Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:移弦について
投稿者:時刻表     投稿日時:2008/08/17 19:42  ---39.36.185

こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
ぜひアドバイスいただきたいことがありまして投稿しました。
初歩的なことで恐縮なのですが、
バイオリンの移弦がうまくできません。
ヒジの角度を意識していても曲に入るともうダメで、
移弦のたびに弓がぶれて音がまざってしまいます。
スムーズな移弦を身につけるのに、
効果的な練習方法がありましたら教えて下さい。

投稿者:想     投稿日時:2008/08/17 19:45  ---111.106.220

>ヒジの角度を意識していても曲に入るともうダメで、

曲に入る前に徹底して開放弦でのボウイングの練習をするしかありません。

投稿者:のんちゃん     投稿日時:2008/08/17 21:53  ---60.131.117

弓の持ち方など右手の技術をひとつひとつ見直してみると良いと思います。弓の持ち方が悪くて安定しない方は結構いらっしゃいますよ。

投稿者:時刻表     投稿日時:2008/08/17 23:36  ---39.36.185

想様 のんちゃん様

ご回答ありがとうございます。

実は、ボウイングも弓の持ち方も先生に指摘され、目下矯正中でした。やはり、まずそこを克服しないといけないですね。
がんばります。ありがとうございました!

投稿者:ジュード     投稿日時:2008/08/18 00:59  ---21.11.55

難しい移弦の箇所をピックアップして(楽譜に書き込みをすると効果的)
個別にゆっくり弾いてみると
移弦前の弦から移弦後の弦に移動しようとする際に
右の上半身が具体的にどういう動きをするか、どういう変化をするかを
認識できると思います。
それを、出来るだけ具体的に敏感に認識出来ると移弦の上達に繋がると思います。

例えば、立体の座標軸上にカラダをとらえて、移弦前と移弦後では
手首、肘や肩関節の位置がどれだけ高く(低く)なったか。
前に出たか、後ろにさがったか。
肩甲骨はどういう動きをしたか。どの筋肉のどの部分が緊張したか、
弦と弓との接触点の感触は、など。
鏡で確認したり、鏡無しで自分の身体感覚だけで認識できるよう工夫したり。

認識できたら、移弦の際に
それを意識的に再現できるように繰り返し練習するのが効果的だと思います。
曲を弾いていて、移弦箇所に来たら頭にピッとスイッチが入って
「移弦後の右腕はこうだ!」と
視覚的かつ身体感覚的に思い描いてそれを実行する。

といっても簡単ではないですよね!
すぐに出来るようにはならないかもしれませんが
一つ一つ具体例克服の為の移弦の練習の経験を重ねて
カラダに覚えこませていくと最終的に応用力もついて力になると思います。

投稿者:時刻表     投稿日時:2008/08/18 12:31  ---211.29.132

ジュード様

移弦で体の動きを意識する、というのは
今まで考えたことがありませんでした。
一度鏡の前でやってみます。
ありがとうございます!

投稿者:ちゃるだっしゅ     投稿日時:2008/08/18 20:19  ---1.184.39

こんにちは。

私が体験した例です。ヴァイオリンを購入した時の駒が非常に丸みがない状態だったため、移弦の際に肘の角度があまり付かず他の弦に触って雑音になっていました。それはある日ふと自分で気が付いたのですが、その事を話して調整してもらったところ、駒が驚くほど丸くなっていて、非常に弾きやすくなりました。指盤のカーブに駒のカーブが近い感じ、とでもいいますか。時刻表様に当てはまるかどうかとは思いましたが。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2008/08/18 23:03  ---251.29.254

弓幅を使うと角度がゆるくなって上手くいきますよ。
反論が出そうなので、上手くいくのでは?ぐらいで止めときます(笑)

投稿者:ティーダ     投稿日時:2008/08/19 00:54  ---180.232.135


まず、弓がきちんと保持できているかどうか。

次にひじの角度がきちんと保てているかどうかです。


この二つをきちんとトレーニングする方法はあるのですが、文章ではどう表現していいものか悩むところです・・・

投稿者:時刻表     投稿日時:2008/08/19 12:49  ---211.29.132

ちゃるだっしゅ様

駒の調整ですね。技術面を強化した時点で、その方法も考えてみます!ありがとうございました!


あまてぃ様

ご回答ありがとうございます!
「弓幅を使う」というのは、具体的にどういうことなのでしょう?詳しくお教えいただけるとうれしいです(初歩的な質問で本当にすみません)。


ティーダ様

ご回答ありがとうございます!
「弓の保持とひじの角度の保持をきちんとトレーニングする方法」、とても知りたいです。お手間でなければご教授いただけませんか?よろしくお願いします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/08/19 13:19  ---124.76.155

下記のサイトを紹介します。
http://violinmasterclass.com/mc_menu.php
Right Hand のレッスンを順番に見て行けば、役に立つヒントがあると思います。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2008/08/19 20:20  ---251.29.254

特殊な用語とかじゃなくて

単純に大きく弓を使うという意味です
弓を元から先まで一杯使うと弓幅が最大になります。

例えば移弦の際に普段の倍の弓幅を使ってみればわかるのですが、弓幅を使うと角度がゆるくなるんです。

言葉では説明するのが今の私では限界なのでやってみて下さい!

わからなければまたどうぞ!

投稿者:時刻表     投稿日時:2008/08/20 12:37  ---211.29.132

弦喜様

こんなサイトがあったんですね!
知りたいことがたくさん載っていそうなので、色々見てみます。
ありがとうございました!


あまてぃ様

お返事ありがとうごさいます。
早速実践してみますね。

投稿者:てつ     投稿日時:2008/08/20 14:08  ---218.159.173

一点、直接的に関係するかわかりませんが、弓は通常、先弓、中弓、元弓と大きく三つに分類して使い方を考えますが、もう一つ「バランス上の中弓」というのを意識してみてください。
指の上に弓をのせてみて、天秤棒のようにバランスする場所ですが、見た目の真ん中より少し元弓になります。
基本動作はそこが起点になるという意識で弓を持ってみると、今まで何となく持つときにギクシャクしていた感じがなくなると思います。
お試しを。

投稿者:てつ     投稿日時:2008/08/20 14:24  ---218.159.173

一点、直接的に関係するかわかりませんが。。。
弓は通常、先弓、中弓、元弓と大きく三つに分類して使い方を考えますが、もう一つ「バランス上の中弓」というのを意識してみてください。
指の上に弓をのせてみて、天秤棒のようにバランスする場所ですが、見た目の真ん中より少し元弓になります。
基本動作はそこが起点になるという意識で弓を持ってみると、今まで何となく持つときにギクシャクしていた感じがなくなると思います。
お試しを。

Q:よろしくお願いします。
投稿者:ヴィオラ     投稿日時:2008/08/18 21:37  ---104.161.134

現在ヴィオラを弾いて8年目ですが、どのレベルの楽器がふさわしいでしょうか?
現在100年ほど前のドイツ製の楽器を使用しています。

値段は問いません。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2008/08/18 23:10  ---251.29.254

年数じゃない気がします…
レベル・ランクよりも気に入った!とか弾きやすいとで選ばれた方が良いと思います。
お金に余裕がある見たいなので
もし、今の楽器で物足りないのなら、もう一ランク上を使われて
さらに、物足りなくなったらもう一ランクとあげていかれてはどうでしょうか?
もちろん、楽器が能力アップの足かせになっているぐらい現在お使いの楽器を使いこなせてはじめて物足りないと考えるべきだと私は思いますが…

投稿者:ティーダ     投稿日時:2008/08/19 00:50  ---180.232.135


そうですね。
ちょっと抽象的過ぎるような気がします。

自分なら、操作性を最初にして、次に音色、次にイメージ(産地等のブランド)と言う順で決めていき、最後に値段で決めると思います。

あくまで予算の範囲で考えますが、予算は往々にして伸びるものですから・・・・

投稿者:ヴィオラ     投稿日時:2008/08/19 10:16  ---97.224.222

すみません、詳しく書きます。

今使ってる楽器は音量が小さくて不満なので、音が大きめで、ヴィオラらしい音がでる楽器を求めてます。

モダンイタリー以前の楽器がいいです。

予算は1200万ほどです。

様々な楽器屋にいっても満足なヴィオラが置いてない(古いだけとか、ネームバリューだけ)のでオススメの製作者を教えてほしいです。
よろしくお願いします。

投稿者:ぴーすけ     投稿日時:2008/08/19 11:04  ---224.207.120

オケ用ですか?室内楽用ですか?それともソリスト?
まずは、楽器屋さんに足繁く通って試奏させてもらったら如何でしょうか。
予算言えば楽器屋さんも気に入るまで試奏させてくれると思いますよ。
ヴィオラの場合は自分に合った楽器を探すのが大変なので。

今現在どのような弓を使われてますか?1200万の予算があるのでしたら、半分くらいを弓に割り当てた方が良いかと思います。
楽器は400万越えるとアマで使う分には申し分ない物となりますので。

投稿者:ヴィオラ     投稿日時:2008/08/19 17:52  ---104.139.109

ソリスト用です。1200万は弓と楽器ケース込でのことです。
何回も試奏しましたし、イタリアやフランスの工房に行って調べたりしましたよ!

弓はイギリスの物を使ってます。今手元にないので名前はわかりません・・・

投稿者:ティーダ     投稿日時:2008/08/20 00:27  ---180.232.135


ごくごく素朴な疑問ですが、1200万という予算組みはどうやって出てきたのか知りたいところです。

一例)
臨時収入があって、それが全部で1200万 等々・・・

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/08/20 02:21  ---124.76.155

以下、耳学問からの私見です。
その予算は、ちょうど中途半端なところにくるような気がします。
イタリアモダンであれば、ある程度名のしれた製作者の1800年代の作品で、状態もよく大きめで弾きやすいものは、その予算ではまず買えません。もしその値段で出てくるとすれば、何か弱みがある楽器だと思います。
1900年以降のイタリアモダンであれば、ある程度名のしれた製作者の作品でもその価格帯でおさまる可能性はありますが、もともとヴィオラは数が少ない上に、よいものはほとんど流通しないように感じています。
一方、イタリア製以外で見ると、フランスのヴィヨームなどを除くと、逆にそこまでの値段はつかず、お金で判断したとすると、もし良いものがあっても弾きもせずにもっと高いものの方がよいのでは、と思ってしまうような気がします。(英国製、フランス製、チェコ製などの数百万までのクラスも、ぜひ試されることをおすすめします。)

サイズがそこそこ大きくて、弾きやすく、音色が良く、音量もある、という古いヴィオラは、数が少なく、その中で演奏者が手放して市場に流通しているものは非常に少ないのではないか、と推定しています。ですから、実演奏のための道具としての高性能のヴィオラを選ぶ場合は、生産国・年代・製作者にこだわらず、とにかくいろいろなお店でいろいろな楽器を弾いて、これだ、というものを見つける、あるいは、良い出物があれば連絡してもらうよう多くのお店に網を張っておく、という地道なローラー作戦しかないように思います。
(もしある製作者のものがよい/よかった、という情報を得たとしても、その製作者の同じ仕様の楽器を購入できる可能性は極めて低いので、情報を有効には活用できないと思います。)

投稿者:ヴィオラ     投稿日時:2008/08/20 09:16  ---217.107.27

ティーダさん

年収の約3分の1を目安にして1200万が限界と判断してます。

弦喜さん

詳しく説明ありがとうございます!
いいヴィオラってなかなか巡り合えないものですね・・・
いっそのこと自分で作ろうかな

Q:楽器の音を聞くためには?
投稿者:ガット初心者     投稿日時:2008/08/14 17:54  ---151.7.196

いつも拝見しております。
練習方法について質問させてください。

私はチェロを弾いていますが、良い音で弾けているかどうかというのは皆さんはどのように判断されていますか?

