Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:演奏中に肩当がずれてくる・・・
投稿者:かな     投稿日時:2010/10/14 20:27  ---223.73.125

演奏していると肩当てがどんどんずれてきて、外れそうになります。
KunのBravoを使っています。
足の部分のゴムを変えてみたり、足自体を変えて見たりしました。
良い方法をご存知でしたらご伝授ください。

投稿者:てつ     投稿日時:2010/10/15 19:39  ---218.159.173

怖いかもしれませんが、幅を合わせておいてし〜っかりと楽器にはめ込むことが大切ですよ。
そこが手ぬるいのではないでしょうか(笑)?

投稿者:カナデ     投稿日時:2010/10/16 17:14  ---164.100.101

楽器をアゴでギュっと強い力で挟んでいませんか?
過去にそういう生徒がいて、そのギュっが外れてしまう原因でした。

楽器を挟むのにあまり強い力は要らないです。

投稿者:mani     投稿日時:2010/10/17 13:08  ---17.48.36


私の娘も同じように外れたことありますが・・・
一度肩当てはめた後 に動かないところまで強くはめなおすと
今は肩当が外れることはなくなりました
あと肩当もバイオリンの大きさによってサイズがありますが・・・
バイオリンのサイズに対応しておるんですよね。
多分慣れだと思うのでうまく肩当と付き合ってみてください。

投稿者:kuro     投稿日時:2010/10/17 13:16  ---186.98.207

初めまして。

体を楽にした状態で、ロングトーンをゆっくり繰り返し弾いてみて下さい。それでも肩当てがずれていくでしょうか? とすれば、肩当て自体が体に合っていないことも考えられるので、別のタイプの物をさがすなり、今の肩当てに手作りのクッション等を付けてカスタマイズするなりの工夫が必要かもしれません。

肩当てに問題が生じるのが速い、もしくは難しいパッセージをこなしている際である場合ですが、無意識に肩・背中・肩甲骨周辺に力が入り、体が前に縮んでしまうことにより肩で楽器を押してしまう状態になっているのかもしれません。そうなると、肩当てをしっかりはめていても外れてしまうことがあり得ます。
そのようなパッセージを弾きながら「肩当てがずれてきた」と感じた時点で、ご自分の背中に力が入っていないかチェックしてみて下さい。
背中が硬くなっているようなら、一旦弾くのを止め、体の力を抜いてから再度弾く。
また弾きにくいと感じている部分を、弾きこなせる程度の遅さまでテンポを落として弾き、少しずつ弾ける速度を上げて繰り返し練習する。速くした時に体が硬くなっていないか注意する。
これらを繰り返すことで、少しは改善されていくかとは思いますが。

推察で書くしかないため、かなさんの状況に合わないことを書いているかもしれません。その点はどうぞご容赦ください。

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2010/10/17 15:23  ---13.227.59

 私はこれまでにヴァイオリンの肩当てはメニューイン、KUNを使用、ヴィオラはKUN→レゾナンス→KUN Bravoを使用してきましたが、演奏中に一番外れやすいなあと感じたのがKUN Bravoでした。「脚」の構造が普通のKUNと異なり、脚ゴムと楽器裏板との接地面積が若干小さく、どうもその辺に理由があるのかもしれませんが、楽器の形との相性や自分の奏法の原因の方が大きいかもしれません。なお、現在はヴァイオリンもヴィオラも肩当て無しで弾いています。
 もしも質問者の方が普通のKUNに変えて弾いてみて、それで外れにくくなるとしたら肩当に原因があるということになり、どちらで弾いてみても外れやすいようであれば奏法に原因があるかもしれませんので、こればかりは実際に先生に見てもらうのが確実だと思います。

投稿者:スガラボット     投稿日時:2010/10/18 16:30  ---255.65.237

僕はビオラ用に IL GLADIO を使っていますが、これまでにも色々な肩当てを使ってきて外れて困った経験があります。確かに力みがあったり奏法上の問題もあるのかも知れませんが、そんなこと言っても今日・明日の練習や本番で外れてしまうと困ります。

それで、倒れる前の杖ならぬ「外れぬ前の紐」を用意しています。丸くて太めの柔らかい飾り紐で適当な長さの輪っかを作り、肩当て留め金具のネジの付け根部分から、楽器中央のくびれ(センターバウツ)と下側胴体(ロワーバウツ)の堺の尖った部分の表板側に引っかけて、肩当てが外れないようにしています。片側だけで心配なら肩当ての両側の金具の付け根から2本の紐で両側の尖端に引っかけます。

見栄えの問題を気にするより、外れて困らないように手を打つことが現実的だと思います。

Q:楽器のダメージ
投稿者:ビジャッキ     投稿日時:2010/10/16 09:37  ---7.167.23

 楽器のニスがオケ移動中の温度管理のせいか微妙に傷ついてしまいました。
なんとか修理していただきましたが。20世紀の作品で傷がついたら価値が下がるのではないか?と心配しております。何方か詳しい方のご意見を頂ければ幸いです。

