Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:Jan Vasta
投稿者:pon     投稿日時:2007/12/26 12:07  ---188.153.158

所有しているバイオリンに"Jan Vasta"というラベルが貼ってあります。
製作者と思われますがどなたかこの方をご存じないでしょうか。

半年ほど前に日本国内の某楽器店と海外の楽器オークションに出品されているのを見つけました。
某楽器店では10万円弱と初心者向けの量販品とたいして変わらない値段でした。
写真だけですと新しいもののように見えましたが私の楽器は古いものです。
価格のことはともかくとして(購入価格にしても偽物のラベルが出るほどの値段ではありませんでしたので)どのような楽器、製作者なのか興味があります。

偶然なのか同名のバイオリニストがいるようですが、これも関係はないのでしょうか。
よろしくお願いします。

投稿者:pon     投稿日時:2008/01/17 16:01  ---188.153.158

なかなかレスもつかず検索でもヒットしないのでおかしいなと思っていたら"Jan Basta"の間違いでした(恥)

チェコスロバキアの方のようですがebayでとても安く出ています。
情報がありましたら引き続きお願いします。

Q:教えてください(Alfredo Averna (チェロ))
投稿者:とも     投稿日時:2008/01/14 00:26  ---5.10.142

はじめまして。最近こちらのサイトを知り、過去ログを通して勉強させてもらっています。

私はチェロを始めて数年です。少し前に信頼できるところから購入しました。

Averna Alfredo me Fecit Palermo 1936

とあります。
楽器自体とても気に入っていまして、どんな方が作ったのかな、と素朴に知りたくなりました。
ネットで検索したところ、1件だけヒットして、Averna家はシチリアの製作ファミリーであることがわかりました。

それ以外にもどんなことでもいいので知りたいと思っております。この製作者について、あるいは楽器についてでも結構です。ご存知のことを教えてください。
よろしくお願いします。

投稿者:早起き     投稿日時:2008/01/14 07:16  ---196.104.66

>信頼できるところから購入しました

それなら、その信頼できる店でお聞きにならないのですか?
次のオーナーにきちんと楽器の情報を伝えていくことも信頼できる
店の仕事のひとつだと思いますが・・・。

投稿者:とも     投稿日時:2008/01/14 11:33  ---5.26.157

早起きさん

言葉が足りませんでした。

違った方向から、つまりこちらからご存知の方がいたら教えていただきたかったのです。

よろしくお願いします。

投稿者:とも     投稿日時:2008/01/17 10:19  ---12.192.88

アキヒサ様

はい。ラベルにはそうあります。

よろしくお願いします。

Q:ドイツモダンの値段について
投稿者:いちごママ     投稿日時:2008/01/15 13:47  ---125.97.139

子供の楽器がフルサイズにアップするので良い楽器を探しています。Heberlein jr.1900年前半のものを250万で買うのは賢い買い物でしょうか。とても良く鳴って気に入ってはいるものの、相場がわからず困っています。よろしくお願い致します。

投稿者:SP2     投稿日時:2008/01/15 14:51  ---197.55.88

Herberleinという製作家は沢山います。フルネームが判らないとコメントし難いですね。年代から言って、もしかして Heinrich Theodor Herberlein Jr でしょうか?

投稿者:いちごママ     投稿日時:2008/01/15 18:45  ---125.97.139

ご返事ありがとうございます。

Heinrich E Heberlein jr.とラベルに書いてあります。
ストラドモデルのようです。

よろしくお願い致します。

投稿者:SP2     投稿日時:2008/01/15 20:02  ---197.55.88

EではなくThではないでしょうか。その下にストラドのイミテーションとか書いてないですか。その楽器の正しいラベルであると仮定してですが、恐らくはHeinrich Theodor Herberlein Jr の作品か工房作品ではないかと想像されます。

楽器を見ないで軽々に申し上げることは出来ませんが、個人的には少々高いようにも思えます。しかしながら、特別に良い楽器という事もあるかと思いますので、ネットの掲示板の情報を信じるよりも楽器屋さんと良く話し合われて納得してお求めになられるのがよろしいかと思います。

