弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:教えてください><
投稿者:ドイツバイオリン 投稿日時:2008/06/25 23:37 ---79.150.96
先日、1920年にベルリンで作られたバイオリンで
製作者がMichaelDotsh(oの上には点が2つ付いてます)という
方なんですが、ネットで調べても出てこないので
わかる範囲内でいいので教えてもらえたらうれしいです。
投稿者:ドイツバイオリン 投稿日時:2008/06/25 23:43 ---79.150.96
脱字、すみません。
「先日、」から「以下のようなバイオリンを購入して・・・」
が抜けちゃいました;;
1920年ベルリンM,D氏作のバイオリン
どうでしょうかねぇ、、、
Q:弓のスタンプ
投稿者:バルビローリ 投稿日時:2008/06/24 16:58 ---158.44.193
フレンチの弓の焼印は、普通よく見られるのは上下逆になっているタイプですが、フレンチでもドイツ製の弓のように、上下が逆になっていない焼印のものが存在するのでしょうか?
投稿者:弦喜 投稿日時:2008/06/25 01:04 ---124.79.168
上下が逆になっていない焼印のもの、もある程度存在します。
絶対に上下逆になっているとは決めつけない方がよいと思います。
投稿者:バルビローリ 投稿日時:2008/06/25 16:58 ---158.44.198
>弦喜さん
コメントありがとうございます。
やはり、上下逆でないものもあるのですね。
実は自分の使っているフレンチ弓でそういうタイプのものがあるので、ちょっと安心しました。
真贋は、また別の問題だとは思いますが、とりあえず御礼まで。
Q:ヴィオラケース
投稿者:ひややっこ 投稿日時:2008/06/18 11:55 ---131.196.141
はじめまして。
先日、15年ほど愛用していたヴィオラケースが壊れてしまいました。
修理と新調の両方考えており、新調するならということでいろいろ探してみたところ、NEGRIというメーカーのバイオリンケースを見つけました。
こちらのケース、ヴィオラ用はあるのでしょうか?
もしもご存知の方がいらっしゃいましたらご教授ください。
以上よろしくお願いします。
投稿者:サヴォレ 投稿日時:2008/06/19 04:36 ---3.15.21
ヴィオラ用、あります。
GoogleしましたらA.Cavallo Violinsにたくさんありましたよ。
モデルはMonako, Milano, Virtuoso, Diplomatなどで、内装が非常に美しいですね。Miranoは$332、レザー仕様のDiplomatは$2800くらいでした。
どのくらい楽器をプロテクトできるかケースとしての機能性もお調べになったほうがいいと思います。
投稿者:サヴォレ 投稿日時:2008/06/19 05:34 ---3.15.21
ひややっこ様、
大変失礼いたしました。上記したのはヴァイオリン用でした。
皆様に大変ご迷惑をおかけしました。
心よりお詫び申し仕上げます。
投稿者:ひややっこ 投稿日時:2008/06/19 17:44 ---131.196.141
サヴォレさま
いえいえ、わざわざ探していただきましてありがとうございます。
ヴィオラ用のケースはBAM、GEWA、東洋あたりがほとんどで、かなりの確率で他の方と被ってしまいますし、あまり格好良いケースがないので珍しいものを探していたのですが。。。
バイオリンの方が羨ましいです。
投稿者:かめ 投稿日時:2008/06/19 20:59 ---53.247.123
ヴィオラ用のケースで、珍しいものということであれば、
アコード、ムサフィア、Langなどもありますね。
投稿者:のんちゃん 投稿日時:2008/06/19 21:44 ---60.131.117
かぶらないケースですと、私はハーフムーン型のケースがかわいらしくて好きなので御薦めしますよ。
google で「ビオラ half moon ケース」でさがすとありますよ。
投稿者:ひややっこ 投稿日時:2008/06/24 10:33 ---131.196.141
かめさま、のんちゃんさま
コメントありがとうございます。
結局、ケースの修理が案外安く済みそうということが分かりましたので、修理して使い続ける予定です。
ボロボロですが、やはり愛着があります。。。
その間に私でもしょぼいですがNEGRI情報を集めましたので、どなたかのお役にたてば幸いです。
・ヴィオラケースは特注で制作可能(代理店経由で楽器の型紙を送ればOK)で、納期は半年くらい。
・現在アルゼンチンに工場を建設中で、余裕があったらヴィオラケースの量産を始めるかも。
Q:Claude Auguste Thomassin 作のヴァイオリン弓
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2008/06/18 21:44 ---5.198.50
この人の評価は?
