弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:私のバイオリンの製作者について
投稿者:うまくなりたい 投稿日時:2010/05/30 21:51 ---238.16.8
ラベルには消えかかったような下記の文字が書かれています。
フランス語ができなく、何が書いてあるかさっぱりわかりません。
MEDAILLE D'OR ET D'ARGENT aux Expositions de 1844 et 1849 BERNARDEL, Luthier, Eleve de Lupot Rue Croix des Petits Champs, 21 A PARIS 手書きで1858 bernardel(滑らかな筆記体)
間違っているかもしれません。この楽器は10年前に、習っていた先生がフランスの友人に頼んで買い付けてもらったものです。駒がパリのローム通りの楽器店の名前なのでそこで買ったのだと思います。ケースと弓を合わせて100万ほどだったのですが、妥当な値段でしょうか。もちろん、楽器を見なければわからないと思いますが、一般的なものとしてお答えください。よろしくお願いします。
投稿者:うまくなりたい 投稿日時:2010/05/31 02:33 ---238.16.8
下記が楽器の写真です。
http://photozou.jp/photo/photo_only/513378/39524090?size=800
投稿者:猫丸 投稿日時:2010/06/01 21:49 ---106.119.140
BERNARDELは著名メーカーですね。
Rue Croix des Petits Champs, 21 A PARIS
は工房の住所です。
Eleve de Lupot
は有名なリュポの弟子と言うことです、
他に著名なJBビオームがいますね。
写真からして、ベルナルデル工房製で間違いないでしょう、
テールピースはオリジナルで、替わっておりません。
お値段は日本で買うより相当お買い得だったと言う感じがします。
ニスと、ヘッドから推測すると、マスターでは無いようですが、そこら辺の数百万円のイタリー新作より相当音がよろしいのでは?
作者は特定できませんが、夢があります。
ひょっとして、同じ作者が制作した物がJBビオームで売られているかも知れません。
投稿者:うまくなりたい 投稿日時:2010/06/01 22:38 ---97.203.206
コメントありがとうございます。
マスターであったら、ニスとヘッドはどんな感じなのでしょうか?
投稿者:rio 投稿日時:2010/06/01 23:23 ---95.21.104
エチケット(ラベル)の文字からは
評価の高い
AUGUSTE SEBASTIAN PHLIPPE BERNARDEL
というかんじですね…
真作なら、ものすごく高いです
投稿者:うまくなりたい 投稿日時:2010/06/02 00:48 ---97.203.206
ラベルです。ラベルには製作者ではなく工房長がサインするのですか?
http://photozou.jp/photo/photo_only/513378/39694415?size=450
投稿者:うまくなりたい 投稿日時:2010/06/02 01:30 ---97.203.206
追加写真です。
http://photozou.jp/photo/show/513378/39696728
投稿者:rio 投稿日時:2010/06/02 08:42 ---103.251.125
写真が不鮮明ですし
フレンチでも贋作も多く出回る製作者です
実物を見ないまま、コメントするのは無責任になってしまいます。
BERNARDEL という名前の製作者は複数いますが
AUGUSTE SEBASTIAN PHLIPPE BERNARDEL
はその中でも 非常に評価の高い、製作者です
この楽器が真作で
10年前にフランスで100万円で買ったなら
私はものすごくお買い得だったと思います
投稿者:猫丸 投稿日時:2010/06/02 12:27 ---106.119.140
手書きのサインでは無いです。
インクの質が縁の線と同じに見えます、全部が印刷でしょう。
1800年代のサインであれば、常識的には羽ペンで書かれています、LEON BERNALDEL の工房製のように見えます(楽器本体)
ラベルも同年代くらいの古さに見えます。
端正な姿は、フレンチの雰囲気大ですね。
現物を見せて楽器屋さんで意見をうかがって見れば、いかが。
投稿者:rio 投稿日時:2010/06/02 21:33 ---95.21.104
