弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:Dario Occhipintiについて
投稿者:midnight blue 投稿日時:2011/08/09 20:51 ---06.229.218
初めまして。友人から、Dario Occhipintiという方が制作したヴァイオリンを見せていただきました。外見がとても美しく、びっくりしましたが、音も透明感のある、漂うような感じでした。どなたか、この制作者についてご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただければ、幸甚です。試奏経験ある方がいらっしゃいましたらご感想を聞かせてください。
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio 投稿日時:2011/08/09 21:46 ---13.51.97
弦楽器サラサーテさんのホームページ中、トップページの右の方にある「特集ページ」に見出しがあります。そこにも書かれているように、Marcello IveやDante Fulvio Lazzariと共同で工房を構えているようなので、それぞれの人について調べれば、何か情報があるかも知れません。他にも、扱っている、もしくは扱ったことのあるお店はあるようです。製作精度がよいとのことですね。
投稿者:mildnight blue 投稿日時:2011/08/10 06:26 ---06.229.218
ヴァイオリンとフルートのRio さん、丁寧なご回答ありがとうございました。
Q:裏板をたたいたとき
投稿者:あずま 投稿日時:2011/08/06 16:20 ---106.106.159
こんにちは、はじめまして
楽器を選ぶときによく裏板を軽くたたいてその音で
楽器の質をみたりするとおもうんですが、
それをやったとき、弦が少し鳴ってるみたいなんですが
僕の楽器は異常でしょうか。
今まで気づかなかっただけかもしれませんが
今日ふと弦が振動しているのに気づいて気になりました。
あと、演奏用のミュートをコマ内側にセットして演奏する場合
音色や響きに影響するでしょうか
G線とかで大きな音を出したときにたまにブルブルと異常な振動
をします。
おしえてください。
投稿者:QB 投稿日時:2011/08/06 18:51 ---114.104.63
>弦が少し鳴ってるみたいなんですが僕の楽器は異常でしょうか
いたって正常です。
>ミュートをコマ内側にセットして演奏する場合音色や響きに影響するでしょうか
あまり気にしなくていいと思います。厳密にはワイヤータイプのミュートの場合、A/Dの駒=テールピース間の振動を完全に殺しますので、駒=テールピース間の弦長をきっちり出している調整をしている場合には、調整が一部台無しになります。
>G線とかで大きな音を出したときにたまにブルブルと異常な振動をします
トゥルテの2穴タイプですか?楽器屋さんに行って別なものを求めてください。急場しのぎには穴の切れ込みの部分で弦を噛むように斜めにセットしておいてはどうでしょう?
1穴タイプの場合、どうしてもであれば横にして隣の弦とで挟むようにすればカタカタいいません。
楽器屋さんに行って相談すると色々出してきてもらえますよ。
Q:毛替えの時期
投稿者:ユミ 投稿日時:2011/08/04 08:20 ---175.140.179
弓の毛替えは毛がなくなった時点で替えればそれで問題ないでしょうか。
2年3年使っていて毛が切れてなかったら張り替えなくても音質に影響しないものでしょうか。
よろしくお願いします。
投稿者:あいうえお 投稿日時:2011/08/04 22:52 ---47.154.58
アマチュアは、半年に1回が目安です。
貧乏性の自分は、1年に1回ですが・・・。
毛替えは毛がなくなったからするというよりも、
毛のキューティクルが摩擦でなくなり、毛がツルツル
になってくるので交換します。毛替えをすると、弦に
対して弓のひっかかりがよくなるのが分かりますよ。
投稿者:ユミ 投稿日時:2011/08/05 07:56 ---175.140.179
ありがとうございました。
投稿者:QB 投稿日時:2011/08/05 10:00 ---05.227.127
若干別の意見です。
まず、毛が無くなったらします。
弓の毛は弦に当たる側から切れていきます、ある程度切れると弓の竿にかかる張力が左右でバランスしなくなり、弓自体と運動性に悪い影響が出るからです。
では、切れてなければ毛替えの必要は無いのか?というとコレも限度があります。
弓の毛に松脂が乗りにくい、乗っていても引っ掛かりが悪い原因の一つとして脂分があります。
弓の手元部分が黒くなる現象だけではなく、やはり全体的に影響を受けています。こうなると毛替えをしますが、頻度は演奏環境にもよるのでご自身の判断となります。
毛のキューティクルが摩擦で、、、というと「顕微鏡で見たのか?」と突っ込む方もいらっしゃいますが、厳密には影響があるようです。
(参照: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20139598 )
ただし、ツルツルになるわけではありません。
Q:Louis Lowendallのバイオリンについて
投稿者:ななし 投稿日時:2011/08/05 09:08 ---154.134.180
はじめまして、自分の持っている楽器について質問させてください。
私のバイオリンは内側のほうに
「L.Lowendall 1872 Dressden」
とあり、
ネックの裏側中ほどに
「LOWENDALL'S
CELEBRATED
Conservatory
Violin
---○---
Stradvarius」
と彫ってあります。
一体ストラドバリウスとどんな関係があるのか…
工房同士の友好のあかしとして作られたものなのでしょうか?
