Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:ミュージックキャンプ
投稿者:ダフネ     投稿日時:2011/07/23 21:03  ---228.160.138

こんばんは。ミュージックキャンプのことで、質問いたします。
楽器は、チェロで、中学生の子供が参加したいのですが、将来、
音楽大学へ進むのかは、まだ決めておりません。同世代の子供達と一緒に音作りをしていく中で、自身で、何かを感じ取ってほしいと
思っております。もし、過去に参加された方がおいででしたら、
教えていただきたいのです。場所は、国内を希望しています。
夏休み以外にも開催されるのでしょうか?
宜しくお願い致します。

投稿者:もも     投稿日時:2011/07/24 12:47  ---164.121.23

講習会のとこですよね?
履歴書提出時に、現在師事の先生の名前を書かなければならないので師事されている先生に相談してみてはどうでしょうか?
また、音大進学か決めていないということは可能性があるということですよね?
ならば、教えて欲しい先生が講師になっているものを選ばれると良いのではないでしょうか?そういうことも含め、先生にご相談なさって下さい。
この世界、先生同士は縦と横でしっかりつながっており、険悪な仲の先生同士もおられます。下手に自分で勝手に決めて参加してしまうとこじれてしまう事もありますよ。

投稿者:ダフネ     投稿日時:2011/07/25 22:01  ---75.231.94

もも様

コメント、有難うございました。参考になりました。
詳細については、先生に伺ってみます。

Q:
投稿者:ひつじ     投稿日時:2011/07/21 19:09  ---47.250.78

はじめまして。
楽器(ヴァイオリン)のグレードアップを検討しております、
ひつじと申します。

高価なものではありませんが、現在使っている楽器に愛着があり、
弾かずに押入れにしまわれてしまうのは可哀想なので
できれば下取りに出したいと考えております。

実物を見ないと確かなことは言えない…
ということもあるかと思いますが、
以下のヴァイオリンが大体どの程度のものか、
参考程度にお教えいただけないでしょうか?

-----------------------------------
Osvald j.(f.?) Willmann
majster husller
BRATISLAVA 1959
-----------------------------------

以上、よろしくお願い致します。

投稿者:ららら     投稿日時:2011/07/21 22:05  ---235.254.193

http://www.christies.com/LotFinder/LotDetailsPrintable.aspx?intObjectID=830204

今は、インターネットで、かなりのことを把握できますよ。
以上

投稿者:ひつじ     投稿日時:2011/07/21 22:47  ---47.250.78

らららさん、ご回答ありがとうございます。

教えていただきましたサイトを確認してみましたが、
1/16サイズ?に関するものということでしょうか??

下取りに出したいと考えてるヴァイオリンは
フルサイズのものですが、同程度の価格帯なのでしょうか??

知識不足(&語学力不足)で大変申し訳ございませんが
お教えいただけますと幸いです。

投稿者:ROMEOANT     投稿日時:2011/07/22 04:04  ---181.49.222

私もらららさんご紹介のサイトを見てみました。

サイトで紹介され、681US$とされている楽器は、フルサイズですね。

投稿者:ひつじ     投稿日時:2011/07/22 09:12  ---47.250.78

ROMEOANTさん、らららさん

ご丁寧にありがとうございました!

やはり、購入時よりも大幅に安くなるものなのですねぇ(;^_^)
価格について、参考にさせていただきます!

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2011/07/22 09:25  ---13.51.97

 Osvald Willmann violinで検索すると幾つかヒットします。チェコの製作者のようです。楽器の評価は分かりませんが、値段の記載も幾つかあって、かなり高額のものもありましたが。

投稿者:ららら     投稿日時:2011/07/22 12:03  ---33.78.43

私も経験しました。
購入したお店でグレードアップしない場合、
ブランド物以外のバイオリンの価格は、推測ですが、購入価格の20%ぐらいになると思いますよ。
以上

投稿者:ひつじ     投稿日時:2011/07/22 23:44  ---47.250.78

Rioさん、らららさん

コメントありがとうございます。

Osvald Willmann violinでもう少し調べてみたいと思います。

ただ、購入価格の20%程度になる覚悟をしておいた方が良さそうですね。

Q:バイオリン弦について
投稿者:pocc     投稿日時:2011/07/22 11:31  ---06.197.12

テールピース側が全てオレンジ色で,ペグ側がG線:黄色,D線:緑,A線:青となっている弦はなんという弦かおわかりになる方がみえましたら教えてください。

よろしくお願いします。

Q:Carlo Colsini というクレモナの製作者について
投稿者:アズ     投稿日時:2011/07/18 17:20  ---94.57.1

先日、Carlo Colsini という製作者のチェロを勧められました
最近亡くなった作者ということで
色々調べたのですが
どのような作者なのかわかりません
教えていただけるとありがたいのですが。

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2011/07/20 13:20  ---13.51.97

綴りですが、Carlo Corsiniの事ではないでしょうか?

