弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:製作者について教えてください
投稿者:ks 投稿日時:2008/08/05 20:28 ---254.87.36
前にも質問したことがありヒントを頂いて調べているのですがわかりません。名前はpuglisi realeという製作者です。ラベルにはcataniaと書いてありますからイタリアであるとおもいます。特に生没年がしりたいのです。henleyのバイオリンと弓の辞典にものっておりません。検索するとオークシヨンで4000ドルぐらいで出てきますがわかりません。1916年とラベルにかいてあるので没年がそれ以降であるか知りたいのです。よろしくご教示くださいおねがいいたします。
投稿者:SP2 投稿日時:2008/08/06 06:09 ---196.138.145
Giuseppe Reale Puglisiは、1852年8月16日 SicilyのCatania生まれ、1914年6月27日没、父はピアノ、オルガン製作者でした。彼はイタリア最大級の楽器製作工場である Reale Puglisi & Filio の創業者で、19069年以降この工場は息子のMichelangeroに引き継がれました。お尋ねのラベルの年代が正しければですが、本人のラベルを貼った息子、或いは他人の作品か若しくはこの工場のファクトリーメイドの楽器はないかと推測出来ます。
投稿者:ks 投稿日時:2008/08/06 07:51 ---254.87.36
sp2様
大変ありがとうございました。これですっきりしました。たぶん私のもっている楽器はこの工場のフアクトリーメイドの楽器だとおもいます。だからhenleyの辞典にも載っていないのですね。理解できました。
投稿者:ひろし 投稿日時:2008/08/06 15:18 ---167.49.228
私はバイオリンが大好きです。だから練習も好きですよ。でもお金がない。ただそれだけの事です。
Q:高い買い物?新品なのに不良品?
投稿者:はじめまして。 投稿日時:2008/08/03 20:00 ---39.36.185
初心者で、この度初めてバイオリンと弓の買換えをしました。
バイオリンは「チェコ製の100年くらい経ったもの」とお店には言われましたが、持ち帰って家で改めてラベルをみたところ、「Vincenzo Sannino face in Napoli anno 1936」とあり、年代の1936の「36」だけ手書き風だったのです。最終的には多数の楽器の中から音色で決めたので納得はしていますが、「100年くらい」という話が「1936年(72年)」というのはご愛敬にせよ、「36だけ手書き」というところが引っかかっています。もしかして偽装?それとも、そういうものなのでしょうか?「古い」ということでプレミアつき価格になっていたと思うので、他の新作バイオリンにしておいた方が間違いなかったかも…と考えてしまいました。どなたか、このメーカーについてご存じでしたら、ぜひご回答よろしくお願いします。
もう1点、購入した弓についてのご質問です。
こちらは新品なので不安はないと思いきや、ネジを回してもあまり毛が緩まないのです。ネジが外れそうになるくらいにしても、ちょっとしか緩みません(たわみがない)。これはこの弓の個性なのか、故障しているのか。ちなみにメーカーは「FINKEL ATELIER」です。以前使用していたアルシェの弓はちょっと回せばたわむくらいになりましたが、ある時期からいくら回しても全く緩まなくなり、レッスンの際に先生に聞いたところ「異常だからメンテナンスした方がいい」と言われました。その時の状態に似ています。
この件に関しても、お分かりになる方がいらっしゃったらぜひお答えくださいませ。
以上、長文で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
投稿者:YE 投稿日時:2008/08/03 20:30 ---116.150.95
楽器の中のラベルが楽器本来の製作者のものと違うことはよくあることです。もしも楽器商の「100年前のチェコ製」が正しいとすれば、考えられる理由として、
○100年前のチェコ製にV. Sanninoのラベルを貼って高く売ろうとした。
○かつての所有者が見栄でV. Sanninoのラベルを添付した。
等が考えられます。ちなみにV. Sanninoはモダンイタリーでも高価な方で、今では1000万円はします。100年前のチェコ製でそこまで高価な楽器は市場にほとんど存在しないでしょう。また、正確には知りませんが、西暦の下二桁を手書きにするのはSanninoのラベルのスタイルなのでしょう。このように西暦下二桁を手書きにするのは、大量に印刷したラベルを長い間使えるようにするためで、多くの製作者がそうしています。また、
>「古い」ということでプレミアつき価格
は、一概にそうとも言えないのがヴァイオリンの難しいところです。古くても価値のない楽器はたくさんあります。
弓については、状況が曖昧なので判りませんが、「たわみがない」ことが「反りがない」ということであれば、入れなおすことはできます。ただ、それは使い込まれたオールドの場合で、新作でそりがなくなることは寡聞にして知りません。楽器の素性のことも含め、一度お買い上げになった楽器商で相談なさってみてはいかがでしょうか?
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2008/08/03 20:45 ---22.169.130
えーと、店から「チェコ製の100年くらい経ったもの」と言われ、ラベルが「Vincenzo Sannino face in Napoli anno 1936」なのですね?
まず、Vincenzo Sannino はイタリアのナポリ(派)の製作家です。
もし、本物=真作(新作ではありませんよ・笑)ならば最低でも1000万位はします。
チェコ製とはっきり言われたのならば、その楽器は明らかにコピーでしょうね。(ちなみに幾らですか?)
まあ、音色が気に入って手頃な値段ならば買っても別に損はないでしょう・笑(でも、本場イタリアの楽器は新作でも高いですよ〜!)