ごめんなさい、追記です
あくまでエチケット(ラベル)の張り替えがなされていないという前提で言うと、LEON父は1853年生まれ、LEON息子は1880年代生まれ、1858年は真作なら年代がLEONとは一致しません。
またLEONは猫丸さんの記載の通り工房で幅広いグレードの楽器を作っていたようです。
あとエチケットには Leon Bernardel luthier という文字がはいり、多くの楽器に製造番号が書いてあったように記憶しています。(手許に資料がないので記憶だけですが…)
Leonなら価格はひとけた安くなると思います。
Bernardelなら Gustave のほうが人気があるようです。
工房製のBernardelでは Gand&Bernardel は 根強い人気があるように思います。
古いフランス製の楽器を模した楽器はたくさんありますので
どうしても素性が知りたければ、専門家に現物を見てもらうことをお勧めします。
Q:Otakar F Spidlenのチェロ
投稿者:ゴーシュ 投稿日時:2010/05/31 20:33 ---71.48.174
楽器を探しています。チェコのSpidlen家2代目のOtakar F Spidlen制作(1926年)のチェロが楽器店にありました。渦巻きが折れた跡や、横板も何カ所か割れた跡がありますが、音はいいように思います。お値段550万とのことでしたが、相場でしょうか。予算をオーバーしているので、できればもう少し値切りたいのですが。。。
投稿者:シュテファン 投稿日時:2010/06/01 14:43 ---227.225.245
ご質問の答でなくて恐縮なのですが、
>渦巻きが折れた跡や、横板も何カ所か割れた跡があります
500万前後の予算がおありなのに、そんなにハイリスクなチェロを選ぶんですか?
値切って、半値でも私は怖いです。
イタリアの新作だって買える金額ですよね。
古いのがお好みなら、焦らず時間をかけて探した方がいいのではないですか?
投稿者:通りすがりのチェロ弾き 投稿日時:2010/06/01 16:49 ---220.234.124
投資のための購入?
その楽器で演奏するのが目的なら、弾いてみて弾き易いか響きが良いかで判断するべき。自分の耳や感覚で判断出来ないなら手を出すべきではないかと…。
自分より経験のある奏者にでも頼んで値段に見合うか判断してもらった方が賢明では?
あとは色んなお店で同じくらいの価格帯の楽器を弾いて回ってから550万が妥当かどうか判断しては?
投稿者:rio 投稿日時:2010/06/01 18:06 ---103.251.125
私は、バイオリンを弾きます。チェロの相場観を知らないのですが、イタリアの新作バイオリンが買える値段でO.F.Spidlenの真作バイオリンが手に入るなら、お買い得だと感じます。
他方で 折れ・割れがあるということですので、リスクも感じます。
O.F.Spidlen という製作者のネームバリューを求めるならば、選択肢に入ると思いますが、不安を抱えたままになると思います。
コレクション用の楽器としてなら良いとは思いますが、メインの楽器にするならば、損傷の程度をよく検討することを私はお勧めします。
投稿者:CABIN 投稿日時:2010/06/01 19:01 ---31.120.100
私には状況がわかりませんので私見になりますが
適切な修理が行われており、楽器が健康であるというお墨付きがあれば問題ないと思います。
相場はわかりませんが、それを理由に値切ることは妥当でないように思います。
誰も判断できなければ自分には縁がなかったものとして、見送った方がよいでしょう。
チェロ購入の場合、ヴァイオリンに比べ本数が少なかったりして選択肢が無い状況下で勢いで選んだりすると、後悔したりします。
上記の皆様がおっしゃるように時間をかけて探すこともお考えになってはいかがでしょうか?
とはいえ、私の場合はコレ!コレしかないというものを衝動買いしてしまいました。
ネック折れボルト修理のとても古いチェロでしたが、その際にネック交換しました。
でも10年経っても後悔していないので出会いのモノだとも思ってますが、蛇足でした。
投稿者:ゴーシュ 投稿日時:2010/06/02 12:18 ---124.218.114
みなさまアドバイスありがとうございました。楽器選びは衝動買いとじっくり買いのどちらかですね。なんだか結婚に似てますね。
Q:弓をケースにしまうとき
投稿者:潰テ 投稿日時:2010/05/31 15:59 ---211.13.239
弓をケースにしまうときに毛のほうを下にしますか。それとも木の方を下にしてしまいますか?