参考までに、2002年の資料ではサザビー、クリスティーなどの落札価格で最高で3000米ドル以下のようです。我が国では大体3倍掛けが大凡の目安と考えますと、相当に良い楽器でも150万円以下位かと。これは全くの個人的な意見ですので鵜呑みになさらないで下さいね。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/01/16 01:30  ---6.35.47

SP2 さんに一票。
以下私見です(かなり想像も入っています)。
ヴァイオリンの大量生産で有名な Marknekirchen の製作者/工房であり、結構その名前のついたラベルの楽器は見かけます(真贋は不明)。見かける数からして、一人の製作者が一人で作り続けたものはあったとしてもそれは一部で、主には工房作品として数を作っていたのではないかと想像しています。
感覚的には、そこそこよいもので数十万、とびきりよいもので100万くらいのイメージを持っています。ドイツものであれば、有名な製作者のオールド(200年経っているような楽器)でも今提示をうけている価格くらいではないでしょうか。
その価格であるなら、イタリアのモダン・オールドにこだわらなければ、いろいろな国の一流の製作者のモダン・新作が買えますので、もっと選択肢を広げた方がよいと思います。
特別なものでとびきりよいものであれば、その値段の可能性もあるかもしれませんが、その場合は、購入元に買い換え時の買い取り保証(ストラッドさんのところであれば、消費税抜きの販売金額の8割)があるか、確認しておいた方が後々困らないでしょう。

投稿者:バスコ     投稿日時:2008/01/16 08:03  ---0.18.3

thじゃなくて、Eのラベルの物もありますよ。値段については知りませんが。

投稿者:SP2     投稿日時:2008/01/16 08:45  ---197.55.88

だとすれば、Heinrich Ernst Herberlein (1814マルクノイキルヒェン生1894没、Johann Gttlob Herberlein の息子)の息子が居たのかも知れませんね。これ以上は判りません、相済みません。

投稿者:いちごママ     投稿日時:2008/01/16 17:43  ---125.97.139

みなさま、ご意見ありがとうございます。とても参考になりました。
先生が集めてくださった5台の楽器の中にはビソロッティーなどのイタリア新作もあったのですが一番良い音で鳴ったのがこのドイツの楽器でした。先生は『本人が好きな音が一番』とおっしゃって自由に選ばせてくださるおつもりなのですが、親にとっては大金ですし音が良いこと以外に流通価格が気になりなかなか決心がつきません。
こちらで頂戴したご意見をもとにもう少し勉強してみます。この度は本当にありがとうございました。

Q:Belcanto
投稿者:ぴさま     投稿日時:2008/01/07 17:37  ---95.57.191

今まで何回か質問をさせていただいているぴさまです。

チェロ弦についてなのですが、そろそろ今使っている弦が寿命を迎えるのでそろそろ弦を張り変えようと思っています。
また、今使っている弦の音にいまひとつ満足できないので弦の種類を変えようと思って以前からいろいろと調べています。(今はA・Dがヤーガー(Dはフォルテ)、G・Cがスピロコアです。)

しかしその中で「Belcanto」と「Belcanto Gold」という弦について未だによく分かりません。
値段が高いということもあるのでしょうがなかなか使っている人の意見が見つかりません。ここの過去ログで検索してみてもBelcantoについては「いい音がする」や「Belcanto Goldは真鍮が使われているので弦をいつも以上にこまめに拭くなどメンテナンスに気をつかわなければならない」程度しかわかりませんでした。

値段が高いのでこれらの弦を使うことになるかはわかりませんが、こうゆう弦についても知っておきたいのでご存知の方は教えていただけないでしょうか?

投稿者:ぴさま     投稿日時:2008/01/07 21:35  ---95.57.191

アキヒサさん、回答ありがとうございます。

ラーセンは楽器を買ったときに最初から張ってありました。しかし私はまだ高校生という身分ゆえラーセンで維持するには金銭的に余裕がなかったので安めの弦でよい組み合わせを、と楽器店に聞いてみたところ今の組み合わせを紹介されたわけです。
ラーセンの印象ですがあまり覚えていない・・・というのが正直なところです。まだ弦(というより楽器全般)についての勉強を全くしていないころでしたので、無意識に弾いていました。今では非常にもったいないことをしたと後悔しています。

