Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:ニスがはがれます
投稿者:まるお     投稿日時:2011/08/27 08:20  ---147.225.65

2001年の手工製バイオリンを使用しています。
手にいれてから1年ぐらいたちました。
オケなどでも弾いていますが、部分的にニスがはげてきています。
表板の右側端の弓がたまに当たってそうな部分、裏板の上部ネック裏面の付け根の出っ張ったところの端、裏板上部の曲面右側端部分、あご宛の内側など、多数です。
弓がたまに当たってそうな部分は私に技術不足によるものかと思います。
裏板の上部やネックの付け根はオケなどで休みのときなど、手が当たっている部分だと思うのですが、こんな事でニスはげるのでしょうか。前のバイオリンは量産の安物でしたが、ニスがはげることは全くありませんでした。
あご当ての内側なんかは接触することすらありえないと思うのですが、保存方法が悪いのでしょうか。
それとも楽器の状態そのものが悪いのでしょうか。
保存はケースに入れるだけで、新作なので湿度管理などはしていません。夏場はエアコンをつけて、ドライに設定しています。
いずれにせよ近々工房にいく予定なので聞くつもりなのですが、参考までに皆さんのご意見をお聞かせください。

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2011/08/27 12:13  ---13.51.97

 塗膜を丈夫にしようと思えば、架橋硬化タイプの塗料を使えばよさそうですが、ヴァイオリンは伝統的なものであるため、従来からの天然樹脂を用いたニスが用いられています。そのため、塗膜は衝撃や摩耗には弱く、普通に使用していても、細かい傷やニスの剥落はある程度は仕方がないものであると思います。

 量産タイプの場合には短時間で硬化しないと、メーカーでの取扱いにも困りますので、恐らく紫外線硬化タイプやその他の架橋硬化タイプのニスを使うため、ユーザーが使う際にも傷付きや剥落の点で有利なのでしょう。塗る方法もスプレイ法でしょうから、ニスの組成、乾燥特性も手工の場合とだいぶ異なり、手工の際の刷毛塗りには適さないと思います。

 伝統的なニスの場合には、重ね塗りによる補修が容易である利点もあります。架橋硬化タイプの塗料の場合、完全に硬化していると、重ね塗りした際の密着強度が弱くなる恐れがありそうです。

 弓が当たる点については、Cバウツプロテクタのようなものを付けて傷付きを防止する方法もあると聞きます。なお、それ程古くない楽器でも、あご当てが接触していた部分が剥げていることがありますから、塗膜の弱さゆえなのでしょう。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/08/27 17:29  ---102.164.52

はがれる、はげる、という表現を使われていますが、これは白木が見える状態となることを意味していますか。それともニスの皮膜が薄くなる(症状としては色が薄くなっていくことや、光沢がなくなることで確認できます)ことを意味していますか。

弓が当たる位置は、打撃や強く擦るので、白木が見える状態もあり得ると思いますが、他の箇所で白木が見えるように剥げるのはあまり見かけません。

人の体温は気温より高いので、手工の柔らかめのニスの場合、人の皮膚や衣服が接触し擦れる場所は、次第に薄くなるのは仕方ないことだと思います。
肩当てをしていても、意外にシャツの襟などは楽器の裏板に接触しています。
またケース収納時に、ケースに当たっている箇所も要注意です。
気になるようなら、弱い箇所に予め透明のオーバーコートのニスを塗り補強することは可能ですが、上手な人が塗らないと美観を損ねます。

投稿者:まるお     投稿日時:2011/08/29 08:29  ---147.225.65

特に状態が良くないといったことではなさそうですね。
あご当ての下がはげている点はやはり気になりますが・・・
あごを乗せる部分の真ん中あたりで、何かが接触する所でもないし、放っておくと埃がたまるぐらいの場所なのでやはりおかしいかと思います。。
ありがとうございました。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/08/29 23:51  ---102.164.52

剥げてきている、というのは、使っているうちに薄くなってきたのでしょうか。
ニスがアンティック仕上げになっていて、もともとそのように場所によって色合いを変えた塗り方ということはないですか。そのような楽器は多数存在します。

