Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:袋の入っているガット弦、筒に入っているガット弦の違いは?
投稿者:ガット     投稿日時:2009/12/13 23:45  ---132.173.85

お店によってオリーブやオイドクサのガット弦が、プラスチックの筒に入って売っているものと紙に袋にあらかじめ丸めて入って売っているものがありますが、違いはあるのでしょうか?

投稿者:猫丸     投稿日時:2009/12/14 15:21  ---106.119.140

「ガット 筒」で過去ログ検索。

Q:チェロの値段
投稿者:ぐんぐん     投稿日時:2009/12/10 19:00  ---3.182.229

我が家にmantegazzaという人が作った古いチェロがあるのですが。おいくらぐらいするのでしょう?

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2009/12/11 20:52  ---238.16.8

Mantegazzaという人には、FlancescoさんとPaoloさんがいます。
兄弟じゃないかと思いますが。
何しろ16世紀の人ですから、Paoloさんのヴィオラが20万ユーロという記事が2003年の過去ログにありますよ。
どうしてMantegazzaという人が作ったと思われたのかわかりませんが。

投稿者:ぐんぐん     投稿日時:2009/12/11 21:05  ---3.182.229

ありがとうございます!
祖父が持っていたものです。ヴィオラではなくチェロですが。
Hill and sonsという楽器屋?さんの鑑定書にFlancescus mantegazza

が作った楽器だと書いてありました。

Q:プリムのA線について
投稿者:ガジュマル     投稿日時:2009/12/10 23:16  ---121.122.229

初歩的な質問で申し訳ありません。
前にチェロを何年か弾いていて、最近また思い出したようにはじめてみました。
そこで、弦を張り替えようとプリム弦を買ってみたのですが、気がつけばA線にだけついていて、黒い輪っかのゴムの使い方がわかりません。
近くに聞ける相手も今はいないので、どなたか教えて頂けたら助かります。
よろしくお願いいたします。

投稿者:CABIN     投稿日時:2009/12/11 18:25  ---31.116.240

正解かどうか不明なのですが、昔このように聴き、やったことがありました。
・駒の上に輪っかを置いて、上からA線を張ります。
・φ こんな感じですが、弦を張るとゴムの輪っかが弦に触れます。
・音質がちょっと変わりますかね。
※ゴムを使用することは必須ではないと思います。
※FRÖJEL社に問い合わせもしくは、primの輸入代理店に聞くのもよいかもしれません。

Q:バイオリンと彫刻
投稿者:麒麟     投稿日時:2009/12/10 18:31  ---117.72.105

バイオリンのスクロール部分にライオンや女性の顔を彫刻した装飾バイオリンを探しています、ご存じの方がおられたら教えてください、よろしくお願いします。
追申=バロックバイオリンではなく、普通のバイオリンを希望します。

投稿者:ぐんぐん     投稿日時:2009/12/10 19:02  ---3.182.229

白楽の駅近くの楽器屋さんにありましたよ。ごめんなさい名前がわかりません

投稿者:toy     投稿日時:2009/12/11 03:23  ---159.174.121

装飾バイオリンはGLIGAではけっこう作ってますね。
VASILE GLIGA さんがそういうの好きみたいです。

Gliga Violins で検索してMaestro GLIGAのところにろいろあります。

Q:CZECHのチェロについて
投稿者:チェロ頑張りたい     投稿日時:2009/12/09 21:20  ---100.14.135

はじめて投稿させていただきます。
現在、チェロの買い替えを考えております。

予算ギリギリのところで、希望の甘い音色のチェロ
を見つけました。年代は不明ですが、数十年は使い込まれて
いるようで、見た目も少しオールドな感じでした。

ラベルがあり、CZECH製のOth. Lederhoferと書かれていました。
ネットで調べたのですが、情報は見つかりませんでした。

お店の方に聞いたところ、量産品ではなく、手工品とお聞きしました。
私にとっては、非常に高い買い物になるので、可能であれば、
どのような年代の、どのような方によって作られたものか
どなたか、ご教授頂けないかと思い、投稿させて頂きました。

最終的には、予算ギリギリクリアなので
音色と弾きやすさで判断しようとは思っていますが、
気になってしまい。。。

投稿者:SP2     投稿日時:2009/12/10 05:46  ---241.143.230

Othmar Lederhofer (Ottomar Lederhofer)はPrague生まれの楽器製作家。WelsとFreibergでヴァイオリンとチェロでメダルを受賞。Opava(Troppau)で1886年頃に製作。住所はTroppau,Sperrgasse14、チェコ語と独語の数種類のラベル。殆ど無名の製作家ですが、アコーディオンとヴァイオリンを作った様です。

個人的な印象ですが、チェコやハンガリーの古い楽器の中には無名でも素晴らしく良い物も見受けられます。過去には、チェコの古い楽器が本物のストラディヴァリとして売られて、裁判になった事例もある程です。

私の書き込みが何か参考になれば幸いです。

投稿者:チェロ頑張りたい     投稿日時:2009/12/11 00:39  ---100.14.135

SP2さん、情報大変ありがとうございました。
お店の人からは、数十年前の楽器だろうと言われていたのですが
Ottomar Lederhoferという作家の作品であれば、100年ぐらい前
の作品になるのですね。よけいに購入したい気持ちが高まりました。。

