弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:
投稿者:みた 投稿日時:2009/08/08 22:01 ---113.174.22
弓の銀線の部分を弓を変えずに修理で鯨のものなどにすることはできないんでしょうか?
教えて下さい。
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2009/08/09 09:26 ---7.228.134
重心が移動したり、巻き線部分の太さが変わったりで、
「弾き心地」が変わる可能性があるのは考慮済みでしょうね?
Q:バイオリンについて…
投稿者:樹 投稿日時:2009/08/08 10:13 ---175.22.37
こんにちは、樹です。
初めて質問させていただきます。
私は2年前程にバイオリンを買いました。
しかし、バイオリン初心者なうえ、音楽の知識もなかったため、このバイオリンがどのような楽器ブランド(というのでしょうか?)によって作られたものなのか、何も知ることのないまま買ってしまいました…。
今更ながら自分のバイオリンの事を知りたいと思い、インターネットで調べてみたのですが、自分ではわかりませんでした。。
F字孔から見える、中に張ってある紙に書いてある
ーーーーーーーーーーーー
Seelious Grassolte
anno 2007
Culino Romania
ーーーーーーーーーーーー
という文字しか手がかりがありません。
ルーマニアという文字があるので、2007年のルーマニア製だとは思うのですが;
「Seelious Grassolte」と「anno」と「Culino」の意味がわかりません。
どなたか、何かわかることがありましたら、どんな小さな事でも良いので是非教えていただきたいです。
よろしくお願い致します。
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2009/08/08 19:56 ---110.26.47
常識的には
Seelious Grassolte(製作者あるいは工房)が
2007年(annoはラテン語で「年」)に
ルーマニアのCulinoで制作
という意味になるはずです。
ただ、あまりに検索に引っかかってこないので、
綴りを読み間違っている可能性はありませんか。
それからこういう場合、購入先に問い合わせるのが早いですよね。
投稿者:樹 投稿日時:2009/08/08 22:47 ---175.22.37
>ぶらっちぇさん
もう一度頑張って調べてみます^^
コメント、本当にどうもありがとうございました!!
Q:弓の個人輸入について
投稿者:naosayao 投稿日時:2009/08/06 10:49 ---9.24.112
最近、娘の弓の買い替えを考えております。 楽器の面倒をみていただいている工房で見せていただいたフランスの新作の弓を購入しようと思っているのですが、価格が80〜100万円くらいでした。 以前のユーロ高で仕入れ値が高く仕方がないのでしょうが、 こちらの過去ログを検索していて 直接オーダーするという方法を読ませていただき なんとか作家に直接連絡が取れました
日本まで送ってくれるという返事が来たのですが(価格も約6割でした)どのような弓が来るのか少々不安です。
不安なら工房で買えばいいのですが、 価格的に苦しく、またぜひ弓がほしいので悩んでおります。 無理をしてでも試奏して国内で買うべきでしょうか。
もしこういう形で直接工房から弓や楽器を買われたり そういう話を聞かれたりした方がおられたら 経験談やアドバイスをいただければ、と思い書き込ませていただきました。
オーダーして作ってもらうという意識を私は持っているのですが、もう作ってある弓を送ってくるのでしょうか。
シェーファーやトマショー、ギョームの弓を考えております。 どうぞよろしくお願いします。
投稿者:QB 投稿日時:2009/08/06 15:42 ---05.227.127
その価格帯で6割なら、往復の交通費でませんか?
試奏出来て、安く買えて、ヨーロッパ旅行もができます。
投稿者:rio 投稿日時:2009/08/06 17:38 ---7.15.193
通信販売のリスクと同じだと思います。
気にいらなければ、返品・返金可能であれば、リスクは少ないと思いますが、どのような条件なのでしょうか?
返品・返金が不可能であれば、買ってみて、合うか合わないかの賭けをすることとなります。その判断をどうするかだと思います。
以前、息子の友達がnaosayaoさんと同じように、海外(フランス)から弓を取り寄せました。返却は不可能という条件だったそうです。運悪く、その友達は弓が気に入らず、行くアテのなくなった弓は、購入に要した費用の半額で、同じ教室の御子さんに譲ることとなりました。教室の中なので、トラブルがないように購入費用(製作者の請求書、と銀行からの送金手続き書類、Fedexの輸送料、保険料金額の明細)を提示したうえで…それでも楽器店への売却や下取りよりは高額だったそうです。息子の友達はこれに懲りて直接お店で買うようにしました。
同じように考えてもいいのならば、運悪く個人輸入した弓が気にいらなければ、購入代金の半額は戻ることとなり、リスクは減ります。
私は、弓は楽器よりも調整の幅が狭く、好き嫌いが如実に表れるので、弓選びは楽器以上に難しいと思います。お試しできる方を選びます。
個人輸入なら、海外の弦楽器店で購入することも検討してはいかがかと思います。少なくとも 返品・返金はできるものと思います。
投稿者:kappa 投稿日時:2009/08/06 20:04 ---188.200.67
http://www.hongkongstrings.com/index.php?thispage=productsubcategory&category=8&subcategory=4
ホンコンストリングなどにお尋ねになってはいかがでしょうか?ホンコン旅行がてら弓探しも楽しかろうと思います。ソウルにも弦楽器店はあると思います。もちろんフランス旅行もいいですけど。
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2009/08/06 21:57 ---7.228.39
みなさん、ご親切ですね。
この方は、金はかけたくないがリスクも負いたくないと言っているのです。
「不安なら工房で買えばいいのです」とご自分でもおわかりなのですが。
そこでその不安を体験談で解消しようというのが質問の趣旨です。
ところがここで賭けを勧める人はいないでしょう。
「フランスの新作の弓」を欲しい人は誰なのでしょう?
