Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:ペグの硬さについて
投稿者:時刻表     投稿日時:2009/03/19 11:02  ---54.251.181

こんにちは。いつも興味深く拝見しています。
とても初歩的なことで恐縮ですが、今とても困っているので
よろしければお知恵をお貸し下さい。

バイオリンのペグ(E線以外全て)がものすごく硬くて少しも回りません。調弦ができず、途方にくれております。
ただいま東南アジアにおりまして、
近くに専門店もなく頼るすべがありません。
硬いペグを回すいい方法がありましたら
ぜひ教えて下さい。

投稿者:スティールラヴァー     投稿日時:2009/03/19 12:08  ---228.44.67

ペグを抜くことは出来ますか?
抜ける状態なら、一度抜いて蝋燭(東南アジアにお住まいなら手ぢかにあるでしょう)の蝋をペグに塗る。
抜けない状態なら、ガンガンに冷房をかけた部屋にとりあえず一日ケースから出しておいて置く。抜けるかどうかみてみる。
抜ければ蝋。抜けなければ厄介です。
ペグの先端に木の棒を当て、小槌で軽く叩く。これはペグボックスのほうが割れる可能性もあるので、最後の最後の手段。

投稿者:時刻表     投稿日時:2009/03/19 13:56  ---54.251.181

スティールラヴァーさま

お返事ありがとうございます。

やはり湿気のせいなんでしょうか?
今いるのは湿気が多くて、よく霧が発生するようなところです。そしてホテルでないのでエアコンもなく…

何かで乾燥させられれば、何とかなるということでしょうか。
また、反対側から打ち出すという発想がなかったので
これは使えそうです。

さらに他のアイディアがございましたら、引き続きよろしくお願いします。

投稿者:スティールラヴァー     投稿日時:2009/03/19 18:26  ---68.26.145

乾燥させるのもドライヤーなど直接当てると、変化が急激過ぎて割れる可能性があります。お気をつけて。反対側から打ち出すのはさらに危険性高いです。お気をつけて。

そうそう、もうひとつ。実際にやったこと無いですけど、面白いやり方聞いたことあります。冷凍グリーンビーンズ、手に入りますか?タオルでくるんだ冷凍豆でペグボックスを包みしばらく置いておく。

投稿者:もくもく     投稿日時:2009/03/20 11:01  ---159.184.193

私が実際にやった方法ですが、ペグの反対側からミニルーターという
工具の直径2mm程度のドリルでペグの中心を削ってペグを動くようにしました。もちろん慣れない方にはお勧めできませんが、ミニルーター
を扱える方なら一番確実な方法かもしれません。

投稿者:時刻表     投稿日時:2009/03/20 14:01  ---54.251.181

みなさま。お返事ありがとうごさいます。

昨晩冷蔵庫にバイオリンを半分入れて冷やしてみました。
すると、効果があったのか?不動のA線とD線がわずかに動きました。
今は不動のG線に苦戦を強いられております。
でも今の環境で実現可能な方法でもう少しがんばってみます。
{ミニルーター、使ってみたいけどちょっと不安!}

色んなアドバイスをありがとうございました!

投稿者:ボニ     投稿日時:2009/03/29 21:35  ---114.116.86

ttp://www.courtneyandwalker.co.uk/acatalog/peg_paste.html
ペグペーストを ペグをはずして塗るとよいです。黒檀のペグはたくさん塗ってみて下さい。ペグや穴を削ったばかりの状態でペグとペグボックスの穴がぴったりだと、たっぷり塗っては差し込んで回し、これを3回繰り返してちょうど良いくらいです。外れないペグは乾燥すると 外れます 乾燥剤を入れた大きなビニル袋にヴァイオリンを入れ密閉しておきましょう。

投稿者:時刻表     投稿日時:2009/03/31 13:04  ---54.252.205

コメントありがとうございます。
あれから、なんとか工夫をこらして調弦を試みていますが、
常に硬くてものすごく苦労しています。
(それでも、4日間に1回くらいはわずかに動くようになりました)
乾燥剤というのは盲点でした。これならコンスタントに調弦できそうな気がします。貴重なアドバイスをありがとうございました。

投稿者:teku     投稿日時:2009/03/31 17:02  ---12.30.76

いつも楽しく読まさせて頂いております。
ポニさん(ボニさん?)が書いておられるように、ペグペースト、またはペグソープを一度きちんと塗られてはいかがですか。ペグはテーパになっているので一度回れば抜けますから一度抜いてたっぷり塗ると後はスムースに回ると思いますが。
(弦を1つずつ外して塗って戻してを行なうことが必要です、いっぺんに全部外すと魂柱が倒れますので気お付けてください)
(おせっかいでした)

Q:練習用ミュートで弦のビビり
投稿者:猪太郎     投稿日時:2009/03/28 10:06  ---.6.137

チェロ初心者です。
マンションの為、自宅での練習時はゴムチューブに磁石の入っていているミュートを付けています。
しかしこのミュートを付けるとミ♭の音で異常に弦がビビります。
ミュートをはずすとこの現象はおきません。
ゴム製のかぶせるタイプや工房Mの金属製ミュートならこういうことはおきないものでしょうか?どなたかお勧めのミュートがあればご教示願えないでしょうか。
楽器は本体40万円くらいのドイツ製量産品です。
よろしくお願い致します。

投稿者:セロ轢きのGosh     投稿日時:2009/03/28 14:20  ---158.5.88

それは多分ウルフの一種でしょう。 ウルフはご存知ですか?
チェロではよくある話で、「チェロ and ウルフ」でウェブ検索かけたら山のようにヒットしますが、「これで決まり」みたいな解決策はなさそうです。

