Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:カイザーって…
投稿者:英二     投稿日時:2011/09/26 12:38  ---151.243.133

こんにちは。いつも楽しく拝見してます。
この間は当方の質問にお答えいただきありがとうございました。
またお願いします。

唐突な話ですが、カイザーって難しいですよね?
僕は今、カイザー36曲のちょうど半分ぐらいをやっていますが、
始めた当初からスンゴク難しいと感じていました。
今はもう、練習がつらくて、レッスンがつらくて、冗談でなくノイローゼになりそうなんです。
何とか少しずつ進んではいますが、いつまでやってもキチンと弾ける気がしないし、終わる気もしません。
でもあれって「ド初級」なんですよね?

ここで質問です。
バイオリンをやっている方って、初心者であってもカイザーなんて楽勝なんですか?

もしそうであれば、自分、バイオリン向いてないんじゃないかなと思ったりします。
僕にとっては、あれが完璧に弾ければどんな曲だってスラスラ弾けるんじゃないかってくらい難しいです。

投稿者:大学からのビオラ弾き     投稿日時:2011/09/26 19:58  ---14.65.23

こんにちは英二さん。楽器はちょっと違いますが、私は大学入学と同時にビオラを始めて足かけ15年目に突入しています(年齢がばれますね・・・(^_^;)春先は少し楽器を弾いていたのですが、夏場があつくてしんどかったり、私的なこともあって楽器が弾けなかったので今現在涼しくなってから少しずつまたビオラを弾いています。今まさに弾いているのがカイザーの1番から、バイオリンだとセブシックという音階練習の教本があると思いますが、ビオラにはスケールという同じような本があるので、それを弾いています。私が大学時代師事していた先生は、某テレビの深夜番組でおなじみの楽団のビオラ奏者です。その先生曰く、「プロでも数が月ビオラを弾かない期間があるなら、1番初めのカイザーや音階練習の教本を使う」とおっしゃっています。(「そうなんですかー?」と突っ込んだ当時の私の先輩が、「当たり前だ!」と一喝されていました。)英二さんのおっしゃるとおり、カイザーの1冊目は「ド初級」かもしれません。ですが、その1番から36番には「巷の方でも知っている、いわゆる交響曲でいえばベートーベン、ブラームス、モーツァルトなどが通り一遍弾けるだけのエッセンス」がふんだんに詰まっています。大学時代、私はその1冊を弾きつぶすことに専念し、大学3年の時にトップでシベリウスの交響曲2番を弾きましたが、「お前にとってこの曲はそんな難しくないだろ?」と先生から言われ、絶句したのを覚えています(笑)私にとっての音楽の座右の銘は「一生一曲」です。「一生のうち、カイザーの1番を10万回弾くことがあるならば、そのうち1回でも満足な音が出せれば幸せだろう」ということです。また、私はとにかくビオラにはまったので、単純に弾くことが大好きだったため、弾くことを苦だと思いませんでしたし、レッスンで叩きのめされる度にもっともっとうまくなりたい、と思っていました。続きます……

投稿者:大学からのビオラ弾き     投稿日時:2011/09/26 20:18  ---14.65.23

続きです。つたない文面で申し訳ありません。初めの1年目は基礎練習でも弾くことが大好きだったため(というかそれしか弾けませんので…)大学の構内でみっちり3時間、アパートへ楽器を持ち帰って朝まで7〜8時間、半日以上ビオラを弾いていたと思います。大学生だからできることですね…(苦笑)そんな感じで4年間弾きまくった基礎は、今でもたぶん生きていると思いますよ。まあ、今レッスンに行こうものなら軽く一蹴されそうなきもしますが…。大学の後輩たちに「初めの1年は3時間の練習ができるなら2時間30分は基礎をやれ。シンフォニーなんか触るだけでもいい」とよくいいます。基礎練習、確かに辛いですよね。つまらないし、ストレスもたまると思います。ですが、プロ奏者の方は、アマチュアとは比較にならないほどの何千、何万時間という基礎の蓄積を積んで、ステージに上がっていますよ。また、基礎練習ばかりやっていても、いざ合奏になると応用が利きます。例えば、ベートーベンの5番の運命などはカイザーの固まりですから。僕が乗らなかった学生オケの4年目の定演で、僕の先生の後輩のプロの方が代役で来た、と聞いたときは、ちょっと嬉しくなりましたね。基礎練習、辛いですががんばりましょう。ちなみに私が1年生の1年間で進んだのはカイザーの10番まででした。「基礎もできてないのに、その先が弾けるわけがない!」とよく怒られました。それも今、つたない経験の蓄積になっています。