投稿者:まるお     投稿日時:2011/08/30 08:28  ---144.241.221

>弦喜さま
あご当ての下の部分は何かの突起物で突いた傷のように局所的にニスが剥げています。
私の楽器はオレンジっぽい茶色ですが、剥げた部分はミカンの皮の内側のような色になっており非常に目立ちます。
購入当初とは明らかに違う状態でオールド仕様ではありません。
そういえば最初に楽器を見せてもらったとき、F字孔の淵の一部がニスがはがれていたので、言うとヘラでニスを塗って直してくれました。こんなところ触る時っていったら魂柱の調整時ぐらいかと思いますが・・・
やはり最初から剥げ易い状態の楽器なのかも知れませんね。
もしそうなら品質的に問題がある楽器ということなのでしょうか。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/08/30 23:59  ---102.165.87

購入前のニスの不具合(顎当て下、多分魂柱立てで物理的にダメージをうけついたf字周辺のニスの傷み)と、購入後に使う中で自然にニスが薄くなっていったところを、すべて同列で話をしているので、整理がつかない状況かと思います。

複数の要因がからんでいそうなので、現物をもって、購入元に原因究明と対応を詰め寄るフェーズなのでしょう。(実物を見ずに、話ができる範囲をこえてきました。)

投稿者:q     投稿日時:2011/09/01 00:00  ---247.91.30

家具ニスじゃ無いからそういう場合もあるね。
こってりやられない程度に補修して貰う。今後
楽器の取扱いは出来るだけ気をつけるでおしまい。

Q:消耗品の交換時期
投稿者:ららら     投稿日時:2011/08/27 21:05  ---235.254.193

大人になってバイオリンを始めています。
3年経ちますが、完全に素人です。
毎日1時間ぐらい練習しています。
そこで、相談ですが、弦の交換時期と弓の毛替え時期との両方の
アドバイスをお願いします。

最近ビブラートをかけ始め、そのためか、弦がすぐにダメになるような気がします。
気のせいかもしれませんが・・・

以上、宜しくお願いします。

投稿者:QB     投稿日時:2011/08/28 14:16  ---114.104.63

毎日1時間確保されているのは大したものですね。
一番確実なのは、先生に「弦の交換時期と弓の毛替えのタイミング、自分では分からないので、そろそろだなと思ったら教えて下さい」と言ってみることです。

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2011/08/29 15:39  ---13.51.97

 演奏家の場合、弦の交換は演奏会の都度、弓の毛替えもかなり頻繁だそうです。しかし毎日長時間弾くのでもなければ、弦の交換、弓の毛替えのいずれも半年に一度くらいでよいのだそうです。しかし、この頻度でも費用はかなりかかるし、毛替えは楽器店か工房に出向く必要があり面倒ですね。
 私の場合、毛替えは一年に一度が一応の目安で、楽器の点検と同時です。弦の交換は切れた時以外ほとんどしていないのが実態ですが、せめて毛替えと同じくらいの頻度でないとダメでしょうね。因みにフルートは一年に一度、調整をして貰います。

投稿者:ららら     投稿日時:2011/08/31 20:34  ---235.254.193

ありがとうございます!
参考にします。
私の先生はもっと頻繁に替えなさいといいますが・・・
ちなみに、弦も弓の毛も、替えた直後の一週間ぐらいがいい音がする気がします。
そのあと、ゆっくりとダメになる気がします。
以上

投稿者:ブラックボックス     投稿日時:2011/08/31 20:56  ---206.85.213

発表会とかを除けば、弦交換2、3ヶ月から半年、弓毛交換半年から1年という人が多いのではないでしょうか?
私は、半年&1年ですが、E線は半年もたないかも知れません。
(E線のみ3ヶ月かな)
ちなみに、弦を切れるまで使ったことはありません。

Q:どれがよいでしょう
投稿者:ナイトサパー     投稿日時:2011/08/22 23:11  ---219.237.177

新作の購入で迷っています。
Gian Carlo Guicciardi, Roberto Regazzi, Marcello Iveのどれかを購入しようと思いますが、それぞれの特徴について教えてください。