価格の相場は?
実際に弾いた感じは?
以上宜しくお願いします。
投稿者:もーりん♂ 投稿日時:2008/06/18 23:26 ---13.216.61
Googleというサイトをご存知でしょうか? URLはこちらです。
http://www.google.co.jp/
ここに「Claude Auguste Thomassin」のキーワードを入れて検索すると情報がいろいろ見つかりますよ。実際に弾いた感じについては、愛用していらっしゃる方のコメントを待ちましょう。
投稿者:コマゾウ 投稿日時:2008/06/19 00:46 ---138.22.175
共にOKだと思います。
詳しくは↓をご覧になったらいかがでしょうか?
http://www.sasakivn.com/werkstatt/vormail.html
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2008/06/19 14:22 ---5.198.50
結構有名な人の弓(相場価格150〜200万円!)なのですね。
お答え頂いた方、共に参考URLまで付けて頂き有難う御座いました。
あと、これはたまに聞く話なのですが・・・
有名なプロの奏者でも愛用の弓を折ったり、破損したりして、それでも愛着がある(弾きやすい)ので専門のところできちんと修理して引き続き問題なく使っているそうなのですが、果たしてどの程度の折れや破損までなら許容範囲(本来の性能が発揮出来る)なのでしょうか?
具体的に教えて頂ければと思います。
(例えば、先端の弓の毛をまとめた膨らんだ部分なら問題ないとか、棹の部分が完全に折れてしまったら修理後外見上は問題なくても性能的にはもうダメとか・・・)
投稿者:みぃ猫 投稿日時:2008/06/20 09:57 ---105.109.135
私も以前、海外から有名な弓鑑定家が来日された際に同じような質問をした事があります。
その方がおっしゃるには、ヘッドの部分の補修に関しては弓の性能にはさほど影響ないそうですが、若干バランスが変わる場合もあるようです。
棹に関してはその折れた場所や折れ方の形状、例えば折れ口の断面が棹に対して垂直方向(いわゆる真っ二つ)なのか、長く平行方向に折れたかによってもかなり違いが出てくるようです。
また、修理を行う職人の腕にも大きく左右されるようで、一流の職人がキレイな折れ口(変な表現ですいません)の修理を行った場合には補修前と変らない強度を保つことは可能なんだそうです。
とは言え商品価値はがっくり下がるので、下取りやオークションによる売却には期待できないようです。
ただ、タリシオなどのオークションでは、そういった『少々難有り』みたいな商品ばかりを集めたオークションも開催されているので売却手段が全く無いわけではないようです。
ですが、私的にはそのような弓は自分で長く使い続けるつもりなら問題ないと思いますが、将来的に買い替えるつもりなら購入はよくお考えになられた方が良いと思います。
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2008/06/20 14:22 ---5.198.50
>みぃ猫様
専門家に同様の質問をされたことがおありなのですね。
ヘッド部分はさほど影響はないけれど棹の部分はやはりかなり性能に影響するとのこと。
そのような「難・訳あり」商品は将来的に下取り・売却は不利になるとのこと、いくら名品が安く手に入るとしてもよくよく考えた方が良さそうですね。
詳しく教えて頂きありがとうございました。
PS:やはりヴァイオリンの弓はフランスのものがいいのでしょうか?あと、どうして棹1本なのにあんなに高いのでしょうね・・・
弓繋がりで・・・ちなみにストラディバリウスのような名器でも仮にちょっと難あり・訳ありならお安く?(といっても結構高い?)手に入るということもあるのでしょうか?