投稿者:英二     投稿日時:2011/09/27 12:41  ---151.243.133

大学からのビオラ弾き 様

お返事ありがとうございます。
親身に御意見くださって感謝いたします。

そうですね。僕は、練習の時など上手く弾けないとすぐに投げ出してしまっていました。弾けないカイザーがつまらなくて。
練習しない言い訳をしていたんですよね。

基礎練習、ホントに大事だと思います。
つらいけど、その先にあるカッコよく弾けてる自分像(笑)を夢見て何とか頑張っていきます。

Q:音程の確認方法について
投稿者:あさの     投稿日時:2011/09/18 09:05  ---106.96.194

初めまして。
独学でバイオリンをやっていう者ですが、練習について教えてください。
正しい音程をとるために他の弦との共鳴で音程の正誤を確かかめるという意見を聞いたことがあります。
ファーストポジション各弦の4の指(右隣の弦の解放弦の音)については共鳴を私でも確認できます。その他の音程についてはどのように見極めればいいのでしょうか。
また、CやB、フラットやシャープなど解放弦のない音はどうすればいいのでしょうか。
あと、調弦ついても重音で鳴らしてうねりがないところで合わせるというのがいまいちつかめないのです。
わかりやすい説明やHP,動画のサイトなどご存じの方おられましたら教えてください。
よろしくお願いします。

投稿者:ゴマゾウ     投稿日時:2011/09/18 09:49  ---156.108.131

独学・・・全く先生とかには習ってないの?
だとしたら非常に難しいなあ。左手もだけど、とにかく右手(ボウイング)が重要。ま、そのあたりは置いといて。で、音程ね。

1stポジションで重要なのは何といっても1の指。土台となる。しかし、この1が結構難しい。むしろ3rdポジションのほうが易しい。

G線のA、D線のE、A線のHは隣の弦の4の指でオクターブで確認。または隣の低い弦の開放弦と重音を弾き6度の音程で確認(これはまだ無理か。しかし6度音程や3度音程もヴァイオリン音楽では多く出てくるので後々は必須)。
E線のFisはA線開放弦との6度の響きを覚えるといい。むしろFのほうがとりにくい。これは順番に音階で上がっていき音程感覚を覚える。

3は簡単。それぞれ隣の低い弦とオクターブで確認できる。

1と3が決まれば、2の指をそれぞれに付けるとよい。つまり、G線で1に2を付ければB、3に2を付ければH。同様にD線はFとFis。A線はCとCis。E線はGとGis。

調弦は、まずチューナーでAの音をとりAD、DG、AEと合わせていく。それぞれ完全5度なのでオクターブ(8度)同様うねりがあってはいけない。ピアノ(またはキーボード)で五度を弾き、この響きを覚えるといい。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/09/18 10:36  ---102.165.87

シンフォニアから、
「弦楽器のイントネーション  C.ヘマン著  海野義男監修 竹内ふみ子訳」
という本が出ています。
少し難解な言葉が出てくるかもしれませんが、独力で本当に理解したいなら、その本の関連する箇所を読むのがよいと思います。
音階でそれぞれどの音と共鳴させて合わせるかも、書いてあったように記憶しています。

投稿者:kuro     投稿日時:2011/09/18 16:04  ---185.7.106

音程や響きについてテキストでやり取りするのはどうにも無理があります。
基本的な音程感覚を身につけるためだけでも、実際にレッスンを受けることをお勧めします。
「ためだけでも」と書きましたが、それがそもそもの基本ですから。
左手、右手、耳、全てが関わっています。

投稿者:ゴマゾウ       投稿日時:2011/09/26 11:39  ---156.108.131

隣の開放弦との重音で音程を確認するのなら4度の方が正確でいい(つまり二つの音程間に半音5つの4度は完全協和音)。

勿論、3度や6度の和音もハモるけれど、こちらは不完全協和音で特に弦楽器の場合、奏者の音感や曲によっても微妙に差が生じるのでかえって難しい。

お訊ねの1stポジションで、

G線の場合・・・1(A)は隣のD線開放(0)との重音で4度音程を取る。うねりを生じなければ(完全4度)OK。この時、一度押えた指を音程が合わないからといって上下にずらしてはダメ。弦を押さえた指があたかもキーのように一発で確実に決まるよう繰り返し練習。