あと、1936の36だけが手書きというのは全然問題ありません。概ねどの手工製のヴァイオリンの下二桁は手書きが普通です。ちなみに、あのストラディバリも17〇〇の下二桁は手書きです。
投稿者:YE 投稿日時:2008/08/03 21:22 ---116.150.95
ゴマゾウさん、
>チェコ製とはっきり言われたのならば、その楽器は明らかにコピーでしょうね。
細かいことですが、その楽器が楽器商の言うとおり100年前のチェコ製だとすると、コピーということはありません。なぜならコピーされる側のV. Sanninoの方が新しい楽器だからです。この場合はラベルがV. Sanninoというだけで、多分パターンは全く異なるでしょう。
投稿者:はじめまして。 投稿日時:2008/08/03 21:44 ---39.36.185
みなさま、早速のご回答ありがとうございます。
手書きが普通のことと分かり、安心しました。ラベルの真偽のほどはよく分かりませんが(そういえば、端の方に手書きのマーク?サイン?のようなものもありました)、価格は40万円(値引きあり)程度でしたので、イタリア製ということはないと思います(それでも自分にとっては高額でした…)。
弓については、やはりお店で聞いた方がよさそうですね。受取の際に確認すべきでした。
ところで、こんなに早く回答がいただけて感激しました!
みなさま、本当にありがとうございました!
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2008/08/03 21:54 ---22.169.130
>YE さま、
>なぜならコピーされる側のV. Sanninoの方が新しい楽器だからです。
あのですね、つまり、
Vincenzo Sanninoは、1879-1969ですので anno 1936ということは彼が57歳の時の作品です。まさに円熟した脂の乗りきった頃の作です。名工のそういった時期の作品が当時からあちこちに流れてコピーされていたのは別に珍しくなくてよくある話です。
おそらく東欧圏の腕の良いメーカーがコピーしたのではないでしょうかね。そしてVincenzo Sanninoのラベルは貼った・・・
仮に1936年製の楽器を同年か数年後にコピーしたとすれば概ね今から70年前になる訳で、それはご質問者さまも仰せの>「100年くらい」という話が「1936年(72年)」というのはご愛敬にせよ・・・と言えるのでは?
あと、店の人も>100年くらい経ったもの・・・と表現していますので、この場合概ね(アバウト)100年という解釈でいいのでは?と思えますが。
投稿者:YE 投稿日時:2008/08/03 22:59 ---116.150.95
ゴマゾウさん、
コピーではない全く違う楽器にラベルだけ貼ることもよくあり、特にドイツ・チェコ製の楽器には非常によく見られます。100年前を厳密に考えると1907年で、1936年と言うとそこから30年も誤差があるわけで、年月に幅を持たせたとしても、いくらなんでもコピーと言うことはないと思いますが、ゴマゾウさんのおっしゃる通り、確かにその可能性もありますね。ただ、こればかりは実物を見てみないことにはなんとも言えませんが。
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2008/08/04 08:12 ---22.169.130
>YE さま、
肝心の質問者さまがすでに納得されてお礼も述べておられるのでいまさら?という感じも・・・ですが・笑
そうですね、確かに>YE さまの仰る通りで、廉価なドイツや東欧圏の少し古い楽器に名のある名工のラベルを貼ったものは多いようです。
概ね50年〜100年前に作られたものならば外見や音もそれなりに枯れていますので、ストラドやデルジェスといったとびきりの名器のラベルを貼ったのでは明らかにイミテーションがバレバレ?ですので、まあ、同年代のモダン楽器である程度名の知れたものならばそんなに罪?はないであろうし(笑)、素人さんにはほどほどの値段でも通用するのですね。
件の楽器も40万とのこと。ラベルがあろうがなかろうがその年代に作られたチェコ製ならまあ妥当な額だと思います。
あと、蛇足ながらVincenzo Sannino の真正なら相場は1000万前後ですが、仮にコンポジット(表板や裏板・横板のみが真正であとは他のものを寄せ合わせたもの等)ならば概ねその1/3〜2/3の値段ですね。また、工房製や同年代のイタリアの無名の職人の出来のいいもの(しかしながら専門書や図鑑の隅には一応、名を連ねているレベルではある)で年代やスタイル・作りが似ているものにラベルを貼ったもの(貼り替えた)等もあり(価格は概ね1/3〜1/2位)、このあたりは素人ではなかなか見分けがつかないので一流どころの鑑定家に見てもらい鑑定書を書いてもらう(勿論、コンポジットや他の製作家の作であるということを記す必要あり)のがもっとも得策で自他共に納得出来ると思いますね。
投稿者:弦喜 投稿日時:2008/08/04 09:13 ---124.79.176
まず弓ですが、
フロッグに、アジャスター側の長いネジをうけるメスの穴のついたネジがついています。そのネジを回すと、当然その穴は上下しますので、それでフロッグと棹の密着度を調整します。ベストの高さにネジを装着することは難しく、今の状態は半回転緩めると今の現象は解決するが、フロッグと棹の密着度が不足し、少しがたつくようになるという、どちらで妥協するかというネジの締め付け状態となっているように思います。(本来は、90度だけ緩めてやればベストなのに、それではメス穴が横を向くので、どちらの不具合を許容するかを選択するしかない状態です。)
お店側が、そのネジを半回転緩めて、直りましたと言ってくるケースは充分考えられますので、今のフロッグと棹の密着度は頭にいれた上で、修理受け取りの際はそれに比べて許容できる密着度におさまっているか確認し、我慢できない場合は交換を要求することも必要かと思います。
ラベルについては、庶民がボーナスで買える値段の楽器にイタリアの少し古いラベルがついているとすれば、それは適当に貼られた偽ラベル=単なる飾り、と思った方がよいでしょう。楽器店もラベルなど見ずに、楽器そのものをみて判断します。
>>ゴマゾウさん
ストラディヴァリの1700年以降の本物のラベルは、下3桁が手書きです。1600年代のラベルで2桁印刷してしまいそれを修正するのに苦労し、2桁印刷するのはやめたようです。
投稿者:みみ 投稿日時:2008/08/04 12:16 ---13.138.251
弓についてです。
私は毛の長さの問題かと思いました。始めましてさんの場合、要するに毛が短いために緩めてもフロッグが皮巻のところに当たってしまい、それ以上緩ませることができない状態かと。
もし、それであれば毛替えをするときに、今のは短すぎるのでそういうことのないように張ってほしいと言えば対応するはずです。
新品として購入時からそうなっているという問題であれば、購入先と交渉するしかないと思います。
投稿者:まさ 投稿日時:2008/08/04 12:44 ---20.108.67
お買いになった弓は新品だそうですが、毛を張ってどのくらい経ったものでしょうか?
