Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:ニスの部分的な荒れについて
投稿者:フランソワ     投稿日時:2010/05/03 19:51  ---220.80.29

初めて投稿します。最初から読まさせていただいて大変勉強になりました。
10年経過のイタリーと100年経過のフレンチバイオリンを弾いてますが、そのどちらもニスの表面を粗めのペーパーで軽くこすったような荒れが見られるようになりました。場所は指板の真下、駒から7cm上あたり、大きさは2.5cm四方ほどです。
こすったり松脂が付着する所でもないのに、理由がわかりません。
どうかご教授ください。

Q:バイオリンの指盤について
投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/28 10:12  ---12.148.247

Giuseppe Pedrazziniのモダンイタリアンのバイオリンをメインに使っています。先生とレッスンの時に弾く時にはいいのですが、家での練習では委縮したような音で思ったように弾けません。先生はレッスンで左手の親指が上に出過ぎてますとおっしゃいます。それさえ直ればすべて上手くいくのですが、とも。

家での練習が上手くいかない時は気分転換に前のスロバキアのJean Kubekのバイオリンを弾いてみます。そうすると案外上手くいくのです。

モダンイタリアンのバイオリンは指盤が細いように思われます。僕は手が小さいので助かると思っています。でも親指が出るくせがついてしまいます。スロバキアのバイオリンは指盤が太くモダンイタリアンのバイオリンに慣れた弾き方で弾くとG線のつもりがD線になってしまったりします。でもしっかりとした分かりやすい音で親指もでません。

Giuseppe Pedrazziniの音は基本的に気に入っています。高価だったので気のせいか雅な音が出ると思いますし1920年製なので音が小さめなのも特徴の一つかとおもいます。このバイオリンは価格上もう僕には買い替えることは考えられず、一生ものだと思っています。やはり高価な楽器ほど弾きこなすのは難しいのでしょうか?
質問が漠然としていると思いますが、最近楽器に対する信頼感が揺らいできたのでおたずねしたいと思います。

投稿者:讃岐塩屋     投稿日時:2010/04/28 10:46  ---146.175.4

指板の細い、太いは楽器本体とは関係ありません。どうしても太い指板がよければ多少費用はかかりますが、指板交換、もしくは継ぎネックなどの方法があります。工房で聞いてみたらよいかと。

投稿者:Tetsuya Kimura     投稿日時:2010/04/28 11:05  ---30.170.226

指板およびネックの幅が小さいのか、もしくは厚さが薄いのか、またネック自体の形状(丸さかげん)によっても演奏時の感触がかなり変わります。駒や魂柱などの調整も兼ねて、信頼できる工房などに相談してみるのが良いと思います。ネック自体の形状を変えるのはあまりお勧めできませんが。

「高価な楽器ほど弾きこなすのは難しいのでしょうか?」とのことですが、そのようなことを一概に当てはめることはできません。高価でも低価でも、同じ製作者によって作られたものでも、ヴァイオリンには個々の差があるものです。

まあ、高価な楽器だったから弾きこなせるようになるまでがんばろう、というのはあると思いますが、逆はないでしょう。また、難しいと感じる楽器のなかにはそのぶん弾きこなせたときの見返りが大きいものもあります。デル・ジェスの楽器にはこのようなものが多いです。ただ、それもやはり高価だからそうだ、というものではありません。しつこいようですが。また同時に、弾きやすいからだめなのか、というわけでもありません。

ご参考までに。

投稿者:Tetsuya Kimura     投稿日時:2010/04/28 11:19  ---30.170.226

書き忘れましたが、讃岐塩屋さんの仰るとおり、楽器本体の弾き易さは、指板及びネック、弦高などの要素からなる弾き易さとは別です。ただ、楽器本体の弾き易さも駒や魂柱の調整である程度変えることができるので、上のレスにおいてもそれらの調整も兼ねて、と書かせていただきました。