1が決まればそれに2を付けるとB。
D線の3がG線開放(0)の1オクターブ上だからそのままG線に指を移動すればC。それに2を付ければH。

あと、基本だけれどG−dur(ト長調)の音階で上がっていく方法。つまり、0−1−2−3(ソラシド)=ドレミファなので、実際に弾きながら自然な長音階の音程感覚をつかむ。

D、A、Eの各弦も同様に音程を取るといい。

あと、バイオリンなどはピタゴラス音律の楽器なので基本ピアノ等平均律楽器とは合わない。先に書いた完全協和音等の響きを確認するには問題ないけれど常に頼るのはNG。正しい音程感覚を養うにはやはり専門の教師につくのが一番の早道。左手よりもまずはボウイング。正しい運弓を体得する為、ひたすら開放弦を弾く日々が続くよ!笑

Q:Caressa & Francais violin
投稿者:Maiko     投稿日時:2011/09/24 18:50  ---74.160.125

Caressa & Francais
luthiers du conservatoire de musique
N°40, Paris 1902

とレベルは貼ってあるバイオリンを購入しようか、と検討中ですが、このバイオリンはどなたが作られたか、などはわかりますでしょうか。
そして225万円くらい、というのは高すぎますか、それとも楽器にあった値段でしょうか。

このバイオリンの情報をもしご存知でしたら教えていただけますと光栄です。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/09/25 10:21  ---102.165.87

フランスでは由緒ある系譜の有名な工房ですので、ネット検索してもたくさんひっかかりますよ。例えば、Googleなどで、下記をキーに検索してみてください。
Caressa & Francais
2名の製作者兼経営者の名前が合体したものであることがわかるでしょうし、どの工房を引き継いだものかも書いてありますし、過去のオークションでのかなりの数の落札記録もあります。
(オークションの落札価格はお店の仕入れ価格のベースとなるものであり、それを2.5〜3倍したものを、いったん店頭価格として試算してみてください。)

また左上の過去ログ検索から、同じキーワードで検索すると、いくつかQ&Aにヒットします。

投稿者:Maiko     投稿日時:2011/09/25 14:12  ---74.160.125

弦喜様、
コメントをいただきましてありがとうございます。

この工房が有名なのも、
ネットでたくさん出てくるのも、
以前どなたがが質問もされたのも承知で書いた質問でした。

書き方が悪かったです・・。
すみません。
このラベルに他の方の名前が書いていないという事は、
マスターメイドと考えて良いのか、
この40番という番号から何かわかることがあるか、
などが知りたかったのです。

お手数おかけいたしました・・。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/09/25 15:50  ---102.165.87

この会議室でも、何度も書かれているように、ラベルはあくまでも飾りと考え、真贋は楽器本体で判断すべきです。その楽器とは関係ない製作者のラベルが貼られた楽器の方が、圧倒的に数が多いのですから。

また、ラベルは個人名ではなく、工房の名前のラベルですので、マスターメイドという概念でなく、その工房のどのグレードのものか(経営者含む確かな腕の職人がほぼ一人で作っているのか、分業でやっているのかなど)という捉え方の方が正しいと思います。
通し番号については、存知あげませんので、詳しい方の書き込みがあることを期待しましょう。

お店の方に、オークションでの出品時の記載や、来歴の記録などがないか、も確認すべきかと思います。

Q:ヴィオラの弦高とネックの下がりについて
投稿者:びおびよ     投稿日時:2011/09/18 22:36  ---111.14.197

こんにちは。ビオラ弾きです。いつも楽しく読ませて頂いており、参考にさせて頂いております。
以前も一度質問をさせて頂き、大変参考になりました。

今回はヴィオラのネックの下がりと弦高について質問させて下さい。

良く行く楽器店で毛替えをしたところ、ネックが下がっているとの指摘を受け、ネックの入れ直しを奨められました。(ただし、楽器を購入した店ではありません。)

しかし、前回の質問時にも書かせて頂きましたが、半年前に楽器を落として…(涙)ネック外れ&ボタン割れにて修理しています。(ボタン割れについては、接ぎ木を当てて強度を確保した修理をしています。ネックは入れ直しています。この修理は楽器購入先にて行いました。)