よろしければまたどなたか教えてください。
投稿者:SHO 投稿日時:2008/06/20 22:54 ---87.175.82
>PS:やはりヴァイオリンの弓はフランスのものがいいのでしょうか?
オールド〜モダンではやはりフランスものが良いものが多いですね。名の通った製作者で状態の良いものは、弾いて納得できる部分があります。フランス以外にもJ.TubbsやDoddも良いですし、ドイツではKnopfもよいと思います。
コンテンポラリーなら、フレンチの名を意識する必要はないと思います。今や世界中に名工はいます。むしろ材料の見極めが大事です。
Thomassinを買える予算があるのなら、選択肢はかなりあると思いますが、ブランド先行で良いものに出会えるかどうか。
材料や作りが自分の求めているもののに一致するかという観点で探されてはいかがでしょうか?
もちろんブランドはないよりあった方がよいのですが、有名製作家の状態の悪いものが混ざっている価格帯です。材料と状態の見極めには要注意。
>あと、どうして棹1本なのにあんなに高いのでしょうね・・・
高いと思うようなら、まだ買われない方がいいと思います。
なぜその値段なのか納得できるようになるまで調べ、
試奏しましょう。
余談ながら、Thomassinの印象。。
音色は柔らかく繊細。バランスは元調子で弾きやすい。
ただ新作楽器には向かないかな。
という感じです。
参考になれば幸いです。
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2008/06/21 00:03 ---5.198.50
>SHO様
とても詳しくかつ親身なコメントで感謝、です。
それにしてもここにスレ寄せられる方は軒並み専門家顔負け?にお詳しいのであらためてびっくりです!
さて、やはりオールド〜モダンはフレンチがいいのですね。
あ、Thomassinは単に聞いただけです。仰せの印象から例えば、ロマン派〜の協奏曲などを豪快にバリバリ弾くというよりも、バロックや古典派の曲を丁寧に弾くのに適しているのでしょうかね?
あ、とてもそんな高い弓、買えるわけはありません。汗
先般、銀座の某大型楽器店で弾かせてもらった国産(アルシェ)の弓(確か100万位の同社最高モデル)は良かったですね。あれならどんな楽器の性能も引き出してくれるような気がしました。といっても、もっと高い本場フレンチのもののほうがもっとはるかに性能がいいのかも知れませんが。(上には上がある?)
楽器との相性は確かにありますよね。一般的に古い楽器にはやはり古い弓でしょうか・・・
>あと、どうして棹1本なのにあんなに高いのでしょうね・・・
これは撤回します。先のアルシェの100万近い値段でも(この性能ならばこの値段出しても惜しくない)と思いましたもの・・
投稿者:SHO 投稿日時:2008/06/21 08:07 ---87.175.82
>といっても、もっと高い本場フレンチのもののほうがもっとはるかに性能がいいのかも知れませんが。(上には上がある?)
上には上がありますよ。
知れば知るほど、理想はどんどんあがります。
一度上のグレードを知ってしまったら最後、使っている弓もそのうち物足りなく感じられてしまいます。そしていつかきっと、さらに上のグレードのものがほしくなるでしょう。
今の弓を下取りに出すときにどれだけ有利な条件で取引きできるかは、製作者と弓の質と状態、それから楽器店の質によるのでしょう。下取りに対する考え方は楽器屋によってさまざまなので、買う前にはよく確認しておきましょう。
7〜9割の下取り価格を出してくれる店もあります。
(9割の店で私は3度グレードアップしました)
>楽器との相性は確かにありますよね。一般的に古い楽器にはやはり古い弓でしょうか・・・
音の出し方(弾き方)にもよります。
その弓や楽器にあった弾き方というのがあります。
楽器・弓選びは、先生選びに近いように感じてます。
いい楽器、弓は良き方向に導いてくれる気がします。
Q:A線が響かない
投稿者:あじさい 投稿日時:2008/06/19 09:23 ---189.148.189
先月購入したばかりのフレンチです。
開放弦で弾いたとき、A線の響きが他の線と比べて少ないように感じます。(残響音がG・Dより短い)
これが原因なのかわかりませんが
曲を弾いていてもA線は伸びがないように感じ、音が前に出ていない、こもっているように聞こえます。
このような状況は調整でなおるものなのでしょうか?