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/28 11:57  ---12.148.247

讃岐塩屋さま
ご助言ありがとうございます。幸い購入店は工房とスクールを併設しております。次回行った時に相談してみようと思います。ただ楽器本来の味を変えるのは好まないのでなるべく今のままにしたいと思います。ご指摘どうり「どうしても」という気にはなれないので。どちらかというと上達して体を楽器に合わせたいと思います。
ありがとうございました。

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/28 12:27  ---12.148.247

Tetsuya Kimuraさま
ご助言ありがとうございます。「ネックの形状を変えるのはあまりお勧めできない」とおっしゃるとおり、ネックの形状は変えたくありません。チャットフレンドにチェロのネックを知らない工房でめちゃくちゃにされたとも聞きました。

実は以前のぼくは楽器店の少しの弾き比べで生意気にもいい楽器「高価な楽器」ほど弾きやすいなどと言っていました。その反動もあり今回は高価な楽器ほど弾きにくいのではないかと質問させてもらいました。誠に申し訳ございません。
確かに楽器店の弦楽器フェアなどで弾き比べると500万の楽器が体に合い650万の楽器は全然弾きにくいとかあると思います。また真っ赤なニスの目立つ260万のバイオリンが皆様が手に取って弾かれるのか、よく弾きこまれてていい音がするような時もありました。弦楽器フェアでは楽器店の若社長さんに500万の楽器は弾きやすいですけど、僕は僕の楽器が世界一だと思ってますからなどと申していました。上にあげた楽器は3つとも高価でもう僕の手にはとどきませんが、500万のオールドイタリアン?はほしいし、260万の真っ赤なバイオリンは美しい音色でバーゲンだと思います。出来れば二つとも欲しいです。

駒や魂柱の事はまた楽器店の工房で聞いてみたいと思います。併設のスクールの先生にも相談してみようと思います。貴重なご助言ありがとうございました。

投稿者:Tetsuya Kimura     投稿日時:2010/04/28 13:38  ---30.170.226

あなたの楽器があなたにとって世界一であることが大切なんです。

信頼感が取り戻せると良いですね。

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/28 21:38  ---12.148.247

レッスンは好きなんですが、一人での練習嫌いさえなおば・・・・ありがとうございます!

投稿者:弦三     投稿日時:2010/05/01 00:14  ---15.193.12

委縮したような音で思ったように弾けません。というコメントと1920年製なので音が小さめなのも特徴の一つかとおもいますというコメントから察してますと親指は関係ないのではないかと思わずにはいられません。本来ならそのバイオリンを下取りに出せば650万だろうと500万だろうと簡単に手に入りそうな気がしますがいかがでしょうか。ただ気になるのは私の知っているGiuseppe Pedrazziniは大音量を容易に出せるスーパーバイオリンなのですが、なんだか雰囲気が違うんでなんともコメントしがたいです。
一度高名な工房で根柱駒を含めたメンテナンスを受けてみたらいかがでしょうか?

投稿者:yama     投稿日時:2010/05/01 10:57  ---171.142.154

>音が小さめ
というのはどういう判断基準なのでしょうか?

自分で部屋で弾いていて「音が小さい」とお思いなるだけなのか?

広い場所(例えばホール)等で第3者に聴いて頂いた結果なのか?

広い場所で他の楽器と弾き比べし、また第3者から聴いて頂いた結果なのか?

耳元では小さく聞こえても実際には遠くに音が行っているという事はあるらしいです。


指板ですが、私の先生がネックの交換というのをされました。
見事な出来映えで交換した事が分からないほどです。
しかし、普通一般的にはそういう事はしないと思います。
先生も絶対的に信頼のある職人さんだからこそ、そうする事が決断できたのであって、他の職人さんなら頼まないでしょう。

ちゃんと調整されている楽器でしたら、親指の問題は演奏技術の問題ではないでしょうか?