消音器(ですね?)を付けることで楽器の振動特性が変わり、ウルフが出るようになったり出なくなったり、出る場所(音)が変わったりします。 消音器を付ける位置でも変わったりします。

違うタイプの消音器を使えば違う結果になりますが、やってみないと判らないところがあるので、どれがお奨めとは言えません。 2個目の消音機を買う代わりに、いずれ必要になる弱音器(これが所謂ミュートです)を買って今の消音器と組合わせて使う手もあります。また、ウルフキラーという小道具もあります。

ただ、いずれにせよやってみないと判らない、チェロとはそういうものだ、と小生は理解しています。 具体的な助言でなくてすみません。

投稿者:猪太郎     投稿日時:2009/03/29 19:55  ---.6.137

セロ轢きのGosh様

コメントを頂き、ありがとうございます。
ウルフは聞いたことはありましたが、弦自体がビビる(D線の1ポジ広い形とG線の3ポジの時のEsです)のとは別なことと思っていました。

現在使っている消音器は駒の上の方に巻くようにはさむので、取り付けられる場所は決まってしまいます。
確かにやってみないとわからないことなので、弱音器やウルフキラーやそれらの組み合わせも含めて対応を考えてみます。

Q:ヴァイオリン弦のセッティング
投稿者:ニコロ     投稿日時:2009/03/26 09:18  ---5.206.216

初めて書き込みさせて戴きます。
今後の参考にしたいので皆さんのヴァイオリン弦のセッティング
を教えてください。私はGDAはエヴァピラツィ、EにNO.1を張っていて、そろそろ他の弦を試してみたいと思ってるのですが、張っている弦の特徴やオススメな点があればお願いします。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2009/03/27 21:44  ---251.35.32

Eカプランソリューションズ
Aコレルリアリアンスビヴァーチェ
Dラーセンツィガーヌ
Gオブリガード
です。

E線は輝かしい音
A線は温かい音
D線は明るい音
G線は深い音

にしたかったのでしてみました。

私はこれが良かったんですが…

他の人はメーカーも違うから移弦の際にキャラクターが変わるのが…等言われましたので推奨するとかではないです。

でも、カプランは(個人的に)輝かしい音だと思って仲間に奨めてみたら好評でした。

ただし、ネット上ではカプランも評判はまちまちですね。

その他の各弦も弦を売っているサイト等で説明されているのもを参考にしながら試してみました。

感覚・好みに最終的にはなるので難しいですね…

ただ、楽器との相性で同じ弦でもおとなしい音になったり深い音になったりするものの大まかな特徴はある程度の方向はいろんなサイトの評判、弦の説明、売り出し文句等で私の場合はつかめました。

(もちろん、上記は全て私の感覚等で話していますので、人によっては異なります。)

Q:チェロ用 ピラストロ パッシオーネ
投稿者:ちぇろこ     投稿日時:2009/03/26 11:32  ---255.184.230

チェロ用のピラストロパッシオーネが発売されたようですが、使用した方はいらっしゃいますか?感想を是非教えてください。

投稿者:シュテファン     投稿日時:2009/03/26 23:46  ---226.171.253

高価な弦でしたが使ってみました。

ガットだからか、弾き手が強引に弾いてやろうとすると鳴りません。
初心者向けではないと思います。
ある程度、弦やチェロと対話しながらボーイングを変えられるレベルだったら、
「真面目に弾かなきゃな、、」と謙虚になることを思い出すことが出来ると思います。

投稿者:シコーン     投稿日時:2009/03/27 07:18  ---80.185.117

使ったことはありませんが、海外の掲示板を見ているとピラストロのオリーブやオイドクサより、むしろオブリガートに似ているという噂です
オリーブを使っているので、A,D線もガットで出たら試したかったのですが、残念ながらA線はスチールになりそうですね。

投稿者:ちぇろこ     投稿日時:2009/03/27 10:33  ---134.172.56

ありがとうございました!
参考になりました。

Q:正面からみたネックの角度
投稿者:ころ     投稿日時:2009/03/20 17:22  ---49.85.84

ストラッド様、弦楽器のことは素人にはわからないことばかり、いつもためになる情報ありがとうございます。最近しばらく見ていなかったので(一応検索してみたのですが)、過去に似たような質問がありましたらすみません。
自分の楽器(Vn)を正面から見ると、ほんの少し首を右に振っているように見えます。左右対称なものと思っていたので少し驚きでした。これは、構えたときに手前が下がるようにわざとそうしてあるのか、製作やだれかがネック修理したときの狂いなのか、ちょっと興味を持ちました。教えていただければ幸いです。

投稿者:ストラッド 店員その2     投稿日時:2009/03/26 14:42  ---39.11.149

こんにちは。ころ様
文章では、どのアングルで見ているのか確認できませんが、
ネックはボディーに対してほんの少しですが傾いてささっています。ヘッド目の前にセットしてF孔を上に向けボディに対するネックの角度を見た場合指板を平面とすると少しE線よりつまり左に傾いています。製作者によっては平行の方もいます。G線側がたれている場合はすこし弾きにくい楽器になります。理由は、各弦のハイポジションを取りやすくするためです。F孔とネックを同時に見れる表板側から見た角度でネックが垂直ではなく傾いてささっている場合は程度問題ですがやはり弾きにくく音色にも影響が出ています。

投稿者:ころ     投稿日時:2009/03/26 22:25  ---49.85.84

丁寧なご回答、どうもありがとうございました。また、説明がわかりにくくてすみませんでした。。前者の、f孔を上にして、ヘッドが左に傾いている状態です。従って、f孔を正面から見た場合、渦巻がほんのすこしE線側に振り向いた感じに見えます。弾きやすいようにわざとこういう風にすることがあるということですね。意外と知っているようで知らないことが多く、興味深いです。どうもありがとうございました!