また、自宅でできる音の通りを良くする方法がありましたら
教えてください。
投稿者:弦喜 投稿日時:2008/06/20 00:09 ---124.78.71
以下、私見です。
ある程度は調整でバランスや響きは変わりますが、その楽器がどのような状態なのかわかりませんので、調整で直るかどうかは定かではありません。開放弦だけとなると、ウルフの可能性もあります。ナットの溝の刻み方の問題であることもあります。弦の張力のバランスが悪く、A線がつまった音になっている可能性もあります。
安易な方法ですが、A線だけコレルリ・アリアンス・ヴィヴァーチェを張るというのはどうでしょうか。他の弦に比べ残響が長いので、響きという点ではバランスが取れるのではないかと思います。そのA線をベースに他の弦を決めて行くという手もあります。
Q:三重奏の有名な曲は何?
投稿者:あいうえお 投稿日時:2008/06/16 13:12 ---214.61.34
この度、小さな発表会で三重奏をやることになりました。
楽器の構成は、
バイオリン・ビオラ・チェロ
または、
バイオリン2台・チェロ
これにピアノを入れることも可能です。
お客さんウケする割りと有名な曲が良いのですが
何か良い曲はないでしょうか?
演奏者のスキルは、チェロがパッヘルベルのカノンの
旋律を弾ける程度で、その他は、さほど制限はないと
考えていただいてよいかと思います。ヴィヴァルディの
春のソロはムリかもしれませんが・・・。
パッヘルベルのカノンとアイネクライネは、以前に
演奏したことがあるので、今回は対象外にしたいと
思います。
宜しくお願い致します。
投稿者:あいうえお 投稿日時:2008/06/16 22:31 ---178.228.102
ウィキとYouTubeで自分でもいくつか曲をあたってみましたが、
難しいですねぇ。テクニック、もしくは強弱のコントロールの
どちらかは必ずハイレベルなものを求められるという感じ
ですね・・・。
YouTubeに弦楽三重奏曲のすべての楽章がアップされている
訳ではありませんので、アマチュア奏者と聴衆の楽しめる
曲がありましたら、お教え下さると助かります。
四重奏で、ビオラかバイオリンを1本抜くのもアリかなと
思います。
宜しくお願い致します。
投稿者:サヴォレ 投稿日時:2008/06/17 02:56 ---3.15.21
>四重奏で、ビオラかヴァイオリンを一本向くのもアリ、
でしたら楽しい曲があります。
Prokofiev's Classical Symphony"Finale"
arr. Carrie Lane Gruselle です。
この楽曲は五重奏なのですが(!)BassとセカンドVn抜きでもそれほどわるくはありませんでした。
テンポを落とせば初見で皆さんで弾けるかと思います。
チェロの方のボーイングのテクニックによって最終的なテンポが決まると思いますがVivaceよりやや遅めでも充分楽しめます。
Trioですと、
Ignaz Pleyelの Op.11, No.1"Rondo"
Elizabet-Claude Jacquet de la Guerre のTriosanatenなどをおすすめします。
Mozart Quartet No4 C-major K.157もチェロは易しいです。
一本抜くのは非常に難しいとは思いますが。これはおすすめするべきではありませんでした!
投稿者:あいうえお 投稿日時:2008/06/17 13:19 ---214.61.34
サヴォレ様
提案をありがとうございました。
今夜、早速ご紹介いただきた曲を調査してみます!