指摘を受けた楽器店からは、
『ビオラの場合、指板の延長上で駒と交わる個所の高さ(便宜上高さAとします)は32mmが基準。(駒の高さ基準は37mm)』
と教えて頂きました。
自分の楽器を確認すると、上記の高さAは29.5〜30mm程度でした。指板の弦の高さはA線で5mm超、C線で6.5mm弱でした。(駒の高さは37mmです。)

しかし、気になり予備楽器で同じ寸法を確認すると、高さAも、弦高も指摘を受けた楽器とほとんど同じだったのです!何が正しいのか分からなくなりました。

そこで質問なのですが、

・高さA=32mmというものは一般的でしょうか。または、楽器や工房の考え方により異なるものなのでしょうか。(バイオリンは高さA=27mm, 駒高さ32mmとの情報がネット上で複数で確認出来ました。)
・自分の楽器の状態は、確かに弦高は高めとしても一般的にこれくらいはあり得る(弾きやすさも許容内で、音も十分なクオリティが出る)範囲でしょうか。
・ネックを継ぎなおして半年ですが、きちんとした修理がされていることを前提に、半年でネックが下がってくることはあり得るものなのでしょうか。(修理跡は綺麗です。湿度変化等でネックが下がってくることは聞いたことありますが、半年なので…)
・実際に弦高を下げる修理をする場合、単純計算駒高さで調整すると2mm分も調整が必要とかなりの量に思えるのですが、ネック上げが必要になるでしょうか。(駒調整では音のクオリティは低下すると指摘を受けた楽器店から聞きました。)

長々と失礼しました。よろしくお願いいたします。

投稿者:p     投稿日時:2011/09/19 00:53  ---48.220.11

一応お約束の「個人的な意見」ですが
結論から言いますと
>弾きやすさも許容内で、音も十分なクオリティが出る
とのことなので急いでネック上げはお勧めしません。

>高さA=32mmというものは一般的でしょうか。
一般的な基準値です。があくまでも基準値です。
ビオラですのでサイズの違いもあり32〜34mmというのもあります。もちろんそれ以下で弾いてる人もいます。
お店にもよるでしょうけど 標準値-2mmで音やボーイングに不満がなければとりあえず様子見というところもあるでしょう。

>指板の弦の高さはA線で5mm超、C線で6.5mm弱でした。
過去ログを読ませていただいて前回の修理では駒を流用ということで
よろしいでしょうか?
不幸な事故の前に交換された元々の駒や
修理直前及び直後の弦の高さがわかりませんので修理のあとに
下がってきた実感があるかにもよりますが
修理のあとに下がったと仮定すると0.5〜1.0mmネックが下がったことになりますね。(C線だけみると数字的にはちっとも下がってませんが)

>半年でネックが下がってくることはあり得るものなのでしょうか。
これに関してはあり得るとしか言えません。
ネック下がりは差し込み部分の精度もありますが
ネックの太さ・厚み、楽器全体の動きも原因となりますので

投稿者:びおびよ     投稿日時:2011/09/19 02:10  ---111.14.197

p様

早速のレスありがとうございます。参考にさせて頂きます。

1点小生の説明が上手く出来ていないところがありました。

・自分の楽器の状態は、確かに弦高は高めとしても一般的にこれくらいはあり得る(弾きやすさも許容内で、音も十分なクオリティが出る)範囲でしょうか。
⇒あり得る=弾きやすさも許容内で、音も十分なクオリティが得られますか?、という意味です。

自分の感覚ですと、弾きやすさについては正直分かりません。(週何回か触っていますし、その時に弾いている曲でポジションを使う場所も変わってきてしまうので…)音のクオリティもやはり同じです。(すごく不満という訳ではないですが…)


 追加情報ですが…

c線の弦高はもしかしたら7mm超あるかもしれません。(定規を垂直に立てたかちょっと不安です…)

駒については、修理後に再制作はしていませんが、調整はしてもらいました。
修理の後に下がった実感は…明らかに下がった、という感じはないです。

ちなみに、ネックは細い目で薄い目です。かなり弾き易いネックです。(ドイツの新作です。)

中途半端な回答ですみません。

投稿者:ぱぴこ     投稿日時:2011/09/19 21:13  ---14.51.152

 不都合を感じていなかったらネックの入れ直しは必要ありません。ネックの高さは表板の盛り上がりに等他の部分も加味する必要があります。、杓子定規的に32mmから34mm等と決めつけ無い方が良いと思います。

 Cカーブに弓のリングをしょっちゅうぶつけてしまうとか、音量が小さすぎて演奏に支障がある等と言う事が無い限りはネックをいじるべきではありません。

 私なら余計な御世話だと言ってやります!