投稿者:かめ     投稿日時:2010/10/17 14:51  ---53.247.123

(投機的な)楽器の価値を気にされるのなら、温度や湿度管理の
きちんとできる保管庫に保存して弾かずに置いておけばいいこと
です。

楽器を弾く以上、ニスが傷つくなんてことは普通にあります。
ハイポジションを弾けば、楽器の肩のところのニスは薄くなって
いきます。むしろ良い楽器の方がいろいろな人に弾きこまれて
後生に引き継がれていきます。

そんなに(投機目的として)大事な楽器なら、弾かずに保管しま
しょう。

Q:はじめての。
投稿者:ぱこ     投稿日時:2010/10/15 19:48  ---114.187.166

チェロ一年生です。
先日、はじめての弓の毛替えをしました。
中古で買ったセットものなのですが、弓はもうすでに三年くらい毛替えをされてなかったようで。
「よし、かえたぜ!」……と、弾いてみると……かすれて、音が出ません。
松脂が足りないとか、替えたばかりの弓は弾きこまないと使えないのよ、とか、そういった理由がありますか?
今は先生についておらず、お尋ねできるひとがいなくて、相談させていただきました。
「あったりまえ!」のことだったら、本当にお恥ずかしいのですが。
よろしくお願い致します。

投稿者:弦喜     投稿日時:2010/10/16 02:57  ---102.165.122

松脂が、足りないのではなく、塗られていないからだと思います。
松脂のメーカ、種類にも使い手の好みがあることから、工房で勝手に松脂を塗ってしまうと、逆に嫌がられることもあるでしょうから、塗らないで渡すのが普通です。

ということで、毛替えの後は、普通はつるつる滑って音はでません。
弾き真似をするにはその状態は最適ですが、演奏には向きません。

最初は松脂がなかなか馴染みませんので、ごしごし擦らず、押し付けずに軽く当てて、数センチまでのストロークで小刻みに弓を往復させながら、根元側から少しずつ塗っていきましょう。全体にある程度馴染んだら、その後は大きなストロークでも塗る事ができます。

投稿者:ぱこ     投稿日時:2010/10/16 14:02  ---114.182.95

受け取り後、松脂は、通常のように軽くすべらせていただけだったので。
全然馴染んでいないのですね……。
おたずねしてみて、よかったです。
塗り方までおしえていただき、大感謝です。

丁寧な回答、本当にありがとうございます。

Q:オールドヴァイオリンの修理痕
投稿者:Shin     投稿日時:2010/10/15 13:48  ---48.206.41

これは、よくある質問のようですがお願いします。
古いヴァイオリンには良くある事なのかもしれませんが、F字孔の上から見た右側の下にほぼ表板の下のヘリに至る修理と向かって左の孔の上にのびる10センチほどの修理痕があるヴァイオリンを先生に良い楽器だと言われて勧められました。値段が100万円以下という事では魅力的なのですが非常に良い音で皆よい楽器だというようなものでもこのような割れが過去に起こったという事は何か板の厚さや質に疑いを持つべきなのでしょうか。また、このような楽器のリセールは余り期待できないという事でしょうか。

投稿者:弦喜     投稿日時:2010/10/16 10:09  ---102.165.122

以下、私見です。
オールド、古い、という言葉が使われる時、人によりどれくらい古いものを指すのかまちまちです。オールドというと、どちらかと言えばプレミアムの熟成楽器を指す場合が多く、19世紀の始めの頃までのものをイメージします。
そのような古い楽器では、f字から下へ、あるいは上に伸びる、また下ナットのよくあたりから上に伸びる、結構長いクラックは当たり前にようにあるものです。ヴァイオリンのすごいところは、圧力がかかってストレスが生じた時、比較的弱い夏目、冬目に沿って自然に割れ、それが音にはほとんど影響を与えないで修理できるため、長寿を保てることです。
一方、100歳程度の楽器で、その長さのクラックが2本ある場合、温度や湿度の管理が今ひとつだったり、製作した時にひずみがあってその影響が出たり、事故とも言える無理な力がかかった、なども考えられますが、一旦表板を取り外し、きちんと修復しているのであれば、これもあまり問題ないと思います。

それよりも、修復がどれだけきちんと行われているかが重要なポイントかと思います。
本当に上手な修復では、クラックは、割れ方によりますがほとんど目立たないように行われます。下手な修理では、段差が出たり、くっつき方が均一でなかったり、ニカワが多かったりして、修復の基本となるべき、もとの状態に極めて近い状態に戻すことができていないケースが見受けられます。その場合、近い将来にまた不具合を起こす可能性もあり、またオリジナリティを損ねているということもあり、評価が下がる可能性があります。

Q:バイオリンについて
投稿者:mani     投稿日時:2010/10/10 21:06  ---17.48.36

バイオリンは、どの程度のレベルで将来バイオリンの先生になれますか?
また音大出身でないと教えられないのでしょうか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2010/10/11 13:12  ---102.165.171

maniさんは、若い学生の方でしょうか。
ヴァイオリンの先生といっても、ピンからキリまでありますので、maniさんが今、何に悩んでいるのか、あるいはなぜこの質問をしようと思ったか、くらいの情報はないと、漠然としていて、答えられないのだと思います。また、相手のおよその年齢(=人生経験と今の状況)により、常識レベルが変わりますので、説明の仕方も大きく変わります。