私が普通毛替えをするときは、毛が伸びますので替えていただいたばかりの時はフロッグを一番緩めてもほとんど張った状態になっており、しばらくすると(季節によると思いますが何週間はかかると思いますが・・・)毛が伸びてきて通常状態になります。最初から通常の状態では今度は時間が経つとどんなにネジを巻いても毛は揺生んだままになりますから。毛の種類・状態などにもよると思いますが、そういうものとは違うのでしょうか?
もしそんな初歩的なことでは無いとすればゴメンナサイ。
投稿者:はじめまして。 投稿日時:2008/08/06 13:08 ---211.29.132
みなさま、またまたたくさんのレスを下さって
ありがとうございます。
今日サイトを覗くまで気が付かず失礼しました。
弓の件ですが、その後購入した楽器店に行き
事情を説明したところ、もともとの毛が短かったようでした。
そしてめでたく毛換えをしてもらえることになりました!
本日引き取ってきます。
購入したバイオリンについても、ついていたラベルによって
「本当はスゴイ楽器なのかも!」という夢が見られて(まああり得ないですが)良かったと思います。とっても気に入った楽器なので、長く大切に使っていきたいです。
ありがとうございました。
Q:傷について
投稿者:ロッカ 投稿日時:2008/08/01 21:21 ---60.240.210
今、峰沢峯蔵と言う人のヴァイオリンを使用しています。
ヴァイオリンの色は焦げ茶なのでとても傷が目立ちます。
最近は気をつけているので全然つきませんが、少し前にたくさんつけてしまいました・・・。
しかし数年前にニスを塗ってもらっているので、まだちょっと輝いている状態です。
どのようにするのがいいのでしょうか。
投稿者:K2のバヨリンおじさん 投稿日時:2008/08/04 19:19 ---6.220.12
傷の部分に木材を埋め込むという修理法が有り、
実際「無量塔ぞうろく(変換できませんでした)氏」の修理によるヴァイオリンを見せて頂いた事が有ります。
(宮城県屈指のヴァイオリン教師ご愛用の楽器でした)
折角なので、ここはストラッドさんに相談してみては如何でしょうか?
ところで、何があって傷をたくさん付けてしまったのですか?
余談ですが、私の愛器の一つ(ヴァイオリン)は、
「みねざわさん」の弟子である「まついさん」そのまた弟子の
「ちばさん」のプロデビュー第一号(1977年製)の作品です。あっ!本当に余談でした。
他人とは思えず、書き込みした次第です。
投稿者:パスツール 投稿日時:2008/08/05 07:55 ---31.1.79
ボウイングやピチカートの激しい曲を練習していて、思わず楽器表面を引っ掻いてしまった経験のある人は、少なくないのではないでしょうか。
新しい傷は白いので、わずかな傷でも目立ちます。 なので高価な楽器の場合、ショックはとても大きいです。 かといってそのためにわざわざ修理に出すほどでもないという時、昔の先輩からの受け売りですが、内緒の応急措置法があります。
指先に食用のオリーブオイルをつけて、傷口にそっと塗りこみます。 白木にうっすら色がついて多少は目立たなくなり、少しは気が楽になります。 そのうち傷が古くなって黒くなれば、古い楽器であれば、他の古傷に紛れて全く気にならなくなります。 でも本当は楽器に良くないのかもしれないので、あくまで自己責任で。
Q:メニック
投稿者:なすび 投稿日時:2008/08/03 11:37 ---231.86.33
始めまして。
米フィラデルフィアのメニックという楽器屋さんが良いという評判を聞き、機会があればのぞいて見たいとHPを探しているのですが、綴りがわからず、見つけられません。どなたかご存知でしたらアドレスを教えていただけないでしょうか。
また、こちらのサイトでこのような質問をするのも恐縮ですが、日本人が海外の楽器店で楽器を購入する際の注意(インターネット上での取引を含めて)がありましたら、ご教示いただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。
投稿者:YE 投稿日時:2008/08/03 12:21 ---116.150.95
PhiladelphiaのWilliam Moennig & Son, Ltd.のことでしょうか。
投稿者:PRS 投稿日時:2008/08/03 23:08 ---54.229.212
フィラデルフィアのメニックといえば、William Moennig & Sonだと思います。
それこそあいさんのカーチスのそばで、古いイギリス風(ジョージアン?)の建物。特に二階の試奏室には、ジンバリストやスターン等歴史的大家の写真が飾ってあり、いかにも歴史を感じさせる楽器店ですよね。90年代にフィラデルフィアに出入りしていたころは、少なくとも全米有数の楽器店で、クレモナの名器からとっつき安いイギリスのオールドまで幅広く扱っており、良い店だと思います。
なおメニックの楽器は、たしかテールピースの金色の丸いマークがあり、フィラデルフィア交響楽団の演奏会では、相当数の楽器のテールピースがきらきらしていたのも思い出しました。本当のレア楽器店であり、ネット売買には向かないと思いますが…
事前に価格帯と方向性をメールしておいて、行って試奏するのが一番ですよね。
投稿者:PRS 投稿日時:2008/08/04 23:53 ---34.25.218
95年にメニックとやりとりした手紙が見つかりました。主旨は、「6万ドル-9万ドルのレンジでは、いくつかのよく知られたメーカーの作品がある。ファニョーラ、オッドーネ、トマソ・エベルレ、ヴィヨーム、カルカッシ、グラニャーニである。これらの楽器の多くは、過去に私たちがハンドルしたもので、また私たちのところに戻ってきたものである。」といった内容です。
むろん10年以上前であり、この値段では同じものは購入できないと思いますが、雰囲気は伝わりますか?
