Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:鳴りの改善
投稿者:チェロマン     投稿日時:2012/03/31 20:44  ---82.122.97

現在ピグマリウスの一番安いグレードのチェロを弾いています。
一応、合板ではなく、単板・オイルニス仕様とのことです。

あまり鳴りがよくないのですが、駒・魂柱・エンドピンのアップグレードで鳴りを良くするのは可能でしょうか?

それとも、やはり本体そのものを買い替えた方がよいのでしょうか?

投稿者:マコ     投稿日時:2012/04/01 08:20  ---143.245.129

現状がよくわかりませんが、
パーツをアップグレードしたら音は変わるとは思います。
その前に先ず現状の確認が必要だと思います。
今の状態で駒や魂柱等の調整によってベストの状態を目指し、
それでどうか。
それでもまだ良くしたい場合にはパーツをどうするか。
というような道筋でしょうか?

投稿者:masa     投稿日時:2012/04/03 13:28  ---20.108.67

失礼ですが、チェロマンさんがチェロを初めて何年経つか、その楽器を何年弾いておられるのかでお答えは違ってくると思いますのでその旨をお書きになるのが宜しいかと思います。

もちろんパーツをアップグレードする事で音も変わりますし、買い替えでももちろん変わります。

車にたとえれば、タイヤ、エンジンのチューンアップ、サスペンション交換でも乗り心地は大きく変わりますよね。
でも1000CCの車は所詮1000CC、3000CCに買い替えれば前々違いますよね。でも満足度はまた別物ですので、お財布と相談になると思います。

Q:共振
投稿者:sakura     投稿日時:2012/03/29 00:07  ---21.147.25

いつも楽しく拝見させていただいています。ヴァイオリンを習い始めて6年半です。65年前に製作され今まで35年間ほどは誰も弾いていなかったヴァイオリンを縁があって1年前に譲っていただいて、この1年ほとんど毎日1時間ほど弾いています。最近だんだんと音がよく響くようになってきました。先日、先生が弾いた音に私のヴァイオリンが共振して裏板が響いたように感じたのですが、自分は弾いていないのにそういうことはあるものなのでしょうか?それとも自分の勘違いなのでしょうか?(ちなみに肩当ては使っていないので胸のところに裏板が触っているような感じで軽く持っていました。左手も弦には触れていませんでした。)

投稿者:弦喜     投稿日時:2012/03/29 09:26  ---102.165.87

共振しますよ。少なくとも、下記の2つのケースがあります。
1.2挺の調弦が合っていると、片方の楽器で弾いた音の震動に反応して、もう一つの楽器の弦が共振します。弾いた音と同じ高さの音はもちろん、その音の倍音にあたる高さの弦や、オクターブ下の高さの弦なども共振します。弦に触れる事なく開放していると、弦が勝手に振動し、また弾いている方を弾きやめてもその弦の震動で音が残っているので。よくわかります。
この共振は1挺の楽器の4つの弦の間でも起こりますので、音程を合わせる参考になったり、共振が当然発生することを考慮して曲作りがなされたりします。

2.楽器本体も、本体が共振しやすい音の高さの大きな音が鳴った時、弦とは関係なく震動します。例えばオーケストラなどで金管楽器が演奏し自分が休んでいるとき、楽器が金管楽器のある音程の時に震動しているのを、楽器を支えている左手に感じます。
これは1挺の楽器でも演奏中に発生しますので、その楽器の音の個性として現れたり、特に低弦楽器において厄介なウルフといわれる、特定の音で弦の振動の音が打ち消され響きのない変な音になる現象を生んだりします。

投稿者:猫丸     投稿日時:2012/03/29 10:52  ---106.119.140

周りの音量で共振を感じるか、感じないかが決まります。
少人数のアンサンブルでは、気が付かないことが多いでしょう。
オーケストラの場合で、狭いリハーサル室、たとえば、東京文化会館のBリハだと、ビリビリ共振します。

投稿者:sakura     投稿日時:2012/03/29 21:48  ---21.147.25

詳しく教えていただき有難うございます。やはり共振していたのですね。ヴァイオリンってすごいですね。ちょっと感動しております。はじめはこんな年齢で弾けるようになるのかしらと思いながら49才で始めたヴァイオリンですが、今では同じ先生に習っている2組の親子の方たちとアンサンブル(モーツァルトのカルテットやヴィヴァルディの協奏曲など)の練習もするようになりました。ヴァイオリンの響きを楽しみながら少しづつでも上達するように楽しんで続けていきたいと思います。どうも有難うございました。

Q:胴長の測り方
投稿者:その人は     投稿日時:2012/03/26 00:26  ---132.82.155

楽器の胴長を測る場合、具体的にはどこからどこの長さを測るのでしょうか。裏板の中央部分において、ボタン下からお尻の部分の端という理解でよいのでしょうか(分かりにくくてすみません)?