まもなく高校最後の定期演奏会があるのでその時は少々奮発していい弦を使いたいと思っています。
今は「オブリガード」「ラーセン」「エヴァ・ピラッツィ」あたり、「ベルカント(ゴールド)」もいい弦なら候補に加えようと思っています。ガット弦は高いということ以上にメンテナンス面で心配なので遠慮します。


そういえばエンドピンについてはほとんど意識したことがありませんね・・・
いろいろな材質のがあるってことくらいにしか知りませんでした。まだまだ勉強不足です・・・
エンドピンについても時間を見つけていろいろ調べてみたいと思います。

投稿者:ぴさま     投稿日時:2008/01/08 21:51  ---95.57.191

弦はやっぱり難しいですね・・・
エヴァは「明るい音」とばかり聞いていたのですがやっぱり欠点もあるのですね。
「ヘリコア」はこの次弦を変える時に試してみたいと思います。

アキヒサさん、本当にいろいろとありがとうございました。

投稿者:CABIN     投稿日時:2008/01/11 18:49  ---114.112.42

私はC線のみにBelcanto GOLDを使用しております。
印象はブリリアント・華やか・明るい・透明感がある・少し金属的・抜けるような・音量がある。(私の楽器では)
でも...
(1)弾いた後に指が当たるところをよく拭かないと緑青のようなプツプツが付着(生成?)します。
 私が汗かきなのかもしれませんが1日放っておくとまずダメですね。
(2)材質のせいか弦表面の滑りが悪いです、これは徐々に悪くなる傾向があります。
※滑り悪いので指の皮が磨耗して入るような印象を受けます(1)にも影響しているかもしれません。
また、組み合わせは難しいかもしれない(私も組み合わせに時間とお金がかかりました)
しかし、短所を補うほど印象が良いため使ってます。(私の楽器では)
いきなりこの弦に変えるのは高価なこともあり、あまりお勧めしません。

投稿者:ぴさま     投稿日時:2008/01/11 20:48  ---95.57.191

CABINさん、ありがとうございます。

やはりBelcanto GOLDには欠点も多いのですか。しかしそれでも使い続けたいと思うような長所があるというわけなのですね。
なかなか難しい弦ですね・・・

参考にさせていただきます。ありがとうございました。

投稿者:大之進     投稿日時:2008/01/15 22:01  ---138.182.13

結論から言いますと私もオブリガートをお奨めします。

弦は楽器との相性がありますので、追い込んでいくしか無いように思います。
当方の楽器は2005年・イタリア新作で、全弦ヤーガーが付いてきましたがG線の音に納得いきませんでした。
レッスン師の勧めによりC, G=スピロ、D, A=ラーセンにしたものの、GとDの音質が極端に異なりNG(師も驚くほど違いました。楽器の個性だと思います)、その後二三のステップを経て、現在は全弦オブリガートです。

隣接弦との音質差も少なく、スムーズに繋がります。弾いていて耳と神経が疲れることがありません。師はC, Gの音の出がもう一歩と言ってます。同じタングステン材であるものの、スピロのウルフラムのような元気のある音の出方はしません。

是非、一度おためし下さい。

Q:アントンプレルのチェロ
投稿者:ppp     投稿日時:2008/01/09 12:36  ---13.5.225

いつも拝見させていただいてます。

さて、現在使用しているチェロ(ドイツ、ディンバートのフルサイズ)で肘を痛め、治ってから新たな先生のレッスンについたら、チェロが体の大きさにあってない、と先生に指摘されました。その楽器を弾くにはリーチも手の幅も厳しいから、7/8のほうがいいかも、とのことでした(その先生の子供は音コンのチェロ部門で優勝しているので、指摘内容は確かかと・・・)

そんなわけで、小物をよく買う都内のお店のチェロ担当の方にお聞きすると、アントンプレルのチェロを勧められました。
どういう楽器なのか、特徴や使用感を教えていただけたら、と思います。よろしくお願いします。