投稿者:なすび 投稿日時:2008/08/05 02:57 ---231.86.33
皆様、お返事ありがとうございます。
早速HPを見てみました。本当に立派なお店ですね。
(金色の丸いマーク、どこかで見たことがあるような気がします。)
すぐに行ける状態ではないので、まず、インターネットでお店の雰囲気を見てみたいと思ったのですが、皆様のアドバイスでなんとなく様子がイメージできました。お店の方も、ネット販売には積極的ではないようですし、足を運ぶ際には、事前にメールでよく相談してみたいと思います。改めて、ありがとうございました。
Q:E線アジャスター
投稿者:四季 投稿日時:2008/08/04 14:17 ---14.140.135
以前、弦の銘柄を統一して調整に出すアドバイスをいただいた者です。
工房で、気候の安定する秋を待って調整する事を勧められました。
その際、D.Gの鳴りが弱いことを指摘され(実はレッスンの先生にも言われたことがあるのですが、自分では音色の面で気に入っていたのであまり気にかけていませんでした。)魂柱交換でかなり改善されるだろうと言われています。
最近、小ぶりのバイオリンを所望されている方のスレを読み、グミナールを置いている楽器店のHPを見たらコラムに
「E線アジャスターの種類を変えてD.G線の音響が良くなった」とかいてありました。
魂柱や駒の交換をしても一向に低弦の鳴りが良くならなかった楽器が、ヒル型アジャスターのループをかける爪の位置を高いものから低いものに変えたら問題が解消されたというものです。
支店の高さが低くなることで駒にかかる圧力が増し、魂柱に震動がより伝わりやすくなったことによる効果だというのですが・・・
実際にこれを体感された方はいらっしゃいますか?
(爪の位置の高いのはW社、低いのはG社の製品と思われます)
私はねじを回してレバーを押し下げて調節するタイプを使っていますが、G社のに変えたとして
物理的見解による一般論としてこのような効果は期待できるでしょうか。
またアジャスターの材質により音色が変わるというのは本当ですか?
投稿者:QB 投稿日時:2008/08/04 14:47 ---145.236.138
一般的なゲッツ型のアジャスターと、Hill型/Wittner型のアジャスタの弦の支持点の位置による駒への圧力の差は、無視できる範囲だと思います。
確かにそれぞれ、微妙な差はありますが、楽器の固体差等により同じ傾向が必ず再現するとは限りません。
アジャスター自体、それほど高くはないので、いろいろ試してみてはいかがですか?
ひとつ、例えば比較的よい変化が得られる確率の高いものをお教えするとすると(ずばりは書きませんが)、、、テールピースの枕木から駒までの弦長と駒と上ナットの弦長の比率について知っていて、なるべくそれに合わせているは、あるタイプのアジャスターで、それを実現しています。
投稿者:SP2 投稿日時:2008/08/04 18:27 ---196.138.145
私は古いイタリアのヴァイオリンを弾いていますが、あるとき
勧められてA工房の「制振合金」を使ったアジャスターに交換しました。すると、驚くほど音が変わったので、確かにアジャスターでも音は変わると思います。何か参考になれば。
投稿者:四季 投稿日時:2008/08/04 20:39 ---14.140.135
QBさま
前回に続きましてのご回答どうもありがとうございます。
ずばり!のアジャスターは特定できないのですが、おっしゃる通り試してみるのが一番ですので早速ゲッツを使ってみることにします。
テールピースから駒までの弦長と支持点の高さで、私のわかる限りでは最も4弦のバランスが良いように思えましたので、しばらくこれで。
SP2さま
制振合金の、調べてみました。高いのですね(泣)
お店の方もそれだけの違いがあると言っていましたが
ゲッツと秋の調整で しばらく様子をみることにします。
将来的にひとつの選択肢を教えて下さり、どうもありがとうございます。ひとつ「可能性」がひろがりました。
Q:地震対策 for violin
投稿者:あいうえお 投稿日時:2008/07/31 12:44 ---214.61.34
最近、大きな地震が頻発して怖いですねぇ。地震が起こるか起こらないか分かりませんし、被害の状況も様々だと思いますので、不毛な話題かもしれません・・・。心配性な私の独り言と思ってお付き合いください。
今度、バイオリンを買い換えるにあたって、地震対策にケースも買い換えるか悩みどころです。新作を買うことになると思うので、本来でしたら、ケースに入れずにつるしておく方がよいですよね。でも、地震が怖くてつるしたくありません・・・。頑丈さがうたい文句のケースがたくさんありますが、10万円以上もケースにかけたくありません。また、そんなに高価な楽器も買わないので、楽器保険に入る価値もないかなと思います。なので、安くて、頑丈なケースというのが私にとって一番の選択肢かなと思います。
強度でいうと、木製のケースが良いのでしょうか?グラスファイバーなども出ていますが、強度の比較でいうとどうなのでしょう?同じメーカーで様々な価格帯のケースがあったりしますが、それは材質の違いであり、強度の違いではないのですか?
また、地震にまつわる楽器の運・不運の経験談をお聞かせいただけると参考になるかもしれません。
地震になると、1階がつぶれやすく、2階が大丈夫なことが多いので、楽器を2階に置いておきたいのですが、2階は暑いのですよね・・・。阪神大震災の時には、グランドピアノの脚が床を突き破って、お腹が床につく状態まで落ちたという話を聞いたことがあります。ピアノはグランドなので、その下に置いておいたら、落ちてくるものをよけるのにいいかなと思っていましたが、そうもいかず・・・。あー、怖い、怖い・・・。
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2008/07/31 15:57 ---22.169.130
実にくだらん!心配し過ぎ!
地震だろうが、雷だろうが、火事だろうが、はたまたオヤジ?だろうが、そん時はそん時。
人も楽器も助かる時は助かるしダメな時はダメ。違いますか?