娘さんがそれをどうしても欲しいなら、賭けもありかも知れません。
他方、予算の範囲内で試奏して探せば、
娘さんがそれなりに気に入ったものに遭遇するとも思われます。
「弓を探しにフランス旅行」は個人的にはとても魅力的ですが。
投稿者:ちょろ 投稿日時:2009/08/07 11:01 ---51.169.194
ぜひ試奏して買いましょう。
工房ではないですが、パリの弦楽器屋さんでフランス弓(チェロ)買いました。日本での値付けの約半額です。
ローム通り(サンラザール駅西側)に行けばオヨヨ!というぐらい楽器が並んでます。
Q:バイオリンを始めて1年です
投稿者:白クジラ 投稿日時:2009/08/06 13:50 ---181.236.180
バイオリンを始めて1年です、ボーイングでダウンの時少し弓(音)が震えたり、音が裏返ったりします、「余計な力が入っている」と先生に指摘されますが、なかなか治らず悩んでいます、先輩のアドバイスをなにとどよろしくお願いします。
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2009/08/06 15:11 ---7.228.39
まだ1年でしょう?
先生にもついておられるのでしょう?
あせらずおやんなさい。というのが適切なアドバイスのような気がします。
投稿者:QB 投稿日時:2009/08/06 15:39 ---05.227.127
先生に相談しましょう。
(FAQ= frequently ANSWERED question より)
投稿者:あまてぃ 投稿日時:2009/08/06 23:03 ---122.221.209
同感です。
ただ、それだけではかわいそうなので
個人練習で取り組むなら
ゆっくりと長いボーイングの練習をしてみてください。
投稿者:ヒロ 投稿日時:2009/08/07 09:30 ---16.186.119
あまてぃさんに大賛成
深山尚久センセのDVDでも紹介されております。
私も若い頃はこればかりやってました。
ロングトーンはいろんな楽器の基礎中の基礎です。
その効果は絶大です。
コツ
1、歌のない音で弾く
2、圧力を均一に
3、スピードを均一に
4、音の厚さを均一に
5、引っ掛かりと響きを感じながら弾く
6、元から先まで全弓
7、メトロノーム使用
でも、全弓はまだキツイかなぁ?
楽器持って最初にやる練習で、弓を2分割したり3分割したりして開放弦を弾く練習をメインに、全弓も取り入れるって感じでいかが?
退屈ですがボーイングは安定します。
Q:分数バイオリンと弓圧
投稿者:海外ママ 投稿日時:2009/08/06 00:11 ---31.145.130
初めて質問いたします。
海外在住ですが、小学校1年生の子供がバイオリンを習っていて、現在はアッコーライレベルですが、ここ1年はかなり練習したので急に上達してきています。
先日、1/4にサイズアップしたのですが、1ヵ月週間ほどたってアシスタントの先生(本当の先生は現在海外で夏休みです)から、「このバイオリンは弓圧をかけたときにとても雑音がでやすい。適当なタイミングで楽器屋にもう少しいい楽器がないか聞いたほうがいいのでは?」と言われました。
現在使っている楽器は1000ドル程度の50〜60年経年したドイツのものです。特にE線をやや圧力をかけて弾くと、音がつぶれるのが顕著です。また、重音で共鳴音を聞きながら音程をとっていくときも、比較的弓圧をかけて駒よりを弾くので、GD線もかなり雑音がします。子供が弾いた後、先生も弾いて上記のコメントになりました。また、確かに高音ハーモニクスも段々鳴らなくなってきているような感じです。
ここでお伺いしたいのは、バイオリンによって弓圧に敏感、それほど敏感じゃないという違いがあるんでしょうか?アシスタントの先生からは改善の必要は指摘されてはいませんが、子供の弓圧は比較的強いほうだと思います。
また、バイオリンを変えることにした場合、過去ログを読んでいると、新しいものを敢えて選ばれている方も多いようなのですが、新しいバイオリンの方が比較的バイオリンの状態が安定しているのでしょうか?また、弓圧に対して過剰な反応を示すことが少ないんでしょうか?
今の楽器を使うことで変な癖がついたりしたら子供に申し訳ないと思い、上記の問題が息子の技量のせいのみでなく、またバイオリンを調整してもどうしようもならないようでしたら、場合によっては先生のおっしゃるとおり、買い換えることを考えております。
読みにくい文章で申し訳ありませんが、アドバイスいただきたくよろしくお願いいたします。
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2009/08/06 09:38 ---156.115.43
確かに読みにくい文章で苦労したよ(笑)
>音がつぶれる、>雑音がでやすい、しかもすでに50〜60年経過しているのだから(音の出方がすでに決まってきている)改善のしようが無いと思われる。つまり楽器自体の性能・能力が底をついている。
その楽器がこの先子供さんの腕の上達の障害になるとは、まあ思われるけれど。
>バイオリンによって弓圧に敏感、それほど敏感じゃないという違いがあるんでしょうか?