上の質問のバックグランドを申し上げますと、先日著名なチェロの先生の公開レッスンを聴講した時に”ホールに響くような良い音は演奏者からはむしろ頼りない音に聞こえるはずである。演奏者が良いと思う音ではエネルギーが客席に行っていない。”というコメントを聞いたことからです。
上記が正だとすると、演奏者はなるべく”頼りなく聞こえる音”を追及して練習することになります。

大きな部屋やホールで練習し、跳ね返ってくる音をきき、良い音を覚える。
先生に聞いてもらい、よい音の”頼りなさ加減”を自分の耳で覚える。

等が直感的には考えられますが、このような問題についてよい対処法があればご教授願います。

投稿者:daintybeth     投稿日時:2008/08/15 01:16  ---125.158.85

プレーンガットのスレッドの賑わいのきっかけを作ったdaintybethです。
長年チェロを弾いてきました。30年ほど先生につきさまざまな曲をマスターしてきました。よい音の基本を「頼りない音」と表現するのはちょっと違うと思います。むしろ、「弾き手にとって得もいわれぬ満足感を与えてくれる音」、とでも言ったほうがいいでしょう。その意味で自分の演奏の基本に来る音です。結果的にそのような音は、部屋一杯に響き、それでもうるさくありません。10メートル離れたところに置いたチューナーにも反応します。
そのような音を手に入れる為に私は、先生から学んだ方法、全弓で、8拍の超ロングトーンを4オクターブの音階で練習しました。
必ず効果があります。脱力のできたボーイングと、すうっと遠くまで届くきれいな音が自分のものになります。
私の場合は、40年ちかくのブランクをおいて再開したバイオリンでもはじめからそのボーイングができるというありがたいおまけつきでした。
モデラートで8拍です。駒から1センチ程離れた所に弓を置きビブラートつきで練習なさってください。
ご参考になればよいのですが。

投稿者:daintybeth     投稿日時:2008/08/15 02:38  ---125.158.85

前項の補足です。
この練習のときは、弓の毛は全部弦につける。音量はできるだけ大きい音で、すかすかでない実のある音で。一定の音量で一定のスピードで。もちろん正しい音程で。と、いろいろと注意点があり大変エネルギーの要る練習です。がんばってください。その練習に要するエネルギーがよい音となって人に伝わるのでしょう。いったんこれを身に付けますと、チェロ弾きにとっておいしい部分、朗々と歌い上げることが可能で楽しくなり、又、弱音で和音の支えを受け持つことも楽しくなります。
長年弾いてきたとはいえアマチュアに過ぎない私ですが、これで、「白鳥」や「鳥の歌」などのような音符はやさしいが難しい曲をそれほど恥ずかしくもなく弾けるようになりました。

投稿者:ガット初心者     投稿日時:2008/08/15 09:42  ---151.7.196

daintybeth様

回答を有難うございました。
”超ロングトーン”を私も練習します。練習のポイントまで詳しく記していただけ大変助かります。駒から1cmの位置できれいな音を出すことは難しく良い練習になると思います。詳しいご教授を有難うございます。

追加質問のようで大変恐縮ですが”弾き手にとって得もいわれぬ満足感を与えてくれる音”はどのように聞こえるのでしょうか?
またそれをどうやって判断しておられますでしょうか?

実は私の家内はヴァイオリンを弾くのですが、先日楽器屋で試弾をしておりましたところ、1本聞き手の私から見て特によく響き、音色にも艶のある1本がありました(ちなみにモラッシでしたが)。ところが弾き手である家内は、その1本を指してきれいに鳴るけど他の楽器より響いている感じがしない。どこかに力が消えていっているような感じがする。とのことでした。これがくだんの”頼りない音”の意味なのかな?と感じております。

私の楽器は量産品ですが、弾き手としてはよく響いて音量もでているようには感じております。しかしながらこれはいわゆる”そば鳴り”でその楽器のベスト音色(もしくはベストな弾き方)ではないのではないか?と感じたわけです。とするとベスト音色を追求するにはどうやって自分の楽器の音を聴けばよいのかという冒頭の質問に戻ってしまうわけです。聞き手が聞いている音を演奏者が直接聴くことは大変難しいように思えるのですが、どのように工夫され練習されておられますでしょうか?

投稿者:daintybeth     投稿日時:2008/08/15 17:41  ---234.163.162

ガット初心者様

ご質問の「得もいわれぬ」との表現はその言葉どおりにご説明ができにくいのですが、頼りない音というマイナスイメージの言葉ですとちょっと違うと思います。しいて言えば、自分の手の先からなにやらよいものがすうっと出て行って、遠くへ行く感じです。そのとき頼りないという感じはないのですが、自分がその音を弾いて出しているという自意識もあまりなくなるようにおもいます。
遠くへ音を届けるというのも、具体的な遠さではなく、私は母を失ったときは、母へ、友を失ったときは友へ、というイメージで弾いてきました。
部屋の中では、一番遠いところにチューナーを置き、チューナーの針が微動もせず反応していればよい音です。窓を開けても閉めても、同じように響いて居ればよい音です。ホールでは、2,3階の一番遠いところに音を届けるつもりで弾けばよい音です。
自分の出している音のよしあしは、耳でというより、からだで、五感で感じるもののようにも思われます。音が手から細い目に見えない糸のように次々とつむぎだされる感じともいえましょうか。頼りない感じはあまりありません。
どうも表現力に乏しいので、このへんで。
例え今はそばなりであっても充分なロングトーンの練習で、ご自分のチェロのなり方が変わってくるのがお分かりになると思います。

投稿者:ガット初心者     投稿日時:2008/08/18 08:03  ---151.7.196

daintybeth様

感覚的な内容のため回答が大変難しいと思われるテーマにも関わらず、大変丁寧なお応えを頂き、恐縮いたします。

社会人になってからチェロを始め、10年近く弾いていますが、駒から1cmでのロングトーンは特にC線では大変難しいですね。気を抜くとすぐに音色が変ってしまいます。気長に練習して行きたいと思います。

有難うございました。

Q:f字孔の歪みについて
投稿者:チェリスト     投稿日時:2008/08/15 20:22  ---107.143.206

いつも楽しく拝見させて頂いております。

今回、60年前頃のモダンチェロを購入予定なのですが、そのチェロのバスバー側のf字孔に凹凸があります。状態としては、f字孔の羽の部分(指板側が沈んでいて、エンドピン側の方が、浮き上がっています。)某楽器店の説明では、f字孔の歪みは特に問題ないという事だったのですが・・・。このチェロの健康状態が問題ないかが、非常に気になりました。そこで、念のために他の弦楽器店や弦楽器工房の何件かに聞いて情報を集めたところ、古いチェロは、年数が経つと木の乾燥によりこのような状態になるものも普通にあるので、特に問題が無いと言う意見や、このようなチェロは、あまり健康状態があまり良くないので、購入を控えた方がよいという二つの意見があり、どちらが正しいのか判断出来ずに非常に悩んでいます。ちなみに佐々○ヴァイオリン工房さんのHPでは、このようなチェロは、不健康な楽器とあり、こちらの過去ログにもそのような記述があった気がしたのですが・・・。いかがなものでしょうか?皆様、この件に関して、どうか、ご教授頂けますようにお願い致します。あと、この件とは全く関係ないのですが、チェロに関して本体の隆起と音色の関係で、隆起が高いと甘い音色とか隆起が無いと渋めの音色で遠鳴りし易い等と一般的に言われている音色の何か特徴があれば、一緒にご教授頂けると嬉しく思います。(今回、購入予定のチェロは、中央部には、しっかりした隆起があり、エンドピン側のおしり部分が平らになっている感じです。このような形は、一般的な形なのでしょうか?)それでは、どうかお願い致します。

投稿者:daintybeth     投稿日時:2008/08/18 02:46  ---234.163.162

チェリストさま

どなたからもご回答がないようですので、僭越ですがかきこみます。
私の楽器は190年前のものですが、最近F字孔のゆがみに気がつきました。20年ほど前に手に入れたものですが、その時にゆがみがあったかどうかはもう分かりません。片方だけではなく両方にありますが、ごくわずかです。ただいま、調製中ですが、特に問題とされていません。調整と演奏とで 矯正できそうな感じがしています。ただ、素人の私の思い込みですが。
第2のご質問の、本体の隆起のことですが、私は、偶然なのですが、チェロも、バイオリンもハイアーチの楽器を弾いております。
どちらも、楽器に恵まれて、よい音でよくなります。ただひとつ、
普通の隆起のものよりは、調整のよさが欠かせず、最適の弦にめぐりあうまで少し手間がかかる感じがします。あってない弦を使うと四弦のバランスがとりにくく結果的に使えない弦をしょいこみます。初めのうちはですが。
隆起と、そば鳴り遠鳴りについてはあまり関係があるとはおもわれません。楽器の固体の性能ですから。隆起よりももっと重要なことがあると思います。ただ私の二つの楽器は甘い柔らかい音がします。
エンドピンの後ろ側が平らであることについて、それが一般的なものかどうかはぞんじません。
以上本当に狭い私の経験だけで知っていることを申し上げましたので、その点をご留意くださいますよう。

Q:チェロの板の厚さについて
投稿者:imoshouchu     投稿日時:2008/08/17 20:07  ---220.134.106

チェロの表板、裏板の板厚について教えてください。実は、私が買ったチェロは結構、重い割りに音量ありました。バイオリンの厚さについての文献はありましたが、チェロについてはあまり、見かけません。是非、重量と板厚、音量、音質の相関関係について教えてください。木の材質、例えば、アジアの松、楓とバルカン材の材質の違いはあるとおもいます。よろしくお願いします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/08/18 01:18  ---124.77.69

以下、ヴァイオリンのデータとなりますが、ある楽器を分解しての重量分布のデータによると、
本体500gの内、100gはフィッティング(顎当、ペグ、テールピースなど取りはずせるもの)です。
残りの400gの内訳としては、大きなパーツを見ると、
表板:2割強
裏板:3割強
横板:1割弱
ネック&スクロール:2割弱
指板:1割強〜2割弱
です。
従って、通常仕様の楽器全体から見ると、表板、裏板は約4割の重量しか占めず、結果的に厚みが1割違うことと、ネックが太かったり、スクロールが大きかったり、指板が分厚かったり、フィッティングが黒檀の重いものだったりすることの、重量への影響度はさほど変わりありません。重いと感じる楽器の実際どの部分が重いのかは、楽器により異なりますので、一概に板厚が厚いと決めつけることはできません。
以下、私見です。
重量は結果論、板厚についての重要な事は全体のアーチングと各ポイントでの厚み(3次元での立体的な構成)であり、それにその時に使われる材料の特性の要素が加わりますので、専門的かつ複雑であり、ある意味製作者の企業秘密的ノウハウではないかと思います。(すみません。私には製作者としてのその常識とノウハウはありません。)
またアーチングと音色・音量に関する一般概論については、ヴァイオリンと同等にとらえればよいのではないでしょうか。
また、質問の最後で突然材料の話が出てきますが、その前の質問との関連がわかりません。

もう少し、疑問の部分を明確にした上で、質問を絞った方が、回答が得られやすいと思います。

Q:チェロの製作について
投稿者:imoshouchu     投稿日時:2008/08/17 20:20  ---220.134.106

楽しく読ませていただいております。皆さんのご意見をお聞かせください。
 昨今、技術の革新は目覚しく、格別、地域の特殊性は一般的には無いととのことですが、例えば、材料を希望の産地で選び、製作者が当地(例えば、イタリア)で勉強し、なおかつ、日本の特殊な風土(梅雨、その四季、湿気、温暖の差)を考慮し、4,5年掛けて製作することが出来たら、相応のチェロが出来るのではない家とおもいます。ひとつの考え方かとおもいますが、
意見をお聞かせください。よろしくお願いいたします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/08/17 21:03  ---124.77.69

>>相応のチェロ
とはどのようなものを指すのでしょうか。

上記を、例えば料理の話題にすり替えれば、答えはどうなるでしょうか。
期待されていることがよくわかりません。

Q:空読み
投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/12 22:59  ---108.125.40

vickey様 その他の方々

私が問題にしているのは空読みです。
曲でも音階練習でも、はじめは音符を見ながら練習するのですが、記憶するに従って目に見える音符ではなく記憶に頼って弾き始めてしまいます。それではいつまでたっても音符を見て弾く力がつかないような気がするのです。・・・つまり初見で弾けない。・・それともこれは問題ではなく誰にでもある普通のことなのでしょうか。

どなたか私のような問題を一度は抱えたことのある方、または克服なさった方はアドバイスをください。

投稿者:あい     投稿日時:2008/08/13 01:44  ---.49.243

ゴマゾウさんは少し言いすぎなのでは?