Q:ヴィオラのアジャスター
投稿者:ほっすぃ     投稿日時:2009/03/22 16:13  ---125.145.89



スチール弦にはアジャスターが必須だということを聞いたのでウィットナーのアジャスターを買ってみたのですが、C線などが太すぎて上手くセット出来ないんです。。


何かいい対策はありませんでしょうか??

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2009/03/22 18:39  ---214.91.38

 弦が太くてアジャスターにはまらないのであれば、マイナスドライバーで少しこじって幅を広げてみてはどうでしょうか? 私はそれで解決しました。今のところ、それでアジャスターの強度が損なわれて壊れたとかそういうことはありません。とりあえず、弦がぎりぎり通るぐらいに広げています。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2009/03/22 20:48  ---251.35.32

勉強不足で申し訳ありませんが

スチール弦でもバイオリンならG線、ビオラならC線までアジャスターは必要なんですか?

無理に使う必要もないように感じていたのですが…。

投稿者:いし     投稿日時:2009/03/22 20:57  ---147.206.235

 私もヴィオラA線のアジャスターの場合、スチール弦とナイロン弦とでは太さにかなり差があるため、入らないときはマイナスドライバーで幅を拡げました。

 ところで、スチール弦にはアジャスターが必須ということはないと思います。私の周囲でも、ヘリコアやスピロコアといったスチール弦をアジャスターなし(A線では使用)できちんと調弦している人は何人もいます。
 


 

投稿者:ほ?><input type=     投稿日時:2009/03/22 21:16  ---125.145.67



アドバイスありがとうございます。


とりあえずチューニングの特訓をしようかと思います。。

それでも解消出来ないようならマイナスドライバーで頑張ってみますo(^-^)o

Q:Mario Gadda 証明書について
投稿者:string     投稿日時:2009/03/10 20:51  ---10.161.192

こんにちは、以前こちらでMario Gaddaについて質問させていただきました。

いろいろ悩んだのですがやはりMario Gaddaにしようと思い、数件の楽器店を回り、お蔭様でようやく2本にまでしぼれてきました。

そこで気になったのが、自分が買おうとしている楽器が本当にMario Gaddaのものか、、とういうことです(比較的新しい製作者ですが、、気になってしまって。。。。)。

楽器店に聞くと「製作者本人が証明書を発行しています」と店員さんは言うのですが、この楽器が本当にMario Gaddaによって作られたものであることを証明する材料として、製作者本人の証明書だけでこれは正真正銘のM.Gadda作の楽器ということで信用してもいいものなのでしょうか。

もっとグレードの高い楽器の中には一流のディーラーなどで鑑定してもらっているような楽器もあるようですが、私の買おうとしているものの場合、どこまで証明されていれば、この楽器が本物であると信用していいのでしょうか。みなさまのお知恵を拝借させていただきたく思います。

投稿者:ゴマゾウ     投稿日時:2009/03/10 22:21  ---156.112.63

>「製作者本人が証明書を発行しています」

と楽器店が言うのであれば他に何を信用するの?
第一、店舗を構えている楽器店そのものが信用の証でしょ。
高価な楽器を専門店で買うということ、そしてさらに製作者本人の証明書がついているならばもうこれ以上言うことないでしょうが。

一体、あなたはそもそも(肝心な音や楽器自体に惹かれて)楽器を買いたいのか、それとも製作者のネームや証明書・鑑定書の類(所謂、付加価値)を優先したいの?

仰せの様にもっと高価な楽器には一流オーソリティの鑑定書が付く場合もある。けれど、そういった私文書は「箱書き」的意味はあっても絶対に本物だという確証は一切無いしね。
また、M.Gadda位のランク(失礼!)であれば製作者本人の証明書があれば十分。(彼の楽器には証明書がよく付いているのでまず間違いないかと)
ちなみにストラドやデル・ジェスといった最高の楽器でも本人自筆の製作証明書なんてものはないだろうしね。(私の知る限りでは聞いた事無い)唯一、ヒル等の一流ディーラーの鑑定書が最高に権威あるものとして業界で通っているだけのことなんだ。

疑心暗鬼といって、疑ってかかるときりがないし本来正しいものも終いには間違ったものに見えてくるもの。それに、高価な楽器を買うのだからといって、あまりにもナーバスになり過ぎると終いには「せっかくですがお客様はあなただけではございません。今回はご縁が無かったということで・・・」なんて体裁よくスルーされるのがオチ。

Mario Gaddaに焦点を合わせ探し回り、2本にしぼったその時点であなた自身この楽器の特徴も概ね分かり、かなりの目利きになったのではないかな?それだけでも大きな収穫だ。
そしてさらに最後の一つに決めた時が、つまり今回あなたに買われるべき運命の楽器だったというわけだ。めでたし、めでたし!

投稿者:rio     投稿日時:2009/03/10 22:44  ---7.17.161

ゴマゾウさんのコメントにもありますが

stringさんにとって、購入しようとしている楽器店は
信用のおけるお店ですか?
信用できないのなら、購入はやめた方がいいですよ。

Gaddaの楽器の特徴は、概ねわかりますか?
証明書の様式の特徴も、概ねわかりますか?