勿論違いはあるよ。一概に言うのは難しいけれど仰せの様に単純に弓圧に負けてしまうもの、反対に弓圧をはじき返すもの、いずれもいい楽器とは言えない。そう、ボウイングや微妙な圧力を的確にレスポンスよく表現・発音してくれるというのがよい楽器の第一条件とも言える。
要は自分が表現したい音(=弓の性能とも相まって)を最大限に引き出すことのできる幅広い表現能力を持った楽器がいい楽器かなあ?
>新しいバイオリンの方が比較的バイオリンの状態が安定しているのでしょうか?また、弓圧に対して過剰な反応を示すことが少ないんでしょうか?
逆じゃあないの?年代の経った(最低100年位)楽器は木材の乾燥や内部の成分も落ち着き安定してきているのでそれこそ倍音も揃っていて出易いしね。また、右手の多彩なボウイングにも過剰にならずきちんと反応してくれる。その点、新しい楽器は音が落ち着くまで時間がかかることが多いし(即ち不安定)、弓圧に対し不必要な反応を示すことも多い(倍音成分が揃っていない)。結果的によく言われるように音がキンキンでいささか暴れ馬的!?当然、深み、艶、芳醇さ、輝かしさ、枯れ、といったものは期待できない。
あと、弓圧のことばかりに触れているけれど、確かに圧力をかけることは明確な発音をし、確実な表現にも繋がるのは明白だけれど、
むやみに圧力をかけるのではなく程よい脱力により(常に駒寄りを弾くように心がけることも肝要)、無駄な力や力むことなく良い音が出るようになるしね。
そして(重要)、側で聴くと少々ガリッという雑音?があっても広いコンサートホール等では目立たず、ちょうどよかったりする。まあ、これは沢山経験を踏むことにより音の出し方を体得していくのだけれど・・・
最後に、今のサイズでの買い替えもだけれど、将来4/4フルサイズになった時点で晴れていい楽器にするという選択肢もあるよ。
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2009/08/06 09:51 ---156.115.43
PS:自分の文章もいざ送信してみたらとても読みにくかった!汗
何だか前の方(横長)がすっきりしていて読み易かったなあ・・・
(以上、率直な感想)
投稿者:海外ママ 投稿日時:2009/08/06 11:44 ---41.244.197
ゴマゾウさん
分かりにくい文章にもかかわらず、アドバイスありがとうございます。
今使っているバイオリンの限界などよく分かりました。調整に過度の期待をするのはやめようと思います(笑)
実際にいい楽器にするのはフルサイズで十分というのも、おっしゃるとおりです。
今のバイオリンでも弓の圧力を抜いてよい音を出す練習にもなると思うので、本当にバイオリンを代えるのかはもう少し考えてみようと思います。
投稿者:弦喜 投稿日時:2009/08/07 00:22 ---102.244.98
>ここでお伺いしたいのは、バイオリンによって弓圧に敏感、それほど敏感じゃないという違いがあるんでしょうか?
つぶれやすいかどうかは別として、弓圧含む弓の動きに敏感な楽器とそうでない楽器があります。古いものの方がどちらかと言えば敏感であり、微妙なニュアンスを出すためには敏感であることが求められます。ただ、できて50年は古い楽器ではなく、新しくはなくなったくらいのレベルで、人で言えばまだ若造です。
また、調整によってもかなり変わります。駒から魂柱の位置を離していくとどちらかと言えば鈍感になってきますし、また駒も分厚くすると鈍感になります。
ですから、まずは調整でどこまで追い込めるかは、購入してまだ1ヶ月程度であれば、購入楽器店に無料で調整してもらえる可能性があります。
弦の選択も、つぶれやすさと大きな関係があります。
>新しいものを敢えて選ばれている方も多いようなのですが、新しいバイオリンの方が比較的バイオリンの状態が安定しているのでしょうか?また、弓圧に対して過剰な反応を示すことが少ないんでしょうか?
上にも書きましたが、どちらかと言えば、新しい楽器の方が反応は鈍いです。まだ鳴りきっていませんので、反応性は鈍いです。変化が少ない分、つぶれにくい可能性もあります。もともと敏感でない分、湿度の影響を受けにくいかもしれません。
その楽器を見ていないので何とも言えないのです。本当にすぐつぶれて使い物にならない楽器なら、購入してまだ間がないことから、楽器店に交渉して、返品/返金の上、新しい楽器を入手することは有効だと思います。他のいくつかの楽器を弾いて比べてみる、あるいは現在の楽器に対し、不満に思う事を購入楽器店に伝えて、調整でできるだけ追い込んでみる、のも手だと思います。
投稿者:海外ママ 投稿日時:2009/08/07 08:23 ---41.244.197
弦喜様
アドバイス有難うございます。
近いうちに、バイオリン店に持って行き、調整をお願いしてみます。
実は購入の時点で既に少しE線の音が気になって、魂柱の場所を動かしてもらったりして、そのとき改善したように思ったのですが、やはりここにきて問題がでてきたという感じです。
もう少し何か出来ないかお願いしてみます。
今回の失敗で、バイオリンの購入にはもっと慎重になろうと思った次第です。分数だからと楽器を甘く見ていた自分に反省です。
有難うございました。
Q:らくだって
投稿者:楽太郎 投稿日時:2009/08/02 01:38 ---30.178.124
昨日電車に乗っていたときのことです。
ヴァイオリンケースを抱えた人たちが以下のような会話をしていたのですが、これはどういう意味でしょうか?
A「誰々が最近買った楽器はラクダになっている」
B「終わってるね。もうテンションの高い弦は張れないなあ」
ラクダってなんでしょう??