投稿者:q     投稿日時:2011/08/23 14:47  ---164.183.251

何故ご自分の感想無くして聞くのですか?
ブランドコレクション?。

投稿者:ROMEOANT     投稿日時:2011/08/23 21:39  ---181.49.222

前二人はボローニァ、イーベはクレモナですね。
それぞれの製作地の特徴を備えています。

見た目が精緻な楽器を希望するならば、イーベが選択肢になります。

とても有名な製作者の楽器をもっていること、第三者に知らしめたいのであれば、グチャルディが選択肢になります。

おおよそ、値段の高い順に名前が並んでいると思いますが、
クレモナ指向のお店だと、レガーツィとイーベの値段を逆転させるかもしれません。

一般の人(アマチュア奏者)が保有するならば、どれでもお好みの楽器でいいと思います。

私は、精緻な楽器は好みではないので、前二人を候補とします。

人気・実力ともにグチッヤルディが上だと思いますが
出来の良いグチャルディの楽器は
職業演奏家の間を回り
なかなか市場(アマ向け)に出ないので

並の出来のグチャルディの楽器

良い出来のレガーッィの楽器
ならば
迷わず後者を選択します

なお、将来の楽器の価値高騰を狙うならば
グチャルディがもっともその可能性があると言われています。
(保障の限りではありません)

投稿者:phthalocyanine     投稿日時:2011/08/25 09:30  ---244.210.206

どの楽器も入手が難しいのでは?
Marcello Iveは、何挺か見たり触ったりしたことがあります。
Roberto Regazziは、一度だけ触ったことがあります。
Gian Carlo Guicciardiは、うわさしかしりません。

どのぐらいのコネがあるのか判りませんが、現実的には、日本で程度の良いMarcello Iveを探すのもかなり大変だと思いますが・・。(Marcello Ive作ということだけであれば、なんとかなるでしょうが・・)

3挺を比べて購入を検討するという状況は、なかなか作るのが難しいかと思います。

Q:教えてください
投稿者:viola弾き     投稿日時:2011/08/22 18:47  ---35.128.159

orlando morani という製作者について教えてください。ヴィオラです。イタリア製とのことです。製作年は1909です。価格は100万円です。すごくいい音がする楽器で、弾きやすく一生つきあえる楽器と出あえたと思っているのですが、由来を知りたいです。自分で調べても全く検索に引っかかりません。よろしくお願いします。

投稿者:SP2     投稿日時:2011/08/23 14:21  ---197.59.148

Arnaldo Morano かとも思いましたが、製作年が合わないですね。
それに、安すぎる気がします。楽器屋さんに詳しく聞かれてはいかがでしょうか?

Morano の楽器であれば
Arnaldo Morano fece Rosinano (またはTorino)
Anno 19**
というラベルで、Torinoのラベルは魚の様な模様の縁取りがあると思います。また、Rosinanoのラベルはiの点が○になってると思います。

見当違いの意見かも知れませんが何かご参考まで。

投稿者:viola弾き     投稿日時:2011/08/23 17:03  ---20.250.13

SP2さんありがとうございました。

購入した楽器店ではイタリアの製作者という情報しかありませんでした。もう少し分からないか楽器店にももう一度聞いてみようと思います。

形状がストラドモデルではなく、通常より幅広(25cm)で、41.5cmですが普通のケースには入りません(super lightにはぎりぎり入ります)。カーティスモデルと聞いています。楽器の健康状態はとてもよいです。音に影響しないような傷が少しあるくらいです。音色はまさにモダンイタリーって感じで惚れこんでしまいました。

大きさの割に弾きやすく、長時間弾いても疲れません。レスポンスがよく今まで弾けなかった曲が弾けるようになりました。表現の幅もつけやすいです。300万位の楽器と弾き比べましたが遜色なく、むしろ上回るように感じました(自分の耳がそういうレベルなのかだと思いますが)。

Arnaldo Morano とはスペルが少し似ていますが違うようですね。
イタリアのこの年代の楽器の値段としてはかなり安いのですが、イタリアのものであることは間違いなさそうです。

製作数の少ない無名の製作者だと思うのですが、どなたか、ご存じないでしょうか?