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/05/02 00:52  ---12.148.247

弦三さま
委縮したような音で思うように弾けませんというのは純粋にぼくの腕の問題だと思います。というか心理的ともうしましょうか。家では教室用の譜面台を購入しまして、大分楽になったんですが。また
最近wittnerのメトロノームを購入しましてその美しい音色に合わすと少し楽になります。

ぼくのGiuseppe Pedrazziniは定価税抜き340万円ですが、300万円にしてもらったものです。1920年 milano コピガリネリとあります。僕が特に音量で感じたのは先生と合わせて弾いていて最後の1音が先生にかなわないというようなレベルです。

ぼくは小学生から中学1年の途中まで鈴木バイオリンスクールで習いましたが、今は昨年の9月から始めたばかりです。子供のころは4巻のザイツの学生協奏曲第5番第一楽章までだったので、先生に高校大学のころ一人で弾いてた6巻のラフォリアですか?ラフォーレ?とザイツを聞いてもらって、ザイツの次の曲から始めました。

僕は元来一番出来なかった生徒で、いまヴィヴァルディの協奏曲イ短調第3楽章とバッハの2つのバイオリンのための協奏曲二短調第一楽章第二バイオリンを習ってますが、子供のころファーストポジションだけだったので四苦八苦しています。もっとも一人で弾いてた頃は第五ポジションとかもしましたが全くの自己流でした。

先生はあまりポジションエチュードを勧めないんですが、レッスンを再開してから家で一時必ずしてた時期もあります。

とにかくそういうレベルですので仕方ないと思います。ただ先生とレッスンする時は満足な音が出るときが多いのでいまはそれを頼りにしています。最後の一音がどうしても先生にかなわないというのは多分僕の指がポジションのつぼから外れているものと思われます。

こんな僕ですがレッスン時間を4月から一回30分を1時間にしてもらいました。もちろん月謝は2倍ですが、充実感が全然違います。

工房は今の工房を信頼しています。お勧めありがとうございます。

しばらくこの状態で続けたいと思います。
御心配をおかけしました。
御教示ありがとうございました。

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/05/02 01:15  ---12.148.247

yamaさま
お返事ありがとうございます。

耳で聞いて小さいというのは、自分の部屋で弾いていてです。私は大人になって発表会や演奏活動というものをしたことがまだ一度もありません。

教室に所属していますので秋の教室の発表会は出てみようと思います。暗譜は多分避けると思います。

先生にこのあいだのレッスンの後に将来アマチュアのアンサンブルに入りたいのですがと申しましたところ、私は人に合わせるのが上手く、一人より多人数で弾くのが好きなようなので、大丈夫ですよと言ってもらえました。またこの教室にもアンサンブルがありますとも言ってもらえました。

鈴木の第四巻のバッハの二つのバイオリンのための協奏曲二短調第一楽章第二バイオリンを習っているのですが、先生は第五巻に第一バイオリンがはいっているのですね、今度持ってきてくださいとおっしゃったので、もしかしたら第一バイオリンを弾いてもらえるかもしれません。僕はまだその段階とは思えないのですが。

ネックの事はyamaさまをはじめ皆様の意見でも慎重にということのようですし、予算の問題もありますのでもう少し先に延ばそうとおもいます。先生や工房の方の意見も次回行った時に聞いてみようと思います。

そうですね親指の問題は演奏技術のようですねー。なぜか癖がついてしまって、これも第二ポジション第三ポジションを使い始めたせいでしょうか。

御心配ありがとうございました。
御教示ありがとうございました。

Q:ヴィオラの弦
投稿者:まるこ     投稿日時:2010/04/27 18:24  ---8.221.52

新作のビオラを購入しました。
まだ音が固くて、気になるのですが(とくにA線)
弦を変えることで少しは変わるのでしょうか?
今は、ドミナントを使っています。
お勧めの弦があったら紹介してください。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2010/04/30 21:57  ---7.229.144

そりゃ少しは変わるでしょうね。
何を張るかは問題ですが。
楽器との相性があるので一概にどうとはいえませんが、
よがさんのレポートでもご覧になったら。

http://www005.upp.so-net.ne.jp/yoga/viola/2.html#mstr

Q:ヨーロッパへのチェロの空輸について
投稿者:弦楽器     投稿日時:2010/04/28 20:23  ---229.190.202

ヨーロッパに引っ越すにあたり、
チェロは座席を一つ用意して、空輸したいと
考えています。
機内はとても乾燥するとのことですが。
湿度対策は何かした方が良いでしょうか?
(たとえば、固く絞った濡れタオルを
 ハードケースに入れておく等)

また、今は、機内にチェロを持ち込むことは
そもそも可能なのでしょうか?