気になってしかたがありません。
どなたか詳しい方解説お願いします。
投稿者:楽太郎 投稿日時:2009/08/02 23:42 ---1.120.161
どなたか心当たりのある方是非ともお願いします。
投稿者:RING 投稿日時:2009/08/03 06:48 ---238.16.8
表板の駒で押される部分が凹んでフタコブラクダになっているってことでしょうか。憶測ですが。
投稿者:なおりん 投稿日時:2009/08/03 17:45 ---96.231.210
表板、もしくは裏板の魂柱の部分が盛り上がってしまっているのではないでしょうかー?
投稿者:楽太郎 投稿日時:2009/08/05 23:25 ---1.120.161
RING様、なおりん様
ご回答ありがとうございます。
RING様、そういう状態だとなにか問題があるのですか?
Q:Jerome thibouville lamy の弓について
投稿者:eight 投稿日時:2009/07/28 22:06 ---10.161.192
先日は、図鑑の件でありがとうございました。
表題の製作者について、ご存知の方いらっしゃいませんか。
だいたいの相場価格や作品の特性などを知りたいと思っています。
自分でネット中心に調べてみたところ、あんまり調べられなかったのですが、バイオリンやギターなども製作しているようですね??
上記のほかに、情報を持っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただけませんか。
投稿者:弦喜 投稿日時:2009/07/28 23:53 ---102.245.206
左上の過去ログ検索にて、
Jerome Thibouville Lamy
で調べてください。結構情報はあります。
JTL でもヒットするでしょう。
製作者ではありましたが大量生産メーカのオーナーととらえるべきでしょう。例えば鈴木ヴァイオリンの弓も14000円〜600000円までの様々なグレードのものがありますので、同じように様々なグレードのものが存在していたと考えるべきであり、相場の特定はできないと思います。
投稿者:rio 投稿日時:2009/07/29 01:20 ---29.242.228
JTL は弦喜さんのコメントのとおり大量生産メーカのオーナーととらえるべきだと思います。
JILの弓は、当時の特注品〜サラサーテ、グランディーニ、ビヨームなどの冠名前がつけられた中上級グレードと普及品グレードがあります。
フランス弓を扱っている楽器店なら上記の弓の特徴やグレードの優劣や現代の相場などすぐ答えてくれると思います。
Morizot Gillet JJMartin Lapierre など中堅クラスの弓制作者の手による弓も数多くあり、調べるととても面白いメーカーです
投稿者:eight 投稿日時:2009/07/29 11:19 ---134.59.174
実はそのJTLの弓で、とある図鑑に掲載されている作品がありまして(rioさんがおっしゃっていたものと思われますL'Archet?)、私のなじみにしている楽器店が仕入れていました(金象牙で見た目はとても華やかです)。
1900年代初めに造られたもののようで価格は200万です。弾いた感じはとてもソフトで私としては気に入っています。またぎりぎり予算内にもおさまっているのですが、
気になっていることは、
・この弓に200万の価値があるかどうかということ(本当のところ 弓自体の価値としては100万位で、金象牙プラス図鑑掲載の付加 価値的なもので100万上乗せされているのか、、など本体の価値 と付加価値のバランスといいましょうか、、、その辺が気にな っております)。
・また図鑑に載ったものであれば将来売却を考えた場合、購入時 に近い価格で買い取ってもらいやすいのか?
・同じ200万を出すのなら、もう少し有名な製作者の作品を検討す ることも考えるべきか(トマショーやウーシャーはこの額の範 囲内でしょうか)。
ということです。
楽器店自体はとても信頼のおけるお店で、ここ以外での購入は一切考えていません。もし今回のJTLで決心がつかなければ今回は購入を見送ることも考えています。第三者的な立場からの意見が欲しいので可能な範囲で皆様のご意見をお聞かせください。。
投稿者:てつ 投稿日時:2009/07/29 15:31 ---218.159.173
私はそのブランドのその価格帯の弓は見たことがありませんが、お店をとても信頼されておられるようですね。そこがあるのであれば、「良い物は高い」ということでも良いかもしれませんね。上記の弓と他の有名なものと弾いて比較が出来ればいいのでしょうが。。。
そのお店と継続的にお付き合いされるだけの信頼関係があるかどうかも大きな要素でしょうかねぇ?きちんとしたお店であれば、そこが買い替えや委託の時に責任を取ってくれるのでしょうから。その値段はその時の諸々の状況で正確なことはいえない気もします。
メーカーの中途半端な出来のものを買うよりは、良い選択肢のようにも思えますよね。
何よりも道具としてどうか、というところで納得がいくか、というところを整理すればきまってしまうのではないでしょうかねえ (笑)。
いずれにしろ、とても贅沢な悩みで羨ましいですね(笑)。
投稿者:K's 投稿日時:2009/07/29 23:56 ---163.171.130
>この弓に200万の価値があるかどうかということ
悩ましいとろですね。
私はJTLブランドのMartin作のものを試奏したことがありますが、好感触でした(価格は200万強だったと思います)。
図鑑に載っているかどうかは、その保存状態の良さや作りの美しさ
から選ばれるでしょから、価格は少し高いのかもしれません。
でも保存状態が良くて見栄えがよく価格が高くても、
実使用上問題のあるものもあります。
金象牙というのも、良心的に見れば製作者渾身の作とも取れますが、そうでない場合も結構あります。