それともモデルの名前なのでしょうか?
メーカーがLowendallなのは分かったのですが(このQ&Aでも何度か出てきていますし)、未だネックに彫られている文の真意がわかりません。
情報が少なくて申し訳ありませんが、このネックの文章が何を意味しているのかお調べいただけないでしょうか?
ぶしつけなお願いですみません。よろしくお願いいたします。
Q:Raffaello Vaccari
投稿者:Tetsu 投稿日時:2011/08/02 19:06 ---108.156.121
Raffaello Vaccariという製作者について、評価、相場などの情報ありましたら教えていただけませんでしょうか?
お願い致します。
投稿者:ROMEOANT 投稿日時:2011/08/03 07:01 ---181.49.222
エミリアの方であれば
10年以上前に亡くなっていると思います
昭和50〜60年代の日本で
新作イタリア製楽器を検討する時
当時は、クレモナに限らず
幅広い地域の製作者の楽器が日本に入っていました
時々名前を訊くことがあった製作者の一人です
以前ほどではないにしろ
未だ需要も供給もクレモナ中心の
現在の日本のマーケットでは
評価の対象にならず
相場も形成されないと思います。
1960〜70年代の本人作であれば
これまでの保存状態や、楽器の個体差も関係しますが
楽器としては、一定レベルの性能を有している
可能性が高いと思います。
弾いてみて、「良い」と感じたならば
選択肢としてはアリなのではないでしょうか?
リセールバリューを期待することは
お勧めできません。
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2011/08/03 12:01 ---156.108.131
多分、エミリア地方のメーカーでは?
Poggi Ansaldo、Sgarabotto Gaetano、 Soffritti Ettoreといった日本でもよく聞く人たちとおおよそ同年代だと思うよ。
また、ロマーニャ地方にも同年代のCapicchioni Marino(ご存知、メニューヒンやオイストラフ、アーヨなどが一時愛用)をはじめ何人かの隠れ名工!?の存在も。結構いるんだよ、他にも素晴らしいメーカーは・・・
前の人も仰せの様に殆どの人(一部専門店も)はバ〇の一つ覚えの如く相変わらずクレモナ信仰が強く他の地方で製作・活躍した名も無い(注・欧米では評価されているが)立派なメーカー達のことを知らない。ていうか知ろうとしない。その気になって調べれば数ある洋書の専門書(の片隅?)に載っているだろうし。
あと、相場も調べれば概ね分かるしね。
先に挙げた3人は現在確かに評価や相場も固まっている。率直に言ってRaffaello Vaccariという人はそこまでの製作者ではないと思う。価格?先の3人が概ね700〜800万位だから当然それ以下だろうね。
要は自分が弾いてみて音や外観が気に入り、肝心な予算と折り合いがつけば良しだよ!