投稿者:CABIN     投稿日時:2008/01/11 18:39  ---114.112.42

勝手な想像ですが、お店で7/8のプレルを薦められたということでしょうか。
以前プレルの30万円台の4/4のチェロを試奏したことがあります。
多分7/8と同番号(同ランク)だと思います。
なんとなく手造り感のある楽器でしたが、操作感もビギナー用にはいいかな〜という感じでした。
アキヒサさんがおっしゃるように個体差がありますし、それ以上に私の試奏感でありますので絶対評価ではありません。
7/8は選択肢が少ないのが難点ですね。
蛇足ですが4/4で少し弦長を短く改造して弾き易くする方法もあるのですがこれができるお店でなければ無理ですね。
過去2台そんなチェロを弾きましたが、どこで改造もしくは購入したかは聞きませんでした。
※上ナットを1〜2cm駒方向側に取り付ける方法。(少しだけパワー・音色の張りが無くなる気がします)

投稿者:ppp     投稿日時:2008/01/14 13:41  ---13.1.168

コメントをありがとうございました。

現在のチェロは、bodyの幅、厚みが体不相応なのです。きちんと弓の重さをのせてしっかり音を出すためには、私のリーチが無いのです。
ですので、7/8を試奏に行こうと思ってます(田舎なので、休みに電車で上京です・・)

CABINさんの具体的な感想、ありがとうございます!
値段(30万以下)とサイズで探している、と店員さんにいったら、プレルを紹介してくれました。同じミッテンバルトのレオンハルトも以前試奏で好感触だったのですが、サイズがどうでますか・・・

都内の頼りにしてる店員さんは、主に通販で8年くらいやりとりしていて、弦などの安価な小物の質問でもとても詳しく教えてくださるので、ゆっくり対話しながら楽器を探していこうと思います。

Q:Carlo Bergonziについて
投稿者:Jim     投稿日時:2008/01/11 11:03  ---20.183.112

はじめまして。突然ですがCarlo Bergonzi(1686-1747)が作成した
バイオリンについて教えてもらえれば幸いです。
彼が作成したバイオリンのイミテーションが世界に出回ったと聞いていますが本物と模倣物との違いをどのように見分ければいいのでしょうか?
ある情報によると彼のバイオリンに明記されている表示は模倣物が多いので同じように書かれていても当てにならないとの言ってました。
Anno 1733 Carlo Bergonzi
fece in cremona
この表示があるだけでは本物かどうかは判断できないのでしょうか?
もしそのような鑑定所があるなら教えてください。
よろしくお願いします。

投稿者:rio     投稿日時:2008/01/11 22:43  ---95.2.121

とても有名な製作者ですね。
でも現存する本物は非常に数が少ないといわれています。
私は、パガニーニがコレクションで保管していたことのある楽器
を見たことがあるだけです。

エチケット(ラベル)は信用できないでしょう
エチケットのない本物もあると言われています

精度の高い鑑定を希望するならば
普通の楽器店ではなく
評判の高い専門家に見分けてもらうのがいいでしょう。

ttp://www.beares.com/
ttp://www.peterbiddulph.com/

もし、ご購入を検討されているならば
数千万円のお買い物になると思いますので
所有者の履歴と修理履歴がはっきりしている楽器を
購入されることをお勧めします

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/01/12 01:05  ---6.35.100

古い楽器、あるいは古く見える楽器で、ラベルが昔の有名な製作者のものがあったとして、それが真作である可能性は、ほぼゼロだと考えた方がよいでしょう。今でも悪意を持って偽ラベルが貼られる事もありますし、また悪意なく著名製作者のラベルを量産楽器含む廉価な楽器に貼るのが一般的だった時代があります。

明らかに本物でないということは、ある程度楽器を見てきた人間には容易にわかります。無作為にイタリアのオールドの著名製作者名のラベルの楽器を1000本集めたとして、本物かどうか迷うところまでのものは1本あるかどうかだと思います。
ということで、日本であっても弦楽器店(老舗が望ましい)にもちこんで聞けば、明らかに違うものはすぐに違うと言ってくれるでしょう。

一方、本物でないとは言い切れない楽器の場合、それが本物であることを示すのは非常に難しいことであり、真作であるという鑑定については、鑑定で世界的に名の知れた専門家に頼る事になるでしょう。(意見をもらうだけならそれほど高くない謝礼ですむかもしれませんが、鑑定書作成料がその楽器の評価額の数%とすると、イタリアの一流オールド楽器なら鑑定書代に数百万円かかることになります。)