いずれにしても、パフォーマンスに問題があるのなら、
買うのを避けるべきでしょう。
投稿者:セイジ 投稿日時:2009/07/30 01:53 ---151.3.246
JTLの弓は10本ぐらいしか試した経験がないのですが(Voirin Model や、グランディーニ、ピッチーニなどの刻印のあるもの)、全般に音色がやや暗めで、垢抜けないというか、ぱっとしない印象があります。値段は数十万〜100万クラスのものでした。私なら、このブランドに200万出す気にはなれません。
投稿者:eight 投稿日時:2009/07/30 13:53 ---134.59.174
皆様、ご回答ありがとうございます。
確かに弾いた感じでは華やかな音色というよりは、しっとりとした感じに近かったと思います。私の楽器との相性はそこまで悪くないような気もしました。
が、200万であればもう少し有名な製作家の弓も幅広く見てもよいのではないかという気もしてきています。近々もう一度試奏に行くのでその時に、もう一度考えようと思っていますが。
図鑑に載る=後世にも名を残す銘弓というわけではないのでしょうか。ここが私としてはなかなかわからないところであります。
投稿者:rio 投稿日時:2009/07/30 21:29 ---95.2.121
言葉足らずのところがありました
私の経験では
JTLの弓の中でも、
JTL時代の**(弓製作者)の弓
と
弓製作者が特定できない、JTLの弓とでは
性能・値段が異なることが多いです。
前者の場合は、JTLの弓としてより
製作者自身の弓として販売されることが多いです
上質のJTLの弓を探し求める人は多く
なかなか市場に出てこないと感じています
300万円近い値が付いている
Martin作のJTLブランドの弓を
見たことがあります
その時は 価格相応だと思いました
JTLブランドは、良い製作者の弓があるブランドですが
掘り出しものは、もう何年も前に調べつくされ
良い弓のほとんどは、コレクターあるいは演奏家のもとに
あるとおもいます。
---------------------------------------
図鑑に載る=後世にも名を残す銘弓
ではないと思います
あの本であれば
あくまで資料として 載せており
編纂の時点で、入手できるモノ
であったのだと思います
・本に載っているから
・金象牙だから
ということで興味があるというのであれば
その弓を道具というより、投機の対象として
見ている感じをうけます
弓購入に何を求めるかで
結論は変わると思います
投稿者:eight 投稿日時:2009/07/30 21:45 ---10.161.192
rioさん、ありがとうございます。
確かに投機の対象としていた部分、否めません。。
やはりビジュアルではなく、200万の能力を持った弓、という方針に切り替えるべきかもしれません。少し運命的なものも感じたのですが、考え直すべきと思いました。
その弓はJTLというだけで、製作者名はわかってはいないようです。念のため後日確認しますが、説明を聞いたときに製作者の名前がでてこなかったので、おそらくJTLというところまでかもしれません。
、、、まだまだご意見お待ちしてます。
投稿者:rio 投稿日時:2009/08/01 23:32 ---95.2.121
私自身 持っている弓の1本に、GrandiniスタンプのJTL
の弓があります。
英国の権威ある鑑定士お二人に見てもらったところ、お二人とも、
L Morizot 作の Grandini スタンプ の弓 と鑑定されました。
音色は、明るく、時に鼻にかかるようなツンとした感じの音です。
棹は細く、ヘッドの造りは美しく、腰もあり、弦へのすいつきのバランスは良い方です。
なお、この弓はおおよそ35年前に購入した弓で、当時は、サルトリーも非常に廉価で、私が持っていたということは、ほかにも素晴らしいJTLブランドの弓が日本に入ってきていたと思います。
昨今のJTLブランドの弓は品質がいまいちのものが多いようですが、運がよければ、素晴らしい出物にであえます。
直感的に、欲しいか、欲しくないか…
その感覚が大切だと思います
検討中の弓は 何というスタンプが付いているのでしょうか?興味のあるところです。
投稿者:eight 投稿日時:2009/08/02 12:15 ---180.70.130
rio様
いつもありがとうございます。
検討中の弓ですが、スタンプはありません(先日確認をとりました)。このことからあくまでJTLブランドの弓というだけで、その中の誰の作品かまでは特定できないと思われます。
やはり金象牙と図鑑に掲載されているという点が200万という価格を打ち出している源でしょうか。こういった状態で、この価格、相応なのか否か私にはまったくわかりませんが、弾いた感じはとてもやわらかく、個人的には好みの音色です。が、決してパワフルという感じではありません。人によっては「暗めの音色」と感じる人もいると思います。
JTLからは、ずれますがもうひとつ候補の弓があって、それは「わけ有り」のサルトリーです。何がわけ有りかというとフロッグ部分のみ、オリジナルではないという点です。これだけで値段が半額近くに落ちるらしく、楽器店からの提示金額は200万弱です。
引いた感じは申し分なく、大変にパワフルで、ここ一番!というところでも抜けることはありません。師匠のサルトリーにも大変似ている感じをうけました。
やはり、一人のプレイヤーとして考えた場合、直感的に「スゴイ!」と思ったほうを購入すべきかなと思ってきました。その点では明らかにサルトリーです。
昨今のサルトリーの値段の高騰っぷりはものすごいようで、フロッグ違いというてんはありますが、お得な買い物かな、、とも感じています。何しろツールとして申し分ないです。
rio様、どのようなご感想を持たれますか。。。。JTL,サルトリー