Q:A.MEISELの弓について
投稿者:ライ麦100%     投稿日時:2011/08/11 20:32  ---131.18.111

初めまして。いつも楽しくQ&Aを拝見させていただいてます。

とあるいきさつで、A.MEISELと刻印のある古そうな弓を入手いたしました。現在弓毛は外してあり、金具のくすみ、スクリュー側の割れなどがあり、また、弓のシャフトがやけに太く、ぱっと見ではあまりレベルの高い弓ではないような気がして、修理するべきかどうか、迷っております。

インターネット上でいろいろ調べてみましたが、海外のサイトで少ししかヒットせず、そのサイトの写真では*A.MEISEL*という刻印で*に囲まれているのですが、私の弓には*はありません。

A.MEISELという制作家についてご存じの方がいらっしゃいましたらお教えください。

投稿者:ライ麦100%     投稿日時:2011/08/11 20:33  ---131.18.111

↑追記です。ヴァイオリンの弓です。

投稿者:ららら     投稿日時:2011/08/12 09:47  ---235.254.193

http://www.gryphonstrings.com/inventory/instrument_page.php?Instrument=Violin,Violin%20Bow&Query=Violin%20Family
を参考にしてみて下さい。

この手の書き込みが非常に多いですね。
[A.MEISEL VIOLIN BOW]で、検索しましょう。
多分5万円以下の弓でしょうか?

以上

投稿者:ライ麦100%     投稿日時:2011/08/12 15:57  ---131.18.111

ご回答ありがとうございます。

参考になりました。

投稿者:カディスの赤い星     投稿日時:2011/08/14 17:37  ---6.82.211

A.MEISELのバイオリン弓、使ってます。ドイツ製ですが、20年以上前にお茶の水の某老舗楽器店で購入しました。10万円以下だったと記憶しています。ちなみに小生のものも*はありません。ご指摘の様にいわゆるデブ弓ですが、軽くてスピッカートなどが弾き易いのと、1930年頃の古い楽器には音色の組合せが良い(カーボン弓より音色が柔らかい)ので、毛替えをしながら現役使用中です。ペルナンブコが絶滅危惧されている現在、古い弓なら安くても結構良い材料を使用しているかもしれません。修理して使われては如何でしょうか?

投稿者:ライ麦100%     投稿日時:2011/08/21 15:07  ---131.18.111

ご回答ありがとうございます。

おっしゃるとおり、弓は見た目だけでは判断出来ないものですよね。

参考になりました。
毛替えをして、使ってみたいと思います。

Q:製作者について。
投稿者:マキ     投稿日時:2011/08/08 11:43  ---115.174.119

はじめまして。
下記のようなラベルの貼られたバイオリンがあるのですが、どの国のどのような製作者でいくら位するものなのでしょうか?
宜しくお願いします。

Carlo Antnio Teftore figlio maggiore
del fu Carlo Giufeppe in Contrada
Larga al fegno dell Aquila 1740

投稿者:ROMEOANT     投稿日時:2011/08/09 04:53  ---181.49.222

綴りの読み間違いで
Carlo Giuseppe Testore
の長男
Carlo Antonio Testore
の名前が書いてあるのでは?

もしそうだとしたら
イタリーの有名な製作者で
本物ならば数千万円もする楽器で
偽物ならば二束三文でしょう。

本物は
特徴のある形をしていて、
作りは粗雑なものが多く
一見すると(他のオールド楽器と比べると)
駄作のように感じる楽器もあります。

真贋が気になる場合は、
楽器の鑑定をしてもらえるところに持ち込んで
判断してもらえば良いでしょう。
素人で真贋の判断はまず不可能です。

投稿者:猫丸     投稿日時:2011/08/09 12:23  ---106.119.140

よくある、質問ですね。
ラベルが楽器本体と同じであるかどうかは別である、と言うのが常識となっています。

過去ログで、「ラベル」で検索すると、出てきますので、参考にしてください。

ラベルの記載、スペルの違いが、最近ヤフオクで出ていたものとまつたく同じなので、もしそうだとするならば、一般的価格は、粗大ゴミ相当と思われます。
工房に持っていって、修理する価値があるか聞いてみたらいかがでしょう。