投稿者:クロアシ     投稿日時:2008/01/13 23:17  ---4.232.67

少し暴論かもしれませんが、価格帯はおおよそ決めておいて、操作性・鳴り・音色で選んで(一応優先順になっています)、ラベルを見るのは最後、というアプローチもあるのかもしれません。1)精度が高く、2)音のバランスがよく、3)音の伸びが良い、という条件を全て満たす楽器はそれほど多くありません。当然のことながら、オールド楽器は、造りが良くても、どこかにコンディションの問題を抱えていることが多いですね。本物であろうが偽物であろうが、操作性や音のバランスの良し悪しは、イヤでもその楽器のレヴェルを実感する要素だと思います。
もちろん、真贋の判断は無意味だとか、偽物と分かっていても音が良ければ大枚をはたいていいという意味ではありません。ただし、製作者が明確にされている名器の精巧なレプリカは、莫大な出費を抑えかつ良い演奏を追及する意味では、良い選択だと思います。FagnolaのStradレプリカやJ.B.Vuillaumeのdel Gesuレプリカなどが有名ですね。それでも充分高価ですが。

Carlo Bergonziを2挺試奏したことがあります。一挺は、低音が良く鳴りとんでもなく音量がありました。これがBergonziの音なのか思っていたら、もう一挺はまったく傾向の違う弾き味でした。真贋は勿論分かりません。ただ、どちらも、たとえ資金があっても購入は考えなかったと思います。後者は精度はともかく音量不足、前者は逆に大音量で大きなホールでも充分音が通りそうでしたが、あれだけ傍鳴りされると難聴になりそうでかえって恐怖を感じました。

Q:はじめまして。
投稿者:saffy     投稿日時:2008/01/12 15:58  ---117.230.138

はじめまして。

最近新しいチェロにかえようかと考えているものです。
三ヶ月ほど前から、教えていただいている先生方やお世話になっている楽器屋さんのご紹介で、何台か見せていただいているのですが、買うに踏み切れずにおります。
どの楽器も、触れているうちに愛着がわいてきてしまい、でも当然かもしれませんが、見ていただく方によっておっしゃることが違って混乱しています。
楽器の欠点探しのようになってきてしまっていて、自分でも苦痛になってきてしまいました。
でも、今までの楽器で弾くのは、お借りしていた楽器の音色が耳に残っている分、練習にも身が入りません。うまくなりたくて楽器をかえようと思っていたはずなのに、本末転倒です。自分の力量では、まだ楽器をかえるのは身分不相応な気がしてなりません。
楽器を見てくださる方々は、私にとってみな信頼している方なので、いまさら「楽器をかえる話はなしにします」とも言えず・・・とにかく自分に自信が無いので、今は練習するしかないのですが、どう相談してよいのかわからず、こちらに書き込ませていただきました。楽器をかえた経験をお持ちの方など、なにかアドバイスなどございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

チェロは6年前からはじめて、今はオーケストラに所属している大学1年生です。200万前後を予算に考えておりました。

投稿者:YUZ     投稿日時:2008/01/13 01:56  ---48.12.43

私も最近バイオリンを買い替えたばかりです。saffyさんのお気持ちよくわかります。
楽器選びは本当に難しく、自分ひとりでは決断できないので、先生や知り合いの楽器に詳しい人などに助けてもらうわけですが、皆好みが違いますし、かえって混乱してしまう経験を私もしました。しかし、結局のところその楽器をずっと使っていくのは自分自身です。saffyさんも6年間チェロを弾いてきて、ある程度楽器を見る目というか、好みもわかってきたのではないでしょうか?
色々な楽器を試してみて、弾いていて気持ちがいい楽器、「楽しい」と思える楽器を選んだらいいと思います。直感というのはあながち馬鹿にできません。周りの意見も聞きながら、でも最終的には自分がいいと思った楽器を選びましょう。
私も今習っている先生の勧めてくれた楽器ではないものを選びました。先生は面白くなかったようですが、自分で満足しているのでこれでよかったと思っています。
新しい楽器になると気分も一新、がんばろう!という気持ちが湧いてきます。新しい楽器に慣れるのにすこし時間がかかりますが、楽器と一緒に成長しているような気がして楽しいです。今までお世話になってきた楽器はもちろん愛着がありますが、未練はありません。(友人が欲しいと言ってくれたので譲りました)
saffyさんも良い楽器にめぐり合えますように!