あの、ジネット・ヌヴーが演奏旅行の途中、アルプス山中で飛行機事故で夭折した際、愛器のストラディバリは奇跡的に無傷で助かったとか・・・
名器はどんなことがあっても生き残るという例です。
投稿者:toy 投稿日時:2008/07/31 16:31 ---159.174.67
ゴマゾウさんのご意見には思わず笑ってしまいましたが、書き方はどうあれ実に正論だと思います。
私は実は岩手に住んでおりまして、最近二度の大きな地震にあいました。
先日の地震は私の住む地域でも震度5強ありまして、割と地震を怖いと思った事のない自分も、つい家から飛び出してしまった程でした。
そして、家には3台ほどバイオリンを吊しておりましたが、1台も落ちませんでした。
それでも心配なら強度的に強いカーボンファイバーのケースに入れて、床に寝かせて置いておくしかないと思います。
それでも家ごと潰れたらどうしようもありませんが。
投稿者:あい 投稿日時:2008/07/31 17:18 ---.49.243
意味不明です。
自然災害はいつでもありえる事ですし、もしもそのような地震があったらバイオリンではなくて自分を守るのが当たり前です。
そんなわけのわからない心配をするのは時間の無駄ですね。
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2008/07/31 19:58 ---22.169.130
先のヌヴーについて一部うろ覚えだったため改めて訂正します。
アルプス山中ではなくて、・ポルトガル領アゾーレス諸島(大西洋上)中のサン・ミゲル島。
生存者なしの事故であった。発見された彼女はヴァイオリンの入ったケースを大切に抱えたままであったという。しかし、機体が散乱するほどの衝撃で件のヴァイオリンがはたして無傷であろうか?しかし、愛用の1730年製ストラディヴァリウスは彼女に抱えられていたために壊れてはいたが、それは奇跡的に焼けてはいなかった・・・
後日、訃報を聞いたJ・ティボーは「私の最期もかくありたい・・・」と言い、何とその通りになってしまった・・・その時の飛行機事故がアルプス山中でした。
>toy さま
>あい さま
やはり、そのように思われたのですね?・・・
特に、>あい さまは意外にも?楽器よりも自分を守るとの由。その言葉を聞き安心しましたよ!笑
投稿者:もーりん♂ 投稿日時:2008/07/31 20:03 ---5.118.201
私はというと、地震のためには何も対策はしていません。それどころか、使っていないヴァイオリン2台とヴィオラ1台を無謀にも洋服ダンスの上に置いております(^^;)。もちろん全部ケースには入れてありますが。ほとんどの方が地震対策をしていないのではないでしょうか? 楽器店でも、地震だけのために特別に対策をしているようにも見えませんし(してたらごめんさない・・)。
ただ、くだらんとか意味不明とか、わけのわからない心配とか、それはちょっと言いすぎなのでは? アメリカに住んでいる方には実感がないのでしょうけど、日本は地震が非常に多いのですよ。質問者の方がご自分で大金はたいて買った楽器が心配になるお気持ちも分かります。。
ひとつ気になったのですが、ヌヴーのストラディヴァリは無傷で助かったという話の情報源はどちらでしょうか? こちらには「壊れていた」とあるのですが・・
http://www.toramoku.net/neveu/neveu_life.html
投稿者:rio 投稿日時:2008/07/31 23:13 ---95.2.121
「金庫にいれたら?」というコメントが出ると思ったのですが…
私も命より大事な楽器は持っていないので、そこまでしませんね。
投稿者:クロアシ 投稿日時:2008/08/01 00:49 ---4.232.16
私は、自分が心配性ということもあって、あいうえおさんの心配が分かる気がします。
私は、家の中で一番安全と思われる部屋を自分の書斎にして、ヴァイオリンケースと一緒に寝起きしています。ちなみに、PCのバックアップデータもヴァイオリンケースの中に入れてあって、万が一の時には、それを持ち出すだけで、必要な仕事は続けられるようにしてあります。もちろん死んでしまったらおしまいですが、生き残ったときの事を考え備えておくのは、別に悪いことではないと思います。
ケースの件ですが、強度はともかく、外部の急激な温度・湿度の変化から護ってくれるということから、木製のケースがよく推奨されます。十数年前、アメリカの音大に留学する際、行きつけの楽器店で、頑丈で過酷な使用に耐えるケースを、と言ったら、日本製の木製ケースを奨められました。ぼろぼろになってしまいましたが、今でも同じケースを使っています。当時はカーボンファイバーのケースは無かったので、今も木製が一番いいかは分かりません。でも、Gewaのラインナップなどを見ると、木製の信頼性はやはり高いように思います。
>ただ、くだらんとか意味不明とか、わけのわからない心配とか、それはちょっと言いすぎなのでは?
私も全くそう思います。腐すような書き込みしかできないなら、書き込まなければいいのに。まじめな話、当該のお二方は、回答者としての人格と資質を疑います。
色々な伝説がまことしやかに語られていますが、どうも、ヌヴーのストラドは消失したというのが事実のようです。
ストラドは散っても、ヌヴーは生きていて欲しかったですね。
http://www.interq.or.jp/classic/classic/data/perusal/etc/violin.html
投稿者:ティーダ 投稿日時:2008/08/01 01:13 ---180.232.135
とりあえず、上から直接何かが落ちてあたらないように、また、
ケースごとも含めて、倒れたり落ちたりしないようにしておけばそれで十分だと思います。。。
投稿者:もくもく 投稿日時:2008/08/01 07:37 ---225.244.206
頑丈なケースといえばGEWAのJAEGAR ORIGINALが定番でしたが、今でもプロは使っているのでしょうか?