投稿者:q     投稿日時:2011/09/23 13:43  ---249.117.206

魂柱を緩めに立てて弦を張って半年も経てばそうなってもおかしく無いかも。もう半年様子見して下がったら報告。

Q:弓の折れについて
投稿者:イーストスロープ     投稿日時:2011/09/19 01:24  ---33.1.105


 こんにちは。弓の折れについての質問です。昔ヴァイオリンのレッスン中に教室の床カーペットに弓の先をひっかけてしまい、弓の先端部(とがっているところ)を折ってしまいました。7000円くらいで工房でくっつけて修理してもらったのですが、どうもそれ以来細かいリズムのときに行う移弦がうまくできないような気がして気になっています。
 そこで皆さまに質問なのですが、やはり弓はいったん折れてしまうと、もう本来の性能(移弦のしやすさや、弦の吸いつきやすさなど)を失ってしまうものなのでしょうか?いわゆる、もう使い物にはならないというか・・・。よろしくお願いします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/09/19 11:07  ---102.165.87

「足の骨が折れたらスポーツはできなくなるのですか」に近い、漠然とした質問に思えます。
当該の弓の先端部が、どこを意味するのか、範囲が広くてよくわかりません。
修理内容も書かれていないので、現在のその弓の状態が理解できません。

なお、弓の折れに関する記述が、例えば下記(よく参照されるサイトです)にあります。
http://www.sasakivn.com/werkstatt/qa/bogenrep.htm

投稿者:かめ     投稿日時:2011/09/19 11:10  ---5.33.64

弓の先端部(とがっているところ)というのが気になりますね。
チップ部分だとしたら、7000円という金額は高い(材料によっては
あり得る)、ヘッドなどの木材部の破損だとすれば安い(きちんと
した修理がされていない可能性もあり)金額です。
もし木材部の破損だとして、きちんと楔を打ち込んで補強してある
としたら、とてもその金額で収まる修理ではないと思います。
おそらく膠を流し込んで固定したか、ひどい場合木工用ボンドや
瞬間接着剤で接着した程度でしょう。

ともあれ、オリジナルの状態とは変わっているので、弾き味が
変化していても不思議ではありません。極端な話、購入した弓を
一度毛替えしただけでも、買ってきたときの弾き味とは変わって
しまいます。

実際にその弓を見たわけではないので、どのような弓でどのような
修理が行われたかわかりませんから、明言はできませんが、
修理してまで使っているということは、それなりの弓なのか
それなりのご事情があるのでしょうから、弓の変化を受け止めて
お使いになればよろしいのではないでしょうか。

投稿者:イーストスロープ     投稿日時:2011/09/19 16:26  ---32.252.141


 弦喜様、かめ様

 ご回答ありがとうございます。安い量産の弓なのですが、軽くて使い勝手がよかったので気に入って使っていたものです。かめ様のおっしゃる通り、変化を受け止めて使い続けたいと思います。

Q:顎に挟む布
投稿者:大学からのビオラ弾き     投稿日時:2011/09/13 21:01  ---14.65.23

こんにちは。お久しぶりです。表題の通り、顎に挟む布(ハンカチ?)についての質問なのですが毎週日曜にNHKで放送されているN響アワーの当時のビオラ首席奏者の店村さんや、同じく首席の佐々木さんが顎に挟んでいる真っ白な布は何という生地のものなのでしょうか?市販で手に入るのでしょうか?検索サイトで「弦楽器 顎に挟む布」などと検索をかけても、いまいち明確な答えが出てこないのでいつも不思議に思っていました。どなたかご存じの方いらっしゃいましたら、ご教授くださいよろしくお願いいたします。

投稿者:OPTICA     投稿日時:2011/09/14 10:33  ---96.67.234

直接尋ねたわけではないですが、普通の白いハンカチでは無いでしょうか? 木綿なのか、シルクなのか、特殊な化繊なのかはわかりません(その素材が知りたいというのであれば申し訳ありません)。

N響ではありませんが、都内某オケのヴィオラのトップの方に一時期習っていたことがありますが、その方はクリーム色の大きな眼鏡拭きの様な織の生地を挟んでました。(いっつも同じで汚れていてあまり奇麗な感じがしない・・・ 内緒)