ラベルもきちんと確認してみますね。

何か、情報のソースとなる書物、サイトなどございましたら
引き続きご教授くださいませ。

Q:指揮棒について
投稿者:中学3年生     投稿日時:2009/12/08 15:17  ---29.36.39

前回投稿させていただいたときにお返事をもらえてよかったです。

ありがとうございました。
いろんなサイトに入ってみたのですが、なかなか良いサイトに巡り合えません。。


指揮者の方と、コンタクトのとれるサイトや、指揮棒に関する良いサイトがありましたら、教えてください。


よろしくおねがいします

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2009/12/09 14:51  ---238.16.8

『指揮棒は魔法の杖』音楽之友社。

http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=217870

Q:楽器に保険
投稿者:ころも     投稿日時:2009/12/04 01:03  ---85.176.47

こんにちは。


最近400万円くらいのヴァイオリンを購入しました。そのことを友人に言ったら、「保険には入るの?」と聞かれました。まったく意識していなかったのですが、皆様は楽器に保険をかけているのでしょうか? いくらくらいの楽器から保険をかけた等経験談をお聞かせください。

また、もしもよい保険屋さんがありましたらよろしくご教示ください。

よろしくお願いします。

投稿者:セイジ     投稿日時:2009/12/04 02:04  ---151.3.246

弓だけ動産保険をかけています(折れたら価値がなくなるので)。
楽器本体は修理が出来るので保険はかけていません。保険金が下りる条件にはかなり制限があって(置き引きみたいな盗難は保険適用外)、保険があるからと安心は出来ませんので、よく条件を調べてみる必要があります。1年間の掛け金は楽器の値段の1パーセント強です。

投稿者:rio     投稿日時:2009/12/04 05:52  ---95.2.121

3本の楽器、4本の弓に対して保険を付保しています。
目的は、破損対策ではなく盗難対策です。
日本の大手損保の動産保険です。
保険料はセイジさんと同じく年間1%強です。
私の保険の場合、保険会社の免責となるのは、置き引きと車両(自動車)の中に保管していたものが、車を離れた時に盗まれた場合、
事故に関しては、保険会社側の楽器判断者が「著しい性能低下はない」と査定した時には、裁判係争でこちらの意見が認められない限り、修理代金しか出ません。
保険の付保は、先生から勧められました。
その先生は、100万円以上の楽器・弓に対して。
・ レッスンや演奏で外に持ち歩くことがある。
・ 自宅に保管中、家族が家を留守にすることがある。
・ 自宅での保管時に耐火金庫に入れていない。
という場合には保険にはいったほうがいいとお弟子さんには勧めています。(生徒さんには特になにもいいません。)

なお、親しい楽器商は
・ 壊れることよりも盗難(特に自宅での盗難)のほうがリスクが大きい。
・ 盗難にあっても、金銭補償で納得できる楽器ならば動産保険で十分。
・ 盗難対策だが、盗まれるときはどうやっても盗まれる。金銭補償では納得できない楽器への唯一の対策は金庫を購入し、自宅保管時は金庫に入れることである。

と言っています。

保険は、細かい条件がありますのでよく調べてみることをお勧めします。

私は、先生が付保している保険会社・保険会社代理店でお願いしています。もし、今ご指導を受けている先生がおられたら訊いてみてはいかがですか?
プロの方の多くが保険は付保していると先生はおっしゃってました。

投稿者:セイジ     投稿日時:2009/12/04 18:31  ---151.3.246

置き忘れ(電車の網棚に置き忘れたとか)は保険が出ませんので、楽器を外に持ち出す時は手元から離してはいけません。

楽器を他人に貸したり預けて被害にあった場合は免責、横領詐欺も免責なので、楽器を修理に預けて、その預け先で盗難にあった場合も駄目です。

自宅に泥棒が入った場合、窓ガラスが壊されたとかの侵入の確たる証拠が必要で、警察の証明も必要です。

地震、洪水などの天災、暴動、戦争などは免責。補償の範囲は国内のみで、海外補償は別途だそうです。

弓はバキバキに複雑折損して、修理不可能な状態だと全額補償になりますが、中途半端な折れ方は修理可能なので、補償面では不利になると楽器商から聞きました。補償されるのは自分が使用中に床に落として壊したような場合に限り、他人に貸して壊された場合は駄目だそうです。

投稿者:のり     投稿日時:2009/12/07 23:04  ---116.227.125

 以前車上荒らしに遭った経験から、ヴァイオリンの盗難について保険会社に確認したことがあります。
・家から盗まれた場合、住宅総合保険(拡大版火災保険)で保証される(ヴァイオリンは日用家具の一種と見なす)。
・車から盗まれた場合、車の保険で支払われると共に、持ち出し家財として、住宅保険も適用される。(車と家は同じ保険会社)
と言われました。
 今のところ住宅の家財総額(契約で800万円くらいに設定してある)を超えていないので、特別にヴァイオリン用の保険は掛けていません。
 もちろん、保険が下りるのは家や車から盗まれた時と、火事で家毎燃えてしまった時だけで、壊したり、歩いていて盗まれた時は保険が下りません。

Q:フレンチバイオリン
投稿者:TAMAMI     投稿日時:2009/11/29 13:02  ---103.134.154

こんにちは
フレンチのバイオリンで40万〜50万の
フレンチバイオリンをさがしているのですがなかなかなくて
自分でみつけることはできません。。
40万〜50万のフレンチバイオリンがどこにうってるかしっていたら
教えて下さい
宜しくお願いいたします。
やはり40〜50万だと量産品になってしまうのでしょうか?