投稿者:弦喜     投稿日時:2012/03/26 23:49  ---102.165.87

はい。(ボタンは含みません)

Q:バイオリン製作者について
投稿者:マキ     投稿日時:2012/03/24 22:36  ---173.104.131

Franciscus Bovisというラベルのバイオリンがあるのですが、
製作者についてご存知のかた教えていただけますでしょうか?

投稿者:その人は     投稿日時:2012/03/25 01:45  ---.9.179

ニースの製作者です。

投稿者:また     投稿日時:2012/03/25 08:34  ---15.245.53

ヤフオクかなにかでしょうか?(eBay等にも時々登場する名前です)

ネットの販売でなぜ1899年が多いのか、不思議です。もちろん他の年もありますが
おそらく元ネタは、以下のクイケンの情報でしょうね。

Sigiswald Kuijken, violin I(Franciscus Bovis, Nice 1899)

Q:ビオラとバイオリンの値段差
投稿者:真理尾形     投稿日時:2012/03/23 01:11  ---7.188.93

某バイオリン店でモダンフレンチの製作者によるビオラが250万で売られているのですが、同じ製作者の手によるバイオリンは同じ店ではいくらになるものでしょうか?ビオラの方が高いと聞いたもので質問いたしました。

投稿者:はたかけ     投稿日時:2012/03/23 17:18  ---148.4.164

そのお店でお尋ねになればすぐ解決するのではないでしょうか?たとえ普段扱って無くても、憶測でなくちゃんと制作者に問い合わせた上で販売額を算出して下さると思いますよ。

Q:オリーブのD線
投稿者:ざらこ     投稿日時:2012/03/17 06:10  ---17.60.32

こんにちは。今の楽器を使い始めてもう20年以上しています。以来ずっと、G,D線はオリーブを使ってきました。
A線はシノクサを使ってます。


最近、ネットで購入したオリーブD線(ゴールドアルミニウム)なのですが、どうしても音色ががさがさ、ざらざらした音がします。
今までこんなことは一切ありませんでした。
シルバーとゴールドアルミニウム、どのような差があると思いますか?

さらに調弦もD線だけがぜんぜん定まらず、5分おきくらいに調弦をしています。(張替たてじゃなくても)

これは、楽器に問題があるのでしょうか、それとも弦が問題なのでしょうか。それとも弾き方でしょうか。

音色がざらざらしているのは、弓の毛の問題でしょうか。
でも、A,E線のときは、なめらかに気に入った音がさっとでます。

毎日毎日気になって、いろいろ試行錯誤してますが、どなたかアドバイスをいただけましたら幸いです。お願いします。

投稿者:Oliv使ってます     投稿日時:2012/03/18 20:31  ---2.2.197

2つの可能性があります。
1.たまたま、そのOlivの弦が外れだった。弦ごとに微妙に音が違いますので、ざらざら方向が大きい弦の可能性があります。

2.弦の太さが太すぎるとざらざら・がさがさした音が出ることがあります。1つ細いゲージに張り替えると変わります。

シルバーのDを使ったことがありますが、音質がD線らしくないのでアルミに戻しました。

投稿者:ざらこ     投稿日時:2012/03/19 04:22  ---17.48.123

ありがとうございます。
やはり弦が外れだったのでしょうか・・・
ほかの弦で数日試してみます。ありがとうございます。

投稿者:ドミニオン     投稿日時:2012/03/21 08:12  ---111.103.6

はじめまして。
私もはじめてオリーブを最近張りました。
最初は音程がぜんぜん安定しませんよね。巻いても巻いても下がってしまうので、切れないかと心配でしたが2日目でようやく安定してきました。
最初はなじんでいないのかイマイチの音色でしたが、弾きまくってると音色もいい感じになりました。
ざらこさんもある程度弾いてみたら変わるかもしれませんよ。
これは経験から他の弦でも同様のかと思われます。
ご参考になれば幸いです。