投稿者:saffy     投稿日時:2008/01/13 13:50  ---5.247.75

 YUZさま

 あたたかいお言葉、本当にありがとうございます。
周りの方々は、私の為を思って色々なことを言ってくださると思うので、大変ありがたいことのなのですが、YUZさんのおっしゃるように、自分をしっかり持たなくては!と思いました。
楽器は、未熟な私にとって先生のような存在です。これからは、直感を頼りに後は色々なことを楽器から学び取れるような、そんな楽器に出会えるよう、私も誠実にチェロと付き合っていこうと思います。
公共の掲示板で、くよくよと悩みを書き付けてしまい、申し訳ありませんでした。
ご親切にアドバイスを下さったYUZさま、このような場を設けてくださっているストラッドさま、本当にありがとうございました。

Q:中国製のバイオリン
投稿者:ひさし     投稿日時:2008/01/09 15:09  ---245.49.149

お世話になります。ひさしと申します。私はバイオリンを弾いて3年になります。今は初心者が使われることの多い鈴木バイオリンセット♯200を持っていて大切に使っております。今の私には十分かもしれませんが、いま思うのは今後もずっと弾いていきたいと思うようになり練習用ではなく一生付き合えるような本格的なバイオリンの購入を考えています。色んな楽器屋さんのHPや本を読み漁った結果、一番大事なことは買ってはならない楽器に手を出さないことだと思い、失敗の無いようにじっくり考えているところです。やはり楽器選びは重要です。中国製でしっかりした作りのものでお勧めのある楽器があったら教えてください。製作者とか分かれば尚更嬉しいです。後は自分で弾いてみて確かめたいと思います。値段は特に拘りません。ただ、ゼンカンというお方のものはかなり高いようなので無理ですけれど。

投稿者:QB     投稿日時:2008/01/09 18:12  ---145.236.138

「値段は特に拘りません」であれば、「中国製でしっかりした作りのものでお勧めのある楽器」に拘る必要も無いのでは?

また、値段は拘らなくても、だいたいのレンジがあると思います。
数億出せませんよね?(出せたらすいません、あやまります)

たぶん、このままでは、誰もアドバイスできないと思いますよ。

・お財布の許す価格レンジ
・優先すること(どこ製でもきったなくても音優先? 作者優先? 国優先? 音が通らなくても本人の弾きやすさ優先? 演奏会上でのパフォーマンス優先? などなど)
あたりのヒントがあれば。。。

投稿者:ひさし     投稿日時:2008/01/10 08:30  ---245.43.150

QBさま、返信有難うございます。質問がおかしかったですね。予算は30万程度で新作が良いかなと思います。中国製、音が良くて弾きやすくて信頼のある製作者のもの。とにかく買ってはならない楽器に手を出さない!をモットーにしてます。中国はバイオリン製作数が世界一と聞いています。その代わり雑に作られたものも多いとか。しっかりしたものを選べば30万の物でも雑に作ったイタリア製の100万ぐらいのものと比べても引けを取らないとか聞いた事があります。

投稿者:rio     投稿日時:2008/01/10 21:43  ---95.2.121

中国で作られた、中国人製作者の楽器で、私が、触ったことがあり、いいなぁと思ったのは、北京のツァン・アン という人です。しかし、クレモナのトリエンナーレやポーランドのビエニアフスキーで入賞しており、2003年のトリエンナーレで入賞する前に制作された中古の楽器であれば予算内に入るかもしれません。

数年前に、日本経済新聞に載った北京在住の中国人製作者の楽器はUS$20,000〜30,000 と聞きますので、すでに評価の高い製作者はイタリア・クレモナ製と値段はあまり変わりません。

30万円前後の予算であれば、弦楽器販売店が中国の工房と契約してオリジナルブランドとして輸入している楽器の中から選択するのが失敗が少ないと思います。

ストラッドさんの、Koji&sons の中にも中国製の楽器があります。一度試してみてはいかがでしょうか?