投稿者:yama     投稿日時:2009/11/29 18:52  ---205.196.208

うろ覚えですが、S村楽器の展示会に50万フレンチ物があったような気がします。

ただ40〜50万なら別にフレンチにこだわらなくてもドイツ製とか東欧製、中国製、日本製でも気にいる楽器が探せばあるとは思いますが。

投稿者:TAMAMI     投稿日時:2009/11/29 19:17  ---103.134.154

ありがとうございました。
来年の展示会の時みてみようとおもいます。。

投稿者:taka     投稿日時:2009/11/30 15:26  ---38.26.148

だから、
「鰻や」で「この辺でうまい鰻やはありますか?」
と聞く輩と同じなんですけど。

投稿者:ありさ     投稿日時:2009/12/06 01:47  ---10.64.9

何故、フレンチなのですか?

投稿者:ks     投稿日時:2009/12/06 13:42  ---254.87.158

非常に良い選択だとおもいます。イタリアモダン、ましてはオールドなど手が出ません。私はアマチュアですがイタリアモダンとドイツ、フレンチを持っていますがフレンチはいいですよ。日本では価格がリーズナブルですが、性能は良いとおもいます。私はclaudot.charlesという楽器を持っていますがもちろん50万以下でした。もっとフレンチのモダン、オールドの価値をみなおしてもいいかもしれませんね。あくまでも個人的な意見です。

投稿者:taka     投稿日時:2009/12/07 10:59  ---38.26.148

>イタリアモダン、ましてはオールドなど手が出ません。
>私はアマチュアですがイタリアモダンとドイツ、フレンチを持っていますが

何が言いたいの?
あなたが庶民と違い、やや金銭的に余裕があることを主張したいのですか?
釣りや荒らしはやめようね。

投稿者:通行人     投稿日時:2009/12/07 17:45  ---59.45.53

表現がちょっときついかも?
イタリアよりフランス・ドイツは対価格性能が悪くないと奨めているんだとは思いますが
匿名掲示板では釣りである事の判断は出来ないからtakaさんのような厳しい意見も一理はあると思います。

販売に関わっている多くの人がこの掲示板を見ていますね。
ですから聞き手が自分で買った楽器の質問をする場合、それを売った人や関連組織の人が
アドバイスを書いている場合も十分有り得るのだと思って聞いた方が良いかも知れません。

投稿者:taka     投稿日時:2009/12/07 17:55  ---38.26.148

<「表現がちょっときついかも?
そうですね。
失礼しました。

投稿者:ks     投稿日時:2009/12/07 17:57  ---254.87.158

私はフレンチを求めているのが良い判断だと思いましたのでついかいてしまいました。楽器屋さんでもなければなにも関係ありません。ただバイオリン好きの人間です。誤解をあたえて申しわけありません。

Q:指揮棒について
投稿者:中学3年生     投稿日時:2009/12/05 11:17  ---29.36.39

私は都内の中学3年生です。 
受験が終わり、最後に定期演奏会があるんです。
そこで3年生はお世話になった先生に指揮棒をプレゼントしようとなったのですが、どんな指揮棒が良いのか全くわかりません。

プロの方の意見を参考にしてみたいと思い、投稿してみました。

良いアドバイスをお願いします。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2009/12/05 20:40  ---7.228.156

指揮のプロはあまりこの掲示板は見てないんじゃないかなあ。

元総理じゃないが、材質もいろいろ、好みもいろいろらしいです。

楽器店ピアノフォルテというお店の取扱商品一覧→音楽小物→指揮棒
というところにカタログが載っていますし、選び方という記事もあります。

投稿者:toy     投稿日時:2009/12/06 01:57  ---159.174.121

お世話になった先生へのタクトのプレゼントであれば自作なんてどうでしょうか?
ハンズあたりへ行けばメイプルの丸棒もコルクも手に入りますし、コルクはワインの栓でもOKです。
市販のタクトを送るより喜んでもらえるのではないでしょうか。

タクトは折れてしまう事も多いし、皆さんで数本作ってあげると個性も出て楽しい贈り物になるのではないでしょうか。


ちなみに市販の物でしたら、記念品と考えた場合木製のタクトは折れるので、カーボンやグラスファイバー製の物のほうが長く使ってもらえると思います。

投稿者:マコ     投稿日時:2009/12/06 07:28  ---143.241.71

クリスマス前に心温まるお話しをありがとうございます。
さぞかし先生も喜ばれることでしょう。
アドヴァイスは出来ませんが・・・

投稿者:弦喜     投稿日時:2009/12/06 09:09  ---102.247.141

私もプロではありませんし、指揮者でもありませんが、オケには長く所属し、いろいとな指揮者を見ていますし、指揮者が指揮棒をどう選んでいるかの本なども読んでいますので、参考のため、コメントします。

<指揮棒を、実用品として使ってもらう場合>
− 指揮棒は手の延長ですので、指揮者により好みの、長さ、持ち手の形、棒と持ち手の材質などがあります。先生の好みをさりげなく聞き出し、好みにあったものを選べば、ストレスなく使ってもらえると思います。(持った時の重心などの感覚も大事ですが、それは本人でないとわからないので、聞き出してもあまり参考にはなりません。)先生に聞けないようなら、普段練習で使っている指揮棒を、観察したりこっそり計るなどしてください。
− 上記本では、日本製では”ムラマツ”というメーカーの指揮棒を使っている一流指揮者が2〜3名いました。それもプロ用のものでもなく、一般的なものでした。
− 木製は折れますが、折れる事で先が突き刺さった時の被害を減らしてくれます。カーボンやファイバー製は長持ちしますが、指揮棒の先で、手や顔や目を突いた時に貫通します。プロの指揮者には、結構、手や顔を突いて怪我をしたことのある人が多いです。