また、駒や、魂柱は楽器屋さんに頼んで
倒してもらった方がよいのでしょうか?

また、航空会社への申し送り事項など
ありましたら教えて下さい。

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/28 20:31  ---12.148.247

最近は日本の国内線でも、バイオリンケースほどの大きさのものが機内持ち込み禁止と聞いています。機内持ち込み専用の大きさのバイオリンケースがあり弓は別の専用ケースに入れると聞きました。

国内だけかもしれませんが、ご参考までに。

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/28 20:39  ---12.148.247

本当に国内線だけかもしれません。情報源は↓です。

http://www.kokusaigakkisha.com/cgi/simgdata.cgi?action=meisai&tbno=37

私の考え違いであればご容赦ねがいます。

投稿者:弦楽器     投稿日時:2010/04/28 20:42  ---229.190.202

yoshinoriさん
ご返事ありがとうございます。
私の場合、チェロなので
1席購入する予定です。

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/28 20:42  ---12.148.247

申し訳ございません。↓からお調べ願います。

http://www.kokusaigakkisha.com/

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/28 20:44  ---12.148.247

あ、そういう意味でしたか。申し訳ございません。
てっきりテロ対策で持ち込み禁止となったのかとおもいました。

恥恥

投稿者:弦楽器     投稿日時:2010/04/29 00:33  ---229.190.202

yoshinoriさん

本当に弦楽器がお好きなのですね。
博識なのですね。尊敬です。

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/29 02:21  ---12.148.247

人気のPlumefiber Vio(プリュームファイヴァー ヴィオ)。

3辺の合計が115cm以内ですので機内に持ち込むことができます。
実寸76cm*25cm*13cm=114cm

試験的に全日空ANAがこのVioを機内持込用ケースとして貸出しを開始しました。(数量僅か・足鋲・ストラップなしの特別モデル)


*混雑状況によりお断りもあるということですので空港でご確認ください。
*100席未満の機種は持ち込むことができません。

足鋲・ストラップなしとあるのでてっきり凶器にならないようにと思いました。事故の時に危険でないからかもですね?

投稿者:のんちゃん     投稿日時:2010/04/29 13:36  ---60.131.117

すみません。
バイオリンの話で申し訳ないのですが、以前からBAM トレッキングケースは機内持ち込みできるのではと思っていたのですが。いかがなものでしょう。

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/30 00:51  ---12.148.247

2009年12月22日、関西空港のANAカウンターで規制について直接お尋ねしたところ、3辺の合計が115cm以内(100席未満の機種は100cm以内)であれば持込み可能の回答をいただきました。

このケースで楽器を機内に持ち込めますが、座席上の収納棚での保管になります。

これはこのケースの説明文です。

♪ ケース 機内持ち込みサイズ SuperLightヴァイオリンケース ♪
--------------------------------------------------------------------------------

2009年12月より日本国内での機内持ち込みサイズが統一されております。

楽器業界・演奏家界も困惑の状況のなか、ロッコーマン(株)より機内持込み可能サイズのケースが発売されました。

BAMはどうでしょうか?