投稿者:ゴマゾウ 投稿日時:2011/08/03 17:46 ---156.108.131
追加
あれからちょっと気になったので手元の事典で調べてみたよ。
Raffaello VaccariとMarino Capicchioni、 Ettore Soffritti は同列の評価。あと、有名どころではG B Morassiも同列。
ちなみにAnsaldo Poggi はその上。これは納得。
参考までに、Romeo Antoniazziはさらに上でAnnibale Fagnolaと並ぶ。えー!? 確かにAntoniazzi兄弟はいいけれど果たしてそこまでいくかなぁ?? せいぜいLeandro Bisiachと同列だと思うけど。
Gaetano Gadda(人気のmarioじゃなく父親のほう)は残念ながら先のMarino Capicchioni、Ettore Soffrittiクラスよりもワンランク下。当初から父親の方が息子より評価・価格も高かったから当然息子の評価も・・・(苦労して所有している人もいるみたいだからあえて言わない!)
というわけでRaffaello Vaccariという人の楽器、かなりいい線いってるのでは?
1900年代前半に作られたものならすでに軽く50年以上は経過しており立派なモダン楽器。仮に真正で価格的にもG B Morassi並で購入出来たとしたら超ラッキーだ!
投稿者:ROMEOANT 投稿日時:2011/08/03 20:44 ---103.251.125
Tetsu様 場所をお借りいたします。
ゴマゾウ様に質問です。(ご意見お伺いしたく…)
>1900年代前半に作られたものなら
>すでに軽く50年以上は経過しており立派なモダン楽器。
イタリーの楽器については
1900〜1920年代には
魅力的な楽器を見ることはよくあるのですが
1930〜1940年代には
戦争の影響なのか、
あまり魅力的な楽器を見ることがありません。
また、製作者が若い頃の作品より、
50歳ぐらいに製作した楽器の方が
良い感じの楽器が多い印象があり、
私は
1960〜1970年代の本人作がいいのでは?
とも思いました。
1900年代前半を勧めておられるのは
製作者の活躍した頃の政情とか製作者の年齢・経験は
楽器の性能には関係なく
上記の私の考え方は、逆によい楽器と出会えるチャンスを
狭めているのでしょうか?
投稿者:Tetsu 投稿日時:2011/08/03 21:35 ---108.156.121
ROMEONANT様
ゴマゾウ様
有難うございます。
おかげさまでRaffaelo Vaccriという製作者についてかなりの事がわかりました。
感謝いたします。
質問した楽器ですが、製作年代は1976年で、製作地はお二方の仰せの通りLentigione、エミリア地方です。
状態はほぼ新品のままで、ほとんど弾かれることはなかった物のようで、
外観は新作イタリー製のような精巧な作りです。
少し使用感があり、実際弾き込まれている方が良いのですが、これはこれで良いかと思います。
あまり、製作者の格付けに詳しくはありませんが、G B Morassiは存じ上げております。
G B Morassiの2010年作と1970年代作では全然価格が違うと思いますが、
今回のRaffaello Vaccariは(価格は伏せさせて頂きたいと思います)おそらくG B Morassiの1970代物に近い価格だと思います。
外観、音と色々な楽器と比べた結果、現状私の中では「良い線かな?」と思いました。
>ROMEOANT様
私も参考になりますので、どうぞご遠慮なくご質問されてくださいませ。
Q:あご当て
投稿者:GT 投稿日時:2011/08/01 10:24 ---146.175.73
最近、ペルナンブーコ製のあご当てがあるのを知ったのですが、柘植製のものと比べて性能面などどうなのでしょうか?重さや硬さはどの程度でしょうか?
また、柘植製のあご当ては着色してあるため汗で色が剥げてきやすいですが、ペルナンブーコ製のものも着色されているのでしょうか?