(独り言)
私が、友達から「製作者の国籍、製作地にこだわらないので、安くて、性能抜群のバイオリンを探してくれ」と言われたら、「半分博打のつもりで」と前置きして、
クレモナ、ミラノ、フィレンツェにバイオリン製作を目的に渡航している全く名前の知られていない日本人やルーマニア人のバイオリン製作者の楽器の中から探すと思います。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/01/11 01:23  ---6.35.100

以下、私見です。(かなり勝手なことを書きます。)
賛否両論ありますが、私は末永く使う楽器を選ぶ時、よく結婚や恋愛に例えます。
「一番大事なことは買ってはならない楽器に手を出さないことだと思い、失敗の無いように」という選び方は、幸せな出会いとは360度違う方向を向いているように思います。
一番よいのは、自分にとって「これだ」と思えるものを見つけて添い遂げること。
いろいろと経験した上で、経験に基づき一番よいと思うものを選ぶのもよし。
経験ありなしに関わらず、盲目的に思い込み燃え上がり、最後まで思い込み続けるのもまたよし。暫くして目がさめて、また新しい出会いを求めるのもまたよし。
信頼できる仲人さんが太鼓判を押すことで決めるのもまたよし。
ブランドにこだわって決めるのも当然あり。それに満足するのも、後で後悔するのも自分の責任。

中国製が好きならば中国製にこだわればよいですが、そうでなければ中国製にこだわる理由は私にはわかりません。見る目があるなら、できるだけ広い範囲の中から条件にあう最上のものを見つければよいでしょう。
判断できるだけの自信がないのであれば、信頼できる仲介者(=楽器店)の言葉を信じることも思い切るためには重要です。ただし、その場合は仲介者が信頼できるかを見る目をもつか、あるいは自分の直感を信じて仲介者を無条件に信じ、最後まで信じ続けることが大事かと思います。

30万の予算(本体のみを想定)の場合は、一人の製作者の手作りなどにこだわらず、いろんなお店で予算範囲のものをいろいろ見せてもらい、これだと思ったものを買うか、このお店なら信じられると思うお店の推薦するものにするか、がよいと思います。オフライン中心で営業しているお店でも各お店オリジナルのおすすめ商品がありますし、オンラインならヤフオクで集中的に出品しているところなどを訪ねていくのもよいかと思います。話を聞き、弾いてみて、これが私の楽器だ、と感じた、思い込んだ楽器が、あなたの楽器です。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/01/11 08:20  ---6.35.243

先の書き込みで恥ずかしい間違いがありましたので、訂正します。失礼しました。
誤:360度 → 正:180度

投稿者:QB     投稿日時:2008/01/11 12:14  ---145.236.138

私の勝手な意見は、、、

30万であれば、そのクラスの楽器にブランド名をつけてプロデュースしている日本の楽器屋さんのなかから、信用できるお店の信用できるものにします。。

USにも結構ありますが(USで学生に一番売れているの、実際かなり中国製ですね)、日本からだと実物を見れないので難しいと思います。

Rioさんのおっしゃるのも、実際ありで、そういう楽器も流通しています。(刺されるので詳しくいえませんが。。)

投稿者:horn103gb     投稿日時:2008/01/11 12:43  ---150.54.90

30万程度であれば、日本人の作家の100%ハンドメイドでも入手は可能です。私ならそうします。ここでは、特定のブランド名等は書けませんが、現在2箇所知っています。

投稿者:てつ     投稿日時:2008/01/11 16:42  ---218.159.173

いかなる買い方をされても、いかなる予算でも、責任を持って売っている店で買う、と言うことが大切でしょう。
30万ぐらいの価格帯では機械を使った大方が量産品となると想像されますが、個別の材質等を判断して削り方を変えるなどの手の込んだ手法をとっていないので、できにブレがあると思われます。
一般的には、そういったものを卸やさんから借りてきて店頭にぶら下げている、という商売のやり方の場合は店側も商品のチョイスができていないと思います。なので、自分の責任で良いと思ったものを買い取って、調整して売っているお店を探せると選択も失敗が少ないでしょうね。結局、道具が仕上がっていて音ができていないと道具選びはできませんから。
それと、その状況をもって価格を度外視して高いものも色々見てみるといいですよ。自分が本当に必要としている要素が見えるはずです。
限定した価格帯での消去法は、失敗の温床です。