投稿者:サヴォレ 投稿日時:2008/06/18 18:41 ---3.15.21
あいうえお様、
五重奏にアレンジされた「Classical Symphony」ですが、
興味がありましたら「Alfred Publishing」のHPにaudio exampleがありますのでどうぞ。もうご試聴されたかもしれませんが、念のため。
Q:弓の修理
投稿者:クリエ 投稿日時:2008/06/17 11:24 ---236.172.93
こんにちは。
実は友人から、彼が海外へ移住する記念にヴァイオリンの弓を
譲り受けました。
20年近くケースに入れっぱなしだったとのことで
毛は変色し、相当数切れているので張り替えるとしたまでは
良かったのですが、少し弓自体が曲がっていることに気がつきました。この曲りというか反りを直すとしたらどれくらいの修理費用が
かかるものなのでしょうか?
弓は、どうやら古いもので友人は「ラミー」という銘柄だと
教えてくれました。
どなたか、参考にさせて頂けるアドバイスをお待ちしています。
投稿者:toy 投稿日時:2008/06/17 11:55 ---159.174.67
具体的には見ないと判断できないと思います。
参考までに、こちらのストラッドさんの「調整・修理」のページでは
バイオリン弓の反り直しは5000円〜となっております。
投稿者:RING 投稿日時:2008/06/18 18:07 ---238.16.8
コピーが非常に多いので、その方がよほどの御曹司でないかぎり「記念にもらった」レベルなら本物では無いと思いますが、もし本物なら車1台買えるくらいの価格もあり得る著名作者の名前です。
(この掲示板で「ラミー」と検索してみてください。)
なお知り合いの弓職人から、反り直しや入れ直しはある程度の破損リスクを伴うため、やりたがらない職人も多いと聞きました。工賃は数千円のことが多いと思います。
Q:フレッシュタイプ
投稿者:turu 投稿日時:2008/06/14 05:50 ---4.136.174
こんにちは。
ヴィオラの顎当てを今度フレッシュタイプのものに変えようと考えています。そこで知りたいのですが、フレッシュタイプを使用する場合は通常肩当は使用しないものなのでしょうか。フレッシュタイプだと厚みが出て、肩当を併用すると顎で挟むのがつらくなるのではと想像しております。
経験者の方いらっしゃいましたらご教示ください。
投稿者:もーりん♂ 投稿日時:2008/06/15 23:00 ---13.230.120
最近、ヴァイオリンの顎当てをフレッシュタイプに交換した者です。それまでは、よく見かけるテールピースをまたがないタイプのものを使っていました。そのときから肩当てなしで弾いていましたが、演奏中にずれることが多かったので、フレッシュタイプに換えたら、厚みがあるためか安定して持てるようになりました。
フレッシュタイプの顎当てを使う場合、肩当てを使うか使わないかですが、有名ソリストではアンネ=ゾフィー・ムターが肩当てなしで弾いているのが有名ですね。リーラ・ジョゼフォヴィッツは、前から見ると肩当てなしに見えますが、公式サイトにある斜め後ろから撮影した画像を見た限りでは、肩パットを使用しているように見えました。また、私が一時期習っていた先生はフレッシュタイプの顎当て&レゾナンスの肩当てを使っていました。肩当てを使う・使わないは人それぞれではないでしょうか?