投稿者:ざらこ     投稿日時:2012/03/23 03:58  ---22.44.170

ありがとうございます。1週間使っても安定せず、音色もがさがさで、結局、この弦は外れだったのかも、と使うのをやめてしまいました。前使ってたものにとりあえず替えたら、元の音色に戻ったのでやはり弦が悪かったのかなと思います。
やはりガット弦は音がいいけど、安定せず大変ですよね。

Q:高音
投稿者:ゆきちゃん     投稿日時:2012/03/20 14:42  ---216.140.54

こんにちは。

この前バイオリンを弾いていたら、
「ポジション移動した後の高音が苦しそうに聴こえる」

と言われました。自信がないわけではないと思うのですが、やはり無意識に音が小さくなってしまっているからそう聴こえるのでしょうかのでしょうか。なぜだと思いますか?

それか、高音を弾く時のコツがあれば教えてください。

回答よろしくお願いします。

投稿者:真理尾形     投稿日時:2012/03/21 00:49  ---7.188.93

奏法の問題では無く楽器の問題かもしれませんよ。スチューデント用バイオリンはハイポジションが苦しそうになり、発音が悪い場合があります。良いバイオリンで長くハイポジを熟達者が弾きこんだバイオリンは、呼吸をするようにハイポジが楽に出て、たとえばDのハイポジの音がA線の音かと間違えるほど自然にでます。私のバイオリン探しの旅もそこから始まりました。今はとても納得のいくハイポジの音が出せれて満足しています。

投稿者:ドミニオン     投稿日時:2012/03/21 08:29  ---111.103.6

はじめまして。
私は入門用のスズキとイタリア新作を所有していますが、やはり楽器の良し悪しでハイポジの出しやすさはぜんぜん違いますね。
弓も同様に影響すると思います。
楽器を2つお持ちでしたら引き比べすることで楽器の原因か、技術的な原因か判断できると思います。
あと、私の場合いつもそうなんですが、ロウポジションでも楽器の鳴らしはじめはいい音がでませんよね。
10〜20分ほど弾きまくってるといつもの音がようやく出るのが私の楽器です。
普段使っていないポジションについても同様のことが言えると思います。
そこで試して欲しいのがハイポジションでのスケールを10分ほどやってみてください。
楽器が響くようになって綺麗な音が出るかも知れませんよ。
ご参考までに。

Q:バイオリンの棹のクリーニング
投稿者:マロンパイ     投稿日時:2012/03/12 21:16  ---57.115.21

 練習の後は毎回必ず清潔な布で棹を拭いているのですが、最近、手に汗をかいた状態で棹を触ったときに、軽くベタつきを感じるようになりました。

 バイオリンの棹が汗や手垢でベタついてきて、布で拭いただけではベタつきがとれなくなってきたときは、どんな風にクリーニングすると良いでしょうか?

 どなたかご教示いただけると幸いです。どうかよろしくお願いいたします。

投稿者:セイジ     投稿日時:2012/03/13 01:02  ---151.3.233

棹の裏側のベタつきをなくす塗料があります。

それを塗ると棹の表面が常時サラサラの状態となり

とても弾きやすくなります。

弦楽器工房でご相談ください。

投稿者:マロンパイ     投稿日時:2012/03/13 20:00  ---57.115.175

 セイジ様。ご回答ありがとうございます。

 棹のベタつきをなくす塗料があるとのことですね。

 田舎暮らしでなかなか工房に行けないため、手っ取り早く自分自身で棹をクリーニングする方法をご教示いただけると助かります。

 引き続きどうかよろしくお願いいたします。

投稿者:ぼわらん     投稿日時:2012/03/14 20:20  ---2.57.119

松脂を左手に持って弓を右手に持って松脂を塗ると、左手に松脂の粉がかかって、それがサオにひっついてしまう、というようなことがあります。それが蓄積されると、サオがベトツク、ということになります。そういうタイプのベトツキを除去するには、消毒用アルコールを水道水で2倍くらいに薄めて、それを脱脂綿に含ませて、軽くサオを拭いてやると、ベトツキがだいぶ減ります。サオを拭く際には、サオのうちニスの塗られた箇所はけして拭かないように、あくまでも、サオのうちニスの塗られていない部分だけを拭くようにして下さい。

セイジさんが述べている
>棹の裏側のベタつきをなくす塗料
ってのは何のことやら?