投稿者:あいうえお 投稿日時:2008/08/01 12:59 ---214.61.34
皆さん、いろいろご意見、ありがとうございました。
吊るしてあったバイオリンが落ちなかったというのはすごいですね。toyさんんがどのように吊るしておられたのかは、分かりませんが、少したわんだ紐にスクロールの部分でひっかけておくと、紐が地震と一緒に揺れるので、振動を吸収して意外と落ちないかも!と思いました。
クロアシさんも私と同じ心配性なようで気持ちを分かっていただけて嬉しかったです。私がが神経質になっているのは、地震が頻発しているこの時期に買い替えを考えているせいもあるかもしれませんね。関東在住ですし。しかも、入門者用に毛が生えたようなビオラが中古の木製ケースに入っているのに、バイオリンは、軽量ケースに入っているので、なおさら焦ります。
いざ地震となると、もちろん我が身が大事で、バイオリンのことなど考えもしないかもしれません。しかし、どのように保管しておくかいかんで、結果が大きく違ってきます。大げさですが、ケースに入れずにピアノの上に放置しておくだけの楽器と木製ケースにしまってある楽器では、地震に遭った際に、後者の方が無事である確率が格段に高いです。後で後悔しないようにできることはしておきたいというのが私の考えです。やはり木製ケース購入の線で考えてみようと思います。
ゴマゾウさんのレスは、冗談めかしているので、そういう考え方もあるなと受け止められましたが、あいさんのカキコは、ちょっといただけないですね。一連の「すねかじり論争」は、望んだわけでもないのに恵まれた境遇に生まれた人もいるのだから、なにもそれを批判しなくても、と思いましたが、今回のカキコは、「お金のある人には、私の気持ちは分からないな」と思いました。地震で楽器がいくら壊れようと代わりを買ってもらえる立場の人には、自分が働いてためたお金で最後のバイオリンを買うという私の緊迫感は分からないでしょう。所詮、バイオリンは、道具にすぎないのでしょうね。楽器に対するハートもないなんて、作った人がかわいそう。
投稿者:こよこよ 投稿日時:2008/08/01 13:32 ---11.11.147
あいうえおさんのご心配は杞憂と言ってしまえばそこまでかもしれませんが、お気持ちは分かります。いろいろ心配になっちゃいますよね。
私は最近ファイバー製のケースに買い替えました。
ファイバー製のケースは頑丈ではあるのでしょうけれど、日常的に使っているとどことなく頼りない気もします。心理的に安心なのは、名立たるメーカーが精魂込めて作った木製の角型ケースかもしれません。
しかし、信頼できるメーカーが作ったファイバー製ケースでも保護しきれない外圧や衝撃が加わった場合は、どのケースに入れていても似たような結果になりそうですね。
あまり参考にならないかもしれませんが、一助と思い書き込みます。
安心できる保管方法が見つかると良いですね。
投稿者:PRS 投稿日時:2008/08/01 22:03 ---34.25.218
余談ですが、「あい」さんというハンドルネームの方は、複数いらっしゃるのでしょうか?
以前の「楽器の音量」(オープンのままですが)スレの「あい」さんはカーチスの女子学生さんという話でしたが、過去ログを読むと結構物知りのある程度の年輩の男性の方という雰囲気のコメントもあり、自分でレスしつつもよく判らなくなってきました。ご教示いただければ幸いです。
投稿者:rio 投稿日時:2008/08/01 23:01 ---95.2.121
真面目に答えます
保管について
馴染みの楽器店からは、バイオリンケースが入る金庫に保管するのが一番であるといつも言われます。
バイオリンケースでは
木製よりもジュラルミンなどの素材のほうがより丈夫だと思います。私も、私の友人2名もゼロハリバートン社のバイオリンケースを持っていますが、非常に丈夫です。
現在日本のカバンメーカーの資本がはいり、特注をやめてしまったようです。
職業演奏家の知人は、やはり、丈夫なケースが欲しくて現金輸送用ケースメーカーにバイオリンケースの外装を特注した者がいます。
私の知っている昔の丈夫なケースは、ヒルの鉄板が入っていたといわれるケースです。
現代のケースでは
ゼロハリバートン
ムザフィア401Xシリーズ
ゴージー
がしっかりした作りだとおもいます
ゲバのヤーガーは、上記3つに比べ少し心もとない感じが私はします。
投稿者:のり 投稿日時:2008/08/01 23:54 ---0.35.169
壊れ方をそれぞれ考え、その対策に何が役立つか考えないと駄目でしょう。
機械的な力で壊れる場合、
1.ケースをぶつける(落とす、倒すが含まれる)、
2.ケースに物がぶつかる(上から何かが落ちてくる)、
3.ケース自体が大きな力で潰されるあるいはねじ曲げられる、
の3つが考えられます。
わかりやすく、ケースが自動車でヴァイオリンが乗っている人で考えてみます。ちなみに自動車の安全装置(ぶつかった後の)は、
A.頑丈なボディー(箱)、
B.箱の中で体を固定するシートベルトとエアバッグ、
C.箱の外側のクラッシャブルゾーン(樹脂製の柔らかいバンパー、適度に潰れるボンネットやトランク)
の3つです。
1は道路脇の電柱に衝突した様な場合ですが、まずCが働き箱に伝わる衝撃(加速度)を小さくし、箱が壊れないようにする一方、箱より柔らかい人体が箱にぶつかって怪我しないよう、Bで体全体をふんわりと包んで守ります。
2は道路脇の崖から落石があった様な場合ですが、車体(箱)に穴が開かないよう、また箱が変形しないよう箱の強度で頑張ります。ぶつかる物の大きさによってはCがあれば有利になる場合もあるでしょう。
3の場合は、箱が変形しないよう箱の強度で頑張るしかありません。
地震の場合のヴァイオリンケースで考えると、1はせいぜい天井から床までの高さ以上から落下することはないのであまり問題にならないでしょう。2は、重い物が落ちてきそうな場所に置かないようにすれば被害を避けられます。
問題は3です。家が潰れる重さに耐えられるほどのケースはおそらく無いでしょう。頑丈な机の下に入れる、頑丈な箱で出来た金庫の中に入れる、家の中でも壊れにくい場所(木造家屋ではトイレが一番壊れにくいらしいです)に置いておく、くらいしか対策はないでしょう。