投稿者:KENNJI     投稿日時:2011/08/09 14:41  ---115.174.119

Carlo Antonio Testore
のバイオリンのラベルは、すべて
Carlo Antnio Teftore になっています。
なぜ、スペルが違うのかわかりませんが。
もしかすると、本物かもしれませんね。

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2011/08/09 21:58  ---13.51.97

 他の方々が指摘されているように、GiuseppeやTestoreが正解のようですが、多分、小文字の「s」が日本人が見ると「f」のように見えるのではないかと思います。ドイツ圏だと長い「s」と言うのがあるそうなので、該当しそうですが、イタリアではどうなのか分かりません。もっとも、お尋ねの楽器がどの国で作られたのかが分かりませんけれど。

投稿者:あほくさ     投稿日時:2011/08/19 01:00  ---0.33.111

テストーレのヴァイオリンは正面から見ると左右が歪んで見える。
でもどのテストーレも正確に同じように歪んでる。
カルロのラベルでもパオロのでも同様。
これは歪みなのか敢えての事だったのか?
何故、木枠を左右対称にしなかったのか?
どう考えても私には経年変化で歪んだ木枠を使い続けたとは思えないのだ。
理由は歪み方が違うテストーレは無いからだ。

かつてのロングSはイタリアでは廃れたようです。
http://it.wikipedia.org/wiki/S_lunga
ここから入って当時の自体や使い分けが伺える。
日本語をクリックしても良いかも。


この掲示板に貢献する気は現状さらさら無いですが
汚染情報満載なんでつい書き込んでしまいました。間違って。

投稿者:TK     投稿日時:2011/08/19 08:56  ---60.38.191

テストーレなどのミラノの製作者は内型を使って製作しませんでした。ガダニーニは別ですが。

型を使わなかったため、なおさら製作者の癖が輪郭に顕著に現れるのでしょう。結果的に「歪み方が同じような」楽器がたくさんあるのだと思います。また、家族内で癖が似てくるのは使った道具が同様のものだったからという可能性もあります。

手癖のせいで、一貫した(言葉は少しおかしいですが)左右不対象性が現れるのはB級の製作者だけではなく、例えばストラドのf孔の配置などにもみられます。彼のf孔には高音側のものが低音側のものより少し直立気味になっているものがよくあります。

投稿者:あほくさ     投稿日時:2011/08/19 22:09  ---0.33.111

>> 使った道具が同様の

型板または型紙では起き得るけれど

>> 製作者の癖が
>> 手癖のせい

で家族全員一致は考え難い。

ファミリーの中でヒットした型をプロトタイプにしたのかも知れない。

投稿者:TK     投稿日時:2011/08/20 07:50  ---60.38.191

>型板または型紙では起き得るけれど

ヴァイオリン作りというのは、型に限らず使った道具の形状などがが直接作品に反映されるものです。道具からの直接の影響を隠しがちな近代、現代の製作においては少し分かりにくいかもしれませんが。型以外の道具では、例えば側板を曲げるために使うアイロンの形状が最終的なボディの輪郭に影響を及ぼします。

>ファミリーの中でヒットした型をプロトタイプにしたのかも知れない。

そうでしょうね。特にテストーレのような実用第一主義で楽器を製作していた製作者にとって、型などを変えてヴァイオリンのいろいろな可能性を模索してみるという考え方は必要なかったのでしょう。

Q:Stephan Von Baehr
投稿者:Tetsu     投稿日時:2011/08/18 08:07  ---108.156.121

どなたか Stephan Von Baehr、パリ在住ドイツ人、という方の製作した楽器を実際に見た、弾いた、誰かが使っているのを聴いた事があるという方いらっしゃいませんでしょうか?
もし、いらっしゃいましたら、その時の感想を知りたく思っています。
よろしくお願い致します。

投稿者:OPTICA     投稿日時:2011/08/18 12:43  ---214.18.74

ヴァイオリンでは 佐藤俊介さん
ヴィオラでは 清水直子さん
が使用しているという話を聞いたことがあります。多分ベアーの楽器以外にもいろいろお持ちでしょうが。

投稿者:Tetsu     投稿日時:2011/08/18 19:25  ---108.156.121

OPTICAさん
ありがとうございます。
ベルリンフィルの安永さんも使用されていると聞きました。

Stephan Von Baehrさんのホームページで楽器の写真を見る事は出来ます。
ネットで見る限りとても自然な感じのオールド仕上げに思いました。
実際には見た事、試した事がある方がいらっしゃればどういう感じの楽器であったかお聞きしたいと思いました。