投稿者:トシ     投稿日時:2011/07/21 14:02  ---94.57.1

Carlo Corsiniは、Giorgio Grisales の義理の父親です。
クレモナの重鎮です。コントラバス、チェロと言えばコルシーニと言われる程の完成度を誇ります。

Q:弦を変えたら異音がします
投稿者:マルタ     投稿日時:2011/07/16 21:23  ---106.98.126

はじめまして。
最近弦を4本すべて張り替えたのですが異音がします。
G線を強くはじくとシャァーンと振動する音がします。
サンタの鈴を鳴らしたようなシャンシャンとい感じの高い音です。
A線も同様の操作でかすかに聞こえる感じがします。
arrcoで強めに弾いた時もG線でやはり聞き取れます。
変えた弦はオブリガードです。
張り替えの時テールピースの引っかけるところに弦がうまく入らなかった(色巻きの部分が若干太かった)ので無理に入れたのがいけなかったのでしょうか。
自分で解決できれば対処したいと思います。
無理ならば工房に持っていきます。
原因や対処法をお教えください。
あと、張り替えの時に弦のエンド部が太くて引っかからない時、皆さんはどうされてるでしょうか。
よろしくお願いします。

投稿者:GT     投稿日時:2011/07/16 22:32  ---146.174.15

ペンチで色巻のところを潰してからテールピースに装着するとよいと思います。

弦のボールがテールピースに引っ付くまでしっかりと奥まで入っていないと、異音がする場合があるので(弦の振動でボールの部分が振動しシャンシャンという異音がする)一度、弦を外してペンチで潰してから装着すれば直ると思います。

潰すと書きましたが、弱い力で軽く挟むだけで色巻の部分は細くなりますので、力を入れすぎないことが大切です。

あとは、アジャスターのネジが緩んでいても同様の異音がする場合があるので、チェックしてみてください。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/07/17 02:56  ---124.79.85

GTさんの2つのポイントに加え、一般論としての弦交換後の異音の原因第一位である、「E線のビニールチューブが、どこにも固定されていない状態で残っている」を念のためあげておきます。駒の溝への弦の食い込み防止に使うか、取り去るか、テールピース側の端に押し込んで固定するか、などの始末が必要です。
マルタさんの経験レベルがわからないので、上記失礼な指摘かもしれませんが、初心者の方ではよくある失敗かと思います。

弦交換とは遠い話ですが、テールピースを何かさわった結果として、テールピース下のテールガットの端がボディーに触れる、あるいはテールピースが顎当てに触れる、などで異音がすることもあります。あとはまったくのレアケースですが、駒側からきた弦をテールピース側で支えるための受けのパーツの接着が剥がれたときも異音がすることがあります。

投稿者:マルタ     投稿日時:2011/07/19 08:24  ---175.140.179

皆さん、ご回答ありがとうございます。
おかげで自己解決できました。ありがとうございました。
G線の色巻きをペンチでつぶして張替えましたが異音はなっていました。
そこで弦喜のお話でE線のナイロンのことが気になりましたのでためしてみました。コマの上にナイロンを当てると異音がしなくなりました。
このことは私も知りませんでしたので驚きです。
今までは不具合はなかったものでして。
ところで、ここで疑問が浮かびます。
ナイロンで弦とコマをあててしまうと音に影響がでるのではないでしょうか。
弦は振動し。コマを伝って根柱に伝わり箱全体に伝わると解釈しております。
なにか違うものをはさむことで大きく影響するような気がしますがいかがでしょうか。

投稿者:GT     投稿日時:2011/07/19 09:39  ---146.175.67

E線のナイロンチューブは音質を考慮し、外している人が多いです。やはり振動の妨げになるのだと思います。

トマスティーク社のE線はチューブを簡単に取り外せるのですが、ピラストロ社のものは固くて無理なので、弦喜さんのおっしゃるようにテールピース側の端に押し込んでおけば解決します。

駒のE線がのる部分に食い込み防止の革が貼ってあれば、上記のようにチューブを使わなくても問題ありませんが、革が貼ってない場合、そのままE線を張ってしまうと食い込んでしまいますので、工房に依頼して貼ってもらうとよいと思います。

投稿者:マルタ     投稿日時:2011/07/20 07:43  ---175.140.179

GTさんありがとうございます。
コマとE線の溝部分に何か樹脂のようなもので加工してあるように見受けられます。
ナイロンを取ってみることにします。

Q:「バーズアイ」のヴァイオリンってどうなんですか?
投稿者:弾きこもりのET     投稿日時:2011/07/15 17:07  ---93.173.155

はじめまして。
皆さん親切・丁寧にコメントされている良質なサイトなので初めて質問させていただきます。

初心者なのでヴァイオリン選びに苦労しています。
大雑把な質問になりますが、どなたかご教示頂けないでしょうか。

1.裏板に「バーズアイ」と「トラ杢」とあるようですが、どちら  が音質・音色が良いのでしょうか?