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/30 00:59  ---12.148.247

うーんどうでしょう?かなりコンパクトに見えますが。

http://shop.fstrings.com/case.asp?id=144BA031

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/30 01:04  ---12.148.247

上の直接リンクは無効なので、全体をコピペしてください。

投稿者:Cello     投稿日時:2010/04/30 17:33  ---177.83.221

4,5年前になりますが、
利用航空会社:Air France
チェロ席料金:旅客料金の75%
上記の旅客料金は私が支払ったディスカウント料金
航空会社には事前にケースの縦横高さを連絡。
以上でした。
尤もカウンターでATを二枚出しましたら、係員に何で?という顔をされました。

Q:
投稿者:会社員     投稿日時:2010/04/28 12:47  ---15.200.186

久しぶりに質問があり、書き込みします。
チェロのケースのことなのですが、先般ある楽器屋さんで、
「E●sy●ock」という、中国製で20万前半位の価格の、
カーボンチェロケースを拝見しました。

外観はシースルー塗装で、カーボンの網目がみえる、
一般的な仕上げであり触った感じも悪くありませんでした。
一方、内装がかなり薄目でザラザラ感があり、
触ると起毛された微毛がてにへばりついてきました。
また、仕上げの成果細かい、棘状の突起がところどころにあり、
そのままでは、チェロに傷をつけそうな感じでした。。

もしもこのケースをすでにお使いの方がいらっしゃったら、
以下の2点についてお教えください。

(1)使用していて内装がはげたり、内装でチェロを傷めたりすることはないでしょうか。
(2)1か所の操作するだけで、全個所の金具が開閉するという、
このケースのロックの仕組みは、耐久性はいかがでしょうか。
(3)その他、長期使用して出てきた不具合はありませんでしょうか。

お手数ですが、どなたかご回答お願いします。

Q:Montevecchi Luigiについて教えてください。
投稿者:A.G.user     投稿日時:2010/04/26 08:40  ---238.206.148

2006年12月のストラッド演奏会で一曲だけ使用されていたMontevecchi Luigiラベルの楽器が手に入りそうです。Henleyの本にもBorn at Cesena (Italy), 1868. Cabinet-maker. と簡単に紹介されていますが、その他の情報をご存知でしたらご教授ください。

投稿者:Tetsuya Kimura     投稿日時:2010/04/27 17:53  ---30.170.226

過去二回ぶんのオークション落札価格くらいしか分かりません。Cozioでもチェックしてみましたが、名前が載っている文献がちょこちょこ分かるぐらいです。それらをみるかぎり、情報量はかなり少ないです。

Q:練習の再開の仕方について
投稿者:PC     投稿日時:2010/04/24 10:59  ---132.172.151

ここ2,3ヶ月ずっと楽器に触っていません。
そろそろ環境も落ち着いてきたので練習を再会しようと思うのですが、何からはじめたらよいかわかりません。
最後に弾いていた曲からはじめたり、スケールの練習からはじめるのがよいでしょうか?

投稿者:yoshinori     投稿日時:2010/04/25 04:32  ---12.99.151

僕はすきな曲で自分が一番得意にしているパートを弾いてみるといいと思います。僕はいまスクールに通ってますが、40年近く前に習って、時々弾いてきた曲以上に弾ける曲はありません。そんな感じです。スケールとかはへこむので後でやってみるといいと思います。

投稿者:会社員     投稿日時:2010/04/27 12:21  ---15.200.186

PCさん
ヴァイオリンでなく、チェロのお話で恐縮ですが、
私は会社員ですので、1-2週位つづけて練習できないことがあります。
そんなときは、簡単な曲を全弓を使って、
気持ちよく響くよう気をつけ、最初に30分くらい弾くようにしています。
それから前回の課題にとりかかります。
課題はあせって先にいこうとしないで、1小節でも2小説でも、
基本に忠実に弾ける範囲でやります。
無理は、プレッシャーになるので、よくないと思います。
楽しくやりましょう。

Q:材料による音の違い
投稿者:時刻表     投稿日時:2010/04/12 12:41  ---211.99.166

こんにちは。いつも楽しく拝見しております。
先日、他の方の立てたQに便乗して質問をしたところ
削除されてしまったようなので、改めてご質問いたします。
中国の木材とヨーロッパの木材の違いについて、
音にどんな違いがあるのでしょうか?
また、見た目ですぐ分かるような違いがあるのでしょうか?
ヴァイオリンのネット通販を見ると、よく材料の産地のことが書かれていたり(例/ヨーロッパ産 高級スプルース)するので、何かのアピールポイントなのだと思いますが、よく分かりません。
高級材料と高級でない材料の具体的違いも知りたいです。
楽器の購入予定は今のところありませんが、
今後の参考にしたいと思います。
ご存知の方、よろしくお願いします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2010/04/12 19:01  ---102.163.178