自分自身の経験からは、Gaddaを20〜30本ぐらい見ないと、なかなかわからないと思いますので、あまり疑心暗鬼になるのはいかがなものかと思います。


それでも、どうしても不安ならば

購入する楽器店の証明書をもらうことです。

証明書の宛名は、stringsさんで、
日付は購入日。
内容は、写真を添付のうえ、
「Mario Gadda の真作であることを証明する」
と記載してもらいます。

さらに、領収書にも、
製作者Mario Gadda
製作年度***年、
**モデルのバイオリン代として 

となるべく詳しく書いてもらいます。

後日 不幸にして購入した楽器が贋作とわかった場合には、
楽器店の証明書と領収書を証拠として、
返金に応じるよう法的手段を取ることができます。

国内の著名な楽器店なら、自社での鑑定活動もしているので
証明書は発行すると思います。
重要なのは、日本語で明確に「真作であることを証明する」と
書いてもらうことです。

投稿者:K's     投稿日時:2009/03/10 22:49  ---114.4.138

偽物の鑑定書もあるかもしれませんが、「本物の」鑑定書とされているものがいつでも本物を証明するものではない、というのが楽器の世界の鑑定書の特徴でもあります。
鑑定書はないよりあった方がまし、というくらいに思っておけばよいと思います。Mario Gaddaはコンテンポラリー製作家なので、一流鑑定家の鑑定書はつかないでしょうし。有名楽器店が発行する鑑定書もほとんどオールド〜モダンのものです。

ところで、選定された二挺のMario Gaddaラベルの楽器は、
鑑定書を疑ってしまうような、そんな微妙な楽器なのですか?

ゴマゾウさんが書かれているようにMario Gaddaを何本は弾き比べたのであれば、製作者の傾向から同じ人が作ったものかどうか何となくは判断できるのではないでしょうか。その中で勝ち抜いたものを選ぶのだから、ある程度自信も持ってもいいのではないでしょうか。
鑑定の専門家でない限り、「本物」を本物と判断するのは難しいです。(分かりやすい偽物なら判別可ですが)
演奏をするために楽器を購入するのなら、演奏者として視点(鳴り方、音色、雰囲気など)で判断すれば良いのではないでしょうか。

投稿者:string     投稿日時:2009/03/10 23:07  ---10.161.192

皆様

有意義なご意見をどうもありがとうございます。

私は演奏するために楽器を買うので、やはりみなさんのおっしゃるとおり楽器そのもののキャラクターを最優先に考えようと思います。

また真作であるということを証明してもらうための手段としてrioさんのアドバイスも大変参考になりました。

現在迷っている2本は70年代前半の作品と、80年代後半の作品です。音色はどちらもとてもよく、操作性も申し分ないと思います。だからこそ迷っていまして、、、、。

以前こちらでM.Gaddaは1980年??くらいを境に作風がずいぶんと変わっているというようなことを聞いたことがあるのですが、確かにこの2本のものも見た目は随分と違います。

どなたかこのM.Gaddaにおいて、製作年による違いについてご存知の方はいらっしゃいませんか。。。

最初のテーマと変わってきてしまったんですが、、どうしても知りたいのでよろしくお願いいたします。

投稿者:高麗     投稿日時:2009/03/12 04:36  ---7.104.4

コマゾウさんはプロの業者さんですね。
20%程の手数料で証明書を書いて貰えるこの御時世、
それを周知の上でそういう発言ですから一番危ない人だと思う。

投稿者:ゴマゾウ     投稿日時:2009/03/12 09:00  ---156.112.63

>高麗 サマ

>コマゾウさんはプロの業者さんですね。

残念ながらハズレ!(そう言ってもらい光栄の至りだよ・笑)
ていうか、私程度の薄識を持った人は楽器好きには沢山いるよ。
(たまたまこのスレに登場しないだけ)
これ位のことでプロ扱いされるほどこの業界は甘くは無いしね。
本当に好きならば、この位の知識は自然とに付くよ。

>20%程の手数料で証明書を書いて貰えるこの御時世

一概には言えない。私は相場は10〜15%と聞いたけれどね。
でもまあ、相場の上限はあるみたいだ。だって1000万を超える楽器に同じような率で鑑定料取られたのではたまったものではないし。
あと、>証明書 ではなくて鑑定書だな。
(証明書は原則本人が作成するもので、最初から楽器に添付されている)

投稿者:mermaid     投稿日時:2009/03/12 11:21  ---113.193.18

コマゾウ様
> 光栄
??
趣旨は性質の悪いお店の方に見えたという事だと思うけれど ??
プロかセミプロかは分からないけれど話の持って行き方に直感的な不穏さを感じます。

製作の証明書だけが本物という場合があると聞いたこともあるから鑑定書が欲しくなる。
売り手としてはそのために鑑定書をお金でという場合もあり得る。

何れにせよ買う前に楽器にしても添付書類にしても多くの名のある人に
見て貰うのが良いと思いますがね。 買う側の立場のアドヴァイスとしては。

投稿者:string     投稿日時:2009/03/12 14:43  ---14.64.208

みなさまどうもありがとうございます。

どのようなご意見も大変参考になります。

ここでいただいたアドバイスを踏まえ、自分の納得のいくかたちで楽器を手にできたらと思います。

投稿者:ゴマゾウ     投稿日時:2009/03/12 15:48  ---156.112.63

>どなたかこのM.Gaddaにおいて、製作年による違いについてご存知の方はいらっしゃいませんか。。。

↑についてのレスかと思えば軒並み主旨とは関係ないものばかり続くなぁ・・・笑

さて、今一度、おさらいを。
rio氏
>あまり疑心暗鬼になるのはいかがなものかと思います  
>購入する楽器店の証明書をもらうことです 
(でも、これはちょっと難しいかもね?それらはあくまで「私的見解」であり、万が一トラブルがあっても返金やせいぜい民事訴訟でしょうから)

K's氏
>Mario Gaddaはコンテンポラリー製作家なので、一流鑑定家の鑑定書はつかないでしょうし。有名楽器店が発行する鑑定書もほとんどオールド〜モダンのものです。

等々は的を得ているよ。それぞれにご自身、経験や勉強・研究もされておられる様子が如実に伺える言葉だから質問者さんも納得されたのでは?