投稿者:yoshinori 投稿日時:2010/05/31 19:24 ---5.113.93
自己流のときは木を下にしていましたけど、また習うようになって毛を下にするようになりました。
Q:テールピースにある黒い物体
投稿者:かのん 投稿日時:2010/05/30 00:02 ---215.11.49
いつもお世話になっています_(._.)_
まずはこちらの写真をご覧いただけますか?
http://photozou.jp/photo/show/508796/39401462
このバイオリンのテールピースのD線のところに
付いている黒い物は、ウルフキラーとか音質改善の
アクセサリーのようなものなのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたらお教え願えますでしょうか?
よろしくお願いします
_(._.)_
投稿者:弦喜 投稿日時:2010/05/30 10:33 ---102.163.178
正解かどうかはわかりませんが、私が知っているものの中で一番近いものは、
磁石で固定するタイプのミュートの、テールピース側のパーツです。普通A線とD線の間につけます。
テールピースを上下に挟み込むように取り付けた黒いパーツの駒側に磁石がついており、一方、ゴムの二穴の丸形ミュートのテールピース側にも磁石が埋め込まれていて、
ミュートを使わない時には、磁石でミュートをテールピース側にくっつけて固定することができる、というものです。目的としては、私はビビリ音防止だととらえています。
個人的には、シンプルなゴムの二穴の丸形ミュートはビビリ音がするので使いませんが、その磁石タイプのものについてはその問題を感じないので結構使っています。
投稿者:QB 投稿日時:2010/05/30 16:02 ---37.164.44
弦喜氏のご推察の通り、BeckのMuteのテールピースがわのパーツでしょうね。
投稿者:かのん 投稿日時:2010/05/30 19:52 ---215.11.49
◆弦喜さん
ご丁寧にお教えいただきましてありがとうございました。
そんなミュートもあるんですね。知りませんでした。
ビビリ音防止の効果もあるんですね。勉強になりました。
( ..)φメモメモ
◆QBさん
いつも親切なご回答ありがとうございます。
BeckのMuteなんですね、商品名まで教えていただいて
助かります。早速さがしてみますね。
お二方とも、ご丁寧にありがとうございました。
_(._.)_
Q:ドッペルコンチェルトについて
投稿者:yoshinori 投稿日時:2010/05/26 18:16 ---5.113.93
今大阪心斎橋の国際楽器社の教室でJ.S.バッハの2つのバイオリンのための協奏曲二短調第一楽章通称ドッペルコンチェルトの第二バイオリンを習っています。鈴木メソードの第四巻です。通常第二バイオリンのパートを先生と弾き、詰まったところをチェックしていくのですが、先日先生が第一バイオリンのパートを弾いてくださり僕が第二バイオリンのパートを弾きつまりつまりながらも第一楽章を一通り弾きました。同じパートではなく違うパートを弾きあういわゆる合奏というものを生まれて初めてしてその素晴らしさに酔いしれました。
この曲は僕の主観から言うと難曲だと思うんですがどうでしょうか?先生に将来アマチュアのアンサンブルに入りたいとたずねてみて前向きな返事をいただいたんですが、ドッペルコンチェルトの第二バイオリンやあるいは鈴木の5巻にある第一バイオリンを一通り弾けるようになれば、そういった資格というか、能力があると判断されるでしょうか?
また僕は一人での練習が苦手で、先生とのレッスンの方が好きです。ポジションの位置の狂いもいつも指摘されます。
アマチュアのアンサンブルだと合同練習は月1回位だと思うんですが、僕は週1回くらいにしてメンバーの人から習いつつ合奏が出来たらいいのにと思います。また初めのうちは演奏会にでず、見習い的な位置での活動も可能でしょうか?