2.大半は「トラ杢」のようですが、「単板」と「2枚合せ」の
  どちらが音質・音色が良いのでしょうか?
 
3.市場には相当数の中国製が出回っているようですが、「Liu」  氏とは腕の良い作家さんでしょうか? 
  本人が製作したものと、工房製があるようですが、工房製だと  明らかに音質・音色は劣るでしょうか?

よろしくお願いいたします。

投稿者:猫丸     投稿日時:2011/07/15 19:07  ---106.119.140

>1.裏板に「バーズアイ」と「トラ杢」
裏板の杢と音は関係がないと、一般的にはよく言われております。

最近よく見られる、中国製のバーズアイのバイオリンですが、これはバーズアイではありません、バールウッド(根に近い部分を使ったものです)、見かけは、大変美しい!!。
本当のバーズアイ(鳥眼目)は、全面じんま疹のようで、気持ちが悪い。

半分冗談で、購入してみました、確かに、きれいです。
鍵のコピーを作る様に、ならい工作装置を使っている様で、良くできていますが、表板を薄く作っているため、約3ヶ月で表板が割れました、薄く作ると良く鳴るので、出来たてが鳴るのは要注意です、せめて2,3年もってくれなければ、お話になりませんが、文字どうり、冗談全部に成ってしまいました、にかわ接着か、ボンド接着か、まではまだ調べていません、この先、お楽しみです。

>2.大半は「トラ杢」のようですが、「単板」と「2枚合せ」
伝統的な良質の虎目は、ホワイトシカモアのカーリー目(縮杢)ですが、高価です。中国製で出回っているのは、別物で、トラの文字に惑わされないに様にしましょう。
単板、2枚板も音質に変わりがない、というのが、一般的見解です。

>3.市場には相当数の中国製が出回っているようですが
中国製が悪いというわけでは無いでしょうが、玉石混淆ですので、
楽器工房で面倒を見てくれるところで購入しましょう。
ストラッドさんでも中国製オリジナルがあります。
日本メーカーの初心者向けも、大半は中国製です。

>本人が製作したものと、工房製
 本人作と、工房製は、基本的に別物と考えた方が良いでしょう。
 腕の良い本人作は、どこ製でも良くできています。
 
同じ楽器でも、音質、音色は、経年変化、調整で大ききく変わりますので、楽器選びは、=楽器工房、職人さん選びと覚えておきましょう。

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2011/07/15 23:01  ---13.51.97

 Liuさんについてですが、同姓の人が多いと思いますから、フルネームでないと情報が得られないのではと思います。

 個人的な想像ですが、結局のところ、初心者用としてどんな楽器が良いかと言うことを尋ねられているような気がします。

 普通の工業製品なら定評のある大手メーカーがある上、製品の仕様も公開されていて、比較もしやすいのに対し、ヴァイオリンの場合には、手作りのものが良いとされ、その場合、製作者は個人であって、会社製や工場製ではありません。また、楽器の性能は鳴らして初めて分かるもので、スペックで比較できるものではありません。同じ製作者の楽器でも違いがあると言われます。

 良いヴァイオリンは、熟練した製作者が一人で手作りした楽器に他ならず、新作、モダン、オールドのいずれであってもその点は変わりません。値段は国産で100万円前後と高く、外国産、特にイタリア製ならもっと高価になります。

 こう言い切ってしまうと問題があります。まず、ご予算との関係がありますし、もっと安くてよいものがある、あるいは現に手に入れたと言うご意見も必ず出て来ます。通販やネットオークションも魅力的に見えますが、リスクもありますし、ご自身の目が利く必要があります。

 また、慣れないうちは、取り落としたり、ぶつけたりして傷を付けることもありますから、できれば他の楽器で慣れてから、良い楽器を購入すると言う考えもあると思います。また、挫折した場合の損失を減らす意味で、初心者用の安価な物から始めるという考えもあります。ご決心次第ということになりますね。

 仮にご予算が数十万円であると仮定した場合、私なら、(a)将来、買い替えることを前提に、メーカー製で、値段の順に並べた場合の下から3分の1くらいのものを最初に購入するか、(b)将来も買い替えない前提で、メーカー製の上位のものを購入するのがよいと思います。

 弓も同時に購入されるものと思いますが、弓は楽器の付属品ではなく、楽器の一部と思ってもよいくらいのもので、できるだけよいものを求めるべきと思います。(a)の場合には楽器の値段に近いくらいのものでないと弾き難いので、楽器の値段の何分の1と言うような基準よりもグレードの高いものを購入すべきと思います。

投稿者:弾きこもりのET      投稿日時:2011/07/17 11:28  ---93.173.155

早々のご教示ありがとうございます!