<記念品として手元に残してもらう場合>
− 金メッキしたようなものもありますよ。先生が普段使わない、買わないようなものを、”きれい”とか”かっこよい”とか”珍しい”という観点で探してみるのが面白いと思います。インターネットの検索エンジン(Googleなど)を使って検索するといろいろなものがあることがわかります。
− 指揮棒用のケースがあります。1本用、2本用、何本か入るものなどがあり、値段も様々です。指揮棒とともにケースも購入し、みんなの寄せ書きを書いて贈ったり、皆の写真を貼って贈ったり、というのもよいのではないでしょうか。
- toyさんのご意見「手作り」にも賛成いたします。

Q:弦を押さえる力について
投稿者:ガスパロダサロー     投稿日時:2009/11/30 21:22  ---0.251.50

バイオリン2年ほどの初心者ですが、弦を押さえる力について教えていただけないでしょうか。
曲はファーストポジションしか弾けないくらいのレベルなのですが、G線の音がふわついており、ビブラートをかけるとそれが如実に表れます。弦を思いっきり強く押さえると、きれいな音になるのですが、強く押さえる力に対抗するためにネックを親指の腹と人差し指で強く挟む必要が生じます。
それかネックの下に親指を当てるか、という状態です。
これでは素早く指を動かすことは難しく一般的なフォームとは言えないと思います。
教本など色々調べていると一般的なフォームというのは、ネックに親指の腹を添わせ、人差し指付け根はネックに軽く添わせているようです。

ネットで調べると「弦は強く押さえない。支える力も必要ない、ピアノの鍵盤を弾くイメージで軽く押さえる」などという記述もありますが、据え付けの鍵盤とは違いバイオリンは端を顎で支えているだけのものなのでファーストポジションでネック端の指板を押さえれば楽器は傾き、弦は軽くしか押されず、無残なヒョェ〜という情けない音しかでません。
そこまで極端な記述以外でも、弦は強く押さえないという記述が目立つのですが、軽く押さえても音がふわつかない押さえ方というのがあるのでしょうか。
今まではカタイ音を出す時は指先で押さえ、柔らかい音を出す時は指の腹で弦を押さえる、というくらいに思っていたのですが。
こういったフォームの事については先生に聞いても全く解決しないので悩んでいます。

投稿者:ガスパロダサロー     投稿日時:2009/11/30 21:25  ---0.251.50

言葉足らずの部分があったので付け足します。

>据え付けの鍵盤とは違いバイオリンは端を顎で支えているだけのものなのでファーストポジションでネック端の指板を押さえれば楽器は傾き・・・

本当に鍵盤のように押さえる力に対抗する力を一切抜く、つまりネックに親指や人差し指付け根を一切あてない状態で弦を押さえた時の様子を表現しました。

投稿者:RING     投稿日時:2009/11/30 22:15  ---225.241.177

わたしはチェロ弾きですが、当初同じ悩みを持ちました。
「脱力」って言ってる人は結局筋力トレーニングが十二分にできてるから、力入れなくても弾けてるだけなんじゃないかと。
今でも悩みは尽きませんが、解決に不可欠な要素として(非常に微細な一部という意味での)筋トレがやはりあると思っています。

その一方、この場合は楽器の構え方も大切かと思います。バイオリンの上手な人に楽器を首に挟んで弓だけ動かしてもらい、「ピアノの鍵盤を押すように」弦だけを他人が押さえて曲を弾いてもらっても、ちゃんと楽器は保持されます。
チェロの場合、楽器の構えが悪いと、同じことをした場合にエンドピンが床から外れて滑ってしまうのですが、やはり先生に楽器を構えてもらうと指板を押さえても動かないどころか、ネックをもって楽器を奪い取ろうとしても動かせません。

門外漢からすいませんが、まず楽器の構えを見ていただいてはどうでしょう?

投稿者:ガスパロダサロー     投稿日時:2009/12/01 00:03  ---0.251.50

RING様
ありがとうございます。確かに筋トレは重要そうですね。先生もコンサートの後は左手を痛めることがあると言ってましたし(それだけ通常使用しない筋肉を使うのだと思います)、ネットでもセブシックなどで筋肉をつけるという記述を見たことがありました。

>バイオリンの上手な人に楽器を首に挟んで弓だけ動かしてもらい、「ピアノの鍵盤を押すように」弦だけを他人が押さえて曲を弾いてもらっても、ちゃんと楽器は保持されます・・

そういう保持ができれば、いろんな技術的な問題が一挙に解決しそですね。
どなたかそのような保持をするには、何をすれば良いか情報や経験をお持ちの方がいらっしゃったら是非教えてほしいです。

ちなみに私は顎を少し引くようにして、なおかつ少し左後ろに顔を振り向かすようにして楽器を保持します。ガルネリタイプの顎当てですが、顎を当てるのはかなりテールピース寄りです。こうすると顎で無理に楽器を挟まずに、ほぼ水平に楽器を保持できますが、ファーストポジションでネックの支え無しで指板を押すと、あっさり下がってしまいます・・・