投稿者:horn103gb 投稿日時:2008/06/17 09:40 ---74.26.196
私は逆にフレッシュのオールドタイプからガルネリタイプに変えました。結果はフレッシュのオールドよりも良い結果となりました。しかし注意すべきことは、ガルネリタイプの顎宛でも薄くて表面に凸凹が大きくない物、又ショルダーレストも自分から見て左側のフォークメンバーを下げ、右側をLLサイズのファークメンバーに変更しそれを調整しながら、肩から胸にかけて密着する様にしました。後は拳を立てにして首の下に挟み込む様な感触で抑えており、きわめて安定した、楽器の持ち方が出来るようになりました。この場合、楽器の厚みも充分感じられ挟み易くなりました。フレッシュの良い点は、楽器が比較的左足の内側に入れやすいのですが、個人差は有るとはおもいますが、私は最終的には上記のようなセッティングで当分試してみたいと思います。
ムターにかんしては6月7日にコンサートに行って確かめましたが、フレッシュで肩当は楽器に付いておりませんが、メーカー名は不明ですが、左肩にパッドを入れているのは間違い無いと思いました。
以上、参考になるか否か分かりませんが、1個人の経験を連絡します。
Q:ヴァイオリンの弓について
投稿者:マサ 投稿日時:2008/06/12 12:58 ---212.249.82
こんにちは。マサと申します。
ヴァイオリンの弓についてご相談させてください。
現在使っている楽器は入門レベルのものなのですが、弓だけでももう少し良いものに買い替えたいと考えています。
先日楽器店に弓を見に行ったのですが、
予算を言うと店員さんが、何本か試奏室に持ってきてくださり
試奏させてくださいました。
使いやすいと感じるものもあったのですが、弓を選ぶ時は、
どこにポイントを置くべきでしょうか?
また、紹介された弓は、ドイツ製やフランス製のもので、
20〜30年前に制作された中古の弓でした。
ヴァイオリン本体は、古いものが安定していて良いと読んだ覚えがあるのですが、弓についてはどうなのでしょうか?
古いと言っても20年程前のものですし、同じ位の値段なら新品の弓の方がよいのでしょうか?
アドバイスいただけると助かります。
投稿者:QB 投稿日時:2008/06/12 14:19 ---145.236.149
ご予算として、どれくらいのものをお探しでしょうか?
投稿者:マサ 投稿日時:2008/06/12 18:29 ---212.249.82
こんにちは。
弓の予算は15万円前後です。
現在使っているヴァイオリンは、本体が10万円程の楽器で、趣味でたまに引いています。
もう少しよい楽器に買い替えたく(といっても50万〜60万の予算ですが)
一段階目として弓の買い替えを考えています。
アドバイス宜しくお願い致します。
投稿者:PRS 投稿日時:2008/06/12 23:55 ---34.25.218
初めて投稿します。
このスレに直接答えることにはならないかもしれませんが、
1.フレンチと非フレンチなら非フレンチの方がお得。
というより、製作家の個人差の方が大。
2.現代フレンチより、20世紀初頭のジャーマン弓や、イギリス弓の方がお得。
3.ゆとりがあれば、19世紀後半の著名ジャーマン弓(ヴィオームの職人だったプレッチェナーや、ニュールンベルガー、キッテルの職人だったクノップや、ノル)がお勧め。
ちょっとお考えのレンジより高いとは思いますが、一生もんと思えば悪くないのでは?
投稿者:セイジ 投稿日時:2008/06/13 10:16 ---151.3.246
新作弓か20年前の中古か、どちらがいいかという質問ですが
中古ゆえに安くなっているなら中古がお買得でしょう。
新品で50万ぐらいの品が安く買えるなら悪くないです。
音は古い弓の方が熟成が進んでよくなるものですが
20年では熟成といえるほどではないかもしれません。
それでも新品よりはましでしょう。
ただし安い弓の場合は素材がよくないので、腰が抜けて
いることもありえます。状態をよく観察してから決めましょう。
コストパフォーマンスを考えるのでしたら、その価格帯の
木の弓は中途半端なので3〜4万程度で買えるカーボン弓を