投稿者:mani     投稿日時:2011/09/14 22:11  ---17.48.36

下記を見るとそれ用の布の特許をとっていらっしゃるようですね。
是非ご参考ください。

http://www.patentjp.com/16/B/B100726/DA10001.html

投稿者:とんこ     投稿日時:2011/09/14 22:34  ---21.10.252

正確に読み取るのは困難で斜め読みですが非常に興味深い特許ですね。

実際に商品化されているのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃったら教えていただきたいです。

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2011/09/15 10:24  ---13.51.97

 上記の特許出願については、出願したただけで、期限内に審査請求をしなかったため、みなし取り下げの処分を受けています。従って、権利が発生することはありません。構造的な事を内容としたものだったようですね。

投稿者:大学からのビオラ弾き     投稿日時:2011/09/17 21:48  ---14.65.23

皆様、ご意見ありがとうございます。やはり、黒に対しては白、という見栄え的な問題なのでしょうかね…。私の場合は、単純に汗っかきなものですから楽器を保護するために顎に市販のハンカチを当てています。よく、ずっと引き続けるソリストの方などは汗で自分の顔も楽器もだらだらになっているかたがいらっしゃいますが、まさにそんな感じです。夏はもちろん、冬のコンサートでも顎当て用、汗拭き用と2枚持ってステージに上がらないとえらいことに…。

Q:バイオリン用のオイル
投稿者:マスオ     投稿日時:2011/09/15 08:26  ---144.241.221

バイオリンのボディを磨くオイルですが、練習後に毎回磨いたりしても良いものなのでしょうか。
ニスが薄くなっていったりしないでしょうか。
よろしくお願いします。

投稿者:かめ     投稿日時:2011/09/15 15:32  ---4.185.80

オイルの種類によっては研磨剤が入っていたりするので、
お勧めできません。

普段、練習後に楽器を拭くのは、普通の乾いた布でよいと思い
ます。磨くというより、松脂や汗、埃などを拭き取る程度で
十分です。

投稿者:マスオ     投稿日時:2011/09/16 08:16  ---144.241.221

ありがとうございます。
私の楽器は経時乾燥によりニスが硬くなっているらしいです。
まだ10才ぐらいですが、はがれや細かい割れなどの症状もあり、音にも影響するとのことで、工房の人に毎回塗ると良いといわれました。
使用しているのはクレモニーオイルポリッシュというやつです。
オイルはサービスでいただきました。
1回磨いただけでスジ状の傷が見えなくなりました。
しかし、これだと毎回磨いたらニスが薄くなるんじゃないかな・・・と。
同じ布を使ってやってくれと言われたので、ニスが溶けても布に残留したものが付着することで、ニスを塗っているのと同じ感じで大丈夫なのかもしれませんが、みなさんどう思われますか。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/09/17 07:54  ---102.165.87

工房は、そのオイルポリッシュで”磨きなさい”、と言っているのですか。
例えば、乾燥肌の人は、保湿成分のあるクリームをぬって就寝したりしますが、それと同じように、そのポリッシュのオイル分をニスに与えなさい、と言っているように思います。
となると、磨く(擦る)という行為とは思わず、「ニス全体に塗布して、それをできるだけ力をいれずに拭き取る」という考え方に変えたほうがよいと思います。それで、もしニスが薄くなっていくのであれば、ひび割れてはげ落ちるのと、ニスが薄くなるという副作用を天秤にかけて、どちらを選ぶか決断せねばなりません。

なお、上記治療がある程度すすめば、ニスの乾燥がやわらぎ、塗布の頻度を減らせるようになるのかは、工房の人に確認ねがいます

Q:チェロのチューニング
投稿者:チェロ弾きの翁     投稿日時:2011/09/12 14:54  ---124.216.118

チェロを始めて数年になりますがいまだに、楽器をかまえたまま重音を鳴らしながらの左手でのチューニングができません。コツがあればどなたかお教え下さい。よろしくお願いします。