こういった方面のこと、よろしくご教授お願いいたします。
投稿者:yama 投稿日時:2010/05/27 08:25 ---102.46.190
私も似たりよったりの所をやってます。
アンサンブルといっても簡単な曲をすれば、鈴木の4巻、5巻あたりの技術なら、大丈夫なのでは??と思います。
オケの曲ならきびしいけど、努力をすれば、ついて行けると思います。
アンサンブルは分かりませんが、アマオケは週一で練習し、発表会前は練習日も増え、割とピリピリします。
そして、レッスンの曲に加えて、自分のパートの練習をしなくてはいけませんので、結局は孤独な個人練習の時間は増えると思います。
とは言え仲間ができ、人と合わせるのは楽しいです。
良い所が見つかるといいですね。
投稿者:QB 投稿日時:2010/05/27 09:51 ---05.227.127
ドッペル、
音を出すだけならそれほど難しく有りません。(まさに4巻、5巻で小学生でも弾くように)
人様に聞かせるなら、いくらでもやるべき事はあり、それは今のyoshinoriさんの前に無限に続いています。
アンサンブルは別の議論です。想定されているグループなり団体が、
・どの技術的レベルを最低限求めているか?(右手、左手)
・初見から合奏練習まで、どれくらいの時間が標準か?(その日楽譜配られて、即合奏練習だって有り得ますから)
・どのくらいの技術的バラツキを許容しているか?
など、それぞれ違うでしょうから。。
先生のアドバイスが一番有効だと思います。
投稿者:yoshinori 投稿日時:2010/05/27 11:31 ---5.113.93
yamaさま
ありがとうございます。
お返事とてもはげみになります。
わたしはまだ、2nd 3rd ポジションも完成してない段階なのでアマオケで交響曲などを弾くのは無理とおもいます。
それから孤独な一人の練習が増えるということですが、今の所普段の練習は先生の課題曲で手が一杯の状態です。これも僕が一番心配していたことです。僕は鈴木のカリキュラムどおりに10巻までいつかいけたらとおもっています。ですから先生とのレッスンでアンサンブルなりアマオケなりの課題曲を練習するのも難しいと思います。
アマオケの雰囲気など普段知ることが出来ないことをyamaさまはご教授くださいました。いつか将来参加できることを夢に練習、レッスンに励みたいと思います。音楽仲間ができると言うことは僕が一番楽しみにしていることです。そのため教室のレッスンも40分も50分も早くいって、他の生徒さん達と話すのが大好きです。
それではご教授どうもありがとうございました。
投稿者:yoshinori 投稿日時:2010/05/27 12:10 ---5.113.93
QBさま
お返事ありがとうございます。
おっしゃる通りだとおもいます。
僕が小学校のころ、すでに先輩たちはドッペルコンチェルトを弾いていられました。ぼくは昔からドッペルコンチェルトが大好きで、CDも諏訪内晶子さん、服部譲二さんをはじめ何枚かもってます。先生と合奏したあとはうれしくて、マタイ受難曲の最新版を買ってしまったりしました。
アンサンブルの事ですが、右手、左手の技術ですが、今は主にポジションが合うかの問題です。ボウイングはまだ注意される段階ではないようです。ただ、G線を弾くときにもっと肘を上げなさいとか言われます。僕が一番気にしているのは力んでしまい、弓が弦の上で踊っしまうことです。先生はそれは今のところ、注意しても仕方がないという感じです。ただ僕がアドバイスを求めると力を込めて抑え込もうとすると逆効果ですよということでした。
初見のことですが、鈴木の課題曲は一応メロディを知っており、若いころに独力で弾いたこともある曲ばかりなので、一度試しにほぼ初見同様のジブリの主題歌をレッスンお願いしたことがありました。結果は惨憺たるものでした。先生は元々声楽の曲ですからねと、慰めてくださいましたが一応バイオリンパートに編曲してある曲ですしメロディもしっていました。
そんな状態ですが、ドッペルコンチェルトもその前のヴィヴァルディの協奏曲イ短調第三楽章もこの頃一人での練習量も増え段々自信が持てるようになりました。先生は僕は人と合すのが上手くて複数での練習が好きなようなのでアンサンブル大丈夫ですよとだけおっしゃってくれました。
アンサンブルは一応教室に2つある物を考えていましたが、受付の人によると先生よりも、チェロのパートを担当している国際楽器社の社長さんのほうがよく知っているということでした。楽器の調整の折にそれとなく打診してみましたが、あまり乗り気ではないようでした。先日のアンサンブルミューズのコンサートのチェロパートを僕がほめなかったからかもしれませんが。
それではご教授どうもありがとうございました。
なんだか的を得てないお返事を書いてしまったかもしれませんがおゆるし下さい。
重ねてお礼を申し上げます。
投稿者:素人の考へですが 投稿日時:2010/05/27 12:10 ---231.180.19
本屋で見るとスズキの教本は課題曲だけが載つて居るので実の処スズキメソッドとは何か良く分かりません。
この方法ではヴァイオリンや音楽(ソルフェージュ)の実力はつかないと云はれます。
現場でもセヴシックやアウアーの教本を併用することが多い様です。
合奏の妙味は誰かが音を外しても − 或いはそれだからこそ − 音楽がまとまる、そんなことだと思ひますので、遠慮せずに参加すれば良い!