ひろし様、

初心者が初見で弾けないのは当たり前です。楽譜についていけないのも当たり前です。ひろしさんはすこし焦りすぎているように感じるのですが基礎技術を徹底的に身につける事を勧めます。
最初の1年は曲も弾く必要はありません。基本が出来ていて楽譜もそこそこ読めれば自然に初見も出来るようになりますので心配しなくても大丈夫です。

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2008/08/13 06:01  ---5.118.222

 ひろしさんと皆さんのやり取りを傍観していましたが、ひろしさん、もうそろそろ質問なさるのをやめてご自分で結論を出しませんか? 今までに寄せられた数々の具体的な丁寧なアドバイスに対して「お金がないからどうしようもない」「忙しくて時間がない」、そして挙句の果てには「私には出来ないことばかり」ですか。それは回答された方々に失礼だと思います。
 では、「あなたにできること」って何ですか? どんなアドバイスだったら納得されるのでしょうか? お金がなくて時間がなくても先生に付かなくても上手くなる方法ですか? そんな方法があったら誰も苦労しませんよ。
 最後の手段としては、ヴァイオリン教室の多い都市部に転職・転居するしかないでしょうね。実際、私はそれを実行しました。私は、ヴァイオリン教室やヴァイオリンを扱う楽器店が一軒もない田舎に住んでいました。当時はインターネットがなかったので、私にとってヴァイオリンに関する情報は「ゼロ」でした。それでも、どうしてもヴァイオリンが習いたくて、高校卒業後の就職先を首都圏に選びました。今でもその決断は正しかったと思います。
 だからといって、ひろしさんにもそれを強要するつもりはありませんが、悪条件の中で夢を叶えるためにはそれぐらいの努力が必要だと言うことを分かってください。

投稿者:((通りかかった)四季     投稿日時:2008/08/13 07:06  ---14.140.135

ひろしさんの事は(もう)置いておきまして

ゴマゾウさまの「その楽器を始めるには歳をとりすぎており・・」文章の流れの中のひとことをとりあげて すみませんが
世の中には 50,60で初めてあこがれの楽器を手にし 分を知って身の丈にあった練習を地道にされている方が 本当にたくさんいらっしゃいます。
そんな方々が目にされたらと思うと 胸が痛みましたので。
失礼しました。

投稿者:クロアシ     投稿日時:2008/08/13 09:28  ---4.232.28

(続き)
私は、スノビズムのなかに音楽はあってはならない思います。技術が向上すればするほど、経済問題は確かに大きくなりますが、実力次第で、いくらでも周りが手をさしのべてくれます。老いた教師が裕福でない優秀な生徒に自分の楽器や弓を破格で与えたり、レッスン料を格安・あるいは無料にして面倒を見ている、等という話を、私は身近でよく聞きます。
とはいえ、結局のところ、実力はどうであれ、それぞれが個々人の能力の限りを尽くして真剣に向き合うことが大切なのだと思います。結果として、演奏が技術的にどうであれ、その真摯さは、それだけで聞いている者の心を打つに充分です。

投稿者:想     投稿日時:2008/08/13 10:47  ---111.106.220

この掲示板には親切な方が非常に多いように思います。

ひろし氏のような、人を不愉快にさせるような掲示板の使い方をする方に対しても、どこまでも懇切丁寧に返答される。その優しさ、ボランティア精神は素晴らしいことだと思います。頭が下がりますし、多くの利用者にとって有難いことだと感謝しております。

しかし一方で、親切に返答することは、ひろし氏にこれまでと同様の非常識な掲示板の利用方法を認めたり、この掲示板を利用する他の利用者に対して不愉快な思いを強いることにもつながることをご理解いただきたいと思います。

「返答しない」という選択肢が、時には最良の選択肢になり得る場合もあるように思うのですが。

投稿者:vickey     投稿日時:2008/08/13 14:48  ---117.14.231

想さまのご意見、まったくその通りと思います。同様のことをかねてより私も考えておりました。
ただ、名指しされましたので、私の考えを申し上げます。

先のレスでも申し上げた通り、譜読みの力は経験の積み重ねです。
あい様のおっしゃるとおりです。音楽を始めて間もない(と思われる)ひろし様は経験値が絶対的に不足しています。楽譜を読むこと、それを演奏に反映させることができるようになり、アマオケでも初見がきく、というレベルに達するにはクロイツェルあたりまでいかないと難しいのではないでしょうか?これはヴァイオリン歴40年、アマオケ歴30年の私の経験上の意見ですが。

空読みという言葉は初めて聞きましたが、楽譜を注意深く見て正確に弾くことは必須の能力です。これは自分で気をつけるべきレベルの問題ではないでしょうか?

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/13 20:17  ---5.204.113

あい様

確かにアマオケに入ってから急に焦ってしまいました。指導者を失ってアマオケに拠り所を見出そうとしたのがそもそもの発端です。ある方にアマオケは百害あって一利ありと言われました。確かによい刺激になりましたが、焦るという事は百害の何者でもない、つまりまだ私にはしベルが高すぎて早過ぎたということなのではと思っています。

私はまだ音符を読めないのでCDがあれば手っ取り早くまず何度も聞いて覚えてしまい、それから音に集中して弾き始めるのですが、曲が頭に入ってしまったらたとえ目の前に楽譜があっても音符はもう目で追えません。追ってるつもりでただボーと見ているだけなんです。だから曲を覚えてしまうと楽譜を読む練習にはならないんです。

CDがない場合は楽譜を取り寄せてまず一つ一つ音符を見ながらピアノで音取りをします。それに平行してバイオリンでも音を出し指の位置を確認します。これを繰り返して何とか曲の流れをつかみます。これを一人でするので非常に疲れますから曲のイメージをつかむまではこれだけで一日の練習が終わることがしばしばです。

そして曲のイメージがつかめ始めると何とか音符を見て弾けるようになります。・・ここまでのプロセスは非常に音符を読む訓練になります。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/13 20:18  ---5.204.113

・・・続き

でもここで悩みが生じます。CDを聞いて覚えた曲も、音符を追って覚えた曲でも、一旦頭に入ると楽譜は全く目に入らなくなるのです。これが空読みです。目は確かに音符を追ってるようでも、音に集中してしまいます。

もしこの時、音ではなく音符を追う目に集中していたら実にぎこちない下手くそなものになってしまいます。聞いて覚えて弾くのと、音符を見ることに頼って弾くのとでは使う脳の回路が全く違うように思うのです。もちろん音符を見ているだけではなく音も聞いてはいるのですが、聞いて覚えたのとでは全く違います。

あい様は一旦頭に入ってイメージが出来上がった場合も、一つ一つの音符に目を集中させることに集中しますか。それとも楽譜あればあったで確認したい時のための備品のような程度で、実際の音に集中しますか。 それとも、両方一心同体のようになるのでしょうか。

曲を覚えるまでの練習の過程で音符を読む能力はある程度養われると思いますが、覚えてしまった曲ばかり弾いてるうちに譜面を読む能力は段々劣っていくのではないか・・・曳いては初見で弾く能力はなかなか付かないのではないか・・・という不安もあるのです。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/13 21:01  ---5.204.113

もーりん♂ 様

私も私なりの悪条件で自分にできうる範囲で努力しどうしても聞きたいことを選んで質問しているつもりですが、それが多くの方々にはただの我侭な怠け者のにしか映らないのですね・・・

私は一人でも音楽を、そしてバイオリンを楽しむ人が増えてほしいと願っています。何より、お金も、時間も、体力も、能力も、センスも、人脈も、・・・無い無い尽くしであってもそれでもバイオリンは好きだ・・・できたら弾いてみたい・・・触るだけでもいい・・と思う人達が増えて欲しいと願っています。

私も皆さんに言われるまでも無く何よりもよき指導者について練習に励むことは何よりも大事なことと思っております。

ですが、いろんな事情でそうはできない人もいることも現実なのです。そんな人は俺たちの仲間じゃないといってのけ者にしたり無視したりするのはそれは皆さんの自由かもしれません。・・・でもそれはいわば今流行の勝ち組のセリフでしかないと私は思います。

どんなに基本的なアドバイスであってもそれが相手を救わなければただの正論なんです。そんなものは床の間に飾っておけばいいだけの話です。

だから正論を生徒に押し付ける指導者は私には合わないのです。生徒に正論は全く意味が無い。でも正論が悪いんではないんです。要するに愛です。

世界的なバイオリストを育てられるかどうかは、本人の能力もありますが、多くは指導者に愛があるかにかかっていると私は常々思っています。

生徒の長所欠点、性格も生い立ちもいろんなことを気を配って適切なアドバイスが常にできる指導者こそ新の指導者です。それにはどうしても深い愛が無くてはなりません。有頂天になったときもどん底に落ちた時も、距離的にどんなに離れていてもいつも側にいてくれる、厳しくあっても常に味方でいてくれるのが指導者です。

でもそういう指導者はいないようで現実にはいますよ。しかもそういう指導者はみんなどん底から救われた経験を持っているものです。愛されたものは愛することができるんです。逆に鞭打たれて成長したものは鞭打つことを正当化してそれを繰り返します。

良いバイオリン、良い音色とは何でしょうか。生意気ですが、・・・愛を運ぶものでなくてはならないのではないでしょうか。バイオリニストは当然その責務を共に負う者です。

投稿者:通りすがり     投稿日時:2008/08/13 21:02  ---49.120.10

無視せよとのご意見に同意するのですが、
譜読みという面白い話題なので、発言をお許しください。
以下、私見です。ご批判よろしくお願いします。

>楽譜を取り寄せてまず一つ一つ音符を見ながらピアノで音取りをします。
>それに平行してバイオリンでも音を出し指の位置を確認します。

これがそもそも間違っています。
バイオリンを弾くためには、ソルフェージュが必要です。
楽譜を見ながら歌を歌えますか?
(のどが鍛えられていないために音痴になる場合はおいておいて)
できないのなら、まずこれからやるべきです。
一番最初は、ドレ、ドミ、ドファ、ドソ・・・と正しい音程で発声できるまで体で覚えます。
次に楽譜をみながら、ドドソソララソ…などと、声に出して歌います。
バイオリンで音を出すのはその次のステップです。

そんな練習をする時間がないとおっしゃるのであれば・・・。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/13 21:06  ---5.204.113

一人ひとりに返事をするとなるとこうも長くなってしまいます。ご容赦ください。

((通りかかった)四季様

全くのそのとおり・・私を含め多くの方々がほとんどが経済的な理由で幼いころ習いたくても習えなかったバイオリンをやっと自分の手で触ることができる・・・この事だけのために何十年待たされたことか・・・理解できない人達が多いのはとても残念ですね。

投稿者:通りすがり     投稿日時:2008/08/13 21:07  ---49.120.10

楽譜を見て音程を取れるようになったら、その次は曲の構成を解析します。
調性、リズム・・・、速度など楽譜の初めのほうに書いてあることを理解します。
その次は、曲の途中に加えられている様々な発想記号を理解します。
この辺りまで来て、やっと所謂「歌う」段階になります。

このレベルまで達したならば、楽譜をじっくり読みながら、敢えてテンポは落として、曲をさらうのです。様々なことが頭に浮かぶはずです。

ここまでできたなら、後は暗譜で大丈夫です。楽譜を見るのは、思い違いがないかなど、メモをチラ見するようなものです。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/13 21:15  ---5.204.113

クロアシ様

結婚した私の先生が私がバイオリンを始める時に言った言葉に、「感動させる芸術は上手い下手じゃないんですよ。」があります。

どれだけ心を込められるかです。もちろん練習にもです。量でも数でもどれだけの人に好かれるかでも、芸術的・・・でもありません。

なぜ先生が私にそういったか言うと・・・私にはそれが期待できると感じたからだと私は思います。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/13 21:19  ---5.204.113

想 様

返答をしないという選択肢はみなそれぞれ持っていて、そして現実にそれを実行なさっていると私は思います。

私も生身の感情を持っているので深読みされ茶化され、馬鹿にされるとると憤慨します。

でも、大きな目で見ればこれも私への恵みでしょう。

投稿者:通りすがり     投稿日時:2008/08/13 21:20  ---49.120.10

>もーりん♂ 様

>私も私なりの悪条件で自分にできうる範囲で努力しどうしても聞
>きたいことを選んで質問しているつもりですが、それが多くの
>方々にはただの我侭な怠け者のにしか映らないのですね・・・