投稿者:k     投稿日時:2009/12/01 04:44  ---150.136.95

2年程度でビブラート云々は少し早すぎませんか?弦を押さえる力については「感覚」で覚えるものです。人に意見を求めても説明できないでしょう。そして、それには長年の練習が必要です。正確な音取りができるまで「ビブラートは教えない」という先生もいます。まだ悩む視点が少し違うと思いますが。自分の楽しみで「人に聞かせない」ものであれば分かりますが、「人に聞かせる演奏」をするためには、結局はプロと同じことを求められます。「お金をもらうか・もらわないか」の違いだけ。レイト・スターターにありがちな素朴な疑問ですが、解決の方法は今のレベルでは「ない」と思います。

投稿者:マコ     投稿日時:2009/12/01 06:28  ---143.241.71

多分チェロもヴァイオリンも原則は同じだと思いますが・・・・
右手はどうなっていますか?
しっかり自然に弦にのっかった状態になっていますか?
正しい軌道を動いていますか?
わたしの先生からは
右手がきちんとしていないとビブラートにはならない。
左手の問題解決の手がかりは右手にある。
と教えられています。

投稿者:製薬会社社員     投稿日時:2009/12/01 06:41  ---03.134.14

僭越ながら私もK様、マコ様と同じ印象をうけました。
私はチェロ弾きですが、ビブラートは、ボウイングが安定し、かなり正確に音が取れるようになるまで禁止されました。また、現在でもお師匠様の指示があった箇所でしかビブラートはかけません。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2009/12/01 15:12  ---220.255.171

ヴィブラートは別問題として。

弦を指板に押さえつけるにはある程度の力は必要です。しかし到底「ネックを親指の腹と人差し指で強く挟む必要」が生じるほどの力ではないです。せいぜい親指とネック側面との摩擦で対抗できるような力です。(RINGさんの弦だけ他人が押さえるというのと同じことですが)
楽器の保持も大切には違いありませんが、肩に載せて、あごで保持しなくとも弦は押さえられますし、ちゃんとした音が出せます。だいたい肩当てが使われるようになったのは20世紀になってからのことのようです。
問題は単純に力ではないことだけは確かと思われます。よってこの点に関しては筋トレは無意味。

投稿者:k     投稿日時:2009/12/01 20:38  ---150.136.95

何でも簡単に習得できることはすぐに忘れます。「押さえる」力は必要、しかし加減は言葉では説明できず、結果として自分が納得できるまで練習するしかないと思います。結構つらいときもあります。私も「そんなに力は必要ない」と先生に指摘されて「なるほど」と少し感づいて、3年程度はかかりました(ただし凡人です)。しかも「左手」も「右手」もなんて、ふつうはなかなかできないもの。最初にどちらかを犠牲にするのも一つの考え方です。ただ、2年程度ではたぶん掲示板で指摘されても分からないと思います。先生を信じて地道に練習するしかないです、しかも段階・手順をしっかりと踏んでですが。

投稿者:ガスパロダサロー     投稿日時:2009/12/01 22:48  ---0.251.50

k様
ありがとうございます。書き方が悪かったのですが、ビブラートをかけなくとも音が弱く、ビブラートを掛けるとそれが更によく分かるということなので、ビブラートをやめても解決はしないのです。
またビブラートは先生から曲の練習では積極的に曲調に合わせてビブラートを掛け、それを制御するように指導を受けています。もちろん音程をごまかすためのものではないので、曲以外のスケールやセブシック、カイザーなどでは一切ビブラートは使用しません。先生からの音程がずれた時の指摘もそれは厳しいものがあります・・・。私が目指しているのはk様も記述された「人に聞かせる演奏」です。
>長年の練習が必要です・・
この言葉は私のようなレイトスターター(20代後半です)に対しては可能性を断絶される思いです。
次のコメントに私の考えていることを書きました。読んでいただけたとして、もし少しでも理解していただけるところがあれば、何かヒントをいただけると幸いです。

マコ様
ありがとうございます。
右手ですね。意識して色々試してみます。ダウンでは人差し指を介して腕の重みを乗せて、アップでは中指、薬指、小指を介して腕の重みを乗せるように気を付けているのですが、気にすべき点など教えていただけるないでしょうか。

製薬会社社員様
ありがとうございます。私も先生からの指示で曲にしかビブラートはかけていません。掛け方も曲調に合っていないとダメ出しされます。開放弦でのボーイングは毎レッスンで先生に見ていただいていますが、ビブラートを掛けている時に、問題が起きていないかなど先生に聞いてみます。

ぶらっちぇ様
ありがとうございます。
>肩当てが使われるようになったのは20世紀になってからのことのようです・・

確かに言われて見るとそうですよね。自分でもこんなにネックを挟むのは何か間違っていると感じていました。


皆様、次のコメントに私が何故このような質問をしたのか、その気持ちを書かせていただきます。
少しでも理解していただけるところがありましたら、何か良きヒントを少しでも教えていただけませんか。
どうぞ引き続きよろしくお願いします。

投稿者:ガスパロダサロー     投稿日時:2009/12/01 22:54  ---0.251.50

様々な分野でかつて職人技といわれた技能が、きちんと組まれたカリキュラムに沿って学べば2年程度で会得でき、素人目には

”師匠に弟子入りウン年の下積みを経て数十年のキャリアを持つ職人”

と呼ばれる人と大差を感じることができないものがあると思います。寿司、大工、様々な工芸などなど。
もちろんあくまで素人目には・・・という事であって、玄人の目で見れば違いはきっとあるのだと思います。しかし素人目に大差なく見えるのであれば客観的には、大半の部分で職人の技を会得していると言えると思います。
バイオリンもそうしたものであって、きちんとした分析とそれに基づいたトレーニングを行えば、素人目には十分な質の演奏ができるものだと考えていました。ネットの動画を見れば習って1〜2年の人がアップした、素人目には十分に聴けるレベルの演奏が数多くあるのはそういったことを裏付けているのだと思っていました。
特にアメリカや中国からそういった動画が多く出ているのは、合理的な教育がなされているのだと思っていました。