あと、質問者さんも可能な限り自分で足を運び、試奏し、悩み、そして最終選考段階?までしぼりこんだのは立派!
その上で身銭を切り、高い買い物をするのだから(これでもか!)と念入りに真贋にこだわるのはもっともな話。だけど、超一流のプロでも名器の贋作(明らかに真っ赤な偽物は別として工房・弟子作、コンポジットといったものも多数流通するのでこのあたりは微妙)を大枚はたいて掴まされたりの話も枚挙に暇がないのでね。それらに比べればまあ音と値段に納得出来れば、御の字では?

あと、誤解してる人がいるけど鑑定書が無い場合、改めて売り手がオーソリティに依頼して書いてもらう場合と買った後で自分自身で依頼する場合とがあるかと。(海外著名鑑定家のものも楽器を送り相場価格で書いてもらえるのは事実。けれどあまりにも真作からかけ離れていたりはNG、また疑わしいものは条件付、そのあたりはさすがにきちんとしている)
最も大切なことは鑑定書の類が大切なのか、楽器が大切なのか・・・得てしてこれだけ出して買うのだからと、とことん鑑定書に固執する買い手も多く、その結果、価値の低い楽器や弓にまで節度無く鑑定書を多発するディーラーも多い?と聞くし。全く本末転倒だよ!

投稿者:一寸法師     投稿日時:2009/03/12 19:08  ---0.103.130

コマゾウさんは自分で書いている矛盾に気が付いていないんじゃないでしょうか?

(最初) 
> >「製作者本人が証明書を発行しています」

> と楽器店が言うのであれば他に何を信用するの?

(最後)
> 価値の低い楽器や弓にまで節度無く鑑定書を多発するディーラーも多い?と聞くし

普通の人が丸くなって働いている時間にそれだけ長々と書けるのはきっと何処かの店主さんだからでしょうね。
大体こういう場を仕切ろうとする姿勢からして一寸ね。
こういう人にはしっかり突っ込み入れてやらないと話を何処へ持って行かれるやら?

投稿者:string     投稿日時:2009/03/12 20:35  ---10.161.192

重ね重ね、、ありがとうございます。

鑑定書、証明書についてはだいぶわかりました。

で、M. Gaddaにおいて、製作年の違いについて、どなたか情報を持っている方はいらっしゃいませんか??

もしご存知の方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。

投稿者:ゴマゾウ       投稿日時:2009/03/12 22:44  ---156.112.63

最終的に70年代前半の作品と、80年代後半の作品のどちらかで迷っておられるとのこと。

では、改めて。
前回のスレでのご質問でもお答えしましたが、私自身、80年代前半のものを一時所有していました。
他の方のご意見で、彼の作風は80年を境に変ったということですので私が持っていた楽器などはまさにその真っ只中のものかと。よって作りや音自体にあまり魅力を感じなかったのは彼自身に模索や迷い?があった為か・・・などと勝手に解釈したりも。
ちなみにこの頃の彼の作品には仕上げをあえてアンティーク調にしたものも結構あったように記憶しています。(当時の流行りか?)

質問者さんが選んだ二つの楽器はそういった意味でどちらもそれぞれの年代の作風をしっかり表していると思われますし、それは音にもきちんと出ているようなので、結果的にはいずれを選んでも良いかと。
あと、彼は確かに現時点では父より評価は低いけれど70〜80年代の楽器も今後ますます貴重になっていくと思われるしネームバリューも高いほうなので今がはっきり言って買いどき?かもね。

蛇足:まだ分かっていない人がいるけれど、証明書と鑑定書は基本、違うよ。よって少しも矛盾していない。
前者は本人自身が自分の作品に添付するものであり、後者は知識や豊富な経験のある専門家(オーソリティ)が多面的な鑑識眼により作成するもの。いずれも証明や付加価値として有効にはなる。
ちなみに最初から証明書が付いた楽器には鑑定書などは要らないし(証明書が正真正銘本人作である最高の証しなのだから)、じゃあ、今度は買い手からのニーズがあるからと何も付いてない楽器に鑑定書を節度無く多発するといってもそこは程度問題。前述の価値が低いといってもやはりマスターメード以上のものでないと付ける意味が無いだろうし。だから、そのクラス以上の真に価値のあるものや評価に値するものには鑑定書が添付してあれば売り手はさらに自信を持って売れるし、買い手にとっては何より安心であり、かつ魅力的であるのは間違いないとは思うよ。それに鑑定書は、伊達や酔狂?でポンポンと依頼・発行できないのは美術品や骨董品等の世界とも共通かと。

投稿者:string     投稿日時:2009/03/12 23:20  ---10.161.192

ゴマゾウさん

大変参考になります。仕上げに関してもまさにそんな感じです。

なおさら迷ってしまいます。もう一度楽器店に足を運んで試奏してしまいそうです、、、。

見た目の美しさから言えば、ちょっとアンティーク調な仕上げになっている70年代前半作のものが気に入っています。あと「MG(この二文字が重なったやつ)」が入っているのでこれもポイント高いです笑。

80年代のほうは特にアンティークな加工はなく、見た感じ本当に新作!!という感じです。

どちらもグッドな音なのですが、音自体の魅力とか、深み?などはやはりM.Gaddaのキャラクターが確立された?80年代後半の作品の方がいいのでしょうか・・・。正直、迷いすぎて私には判断つかなくなってしまいました。。

主観でかまいませんのでゴマゾウさん、、もしくは他のみなさま、、教えてください。

投稿者:rio     投稿日時:2009/03/13 07:05  ---95.2.121

検討している Mario Gadda は
彼のオリジナルモデル(彼独自の型)ですか
それとも、スカランペラ、ダエタノガッダ、ガリンベルティ、ストラド、デルジェス、テストーレ、ズガラボット等の他の製作者の型ですか?