誤解です。

多くの方が不快に思われるのは、このやり取りが一向に解決の方向に向かわないからです。

ひろし様が質問される⇒回答⇒回答に対し、誠意ある反応がない。
その上で新たな質問⇒以下繰り返し。

という構造になっているからです。要するにただの愚痴です。

あと、正論には愛がないとおっしゃいますが、そもそも、このような掲示板という形式で、「愛」が伝えられるとは到底思われません。電話でさえ、お互いの誤解が生じるのですよ。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/13 21:25  ---5.204.113

vickey様

確かに、基本的なレベルに達していないため、いろんな質問をさせて頂いております。ある程度概要がつかめて来たら次第に質問はなくなるものと思っております。

空読みもしますが、常に未知の譜面を求める努力も必要なのでしょうね。ありがとうございます。

投稿者:通りすがり     投稿日時:2008/08/13 21:30  ---49.120.10

最初の質問に対する回答に戻ります。

世の中には盲目の音楽家は大勢いらっしゃいますよね。とすると、極端な話(リアルタイムで)楽譜が読めなくても音楽はできるのです。先ほど書いたような、曲の解析ができていれば、後は耳と頭の中で音楽が作れるはずです。空読みでもOKです。仮に音符が読めなくても、メロディーが頭の中に入っていて、発想記号が読めれば大丈夫です。

所見が効くと、特にアンサンブルをするときなど、便利ではありますが、絶対必要というわけではありませんので、余りあせらないことです。

健闘を期待します。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/13 23:32  ---5.204.113

通りすがり 様

貴重なアドバイスありがとうございます。

少し前に誰かかは忘れましたが、まず曲を声を出して歌えるようになってから弾くのだと言われたことがあります。

・・・でも、これじゃあ今迄通り曲を何べんも聴いて覚えてから勘でポジションを取りながら弾きこなしていくやり方とほとんど変わりないじゃないか・・と思って・・・これホントかなあ・・・と思っていました。

これが誰もがやっている基本的なやり方だとするなら、全く歌を歌うのと同じなわけで、・・・いやいや歌ほどワンパターンじゃないから歌として覚えるのは至難の技です。・・好きな曲ならすぐに覚えるんですがね・・

昔合唱をやってたころを思い出しますが・・・その頃は1小節目の最初の音を基準に上がり下がりを見て音だしをし、慣れて来ると初見でもあまり当たり外れなく音出しができたものでしたが・・・これはほんとに勘です。

でも、私がイメージした初見とは最低限ひとつの音符をパッと見て直ちに正確に音出しができる、勘以上の何かであり、これができればすぐさま鼻歌がスラスラと譜面に作曲できるという能力のことでしたから・・・どうなんでしょう・・感みたいな程度でもいいということなんでしょうか。

それならもっとやり易くなります。・・・何しろオケの皆さんは私から見れば天才ですから・・いきなりこれと同じ様にやれる様に成って来いと言われてるようで焦りましたよ。小曲なら何とも無いのですが、交響曲3つですからね。記憶の天才じゃあるまいし、あと3ヶ月あるからってそんなできるわけが無い。

ということで、まずはドシラソ〜♪と譜面を見ながら歌えるようにして、それに合わせて基本+勘でポジション取りながら弾く・・の練習でとりあえずは良いのでしょうか。

投稿者:通りすがりの羽流津     投稿日時:2008/08/14 00:32  ---124.148.51

バイオリンのポジションというのは、そもそも勘でとるものではありません。
3rdポジションを弾きたいのであれば、1stポジションの3の指を基本にしてそこに1を持っていき、1,2,3,4ととります。
これを徹底しなければいけません。決して勘で弾くのではなく、確実性を持って弾くから外れないのです。それがひろし様のおっしゃる勘以上のものなのではないですか?
これは、日々の練習があるからこそ成せる技なのです。
勘で弾いてる限りは本番で音を外す確率が減らないので、注意して下さいね。

それから、最初に歌で譜読みをするというのは、フィンガリングやボーイングなどの技術にとらわれずに、正確に譜読みをするためです。歌えない箇所は弾けないとよく言われますから、一通り正確に歌えるようになることが譜読みの早道といえるでしょう。

交響曲3曲を普通にこなすレベルのアマオケなら、団員さんにある程度は技術の面で教わることができるのではないでしょうか?このQ&Aでは限界があると思いますよ。

投稿者:ひのきち     投稿日時:2008/08/14 03:15  ---110.85.129

読譜について、私はCD付楽譜を購入しその伴奏パート(旋律を覚えきれないので好都合)を
CDに合わせて弾き込み、(ピッチはともかく)音符の位置と指の関係を頭にたたき込んだ
時期があります。

ただし、それなりの練習量と時間はかかりました。

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2008/08/14 04:57  ---5.126.138

 ひろしさん、数々のアドバイスに対して失礼な発言をされ、さらにこれですか。。。

>どんなに基本的なアドバイスであってもそれが相手を救わなければただの正論なんです。
>そんなものは床の間に飾っておけばいいだけの話です。

 この発言は、これまで寄せられたアドバイスをすべて否定する発言で、大変失礼だと思います。実生活でもそのような人付き合いをなさっているのでしょうか? この際、あなたもヴァイオリンが上達しないなら床の間にでも飾ったらどうですか? もうこの掲示板では有益な回答が得られないと分かったでしょう? ほかの掲示板に行きませんか? でも、多分結果は同じでしょうけど。

投稿者:サヴォレ     投稿日時:2008/08/14 06:19  ---3.15.21

ひろしさま、
もーりんさまの
>実生活でもそのような人付き合いをなさっているのでしょうか?
おそらくそうではないですか?

ご自分の邪悪性に気づかれませんか。
ご自分を正当化するには引き換えに周りの人間を
スケープゴートにする以外に道はなくなります。
私は心から愛を持ってあなたを心配します。
この分野の専門家からカウンセリングを受けられることを
強く願います。

投稿者:クロアシ     投稿日時:2008/08/14 10:08  ---4.232.28

削除されてしまいましたが、このスレの冒頭で、音楽とは金持ちのやる高尚な趣味で、貧乏で低俗なお前にはやる資格がない、といわんばかりの傲慢で偏見に満ちた書き込みがあったために、「初心者」=「ト音記号」=「ひろし」氏を擁護する意見が何人かから寄せられて議論が迷走してしまいましたが、実を言えば、ほぼ全ての人が「初心者」=「ト音記号」=「ひろし」氏に対して強い不快感を抱いている思います。
私個人が特に不快に思っているのは、自分のことを棚に上げて、神だの愛だの理想の教育だのを持ち出しては、周りに本当の指導者がいないといわんばかりの態度で自らの向上意識の無さを正当化し、そのくせ掲示板での忠告にもろくに耳を貸さず、延々と無軌道に質問を続けていることです。

何度も指摘されていることですが、最初のうちは適切な指導者が手取り足取り教えるのが一番良いのです。大事な基礎ですから、四の五の言わずにみっちりしごかれるべきなのです。先生が結婚を理由に離れたり、アマオケの方が思うように教えてくれないのは、もーりん♂氏が指摘しているように、実生活でも上記のような態度を取って、周りから心底嫌われているからだと思います。
(続く)

投稿者:クロアシ     投稿日時:2008/08/14 10:09  ---4.232.28

(続き)
ただ、誤解のないように言っておきますが、

>私は一人でも音楽を、そしてバイオリンを楽しむ人が増えてほしいと願っています。何より、お金も、時間も、体力も、能力も、センスも、人脈も、・・・無い無い尽くしであってもそれでもバイオリンは好きだ・・・できたら弾いてみたい・・・触るだけでもいい・・と思う人達が増えて欲しいと願っています。

一般論としては、私もそう思いますよ。上手下手関係なく、真摯に取り組んでくれれば、きっと私はその真摯さに感動するでしょう。でも、「初心者」=「ト音記号」=「ひろし」氏の発言には真摯さがないし、ときおり意固地で傲岸不遜とすら思えます。

譜読みに関しては、通りすがり氏のコメント

>バイオリンを弾くためには、ソルフェージュが必要です。

これが有効かつ確実な対処法だと思います。これに対して、08月13日(水) 23時32分投稿の記事のような反論をされたら、もう、お手上げです。

もーりん♂氏やサヴォレ氏の最後のコメントに、私も同意します。もっとも、カウンセリングを受けて本当に事態が改善するのかどうかは、私にはよく分かりませんが。

投稿者:ひのきち     投稿日時:2008/08/14 11:35  ---110.85.129

ひろしさんwrote:
>交響曲3つですからね。記憶の天才じゃあるまいし、あと3ヶ月あるからってそんなできるわけが無い。

文意から察しますに、
 ・アマオケでやってこいと言われた交響曲3曲分の譜読みをするのがなかなか厳しい →
 ・なぜなら楽譜を見て指を置くスピードが曲に追いつかないから →
 ・暗譜してしまうしかない? →
 ・あと3ヶ月という短い時間の中で3曲も記憶しきれない →
 ・初見能力を養えばいいのだろうか?
というところでしょうか。

私も素人の部類ですが、あえてはっきり申し上げて一日に30分程度の練習時間で、かつ
現在鈴木の教本1をやってらっしゃる方がそのレベル(曲)を求めるのは、無茶と思います。
何の交響曲かわかりませんが、少なくとも4年前に始めた現在の私には、これから3ヶ月一日30分の練習では
絶対できない。

楽器に触るだけでもいい、というならともかく、上達を望むあるいは人前で弾くというならそれ相応に
基本から取り組むことが必要と思います。車の運転やパソコンとは訳が違います、この楽器。
上達への近道を「救い」と表現するのであれば、この楽器に救いはありません。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/14 13:14  ---164.193.150

電話でさえ誤解が生じるのに掲示板では尚更・・・というご指摘がありましたが、正にその通りだと感じます。

あいさんはじめ皆さんのレベルは私には高すぎます。高過ぎて私のニーズとのずれがあるんです。その為に気持ちの行き違いがあり互いがフラストレーションを感じているのではないでしょうか。

確かに床の間に飾るという表現は適切さに欠けていたかもしれませんが、あいさんはじめ緒先輩方に「不言実行 努力あるのみ」と書かれたメッセージを頂いたら、私としては床の間に飾るしかないんです。・・・こう言うとまた色々言われそうですが・・・少しは私の微妙な気持ちも理解して欲しいです。・・・つまり・・

あいさん

あなたのレベルは私には高すぎます。あなたから言わせれば最低限のアドバイスかもしれませんが、私には高過ぎるんです。私のとりあえずの目標は「タイスの瞑想曲」を自己満足的にある程度弾けることです。他人に聞いてもらうなんてもってのほか。全く考えたこともない。家族の前ではおおっびらに弾いてますが、それ以外は誰もいない公園の片隅で弾いたりしています。自分の楽しみを誰にも邪魔されたくないんです。私は初めから人に聞かせるために弾いているのではないんです。あくまで自分が楽しむためです。余程打ち解けた間柄でないと人前では絶対に弾きません。自分の楽しみを誰にも邪魔されたくないんです。バイオリンは私にとっての癒しの道具なんです。私の求めるレベルは昨日よりもほんの少しだけでも進歩できればそれでオーケーなんです。だからこんな程度のレベルですから、「不言実行・・努力あるのみ」は私には荷が重過ぎて全然楽しくありません。それだったらバイオリンに出合わなかった方がまだマシです。・・・こんなレベルです・・

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/14 13:15  ---164.193.150

つづき・・

電話でさえ誤解が生じるのに掲示板では尚更・・・というご指摘がありましたが、正にその通りだと感じます。

あいさんはじめ皆さんのレベルは私には高すぎます。高過ぎて私のニーズとのずれがあるんです。その為に気持ちの行き違いがあり互いがフラストレーションを感じているのではないでしょうか。

確かに床の間に飾るという表現は適切さに欠けていたかもしれませんが、あいさんはじめ緒先輩方に「不言実行 努力あるのみ」と書かれたメッセージを頂いたら、私としては床の間に飾るしかないんです。・・・こう言うとまた色々言われそうですが・・・少しは私の微妙な気持ちも理解して欲しいです。・・・つまり・・