投稿者:ガスパロダサロー     投稿日時:2009/12/01 22:54  ---0.251.50

それでも子供の内から師匠と呼ばれる人に、ついて学ばれ、少しづつ研鑽を積まれ、様々な壁に当たる度に猛烈な練習を繰り返された方から見れば違いがあるのだろうとは理解できます。
演奏に合わせるように育った身体、超絶技巧と呼ばれる演奏や繊細な表現力、こめる思い等々にその違いが現れるのではないかとも思っています。
しかし大人になって始めた私からすると、十何年かけてその境地に至るよりも、まずは合理的なトレーニングで短期に、素人目には十分な演奏ができる力を得たいと考えてしまうのです。それは「楽をして何かを得ようとしている」と批判を受けるかもしれません。
しかし、常に自分の練習方法・フォームなどに疑問を持ち、教本やネットの情報を調べ、客観的に自分の演奏を聴くために録音もし、音感を身につけるために聴音、ソルフェージュも行い、レッスン料を自腹で支払い、同時に社会人として仕事も全うするということは、それほど楽なものではありません。
今回質問したのは、正解と言えるフォームや、それがすぐに習得できないものであるならば、それを習得するためにどのような練習を行えばいいのかを知りたいとも思ったからです。
筋肉は一度筋繊維が痛むまで使ってから休めると約3日で超回復します。演奏に適した身体やフォームを短期で得るのには、その筋肉に演奏以上の負荷を繰り返し与え超回復させれば、可能ではないかと思うのです。
感覚で得られる押さえ加減についても、ベクトルを絞って微調整しながらトライ&エラーを行えば、より短期に会得できるのではないかと思うのです。
フォーム、トレーニング方法、ベクトルなど、少しでもヒントになればと思っています。どうぞ引き続きよろしくお願いします。

投稿者:すもーるとーく     投稿日時:2009/12/01 23:37  ---91.160.179

G線の音がふわつくという現象から想像できるのは、マコさんもご指摘の通り右手に原因があるのだと思います。例えば、ガスパロダサローさんの楽器を先生が弾いてみたらどうでしょうか。
絃に弓が垂直にあたっているか、駒に近すぎないか、腕の重みが乗っているか、などなどセルフチェックの項目もいくつかあると思います。もちろん、先生にも一緒に考えて頂いた方が良いと思います。だって、ガスパロダサローさんの先生は、この掲示板でレスをくれる人たちと違って、ガスパロダサローさんの弾いている音を聞いているし弾き方を見てもいるのですよ。掲示板で文字だけで質問するよりもガスパロダサローさんの弾き方に関する遙かに多くの情報を得ているはずです。
そして、この問題に関しては、問題を単純化するためにもビブラートのことはきっぱりと忘れ、セブシック・カイザーよりもより基本的なスケールを使い原因の絞り込みをすべきだと思います。

投稿者:マコ     投稿日時:2009/12/01 23:38  ---143.245.129

ガスパロダサロー様、色々と勉強し工夫なさっていてすごいですね。
実は未だに右手がきちんと動きません。
ビブラートも大の苦手、左手はガチガチです。
左手を解放するのは右手、右手の力が抜けると左手も抜ける。
じゃあ、どうするか・・・・・
普段心がけていることは
作品の時代に背景に合った音を出すためのスピードと圧力のコントロール。
駒よりか、その逆か?
出来るだけ止まらないやわらかい弓の動き、軌道は来た道をそのまま戻るか、
それとも違う道にするか?円運動等々色々ですねえ。
ヴァイオリンのボウイングはわかりませんが、
一つ言えることは、力が抜けた状態ということでしょうか。
リラックスかな。
僕は右手の親指はきれいに曲がっています。教則本の写真の通りですよ。
でもガチガチに固まっています。これではダメなんですね。
親指の力が抜けるとビックリするほど良い音が出ることがありますが、長続きしません。
おそらく心がけておられることは全て正しいことなのでしょう。
大いにその方向でお勉強なさって、それがしっかり身に付いて、
楽にできるようになるところまでいくことでしょうか。
自分を観察するとサイドブレーキをかけたままアクセル吹かしているような弾き方をしている面が多々あります。正直暗中模索です。
それからこれもきちんとなさっておられるとは思いますが、楽器の調整も大切でしょうね。

投稿者:合理的・・・ね     投稿日時:2009/12/01 23:42  ---126.151.73

合理的な練習云々言うなら、文章で質問しているより、先生のレッスンを毎日でも受ければいいなじゃない?
そして、その質問を直接先生にすればいい。というアドバイスは何度も既出しているけど。
先生がよく教えてくれない、指導が下手だというなら、その合理的な先生を探してどこへでも行けばいいよ。
お金かければ遠くでもレッスン受けに行けるでしょ。
お金かければレッスン時間も長くできるから、気が済むまで疑問点を質問できるでしょ。

一つ言えることは、
「演奏に適した身体やフォームを短期で得るのには、その筋肉に演奏以上の負荷を繰り返し与え超回復させる」
筋トレじゃないんだから、これは間違い。

練習方法は一つ。
「正しい方法だけでしか弾かない」ことを身体が憶えるまで繰り返すこと。

投稿者:マコ     投稿日時:2009/12/01 23:43  ---143.245.129

すいません。もうひとこと。どうやったらリラックスできるか?
わかりません。教えてほしいです。
アレキサンダーテクニークも良いかもです。
それから上手な人の隣で弾く機会が沢山あると良いかもです。