知らないことばかりで大変勉強になりました。
このサイトに出会って本当に良かったです。

「同じ模様は2つとない貴重なバーズアイ、大変良く鳴ります」と謳っていても、表板を薄く作れば良い音が出るのですか!
知らないって本当に怖いですね。

>約3ヶ月で表板が割れました、薄く作ると良く鳴る・・・
 怖〜っ。外見の美しさに騙されないように気をつけます。


>初心者用としてどんな楽器が良いかと言うことを尋ねられているような気がします。
 鋭い!そのとおりです。予算とステップアップのことも良く考え て選択しないと後で後悔するするになりますもの。


「猫丸」さんの材質・造りについての鋭い考察、「Rio」さんの
的確・堅実なアドバイス、本当に参考になりました。
本体のみならず、その特性を引き出す弓の選択も重要なのですね。

購入後のアフターサービス・メンテナンスもちゃんとした、信頼の置ける凄腕の楽器店・工房で購入する方が賢明だとわかりました。

良心的で凄腕の楽器店・工房を、どなたかご存知ないでしょうか?
弾きこもりのETの隠れ家は、千葉県市川市(江戸川近く)です。
東京都内・埼玉・千葉あたりで・・・。 



 

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2011/07/17 14:41  ---13.51.97

>良心的で凄腕の楽器店・工房を、どなたかご存知ないでしょうか?

 特定のお店の名前を挙げることはできませんが、お店についてお知りになりたいだろうと思います。例えば、次のURLの頭に「h」を足すと「Avec Violin」と言う索引のようなサイトをご覧になれます。
 ttp://www016.upp.so-net.ne.jp/avec-violon/l2.html

 初めて購入されるのであれば、周囲の方のご意見を尋ねたり、いろいろお調べになった上で、点検・修理や弓の毛替えを外注せずに応じてくれる、比較的大きな楽器店に行かれるのががよろしいのではないかと思います。必ずしも弦楽器オンリーの専門店である必要はなく、弦楽器の数を揃えていて、弦楽器の演奏のできるスタッフを置いているお店がよいと思います。
 ご参考までに、今までにご縁のあったお店を挙げておきます。(A)は東京随一の繁華街にある総合楽器店で製作と修理が可能なスタッフが居ます。(B)は郊外にある弦楽器専門店で、修理点検については有名な工房を紹介しています。(C)は弦楽器専門店で、国産オリジナルの楽器と弓の発売元でもあります。製作・修理もできます。(D)は楽器と弓の専門店で、ベルギー製の有名銘柄の弓を多く扱っています。技術スタッフについては分かりません。

投稿者:弾きこもりのET        投稿日時:2011/07/17 22:40  ---93.173.155

猫丸さま

ヴァイオリンに詳しい友人もいないので本当に有り難い情報です。
トンネルの向こうに灯りが見えた気分です。
STRAD様にもこのコーナーを使わせて頂きお礼申しあげます。
コツコツ調べて、実際にお店に行ってみようと思います。

ありがとうございました。

投稿者:猫丸     投稿日時:2011/07/18 08:29  ---201.175.161

杢の見本の様なHPがありました。
どれもきれいですが、

http://www.fuchukagu.com/etc/568.shtml

Q:バイオリンの指板の重さ
投稿者:五平餅     投稿日時:2011/07/10 13:00  ---25.181.110

 こちらの掲示板のやり取りをいつも楽しく拝見させていただいている者です。
 ところで、バイオリンの指板は何グラムあるのかご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
 本などを読んでおりましても、バイオリンの指板のサイズについては記述がありますが、重さについての記述は見かけませんでした。
 なお、黒く染めたような質の悪い指板ではなく、ちゃんとした黒檀の指板の重さを教えていただけると助かります。
 どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/07/10 21:21  ---124.79.85

以前調べた内容や聞いた内容からの、あまりサンプリング数は多くない情報ですが、以下、私の個人的な認識です。

− 指板として販売されている、楽器製作者による加工前のもので、90g〜100gくらい。
  *我が家にある、3つの指板(黒檀)の新品は、どれも100gくらいです。
− 製作者は、表面を最終削ってアールをつけ、また裏彫り等もするので、出来上がったまっとうな楽器に付けられている指板は、50〜70gくらいが多い。

顎当て、ペグ、テールピースなどのフィッティング類を除いた楽器本体の重量は、新しい楽器で400g〜430gくらいのものが多いと思いますので、全体重量に対して指板の重量の占める割合は10パーセント以上、20パーセント以下、15パーセント強が標準的かな、という感じだと思います。

投稿者:シルバートーン     投稿日時:2011/07/10 23:43  ---57.115.133

すでに弦喜様が詳しくご回答していらっしゃいますが、ボクが持っているS木マイスターの本によると、ヴァイオリンの指板の完成品の重量は80gとのことです。参考になれば幸いに存じます。それでは。