詳しく方がみえましたら、お教えください。よろしくお願いします。
投稿者:セイジ 投稿日時:2011/08/03 21:25 ---151.3.232
実際に使っていますが、柘植製と比較すると音がスリム化します。
中音〜低音が多少痩せる傾向があり、一方高音はシャープに鳴るので鋭さが強調されます。もやもやした音の楽器にはいいかもしれませんが、場合によっては神経質な音と感じられるかもしれません。特徴的な音色を持つ素材なので、ローズウッドのようなニュートラルな性格ではなく、かなり癖の強い音が出ます。
重量は黒檀並みに重いです。しかし黒檀ほど暗めの音色にはなりません。
この木材の色は黄色から暗い赤褐色まであるので、着色しているかどうかは一概には言えません。赤褐色の材料で作ったものなら色落ちは心配無用でしょう。
フェルナンブコの粉末を肺に吸い込むとアレルギーを起こす場合があるようですが、あご当てとして使用するだけなら特に問題は感じていません。
Q:最近の新作イタリーの価格
投稿者:マネスケ 投稿日時:2011/07/27 08:11 ---175.140.179
質問ではないんですが、最近ネットとかで見てると新作のイタリア楽器の価格がでたらめに下落しているように思います。
YAMAHAなどで取り扱っている楽器でも100万を切る楽器はざらで、3割以上も下がっているものが多くあるようです。
円高とかも関係あるかと思いますが今に始まったわけでもないし、何か理由でもあるんでしょうかね。
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio 投稿日時:2011/07/27 11:31 ---13.51.97
有名楽器店のセールも盛んですし、確かに下落しているようですね。一定期間に目標利益を挙げなければなりませんから、値下げせざるを得ないのでしょう。
原因は震災以降の不景気でしょう。これくらいの楽器ですと、初心者の最初の楽器と言うより、買い替えの対象でしょうから、買い急ぐ必要が無く、売れないのでしょう。
もともと値段があまりに高過ぎたこともありそうです。イタリアでも物価が高いのは都会だけで、郊外で製作していれば、製作費はそんなにかからないと聞きます。
投稿者:マネスケ 投稿日時:2011/07/28 08:14 ---175.140.179
なるほどですね。楽器商ってけっこうぼろい商売なんですね。
イタリア楽器のオーナーとしては気持ちのいい話ではありませんが、お金のある方は今が買い時かもしれませんね。
投稿者:QB 投稿日時:2011/07/29 20:38 ---114.104.63
ぼろい商売をしている人もいるのかもしれませんが、全体的にはそうでもないと思いますよ。
現地での購入価格+運送費+保険+税金+日本に到着してからの初期検査や調整+必要に応じて駒や魂柱の交換+必要に応じてフィッティングパーツの交換+必要に応じて補修、、、
などに粗利を乗せて販売価格が決まります。つまりようやく店頭に並びます。
他の商売の粗利率を考えても、そんなにぼろ儲けとは考えれません。
一般的な商品に比較して在庫滞留期間も長めですしね(その間資金は眠ってしまいいます)。
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio 投稿日時:2011/07/30 15:09 ---13.51.97
「ぼろい」と言う表現は、「割の良い」と言う意味もありますが、私はやや不当なイメージで理解しています。
新作で300万円や400万円を超えるケースは、実力、知名度も考慮された結果と納得していても、正直なところは高過ぎると思います。それから、あまり聞いたことのない製作者の楽器が高い場合にもそう思いますね。ただ、一応の相場のようなものはあると聞きますし、買う際には私でも値引きを要求しますから、言いなりで買うことはありません。
QBさんもご指摘されていますが、在庫期間が長い点はこの商売の特徴と思います。いつ売れるか分からないものを多数かかえるのは、よほど資金力がないと苦しいのではと思います。仕入れてから期間が経過したため、値引きしている場合もあると思います。
10万人と言われる日本のバイオリン人口では、1年間に100万円を超えるバイオリンが売れるのは、せいぜい1000挺か、多くても2000挺程度ではないかと勝手に想像しています。利益率がかなり高いとしても、それぞれのお店が得る利益はそれ程とも思えません。
投稿者:phthalocyanine 投稿日時:2011/08/01 11:08 ---244.210.206
楽器の販売価格は、良くて仕入れ値の1/3程度だと思います。