投稿者:合理的・・・ね の続き     投稿日時:2009/12/02 00:30  ---126.151.73

あれ以上書く気はなかったけど、マコさんへ

「サイドブレーキをかけたままアクセル吹かしているような弾き方をしている」
それがわかっているなら簡単です。
「脱力」とか「リラックス」と考えるからできないんです。

指や関節を「常に動かす」と思ってみてください。

楽器を持たずに、手に力をこめたまま指や腕を動かしてみてください。力が入っていたら動けないでしょ。動かせるところは力が入っていないんです。

投稿者:ガスパロダサロー     投稿日時:2009/12/02 01:11  ---0.251.50

すもーるとーく様
音の問題について、右手を先生によく見てもらい指導してもらおうと思います。しばらくスケールに集中してみるのも良さそうですね。ありがとうございました。

合理的・・・ね様
人にはそれぞれ事情があります。当然私にもあります。

>先生のレッスンを毎日でも受ければいいなじゃない?
無理です。仕事がありますので。

>その合理的な先生を探してどこへでも行けばいいよ。
休日に行ける範囲に、探すほど先生はいません。もちろん時間にも制約があります。

>お金かければ遠くでもレッスン受けに行けるでしょ。
お金かければレッスン時間も長くできるから、気が済むまで疑問点を質問できるでしょ

掛けられるお金にも制限があります。制限の範囲でできるのが今の環境です。

ネットでの書き込みというのは相手の顔も見えないため気楽に書けることでしょう。しかし顔が見えないだけで、その書き込みを読む相手は確実にいるのです。あなたには顔が見えなく、その感情が伝わらなくとも、あなたの言葉で傷ついている人間がいることを分かって下さい。

>「正しい方法だけでしか弾かない」ことを身体が憶えるまで繰り返すこと。

お言葉を大事にいただきます。移弦を身につける際に何度も練習を繰り返したことを思い出しました。

マコ様
さらにアドバイスいただき、ありがとうございます。
>軌道は来た道をそのまま戻るか、
>それとも違う道にするか?円運動等々色々ですねえ。
ボーイングで軌道を変えたり円運動するというのを初めて聞きました。
軌道を変えるとどうなるのか、円運動をすると弓が横に滑る時の音が出たりしないのかな、などとまたお聞きしたいことが色々とでてきましたが、悲しくなるような書き込みもあり、これ以上はつらくなってきましたので、これ以上の書き込みは止めておきます。
ご自身の経験や悩みなど教えていただき、自分ももっと頑張ろうと思えます。どうもありがとうございました。

投稿者:製薬会社社員     投稿日時:2009/12/02 09:20  ---03.134.14

再び僭越ながら申し上げます。
私は30台後半でチェロを始めたレイトスタータですが、お師匠様の指導にしたがい、あきらめないで精進すれば、可能性は広がってゆくと信じております。あとは、欠点ばかりでなく自分の良いところも見てあげて、楽しく気長にやってゆきましょう。
★練習に関して、ひとつだけ私のお師匠様の言葉を申し上げますと、できない箇所を無意味に繰り返す練習はしないこと。
「必ず、なぜそうなるのかを分析して、悪い点を理解してから、それに対応する練習を行う。」です。これを行うには、第三者(先生、仲間)の協力が必要でしょう。

投稿者:RING     投稿日時:2009/12/02 11:32  ---51.131.114

バイオリンでは、私の筋トレ理論は目の敵にされるようですね(苦笑)。筋骨隆々を目指すわけじゃなくて、とても微細な必要部分の
筋力のことを言ってるつもりです。たとえば「右手の重みを弓に
乗せる」とよく言います。これを逆に考えて、人間の腕1本を切り
落として、それを弓元に90度で固定しておくには、どのくらい
筋力が必要でしょうか? 極端な話ですけどね。

あと、個人的な体験で恐縮ですが私が大学生時代にギランバレー
症候群を患った経験を書きます。この病気は四肢の末端から徐々に
筋力低下が進行し、回復するときはその逆になります。数時間で
呼吸筋まで麻痺することもあるらしいですが、幸運にも私は軽症で
3週間程度の入院で回復傾向が見えて退院しました。
もともと50kgくらいだった握力がいったん0kgになり、30
kgくらいに回復したところで退院したんですが、チェロは「全く」
演奏になりませんでした。右手も左手も、お話にすらなりません。
フォームが崩れそうで怖かったので、1カ月ほど楽器を封印し、
筋力が8割ほど回復したころにもう一度演奏したところ、ふつうに
弾けました。
この経験があるので、「演奏に筋力は必要ない」っていうのは嘘!
と強烈に思い込んでいます。フォームを維持するためには、特定の
部位の筋力が一定以上必要なんです。

あと、ガスパロさん
> ネットの動画を見れば習って1〜2年の人がアップした、
> 素人目には十分に聴けるレベルの演奏が数多くある
私はそんなレベルの演奏を見たことがないのですが・・よければ
紹介してもらえませんか?