例えば、先生とは言っても、いろいろな先生がいます。
−まちの音楽教室のヴァイオリン科の先生(アルバイト含む)。*教える相手は主に老若男女の初心者
−自宅で、教室を開いて、来てもらう/出張する。
−音楽大学、高校などで教師として教える。
−コンクールで優勝するような人を育成するいわばソリスト育成塾の指導者

投稿者:kuro     投稿日時:2010/10/11 13:48  ---186.98.207

初めまして。

どの程度の先生になりたいのですか?
乱暴な話、教える相手がいればとりあえずは「先生」になりますね。

「弾きたい時が適齢期」が売りの某大手メーカー系の教室で「クロイツェルが弾ける」位の条件(学歴不問)で教師を募集していたのを見たことがあります。もっともそれはポップス系のクラスについての募集広告でしたし、何年も前のことで今はどうか知りません。

私の師匠も音大卒ではありません。でも『技術的に行かれなかった』人ではありません。生徒のレベルも多様ですし「教える側は生徒より多くのことを知っている必要がある。知り過ぎということはない」とよく言っています。

maniさんが進路について考える際に「好きなバイオリンで仕事できないか」と考えてらっしゃるのかと推察します。必要な技術や知識はこれから身につけていくにしても、教えることは好きですか? 辛抱強く人にものを伝えていくのは得意ですか?

まずそちらから考えていただきたいと思います。

投稿者:mani     投稿日時:2010/10/11 22:33  ---17.48.36

言葉足らずで申し訳ありません
実は私の子供現在10歳バイオリン歴2年です。
この娘のことなのですが、経済的なことや本人の成績も含めて(平均的な学力)音大に行くことが難しいのです。(国立や市立なら経済的には行けても学力面で難しいし)そこで先日のような質問をさせていただきました。
現在東京芸大卒のとてもいい先生のもとで月3回一回60分のレッスンをしています。
できることなら将来近所の子供さんを教えるくらいのバイオリンの先生になれたらと思っているのです。
娘は根気だけは十分あるのです。

もうひとつ質問です。
私自身小学1年から3年までと30代から40歳現在までバイオリンを習っています。
音程は比較的取れます。ラフォリア程度のレベルです。このままつづけたら上達は期待できますか?

投稿者:カナデ     投稿日時:2010/10/12 11:28  ---164.100.101

本人が先生になりたがっているのでしょうか?
まだ10歳ならこれからいろんなことに出会うと思います。
親がこうさせたかったから芸大の先生に師事させたのに、、ではかわいそうです。

また、芸大や桐朋卒業の先生と一般音大卒業の先生、音大を出ていない先生ではレッスン代も変わってくる事をご存知でしょうか?
先生になったとしても今払っているレッスン代ほどはたぶん頂けないでしょう。

お嫁にいくまで金銭的には親が面倒を見るので生徒が1人でも本人が良いのならさせてあげたい、くらいの気持ちであれば大丈夫かと思いますが。。。

先生をするかしないかは自由ですが近所の子(を教えるのであれば)の将来を左右する重大な役割なので簡単に考えないで欲しいです。
趣味で、と来た子だっていつ「やっぱり音大にいきたい」というかわからないですしそうなったときに困らないようにしてあげられるのが先生です。

1〜2年やって鈴木教本4巻あたりまですんなりきた人はかなり弾けてる気になっている人が多いですがこれから壁がたくさんきます。
1日に平気で5〜6時間(少なくてです)やっている子供はたくさんいますがそれくらい根気でやっているのでしょうか?

また、ラフォリアレベルから上達できるかどうかですが、練習方法と練習時間それと本人のやる気次第です。

辛口になってしまい申し訳ないです。

投稿者:弦喜     投稿日時:2010/10/14 02:51  ---102.165.122

以下、私見です。
まず後の方の質問ですが、こんな風に弾きたいとというイメージがあり、そう弾けない事に腹が立ち、なんとかしてやろうと思うなら、まだまだ上達します。それがないなら、まず一流の演奏を見て聴いて、イメージ作りからでしょうね。頭で鳴っている音楽以上のものは偶然をのぞいては弾けません。
超一流のソリスト達が、運動能力が明らかに衰えて大曲が弾けなくなるのは、65歳前後かなと思っています。maniさんがいま40歳ならあと20年は進歩できると思います。
ラフォリアって難しい曲ですよ。あの曲がちゃんと弾けたら、例えばモーツァルトのコンチェルトも弾けると思いますが。って言っている内に、メンデルスゾーンのコンチェルトも一部を除いては弾けるようなる気がします。