投稿者:yoshinori 投稿日時:2010/05/27 15:03 ---5.113.93
素人の考へですがさま
確かに鈴木メソードへの批判はよく聞きます。知り合いの音大経験者の人も鈴木メソード出身の人は読譜に苦労していたと言っていました。
確かに小学校の時は1の指2の指で読譜?を習い、ドレミファやメトロノームは使いませんでした。そのため今、先生に、次のラからとか言われるとまごまごします。またリズムに対する意識も希薄です。ただ鈴木バイオリンスクールにも読譜の練習という本が独立してありますが読んでいません。今は時々素人向けのカラー印刷の楽典をたまに読みます。確かに今の先生も他の人を教えている時には知らない曲を使っていたりすることがあります。でも考えてみると鈴木のあの曲だと思い当たる時が多いようです。一度先生にも、素人の考へですがさまのおっしゃるように、他の教則本と併用がベターなのかたずねてみようと思います。ただ私としましてはレベルの基準が鈴木の何巻ということなので少しでも鈴木の先へはやく行きたい気がします。
僕の今の一人での練習時間は週に2,3回、1回1時間少しくらいです。これでも日々練習を始めるときは勇気がいります。
ドッペルコンチェルトの運弓でも、先生はスラーの難しいところをひっかけるという表現を使われるのですが、スラーの難しいところなど弓が逆になってしまうことがあります。
しかし、素人の考へですがさまのおっしゃることを聞いていると今すぐにでも始めたい気もします。一方もう少し今のレッスンと練習のペースでいたい気もします。なにせレッスン時間を1回1時間にしてもらったのがこの4月からでいくらもたっていませんですから。
先回のレッスンの時は私はアンサンブルミューズのコンサートを聞いた翌日ということで疲れてもおり、先生も、レッスン時間を惜しんでいらしたようで、アンサンブルの事については尋ねる雰囲気ではありませんでした。国際楽器社には アンサンブルクオーレ とアンサンブルミューズという二つのアンサンブルがありますが、前者は室内オーケストラ後者は弦楽合奏団という形態のようです。アンサンブルクオーレは活動中か不明です。なにはともあれ、定員の方の問題もあるでしょうし、難しいところもあると思われます。
素人の考へですがさまは、ぼくに一筋の光明をお与えくださりました。ありがとうございます。
ご教授ご指摘ありがとうございました。
投稿者:セロ轢きのGosh 投稿日時:2010/05/29 14:11 ---158.5.88
> そういった資格というか、能力
アンサンブルは技術よりも人柄・人間関係、です。
投稿者:yoshinori 投稿日時:2010/05/29 20:02 ---5.113.93
セロ轢きのGoshさま
人柄、人間関係、ですか。
私、まだまだ人が練れていません。お恥ずかしいです。
わたくし、演奏の途中に運弓が逆になってしまうのが一番心配です。
セロ轢きのGoshさま
ご教授ありがとうございました。
全くアンサンブルの内部をしらないため、短いコメントでも大変っ参考になります。
重ねてお礼を申し上げます。
Q:弓の毛と雑音について
投稿者:かのん 投稿日時:2010/05/14 13:34 ---215.11.49
先日、ヴァイオリンの弓の毛替えをしました。
通常の毛ではなく、高級馬毛というのが
あるということで、通常の毛より少々値段が高目の
毛に替えたら、G,Dの音にスースーといった
雑音が気になるようになりました。
替えてから松脂を塗って、しばらくなじむまで時間が
かかるようですが、張り替えて3週間、落ち着く様子は
ありません。
これは馬毛のせいなのでしょうか?それとも
その馬毛と弓の相性が悪いだけなのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたらお教えいただけますか?