さらに
>それを塗ると棹の表面が常時サラサラの状態となり
ってのは初耳。

手の汗が染み込まないようにサオには何らかの塗料が塗られているのが通例だけど、マロンパイさんのように、演奏しているうちに徐々にサオがベトついてくるということはあり得る。
サオを常時サラサラな状態に保てる塗料って一体何なんでしょうね?

投稿者:セイジ     投稿日時:2012/03/14 20:51  ---151.3.233

>ぼわらん さん


以前、所有する新作楽器の棹が質問者と同様の状態になったとき、弦楽器工房でべたつき防止剤(?)を塗ってもらったことがあります。

薬品名は存じません。

ニスをいじることになるので、素人が扱えるものではないのでしょう。

投稿者:通りすがり     投稿日時:2012/03/15 20:23  ---109.201.147

>消毒用アルコールを水道水で2倍くらいに薄めて、それを脱脂綿に含ませて、軽くサオを拭いてやる

 これは酷すぎます。絶対にやらないでください。
 万が一ニスに飛沫がかかったら悲惨なことになりますよ。
 ネックに透明ニスが塗られている場合はそれも溶けます。
 
 柔らかい布にうすい石鹸水をしみこませて拭くのが無難です。

投稿者:ぼわらん     投稿日時:2012/03/15 22:24  ---2.57.119

>柔らかい布にうすい石鹸水をしみこませて拭く
ってのは、たしかに安全だしそこそこクリーニング効果があるのは認める。ちょっとしたベトつきであれば、この方法で十分。

でも、サオのベタつきがしつこい場合は、消毒用アルコールを水道水で2倍くらいに薄めて、それを脱脂綿に含ませて、軽くサオを拭いてやる方が、より効果が期待できる。

ここでのポイントは、消毒用アルコールを水道水で「2倍に薄める」ということと、それを脱脂綿に含ませて「軽く」サオを拭く、ということ。

消毒用アルコールを水で2倍に薄めた上でささっと軽く拭けば、サオに塗られている透明ニスが溶けることはない。

そもそも自分でクリーニングをする自信の無い人は、プロの職人に任せるべき。

投稿者:セイジ     投稿日時:2012/03/16 04:38  ---151.3.233

〉ぼわらんさん


行きつけの弦楽器工房の店主は、「ニスを扱えない素人はクリーナーのような艶出し液を楽器に塗るのも控えるべき」と言ってます。

専門家にクリーニングしてもらわないと危険だというのです。


消毒用アルコールの濃度は70〜80%。水で2倍に希釈しても35〜40%になります。市販のクリーナーよりも危険性は高そうですね。


「ささっと軽く拭けば、サオに塗られている透明ニスが溶けることはない」そうですが、何回までなら「ささっと」やっていいのでしょうか?

1回限りですか? それとも、べたつきが出るたびに、何度拭いても大丈夫なのでしょうか?



質問者は「手っ取り早く自分自身で棹をクリーニングする方法」を聞いております。

どうクリーニングしてよいのか知らない素人に対して、「自分でクリーニングをする自信の無い人は、プロの職人に任せるべき」とおっしゃるなら、アルコールを塗る方法を推奨なさる必要はなかったのではないでしょうか。質問者は、そういう自信がないので質問しているのです。

投稿者:ぼわらん     投稿日時:2012/03/16 07:45  ---2.57.119

>消毒用アルコールの濃度は70〜80%。水で2倍に希釈しても35〜40%になります。市販のクリーナーよりも危険性は高そうですね。

セイジさんの発言のお陰で自分の書き間違いに気づいた。消毒用アルコールを水で2倍に薄める、と前回書いたけど、「3倍に薄める(3倍希釈)」の間違いなので、訂正する。
誤解の無いように改めて書くと、消毒用アルコール:水=1:2という具合に薄める。
これくらい希釈すれば、安全にサオのクリーニングができる。


>「ささっと軽く拭けば、サオに塗られている透明ニスが溶けることはない」そうですが、何回までなら「ささっと」やっていいのでしょうか?1回限りですか? それとも、べたつきが出るたびに、何度拭いても大丈夫なのでしょうか?