投稿者:五平餅     投稿日時:2011/07/11 01:59  ---25.181.110

 弦喜様とシルバートーン様お返事いただきましてありがとうございました。
 バイオリンの指板というのは存外に重いものなのだということが良くわかりました。
 弦喜様が新品の指板を3個もストックしていらっしゃるのは、バイオリンの製作をなさっているからなのでしょうか?100グラムくらいの指板というのは、弦喜様の記述を基に考えますと重い部類に入るので、高品質な指板なのでしょうね。
 やはり、指板は密度が高くて重いものほど耐久性に優れているのだと思いますが、指板は密度が高くて重いものほど音も良いと言えるのでしょうか?
 追加の質問をさせていただいてすみませんがどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/07/11 23:49  ---124.79.85

すこし勘違いされているので補足します。
新品の指板に対し、製作者は、ニカワの接着性を増すために裏彫りを入れたり、駒側の裏側を軽量化のために削ったり、またネック接着後には、なだらかに下に突となるようなアールを付けるために上面や左右を削ったりします。従って、かなり削り取られて、もともと100gあったものが、軽くなります。その結果として、私は「50〜70gくらい」、シルバートーンさんは80gという数字をあげたということです。私の数字は、古い楽器も含んでの感覚であり、何度も指板削りを行った指板は、だんだん薄く、軽くなっていきます。

音との関係はよくわかりません。どちらかと言えば、持った時のバランス(ネック側に重心があるのか、ネック側が軽いのか)に対して影響が大きい気がします。密度が高くて、ほどよいバランスとなる重さのものがよいのではないでしょうか。

投稿者:五平餅     投稿日時:2011/07/12 00:39  ---25.181.110

 弦喜様お返事いただきましてありがとうございました。
 弦喜様がストックされている指板については、工房で指板を交換してもらう際に各種加工をして削り取られる前の指板(半製品)ということで理解しておりますが、100グラムもあるということは、本黒檀の高級な指板なのだろうと想像しております。そういう高級な指板であれば、色々と削っても、シルバートーン様がおっしゃるように80グラムぐらいの重さが最終的に確保できるのだろうと思います。
 最近友達が買った結構な値段のドイツ製のバイオリン製作キットについている指板は、既に裏堀りもされていて、あと少々加工すればすぐに取り付け可能な指板なのですが、重さは57グラムしかありませんでしたので、安物の指板なのだろうと思われます。
 近い将来、私のバイオリンの指板を交換してもらう際は、できる限り高級な指板に交換してもらいたいと思っているので、工房で半製品の指板の重さを計らせてもらって、なるべく重くて密度の高い硬い指板を選ばせてもらおうと思います。
 いろいろと教えていただきましてありがとうございました。

投稿者:シルバートーン     投稿日時:2011/07/15 21:45  ---57.115.85

弦喜様が100gの指板を3本も所有されているとのお話を聞いて刺激を受けたので、ボクもヴァイオリンの指板を1本買ってしまいました。
とても緻密で固くてスゴ〜ク黒い103.2gの極上の本黒檀の指板です。アフリカのガボンズ産の本黒檀とのことで、値段はとってもお高いものですが、満足度もスゴ〜ク高いです。
裏堀りもされていて、あと少々削ってやればヴァイオリンに取り付けられそうな半完成の指板なので、職人さんの見立てでは、指板の完成重量は80gを超えて90g近くになるだろうとの予想でした。今時、こんなに重くて固い最高級の本黒檀の指板は、なかなか手にはいらないとのことでした。しかも工房に入荷してから10年くらい寝かしてある指板ということで熟成度も万全とのことです。
こんなに固い指板であれば、指板に弦の痕がつきにくそうなので、指板削りをしてもらう頻度が少なくて済むのではないかと期待しています。

投稿者:五平餅     投稿日時:2011/07/16 14:40  ---25.181.110

 連休に入ったので工房やショップをまわって、バイオリンの指板を見せてもらっています。高いもの(8千円くらい)から安いもの(3千円くらい)まで、いろいろあって面白いです。重さを量らせてもらってますが、今のところ100グラムを超えるような指板には出会っておらず、だいたいが90グラム前後しかありませんでした。
 シルバートーン様がご購入された指板は103.2グラムもあるとのことですが、最も重い部類に入るのではないかと思いますが、どこに行けばそういう最上質の指板が入手できるのでしょうか?
 またまた追加の質問をさせていただいてすみませんがどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m