なお、地震時の被害ですが、地震後の火災、火災消火のための浸水まで考えたら、耐火性、耐水性があり、内部に断熱材の詰まった大型の金庫に入れておくのが一番安全だと思いますが、ヴァイオリンは無事でも弾く人が生き残れるか分からないですね。
投稿者:弦喜 投稿日時:2008/08/02 09:51 ---124.76.128
割り込みますが、余談につきあいます。(あいうえおさん、場所をお借りいたします。)
>>PRSさん
”あい”さんいうハンドルネームの方は、最近このQ&Aに書き込まれている学生の方の他に、ヴァイオリンのプロとして演奏活動されている方がいます。私は、”あい”さんと言われると、そちらの方をイメージします。
以前はこのQ&Aにもよく書き込みをされていましたが、今は別の弦楽器BBSのみで書き込みをされています。ネットの世界なので実際の性別はわかりませんが、終始一貫女性としての語り口での書き込みとなっていますので、女性としての発言として受け止めています。
私も最初は混乱したのですが、今は、発言場所が異なっているのでそれで住み分けができている、と認識しています。
投稿者:QB 投稿日時:2008/08/02 11:36 ---37.164.44
そうなんですね。
どうも自分の中のあいさんとあまりに発言が違うので、何がこんなにも人格を変えてしまったのかと戸惑っていました。
投稿者:架空でしょ 投稿日時:2008/08/02 14:00 ---20.74.233
かつてのあいさんはともかく
新しいあいさんは架空の人物でしょ。
音楽専門とは思えないし、西洋圏で生活したことも無いように思えます。
投稿者:PRS 投稿日時:2008/08/02 19:44 ---34.25.218
弦喜さん、ご説明ありがとうございました。なるほどやっと理解できました。そういうわけだったんですね。
QBさん、架空でしょさん、私も少し困惑いたしました。このスレとテーマが違うのでなんですが、年に何回もロンドンのベアーやNYの楽器店に出入りして、オールドクレモナやプレッセンダを何本も弾かれる方が、ラミーとサルトリーの性格の違いについて質問されるのも不思議ですね。たとえばベアーで聞けば、親切に教えてくれると思いますが…
投稿者:あいうえお 投稿日時:2008/08/04 09:40 ---214.61.34
こよこよさん、rioさん、のりさん
レスをありがとうございました。
結論をまとめると、
軽量 < ファイバー < 木製 < ジュラルミン < 金庫
という感じでしょうね。ここまで、真剣にお付き合いくださるとは思いませんでした・・・。
金庫はともかく、ジュラルミンまでこだわる方がいらっしゃるとは・・・。バイオリンが職業の方は、高価な楽器をお持ちでしょうから、それだけこだわる価値はあるでしょうね。ましてや、楽器がストラド、ガルネリともなれば、「自分の持ち物」というだけの問題ではなく、後世に残す宝ですから、保存にこだわらなければならない”責任”がありますよね。
しかしながら、私が購入するであろう楽器は、バイオリン界では、安物の部類。とはいえ、自分の持ち物の中では車と同じくらい高価なものですから、丈夫なケースを選んで保管したいと思います。お財布と相談してケースを探します。皆さん、ありがとうございました。
Q:アマオケ
投稿者:ひろし 投稿日時:2008/08/03 00:18 ---109.15.125
まだろくに譜面も読めないし、ローポジションレベルですが、好きな曲ばかり鼻歌のように弾いていても進歩がないのでアマオケに入ろうかと思って一度見学に行ったのですが、自分のバイオリンの音が全くと言ってよいほど聞き取れなかったし、隣りのバイオリンの音も聞き分けられませんでした。だから何も高いバイオリンを使う必要もなければ、口パクの如くであっても誰にも分からないじゃないか・・・と内心思った次第です。
また、少しでも良い音色を求めて買い替えを繰り返していく人達って普段何処で弾いている方達なのだろうかと思いました。ソリストを目指しているのならとも角、一人で弾いて楽しむだけやアマオケのメンバーとしてならそこそこで十分な筈だと思うのですが・・・。
まあ・・それはそれとして、一日も早く楽譜を追って弾ける様になりたいのですが、何か上達するコツの様なものがあればアドバイスをお願いします。
投稿者:弦喜 投稿日時:2008/08/03 03:56 ---124.76.128
>自分のバイオリンの音が全くと言ってよいほど聞き取れなかったし、隣りのバイオリンの音も聞き分けられませんでした。
別のスレッドでの書き込みですでに少し言及していますが、ちゃんと音が出せる人がよい楽器を使えば、オーケストラ内で金管、打楽器含め周りがどんなに大きな音を出そうと、自分が演奏している音が聴こえますし、少なくとも前後左右の席ではその音は聴こえますし、当然客席ではその音が聴こえます。
しかし、同じ人が弾いたとしても、大音量の中で自分の音が聴こえなくなる楽器はたくさんあり、そのような楽器を使い続けなければいけない状況下でフラストレーションがたまってくると、しっかりとした音の出る楽器に買い替えたくなるのは自然な欲求です。アマオケ、すなわち趣味であり、自分の楽しみのための場であるからこそ、とことん楽しむための道具が必要となり欲しくなるのです。
その欲求に応えてくれる楽器が、安い価格帯のものには少なく探し出すのが非常に大変なので、数が揃っていてかつ好みの音色・反応性・見た目のものを選べるという価格帯から選ぶと自然に高い買い物となってしまうということだと思います。
自分の家で一人だけで弾く場合には、周りとの関係はなくなりますので、耳当たりがよくきれいな音が出る楽器であればまずは問題なく楽しめるでしょう。この場合の次の壁は、発表会などのピアノ伴奏での演奏であり、ピアノという蛮族の音量に完全に負けるとフラストレーションを感じるようになります。
投稿者:ひろし 投稿日時:2008/08/03 23:33 ---150.30.229
なるほど・・・のひと言です。アマオケの練習は気長にやることにします。