の両方のご意見をうかがえると大変に参考になります。
投稿者:rio 投稿日時:2009/08/02 17:46 ---95.2.121
>どのようなご感想を持たれますか。。。。
>JTL,サルトリーの両方のご意見をうかがえると
>大変に参考になります。
モノを見ていないので
「私ならこちらを選ぶ」といえません
「弓購入に何を求めますか?」がカギだと思います
この2本しか選択肢がないなら、私はブランドではなく実際に使いやすい弓を選びます。私の弓選びの尺度に、金だ銀だニッケルだエボニーだ象牙だ鼈甲だという付属部品の素材の価値はまったく関係しません。金鼈甲の弓より銀エボニーの弓が使いやすければ、価格がたとえ後者が高くても、対性能で納得する値段なら私は購入するでしょう。
「金象牙JTLより訳ありサルトリーの方が性能が明らかに良い」という条件下でも、どちらにするか迷っているということは、性能以外のファクターがあるということだと思います。
決心がつかなければ、買わない&頭を冷やす のも一考だとおもいます。
投稿者:eight 投稿日時:2009/08/02 19:58 ---10.161.192
rio様
なるほど、おっしゃるとおりです。
やはり、性能だと思います。やはりサルトリーでしょうか。
性能は抜群です。状態も非常によいです。
訳ありだけどサルトリーがこの値段なら、またこの性能であれば、と考えれば、購入に値するのではないかと思います。
投稿者:rio 投稿日時:2009/08/03 09:34 ---7.1.103
>訳ありだけどサルトリーがこの値段なら、
>またこの性能であれば、と考えれば、
>購入に値するのではないかと思います。
その弓が現在御自身にとって
予算内かつ最も良い品質の弓であり
その後の下取りや、転売を考えなければ
(私は)良い判断だと思います
オリジナル以外の部品のついた弓は
コレクターからは低い評価をうけます
(私の感覚としては、フロッグ・スクリューの交換は
バイオリンの裏板の全交換に相当します。
弓を愛でる者は、フロッグの映っている写真を好む人が
多いので…それがオリジナルでないと魅力はなくなります)
今後サルトリーという製作者の評価が高くなり
弓の相場が上がっても
今回入手する「訳あり」の相場が上がる可能性は
私は少ないと思います。
古い弓は、経年とともに オリジナル部品が傷み
使用するために交換することが増えてきます
結果、
オリジナルの弓の数は減り価値は上がります。
一方
市中には、「訳あり」が増えることになります
投稿者:コレクター 投稿日時:2009/08/03 13:48 ---118.120.146
フロッグがオリジナルではない弓は、珍しくはありません。
それと明記せずに販売されている例も多いです。
フロッグが別人の手になるとのことで、安く売られているとしたら、それはそのお店が良心的である証で、弓自体の性能にはあまり問題はないと思っていいです。
高価な弓の場合、オリジナルの(破損した)フロッグを保護するために、レプリカを作らせてそちらを使用している例も多いです。
また棹に当たるレールの部分から下を切り取ってしまい、大部分を新しく作り直したものも「オリジナル」として扱われます。
フロッグの交換は、楽器に当てはめれば「ネックをスクロールごと交換する」ようなもので、音響的な影響はほとんどありません。
オリジナルが失われているということで、確かに投機的な価値は損なわれるかもしれませんが、道具としての性能とは切り離して考えるべき問題だと思います。
投機対象としてなら、避けたほうがいいでしょうが。
投稿者:eight 投稿日時:2009/08/03 17:35 ---134.59.174
rio様、コレクター様
どうもありがとうございます。
だんだん方向性が見えてきました。要は、投機対象として、または演奏のツールとして弓を選ぶかということではないかと感じてきました。
全てがオリジナルではない弓も決して珍しいことではないとのこと、初めて伺いました。楽器店は大変信用してます。購入検討中の弓に関してわかっていることは、ほとんど全て教えてくれていると思います。
性能的にはサルトリーは本当にパワフルで、楽器の持つポテンシャルを全て引き出してくれそうな気がします。JTLの方はフルオリジナル&図鑑に掲載(でも作者は不明)で投機的な意味で価値はあるのでしょうが、音色的には「コレ!!」という感じではないです。。。。
ここ数日間考えていましたが、サルトリーの方に気持ちが移行しつつあるような気がします。、、、、私の師匠もサルトリーですし(こちらはかなりの銘弓)。
Q:ヴァイオリンについて
投稿者:アリイ 投稿日時:2009/08/02 17:47 ---48.188.209
数年前に知人から大事に使って下さいと頂いたヴァイオリンがあります。
頂いた当時はメーカーを気にしていなかったのですが近親者に譲ろうと
思っております。
f穴から見えた言葉が
F.Kreuzinger 1996 #1
GEIGENBAUMEISTER
↑と記載されておりました。
どなたかメーカー、だいたいの金額を予想つけて下さる方コメント頂けましたら
幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
投稿者:弦喜 投稿日時:2009/08/02 18:41 ---102.245.206
F.Kreuzingerは、
Friedrich Kreuzinger
ではなかろうかと思います。
日本の楽器店、問屋(ヘフナーの輸入代理店)のWebに、チェロは掲載されているのですが、ヴァイオリンは私には見つけられませんでした。チェロでは番号が大きいほど高くなっているので、そのメーカとしてはもっともグレードは低いものではないかと思います。
投稿者:アリイ 投稿日時:2009/08/03 16:16 ---48.23.68
どうもありがとうございます。
Q:チェロ弦の種類