投稿者:シルバートーン     投稿日時:2011/07/16 20:19  ---57.115.135

ボクが買ったガボンズ産本黒檀の指板は、工房に分けてもらいました。輸入原価は80ユーロ程度とのことですが、諸経費や利益が上乗せされて、工房での約10年の熟成分のプレミアがついているので、輸入原価の3倍近い高値になりました。
ヴァイオリンの製作や修理をやっている工房で繁盛しているところであれば、良質な指板を入手するためのルートを持っているはずなので、工房に相談するのが良いと思います。
5,000円程度の指板は、本黒檀ではなくて縞黒檀だと思います。本黒檀と縞黒檀では、見た目も固さも全然違いますので、素人でも簡単に見分けられます。本黒檀は全面が漆黒でズッシリと重くて緻密ですが、縞黒檀は黒の中に茶色や灰色など別の色が混じっていて、緻密さや重さが本黒檀よりも劣ります。
103.2gの極上の本黒檀の指板を入手するのに福澤さん3枚分のお金がかかりましたが、それに見合う大きな満足度が得られたので良かったです。参考になれば幸いに存じます。それでは。

Q:バイオリンE線
投稿者:LIS     投稿日時:2011/07/15 19:06  ---229.178.139

トマスティーク社のE線「e01」の張力が調べてもわかりません。どなたかわかる方がみえましたら、教えてください。お願いします。

Q:あごあてについて
投稿者:オット     投稿日時:2011/07/07 03:32  ---24.189.10

https://www.tonewood.sk/14.php?od=55&avail=65&ia=11
コチラのページのオットテンペルのあごあてですが、どちらもBOXWOODの表記ですが何が異なるでしょうか?

また現在私は良自分に合ったあご当てを探しているのですが、個人輸入可能で品揃えの良い店があればどなたか教えて頂けないでしょうか?

宜しくお願い致します。

投稿者:QB     投稿日時:2011/07/07 13:30  ---05.227.127

木取り、木目の具合ですね
一方はlight grain、もう一方はwhit small knots and irregular grain。
写真のとおり、下のものは節があり、顎を乗せる面では板目になっています。

投稿者:ららら     投稿日時:2011/07/09 23:57  ---235.254.193

テンペルのつげのあご当てを使用しています。
演奏中に汗をかいて、汗にためか、少し色が落ちた(少し色が白くなった)感じがします。
クローソンはそのようなことは無いでしょうか?
以上

投稿者:オット     投稿日時:2011/07/12 21:22  ---24.189.10

ご回答ありがとう御座います。

らららさん、テンペルのあご当ての高さはどのくらいでしょうか?
出来る限りで良いので詳細なデータを教えて下さい。

投稿者:ららら     投稿日時:2011/07/12 22:41  ---235.254.193

回答させて頂きます。
コルクが2ミリぐらいです。
それ以外が2.15ミリぐらいです。
あと、私は素人ですが、このフィッティングは音色を明るくします(多分)。
以上です。

投稿者:ららら     投稿日時:2011/07/13 06:50  ---235.254.193

2.15センチに訂正します。

Q:ガット弦(オイドクサ)の寿命
投稿者:素人母     投稿日時:2011/06/29 07:09  ---27.236.187

以前、子供の分数バイオリンのことで相談させていただき、大変お世話になりました。今回は、ガット弦のことで教えてください。

これまでドミナント、エバ・ピラッツィなどの弦を使っていましたが、習っている曲との相性から、先生のお薦めで、2ヶ月ほど前からオイドクサ(初めてのガット弦)を3/4楽器に使っています。

8月にその曲のソロ演奏があり、その後、フルサイズ・バイオリンを探し始めるよう、先生に言われています。

これまで、リサイタルの前には、弦を新しくしていました。が、今回は、直後にサイズアップの予定があるので、E線はかえるにしても、他のは今の弦を使えれば助かる、というのが、素人母の本音です。ウェブ検索をしていたとき、「ガット弦は、ナイロン弦に比べ、寿命が長い」という説明を見つけました。8月の演奏時には、弦は4ヶ月弱の使用になります。

ドミナントやエバ・ピラッツィのときは、G/D/A線は6ヶ月、E線は1〜3ヶ月くらいで交換していました。子供は、毎日1時間ほど練習します。

(1) ガット弦は、ドミナントやエバ・ピラッツィに比べ、どのくらい長持ちするのでしょうか?ソロの前に、交換しなくても大丈夫そうでしょうか?

(2) もし交換することにした場合、ガット弦は、本番のどのくらい前にかえるのが理想的ですか?

(3) 現在手元にある予備の弦はエバ・ピラッツィです。本番前に弦が切れる等、万が一のため、どちらにしろオイドクサを用意しておくべきでしょうか?

(4) 本番で使用しなかった場合、予備のガット弦はどのくらい保管がきくものですか?