あいさん

あなたのレベルは私には高すぎます。あなたから言わせれば最低限のアドバイスかもしれませんが、私には高過ぎるんです。私のとりあえずの目標は「タイスの瞑想曲」を自己満足的にある程度弾けることです。他人に聞いてもらうなんてもってのほか。全く考えたこともない。家族の前ではおおっびらに弾いてますが、それ以外は誰もいない公園の片隅で弾いたりしています。自分の楽しみを誰にも邪魔されたくないんです。私は初めから人に聞かせるために弾いているのではないんです。あくまで自分が楽しむためです。余程打ち解けた間柄でないと人前では絶対に弾きません。自分の楽しみを誰にも邪魔されたくないんです。バイオリンは私にとっての癒しの道具なんです。私の求めるレベルは昨日よりもほんの少しだけでも進歩できればそれでオーケーなんです。だからこんな程度のレベルですから、「不言実行・・努力あるのみ」は私には荷が重過ぎて全然楽しくありません。それだったらバイオリンに出合わなかった方がまだマシです。・・・こんなレベルです・・

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/14 13:17  ---164.193.150

つづき・・ (貼り付けを間違えてしまいました。)


あいさん初め・・死に物狂いで努力してきた人達に言わせたら・・そりゃあ・・・バイオリンをなめんなよ・・・と言いたくもなるでしょう。でも、レベルを下げて頂けませんか。今の私のレベルは何にも分ってない人が・・・「これは何ですか」と質問しているレベルなんです。だから、「自分で調べてから出直してこい」と言わずに、「これは○○です。とか、この様にしていきます」と答えて欲しいのです。根性とか・・闘魂とか・・優勝を目指せ・・いう体育会系のノリは私には全く合いません。・・・どうぞよろしく。

通りすがりの羽流津 様

非常にありがたいアドバイス感謝します。
まずはファーストポジションを自然に指が動くぐらい徹底して練習し、その上でポジションをひとつづつ上げて行くということですね。
そして譜面を良く見ながら歌う練習をするということですね。
まずはこれを徹底してがんばります。諦めずに団員の方にもすこしづつ聞いて行きます。ありがとうございました。

ひのきち様
ありがとうございます。やっぱり同じように四苦八苦しているのですね。似たような経験を聞くと慰められます。


クロアシ様

>バイオリンを弾くためには、ソルフェージュが必要です。

これが有効かつ確実な対処法だと思います。これに対して、08月13日(水) 23時32分投稿の記事のような反論をされたら、もう、お手上げです。

これを反論と取られたらそれこそお手上げですね。電話でも行き違いがあるから掲示板ならなおさら・・・はその通りだと思います。

正直反論でも反発でも何でもありません。正直に自分の思いを書かないと、痒い所に手が届くようなアドバイスを頂けないんです。その結果、通りすがりの羽流津 様からは非常に適切なアドバイスを頂くことができました。感謝ですね。何より、深読み、先入観なし批判全くなしで・・黙って・・質問に答えてくれたことに心から感謝したいと思います。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/14 13:37  ---164.193.150

ひのきち様

おっしゃるとおりです。でも、どんなにのろまな亀でも前には進みます。あとはレベルの問題です。アマオケの団員として実際に弾くかどうかは誰も分りません。今は見学者の立場ですから、このまま見学者のままサヨナラになる可能性は大です。それでも別に私は構いません。オケを夢見てもいないしプロ並みに成りたいとも思っていません。幼いころからやってきた人と同じポジションに立てるわけがない。成れる筈がないですから・・成れたらそれこそ天才ですね。そこまで私も自惚れてはいませんから・・・ただただ・・今日はいい音色で弾けたなあ・・・程度の進歩で十分なんです。それ以上だと私は潰れてしまいます。

投稿者:通りすがり     投稿日時:2008/08/14 14:10  ---49.120.10

>とりあえずの目標は「タイスの瞑想曲」を自己満足的にある程度弾けることです。
>他人に聞いてもらうなんてもってのほか・・・公園の片隅で弾いたりしています。

そこまで卑屈(敢えて書かせていただきます)にならないで頂きたい。折角質問されて、それに対して様々なアドバイスが返ってきて、ひろし様なりに消化吸収されれば良いでしょう。

人前で弾けるという自信は、何よりご自身にとっての楽しみのレベルを上げることにつながるでしょう?

自分を愛せない人は他人も愛せないとよく言われますが、卑屈になる余り、他人からは不遜に見られているのではないでしょうか?

精確な音程が出せるということは、精確にストライクが投げられることあるいは思った方向に打球を飛ばせることと同じです。
それができなければ、野球をしても面白くない。
ひろし様風に言えば、ベンチで座っているだけでも良い、夜中に一人壁に向かってボールを投げているだけでも良い、ということになるのでしょうか?

でも、折角この掲示板で質問をされ、いろいろな人からアドバイスをもらっているのですから、そう卑屈にならずに、素直にやってみてください。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2008/08/14 14:18  ---158.5.82

 ひろしさん、

> 今日はいい音色で弾けたなあ・・・程度の進歩で十分なんです。それ以上だと私は潰れてしまいます。

 それが目指すところであるならば、楽譜が読める必要は全〜ったくありません。 ご心配なく。 世の中にはCDみたいな便利なものがあります。(それくらいは買えますよね?) それで好きなメロディーを耳から覚えるので十分です。
 カラオケ上手で譜面の読めない人はいくらでも居ます。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2008/08/14 15:39  ---158.5.82

舌足らずでした。

> 曲でも音階練習でも、はじめは音符を見ながら練習するのですが、

小生はこの時点でCDの助けを借りることが多いです。 特にオケの曲の場合。

> 記憶するに従って目に見える音符ではなく記憶に頼って弾き始めてしまいます。

小生もそうです。というか、暗譜するくらい練習しないと弾けないので。

> それではいつまでたっても音符を見て弾く力がつかないような気がするのです。

かも知れません。 でもまぁゼロではないと思います。 少しずつは慣れてきます。 小生も今ではごく簡単な譜面なら初見で弾けるようになりました。

>・・・つまり初見で弾けない。

「初見だから弾けない」のではありません。 単に「弾けない」のです。 ですから、今の段階で初見能力を云々しても始まりません。 弾けるようになれば自然と初見もある程度できるようになります。(「ある程度」以上の領域では以前あいさんが書かれたようなノウハウがありますが、今それを云々しても仕方ありません。)

投稿者:クロアシ     投稿日時:2008/08/14 16:32  ---4.232.28

>自分の楽しみを誰にも邪魔されたくないんです。私は初めから人に聞かせるために弾いているのではないんです。あくまで自分が楽しむためです。(…)自分の楽しみを誰にも邪魔されたくないんです。バイオリンは私にとっての癒しの道具なんです。(…)だから(…)「不言実行・・努力あるのみ」は私には荷が重過ぎて全然楽しくありません。それだったらバイオリンに出合わなかった方がまだマシです。・・・こんなレベルです・・
>正直に自分の思いを書かないと、痒い所に手が届くようなアドバイスを頂けないんです。(…)何より、深読み、先入観なし批判全くなしで・・黙って・・質問に答えてくれたことに心から感謝したいと思います。

カントの道徳律に、「ほかの人を常に目的そのものとしてあつかうべきで、なにかの手段としてだけあつかってはならない」というのがあります。
「初心者」=「ト音記号」=「ひろし」氏の発言は、まわりの全ての人や、ヴァイオリンという楽器までも、自分の楽しみを実現させるための「手段」としか見ていないように思えます。あなたの謂う「愛」とは、あなたにとって都合の良い「手段」である、ということとほぼ同義です。そんなものは、いかなる意味でも愛ではないし、愛であってはならないと私は思います。
私は、長年ヴァイオリンをやって来て、今も自分の能力の限界まで技術を極めようとしていますが、それでも痛感するのは、音楽が人の心を動かすのは、機械的な技術などではなく、奏者の心情であり生き様だということです。
(続く)

投稿者:クロアシ     投稿日時:2008/08/14 16:33  ---4.232.28

(続き)
人や物を自分の欲望を達成する手段としか見ない人間は、そうすることで逆に自らを貶め、荒んだものにしまっていると思います。そんな人間の演奏する音楽が素晴らしいはずがありません。私個人は、美的体験を他者と共有することではじめて芸術という状況が成立する、と考えていますが、よし仮に自分の楽しみの為だけに演奏するとしても、そんな音楽で本当に自分の心を慰め癒すことができるのか、疑問に思います。結局、二重三重の意味で自分を貶め汚し、孤立させるだけではないでしょうか。

いずれにせよ、自分を楽しませるためだけに音楽をやりたいので、自分を楽しませる練習ができるよう、自分に心地よいアドヴァイスだけ下さい、という内向きで身勝手なスタンスで延々と質問されるのは、私個人としては、不快と嫌悪の念を抱かざるを得ません。誤解の無いように言っておくなら、これは、演奏の習熟レヴェルとは一切関係のない話です。初歩的な質問をたくさんする事自体が、今問題になっているわけではない、と私は理解しています。
辛抱強く回答されている方が一部にまだいらっしゃいますが、問題が生産的な方向に解決するどころか氏を増長させ結果としてスレッドが荒れるだけだ、と私は思うのですが、他の回答者諸兄の見解は如何。

投稿者:plimura     投稿日時:2008/08/14 18:17  ---108.10.185

これまでの経緯を見てきて、なんかあの「電車男」みたいな状況に似てきてはいないか?と感じたのは私だけでしょうか。一種の物語的なものを紡ぎ出して、そこに浸るというのがひろし氏のめざすものではないと思いますが。それにしても何も方向が見えてこない。ともかく最初のご質問に関しては、様々に回答があったわけですし、質問者も多様豊富な情報を得たはずです(後はご自身の意思による選択ですね)。このスレッドもそろそろ収束に向かってもよいのではないでしょうか。掲示板の目的はQ&Aでしたよね。

投稿者:2nd fiddler     投稿日時:2008/08/15 13:45  ---25.5.156

大学オケでヴァイオリンを始め、今はアマオケで弾いている者です。

初心者にとって、オケが百害あって一利なしと言われる意味は、弾けないところは軽く弓を浮かせて弾いている振りをしたり、無理にテンポについていこうとして雑になったりと、主にボーイングに悪影響を与えるからでしょう。

とはいえ、先生もいない今の状況で、必要なのは、まずお仲間だと思います。
私もそういう時期がありましたが、先生もお仲間もいない状況では、ネットでの情報収集に走りがちです。
ネットで収集できる情報というのは、実践できる方にとってはどんなに有益なことであっても、経験が不足している状況では机上の空論で終わることでしょう。頭でっかちになって、マニアックな知識をも常識と思いこんでしまったりもします。
今、ひろしさんもその状態にあると思います。

アマオケの皆さんは、演奏会前の今は、合奏時に無駄なおしゃべりをする時間はないかもしれませんし、見学に来ただけの方に余計な口出しをしないかもしれませんが、入団を希望しているならと、力になって下さる方もきっといらっしゃると思います。

三ヶ月後の演奏会にもし参加するならば、1曲だけ、しかも弾けるところだけを拾って弾く、あとは弾くマネをする。
もしくは、その演奏会の後から入団、というのが現実的でしょう。
その判断も、入団の意志を示せばコンマス或いはパートリーダーから示唆されると思います。

以上は見学に参加されているアマオケが初心者歓迎であった場合を想定していますが、多くのアマオケの中には人数が多かったり、レベルが高かったりして入団を見合わされる場合もあります。

最低限オケに必要だと言われるボーイングテクニックやポジションチェンジもまだ習得されていないと思いますし、オケにはそれ以外にオケに特有なテクニックやマナーもあり、教わることばかりになってしばらくはストレスもあるかもしれませんが、アマオケは楽しいですよ。先送りにすることはあっても、是非オケの醍醐味を味わって頂きたいと思います。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/15 13:47  ---167.141.86

通りすがり様

私ももっと下手糞な時に人前で弾いた時があります。まずは家族の前で・・・当然下手ですし、家族は遠慮なく批判しますから・・・どこか他で弾いて!!・・・となったわけです。