これは、楽器に関わらず、日本で流通しているほとんどすべての商品の仕入れ値がその程度ですから、この業界が悪いわけではありません。
また、楽器店としては、買い替えということで、利潤を得ているのだと思います。
300万円で売った楽器(現地での購入価格は100万円程度)を600万円の楽器(現地での購入価格は200万円程度)に買い換えるとき、200万円で買い取ったとします。
残りの400万円が現金収入ですが、200万円が楽器代ですので、純利益は、200万円の現金と300万円(元の値段は100万円)で売れる楽器となります。
これに、ニセモノだの本物だの・・・というリスクなどを考えるととても、今後の値上がりなどを考えて投資するような代物ではありません。
楽器は、買い換えれば買い換えるほど損をします。
車のような消耗品ではないので、できるだけ、買い替えの回数を減らしていくことが、金を無駄にしないことかと思います。
イタリアの新作楽器の値下がりは、デパートのセールと一緒です。
50%OFFでも、20%の利益があるわけです。(店の維持費や店員の給与を考えなければ・・)
消費とはそういうものです。
Q:Baptista Ceruti Cremonensis
投稿者:水戸黄門ちゃん 投稿日時:2011/07/26 17:52 ---126.173.170
Baptista Ceruti Cremonensisのチェロってありますか?チェロに張ってあるラベルが破れていて、スペルが確かではないのですが、 「Baptista Ceruti Cre....」までが読める限界です。
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio 投稿日時:2011/07/28 12:10 ---13.51.97
「Cre」から「Cemonensis」に辿り着かれたとのことですから、検索はされたのでしょうね。
ヴァイオリンやチェロの製作者でJoannnes Baptista Cerutiと言う人は有名なようです。これはラテン語表記のようで、イタリア語表記だとGiovanni Battista Cerutiのようですね。Cremonensisもラテン語で「クレモナの」の意味だと思います。ストラディ金沢さんのビオラの在庫の箇所に製作者の解説がありますし、イタリア語の表記で検索すれば、Wikipediaの英文解説もあります。
なお、古くて有名な人だけに贋作も多いようです。
Q:Secondo Bianchini
投稿者:SHO 投稿日時:2011/07/26 10:14 ---5.116.87
SecondoBianchiniという製作家をの作品の評価や、価格相場などを教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio 投稿日時:2011/07/26 16:50 ---13.51.97
Secondo Bianchiniと言う名前に、violin、liutaio、liuteriaのいずれかの語句をかけ合わせて検索すると、幾つかヒットします。該当するお店にお尋ねになるとよいと思います。
Q:W. E. Hill & Sons の楽器について質問
投稿者:ババブイ 投稿日時:2011/08/07 20:08 ---6.2.138
こんにちは。W. E. Hill & Sonsの楽器について質問させてください。アメリカ在住です。楽器やさんで気にいったのでW. E. Hill & Sonsのヴィオラ(弓ではなく楽器本体)の購入を考えているのですが、だいたいの相場を教えていただけると助かります。
投稿者:QB 投稿日時:2011/08/07 20:49 ---114.104.63
作った職人が誰かによってもかなり幅が出てきますが、流通しているものは概ね$3000から$5000くらいじゃないでしょうか?
投稿者:ババブイ 投稿日時:2011/08/07 21:26 ---6.2.138
早速ありがとうございます。実は1万ドル以上だったので、自分でインターネットで調べてみたのですが、弓ばっかりでなかなか楽器にヒットせず、見つけたヴァイオリンの価格がそのような(数千ドル)値段だったので、1万ドル以上はちょっと高いのではないかと思っていたのです。音自体はすごくよい音なのですが。
投稿者:ヒロ 投稿日時:2011/08/07 21:32 ---170.237.140
私が使っているバイオリンはHillの楽器ですが、ラベルには製作者の名前は入っていません。
日本では、あまり手に入らないので少しお値段は高めでした。
モノによって作りや音も違うので、ビオラでも価格は色々じゃないでしょうか?