過去、何度か話題にはなっていますので、左上の過去ログ検索から
中国材
雲南材
などをキーワードに、見られてはいかがでしょうか。

説明は非常に難しいですね。
ご質問の”木材”を、例えば”人”に置き換えて答えを考えてみてください。なぜ難しいかがわかると思います。

見た目については、たくさん楽器を手にして見比べるのが一番ですが、それができない場合、例えば、ヤフオクで、同じメーカーの中国材のものと、欧州材のものの写真を、たくさん見比べれば違いは自然とわかってくると思います。それぞれ無作為に100本ずつ写真をあつめて、比べて行けば、直感的に感じられるものはあると思います。中国材の楽器1000本の写真、欧州の楽器含む欧州材の楽器1000本の写真を並べると、さらに、いくつかに細かくグルーピングができると思います。

中国、ヨーロッパ(ロシアまで含めると特に)はあまりにも大きくて、ひとくくりにできないことも答えを難しくしている原因です。

材料の善し悪しについても、例えば
木材
などをキーワードに、過去ログを見られてはいかがでしょう。
産地(=過去の実績)、古さと乾燥状態と保管状況、密度、木目(杢ではない)の状態、杢の上品な美しさ、木目に対する木取りの向き、などが価格に影響するのだと思います。

投稿者:時刻表     投稿日時:2010/04/19 01:18  ---130.67.135

弦喜様

お礼が遅くなって申し訳ございません。
コメントをありがとうございました。
過去ログ(と某オークションの出品楽器画像色々)を見ました。
木材の産地による質の違いについては分かりましたが、
見た目の違いについてはよく分かりませんでした。
例えば、「虎杢が美しい=高価=ヨーロッパ材」なのかと思えば、中国材でも同様に美しかったり、それでいて見る人が見ればすぐに産地が分かるようですし、一体何を基準に判断しているのだろうかと思いました。産地により質が違うのであれば、
ぜひ見た目でも分かるようになりたいと思っています。
教室備えつけの「made in China」(某大手メーカーの低価格帯量産品)ラベルの楽器は軽く、よく鳴ります。
「made in China」の低価格帯なので材質は中国材なのだろうと思いますが、見た目ではやはり分かりません。
上手く説明できず恐縮ですが、
再度お教え下さるとありがたいです。

投稿者:弦喜     投稿日時:2010/04/19 02:30  ---102.163.178

時刻表さんは、見ただけで、日本人とスペイン人の区別はつきますか? また日本人と、韓国人と、例えば北京あたりの中国人の見分けはつきますか?
普通の大人であれば、ある程度は見分けがつくと思います。でも、何をもって特定しているか語るのは難しいのではないですか。人は理屈ではなく直感的に即座に判断します。理屈はその後に無理やりついてくるものであり、無理矢理つけた理屈は伝わりにくいものです。
日本人でも北の方の人と南の方の人はかなり顔つきが変わります。中国はとてつもなく広いので、中東系、ロシア系、モンゴル系、朝鮮系、広東系、...と様々な人種がおり入り交じっているので、実際はいろいろな人がいます。でもほとんどの人は、それぞれ、経験的に、典型的な日本人、典型的な中国人のイメージは、何となく、でも明確に持っていて、そのイメージに引っかかる部分で、典型的でない場合も、識別しているのだと思います。

前回の書き込みで、もっともわかりやすくするため、同じメーカーの欧州材、中国材の楽器を100本ずつ比べてみてください。と書きましたが、それはすでに実際に時間をかけてやられましたか? 表板はわかりにくいので、裏板や側板のメイプル材の杢の表情を見てください。
それでわからないなら、ネットショップやeBay等の楽器も含めて、1000本ずつ並べて、時間がある限り見比べてみてください。
それらにより、上記の例でいう典型的な、という感覚が生まれてくるはずです。