お子さんの事は、今小学生で楽器を初めて2年であれば、まだ将来の事を決める時期ではないと思います。学力については、何か事情がありそうな書き方ですので、特には突っ込みをいれませんが、一般論で言えば、まだ大学まで考えると7〜8年あり、本人の気持ちとがんばり次第ということかと思います。先生という商売は、どうやって学ぶのかを教えることも重要な役目ですので、その応用としての学業の面での学び方がわからないと、ヴァイオリンの学び方もわかりにくく、結果将来教える場面で論理的に、効率的に、学び方を教えて行くことが難しいような気がします。
経済的な事をいうと、ヴァイオリンはピアノよりも最終的にはお金がかかります。プロとして持つ楽器としては、やはり高級車あるいはそれ以上の価格になりますし、演奏の際には伴奏者が必要になります。先生としては、常に生徒より上を行く必要があるでしょうから、道具でハンディキャップを持つと結構つらいことになると思います。一方収入の点では、もっともなりやすそうに見える、大手楽器店系の教室の先生になれたとして、そこの月謝から、教室の取り分を弾いた時どれくらいの収入になるかは、なんとなく計算できると思います。
漠然とした話で夢を語るのであればそれでよいと思いますが、生活がかかってくる話になると、もっときちんとシビアにいろいろなことを考えねばなりません。

投稿者:rio     投稿日時:2010/10/14 12:38  ---103.251.125

息子がバイオリンを4歳から11歳まで習っていました。
幼稚園の年長の頃から「もしかすると音楽の道に向いているかもしれない」と先生に認められ、レッスン料ほとんど無料。週3〜4回先生の空いている時間に1〜2時間のレッスンを受け、4/4の楽器は、お金がたまるまでという約束で、先生の楽器を無償貸与していただき学んでいましたが、コンクールでの競争心に欠けるというので、音楽の道はあきらめるように先生に促され辞めた経緯があります。
趣味でやるなら、他の先生を紹介する。音楽で食うには、それなりの経歴と技術を持たないとやっていけない。中途半端になるくらいなら、音楽で生活することなど夢物語を語ることなく、地に足のついた人生を選ぶべきというお話をいただきました。
私が幼い頃、息子の先生と同じ師匠についていたこともあり、丁度姉弟子にあたりますので、そこまではっきりと言ってくれたのだと思います。

また、子供に教える場合、指導者は才能があるかどうかを見極める能力を必要とし、才能のある子供を育てることの出来る、別の指導者を紹介できる程度の人脈も必要だと思います。

まずは、ずばり 今指導を受けておられる先生に「音楽で食べてゆける才能はあるか?それとも趣味にすべきか」を聞いてはいかがでしょうか?私は親の役目は子供を大人に育て経済的も精神的も独立させることだと思っております。

趣味で弾くバイオリンほど楽しいものはありません。
生活のかかった、バイオリンは時にはどうしようもなくつらい立場に立たされることがあります。

追伸
ソルフェージュやピアノはしておられますか?
もし、先生を目指すなら早めに手をつけたほうがよいと思います。小学校を出る前にコールユンブンゲンぐらいまでは一通り終えておいたほうがいいといわれたことがあります。

投稿者:通りすがりのチェロ弾き     投稿日時:2010/10/14 16:03  ---220.229.119

音大に行くメリットについてあまり語られていないようなので一言。

出来れば音短でも良いので目指すと将来仕事の幅は広がるかもしれません。
中学校(高校もだっけ?)の教員免許も取得できるところもあります。正教員になるには免許を取ったあとの採用試験が50〜100人中2〜5人くらいの採用率と狭き門ですが。

個人で音楽教室をやるにしてもどうしても一般の方は○○音大卒の肩書がある人を選ぶ傾向があります。
ヴァイオリンは結構人口が多いので音楽教室の競争率も激しいと思います。

有名音大は無理でもしっかり勉強してきましたっていう『証』は持っていると生徒集めも有利になるかもしれません。

投稿者:通りすがりのチェロ弾き     投稿日時:2010/10/14 16:08  ---220.229.119

言い忘れたので追記です

友人談ですが、中学校などの音楽教師は雑務に追われて音楽どころではなくなるらしいです。

特に女の子なら将来それなりに収入のある人と結婚して主婦業のかたわら、個人でのんびり教えるのが一番幸せな生き方かもしれません。

投稿者:Rio     投稿日時:2010/10/14 21:37  ---13.51.97

 皆さん、それぞれ正しいご見解と思いますが、教える人もいろいろ、教わる人もいろいろです。退職後に習い始めた私の場合、先生のご出身は気にしません。教え方が上手で、教わる方のストレスが最小になる方なら結構です。

 ですから、自分で教える自信がある人なら教室を開いてもよいと思います。ただ、音大を目指すような生徒さんにとって、先生は重要でしょうから、そういう方は先生をよく選ぶべきです。先生も、教えられないと思ったらお断りすべきです。

 企業の採用担当をした経験から言えば、音大に進学するのはその人の自由ですが、投資額の割に回収が難しく、芸大、桐朋と言えども、著名演奏家となれる人は一握りです。夢破れて音楽とは無関係の職業に就いたとき、どう感じるでしょうか。