投稿者:シュテファン     投稿日時:2011/09/14 22:10  ---175.84.160

レスつきませんね。

コツというか、見よう見まねの慣れなんですが。
ペグがスムーズに回らなければ片手は難しいですよね。
具体的にどう困っていらっしゃるのでしょうか。

投稿者:ROMEOANT     投稿日時:2011/09/14 22:57  ---181.49.222

具体的なことが確かにわかりません。

音は自分の耳で理解(判別)できているのでしょうか

ペグを回すことよりも、テールピースのアジャスターを使って調弦することの方が多いように思うのですが…

何が不得手かが漠然としてます。

投稿者:マコ     投稿日時:2011/09/15 07:21  ---143.245.129

調弦についての興味深い記事を見つけました。
ご参考になれば
http://cello.weblogs.jp/goshu/2010/06/調弦は深い.html

投稿者:マコ     投稿日時:2011/09/15 07:25  ---143.245.129

すいません。これではダイレクトにとびませんね。
上記リンクでプログを開いて、
記事会検索ボックスに「調弦は深い」と入力したら見つかります。

Q:肩当なしのチューニング
投稿者:ネピドー     投稿日時:2011/09/11 12:43  ---103.248.164

肩当を使っていない方に質問なのですが、肩当なしでも普通にすばやくチューニングできるものなのでしょうか。ヴィオラなんかは特に厳しいような気がするのですが・・・。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/09/11 21:12  ---102.165.87

とくに問題はないと思いますが。
多分、肩当てなしで弾いたことがない人は、E線のアジャスタを左手で回す時が一番苦労するのでしょう。(その時だけは楽器を顎と肩で挟んで持たざるをえないので。)

D線,G線を調弦するときは、中指と薬指で糸倉を両側から挟んで、親指と、人差し指(+中指)でペグを回しますので、楽器は中指と薬指で下から支えられます。
A線、E線をペグで調弦する時は、人差指と中指の間に糸倉を入れ、人差指を丸く曲げて根元と指先で糸倉を支え固定し、ペグは、親指と、中指+薬指で回します。
上記の調弦の時には、楽器は軽く楽に持って、ほとんで顎では挟みません。
ペグを押し込みながら調弦しないといけないような楽器状態の時も、ペグと逆側の指が壁となり、ねじり込むようにペグを回します。

ヴィオラも、スクロール側を下げ左に振れば、左手は届き易くなります。こちらは、顎当てがない方が自由に楽器の向きを変えられるので、逆に楽かもしれません。

上記は、オートマ&パワステの車しか乗ったことのない人は、それらのない(なかった頃)の車は乗れない、というのに近い話かもしれません。

Q:鎖骨に楽器が刺さるように当たる
投稿者:ぺり     投稿日時:2011/09/09 00:11  ---221.174.134

長年ヴァイオリンを弾いていますが、楽器が鎖骨に刺さるように当たってしまい、長時間の演奏で鎖骨付近が痛くなります。
具体的には、鎖骨の付け根付近(完全に付け根ではない)に、楽器のテールピースの下付近の部分が当たり、
楽器を構えると、最低限の力で構えても、頭の重みで楽器が鎖骨に押し当てられてしまいます。

↓がその図になります。
http://pr55.net/img/IMGidEwwd.jpg
図の、楽器の赤い部分が、鎖骨の赤い部分のように当たります。
演奏後には、鎖骨付近に図のように楽器の痕が付いています。

どのような肩当にしても鎖骨に楽器の痕が付いてしまい、痛くなってしまい困っています。
このとき、肩当によっては下図の赤い部分だけが体に触れていることがあります。(そうならない肩当もあります)
http://pr55.net/img/IMG0i3AWf.jpg
どのように構えれば痛みなく構えられるのでしょうか。
自分の先生に相談しましたが、解決できず先生もお手上げといった状態でした。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/09/09 01:48  ---102.165.87

情報として、
1.顎当ての種類
2.顎当ての足のタイプ
3.いつもやっている肩当ての取り付け方(楽器に対する角度)
を、お知らせください。

図を見ると、楽器の裏板のエッジが、鎖骨に斜めに当たっているように見えますが、その理解でよいですか。

体型からくるものかもしれませんが、通常の体型であれば、極端に楽器の糸巻き側を上に上げているとか、楽器を左にふってかつ傾けているとか、楽器を非常に浅く挟んでいるとか、何か構え方の癖により発生している可能性が高いように思います。

最小限の力で構えた時というのは、顎ではさまず、左手で支えて楽器を自由に動かせる状態だと思うのですが、その時なぜ頭の重みの話が出てくるのかも疑問です。楽器を、鎖骨と顎で強く挟みこまなければならないと思い込んでいませんか。