検討することもお勧めします。性能的には互角だと思います。
投稿者:QB 投稿日時:2008/06/13 10:39 ---145.236.148
当たり外れのリスクを考えるとCoda Classicをお勧めします。
きちんとした目利きのできる方と一緒であれば、予算内の木の弓を丹念に探すのも有りです。
投稿者:QB 投稿日時:2008/06/13 15:14 ---145.236.148
あ、別に売込みではなく、過去にも書きましたが、自分のメインBowの買い替えの間、つなぎで結局1年くらい上記Bowをメインで使いましたが変な癖もなく、自分の感覚として価格レンジ的にヘタな50〜100万クラスの弓よりもよかったからです。
(今でも重宝してます。コルレーニョだけでなく、、教えてるときに、ひじとかをツンツンしてやったり、譜面をパンパン指したり、、、ってのが必要なときに)
投稿者:マサ 投稿日時:2008/06/13 17:10 ---212.249.82
PRSさん、アドバイスありがとうございます。
フレンチの方がなんとなく良さそうだと名前だけで判断していたので勉強になりました。
著名な方の弓に手が届くかわかりませんが、教えていただいた製作者の弓、調べてみます。
セイジさん、中古品について間違った不安を持っていたので払拭できました。ありがとうございます。
セイジさん、QBさん、カーボン弓については考えていなかったのですが、アドバイスいただいてから少し調べてみました。
カーボン弓とてもよいものなのですね。
これからはカーボン弓も選択肢に入れて探してみようと思います。
楽器屋さんに行き慣れていないので、ちょっとした不安を聞くことができず悩んでいました。
皆様アドバイスありがとうございます。
投稿者:PRS 投稿日時:2008/06/15 09:04 ---54.218.96
マサさん
前回は時間がなく詳細な説明ができませんでしたが、私は30年以上国内外で楽器や弓を追いかけてみて、日本の新作フレンチ弓信仰に一度一石を投じたくなりレスいたしました。
先般、LAのHans Weisshaarで、欧米の主要な弓メーカーの新作140本の即売会(一人につき3−4本?)を見ましたが、ドイツやイギリスは勿論、アメリカのメーカーにも優秀な人が大勢いることを実感しました。やはり今年の初め、パリで新作弓を見ましたが有名店のアトリエものは、材質、仕上げとも、個人メーカが力を入れて作ったものに対し、お話にならない内容です。まるで棒みたい?
ちなみに日本では、絶対額が逆転している、というより例えば米国やイスラエルの個人製の新作弓を輸入している楽器屋さんは、ほとんどいないでしょう。(もちろん買う人がいないからですが)
現代では、弓の製作法(材料のスティフネスとテーパーによる弓の性格のつくり方)は、研究されつくしており、またフレンチ弓の伝統的な製法を学んだ立派な人たちは、世界中に(日本にも)散らばっております。個人的な技術や、研究度合いの寄与が大きい。
また弓の場合は、材料の差異が決定的です。どんな名人にも現代に19世紀のフレンチ弓の平均的な質を求めるのが困難なのは、一重に材料によるものと言い切ってよいと思います。
長文化しそうなのでやめますが、この材料の観点で、もう一方で私は19世紀後半から20世紀初頭のドイツ、イギリス弓のコピーものをお勧めします。フレンチ有名弓(特にラミー、ヴォアラン、ドット等か?)の偽物として多く流通しておりますが、なるほど本物に遜色ない出来?というか材料の良いものが多く、これは現代弓では、よっぽどのことがないとカバーできません。値段は、100万はしないと思います。現地では30万ー60万くらい?
ちなみにラファンであろうがどこであろうが、100万以下のレンジではドイツ弓、イギリス弓は当然のように売られていることは、覚えておいて良いと思います。問題はコンディションと出来上がりの見分け方だけですね。
投稿者:PRS 投稿日時:2008/06/15 09:55 ---34.25.218
少し説明の追加を
*1)World Finest Bow Makersという内容で、サミュエルス、ザビンスキー、ワンカ他、ちょっと前はトマショーとかも出ていました。価格は3000−6000ドルくらい?