 雇用均等の時代なのですから、可能なら一般の大学に進学し、傍らヴァイオリンを続けるのが、その後の人生に潤いをもたらすと思います。ヴァイオリン教室を開く余地も残せます。

 楽器については、1000万円や2000万円出しても、まだ上があり、キリがありませんが、私の経験では、楽器に200万円、弓に100万円出せば、そこそこのものが買えます。コンクールなどの場合には、高価な楽器のレンタルも理容できます。

 要はやり方次第だし、本人の強い意思があるかどうかだと思います。

投稿者:mani     投稿日時:2010/10/15 11:10  ---17.48.36

みなさん、本当にいろいろなアドバイスや見解をいただきましてありがとうございます。
音楽の道はそうたやすいものではないましてや人様に指導できるようになるには大変な努力やもちろん才能もないと無理なこと。
十分わかりました。
そういうことを踏まえたうえでどのように進むか娘と話し合ったり、先生へも相談していこうと思います。
それにしても世の中あまりにも音楽の世界にお金がかかり、裕福でないとなかなか目指せないような、もっと平等に教育やレッスン受けられるような日本に変わればとバイオリンを習いながらつくづく思います。
私自身もまだまだこういう弾き方がしたいという思いがいっぱいあるので、練習励みたいと思います。
また相談に乗ってくださいね。

投稿者:もう少し     投稿日時:2010/10/15 16:17  ---126.149.218

もうこの質問は終わっているけど、多分maniさんは一般的なことをことを知りたがったのだと思います。
普通に趣味の個人教室をやるなら、音大出でなくてもできます。
ただ、教室に通わせる親の気持ちを考えると、音大も出ていない先生で大丈夫かな、と思うだろうし、音大対策もできないので、将来音大に行きたい子供を引き受けることはできないでしょう。

趣味の教室と割り切った場合、子供は例えば鈴木の教本全巻をみてあげられるくらいでないと、先生としては難しいと思います。子供であっても、半数は途中で挫折しますから、みてあげられるでしょう。大人の生徒はほとんど9巻まで達しませんので、割と長く続けてくれるでしょう。
そして、鈴木が終わるような生徒が出たら、もっと上の先生のところへ行ってくれ、と手放しましょう。
それと同時に、ここまでのレベルは、カイザーやクロイツェルもみてあげるので、先生としては最低でも、クロイツェルが終わっているレベルが必要でしょう。

いくら初心者を教える先生といっても、どうしても譲れないのは、音程がきちんととれていることと、音色が素人くさくないことです。
簡単な曲でもプロのような音色に聴こえる演奏ができるようになれば、先生をすることはできるでしょう。
教本を卒業してクロイツェルも終わって、ロマン派以降の協奏曲をさらうようになれば、将来先生ができるかどうか、自分でわかってきます。逆にいえば、そこに達していない段階では先生は無理ということです。がんばってください。

Q:弓の素材について
投稿者:ボーイング     投稿日時:2010/10/14 23:11  ---97.203.206


10年ほど前に、当時習っていた先生から30万円ほどでドイツ製の弓を買いました。先生が直接フランスから仕入れてきたものです。

どこの工房へ行っても、良い弓ですねと言われます。
音色もバランスもいいのですが、強さはあまりありません。
鑑定書も付いていたのですが、なくしてしまい詳細は分かりません。工房の人いわく50年は立っているでしょうとのことでした。

今日工房へ持っていったら、もしかしたらこの弓はフェルナンブーコではないかもしれないと言われました。知らない素材かもしれないと言われました。しかし、非常にうまく作ってあり軽く感じるが、先まで芯が詰まっているのが分かると言われたので良い弓だと思っていたのですが。
ネットで見ると、フェルナンブーコ以外は安物見たいな書き方がしてあるので不安になりました。
つまり安ものということですか?フェルナンブーコ以外に使われる材料はありますか?

よろしくお願いします。

Q:「主よ人の望みの喜びよ」(岩代太郎:編曲)の楽譜
投稿者:ブラックボックス     投稿日時:2010/10/13 23:36  ---206.85.213

高島ちさ子のCD:クロスオーバーセレクションの中の「主よ人の望みの喜びよ」(岩代太郎:編曲)の楽譜の入手方法を教えてください。
来春の発表会で弾いてみたいのですが、ネットでもたどり着けません。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、お手数ですが、ご回答をよろしくお願いします。

Q:ピエール・ギヨームさんについて
投稿者:ヘルナンブーコ     投稿日時:2010/10/11 18:01  ---03.131.29

ピエール・ギヨームさんの金鼈甲の弓を探しております。鼈甲自体が条約違反に規定されており入手困難な状況となっているのかどこのお店でも見つかりません。また、値段は、大体でいいのですがおいくらぐらいするのでしょうか?銀黒檀、金黒檀、銀鼈甲、金鼈甲、それぞれ音色は違いますか?