投稿者:QB 投稿日時:2010/05/14 14:59 ---05.227.127
毛替えしたお店では、どこ産の毛だと説明されていましたか?
それによっては、大凡の推測ができます。
個人的に大きなパラメータは太さです。これによって、張られる本数と重量、しなやかさ、伸縮度、などが決まってきてしまいます。
ちなみに、松脂はずっと同じものをお使いで、弦も特に種類を変えていないんですよね?
投稿者:かのん 投稿日時:2010/05/14 15:10 ---215.11.49
◆QBさん
早速のレスありがとうございますm(__)m
馬毛は外モンゴル産だと聞いています。
松脂も、弦も張替前も、後も同じものを使っていて同じ現象が
起きています。弦はエヴァピラッツィを使っていました。
ドミナントにしてもこの雑音はG,D線にあります。
また、雑音が出ない他の弓を見てみると、明らかに
替えていただいた弓よりも毛の量が少く、一枚の板のように
なっています。雑音の出る弓の毛の量はちょっと多めで
厚みがあります。
投稿者:QB 投稿日時:2010/05/14 16:09 ---05.227.127
以前の毛がどこ産かわかりませんが、例えば以前に比べて若干太め&固めの可能性はありませんか?
あと、毛の量が多めのご様子ですね。
実物を見ないと分かりませんが、仮に、若干太め(&固め)の毛を、量多め(つまり重め)に張ったとすると(雑音だと感じる音が出る出ない以前に)、相当フィーリングが違うと思います。
例えば、反対の例で、カナダ産などの細くてしなやかな毛を、ほぼ1重〜2重の最小限の本数(もしくはグラム数)で張ったものと比べると、その差はより強く実感できるでしょう。
元のご質問にお答えするならば、以上のようなものが、原因の一つとして容易に想像できます。
これは、ご自身の判断でなさってほしいのですが、例えば、少し毛を弛めた状態で、なるべく目の細かい櫛で、毛に無理な力がかからないように注意しながら何回かとかしてみるだけで、状況が変わる場合もあります。
このとき櫛の歯がうまい具合に端から端まで通らなかったら(途中で甚だしく毛が交差していたりしたら)、次回の毛替えは別の職人さんか、べつのお店でなさる事をお勧めします。
投稿者:かのん 投稿日時:2010/05/14 17:20 ---215.11.49
★QBさん
ご丁寧にありがとうございました。
以前の馬毛が残っていないので何とも言えませんが、
もう一本の弓の馬毛と比べると細くて柔らかいようです。
雑音が出ないもう一本の弓の方が太くて硬い毛のようですので
弓との相性ってこともあるのかもしれませんね。
今まで馬の毛の量や、硬さにこだわったことがなかったので
次回の毛替えの際に色々と試行錯誤して試してみようと思います。
ありがとうございましたm(__)m
投稿者:Bach大好き 投稿日時:2010/05/23 10:42 ---210.13.224
弓の毛替えは、なかなかデリケートなものですよね・・・
私は今まで余り極端に毛替え前と後の違いを実感する様な事態に
遭遇したことはなかったのですが、
音楽仲間の方々からご紹介いただいて、工房を変えたりして、自分の好みのところを見つけられるのがいいのでは・・と思います。
職人さんによって、色々と癖もあるでしょうし、お値段の違いも様々かと
ご自分が納得できて、ここの工房!という出会いがあると安心ですよ
投稿者:かのん 投稿日時:2010/05/25 15:55 ---215.11.49
★Bach大好き
レスありがとうございます。そうですね。今回までこんなに
デリケートなものだと気付きませんでした。でもこの機会に色々と