Q:オリーブに合うA線
投稿者:えふ     投稿日時:2011/08/16 18:54  ---24.189.10

ピラストロ社のOLIVをG、D線に張っているのですが、チューニングが安定し、なおかつオリーブに合うA線は何があるでしょうか?
いろいろ模索しましたが中々良いのが見つかりません。
宜しくお願いします。

投稿者:ROMEOANT     投稿日時:2011/08/16 19:15  ---103.251.125

D線、G線+A線の組あわせは
バイオリン、ビオラ、チェロ、バス
それぞれあるのですが…
お使いの楽器は何でしょうか?

投稿者:えふ     投稿日時:2011/08/16 19:45  ---24.189.10

すいません。
バイオリンです。

投稿者:mario     投稿日時:2011/08/16 20:07  ---181.156.23

第一に楽器のキャラクターや個人の好みにより合う合わないの感覚はまったく異なると思うので、ここで聞いてもあまり意味がないと思います。

無難に行くなら、そのままオリーブのA線を張ったらいかがでしょうか。個人的にはE線で有名なgoldのA線を張るのはお勧めです。チューニングも安定しやすいかと思います。

具体的な意見が欲しいのなら、えふさんの楽器についてもうすこし詳しいことをかいたらどうですか。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/08/17 12:56  ---160.8.66

オリーブのA線は、他のオリーブ3弦と組み合わせた時、楽器を選ぶ弦だと思います。
例えば、私のメインの楽器では、A線へのテンションのかかり方の具合が悪いらしく、音が裏返る/ひっくり返るという症状となり、使えません。
以前は、いろいろ試した結果、他の3弦はオリーブ、A線だけヘリコアという組み合わせで使ったりしていました。今はオリーブの音には愛着があるものの、全体バランスと素直な鳴りを重視して、パッシヨーネ(E線だけはオリーブ)を使うようになりました。
(まだ試していないのは、パッシヨーネのA線とオリーブの残り3弦の組み合わせでの相性です。)

多くの人が同じ悩みを持ち、試行錯誤の上、妥協点を見出している、という状況かと思いますので、とにかくお持ちの楽器でいろいろ試してみるしかないと思います。

Q:修理する価値とは?
投稿者:バイオリン修理     投稿日時:2011/08/15 18:28  ---146.174.82


どのぐらいの楽器に対して、どれくらいの修理をすべきか質問させてください。
もちろん、楽器の価値は値段だけでなく、思い入れ、好みの音色だったりすると思います。しかし、10万円の楽器をバスバー交換、ネックリセットを施すかといわれれば、ほとんどの方が施さないのではないでしょうか??

もし自分だったらという前提でアドバイスいただければ幸いです。

アマチュアが一般的に使っているであろう10万、100万、500万ほどの楽器において、各価格帯でどれぐらいの修理まで施しますか??もし、表板が割れたら?ネックが下がってきたら?バスバーがへたったら?などなどアドバイスいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2011/08/15 23:19  ---13.51.97

 事故による破損のケースを除けば、楽器の修理の必要性は、製作からの年数によって異なると思います。

 現在、購入価格が21万、95万、450万の3台を所有していますが、最初の2台は製作から6年と3年ですので、修理を行う可能性は無さそうです。最後の1台は約100年経ったものですが、健康状態はよく、当分、修理は不要と思っています。
 
 いずれの楽器も愛着がある上、使い分けていますので、粉みじんにでもならない限り、必要な修理は行なうつもりです。

Q:チェロ演奏台について
投稿者:ダフネ     投稿日時:2011/08/09 22:17  ---228.148.216

こんばんは。当方、折りたたみ式のチェロ演奏台を探しているのですが、どこで購入できるのですか?どなたかご存知の方は、おられますか?宜しくお願いします。

投稿者:katto     投稿日時:2011/08/10 22:17  ---181.156.241

このようなものがありました。
http://www.shitsunaigaku.com/SoundPodium.htm