投稿者:かめ     投稿日時:2010/10/11 19:09  ---53.247.123

ヴァイオリンなのかヴィオラなのかチェロなのか、それとも
コントラバスなのか、楽器がわからないので答えようがないの
ですが、普通に扱っている店はありますよ。

ネットでも出てくると思います。検索かければすぐにわかります。
(具体的な店の名前はここでは出せません)

なので、値段もだいたいの目安はわかると思います。
ちなみに、私もギヨームの金鼈甲の弓持っていますし、知人でも
何人も知っています。

投稿者:かめ     投稿日時:2010/10/11 21:46  ---53.247.123

記入を忘れました

>銀黒檀、金黒檀、銀鼈甲、金鼈甲、それぞれ音色は違いますか?

全て弾いたことがありますが、違います。
ただ、黒檀だからだめ、 鼈甲だからいいという訳ではなく、
手工品なので全く同じものはできないという意味で違います。

銀や金、鼈甲や黒檀、通常モデルとコピーモデル、など使っている
フェルナンブコの材質に合わせて使い分けているようです。

本当は何本か試奏してそのうちの一本を手に入れられれば良いの
でしょうが、なかなかそれは難しいかもしれません。私は幸いにも
金鼈甲を手に入れる際に金鼈甲を3本、金黒檀を3本、銀黒檀を
5本弾き比べることができましたが、もう10年近く前で、
人気が上がってしまった今では難しいかもしれませんね。

投稿者:Rio     投稿日時:2010/10/12 09:56  ---13.51.97

 今年の初めに金・黒檀、トルテコピーを買いました。金・鼈甲が数本、金・黒檀ならかなりの本数が置いてありました。金・鼈甲が210万円から、金・黒檀が105万円からですが、コピーモデルならもっと高くなります。
 私の印象では金・鼈甲と金・黒檀の違いは僅かです。比較した範囲では、個体間のバラツキはほとんどなく、いずれもよい弓と思いました。

投稿者:かめ     投稿日時:2010/10/12 15:34  ---53.247.123

ちなみに、ネットで検索をかけて出て来るお店、日本における
第一問屋ではありません。
本当に良いものを見つけたければ、第一問屋で見て買いましょう。
(客を選ぶので、見られればですが・・・)

第一問屋は自分のところで厳選したものを抑えてしまって、それ
以外を他の楽器商に卸します。なので、第一問屋は商品を少ししか
持っていません。

投稿者:rio     投稿日時:2010/10/12 20:28  ---103.251.125

日本国内では、ギョームブランドの弓は、原則として総代理店あるいは指定問屋(第一問屋)を介して楽器店に卸されます。ルートは複数あります。

総代理店は一般売の楽器店を兼業しています。

指定問屋は、問屋業に徹している会社もあれば、一般の販売店も兼業している会社もあります。

一般売の楽器店を兼業している総代理店や問屋は

売れるアテがあれば(顧客が欲しいと思う状況であれば)
厳選したものを、KEEPしてしまうことが多いのは事実だと思います。

他方で、総代理店・問屋は1本買ったらおしまいの個人よりも、継続して仕入れてくれる楽器店が上お得意さまです。ギョームの弓に限らずいろいろな弓・楽器を継続的に買ってくれることで商売が成り立ちますので、リクエストがあれば楽器店が顧客に満足してもらえるように、厳選品を卸すことも珍しくありません。しかしながら売れるアテがなければ、仕入れたものは売りさばくのが総代理店・問屋の使命ですから、私は第一問屋にこだわらなくても良いように思います。

ギョームの弓は、比較的簡単に手に入りやすい弓です。

そして弦楽器店は、「良いものはなるべくお得意さんに」という意識が高いので、懇意にしている楽器店があれば、そのお店から購入することを前提に、お店の紹介で、直接ヘルナンブーコさんが問屋に赴き、多くの在庫から品定めすることもできます。この場合、問屋さんは、常お得意様の楽器店の紹介ですから客を選ぶことはできません。
私は大阪や東京で、楽器や弓を探したとき、このような方法も採った事が何度かあります。

金鼈甲は、値段が高く、簡単に売れるモノではないので、東京都内や名古屋市内以外では、店の在庫が少なく選択肢が少ないと思います。

金鼈甲は、価格も高く、簡単に売れるものではありません。
売れるアテのない高額な商品を楽器店も好んで仕入れることはありませんので、お店にリクエストした上で、時間をかけて探されることをお勧めします。

投稿者:Rio     投稿日時:2010/10/12 21:08  ---13.51.97

固有名詞を挙げることは避けますが、私はバナー広告によく登場する個人店で購入しました。そのご主人の話では、ギヨームの弓は日本総代理店から仕入れているとの事でした。日本総代理店の主人は商売上の師でもあって、創立時にお世話になったのだそうです。なお、その総代理店とは、オールド楽器も扱う楽器店でもあります。

投稿者:ヘルナンブーコ     投稿日時:2010/10/13 16:23  ---03.131.29

かめ様、RIO様

いろいろとありがとうございました。
因みに大切な事を忘れていましたが探しているのはバイオリンの弓です。

私が購入しようとしているお店は金鼈甲が1本しかないので弾いて見て良ければ買うしかありませんがこれは危険でしょか?