また、何をもって”質”と言われているかわかりかねますが、それが音質や音量のことであれば、それらが産地により違うかどうかは私にはわかりません。前回の話は材料の価格を決定する要素について私見を述べたものです。
同じ条件で材料を製材し、寝かし、同じメーカーがまったく同じ作り方をした楽器を、それぞれ十分な数作り、経年変化も含めて比較する、という膨大な実験をしないと、音質、音量に関する答えは出てきませんが、そのような事をやった例を私は存じ上げません。

投稿者:Tets Kimura     投稿日時:2010/04/19 08:05  ---30.170.226

弦喜さんの言うとおり、ひとつの詳細にこだわり全体をみることを忘れてしまうと痛い目にあいます。ヴァイオリンの鑑定と同じですね。

というお断りを入れつつ...

いわゆる中国産のメイプルには、気孔が欧州産のものより目立つ(長い、つまっていない)ものが多いです。でもこれは、写真からは分かりづらいと思います。

高級か高級ではないの違いについてですが、一般的にメイプルは杢が派手なもの、スプルースは木目がつまっているものが高級とみなされるようですが、実際に音響的なことを考えると「高級=高品質」という方式がなりたつわけでは、全くありません。

例をあげると、デル・ジェスや後期のストラディヴァリが好んで使ったスプルースは木目が細かいものではありません。
また、見た目が良くても、割っていない木材のなかには最適な挽き方(切り方)をしていないものが多く、このようなものは高級というラベルが貼ってあっても私から言わせれば、使い物になりません。

いやー、でもバイオリンって○○が○○だからこうだ、といえない部分が多いですから面白いですよね。

投稿者:時刻表     投稿日時:2010/04/25 01:28  ---130.67.135

弦喜様 Tets Kimura様
ご回答ありがとうございます。
お礼が遅くなってしまい、申し訳ございませんでした。
そもそも、この質問を差し上げたきっかけが、
オークションに出品されていたヴァイオリンが中国材、
という別の方のコメントを拝見したことにより
そんなことが見た目で分かるのか、と思ったことが発端です。
ですから、偏見などでなく(というか無知なため持ちようがない)
どこで判断しているのか知りたいと思ったまでです。
「音の違い」については、例えば販売サイトなどで
産地を(わざわざ)記載しているのを見るにつけ、
産地にこだわる=産地によって違う→質が違う→どう違う?
という単純な疑問からでした。
何かを貶める目的ではありませんでした。
それだけはご了承下さい。
初心者で、今はものの判断もつかない状態ですが、
今後(いつになるか分かりませんが)買い替えする際に
値段相応の価値がある買い物ができたらいいと思います。

Q:側板の継ぎめ
投稿者:なぜ。     投稿日時:2010/04/23 01:53  ---211.209.208

表現が難しいのですが、側板のエッジ?の下Cカーブのところのつなぎめなのですが 4ヶ所ありますよね?

普通は鋭く尖っていると思うのですが、4ヶ所共、平らにされており、平らな部分が黒く塗られています。

尖っているところの割れの修復か補強か分かりかねますが・・・

そのヶ所の割れは 少しづつ継いでいくと聞いたことがありますが、平らにしてしまう方法もあるのですか?

そうされた場合 楽器にの価値に影響を及ぼしますか?

分かりにくい文章で申し訳ございません!

宜しくお願いいたします。

100年くらい前に作られた楽器です。

投稿者:Tetsuya Kimura     投稿日時:2010/04/23 02:41  ---30.170.226

側板と側板のつなぎめ(rib mitre)のことを言ってみえるのでしょうか?ちょうどコーナーの部分にあたるとこですけど。

そこは普通はある程度平らなのが普通です。なかには少し厚すぎるまま残してある楽器もあり、それは少し不恰好だなとは思いますが。その平らな部分を黒で塗り始めたのはデル・ジェスです。彼の父であるフィリアス・アンドレアがやったことがあるのかどうかは、よく思い出せません。今は遅いので頭が鈍っていますから、後ほど確認しておきます。

