がたっていますのでプライスも変わっているし、
> ウエイティングリストの長さも変わっているとは思いますが、
> 500万などという法外な値付けはありえないと思います

米ドルや日本円での支払いなら良いですが、もしユーロでの支払いを要求される場合だと、
ユーロ高の現在、本人が値上げをしていなくても300万円では済まないと思います。
通常は海外在住の製作者の場合は日本円での支払いは不可だと思います。
ですから、為替レートによって支払い金額が大きく変動してしまうことは少なくないはずです。
上記の理由で決済(支払い)時期が契約時なのか、製作着手時なのか、
はたまた完成時なのかによっても支払い金額は変わってくると思います。

投稿者:QB     投稿日時:2007/12/08 19:39  ---37.164.12

直接のやり取りが(言語、その他の問題で)難しいのであれば、
イタリアで修行して帰国した職人の中から、比較的高い確率で直接の知己を探す事が出来ます。
直接でなくとも、きちんと仲介してくれる(その後の調整も含めて)、あてに出来る職人を捜すのは、容易なはず。(1時間も有れば数人探せますよ)

工房出しで上記の情報は、ほぼ正しい線だと思います。

炎上してHPと商売を共に閉鎖した某アマチュア氏の書籍に惑わされてはイケマセン

確か昨年はRegazzi氏は弦楽器フェアに来日したけれども、買い手が着かなかったので初日終わってすぐにアメリカに行ってしまったはず。。

Q:ヴァイオリンの弦の高さ
投稿者:ひで     投稿日時:2007/12/03 06:27  ---63.43.96

先日のこBBSを知り、お聞ききしたい事があります。
既出のものを聞かない様に、一生懸命ROMっている最中でしたが、
書き込みが多く、我慢できず質問します。

ヴァイオリンの弦の高さなのですが、どの程度が標準で、どの程度
まで調整したらどういった影響があるのかをお聞きしたいのです。

例えば、(私の感覚)
弦とフィンガーボードの間隔が
・フィンガーボードのブリッジ寄りは4mm位
 G線は4.5mm位
・ナット寄りは0.3mm位
・エレクトリックヴァイオリンは、ブリッジ側は3mm位でもOK
 (ボディーでの狂信がなく、弦があまり振動しない為)
・弦高を更に低くすると、大きく弦を振動させた場合、弦が
 フィンガーボードに当たり音が濁る
・ブリッジ側の弦高を5mm以上高くしても、弾き難くなるだけで
 メリットらしいものはない?

色々なサイトを検索しているのですが、見つからなく、このBBS
なら大丈夫かなと思い、勝手に期待しています。

宜しくお願いします。

投稿者:toy     投稿日時:2007/12/03 23:30  ---159.174.89

どなたも書き込まないようですので、

弦の高さ(駒の高さ)ですが、
一応の標準では指板の延長線上で駒に当たる所から駒の上端まで、
E線では3〜4mm、A線では4〜5mm、D線とG線では5〜6mmです。

ナットの高さは弦によっても違いますので、それに合わせた高さになります。
仰る通り弦が振れた時に指板に当たらない高さです。

駒を高めにすると弦の張力が上がりますから、多少音量は出やすくなりますが、
音は出しくくなる傾向だと思います。

エレクトリックヴァイオリンは、扱った事がないのでわかりません。

投稿者:弦喜     投稿日時:2007/12/03 23:46  ---6.34.87

過去ログ検索から、
弦高 ガット
あるいは
弦高
をキーワードに、検索してみてください。

弦高については、ガット弦は振幅が大きく指板に触れやすいのか高めとし、振幅の少ないスチール弦は低めに設定するようです。低音弦の方が弦高が高いのも、同様の理由かと思います。
エレクトリックでは、普通スチールを張るので、弦高は低めとなるのではないでしょうか。

投稿者:もくもく     投稿日時:2007/12/04 01:37  ---159.239.16

>駒を高めにすると弦の張力が上がりますから
は正しくないと思います。張力は一定でしょう。

大きな音を出すためには強く弦を弓で弾く必要があるので、
駒のカーブをきつくする必要があります。このため結果的に
A,Dは高めにせざるをえないのだと思います。

投稿者:ひで     投稿日時:2007/12/04 05:55  ---63.43.96

質問した ひで です。
toyさん、弦喜さん、もくもくさん、コメントありがとう御座います。

toyさん:
>弦の高さ(駒の高さ)ですが、
>一応の標準では指板の延長線上で駒に当たる所から駒の上端まで、
>E線では3〜4mm、A線では4〜5mm、D線とG線では5〜6mmです。
具体的な情報参考になります。

何処かでフィンガーボードに鉛筆を置いて、ブリッジに弧を描いている
のを見た記憶があります。六角の鉛筆だと平行な面の距離は7mm
ですから、E線がその辺りですね、そこからG線まで+2mm位まで
弦高を増してゆくんですね。ありがとうございます。

弦喜さん:
過去ログ検索やってみました。参考になるレスが一杯ありそうなので、
一生懸命読んでおきます。色々参考になる意見を出されている様ですので
読みながら感謝してます。

もくもくさん:
>駒を高めにすると弦の張力が上がりますから
は正しいですよ。toyさんが言いたいのは弦を押さえた時に張力が大きくなる
ということでしょうから。実際、駒の高さを高くすると、弦を抑える位置がナット
寄りになってます。つまり弦の張力が高くなった分、振動する弦の長さ
を長くして同じ音の高さとなってます。
この事から、弦高を高くして振動する弦の長さを長くした方が、音としては
良くなるわけですね。

>大きな音を出すためには強く弦を弓で弾く・・・結果的に
>A,Dは高めにせざるをえないのだと思います。
そうですよね。弓の毛のしなりが強くなっても隣の弦に触らない必要が
ありますからね。あまりA,Dを高くしすぎると、移弦や和音で弊害も出そう
ですが。

皆さんありがとうございました。

投稿者:もくもく     投稿日時:2007/12/04 20:57  ---159.239.16

ひでさん、「駒を高くしても音は強く(良く)ならない」件については、すでに私が「駒の高さの違いについて」というタイトルで投稿し、
適切な回答を頂いております。過去ログ検索からご参照願います。

投稿者:ひで     投稿日時:2007/12/05 04:39  ---63.43.96

もくもくさん。ありがとうございます。
このBBSは宝庫ですね。まだまだ勉強になることが一杯
ありそうです。(「そう」ではないでしょうね)