初めて使っているガット弦なので、たくさん質問してすみません。アドバイスをいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/06/30 00:13  ---102.167.53

あくまでも素人の個人的な意見です。(ドミナントなどの合成弦がこの世に出る前には、オリーブ等買うお金がないのでオイドクサを使い、その後合成弦を各種使い、最近ガット弦に戻ってきた者です。)

(1)オイドクサは、切れたら替えるという感覚を持っていました。特に日本の夏場の湿度変化には弱いのかA線などが切れやすく、大抵1年は持たなかった記憶があります。弾いている時ではなく、ケースから楽器を出そうとして見ると切れている、という時が多かったですね。弦の伸び方のバランスがあり1本だけ替えると音色、音程ともにおかしな感じになるので、ある程度使った時に1本が切れると、セットで替えていました。最近の合成弦はくたびれてもほとんど切れませんが、ガット弦は知らないうちに切れます。なお、張り替えて4ヶ月というのは、十分使える状態だと思います。

(2)弦がのびて音程が安定するのに時間がかかるので、個人的には3週間〜1ヶ月前をおすすめします(合成弦なら2週間程度前)。ただ、音色は張り替えた直後(のびる前の数時間〜1日程度以内)が一番いいです。急速に軽やかできらきらした感じは失われ、その後は気づかない程度にゆるやかに音質、音量が劣化していきます。

(3)ガット弦は、ある程度のびるまではチューニングをしてもあっという間に音程が下がってしまいます。切れた時の緊急用には、私は使い古した(その前に交換した時にとっておいた)弦を1セット残しておき、それを使うようにしていました。本番前に切れた時、そのような取り置きがないのであれば、張り替えた後にチューニングが短い時間で安定する合成弦をおすすめします。

(4)貧乏症なので、弦が変色(主には錆びたり、酸化したりするため)していないのであれば、私は気にせず使っていました。乾燥した冷暗所で保存した場合と、湿度や温度の変化の大きい環境に置かれている場合で、まったく違う結果となると思います。

投稿者:ゴマゾウ     投稿日時:2011/06/30 00:19  ---168.220.127

>毎日1時間ほど練習します。

え?たったそれだけの練習量で

>ソロ演奏
>リサイタル

とは驚きだけど・・・(失礼!)
一体どんな曲、弾くのかなぁ??

さて、

>「ガット弦は、ナイロン弦に比べ、寿命が長い」

これはおかしいでしょう。ナイロンはポリマー=高分子化合物なので、羊の腸を素材としたガット(実際はアルミ等金属が巻いてある)が伸びやすく切れやすいのに比べ圧倒的に安定度・寿命が長い。音もいいし。ただ、特にバロックの曲にはガットのほうが音質的にあっているかも。また、楽器によってはナイロンは鳴らなくてガットが合うものもあるし、その逆もある。
それと、同じガットでもP社のオイドクサとオリーブとでは音色も格段の差がある(オリーブは確かに素晴らしくて最高峰の弦。値段も最高。しかし扱いやすさ・レスポンスの良さはナイロンに譲る)。
けれど、ナイロン弦のスタンダード、ドミナントはいい弦だと思うよ。著名なヴァイオリニストはじめ、プロ、アマ問わずほとんどが現在もっとも多く使用しているのは周知。特にソリスト級が持っている楽器は素晴らしいのでどんな弦を張っても一様にいい音は出るのだが・・・彼らは頻繁に演奏するので弦はまさに消耗品。廉価でいい音のするものが絶対必要。で、ドミナントなわけ。
エヴァ・ピラッツィは悪くはないけれど好みが分かれる。
確か前にも誰かの回答に書いたけれど、ドミナントを張って鳴らない場合は相当高い確率で?腕と楽器が悪いと思っていい。あれこれ弦を替えどうだこうだと薀蓄(うんちく)述べるよりもそのぶん1分でも1秒でも練習に費やした方がいいしね。

で、

(1)長持ちしません(↑参照)。
(2)1週間前位。
(3)新品のガット弦の予備は本番前はNG。どうしてもガットならば1W位経って伸びや音が落ち着いたものを。予備はナイロン弦が絶対にいい(これならほぼ新品でもOK)。
(4)新品なら相当もつのでは?(店においてあるものは多分長くて数年は平気で経ってるでしょう)

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/06/30 00:30  ---102.167.53

蛇足ですが、ガット弦と、合成弦では、弦を鳴らしきる為の弾き方がかなり違うように思います。
ガット弦は押さえつけるような強引な弾き方では音がつぶれてよい結果がでず、適切な強すぎない圧力と初速度含む弓のスピード感で、横向きに自然に擦って鳴らす感覚です。節度(弦との対話)とキレが重要です。
合成弦は強引に押さえつけてもそれなりに耐えるので、結構上から下に押さえつけることで、音量や音質の表現をしているような気がします。
ですから、日頃からいろいろな弦を弾いておらず、どちらかの弦だけで楽器を鳴らす事に慣れている場合、違う方の弦にした時には、鳴らし方に違和感がでてすぐには適応できない可能性があります。その点、ご注意を。

投稿者:素人母     投稿日時:2011/07/01 08:00  ---97.167.2

弦喜様、ゴマゾウ様、

素人には考えが及ばないことを、たくさん教えていただき感謝です。ありがとうございます。

(1) >張り替えて4ヶ月というのは、十分使える状態だと思います。

と言うコメントを拝見して、ほっとしました。本番前にE線を取り替えて、後は今使っている弦で乗り切ろうと思います。

ちなみに、オイドクサをお使いの頃、ケースの中で切れていたのは、どのくらい使った後でしたか?