差し支えなければですが幾らぐらいで購入されたのでしょうか?
ギヨームさんは新作の中でも人気があり作りもしっかりしているので良いなと思っているところです。

新作で他にもお勧めなものがあれば教えてください。

また、第一問屋とはどこの事をおっしゃっているのでしょうか?

投稿者:かめ     投稿日時:2010/10/13 17:29  ---53.247.123

ここは特定の弦楽器店の掲示板なので、詳しい情報を載せる
わけにはいきません。その店は御了承ください。

ちなみに、私が購入したのはチェロの弓です。rioさんは
ヴァイオリンをお弾きになっていたと思います。

>金鼈甲が1本しかないので弾いて見て良ければ買うしか

一本でもあるほうが珍しいのではないでしょうか。もしできれば
あと数本仕入れていただいて、比べられればベストでしょうが、
それは無理なお願いだと思います。なので、弾いてみて、価格や
性能に納得されれば買えばよろしいのではないでしょうか。

新作で他に人気があるものとしては、トマショー、シェーファー
ノイドルファー、など色々あります。気長に探してみるのも
ひとつの手ではありますね。
ちなみに、私はグリュンケの弓で掘り出し物を見つけましたが、
オールドの弓を買うときに手放してしまいました。でも、今でも
手放さなかったほうが良かったのではと思えるほど他のグリュンケ
とは違う弓でした。

総代理店(第一問屋)も、ストラッドさんとは違う他社なので
ここで明らかにすることはできません。ヒントはRIOさんが
明らかにされていますよ。

価格に関しても、Rioさんが書き込まれていますよね。
それぞれに購入した金額は違うと思います。買った時期でも
ルートでも違うと思いますが、私は二桁で買いました。

投稿者:rio     投稿日時:2010/10/13 20:55  ---103.251.125

かめさんの書かれているとおり、私は、ギョームのオールド弓のフルコピーモデルのVn弓を使用しています。
以前はアンチギョーム派でしたが、この弓には惚れてしまいました。

ご質問の「第一問屋」ですが
総代理店とは別に直接ベルナール商会からギョームの弓を仕入れることの出来る法人あるいは個人を意味して私は使っています。

金鼈甲は高価で売れ筋とは言い難い商品ですから、なかなか仕入れてもらうのは難しいと思います。
繰り返しになりますが、私は懇意にしている楽器屋さんに相談するのが私は一番失敗が少ないと思います。

私の場合、懇意にしているお店(偶然ギョームの総代理店)に予算を告げ、予算内で良いと思う弓があれば連絡をくださいといって連絡を待ちました。今のギョームの弓は、買った後ギョーム作であることを教えてもらいました。決してギョームの弓が欲しくて買ったわけではなく、結果としてギョームだったということです。

新作はいろいろ選択の余地があります。

今のギョームより魅力的なオールド弓にはたくさん出会ってきました。 神奈川が近ければ、ストラッドさんの扱っている弓も一度検討する価値はあると思います。

お気に入りの1本が一日も早く見つかりますこと祈念いたします。

Q:愛の挨拶のピアノ伴奏音源を探しています
投稿者:あいうえお     投稿日時:2010/10/08 11:50  ---47.154.58

ピアノを持ち込めない会場での演奏用に愛の挨拶の
伴奏音源を探しております。国内のサイトでダウンロード
できるサイトがありましたが、機械的な伴奏でした。。。

海外なら伴奏CDを販売しているかと思い、「Salut d’amour」
と検索しましたが、「伴奏CD」なのかどうか判別する
英語力がなく、見つけられませんでした。

情報をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

宜しくお願いします。

投稿者:CABIN     投稿日時:2010/10/08 12:32  ---.163.182

一例ですが

高嶋ちさ子
「クラシカル・セレクション+1」
伴奏CD付き
税込定価:756円
出版社:ドレミ楽譜出版社

にエルガー:愛の挨拶はありますね。

以前、嫁が勤務先の宴会で同誌収録の「誰も寝てはならぬ」ですがCD伴奏で弾きました。
機械的な演奏かどうかはちょっと何ともいえませんね、弾きにくくはなかったと思います。

投稿者:あいうえお     投稿日時:2010/10/08 22:28  ---47.154.58

CABINさん、ありがとうございます。

出版社に詳細を問い合わせてみます。

ありがとうございました。

投稿者:CABIN     投稿日時:2010/10/08 23:36  ---54.37.246

手元にありますので、簡単に紹介しますと

曲数(楽譜)は16曲なのですが、CDの伴奏収録曲はそのうち
・モーツァルト:ピアノ協奏曲21番第2楽章
・エルガー:愛の挨拶
・プッチーニ:誰も寝てはならぬ
・高嶋ちさ子:エズ
の4曲だけです。

ちなみにCD収録の愛の挨拶の伴奏はピアノ+チェロのオブリガートがついてます。(ピアノだけよりは少しだけ豪華かも)