教えていただいたり、自分でも調べたりしながらまた一歩知識を
増やせたような気がします。
投稿者:かのん 投稿日時:2010/05/25 15:57 ---215.11.49
★Bach大好きさん
↑敬称が抜けてしまいました。失礼しました_(._.)_
Q:Amedee Dieudonne というフランスの製作者について教えてください
投稿者:とりりん 投稿日時:2010/05/19 22:49 ---71.30.230
楽器店で、Amedee Dieudonne という作家のバイオリンを目にしました。フランス・ミルクールの作者らしいのですが、力強い音を奏でていました。製作年の異なる楽器が複数ありましたが、目と耳が肥えていないものですから、正直今一つ違いがよくわかりません。(外見は違うのはわかるのですが・・・)
1.一般的に製作者は後年の方が良い作品を作るものなのでしょうか。あるいは製作年と作品の出来にはあまり関係ありませんか?
2.Amedee Dieudonne という作者について、ご存知の方がいらっしゃれば何か情報を下さると嬉しいです。
よろしくお願い致します。
投稿者:Tetsuya Kimura 投稿日時:2010/05/20 07:43 ---30.170.226
1. 製作年と作品の出来には関係があるといってもよいでしょうが、必ずしも後年の物のほうが良い出来だとはいえません。「より経験がある=より良いものを作る」という図式は成り立ちません。もちろん、全くの駆け出しのころよりかは、十数年後のほうが良いものを作るでしょうが。
2.1890年生まれ。1924年にミルクールに自分の工房を構えたそうです。ミルクールの製作家(工房)のなかでは比較的評価が高いほうではないでしょうか。ただし、他のミルクールの作者と同じように、彼がひとりで作っていたわけではないでしょう。
投稿者:とりりん 投稿日時:2010/05/23 20:57 ---71.30.230
Tetsuya Kimuraさま、早速のコメントありがとうございます。必ずしも後年の作品が良いとも限らないのですね。
製作家の情報もありがとうございました。購入の参考にさせていただきます!
Q:チェロの購入について教えてください。
投稿者:miko 投稿日時:2010/05/09 16:20 ---99.255.137
チェロを習い始めて、3ヵ月目の入門者です。
ピアノ経験はありますが、弦楽器はまったく初めてです。
いまチェロの購入を考えており、先日ある弦楽器専門店にあ
ったハンガリー製のチェロに惹かれました。
複数の職人による手工品とのことで価格は75万円のもの。
音の良し悪しは正直よくわかりませんでしたが、音は出しや
すい感じで、なにより見た目の印象、木目とニスの感じが気
に入りました。
そこで先生(音大卒業後2、3年の方のようです。)にこの
ことを伝え、相談したところ、ハンガリー製はあまりないた
め、詳しくわからないとのことで、その価格帯ならドイツ製
にしておいたほうが、品質の面で安心ではないかとのことで
した。
私がいいと思ったチェロは大手楽器店でも取扱があるようで
まったく信用できないものではないように思いますが、何分
入門者なんで品質の良し悪しを見分ける確実な眼力もなく、
それ以上物申すことができません。
そのお店は先生が普段利用されている楽器店ではありませんが、
自分がどうしても購入したいなら、先生に一度試奏してもらっ
て、購入すべきでしょうか?
それとも先生の意見に従い、普段利用されている楽器店でお薦
めのドイツ製のものを購入すべきでしょうか?