Q:ビオラの購入を検討しています
投稿者:momo     投稿日時:2008/01/08 19:22  ---6.166.230

はじめまして。娘のビオラの買い替えで悩んでいます。
9歳でカール・へフナーの中級クラスのものを買い与えました。
今年2年目なのですが体の発育がよく、手も大きいので先生から買い替えをするように指示をうけました。スペインでコンセルバトリオ(国立音楽学校)に通っております。プロを目指した教育を受けています。今回、2クラス上のグレードに飛び級させると先生からお話があり、オーケストラの編成にも参加させるようです。弾く事が好きでよく練習します。 

私の楽器を調整してくれるルティエールの紹介で6本ほど試してみました。工房製のシリーズ作品、彼が材料を仕入れ組み立てた半手工品(中国の木材)、等 手ごろな価格で検討しています。
サイズは39,5センチから40センチです。
その中にチェコ製で中古品に目が留まり、音色、美しさに惹かれています。マエストロ作品で、一人の製作者が全て手作りしたものだそうです。ニスも艶と感触、明るいオレンジのが印象的です。少し、インターネットで調べましたが作者について解りませんでした。

JAN SOKOL FECTT PRAGAC op12 Anno79 とラベルにあり、
 12と79の数字が手書きです。本体のみで2800ユーロです。状態も良く、良く鳴ります。遠くから聞くと、とても澄んだ音いろです。ただ、値段が妥当かどうか、判断しかねています。何か、参考になるご意見をお聞かせ願いたく思いました。宜しく。

投稿者:フルビオ     投稿日時:2008/01/08 23:11  ---33.76.10

Jan Sokolは1964年生まれで、Karel Vavraの弟子のようですね。
ttp://www.housle-vavra.cz/en/history.php

残念ながらこれ以上のことはわかりませんが、妥当な値段ではないでしょうか。

Paganiniで聞くと相場を教えてくれるかもしれません。
ttp://www.paganini.cz/index.php?lng=2&pg=home

投稿者:フルビオ     投稿日時:2008/01/08 23:46  ---33.76.10

送信してから気がついたのですが、1963年生まれで1979年製作ということは、16歳の時の作ということになりますね。
ただ、上記のサイトに名前が載っているということは、チェコでも評価されている人なのでしょう。

Vavra氏に聞いてみると良いかもしれません。英語が通じるようです。

投稿者:momo     投稿日時:2008/01/09 15:59  ---6.166.230


色々検討し、運良く先生が試奏して下さる運びとなり  
昨日先生がみたところ値段と価値が合わないとおっしゃりました。
別のルティエールを紹介していただき、新しい作品で将来の買い替えも視野にいれた選択で、探してみることにしました。
何しろ、こちらで楽器を買うという事は非常に困難と苦痛を伴います。普通、楽器店に展示品もなく直接頼むことになります。
見ないで買うのです。そして、その後のケアーは自分で適切と思われる人を探し出し、ハズレても次をあたる方式で進んで行かなければなりません。
今回はVavra氏の作品や、仕事の内容をしることで、このクラスで
の、こちらでの評価と価格もだいたいわかりました。
また、不安と疑惑があるときはこちらにお邪魔させて下さい。
調度今 求めているレベルの楽器にであえることを願います。
フルビオさん 親切なご教示ありがとうございました。

Q:教えてください。
投稿者:コトブキ     投稿日時:2008/01/08 23:52  ---115.186.113

松脂の購入で迷っています。
松脂 BERNARDELとARCHET 201の特徴(音色・質感など)を教えてください。

投稿者:なおなお     投稿日時:2008/01/09 10:25  ---96.231.210

どちらも持っていますが、同じ様な感触です。
きめが細かくサラっとしていている方だと思います。
透明感のある音色が得やすい方だと思います。

私の感覚(腕)ですと、今の時期だと少々引っ掛かりが悪くつい多めに付けてしまいます。
そうするとザラつき感も出てしまいますね。

投稿者:匿名     投稿日時:2008/01/09 12:20  ---147.87.220

>---.115.186.113

・・・。