その部分が「尖っている」楽器は、たいてい外枠方式の木型を使って作られたもので工房で大量生産された普及品によく見られます。

投稿者:なぜ。     投稿日時:2010/04/23 03:55  ---211.209.208

Tetsuya Kimura  さん たぶんコーナー部分の所です。(出っ張ってる所ですよね)

そうなのですか?平らなのが普通なのですか!?鋭く尖っている楽器しか見たことがなく、名器の本を見ても 平らなのを見たことがなかったんですが・・・

借りて来てるバイオリンは平らな部分が2ミリあり黒で塗ってあったので驚きでした。

最初から 平らに作った楽器ということでしょうか???

ちなみにAntonius Sgarbitoと言うモダン楽器のようです。

投稿者:たくちゃん     投稿日時:2010/04/23 10:57  ---130.81.128

どうも、場所が違うのでは。横板と横板の継ぎ目は、ブロック材はとがった状態ですが、横板を張り合わせた状態で幅が1mm程度平らに削りますよ。
もしかして、その4箇所は、横板の継ぎ目の4箇所の位置にある表板・裏板のパプリングの接合部のことではないのですか。そうでしたら、表板に4箇所・裏板に4箇所ありますし、その接合部は尖っていますよ。それが平らなのは見たことがありません。

投稿者:Tetsuya Kimura     投稿日時:2010/04/23 14:06  ---30.170.226

うーん、画像が貼れると分かり易いんですけどね。

ttp://www.maestronet.com/forum/index.php?act=attach&type=post&id=7372

これで、黒く塗ってあるのが分かるとおもいます。ちなみにこれは1735年製のデル・ジェスです。

モダンのヴァイオリンではこの部分が厚いものが結構あります。それ以前のクレモナ黄金期のものはほぼ常に1.00mm前後でそんなに目立つものではありません。

投稿者:なぜ。     投稿日時:2010/04/23 15:59  ---211.209.208

たくちゃんさん Tetsuya Kimura  さま
ありがとうございました。

画像まで貼って頂きまして、分かりやすいです。

その部分です!!

そうですね!少しだけ 黒く塗ってありますね。平らになっているかわからないほど。

私がお借りしています楽器は、2〜3ミリも平らなので はっきり言って不格好です。

こんな楽器ははじめて見ました。

それ以外は申し分ないのですが、それで価値が落ちるなら、嫌だと思いまして。

2〜3ミリも平らになっているのはよくあるんでしょうか?

投稿者:Tetsuya Kimura     投稿日時:2010/04/23 20:56  ---30.170.226

その部分が厚いからという理由だけで価値が下がる、ということは無いでしょう。それがオリジナルの特徴ではなく、だれかが修理などで手を加えた結果そうなったというのなら話は別ですが。こればかりは実物をみてみないとなんとも言えません。

ただ、前にも述べたように、この「リブ・マイタ」が厚いものも実際に存在するので、厚いからといって、修理がされた跡なのではないかという心配をする必要はないと思います。

ここの厚さは、側板自体の厚みとそのエッジの削り方(角度など)で決まります。まあ、多少不恰好でも、それがその製作家のスタイル(良し悪しは別として)だと割りきるしかないですね。

投稿者:なぜ。     投稿日時:2010/04/24 01:10  ---211.209.208

リブ・マイタと言うのですね。

不格好なのですが割り切るしかないないんですね。
元々 厚かったのか 後から厚くしたのか知りたいです。

こればかりは文章では表現できませんね。

出来れば 尖っている方が良いのですが、仕方がないですね。

Tetsuya Kimura  さま ありがとうございました!

Q:チェロ
投稿者:F.cero     投稿日時:2010/04/22 20:19  ---16.228.243

今、一台のチェロを検討してるのですが、チロルで作られたJAISファミリーの楽器で1830年代に作られたものです。値段は日本円で約800万と言われました(海外在住です)。この楽器の評価や市場価格などご存知の方、教えて頂けませんでしょうか?よろしくお願い致します。