投稿者:チェロが好き     投稿日時:2009/12/02 11:58  ---110.7.189

わたしは40歳で、さる高名な先生について習い始めました。
ガスパロダサローさんに比べれば超々レイトスターターです。
15年間習いましたが、
こちらの取り組み方が足りなかったんでしょうね。
結局右手の脱力は身に付きませんでした。

5年ほど間が空いて、今年始めから、
音大を出たばかりの先生について習っています。
驚いたことに、右手の脱力が簡単に出来るようになり、
音がどんどん変わっています。
毎日、楽器のケースを開けるのが楽しみでしかたないという状態。

これまで弦を無理矢理、鳴らそうと思って弾いていたのが、
いまは、わたしのイメージした通りに、
弦が鳴ってくれる感じです。
何かのきっかけで開眼したとしか自分では説明できませんが、
今習っていることは、全部、
最初についた先生から指摘されていたことばかりなのです。
悩んで悩んで模索しても、
それを受け止められる体勢が自分に出来ているかどうかが
問題なのではないでしょうかね。
ここが、子供の時から習っている人と、
レイトスターターの違いなのではないかと思います。

>>長年の練習が必要です・・
>この言葉は私のようなレイトスターター(20代後半です)に対しては可能性を断絶さ>れる思いです。

40歳で始めたわたしには、こんなに時間がかかりましたが、
20代後半なら、「可能性を断絶される思い」と言うほど
時間はかからないと思いますよ。
「何かのきっかけ」を受け止められるように、
体のアンテナを全開にしておくことだと思います。

投稿者:通りすがりのヴァイオリン教師     投稿日時:2009/12/03 01:15  ---.254.43

握力等の筋トレは基本的には不要です。なぜなら必要とされていない筋肉を鍛えることにしかならないからです。
レッスンの友社刊「弦楽器奏者の痛みと対策」 荻島秀男著 から抜粋しますと、
「基本的には指の筋肉には指を曲げる筋(屈筋)と、指を伸ばす筋(伸筋)と、その両方のバランスをとる第三の筋群があります。この第三の筋群がストリング・プレーヤーやピアニストでは異常に発達していることが知られています」
図説では骨間筋と虫様筋が第三の筋群と分類されています。さらに
「特に筋電図を使って研究をしますと、ピアニストやストリング・プレーヤーでは虫様筋が普通の人より発達しているのが証明されています」
とあります。
またうろ覚えですが
「名演奏家と握手をすると彼らの手がとても柔らかいことにおどろく」
と書かれた本を読んだ記憶があります。図説によると上記虫様筋は手のひらの基節付近から指の第二関節へ向けて伸びていますので、虫様筋が発達しているために手のひらが柔らかく感じるのではないかと思います。

単純な筋トレをしても屈筋と伸筋を鍛えるだけで、肝心のバランスをとる筋肉は鍛えられないでしょう。バランスをとる筋肉を鍛えるにはバランスをとることを必要とされる動作を数多くこなすのが一番のトレーニングになります。すなわちヴァイオリンの練習です。ヴァイオリンで要求される動きはどれも常に「コントロール」することを要求される動きです。大抵学ばなければならないのは「動かしながらコントロールすること」であって、単純な「負荷に対する抵抗」というのは少ないはずです。だから単純な筋トレは効果がないと思います。もちろんチェロやコントラバスはヴァイオリンに比して基礎的な筋力が必要とされるのでしょうが。


> まずは合理的なトレーニングで短期に、素人目には十分な演奏ができる力を得たいと考えてしまうのです。
> それは「楽をして何かを得ようとしている」と批判を受けるかもしれません。

誰もそんなことは批判しないでしょう。皆、合理的にトレーニングしています。逆に言うと練習より効率の良いトレーニングは存在しません。ネットであれこれ質問して、がちがちに頭で考えて不自然なことをしようとするのは最も効率が悪いトレーニングかもしれませんよ。

投稿者:ガスパロダサロー     投稿日時:2009/12/03 02:19  ---0.251.50

もう書き込むのはやめるつもりだったのですが、そう書いた後もたくさんご意見いただき、だんまりを決め込むのも心苦しいので御礼だけ書かせていただきます。
たくさんのアドバイス本当にありがとうございます。
全てよく読ませていただき参考にさせていただきます。ただこれ以上は本当に書くつもりはありませんので、勝手ながらこの質問は閉じさせてください。

RING様へ
私も筋骨隆々を目指しているつもりでなく、体幹で言うところのインナーマッスルのような支えとなる筋肉の増強という意味で考えていましたよ。以前に弓を楽器を弾く時の持ち方でつまみ、素早く手首だけで風切り音が聞こえるくらいのスピードで振り回す運動を毎日繰り返していたら、ボーイングがスムーズになった経験がありました。ロシアの音楽学校でそんな訓練があると聞いた事もあります。

動画についてはYouTubeなどで violin 2 years などのキーワードで検索してみてください。

投稿者:RING     投稿日時:2009/12/03 08:56  ---42.114.251

通りすがりのヴァイオリン教師様
 ありがとうございます.演奏に必要な特定の筋群があり、
それらは練習でしか筋トレされないということですね.全く
私の言いたいことはそのとおりです.

ガスパロダサロー様
 弓を振り回すのはスズキメソッドでよくやりますよ.
 ですがyou tubeのレイトスターターの演奏で「聴ける」
ものは残念ながら皆無と思います.

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2009/12/03 19:17  ---32.104.9

右手親指は曲がりすぎても、伸びすぎても無駄な力が入ります。
だから、難しい!と個人的には思っています。

右親指が、さらに曲げられるし、伸ばすことも余裕でできるくらいがいい

抽象的で申し訳ないですが個人的にはそう思います。