(3)(4) 再度、予備弦の質問です。今回初めてのため、古いガット弦セットは手元にありません。「(ガット弦は)弦を鳴らしきる為の弾き方も違う」とのことですし、今回の演奏する曲はずっとガット弦で練習しているので、予備もガットにした方が無難そうです。

そこで、すぐ使える状態のガット弦を用意するには、新品を手に入れたら、楽器に1週間ほどバイオリンにつけて伸ばしておいてから、予備として保管するのですか?予備弦を3/4サイズで使用しなかった場合、サイズアップしてから、フルサイズで使って問題ありませんか?

または、今の弦が使用4ヶ月なら、そこまで心配をする必要は無いですか?

ゴマゾウ様、リサイタルと言っても教室内でしたし、今回のソロ演奏も、教室内のリサイタルよりは大きいとはいえ、子供は1曲弾くだけです。誤解を招くような、大げさな書き方して、すみませんでした。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/07/02 13:43  ---115.121.37

>ちなみに、オイドクサをお使いの頃、ケースの中で切れていたのは、どのくらい使った後でしたか?

どれくらい使ったかとはあまり関係なく、弦の当たり外れ(材料および製造過程でのばらつき)と、湿度&温度の状況によるような気がします。すぐに切れることもありますし、本当にくたびれるまで切れないこともあります。ただ1年間張りっぱなしで全部の弦が無事だったことはあまりなかったように思います。

>そこで、すぐ使える状態のガット弦を用意するには、新品を手に入れたら、楽器に1週間ほどバイオリンにつけて伸ばしておいてから、予備として保管するのですか?

ガット弦が主流であった昔は、弦伸ばし器(ストレッチャー)というものも普通に売られていて、それで伸ばしてから使うようなことも行われていましたが、最近はそのような器具が売られているのを見かけません。

一番の安全策は、7月に全部の弦を交換し、その3ヶ月使ったものを予備として残すということかと思います。

3/4からフルサイズに張り替えてどうなるか、はやったことがないのでわかりません。ガット弦のもう一つの弱点は、金属巻きのほつれやゆるみであり、そのほつれの多くは、糸巻き側のナット、また駒でおこりますので、張られている部分の弦長が長くなると、左手で押さえる場所の巻き線が傷んでいる可能性はあります。

先生がガット弦をすすめたのであれば、先生も扱いはよくご存知でしょうから、先生にまず相談されることをおすすめします。

投稿者:Dicecay     投稿日時:2011/07/08 18:56  ---53.201.113

僕はオイドクサをよく頻繁に使いますが2、3ヶ月しか持たない気がします。あくまでも僕はアマチュアです。バイオリンを4歳からはじめ今は26歳(カナダの某大学の工学部出身者)です。オイドクサの音色は甘く古い楽器であればその甘さと奥深い音を強調できると思います。それこそ無伴奏バッハのソナタ、パルティータあたりの曲に最もあうような弦だとおもいます。ただ前に申したように寿命が以上なほど短いのでその点は気をつけないといけません。エヴァピラッチは去年初めて使いましたがただ音が大きくなるだけで僕の楽器では大金払ってまでの弦ではないなとがっかりさせられました。僕は弦の質に頼るよりまじめにこつこつ練習し奇麗な音を創造する努力の方が大切だと思います。細かいことをいったらきりがありませんし。弘法筆を選ばずということわざがあります。お互いがんばりましょう♬

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/07/09 11:21  ---124.79.85

本筋からはずれ、スレ主の方には申し訳ありません。
「弦の寿命」と言った時、少なくとも下記3点のどれを含むことを意図しているのかを明確にしないと、受け取る側は誤解する、混乱するという状況になります。

1.物理的な損傷:弦が切れる、巻き線がほつれる/切れる、巻き線が緩む

2.音質が劣化する:きらびやかさが失われ、くすんだ音になってくる。(音量感も同時に劣化を感じるのがほとんどなので、ここではとりあえず音質に含めておきます。)

3.音程が狂う:芯線がのびることで(多分線密度が変わり)同じ場所を押さえても出てくる音の高さが変わり、ずれてくる。

弦が切れる以外は、次第に状況が変わっていきますので、「もうだめ」と思う限界点は個人差により大きく変わります。
演奏できる音程(指の位置)のばらつきが大きいので3.は認識しない人もしますし、2.と3.ともに無頓着な人もいます。
1.は誰にでもわかりますが、最近の合成弦ではあまり経験しなくなっており、ガット弦にすると1.の洗礼をうけます。