投稿者:ババブイ 投稿日時:2011/08/07 21:43 ---6.2.138
ヒロさん、コメントありがとうございます。もし差し支えなかったらだいたいどれくらいだったか教えていただけないでしょうか。今ちょっと微妙で悩んでいるところなので助かります。私が購入を考えているものは、ラベルに製作者の番号だと思うのですが、それが書いてありました。
投稿者:弦喜 投稿日時:2011/08/07 23:21 ---102.244.9
質問の趣旨からは、ずれるかもしれませんが一言。
まずヴィオラとヴァイオリンをいっしょに考えない方がよいですよ。
ヴァイオリンは、ほぼ同じサイズで作られ、またヴィオラに比べ、多分数十倍の数が作られていますので、選択肢は数多くあります。
ヴィオラは、数が少ない上に、サイズがまちまちですので、音色がよく、音量があり、自分にとって弾きやすいもの(できればボディー長41cmくらい以上あり弾きやすいもの)に出会えるケースはあまり多くないです。楽器が欲しい時に、これだ、というものがあり、自分の予算範囲内であれば、機会を逃さずにGetしておくことが重要かと思います。考えているうちに売れてしまい、そのようなものには何年たっても出会えない、というのがヴィオラかと思います。
また、それは楽器商のオリジナルブランドの楽器ですので、ドイツ、フランスの手工量産的なものを仕入れている場合もあれば、自前の職人が作っている場合もあれば、契約製作者に製作依頼しているものもあるでしょうから、その楽器の素性、出来栄え、また作られた時期により、価格はかなり幅があるのでは。
かつ、今はドル安なので、世界的な相場から考えると、米国(USD)では高くなってしかるべき時期かと思います。1万ドルは今78万円ですので、Hillの100年くらい経っているよいヴィオラがその値段で買えたら、日本の感覚ではお買い得です。
投稿者:ババブイ 投稿日時:2011/08/08 04:05 ---6.2.138
弦喜さん、アドヴァイスありがとうございます。どの作家だったらどれくらいの価格帯っていうのがわかればよいのですが、数自体あんまり出回っていないようで・・・。慎重に考えてみます。
投稿者:ヒロ 投稿日時:2011/08/08 16:40 ---107.206.235
私の楽器は、コレクターの知人から譲理受けたので詳細はわかりません。
数年前ですが、都内の楽器店に300万位で出ていました。
自分の楽器と見比べようと再度出向いた時には、もうありませんでした。
イギリスの楽器は人気がないようですが、しっかりしたモノが多いように見受けます。そして人気がない分、贋作が少ないようです。
ご予算と、お好みに合った楽器に出逢えるといいですね。
投稿者:ババブイ 投稿日時:2011/08/08 20:19 ---6.2.138
ヒロさん、300万円!そういうのもあるのだったらヴィオラで1万ドルでも別に滅茶苦茶高いというわけではないですね。
音が好きなのと弾きやすいので、このさい値段の設定が高いめでも購入しようかと思っていたんです。もともと1万ドル以上でしたが、葱って万ドルになりました。ありがとうございました。
投稿者:QB 投稿日時:2011/08/09 13:16 ---05.227.127
弦喜が指摘されている通りViolinとViolaの出物の違いと、
もともとHillが誰に作らせたかによってかなり幅がありますので、一般流通している(確率的に多い)量産的なものの価格は直接は参考にならないかもしれませんね。すいません。
Hillは結構高名な作者にも依頼して作らせていませすから、かなり幅があると思ってください。
音がよくて、健康的で、USD10Kならいいんじゃないでしょうか?
投稿者:fungare 投稿日時:2011/08/09 23:33 ---158.215.239
ヒルで1万ならお買い得です。無茶苦茶安いですね。私なら買いません。安すぎるので・・・
投稿者:ババブイ 投稿日時:2011/08/10 08:50 ---6.2.138
QBさん、このあと自分でもいろいろ調べてみたんです。おっしゃるようにけっこう幅があるようです。今日たまたま行った別の楽器やさんでオークションの価格リストを見せてもらったのですが、たしかに幅があり、数千ドルから3万ドルくらいまででした(ヴァイオリンです)。そこの人によると、多分オークションで数千ドルというのは損傷しているのでは?ということでした。真ん中くらいをとってだいたい7〜8000ドルで、普通市販価格はずっと高くなるので、ヴィオラだと1万ドルでも安いのでは、と言われました。
fungareさん、安すぎるので心配ということでしょうか?実は私が買おうと思っているお店は、W. E. Hill & Sonsが店じまいしたときに大量の楽器を買い取ったので、それはアメリカの業者のあいだではわりと知られている事実です。今日行ったお店の人もそれは知っていました。ですから、少なくとも偽者の心配はないです。