オリジナルモデルで、アンティーク仕上げは、私は見たことがありません。あれば、とてもレアな楽器だと思います。

楽器としての性能は遜色なくても

あとは、その楽器に、どれだけ本人の手、弟子の手が入っているかで、私は選ぶと思います。70年代半ばから〜90年代は、弟子の手が入ることが比較的多く見られるのが、彼の楽器の特徴だと思っております。
証明書に「**さんの依頼によりこん楽器を作る」とあるときには、注文生産の楽器であり、そういう楽器はほとんどの仕上げ工程をGadda本人が行ったと思って間違いないと思います。

私の楽器(M.Gadda)も一見して「ここは違うねぇ」というところがあります。


本人作が気になるなら、作りを見分けられる人に助けをもらいながら選ぶというのも、一つの対策だと思います。

ちなみに…

ここ3〜4年 Gaddaの製作証明書も精巧な偽物が見られるようになりました。 真贋について気になさるのであれば、くれぐれも注意して、信頼できるお店と取引することをお勧めします。

私は、真贋判断で最初に見るのは、材料がマントバスクール独特の楓を使っているかどうかの確認です。何本も見ていれば、わかってくると思います。

手ごろな値段で、よい楽器を買うチャンスは 全くないとは言いませんが、非常に稀有なことですので…お気をつけてください

投稿者:phthalocyanine     投稿日時:2009/03/13 09:13  ---244.210.205

stringさんへ

rioさんは、この掲示板や某大掲示板で、ご自分のMario Gaddaのバイオリンについての内部の製作者の書き込み等について、記載されておられ、かなり、この製作者について詳しく考察されております。

そのrioさんが、あえて、二回目のスレをされたということは、少し危ないと思われたのではないかと推察します。

最近、Mario Gadda氏が、亡くなられたことが関係あるのか分かりませんが、数年前に比べて非常に多くの彼の楽器が出回っているような気がします。(また、価格も以前よりも比較的安いのがきになりますが・・)

strinさんは、価格に関しては、言及されておられませんが、ドル、ユーロ安の影響があるにしても、真正で300万というラインを下回ることは、稀な楽器だと思います。まして、70年代の楽器が300万円を下回るというのは、少し考えにくいとお考えください。

私なりのコンテンポラリーの買い方は、製作者に近い人を探す・・・ということからはじめます。
直接本人から購入されているディーラーの方や本人の弟子の方などからの購入を試みます。
もし、贋作を売ったら売主が信用を失うような場合、本物であり、さらに程度も良い楽器にめぐり合える可能性が高くなります。

作風を自在に変えられるのが、Mario Gaddaの特徴であり、まさにそれが、stringさんの混乱の理由でもあると思います。

本物の楽器は、基本的に相場よりも下回ることはありません。
(個人売買は、それに限りませんが・・。)

すこし、stringさんの求めているレスと趣旨が違うかもしれませんが、お許しください。

投稿者:来茄子     投稿日時:2009/03/13 11:03  ---59.44.138

盲点になっている話ですが製作証明だけが実物で楽器が違うということもあるんでしょうか?
対象を見慣れていない人がレア物を買うのはそれなりのリスクがあると感じます。
同じ特徴を持った物が複数あるか調べたいところですね。

投稿者:string     投稿日時:2009/03/13 12:55  ---14.64.208

rioさん,phthalocyanineさん、来茄子さんありがとうございます。本当に参考になります。

検討している楽器は、特に他の製作者の型かどうか、楽器店からは伺ってないです。。。と言うか、楽器店が何も言わないだけでしょうか。

70年代前半のものは、アンティークフィイッシュというほどではないですが、若干左手があたるコーナーのところが色あせている感じで経年変化?を思わせる雰囲気です。80年代後半のものは本当に新作!という感じです。

今購入を検討している楽器店は2店舗に絞っていて、一方はまったくの飛び込み、もう一方は私の師匠が頻繁に出入りしている楽器屋(師匠の所有するオールドイタリーも修理している店です)です。

信頼できる店と言うことならば明らかに後者です。前者の楽器店はユーロ安の影響だそうで、こちらは250万、後者は350万です。

やはり亡くなったせい?もあって、贋作や疑わしい楽器も徐々に増えてきているようですね。

正直この際100万の差は度外視で、自分が納得できる方と考えています。

でも、、、この掲示板でお話をうかがっているうちに、、やはり信頼できる店で買うのが一番、、、とう気がしてきました。私が聞く限り、音色の良さ、操作性はほぼ互角です。

また何かコメント、ご意見ありましたら厳しい意見でも大歓迎ですので、色々と教えてくださればと思います。

投稿者:来茄子     投稿日時:2009/03/13 13:07  ---59.44.138

(1つ前への補足です。またがってしまって恐縮です。)

rio さんの貴重なコメントを見逃していました。
買う人にとって大変貴重な意見を下さる方だと思います。
色々な意見がある中、rioさんの意見が貴重に思えるのはrioさんが買う側の立場、
買う人の視点で物を見ているからです。
売り手の視点は利害関係に直結している事もあるのでしょう、
どうしても意見に歪みを感じてしまいます。

投稿者:rio     投稿日時:2009/03/14 10:31  ---7.0.81

 ゴマゾウさんの 3/10 22:21 のコメントと、私は同じ意見です。 多くの人はモノを買うとき、欲を言いだせば際限なく、「自分だけは、誰よりも一番お得な買い物をしたい」と思うからです。
そういうときには、ゴマゾウさんのおっしゃる通り「運命の楽器だった」と思いこむこと、自分が決断することが必要です。

 stringさんの3/12 20:35と23:20 のコメントをみると、2台の楽器についての検討が不十分なように感じましたので、2回目のコメントをしました。stringさんの状況は十分に分かっているわけではありませんが次のことを検討してみたらいかがでしょうか?