Q:良いバイオリン
投稿者:ひろし 投稿日時:2008/08/03 00:23 ---109.15.125
良いバイオリンの意味が少しずつ、大体分かってきました。要するに、ハイポジションにおいても平均してバランスよく、澄んだ音色で遠くまで響くバイオリンがいいわけですよね。
ちなみにこの様なバイオリンは、見てくれや修理箇所の多さなどはとも角も最低以下ほどの値段からあるものでしょうか。欧州材使用では・・・??勿論、欧州材使用であれば、中国で作られていても構いませんが。
投稿者:YE 投稿日時:2008/08/03 01:25 ---116.150.95
難しい質問です。多くの方が誤解なさっていますが、楽器の値段と音は比例しません。ざっくりした言い方になりますが、楽器の値段と比例するのは、良い音の楽器の含まれる確率です。
1000万の楽器10本をグループA、100万の楽器10本をグループBとしたとき、良い音の楽器の含まれる確率はAがBの10倍と考えればよいでしょう。決してAすべての楽器がBすべての楽器の10倍の良い音というわけではないのです。逆に言えば、1000万の楽器10本を試奏して良い音の楽器に当たる確率と100万の楽器を100本試奏して同程度の良い音の楽器に当たる確率はほぼ同じ、と言えます。
その意味では、30万の楽器でもひろしさんのおっしゃる良い音のヴァイオリンは購入できます。ただし、300万の楽器よりかなり低い確率になりますが。
上で「良い音の楽器の含まれる確率と値段は比例関係にある」と述べましたが、これは話をある程度簡潔にするためにそのように仮定しました。実際は比例ではなく非線形な関係と思われますが、当たらずと言えども遠からじでしょう。
投稿者:弦喜 投稿日時:2008/08/03 04:12 ---124.76.128
>要するに、ハイポジションにおいても平均してバランスよく、澄んだ音色で遠くまで響くバイオリンがいいわけですよね。
オーケストラで、ドボルザーク8番のセカンドバイオリンを弾いてみたならお分かりでしょうが、低音が芯のある音でしっかり鳴る事も、よい楽器の条件です。低音であっても反応よく立ち上がりのよい音で鳴ることもまた重要です。
澄んだ音色で遠くまで響く楽器の、客席での澄んだ音を、耳元で聴くと、様々な雑音が聴こえるものですので、逆に耳元で耳障り良く澄んだ音に聴こえる楽器はたいてい遠くまでは響きません。ここは勘違いをしないようにしてください。
投稿者:kuro 投稿日時:2008/08/03 10:46 ---21.32.249
これまでの投稿を拝見する限りでは、現在独学でいらっしゃるようですね。
早目によい先生を見つけ、定期的なレッスンを受けることをお勧めします。ボウイングの基礎ができてくれば現在の楽器のままでも音量・音質は十分向上します。
目の前にいるヴェテランに質問をする方が、ネット上の言葉のやり取りより的確な回答を得られるでしょう。
基礎ができていないうちにオケに参加しても、進歩は望めません(荒れるだけです) うまくごまかす癖は身につくかもしれませんが。
投稿者:kuro 投稿日時:2008/08/03 10:50 ---21.32.249
上記、「アマオケ」のスレッドに返信するつもりを誤投稿してしまいました。失礼いたしました。
投稿者:ひろし 投稿日時:2008/08/03 23:28 ---150.30.229
私のバイオリンはエコーの中からとても澄んだ細い音色がスーと響いてくる感じです。弾いてる本人はとても耳障りがいいので気に入ってますが、これはやっぱり箱鳴りでしょうか。まだ遠くで聞いてないので分かりませんが、オケ中は聞こえはしますが、こんなに小さな音だったのかと思うほど小さく聞こえます。でも直ぐ隣りの人のバイオリンの音色も小さく聞こえますけど・・・。耳が慣れていないせいなのか・・・それともこんなものなのか・・・箱鳴りなのか・・・と考えていますが分かりません。
エコーは無い方が良いのでしょうか。もし箱鳴りだとしたら、どうすれば治りますか。ちなみに駒を魂柱に近づけるとエコーはなくなりますが、響きも弱まりつまらない感じになります。
それから、ボーイングはあまり力を入れてません。手を添えている程度です。私のバイオリンを結構いいバイオリンだと褒めていた先輩は、弓を押し付けるように弾いていてビックリしました。更に大きな音になり響きも安定していたように記憶しますが、細く透き通る音色は消えていました。これでいいのかな・・・と半信半疑でした。
Q:助けてください
投稿者:涙っ子 投稿日時:2008/08/03 09:23 ---31.226.32
ヴァイオリンを購入し、これからがんばるぞ!と息ごんでいたところ、夜、練習して朝起きたら、きゃー!目の周りと首が。目は発疹で腫れあがり、首も赤いブツブツが。花粉症はありますが。これってアレルギーですよね。私はヴァイオリンができないんでしょうか?大金はたいて買ったのに。ヴァイオリンを続けられる方法はありませんか?泣けてきます。みなさんお願いします。
Q:教えて下さい
投稿者:kei-1 投稿日時:2008/08/06 08:52 ---249.157.196
どなたか「Martino Gregori」というヴァイオリンをご存知ないですか? 半手工なのか?完全手工品なのか?等、お願いします。
投稿者:horn103gb 投稿日時:2008/08/06 18:21 ---74.26.196
検索エンジンで一発で出てきました。
クロサワ楽器さんが日本の代理店の様です(輸入元があるかもしれませんが)一度、連絡されたらどうですか?
工房品との事です。
何を基準に半手工か完全手工品なのかが分かりませんが、荒削りまでは、わざわざ手で掘らないでしょう。クロサワさんに聞いてみたらどうですか? Kei-1さんが思っている基準を明確に伝えないと相手とちぐはぐになりますよ。但し、失礼ながら価格から考慮すると、私の基準の完全手工品とは240〜250時間かけて製作された物ではないと思われます。
参考までにURL載せておきました。
http://www.kurosawagakki.com/items/detail/8146.html