価格は間違ってました、¥2500円でした。

投稿者:あいうえお     投稿日時:2010/10/09 22:03  ---47.154.58

CABIN様

補足情報をありがとうございました。

安心致しました。購入に向けて進めていこうと思います。

Q:初めての楽器購入
投稿者:かおる     投稿日時:2010/10/07 08:42  ---0.238.147

娘が中学校の部活でヴィオラを始めました。今はレンタルで中国の手作り品というのを使っていますが、そろそろ購入を考えています。家から比較的近いところに弦楽器工房があるので、そこで中国製だけれども日本で店主が最終仕上げをしたという楽器(セットで18万円)を購入しようかと思っていましたが、娘はお友達が購入した大手弦楽器専門店が良いようです。そちらのおススメはルーマニア製の手工品で、セットで13万と20万とがあります。小さな工房と大手専門店、中国製とルーマニア製。初心者にとってはどちらがよいでしょうか?それとも予算が20万円としたら、他にもっと良い選択肢があるでしょうか?アドバイスよろしくお願いします。

投稿者:通りすがりのチェロ弾き     投稿日時:2010/10/07 09:18  ---6.50.64

中国製が好きかヨーロッパ製が好きかで選べば良いと思います。
素材や木材の保管・扱い方によっても音に違いが出ますので、音を聴いてみて直感的に気にいった方を選ぶのも良いかと。

おそらくどちらで買っても数年の保証期間は付けてもらえると思います。(大手の方が長期かも??)

ちなみにアフターケアに関しては必ずしも購入したお店で無いと受けられないという事はないので、もし対応が良くないと感じたら近くの工房など親切で腕の良い楽器店を探して頼めば良いですよ。

投稿者:てつ     投稿日時:2010/10/07 09:34  ---218.159.173

どちらでも大丈夫なんではないでしょうかねえ?
大切なのは、ここの店の技術力と取引に対する考え方を良く聞いて、長く付き合えるお店かどうかを判断することが重要な気がします。
娘さんが、長く続ける意志があるのかどうかも重要なポイントかもしれません。
長く続けるならば、買い替えが発生した場合、良いアドバイスがもらえるかどうか、選択肢を色々提案してもらえるのかどうか、買った楽器の下取りをどうするのか、ということが大切ですから。

ざっくりと国籍と金額を聞いたところでは、細かいことはわかりませんが、今の時点楽器の、または音楽のどういう部分を大切にしていきたいのかというのを考えてみると、ご自分の中で納得ができる答えがでるのではないでしょうか?

投稿者:あいうえお     投稿日時:2010/10/08 12:16  ---47.154.58

個体差はありますが、大きなくくりで言うなら、最近は、中国製もルーマニア製も遜色ないです。「ブランドよりも低価格で少しでも良い楽器を」というニーズをお持ちの方の選択肢として定番となっていると思います。他に選択肢があるとすれば、中国製・ルーマニア製で他の楽器店の楽器をあたられることです。楽器購入の際には、初期調整が問題となることがあり、追加料金が発生することが稀にありますから、工房や大手楽器店は、その点、安心だと思います。ネット販売の楽器は、口コミを大事にされた方がよいですね。

技術的に「初心者向け」という楽器は、特にありません。究極のところは、お財布と好みで落としどころ決めるものですね。てつさんがおっしゃるように、娘さんが部活をきっかけに個人レッスンも受けるようになり、ずっと続けていかれる可能性があるなら、将来的に、さらに良い楽器へ買い替えということも考えられますから、今の段階での初期投資は少なめにしておくのも賢明かもしれません。

近くに工房がおありでしたら、アフターケアーという意味では工房の中国製に多少、分があるかもしれません。持ち込みやすいですし、ちょっとした調整なら、無料で見てくれるのではないでしょうか。

上記の事柄が大きな問題とはならない状況でしたら、それぞれの楽器を娘さんがじっくり弾いてみられて、好みの音の楽器を選ばれたらよいかと思います。特に、ルーマニア製は同じクラスでも何台か在庫があるかもしれません。同じクラスでも個体差がありますから、「これがいい!」という1台に決められたらよろしいのではないでしょうか?

それと、ビオラですと、楽器のサイズに多少のバラつきがでてきます。大きい楽器ですと、音色的に魅力的なものが多いような気がしますが、女性には負担が大きく、体を壊す人もいらっしゃるようです。

良い出会いがあるといいですね。

投稿者:かおる     投稿日時:2010/10/09 19:06  ---0.238.105

皆さま、お返事ありがとうございました。
どちらでも大丈夫というお返事をいただいてとても安心いたしました。知識がないだけに、かえってあれこれ難しく考えてしまっていましたが、好みで良いのだと聞いて肩の荷が下りた思いがしました。
実は今日、軽い気持ちで弦楽器専門店を見に行きましたら、娘がルーマニア製のやわらかい音をとても気に入りましたので、思いがけず即断で購入致しました。
皆さまにアドバイスをいただいたおかげで、不安もなく、気持ちよく、娘の気に入った楽器を買ってやることができました。本当にありがとうございました。