そして、もう少しまともに弾けるようになって・・知人の前で弾いて見ましたら・・何も言いませんが雰囲気がこう言ってました・・・バイオリンなんて何様のつもりだろうか・・・そんな程度でよくバイオリンを始めましたなんて言えるなあ・・・

もちろん頑張ってね・・・とお征爾にもそう言ってくれる人もおりましたが、・・・背中が・・よくやるわね・・・と言っていました。

それ以来私は人前では弾きたくないと思うようになりました。・・・でもすこしづつ上手く弾く事ができるようになっていくと家族も自然と受け入れるようになり、今では家でも練習できるようになりました。・・・でも音階練習はうるさがられます。弾くならちゃんとした曲を弾けと言うのです。・・ごもっとも・・

それから・・公園でバイオリンを弾くというのは決して孤独ではありません。セロ引きのゴーシュのような感じでしょうか。曲は何かを私に語りかけてきます。バイオリンもそうです。公園で弾くと鳥の囀りや、風、光などが私にそっとやさしく語りかけてきます。・・オケの中で四苦八苦している方がよっぽど孤独です。俺はここにいる意味が本当にあるんだろうかと何度も思います。

周りの人達のアドバイスはありがたいんですが、レベルが高すぎて就いて行けないんです。先生について徹底的に練習しろ・・・これが全てなわけです。それができるんなら直ぐにしてます。何回も書いたつもりですが、はっきり言って初めからバイオリンをやる経済的な余裕なんてないんですよ。それでも好きだから諦められなくて今に至っているわけです。・・たぶんお金に困ったことのない人には・・・なんでお金のせいにして逃げるの・・・といわれるだけでしょうがね・・・別に逃げてるわけじゃないんですけどね・・

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/15 13:59  ---167.141.86

セロ轢きのGosh 様

じゃあ・・CDでも何度も聞いて。歌えるくらい聞き倒して、それから譜面を見て、音符を追いながら歌う練習をする。それがスムーズにできたら、音符を目で追いつつ、記憶した音を頼りにバイオリンを弾いていく。これをスムーズにてきるようになるまで弾きこなす。楽譜が記憶されているかはこの際考えないで良いわけですよね。・・・そして楽譜なしでスムーズにきれいに弾けたら一応オーケーで良いんでしょうか。そしてやってる内に慣れである程度初見で弾ける曲も出てくるはずです・・ということですね。

ありがとうございます。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/15 14:27  ---167.141.86

クロアシ様

大分お気に触ったようですね。全ては私の不徳の致す所です。

ところで、

クロアシ様は誰のために生まれ、誰のために生き、誰のためにバイオリンを弾き、誰のために死んでいくのでしょうか。全人類の為ですか。

私は誰かの為に何かをしているつもりでも結局自分の為にしているのだと思っています。そういう意味でも所詮自分は自分しか愛せないものだと思います。・・情けは人のためならず・・結局自分のためだと思います。

私はクロアシ様がおっしゃるように不徳の塊のような人間です。あい様が言われるようなゾートする人間なのです。でもそんな私でも神は愛していると言われます。ここに救いがあります。

たとえ私が自分しか愛せないものであっても、神は私を愛するために用いることができます。実に不思議なことですが・・・バイオリンの調べの中に私はこの愛を発見したのです。

それは芸術性ということなのでしょうか・・・真の芸術は罪深いもを赦し救うのではないでしょうか。

全ては私の不徳の致す所ですのでご容赦ください。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2008/08/15 14:46  ---158.5.82

> ということですね。

 はい、小生は概ねそうしています。
 オケの中のチェロパートはCDだけでは聞き取れないことも多いですが、メロディや全体の和音の響きを覚えていれば一人でさらっていても嵌っているか外れているか判ります。

 譜面は最後まで手放しません。殆ど見てない心算でも、やっぱりあると安心です。それに、譜面を見ているといつまで経っても新たな発見(要するに見落としが発覚すること)があるので (^_^;

 こんな小生でも市民オケでは結構前の方で弾くこともあります。 年に2回程度の本番ならこれで何とかなります。 それ以上こなそうと思ったらやっぱりソルフェージュを真面目に勉強しなきゃいかんかな〜、でも限られた時間とお金は直接チェロの練習に注ぎ込みたいし・・・・

 読み直すと、ひろしさんは合唱経験あり、ある程度のソルフェージュはできるし、手許にピアノまであるんですね。 どうかすると小生よりも恵まれた条件かも知れません。

 上級者の皆さんから見ると背筋の寒くなる話かも知れませんね。 批判は甘んじて受けます(が、どうぞお手柔らかに ^_^)。

投稿者:通りすがり     投稿日時:2008/08/15 15:05  ---49.120.10

>何も言いませんが雰囲気がこう言ってました・・・バイオリンなんて何様のつもりだろうか・・・そんな程度でよくバイオリンを始めましたなんて言えるなあ・・・
>・・・背中が・・よくやるわね・・・と言っていました。

多分これはアマチュア演奏家にとって、永遠の課題ではないでしょうか。ひろし様に限った話ではありませんよ。
私も、そんなに期会は多くないですけど、舞台で演奏するときは「下手糞な演奏を聴かせやがって」という批判に怯えながら演奏しているのですよ。

もしかしたらプロの方でも同じ思いかもしれません。

P.S.基礎練習は必ず自信に繋がりますので、がんばってください。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/15 15:08  ---167.141.86

2nd fiddler様

仰るとおりの状況です。

オケの見学だけでも私には大変有意義でした。交響曲の、しかもバイオリンの譜面も一度も見たことがなかったので、この記号や音符はこう弾くんだーーーという単純な感動がありました。それに指揮者は喋って何ぼ、常に前向きで根アカさが求められるというのも分り、コミュニケーション能力の乏しい内向的な私には不向きだと知りました。

オーケストラの迫力あるサウンドが直に聞けるだけでも価値があります。

それにしてもバイオリン全体のの音色と音程を合わせるのってこんなに難しいものかというのも分りましたし、皆が皆全てをきちんと弾いている訳ではないというのも分りました。

焦らず導きに委ねたいと思います。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2008/08/15 15:12  ---122.220.146

 結局、いい音で弾けて人を感動させることができればどんな方法でもいいんじゃないですかね…
 耳から入ろうが、楽譜から入ろうが出来ていればそれでいいと思います。
 耳から入ると駄目だとする人の主張は人の真似で終わってしまう危険があること
 だから、耳から入っても作者の意図・自分の考えをどうすれば伝わるか考えて演奏さえすればよいと思います。答えなんかありませんから…
 楽譜から入ると理論的・哲学的とか言われることが多いと思います。問題点は理論的には正しいかも知れないが、一般ウケしないとかおもしろくないといわれることがあります。
 暗譜させる先生もいれば、楽譜をひたすら読ませる先生もいます。考え方はそれぞれで、自分あるいは聴衆が良いと思うものをつくりあげることが1番だと私は考えます。
 そもそも、何が悪いよりも何が良いかを考えられてはどうですか?
 お金がない、少しの時間しかない、年齢が…と自分が出来ないことを考えておられますが
 やっと楽器が買えた、少しでも弾ける時間が見つかった、年配でも上手くなるところを見せてやる!
 とは内容は同じで質が違いますよ!
 ヴァイオリンに関する本も物理学系まで私は読みました。某プロオケコンマスの書かれた本も読みました。
 電車のなか、寝る前、体の使い方どの筋肉が必要かなどを考えてみる、時間がなくても出来ますよ!
 

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/15 15:26  ---167.141.86

あいさん


--私の親友はとても貧乏な家庭に生まれて、先生に習うお金も無くて楽器も安物だったが血のにじむような努力をして国際コンクールで優勝し、奨学金でジュリアードに首席で行き、今はウィーンフィルで演奏していてストラドも貸与されている。何を言いたいのかと言うと、実力があれば他の物も付いて来るという事です。--

大変お手数ですが、この方の話をもっと詳しく教えてくれませんか。じっくりお伺いしたいです。もし良かったら別サイトに書いていただいてそのアドレスをここに載せて頂いても結構です。

指導者に払う月謝もなく、自分の音感だけを頼りに独学で必死の練習をし、初心者用バイオリンを用いて優勝し、現在はウィンフィルの団員・・もしくはコンマス・・となるとそれは私から見ればまさに天才です。是非その天才の話をお聞きしたいです。

きっと私にも参考になると思います。どうぞよろしくお願いします。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/15 15:39  ---167.141.86

アマティ様

あまり拘らない方が良いというお勧めありがたいです。すこし肩の力が解けました。・・見せてやる・・というところまではいってませんが楽しみつつ前進したいと思っています。

私なりにですが、ネットで調べたりしています。でも、聞かないとピンとこない面もありましてそれで質問させて頂いていました。まあ分ってる方にとっては何でこんな初歩的なことをここで質問しなければならないのかといぶかしむことでしょうが、これが今の私の現実なのでご理解いただけたらと願うものです。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/15 15:48  ---167.141.86

セロ轢きのGosh様、通りすがり様、どうもありがとう。段々肩の荷が下りてきました。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2008/08/15 17:06  ---122.220.146

 プロオケで首席奏者を務められたこともある方ですら、基本が出来たらプロになれる!
 右手はロングトーンだよ!それが出来ないうちは何を弾いても駄目だ!
 というぐらいですから馬鹿にする人ほど基本がわかってなかったりしますよ!
 私見ですが、掲示板より本・DVDをお勧めします。レッスンの先生につくのが一番ですが、補うなら言葉だけの掲示板より、映像、写真、そしていつでも読める本が良いのでは?
 少し高いですが東京の某プロオケのコンマスの方が出されたDVDが出てます。
 もう一つ、メリットはDVD、本ともに一度買えば、たとえ1万円でも10回見れば一回1000円です。
 基本的な部分を何度も教えてくれると考えればさほど高くもないかと…
 レッスン行けば。安くても一回3000〜5000円かかりますからね…
 考え方次第でどんどん出来ますよ!

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/15 18:55  ---167.141.86

アマティ様
 
そうですね・・・DVDは良いかもしれません。一度試しに買って見てみようと思います。

投稿者:あい     投稿日時:2008/08/16 05:27  ---66.22.61

ひろしさん、

私が言いたかったのは独学でもある程度上達できると言うことです。好きこそ物の上手なれですから、楽しんでバイオリンを弾ければそれで十分ですよ。上手だろうが下手だろうが幸せになれればそれだけで、素晴らしい。

でも、人前で演奏が出来るまでの自信を持てれば他の人も感動させる事が出来るのですよ。そっちの方がやりがいがあると思いませんか? 

投稿者:サヴォレ     投稿日時:2008/08/16 07:56  ---3.15.21

ひろしさま、
私が以前教会で奏楽奉仕(パイプオルガンですが)をしていた時は宣教師が指導してくださいました。
地域の教会にヴァイオリンを教えてくれる人がいるかもしれませんよ。その場合自分のためではなく神のためにヴァイオリンを弾くということになりますがコミットメントできるのであれば選択肢になるかと思います。

投稿者:taka     投稿日時:2008/08/16 10:26  ---38.26.148

ひろしさま

過去のあなたがなさった質問ごとに
その回答やご自分で感じたことを
1度文章にまとめて書いてみたらどうでしょうか?
また、それをなんどかよみ返してみてはいかがでしょうか?