・将来の資産価値上昇を見た目の型へのこだわりがあるのかないのかはっきりさせる。将来の資産価値上昇を期待するなら、オリジナル型の方が高いと言われています。あくまで、楽器の音色・性能重視なら、中〜大規模(1000〜2000人前後)のホールを借りて弾いてみる。なるべく師匠に弾いていただくのがいいでしょう。選択の決め手となる情報が得られると思います。コメントを見る限りでは、試奏は楽器店でのみ行っているのではないかと感じました。
 私は、ストラッドさんの「販売品について〜店主の考え方…」は、とても参考になり、またそのとおりだと思います。特に「最初から予算の範囲で道具として割り切って購入している方は、勘違いを起こさないのですが、ラベルや真贋などにこだわり自分だけは、当たりくじを引きたいと願っている人は、残念ながら外見ばかりの道具としては良くないものを購入してしまう傾向にあります。」というのは私の周りでもよく出くわす事象です。
 自分自身の責任において決断する勇気を持ちましょう。そして、どうしても迷いがあり、まだ決断に踏み切れなければ、今回購入を見送り、「楽器を購入したい」と熱くなった気持ちをクールダウンしたほうがいいと思います。

投稿者:string     投稿日時:2009/03/14 13:05  ---64.108.13

rioさん、またほかの皆様どうもありがとうございます。

rioさんのおっしゃるとおり、試奏は楽器店のみです。プロの方がオールド楽器などを購入するときホールを借りて演奏するのは知っていましたが、この手の楽器でも(私にとってはかなりの大金ですが)ここまで悩んでしまうとホールでやってみたほうが選択の決め手となる情報が得られるのではないか、というわけですね。正直私はそこまでする必要ないと思っていました。。。。

ですがここまで悩んでしまうと、ホールでの演奏も試してみても良いと思いました。というか、こうでもしないとわからないまで私は悩んでしまっているようです。短時間、練習目的であればホール代も大して高くはないでしょうし。やってみようと思います。

為になるご助言に感謝いたします。

投稿者:来茄子     投稿日時:2009/03/14 23:49  ---59.44.138

stringさん、是非ホールでの結果を教えて頂きたいです。

rioさんのお言葉にもあったのですが師匠に弾いて頂く、
そして自分で弾いて師匠に聴いて貰う。

遠近での音量と音色の差のチェックなど色々お試しになられると
個性の差がより分かると感じます。

投稿者:ヒルネリウス     投稿日時:2009/03/17 00:37  ---15.193.12

話ははずれますが、現在お父さんのGaetano Gaddaのラベルのバイオリンがヤフーオークションに出てますが、偽者の匂いがプンプンしますね。入札額がラベルなしの中国バイオリンの相場30500円でぴったり止まっているのがまた意味深ですね。

投稿者:アイゼンバッハ     投稿日時:2009/03/19 22:35  ---219.91.93

そうですね〜この出品者は最近詐欺行為が発覚してトラブルとなった為、ちょっと前にIDを変えましたよね。ヤフーオークションは玉石混交ですので相当に気をつけなければならないと思います。その反面、時々驚くほどの名品が信じられない様な廉価で入手できる事もあるので、見逃す事もできませんが。私の場合は業者さんは敬遠する事にしていますよ。それよりも個人で数多くの楽器に触れて愉しんでらっしゃる収集家の方で、永く多くの実績ある何名かの方を中心に注目する事にしています。kaz…さんとかama…とか他にもいらっしゃいますけど。良い出品者の「評価」にはマニュアル通りの定型文とは一味違った内容のものが多いですから、かなり判断の目安にはなると思いますよ。余談ついでに失礼しました。

Q:Erica Ricciardi という製作者
投稿者:aera     投稿日時:2009/02/27 12:48  ---26.242.82

Erica Ricciardi という方のバイオリンが気に入っており、購入するか考え中です。バイオリン自体は

製作:2002年
製作地:クレモナ
値段:$8000(8〜90万円)

ただ、この方がどのような製作者なのかよく知らないのです。
自分で調べた限りでは、特に名の売れた人というわけでもない若い作り手さんという感じかな、とは思っているのですが。

ご存知の方、もしくは相当詳しい方が「全然知らん!」といってくださればソレはそれで参考になります(名の知れてない作り手なのかな、というように…)のでご返答頂けるととても助かります。

投稿者:QB     投稿日時:2009/02/27 14:44  ---145.236.139

私は聞いたことがありません。
Southwest Stringさんに直接聞いてみてはいかがでしょうか?
USでの価格帯からすると、どなたかの弟子のような気がしますが。
(製作学校生の作品はもっと安い)

投稿者:これ?     投稿日時:2009/02/27 18:05  ---48.220.26

www.cremonaliuteria.it/liutaio.php?id=67
どうぞー
要約すると 製作学校1987年卒、ピアノのディプロマも習得(演奏?)
scolari、conia、bergonziに師事。その他様々な講習等を受ける。
現在独立しクレモナで製作。

投稿者:aera/解決しました     投稿日時:2009/02/28 01:01  ---26.242.82

お二方、どうもありがとうございます!!
とても参考になりました〜!