投稿者:ぺり     投稿日時:2011/09/09 09:55  ---221.174.134

ありがとうございます。

1.顎当ては、ブリッジ型のもの、片側留めのものを両方所持していますが、どちらでも同じ問題が発生します。
楽器を比較的中心付近で支えるので、構え方にはブリッジ型の方が合っているように感じます。

2.顎当ての足は、ブリッジ型はテールピースの両サイドを通って楽器の裏側に固定されています。
片側留めの方は、テールピースよりも左側を通っています。
ブリッジ型は足がテールピースのすぐ横を通るので、角度によっては足が直接鎖骨に当たってしまいます。
普段は鎖骨の根元(体の中心側)の出っ張っている部分が、顎当ての足と足の間(テールピースの真下)になるようにしています。

3.楽器を裏返して肩当を取り付けたとき、KUNの肩当(裏が黒のプラのもの)では、だいたい楽器に対して並行で、肩当の、左側の一番手前にくる部分と右側の一番手前にくる部分が大体楽器の下端から同じくらいの距離にあります。
ただ、若干右側の方が楽器から距離があるように感じます。
http://pr55.net/img/IMGMhqMgz.jpg

おっしゃる通り、楽器の裏板のエッジが鎖骨に斜めに当たっています。そのため演奏後は鎖骨部分に斜めに楽器の痕が付きます。

自分では、楽器を比較的浅く構えているかと思っています。
構え方について、基本的に左手で楽器の重さを引き受けることはしていません。(そうすることで自由な動きが阻害されると習っています)
正面を向いた状態から首の力を抜くと、頭の重さで顔が多少下を向くことになります。普段はその重さだけで(脱力しているので力は入れていません)楽器を支えています。
特に力を入れずとも、とりあえず構えた瞬間から裏板のエッジが鎖骨に当たっています。

顎当ての端の盛り上がっている部分に顎?の骨を引っ掛けるだけであまり深く構えようとはしていません。
浅く構えても深く構えてもエッジが当たることには変らないのですが、深く構えたほうが当たる角度の都合上、痛みは少ないです。
今のところ、とりあえずエッジが鎖骨に当たらないようにしたいと考えています。
肩当も複数試しましたが、どの肩当を使用しても同じようになります。

投稿者:おりん     投稿日時:2011/09/09 23:25  ---172.3.66

楽器の構え方や、本人の体格、首の長さや太りぐあいなどで一人一人状況が違うとは思いますが感じたことを書きます。

わたしは。ご本人が書かれているように楽器を浅く構えていることが原因だと思いました。
肩当の幅を少し広めに調節して、肩当の位置を今よりも上にして(楽器の中央よりに)セットし、深く構えてエッジを今よりかなり首に近づける構え方に変えることができれば、現在の症状は回避できるのではないかと思います。その際、顎の顎当への当たり方が現在と変わるかもしれません。
問題は、そのことによって弾きにくくなり、演奏に支障がでるかどうかです。もし支障がでるのであれば、今のままにして、鎖骨部分にハンカチ、あるいは自分でちょうどよいアテ布を作り、痛くなる部分に置くことで対応するのもひとつです。

以上、参考になれば幸いです。

投稿者:弦喜     投稿日時:2011/09/10 00:06  ---102.165.87

私見ですが、一度、基本に戻って、肩当てなしで弾く事をおすすめします。
それで自然に構えて弾けるフォームが基本形であり、それに対しハイポジション等を楽に弾くための補助的な道具が肩当て、と考えてはどうでしょうか。

左手(の親指)で支えることを嫌い楽器の重さを鎖骨に集中させ、また浅く構えることで裏板と面で接することができず線や点で鎖骨に負荷がかかる、となると、鎖骨としてはたまったものではない、という状況となります。
また浅く構えるだけでなく、多分楽器を水平あるいはそれ以上に高く構えていることはないでしょうか。それにより裏板のエッジがさらに当たりやすくなります。
加えて、斜めにエッジがあたるということは、楽器の傾きを大きく構えている可能性が高いのではないでしょうか。

肩当てなしで素直に自然に構えてみることで、本当のリラックスしたフォームが見えてくるのではないか、と思います。

投稿者:q     投稿日時:2011/09/10 12:00  ---162.137.170

いったん腰から上を左にひねって首も左に向けるだけ向けて肩当て無しで構えて何か気が付くことな〜い?。