新たなレスや質問はそれをしてから、
1度冷却期間を置いてしましょう。

投稿者:羽流津     投稿日時:2008/08/17 00:13  ---124.148.51

安いお買い物ではないので、十分にご自分で納得されてから選択肢に入れてくださいね。
プロの方などにも人気なのは、野外で弾けることが大きなメリットだからだと思いますよ。

Q:初心者バイオリン
投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/08 15:18  ---150.20.41

大人の初心者バイオリンは弾きやすい作りになっているそうだが確かにピグマリウスを弾いてみたらそう感じた。でももっと良いバイオリンの弾きやすさとどう違うのだろうか。弾きながら音を自由に作れるバイオリンがあるようだがそういう意味だろうか。では初心者バイオリンではやはり無理があるのだろうか。それが良いバイオリンとそうでないものとの分かれ目、基準になるのだろうか。

投稿者:初めて知りました     投稿日時:2008/08/08 17:11  ---215.160.184

初心者バイオリンというものがあるのですか?構造上の違いなどがあれば、音色も別のものになるかと思いますが・・・。正直なところ恥ずかしながら初耳なので、もう少し情報を頂けるとありがたいです。

投稿者:rio     投稿日時:2008/08/08 21:04  ---95.2.121

楽器の弾きやすさの感じ方は個人差があるので

できるだけ多くの楽器に触れる機会を作るようにしたほうがいいと思います、その中で抱いておられる疑問は解決できると思います。

以前、
Suzuki500番台のバイオリンを入門用として使用していました。
ある程度レッスンが進んだところで、先生から「そろそろ楽器も鳴らしきった感じなので、一生ものの楽器を買ってはどうかといわれ、現代製作家のバイオリンを買いました。
音量、音の美しさ、表現の幅は量産の楽器とは比べ物にならないものでした。先生曰く「このSuzukiは破れ太鼓」だと…

自分で一生懸命節約して購入した楽器や弓でも、先生の楽器(貸与を受けているストラド、CFランドルフィ、Mゴフリラ)や弓(Dペカート、Gアダム)をお借りして比較すると、自分の楽器のポテンシャルの低さに悲しくなってしまいます。

バイオリンに対しての情熱はとてもおありのようですから、自分の身の丈(経済力)にあった、ご自身と相性の良い楽器を探せばいいのではないでしょうか?

良いバイオリンとそうでないバイオリンの境界は、最終的には演奏者の感覚で判断するしかないと思います。また判断するだけの経験がないならば、現在指導を受けている先生に指示を仰ぐのが一番だと思います。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/09 00:38  ---150.20.41

今までは基本中の基本を教えてくれる先生についていましたが、これからはもう少しレベルの高い曲を練習しなければならないので別の先生に付く必要を感じておりますが、その先生は50万円以下のバイオリンは進めないと言っておられる方なのでお金のない私はどうしようかなあ・・・と思っているところなのです。話せば少し長くなりそうないろいろな事情がありますので・・・

投稿者:rio     投稿日時:2008/08/09 04:11  ---95.2.121

ひろしさんに質問があります。

1.基本中の基本を教えてくれる先生から「もう少しレベルの高い曲を練習しなくてはならないので別の先生に教わってくれ」といわれたのですか? それともご自身の判断ですか? ご自身の判断の場合その理由は何ですか?

2.50万円以下のバイオリンはすすめないといておられる先生は、50万円以下のバイオリンを持っている人には教えないと言っているのでしょうか?

3.「もう少しレベルの高い曲」というのは具体的になんという曲ですか?

投稿者:あい     投稿日時:2008/08/09 05:05  ---.49.243

ひろしさんは実に沢山質問をしていますね。Q&Aは機械ではありませんので答えてくださる方に対しての感謝が必要だと思いますよ。

私から判断しまして、ひろしさんはバイオリンを始めて数年だと思いますので、楽器にこだわるよりも自分の技術に焦点を当てたほうが良いと思います。「自分の楽器に勝っている」と言う感覚はある程度のレベルに行きましたら実感する事ですし、逆に「この楽器に自分の技術が負けている」と感じることもあると思います。 

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/09 08:41  ---108.125.129

皆様のお返事には重ね重ね感謝しております。今までの失礼には心からお詫びいたします。これからは一人一人にきちんと回答いたします。
rio様の質問
1.基本中の基本を教えてくれる先生から「もう少しレベルの高い曲を練習しなくてはならないので別の先生に教わってくれ」といわれたのですか? それともご自身の判断ですか? ご自身の判断の場合その理由は何ですか?

・・・先生からです。結婚するのでもう私の相手が出来ないんです。

2.50万円以下のバイオリンはすすめないといておられる先生は、50万円以下のバイオリンを持っている人には教えないと言っているのでしょうか?

・・・そうではありません。ただ、私自身が押し付けがましいという印象を持ってしまったからです。頭ごなしに言ったとおりにやれ、さもなくば来るな・・タイプの教師は私には合わないからです。

3.「もう少しレベルの高い曲」というのは具体的になんという曲ですか?
・・・今はまだ鈴木の教則本1を練習しているところですが、上達度に応じてステップアップして行くのが本来のやり方だとは思いますが、それだと途方にくれてしまうのです。本来自分を楽しませるために始めたバイオリンなので、練習の楽しくなければなりません。若い方達のように将来の目標をすえて我慢我慢・・・これだと私はへこたれてしまいます。ただでさえ、毎日仕事で疲れきっているので普通のレッスンは私にはきつすぎて合わないのです。でもだからといってバイオリンを一日でも弾かないでいると大変なことになるので最低でも10分は毎日弾いています。・・・こんな状況の中でどうバイオリンを楽しみながら上達していくかが今の私の課題なのです。


あい様

いつもありがとうございます。

バイオリンをはじめて早半年です。今こうして書いている中で気付いたのですが・・どうも私はスランプに入っていたようです。やっぱり少しお金がかかっても不定期でも指導者に付くべきですね。

投稿者:rio     投稿日時:2008/08/09 13:11  ---7.3.73

質問の1について:
レベルの高い曲を弾くために先生を変わるというのではなく、先生が結婚するために指導をやめるということなのですね。それは仕方がないですね。

質問の2について:
合わない先生はやめて、根気よく御自身と相性の合う先生を探されることをお薦めします。最後まで根気よく御自身と相性の良い先生を探すか、途中で「ある程度の妥協」をするかはひろしさんの判断です。妥協の線引きは個人差があり何とも申し上げようがありません。

質問の3について:
私の先生は、初心者こそ基本が大事という考えで
解放弦で楽器を弾くことだけを2か月でも3か月でもさせます。
(その時に調弦についても教えるのですが。)
スズキメソードのように楽しく曲を弾くことなく
1年ぐらいは、曲にとりかからず、ずっとセビシック、シュラディック、ボルフォルトなどをじっくりする先生です。
これをすることで、かなり演奏の下地ができるそうです。

基礎練習をおざなりにして上達するという指導を受けたことがないのと、そのようにして上達したという話を聞いたことがありません。私の知る限りでは、ひろしさんの課題を解決する方法はないように思います。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2008/08/09 13:55  ---158.5.82

ひろしさん、

 「スランプ」と言っているのは多分、「ヴァイオリンに安直な道はない」という現実がようやく見え始めた、ということだと思います。 それでも一縷の望みで安直なアドヴァイスを求めているようですが、殆ど愚痴の領域です。
 初心者が毎日30分ていど好きなメロディーをチャラ弾きするだけで、ウェブで匿名で文字情報だけでアドヴァイス貰って、それで上手くなれるなら誰も苦労しません。 宝くじが当ることを前提にした生活は普通は成り立ちません。

 腹を括って現実を受入れましょうよ。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/09 23:00  ---150.30.37

rio様

仰るとおりです。ですが、プロを目指すのであればその様に私もするでしょうが、今となっては自己満足の範疇を行きつ戻りつするのが関の山です。人が10歩進むところを私はたとえ半歩でもいいと思っております。それでも指導者がいないと駄目だと実感しておりますので、焦らず自分に合った指導者を探したいと思います。

セロ轢きのGosh 様

ローマは一日にしてならず。ですが、私の目指すところは所詮自己満足です。ローマではありません。ですからアマオケは無理だと思います。ローマを目指している方々ですからね。幼い頃からローマを目指して日々練習をしてきた方々と同じ位置に付こうなどとははなから考えてはおりません。しかし・・それでもバイオリンを楽しむ権利、知識を探求する権利はあると思います。始めて半年足らずで好きな歌を結構外さないで案外まともな音色で弾けるんですから、バイオリンの神様は喜んでくれてると私は思います。

投稿者:ひのきち     投稿日時:2008/08/10 01:05  ---110.85.129

私も大人からはじめた初心者の部類ですが、この世界に足を踏み入れた当初、
やはりひろしさんのように知識をひたすら求め続けました。
深くて面白いんですね、この楽器。

そのうち、押さえる場所を押さえれば音程はとれるけれど、
所詮は学芸会レベル。どうやったらプロはあんなきれいな音が
出せるんだろう、とお手軽なネットの各サイトを歩き回り、
また書籍類も買いあさりました。

↑たぶん今ひろしさんは今このあたりと推察します。


が、私も4年目となり、

セロ轢きのGosh様wrote:
>初心者が毎日30分ていど好きなメロディーをチャラ弾きする
>だけで、ウェブで匿名で文字情報だけでアドヴァイス貰って、
>それで上手くなれるなら誰も苦労しません。 

結局このお言葉に尽きるというのが現在の実感です。

書物・ネットの情報は先生の直接の指導には及ばず(参考にさせて
いただいていますが)、また地道な訓練なくして指の間は広がって
くれませんし、別々に動いてもくれません(T△T)

帰宅時間は遅いのですが、地道に先生の指導に従って練習しています・・

乱文失礼いたしました。。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/08/10 02:00  ---124.76.9

>>ひろしさん
以下、私見です。
多くの市民オケや学生オケを知っていますが、子供の頃に弦楽器を始めた人は、アマオケ全体の弦楽器奏者の中には1割もいません。ヴァイオリンが比較的多くて、ヴァイオリンだけで見ると平均すると2割程度いるかもしれませんが、多くてもそれくらいの割合です。
残りの8割〜9割の人の中で、かなりの割合を占めるのは、大学のサークル(一部は高校のサークル)で初めて弦楽器をさわった人達です。
その人達が大人になってから楽器を始めたにもかかわらずアマオケメンバーとしてやっていっているのは、
−学生時代は、自由時間が多く、練習がたくさんできる。かつ、好き嫌いに関わらず、本番までに周りに迷惑をかけないレベルに達する必要があるので、本番の曲を時間のある限り必死でさらう。その中で知らぬ間に鍛えられる。
−サークルでは、わからないことは、周りの人に教えてもらえる。それに慣れると、社会人となり市民オケに入っても、気楽にまわりの人に聞ける。
−先輩含め周りの皆が、短期間でオケの本番に出ているので、それが難しい事・大変なことだという自覚なく、怖いもの知らずで、知らぬ間にその壁を越えてしまう。
−弾けない箇所をうまくごまかすテクニックも、その中で生きる術として自然に身につけている。
といった理由によるものだと思います。

大人になって一人で楽器を始めた人と、学生オケで楽器を始めた人との大きな違いは、数年の間に積み重ねた練習時間、人前での演奏の場数と度胸、良くも悪くもオケという場での社交性(世渡り術)、オケを大変なものと見るか身近なものと見るかの感じ方、だと思います。
時間はかかりますが、大人になって一人で楽器を始めた人も、練習を積み重ね、基礎を身につけ、サードポジションくらいの曲をビブラートをかけてしっかり弾けるようになれば、後はアマオケ入団への関門は、気持ちの問題(自分で壁を作ってしまわないか)がほとんどを占めるのではないでしょうか。

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/10 22:15  ---150.21.152

ひのきち様、弦喜 様

ひのきちさんの言うとおり、バイオリンについての興味は尽きません。もちろん自分でも調べますが、ひとつ調べようとするとその倍の疑問が生じてもっと分りづらくなり、仕事で疲れた頭がオーバーヒートを起こしてパンクしてしまうんです。だから噛み砕いた答えを得るためには特定の指導者のいない私はこの様な場を借りて質問し続けるしかないのです。

自分で壁を付けているつもりは全然ないんですが、皆さんにああすべきだこうすべきだと色々言われるとほとんど今の自分にはできないことばかりです。

私は毎日30分でも10分でも引き続けて亀のようにのろまであっても一歩筒前進したいと望んでいます。その間先生でも先輩でも私より少しでもバイオリンを弾ける人にどうしても分らないことやできないところは教えて頂かなければなりません。

あとはその不定期に指導してくれる指導者をどうやって探すかだけですが、なかなか見つかりません。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/08/10 23:00  ---124.77.46

いかにヴァイオリンの先生を探すかですが、
すでに、
>−サークルでは、わからないことは、周りの人に教えてもらえる。それに慣れると、社会人となり市民オケに入っても、気楽にまわりの人に聞ける。

とヒントを書かせていただきました通り、一旦アマオケに顔を出したのであれば、その地域の情報を得るには、そのメンバーに聞くのが一番手っ取り早い方法です。
また、ネットで楽器を教えている教室・個人教授の紹介/登録サイトもあるようですので、電話帳作戦とともに地道に探される事も必要だと思います。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/08/10 23:07  ---124.77.46

紛らわしいので訂正いたします。(失礼いたしました。)
>また、ネットで楽器を教えている教室・個人教授の紹介/登録サイトもあるようですので

また、ネットで検索すれば、楽器を教えている教室・個人教授の紹介/登録サイトもあるようですので

投稿者:ひろし     投稿日時:2008/08/12 00:24  ---221.147.125

弦喜 様

まだ指導者は見つかっていません。アマオケのメンバーはどうも私に教える余裕はないようです。

さて、私は耳で聞いて弾くのが比較的得意ですが、なかなか楽譜読みを覚えられません。少し慣れると空読みしてしまいます。早く所見で弾けるようになるためにはどのようにするのが効果的でしょうか。

投稿者:vickey     投稿日時:2008/08/12 09:50  ---117.14.231

ひろし様

すでに諸先輩の皆様が何度もおっしゃっておられる通り、
この楽器の技術の習得に近道はないと思います。
目指すところは違ったとしても、
楽器の構え方から始まりボウイングはもちろん、
スケールやセヴィシック、練習曲などの地道な練習なしに
初見がきくなどあり得ない話です。

ヴァイオリンは時間もお金もかかりますが、
それ以上の楽しみをくれる趣味です。

先生につくのがベストなのはいうまでもないことですが、
それがかなわなくとも、ネットでも教本は手に入ります。
ご自分だけでできる練習もたくさんあります。
曲だけひいて喜んでいる自己満足にも早晩終りがくるでしょう。

アマオケのお仲間だって、あなたにつきっきりで教える余裕はなくとも、要点を絞って質問すると教えてくださるのでは?