>QB様
少し前まで50万円ほどだったのが急に80万円くらいに値上がりしたという…(Southwest String経由で)。

たしかに作者の事、また値上がりの理由など、直接問い合わせるのはとてもいい意見ですね。
   有益な返答が得られた場合、もしかしたら今後の参考にも   なると思うので、こちらに載せるかも。。

助言ありがとうございます。

投稿者:aera     投稿日時:2009/03/17 10:55  ---26.242.82

作家本人に確認したところ、
卸値が€5000、小売値が€6000ということでした。

希望であれば直接メール等を通して入手が可能だそうです。
また、アメリカにおける代理店は今のところないということです。

Q:スクリューが錆びついた弓の修理方法について
投稿者:もくもく     投稿日時:2009/03/16 20:46  ---159.184.193

古いヴァイオリンを購入したところ、古い弓が付いてきたのですが、
弓のスクリューが完全に錆び付いてネジが全く回らなくなっています。この場合、どのような修理方法が考えられるでしょうか?

フロッグを壊し、スクリューをミニルーターのようなもので削っていけば木部だけは救えそうな気がしますが・・

Q:弦について
投稿者:初心者     投稿日時:2009/03/13 22:28  ---31.226.32

バイオリンをはじめて、1年になります。弦をはりかえようと思うのですが、おすすめがありましたら、教えて下さい。先生からは、音量が足りないと、指摘されるので、音量があがりやすい弦というのは、あるのでしょうか?今は楽器を買った時にはってあったままです。知識がないので、よろしくお願いします。

投稿者:こよこよ     投稿日時:2009/03/14 05:49  ---3.126.165

弦は楽器の特性や奏者の好みが多分に関わってくるので、一概におすすめは出来ないのですが…

・ドミナント
 http://www.strad.co.jp/gen/index.html#006

なんて如何でしょうか?
バイオリン弦、定番中の定番です。

音量もまずまずですし、多くの楽器に適合する優れた弦だと思います。

音量に関しては弦以外で解決するべき問題かもしれませんので、先生に相談してみてくださいね。

投稿者:初心者     投稿日時:2009/03/14 10:52  ---31.226.32

ありがとうございます。店頭にはいろいろな種類があり、迷ってしまいます。私のヴァイオリンはとても女性らしい優しい音色なのであったものを、選びたいとおもいます。ドミナントですね。楽器店でみてきます。

投稿者:弦喜     投稿日時:2009/03/14 11:07  ---115.120.187

以下、私見です。
初心者ということで、割引後5000円まで、で張り替えられる弦をおしらせします。

Thomastik-Infeld社の
ドミナント(Dominant)
 未だにプロ含め定番の弦です。ただしドミナントのE線はかなり大人しいので、E線だけ別の弦(例えばお手頃価格のゴールドブラカット)にすることは非常によく行われます。E線に強い音が欲しければ、ゴールドブラカットの0.27mmの方がよいでしょう。値引き後、5000円くらいといったところでしょうか。
 ただし、3ヶ月くらいを経過すると、音の輝きが失われてくるので、張り替えた後のよい状態は、長く続かないと思った方がよいでしょう。
ビジョン(Vision)
 ドミナントよりもpやmfあたりの音量が出やすい弦だと思います。まだあまり強い音が出せない人にとっては、音量という点で味方になってくれる弦ですが、十分に音量を出し分けられる人にとっては、弱音が出しにくく強音で早めにサチる傾向が見えてくる弦です。ドミナントより若干安いと思います。

D'Addario社
ヘリコア(Helicore)
 安初心者の学習期間において、スチール単線は卒業したいので安価で使い出のある弦がほしい、という人にはよい弦だと思います。私も一時、オーケストラで本番含め使っていました。値引き後に、4000円を切る値段で入手できる弦です。

Pirastro社
ユーロ高だったころに仕入れ、価格設定された在庫がまだ残っているようで、結構なお値段となります。柔らかさも輝きもあるいろいろなタイプの弦がそろっていますので、お金があるならそのうち試してみればよいと思います。根強いPirastro社ファンは存在します。

投稿者:スチールラヴァー     投稿日時:2009/03/14 12:49  ---228.33.155

一年間張り替えてないわけですね?今後も同様のペースでお考えならHelicoreでしょ。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2009/03/14 17:57  ---132.154.127

たしかに1年ならHelicoreですね。
安さなら、Warchal Nefrit。
かなりギンギンとうるさい弦でした。

投稿者:初心者     投稿日時:2009/03/15 21:06  ---31.226.32

アドバイスありがとうございます。バイオリンをはじめてやっと1年になります。簡単な曲がなんとかひけるようになりました。構えだけで三か月、弓の持ち方だけで何か月というレベルでしたから。1年は弾いてはいませんが、今度合奏会があるので、張り替えることにしました。みなさんに教えていただいた弦の名前はしっかりメモしました。弦はどれくらいの期間で張り替えるのがいいのでしょうか?すいません。変な質問ばかりで。

投稿者:弦喜     投稿日時:2009/03/15 22:41  ---115.120.187

アマチュアとしては理想的には3ヶ月に一回、私は年2回大きな演奏会があるのでその前に張り替えて年2回、長くとも1年に1度(発表会等あるでしょうから、その2〜3週間前に張り替えればよいでしょう)、くらいではないでしょうか。

投稿者:通行人A     投稿日時:2009/03/15 23:57  ---6.56.83

張り替えた後の弦はとっておくと良いですよ。切れたりした時に予備に使えますから。

投稿者:初心者     投稿日時:2009/03/16 13:37  ---8.228.116

いろいろとアドバイスありがとうございました。合奏会にむけて猛練習中です。初心者レベルですが。新しい弦でがんばります!