(お店の人曰く、先生のお薦めでないものを無理に購入して使
用すると、レッスンがやりにくくなってしまう場合があるとの
ことにつき。)
安い買い物でないため、自分としても納得感のあるを購入し、
チェロが弾けるようになって楽しみたいため、弦楽器購入・
レッスン経験のな豊富なみなさまのご意見をご教示いただき
たく、よろしくお願いします。
投稿者:シュテファン 投稿日時:2010/05/09 16:54 ---227.225.245
今までいくつか見て来た経験から思うのは、
もし3、40万くらいの楽器の話だったらドイツよりハンガリーの方がいいかもしれません。
でも75万もするのであれば、ドイツ製にも良い物があります。
この場合はやはり先生に選んでいただいてはいかがでしょうか。
その場合でもご自分の好みを多少は伝えても構わないのでは?
投稿者:miko 投稿日時:2010/05/23 17:22 ---99.255.137
シュテファン様、ご丁寧なアドバイスありがとうございました。
やはり先生の利用されている楽器店で購入することにして先生に同行してもらい行ってきました。
65万のドイツ製(メーカー名は?)が音色的には一番お薦めとのことでしたが、大きめのもので、女性で157cmの私にはサイズが合わず、次にお薦めの45万のエーリッヒ・ウェルナーのものを購入することになりそうです。
これは、同じ価格帯であれは、プレルとほぼ同じクラスのものになりますでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけると幸いです。
Q:MONTERUMICI, ARMANDOについて
投稿者:yama 投稿日時:2010/05/22 08:05 ---214.7.29
こんにちは
MONTERUMICI, ARMANDOのチェロを購入しようと考えています。あまり市場に流通していない製作家と聞きますが、(1)製作家の評判と(2)贋作の可能性、(3)楽器(チェロ)の相場を教えてください。
よろしくお願いします。
投稿者:ライムライト 投稿日時:2010/05/22 08:32 ---109.115.25
贋作は現物見てみないと、だれもなんとも言えないんじゃないでしょうか?
Q:曲の難易度について
投稿者:バグ 投稿日時:2010/06/02 08:42 ---211.99.166
ヴァイオリンの曲の難易度について質問します。
サンサーンスの「ハバネラ」とパガニーニの「ラ・カンパネラ」とでは、どちらが難易度が高いのでしょうか?また、これらの曲が一通り弾ける様になるには、初心者から始めて、一般的に何年ぐらいかかるものなのでしょうか?
お願いします。
投稿者:ぶらっちぇ 投稿日時:2010/06/03 08:41 ---97.203.206
訊きたくなる気持ちはわかるけど、っていう質問ですね。
ヴァイオリンの先生のサイトだったか、
代表的な曲の難易度をランキングしたものを
前にみたことがあるのですが、見つかりませんでした。
譜面を見た印象ではパガニーニのほうが難しそうですが、
右手の難度、左手の難度、音楽表現としての難度、いろんな観点があるでしょう。
一般的に(格別な才能がなく、法外な練習時間もない人が)
大人になって始めたのだとすると、一通り弾けるようになる前に
寿命が来るのではないかと思います。合掌。
投稿者:TAMAMI 投稿日時:2010/06/04 18:35 ---221.125.248
どっちも難しそうだけど、10年あれば行けるような気がする。。。
健康に気をつけながら励むといけるかもしれません
大人からやったひとは・・・
投稿者:なお 投稿日時:2010/06/04 20:52 ---131.2.3
3才からしっかりとした先生の所で習っていても、弾きこなすには10年以上かかります。
バイオリンは楽器の持ち方、弓の持ち方、指の押さえ方などを習得するのがとても難しく(ピアノやチェロに比べて)、大人から始めるにはハッキリ言って1番難しい楽器であるとおもわれます。
カンパネラでしたらピアノで弾いた方が良いかと。
投稿者:yama 投稿日時:2010/06/04 21:56 ---171.4.17
大人から始めた場合、通常10年程度では厳しいかと。
基本が身につくかどうかって所でしょう。
ぶらっちぇさんのおっしゃるとおり、大抵の人は弾きこなす前に寿命かと。
私個人的には、難しい曲を弾けるようになるより、短いフレーズでも「美しく」弾けるようになりたいと思ってます。