投稿者:なんとなく。     投稿日時:2008/08/12 11:16  ---145.197.8

まわりのアマオケの方たちの気持ちがわかるような気がします。
例えば、一度、ご自身の御託は腹にしまって、素直に人の意見やアドバイスを「実践」してみては、いかがでしょうか?周囲の反応も変わってくると思いますよ。

投稿者:通りすがり     投稿日時:2008/08/12 20:17  ---49.120.10

これまでのまとめ

>一度、ご自身の御託は腹にしまって、
>素直に人の意見やアドバイスを「実践」してみては

まったくその通りです。

>これだと私はへこたれてしまいます。
>ただでさえ、毎日仕事で疲れきっているので
>普通のレッスンは私にはきつすぎて合わないのです。

などと、指導に対し反論されては、教えている方も
「黙ってやれ」と言いたくなります。
それが、

>押し付けがましいという印象を持ってしまったからです。
>頭ごなしに言ったとおりにやれ、
>さもなくば来るな・・タイプの教師

に見えるのでしょうね。

>まわりのアマオケの方たちの気持ちがわかるような気がします。

合掌

投稿者:通りすがり     投稿日時:2008/08/12 20:20  ---49.120.10

>しかし・・それでもバイオリンを楽しむ権利、
>知識を探求する権利はある

権利・・・ですか。深読みしてしまいます。
モンスター○○・・・

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/08/16 23:55  ---124.77.46

>まだ指導者は見つかっていません。アマオケのメンバーはどうも私に教える余裕はないようです。

これは、私が下記のように記載したことを、誤って受け取られましたね。
>一旦アマオケに顔を出したのであれば、その地域の情報を得るには、そのメンバーに聞くのが一番手っ取り早い方法です。

私は、アマオケメンバーからであれば、”その地域でヴァイオリンを教えているヴァイオリンの先生(指導者)の情報が得られるのではないか”、ということを書いたのです。アマオケメンバーには一度尋ねるだけのことです。
ひろしさんが先に書かれたように、
>あとはその不定期に指導してくれる指導者をどうやって探すかだけですが、なかなか見つかりません。
というのであれば、本気で、本当の先生(ヴァイオリンを教えることを職業としている人)をさがしてはいかがでしょう。

アマオケメンバーは、指導者ではありませんし、よほどの物好きを除いて救済者でもありません。そのような者であることを期待してはいけません。

アマオケメンバーは、まずは自分の楽しみのために、団費を払い、演奏会出演のノルマを払い、オケに参加しているのです。オケの練習中は自分のことで普通必死です。またオケの練習以外の空き時間でオケ関連の時間が持てるとしたら、当然自分の練習に当て、弾けないところをさらいます。コンマス、パートリーダは、全体の仕上がりの事を考えて行動しますが、そこに明確な必然性がない限りは、一人のメンバーのレベルアップのために時間を使いはせず、いかに全体がレベルアップして最大の効果が得られるかに注力します。初心者が集まった弦楽合奏団などを除いては、自分の努力で全体の進捗についていけない人間は、結果的にはその群れ(アマオケ)からは取り残されます。

自力で指導者は見つけましょう。指導者を見つけるための情報源としてアマオケを活用しましょう。

今回の一連の書き込みに対する私の発言は、ここまでとします。

Q:はじめまして。
投稿者:aya     投稿日時:2008/08/12 20:17  ---197.60.110

はじめまして。
 私は中3で部活動のオーケストラでヴィオラを弾いています。
今日は演奏の仕方についてアドバイスをいただけたらいいな、と思って書き込みしました。
 今ダッタン人の踊りという曲を練習しているのですが、ヴィオラのとても目立つ曲で、曲の丁度中間のあたりにメロディーがあります。有名な主題なので、知っている方もたくさんいらっしゃると思います。よく顧問の先生や講師の先生方に【歌って】【自分の気持ちをもっと楽器で表現して】と指導をいただくのですが、自分では歌っているつもりでも足りなかったり、フレーズが切れてしまって、思うようにできません。実際に演奏を聞かなければ分からない部分もあると思いますが、何かアドバイスをいただけたら幸いです。よろしくお願いします。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2008/08/12 23:55  ---122.220.146

 プロでもない私が申し上げるのは大変恐縮しますが…(もし間違ってる、反論等ございましたらどうぞ)
 私も歌うということはなんであろうという疑問からスタートし研究等いたしました。
 まず、テクニック面において音をつなげて弾く・音がぶち切りにならない・フレーズ感を保つことがたいせつです。
 右手では返す時に弓のスピードを落とす、そして極力スピードを一定にする、クレッシェンドがあれば“徐々に”スピードを上げる、ディミニエンドは逆
 左手はビブラートが“極力”止まらない、グリッサンドも取り入れてみるなど
 意識的な部分ではどの音が大事かを考える。ニ長調ならド#とレとかその調を決定付ける音を丁寧に弾く
 あとはどこを一番盛り上げるか形を見て考える
 ただ、ビオラであれば、裏メロ等弾くことが多く三度。五度の調を考えて弾くとかも考えられます。
 また、どれが正しいとかはなく、参考に納得行った物を採用していただければ幸いです。
 

投稿者:K2のバヨリンおじさん     投稿日時:2008/08/13 03:30  ---6.220.12

aya様

私、高2からヴァイオリンを始め、早32年。
現在「K2」と言うヴァイオリン&ギターのユニットで、
プロではありませんが、一応人前でソロ演奏している者です。

ご質問の件「歌って」ですが。

私の場合レッスン初めから、卒業に至るまでの、師匠のご指導。
(キラキラ星・蝶々・音階練習〜バッハ・モーツアルトのコンチェルト等)
「まず、あなたの弾きたいように歌ってみなさい」
と実際に楽器を弾く前に【(声で)歌わせられました】
振り返ると非常に有効なレッスンでした。
(今でも実践しております)

如何でしょうか?
楽器を構える前に【歌って】みて下さい。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2008/08/13 15:56  ---83.39.162

「歌うように」って、口で言うのは簡単ですが、具体的にどうする、というのは難しいですね。 
 以下、素人の聞き齧りですので割り引いて読んで下さい。

 フレージングの基本は、クレッシェンドして頂点があってデクレシェンドして収まる。 これが、一塊のメロディー全体の中で起こると同時に、大きなクレシェンドの中にも小さなクレシェンド・デクレシェンドが繰り返される。 例えば8小節かけて頂点に向かう途中でも各小節の中に小さな頂点がある。 下りも同様。
 パート内でこの点を意思統一。 どこが頂点か確認しておいて、それをなるべく大げさにやる;
 頂点のひとつ前の音は特に気合を入れて丁寧に(少し長すぎるくらい)たっぷりと弾く;
 頂点ではビブラートでアクセントをつける手もあります、
といったことがヒントになれば幸いです。

 もうちょっと安易な対策としては、盛り上がる箇所では身を乗り出して(或いは椅子から腰を浮かせて)弾く、というのもあります。 視覚効果もバカにはなりません。(但しやりすぎには注意)

 ウチの子のヴァイオリンの先生は子供相手に「もっと歌って」とは決して言いません。 かわりに、子供のヴァイオリンと一緒に先生自身が強弱身振り付きで歌ってくれます。 子供は理屈抜きで付いていくようになりますね。 学校のクラブならこれはパートリーダーの仕事かも知れません。 あるいはみんなで交代でやってみるのも良い勉強になるかも。

 上級者・指導者の方々の批判を期待しています。

投稿者:maria     投稿日時:2008/08/15 11:40  ---86.76.229

こんにちは。参考になるか分かりませんが、私のバイオリンの先生は唄うと言う表現の後に必ず例えばと、例えて仰います。どんな風にかと言うと、例えば、このアウフタクトは言葉に置き換えれば「それで・・・」と次を続けたいのか、「だから・・・」と次に続けたいのかで弓の動きを変えなければならない・・・と言うようにです。特に終わり方とかで必ず言われる事はこれは「・・・でした〜」とオペラの見せ場のように終わらなければならないのか、「・・・でした」とおとぎ話を終わらせるように締めくくるかでその前の弾き方も変わってくるから、まず、自分で曲想を固めて、といわれます。それを見極めるのは音形や記号などをよく見て、と仰います。特にビブラートはどんなかけ方が良いのかはオペラを聴くととても参考になると言われました。オペラ歌手がどこでどのような歌い方で声をどのように震わせるのかはビブラートの表現に通じます。と教わりました。とてもアバウトで申し訳ありませんが、私はこの様に教わっています。

Q:表板のクラック
投稿者:サヴォレ     投稿日時:2008/08/12 14:44  ---3.15.21

ラベルなしのヴァイオリン「Johann Christian Ficker, Neukirchen 1799年」について質問させてください。
音量も操作性も音色も良くとても気に入ったのですが表板にクラックの修復がありました。場所は駒近く、弓が弦を弾く真下です。
実際に見ることなしに回答は難しいかと思いますが、私が見る限り楽器店の方にポイントされてもわからないほど丁寧に修復されていたのですが、場所が場所だけに気になります。
過去ログを拝見したところ「魂柱近くのクラックは致命的」や「古い楽器にはよく見られること」とあり悩みます。
継ぎネック、継ぎスクロールもしていて見た目は無残ですが値段は$16000です。この作者の楽器が97年のオークションのPrice Historyで$2000〜4000,00年では$5000というのを見て混乱してきました。

この楽器のコンディションと値段について皆様のご意見を聞かせてください。

投稿者:ゴマゾウ     投稿日時:2008/08/12 15:00  ---22.169.130

よく、魂柱近くのクラックは致命的・・・と常套句のように言われますが、たとえそれが表板であっても裏から腕のいい職人が丁寧にパッチなどで丁寧に修復してあれば問題ありません。
むしろ、裏板の魂柱があたる部分にクラックがある場合の方がよくないです。
何故ならば確かに音に影響を与えるのは表板ですが、楽器としての価値は裏板にあるからです。
お訊ねの楽器はドイツのものでしょうか・・・その価格で音質、音量等が気に入ったのなら概ねいい買い物かと思われます。
(オークションの相場と小売価格とは差があります。信用のおける店ならアフターケア等の安心料も含めていると解釈しましょう)

投稿者:サヴォレ     投稿日時:2008/08/13 00:49  ---3.15.21

ゴマゾウさま、ご回答をありがとうございます。
次回、表板の裏側を見せてもらい、修復についてクラフトマンに詳しく聞いてみます。それからアフターケアについてですが問い合わせたところ100%でTrade-inできるそうです。今後100年間修理費は無料だとか。これはジョークでしょうか?
オークションの相場と小売価格の差もなるほどです。
ありがとうございました。