サオの表面をなぞるような感じで軽くひと拭きする程度で十分。
クリーニングは、頻繁にやり始めるとキリがないので、ベタつきがしつこくなって明らかに支障を感じたら拭くという程度で十分。

投稿者:マロンパイ     投稿日時:2012/03/17 21:28  ---57.115.146

 ぼわらん様、セイジ様、通りすがり様、ご回答ありがとうございます。

 せっけん水を含ませた布で棹をクリーニングしたところ、だいぶベトつきが減りました。でも、まだ少しベトつきが気になったので、薬局で消毒用アルコールを買ってきて、水で3倍に薄めてそれを布に含ませて棹を軽く拭いてみました。

 すると、棹が新品のときのようにさらさらになりました。棹に塗られている透明ニスは、特に変化していないように見えますので、大丈夫なのだと思います。

 このたびは親切なご助言をいただきまして、ありがとうございました。

Q:松脂
投稿者:ドラゴン     投稿日時:2012/03/12 18:41  ---83.159.145

新しい松脂を買おうと思っています。
できるだけ引っ掛かりのよいものが良いです。
購入を考えているのがBogaro & Clementeのチェロ用の松脂なのですが、こちらがどんな感じか分かりますか?

投稿者:シュテファン     投稿日時:2012/03/15 00:54  ---175.84.160

Bogaro & Clementeのチェロ用松やに使っています。
まあまあ引っ掛かりの良い方だと思います。
MEROSのダークと同じくらいかちょっと軽いか。

ところで蛇足ですが
Bogaro & Clementeはケースが凝っていて値段の張るタイプより、
リサイクルレザーの包みのタイプの方がお得だと思います。

投稿者:ドラゴン     投稿日時:2012/03/15 19:47  ---108.237.22

ありがとうございます。引っ掛かりがよいのですね。蛇足もありがとうございました。では、レザーの方を探して購入します。ただ、レザーのチェロ用がなかなか見つからなくて…

Q:バイオリンの調整について
投稿者:ポンジュース     投稿日時:2012/03/13 08:14  ---147.220.201

はじめまして。
バイオリンの調整についてお聞きします。
調整は楽器がおかしくなったら出すものだと思いますが、現状よりも音の改善を求めたいときなどでも対応できるのでしょうか。
例えば、もっと音量が欲しいとか、音色をやわらかくしたいとか思ったときに調整で変わったりするものですか。
それとも年に2回とか定期的に出したほうがいいのでしょうか。
楽器を買ったところではサービスで見てくれる事が多いようですが、他で出した場合はいくらぐらいかかるのでしょうか。
楽器の状態を見てもらうだけでも工賃はかかりますか。
工房によっても違うかと思いますが、一般的にご意見をお願いいたします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2012/03/13 18:45  ---102.165.87

>もっと音量が欲しいとか、音色をやわらかくしたいとか

調整で音色や反応性はかなり変わります。手っ取り早くを求めれば、まずは魂柱と駒の位置や高さを変える、あるいはよいものに交換して作りなおす、ことから始まると思います。

でも、まず調整の基本は、その楽器として不正規な箇所(標準的と言われる状態から逸脱している箇所)を正規な状態にして、その楽器を一番素直に鳴る状態にすることではないかと思います。
その後で、好みによる微調整を加えることになるでしょう。
魂柱の位置と接地状態、駒の高さと削り方と接地状態と溝、テールピースの位置、指板の削り方、ネックの角度、ネットの溝など、見るところや触るべきところは沢山あります。

いったん依頼すること前提で、楽器を見せて状態を見てもらい、見積もりをもらうところまでは、普通無料だと思います。職人がいる弦楽器店で、弦などを購入した時や毛替えの時に、ちょっと楽器の状態を見てもらえますか、というお願いをして嫌がるお店は少ないと思います。今後のお得意さんになるかもしれないので。

各箇所の修理、調整費用は、例えば、このページの上のところからストラッドさんのところについては参照できます。

投稿者:弦喜     投稿日時:2012/03/13 21:41  ---102.165.87

誤字、訂正します。
ネットの溝(誤)=>ナットの溝(正)

投稿者:ポンジュース     投稿日時:2012/03/15 08:17  ---147.220.201

ご回答ありがとうございました。
参考になりました。