*2)完全な新作弓は変動が大きい。一時N響でトマショーが流行りましたが、変化が大きく下火になりました。これは弓のせいではなく、メインテナンスの問題です。繊細な弓の場合は、最初の10年位は毎年製作者がメンテするのが普通です。
*3)ドットはイギリスの弓です。念のため。
投稿者:弦喜 投稿日時:2008/06/15 21:26 ---124.77.136
>また、紹介された弓は、ドイツ製やフランス製のもので、
>20〜30年前に制作された中古の弓でした。
これは、予算(15万円)を楽器店に伝えた上で、楽器店が出してきたものなのでしょうか。フランス製のものが含まれているので、少し混乱しています。
価格帯が明確にならないと、話が発散しますので、まずははっきりさせたいですね。
15万円の予算であれば、ブラジル、中国、米国あたりの製作者の新作の中でよさそうなものを並べて、棹の曲がり、フロッグの棹との密着性、操作性、バランス、音色などを確認した上で、一番気に入ったもの(自分の手の延長として一番しっくりくるもの)を選ぶことを、個人的にはおすすめします。
投稿者:QB 投稿日時:2008/06/16 10:50 ---145.236.149
PRSさん、
Hans Weisshaarには、LAでも良い物が集まりますね。
おばちゃん、欧州とアメリカ、両方の見地から物を見ているので安心できます。
件の即売会(?)は知らなくて行けませんでしたが、参考までにアメリカの製作者で印象に残ったもの、いくつか教えていただけませんか?
投稿者:PRS 投稿日時:2008/06/16 23:58 ---125.67.133
QBさん
Hans Weisshaar良いですよね。西海岸では一二を争う店だと思います。
ところで、すみませんが、今仕事でシンガポールにおりましてスペルも含め確たることが書けないんですが、David Samuels、Roger Zabinsky、Stephen Salchow(ちょっと重かったかも)とかが良かった記憶があります。後一人、件のWeisshaarで以前働いていた弓の人のも良かったんだけれど、名前が思い出せません。戻ったら別途ご報告いたします。でもアメリカ、決してバカにできない国ですよね。
Q:弦楽器フェアについて
投稿者:あいうえお 投稿日時:2008/06/23 15:56 ---101.214.154
少し早いのですが、気になる工房が出展するらしいので、初めて弦楽器フェアに行こうと思います。
弦楽器フェアでは、楽器は販売されていないのでしょうか?
私の気になる工房は海外の工房なので、じかに工房の人に会って注文できるくらいと考えていた方がよろしいですか?
投稿者:かめ 投稿日時:2008/06/23 20:55 ---53.247.123
>弦楽器フェアでは、楽器は販売されていないのでしょうか?
していますよ。そもそもは展示即売会という意味合いの方が
強かったと思います。
ただし、最近だとすでに売れてしまった楽器をサンプルとして
展示する作者もいるようです。
もしも購入するなら、初日の一番乗りに近いくらいに行って
気に入ったものを確保するか、最終日の片付け寸前に売れ残った
物を買い叩くかのどちらかがオススメです。
投稿者:あいうえお 投稿日時:2008/06/24 12:30 ---214.61.34
かめさん、レスをありがとうございました。
過去ログを見ていましたら、「ほとんどの楽器が売約済み」と
書いてあったので、既に持ち主のいる楽器を借りて展示して
いるのかと勘違いしてしまいました。
ちなみに、購入した楽器はどうやって受け取るのでしょうね?
会期の終了まで展示されていると思いますから、郵送になるの
でしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
投稿者:rio 投稿日時:2008/06/25 03:32 ---95.2.121
>購入した楽器はどうやって受け取るのでしょうね?
出展者の考えによってさまざまです。
商談成立した楽器を会期中でも、購入者に渡してしまう人
会期中は展示をし、その後店まで取りに来ることを要請する人
会期中は展示をし、その後自宅まで発送してくれる人
いろいろです。
あいうえおさんの希望する取引形態を
伝えて交渉してはいかがでしょうか?
投稿者:あいうえお 投稿日時:2008/06/26 12:52 ---214.61.34
rioさん、ありがとうございました。
全部が全部、すぐに渡さない訳ではないんですね。
特に、私の意中の工房は海外の工房なので、すぐに頂ける
公算が高いですね。
ありがとうございます。