投稿者:セロ子 投稿日時:2009/07/16 09:23 ---254.37.34
チェロ弦について教えて下さい。
現在スズキの本体で、A,Dをヤーガー、G,Cをクロムコア(共に標準)を使用しています。一度気分転換をしてみたく張替えを思案中です。
最初、いい感じだという意見の多い、エヴァピラッツィを4本とも・・・と思ってましたが、張りがかなり強いとネットで読み、では、ヤーガーと比較したら、どうなんだろう(ヤーガーA線も若干、張りが強いと思っている)、又、上2本ラーセン、下2本スピロコア(タングステン)は、どうなんだろうとか、意見を探せば探すほど、深みにはまってしまっています。
わたくし、まだ、習い始めて4年程の初級者(女性)なんですが、何かお薦めの弦がありましたら教えていただけないでしょうか?よろしくお願い致します。
投稿者:ちょろ弾き 投稿日時:2009/07/17 13:39 ---51.11.57
ヘリコアなんてどうでしょう?張りは比較的弱いめなのですが、結構大きな音が出ます。
投稿者:セロ子 投稿日時:2009/07/20 10:07 ---124.255.81
ありがとうございます。
どの情報をみても、個人の好みや楽器との相性で探しましょうという意見が多く、弦の特徴は、あまり詳しいものがなくて(探せなくて)、困っていました。
交換するなら、自分の状況にあったものを・・・と思ってました。
実際使用されている方の意見をいただくことがでときて、とてもよかったです。
投稿者:かめ 投稿日時:2009/07/20 17:16 ---53.247.123
ttp://homepage1.nifty.com/yoshiken/vc/music/vlc/enq/vlcenqa.htm
こんなページもありますよ。
投稿者:まさ 投稿日時:2009/07/21 13:13 ---20.108.67
私は以前鈴木のNO.74を弾いていたのとセロ子さんが書かれている弦はすべて使用したので私の感想を述べさせていただきます。
まずtensionだけを考えた場合G、Cは素材はタングステンに決まりです!後は音ですがそれは個人の好みでしょう(基本的に細いですから押さえ易いですし)
A,Dに関してはラーセンが一番強く、エヴァもヤーガーも同じくらいです。音の問題はありますがスピロが何といってもやわらかいです。
しかしたとえばラーセンのA,DにスピロのG,Cタングステンを買おうと思ったら定価ですが45000円近くにもなります。3割引でも30000円以上はかかるので、それをせめて1年に1回換えたとしても10年経つと楽器の値段になると思っていたので、私の場合結局はA,DはヤーガーG,Cはフレクソコアにしていました。(それでも20000円弱はかかりますが・・・)その前は全部スピロにしていましたが1度タングステンを使うともう戻れなくなりましたのでこうなりました。
投稿者:RING 投稿日時:2009/07/22 04:01 ---238.16.8
スズキの本体でしたら何台か触ったor所有した経験があります。いろいろな弦が張ってありましたが、大人しく無難に鳴る傾向はNo.を問わず共通していました。
それを踏まえて、セロ子さんが危惧している「張りの強さ」について書きます。ここで言う「張りの強さ」=「左手がどのくらい疲れるか」とします。すなわち奏者の体感です。
もちろん張力(メーカーが公表していない弦もありますが測定結果がネットで見れます)や太さ・素材の柔軟性など、弦自体の特性が「張りの強さ」に影響します。張力が低い弦が確実に左手は楽です。太さは「太いほうが押えやすい」という人もいます。私もその一人です。柔軟性はそれほど影響しないように思います。たとえばヘリコアは弦自体が異様に柔らかいですが、張った状態では「ほかの弦よりちょっと楽かなぁ」程度です。
ほかに素材や巻き線の形状から生じる手触りも影響します。
大まかに言って「張り」の弱い弦の代表格はガット弦、その他にPrim, Dominant, Spirocore(A,D)です。
しかし、楽器自体の特性も「張りの強さ」に影響します。ウルフが広範囲に乗る楽器は押弦に逆らう形の振動を返してくるので「張りが強い」ように感じられます。その意味でスズキは扱いやすい楽器です。スズキに張るなら上の理由であまり張りの強さは意識せず、求める音の方向から選択するほうが良い結果に繋がると思います。もちろん弦交換時、職人さんに診てもらうことをお勧めします。
最後に一番大切なこと。4年間弦交換をしていないのなら、全弦死んでいると思います。まずは同種の新品に張り替えてみてはどうでしょう。新旧の違いがわからなければ次回の交換目安もわかりませんし、新品にしただけで目からウロコな結果になると思います。
投稿者:セロ子 投稿日時:2009/08/02 18:25 ---124.255.82
かめ様、まさ様、RING様、ご意見ありがとうございます。
ヘリコア弦の購入と前後して、読ませていただく事になったのですが、とても、勉強になります。
今回は2度目の交換なのですが、1度目は、与えられた弦をそのまま交換しました。チェロの音と思い込んでいた音が、交換によって、素晴らしく明るく響く音に変わったのを覚えています。最初に張ってあった弦は、へたってしまっていたのですね。
それでもなお、素人考えで、弦は切れるまで使えると思っていました。我ながら情けない。反省しなくてはなりません。
また、今回、気分転換で(でも小指に優しい張りに焦点をあてて)4弦とも購入しましたが、RINGさんの【同種の新旧の違いを知りなさい】という意見に、すごく興味をもちました。
交換するなら、少ない機会だし色々な種類を試したいと思ってましたが、とても大切な事なので、痛い出費ではあるけれど、購入して比較してみようと思います。
皆様、いろいろ、アドバイス、ありがとうございました。
Q:子供がバイオリンを落としてしまいました!
投稿者:素人母 投稿日時:2009/08/10 15:39 ---6.109.134
以前、子供の分数バイオリンのことでご相談させていただき、
その節は大変お世話になりました。
また問題が起きてしまいました!
昨日の練習中、子供がバイオリンを誤って床に落としてしまいました。
外見上、壊れているところは無いようなのでほっとしたのですが、
その後、続けて練習していると、どうも音が変わったような…。
子供も「音が響かなくなった。」と申しております。
実は、明日の火曜にソロ演奏を控えており、
日曜にはリハーサルも済ませたところでした。
バイオリンは1/2サイズ、弦は演奏に備え、
先週全てドミナントからエヴァ・ピラッツィに替え、
先生にも、「この弦の方がソロ演奏(コンチェルト)には良さそうね。」と言われ、安心していたところでした。
が、落としたことによって、弦を替える前のような音になってしまったような気がします。
素人の勘違いなら良いのですが、このようなことはあるのでしょうか?
演奏前に、いつもお世話になっている弦楽器専門店に
持っていく時間はありません。(月曜が定休日、演奏は火曜の午前中です。)
とにかく、先生にお会いした段階で、見ていただこうとは思っていますが、
それ以外に、何かできることがあれば、と思い、投稿させていただきました。
(時間が無いので、ちょっと慌てています。)
アドバイス、よろしくお願いします。
投稿者:猫丸 投稿日時:2009/08/10 17:25 ---106.119.140
魂柱、駒の接触状態が変わったおそれが考えられます。
楽器を水平に置いて、魂柱を倒さないように注意して、弦を全てゆるめて、駒を少しゆすって、弦を張る。
今やれるのは、このくらいでしょうか。
投稿者:素人母 投稿日時:2009/08/10 18:01 ---6.109.134
猫丸様、早速のアドバイスありがとうございます。
魂柱のこと、心配していました。やはりその可能性があるのですね。
(落とした直後、ちょっと覗き込んでみましたが、素人の目には何も不具合はわかりませんでした。)
その場合、私が直すのは無理なのは勿論ですが、
演奏前に先生にお見せしても、多分直せるものでは無いですよね…。
弦の張替えは私がして、その後、先生に大丈夫か確認していただきました。
そのとき、先生が駒を何度も調整していらっしゃいました。
それによっても(私が付け替えた直後と、先生に見ていただいた後では)
音がだいぶ変わったので、今回もそれで改善されればよいのですが…。
私では不安なので、先生にお願いしてみます。
よりによってこんなときに落としてしまうなんてと、がっかりしています。
楽器を大事にすることは、うるさいくらい教えてきたつもりなのに。
グチになってしまい、すみません。
投稿者:kimviola 投稿日時:2009/08/10 21:42 ---135.183.254
素人母様
それは大変ですね。先生にお願いするしかないようですね。
念のためお尋ねしますが、先生にはこのことをお知らせしましたか。当日は先生もお忙しいでしょうから、いきなり「こんなになってしまいました、どうしましょう」と楽器を目の前にお持ちしても、お時間がさけないこともあるかもしれません。予めお時間を特別頂きたい旨、今晩のうちにお願いしておきましょう。きっと、御連絡済みでしょうね、ごめんなさい。万が一、お母様が慌てて忘れていらしたら大変なので、失礼とは存じましたが、応援の気持ちから、余計なことを申し上げました。
あとは、落ち着かれて、お子様が不安にならないよう、「きっと大丈夫」と安心させてあげて、ゆっくり眠れるように計らってあげてください。
たとえ楽器が最良のコンディションに戻らなくても、お子さまが落ち着いて実力を発揮できるよう、サポートしてあげてください。
うまくいきますように!
投稿者:素人母 投稿日時:2009/08/12 13:21 ---8.201.25
kimviola様、
失礼なんてとんでもないです。お心遣いいただき、とても感謝です。
お返事が遅くなって失礼いたしました。
先生は、土曜から泊り込みで会場入りなさっていて連絡が取れない状態でしたが、
見ていただくことができました。(日曜のリハーサルは、私達が会場へ出向きしていただきました。)
が、駒には問題がないようということで、結局直せず、会場近くの弦楽器専門店を紹介して下さいました。
幸運なことに、電話したところ、すぐ見ていただくことができました。
駒がほんの少しずれていたのと、指板がはがれかかっていたとのことでした。
(魂柱は大丈夫だったそうです!)
30分程で直していただき、初めて伺ったお店なのに、とても良くしていただいて感激しました。
修理の後、先生に聞いていただいて、(音は)大丈夫でしょう、と言っていただけたので、本当にほっとしました。
kimviola様がおっしゃるように、本来動揺する子供を私が支えてあげるべきなのに、
私の方がショックを受けて、慌てて落ち込んでしまっていました。
もっと(親子とも)ゆったりした心でいないと、良い音楽は作り出せないですね。
kimviola様のおっしゃるよう、子供に「大丈夫」といってあげられる母になれるよう勤めます。
火曜の演奏は、初めての大きなソロ演奏で、親子でドキドキしましたが、おかげ様で無事済みました。
動転して不安なとき、アドバイスやお気遣いをいただき、本当にありがとうございました。
とても心強かったです!